Cisco 3200 シリーズ ワイヤレス MIC ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
無線の設定
無線の設定
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

無線の設定

無線インターフェイスのディセーブル化およびイネーブル化

無線ネットワークでの役割の設定

無線データ レートの設定

無線伝送パワーの設定

無線チャネルの設定

ワールド モードのイネーブル化およびディセーブル化

短い無線プリアンブルのディセーブル化およびイネーブル化

送受信アンテナの設定

Aironet拡張機能

イーサネット カプセル化変換方式の設定

連結のイネーブル化およびディセーブル化

無線距離の設定

ワークグループ ブリッジへの信頼できるマルチキャスト配信のイネーブル化およびディセーブル化

PSPFのイネーブル化およびディセーブル化

保護ポートの設定

短いスロット時間のイネーブル化

ビーコン期間の設定

RTSスレッシュホールドおよび再試行回数の設定

データ最大再試行回数の設定

分割スレッシュホールドの設定

ルート親タイムアウト値の設定

ルート親MACの設定

キャリア ビジー テストの実行

無線の設定

この章では、WMICに無線を設定する手順について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「無線インターフェイスのディセーブル化およびイネーブル化」

「無線ネットワークでの役割の設定」

「無線データ レートの設定」

「無線伝送パワーの設定」

「無線チャネルの設定」

「ワールド モードのイネーブル化およびディセーブル化」

「短い無線プリアンブルのディセーブル化およびイネーブル化」

「送受信アンテナの設定」

「Aironet拡張機能」

「イーサネット カプセル化変換方式の設定」

「連結のイネーブル化およびディセーブル化」

「無線距離の設定」

「ワークグループ ブリッジへの信頼できるマルチキャスト配信のイネーブル化およびディセーブル化」

「PSPFのイネーブル化およびディセーブル化」

「短いスロット時間のイネーブル化」

「ビーコン期間の設定」

「RTSスレッシュホールドおよび再試行回数の設定」

「データ最大再試行回数の設定」

「分割スレッシュホールドの設定」

「ルート親タイムアウト値の設定」

「ルート親MACの設定」

「キャリア ビジー テストの実行」

無線インターフェイスのディセーブル化およびイネーブル化

WMICの無線はデフォルトでイネーブルです。WMICの無線をディセーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

shutdown

無線ポートをディセーブルにします。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

無線ポートをイネーブルにするには、shutdownコマンドのno形式を使用します。

無線ネットワークでの役割の設定

WMICはルート ブリッジ、非ルート ブリッジ、アクセス ポイント、またはワークグループ ブリッジとして設定できます。図 6-1に、ポイントツーポイント構成において非ルート ブリッジと通信するルート ブリッジを示します。

図 6-1 ポイントツーポイント ブリッジ構成

 

図 6-2に、WMICがアクセス ポイントとして機能する一般的な構成を示します。

図 6-2 アクセス ポイント構成

 

図 6-3に、ワークグループ ブリッジとして設定されたWMICの構成を示します。

図 6-3 ワークグループ ブリッジ構成

 

無線ネットワークにおけるWMICの役割を設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

station-role {root [ap-only {fallback[repeater | shutdown]}]|non-root | workgroup-bridge | install [automatic | root | non-root] }

WMICの役割を設定します。

ブリッジ ― root、non-root、またはinstallモード。rootモードの場合、アクセス ポイント機能は自動的にイネーブルになり、クライアント デバイスとの対応付けが可能になります。

アクセス ポイント ― root ap-onlyまたはfallback(shutdownまたはrepeater)モード。

ワークグループ ブリッジ ― workgroup bridgeモード

ステップ 4

mobile station

(任意)このコマンドは、非ルート ブリッジをモバイル ステーションとして設定する場合に使用します。この機能がイネーブルに設定されていると、Received Signal Strength Indicator(RSSI)が小さい場合、無線干渉が過度に発生している場合、またはフレーム損失割合が大きい場合に、非ルート ブリッジは新しい親アソシエーションを検索します。これらの基準を使用して、WMICは新しい親アソシエーションを検索し、新しいルート ブリッジにローミングしてから、現在のアソシエーションを切断します。モバイル ステーション設定がディセーブル(デフォルト設定)の場合、WMICは現在のアソシエーションが切断されないかぎり、新しいアソシエーションを検索しません。

ステップ 5

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 6

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。


) WMICをアクセス ポイントまたはワークグループ ブリッジとして設定する手順については、「特殊な設定」を参照してください。


無線データ レートの設定

WMICがデータ送信に使用するデータ レートを選択するには、データ レート設定を使用します。これらのレートはMbps(メガビット/秒)で表されます。WMICは常に、basic(ブラウザベース インターフェイスではrequire)に設定された最大のデータ レートで送信しようとします。問題または干渉がある場合、WMICはデータ送信が可能な最大レートまで速度を低下させます。各データ レートは次の3つの状態のいずれかに設定できます。

basic(すべてのデータ レートのデフォルト状態) ― ユニキャストとマルチキャストを含むすべてのパケットを、このレートで送信できます。WMICのデータ レートの少なくとも1つを、basicに設定する必要があります。

enabled ― WMICはユニキャスト パケットのみをこのレートで送信し、マルチキャスト パケットはbasicに設定されたデータ レートのいずれかで送信します。

disabled ― WMICはこのレートでデータを送信しません。


) データ レートの少なくとも1つを、basicに設定する必要があります。


データ レート設定を使用すると、特定のデータ レートで動作するようにWMICを設定できます。たとえば、54 Mbpsサービスに限定して動作するようにWMICを設定するには、54 Mbpsレートをbasicに設定し、その他のデータ レートをenabledに設定します。24、48、および54 Mbpsで動作するようにWMICを設定するには、24、48、および54 Mbpsのデータ レートをbasicに設定し、その他のデータ レートをenabledに設定します。

データ レートを自動設定して、レンジまたはスループットのいずれかが最適化されるように、WMICを設定することもできます。データ レート設定にrangeを入力すると、WMICは6 Mbpsレートをbasicに、その他のレートをenabledに設定します。データ レート設定にthroughputを入力すると、WMICはすべてのデータ レートをbasicに設定します。データ レートを出荷時の設定に戻すには、defaultを入力します。

無線データ レートを設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

speed

{[1.0] [2.0] [5.5] [6.0] [9.0] [11.0] [12.0] [18.0] [24.0] [36.0] [48.0] [54.0] [basic-1.0] [basic-2.0] [basic-5.5] [basic-6.0] [basic-9.0] [basic-11.0] [basic-12.0] [basic-18.0] [basic-24.0] [basic-36.0] [basic-48.0] [basic-54.0] | range | throughput | default }

各データ レートをbasicまたはenabledに設定します。レンジを最適化する場合はrangeを、スループットを最適化する場合はthroughputを入力します。

1.0、2.0、5.5、6.0、9.0、11.0、12.0、18.0、24.0、36.0、48.0、および54.0を入力すると、入力したデータ レートがenabledになります。

basic-1.0、basic-2.0basic-5.5basic-6.0、basic-9.0、basic-11.0、basic-12.0、basic-18.0、basic-24.0、basic-36.0、basic-48.0、およびbasic-54.0を入力すると、入力したデータ レートがbasicになります。


) クライアントは選択されたbasicレートをサポートしていなければなりません。サポートしていない場合は、クライアントをWMICに対応付けることができません。802.11g無線のbasicデータ レートとして12 Mbps以上を選択した場合は、802.11bクライアント デバイスをWMICの802.11g無線に対応付けることはできません。


(任意)無線のレンジまたはスループットを自動的に最適化するには、rangeまたはthroughputを入力します。rangeを入力すると、WMICは最小のデータ レートをbasicに設定し、その他のレートをenabledに設定します。throughputを入力すると、WMICはすべてのデータ レートをbasicに設定します。

(任意)defaultオプションを指定すると、データ レート1、2、5.5、6、11、12、および24がbasicに設定され、データ レート9、18、36、48、および54がenabledに設定されます。これらのデータ レート設定を使用すると、802.11bと802.11gの両方のクライアント デバイスをWMICの802.11g無線に対応付けることができます。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

データ レートをdisabledに設定するには、speedコマンドのno形式を使用します。このコマンドのno形式を使用すると、このコマンドで指定したレートを除くすべてのデータ レートがdisabledになります。次に、データ レート6.0をdisabledに設定する例を示します。

bridge# configure terminal
bridge(config)# interface dot11radio 0
bridge(config-if)# no speed basic-9.0 basic-12.0 basic-18.0 basic-24.0 basic-36.0 basic-48.0 basic-54.0
bridge(config-if)# end
 

データ レート6はdisabledに設定されますが、それ以外のレートはbasicに設定されます。

次に、WMICに54 Mbpsサービスのみを設定する例を示します。

bridge# configure terminal
bridge(config)# interface dot11radio 0
bridge(config-if)# speed basic-54.0
bridge(config-if)# end
 

データ レート54はbasicに設定されますが、それ以外のレートはenabledに設定されます。

無線伝送パワーの設定

WMIC無線の伝送パワーを設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

power local cck

{1 | 5 | 10 | 20 | 30 | 50 | 100 |maximum }

802.11g無線の伝送パワーを、規制ドメインで許可されているパワー レベルの1つに設定します。すべての設定はmWで表されます。

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM)パワー レベルおよびComplementary Code Keying(CCK)パワー レベルを設定できます。CCK変調は802.11bおよび802.11gデバイスでサポートされています。OFDM変調は802.11gおよび802.11aデバイスでサポートされています。


) 規制ドメインで許可されている設定と、ここに記載されている設定が異なる場合があります。



) 1、2、5.5、および11 Mbpsのデータ レートの場合、802.11g無線は最大100 mWで伝送します。ただし、6、9、12、18、24、36、48、および54 Mbpsのデータ レートの場合、802.11g無線の最大伝送パワーは30 mWです。


ステップ 4

power local ofdm

{1 | 5 | 10 | 20 | 30 | maximum}

ステップ 5

power local client

{1 | 5 | 10 | 20 | 30 | 50 | 100 | maximum }

アクセス ポイント モードのWMICに対応付けられたクライアント デバイスで許可される最大パワー レベルを設定します。すべての設定はmWで表されます。


) 規制ドメインで許可されている設定と、ここに記載されている設定が異なる場合があります。


ステップ 6

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 7

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

パワー設定をデフォルト設定のmaximumに戻すには、powerコマンドのno形式を使用します。


) 対応付けられたクライアント デバイスのパワー レベルを制限するには、Aironet拡張機能をイネーブルにする必要があります。Aironet拡張機能は、デフォルトでイネーブルです。


無線チャネルの設定

無線のデフォルト チャネル設定では、輻輳が最小となります。WMICは起動時に輻輳が最小のチャネルを検索して、選択します。ただし、サイト調査後のパフォーマンスをなるべく一定に保つために、各ブリッジに静的なチャネル設定を割り当てることを推奨します。WMICのチャネル設定は、規制ドメインで使用可能な周波数に対応します。ご使用のドメインで許可されている周波数については、 付録A「チャネルおよびアンテナの設定」 を参照してください。

無線は2412~2462 MHzの11個のチャネルで動作します。各チャネルは5 MHzの範囲に対応し、帯域幅は少しずつ重なっています。最適なパフォーマンスを得るには、相互の距離が最も近いブリッジ間で隣接チャネル(2412と2417など)を使用しないようにします。

WMICの無線チャネルを設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

channel frequency | least-congested

WMIC無線のデフォルト チャネルを設定します。起動時に輻輳が最小のチャネルを検索するには、least-congestedを入力します。

2.4 GHz無線に使用できる周波数(MHz)は、次のとおりです。

チャネル1 ― 2412(米国、EMEA、日本、および中国)

チャネル2 ― 2417(米国、EMEA、日本、および中国)

チャネル3 ― 2422(米国、EMEA、日本、イスラエル、および中国)

チャネル4 ― 2427(米国、EMEA、日本、イスラエル、および中国)

チャネル5 ― 2432(米国、EMEA、日本、イスラエル、および中国)

チャネル6 ― 2437(米国、EMEA、日本、イスラエル、および中国)

チャネル7 ― 2442(米国、EMEA、日本、イスラエル、および中国)

チャネル8 ― 2447(米国、EMEA、日本、イスラエル、および中国)

チャネル9 ― 2452(米国、EMEA、日本、イスラエル、および中国)

チャネル10 ― 2457(米国、EMEA、日本、および中国)

チャネル11 ― 2462(米国、EMEA、日本、および中国)

チャネル12 ― 2467(EMEAおよび日本)

チャネル13 ― 2474(EMEAおよび日本)

チャネル14 ― 2484(日本)


) 規制ドメインで許可されている周波数とここに記載されている周波数が異なる場合があります。


ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

ワールド モードのイネーブル化およびディセーブル化

802.11dワールド モードまたはシスコ独自のワールド モードをサポートするように、WMICを設定できます。ワールド モードをイネーブルにすると、WMICはビーコンにチャネル キャリア セット情報を追加します。ワールド モードがイネーブルに設定されたクライアント デバイスは、キャリア セット情報を受信し、設定を自動的に調整します。たとえば、主に日本で使用されるクライアント デバイスをイタリアまで移動して、現地のネットワークに加入させると、そのデバイスはワールド モードを使用して、チャネルおよびパワー設定を自動的に調整します。ファームウェア バージョン5.30.17以降が稼働するシスコ クライアント デバイスは、802.11dワールド モードまたはシスコ独自のワールド モードのいずれがWMICで使用されているかを検出し、WMICで使用されているモードに対応するワールド モードを自動的に使用します。ワールド モードはデフォルトでディセーブルです。

ワールド モードをイネーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

world-mode
dot11d country_code code
{ both | indoor | outdoor }
| legacy

ワールド モードをイネーブルにします。

802.11dワールド モードをイネーブルにするには、dot11dオプションを入力します。

dot11dオプションを入力する場合は、2文字のISO国別コードを入力する必要があります(たとえば、米国のISO国別コードはUSです)。ISO国別コードの一覧については、ISO Webサイトを参照してください。

WMICの配置を指定するには、国別コードのあとに、
indoor、outdoor、またはbothを入力する必要があります。

シスコ独自のワールド モードをイネーブルにするには、legacyオプションを入力します。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

ワールド モードをディセーブルにするには、このコマンドのno形式を使用します。

ワールド モード動作を行う場合は、Aironet拡張機能をイネーブルにする必要があります。Aironet拡張機能は、デフォルトでイネーブルです。

短い無線プリアンブルのディセーブル化およびイネーブル化

無線プリアンブル(別名ヘッダー)は、パケットの先頭に配置されたデータ セクションです。このセクションには、パケットを送受信するときにアクセス ポイントおよびクライアント デバイスが必要とする情報が格納されています。無線プリアンブルには、長い形式と短い形式があります。

短い形式 ― スループット パフォーマンスが向上します。Cisco Aironet Wireless LAN Client Adaptersは、短いプリアンブルをサポートします。Cisco Aironet Wireless LAN Adaptersの初期モデル(PC4800およびPC4800A)には、長いプリアンブルが必要です。

長い形式 ― WMICとCisco Aironet Wireless LAN Adaptersの初期モデル(PC4800およびPC4800A)との互換性が確保されます。WMICにこれらのクライアント デバイスが対応付けられていない場合は、短いプリアンブルを使用する必要があります。

5 GHz無線には、短い無線プリアンブルまたは長い無線プリアンブルを設定できません。

短い無線プリアンブルをディセーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

no preamble-short

短いプリアンブルをディセーブルにし、長いプリアンブルをイネーブルにします。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

短いプリアンブルは、デフォルトでイネーブルです。ディセーブル化された短いプリアンブルをイネーブルにするには、preamble-shortコマンドを使用します。

送受信アンテナの設定

WMICがデータの送受信に使用するアンテナを選択できます。送信アンテナと受信アンテナには、それぞれ次の3つのオプションがあります。

diversity ― このデフォルト設定の場合、WMICは受信信号が最適となるアンテナを使用します。WMICの2つのアンテナが固定式(取り外し不可能)である場合は、受信と送信の両方にこの設定を使用する必要があります。

right ― WMICのアンテナが取り外し可能であり、WMICの右コネクタに高ゲイン アンテナが接続されている場合は、受信と送信の両方にこの設定を使用する必要があります。ブリッジの背面パネルに向かって右側にあるアンテナが右アンテナです。

left ― WMICのアンテナが取り外し可能であり、WMICの左コネクタに高ゲイン アンテナが接続されている場合は、受信と送信の両方にこの設定を使用する必要があります。ブリッジの背面パネルに向かって左側にあるアンテナが左アンテナです。


) 内蔵(内部)アンテナが装備されたブリッジには、antennaコマンドを使用できません。


アクセス ポイントがデータの送受信に使用するアンテナを選択するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

antenna receive
{diversity | left | right}

受信アンテナをdiversity、left、またはrightに設定します。


) パフォーマンスを最適化するには、受信アンテナの設定をデフォルト設定(diversity)のままにしておきます。


ステップ 4

antenna transmit
{diversity | left | right}

送信アンテナをdiversity、left、またはrightに設定します。


) パフォーマンスを最適化するには、送信アンテナの設定をデフォルト設定(diversity)のままにしておきます。


ステップ 5

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 6

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。


) Antenna Gain(dB)設定は、WMICでディセーブルです。


Aironet拡張機能


) WMICではAironet拡張機能が必要です。これらの機能をディセーブルにすることはできません。


デフォルトでは、WMICはCisco Aironet 802.11拡張機能を使用して、シスコ クライアント デバイスの機能を検出したり、WMICと対応するクライアント デバイス間で特定の相互作用を必要とする機能をサポートしたりします。これらの機能をサポートするには、Aironet拡張機能をイネーブルにする必要があります。

負荷分散 ― WMICはAironet拡張機能を使用して、最適なネットワーク接続を提供するアクセス ポイントにクライアント デバイスを転送します。基準となるのは、ユーザ数、ビット エラー レート、信号強度などの係数です。

Message Integrity Check(MIC) ― MICは、暗号化パケットに対する攻撃(ビットフリップ攻撃)を防ぐ追加のWEPセキュリティ機能です。WMICと対応するクライアント デバイスの両方にMICを実装すると、パケットの変更を防止するための数バイトのデータが各パケットに追加されます。

Temporal Key Integrity Protocol(TKIP) ― TKIP(別名WEPキー ハッシュ)は追加のWEPセキュリティ機能です。この機能を使用すると、侵入者が暗号化パケット内のInitialization Vector(IV)という非暗号化セグメントを使用してWEPキーを計算するWEP攻撃を防ぐことができます。

リピータ モード ― リピータ アクセス ポイント、およびこれらが対応付けられたルート アクセス ポイントでは、Aironet拡張機能をイネーブルにする必要があります。

ワールド モード ― ワールド モードがイネーブルに設定されたクライアント デバイスは、アクセス ポイントからのキャリア セット情報を受信し、設定を自動的に調整します。

対応するクライアント デバイスのパワー レベルの制限 ― クライアント デバイスがWMICに対応付けられている場合、WMICはこのクライアントに許可されている最大パワー レベル設定を送信します。

イーサネット カプセル化変換方式の設定

WMICが802.3パケット以外のデータ パケットを受信した場合、WMICはカプセル化変換方式を使用してパケットを802.3にフォーマットする必要があります。次の2つの変換方式があります。

802.1h ― シスコ無線製品のパフォーマンスを最適化します。これがデフォルトの設定です。

RFC1042 ― シスコ以外の無線装置とのインターオペラビリティを確保します。RFC1042のインターオペラビリティが802.1hより優れているわけではありませんが、他のメーカーの無線装置ではRFC1042が使用されています。

カプセル化変換方式を設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

payload-encapsulation RFC1042 | dot1h

カプセル化変換方式をRFC1042または802.1hに設定します(dot1hがデフォルト設定)。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。


ブリッジ リンクのパフォーマンスを最適化するには、各ルート ブリッジに対応付けられた非ルート ブリッジの個数に応じて、CW-minおよびCW-maxコンテンション ウィンドウ設定を調整します。これらの設定の調整手順については、「ポイントツーポイントおよびポイントツーマルチポイント ブリッジ リンクにおけるCW-minおよびCW-maxの設定値」を参照してください。


連結のイネーブル化およびディセーブル化

WMIC無線でのパケット連結をイネーブルにするには、concatenationコマンドを使用します。連結を使用した場合、WMICは複数のパケットを1つのパケットに結合して、パケットのオーバーヘッドおよび全体的な遅延を削減するため、伝送効率が高まります。

連結をイネーブルにし、最大連結長を設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

concatenation bytes

(任意)bytesは連結パケットの最大サイズ(バイト数)を指定します。1600~4000の値を入力します。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

無線距離の設定

ルート ブリッジから非ルート ブリッジまでの通信距離を指定するには、distanceコマンドを使用します。この距離を設定すると、無線信号がブリッジ間を移動するための所要時間に応じて、WMICのタイムアウト値が調整されます。ルート ブリッジと通信する非ルート ブリッジが複数存在する場合は、ルート ブリッジから最も離れた非ルート ブリッジまでの距離を入力します。0~99 kmの値を入力します。非ルート ブリッジでこの設定を調整する必要はありません。

インストレーション モードでは、デフォルト距離設定は99 kmです。その他のモードでは0 kmです。

距離を設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

distance kilometers

0~99 kmの距離を入力します。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

デフォルト距離を設定するには、distanceコマンドのno形式を使用します。

ワークグループ ブリッジへの信頼できるマルチキャスト配信のイネーブル化およびディセーブル化

アクセス ポイントからワークグループ ブリッジへの信頼できるマルチキャスト メッセージ配信を設定すると、マルチキャスト メッセージの信頼できる配信の対象が、アクセス ポイントに対応付けられた約20台のCisco Workgroup Bridgeに限定されます。デフォルト設定のdisabledの場合は、マルチキャスト配信の信頼性が低下し、より多くのワークグループ ブリッジをアクセス ポイントに対応付けることができるようになります。

通常、アクセス ポイントおよびブリッジは、ワークグループ ブリッジをクライアント デバイスとしてでなく、アクセス ポイントやブリッジのようなインフラストラクチャ デバイスとして扱います。ワークグループ ブリッジをインフラストラクチャ ブリッジとして扱うということは、Address Resolution Protocol(ARP)パケットなどのマルチキャスト パケットがアクセス ポイントからワークグループ ブリッジに確実に配信されるということです。

信頼できるマルチキャスト配信を設定すると、各ワークグループ ブリッジに送信される各マルチキャスト パケットが複製されるというパフォーマンス上の損失が発生するため、ワークグループ ブリッジなど、アクセス ポイントに対応付けられたインフラストラクチャ デバイスの個数が制限されます。アクセス ポイントとの無線リンクを維持できるワークグループ ブリッジ数を21以上にするには、アクセス ポイントからワークグループ ブリッジへのマルチキャスト パケット配信の信頼度を低下させる必要があります。信頼性が低下すると、アクセス ポイントはマルチキャスト パケットが目的のワークグループ ブリッジに到達したかどうかを確認できなくなるため、アクセス ポイント対象エリアのエッジにあるワークグループ ブリッジでIP接続が切断されることがあります。ワークグループ ブリッジをクライアント デバイスとして扱うと、パフォーマンスが向上しますが、信頼性が低下します。


) この機能は、ステーション ワークグループ ブリッジと組み合わせて使用する場合に最適です。モバイル ワークグループ ブリッジがマルチキャスト パケットを受信しないアクセス ポイント対象エリアでは、これらのブリッジが停止し、対応するアクセス ポイントとの通信であっても切断されることがあります。


Cisco Workgroup Bridgeを使用すると、最大8つのイーサネット対応デバイスと無線LANで接続できます。

カプセル化変換方式を設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

infrastructure-client

ワークグループ ブリッジへの信頼できるマルチキャスト メッセージ配信をイネーブルにします。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

ワークグループ ブリッジへの信頼できるマルチキャスト メッセージ配信をディセーブルにするには、このコマンドのno形式を使用します。

PSPFのイネーブル化およびディセーブル化

Public Secure Packet Forwarding(PSPF)を使用すると、アクセス ポイントに対応付けられたクライアント デバイスが、アクセス ポイントに対応付けられた他のクライアント デバイスと偶然にファイルを共有したり、通信することがなくなります。また、LANの他の機能を使用しなくても、クライアント デバイスにインターネットからアクセスできるようになります。この機能は、空港または大学キャンパスに配置されたパブリック無線ネットワークなどに役立ちます。


) 異なるアクセス ポイントに対応付けられたクライアント間の通信を禁止するには、アクセス ポイントが接続されたスイッチに保護ポートを設定する必要があります。保護ポートの設定手順については、「保護ポートの設定」を参照してください。


CLI(コマンドライン インターフェイス)コマンドを使用してアクセス ポイント上でPSPFをイネーブルまたはディセーブルにするには、ブリッジ グループを使用します。ブリッジ グループの詳細および実行手順については、次のマニュアルを参照してください。

『Cisco IOS Bridging and IBM Networking Configuration Guide, Release 12.2』次のリンクをクリックすると、「Configuring Transparent Bridging」の章が表示されます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios122/122cgcr/fibm_c/bcfpart1/bcftb.htm

Webブラウザ インターフェイスを使用して、PSPFをイネーブルまたはディセーブルにすることができます。PSPF設定はRadio Settingsページ上にあります。

PSPFはデフォルトでディセーブルです。PSFPをイネーブルにするには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

bridge-group group port-protected

PSPFをイネーブルにします。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

PSPFをディセーブルにするには、このコマンドのno形式を使用します。

保護ポートの設定

無線LAN上の異なるアクセス ポイントに対応付けられたクライアント デバイス間の通信を禁止するには、アクセス ポイントが接続されたスイッチに保護ポートを設定する必要があります。スイッチのポートを保護ポートとして定義するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface interface-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、設定するスイッチポート インターフェイスのタイプおよび番号を入力します( gigabitethernet0/1 など)。

ステップ 3

switchport protected

インターフェイスを保護ポートに設定します。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

show interfaces interface-id switchport

設定を確認します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

保護ポートをディセーブルにするには、 no switchport protected インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。

保護ポートおよびポート ブロッキングの詳細については、『Catalyst 3550 Multilayer Switch Software Configuration Guide, 12.1(12c)EA1』の「Configuring Port-Based Traffic Control」の章を参照してください。このマニュアルを参照するには、次のリンクをクリックします。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/switches/ps646/products_configuration_guide_book09186a008011591c.html

短いスロット時間のイネーブル化

802.11g無線のスループットを高めるには、短いスロット時間をイネーブルにします。スロット時間を標準の20ミリ秒から9ミリ秒(短いスロット時間)に短縮すると、全体的なバックオフ時間が短縮され、スループットが高まります。スロット時間の倍数であるバックオフ時間は、LAN上でパケットを送信するまでステーションが待機するランダムな期間です。

短いスロット時間をイネーブルにすると、802.11g無線に対応付けられたすべてのクライアントが短いスロット時間をサポートしている場合に限って、WMICは短いスロット時間を使用します。短いスロット時間はデフォルトでディセーブルです。

短いスロット時間をイネーブルにするには、無線インターフェイス モードでこのコマンドを入力します。

ap(config-if)# slot-time-short

短いスロット時間をディセーブルにするには、no slot-time-shortコマンドを入力します。

ビーコン期間の設定

ビーコン期間は、Kusec(キロマイクロ秒)単位で表したビーコンの間隔です。1 Kusecは1,024 usecと同じです。デフォルトのビーコン期間は100です。ビーコン期間を設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

beacon period value

ビーコン期間を設定します。20~4000 Kusecの値を入力します。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

RTSスレッシュホールドおよび再試行回数の設定

Request to Send(RTS;送信要求)スレッシュホールドは、WMICがパケット送信前にRTSを発行する際の基準となるパケット サイズを決定します。WMICに多くのクライアント デバイスが対応付けられているエリア、またはクライアントが互いに離れていて、WMICを検出できても相互に検出できないエリアでは、小さいRTSスレッシュホールド設定が便利なことがあります。0~2339バイトの値を入力できます。


) 連結がイネーブルの場合、RTSおよび分割スレッシュホールドは4000に設定されます。スレッシュホールドを小さな値に変更すると、デバイスのパフォーマンスが低下します。


RTSの最大再試行回数は、WMICが無線でのパケット送信を停止するまでにRTSを発行する回数の最大値です。1~128の値を入力します。

デフォルトのRTSスレッシュホールドは2312、デフォルトのRTS最大試行回数は32です。RTSスレッシュホールドおよびRTS最大試行回数を設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

rts threshold value

RTSスレッシュホールドを設定します。0~2339のRTSスレッシュホールドを入力します。

ステップ 4

rts retries value

RTS最大再試行回数を設定します。1~128の値を入力します。

ステップ 5

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 6

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

RTS設定をデフォルトに戻すには、このコマンドのno形式を使用します。

データ最大再試行回数の設定

データ最大再試行回数は、WMICがパケット送信を停止してパケットを廃棄するまでに、送信を試行する回数を決定します。

デフォルト設定は32です。データ最大再試行回数を設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

packet retries value

データ最大再試行回数を設定します。1~128の値を入力します。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

デフォルト設定に戻すには、このコマンドのno形式を使用します。

分割スレッシュホールドの設定

分割スレッシュホールドは、パケットを分割する(1つのブロックとしてでなく、複数の部分に分けて送信する)サイズを決定します。通信状況が良好でない場合、または無線干渉が激しい場合には、この値を小さくします。


) 連結がイネーブルの場合、RTSおよび分割スレッシュホールドは4000に設定されます。スレッシュホールドを小さな値に変更すると、パフォーマンスが低下します。


デフォルト設定は2338バイトです。分割スレッシュホールドを設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

fragment-threshold value

分割スレッシュホールドを設定します。256~4000バイトの値を入力します。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

デフォルト設定に戻すには、このコマンドのno形式を使用します。

ルート親タイムアウト値の設定

非ルート ブリッジまたはワークグループ ブリッジが親アクセス ポイントとの対応付けを試行する期間を定義するには、parent timeoutコマンドを使用します。このコマンドは、ブリッジまたはワークグループ ブリッジが親リスト内の親との対応付けを試行する期間を指定します。タイムアウト値内にアソシエーションが設定されない場合は、使用可能な別の親が使用されます。親リストを設定するには、parentコマンドを使用します。タイムアウトがディセーブルの場合、親は親リストから取得する必要があります。

ルート親タイムアウト値を設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

parent timeout seconds

seconds値は、非ルート ブリッジまたはワークグループ ブリッジが指定された親との対応付けを試行する秒数を指定します。0~65535秒の値を入力します。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

デフォルト設定に戻すには、このコマンドのno形式を使用します。

ルート親MACの設定

有効な親アクセス ポイントの一覧に親を追加するには、parentコマンドを使用します。このコマンドは、有効な親アクセス ポイントの一覧に親を追加します。このコマンドを複数回使用すると、有効な親を4つまで定義できます。リピータ アクセス ポイントは、有線LANに接続された特定のルート アクセス ポイントに対応するように設定されている場合に、最適に動作します。

分割スレッシュホールドを設定するには、イネーブルEXECモードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface dot11radio 0

無線インターフェイスで、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

parent 1-4 mac-address

1~4の値は、親ルート アクセス ポイントの番号を指定します。mac-addressは、親アクセス ポイントのMAC(メディア アクセス制御)アドレス(xxxx.xxxx.xxxx形式)を指定します。

ステップ 4

end

イネーブルEXECモードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

デフォルト設定に戻すには、このコマンドのno形式を使用します。

キャリア ビジー テストの実行

キャリア ビジー テストを実行すると、チャネル上の無線動作をチェックできます。キャリア ビジー テスト中に、WMICは約4秒間、無線ネットワーキング デバイスとのすべてのアソシエーションを削除して、その間にキャリア テストを実行します。その後、テスト結果を表示します。

キャリア ビジー テストを実行するには、イネーブルEXECモードで次のコマンドを入力します。

dot11Radio interface-number carrier busy

2.4 GHz無線に関するテストを実行する場合は、interface-numberにdot11radio 0を入力します。5 GHz無線に関するテストを実行する場合は、dot11radio 1を入力します。

キャリア ビジー テスト結果を再表示するには、 show dot11 carrier busy コマンドを使用します。