Cisco IPICS Dispatch Console ユーザ ガイド Cisco IPICS Release 4.5(1)
Cisco IPICS Dispatch Console のインストール、設定、およびメンテナンス
Cisco IPICS Dispatch Console のインストール、設定、およびメンテナンス
発行日;2012/07/11 | 英語版ドキュメント(2012/04/17 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール、設定、およびメンテナンス

のインストール

インストール ガイドライン

インストール ディレクトリ

インストール手順

Cisco IPICS Server からの インストール プログラムのダウンロード

のインストール

のアンインストール

WAVE Engine プロセスの要件

ログ

の使用ガイドライン

の音声の最適化

における USB DSP ヘッドセットの使用方法

におけるマイクの使用方法

音声品質ガイドライン

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール、設定、およびメンテナンス

この章では、Cisco IPICS Dispatch Console のインストールおよびアンインストールの方法について説明します。また、Cisco IPICS Dispatch Console を使用してクライアント PC の音声を最適化する方法、および操作の詳細についても説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

「Cisco IPICS Dispatch Console のインストール」

「Cisco IPICS Dispatch Console のアンインストール」

「WAVE Engine プロセスの要件」

「Cisco IPICS Dispatch Console ログ」

「Cisco IPICS Dispatch Console の使用ガイドライン」

「Cisco IPICS Dispatch Console の音声の最適化」

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール

次の項では、Cisco IPICS Dispatch Console のダウンロードおよびクライアント PC へのインストールについて説明します。クライアント PC は、「クライアント PC」に示す要件およびガイドラインに準拠している必要があります。

「インストール ガイドライン」

「インストール ディレクトリ」

「インストール手順」

インストール ガイドライン

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール前に、次の情報を確認します。

インストール プロセスには、Cisco IPICS Dispatch Console の自己解凍インストール プログラムの Cisco IPICS Server からのダウンロードも含まれます。このプロセスでは、必要なインストール ファイルおよびコンフィギュレーション ファイルをダウンロードします。アラート トーンの使用を許可されている場合、ダウンロードにアラート トーンを含めることができます。または、別にダウンロードもできます。

インストール プログラムは自動で Cisco IPICS Dispatch Console ソフトウェアをお使いのクライアント PC にインストールします。インストールのために Cisco IPICS Dispatch Console を Cisco IPICS Server に接続する必要はありません。

インストールにより、自動的に Cisco IPICS Dispatch Console のエントリが Windows の [Start] メニューに追加され、Cisco IPICS Dispatch Console ショートカットが Windows デスクトップに追加されます。

Cisco Security Agent(CSA)をクライアント PC で実行中に、CSA アクセス権限のダイアログボックスがインストール プロセス中に表示された場合、[Yes] をクリックして Cisco IPICS Dispatch Console インストールの権限を付与します。

インストール ディレクトリ

Windows 管理者権限のあるアカウントでクライアント PC にログインしていない場合、Cisco IPICS Dispatch Console のインストール、アンインストール、または実行には次のいずれかのディレクトリ、サブディレクトリ、ファイルへの書き込み権限が必要です。

32 ビット システムのクライアント PC の場合:C:¥Program Files¥Cisco Systems¥CISCO IDC 4.5¥4.5¥Bin

64 ビット システムのクライアント PC の場合:C:¥Program Files (x86)¥
Cisco Systems¥CISCO IDC 4.5¥4.5¥Bin


) C:¥Program Files フォルダは、Cisco IPICS Dispatch Console のデフォルト インストール フォルダです。Cisco IPICS Dispatch Console を別のフォルダにインストールする場合、Bin フォルダと、そのフォルダのサブフォルダおよびファイルへの書き込み権限が必要です。


インストール手順

Cisco IPICS Dispatch Console のインストールには、次の項で説明する 2 つの一般的手順が含まれます。

「Cisco IPICS Server からの Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラムのダウンロード」

「Cisco IPICS Dispatch Console のインストール」

Cisco IPICS Server からの Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラムのダウンロード

クライアント PC に Cisco IPICS Dispatch Console をインストールする前に、Cisco IPICS Server からインストール ファイルをダウンロードする必要があります。これを行うには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 クライアント PC の Web ブラウザで、完全修飾ホスト名(たとえば、ipics1.cisco.com)または Cisco IPICS を実行中のサーバの IP アドレスを入力します。

できれば完全修飾ホスト名を使用してください。IP アドレスを入力した場合、使用中の PC がサーバからの有効な信頼証明書を保持していないと、ポップアップ ウィンドウが表示されて証明書のダウンロードが要求されます。指示に従って実行します。

ステップ 2 Cisco IPICS Server にログインします。

Cisco IPICS Administration Console が表示されます。

ステップ 3 [Server] タブで、[Home] > [Download IDC] を選択します。

ステップ 4 [Download IDC] ページで、[Download IDC] をクリックします。

ステップ 5 表示されるダイアログボックスで、[Save] をクリックします。

ステップ 6 [Save As] ポップアップ ウィンドウで、Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラム(idcsetup.exe と呼ばれる)をローカル ハード ドライブに保存します。


 

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール

「Cisco IPICS Server からの Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラムのダウンロード」の説明に従って Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラムのダウンロードをした後、次の手順を実行してインストール プログラムをお使いの PC クライアントにインストールします。

インストールする前に、「インストール ガイドライン」に記載されている情報を確認します。さらに、クライアント PC に Window 管理者権限でログインしていること、または「インストール ディレクトリ」に一覧されているディレクトリに対して書き込み権限があることを確認します。


ステップ 1 Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラム(idcsetup.exe)を起動します。

インストール プログラムが起動されて IDC Setup ウィザードが表示されます。


) Cisco IPICS Dispatch Console のインストール プログラムを起動したときに「Error 740」メッセージが表示される場合は、Windows オペレーティング システムでユーザ アカウント制御(UAC)がイネーブルになっています。この場合、右クリックして [Run as Administrator] を選択し、インストール プログラムを再起動します。


ステップ 2 IDC Setup ウィザードで、次の操作を実行します。

a. [Welcome] ウィンドウで、[Next] をクリックします。

b. [Select Installation Folder] ウィンドウで、次の手順を実行します。

(オプション)Cisco IPICS Dispatch Console のインストール先フォルダを入力します。他のフォルダを指定する理由がない限り、デフォルト フォルダの使用を推奨します。

クライアント PC のすべての Windows アカウントに Cisco IPICS Dispatch Console へのアクセスを許可するには、[Everyone] オプション ボタンをクリックします。自分の Windows アカウントのみにアクセスを許可するには、[Just Me] をクリックします。

[Next] をクリックします。

c. [Confirm Installation] ウィンドウで、[Next] をクリックします。

Cisco IPICS Dispatch Console がインストールされます。経過表示バーにこのプロセスの情報が表示されます。

d. [Installation Complete] ウィンドウで、[Close] をクリックします。

インストールが完了して Cisco IPICS Dispatch Console のアイコンが PC のデスクトップに表示されます。

ステップ 3 ダイアログボックスで Cisco Video Surveillance Client をインストールするかの確認を求められた場合、[Yes] をクリックした後、次の操作を実行します。

このダイアログボックスは、Cisco Video Surveillance Client がクライアント PC にまだインストールされていない場合に表示されます。Cisco IPICS Dispatch Console では、bwims 形式の VSM ビデオの表示に Cisco Video Surveillance Client が必要です。

a. [Cisco Video Surveillance Client Setup] ウィンドウで、[Next] をクリックします。

b. クライアント PC プロセスのコア数を指定するウィンドウで、値を入力して [Next] をクリックします。

ウィンドウには、この値を決定する手順が用意されています。

c. ユーザ情報を要求するウィンドウで、次の手順を実行します。

[Full Name] フィールドに名前を入力します。

[Organization] フィールドに組織名を入力します。

クライアント PC のすべての Windows アカウントに Cisco Video Surveillance Client へのアクセスを許可するには、[Anyone who uses this computer] オプション ボタンをクリックします。自分の Windows アカウントのみにアクセスを許可するには、[Only for Me] をクリックします。

[Next] をクリックします。

d. Cisco Video Surveillance Client のインストール先フォルダを要求するウィンドウで、フォルダを入力して [Next] をクリックします。他のフォルダを指定する理由がない限り、デフォルト フォルダの使用を推奨します。

e. インストール開始を要求するウィンドウで、[Next] をクリックします。

f. Cisco Video Surveillance Client がインストールされたことを通知するウィンドウで、[Finish] をクリックします。

ステップ 4 [Cisco IDC] ウィンドウで、Cisco IPICS Dispatch Console をすぐに起動する場合は [Yes] を、それ以外の場合は [No] をクリックします。

ステップ 5 (オプション)Cisco IPICS Server を終了します。


 

Cisco IPICS Dispatch Console のアンインストール

クライアント PC から Cisco IPICS Dispatch Console を削除(アンインストール)すると、PC からアプリケーションが削除されます。Cisco IPICS Dispatch Console をアンインストールするには、PC で次の手順を実行します。

CSA をクライアント PC で実行中に、CSA アクセス権限のダイアログボックスがアンインストール プロセス中に表示された場合、[Yes] をクリックして続行します。

アンインストールする前に、クライアント PC に Window 管理者権限でログインしていること、または「インストール ディレクトリ」に一覧されているディレクトリに対して書き込み権限があることを確認します。

手順


ステップ 1 [Start] > [Program Files] > [Cisco Systems] > [IPICS Dispatch Console 4.0] > [Uninstall IDC] を選択します。

ステップ 2 確認ポップアップ ウィンドウで、[Yes] をクリックして続行します。

この Cisco IPICS Dispatch Console が、ご使用のクライアント PC から削除されます。このプロセスには数分かかることがあります。


 

WAVE Engine プロセスの要件

Cisco IPICS Dispatch Console では、クライアント PC で WAVE Engine プロセスが実行されている必要があります。このプロセスにより、Cisco IPICS Dispatch Console で音声の送信、受信、および再生が可能になります。Cisco IPICS Dispatch Console インストール プロセスの一部として WAVE Engine プロセスがクライアント PC にインストールされます。このプロセスは、Cisco IPICS Dispatch Console を起動すると自動的に起動され、Cisco IPICS Dispatch Console を終了すると停止します。

WAVE Engine プロセスが動作しているかどうかを確認するには、次のいずれかの操作を行います。

WaveEngine.exe プロセスが、Windows タスク マネージャの [Processes] タブに表示されていることを確認します

Cisco IPICS Dispatch Console の [System Information] 領域に、「Media State: Running」と表示されていることを確認します。(詳細については、「システム情報エリア」を参照してください)。

WAVE Engine プロセスが停止すると、Cisco IPICS Dispatch Console は、エラー メッセージを表示して停止します。その場合には、Cisco IPICS Dispatch Console を再起動することで、WAVE Engine プロセスが再起動されます。


) Windows セキュリティ アプリケーションによっては、WAVE Engine プロセスを実行できないか、WAVE Engine プロセスで、音声処理で必要なレベルの通信ができません。この場合、セキュリティ アプリケーションの設定を変更して WAVE Engine プロセスが制限なく実行できるようにします。


Cisco IPICS Dispatch Console ログ

Cisco IPICS Dispatch Console では、XML ログ ファイルが次のディレクトリに保持されます。

32 ビット システムのクライアント PC の場合:C:¥Program Files¥Cisco Systems¥CISCO IDC 4.5¥4.5¥Bin¥ExLogs

64 ビット システムのクライアント PC の場合:C:¥Program Files (x86)¥
Cisco Systems¥CISCO IDC 4.5¥4.5¥Bin¥ExLogs


) C:¥Program Files フォルダは、Cisco IPICS Dispatch Console のデフォルト インストール フォルダです。Cisco IPICS Dispatch Console を他のフォルダにインストールする場合、ログ ファイルはそのフォルダの下に格納されます。


これらのログ ファイルには、Cisco IPICS Dispatch Console からの例外と警告に関する情報が格納されます。新しいログ ファイルが毎日作成され、最大で 30 個のログ ファイルが保存されます。この制限に達した場合、新しいファイルを作成できるように古いファイルが削除されます。

ログ ファイルの名前は IDC_ mm _ dd _ yyyy になります。各項目の意味は次のとおりです

mm は、ファイルが作成された月を 2 桁で表します

mm は、ファイルが作成された日を 2 桁で表します

yyyy は、ファイルが作成された年を 4 桁で表します

たとえば、ファイル名 IDC_03_23_2012.xml は、ログファイルが 2012 年 3 月 23 日に作成されたことを示します。


) デフォルトでは、Cisco IPICS Dispatch Console のチャネル アクティビティ ログと認証ログが Cisco IPICS サーバに定期的にアップロードされます。このプロセスの設定は、Cisco IPICS 管理コンソールの [Server] ドロワにある [Administration] > [Options] > [Client] タブで実行できます。また、Cisco IPICS Server からアクティビティ ログ レポートを生成できます。関連情報については、『Cisco IPICS Server Administration Guide』を参照してください。


Cisco IPICS Dispatch Console の使用ガイドライン

Cisco IPICS Dispatch Console を使用する際は、次のガイドラインに注意してください。

一般的なガイドライン

Push-To-Talk(PTT)機能を使用する場合は、短いバースト単位で発言し、リソースの着信トラフィック インジケータをモニタして他の Cisco IPICS ユーザと同時に発言しないようにすることをお勧めします。

Cisco IPICS が典型的な環境で効率的に動作するように、Cisco IPICS Dispatch Console で同時に電源投入するリソースが、どの組み合わせでも 50 を超えないようにします。この数は、使用している環境のクライアント PC の構成によって異なります。

クライアント PC を最低 1 週間に 1 回はリブートします。このプロセスにより確実に Microsoft Windows が効率的に動作するようになり、その結果 Cisco IPICS Dispatch Console が効率的に動作するようになります。

接続ガイドライン

Cisco IPICS Dispatch Console を起動する前に、ネットワーク接続を確立して有効な IP アドレスがあることを確認します。

Cisco VPN Client がクライアント PC にインストールされている場合、[Stateful Firewall (Always On)] オプションをディセーブルにします。そうしないと、SIP およびマルチキャスト接続が正しく動作しないことがあります。

Cisco IPICS Dispatch Console が必要なプロトコルを送受信できるようにするには、Windows ファイアウォール設定の変更が必要な場合があります。

マルチキャスト境界や狭い帯域幅などのネットワークの制限により、一部のクライアント PC が音声を送信できないことがあります。この場合、リモート ロケーションを選択して Cisco IPICS に接続します。

PC クライアントにドッキング ステーションまたは着脱可能オーディオ デバイスを使用している場合、PC を切り離す前に Cisco IPICS Dispatch Console を終了してオーディオ デバイスを取り外します。そうしないと、PC の応答がなくなりリブートが必要になる可能性があります。

Cisco IPICS Dispatch Console に複数のネットワーク接続がある場合(たとえば、有線、無線、VPN)、使用する場所に適したネットワーク カードを使用するように Cisco IPICS Dispatch Console を設定します。

Cisco IPICS Dispatch Console を、SIP ベースのリモート接続を介して接続するには、Cisco IPICS Dispatch Console と RMS ルータの間で接続が確立できることを確認します。(Cisco IPICS Dispatch Console は、RMS に関連付けられたループバック インターフェイスの IP アドレスを使用して RMS に接続します)。Cisco IPICS Dispatch Console が RMS への接続を確立できない場合、SIP ベースのリモート接続の使用を試みたときに、ファスト ビジーなどのチャネル アクティブ化問題が発生する場合があります。

システム リソースを節約するため、Cisco IPICS では、RMS または UMS 上の通信で必要なリソースが、SIP を通じて通信するリソースの電源を投入したときに割り当てられます。これらのリソースは、Cisco IPICS Dispatch Console を起動しても自動的に割り当てられません。

アカウント ロックおよびパスワード失効ガイドライン

Cisco IPICS Dispatch Console パスワードを複数回間違って入力し、サーバに設定された連続無効ログイン試行の最大回数を超えたとき、そのユーザ アカウントはロックされる場合があります。この場合、サーバはユーザにシステムへのログインを許可しません。システム管理者に連絡してユーザ アカウントのロックを解除してもらうように警告するメッセージが表示されます。

すでに Cisco IPICS Dispatch Console にログイン中に連続無効ログイン試行の回数を超えた場合、現在のセッションでのパスワードは引き続き使用できます。ただし、ユーザ アカウントのロックが解除されるかパスワードがリセットされるまで、さらにログインすることはできなくなります。

オフライン モードを介してすでに Cisco IPICS Dispatch Console にログイン中に連続無効ログイン試行の回数を超えた場合、オンライン モードに戻った後もそのパスワードは引き続き使用できます。ただし、ユーザ アカウントのロックが解除されるかパスワードがリセットされるまで、さらにログインすることはできなくなります。

パスワードが失効した場合、パスワードを変更するまで Cisco IPICS Dispatch Console はシステムへのログインを許可しません。パスワードを変更するには、Cisco IPICS サーバにログインしてから [Home] > [My Profile] に移動して古いパスワードおよび新しいパスワードを入力します。

Cisco IPICS Dispatch Console にログイン中にパスワードが失効した場合、現在のセッションでのパスワードは引き続き Cisco IPICS Dispatch Console で使用できます。次にログインする前に、パスワードを変更する必要があります。

オフライン モードを介してのログイン中にパスワードが失効した場合、Cisco IPICS Dispatch Console がオンライン モードに戻った後もそのパスワードは引き続き使用できます。次にログインする前に、パスワードを変更する必要があります。

Cisco Security Agent(CSA)ガイドライン

Cisco Security Agent(CSA)がクライアント PC にインストールされている場合、次のガイドラインに従います。

Cisco IPICS Dispatch Console 操作を試行したときに CSA アクセス権限のダイアログボックスが表示された場合、[Yes] をクリックして許可を受けて操作を続行します。

Cisco IPICS Dispatch Console でチャネルをアクティブ化したときに CSA アクセス権限のダイアログボックスが表示された場合、[Yes] を必ずクリックして許可を受けます。

新しいバージョンの Cisco IPICS Dispatch Console を起動したとき、またはシステム リブート後に CSA アクセス権限のダイアログボックスが表示された場合は、[Yes] を必ずクリックして Cisco IPICS Dispatch Console がメディア デバイス(マイク)をモニタできるようにします。Cisco IPICS Dispatch Console の起動後に CSA のタイムアウトを [No] のデフォルト値に基づいて許可した場合、Cisco IPICS Dispatch Console は音声トラフィックを受信できますが送信はできません。

CSA の [Don't ask me again] チェックボックスが表示された場合、これをオンにすると CSA がプロンプトを二度と表示しないようにできます。

Cisco IPICS Dispatch Console の音声の最適化

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール後、クライアント PC の再生および録音オーディオ デバイスの設定を確認して Cisco IPICS Dispatch Console に優先のまたはデフォルトの音声デバイスを使用していることを確認します。次の項では、音声設定の手順を紹介します。また、USB DSP ヘッドセットおよびマイクの適切な使用についても説明します。

「Cisco IPICS Dispatch Console における USB DSP ヘッドセットの使用方法」

「Cisco IPICS Dispatch Console におけるマイクの使用方法」

「音声品質ガイドライン」

Cisco IPICS Dispatch Console がクライアント PC のマイクを開けない場合は、アクティブな会話を聞くことはできますが、発言はできません。

また、複数のスピーカを音声出力でイネーブルにできますが、複数のマイクはイネーブルにできません。これは、エコーやブザー音が発生するためです。

Cisco IPICS Dispatch Console における USB DSP ヘッドセットの使用方法

USB DSP ヘッドセット(つまり、独自のサウンド カードを搭載するヘッドセット)を Windows オペレーティング システムで使用する場合、Windows はヘッドセットをデフォルトのスピーカおよびマイクとして設定する可能性があります。そのため、Cisco IPICS Dispatch Console の起動前に必ず USB DSP ヘッドセットをクライアント PC に接続するようにします。

Cisco IPICS Dispatch Console におけるマイクの使用方法

Cisco IPICS Dispatch Console では高品質のマイクを使用してください。また、Cisco IPICS Dispatch Console の使用開始前に、マイクの位置および設定を確認します。

相手のユーザの音声は聞こえるのに、相手のユーザからはこちらが聞こえない状況が発生した場合は、マイクがミュートに設定されていないことを確認します。(マイクは複数の方法でミュートできます。たとえば、Cisco IPICS Dispatch Console からミュートしたり、Windows のコントロール パネルや、一部のマイクではスイッチを使用してミュートしたりできます)。

クライアント PC のマイクにおける音声の録音および再生機能を確認するためには、次の手順を実行して Windows Sound Recorder にアクセスして自分の音声を録音してから録音を聞きます(オーディオ入力デバイスが PC に接続されていることを確認します)。

Microsoft Windows XP オペレーティング システムが動作しているクライアント PC の手順


ステップ 1 [Start] > [All Programs] > [Accessories] > [Entertainment] > [Sound Recorder] を選択します。

[Sound Recorder] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 [File] > [New] を選択します。

ステップ 3 録音を開始するには、録音ボタンをクリックします。

このボタンは、[Sound Recorder] ダイアログボックスの右下の隅に表示されます。

ステップ 4 マイクに向かって話して音声を録音します。

ステップ 5 録音を停止するには、停止ボタンをクリックします。

ステップ 6 次のいずれかの操作を実行します。

録音を聞くには、再生ボタンをクリックします。録音したとおりに音声が聞こえるはずです。

代わりに、[File] > [Save as] を選択し、ファイル名を入力して録音ファイルを保存することもできます。録音した音声は、waveform(.wav)ファイルとして保存されます。ファイルを再生するには、[File] > [Open] を選択し、再生する音声ファイルを見つけてダブルクリックします。

ステップ 7 録音の再生を停止するには、停止ボタンをクリックします。


 

Microsoft Windows 7 オペレーティング システムが動作しているクライアント PC の手順


ステップ 1 [Start] > [All Programs] > [Accessories] > [Sound Recorder] を選択します。

[Sound Recorder] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 録音を開始するには、[Start Recording] ボタンをクリックします。

ステップ 3 マイクに向かって話して音声を録音します。

ステップ 4 録音を停止するには、[Stop Recording] ボタンをクリックします。

ステップ 5 [Save As] ダイアログボックスを使用して、録音を音声ファイルとして保存します。

ステップ 6 録音を聞くには、保存した音声ファイルを探し、ファイルをダブルクリックします。


 

音声品質ガイドライン

次のヒントは、Cisco IPICS Dispatch Console の使用時の音声の高品質を確保する際に役立ちます。

必ず高品質のヘッドセットおよびマイクを使用して、これら両コンポーネントの位置および設定を確認します。高品質で正しく設定されたヘッドセットを使用すると、受信および伝送の両方のアクティビティの音声品質が大きく向上します。マイクで声がクリアにキャプチャされるように、マイクを十分に口に近づけます。ただし、近づけすぎると息の音がキャプチャされます。

音声品質を向上させるため、USB ヘッドセットまたはオーディオ デバイスは、USB ハブではなく専用 USB ポートに必ず接続します。USB ハブは、USB デバイスからのデータを 1 つのデータ ストリームに多重化します。USB ハブを使用すると、タイミングの問題が発生して音声品質に影響する可能性があります。

他の Cisco IPICS ユーザから、発言するときに可聴ハムのようなノイズが連続的または断続的に聞こえると言われた場合、問題の原因として、ヘッドセットのハードウェア障害や、他の電子機器からの干渉が考えられます。このような場合、音声品質問題の原因を切り分けるために、障害のあるヘッドセットを新しい高品質のヘッドセットと交換するか、クライアント PC を干渉源から遠ざけることを推奨します。「Cisco IPICS Dispatch Console におけるマイクの使用方法」で説明する手順に従うことで、自分の声がどのように聞こえるかを確認できます。

Windows 音声設定で、音量設定が低すぎないことを確認します。音量設定が低い場合は、ボリューム コントロールのバーを上方向にスライドしてマイクの入力ゲインを増やし音量を上げます。

最適な接続のため、Cisco IPICS Dispatch Console にログインするときは、使用する接続タイプに最適なロケーションを使用します。たとえば、無線接続の使用中には、組織の無線接続に関連付けられているロケーションを選択します。適切な接続タイプを選択することにより、より高品質な音声を確保できます。

Digital Subscriber Line(DSL; デジタル加入者線)や低速有線リンクなどの低速接続は、音声品質に影響する可能性があります。できるだけ、Cisco IPICS Dispatch Console では高速接続を使用するようにします。

Cisco IPICS Dispatch Console の使用中は、クライアント PC 上で CPU やネットワーク帯域幅を大量に消費するアプリケーションの使用をできるだけ制限します。他のプログラムにより CPU が過負荷になると、Cisco IPICS Dispatch Console の正常動作に必要な CPU サイクルが不足する可能性があります。クライアント PC の CPU アクティビティを確認し、開いておく必要のないプログラムはすべて閉じます。

クライアント PC に十分なメモリがあることを確認します。十分なメモリがないと、低速な仮想メモリが使用され、システムのパフォーマンスが低下したりシステムが不安定になったりすることがあります。