Cisco 1800 シリーズ ルータ(モジュール型) の概要
Cisco 1800 シリーズ ルータ(モジュール型) 内蔵モジュールの取り付けおよびアップグ レード
Cisco 1800 シリーズ ルータ(モジュール型)内蔵モジュールの取り付けおよびアップグレード
発行日;2012/02/06 | 英語版ドキュメント(2011/01/03 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Cisco 1800 シリーズ ルータ(モジュール型)内蔵モジュールの取り付けおよびアップグレード

安全上の警告

Cisco 1841 ルータの内蔵モジュール

シャーシの開け方

モジュールの位置

SODIMM の取り付け

AIM の取り付け

使用するアクセサリ キット

取り付け手順

AIM ラベルの貼り付け

シャーシの閉め方

Cisco 1800 シリーズ ルータ(モジュール型)内蔵モジュールの取り付けおよびアップグレード

OL-5885-01-J

 

このマニュアルでは、Cisco 1800 シリーズ統合サービス ルータ(モジュール型)の内蔵モジュール(メモリ モジュールと Advanced Integration Module(AIM))を取り付ける方法およびアップグレード方法について説明します。これらのモジュールの着脱を行うには、ルータのカバーを取り外す必要があります。このマニュアルの構成は、次のとおりです。

「安全上の警告」

「Cisco 1841 ルータの内蔵モジュール」


) 本書に記載された警告文の翻訳については、ルータに付属している『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 1840 Routers』を参照してください。


安全上の警告


警告 オン/オフ スイッチのあるシステムを扱う場合は、事前に電源をオフにして、電源コードを外してください。ステートメント 1



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付くことがあります。ステートメント 43



警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。ステートメント 94



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001



警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004



警告 ルータの電源がオフであるかオンであるかにかかわらず、WAN ポートには危険なネットワーク電圧がかかっています。感電事故を防ぐため、WAN ポート付近で作業する場合は十分に注意してください。ケーブルを取り外す場合は、ルータ側から先にケーブルを外してください。ステートメント 1026


Cisco 1841 ルータの内蔵モジュール

ここでは、Cisco 1841 ルータに Small Outline Dual In-Line Memory Module(SODIMM)および AIM を取り付ける方法について説明します。具体的な内容は、次のとおりです。

「シャーシの開け方」

「モジュールの位置」

「SODIMM の取り付け」

「AIM の取り付け」

「シャーシの閉め方」

このセクションのすべてのモジュール交換作業で、シャーシ カバーを取り外す必要があります。モジュール交換作業を行う前に、電源を切断し、「シャーシの開け方」の説明に従ってカバーを取り外してください。モジュール交換作業の完了後は、「シャーシの閉め方」の説明に従って、シャーシ カバーを取り付けます。

シャーシの開け方

シャーシを開ける手順は、次のとおりです。No.1 のプラス ドライバが必要です。


ステップ 1 ルータの電源がオフになっていて、AC電源とつながっていないことを確認します。

ステップ 2 ルータをひっくり返して、ルータの天井を平らな面に寝かせます。

ステップ 3 プラス ドライバを使用して、シャーシの上下を結合しているネジを取り外します。図 1を参照してください。

図 1 シャーシのネジの取り外し

 

 

1

ルータのカバーを固定しているネジ

ステップ 4 マイナス ドライバを切り欠きの位置でスロットに差し込んで、90° 回転させてシャーシから上部カバーを外します。図 2を参照してください。

図 2 ドライバを梃子にする位置

 

 

1

ドライバの切り欠き位置

ステップ 5 ルータを元の位置(天井が上)に戻します。

ステップ 6 ルータの天井を手前に静かに引き、平らな面に置いたルータの底面から持ち上げるようにして外します。図 3を参照してください。

図 3 Cisco 1841 ルータのカバーの取り外し

 

 

1

ルータ シャーシからカバーを後ろに引く

2

カバーを回すようにしてルータ シャーシから外す

ステップ 7 静電気防止用マットにルータ下部を置き、メモリの取り付け作業を開始します。


 

モジュールの位置

図 4 に、Cisco 1841 のマザーボードにおける SODIMM または AIM 用コネクタの位置を示します。

図 4 Cisco 1841 の内部

 

 

1

アース ネジ

7

AIMモジュール

2

インターフェイス カード スロット 0

8

SODIMM ソケット

3

USB ポート

9

電源接続

4

CompactFlash メモリ カード スロット

10

システム ファン

5

インターフェイス カード スロット 1

11

電源装置

6

WIC/HWIC スロットおよびコネクタの保護シールド


注意 どのような状況であっても、WIC/HWIC スロットとコネクタを保護している保護シールドを改変したり取り外したりしないでください

SODIMM の取り付け

SODIMM を取り付けると、ルータの DRAM 容量を拡張できます。

ルータのマザーボードに SODIMM を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 マザーボードで SODIMM ソケットの位置を確認します。

ステップ 2 既存の SODIMM がある場合は、ソケットの端にあるバネ仕掛けのクリップを SODIMM が外れるまで静かに引き、SODIMM を静かに引き上げてソケットから取り外します。図 5を参照してください。

図 5 SODIMM の取り外し

 

 

1

バネ仕掛けのクリップ

2

SODIMM

ステップ 3 図 6を参照し、SODIMM ソケットに SODIMM を差し込みます。

図 6 SODIMM の取り付け

 

 

1

SODIMM

2

ソケットに差し込んで回転させる

ステップ 4 ソケット上のバネ仕掛けのクリップがカチリと音をたてて SODIMM の端にはまるまで、SODIMM をソケットにしっかりと押し入れます。


 

AIM の取り付け

Cisco 1841 ルータは、AIM モジュールを 1 つサポートできます。AIM を取り付ける手順は、次のとおりです。


注意 AIM を取り付けるときには、必ず静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。リスト ストラップの装置側は、シャーシの金属部分に固定します。


注意 AIM を扱う場合は、必ず端を持ってください。AIM は静電気の影響を受けやすいコンポーネントなので、扱いを誤ると故障する可能性があります。

使用するアクセサリ キット

AIMによっては複数のアクセサリ キットが付属しており、それぞれ異なる構成の取り付け金具が収められています。Cisco 1841 ルータ用の取り付け金具は、ネジを切った金属製の支柱×2、金属製の小ネジ×2、およびプラスチック製の支柱×1 です。

Cisco 1841 ルータにAIMモジュールを取り付けるには、マウント キット 69-1316-01 に含まれている金具を使用します。

取り付け手順

AIM を取り付ける手順は、次のとおりです。この作業には、No. 2 プラス ドライバまたはマイナス ドライバが必要です。


ステップ 1 システム ボード上の AIM コネクタの近くにある、星形をした金属製支柱の取り付け位置を確認します。図 7を参照してください。

図 7 金属製支柱の取り付け位置

 

ステップ 2 アクセサリ キットから金属製の支柱を 2 つ取り出して、システム ボードの金属製支柱取り付け位置に取り付けます。図 9を参照してください。1/4 インチのナット ドライバを使用して支柱を締めます。AIM 支柱の位置は、支柱取り付け穴を囲む星形によって示されています。


注意 支柱をまっすぐ取り付けるようにしてください。徐々にしっかり締めます。ショルダーをシステム ボードにきちんと固定してください。

ステップ 3 アクセサリ キットからプラスチック製の支柱(図 8)を取り出し、システム ボードの穴に差し込みます。図 9を参照してください。支柱がボードに固定されるように、システム ボードにしっかり押し込みます。


) プラスチック製の支柱はシステム ボードにカチリとはまります。必ず、支柱のロック側をシステム ボードに差し込んでください。支柱の短い方がロック側です。図 8に、AIMに使用するプラスチック製支柱のロック側を示します。


図 8 プラスチック製支柱の向き

 

ステップ 4 AIM のコネクタをシステム ボードの AIM コネクタに差し込みます。図 9を参照してください。


) ボードがコネクタに固定されるまで、AIM をしっかり押しつけます。プラスチック製の支柱と AIM ボードの穴をしっかりかみ合わせます。図 9を参照してください。


ステップ 5 アクセサリ キットからネジを取り出して AIM に通し、さらに金属製の支柱に差し込みます。図 9を参照してください。プラス ドライバを使用して、ネジを慎重に締めます。

図 9 システム ボードへの AIM の取り付け

 

ステップ 6 システム ボードに AIM が正しく取り付けられていることを確認します。図 10を参照してください。

図 10 正しく取り付けられた AIM

 


 

AIM ラベルの貼り付け

シャーシ用の AIM ラベルが AIM マウント キットに含まれている場合があります。または AIM カードのラベルに貼り付けられていることもあります。次の手順で、シャーシ ラベルを貼り付けてください。


ステップ 1 シャーシ ラベルが AIM カードのラベルに貼り付けられている場合は、ミシン目に沿ってシャーシ ラベルを丁寧にはがします。シャーシ ラベルが AIM マウント キットに含まれている場合は、キットの袋からラベルを取り出します。

ステップ 2 シャーシ ラベルの剥離紙をはがします。

ステップ 3 シャーシ背面に適切なスペースがある場合は、そこにシャーシ ラベルを貼り付けます。シャーシ背面に手頃なスペースがない場合は、上部カバーの背面の端にラベルを貼り付けます。シャーシを設置したときにラベルが見えるようにしてください。


) ブランク カバー プレート、着脱式のネットワーク モジュールまたはインターフェイス カードにはシャーシ用 AIM ラベルを貼らないでください。また、穴、ネジ、シャーシの排気口、既存ラベルの上に貼り付けないでください。



 

シャーシの閉め方

シャーシを閉める手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシに対してカバーをかぶせるようにして下ろします。カバーをスライドさせながら、シャーシの底面にはめ込みます。図 11を参照してください。

ステップ 2 しっかり押して閉じます。

ステップ 3 ルータを上下逆さまにします。

ステップ 4 プラス ドライバを使用してネジを元どおりに取り付け、シャーシにカバーを固定します。図 1を参照してください。

図 11 シャーシの閉め方

 

 

1

カバーをかぶせるようにルータに下ろす

2

カバーをスライドさせてルータ シャーシにはめ込む