Cisco 2900 および 3900 シリーズ ハードウェア イン ストレーション ガイド
内部モジュールおよび FRU の装着とアップグ レード
内部モジュールおよび FRU の装着とアップグレード
発行日;2012/12/26 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 11MB) | フィードバック

目次

内部モジュールおよび FRU の装着とアップグレード

安全上の警告

内部モジュールへのアクセス

シャーシ カバーの取り外しおよび再装着

Services Performance Engine の取り外しと交換

内部モジュールの位置

DRAM DIMM の装着と取り外し

DRAM DIMM の位置と向き

DRAM DIMM の取り外し

DRAM DIMM の装着

ISM の装着と取り外し

ISM のソフトウェア要件

ISM の位置

ISM の取り外し

ISM の装着

ISM 装着の確認

PVDM3 の取り付けと取り外し

PVDM3 の位置と向き

PVDM3 の取り外し

PVDM3 の装着

PVDM2 の装着と取り外し

電源と冗長電源の交換

Cisco 2901 ルータの電源の交換

Cisco 2911 ルータの電源の交換

Cisco 2911 ルータのオプションの DC 電源の装着と取り外し

2911 DC 電源の取り付け

2911 DC 電源の取り外し

Cisco 2911 ルータ電源ブランクの取り付け

Cisco 2911 ルータの冗長電源の交換

Cisco2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズの電源の交換

Cisco 2921 および Cisco 2951 ルータの電源の交換

Cisco 3900 シリーズ ルータの電源の交換

イーサネット スイッチ ネットワーク モジュールへの POE 電源の挿入

Cisco 2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズのオプションの DC 電源の取り付けまたは交換

Cisco 2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズのオプションの DC 電源の取り付け

Cisco 2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズのオプションの DC 電源の取り外し

冗長電源アダプタの装着と取り外し

RPS アダプタの装着

RPS アダプタの取り外し

ファン トレイまたはエアー フィルタの交換

Cisco 2911 のファン トレイの交換

Cisco 2911 のエアー フィルタの交換

Cisco 2921 または 2951 のファン トレイの交換

Cisco 3900 シリーズのファン トレイの交換

Cisco 3900 シリーズのエアー フィルタの交換

FIPS ルーバーの装着

CompactFlash メモリ カードの取り外しと装着

静電破壊の防止

CompactFlash メモリ カードの取り外し

CompactFlash メモリ カードの装着

SFP モジュールの装着

レーザーの安全に関する推奨事項

SFP モジュールの取り外し

内部モジュールおよび FRU の装着とアップグレード

このマニュアルでは、Cisco 2900 および Cisco 3900 シリーズ サービス統合型ルータ(ISR)に内部モジュールおよび現場交換可能ユニット(FRU)を装着およびアップグレードする方法について説明します。設置およびアップグレードの情報は、次の項に含まれます。

内部モジュール

「内部モジュールへのアクセス」

「内部モジュールの位置」

「DRAM DIMM の装着と取り外し」

「ISM の装着と取り外し」

「PVDM3 の取り付けと取り外し」

「PVDM2 の装着と取り外し」

「電源と冗長電源の交換」

「FIPS ルーバーの装着」

FRU

「ファン トレイまたはエアー フィルタの交換」

「CompactFlash メモリ カードの取り外しと装着」

「SFP モジュールの装着」


注意 モジュールの交換の前に、 安全上の警告の項を熟読し、電源を切断します。

内部コンポーネントの設置および交換の手順については、「内部モジュールへのアクセス」を参照してください。

安全上の警告


警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030



警告 この装置の設置および保守は、保守担当者(AS/NZS 3260 で定義)が行ってください。この装置を誤って汎用コンセントに接続すると危険な場合があります。主電源コネクタの電源を抜く前、ハウジングが開いている間、または主電源コネクタの電源を抜く前でハウジングが開いている間に、通信回線を切断する必要があります。ステートメント 1043



警告 オン/オフ スイッチのあるシステムで作業をするときは、事前に電源をオフにし、電源コードを取り外してください。ステートメント 1



警告 この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。ステートメント 1028



警告 この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024



警告 ユニットの電源がオフかオンかに関係なく、WAN ポートには危険なネットワーク間電圧があります。感電を防ぐため、WAN ポートの近くで作業するときは注意してください。ケーブルの接続を外すときは、ユニット側ではない方から先に取り外してください。ステートメント 1026



警告 TNV に接触しないように、シャーシを開く前に電話線を取り外してください。ステートメント 1041



警告 電力系統に接続された装置で作業する場合は、事前に、指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外してください。金属は電源やアースに接触すると、過熱して重度のやけどを引き起こしたり、金属類が端子に焼き付いたりすることがあります。ステートメント 43



警告 バスタブ、洗面台、台所のシンク、洗濯機の周辺や、湿度の高い地下室、スイミング プールの近くなど、水のある場所の近くでは、この製品を使用しないでください。ステートメント 1035



警告 防水設計されていない電話ジャックは、湿気の多い場所に取り付けないでください。ステートメント 1036



警告 電話回線がネットワーク インターフェイスから切り離されている場合以外、絶縁されていない電話ケーブルや端子には、触れないでください。ステートメント 1037



警告 雷雨時には電話(コードレス型を除く)を使用しないでください。雷によって感電する危険性があります。ステートメント 1038



警告 ガス漏れを報告するには、ガス漏れの近くで電話を使用しないでください。ステートメント 1039



警告 バッテリが適正に交換されなかった場合、爆発の危険があります。交換用バッテリは元のバッテリと同じものか、製造元が推奨する同等のタイプのものを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。ステートメント 1015



警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。ステートメント 1029



警告 スイッチ内部にはユーザが保守できる部品はありません。筐体を開けないでください。ステートメント 1073



警告 装置が設置されている建物の外部に接続する場合は、認定された回線保護機能内蔵のネットワーク終端装置を介してポートを接続してください。

T1 SFP ステートメント 1044


内部モジュールへのアクセス

ルータ上の内部モジュールにアクセスする場合の手順については、次の項を参照してください。

Cisco 2900 シリーズ ルータ:「シャーシ カバーの取り外しおよび再装着」

Cisco 3900 シリーズ ルータ:「Services Performance Engine の取り外しと交換」

シャーシ カバーの取り外しおよび再装着

Cisco 2900 シリーズ ルータには着脱式のカバーがあります。Cisco 3900 シリーズ ルータには着脱式のカバーはありません。Cisco 3900 シリーズの保守可能なコンポーネントおよびアセンブリはすべて、シャーシからスライドするだけで、簡単に取り外せます。


警告 TNV に接触しないように、シャーシを開く前に電話線を取り外してください。ステートメント 1041



) 次の作業には、No.2 プラス ドライバを使用します。


カバーの取り外し

カバーを取り外すには、次の手順に従います。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ルータの電源がオフで、電源から外されていることを確認します。冗長電源を使用している場合、冗長電源の接続を外します。

ステップ 3 シャーシを平らな場所に置きます。

ステップ 4 ルータ カバーの背面にある 3 個のカバーのネジを外します。図 5-1 を参照してください。

ステップ 5 背面の端から、45 度の角度でカバーを開けます。

ステップ 6 シャーシの前面(ベゼル)の端に沿ってカバーを手前に引き、スロットを開けます。図 5-1 を参照してください。


 

カバーの再装着

シャーシ カバーを交換するには、次の手順に従います。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ルータの電源がオフで、電源から外されていることを確認します。冗長電源を使用している場合、冗長電源の接続を外します。

ステップ 3 シャーシを平らな場所に置きます。

ステップ 4 カバーを 45 度の角度で持ち、シャーシの前面(ベゼル)の端に沿って、カバーのタブをスロットに挿入します。図 5-1 を参照してください。

ステップ 5 シャーシの中央に合わせてカバーを持ち、シャーシに降ろします。

ステップ 6 3 個のカバーのネジを締めます。

図 5-1 Cisco 2900 シリーズ ルータのカバーの取り付け

 

 

1

カバーのタブ

2

カバーのネジ(3 個)

Services Performance Engine の取り外しと交換

Services Performance Engine(SPE)とも呼ばれるモジュラ マザーボードは、Cisco 3900 シリーズ ISR の現場交換可能ユニット(FRU)です。ラックからシャーシを取り外さずに、Cisco 3900 シリーズ ルータに SPE を装着および交換します。SPE を取り外した後で、交換またはアップグレードのために内部モジュールにアクセスできます。


) この作業には No.2 のプラス ドライバを使用します。



ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 SPE の両側にある 2 つの非脱落型取り付けネジを緩めます。図 5-2 を参照してください。

ステップ 3 SPE の両側にあるイジェクト レバーを外側に回転し、慎重にルータからまっすぐスライドします。静電気防止用シートの上に置きます。


注意 SPE は静電気の影響を受けやすいコンポーネントです。破損を防ぐために、「安全上の警告」に記載されているすべての静電気防止に関する注意事項をよくお読みください。

図 5-2 Cisco 3925 および 3945 ルータからの Services Performance Engine の取り外し

 

1

非脱落型取り付けネジ

2

イジェクト レバー

ステップ 4 DRAM、DIMM、ISM、PVDM を設置または交換します。ルータでのスロットの位置については、「内部モジュールの位置」を参照してください。

または

Services Performance Engine を設置または交換します。SPE の交換の際には、イジェクト レバーが外側へ十分開いていることを確認します。コネクタがはまるまで慎重に SPE をルータのトレイにスライドし、イジェクト レバーを締めて SPE をしっかりと装着します。

ステップ 5 マザーボードの両側にある 2 個の非脱落型取り付けネジを締めます。

内部モジュールの位置

次の図に、ルータのマザー ボード上の内部モジュールの位置を示します。Cisco 2900 シリーズ ISR の内部モジュールには、DIMM、Internal Services Module(ISM; 内部サービス モジュール)、次世代 Packet Voice Data Module(PVDM3; パケット音声データ モジュール)、および電源があります。

 

Cisco 2901:図 5-3

Cisco 2911:図 5-4

Cisco 2921 および Cisco 2951:図 5-5

Cisco 3925 および Cisco 3945:図 5-6

Cisco 3925E および Cisco 3945E:図 5-7

図 5-3 Cisco 2901 ルータのモジュール位置

 

 

1

電源(図は Cisco 2901 ルータ)

2

PVDM3 1

3

PVDM3 0

4

DIMM ソケット

5

ISM

図 5-4 Cisco 2911 ルータのモジュール位置

 

 

1

着脱式ファン トレイ

2

PVDM3 1

3

PVDM3 0

4

DIMM ソケット

5

ISM

図 5-5 Cisco 2921 および Cisco 2951 ルータのモジュール位置

 

 

1

PVDM3 0

2

PVDM3 1

3

PVDM3 2

4

DIMM 0 ソケット
(Cisco 2921 には、DIMM0 ソケットは 1 個だけです)

5

DIMM 1(2951 だけ)

6

ISM

図 5-6 Cisco 3925 および Cisco 3945 ルータのモジュール位置

 

1

PVDM3 0

2

PVDM3 1

3

PVDM3 2

4

PVDM3 3

5

DIMM 0 ソケット

6

DIMM 1 ソケット

7

ISM

図 5-7 Cisco 3925E および Cisco 3945E のモジュール位置

 

1

PVDM-3 0

2

PVDM-3 1

3

PVDM-3 2

4

DIMM 0 ソケット

5

DIMM 1 ソケット

DRAM DIMM の装着と取り外し

「内部モジュールへのアクセス」を参照して、シャーシ カバーを取り外すか、SPE を取り外します。


注意 DIMM の取り外しまたは装着時には、常に静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。リスト ストラップの装置側をシャーシの金属部分に接続します。


注意 DRAM DIMM は端だけを持ちます。DIMM は静電気の影響を受けやすいコンポーネントなので、扱いを誤ると損傷するおそれがあります。

DRAM DIMM の位置と向き

Cisco 2901、2911、および 2921 ルータのシステム ボードには、単一の DRAM DIMM ソケットがあります。Cisco 2951、および 3900 シリーズのシステム ボードには 2 個の DRAM DIMM ソケットがあり、DIMM 0 および DIMM 1 と名前が付けられています。ルータの DIMM コネクタの位置については、「内部モジュールの位置」を参照してください。

DRAM DIMM の挿入側には、挿入方向を間違えないように方向ノッチがあります。図 5-8 は DRAM DIMM の方向ノッチの図です。


注意 DIMM および PVDM3 は同様のサイズのソケットにプラグインします。方向ノッチだけが異なります。ソケットに DRAM DIMM を挿入する前に、図 5-8 の方向ノッチを確認してください。

図 5-8 DRAM DIMM と方向ノッチ

 

 

1

方向ノッチ

DRAM DIMM の取り外し

DRAM DIMM を取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 シャーシ カバーを取り外します。Cisco 2900 シリーズ ISR の場合、「シャーシ カバーの取り外しおよび再装着」を参照してください。Cisco 3900 シリーズ ISR の場合、「Services Performance Engine の取り外しと交換」を参照してください。

ステップ 3 DRAM DIMM モジュールを探します。ルータの DRAM DIMM ソケットの位置については、「内部モジュールの位置」を参照してください。

ステップ 4 DRAM DIMM から両端のラッチを引いて外し、DIMM を少し持ち上げます。図 5-9 のようにソケットから DIMM を引き出します。

図 5-9 DRAM DIMM の取り外し

 

 

ステップ 5 静電気防止用袋に DIMM を入れ、静電破壊から保護します。

ステップ 6 シャーシ カバーを元に戻します。Cisco 2900 シリーズ ISR の場合、「シャーシ カバーの取り外しおよび再装着」を参照してください。Cisco 3900 シリーズ ISR の場合、「Services Performance Engine の取り外しと交換」を参照してください。


 

DRAM DIMM の装着


) Unregistered DIMM(UDIMM)と Very Low Profile(VLP)RDIMM は交換できません。


DRAM DIMM を装着するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 シャーシ カバーを取り外します。Cisco 2900 シリーズ ISR の場合、「シャーシ カバーの取り外しおよび再装着」を参照してください。Cisco 3900 シリーズ ISR の場合、「Services Performance Engine の取り外しと交換」を参照してください。

ステップ 3 DRAM DIMM モジュールを探します。ルータの DRAM DIMM ソケットの位置については、「内部モジュールの位置」を参照してください。

ステップ 4 DIMM コネクタの両方のラッチが開いていることを確認します。

ステップ 5 方向ノッチがコネクタの方向キーに合うように DIMM の向きをそろえます。図 5-10 を参照してください。


注意 DIMM および PVDM3 は同様のサイズのソケットにプラグインします。方向ノッチだけが異なります。ソケットに DRAM DIMM を挿入する前に、図 5-10 の方向ノッチを確認してください。

図 5-10 DRAM DIMM と方向ノッチ

 

 

ステップ 6 DIMM をコネクタに挿入します。

ステップ 7 ラッチが DIMM にはまるまで、DRAM DIMM をコネクタに慎重に押し込みます。両方のラッチが DIMM に対して閉じる位置に回転していることを確認します。図 5-11 を参照してください。

図 5-11 DRAM DIMM の装着

 

 

ステップ 8 シャーシ カバーを元に戻します。Cisco 2900 シリーズ ISR の場合、「シャーシ カバーの取り外しおよび再装着」を参照してください。Cisco 3900 シリーズ ISR の場合、「Services Performance Engine の取り外しと交換」を参照してください。


 

ISM の装着と取り外し

Integrated Service Module(ISM; 総合サービス モジュール)はマザーボードの ISM スロットにプラグインします。ISM はスペア部品として販売され、ISM タイプを識別するラベルがあります。ISM の装着作業については、次の項を参照してください。

「ISM のソフトウェア要件」

「ISM の位置」

「ISM の取り外し」

「ISM の装着」

「ISM 装着の確認」


注意 ISM の取り外しまたは装着時には、常に静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。リスト ストラップの装置側をシャーシの金属部分に接続します。


注意 ISM は端だけを持ちます。ISM は静電気の影響を受けやすいコンポーネントなので、扱いを誤ると損傷するおそれがあります。

ISM のソフトウェア要件

ISM を使用するには、指定したリリースまたは以降のリリースの Cisco IOS ソフトウェアが必要です。

ルータで実行されている Cisco IOS ソフトウェアのバージョンを判断するには、ルータにログインし、 show version コマンドを入力します。

Router> show version
 
Cisco Internetwork Operating System Software
2900 Software (C2900-ADVENTERPRISEK9-M), Version 12.3(8.2)T, INTERIM SOFTWARE

ISM の位置

Services Performance Engine(SPE)の ISM スロットの位置については、「内部モジュールの位置」を参照してください。

ISM の取り外し

ISM を取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ISM スロットにアクセスします。Cisco 2900 シリーズの場合、「シャーシ カバーの取り外しおよび再装着」を参照してください。Cisco 3900 シリーズの場合、「Services Performance Engine の取り外しと交換」を参照してください。

ステップ 3 取り外す ISM を探します。「内部モジュールの位置」を参照してください。

ステップ 4 ISM から 4 個のネジを外します。図 5-12 を参照してください。

図 5-12 ISM からのネジの取り外し

 

 

1

ISM ネジ(4 個)

ステップ 5 コネクタおよびプラスチックの絶縁体ポストから ISM を持ち上げます。スロットと絶縁体ポストの破損を防ぐために、ISM とマザーボードを平行に保ちます。

ステップ 6 静電気防止用袋に ISM を入れ、静電破壊から保護します。

ステップ 7 シャーシ カバーを元に戻します。Cisco 2900 シリーズの場合、「シャーシ カバーの取り外しおよび再装着」を参照してください。Cisco 3900 シリーズの場合、「Services Performance Engine の取り外しと交換」を参照してください。


 

ISM の装着

ISM を装着するには、No. 2 のプラス ドライバまたはマイナス ドライバ、および 1/4 インチのナット ドライバまたはレンチを使用します。Cisco 2900 および Cisco 3900 シリーズ ルータのシステム ボードには 1 個の ISM コネクタがあります。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ISM スロットにアクセスします。Cisco 2900 シリーズの場合、「シャーシ カバーの取り外しおよび再装着」を参照してください。Cisco 3900 シリーズの場合、「Services Performance Engine の取り外しと交換」を参照してください。

ステップ 3 アクセサリ キットから 4 個の絶縁体ポストを探します。図 5-13 を参照してください。

図 5-13 絶縁体ポスト

 

 

ステップ 4 図 5-14 のように、4 個の絶縁ポストを取り付け場所のシステム ボードに装着します。絶縁ポストを締めるには、1/4 インチのナット ドライバを使用します。ISM 絶縁ポストの位置には、取り付け穴の位置の周囲に白色のプラスチック グロメットがあります。

図 5-14 ISM の Cisco 2900 および 3900 シリーズ システム ボードへの接続

 

 

1

ISM

2

絶縁ポスト(4)


注意 取り付け時には絶縁ポストがまっすぐであることを確認します。少しずつしっかりと締めます。ネジの頭がシステム ボードに対してしっかりと付くようにします。

ステップ 5 ISM にコネクタを挿入し、システム ボードに取り付けます。 図 5-15 を参照してください。


) ボードがコネクタに装着されるまで、ISM をしっかりと押し込みます。


ステップ 6 ISM を通してアクセサリ キットのネジを絶縁体に挿入します。図 5-13 を参照してください。 6 ~ 8 インチ ポンド(0.7 ~ 1.1 N-m)のトルクで、プラス ドライバを使用してネジを慎重に締めます。

ステップ 7 ISM がシステム ボードに正しく装着されたことを確認します。図 5-15 を参照してください。

図 5-15 正しく装着された ISM

 

 

ステップ 8 Cisco 2900 の場合、「内部モジュールへのアクセス」を参照してください。

または

Cisco 3900 の場合、「Services Performance Engine の取り外しと交換」を参照してください。


 

ISM 装着の確認

ISM が正しく装着されたことを確認するには、show diag コマンドを使用します。次の例では、1 つの ISM がシステムで認識されています。

Router# show diag
 
 
ISM Slot 0:
Internal-Service-Module
Internal-Service-Module is analyzed
Internal-Service-Module insertion time 13:25:34 ago
EEPROM contents at hardware discovery:
Hardware Revision : 1.0
Part Number : 73-11709-01
Board Revision : 01
Deviation Number : 0-0
Fab Version : 01
PCB Serial Number : FHH1228P02T
RMA Number : 0-0-0-0
RMA History : 00
RMA Test History : 00
Top Assy. Part Number : 800-30779-01
Product (FRU) Number : ISM-SRE-200-K9
Version Identifier : V01
CLEI Code : CLEITBDXXX
EEPROM format version 4
EEPROM contents (hex):
0x00: 04 FF 40 06 31 41 01 00 82 49 2D BD 01 42 30 31
0x10: 80 00 00 00 00 02 01 C1 8B 46 48 48 31 32 32 38
0x20: 50 30 32 54 81 00 00 00 00 04 00 03 00 D9 03 40
0x30: C1 CB C0 46 03 20 00 78 3B 01 CB 8E 49 53 4D 2D
0x40: 53 52 45 2D 32 30 30 2D 4B 39 89 56 30 31 00 C6
0x50: 8A 43 4C 45 49 54 42 44 58 58 58 FF FF FF FF FF
0x60: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x70: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
 
Slot 1:
N2G SM Test Card 1GE Port adapter, 1 port
Port adapter is analyzed
Port adapter insertion time 13:26:22 ago
EEPROM contents at hardware discovery:

PVDM3 の取り付けと取り外し

Cisco 2900 および 3900 シリーズ ISR は、強化された Digital Signal Processor(DSP; デジタル信号プロセッサ)用に次世代パケット音声データ モジュール(PVDM3)をサポートしています。各ルータのマザーボードには異なる数の PVDM3 があります。詳細については、 表 5-1 を参照してください。

表 5-1 PVDM3 のサポート

ルータ
マザーボード
サポートされる PVDM3 の数

Cisco 2921、2951

デフォルト

2

Cisco 2921、2951

デフォルト

3

Cisco 3925

Services Performance Engine 100

4

Cisco 3945

Services Performance Engine 150

4

Cisco 3925E

Services Performance Engine 200

3

Cisco 3945E

Services Performance Engine 250

3

PVDM は同一形式で使用する必要があります。つまり、同じルータに PVDM2 と PVDM3 を混載することはできません。

PVDM スロットのナンバリングは「内部モジュールの位置」で定義されています。PVDM を 1 個だけ使用する場合、モジュールがスロット 0 に装着されていることを確認します。

Cisco 2900 シリーズおよび Cisco 3900 シリーズ ISR の PVDM3 スロットに PVDM2 を装着するには、PVDM II アダプタが必要です。「PVDM2 の装着と取り外し」を参照してください。


注意 PVDM の取り外しまたは装着時には、常に静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。リスト ストラップの装置側をシャーシの金属部分に接続します。


注意 PVDM は端だけを持ちます。PVDM は静電気の影響を受けやすいコンポーネントなので、扱いを誤ると損傷する可能性があります。

PVDM3 の位置と向き

PVDM3 コネクタはマザーボードにあり、PVDM3 0 ~ 3 と名前が付けられています。位置については「内部モジュールの位置」を参照してください。

PVDM3 挿入側には、挿入方向を間違えないように方向ノッチがあります。


注意 PVDM3 と DIMM は、同様のサイズのコネクタにプラグインします。方向ノッチだけが異なります。PVDM3 は必ず PVDM3 コネクタに挿入します。DIMM の方向ノッチの例については、図 5-10 を参照してください。

PVDM3 の取り外し

マザーボードから PVDM3 を取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 マザーボードの PVDM3 を探します。「内部モジュールの位置」を参照してください。

ステップ 3 両方にある PVDM3 の保持クリップを PVDM3 から外し、コネクタからまっすぐ PVDM3 を持ち上げます。図 5-16 を参照してください。

図 5-16 PVDM3 の取り外し

 

 

1

保持クリップを外します

2

PVDM3 を引き出します

ステップ 4 静電気防止用袋に PVDM3 を入れ、静電破壊から保護します。


 

PVDM3 の装着

PVDM3 を装着するには、次の手順を実行します。


) コネクタ 0 から、PVDM3 スロットを順番に使用します。



ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 システム ボード上の PVDM3 コネクタを探します。PVDM3 の位置については、「内部モジュールの位置」を参照してください。

ステップ 3 方向ノッチがコネクタの方向キーに合うように PVDM3 の向きをそろえます。図 5-17 を参照してください。

図 5-17 PVDM3 の装着

 

 

1

PVDM3 をコネクタに挿入します。

2

保持クリップを留めます。

ステップ 4 PVDM3 が装着されるまでコネクタにしっかりと挿入します。

ステップ 5 シャーシ カバーを元に戻します。Cisco 2900 シリーズ ISR の場合、カバーを取り外します。「シャーシ カバーの取り外しおよび再装着」を参照してください。Cisco 3900 シリーズ ISR の場合、SPE を取り外します。「Services Performance Engine の取り外しと交換」を参照してください。


 

PVDM2 の装着と取り外し

PVDM3 スロットに PVDM2 を挿入するには、PVDM アダプタを使用する必要があります。PVDM アダプタはコネクタとクリップが付いた小さな回路基板ボードで、PVDM2 を安全に PVDM3 スロットに取り付けることができます。クリップはアダプタの側面にあり、モジュールを固定するには物理的な操作が必要です。次のビデオ クリップは、アダプタを使用して PVDM2 を装着する方法と取り外す方法について紹介しています。

http://cisco.com/en/US/docs/routers/access/2900/videos/PVDM/PVDM_Adapter.swf

PVDM アダプタ:図 5-18

クリップおよびガイド ポスト:図 5-19

開いたクリップ:図 5-20

閉じたクリップ:図 5-21

 

図 5-18 PVDM アダプタ コンポーネント

 

 

1

PVDM アダプタ

2

PVDM2

3

方向ノッチ

4

ガイド ポストの穴

5

ガイド ポスト

PVDM2 を PVDM3 スロットに装着するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 両方の保持クリップが開いていること(上の位置)を確認します。図 5-19図 5-20、および図 5-21 を参照してください。

図 5-19 は、アダプタ上の保持クリップ、コネクタ クリップ、およびガイド ポストの位置を示しています。

図 5-19 アダプタの保持クリップ、コネクタ クリップ、およびガイド ポスト

 

1

保持クリップ

2

コネクタ クリップ

3

ガイド ポスト

図 5-20 は、開いている保持クリップを示しています。

図 5-20 開いている保持クリップ(上の位置)

 


図 5-21 は、閉じている(下)保持クリップを示しています。

図 5-21 閉じている保持クリップ(下の位置)

 

 

ステップ 3 キー ノッチに合わせるときは、アダプタに対して 45 度の角度で PVDM2 を挿入します。コネクタ全体が端から端までアダプタに装着されるようにし、PVDM2 をアダプタにしっかりと押し込みます。

図 5-22 PVDM2 の PVDM アダプタへの装着

 

 

ステップ 4 PVDM をガイド ポストに押し込みます。ガイド ポストをガイドの穴を通します。コネクタ クリップは PVDM2 の上にあり、PVDM2 をアダプタに固定します。

ステップ 5 両方の保持クリップをそれぞれの留め具に押し込みます。保持クリップは、コネクタ クリップが PVDM2 から外れないように防ぎます。図 5-23 は、正しくアダプタに装着された PVDM2 を示しています。

図 5-23 アダプタへの PVDM2 の正しい装着

 

電源と冗長電源の交換

Cisco 2901 ルータを除き、すべての Cisco 2900 シリーズ ルータには交換可能な電源モジュールと外部 Redundant Power Supply(RPS; 冗長電源)があります。Cisco 3900 シリーズ ルータは、外部 RPS を使用できません。その代わりに、1 個または 2 個の(任意の)内部電源を使用します。2900 シリーズおよび 3900 シリーズのすべての内部電源はモジュール形式であり、内部ケーブルはありません。これらのモジュラ電源は、取り外しまたは装着がドライバを使用するだけでできます。

「Cisco 2901 ルータの電源の交換」

「Cisco 2911 ルータの電源の交換」

「Cisco 2911 ルータのオプションの DC 電源の装着と取り外し」

「Cisco 2911 ルータ電源ブランクの取り付け」

「Cisco 2911 ルータの冗長電源の交換」

「Cisco 2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズの電源の交換」

「イーサネット スイッチ ネットワーク モジュールへの POE 電源の挿入」

「Cisco 2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズのオプションの DC 電源の取り付けまたは交換」

「冗長電源アダプタの装着と取り外し」


) 電源を表 5-2 に示す種類と交換します。


 

表 5-2 電源の互換性

モデル
電源の種類
電源の交換

2911、2921、2951

AC または DC

AC または DC

2911、2921、2951

AC または DC

AC-POE

2911、2921、2951

AC-POE

AC または DC1

2911、2921、2951

AC-POE

AC-POE

3925 および 3945

AC または DC

AC または DC

3925 および 3945

AC または DC

AC-POE

3925 および 3945

AC-POE

AC または DC 1

3925 および 3945

AC-POE

AC-POE

1.AC または DC 電源で AC-POE 電源を置き換える場合、POE はありません。

Cisco 2901 ルータの電源の交換


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。ステートメント 1029


Cisco 2901 ルータの電源を交換するには、次の手順を実行します。Cisco 2901 ルータのコネクタや他のコンポーネントの位置については、図 5-3 を参照してください。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 外部 AC 電源からルータを外します。

ステップ 3 シャーシからカバーを取り外します。「シャーシ カバーの取り外しおよび再装着」を参照してください。

ステップ 4 電源コードを主電源コネクタから外します。図 5-24 を参照してください。

図 5-24 Cisco 2901 電源コンポーネント

 

1

電源モジュール

2

電源取り付けネジ

3

電源コードのコネクタ

ステップ 5 主電源をシャーシに留めているネジを外します。

ステップ 6 シャーシから主電源を持ち上げます。図 5-25 を参照してください。

図 5-25 2901 の電源の装着または取り外し

 

 

ステップ 7 交換の電源をシャーシに挿入します。図 5-25 を参照してください。 電源をシャーシに留めるネジを挿入します。図 5-24 を参照してください。

ステップ 8 電源コードを電源コネクタに接続します。シャーシのカバーを元どおりに取り付け、電源をルータに接続します。

Cisco 2911 ルータの電源の交換

Cisco 2911 ルータに使用できる電源オプションがいくつかあります。 表 5-2 を参照してください。 すべての電源オプションには、簡単に取り外しと交換を行うことができる同じモジュラ フォーム ファクタがあります。

2911 電源を交換するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

図 5-26 Cisco 2911 電源コンポーネント

 

 

1

電源モジュール

2

電源取り付けネジ(2)

ステップ 2 電源モジュールの 2 つの非脱落型ネジを緩めます。図 5-26 を参照してください。

ステップ 3 シャーシから電源モジュールを引き抜きます。

ステップ 4 交換の電源モジュールを挿入し、非脱落型ネジを締めます。

ステップ 5 電源モジュールをただちに交換しない場合は、空のサプライ スロットにブランク カバーを装着します。「Cisco 2911 ルータ電源ブランクの取り付け」を参照してください。


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。ステートメント 1029


Cisco 2911 ルータのオプションの DC 電源の装着と取り外し

Cisco 2911 ルータに使用できる電源オプションがいくつかあります。 表 5-2 を参照してください。 すべての電源オプションには、簡単に取り外しと交換を行うことができる同じモジュラ フォーム ファクタがあります。


警告 この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。ステートメント 1028



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030


2911 DC 電源の取り付け

2911 DC 電源を取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換または取り付けの前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 No.1 プラス ドライバを使用して 2 個の非脱落型ネジを緩め、システムから AC 電源モジュールを取り外し(図 5-26 を参照)、シャーシの I/O 側から電源モジュールをゆっくりと引き出します(図 5-27 を参照)。

ステップ 3 シャーシから電源モジュールを引き抜きます。

ステップ 4 交換の DC 電源モジュールを挿入し、非脱落型ネジを締めます。8 ~ 10 インチ ポンド(0.9 ~ 1.1 N-m)のトルクで締めます。


 

2911 DC 電源の取り外し

2911 DC 電源を取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換または取り付けの前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 No.1 プラス ドライバを使用して 2 個の非脱落型ネジを緩め、システムから電源モジュールを外し(図 5-26 を参照)、シャーシの I/O 側から電源モジュールをゆっくりと引き出します(図 5-27 を参照)。

ステップ 3 シャーシから電源モジュールを引き抜きます。

ステップ 4 電源モジュールをただちに交換しない場合は、空のサプライ スロットにブランク カバーを装着します。「Cisco 2911 ルータ電源ブランクの取り付け」を参照してください。


 

Cisco 2911 ルータ電源ブランクの取り付け

電源モジュールをシステムから取り外した後、交換するまでの間にシステムが通電されたままであるか、通電される可能性がある場合は、安全のために電源ブランク キャップおよびパネルを取り付ける必要があります。


) この手順は、RPS モジュールを備えたシステムを維持する、またはシステムに電源を供給する顧客に適用されます。



ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 電源モジュールが存在する場合、電源が切断され、電源コードが抜かれていることを確認します。

ステップ 3 No.1 プラス ドライバを使用して 2 個の非脱落型ネジを緩め、システムから電源モジュールを外し、シャーシの I/O 側から電源モジュールをゆっくりと引き出します。図 5-27 を参照してください。

図 5-27 2911 ルータ電源ブランクの I/O 側の取り付け

 

ステップ 4 ルータの前面からベゼルを抜き出し、ベゼル アセンブリをルータのベゼル側から取り外します。図 5-28 を参照してください。

図 5-28 2911 電源ブランクのベゼル側の取り付け

 

ステップ 5 シャーシのベゼル側の電源開口部に電源スイッチ ブランク キャップをゆっくり押し込んで取り付けます。ブランク キャップを取り付けるとき、「THIS SIDE UP」ラベルが上になっていることを確認します。完全に収まると、ブランク キャップがカチッとはまります。図 5-28 を参照してください。

ステップ 6 シャーシの穴とベゼルのコネクタを合わせて、ベゼル アセンブリを交換します。完全に収まるまで、ベゼル アセンブリをゆっくり押し込みます。

ステップ 7 電源ブランク パネルをシャーシの I/O 側の電源開口部に押し込んで取り付けます(図 5-27 を参照)。「THIS SIDE UP」とマーキングされたフランジが上を向いていることを確認します。

ステップ 8 電源ブランク パネルを完全に収めた後、No.1 プラス ドライバを使用して 2 個の非脱落型ネジを締めます。


 

Cisco 2911 ルータの冗長電源の交換

Cisco 2911 ルータの Redundant Power Supply(RPS; 冗長電源)は外部 RPS です。外部 RPS はルータの前面のコネクタに取り付けます。RPS を取り付けるには、Cisco 2911 に RPS アダプタを装着する必要があります。図 5-29 を参照してください。「冗長電源アダプタの装着と取り外し」を参照してください。

図 5-29 Cisco 2911 冗長電源アダプタ

 

 

1

RPS アダプタ

2

RPS 取り付けネジ(2 個)

Cisco 2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズの電源の交換


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。ステートメント 1029



警告 この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。ステートメント 1028


Cisco 2921、Cisco 2951、および Cisco 3900 シリーズ ルータには使用できる電源オプションがいくつかあります。 表 5-2 を参照してください。 すべての電源と RPS オプションには、簡単に取り外しと交換を行うことができる同じモジュラ フォーム ファクタがあり、ケーブル配線がありません。RPS を取り付ける場合、電源はホットスワップ可能です。


) 3900 シリーズ ルータは、外部 RPS を使用しません。その代わりに、オプションのセカンダリ内部電源を使用します。



) ホットスワップを実行する前に、この手順を通読し、すべての道具と交換の電源を用意します。ホットスワップ手順では、冷却ファンを取り外す必要があります。ファンの交換を始めてルータの電源がオフになるまでは数分しかありません。ルータが上限温度に達するためです。


Cisco 2921 および Cisco 2951 ルータの電源の交換


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ファン トレイおよびベゼル アセンブリをまっすぐ引き出し、ファン トレイおよびベゼル アセンブリを取り外します。図 5-30 を参照してください。

ステップ 3 電源モジュールの 2 つの非脱落型ネジを緩めます。図 5-30 を参照してください。

ステップ 4 コネクタから電源を利用するために 2 個の非脱落型の電源取り付けネジを取り付け、シャーシから電源モジュールを引き出します。

ステップ 5 交換の電源モジュールを挿入し、非脱落型ネジを締めます。

ステップ 6 ファン トレイとベゼル アセンブリを再装着します。

図 5-30 Cisco 2921 および 2951 の電源コンポーネント

 

1

ファン トレイおよびベゼル アセンブリ

2

電源モジュール

3

電源取り付けネジ(2)

4

(任意)RPS アダプタ

5

RPS またはセカンダリ電源の取り付けネジ(2)


 

Cisco 3900 シリーズ ルータの電源の交換

 


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ベゼルを取り外します。

ステップ 3 ファン トレイの四隅にある 4 本の非脱落型ネジを緩め、ファン トレイを引き出します。図 5-31 を参照してください。

ステップ 4 電源モジュールの 2 つの非脱落型ネジを緩めます。図 5-31 を参照してください。

ステップ 5 コネクタから電源を利用するために 2 個の非脱落型の電源取り付けネジを取り付け、シャーシから電源モジュールを引き出します。

ステップ 6 交換の電源モジュールを挿入し、非脱落型ネジを締めます。

ステップ 7 ファン トレイおよびベゼルを再装着します。

図 5-31 Cisco 3900 シリーズの電源コンポーネント

 

1

ベゼル

2

電源モジュール

3

電源取り付けネジ(2)

4

ファン トレイ


 

イーサネット スイッチ ネットワーク モジュールへの POE 電源の挿入

イーサネット スイッチ ネットワーク モジュールの POE 電力は活性挿入機能をサポートします。POE 電力は活性状態での取り外しをサポートしません。

イーサネット スイッチ ネットワーク モジュールのあるルータで POE 電源をリロードまたは挿入しようとすると、次のメッセージが表示されます。

Aug 10 18:29:40.331: %ILPM_FAULT-5-ILPM_NOTICE: Notice: Inline power supply is being started.
*Aug 10 18:29:40.331: %ILPM_FAULT-5-ILPM_WARNING: Warning: Ethernet Switch Network Modules with PoE Support need to be reloaded to function properly.
*Aug 10 18:29:40.691: %SYS-5-RESTART: System restarted -- Cisco IOS Software, C2900 Software (C2900-UNIVERSALK9-M), Version 15.0(1)M2, RELEASE SOFTWARE (fc2)
 

この警告メッセージは、システム リロードまたは POE 電力復旧への警告で、システムにエラーがあることを示していません。

POE 電源が挿入されると、ルータでインライン電源装置が自動的に復元されます。挿入したら、POE 電源が正常に動作するために、ルータのスイッチ モジュールのリセットが必要です。

2 つの POE 電源がある場合、電源はブースト モードまたはリダンダント モードで動作できます。ブースト モードでは、供給される合計電力は、2 つの電源容量の合計です。リダンダント モードでは、POE 電源の 1 つがエラーになると、もう 1 つの POE が電力を供給します。

Cisco 2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズのオプションの DC 電源の取り付けまたは交換


警告 この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。ステートメント 1028



警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。ステートメント 1029



警告 この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030


Cisco 2921、Cisco 2951、および Cisco 3900 シリーズ ルータには使用できる電源オプションがいくつかあります。 表 5-2 を参照してください。 すべての電源と RPS オプションには、簡単に取り外しと交換を行うことができる同じモジュラ フォーム ファクタがあり、ケーブル配線がありません。RPS を取り付ける場合、電源はホットスワップ可能です。


) 3900 シリーズ ルータは、外部 RPS を使用しません。その代わりに、オプションのセカンダリ内部電源を使用します。



) ホットスワップを実行する前に、この手順を通読し、すべての道具と交換の電源を用意します。ホットスワップ手順では、冷却ファンを取り外す必要があります。ファンの交換を始めてルータの電源がオフになるまでは数分しかありません。ルータが上限温度に達するためです。


Cisco 2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズのオプションの DC 電源の取り付け

Cisco 2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズのオプションの DC 電源を取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ファン トレイおよびベゼル アセンブリを取り外します。

Cisco 3900 シリーズ ルータの場合、ベゼルからファンをまっすぐ引き出し、ファン トレイ アセンブリからオプションのエアー フィルタと共に取り外します。

2900 シリーズ ルータの場合、ベゼル アセンブリを取り外し、ファン トレイ アセンブリの角にある 4 個の非脱落型ネジを緩め、ファン トレイ アセンブリを引き出します。図 5-30 を参照してください。

ステップ 3 AC 電源モジュールの 2 つの非脱落型ネジを緩めます。図 5-30 を参照してください。

ステップ 4 コネクタから AC 電源を利用するために 2 個の非脱落型の AC 電源取り付けネジを取り付け、シャーシから電源モジュールをまっすぐ引き出します。

ステップ 5 DC 電源モジュールを挿入し、非脱落型ネジを締めます。

ステップ 6 ファン トレイとベゼル アセンブリを再装着します。


 

Cisco 2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズのオプションの DC 電源の取り外し

Cisco 2921、Cisco 2951、または Cisco 3900 シリーズのオプションの DC 電源を取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ファン トレイおよびベゼル アセンブリを取り外します。

Cisco 3900 シリーズ ルータの場合、ベゼルからファンをまっすぐ引き出し、ファン トレイ アセンブリからオプションのエアー フィルタと共に取り外します。

2900 シリーズ ルータの場合、ベゼル アセンブリを取り外し、ファン トレイ アセンブリの角にある 4 個の非脱落型ネジを緩め、ファン トレイ アセンブリを引き出します。図 5-30 を参照してください。

ステップ 3 DC 電源モジュールの 2 つの非脱落型ネジを完全に緩めます。図 5-30 を参照してください。

ステップ 4 コネクタから AC 電源を利用するために、2 個の非脱落型の DC 電源取り付けネジを引き抜き、シャーシから電源モジュールをまっすぐ引き出します。

ステップ 5 ファン トレイとベゼル アセンブリを再装着します。


 

冗長電源アダプタの装着と取り外し

Cisco 2911、2921、または 2951 ルータの Redundant Power Supply(RPS; 冗長電源)は外部 Cisco RPS 2300 です。RPS に接続するには、ルータに RPS を装着する必要があります。RPS アダプタを装着する前に、ブランク パネルを取り外す必要があります。外部 RPS はアダプタの前面のコネクタに取り付けます。図 5-32 を参照してください。


) RPS2300 に接続したら、Cisco 2900 シリーズ ルータをリブートする必要があります。



ヒント RPS 2300 の仕様については、次の URL から入手できる、『Cisco Redundant Power Supply System Hardware Installation Guide』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/power_supplies/rps2300/hardware/installation/guide/2300hig.html

RPS の構成によっては、複数のルータをバックアップできます。


注意 RPS の装着または取り外し手順どおりに操作しないと、ルータ、RPS アダプタ、RPS ケーブル、または RPS が破損する可能性があります。

図 5-32 Cisco 2911 冗長電源アダプタ

 

 

1

RPS アダプタ

2

RPS 取り付けネジ(2 個)

表 5-3 に、Cisco 2900 シリーズ ISR と組み合わせた場合の RPS 2300 バックアップ機能を示します。

表 5-3 RPS 2300 のバックアップ機能

電源モード
数と RPS 2300 FRU の種類
1 個、C3K-PWR-750WAC
2 個、C3K-PWR-750WAC
1 個、C3K-PWR-1150WAC
2 個
C3K-PWR-1150WAC

RPS に 2911

1

2

1

2

RPS に 2921、2951

0

1

0

1

POE ブーストに 2911

0

1

1

2

POE ブーストに 2921、2951

0

1

0

1

RPS アダプタの装着

RPS アダプタを装着するには、次の手順を実行します。


注意 RPS アダプタをルータのシャーシに装着してから、RPS に接続する必要があります。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 AC または DC 電源がルータの電源から外されていることを確認します。

ステップ 3 接続されている場合、RPS 2300 をスタンバイ モードにします。RPS 2300 の操作については、『Cisco Redundant Power System 2300 Hardware Installation Guide』を参照してください。

ステップ 4 RPS アダプタが装着されていない場合、ブランク パネルがその場所にあります。RPS アダプタのブランク パネルを取り外します。

ステップ 5 RPS アダプタをルータに挿入し(図 5-29 または図 5-30)、ネジを締めます。

ステップ 6 RPS 2300 ケーブルを RPS アダプタ コネクタに接続します。

ステップ 7 RPS 2300 ケーブルの反対側を RPS 2300 に接続します。

ステップ 8 ルータの電源を投入します。

ステップ 9 RPS をアクティブ モードにします。


 

RPS アダプタの取り外し

RPS アダプタを取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、 安全上の警告の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 接続されている場合、RPS 2300 をスタンバイ モードにします。RPS 2300 の操作については、『Cisco Redundant Power System 2300 Hardware Installation Guide』を参照してください。

ステップ 3 AC または DC 電源をオフにし、ルータ電源から外します。

ステップ 4 RPS 2300 から RPS ケーブルを外します。

ステップ 5 RPS アダプタから RPS 2300 ケーブルの反対側を外します。

ステップ 6 RPS アダプタを取り外します。

ステップ 7 RPS ブランク パネルを取り付けます。


 

Cisco 2911、2921、および 2951 電源と RPS のエラー メッセージ

Cisco 2911、2921、および 2951 ルータに固有の RPS エラー メッセージが多数あります。メッセージはルータのコンソール端末に表示されます。 表 5-4 はメッセージとその意味のリストです。

表 5-4 Cisco 2911、2921、および 2951 電源と RPS のエラー メッセージ

メッセージ
状況

An unsupported RPS is connected or cable is not inserted properly

リロード中に、IOS から RPS2300 PID を読み取ることができませんでした。または RPS2300 PID が一致しません。RPS2300 PID は、ルータと RPS2300 間の I2C リンクで読み取られます。このエラーは、ケーブル接続に問題がある可能性も示しています。

Power supplies inserted in RPS are incompatible

互換性のない RPS 2300 FRU です。使用できる FRU は 1150W または 750W です。RPS は異なる FRU をサポートしていません。 表 5-2 を参照してください。

RPS has a critical fault

リロード中に、RPS2300 が過電流、過熱、または低電圧の状態になりました。

RPS is not ready for configuration

RPS2300 は、接続されている LU2 からの制御コマンドまたはコンフィギュレーション コマンドを処理中です。また、ルータはコマンドを RPS2300 に送信しようとしています。

RPS is not available for backup

RPS2300 は他の LU をバックアップしており、現在のルータをバックアップできません。

One critical RPS fault has occurred or RPS power supply is not good

実行中に、RPS2300 が過電流、過熱、または低電圧の状態になったか、電源に障害が発生しました。

RPS is disconnected or powered off

RPS2300 の接続が外れているか、電源がオフです。

An unsupported RPS is connected.

リロードまたは実行中に、サポートされない RPS2300 がルータに接続されています。

RPS OIR insertion is not supported.Reload the router for power redundancy.

実行時に、サポートされる RPS2300 がルータに接続されています。

Chassis power is not good in PSU 1

実行中に、入力電源が内部電源から外されました。

Input source is removed from PSU 1

実行中に、入力電源が内部電源から外されました。

PSU's PoE power is not good in slot 1

実行中に、内部電源からの PoE 電力の供給に失敗しました。

PSU is removed in slot 1

内部電源が外されました。

2.LU=負荷装置。

ファン トレイまたはエアー フィルタの交換

Cisco 2900 シリーズおよび 3900 シリーズ ルータには、現場交換可能ユニット(FRU)であるホットスワップ可能なファン トレイとエアー フィルタがあります。ファン トレイは 1 つのアセンブリにすべてのルータ ファンが含まれます。ファンに障害がある場合、マイナス ドライバまたはプラス ドライバを使用してトレイを交換します。


) ファン フィルタを、6 か月ごとまたは汚れたときのいずれか早い時期に交換することを推奨します。


ファン トレイをホットスワップする前に

ファン トレイをホットスワップする前に、次の安全注意を読んでください。

手順全体を読み、必要な道具を手元に用意します。

90 °F(32 °C)を超える室温では、ホットスワップを実行しないでください。

6,000 フィート(1,829 メートル)を超える高度では、ホットスワップを実行しないでください。

ルータが動作中の場合、ルータが加熱しないように、次の時間内でファンを交換することを推奨します。

Cisco 2911 は 2 分以内

Cisco 2921 または 2951 は 2 分以内

Cisco 3900 シリーズは 1.5 分以内

Cisco 2911

「Cisco 2911 のファン トレイの交換」

「Cisco 2911 のエアー フィルタの交換」

Cisco 2921 および Cisco 2951

「Cisco 2921 または 2951 のファン トレイの交換」

Cisco 2900 および Cisco 3900 シリーズ

「Cisco 3900 シリーズのファン トレイの交換」

「Cisco 3900 シリーズのエアー フィルタの交換」

Cisco 2911 のファン トレイの交換

ファン トレイをホットスワップするには、次の手順を実行します。


) ファン トレイをホットスワップする場合、ルータを動作温度以下に保つために、2 分以内で操作を完了することを推奨します。



ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ベゼルのスナップを外し、シャーシからまっすぐ引き出します。図 5-33 を参照してください。

図 5-33 Cisco 2911 のファン トレイの交換

1

ファン トレイの非脱落型ネジ(2)

2

ベゼル

ステップ 3 ファン トレイの 2 個の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 4 ファン トレイを引き出します。

ステップ 5 交換のファン トレイを挿入し、2 個の非脱落型ネジを締めます。

ステップ 6 ベゼルを元どおりに取り付けます。


 

Cisco 2911 のエアー フィルタの交換

エアー フィルタを交換するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ベゼルのスナップを外し、シャーシからまっすぐ引き出します。図 5-34 を参照してください。

図 5-34 Cisco 2911 のフィルタの交換

1

フィルタ

2

フィルタ カバー

3

ベゼル

ステップ 3 エアー フィルタ カバーからネジを外し、フィルタを取り外します。

ステップ 4 交換のエアー フィルタ、エアー フィルタ カバー、およびベゼルを取り付けます。


 

Cisco 2921 または 2951 のファン トレイの交換

ファン トレイを交換するには、次の手順を実行します。


) ファン トレイをホットスワップする場合、ルータを動作温度以下に保つために、2 分以内で操作を完了することを推奨します。図 5-35 を参照してください。



ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ファン トレイの 4 個の非脱落型ネジの上にあるファン トレイのネジ カバーを開けます。

ステップ 3 ファン トレイの 4 個の非脱落型ネジを完全に緩めます。

ステップ 4 ファン トレイを引き出します。

ステップ 5 交換のファン トレイを挿入し、4 個の非脱落型ネジを締めます。

ステップ 6 ネジ カバーを元どおりに取り付けます。


 

図 5-35 Cisco 2921 および 2951 のファン トレイの交換

1

ファン トレイおよびベゼル アセンブリ


 

Cisco 3900 シリーズのファン トレイの交換

Cisco 3900 シリーズ ルータ ファン トレイをホットスワップするには、次の手順を実行します。


) ファン トレイをホットスワップする場合、ルータを動作温度以下に保つために、1.5 分以内で操作を完了することを推奨します。



ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ベゼルのスナップを外し、シャーシからまっすぐ引き出します。まず、ベゼルはかなりしっかりと装着されています。図 5-36 を参照してください。

図 5-36 Cisco 3900 シリーズ ルータのベゼルの取り外し

 

1

ベゼル

ステップ 3 ファン トレイの 4 個の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 4 ファン トレイを引き出します。

ステップ 5 図 5-37 のように、交換のファン トレイを挿入し、4 個の非脱落型ネジを締めます。

図 5-37 Cisco 3900 シリーズのファン トレイの交換

 

 

ステップ 6 ベゼルを元どおりに取り付けます。


 

Cisco 3900 シリーズのエアー フィルタの交換

エアー フィルタを交換するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ベゼルのスナップを外し、シャーシからまっすぐ引き出します。図 5-38 を参照してください。

図 5-38 Cisco 3900 シリーズ ルータのベゼルの取り外し

 

1

ベゼル

ステップ 3 ベゼル内に取り付けられたフィルタを探します。

ステップ 4 フィルタを取り外し、交換のフィルタをベゼル内に挿入します。

ステップ 5 ベゼルを元どおりに取り付けます。図 5-39 を参照してください。

図 5-39 Cisco 3900 シリーズのエアー フィルタの交換

 

1

ベゼル

2

スナップ(固定)

3

エアー フィルタ


 

FIPS ルーバーの装着

Cisco 2911 システムを FIPS 140-2 準拠にするには、Federal Information Processing Standard(FIPS; 連邦情報処理標準)のルーバーを装着できます。ルーバーを装着するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ネジを外して、ルータの側面にアクセスできるようにします(図 5-40 を参照)。

ステップ 3 4 個の 8-32 ネジを FIPS ルーバーのプレートに通し、ネジに FIPS スペーサを合わせます。図 5-40 を参照してください。

図 5-40 FIPS ルーバー コンポーネントと装着

1

ネジ

2

FIPS ルーバー

3

FIPS ルーバーのスペーサ

ステップ 4 ルータのルーバーとスペーサにネジをしっかりと留めます。

図 5-41 正しく装着された FIPS ルーバー

 

CompactFlash メモリ カードの取り外しと装着

ここでは、Cisco 2900 および 3900 シリーズ サービス統合型ルータで CompactFlash(CF)メモリ カードを装着および交換する方法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「静電破壊の防止」

「CompactFlash メモリ カードの取り外し」

「CompactFlash メモリ カードの装着」

静電破壊の防止

CF メモリ カードは静電放電(ESD)によって破損しやすいコンポーネントです。静電破壊は、電子カードまたはコンポーネントの取り扱いが不適切な場合に発生します。ESD は故障または間欠的な障害を引き起こす可能性があります。

静電破壊を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

常に静電気防止用リストまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。

ストラップの装置側を塗装されていないシャーシの面に接続します。

CF メモリは、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用袋に収めます。カードを返却する場合には、ただちに静電気防止用袋に入れてください。

カードと衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気からカードを保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。

装着が完了するまでリスト ストラップは外さないでください。


注意 安全のために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ~ 10 M Ω(メガオーム)でなければなりません。

CompactFlash メモリ カードの取り外し

シャーシから CF メモリ カードを取り外すには、次の手順を実行します。図 5-44 を参照してください。


注意 CF メモリ カードにアクセス中は、シャーシからカードを取り外さないでください。フラッシュ メモリにアクセス中は、CF LED が点滅します。フラッシュ メモリにアクセス中にルータから CF メモリ カードを取り外すと、データの破損や動作不良の原因になります。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 CF のカバーを外すには、スロットにマイナス ドライバを差し入れ、テンショナに逆らって横方向に押し、カバー ドアを開けます (図 5-42 および図 5-43 を参照)。

図 5-42 CompactFlash カバーへのドライバの差し込み

図 5-43 CompactFlash カバーの取り外し

 

ステップ 3 CompactFlash メモリ カードの横にあるイジェクタ ボタンを押します。パネルから外れるように、イジェクタ ボタンを外側に動かします。

図 5-44 Cisco 2900 シリーズ ルータの CompactFlash メモリ カード スロット

 

 

ステップ 4 もう一度イジェクタ ボタンを押します。図 5-44 を参照してください。 これにより、CompactFlash メモリ カードが一部スロットからはみ出した状態になります。

ステップ 5 スロットから CF メモリ カードを引き出します。

ステップ 6 ボタンがベゼルと同じ高さになるまでイジェクタ ボタンを押します。


注意 イジェクタのメカニズムを損傷しないように、CompactFlash メモリ カードを抜くとき以外は、イジェクタ ボタンを完全に押された状態にしておく(ベゼルと同じ高さにする)必要があります。


 

CompactFlash メモリ カードの装着

CompactFlash メモリ カードを装着するには、次の手順を実行します(図 5-44 を参照)。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ベゼルと同じ高さになるまでイジェクタ ボタンを押します。


) イジェクタ ボタンがパネルから突き出ている場合、ベゼルと同じ高さになるまで押します。


ステップ 3 CompactFlash メモリ カードがしっかりと装着されるまでスロットに挿入します。イジェクタ ボタンはパネルと同じ高さのままです。


) CompactFlash メモリ カードを挿入した後に、イジェクタ ボタンがパネルから突き出ている場合、CompactFlash メモリ カードを取り外し、カチッと音がするまでイジェクタ ボタンを押してから、CompactFlash メモリ カードを装着し直します。



注意 イジェクタのメカニズムを損傷しないように、CompactFlash メモリ カードを抜くとき以外は、イジェクタ ボタンを完全に押された状態にしておく必要があります。

ステップ 4 カバーのリップをシャーシに挿入してから元の位置に押し込んで、CompactFlash カバーを元に戻します。

SFP モジュールの装着

ここでは、オプションの Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールを Cisco 2900 および Cisco 3900 シリーズ サービス統合型ルータに装着して、光ファイバ ギガビット イーサネット接続を実現する方法について説明します。

SFP モジュールはルータの背面パネルのスロットに装着します。Cisco IOS ソフトウェアで選択する場合、ポート gigabitethernet 0/0 に割り当てられます。デフォルトは組み込みの RJ-45 1000Base-T コネクタで、このポートでイネーブルにされています。

Cisco 2900 シリーズおよび Cisco 3900 シリーズ ルータでサポートされているのは、シスコが認定している SFP モジュールだけです。 表 5-5 は、Cisco 2900 および 3900 ISR でサポートされている SFP のリストです。

互換性については、『Cisco Transceiver Modules Compatibility Information』を参照してください。

 

表 5-5 Cisco 2900 および 3900 シリーズ ルータでサポートされる SFP

シスコの型番
SFP トランシーバ
ファイバの直径
(マイクロメートル)
波長
(nm)
モード
最大
距離

GLC-SX-MM=

1000Base-SX

50

850

マルチ

550 m

GLC-LH-SM=

1000Base-LX/LH

9/125

1310

シングル

10 km

GLC-ZX-SM=

1000Base-ZX

9/125

1550

シングル

100 km

CWDM-SFP-1470=

1000Base-CWDM

50

1470

シングル

100 km

CWDM-SFP-1490=

1490

CWDM-SFP-1510=

1510

CWDM-SFP-1530=

1530

CWDM-SFP-1550=

1550

CWDM-SFP-1570=

1570

CWDM-SFP-1590=

1590

CWDM-SFP-1610=

1610

DWDM-SFP-3033

1000BASE-DWDM

--

1530.33

--

--

DWDM-SFP-3112

1000BASE-DWDM

--

1531.12

--

--

DWDM-SFP-3190

1000BASE-DWDM

--

1531.90

--

--

DWDM-SFP-3268

1000BASE-DWDM

--

1532.68

--

--

DWDM-SFP-3425

1000BASE-DWDM

--

1534.25

--

--

DWDM-SFP-3504

1000BASE-DWDM

--

1535.04

--

--

DWDM-SFP-3582

1000BASE-DWDM

--

1535.82

--

--

DWDM-SFP-3661

1000BASE-DWDM

--

1536.61

--

--

DWDM-SFP-3819

1000BASE-DWDM

--

1538.19

--

--

DWDM-SFP-3898

1000BASE-DWDM

--

1539.77

--

--

DWDM-SFP-3977

1000BASE-DWDM

--

1539.98

--

--

DWDM-SFP-4056

1000BASE-DWDM

--

1540.56

--

--

DWDM-SFP-4214

1000BASE-DWDM

--

1542.14

--

--

DWDM-SFP-4294

1000BASE-DWDM

--

1542.94

--

--

DWDM-SFP-4373

1000BASE-DWDM

--

1543.73

--

--

DWDM-SFP-4453

1000BASE-DWDM

--

1544.53

--

--

DWDM-SFP-4612

1000BASE-DWDM

--

1546.12

--

--

DWDM-SFP-4692

1000BASE-DWDM

--

1546.92

--

--

DWDM-SFP-4772

1000BASE-DWDM

--

1547.72

--

--

DWDM-SFP-4851

1000BASE-DWDM

--

1548.51

--

--

DWDM-SFP-5012

1000BASE-DWDM

--

1550.12

--

--

DWDM-SFP-5092

1000BASE-DWDM

--

1550.92

--

--

DWDM-SFP-5172

1000BASE-DWDM

--

1551.72

--

--

DWDM-SFP-5252

1000BASE-DWDM

--

1552.52

--

--

DWDM-SFP-5413

1000BASE-DWDM

--

1554.13

--

--

DWDM-SFP-5494

1000BASE-DWDM

--

1554.94

--

--

DWDM-SFP-5575

1000BASE-DWDM

--

1555.75

--

--

DWDM-SFP-5655

1000BASE-DWDM

--

1556.55

--

--

DWDM-SFP-5817

1000BASE-DWDM

--

1558.17

--

--

DWDM-SFP-5898

1000BASE-DWDM

--

1558.98

--

--

DWDM-SFP-5979

1000BASE-DWDM

--

1559.79

--

--

DWDM-SFP-6061

1000BASE-DWDM

--

1560.61

--

--

GLC-BX-D

1490 TX

--

--

1310 RX

--

--

GLC-BX-U

1310 TX

--

--

1490 RX

--

--

GLC-FE-100FX

--

--

1310

マルチ

2 km

GLC-FE-100LX

--

--

1310

シングル

10 km

GLC-FE-100EX

100BASE-FX

--

1310

シングル

40 km

GLC-FE-100ZX

100BASE-ZX

--

1550

シングル

80 km

GLC-FE-100BX-U

1310 TX

シングル

10 km

1550 RX

GLC-FE-100BX-D

1550 TX

シングル

10 km

1310 RX

GLC-GE-100FX

--

--

1310

マルチ

2 km


ヒント シスコ認定の SFP を使用しているかどうかを判断するには、Cisco IOS プロンプトで show controller コマンドを使用します。

レーザーの安全に関する推奨事項

光 SFP は光ファイバ信号を生成するために少量のレーザー光を使用します。ケーブルがポートに接続されていない場合は常に、光の伝送を保ち、対象のポートを受信します。


警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。ステートメント 1051



警告 本製品の最終処分は、各国のすべての法律および規制に従って行ってください。ステートメント 1040


Cisco 2900 または 3900 シリーズ ルータに SFP モジュールを装着するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 ルータ コネクタに SFP をスライドし、所定の位置に固定されるまで挿入します(図 5-45 を参照)。


ヒント SFP が留め具式ラッチを使用している場合(図 5-45 を参照)、SFP モジュールの上にハンドルがある必要があります。

図 5-45 SFP モジュールの装着

 


注意 ケーブル接続の準備ができていない場合、SFP から光ポートのプラグを外さないでください。

ステップ 3 ネットワーク ケーブルを SFP モジュールに接続します。


 

SFP モジュールの取り外し

Cisco 2900 シリーズまたは Cisco 3900 シリーズ ルータから SFP を取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールの交換の前に、「安全上の警告」の項を熟読し、電源を切断します。

ステップ 2 SFP からすべてのケーブルの接続を外します。


警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。ステートメント 1051



注意 多くの SFP に使用されているラッチ メカニズムでは、ケーブルが接続されているときは SFP は所定の位置でロックされます。SFP を取り外すときに、ケーブル接続を引っ張らないでください。

ステップ 3 SFP ラッチの接続を外します。図 5-46 を参照してください。


) SFP ポートのモジュールのセキュリティを保護するために、SFP モジュールは多様なラッチ デザインを使用しています。ラッチ デザインは SFP のモデルまたはテクノロジーの種類に関係ありません。SFP のテクノロジーの種類とモデルについては、SFP の側面にあるラベルを参照してください。


図 5-46 SFP ラッチ メカニズムの接続解除

 

1

スライド式ラッチ

3

留め具式ラッチ

2

スイング & スライド式ラッチ

4

プラスチック カラー式ラッチ


ヒント 指が届かない場合、ペン、ドライバ、または他のまっすぐな道具を使用して、留め具のハンドルを慎重に外します。

ステップ 4 SFP の両端を持ち、ルータから取り外します。