Cisco RFSS Network Controller ユーザ ガイド
トラブルシューティング
トラブルシューティング
発行日;2012/06/28 | 英語版ドキュメント(2012/04/17 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 603KB) | フィードバック

目次

トラブルシューティング

RNC を起動できない

RNC に「Could Not Create Sip Stack」エラーが表示される

RNC で「Rnc.config」内のエントリが見つからない

RNC が NLR と通信できない

RNC が NLR 以外のエンティティと通信できない

「monit」コマンドが重複を報告する

RPM パッケージのインストールがハングアップする

SNMP マネージャがアラームまたはアラートを受信しない

トラブルシューティング

この章には、いくつかの基本的なトラブルシューティング シナリオが含まれています。これには、新しいインストール、設定、またはアップグレードの後、RNC を正しく動作させるために解決する必要のある最も一般的な問題のいくつかが含まれます。この項では、可能性のあるすべての問題を扱っているわけではありません。トラブルシューティングの一般的な手順は、RNC インストールの履歴や、発生している現象によって異なります。

この章の内容は、次のとおりです。

「RNC を起動できない」

「RNC に「Could Not Create Sip Stack」エラーが表示される」

「RNC で「Rnc.config」内のエントリが見つからない」

「RNC が NLR と通信できない」

「RNC が NLR 以外のエンティティと通信できない」

「「monit」コマンドが重複を報告する」

「RPM パッケージのインストールがハングアップする」

「SNMP マネージャがアラームまたはアラートを受信しない」

RNC を起動できない

問題

RNC を起動できず、次のエラーが表示されます。

libstdc++.so.x not found

この状態は通常、RNC がインストールされている Linux のバージョンに、標準の C++ 共有ライブラリの新しいバージョンまたは古いバージョンが含まれているために発生します。

ソリューション

標準の C++ ライブラリの必要なバージョンをインストールします。これは通常、先頭に「libstdc++-compat」が付いたパッケージとして見つけることができます。

RNC に「Could Not Create Sip Stack」エラーが表示される

問題

RNC は起動しますが、次のエラーが表示されます。

「Could Not Create Sip Stack ...」

この状態は通常、次のいずれかが原因で発生します。

RNC でコンフィギュレーション ファイルが見つからなかった。

RNC のコンフィギュレーション ファイルで定義されている IP アドレスが正しくない。

別の RNC がすでに実行されている。

ソリューション

次の確認を行います。

RNC がまだ実行されていないことを確認します。これを行うには、次のコマンドを使用します。

monit status

RNC コンフィギュレーション ファイルが存在し、正しい名前が付けられていることを確認します。これを行うには、次のコマンドを使用します。

less /home/RncUser/config/Rnc.config

RNC コンフィギュレーション ファイルが「RncUser」によって所有され、正しい権限(750)が与えられていることを確認します。これを行うには、次のコマンドを使用します。

ls -Lal /home/RncUser/config/Rnc.config

正しい出力は次のようになります。

-rwxr-x--- 1 RncUser rfssadmin 2734 Jan 2 01:02 Rnc.config

Rnc.config ファイルのパラメータ SIP.LocalIpAddress で定義されている IP アドレスが RNC の IP アドレスに一致していることを確認します。

RNC で「Rnc.config」内のエントリが見つからない

問題

RNC は起動しますが、「Rnc.config」内のどのエントリも見つかっていないように見えます。

この状態は、コンフィギュレーション ファイルが無効なために発生することがあります。特に、ファイルに正しく引用符で囲まれたエントリが含まれていない場合は、どの設定エントリも使用されず、可能であれば、RNC はすべてのパラメータのデフォルト値を使用するようになります。この状態はまた、「RNC に「Could Not Create Sip Stack」エラーが表示される」で説明されている問題によっても発生します。

ソリューション

すべての行エントリで、設定キーと値の両方が二重引用符で囲まれていることを確認します。次に例を示します。

"RG.RfssId"="1"

RNC が NLR と通信できない

問題

RNC は起動しますが、NLR との通信が確立されていません。

この問題は、次の条件のいずれかが原因で発生することがあります。

Rnc.config ファイル内の NLR ホスト名、データベース名、ユーザまたはパスワードの設定が正しくない。

NLR ホスト上で MySQL が実行されていない。

ソリューション

次の確認を行います。

Rnc.config ファイル内の NLR パラメータが正しいこと、および NLR の設定に一致していることを確認します。これらのパラメータは次のとおりです。

LrIfDatabaseName

LrIfDatabaseHost

LrIfDatabaseUser

LrIfDatabasePassword

MySQL が実行されていることを確認します。これを行うには、NLR ホスト上で次のコマンドを使用します。

ps -fu mysql

このコマンドでは「mysql」プロセスが、関連するいくつかのパラメータとともに表示されます。このコマンドで「mysql」プロセスが表示されない場合は、次のコマンドを使用して MySQL を起動する必要があります。

service mysqld start

RNC が NLR 以外のエンティティと通信できない

問題

RNC は起動しますが、NLR 以外のエンティティとの通信が確立されていません。この状態は通常、/etc/hosts ファイルの設定が正しくないために発生します。

ソリューション

ホスト ファイルに、各ローカル サイトと、RNC が通信する必要のある各 RFSS のエントリが含まれていることを確認します。また、これらのエントリのホスト名と IP アドレスが正しいことも確認します。

各サイトと RFSS ホスト名の形式は非常に特殊であり、「システム ホスト ファイルの設定」で定義されている形式と一致している必要があります。

「monit」コマンドが重複を報告する

問題

「monit」コマンドが、重複した「/var/run/Rnc.pid」が存在することを報告します。

この状態は通常、ディレクトリ /etc/monit.d 内の RncService ファイルが重複しているために発生します。/etc/monit.conf には、ディレクトリ /etc/monit.d/ 内のすべての追加ファイルが含まれています。

ソリューション

/etc/monit.d ディレクトリ内に RncService ファイルが 1 つしか存在しないことを確認します。

RPM パッケージのインストールがハングアップする

問題

RPM パッケージのインストールがハングアップします。この問題は、既存の「Rnc」プロセスがまだ実行されている場合に発生することがあります。

ソリューション

既存の「Rnc」プロセスがすでに実行されていないことを確認します。「monit」が「RncService」を停止していない場合、「monit」は繰り返し「Rnc」プロセスを起動しようとします。このアクションは新しいインストールと競合します。「monit」を使用して「Rnc」プロセスを停止する必要があります。このアクションが失敗した場合は、次のコマンドを使用して「Rnc」プロセスを手動で確認することにより、このプロセスがまだ実行されているかどうかを示すことができます。

pgrep Rnc

次に、残りのプロセスを停止できます。これを行うには、次のコマンドを使用します。

pkill Rnc

SNMP マネージャがアラームまたはアラートを受信しない

問題

SNMP マネージャがどのアラーム/アラートも受信しません。

この問題は、次の条件のいずれかが原因で発生することがあります。

RNC アプリケーションが AgentX に接続されていない。

/etc/snmp/snmptrapd で設定されている IP アドレスが正しくない。

ソリューション

次の確認を行います。

snmpd コンフィギュレーション ファイルを確認して、「RncUser」が正しい「snmp」エージェントに対する権限を持っているかどうかを判定します。これを行うには、次のコマンドを使用します。

less /etc/snmp/snmpd.conf

正しい設定は次のようになります。

agentXSocket /tmp/agentx

agentXPerms 700 700 RncUser rfssadmin

snmptrapd コンフィギュレーション ファイルを確認して、この IP アドレスが SNMP マネージャの IP アドレスであるかどうかを判定します。これを行うには、次のコマンドを使用します。

less /etc/snmp/snmptrapd.conf