Cisco 1900 シリーズ統合型サービス ルータ ハード ウェア インストレーション
Cisco 1900 シリーズ ルータのシャーシの設 置手順
Cisco 1900 シリーズ ルータのシャーシの設置手順
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Cisco 1900 シリーズ ルータのシャーシの設置手順

シャーシのセットアップ

シャーシの内の空気の流れを示す図

卓上へのシャーシの設置

シャーシのアース

壁面へのシャーシの設置

ラックへのシャーシの設置

Cisco 1900 シリーズ ルータへのラックマウント ブラケットの取り付け

シャーシのアース接続の取り付け

Cisco 1900 シリーズ ルータのシャーシの設置手順

このマニュアルでは、Cisco 1941 サービス統合型ルータを物理的にセットアップする方法について説明します。具体的な内容は、次のとおりです。

「シャーシのセットアップ」

「卓上へのシャーシの設置」

「壁面へのシャーシの設置」

「ラックへのシャーシの設置」

「シャーシのアース接続の取り付け」

Cisco 1941 ルータは通常、ルータの機能を拡大および拡張するためにアップグレードまたは交換できる複数のコンポーネントとともに出荷されます。これらのコンポーネントは内部的にルータに挿入されるか、ルータのシャーシのスロットに接続されます。


) このマニュアルに記載される警告の翻訳を確認するには、ルータに付属の『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 1900 Series Routers』を参照してください。


内部コンポーネント

ルータの内部コンポーネントには、次のものがあります。

Dynamic Random-Access Memory(DRAM; ダイナミック ランダムアクセス メモリ)

Internal Services Module(ISM)

これらのいずれかの項目を取り外す、またはアップグレードする必要がある場合は、 「Cisco 1900 シリーズ ルータの内蔵モジュールの取り付けおよびアップグレード」 の章の手順に従ってください。

接続コンポーネント

次のコンポーネントは、ルータのシャーシに接続できます。

WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)

Voice/WAN Interface Card(VWIC; 音声/WAN インターフェイス カード)(データ モードに限る)

High-Speed WAN Interface Card(HWIC; 高速 WAN インターフェイス カード)

Enhanced High-Speed WAN Interface Card(EHWIC; 拡張高速 WAN インターフェイス カード)

CompactFlash メモリ カード

WIC、VWIC、HWIC、または EHWIC を取り外す、または取り付ける必要がある場合は、次の URL にある『Installing Cisco Interface Cards in Cisco Access Routers』の手順に従ってください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/access/interfaces/ic/hardware/installation/guide/inst_ic.html

CompactFlash メモリ カードを取り外す、またはアップグレードする必要がある場合は、 「Cisco 1900 シリーズ ルータにおける CompactFlash メモリ カードの取り付けおよび取り外し」 の章の手順に従ってください。

シャーシのセットアップ

Cisco 1941 ルータは卓上に設置でき、壁面にも設置できます。使用しているネットワークのニーズに最適なセットアップを選択します。これらのセットアップは、次の項で説明されています。

「卓上へのシャーシの設置」

「壁面へのシャーシの設置」

ラックへのシャーシの設置


注意 前面パネルのベゼルは Cisco 1941 ルータから取り外さないでください。これは製品の格納ラックの一部であり、外部の部品をルータに差し込むことによる損傷を防ぎ、内部の Electromagnetic Interference(EMI; 電磁波干渉)からのシールドとなり、シャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つためにそのままにしておく必要があります。

シャーシの内の空気の流れを示す図

図 4-1 に、シャーシ内の空気の流れを示します。

図 4-1 Cisco 1900 シリーズでのシャーシ内の空気の流れ

卓上へのシャーシの設置

Cisco 1941 ルータは、卓上または棚に設置できます。Cisco 1941 ルータは、シャーシにゴム製の脚が取り付けられた状態で出荷されます。


警告 けがまたはシャーシの破損を防ぐために、モジュール(電源装置、ファン、またはカードなど)のハンドルを持ってシャーシを持ち上げたり、傾けたりすることは絶対に避けてください。これらのハンドルは、シャーシの重さを支えるようには設計されていません。ステートメント 1032



注意 ルータの上に 4.5 kg(10 ポンド)を超えるものを置かないでください。ルータの上に重いものを置くと、シャーシが損傷することがあります。

シャーシのアース

ルータを設置したら、シャーシを信頼性の高いアースに接続する必要があります。シャーシのアース接続の手順については、「シャーシのアース接続の取り付け」を参照してください。

壁面へのシャーシの設置


警告 この装置は、壁面に設置することを前提としています。設置を開始する前に、壁面への設置手順をよく読んでください。ハードウェアを正しく使用しなかった場合、または正しい手順に従わなかった場合は、けがをしたり、システムが損傷したりすることがあります。ステートメント 248


Cisco 1941 ルータを壁面に設置するには、2 つの No.6 かつ 3/4 インチのネジとルータの底面にある設置機構を使用します。ネジを用意する必要があります。なべネジまたは丸ネジを使用することを推奨します。


注意 ネジは壁面スタッド(木製)または壁に適した種類の壁面取り付け用金具に取り付ける必要があります。ルータを設置するには、乾式壁へのネジの取り付けでは不十分です。

ルータの壁面設置機構については、図 4-2 を参照してください。

図 4-2 Cisco 1941 ルータの壁面設置機構

 

 

1

壁面用ネジ

2

5 インチ(12.7 cm)

3

シャーシの取り付け穴(底面)

4

ルータのシャーシ

5

設置面

ルータを壁面または他の表面に設置するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 5.00 インチ(12.7 cm)の 2 つのネジを水平に離して壁面または他の垂直な表面に取り付けます。

ネジは壁の表面から 0.25 インチ(0.6 cm)突き出た状態である必要があります。

ステップ 2 ルータからゴム製の脚を取り外します。

ステップ 3 ルータをネジに掛けます。これは、安全な使用に関する適切な指示です。図 4-2 を参照してください。


注意 乾式壁にネジを取り付ける場合は、ネジを固定するために中空壁面取り付け用金具(1/8 インチ× 5/16 インチ)を使用してください。ネジが適切に固定されない場合は、ルータの背面パネルに接続されたケーブルへの負担のため、ルータが壁から引っ張られることがあります。

ラックへのシャーシの設置

Cisco 1941 ルータは 19 インチの EIA ラックに設置できます。マウント ブラケットを使用すると、前面を前にして設置したり、背面を前に設置したりできます。

ルータは次の方法で設置できます。

前面設置:ブラケットがシャーシの前方に取り付けられ、前面パネルが前方を向いた状態になります。

背面設置:ブラケットがシャーシの後方に取り付けられ、背面パネルが前方を向いた状態になります。

Cisco 1900 シリーズ ルータへのラックマウント ブラケットの取り付け

提供された 4 つの No.8 ネジを使用して、各ブラケットの長い方をルータに取り付けます。 図 4-3 に、ブラケットをルータの側面に取り付ける方法を示します(前面パネルが前方を向いた状態になります)。15 ~ 18 インチ ポンド(1.7 ~ 2.0 N-m)のトルクでネジを締めます。


) ラックに設置する場合は、ゴム製の脚を取り除かなければならない場合があります。


図 4-3 前面設置の場合のブラケットの取り付け

 

図 4-4 に、ブラケットをルータの側面に取り付ける方法を示します(背面パネルが前方を向いた状態になります)。

図 4-4 背面設置の場合のブラケットの取り付け

 

図 4-5 に、ブラケットをラックに取り付ける方法を示します。

図 4-5 ラックへのブラケットの取り付け

 

シャーシのアース接続の取り付け


警告 この装置には、アースを施す必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース導体が正しく取り付けられていない装置を稼動させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合は、電気検査機関または電気技師にお問い合せください。ステートメント 1024


アース ラグとサイズ 14 AWG(2 mm 2 )ワイヤを使用して、シャーシを信頼性の高いアースに接続する必要があります。Cisco 1941 ルータでアース接続を取り付けるには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 アース線の一端を剥ぎ取り、導体が 20 mm(0.75 インチ)露出するようにします。

ステップ 2 ルータの背面パネルにある、No.6 アース ネジのサイズに適切に調整された UL 規格/CSA 認定のリング端子に緑色の 14 AWG アース線を圧着します。圧着工具は、リング ラグ端子の製造業者が推奨するものである必要があります。

ステップ 3 シャーシにリング端子を取り付けます。Cisco 1941 ルータの取り付け位置については、 図 4-6 を参照してください。No.2 プラス ドライバと、アース ラグとともに提供されたネジを使用します。8 ~ 10 インチ ポンド(0.9 ~ 1.1 N-m)のトルクでネジを締めます。

図 4-6 Cisco 1941 ルータでのシャーシのアース接続

 

ステップ 4 アース線のもう一方を既知の信頼性の高いアース ポイントに接続します。アース接続の適合性に関する質問がある場合は、資格を持った電気技師にご相談ください。


 

ルータが取り付けられ、アースが適切に施されたら、取り付けに必要な WAN ケーブルおよび LAN ケーブルを接続できます。ケーブルの接続手順については、 「Cisco 1900 シリーズ ルータのケーブル接続手順」 の章を参照してください。