ルータ : Cisco 1800 シリーズ サービス統合型ルータ

Cisco ISR 1800 シリーズ ルータ (モジュール型)内蔵モジュールの取り付け およびアップグレード手順

Cisco ISR 1800 シリーズ ルータ(モジュール型)内蔵モジュールの取り付けおよびアップグレード手順
発行日;2011/12/21 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco ISR 1800 シリーズ ルータ

安全上の警告

Cisco 1841ルータの内蔵モジュール

シャーシの開け方

モジュールの位置

SODIMMの取り付け

AIMの取り付け

使用するアクセサリ キット

取り付け手順

AIMラベルの貼り付け

シャーシの閉め方

Cisco ISR 1800 シリーズ ルータ
(モジュール型)内蔵モジュールの取り付け
およびアップグレード手順

このマニュアルでは、Cisco 1800シリーズCisco Integrated Service Router(ISR)(モジュール型)の内蔵モジュールを取り付ける方法およびアップグレード方法について説明します。メモリ モジュールとAdvanced Integration Module(AIM)が内蔵モジュールに該当します。これらのモジュールの着脱を行うには、ルータのカバーを取り外す必要があります。このマニュアルの構成は、次のとおりです。

「安全上の警告」

「Cisco 1841ルータの内蔵モジュール」

安全上の警告


警告 オン/オフ スイッチのあるシステムを扱う場合は、事前に電源をオフにして、電源コードを外してください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付くことがあります。



警告 作業中は、カードのESD破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険性があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 ルータの電源がオフであるかオンであるかにかかわらず、WANポートには危険なネットワーク電圧がかかっています。WANポート付近で作業するときには、感電しないように十分に注意してください。ケーブルを取り外す場合は、ルータ側から先にケーブルを外してください。


Cisco 1841ルータの内蔵モジュール

ここでは、Cisco 1841ルータにSmall Outline Dual In-line Memory Module(SODIMM)およびAIMを取り付ける方法について説明します。具体的な内容は、次のとおりです。

「シャーシの開け方」

「モジュールの位置」

「SODIMMの取り付け」

「AIMの取り付け」

「シャーシの閉め方」

ここで説明するモジュール交換手順では、いずれの場合もシャーシ カバーを取り外す必要があります。モジュール交換作業を行う前に、電源を切断し、「シャーシの開け方」の説明に従ってカバーを取り外してください。モジュール交換作業の完了後は、「シャーシの閉め方」の説明に従って、シャーシ カバーを取り付けます。

シャーシの開け方

シャーシを開ける手順は、次のとおりです。No. 1のプラス ドライバが必要です。


ステップ 1 ルータの電源がオフになっていて、AC電源とつながっていないことを確認します。

ステップ 2 ルータをひっくり返して、ルータの天井を平らな面に寝かせます。

ステップ 3 プラス ドライバを使用して、シャーシの上下を結合しているネジを取り外します。を参照してください。

図1 シャーシのネジの取り外し

 

 

1

ルータのカバーを固定しているネジ

ステップ 4 マイナス ドライバを切り欠き位置でスロットに差し込んで、90°回転させてシャーシから上部カバーを外します。図2を参照してください。

図2 ドライバを梃子にする位置

 

 

1

ドライバの切り欠き位置

ステップ 5 ルータを元の位置(天井が上)に戻します。

ステップ 6 ルータの天井を手前に静かに引き、平らな面に置いたルータの底面から持ち上げるようにして外します。図3を参照してください。

図3 Cisco 1841ルータのカバーの取り外し

 

 

1

ルータ シャーシからカバーを後ろに引く

2

カバーを回すようにしてルータ シャーシから外す

ステップ 7 静電気防止用マットにルータ下部を置き、メモリの取り付け作業を開始します。


 

モジュールの位置

図4に、Cisco 1841のマザーボードにおけるSODIMMまたはAIM用コネクタの位置を示します。

図4 Cisco 1841の内部

 

 

1

アース ネジ

7

AIMモジュール

2

インターフェイス カード スロット0

8

SODIMMソケット

3

USBポート

9

電源接続

4

CompactFlashメモリ カード スロット

10

システム ファン

5

インターフェイス カード スロット1

11

電源装置

6

WIC/HWICスロットおよびコネクタの保護シールド

 

注意 どのような状況であっても、WIC/HWICスロットとコネクタを保護している保護シールドを改変したり取り外したりしないでください。

SODIMMの取り付け

SODIMMを取り付けると、ルータのDRAM容量を拡張できます。

ルータのマザーボードにSODIMMを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 マザーボードでSODIMMソケットの位置を確認します。

ステップ 2 既存のSODIMMがある場合は、ソケットの端にあるバネ仕掛けのクリップをSODIMMが外れるまで静かに引き、SODIMUUを静かに引き上げてソケットから取り外します。図5を参照してください。

図5 SODIMMの取り外し

 

 

1

バネ仕掛けのクリップ

2

SODIMM

ステップ 3 図6を参照し、SODIMMソケットにSODIMMを差し込みます。

図6 SODIMMの取り付け

 

 

1

SODIMM

2

ソケットに差し込んで回転させる

ステップ 4 ソケット上のバネ仕掛けのクリップがカチリと音を立ててSODIMMの端にはまるまで、SODIMMをソケットにしっかりと押し入れます。


 

AIMの取り付け

Cisco 1841ルータは、AIMモジュールを1つサポートできます。AIMを取り付ける手順は、次のとおりです。


注意 AIMを取り付けるときには、必ず静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。リスト ストラップの装置側は、シャーシの金属部分に固定します。


注意 AIMを扱う場合は、必ず端を持ってください。AIMは静電気の影響を受けやすいコンポーネントなので、扱いを誤ると故障する可能性があります。

使用するアクセサリ キット

AIMによっては複数のアクセサリ キットが付属しており、それぞれ異なる構成の取り付け金具が収められています。Cisco 1841ルータ用の取り付け金具は、ネジを切った金属製の支柱×2、金属製の小ネジ×2、およびプラスチック製の支柱×1です。

Cisco 1841ルータにAIMモジュールを取り付けるには、マウント キット69-1316-01に含まれている金具を使用します。

取り付け手順

AIMを取り付ける手順は、次のとおりです。この作業には、No. 2プラス ドライバまたはマイナス ドライバが必要です。


ステップ 1 システム ボード上のAIMコネクタの近くにある、星形をした金属製支柱の取り付け位置を確認します。図7を参照してください。

図7 金属製支柱の取り付け位置

 

ステップ 2 アクセサリ キットから金属製の支柱を2つ取り出して、システム ボードの金属製支柱取り付け位置に取り付けます。図9を参照してください。1/4インチのナット ドライバを使用して支柱を締めます。AIM支柱の位置は、支柱取り付け穴を囲む星形によって示されています。


注意 支柱はまっすぐ取り付けてください。静かにしっかり締めます。ショルダーをシステム ボードにきちんと固定してください。

ステップ 3 アクセサリ キットからプラスチック製の支柱(図8)を取り出し、システム ボードの穴に差し込みます。図9を参照してください。支柱がボードに固定されるように、システム ボードにしっかり押し込みます。


) プラスチック製の支柱はシステム ボードにカチリとはまります。必ず、支柱のロック側をシステム ボードに差し込んでください。支柱の短い方がロック側です。図8に、AIMに使用するプラスチック製支柱のロック側を示します。


図8 プラスチック製支柱の向き

 

ステップ 4 AIMのコネクタをシステム ボードのAIMコネクタに差し込みます。図9を参照してください。


) ボードがコネクタに固定されるまで、AIMをしっかり押しつけます。プラスチック製の支柱とAIMボードの穴をしっかりかみ合わせます。図9を参照してください。


ステップ 5 アクセサリ キットからネジを取り出してAIMに通し、さらに金属製の支柱に差し込みます。図9を参照してください。プラス ドライバでネジを注意深く締めます。

図9 システム ボードへのAIMの取り付け

 

ステップ 6 システム ボードにAIMが正しく取り付けられていることを確認します。図10を参照してください。

図10 正しく取り付けられたAIM

 


 

AIMラベルの貼り付け

シャーシ用のAIMラベルがAIMマウント キットに含まれている場合があります。またはAIMカードのラベルに貼り付けられていることもあります。次の手順で、シャーシ ラベルを貼り付けてください。


ステップ 1 シャーシ ラベルがAIMカードのラベルに貼り付けられている場合は、ミシン目に沿ってシャーシ ラベルを丁寧にはがします。シャーシ ラベルがAIMマウント キットに含まれている場合は、キットの袋からラベルを取り出します。

ステップ 2 シャーシ ラベルの剥離紙をはがします。

ステップ 3 シャーシ背面に適切なスペースがある場合は、そこにシャーシ ラベルを貼り付けます。シャーシ背面に手頃なスペースがない場合は、上部カバーの背面の端にラベルを貼ります。シャーシを設置したときにラベルが見えるようにしてください。


) ブランク カバー プレート、着脱式のネットワーク モジュールまたはインターフェイス カードにはシャーシ用AIMラベルを貼らないでください。また、穴、ネジ、シャーシの排気口、既存ラベルの上に貼り付けないでください。



 

シャーシの閉め方

シャーシを閉める手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシに対してカバーをかぶせるようにして下ろします。カバーをスライドさせながら、シャーシの底面にはめ込みます。図11を参照してください。

ステップ 2 しっかり押して閉じます。

ステップ 3 ルータを上下逆さまにします。

ステップ 4 プラス ドライバを使用してネジを元どおりに取り付け、シャーシにカバーを固定します。図1を参照してください。

図11 シャーシの閉め方

 

 

1

カバーをかぶせるようにルータに下ろす

2

カバーをスライドさせてルータ シャーシにはめ込む