Cisco IPICS トラブルシューティング ガイド Release 2.0(1)
Cisco IPICS サーバのトラブル シューティング
Cisco IPICS サーバのトラブルシューティング
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco IPICS サーバのトラブルシューティング

Cisco IPICS のインストールおよびライセンスに関する問題のトラブルシューティング

Cisco IPICS Administration Console の問題のトラブルシューティング

ブラウザのガイドライン

ブラウザから Administration Console に接続できない

Administration Console のテキストの拡大

Administration Console のテキストの縮小

Administration Console にアクセスするとブラウザに 404 または 500 エラー メッセージが表示される

RMS に 12 以上のループバック インターフェイスを設定した場合のブラウザのタイムアウト問題

Administration Console でユーザがタスクを実行できない、および新しいユーザがログインできない

ディスパッチャによるアクションがなくても VTG がアクティブになる

ポリシーをアクティブにしても VTG がアクティブにならない

ユーザの PMC に VTG が表示されない

Cisco Unified IP Phone からチャネルにアクセスできない

ops ビューを保存できない

ブラウザに未定義のエラーが表示される

コマンドが断続的に失敗する

一部の言語文字が誤って表示される

データベースの復元後に PMC ユーザにエラー メッセージが表示される

複数のユーザが Cisco IPICS を設定しているときに設定変更が保存されない

削除済みのシステム管理者ユーザの回復

サーバの IP アドレスの変更後にホスト名のミスマッチまたはライセンスのインストールの問題が発生する

ユーザ ID とパスワードの問題のトラブルシューティング

忘失または紛失した ipics ユーザ パスワードのリセット

ipicsadmin または informix ユーザ ID のログインの問題

ルート ユーザのパスワードの変更

ロックアウトされたまたは無効になったユーザのリセット

ポリシー エンジンの問題のトラブルシューティング

プロンプトを含む大きな zip 圧縮ファイルをアップロードするとエラーが発生する

ポリシー エンジンがプロンプト マネージャと通信できない

保留またはコール ウェイティング機能の使用後にダイヤルイン コールをチャネルに再接続できない

ダイヤルイン コールが接続されない

ダイヤルアウト招待が完了しない

ダイヤルアウト通知が完了しない

異なる ops ビューのユーザ間でダイヤルアウト通知が完了しない

SIP サブシステムに PARTIAL_SERVICE または OUT_OF_SERVICE ステータスが表示される

ipics.log ファイル内に IppeAgentImpl ERROR メッセージが表示される

通信の問題のトラブルシューティング

一部のロケーションがチャネルで通信できない

VTG 参加者が通信できない

PMC ユーザがチャネルで通信できない

ログアウトした PMC ユーザがアクティブ ユーザのリストから削除されない

PMC ユーザがチャネルをリッスンできるが、VTG をリッスンできない

PMC でチャネルが自動的に非アクティブになる

VTG のフィードバック ノイズ

PMC と Cisco Unified IP Phone 間の一方向オーディオ

装置の問題のトラブルシューティング

Cisco Unified IP Phone に電力が供給されない

Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 の相互接続の問題

Cisco MCS 7825-H2 サーバから 2 番目のハード ドライブを削除するとサーバが動作不能になる

音声品質の問題のトラブルシューティング

PMC の音声品質が低下する

PMC の音声品質が悪い

ダイヤル エンジン コールの音声品質が低下する

VTG および SIP 接続された PMC を使用すると音声通信が中断する

ルータ設定の問題のトラブルシューティング

RMS 設定後のサーバのリブートに時間がかかる

RMS を非アクティブにしてもそのステータスが変わらない

RMS コマンド プロンプトを変更すると VTG のアクティブ化に時間がかかる、または RMS が到達不能状態になる

RMS が失敗する、または到達不能状態のままになる

新しく追加した RMS にループバックが表示されない

ルータが到達不能状態のままになる

Cisco IPICS サーバが RMS の一部の T1 ポートを認識しない

ループバック用のルータ インジケータ ランプが緑色に点灯しない

会議中に音声ループが発生し、ルータ設定に誤った情報が表示される

PMC PTT ボタンを押してからメディアが確立するまで大幅に遅延する

Cisco IPICS サーバのトラブルシューティング

この章では、Cisco IPICS サーバの使用時に発生する可能性のある問題を解決する方法について説明します。次の項で構成されています。

「Cisco IPICS のインストールおよびライセンスに関する問題のトラブルシューティング」

「Cisco IPICS Administration Console の問題のトラブルシューティング」

「ユーザ ID とパスワードの問題のトラブルシューティング」

「ポリシー エンジンの問題のトラブルシューティング」

「通信の問題のトラブルシューティング」

「装置の問題のトラブルシューティング」

「音声品質の問題のトラブルシューティング」

「ルータ設定の問題のトラブルシューティング」

Cisco IPICS のインストールおよびライセンスに関する問題のトラブルシューティング

ライセンスの問題など、Cisco IPICS のインストール時に発生する可能性のある問題のトラブルシューティングについては、『 Cisco IPICS Server Installation and Upgrade Guide, Release 2.0(1) 』の「Troubleshooting the Installation」の章を参照してください。

Cisco IPICS Administration Console の問題のトラブルシューティング

この項では、Cisco IPICS Administration Console に関して発生する可能性のある問題について説明します。この問題は、ログインの問題から、Administration Console での情報表示に関する問題まで、多岐にわたっています。

この項では、次のトピックを扱います。

「ブラウザのガイドライン」

「ブラウザから Administration Console に接続できない」

「Administration Console のテキストの拡大」

「Administration Console のテキストの縮小」

「Administration Console にアクセスするとブラウザに 404 または 500 エラー メッセージが表示される」

「RMS に 12 以上のループバック インターフェイスを設定した場合のブラウザのタイムアウト問題」

「Administration Console でユーザがタスクを実行できない、および新しいユーザがログインできない」

「ディスパッチャによるアクションがなくても VTG がアクティブになる」

「ポリシーをアクティブにしても VTG がアクティブにならない」

「ユーザの PMC に VTG が表示されない」

「Cisco Unified IP Phone からチャネルにアクセスできない」

「ops ビューを保存できない」

「ops ビューを保存できない」

「ブラウザに未定義のエラーが表示される」

「コマンドが断続的に失敗する」

「一部の言語文字が誤って表示される」

「データベースの復元後に PMC ユーザにエラー メッセージが表示される」

「複数のユーザが Cisco IPICS を設定しているときに設定変更が保存されない」

「削除済みのシステム管理者ユーザの回復」

「サーバの IP アドレスの変更後にホスト名のミスマッチまたはライセンスのインストールの問題が発生する」

ブラウザのガイドライン

Cisco IPICS では、Internet Explorer バージョン 6.0.2 の使用だけがサポートされています。Cisco IPICS を使用する際は、次に示すブラウザ関連のガイドラインと注意事項に注意してください。

Administration Console は、30 分間使用しないとタイムアウトします。タイムアウトすると、ログインし直すように求められます。

ベスト プラクティスとして、ブラウザ ウィンドウの更新を、頻繁に、およびサーバ管理タスクの実行前に行うことをお勧めします。これにより、最新の情報に基づいて作業していることが保証されます。最新のデータが表示されていないウィンドウで管理用の更新を実行すると、更新が失敗し、Cisco IPICS がエラーを表示します。このような場合は、ブラウザ ウィンドウを更新して再試行します。

現在のブラウザ ウィンドウに最新の情報が表示されるようにするには、ウィンドウを表示するときに使用したボタンまたはタブをクリックして、ウィンドウをリフレッシュします。Cisco IPICS では、Administration Console でウィンドウをリフレッシュするときにブラウザの Refresh ボタンを使用することはサポートされていません。

Cisco IPICS Administration Console では、機能によってはブラウザのポップアップ ウィンドウが使用されます。ブラウザ ポップアップ ブロッカー ソフトウェアがマシンにインストールされていると、特定のアクションを実行できない場合があります。管理タスクの実行がブロックされないようにするには、Administration Console を使用する前に、マシンにインストールされているポップアップ ブロッカーをすべて無効にします。

Cisco IPICS では、同じマシンで同時に複数のブラウザ セッションから
Administration Console にアクセスすることはサポートされていません。複数のブラウザ セッションを使用して Administration Console にアクセスすると、予期しない結果が生じる場合があります。サーバの正常動作を保証するため、同じマシンで一度に複数のブラウザ セッションを開いて Administration Console 機能を実行することはしないでください。

ブラウザ関連のメモリ問題を回避するため、Cisco IPICS Administration Console を長期間使用している場合は、ブラウザを終了してから再起動します。

ブラウザから Administration Console に接続できない

問題 Cisco IPICS をインストールした後で、サポートされているブラウザに Cisco IPICS サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力しても、サーバと交信できません。

解決法 ブラウザから Cisco IPICS サーバに接続できない場合は、次のいずれかの状態になっている可能性があります。

入力した Cisco IPICS サーバの IP アドレスまたは DNS 名が誤っている

Tomcat サービスが実行されていない

データベース サーバが動作していない

問題を診断するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 次のアクションを実行して、入力した URL が正しいことを確認します。

URL に、セキュアな HTTP URL の https:// を使用していることを確認します。

サーバの IP アドレスを入力した場合は、ブラウザに入力した Cisco IPICS の IP アドレスが正しいことを確認します。

サーバの DNS 名を入力した場合は、DNS 名が正しいこと、およびネットワークが DNS 名を解決できることを確認します。ネットワークがサーバの DNS 名を正しく解決していない場合は、URL に IP アドレスを入力します。

ステップ 2 それでも Administration Console にアクセスできない場合は、ターミナル コンソールを使用して Cisco IPICS サーバにアクセスします。

ステップ 3 hostname login: フィールドに root と入力し、 Enter キーを押します。

Cisco IPICS により、ルート ユーザ ID のパスワードを入力するように求められます。

ステップ 4 ルート ユーザ ID のパスワードを入力し、 Enter キーを押します。

ステップ 5 Tomcat サービスが実行されていることを確認するために、次のコマンドを入力します。

[root]# service ipics_tomcat status

ステップ 6 表示される出力に応じて、次のいずれかのアクションを実行します。

Tomcat サービスが実行されている場合は、次の例のような出力が表示されます。

[root]# service ipics_tomcat status
Tomcat process (pid: 24025) is running on the system
 

Tomcat サービスが実行されていることを示す出力が表示された場合は、ステップ 10 に進みます。

Tomcat サービスが実行されていない場合は、次の例のような出力が表示されます。

[root]# service ipics_tomcat status
PID_SEARCH_RESULT=
Tomcat is not running on the system.
 

Tomcat サービスが実行されていないことを示す出力が表示された場合は、次のコマンドを入力して、Tomcat サービスとポリシー エンジンを再起動します。

[root]# service ipics restart


service ipics restart コマンドを入力した場合、Cisco IPICS は、アクティブなダイヤルインまたはダイヤルアウト コールをすべて取り消します。


ステップ 7 手動で再起動しても Tomcat サービスが実行されない場合は、次のアクションを実行します。

a. Cisco IPICS によって crontab ファイルがすでにインストールされていることを確認するために、次のコマンドを入力します。

[root]# crontab -l -u ipicsadmin


) crontab ファイルは、Tomcat サービスとデータベースが動作しているかどうかを確認するプロセスを実行し、それらが動作していなければ起動します。


b. crontab コマンドが次のようなメッセージを返した場合、tomcatcron ファイルはすでに存在します。ステップ 10 に進みます。

[root]# crontab -l -u ipicsadmin
#--------------------------------------------------------------
#
# Module: ipicsadmin.cron - Cisco IPICS cron file for user 'ipicsadmin'
#
# Usage: crontab < ipicsadmin.cron
#
# Environment Variables:
#
#---------------------------------------------------------------
SHELL=/bin/sh
MAILTO=root
HOME=/opt/cisco/ipics/tomcat
 
* * * * * /opt/cisco/ipics/bin/check_tomcat >> /opt/cisco/ipics/tomcat/current/logs/ipicsadmin_cron.log 2>&1
 

c. crontab コマンドが no crontab for ipicsadmin などのメッセージを返した場合は、次のコマンドを入力して crontab ファイルをインストールします。

[root]# crontab /opt/cisco/ipics/cron/ipicsadmin.cron

Cisco IPICS によって crontab ファイルがインストールされます。

ただちに、Cisco IPICS が Tomcat サービスを開始します。ここで、ブラウザを使用して Administration Console にログインします。

tomcatcron ファイルを確認し、必要に応じて編集する方法については、「Tomcat サービスの手順の実行」を参照してください。

ステップ 8 データベースのステータスを確認するには、次のコマンドを入力します。

[root]# onstat -

データベースがオンラインで動作している場合、コマンドは次の例のような出力を返します。

IBM Informix Dynamic Server Version 10.00.UC1 -- On-Line -- Up 00:16:14 -- 124036 Kbytes
 

データベースが動作していない場合、コマンドは次の例のような出力を返します。

shared memory not initialized for INFORMIXSERVER 'IPICSDBServer'
 

データベースが動作していないことを示すコマンド出力が表示された場合は、ステップ 9 に進みます。

ステップ 9 データベースが動作していない場合は、次のコマンドを入力して、データベース サーバを手動で起動します。

[root]# service ipics_db start

ステップ 10 固定 IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイが適切に設定されていることを確認するには、次のコマンドを入力します。

ping < default gateway IP address >

表示の意味は次のとおりです。

< default gateway IP address >は、ネットワークのデフォルト ゲートウェイのアドレスを表します。

ステップ 11 ping コマンドで正常に応答が返らない場合は、サーバのインターフェイス 1 からネットワーク ケーブルを取り外し、インターフェイス 2 に接続します。


) 一般に、サーバのイーサネット インターフェイスに NIC 1 および NIC 2 のラベルが付いている場合は、イーサネット ケーブルを NIC 1 インターフェイスに接続してください。このインターフェイスは、通常、eth0 インターフェイスです。サーバのイーサネット インターフェイスに 1 および 2 のラベルが付いている場合は、eth0 インターフェイスがインターフェイス 2 にマッピングされている可能性があります。サーバの製品マニュアルを参照して、インターフェイスのマッピングを確認してください。


ステップ 12 ステップ 10 を再試行し、サーバのネットワーク接続を確認します。

ステップ 13 ping コマンドで正常に応答が返された場合は、ネットワーク上の別のサーバにログインし、Cisco IPICS サーバへの ping を試行します。

ping コマンドで正常に応答が返らない場合は、ネットワーク管理者と連携して、ネットワーク接続の問題を解決してください。

ステップ 14 サポートされているブラウザに次の URL を入力して、サーバへのアクセスを再試行します。

https:// < ipaddress > | < dnsname >

表示の意味は次のとおりです。

< ipaddress > または < dnsname > は、サーバの IP アドレスまたは DNS 名を表します。

それでもサーバにアクセスできない場合は、シスコのサポート担当者にご連絡ください。


 

Administration Console のテキストの拡大

問題 Administration Console に正常にログインしましたが、Administration Console に表示されるテキストが小さすぎます。

解決法 ブラウザが、通常のフォントよりも小さなフォントでテキストを表示するように設定されています。Administration Console のテキストを大きくするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 サポートされているバージョンの Internet Explorer ブラウザを開きます。

ステップ 2 ブラウザのメニューバーで、 View > Text Size を選択します。

ステップ 3 オプションのリストから Medium または Larger を選択して、テキスト サイズを大きくします。

ブラウザ ウィンドウのテキストがより大きなフォントで表示されます。


 

Administration Console のテキストの縮小

問題 Administration Console に正常にログインしましたが、Administration Console に表示されるテキストが大きすぎます。

解決法 ブラウザが、通常のフォントよりも大きなフォントでテキストを表示するように設定されています。Administration Console のテキストを小さくするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 サポートされているバージョンの Internet Explorer ブラウザを開きます。

ステップ 2 ブラウザのメニューバーで、 View > Text Size を選択します。

ステップ 3 オプションのリストから Medium または Smaller を選択して、テキスト サイズを小さくします。

ブラウザ ウィンドウのテキストがより小さなフォントで表示されます。


 

Administration Console にアクセスするとブラウザに 404 または 500 エラー メッセージが表示される

問題 サーバ ソフトウェアのアップグレード後に Cisco IPICS Administration Console にアクセスするとブラウザに次の例のような 404 または 500 エラー メッセージが表示されます。

HTTP Status 404:
type Status report
message /ipics_server/
description: The requested resource (/ipics_server/) is not available.
 
 
Error: 500
Location: /ipics_server/
Internal Servlet Error:
 

解決法 このようなエラーが発生するのは、サーバ ソフトウェアのアップグレード後も、以前のバージョンで Cisco IPICS が使用していたコンポーネントがシステムにキャッシュされている場合です。キャッシュされたコンポーネントが妨げとなって、新しいバージョンのソフトウェアが正常に動作せず、Web アプリケーションが使用不能になったり、一般的なサーブレット(500)エラーが発生したりする場合があります。その結果、アプリケーションが起動後に不意に終了します。

この問題が発生した場合、システムは、ipics.log 内に次の例のようなエラー メッセージを表示することがあります。

09:10:32,818 ERROR [/ipics_server]:3673 - Exception sending context initialized event to listener instance of class com.domain.ipics.server.core.ServerImpl
java.lang.ClassFormatError: Incompatible magic value 16693950 in class file

Administration Console Serviceability > System Logs ウィンドウにアクセスしないでこれらのログ エントリを表示するには、CLI コマンドを使用して、ログ ファイルに手動でアクセスする必要があります。

次の手順を実行してログ エントリに手動でアクセスし、該当するエラー メッセージを探します。

手順


ステップ 1 SSH Secure Shell クライアント ソフトウェア(または同等のソフトウェア)を使用して、Cisco IPICS サーバに接続します。

ステップ 2 ルート ユーザ特権を使用してサーバにログインします。

ステップ 3 次のコマンドを入力して、ディレクトリを変更します。

[root]# cd /opt/cisco/ipics/tomcat/current/logs

ステップ 4 次のコマンドを入力して、ipics.log ファイルの最後の 25 行を読み取ります。

ステップ 5 [root]# tail -25 ipics.log

ステップ 6 ログで、Web アプリケーションの問題を示すエラーを探します。このようなエラー メッセージには、ドメイン名(yourdomain.com)が含まれている可能性があります。また、404 または 500 エラーに関するメッセージには、「Incompatible magic value」や「Class not found」などのフレーズが含まれています。

ステップ 7 Cisco IPICS Web アプリケーションの破損が確認された場合は、次のコマンドを入力して、webapps ロケーションにある 1 つ以上の ipics_server フォルダを削除します。

[root]# rm -rf /opt/cisco/ipics/tomcat/current/webapps/ipics_server


-rf 引数を指定して rm コマンドを使用すると、警告なくファイルとフォルダが削除されるため、注意してください。


ステップ 8 次のコマンドを入力して、work ロケーションにある ipics_server フォルダを削除します。

[root]# rm -rf /opt/cisco/ipics/tomcat/current/work/Catalina/localhost/ipics_server

ステップ 9 次のコマンドを入力して、Tomcat サービスを再起動します。

[root]# service ipics_tomcat restart

サービスが再起動したかどうかを示すメッセージが表示されます。

Tomcat サービスが再起動すると、新しい ipics_server フォルダが作成されます。

ステップ 10 サポートされているバージョンの Internet Explorer ブラウザを開きます。

ステップ 11 Location or Address フィールドに、次の URL を入力します。ただし、< ipaddress > は Cisco IPICS サーバの IP アドレスで置き換えてください。

https:// < ipaddress >

これで、Administration Console にアクセスできるようになりました。


 

RMS に 12 以上のループバック インターフェイスを設定した場合のブラウザのタイムアウト問題

高遅延で低帯域幅の接続を使用する場合、12 以上のループバック インターフェイスが設定された RMS に関して RMS 設定を更新しようとすると、ブラウザのタイムアウト エラーが発生することがあります。

この問題を解決するには、PC 上で Internet Explorer の設定を修正して、タイムアウト期間を調整する必要があります。この設定では、ReceiveTimeout データ値を修正して、より長い遅延に対応できるようにします。


注意 レジストリを修正する場合は、細心の注意を払ってください。レジストリの編集に慣れていない場合は、この手順を実行する前に、サポート担当者にご連絡ください。レジストリを誤って修正すると、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。したがって、修正する前に、レジストリをバックアップし、問題が発生した場合のレジストリの復元方法について確認しておいてください。


ヒント レジストリのバックアップ、復元、および修正方法の詳細については、
http://support.microsoft.com にある Microsoft サポート サイトにアクセスし、Microsoft Windows レジストリに関するサポート技術情報を検索してください。


ReceiveTimeout データ値を修正するには、Cisco IPICS Administration Console へのアクセスに使用する PC 上で、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Administration Console へのアクセスに使用する PC 上で、 Start > Run の順に選択します。

ステップ 2 Open ダイアログボックスに、 regedit と入力します。

Registry Editor が表示されます。

ステップ 3 HKEY_CURRENT_USER エントリの横に表示されている + 記号をクリックします。

現在ログインしているユーザのルート設定情報を含むフォルダが表示されます。

ステップ 4 各フォルダ名の横に表示されている + 記号をクリックして、 Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ フォルダに移動します。

ステップ 5 Internet Settings フォルダの横に表示されている + 記号をクリックします。

この時点で、次のフォルダまで移動しています。 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings

ステップ 6 Internet Settings フォルダで、 ReceiveTimeout という名前を探します。

ステップ 7 この設定を修正するには、 ReceiveTimeout 名を右クリックし、 Modify をクリックします。

Edit DWORD Value ダイアログボックスが表示されます。現在の DWORD 値が 16 進形式で表示されます。

一方、 Delete をクリックして、ReceiveTimeout 名を完全に削除することもできます。このアクションを実行する場合は、結果として、サーバが応答するまで無期限に待ち続ける可能性があることに注意してください。

ステップ 8 Decimal オプション ボタンをクリックして、この値を 10 進形式で表示します。

ステップ 9 この値を、高遅延で低帯域幅のリンクに対応させるための推奨値に設定するには、Value data フィールドに 480000 を入力します。

この修正により、タイムアウト値が 8 分に設定されます。

ステップ 10 OK をクリックして変更を保存します。

ステップ 11 Registry Editor を終了するには、 Registry > Exit の順に選択します。

ステップ 12 変更を有効にするために、PC を再起動します。


 

Administration Console でユーザがタスクを実行できない、および新しいユーザがログインできない

問題 システムに現在ログインしているユーザがタスクを実行しようとするとエラーが発生します。また、新しいユーザが Administration Console にログインできません。既存の会議(VTG およびチャネル接続)は正常に機能します。

解決法 この問題は、次の条件が該当する場合に発生することがあります。

データベースが停止している。

データベースが休止モードになっている。このモードになるのは、復元操作またはデータベース メンテナンスの実行中です。

データベースが停止している場合や、休止モードになっている場合は、次の手順を実行してデータベースを再起動します。

この問題のトラブルシューティングを行うには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 次の手順に従って、データベースが動作していることを確認します。

a. SSH Secure Shell クライアント ソフトウェア(または同等のソフトウェア)を使用して、Cisco IPICS サーバに接続します。

b. ルート ユーザ ID を使用してサーバにログインします。

c. 次のコマンドを入力して、データベースが動作しているかどうかを確認します。

[root]# onstat -

データベースがオンラインで動作している場合、コマンドは次の応答を返します。この場合は、ステップ 5 に進みます。

IBM Informix Dynamic Server Version 10.00.UC1 -- On-Line -- Up 00:16:14 -- 124036 Kbytes
 

データベースが休止モードになっている場合、コマンドは次の応答を返します。この場合は、 d に進みます。

IBM Informix Dynamic Server Version 10.00.UC1 -- Quiescent -- Up 00:00:42 -- 124036 Kbytes
 

データベースが動作していない場合、コマンドは次の応答を返します。この場合は、ステップ 2 に進みます。

shared memory not initialized for INFORMIXSERVER 'IPICSDBServer'
 

d. データベースが休止モードで、復元操作が進行中の場合は、操作が完了するまで待ちます。

e. 現在データベースを復元していない場合は、次のコマンドを入力して、データベースをメンテナンス モードからオンライン モードに移行します。

[root] # onmode -m

ステップ 2 データベースが停止している場合は、次のコマンドを入力して起動します。

[root]# service ipics_db start

データベースが正常に起動すると、Cisco IPICS オペレーティング システムが [OK] というメッセージを表示します。

ステップ 3 データベースが正常に起動しない場合は、次のコマンドを入力して、diagnostics.log ファイルを調べます。

[root]# more /opt/cisco/ipics/database/logs/diagnostics.log

ステップ 4 Space バーを押して、ログ ファイルのメッセージをすべて表示します。メッセージ ログ ファイルを閉じるには、 q キーを押します。

diagnostics.log ファイルに表示される情報を使用して問題を解決できない場合は、シスコのサポート担当者にご連絡ください。

ステップ 5 データベースが正常に動作せず、Administration Console を使用できない場合は、シスコのサポート担当者にご連絡ください。


 

ディスパッチャによるアクションがなくても VTG がアクティブになる

問題 ディスパッチャが VTG をアクティブにしてないにもかかわらず、VTG Workspace で VTG がアクティブになります。

解決法 原因としては次のどちらかが考えられます。

VTG がポリシーによってトリガーされた。Cisco IPICS が最近アクティブにしたポリシーに VTG が含まれているかどうかを確認するには、
Policy Management > Execution Status > Executing/Executed Policy
タブに移動します。

別のディスパッチャが Cisco IPICS システムにログインして、その VTG をアクティブにした。


) ベスト プラクティスとして、ブラウザ ウィンドウのリフレッシュを、頻繁に、およびサーバ管理機能の実行前に行うことをお勧めします。これにより、最新の情報に基づいて作業していることが保証されます。最新のデータが表示されていないウィンドウで管理用のリフレッシュを実行すると、リフレッシュが失敗し、Cisco IPICS がエラーを表示します。このような場合は、ブラウザ ウィンドウをリフレッシュして再試行します。


ポリシーをアクティブにしても VTG がアクティブにならない

問題 ポリシーをアクティブにしても、ポリシー内の VTG のいずれかがアクティブになりません。

解決法 システムのリソースが不足している(たとえば、マルチキャスト アドレスが使用できない)ために、ポリシー全体をアクティブにできない可能性があります。このような場合、Cisco IPICS は可能な限り多くのポリシーをアクティブにします(たとえば、システムで使用できるマルチキャスト アドレスが 2 つだけの場合は、ポリシー内の 3 つの VTG のうち、2 つをアクティブにします)。問題を修正するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Policy Management > Execution Status > Executing/Executed Policy タブに移動します。

ステップ 2 アクティブになっているポリシーを特定します。

ステップ 3 ポリシー名の横の + をクリックして展開します。

ステップ 4 Action Type フィールドに ActivateVTG が含まれているすべての行で、Status フィールドを確認します。

ステップ 5 ステータスが Failed と表示されている場合は、Message フィールドで失敗の詳細を確認します。

ステップ 6 Message フィールドの情報に基づいて、問題を修正するためのアクションを実行します。

Message フィールドに次のようなメッセージが表示された場合、失敗の原因としては、使用可能なマルチキャスト アドレスの不足が考えられます。

Activate VTG:vtgname has FAILED.Failed to activate talkgroup
 


 

ユーザの PMC に VTG が表示されない

問題 ディスパッチャがユーザを VTG に追加しましたが、ユーザの PMC に VTG が表示されません。ユーザには、オペレータがユーザ プロファイルに関連付けるチャネルが表示されないこともあります。

解決法 この問題が発生するのは、ユーザが 2 つの異なるユーザ ID でデータベースにログインした場合です。ユーザがログインに使用したユーザ ID と、オペレータまたはディスパッチャが使用したそのユーザの ID が異なっている可能性があります。

User Management > Users ウィンドウで、重複するユーザ ID があるかどうかを確認し、未使用の ID があればすべて削除します。

Cisco Unified IP Phone からチャネルにアクセスできない

問題 Cisco Unified IP Phone から、関連付けられたチャネルにアクセスできません。

解決法 ロケーション情報が誤って設定されている可能性があります。Cisco Unified IP Phone は、マルチキャスト接続だけをサポートします。IP Phone を Cisco IPICS に対して使用するには、ダイヤル ログインのデフォルト ロケーションと同じロケーションを割り当てる必要があります。ユーザが Cisco IPICS にログインすると、サーバが、設定済みのデフォルト ロケーションを電話機ユーザに割り当てます。Cisco Unified IP Phone ユーザは、関連付けられたチャネルのうち、ユーザのデフォルト ロケーションに割り当てられたチャネルだけにアクセスできます。設定済みのデフォルト ロケーションが ALL ロケーションの場合、IP Phone ユーザは ALL ロケーションに割り当てられたチャネルだけにアクセスできます。

ロケーションの管理方法の詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の「Performing Cisco IPICS System Administrator Tasks」の章を参照してください。

ops ビューを保存できない

問題 追加した ops ビューを保存しようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。

Cisco IPICS could not save ops view opsview
 

表示の意味は次のとおりです。

opsview は、保存しようとした ops ビューの名前です。

解決法 Cisco IPICS がこのエラー メッセージを表示する原因としては、データベースの問題や他のシステム コンポーネントの問題など、さまざまな状況が考えられます。このエラーが発生した場合は、次のアクションを実行します。

手順


ステップ 1 ipics ユーザとして Cisco IPICS Administration Console にログインします。

ステップ 2 Serviceability > System Logs ウィンドウに移動します。

ステップ 3 Recent System Log Entries ペインで、ログを確認します。赤色または青色のテキストで表示されたエラーのうち、ops ビューに関連すると思われるものがあるかどうかを確認します。

ステップ 4 Recent System Log Entries ウィンドウで ops ビューに関連するエラーが見つからない場合は、 Download をクリックして、アクティビティ ログをコンピュータにダウンロードします。

ステップ 5 ipics.zip ファイルを解凍し、ipics.log ファイルをコンピュータに保存します。

ステップ 6 ipics.log をテキスト ファイルとして開きます。

ステップ 7 ipics.log ファイルで「ERROR」という単語を検索します。

ipics.log は、失敗の原因を特定して問題を解決するときに役立ちます。

発生したエラーを特定できない場合や、問題を切り分けるのに役立つ情報が ipics.log に見つからない場合は、ステップ 8 に進みます。

ステップ 8 他の Cisco IPICS Administration Console ウィンドウを正常に表示できることを確認します( User Management > Users ウィンドウや Configuration > Channels ウィンドウなど)。これらのウィンドウを表示するときにエラーが表示されない場合は、ステップ 2 に進みます。

ステップ 9 次のコマンドを入力して、データベースが動作しているかどうかを確認します。

[root]# onstat -

ステップ 10 表示される出力に応じて、次のどちらかのアクションを実行します。

データベースが動作していない場合、コマンドは次の例のようなテキストを表示します。

shared memory not initialized for INFORMIXSERVER 'IPICSDBServer'
 

データベースが動作していないことが確認された場合は、ステップ 11 に進みます。

データベースがオンラインで動作している場合、コマンドは次の例のようなテキストを表示します。

IBM Informix Dynamic Server Version 10.00.UC1 -- On-Line -- Up 00:16:14 -- 124036 Kbytes
 

データベースが動作していることが確認された場合は、シスコのサポート担当者にご連絡ください。

ステップ 11 データベースが停止している場合は、次のコマンドを入力して起動します。

[root]# service ipics_db start

データベースが正常に起動すると、システムが [OK] というメッセージを表示します。

データベースが正常に起動しない場合は、次のコマンドを入力して、diagnostics.log ファイルを調べます。

[root]# more /opt/cisco/ipics/database/logs/diagnostics.log

ステップ 12 Space バーを押して、ログ ファイルのメッセージをすべて表示します。メッセージ ログ ファイルを閉じるには、 q キーを押します。

diagnostics.log ファイルに表示される情報を使用して問題を解決できない場合は、シスコのサポート担当者にご連絡ください。


 

ブラウザに未定義のエラーが表示される

問題 Administration Console ユーザが、テーブル形式でデータが表示されるウィンドウを表示できず、Administration Console の要素が未定義であることを示すエラーが表示されます。

解決法 この問題が発生するのは、サードパーティ製ソフトウェアがインストールされているか、設定に問題があるために、ブラウザの javascript エンジンが、拡張された動的な機能を処理できない場合です。この問題を解決するには、javascript エンジンを再インストールします。インストール スクリプトを PC にダウンロードするには、 http://www.microsoft.com に移動し、Windows Server 2003 用の Windows Script 5.6 を検索します。

コマンドが断続的に失敗する

問題 ディスパッチャが VTG をアクティブまたは非アクティブにする場合や、ユーザが PMC アプリケーションのログインまたはログアウトを行う場合に、 command failed エラーが断続的に表示されます。

解決法 コマンドまたはアクションを再試行します。エラーの原因の詳細については、Administration Console の Serviceability > System Logs ウィンドウに移動し、 Recent System Log Entries ウィンドウでログを確認してください。

一部の言語文字が誤って表示される

問題 ユーザ名やチャネル名などの情報が表示されるときに、一部の言語の文字が誤って表示されます。

解決法 一部の PC の Internet Explorer ブラウザでは、同一ページ上にある複数の言語文字を表示できないことがあります。ブラウザに英語、ヘブライ語、およびアラビア語が表示される場合、一部の言語の文字が誤って表示されることがあります。この問題が発生するのは、Internet Explorer で選択されたフォントが特定の言語だけをサポートしている場合です。

この問題を解決するには、Internet Explorer で Unicode 文字セットをすべてサポートするフォントを選択します。このようなフォントには、Arial Unicode MS(Microsoft Office に付属)があります。

Internet Explorer 用の新しいフォントを選択するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 サポートされているバージョンの Internet Explorer ブラウザを開きます。

ステップ 2 Internet Explorer のメニューで、 Tools > Internet Options を選択します。

Internet Options ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Fonts をクリックします。

Fonts ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 4 Web page font ペインで、Arial Unicode MS を選択します。

ステップ 5 OK をクリックして、フォント選択を確定します。

ステップ 6 OK をクリックして変更を保存し、Internet Options ウィンドウを閉じます。

これで、Internet Explorer に言語が正しく表示されるようになりました。


 

データベースの復元後に PMC ユーザにエラー メッセージが表示される

問題 データベースの復元手順の完了後に、PMC ユーザが PMC を起動しようとすると、 unknown response エラー メッセージが表示されます。このユーザはサーバには接続できませんが、オフライン モードで操作することはできます。

解決法 この問題が発生するのは、復元手順の完了後に Tomcat サービスを再起動していない場合や、Tomcat サービスの再起動プロセスが完了する前に PMC ユーザがシステムにログインしようとした場合です。

この問題を解決するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Tomcat サービスが実行されていることを確認するために、次のコマンドを入力します。

[root]# service ipics_tomcat status

ステップ 2 表示される出力に応じて、次のいずれかのアクションを実行します。

Tomcat サービスが実行されている場合は、次の例のような出力が表示されます。

[root]# service ipics_tomcat status
Tomcat process (pid: 24025) is running on the system
 

Tomcat サービスが実行されていることを示す出力が表示された場合は、少なくとも 5 分待って、データベースが RMS と情報を同期できるようにします。

Tomcat サービスが実行されていない場合は、次の例のような出力が表示されます。

[root]# service ipics_tomcat status
PID_SEARCH_RESULT=
Tomcat is not running on the system.
 

Tomcat サービスが実行されていないことを示す出力が表示された場合は、次のコマンドを入力して、Tomcat サービスとポリシー エンジンを再起動します。

[root]# service ipics restart


service ipics restart コマンドを入力した場合、Cisco IPICS は、アクティブなダイヤルインまたはダイヤルアウト コールをすべて取り消します。


ステップ 3 問題が引き続き発生する場合は、シスコのサポート担当者にご連絡ください。


 

複数のユーザが Cisco IPICS を設定しているときに設定変更が保存されない

問題 複数のユーザが、別々の Administration Console を使用して Cisco IPICS を設定しています。あるユーザが設定を変更します。その結果、他のユーザの変更が上書きされます。

解決法 複数のユーザが同時に Cisco IPICS を設定し、同じデータを更新する場合、Cisco IPICS は最後に行われた変更を保持します。Cisco IPICS Administration Console では、最後の設定変更が、それ以前の設定変更よりも優先されます。

削除済みのシステム管理者ユーザの回復

問題 System Administrator ロールまたは All ロールを持つ最後のユーザを削除すると、Administration Console でシステム管理タスクを実行できなくなります。

解決法 すべてのシステム管理者ユーザをシステムから削除した場合は、オペレータとしてログインし、新しいシステム管理者ユーザ ID を作成します。Cisco IPICS には、すべてのオペレータがシステムから削除されることを防止する安全機能が含まれています。


) 削除済みのシステム管理者ユーザを回復するには、オペレータ ロールが割り当てられていること、およびオペレータ ユーザ ID とパスワードを持っていることが必要になります。オペレータの詳細については、『Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1)』の「Performing Cisco IPICS Operator Tasks」の章を参照してください。


System Administrator ロールを回復するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 オペレータ ユーザ ID とパスワードを使用して、サーバにログインします。

ステップ 2 Cisco IPICS Administration Console の User Management 領域で、 Users をクリックします。

ステップ 3 Add をクリックします。

ステップ 4 アスタリスクで示された必須フィールドに、ユーザ情報を入力します。

ステップ 5 Roles ドロップダウン リスト ボックスから、ユーザ ロールとして
System Administrator または All を選択します。

SYSTEM ops ビューに新しいユーザが表示されます。これで、このユーザは管理タスクを実行できるようになりました。


 

サーバの IP アドレスの変更後にホスト名のミスマッチまたはライセンスのインストールの問題が発生する

問題 Cisco IPICS サーバの IP アドレスを変更しました。サーバのリブート後、Administration Console を開いて、ライセンスをアップロードします。ライセンスをサーバに適用するために Apply をクリックすると、Administration Console に次のメッセージが継続的に表示されます。さらに、 Administration > License Management ウィンドウを除き、Administration Console のどの領域にも移動できなくなります。

Your system does not have a valid base server license; please upload this license file type.
 

IP アドレスを変更した場合、Cisco IPICS のインストール時に問題が発生することや、他の host mismatch エラー メッセージが表示されることがあります。

解決法 IP アドレスを変更した場合、/etc/hosts ファイルが更新されないことがあります。その結果、ホストのミスマッチや他の IP 接続の問題が発生することがあります。IP アドレスを変更するには、次の手順に従って modify_ip ツールを使用します。

手順


ステップ 1 ルート ユーザ ID を使用して、ターミナル コンソールから Cisco IPICS サーバに接続します。

ステップ 2 IP アドレスを変更するには、次のコマンドを入力します。

[root]# modify_ip

次のテキストが表示されます。

Please enter new settings or press Enter to accept existing values:
ip address for interface eth0[]:
 

ステップ 3 サーバの IP アドレスを入力し、 Enter キーを押します。


) このフィールドまたは以降のフィールドに既存の値が割り当てられている場合は、角カッコの中に現在の値が表示されます。既存の値を保持するには、値を入力しないで Enter キーを押します。


次のテキストが表示されます。

Subnet mask for interface eth0[]:
 

ステップ 4 IP アドレスのサブネット マスクを入力し、 Enter キーを押します。

ステップ 5 次のテキストが表示されます。

default gateway[]:
 

ステップ 6 ネットワークのデフォルト ゲートウェイを入力し、 Enter キーを押します。

ネットワーク接続を確保するために設定するその他のフィールドが表示されます。

ステップ 7 表示されたコマンドラインで、ホスト名、ドメイン名、プライマリ DNS サーバ、および(オプションの)セカンダリ DNS サーバを入力します。各エントリの最後に Enter キーを押します。

次のテキストが表示されます。

Enter Y to confirm the new settings[No]:
 

ステップ 8 Y キーを押します。次に、 Enter キーを押してエントリを確定します。


No を押すか、またはテキストを入力しないで Enter キーを押すと、設定手順のステップ 3 に戻ります。


次のテキストが表示されます。

The tool is now ready to modify your system configuration.
After changing the configuration files, the tool will initiate a system shutdown and restart the server.
If you are using a network connection, your session will be interrupted and you will need to
reconnect by using the new settings:
IP Address: 10.1.1.1 Hostname: myhostname
 
Enter Y to proceed with these values or N to cancel[N]:
 

ステップ 9 Y キーを押します。次に、 Enter キーを押して選択を確定し、サーバをリブートします。

サーバがリブートすると、ログイン画面に戻ります。


 

ユーザ ID とパスワードの問題のトラブルシューティング

次の項では、ユーザ ID とパスワードに関して発生する可能性のある問題のトラブルシューティングを行う方法について説明します。

この項では、次のトピックを扱います。

「忘失または紛失した ipics ユーザ パスワードのリセット」

「ipicsadmin または informix ユーザ ID のログインの問題」

「ルート ユーザのパスワードの変更」

「ロックアウトされたまたは無効になったユーザのリセット」

忘失または紛失した ipics ユーザ パスワードのリセット

問題 ipics ユーザとして Administration Console へのログインを試みます。しかし、ポップアップ ウィンドウに、入力したユーザ ID またはパスワードが誤っていることを示すメッセージが表示されます。

解決法 入力した ipics ユーザのパスワードが誤っています。Administration Console に再度アクセスするには、 reset_pw コマンドを入力して、ipics ユーザのパスワードをリセットします。

この問題を解決するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 ルート ユーザ ID を使用して Cisco IPICS サーバにログインします。

ステップ 2 ルート ユーザ パスワードをリセットするには、次のコマンドを入力します。

[root]# reset_pw -u ipics

ipics ユーザの新しいパスワードを入力するように求められます。

ステップ 3 ipics ユーザの新しいパスワードを入力し、 Enter キーを押します。

Cisco IPICS では、次の要素を含む 8 文字以上のセキュリティ性の高いパスワードが必要です。

1 文字以上の英小文字

1 文字以上の英大文字

1 文字以上の数字

1 文字以上の特殊文字(次のいずれか)

@ [ ] ^ _ ` ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; { < | = } > ~ ?

新しいパスワードを再度入力するように求められます。

ステップ 4 ipics ユーザの新しいパスワードを再度入力し、 Enter キーを押します。

Cisco IPICS は、ipics ユーザのパスワードを変更します。新しいパスワードをテストするには、ipics ユーザ ID を使用してサーバにログインします。


 

ipicsadmin または informix ユーザ ID のログインの問題

問題 データベース管理タスクを実行するために、ipicsadmin または informix ユーザとしてターミナル コンソールへのログインを試みます。しかし、ipicsadmin または informix ユーザのパスワードを取得できないため、システムにログインできません。

解決法 デフォルトでは、Cisco IPICS のインストール プログラムでは、ipicsadmin または informix ユーザのパスワードは作成されません。ipicsadmin または informix ユーザ ID でログインするには、ルート ユーザとしてログインしてから su コマンドを入力するか、または reset_pw コマンドを入力してパスワードを作成します。

パスワードを作成しないで ipicsadmin または informix ユーザとしてログインするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 ルート ユーザ ID を使用して Cisco IPICS サーバにログインします。

ステップ 2 次のどちらかのアクションを実行して、ipicsadmin または informix ユーザとしてログインします。

ipicsadmin ユーザとしてログインするには、次のコマンドを入力します。

[root]# su - ipicsadmin

informix ユーザとしてログインするには、次のコマンドを入力します。

[root]# su - informix

ステップ 3 ipicsadmin または informix ユーザとして目的の作業を完了したら、 exit と入力して、そのユーザとしてログアウトし、ルート ユーザに戻ります。


 

ipicsadmin または informix ユーザのパスワードを作成するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 ルート ユーザ ID を使用して Cisco IPICS サーバにログインします。

ステップ 2 ipicsadmin または informix ユーザのパスワードを作成するために、次のコマンドを入力します。

[root]# reset_pw

次のテキストが表示されます。

Select the user name for password reset:
 
1) ipics
2) ipicsadmin
3) informix
4) root
5) quit
 

ステップ 3 ipicsadmin または informix ユーザのパスワードを作成するには、次のどちらかのアクションを実行します。

ipicsadmin ユーザのパスワードを変更するには、 2 を入力します。

informix ユーザのパスワードを変更するには、 3 を入力します。

ユーザの新しいパスワードを入力するように求められます。

ステップ 4 ipicsadmin または informix ユーザの新しいパスワードを入力し、 Enter キーを押します。

Cisco IPICS では、次の要素を含む 8 文字以上のセキュリティ性の高いパスワードが必要です。

1 文字以上の英小文字

1 文字以上の英大文字

1 文字以上の数字

1 文字以上の特殊文字(次のいずれか)

@ [ ] ^ _ ` ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; { < | = } > ~ ?

新しいパスワードを再度入力するように求められます。

ステップ 5 ipicsadmin または informix ユーザの新しいパスワードを再度入力し、 Enter キーを押します。

Cisco IPICS は、ipicsadmin または informix ユーザのパスワードを変更します。

ステップ 6 新しいパスワードをテストするには、ipicsadmin または informix ユーザ ID を使用してサーバにログインします。


 

ルート ユーザのパスワードの変更

問題 ルート ユーザのパスワードは変更できますか。

解決法 ルート ユーザ ID のパスワードは、必要に応じて変更できます。変更するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 ルート ユーザ ID を使用して Cisco IPICS サーバにログインします。

ステップ 2 ルート ユーザ ID のパスワードをリセットするには、次のコマンドを入力します。

[root]# reset_pw -u root

ルート ユーザの新しいパスワードを入力するように求められます。

ステップ 3 ルート ユーザの新しいパスワードを入力し、 Enter キーを押します。

Cisco IPICS では、次の要素を含む 8 文字以上のセキュリティ性の高いパスワードが必要です。

1 文字以上の英小文字

1 文字以上の英大文字

1 文字以上の数字

1 文字以上の特殊文字(次のいずれか)

@ [ ] ^ _ ` ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; { < | = } > ~ ?

新しいパスワードを再度入力するように求められます。

ステップ 4 ルート ユーザの新しいパスワードを再度入力し、 Enter キーを押します。

Cisco IPICS は、ルート ユーザのパスワードを、指定されたパスワードに変更します。


 

ロックアウトされたまたは無効になったユーザのリセット

問題 正しいユーザ ID とパスワードの組み合せを使用しても Cisco IPICS システムにログインできません。

解決法 ユーザがロックアウトされた、または無効になった可能性があります。ユーザは、次の理由によりロックアウトされた、または無効になった可能性があります。

無効なログインの試行回数が最大試行回数を超えたため、Cisco IPICS がユーザを自動的にロックアウトした。詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide , Release 2.0(1) 』の「Performing Cisco IPICS System Administrator Tasks」の章を参照してください。

Operator 特権または All 特権を持つユーザが、ユーザを手動でロックアウトした、または無効にした。ユーザのロックアウトまたは無効化の詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の「Performing Cisco IPICS Operator Tasks」の章を参照してください。

ユーザが無効になった場合、Cisco IPICS は、すべてのエンドポイント デバイスがシステムにログインできないようにします。PMC、ダイヤルイン、および Administration Console など、既存のログイン セッションはすべて自動的に終了します。

ユーザがロックアウトされた場合、Cisco IPICS は、新しいログインをすべて禁止します。ただし、既存のログインは、ユーザがシステムからログアウトするまで引き続き動作します。

ユーザのロックを解除する、または有効にするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 ユーザのロックを解除する、または有効にするには、次のどちらかのアクションを実行します。

Operator 特権または All 特権を持つユーザ ID で Administration Console にアクセスできる場合は、次のアクションを実行して、ユーザのロックを解除するか、または有効にします。

ユーザのロックを解除するには、『 Cisco IPICS Server Administration Guide , Release 2.0(1) 』の「Performing Cisco IPICS Operator Tasks」の章にある「Locking or Unlocking a User」の項の手順に従います。

ユーザを有効にするには、『 Cisco IPICS Server Administration Guide , Release 2.0(1) 』の「Performing Cisco IPICS Operator Tasks」の章にある「Changing User Status」の項の手順に従います。

ルート ユーザ ID にアクセスできる場合は、次の手順を実行して、ユーザのロックを解除するか、または有効にします。

a. ルート ユーザ ID を使用して Cisco IPICS サーバにログインします。

b. informix ユーザとしてログインするには、次のコマンドを入力します。

[root]# su - informix

c. ユーザのロック解除する、または有効にするには、次のコマンドを入力します。

[informix]# enableuser < user-id >

表示の意味は次のとおりです。

< user-id > は、ロックを解除する、または有効にするユーザ ID を表します。


) ユーザ ID はすべて小文字で入力してください。


ステップ 2 ユーザのロックが解除された、または有効になったことを確認するには、そのユーザのユーザ ID とパスワードでログインします。


 

ポリシー エンジンの問題のトラブルシューティング

この項では、ポリシー エンジンの問題のトラブルシューティングについて説明します。次のトピックを扱います。

「プロンプトを含む大きな zip 圧縮ファイルをアップロードするとエラーが発生する」

「ポリシー エンジンがプロンプト マネージャと通信できない」

「保留またはコール ウェイティング機能の使用後にダイヤルイン コールをチャネルに再接続できない」

「保留またはコール ウェイティング機能の使用後にダイヤルイン コールをチャネルに再接続できない」

「ダイヤルイン コールが接続されない」

「ダイヤルアウト招待が完了しない」

「ダイヤルアウト通知が完了しない」

「異なる ops ビューのユーザ間でダイヤルアウト通知が完了しない」

「SIP サブシステムに PARTIAL_SERVICE または OUT_OF_SERVICE ステータスが表示される」

「ipics.log ファイル内に IppeAgentImpl ERROR メッセージが表示される」

プロンプトを含む大きな zip 圧縮ファイルをアップロードするとエラーが発生する

問題 Administration Console の Dial Engine > Prompt Management > Standard Script Prompts ウィンドウまたは Dial Engine > Prompt Management > Customized Script Prompts ウィンドウから、ダイヤル エンジンのプロンプトを含む大きな zip 圧縮ファイルをアップロードしようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。

The form could not be properly constructed.
 

Server タブの Serviceability > System Logs ウィンドウでシステム ログを表示すると、次のエラー メッセージが表示されます。

java.lang.IllegalArgumentException: invalid directory: \\CHANNEL\
at com.cisco.file.File.<init>(L885)
at com.cisco.file.File.<init>(L724)
at com.cisco.ivr.config.api.impl.ManageRepositoryAPI.getFileList(L143)
at com.cisco.ivr.config.api.impl.ManagePrompts.getFileList(L383)
at com.cisco.ivr.config.api.impl.ManagePrompts.getPromptList(L369)
at com.cisco.ipics.ippe.dialengine.promptmanagement.handlers.PromptHandler.getPromptList(L215)
at com.cisco.ipics.ippe.dialengine.promptmanagement.actions.PromptAction.doInit(L444)
at com.cisco.ipics.ippe.dialengine.promptmanagement.actions.PromptAction.unspecified(L152)
 

解決法 アップロードしようとした zip 圧縮ファイルが大きすぎます。Cisco IPICS でアップロードできる zip 圧縮ファイルの最大サイズは 1,024 MB(1 GB)です。この問題を解決するには、最大サイズ以下の zip 圧縮ファイルを作成するか、zip 圧縮ファイルを最大サイズ以下の zip 圧縮ファイルに分割してから、アップロード プロセスを再試行します。

ポリシー エンジンがプロンプト マネージャと通信できない

問題 ポリシー エンジンに関する問題が発生します。 Serviceability > System Logs ウィンドウまたは ipics.log ファイルに、次のようなメッセージが表示されます。

2006-08-18 14:20:53,961 [http-8443-Processor25] ERROR PromptUtil:200 - Unable to communicate with prompt manager.
2006-08-18 14:20:53,962 [http-8443-Processor25] ERROR PromptUtil:200 - Unable to communicate with prompt manager.
2006-08-18 14:20:56,747 [http-8443-Processor21] ERROR PromptUtil:200 -
 

解決法 この状況は、Cisco IPICS がポリシー エンジンを起動しなかったことを示しています。次の手順を実行して、ポリシー エンジンを起動します。

手順


ステップ 1 ルート ユーザ ID を使用して Cisco IPICS サーバにログインします。

ステップ 2 ポリシー エンジン プロセスを起動するには、次のコマンドを入力します。

[root]# service ippe_dial_engine start

ポリシー エンジンが起動すると、Cisco IPICS が [OK] というメッセージを表示します。


 

保留またはコール ウェイティング機能の使用後にダイヤルイン コールをチャネルに再接続できない

問題 Cisco Unified IP Phone でチャネルにダイヤルインして接続した後で、電話機に別のコールが着信します。次に、ダイヤルイン コールを保留にし、コール ウェイティング機能を使用して着信コールに応答します。チャネルに再接続しようとすると、無音状態がしばらく続いた後、ファースト ビジー トーンが聞こえます。

解決法 Cisco Unified IP Phone で保留またはコール ウェイティング機能を使用するには、Media Termination Point(MTP; メディア ターミネーション ポイント)リソースが必要です。保留またはコール ウェイティング機能の使用後にダイヤルイン コールに正常に再接続するには、MTP リソースが SIP プロバイダー(たとえば、Cisco Unified CallManager)内に存在する必要があります。

ダイヤルイン コールに正常に再接続するには、MTP リソースを SIP プロバイダーに追加するか、または MTP リソースを別のソースから割り当てられるように SIP プロバイダーを設定します。

ダイヤルイン コールが接続されない

問題 チャネルまたは VTG へのダイヤルイン コールが正常に接続されません。ダイヤルイン コールを接続しようとすると、ファースト ビジー トーン、またはコールを完了できないことを示すメッセージが聞こえます。

解決法 ダイヤル エンジンまたは ops ビューの設定が誤っているか、ポリシー エンジンを再起動しなかった可能性があります。次の手順を実行して、設定を確認し、ポリシー エンジンを再起動します。

手順


ステップ 1 ops ビューが存在すること、およびダイヤル番号とダイヤル ポートが ops ビューに関連付けられていることを確認するために、Server タブの Configuration > Ops Views ウィンドウに移動します。

Ops Views ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Ops Views ペインに表示される情報を調べて、ops ビューが存在するかどうかを確認します。

ステップ 3 ops ビューが存在しなければ、作成します。手順については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の「Configuring and Managing Cisco IPICS Operational Views」の章にある「Creating New Ops Views」の項を参照してください。

ステップ 4 Configuration > Ops Views ウィンドウに移動します。

ステップ 5 Ops Views ペインの Dial Number 列を調べ、ops ビューにダイヤルイン番号が存在するかどうかを確認します。ダイヤルイン番号が存在しなければ、作成します。

ステップ 6 Ops Views ペインの Dial Ports Limit 列を調べ、ops ビューにダイヤル ポートが存在するかどうかを確認します。ダイヤル ポートが存在しなければ、ops ビューに対して 1 つ以上のダイヤル ポートを作成します。

ops ビューに対するダイヤルイン番号およびダイヤル ポートの作成方法については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の「Configuring and Managing Cisco IPICS Operational Views」の章を参照してください。

ステップ 7 次の手順を実行して、ops ビューにダイヤルイン コール用のポートが十分に存在することを確認し、必要であればポートを作成します。

a. ops ビューの名前をクリックします。

Ops Views > < opsviewname > ウィンドウが表示されます。

b. ウィンドウ内の次のフィールドを調べ、ダイヤル ポートが存在するかどうかを確認します。

Dial ports reserved for dial-in/invite feature

Dial ports reserved for dial-in/invite or notifications

c. 両方のフィールドでポートの数がゼロの場合は、 Dial ports reserved for notifications フィールド内のポートの数を減らしてから、次のどちらかのアクションを実行します。

削除したポートを Dial ports reserved for dial-in/invite feature フィールドに追加する。

アクションは実行しない。Cisco IPICS は、ユーザが削除したポートを、ダイヤルイン/招待機能および通知用に予約されたポートの総数に追加します。

ステップ 8 Administration Console の Dial Engine > SIP Configuration ウィンドウで SIP 設定を変更した場合は、次の手順を実行して、ポリシー エンジンおよび Tomcat サービスを再起動します。

a. ルート ユーザ ID を使用して Cisco IPICS サーバにログインします。

b. ポリシー エンジンおよび Tomcat サービスを再起動するには、次のコマンドを入力します。

[root]# service ipics restart


service ipics restart コマンドを入力した場合、Cisco IPICS は、アクティブなダイヤルインまたはダイヤルアウト コールをすべて取り消します。



 

SIP の設定方法の詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の「Configuring and Managing the Cisco IPICS Policy Engine」の章にある「Configuring SIP」および「Configuring the SIP Provider」の項を参照してください。

ダイヤルアウト招待が完了しない

問題 Cisco IPICS システムからダイヤルアウト招待を送信できません。

解決法 Cisco IPICS のダイヤルアウト招待に関する設定が誤っている可能性があります。次の手順を実行して設定を確認し、問題が見つかった場合はすべて修正します。

手順


ステップ 1 次の手順を実行して、発信ダイヤル番号が設定されていることを確認します。

a. Policy Engine タブから、 Dial Engine > Dial Engine Parameters ウィンドウに移動します。

b. Outbound Dial Number フィールドを調べ、発信ダイヤル番号が設定されているかどうかを確認します。

c. Outbound Dial Number フィールドに有効な番号が存在しなければ、発信ダイヤル番号を作成します。手順については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の「Configuring and Managing the Cisco IPICS Policy Engine」の章にある「Configuring Dial Engine Parameters」の項を参照してください。

ステップ 2 ダイヤルアウト招待用に設定されたポートが存在するかどうかを確認するために、Server タブの Configuration > Ops Views > < opsviewname > ウィンドウに移動します。

ステップ 3 ウィンドウ内の次のフィールドを調べ、ダイヤルアウト招待用のポートが存在するかどうかを確認します。

Dial ports reserved for dial-in/invite feature

Dial ports reserved for dial-in/invite or notifications

ステップ 4 両方のフィールドでポートの数がゼロの場合は、次の手順を実行して、ダイヤルイン/招待機能用のポートを追加します。

a. Dial ports reserved for notifications フィールド内のポートの数を減らします。

b. 次のいずれかのアクションを実行します。

削除したポートを Dial ports reserved for dial-in/invite feature フィールドに追加する。

アクションは実行しない。Cisco IPICS は、ユーザが削除したポートを、ダイヤルイン コール、招待、または通知用に予約されたポートの総数に追加します。


 

ダイヤルアウト通知が完了しない

問題 ダイヤルアウト通知が完了しません。電子メール、SMS、ポケットベル、または電話機によるメッセージをユーザに送信できません。

解決法 ダイヤルアウト通知の設定が誤っている可能性があります。次の手順を実行して設定を確認し、問題が見つかった場合はすべて修正します。


) ダイヤルアウト通知を ops ビュー間で実行している場合は、「異なる ops ビューのユーザ間でダイヤルアウト通知が完了しない」を参照してください。


手順


ステップ 1 通知がダイヤルアウト通知の場合は、次の手順を実行して、発信ダイヤル番号が設定されていることを確認します。

a. Policy Engine タブから、 Dial Engine > Dial Engine Parameters ウィンドウに移動します。

b. Outbound Dial Number フィールドを調べ、発信ダイヤル番号が設定されていることを確認します。

c. Outbound Dial Number フィールドに有効な番号が存在しなければ、発信ダイヤル番号を作成します。手順については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の「Configuring and Managing the Cisco IPICS Policy Engine」の章にある「Configuring Dial Engine Parameters」の項を参照してください。

ステップ 2 通知が電子メール、SMS、またはテキストベースのポケットベル通知である場合は、次の手順を実行して、SMTP サーバおよび送信者の電子メール アドレスが設定されていることを確認します。

a. Policy Engine タブから、 Dial Engine > Dial Engine Parameters ウィンドウに移動します。

b. Outbound Dial Number フィールドを調べ、電子メール通知用の SMTP サーバが設定されていることを確認します。

c. Sender Email Address フィールドを調べ、サーバの電子メール アドレスが設定されていることを確認します。

d. 必要に応じて、SMTP サーバまたは送信者の電子メール アドレスを追加します。手順については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の「Configuring and Managing the Cisco IPICS Policy Engine」の章にある「Configuring Dial Engine Parameters」の項を参照してください。

ステップ 3 ダイヤルアウト通知用のポートが設定されていることを確認するために、Server タブの Configuration > Ops Views > < opsviewname > ウィンドウに移動します。

ステップ 4 ウィンドウ内の次のフィールドを調べ、ダイヤルアウト通知用のポートが設定されていることを確認します。

Dial ports reserved for notifications

Dial ports reserved for dial-in/invite or notifications

ステップ 5 通知用に予約されたダイヤル ポート( Dial ports reserved for notifications フィールドと Dial ports reserved for dial-in/invite or notifications フィールドで指定されたポート)の数がゼロの場合は、次の手順を実行して、通知用のポートを追加します。

a. Dial ports reserved for dial-in/invite feature フィールド内のポートの数を減らします。

b. 次のいずれかのアクションを実行します。

削除したポートを Dial ports reserved for dial-in/invite feature フィールドに追加する。

アクションは実行しない。Cisco IPICS は、ユーザが削除したポートを、ダイヤルイン コール、招待、または通知用に予約されたポートの総数に追加します。


 

異なる ops ビューのユーザ間でダイヤルアウト通知が完了しない

問題 異なる ops ビューに属するユーザ間で、ダイヤルアウト招待および通知が完了しません。ダイヤルアウト メッセージの受信側のユーザが認証しようとすると、ユーザ ID または Personal Identification Number(PIN; 個人識別番号)が無効であることを示すエラー メッセージが表示されます。

解決法 ポリシーを ops ビューに関連付けた場合、そのポリシーは、その ops ビューに属するユーザだけに適用されます。ポリシー内のすべてのユーザが同じ ops ビューに属するようにしてください。

異なる ops ビューに属するユーザをポリシーに関連付けることはできません。たとえば、ポリシーを police ops ビューに関連付けた場合は、police ops ビューに属するユーザだけを、ダイヤルアウト招待および通知を含むポリシーに関連付けてください。


) このポリシーと ops ビューとの関連付け情報は、すべてのユーザが属する SYSTEM ops ビューには適用されません。


SIP サブシステムに PARTIAL_SERVICE または OUT_OF_SERVICE ステータスが表示される

問題 SIP 設定の更新後、SIP サブシステムに PARTIAL_SERVICE または OUT_OF _SERVICE ステータスが表示されます。

解決法 この状況の原因としては、SIP の誤設定または SIP サブシステムの問題が考えられます。次の手順を実行して、SIP 設定を確認し、問題があれば修正します。

手順


ステップ 1 次の手順を実行して、CLI からポリシー エンジンおよび Tomcat サービスを再起動します。

a. ルート ユーザ ID を使用して Cisco IPICS サーバにログインします。

b. ポリシー エンジンおよび Tomcat サービスを再起動するには、次のコマンドを入力します。

[root]# service ipics restart

ステップ 2 Dial Engine > Control Center > Status ウィンドウに移動して、SIP 設定のステータスを再確認します。

ステップ 3 SIP サブシステムに PARTIAL_SERVICE または OUT_OF_SERVICE ステータスが引き続き表示される場合は、次の手順を実行して、ログ ファイルで詳細を調べ、問題のトラブルシューティングを行います。

a. Dial Engine > Control Center > Status > Subsystem Manager > SIP Subsystem ウィンドウに移動します。

b. Cisco001MIVR ログ ファイルの名前をクリックして、ファイルを選択します。

ホスト システムにより、ファイルを開くか、保存するように求められます。

c. ログ ファイルの内容を表示するには、テキスト ファイルを表示できる任意のソフトウェア プログラムを使用してファイルを開きます。

d. 連続したログ ファイル(たとえば、Cisco002MIVR と Cisco003MIVR)があれば、開いて表示します。

e. ログ ファイル内のエラー メッセージを参照し、収集した情報に基づいて問題を修正します。


) SIP サブシステムのデバッグに関連するメッセージは、MIVR-SS_SIP または MIVR-JASMIN-7 で始まります。


ステップ 4 問題の原因を特定できない場合は、シスコのサポート担当者にご連絡ください。


 

ダイヤル エンジンおよびポリシー エンジンで使用されるログの詳細については、「Cisco IPICS ログ ファイルの概要と特定」を参照してください。

ipics.log ファイル内に IppeAgentImpl ERROR メッセージが表示される

問題 Administration Console の Serviceability > System Logs ウィンドウにあるシステム ログを表示すると、次の例のようなエラー メッセージが表示されます。

2007-02-06 21:19:45,000 [http-8443-Processor68] ERROR IppeAgentImpl:200 - com.cisco.ipics.ippe.communicator.subsystem.IppeSubsystemRemoteService
 

解決法 テキスト内の IppeAgentImpl を含むエラー メッセージは、Cisco IPICS ポリシー エンジンへの接続に失敗したことを示しています。このメッセージが表示されるのは、システムでポリシー エンジンがライセンスされていない場合か、またはポリシー エンジン プロセスが開始しなかった場合です。


) INFO メッセージ(メッセージ テキストで ERROR の代わりに INFO と表示されたものを指す)は情報メッセージであり、ポリシー エンジンの問題を示すものではありません。


ポリシー エンジンがライセンスされていない場合、アクションを実行する必要はありません。ライセンスされているかどうかを確認し、ポリシー エンジンのステータスを確認するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Administration Console の Server タブで Administration > License Management > Summary ウィンドウに移動して、ポリシー エンジンがライセンスされていることを確認します。

ステップ 2 Policy Engine Base License フィールドで、ライセンスのステータスを確認します。

フィールドに Not Licensed というステータスが表示された場合、IppeAgentImpl メッセージは正常であるため、アクションを実行する必要はありません。

ステップ 3 フィールドに Licensed というステータスが表示された場合は、次の手順を実行して、ポリシー エンジン プロセスが動作しているかどうかを確認し、必要に応じてプロセスを起動します。

a. ターミナル ウィンドウを開き、ルート ユーザ ID を使用してサーバにログインします。

b. ポリシー エンジン プロセスのステータスを確認するには、次のコマンドを入力します。

c. [root]# service ippe_dial_engine status

ポリシー エンジン プロセスが動作している場合、Cisco IPICS は次のテキストのような情報を表示します。

CVD process (pid 7606) is running...
Engine process (pid 7714) is running...
 

ポリシー エンジン プロセスが動作していない場合、Cisco IPICS は次のテキストのような情報を表示します。

CVD process is NOT running...
Engine process is NOT running...
 

d. ポリシー エンジン プロセスが動作していない場合は、次のコマンドを入力してプロセスを起動します。

[root]# service ippe_dial_engine start

各プロセスが起動すると、Cisco IPICS が [OK] というメッセージを表示します。

e. service ippe_dial_engine status コマンドを再度入力して、ポリシー エンジンのステータスを確認します。

f. ポリシー エンジン プロセスが動作していない場合は、シスコのサポート担当者にご連絡ください。


 

通信の問題のトラブルシューティング

この項では、通信の問題のトラブルシューティングについて説明します。次のトピックを扱います。

「一部のロケーションがチャネルで通信できない」

「VTG 参加者が通信できない」

「PMC ユーザがチャネルで通信できない」

「ログアウトした PMC ユーザがアクティブ ユーザのリストから削除されない」

「PMC ユーザがチャネルをリッスンできるが、VTG をリッスンできない」

「PMC でチャネルが自動的に非アクティブになる」

「VTG のフィードバック ノイズ」

「PMC と Cisco Unified IP Phone 間の一方向オーディオ」

一部のロケーションがチャネルで通信できない

問題 チャネルのマルチキャスト アドレスが All に設定され、そのチャネルにロケーション A、B、および C のユーザが関連付けられています。ロケーション B および C のユーザはチャネル上で互いに会話できますが、ロケーション A のユーザには会話が聞こえません。

解決法 チャネルのマルチキャスト アドレスは All に設定されていますが、アドレスがドメイン内のすべてのユーザに到達するように設定されていない可能性があります。ネットワーク管理者は、ロケーション A が含まれるようにルータを再設定する必要があります。この問題では、たとえば、そのチャネルをブロックする IP アクセス リスト、ファイアウォール設定、またはマルチキャスト アドレスが適切に設定されていないことなども考えられます。

マルチキャストのトラブルシューティングの詳細については、次の URL で『 IP Multicast Troubleshooting Guide 』を参照してください。

http://cisco.com/en/US/tech/tk828/technologies_tech_note09186a0080094b55.shtml

VTG 参加者が通信できない

問題 特定の VTG の参加者が互いに通信できません。

解決法 ルータの Protocol Independent Multicast(PIM)が sparse モードに設定されている場合は、rendezvous point(RP; ランデブー ポイント)が設定されていないか、またはすべての RP が到達不能になっている可能性があります。ルータの PIM を sparse モードに設定しても、RP を設定しなければ、ルータがパケットをドロップするため、VTG 参加者にオーディオは聞こえません。この問題が発生しないようにするには、RP を設定するか、またはルータを sparse-dense モードに設定します。

ルータの設定方法の詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の付録「Configuring the Cisco IPICS RMS Component」を参照してください。マルチキャストのトラブルシューティングの詳細については、次の URL で『 IP Multicast Troubleshooting Guide 』を参照してください。

http://cisco.com/en/US/tech/tk828/technologies_tech_note09186a0080094b55.shtml

PMC ユーザがチャネルで通信できない

問題 複数の PMC ユーザがチャネル上で正常に通信しています。しかし、続いて別の PMC ユーザが同じロケーションに正常にログインし、同じチャネルをアクティブにしようとしても、そのチャネル上で音声が聞こえず、発言もできません。

解決法 チャネルが使用するルータで、Digital Signal Processor(DSP; デジタル シグナル プロセッサ)リソースが不足しています。このチャネルを使用する PMC ユーザを増やすには、DSP を追加する必要があります。DSP スロットに空きがない場合は、適切な数の RMS タイムスロットを無効にしてください。

特定の構成に基づいて必要な DSP を計算する方法については、次の URL で『 High-Density Packet Voice Digital Signal Processor Modules 』のマニュアルを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps3115/products_qanda_item0900aecd8016c6ad.shtml

RMS の設定方法の詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の付録「Configuring the Cisco IPICS RMS Component」を参照してください。

ログアウトした PMC ユーザがアクティブ ユーザのリストから削除されない

問題 コールの完了後、PMC ユーザが PMC アプリケーションからログアウトします。しかし、 Administration > Active Users > PMC ウィンドウでアクティブな PMC ユーザのリストを表示すると、その PMC ユーザのステータスが Logged-in と表示されます。

解決法 サーバが PMC からログアウト コマンドを受信していません。このような状況になるのは、PMC ユーザのログアウト処理の間に PMC でネットワーク接続が中断した場合です。

ユーザをログアウトし、RMS およびネットワーク リソースを回復するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Administration Console で、 Administration > Active Users > PMC ウィンドウに移動します。

PMC Users ペインに、アクティブな PMC ユーザのリストが表示されます。

ステップ 2 ログアウトした PMC ユーザのユーザ ID を特定します。

ステップ 3 このユーザを手動でログアウトするには、PMC ユーザ ID の横のチェックボックスをオンにします。

ステップ 4 Logout をクリックします。

PMC ユーザのステータスが Logged-in から Logging-out に変わります。

ステップ 5 ステータスを更新するには、 Refresh をクリックします。

Cisco IPICS は、そのユーザをアクティブ ユーザのリストから削除します。


 

PMC ユーザがチャネルをリッスンできるが、VTG をリッスンできない

問題 PMC ユーザがチャネルにリモートで参加し、リッスンすることはできますが、そのチャネルから作成された VTG をリッスンしようとしても、クライアントにはオーディオが聞こえません。

解決法 Cisco IPICS では、RMS がサポートする Cisco IPICS ロケーションは 1 つだけです(Cisco IPICS ロケーションはマルチキャスト ドメインとして定義されます)。Cisco IPICS システムに設定されているロケーションおよびルータはすべて、グローバル マルチキャスト アドレス プールで定義されたマルチキャスト アドレスを使用して通信できる必要があります。マルチキャスト プール内のアドレスはすべて、Cisco IPICS システムに属するすべての RMS、PMC、または Cisco Unified IP Phone に到達できる必要があります。

ここで重要なのは、すべての RMS コンポーネントが、グローバル マルチキャスト アドレス プールで定義されたすべてのアドレスに対して、オーディオの聞き取りやサブスクライブを実行できることです。この要件が満たされていないと、あるロケーション内の RMS が、別の到達不能のロケーションにあるチャネルで構成された VTG にアクセスする可能性があります。この場合、RMS は、別の RMS によって生成されたグローバル マルチキャスト ストリームをリッスンできません。その結果、ユーザ用に作成された SIP 接続が動作しなくなります。

この問題を解決するには、次のどちらかのアクションを実行します。

マルチキャスト アドレス プールに、すべての RMS コンポーネント、PMC クライアント、および Cisco Unified IP Phone から到達できるようになっていないマルチキャスト アドレスがあれば、すべて削除します。

グローバル マルチキャスト アドレス プールに、参加できない RMS コンポーネントがあれば、すべて非アクティブにします。RMS コンポーネントを非アクティブにするには、Administration Console の Configuration > RMS ウィンドウに移動します。非アクティブにする RMS をクリックし、General タブの Deactivate をクリックします。

PMC でチャネルが自動的に非アクティブになる

問題 トラフィック アクティビティがないまま 30 分経過すると、SIP ベースのリモート接続を介してアクティブにしたチャネルを、RMS が非アクティブにする場合があります。PMC ユーザが複数のチャネルをアクティブにした場合、非アクティブになるタイミングはチャネルごとに異なります。

解決法 PMC は、30 秒後に接続を自動的に再度アクティブにします。別の方法として、PMC で Activation ボタンをクリックして、チャネルを再度アクティブにすることもできます。

この問題を最小限に抑えるには、システム管理者が RMS 設定に次のコマンドを含める必要があります。

Router(config) # ip rtcp report interval 5001

Router(config) #gateway

Router(config) #timer receive-rtcp 5

Cisco IPICS 用の正しいルータ設定の詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の付録「Configuring the Cisco IPICS RMS Component」を参照してください。


) 上記のコマンドは、Cisco IPICS 関連の通信のタイムアウトだけでなく、RMS におけるすべての Real-time Transport Protocol(RTP)トラフィック(音声トラフィック)のタイムアウトにも影響します。


VTG のフィードバック ノイズ

問題 VTG またはチャネルで特定のユーザが発言するときに、フィードバック ノイズが連続的に発生します。

解決法 フィードバックが発生するのは、会話中に発言しているユーザのマイクロフォンを通じて、会話のオーディオが再生される場合です。たとえば、携帯無線でチャネルまたは VTG をリッスンしているときに、PMC を使用して同じ VTG またはチャネルで発言すると、フィードバック ノイズが聞こえることがあります。(携帯無線の)スピーカからのオーディオが、(PMC の)マイクロフォンにフィードバックします。フィードバック ノイズの種類には、金属音のようなエコーや、口笛のようなノイズがあります。

フィードバックを避けるには、PMC または Cisco Unified IP Phone で通信する場所にある無線やスピーカの電源を切る必要があります。

PMC と Cisco Unified IP Phone 間の一方向オーディオ

問題 特定のチャネルにおいて、Cisco Unified IP Phone ユーザには PMC ユーザの音声が聞こえますが、PMC ユーザには電話機ユーザの音声が聞こえません。

解決法 このような状況になるのは、チャネルのマルチキャスト アドレスが、ネットワーク内の別のリソースに割り当てられている場合です。各チャネルおよび VTG に一意のマルチキャスト アドレスを割り当て、ネットワーク内の他のリソースがそのマルチキャスト アドレスを使用していないことを確認します。

装置の問題のトラブルシューティング

この項では、Cisco IPICS のハードウェアに関して発生する可能性のある問題について説明します。通信障害に関連する問題については、「通信の問題のトラブルシューティング」を参照してください。

この項では、次のトピックを扱います。

「Cisco Unified IP Phone に電力が供給されない」

「Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 の相互接続の問題」

Cisco Unified IP Phone に電力が供給されない

問題 Cisco Unified IP Phone に電力が供給されません。

解決法 Cisco Unified IP Phone に電力が供給されていない場合は、次のどちらかの状況になっている可能性があります。

ルータに Power over Ethernet(PoE)モジュールが搭載されていない

Cisco IOS ソフトウェア バージョンが適切でない


) Cisco IPICS がサポートする Cisco Unified IP Phone 用の適切な Cisco IOS ソフトウェア バージョンについては、『Cisco IPICS Compatibility Matrix』を参照してください。


電源の問題の原因を特定するには、ルータ上で次のコマンドを入力します。

[router] # show power

コマンドが「unsupported command」というメッセージを返した場合は、Cisco IOS ソフトウェア バージョンが適切でないと考えられます。適切な Cisco IOS バージョンをインストールすると、問題が修正されます。

コマンドが電源に関する情報を返した場合、問題の原因としては、ルータに PoE モジュールが搭載されていないことが考えられます。PoE モジュールを取り付けると、問題が修正されます。


) AC/DC アダプタを使用して電話機に電力を供給することもできます。詳細については、Cisco Unified IP Phone の製品マニュアルを参照してください。


Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 の相互接続の問題

問題 1 つのアクセス ポイントを介して複数の Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 モデルが接続されています。会話中、この無線電話機で他のデバイスと通信することはできますが、他の Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 モデルと通信することができません。

解決法 Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 モデルで、ダウンレベル バージョンのファームウェアを使用している可能性があります。無線電話機で使用しているファームウェアのバージョンが、Cisco IPICS でサポートされていることを確認します。サポートされるファームウェア バージョンについては、『 Cisco IPICS Compatibility Matrix 』を参照してください。

Cisco MCS 7825-H2 サーバから 2 番目のハード ドライブを削除するとサーバが動作不能になる

問題 Cisco IPICS の動作中に Cisco MCS 7825-H2 サーバから 2 番目のハード ドライブを削除した後、システムをリブートします。リブート後、システムが動作不能になります。

解決法 このような状況では、サーバは 2 番目のハード ドライブを検出しますが、そのステータスを degraded として反映します。そのため、オペレーティング システムを CD およびハード ドライブから実行できないようにします。この問題を解決するには、サーバを完全にリロードする必要があります。ただし、リロードするとデータは失われます。

この問題が発生した場合は、サーバをリブートする前に、データベースをバックアップしてデータを保存してください。データベースのバックアップ方法の詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の「Performing Cisco IPICS Database Backup and Restore Operations」の章を参照してください。

音声品質の問題のトラブルシューティング

この項では、音声品質に関連する問題について説明します。次のトピックを扱います。

「PMC の音声品質が低下する」

「PMC の音声品質が悪い」

「ダイヤル エンジン コールの音声品質が低下する」

「VTG および SIP 接続された PMC を使用すると音声通信が中断する」

PMC の音声品質が低下する

問題 マルチキャストまたは SIP を経由して接続されている PMC ユーザの音声品質が低下します。この問題は、ルータでのアクティビティが高い期間に該当する可能性があります。

解決法 PMC クライアント デバイスが送信している IP パケットの音声プライオリティが誤ってマークされている可能性があります。

音声を正常に送信するには、パケットがエンドポイント間で送信されるときに最高の優先順位で処理されるように、各 IP パケットが QoS(Quality of Service)Differentiated Service Code Point(DSCP)で正しくマークされている必要があります。QoS が正しくマークされていないパケットをデバイスがドロップしたり、キューに入れたりすると、音声品質が低下する場合があります。

この問題を解決するには、Microsoft QoS パケット スケジューラが各 PMC クライアント マシンにインストールされていることを確認します。Microsoft QoS パケット スケジューラのインストール方法の詳細については、 http://www.microsoft.com に移動し、QoS パケット スケジューラを検索してください。

PMC の音声品質が悪い

問題 PMC ユーザの音声品質が非常に悪く、一部の PMC 接続が失敗します。

解決法 チャネルを設定するときに、コーデックを選択します。コーデックとは、音声圧縮アルゴリズムのことで、送信用の音声信号を符号化し、宛先に到達したときに信号をデコードします。Cisco IPICS では、G.729 コーデックおよび G.711 コーデックを選択できます。

この問題が最もよく発生するのは、G.729 コーデックを使用するようにチャネルを設定した場合です。このコーデックがより多くの DSP リソースを必要とするためです。G.729 は、すべての SIP(リモート)接続に使用されます。

この問題を解決するには、システム内のすべての DS0 リソースが同時 G.729 接続をサポートしていることを確認します。

DS0 が同時 G.729 接続をサポートできない場合は、使用する G.729 チャネル数を制限します。可能であれば、G.729 ではなく G.711 を使用します。これは、G.711 のほうが DSP リソースの使用量が少なくなるためです。

また、すべてのチャネルまたは VTG にアクセスできるリモート ユーザの数を制限し、必要なチャネルだけをリモート ユーザに関連付ける必要もあります。

ダイヤル エンジン コールの音声品質が低下する

問題 ダイヤル エンジンとのコールにおいて、音声品質が低下します。

解決法 ダイヤル エンジンでサポートされるコーデックは、G.711 ulaw だけです。メディア接続が G.729 などの異なるコーデックを使用する場合は、音声ストリームがダイヤル エンジンに到達する前に、トランスコーダが G.711 ulaw コーデックへの変換を実行する必要があります。トランスコーディングを有効にするには、SIP プロバイダーを使用するか、Cisco Unified CallManager で MTP を設定します。または、十分な DSP リソースを備えた Cisco IOS SIP ゲートウェイでトランスコーディングを実行することもできます。

Cisco Unified CallManager Release 5.0(4) でトランスコーダを設定する方法の詳細については、次の URL で『 Cisco Unified CallManager Administration Guide, Release 5.0(4) 』の「Transcoder Configuration」の章を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/5_0/sys_ad/5_0_4/ccmcfg/b04trans.htm

Cisco IOS ゲートウェイ関連の機能の詳細については、次の URL で『 Cisco Multiservice IP-to-IP Gateway Application Guide, Cisco IOS Release 12.4(11)T 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps5640/products_configuration_guide_book09186a0080409b6d.html

このマニュアルでは、Cisco Multiservice IP-to-IP Gateway(IPIPGW)について説明しています。IPIPGW を使用すると、IP ネットワーク間で H.323 VoIP コールとビデオ会議コールが可能になるため、独立した VoIP ネットワーク間の接続が容易になります。

VTG および SIP 接続された PMC を使用すると音声通信が中断する

問題 VTG および SIP 接続された PMC を使用すると、音声通信が中断します。症状としては、一方向オーディオ伝送が発生する、音声を伝送できない、接続がドロップする、およびオーディオ品質が低下する場合などがあります。 debug vpm signaling コマンドを使用すると、T1 ループバック ポートを経由して VTG を接続する音声ポートに関して(M リード線から E リード線へのマッピングに関して)、予期しない結果を返します。

この問題が発生した場合、Cisco IPICS は、ipics.log 内に次の例のようなエラー メッセージを生成することがあります。

2005-11-10 19:25:42,981 [pool-4-thread-1] ERROR IOSRMSCommunicator:433 - 10.32.65.127 getControllers() T1 is missing a required command: 'cablelength short 133ft'
2005-11-10 19:25:42,981 [pool-4-thread-1] ERROR IOSRMSCommunicator:437 - 10.32.65.127 getControllers() T1 controller 1/0/1 UNUSABLE. (Found 24 voice ports)
 

解決法 Cisco IPICS では、すべての T1 コントローラに cablelength short コマンドを設定する必要があります。このコマンドを使用すると、ルータ上の T1 リンクのケーブル長を 133 フィート(40.5 M)以下に設定できます。

また、Cisco IPICS では、同期が確実に行われるように T1 リンクのクロック ソースを設定する必要もあります。

この問題を解決するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 特権 EXEC モードで次のコマンドを入力して、ルータにログインします。

Router# configure terminal

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを入力して、ループバック内の一方の T1 コントローラに対するインターフェイス コントローラ モードに入ります。

Router(config)# controller t1 x / x / x

表示の意味は次のとおりです。

x / x / x は、インターフェイス コントローラのシェルフ、スロット、およびポートを表します。

ステップ 3 ケーブル長を設定するには、コントローラ コンフィギュレーション モードで次のコマンドを入力します。

Router(config-controller)# cablelength short 133

このコマンドは、0 ~ 133 フィートの範囲のケーブル長を指定します。

ステップ 4 ループバック内のこの T1 コントローラにクロック ソースを設定するには、次のコマンドを入力します。

Router(config-controller)# clock source internal

このコマンドは、T1 コントローラの内部 phase-locked loop(PLL; フェーズロックド ループ)からクロッキングを生成するように指定します。

ステップ 5 次のコマンドを入力して、特権 EXEC モードに戻ります。

Router(config-controller)# end

ステップ 6 ステップ 1ステップ 2 を繰り返し、ループバック内のもう一方の T1 コントローラに関するシェルフ、スロット、およびポート番号を指定して、ループバック内の 2 番目の T1 コントローラに対するインターフェイス コントローラ モードに入ります。

ステップ 7 2 番目の T1 コントローラにクロッキングが設定されないようにするには、次のコマンドを入力します。

Router(config-controller)# no clock source


) クロッキングは、ループバック内の T1 コントローラのどちらか一方だけに設定する必要があります。


ステップ 8 次のコマンドを入力して、特権 EXEC モードに戻ります。

Router(config-controller)# end

ステップ 9 次のコマンドを入力して、エラー カウンタをクリアします。

Router# clear counters

ステップ 10 T1 コントローラに関する情報を表示するには、次のコマンドを入力します。

Router# show controllers t1


) T1 コントローラの設定を定期的に確認します。



 

次の設定例では、ループバック ペアの最初のコントローラを設定します。

Router(config)# controller T1 1/0
Router(config-controller)# framing esf
Router(config-controller)# clock source internal
Router(config-controller)# linecode b8zs
Router(config-controller)# cablelength short 133
Router(config-controller)# ds0-group 0 timeslots 24 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 1 timeslots 1 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 2 timeslots 2 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 3 timeslots 3 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 4 timeslots 4 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 5 timeslots 5 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 6 timeslots 6 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 7 timeslots 7 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 8 timeslots 8 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 9 timeslots 9 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 10 timeslots 10 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 11 timeslots 11 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 12 timeslots 12 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 13 timeslots 13 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 14 timeslots 14 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 15 timeslots 15 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 16 timeslots 16 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 17 timeslots 17 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 18 timeslots 18 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 19 timeslots 19 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 20 timeslots 20 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 21 timeslots 21 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 22 timeslots 22 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 23 timeslots 23 type e&m-lmr
Router(config-controller)# no shutdown
 

表示の意味は次のとおりです。

ds0-group ds0-group-number は ds0 グループを指定します。値の範囲は 0 ~ 23 です。ds0 グループは 0 から始まり、連続している必要があります。

timeslots timeslot-list は、単一のタイムスロット番号を指定します。T1 接続の場合、使用可能な値の範囲は 1 ~ 24 です。

次の設定例では、ループバック ペアの 2 番目のコントローラを設定します。

Router(config)# controller T1 1/1
Router(config-controller)# framing esf
Router(config-controller)# linecode b8zs
Router(config-controller)# cablelength short 133
Router(config-controller)# ds0-group 0 timeslots 24 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 1 timeslots 1 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 2 timeslots 2 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 3 timeslots 3 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 4 timeslots 4 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 5 timeslots 5 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 6 timeslots 6 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 7 timeslots 7 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 8 timeslots 8 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 9 timeslots 9 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 10 timeslots 10 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 11 timeslots 11 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 12 timeslots 12 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 13 timeslots 13 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 14 timeslots 14 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 15 timeslots 15 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 16 timeslots 16 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 17 timeslots 17 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 18 timeslots 18 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 19 timeslots 19 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 20 timeslots 20 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 21 timeslots 21 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 22 timeslots 22 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 23 timeslots 23 type e&m-lmr
Router(config-controller)# no shutdown
 

表示の意味は次のとおりです。

ds0-group ds0-group-number は ds0 グループを指定します。値の範囲は 0 ~ 23 です。ds0 グループは 0 から始まり、連続している必要があります。

timeslots timeslot-list は、単一のタイムスロット番号を指定します。T1 接続の場合、使用可能な値の範囲は 1 ~ 24 です。

次の例は、 show controllers コマンドの出力を示しています。

Router#show controllers T1
T1 1/0/0 is up.
Applique type is Channelized T1
Cablelength is short 133
No alarms detected.
alarm-trigger is not set
Soaking time: 3, Clearance time: 10
AIS State:Clear LOS State:Clear LOF State:Clear
Version info Firmware: 20050620, FPGA: 16, spm_count = 0
Framing is ESF, Line Code is B8ZS, Clock Source is Internal.
Current port master clock:recovered from backplane
Data in current interval (4 seconds elapsed):
0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations
0 Slip Secs, 0 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins
0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 0 Unavail Secs
Total Data (last 24 hours)
0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations,
0 Slip Secs, 0 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins,
0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 0 Unavail Secs
T1 1/0/1 is up.
Applique type is Channelized T1
Cablelength is short 133
No alarms detected.
alarm-trigger is not set
Soaking time: 3, Clearance time: 10
AIS State:Clear LOS State:Clear LOF State:Clear
Version info Firmware: 20050620, FPGA: 16, spm_count = 0
Framing is ESF, Line Code is B8ZS, Clock Source is Line.
Current port master clock:recovered from backplane
Data in current interval (7 seconds elapsed):
0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations
0 Slip Secs, 0 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins
0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 0 Unavail Secs
Total Data (last 24 hours)
0 Line Code Violations, 0 Path Code Violations,
0 Slip Secs, 0 Fr Loss Secs, 0 Line Err Secs, 0 Degraded Mins,
0 Errored Secs, 0 Bursty Err Secs, 0 Severely Err Secs, 0 Unavail Secs
 

RMS の設定の詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の付録「Configuring the Cisco IPICS RMS Component」を参照してください。

ルータ設定の問題のトラブルシューティング

この項では、ルータまたは RMS の設定に関して発生する可能性のある問題について説明します。

この項では、次のトピックを扱います。

「RMS 設定後のサーバのリブートに時間がかかる」

「RMS を非アクティブにしてもそのステータスが変わらない」

「RMS コマンド プロンプトを変更すると VTG のアクティブ化に時間がかかる、または RMS が到達不能状態になる」

「RMS が失敗する、または到達不能状態のままになる」

「新しく追加した RMS にループバックが表示されない」

「ルータが到達不能状態のままになる」

「Cisco IPICS サーバが RMS の一部の T1 ポートを認識しない」

「ループバック用のルータ インジケータ ランプが緑色に点灯しない」

「会議中に音声ループが発生し、ルータ設定に誤った情報が表示される」

「PMC PTT ボタンを押してからメディアが確立するまで大幅に遅延する」

RMS 設定後のサーバのリブートに時間がかかる

問題 1 つ以上の RMS コンポーネントを定義し、そのコンポーネントに多数の DS0 音声ポートを割り当てた後、Cisco IPICS サーバをリブートします。しかし、サーバのリブートに非常に時間がかかります。

解決法 サーバのリブート中、サーバは RMS にコマンドを送信して、RMS コンポーネントと DS0 が動作していることを確認します。また、サーバは、RMS の設定が変更されているかどうかも確認します。

ユーザが RMS に多数の DS0 を追加した場合、サーバは、リブート後に RMS に多数のコマンドを送信する必要があります。たとえば、ユーザが 96 の DS0 を追加した場合、サーバは RMS に 800 ~ 1,400 のコマンドを送信します。パフォーマンスの高いルータの場合、コマンドの送受信プロセスには 10 ~ 20 秒かかることがあります。パフォーマンスの低いルータの場合、このプロセスには 1 ~ 2 分(60 ~ 120 秒)かかることがあります。

この問題を解決するには、次のアクションのどちらかまたは両方を実行します。

RMS 用にパフォーマンスのより高いルータを使用する

RMS に過剰な数のコントローラおよび DS0 をロードしない

RMS を非アクティブにしてもそのステータスが変わらない

問題 RMS を非アクティブにしても、RMS のステータスが Deactivated ではなく Stopping と表示されます。

解決法 このような状況になるのは、1 つ以上の VTG がアクティブになっている場合です。RMS リソースを使用しているアクティブな VTG が存在する場合、Cisco IPICS では RMS を非アクティブにすることができません。この問題を解決するには、次の手順を実行して、アクティブな VTG が存在するかどうかを確認し、必要に応じて VTG を非アクティブにします。

手順


ステップ 1 Administration Console で、 VTG Management > Virtual Talk Groups ウィンドウに移動し、VTG のステータスを確認します。

ステップ 2 Virtual Talk Groups ウィンドウで、Status 列を参照して VTG のステータスを確認します。

この列に表示されるステータスは inactive または active のどちらかです。

ステップ 3 active ステータスが表示されている VTG がある場合は、次の手順を実行して、その VTG を非アクティブにします。

a. VTG 名のリンクをクリックして、VTG の詳細を表示します。

b. Deactivate VTG をクリックして、VTG を非アクティブにします。

c. Save をクリックします。

ステップ 4 アクティブな VTG をすべて非アクティブにしたら、 Configuration > RMS ウィンドウに移動して、RMS のステータスを確認します。

RMS のステータスが Deactivated と表示されます。

ステップ 5 RMS のステータスが引き続き Stopping と表示される場合は、次の手順を実行して、RMS をアクティブにしてから非アクティブにします。

a. Configuration > RMS ウィンドウに移動します。

b. RMS の名前をクリックして、RMS を選択します。

c. General タブをクリックします。

d. RMS をアクティブにするには、 Activate をクリックします。

e. RMS を非アクティブにするには、 Deactivate をクリックします。

f. Save をクリックします。

これで、RMS のステータスが Deactivated と表示されるようになりました。


 

RMS コマンド プロンプトを変更すると VTG のアクティブ化に時間がかかる、または RMS が到達不能状態になる

問題 prompt コマンドを使用して、RMS の CLI プロンプトをカスタマイズします。プロンプトを変更すると、VTG のアクティブ化に時間がかかることや、リモート ユーザがログインするときに時間がかかったりエラーが頻繁に表示されたりすること、または RMS が頻繁に到達不能状態になることがあります。

解決法 RMS のプロンプトを変更すると、VTG のアクティブ化や非アクティブ化などの操作に失敗することがあります。

Cisco IPICS でサポートされるのはデフォルト プロンプトだけです。

この問題を避けるには、グローバル コンフィギュレーション モードで no prompt コマンドを入力して、デフォルト プロンプトを維持します。

また、ネットワーク上の RMS と Cisco IPICS サーバ間のリンクにおいて、パケットの遅延時間が長くなっているか、パケット損失が過度に発生している可能性もあります。過度に遅延するリンクの例には、衛星のアップリンクがあります。可能であれば、遅延時間がより短く、パケット損失がより少ないリンクを使用します。

RMS が失敗する、または到達不能状態のままになる

問題 RMS が失敗するか、または到達不能状態のままになります。 Serviceability > System Logs ウィンドウに移動してシステム ログを確認すると、Recent System Log Entries ペインに次のエラー メッセージが表示されます。

ERROR IOSRMSCommunicator:..java.net.ConnectException:Connection refused.
 

解決法 この問題が発生するのは、複数の Cisco IPICS ユーザが RMS にログインし、使用可能な Virtual Teletype Interface(VTY)回線をすべて使用している場合です。このような状況では、サーバがルータと通信できなくなります。

VTY 回線がすべて使用されているかどうかを確認するには、RMS にログインし、次のコマンドを入力して、アクティブな VTY 回線の情報を表示します。

Router# show users

VTY 回線をクリアするには、次のコマンドを入力します。

Router# clear line < line-number >

表示の意味は次のとおりです。

< line-number > は、クリアする回線の番号です。


 

新しく追加した RMS にループバックが表示されない

問題 Administration Console の Edit Router Details 領域で、Cisco IPICS に追加した RMS にループバックが表示されません。

解決法 不完全な、またはサポートされていないコントローラ設定で RMS を追加しようとした可能性があります。T1/E1 コントローラの接続および設定方法については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の付録「Configuring the Cisco IPICS RMS Component」を参照してください。

ルータが到達不能状態のままになる

問題 RMS のログイン情報を更新すると、Cisco IPICS サーバから RMS にアクセスできなくなります。 Configuration > RMS ウィンドウでは、RMS のステータスが Unreachable として表示されます。

解決法 RMS をアクティブにしたときの設定(ユーザ名、パスワード、または IP アドレスなど)が誤っている可能性があります。このような場合、誤った設定を修正するか、RMS を無効にしない限り、RMS は到達不能状態になります。

また、別の原因として、以前に動作していた RMS(ループバックが設定されたもの)がすでに Cisco IPICS に存在し、その設定を誤った値に更新した可能性もあります。

問題を解決するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Administration Console で、 Configuration > RMS ウィンドウに移動します。

RMS ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Routers ペインで、ルータ名の横のチェックボックスをオンにして、ルータを選択します。

ステップ 3 そのルータ設定をサーバから削除するために、 Delete をクリックします。

Cisco IPICS がそのルータをシステムから削除します。

ステップ 4 そのルータを設定に再度追加します。手順については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の「Performing Cisco IPICS System Administrator Tasks」の章にある「Adding an RMS」の項を参照してください。


 

Cisco IPICS サーバが RMS の一部の T1 ポートを認識しない

問題 Cisco IPICS サーバが、T1 コントローラ上の一部の DS0 を認識しません。

解決法 Cisco IPICS サーバは RMS DS0 グループ設定内のギャップを認識しないため、必ず、連続した DS0 グループを T1 コントローラに設定してください。設定された DS0 グループが連続していない場合、サーバは、リスト内の最後の DS0 グループ番号よりも後に定義されている設定を読み取りません。

誤って設定された DS0 の例については、例3-1 を参照してください。DS0 グループ 0 ~ 2 を設定し、次に DS0 グループ 4 から続けて設定した場合は、DS0 グループ 3 が定義されていないため、サーバは RMS の 3 つのポートだけを認識します。このような状況では、サーバは、連続した設定の最後(DS0 グループ 2)よりも後にある T1 ポートを認識しません。

例3-1 連続していない設定

Router(config)#controller T1 1/0
Router(config-controller)#framing esf
Router(config-controller)#clock source internal
Router(config-controller)#linecode b8zs
Router(config-controller)#cablelength short 133
Router(config-controller)#DS0-group 0 timeslots 24 type e&m-lmr
Router(config-controller)#DS0-group 1 timeslots 1 type e&m-lmr
Router(config-controller)#DS0-group 2 timeslots 2 type e&m-lmr
(DS0-group 3 is not configured)
Router(config-controller)#DS0-group 4 timeslots 4 type e&m-lmr
Router(config-controller)#DS0-group 5 timeslots 5 type e&m-lmr
Router(config-controller)#DS0-group 6 timeslots 6 type e&m-lmr
...
 

この例の場合、この状況を解決するには、ルータ内の両方の T1 上で次のコマンドを入力します。

Router(config-controller)# DS0-group 3 timeslots 3 type e&m-lmr

ルータ上で CLI コマンドを入力したら、次の手順を実行して、設定をマージし、保存します。

手順


ステップ 1 Administration Console で、 Configuration > RMS に移動します。

Configuration > RMS ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 ルータの横のチェックボックスをオンにして、ルータを選択します。

ステップ 3 Configuration > Merge をクリックして、設定をマージします。

ステップ 4 ルータの名前をクリックして、ルータを選択します。

Configuration > RMS > < rms-name > ウィンドウが表示されます。

ステップ 5 Save をクリックして、変更を加えた Cisco IPICS RMS 設定を更新します。


 

RMS の設定方法の詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の付録「Configuring the Cisco IPICS RMS Component」を参照してください。

ループバック用のルータ インジケータ ランプが緑色に点灯しない

問題 ルータ上に物理的なループバックを作成しても、緑色の Carrier Detect(CD; キャリア検知)インジケータ ランプが点灯しません。

解決法 ルータの各ポート セットには、次のインジケータ ランプが設置されています。ルータ上のループバックを調べて、次のいずれかのインジケータ ランプが点灯しているかどうかを確認した後、次の手順を実行して、問題を修正します。

CD:この緑色のランプは、ループバックに問題がないことを示します。

Alarm Indication(AL):この赤色のランプは、次のいずれかの問題を示します。

ケーブルが接続されていない。

ピンが T1 用に正しくマッピングされていない。次に、RJ45 コネクタの正しいピン設定を示します。

- ピン 1 および 2 は、ピン 4 および 5 にマッピングすること

- ピン 4 および 5 は、ピン 1 および 2 にマッピングすること

Loss of Frame(LP):この黄色のランプは、次のいずれかの問題を示します。

ケーブルが接触不良を起こしている。

ケーブルに不具合がある。

AL および CD ランプが両方とも点灯している

インターフェイスがシャットダウンしている:インターフェイスを有効にするには、T1 ループバック インターフェイスの両端において、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを入力します。

Router(config-if)# no shutdown

フレーム構成が適切でない:ループバックの両端で Extended Super Frame(ESF)フレーム同期方式を使用することをお勧めします。

ライン コードが適切でない:ループバックの両端で B8ZS 符号化標準を使用することをお勧めします。

会議中に音声ループが発生し、ルータ設定に誤った情報が表示される

問題 会議中に音声ループ(連続的なエコー)が発生します。Administration Console の Configuration > RMS ウィンドウで Configuration > Show をクリックして設定を表示すると、現在使用されていない音声ポートまたはダイヤルピアの設定が表示されます。

解決法 Cisco IPICS システムに RMS を追加した場合、特に、別の Cisco IPICS システムに関連付けられていた RMS を追加した場合は、ルータの show configuration コマンドで表示される出力と、Administration Console の Configuration > RMS ウィンドウで Configuration > Show をクリックしたときに表示される設定とが一致しないことがあります。たとえば、音声ポートによっては、ループバックにリストされていなくても、Show Configuration ウィンドウに「INUSE」ステータスを含む説明が表示されることがあります。

Cisco IPICS は、RMS Details 領域に表示される設定で RMS を 10 分ごとに自動的に更新します。新しい RMS にループバックの追加などの変更を加えた場合、RMS の設定はモニタ プロセスが実行されるまで更新されません。

Cisco IPICS の設定と RMS の設定が同期されるようにするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Administration Console で、 Configuration > RMS に移動します。

Configuration > RMS ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 ルータの横のチェックボックスをオンにして、ルータを選択します。

ステップ 3 Configuration > Update をクリックして、設定を更新します。


Configuration > Update をクリックすると、RMS で現在アクティブになっている音声リソースがすべて再設定されるため、接続が一時的に中断することがあります。



 

Cisco IPICS は、10 分ごとにルータ設定を自動的に更新します。したがって、上記の手順の代わりに、Cisco IPICS がルータ設定を自動的に更新するまで待つこともできます。

PMC PTT ボタンを押してからメディアが確立するまで大幅に遅延する

問題 PMC PTT ボタンを押してから、リモート PMC とマルチキャスト チャネル間でメディアが確立するまで、さまざまな長さの遅延が断続的に発生することがあります。

解決法 この遅延が発生するのは、RMS がマルチキャスト RTP パケットの送信元アドレスに対する Reverse Path Forwarding(RPF)チェックを実行できない場合です。RPF を使用すると、トラフィック フローをより効率的にすることができます。また、送信元アドレスと宛先アドレス間のマルチキャスト パケットが通過するパスを定義して、ループが発生しないようにすることもできます。

この問題を解決するには、Loopback0 と Virtual Interface(Vif; 仮想インターフェイス)の両方に設定した IP アドレスがルーティング可能になるようにします。この要件は、両方のインターフェイスから Cisco IPICS を正常に操作するために必要です。どちらかのインターフェイスの IP アドレスがルーティング可能になっていないと、SIP 接続や Cisco IPICS ネットワーク接続に影響を及ぼします。

RMS の設定方法の詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.0(1) 』の付録「Configuring the Cisco IPICS RMS Component」を参照してください。