Cisco IPICS Mobile Client for Apple iPhone リファレンス ガイド
IPICS Mobile Client の使用
IPICS Mobile Client の使用
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2012/01/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 997KB) | フィードバック

目次

IPICS Mobile Client の使用

Cisco IPICS サーバにログインしてインシデントにアクセスする

を終了する

スリープ モードを設定する

インシデントのリソースを表示する

リソースを追加する

iPhone を PTT デバイスとして使用する

Cisco RMS への接続を再確立する

ヘルプ画面にアクセスする

IPICS Mobile Client の使用

この章では、IPICS Mobile Client の使用に関する詳細について説明します。

この章で説明している機能を使用するには、まず iPhone で IPICS Mobile Client アプリケーションと、アクセスする各 Cisco IPICS サーバの SSL 証明書をダウンロードする必要があります。詳細については、「はじめに」を参照してください。

この章では、次のトピックについて取り上げます。

「Cisco IPICS サーバにログインしてインシデントにアクセスする」

「IPICS Mobile Client を終了する」

「スリープ モードを設定する」

「インシデントのリソースを表示する」

「リソースを追加する」

「iPhone を PTT デバイスとして使用する」

「Cisco RMS への接続を再確立する」

「ヘルプ画面にアクセスする」

Cisco IPICS サーバにログインしてインシデントにアクセスする

Cisco IPICS サーバにログインすると、そのサーバでアクティブになっていて、自分が参加者として設定されているインシデントにアクセスできます。

Cisco IPICS サーバにログインするには、次の手順を実行します。


) • ログインするには、Cisco IPICS が正しくインストールおよび設定されており、自分が Cisco IPICS ユーザとして設定されていることが必要です。IPICS Mobile Client ログイン画面の [Learn More] ボタンをタッチすると、Cisco IPICS の詳細を確認できます。

以前にログインしたことがある Cisco IPICS サーバにログインする場合は、[User] フィールドをタッチし、表示されるポップアップ リストから Cisco IPICS サーバ名とユーザ名の組み合わせを選び、パスワードを入力することで、もう一度すばやくログインすることができます。

Cisco IPICS サーバは、iPhone が使用できる DNS 内に存在する完全修飾ホスト名を持つサーバである必要があります。


 

手順


ステップ 1 Incident アプリケーションのアイコン をタッチします。

IPICS Mobile Client ログイン画面が、図 3-1 のように表示されます。

図 3-1 ログイン画面

 

ステップ 2 次の操作を実行して、ログインする Cisco IPICS サーバを指定します。

a. [IPICS Server] フィールドをタッチします。

この iPhone で Cisco IPICS サーバにログインしたことがある場合は、各サーバの完全修飾ホスト名の一覧が表示されます。

b. 表示された Cisco IPICS サーバの名前をタッチするか、またはキーパッドで [IPICS Server] フィールドに新しいサーバの完全修飾ホスト名を入力して、[return] ボタンをタッチします。

たとえば、Cisco IPICS サーバの名前が ipics1 の場合、 ipics1.cisco.com のように完全修飾ホスト名を入力します。

一覧内の名前は、名前の最初の 2 ~ 3 文字をキーパッドで入力して探すことができます。文字を入力すると、一覧にその文字列で始まる名前が表示されます。

ステップ 3 次の操作を実行して、ログインするサーバ用の Cisco IPICS ユーザ名を入力します。

a. [User] フィールドをタッチします。

指定したサーバで設定されているユーザの一覧が表示されます。

b. 一覧でユーザ名をタッチするか、またはキーパッドで [User] フィールドにユーザ名を入力して、[return] ボタンをタッチします。

ユーザ名では、大文字と小文字は区別されません。

ステップ 4 次の操作を実行して、ログインするサーバ用の Cisco IPICS パスワードを入力します。

a. [Password] フィールドをタッチします。

b. キーパッドで [Password] フィールドにパスワードを入力して、[return] ボタンをタッチします。

パスワードでは、大文字と小文字が区別されます。

ステップ 5 [Login] ボタン をタッチします。

Cisco IPICS サーバでアクティブになっていて、自分が参加者になっているインシデントが iPhone でロードされます。これらの条件を満たすインシデントがない場合は、空白のページが表示されます。

各インシデントには、インシデントの名前、ID、作成日時が合わせて表示されます。


 

IPICS Mobile Client を終了する

IPICS Mobile Client を終了して Cisco IPICS サーバからログアウトするには、iPhone の [Home] ボタンを押します。

IPICS Mobile Client を終了した後もう一度起動する場合は、完全にシャットダウンされるよう 2 ~ 3 秒待ってから行ってください。

スリープ モードを設定する

Cisco IPICS Mobile Client が一定時間非アクティブになった場合に、iPhone をスリープ モードに移行するかどうかを指定できます。この時間は、iPhone の [Settings] > [General] > [Auto-Lock] オプションで指定します。スリープ モードでは IPICS Mobile Client は停止状態になり、iPhone の画面には何も表示されませんが、IPICS Mobile Client の Cisco IPICS サーバへのログインは保たれます。スリープ モードを終了すると、IPICS Mobile Client はスリープ モード移行時に表示されていた画面に戻ります。

デフォルトでは、スリープ モードは IPICS Mobile Client では無効になっています。


) スリープ モード中も、IPICS Mobile Client は引き続き Cisco IPICS のモバイル エンドポイント ライセンスを消費します。


IPICS Mobile Client に対してスリープ モードを有効にするには、[Settings] > [Incident] > [Prevent Sleep] オプションを [No] に設定します。

IPICS Mobile Client に対してスリープ モードを無効にするには、[Settings] > [Incident] > [Prevent Sleep] オプションを [Yes] に設定します。

iPhone がスリープ モードになっているときに IPICS Mobile Client に戻るには、iPhone の [Home] ボタンを押します。[Settings] > [General] > [Passcode Lock] を使って、iPhone でパスコードを設定している場合は、パスコードを入力して iPhone のロックを解除する必要もあります。


) バッテリー残量が少なくなると、iPhone は設定に関係なくスリープ モードに移行します。


インシデントのリソースを表示する

Cisco IPICS サーバにログインすると、そのサーバでアクティブになっていて、自分が参加者であるインシデントのビデオ クリップ、画像、ジャーナルを表示できます。表示できる項目を リソース といいます。

インシデントのリソースを表示するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 「Cisco IPICS サーバにログインしてインシデントにアクセスする」の説明に従って、インシデントがアクティブになっている Cisco IPICS サーバにログインします。

[All Incidents] 画面が表示されます。この画面には、サーバ上でアクティブになっていて、自分が参加者であるインシデントの一覧が表示されます。また、各インシデントの開始日時も表示されます。図 3-2 に、この画面の例を示します。

図 3-2 [All Incidents] 画面

 

ステップ 2 アクセスする情報があるインシデントをタッチします。

[Incident] 画面が表示されます。この画面にはインシデントの名前が表示され、インシデントのリソースの一覧が追加された順番で表示されます。この一覧には、各リソースの名前とインシデントへの追加日時が表示されます。また、インシデント内の参加者からの音声トラフィックを聞くことができます。

図 3-3 に、[Incident] 画面の例を示します。

図 3-3 [Incident] 画面

 

ステップ 3 次のいずれかの操作を実行します。

[Chronological View] アイコン をタッチすると、そのリソースの一覧が追加された順番で表示されます。
画像またはビデオ クリップ リソースでは、指定された名前か、「Photo」または「Video」というシステム デフォルト名が表示されます。ジャーナル リソースでは、最初の 2 ~ 3 文字またはジャーナル エントリが表示されます。また、各リソースの作成日時も表示されます。

[Category View] アイコン をタッチすると、リソース タイプ(ライブ ビデオ、アーカイブされたビデオ、写真、およびジャーナル)の一覧が表示されます。各リソース タイプの後の数字は、インシデント内で利用できるそのタイプのリソースの数を示します。

どちらの表示の場合も、次のアイコンによってリソース タイプが示されます。

[Live Video Feed] アイコン。Cisco IPICS サーバを通じてインシデントに提供されているビデオを示します。

[Archived Video] アイコン。インシデントに関連付けられているビデオ クリップを示します。

[Photo] アイコン。インシデントに関連付けられている画像を示します。

[Journal] アイコン。インシデントに関連付けられているジャーナルを示します。

ステップ 4 次のいずれかの操作を実行します。

追加順表示でリソースが表示されている場合は、リソース アイコンをクリックするとそのリソースが表示されます。

カテゴリ表示でリソースが表示されている場合は、リソース アイコンをクリックすると、そのタイプのリソースの一覧が表示されます。画像またはビデオ クリップでは、指定された名前か、[Photo] または [Video] というシステム デフォルト名が表示されます。ジャーナルでは、最初の 2 ~ 3 文字またはジャーナル エントリが表示されます。各リソースに、インシデントへの追加日時が表示されます。表示するリソースをタッチします。

リソースを表示せずにすべてのインシデントの一覧を表示するには、[All Incidents] ボタン をタッチします。

YouTube ビデオ クリップの表示を選択した場合は、[Play] アイコンをタッチしてビデオを開始する必要があります。その他のビデオ クリップおよびライブ ビデオは、自動的に再生が始まります。

ライブ ビデオを表示している場合、画像をダブルタッチすると全画面表示と通常表示を切り替えることができます。また、iPhone を回転して、ビデオを縦長モードまたは横長モードで表示できます。

アーカイブされたビデオ クリップを表示している場合、画像をダブルタッチすると全画面表示と通常表示を切り替えることができます。また、再生コントロールを使って、巻き戻し、早送り、再生の一時停止を行うことができます。

画像を表示している場合、iPhone を回転して、画像を縦長モードまたは横長モードで表示できます。

IPICS Mobile Client は、最長 5 分のライブ ビデオ セグメントの表示をサポートしています。これより長いビデオ セグメントでは、予期しない結果またはエラーにつながる可能性があります。また、サポートされていないフォーマットのビデオ クリップを表示した場合も、予期しない結果が生じたり、エラーが発生したりする可能性があります。サポートされているビデオ フォーマットについては、『 Cisco IPICS Compatibility Matrix 』を参照してください。

リソースを表示している場合、インシデント名の左にある [Back] ボタンをタッチして、インシデントのリソースの一覧に戻ることができます。[Back] ボタンには、インシデント名の最初の 2 ~ 3 文字が表示されます(ビデオまたは画像を全画面モードで表示している場合は、通常サイズに切り替えると [Back] ボタンが表示されます)。


 

リソースを追加する

参加しているインシデントに、次のリソース( メディア リソース と呼ばれます)を追加できます。

ジャーナル: 200 文字以内のジャーナルを記述し、インシデントに追加できます。

写真:iPhone のカメラで写真を撮影してインシデントに追加できます。または、iPhone フォト アルバムに保存されている画像をインシデントに追加できます。

ビデオ:iPhone 3GS のカメラでビデオ クリップを録画してインシデントに追加できます。または、iPhone 3GS カメラ ロールに保存されているビデオ クリップをインシデントに追加できます(この機能は、iPhone 3G では利用できません)。

ジャーナル、写真、またはビデオ クリップをインシデントに追加すると、Cisco IPICS サーバにアップロードされ、インシデントの他の参加者がすぐ利用できるようになります。

リソースを追加するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 「Cisco IPICS サーバにログインしてインシデントにアクセスする」の説明に従って、インシデントがアクティブになっている Cisco IPICS サーバにログインします。

ステップ 2 リソースを追加するインシデントをタッチします。

ステップ 3 リソースの一覧の一番下に表示される、[Add Media] アイコン をタッチします。

リソース追加ボタンが、図 3-4 のように表示されます。

図 3-4 iPhone 3G のリソース追加ボタン(左)および iPhone 3GS のリソース追加ボタン(右)

 

ステップ 4 次のいずれかの操作を実行します。

ジャーナルを追加するには、次の手順を実行します。

a. [Journal] ボタン をタッチします。

b. 200 文字以内のテキストを入力します。

c. [Done] ボタンをタッチすると、ジャーナルが Cisco IPICS サーバにアップロードされます。

テキストが入力されていない場合や、200 文字を超えるテキストが入力されている場合は、[Done] ボタンがグレー表示されます。

写真を撮影して追加するには、次の手順を実行します。

a. [Photo] ボタン をタッチし、iPhone のカメラを起動します。

b. iPhone のカメラ アイコンを押して、好きな写真を撮影します。

c. (省略可能)[Retake] ボタンをタッチし、写真を破棄して新しく撮影しなおします。

d. [Use] ボタンをタッチします。

e. (省略可能)写真の名前を 30 文字以内で入力します。この名前は、インシデントのリソースの一覧に表示されます。名前を入力しなかった場合、システムによって「Photo」という名前が割り当てられます。

f. [Upload] ボタンをタッチすると、写真が Cisco IPICS サーバにアップロードされます。写真は iPhone のカメラ ロールに保存されます。

写真をアップロードしない場合は、[Cancel] ボタンをタッチします。この場合、写真は iPhone のカメラ ロールに保存されますが、Cisco IPICS サーバにはアップロードされません。

ビデオ クリップを録画して追加するには、次の手順を実行します(iPhone 3GS のみ)。

a. [Video] ボタン をタッチし、iPhone のカメラを起動します。

b. iPhone のビデオ アイコンを押して、好きなビデオを録画します。

c. (省略可能)[Retake] ボタンをタッチし、ビデオ クリップを破棄して新しく撮影しなおします。

d. 録画を停止する場合は、iPhone のビデオ アイコンをもう一度押します。10 分を超える長さのビデオ セグメントを録画した場合、iPhone により 10 分以内に短縮することを求めるメッセージが表示される場合があります。

e. [Use] ボタンをタッチします。

f. (省略可能)ビデオ クリップの名前を 30 文字以内で入力します。この名前は、インシデントのリソースの一覧に表示されます。名前を入力しなかった場合、システムによって「Video」という名前が割り当てられます。

g. [Upload] ボタンをタッチすると、ビデオが Cisco IPICS サーバにアップロードされます。ビデオ クリップをアップロードしない場合は、[Cancel] ボタンをタッチします。ビデオ クリップは、iPhone のカメラ ロールには保存されません。

iPhone フォト アルバムに保存されている画像、または iPhone カメラ ロールに保存されているビデオ クリップを追加するには、次の手順を実行します。

a. [Saved Photo] ボタン または [Saved Video] ボタン をタッチします。

b. 画像を追加する場合は、その画像が含まれているフォト アルバムをタッチします。

c. アップロードする画像またはビデオ クリップを指定してタッチします。

d. ビデオをアップロードする場合は、[Choose] ボタンをタッチします。

e. (省略可能)画像またはビデオ クリップの名前を 30 文字以内で入力します。この名前は、インシデントのリソースの一覧に表示されます。名前を入力しなかった場合、システムによって「Photograph」または「Video」という名前が割り当てられます。

f. [Upload] ボタンをタッチすると、画像が Cisco IPICS サーバにアップロードされます。


 

iPhone を PTT デバイスとして使用する

インシデントに接続している場合、インシデントの他の参加者間の音声通信を聞くことができます。また、iPhone を Push-to-Talk(PTT)デバイスとして使って、インシデントの他の参加者と連絡を取ることができます。

これらの機能は、WiFi ネットワークでのみサポートされます。

iPhone を PTT デバイスとして使用するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 「Cisco IPICS サーバにログインしてインシデントにアクセスする」の説明に従って、インシデントがアクティブになっている Cisco IPICS サーバにログインします。

ステップ 2 通信を行うインシデントをタッチします。

ステップ 3 [PTT] アイコン をタッチします。


) [PTT] アイコンは、インシデントのリソースを表示しているときも使用できます。ビデオまたは画像を全画面モードで表示している場合は、通常サイズに切り替えるとこのボタンが表示されます。


iPhone が PTT モードになり、画面の下に PTT パネルが表示されます。図 3-5 を参照してください。[PTT] ボタンの左のアクティビティ アイコンは、音声を送信していないときは青、音声を送信しているときは赤になります(iPhone で音声を送受信できない場合は、信号損失のアイコン が表示されます)。

図 3-5 PTT パネル

 

ステップ 4 目的に従って、PTT パネルで次の操作を実行します。

[PTT] ボタンをタッチしたままにして話します。話していないときはボタンを放します。

iPhone で送信中は、PTT ボタンの左の PTT 送信インジケータが赤になります。その他のときは青になります。

[Exit] ボタンをタッチして、PTT モードを終了します。


 

Cisco RMS への接続を再確立する

アクティブなインシデント VTG を持つインシデントを表示すると、IPICS Mobile Client は Cisco IPICS ルータ メディア サービス(RMS)との接続を確立します。iPhone で、RMS への WiFi 接続が切断されると、PTT パネルに信号損失のアイコン が表示されます。

RMS への接続を再確立するには、信号損失のアイコンの下に表示される [Reconnect] アイコン をタッチします。iPhone が再接続されると、信号損失のアイコンは消えます。

関連情報については、「トラブルシューティングおよびプログラム メッセージ」を参照してください。

ヘルプ画面にアクセスする

ヘルプ画面のヘルプ情報へは、IPICS Mobile Client のいくつかの画面からアクセスできます。ヘルプ画面では、一連のよくある質問とその回答(FAQ)や、IPICS Mobile Client アプリケーションに関する情報へのアクセスが提供されています。

ヘルプ画面を表示するには、画面の右下に表示される [Help] アイコン を押します。ヘルプ画面には次のボタンがあります。

: [Help] ボタン。「FAQ」のテキストを一番下までスクロールした場合、このボタンを押すとテキストの先頭に戻ります。「About」のテキストが表示されている場合、このボタンを押すと「FAQ」のテキストに戻ります。

: [About] ボタン。このボタンを押すと、IPICS Mobile Client アプリケーションに関する情報が表示されます。ここには、次の情報が含まれています。

[Version Number]:iPhone にインストールされている IPICS Mobile Client バージョン番号のシスコ バージョン番号。

[App Store Version]:IPICS Mobile Client のこのバージョンに対して Apple App Store が使用する、バージョン追跡番号。

また、IPICS Mobile Client にログインしていない場合は、IPICS Mobile Client ログイン画面のシスコのロゴをタッチすることでこの情報を表示することもできます。

: [Done] ボタン。このボタンを押して、ヘルプ画面を終了します。