Cisco IPICS Dispatch Console ユーザ ガイド
Cisco IPICS Dispatch Console のインストール、設定、およびメン テナンス
Cisco IPICS Dispatch Console のインストール、設定、およびメンテナンス
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール、設定、およびメンテナンス

のインストール

インストール ガイドライン

インストール ディレクトリ

インストール手順

Cisco IPICS サーバからの インストール プログラムのダウンロード

のインストール

のアンインストール

の修復

WAVE Engine サービス要件

ログ

の使用ガイドライン

の音声の最適化

における USB DSP ヘッドセットの使用方法

におけるマイクの使用方法

音声品質ガイドライン

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール、設定、およびメンテナンス

この章では、Cisco IPICS Dispatch Console のインストール、アンインストール、および修復の方法について説明します。また、Cisco IPICS Dispatch Console を使用してクライアント PC の音声を最適化する方法、および操作の詳細についても説明します。

この章の内容は次のとおりです。

「Cisco IPICS Dispatch Console のインストール」

「Cisco IPICS Dispatch Console のアンインストール」

「Cisco IPICS Dispatch Console の修復」

「WAVE Engine サービス要件」

「Cisco IPICS Dispatch Console ログ」

「Cisco IPICS Dispatch Console の使用ガイドライン」

「Cisco IPICS Dispatch Console の音声の最適化」

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール

次の項では、Cisco IPICS Dispatch Console のダウンロードおよびクライアント PC へのインストールについて説明します。クライアント PC は、「クライアント PC」に示す要件およびガイドラインに準拠している必要があります。

「インストール ガイドライン」

「インストール ディレクトリ」

「インストール手順」

インストール ガイドライン

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール前に、次の情報を確認します。

インストール プロセスには、Cisco IPICS Dispatch Console の自己解凍インストール プログラムの Cisco IPICS サーバからのダウンロードも含まれます。このプロセスでは、必要なインストール ファイルおよびコンフィギュレーション ファイルをダウンロードします。アラート トーンの使用を許可されている場合、ダウンロードにアラート トーンを含めることができます。または、別にダウンロードもできます。

インストール プログラムは自動で Cisco IPICS Dispatch Console ソフトウェアをお使いのクライアント PC にインストールします。インストールのために Cisco IPICS Dispatch Console を Cisco IPICS サーバに接続する必要はありません。

インストール プログラムは、インストール前タスクを実行します。このタスクでは、クライアント PC が他のバージョンの Cisco IPICS Dispatch Console を実行中ではないこと、最新バージョンの Cisco IPICS Dispatch Console がすでにインストールされていないこと、およびクライアント PC が適切なオペレーティング システムを実行していることを確認します。

インストールにより、自動的に Cisco IPICS Dispatch Console のエントリが Windows の [Start] メニューに追加され、Cisco IPICS Dispatch Console ショートカットが Windows デスクトップに追加されます。

Cisco Security Agent(CSA)をクライアント PC で実行中に、CSA アクセス権限のダイアログボックスがインストールプロセス中に表示された場合、[Yes] をクリックして IDC インストールの権限を付与します。

インストール ディレクトリ

Windows 管理者特権のあるアカウントでクライアント PC にログインしていない場合、Cisco IPICS Dispatch Console の実行には次の Cisco IPICS Dispatch Console インストール ディレクトリへの書き込み権限が必要です。


) 次のリストに、C:¥Program Files 以下のインストール ディレクトリを示します。C:¥Program Files は、Cisco IPICS Dispatch Console インストール ディレクトリのデフォルト フォルダです。デフォルト フォルダは Cisco IPICS Dispatch Console のインストール時に変更できます。


C:¥Program Files¥Cisco Systems¥IDC 4.0¥4.0¥bin¥Config

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥IDC 4.0¥4.0¥bin¥IDCUILogs

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥IDC 4.0¥4.0¥bin¥idc.ini

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥IDC 4.0¥4.0¥bin¥idc-gui.ini

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥IDC 4.0¥4.0¥bin¥DeviceGroups.dat

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥IDC 4.0¥4.0¥bin¥IDCTrace.txt

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥IDC 4.0¥4.0¥bin¥WaveDevices.xml

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥IDC 4.0¥Tones

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥IDC 4.0¥Users

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥IDC 4.0¥Packages

インストール手順

Cisco IPICS Dispatch Console のインストールには、次の項で説明する 2 つの一般的手順が含まれます。

「Cisco IPICS サーバからの Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラムのダウンロード」

「Cisco IPICS Dispatch Console のインストール」

Cisco IPICS サーバからの Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラムのダウンロード

クライアント PC に Cisco IPICS Dispatch Console をインストールする前に、Cisco IPICS サーバからインストール ファイルをダウンロードする必要があります。これには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 クライアント PC の Web ブラウザで、完全修飾ホスト名(たとえば、ipics1.cisco.com)または Cisco IPICS を実行中のサーバの IP アドレスを入力します。

できれば完全修飾ホスト名を使用してください。IP アドレスを入力した場合、使用中の PC がサーバからの有効な信頼証明書を保持していないと、ポップアップ ウィンドウが表示されて証明書のダウンロードが要求されます。指示に従って実行します。

ステップ 2 Cisco IPICS サーバにログインします。

Cisco IPICS Administration Console が表示されます。

ステップ 3 [Server] タブで、[Home] > [Download IDC] を選択します。

ステップ 4 [Download IDC] ページで、[Download IDC] をクリックします。

ステップ 5 表示されるダイアログボックスで、[Save] をクリックします。

ステップ 6 [Save As] ポップアップ ウィンドウで、Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラム(idcsetup.exe と呼ばれる)をローカル ハード ドライブに保存します。


 

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール

「Cisco IPICS サーバからの Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラムのダウンロード」の説明に従って Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラムのダウンロードをした後、次の手順を実行してインストール プログラムをお使いの PC クライアントにインストールします。

任意のバージョンの Cisco IPICS Dispatch Console がクライアント PC にある場合は、新しいバージョンをインストールする前に 「Cisco IPICS Dispatch Console のアンインストール」の説明に従ってアンインストールします。


ステップ 1 Cisco IPICS Dispatch Console インストール プログラム(idcsetup.exe)を起動します。

起動には、idcsetup.exe のショートカットをダブルクリックするか、プログラムに移動してプログラムをダブルクリックします。

インストール プログラムが起動されて IDC Setup ウィザードが表示されます。

ステップ 2 IDC Setup ウィザードで、次の操作を実行します。

a. [Welcome] ウィンドウで、[Next] をクリックします。

b. [Select Installation Folder] ウィンドウで、次の手順を実行します。

(オプション)Cisco IPICS Dispatch Console のインストール先フォルダを入力します。他のフォルダを指定する理由がない限り、デフォルト フォルダの使用を推奨します。

クライアント PC のすべての Windows アカウントに Cisco IPICS Dispatch Console へのアクセスを許可するには、[Everyone] オプション ボタンをクリックします。自分の Windows アカウントのみにアクセスを許可するには、[Just Me] をクリックします。

[Next] をクリックします。

c. [Confirm Installation] ウィンドウで、[Next] をクリックします。

Cisco IPICS Dispatch Console がインストールされます。経過表示バーにこのプロセスの情報が表示されます。

d. [Installation Complete] ウィンドウで、[Close] をクリックします。

インストールが完了して Cisco IPICS Dispatch Console のアイコンが PC のデスクトップに表示されます。

ステップ 3 ダイアログボックスで Cisco Video Surveillance Client をインストールするかの確認を求められた場合、[Yes] をクリックした後、次の操作を実行します。

このダイアログボックスは、Cisco Video Surveillance Client がクライアント PC にまだインストールされていない場合に表示されます。Cisco IPICS Dispatch Console では、bwims 形式の VSM ビデオの表示に Cisco Video Surveillance Client が必要です。

a. [Cisco Video Surveillance Client Setup] ウィンドウで、[Next] をクリックします。

b. クライアント PC プロセスのコア数を指定するウィンドウで、値を入力して [Next] をクリックします。

ウィンドウには、この値を決定する手順が用意されています。

c. ユーザ情報を要求するウィンドウで、次の手順を実行します。

[Full Name] フィールドに名前を入力します。

[Organization] フィールドに組織名を入力します。

クライアント PC のすべての Windows アカウントに Cisco Video Surveillance Client へのアクセスを許可するには、[Anyone who uses this computer] オプション ボタンをクリックします。自分の Windows アカウントのみにアクセスを許可するには、[Only for Me] をクリックします。

[Next] をクリックします。

d. Cisco Video Surveillance Client のインストール先フォルダを要求するウィンドウで、フォルダを入力して [Next] をクリックします。他のフォルダを指定する理由がない限り、デフォルト フォルダの使用を推奨します。

e. インストール開始を要求するウィンドウで、[Next] をクリックします。

f. Cisco Video Surveillance Client がインストールされたことを通知するウィンドウで、[Finish] をクリックします。

ステップ 4 [Cisco IDC] ウィンドウで、Cisco IPICS Dispatch Console をすぐに起動する場合は [Yes] を、それ以外の場合は [No] をクリックします。

ステップ 5 (オプション)Cisco IPICS サーバを終了します。


 

Cisco IPICS Dispatch Console のアンインストール

クライアント PC から Cisco IPICS Dispatch Console を削除(アンインストール)すると、PC からアプリケーションが削除されます。Cisco IPICS Dispatch Console をアンインストールするには、PC で次の手順を実行します。

CSA をクライアント PC で実行中に、CSA アクセス権限のダイアログボックスがアンインストールプロセス中に表示された場合、[Yes] をクリックして続行します。

手順


ステップ 1 [Start] > [Program Files] > [Cisco Systems] > [IPICS Dispatch Console 4.0] > [Uninstall IPCS Dispatch Console 4.0] を選択します。

ステップ 2 Cisco IDC アンインストール確認ポップアップ ウィンドウで、[Yes] をクリックして続行します。

ステップ 3 Cisco IDC 4.0 ウィンドウで、[Remove Cisco IDC 4.0] オプション ボタンをクリックしてから [Finish] をクリックします。

ステップ 4 Cisco IPICS Dispatch Console が削除されたことを確認するウィンドウで、[Close] をクリックします。


 

Cisco IPICS Dispatch Console の修復

Cisco IPICS Dispatch Console の操作に問題が発生している場合は、このプログラムおよび Cisco Video Surveillance Client の修復を試行できます。このプロセスでは、プログラムが使用する紛失したファイルまたは破損したファイルを再生成および修復します。

Cisco IPICS Dispatch Console の修復には、クライアント PC で次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 [Start] > [Program Files] > [Cisco Systems] > [IPICS Dispatch Console 4.0] > [Uninstall IPCS Dispatch Console 4.0] を選択します。

ステップ 2 Cisco IDC アンインストール確認ポップアップ ウィンドウで、[Yes] をクリックして続行します。

ステップ 3 Cisco IDC 4.0 の [Welcome] ウィンドウで、[Repair Cisco IDC 4.0] オプション ボタンをクリックしてから [Finish] をクリックします。

修復が開始され、ステータス ウィンドウにプロセスの経過が表示されます。

ステップ 4 Cisco IPICS Dispatch Console が削除されたことを確認するウィンドウで、[Close] をクリックします。


 

WAVE Engine サービス要件

Cisco IPICS Dispatch Console では、クライアント PC に WAVE Engine サービスが実行されている必要があります。このサービスにより、Cisco IPICS Dispatch Console で音声の送信、受信、および再生が可能になります。WAVE Engine サービスが停止すると、Cisco IPICS Dispatch Console でこれらのアクティビティが実行できなくなり、[IDC View] エリアのリソースにアラート アイコン が表示されます。

Cisco IPICS Dispatch Console インストール プロセスの一部として WAVE Engine サービスがクライアント PC にインストールされて起動します。

WAVE Engine サービスが実行中かを判別するには、[Start] > [Control Panel] > [Administrative Tools] > [Services] を選択して、[Extended] タブの WAVE Engine が含まれる行のステータス カラムに [Started] が表示されることを確認します。

WAVE Engine サービスが停止した場合、Cisco IPICS Dispatch Console 終了してから再ログインを試行します。この手順により、WAVE Engine サービスが再起動されます。再起動されない場合は、WAVE Engine サービスを手動で再起動できます。

WAVE Engine サービスを手動で再起動するには、次の手順を実行します。この手順では、Windows 管理者特権のあるユーザとしてクライアント PC にログインしている必要があります。

手順


ステップ 1 Cisco IPICS Dispatch Console を実行中の場合は終了します。

ステップ 2 [Start] > [Control Panel] > [Administrative Tools] > [Services] を選択します。

[Services] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Extended] タブで、WAVE Engine が含まれる [Services] リストの行をクリックします。

ステップ 4 [Start] または [Restart] をクリックします。

ステップ 5 [Services] ウィンドウを閉じます。


 


) Windows セキュリティ アプリケーションによっては、WAVE Engine サービスの実行または WAVE Engine サービスでオーディオ プロセスの要求するレベルの通信ができません。この場合、セキュリティ アプリケーションの設定を変更して WAVE Engine サービスが制限なく実行できるようにします。


Cisco IPICS Dispatch Console ログ

Cisco IPICS Dispatch Console は、クライアント PC に各種ログファイルを格納します。 表 2-1 に、ログについて示します。


) この表には、Cisco IPICS Dispatch Console のデフォルト インストール フォルダである C:¥Program Files フォルダ内のログを示します。Cisco IPICS Dispatch Console を他のフォルダにインストールする場合、ログ ファイルはそのフォルダの下に格納されます。


 

表 2-1 Cisco IPICS Dispatch Console ログ

場所
ファイル名
説明

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥ Cisco IDC 4.0¥4.0¥Bin

IDCTrace n .txt

n が表示される場合があります。これは、1 ~ 9 の数字であり、IDCTrace ファイルを 10 ファイルまで区別します)

テクニカル トレース情報が格納され、この情報は必要に応じてトラブルシューティング用に Cisco Technical Assistance Center に提供できます。

IDCTrace.txt ファイルのサイズが 2 MB(デフォルト)に達した場合、システムは新しいファイルを作成し、ログ情報の新しいファイルへの書き込みを開始します。新しいファイルには、IDCTrace1.txt と名前が付けられます。新しいファイルのサイズが 2 MB に達した場合、システムは別のファイルを作成して IDCTrace 2 .txt と名前が付けられます。デフォルトで、システムが 10 ファイル作成するまでこのプロセスは続行します。10 番めのファイルのサイズが 2 MB に達した場合、システムは IDCTrace.txt ファイルからファイルの上書きを開始します。

C:¥Program Files¥Cisco Systems ¥Cisco IDC 4.0¥Users ¥ IP_address

IP_address は、Cisco IPICS Dispatch Console が接続する Cisco IPICS サーバの IP アドレスです)

Authentication.log

Cisco IPICS Dispatch Console インストールごとのすべてのユーザ ログインおよびログアウト試行の履歴が格納されます。このログは、XML 形式で表示されます。

C:¥Program Files¥Cisco Systems ¥Cisco IDC 4.0¥Users ¥ IP_address ¥SYSTEM¥ user_name

IP_address は、Cisco IPICS Dispatch Console が接続する Cisco IPICS サーバの IP アドレスです。 user_name は、Cisco IPICS ユーザ名です)

ChannelActivity.log

Cisco IPICS Dispatch Console 内のアクティブ化、非アクティブ化、ならびにチャネル、無線、および VTG の PTT イベントの履歴が格納されます。このログは、XML 形式で表示されます。

DebugLog.Txt

このログには、IDC の動作状況に該当するデバッグ情報の詳細が格納されます。複数の異なるデバッグ レベルをイネーブルにできます。このログは、テキスト形式で表示され、IDC アプリケーションを実行するたびにローテーションされます。

デフォルトでは、Cisco IPICS サーバは、Authentication.log および ChannelActivity.log ファイルを定期的にアップロードします。このプロセスの設定およびこれらのファイルの表示は、Cisco IPICS Administration Console の [Server] ドロワにある [Administration] > [Options] > [Client] タブで実行できます。また、Cisco IPICS サーバからアクティビティ ログ レポートを生成できます。関連情報については、『 Cisco IPICS Administration Guide 』を参照してください。

Cisco IPICS Dispatch Console がログ ファイルのいずれかに書き込みをする場合、アプリケーションはこのデータをキャプチャするために使用可能なディスク領域があることを確認します。空きディスク領域の量が定義済みレベルを下回った場合、ロギング アクティビティは停止されて、ディスクにこれ以上書き込めないデータは失われます。空きディスク領域が十分なレベルまで増加した場合、Cisco IPICS Dispatch Console は、ロギングおよびアクティビティを自動的に再開します。

デバッグ ログを除くすべてのログはサイズに基づきます。定義済み制限に達した場合、システムは新しいログを作成します。

Cisco IPICS Dispatch Console ログ ファイルに関する情報を次に示します。

デバッグ ログ(DebugLog.txt)ファイルは、Cisco IPICS Dispatch Console を起動するたびに新規ログを開始します。

デフォルトでは、Cisco IPICS システムはデバッグ ログの現在のアクティブ コピー(DebugLog.txt)を 1 つ保持します。

Cisco IPICS システムは大半のエラー メッセージを DCTrace n .txt log に書き込みます。

ファイル サイズ ロールオーバーに基づいて新規ログ ファイルが作成されるたびに、サーバがログ ファイルを Cisco IPICS Dispatch Console からアップロードするように要求する場合があります。

Cisco IPICS Dispatch Console は、すべてのログ エントリを GMT 形式でタイムスタンプします。ただし、クロックをセントラル ソースと同期することはありません。そのため、Cisco IPICS Dispatch Console クライアント PC および Cisco IPICS サーバがそれぞれのクロックを Network Time Protocol(NTP; ネットワーク タイム プロトコル)を使用してセントラル ソースと同期することを推奨します。

Authentication.log、ChannelActivity.log、ChannelStatistics.log、および UserInterface.log は、XML 形式で表示されます。Cisco IPICS サーバは、これらのファイルを解析して syslog 形式に変換し、syslog メッセージをルータに送信して収集します。

Cisco IPICS Dispatch Console の使用ガイドライン

Cisco IPICS Dispatch Console を使用する際は、次のガイドラインに注意してください。

一般的なガイドライン

Push-To-Talk(PTT)機能を使用する場合は、短いバースト単位で発言し、リソースの着信トラフィック インジケータをモニタして他の Cisco IPICS ユーザと同時に発言しないようにします。

Cisco IPICS を効率的に動作させるため、いかなるときも IDC で電源の入ったチャネル、無線、VTG の総数が 50 を超えないようにする必要があります。これは電源の入ったインシデントが 1 つもない場合です。電源の入ったインシデントが 1 つ以上存在する場合には、IDC で電源の入ったリソース(チャネル、無線、インシデント、および VTG)の総数が 36 を超えないようにする必要があります。

クライアント PC を最低 1 週間に 1 回はリブートします。このプロセスにより確実に Microsoft Windows が効果的に動作するようになり、その結果 IDC が効果的に動作するようになります。

接続ガイドライン

IDC を起動する前に、ネットワーク接続を確立して有効な IP アドレスがあることを確認します。

Cisco VPN Client がクライアント PC にインストールされている場合、[Stateful Firewall (Always On)] オプションをディセーブルにします。そうしないと、SIP およびマルチキャスト接続が正しく動作しないことがあります。

IDC が必要なプロトコルを送受信できるようにするには、Windows ファイアウォール設定の変更が必要な場合があります。

ネットワーク制限によりクライアント PC によっては音声の送信が妨げられる可能性があります。この場合、Cisco IPICS へ接続するためのリモート ロケーションを選択します。

PC クライアントにドッキング ステーションまたは着脱可能オーディオ デバイスを使用している場合、PC を切り離す前に IDC を終了してオーディオ デバイスを取り外します。そうしないと、PC の応答がなくなりリブートが必要になる可能性があります。

Cisco IPICS サーバには、IDC の接続方法を決定するためのロケーション情報があります。最適な接続および高品質な音声のため、IDC にログインするときは、使用する接続タイプに最適なロケーションを使用します。任意のロケーションを選択して音声トラフィックが聞こえない場合は、そのチャネルで音声が聞こえるまで別のロケーションを選択します。

有線接続および無線接続の両方がアクティブな場合で、リモート以外のロケーションを選択するとき、無線接続をディセーブルにするか、または IDC が有線接続に関連付けられた IP アドレスを使用していることを確認します。

IDC を SIP ベースのリモート接続を介して接続するには、IDC が RMS ルータに接続を確立できることを確認します(RMS に関連付けられた Loopback0 インターフェイスの IP アドレスを使用して、IDC は RMS に接続します)。IDC が RMS への接続を確立できない場合、ファスト ビジーなどのチャネル アクティブ化問題が発生している場合があります。この場合は、SIP ベースのリモート接続の使用を試行します。

アカウント ロックおよびパスワード失効ガイドライン

IDC パスワードを複数回間違って入力し、サーバに設定された連続無効ログイン試行の最大回数を超えたとき、そのユーザ アカウントはロックされる場合があります。この場合、IDC はユーザにシステムへのログインを許可しません。システム管理者に連絡してユーザ アカウントのロックを解除してもらうように警告するメッセージが表示されます。

すでに IDC にログイン中に連続無効ログイン試行の回数を超えた場合、現在のセッションでのパスワードは引き続き使用できます。ただし、ユーザ アカウントのロックが解除されるかパスワードがリセットされるまで、さらにログインすることはできなくなります。

オフライン モードを介してすでに IDC にログイン中に連続無効ログイン試行の回数を超えた場合、オンライン モードに戻った後もそのパスワードは引き続き使用できます。ただし、ユーザ アカウントのロックが解除されるかパスワードがリセットされるまで、さらにログインすることはできなくなります。

パスワードが失効した場合、パスワードを変更するまで IDC はシステムへのログインを許可しません。パスワードを変更するには、Cisco IPICS サーバにログインしてから [Home] > [My Profile] に移動して古いパスワードおよび新しいパスワードを入力します。

IDC にログイン中にパスワードが失効した場合、現在のセッションでのパスワードは引き続き使用できます。次にログインする前に、パスワードを変更する必要があります。

オフライン モードを介してのログイン中にパスワードが失効した場合、オンライン モードに戻った後もそのパスワードは引き続き使用できます。次にログインする前に、パスワードを変更する必要があります。

Cisco Security Agent(CSA)ガイドライン

Cisco Security Agent(CSA)がクライアント PC にインストールされている場合、次のガイドラインに従います。

IDC 操作を試行したときに CSA アクセス権限のダイアログボックスが表示された場合、[Yes] をクリックして許可を受けて操作を続行します。

IDC でチャネルをアクティブ化したときに CSA アクセス権限のダイアログボックスが表示された場合、[Yes] を必ずクリックして許可を受けます。

新しいバージョンの IDC を起動したとき、またはシステム リブート後に CSA アクセス権限のダイアログボックスが表示された場合は、[Yes] を必ずクリックして IDC がメディア デバイス(マイク)をモニタできるようにします。IDC の起動後に CSA のタイムアウトを [No] のデフォルト値に基づいて許可した場合、IDC は音声トラフィックを受信できますが送信はできません。

CSA の [Don't ask me again] チェックボックスがオプションとして表示された場合、これをオンにすると CSA がプロンプトを二度と表示しないようにできます。

Cisco IPICS Dispatch Console の音声の最適化

Cisco IPICS Dispatch Console のインストール後、クライアント PC の再生および録音オーディオ デバイスの設定を確認して Cisco IPICS Dispatch Console に優先のまたはデフォルトの音声デバイスを使用していることを確認します。次の項では、音声設定の手順を紹介します。また、USB DSP ヘッドセットおよびマイクの適切な使用についても説明します。

「Cisco IPICS Dispatch Console における USB DSP ヘッドセットの使用方法」

「Cisco IPICS Dispatch Console におけるマイクの使用方法」

「音声品質ガイドライン」

クライアント PC のマイクがビジーの場合、または他の理由により Cisco IPICS Dispatch Console がマイクを開けない場合は、アクティブな会話を聞くことはできますが、発言はできません。

Cisco IPICS Dispatch Console の実行中に音声設定を変更した場合、変更を有効にするために Cisco IPICS Dispatch Console を終了してから再起動する必要があります。

Cisco IPICS Dispatch Console における USB DSP ヘッドセットの使用方法

USB DSP ヘッドセット(つまり、独自のサウンド カードを搭載するヘッドセット)を Windows オペレーティング システムで使用する場合、Windows はヘッドセットをデフォルトのスピーカおよびマイクとして設定する可能性があります。そのため、Cisco IPICS Dispatch Console の起動前に必ず USB DSP ヘッドセットをクライアント PC に接続するようにします。

ヘッドセットを PC クライアントに接続した後で Cisco IPICS Dispatch Console を起動する場合、Cisco IPICS Dispatch Console は USB DSP ヘッドセットの音声設定を自動的に記憶しておらず、デフォルトの Windows オペレーティング システムの音声設定に戻る可能性があります。


) USB ヘッドセットのマイクを長時間使用すると、音声が不鮮明になる場合があります。この問題が発生した場合は、Cisco IPICS Dispatch Console を終了し、Cisco IPICS Dispatch Console ヘッドセットをクライアント PC から取り外します。次に、USB ヘッドセットをクライアント PC に再接続して Cisco IPICS Dispatch Console を再起動します。


Cisco IPICS Dispatch Console におけるマイクの使用方法

Cisco IPICS は、音声アクティビティ検出を使用して、検出できない音声が含まれている(無音)伝送をスケルチするように設定されている可能性があります。Cisco IPICS システムが伝送時に音声を検出できない場合、伝送をスケルチすることがあります。この場合、別の Cisco IPICS ユーザが同じ伝送で話し始める可能性があります。これは、相手の音声が聞こえず、聞き手の Cisco IPICS Dispatch Console 受信インジケータに伝送表示が何も表示されないことが原因です。

不完全な伝送に起因する問題を避けるために、ガイドラインに従って Cisco IPICS Dispatch Console では高い音声品質のマイクを使用するようにします。また、Cisco IPICS Dispatch Console の使用開始前に、マイクの位置および設定を確認します。

相手のユーザの音声は聞こえるのに、相手のユーザからはこちらが聞こえない状況が発生した場合は、マイクがミュートに設定されていないことを確認します。

クライアント PC のマイクにおける音声の録音および再生機能を確認するためには、次の手順を実行して Windows Sound Recorder にアクセスして自分の音声を録音してから録音を聞きます(オーディオ入力デバイスが PC に接続されていることを確認します)。

手順


ステップ 1 [Start] > [Program Files] > [Accessories] > [Entertainment] > [Sound Recorder] を選択します。

[Sound Recorder] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 [File] > [New] をクリックします。

ステップ 3 録音を開始するには、[Record] ボタンをクリックします。

このボタンは、[Sound Recorder] ダイアログボックスの右下の隅に表示されます。

ステップ 4 マイクに向かって話して音声を録音します。

ステップ 5 録音を停止するには、[Stop] ボタンをクリックします。

ステップ 6 次のいずれかの操作を実行します。

録音を聞くには、[Play] ボタンをクリックします。録音したとおりに音声が聞こえるはずです。

代わりに、[File] > [Save as] を選択し、ファイル名を入力して録音ファイルを保存することもできます。録音した音声は、waveform(.wav)ファイルとして保存されます。ファイルを再生するには、[File] > [Open] を選択し、再生する音声ファイルを見つけてダブルクリックします。

ステップ 7 録音の再生を停止するには、[Stop] ボタンをクリックします。


 

音声品質ガイドライン

次のヒントは、Cisco IPICS Dispatch Console の使用時の音声の高品質を確保する際に役立ちます。

必ず高品質のヘッドセットおよびマイクを使用して、これら両コンポーネントの位置および設定を確認します。高品質で正しく設定されたヘッドセットを使用すると、受信および伝送の両方のアクティビティの音声品質が大きく向上します。

PC アナログ サウンド カードまたは大半のラップトップ コンピュータのアナログ ポートを使用すると、一般的に音声伝送の品質が下がります。そのため、PC サウンド カードまたはアナログポートを高品質のヘッドセットおよびマイクの代わりとして使用しないことを推奨します。

音声品質を向上させるため、USB ヘッドセットまたはオーディオ デバイスは、USB ハブではなく専用 USB ポートに必ず接続します。USB ハブは、USB デバイスからのデータを 1 つのデータ ストリームに多重化します。USB ハブを使用すると、タイミングの問題が発生して音声品質に影響する可能性があります。

他の Cisco IPICS ユーザから、発言するときに可聴ハムのようなノイズが連続的または断続的に聞こえると言われた場合、問題の原因として、ヘッドセットのハードウェア障害が考えられます。このような場合、音声品質問題の原因を切り分けるために、障害のあるヘッドセットを新しい高品質のヘッドセットと交換することを推奨します。

Windows 音声設定で、音量設定が低すぎないことを確認します。音量設定が低い場合は、ボリューム コントロールのバーを上方向にスライドしてマイクの入力ゲインを増やし音量を上げます。

最適な接続のため、Cisco IPICS Dispatch Console にログインするときは、使用する接続タイプに最適なロケーションを使用します。たとえば、無線接続の使用中には、組織の無線接続に関連付けられているロケーションを選択します。適切な接続タイプを選択することにより、より高品質な音声を確保できます。

Digital Subscriber Line(DSL; デジタル加入者線)や低速有線リンクなどの低速接続は、音声品質に影響する可能性があります。できるだけ、Cisco IPICS Dispatch Console では高速接続を使用するようにします。

Cisco IPICS Dispatch Console の使用中は、クライアント PC 上で CPU やネットワーク帯域幅を大量に消費するアプリケーションの使用をできるだけ制限します。他のプログラムにより CPU が過負荷になると、Cisco IPICS Dispatch Console の正常動作に必要な CPU サイクルが不足する可能性があります。クライアント PC の CPU アクティビティを確認し、開いておく必要のないプログラムはすべて閉じます。