Cisco IPICS PMC インストレーション ユーザー ガイド Release 2.1(1)
PMC とのインタラクション およびサポートされている機能 の概要
PMC とのインタラクションおよびサポートされている機能の概要
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

PMC とのインタラクション

音声の相互運用性

PMC アプリケーションの使用のシナリオ

Cisco IPICS サーバ と PMC とのインタラクション シナリオ

インシデント管理のシナリオ

PMC ユーザ インタラクション

Cisco IPICS サーバの役割

サーバと PMC とのインタラクション

Cisco IPICS サーバ コマンド

ポリシーの実装

サポートされている機能

チャネルのサポート

チャネルの用語

チャネル情報

設定可能なサーバ アトリビュート

ロケーション サポート

コーデックのサポート

PMC とのインタラクション
およびサポートされている機能の概要

この章では、PMC を使用する場合のシナリオ、サーバと PMC とのインタラクション、PMC のサポートされている機能、および Cisco IPICS ソリューションで使用される専門用語について説明します。

この章は、次の項で構成されています。

「音声の相互運用性」

「PMC アプリケーションの使用のシナリオ」

「Cisco IPICS サーバの役割」

「サポートされている機能」

音声の相互運用性

Cisco IPICS は、複数の LMR システム、IP 電話と PSTN 電話、および Cisco IPICS PMC 間の PTT 通信の橋渡しをすることにより、異種システム間の音声通信の相互運用性の問題を解決します。

PC ベースのソフトウェア アプリケーションとして、PMC はユーザ、各地に派遣されている人員、および管理者が 1 つまたは複数の VTG に同時に参加できるようにするスタンドアロン PTT 音声アプリケーションを備えています。

図 3-1 は、Cisco IPICS ソリューションと相互運用するさまざまなコンポーネントの図を示しています。

図 3-1 Cisco IPICS 相互運用ソリューション

 

Cisco IPICS のコンポーネントの詳細については、「Cisco IPICS システムのコンポーネント」を参照してください。

Cisco IPICS の配置の詳細については、「アーキテクチャ/配置」を参照してください。

PMC アプリケーションの使用のシナリオ

次のシナリオは、Cisco IPICS ソリューションがどのようにサーバと PMC を結合して、音声通信の運用性を実現しているかを示しています。ここでは、次の項を扱います。

「Cisco IPICS サーバ と PMC とのインタラクション シナリオ」

「インシデント管理のシナリオ」

「PMC ユーザ インタラクション」

Cisco IPICS サーバ と PMC とのインタラクション シナリオ

次の一連のイベントは、Cisco IPICS サーバがどのように PMC ユーザとのインタラクションを行うかを示し、さまざまな Cisco IPICS ユーザ ロールによって実行されるタスクについて説明しています。

1. Cisco IPICS システム管理者は Cisco IPICS サーバを設定します。PMC ユーザは、このサーバから PMC アプリケーションをダウンロードしてインストールします。またシステム管理者は、グラフィックス、XML、および PMC 用のトーンが含まれているユーザ プリファレンス テーマの設定およびインポートも行います。

PMC は、PMC インストール ファイルと PMC ユーザ設定データを Cisco IPICS サーバから取得します。

2. Cisco IPICS オペレータは、PMC ユーザと PMC ユーザ用のチャネルを設定します。

3. Cisco IPICS ディスパッチャは PMC ユーザにチャネルを割り当て、VTG のアクティブ化および非アクティブ化によってトーク グループを設定します。

4. PMC ユーザは、PMC アプリケーションをダウンロードしてインストールします。詳細については、「PMC アプリケーションのダウンロードおよびインストール」を参照してください。

Cisco IPICS サーバは、ライセンスの数で同時使用ライセンスの使用状況をチェックします。PMC の同時使用ライセンスの詳細については、「ライセンス情報」を参照してください。

5. PMC ユーザは、PMC アプリケーションを使用して、サーバとのセッションを開始します。「PMC アプリケーションの起動」を参照してください。

ログイン シーケンス中に、サーバは、互換性を確保するために使用可能なバージョンに関する情報を PMC に提供します。詳細については、「PMC バージョン番号の管理」を参照してください。

6. PMC は、ユーザを認証するようにサーバに要求を送信します。「サーバと PMC のログイン シーケンス インタラクション」を参照してください。

7. 認証が成功すると、サーバは一意の PMC ID を使用して、要求の追跡および PMC とのセッション管理を行います。これらのセッション中、次のアクティビティが発生します。

a. サーバは、コマンドを実行したり、PMC 上の設定を更新したりできます。

b. サーバでの設定に従って、PMC は更新があるかどうか定期的にサーバをチェックします。

8. PMC は、チャネルの個人設定されたリストと、ユーザ固有のチャネル制限とカスタマイズ情報を提供する設定構成をサーバから取得します。

ユーザ固有の設定の詳細については、「設定可能なサーバ アトリビュート」を参照してください。PMC チャネルの順序変更の詳細については、「チャネルの順序変更」を参照してください。

9. PMC ユーザは、PMC 設定要素の一部を変更できます。たとえば、PMC スキンの定義、特定チャネルへのキー マッピング、PMC 上のチャネルの外観の順序変更などを変更できます。

PMC の設定の詳細については、「PMC エンドユーザ インターフェイスの設定」を参照してください。

10. PMC で表示され、PMC ユーザによる使用およびアクティブ化が可能なのは、ディスパッチャによって割り当てられたチャネルだけです。

また PMC ユーザは、ポリシー チャネルを通じてディスパッチャと通信したりインタラクションを行ったりできます。ポリシー チャネルは、PMC 上で常に開いている指定チャネルとして設定できます。PMC ユーザは、新しい VTG の設定が必要な状況になった場合に、このポリシー チャネルを使用して(設定されている場合)、ディスパッチャに要求を起動します。ポリシーの詳細については、「ポリシーの実装」を参照してください。

11. PMC ユーザは、PMC アプリケーション上の Activate ボタンをクリックして、直接チャネルに参加します。Activate ボタンが強調表示され、システムはチャネルまたは VTG への接続を試行します。接続が確立すると、PTT チャネル ボタンを含む、そのチャネルの残りの PMC ボタンが強調表示され、これらのボタンがアクティブ状態になっていることが示されます。


ヒント PMC は、サーバとの接続ステータスを表示します。PMC がサーバに接続されている場合は、緑色の接続インジケータが表示されます。PMC がサーバに接続されていない場合は、赤色の接続インジケータとアラート アイコンが表示され、切断されていることが示されます。


) PMC に表示されるチャネル状態は、変化することがあります。たとえば、チャネル上の伝送機能がサーバによって無効にされた場合や、チャネルがサーバによってリッスン専用チャネルとして設定された場合、チャネルは選択不可になります。この場合、チャネル上で聞くことはできますが、伝送はできません。チャネルがサーバによって無効にされた場合は、ボタンがすべて表示されないため、チャネルをアクティブにすることはできません。チャネルのさまざま状態の詳細については、「設定可能なサーバ アトリビュート」を参照してください。


Cisco IPICS で使用される接続タイプは、PMC がサーバから取得する設定によって異なります。PMC の接続タイプには、RMS コンポーネントへの SIP ベース トランキング(マルチキャスト チャネルに直接チューニングされる)を使用したリモート接続、およびマルチキャスト チャネルに直接チューニングするマルチキャスト接続があります。これらの接続タイプの詳細については、「ロケーション サポート」を参照してください。

12. PMC ユーザは、同時に 1 つまたは複数のチャネル上で聞いたり発言したりできます。この場合、PMC ユーザが同時に複数の VTG に参加できるように、PMC クライアント マシン上の音声が混合されます。


) VTG および VTG に結合されているチャネルを同時に聞いている場合、エコーが聞こえることがあります。



ヒント チャネルをラッチする機能は、サーバで設定されています。PTT ラッチ機能が有効になっている場合、この機能を使用して、一度に複数のチャネル上で発言できます。詳細については、「ラッチ機能の使用」を参照してください(All Talk チャネルを使用して、選択した複数のチャネル上で発言することもできます。All Talk 機能の詳細については、「All Talk チャネルを使用した 1 つまたは複数のチャネルの選択」を参照してください)。

13. PMC は、更新があるかどうかをサーバで定期的にチェックします。更新が発生すると(VTG のアクティブ化や非アクティブ化など)、PMC は更新された情報をサーバから取得します。

サーバからのアップデートに基づいて、PMC 表示が自動的にリフレッシュされ、ディスパッチャによる変更が反映されます。

14. PMC は、アクティブ化と非アクティブ化など、チャネル割り当ての詳細を記録します。Cisco IPICS サーバは、事前定義された間隔でこれらのログを PMC から取得します。ロギング機能の詳細については、「PMC ログの使用方法」を参照してください。

インシデント管理のシナリオ

Cisco IPICS シナリオでは、イベントまたはインシデントが発生すると、VTG が作成されてアクティブ化されます。ディスパッチャは、VTG を事前設定することにより、この VTG 設定を臨機応変に(必要に応じて)実行できます。事前設定 VTG は、定義済みの間隔で実行するようにスケジューリングするか、オンデマンドでアクティブにすることができます。

次の例は、企業ユーザにおいて、さまざまな Cisco IPICS システム コンポーネントが連携して Cisco IPICS ソリューションを提供する仕組みを示す、インシデント管理シナリオを描いています。

1. ディスパッチャが 911 番の緊急通話を受信すると、特定のインシデントと相互関連する音声チャネルを作成します。

2. ディスパッチャは、Cisco IPICS サーバの Administration Console から警察署をトーク グループに組み込みます。

3. ディスパッチャは PMC アプリケーションを使用して、Push-to-Talk(PTT)機能によって現場の警察官と直接通信します。

4. 緊急度を確認次第、警察官は、消防署と直接通信する必要性をディスパッチャに伝えます。

5. ディスパッチャは、再び Cisco IPICS サーバの Administration Console から消防署をトーク グループに組み込みます。

6. 警察官、ディスパッチャ、および消防署がすべて拡張 VTG に組み込まれ、PTT 機能を使用して相互に通信できるようになりました。

7. 次に、消防車を現場に派遣することが決定されると、ディスパッチャは公益企業部門と通信し、その無線チャネルをトーク グループに追加します。この間、トーク グループに組み込まれている参加者たちは、道路状況、進むべき順路、および必要な車線間隔などの要素に関してリアルタイムな意思決定ができます。

8. 最後に、ディスパッチャは、それぞれ専用の無線チャネルを使用する企業のセキュリティ チームとファシリティ チームをシームレスにトーク グループに追加します。これらのチームは、このコールに含まれているさまざまなエージェンシーの撤退手順について話し合います。

PMC ユーザ インタラクション

ディスパッチャが PMC ユーザにチャネルを割り当てたら、PMC ユーザは PMC ボタンをクリックして PMC とインタラクションを行い、VTG に参加します。

1. PMC は、ディスパッチャが割り当てた音声チャネルの個人設定されたリストを取得します。その後、サーバから取得する更新に基づいて、自動的にリフレッシュします。チャネルの順序は、PMC 上に表示されるとおりですが、サーバによって設定されます。ただし、 Settings > Channels メニューに移動して、チャネルの順序を変更できます。詳細な手順については、「Channels メニュー オプションの設定」を参照してください。

2. PMC の起動プロセスが完了したら、PMC ユーザは PMC アプリケーション上の Activate ボタンをクリックし、VTG をアクティブにして参加します。

3. Activate ボタンが強調表示され、システムはチャネルまたは VTG への接続を試行します。接続が確立すると、PTT ボタンを含む、そのチャネルの残りの PMC ボタンが強調表示され、これらのボタンがアクティブ状態になっていることが示されます。


) PMC に表示されるチャネル状態は、変化することがあります。たとえば、選択不可になっているチャネルは、チャネル上での伝送機能がサーバによって無効にされていることを示している場合があります。チャネルのさまざま状態の詳細については、「設定可能なサーバ アトリビュート」を参照してください。


4. PMC ユーザは、 PTT ボタンをクリックしてから押したままにして、発言します。PTT チャネル ボタンが強調表示され、音声の伝送中であることを示す色に変化します。聞き取り専用モードに戻るには、PTT ボタンを放します。


) 一部の PMC スキンには、伝送インジケータがあります。詳細については、「トラフィック アクティビティ」を参照してください。


5. インシデントが終了すると、ディスパッチャが VTG を非アクティブにします。サーバは、新しい設定に基づいて自動的に PMC をリフレッシュし、この VTG を PMC アプリケーションから削除します。

関連項目

「Cisco IPICS システムのコンポーネント」

「アーキテクチャ/配置」

「PMC アプリケーションの起動」

「ロケーション サポート」

「サーバと PMC のログイン シーケンス インタラクション」

「PMC ボタンのアクティブ化」

「VTG への参加」

Cisco IPICS サーバの役割

ここでは、Cisco IPICS サーバの役割および PMC とのインタラクションの方法について説明します。次の項を扱います。

「サーバと PMC とのインタラクション」

「Cisco IPICS サーバ コマンド」

「ポリシーの実装」

サーバと PMC とのインタラクション

PMC は、設定、接続、管理、認証、およびアラート トーン配信情報を Cisco IPICS サーバから提供されています。サーバから提供される機能の一部としては、次のようなものがあります。

アクティブな VTG へのチャネルの追加によってループが引き起こされるタイミングを判断して、エコーの繰り返しの原因になる音声ループを検出および防止。

マルチキャストと SIP リソースの設定と管理、および適切なリソース タイプが確実に PMC に提供されるようにすること。

Cisco IPICS ユーザの認証

チャネルに適用されるユーザ固有の制限/カスタマイズの表示

アラート トーンと関連するボタン名、ユーザ権限の設定および配信

Cisco IPICS が、PMC がサーバと接続できない場合にオフライン モードでの動作を可能にしている間、次の操作を行うには、サーバがオンラインであること、および PMC との動作可能なリンクが存在することが必要です。

チャネルの割り当て、削除、または特性の変化の通知

ユーザのアクセス権の更新(ユーザ アクセスの許可または無効化)

新しいアラート トーン、スキン、オンライン ヘルプ、または PMC バージョンのダウンロード

PMC ログ ファイルのアップロード

オフライン モードでの PMC の操作の詳細については、「PMC オフライン モードに関する注意事項」を参照してください。

Cisco IPICS サーバ コマンド

表3-1 は、Cisco IPICS サーバから PMC に XML 形式で送信可能なコマンドを説明しています。

 

表3-1 Cisco IPICS サーバ コマンド

コマンド
説明

Channel List

サーバにログインすると、PMC はチャネル リストをサーバから取得します。このチャネル リストには、ディスパッチャが各 PMC ユーザに割り当てたチャネルの名前と接続タイプ(ロケーション情報)が含まれています。


) PMC に表示されるように設定されているチャネル数が、チャネル リストに含まれているチャネル数よりも少ない場合でも、PMC はチャネル リスト全体を取得します。この場合、チャネル ミスマッチと、割り当てられたチャネル/VTG の一部が表示されないことを警告するメッセージが表示されます。詳細については、「スキンに関する注意事項」を参照してください。チャネルの順序変更の詳細については、「チャネルの順序変更」を参照してください。


Disable User

PMC ユーザを無効にし、Cisco IPICS システムにアクセスできないようにします。PMC がサーバとの通信中にユーザが無効にされた場合、Cisco IPICS は、このコマンドの処理後にこのユーザをログオフします。

Disable Channel

PMC 上の 1 つまたは複数のチャネルを無効にします。無効状態のチャネルは、非アクティブ化チャネルとして表示されますが、アクティブにすることはできません。

Retrieve Logs

PMC からログを取得します。

Set Logging Level

PMC 上の個々のログを、オンにしたりオフにしたりします。また、デバッグ ログ内のデバッグ レベルを設定します。

Mute User

1 つまたは複数のチャネル上の PMC ユーザの発言または音声伝送を消音します。


) ポップアップ メッセージが表示され、PTT チャネルは選択不可になり、伝送する権限が無効になっていることを示します。


ポリシーの実装

Cisco IPICS サーバには、ポリシーを作成/更新/削除、有効化/無効化、および実行する機能があります。ポリシーは、イベントまたはトリガーをアクションに関連付けます。

ポリシーを起動するイベントまたはトリガーを、次に示します。

PMC 上のボタンの選択

PSTN デバイスを使用したポリシー エンジンへのダイヤルイン

ポリシーの明示的な起動(このアクションは、ディスパッチャによって Administration Console から行われる)

時間ベース トリガーの使用

ポリシーには、VTG のアクティブ化と非アクティブ化、VTG 参加者の VTG への招待、受信者リストへのメッセージ送信など、一連のアクションを組み込むことができます。

Cisco IPICS は、これらのポリシーを反復ポリシーまたは非反復ポリシーとして事前定義する機能を、ディスパッチャに提供します。ポリシーを使用すると、トーク グループを迅速に設定したり、定期的に動作するように事前定義したりできます。

ポリシーの詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.1(1) 』を参照してください。

ディスパッチャ チャネル

ディスパッチャは、ポリシー チャネルも設定できます。ユーザは、ポリシー チャネルを使用して PMC と通信できます。ディスパッチャがこのポリシー チャネルを PMC 上に設定および指定すると、ポリシー チャネルは常に開いていて、ユーザがディスパッチャとのインタラクションを行えるようにするチャネルとして動作します。

新しい VTG の設定が必要な状況になった場合、ユーザは PMC 上のポリシー チャネルを使用して、ディスパッチャに要求を起動できます。

サポートされている機能

本リリースの Cisco IPICS では、次の機能がサポートされています。

「チャネルのサポート」

「ロケーション サポート」

「コーデックのサポート」

チャネルのサポート

この項では、チャネルの用語、Cisco IPICS がサポートしている接続タイプ、およびチャネル、ユーザ、接続情報に適用される設定可能なサーバ アトリビュートについて説明します。ここでは、次の項を扱います。

「チャネルの用語」

「チャネル情報」

「設定可能なサーバ アトリビュート」

チャネルの用語

チャネルは、Cisco IPICS ソリューションにおけるすべてのトーク グループの基本的な構成要素です。Cisco IPICS チャネルは、コンテンツのソースに関係なく、チャネルの特定のコンテンツ ストリームを定義して記述します。ロケーションによって決まるチャネル接続は、あるストリームを別のストリームと区別します。

チャネルは、SIP 経由で転送可能なマルチキャスト アドレスとポートを参照し、VTG、LMR ゲートウェイ、または IP 電話と PMC ユーザとの間でトラフィックを伝送します。

またチャネルは、音声ストリームも存在する無線制御インターフェイス(無線または無線チャネル)を参照します。無線には、さまざまな周波数があります。無線が特定の無線周波数(RF)に設定されると、通常そのコンテンツは、別の周波数に設定されているコンテンツとは異なります。

さらに、チャネルは RF チャネルも参照できます。RF チャネルは無線チャネル内にあり、実際に無線がチューニングされ、コンテンツが流れるチャネルです。

無線周波数だけでチャネルが決まるのではなく、周波数のロケーションによって、音声コンテンツが異なることがあります。つまり、あるロケーションである周波数にチューニングされているチャネルは、別のロケーションで同じ無線周波数にチューニングされている同じタイプの無線とは、まったく異なるコンテンツを受信します。

同じコンテンツが複数の異なる周波数で聞こえるように、1 つのチャネルが複数の周波数で表示されることがあります。

特定のロケーションの特定の無線周波数が、複数の異なるコンテンツ ストリームを同時に伝送することがあります。

PMC 上の各チャネルには、さまざまな色を持つ PTT ボタンがあります。たとえば、送信/受信フィードバック、音量コントロール、オンとオフを切り替えるアクティブ化コントロール ボタンなどがあります。一部のスキンには、無線チャネル コントロール ボタン、音声再生コントロール、アラート トーン ボタン、All Talk ボタン、複数選択チャネル チェックボックス、およびチャネル セレクタ ボタンなど追加機能があるものもあります。これらの機能のいくつかを使用するには、権限が必要です。

さまざまな PMC スキンのチャネルの外観は、ユーザ権限と使用するスキンによって異なります。18 チャネル拡張コンソール スキンおよび 36 チャネル無線コンソール スキンの図については、図 1-1および 図 1-2を参照してください。PMC スキンの詳細については、「PMC エンドユーザ インターフェイスの設定」を参照してください。

表3-2 は、Cisco IPICS で使用される用語を説明しています。

 

表3-2 Cisco IPICS の用語

用語
説明

チャネル

信号を送受信する、1 つの単方向パスまたは双方向パスで構成されるチャネル。Cisco IPICS ソリューションの場合、チャネルは、従来の無線の物理無線周波数チャネルにマッピングされる 1 つの LMR ゲートウェイ ポートを表します。


) PTT ボタンに対して名前またはラベルがサーバで設定されている場合、その名前が、PMC 上の PTT ボタンの一部としてチャネル領域に表示されます。この領域には、チャネルを一意に識別する独特の背景テキストの色や、channel、VTG や 2-way などのチャネルのタイプが表示されることもあります。


直通双方向チャネル

PMC 直通双方向チャネルは、2 人の PMC ユーザを直接接続します。PMC ユーザは 2 人とも、この直接のポイントツーポイント接続にオンラインで参加している必要があります。このチャネルのチャネル タイプは、2-way と表示されます。

詳細については、「直通双方向チャネルを使用した PMC ユーザとの通信」を参照してください。

直通ダイヤル チャネル

PMC では、直接のポイントツーポイント接続の使用がサポートされていて、これにより PMC ユーザは、カスタマー ネットワーク経由で到達可能な PSTN 電話または IP 電話で接続されている電話番号に、直接ダイヤルすることができます。このチャネルのチャネル タイプは、direct dial と表示されます。

詳細については、「直通ダイヤル チャネルを使用した電話ユーザとの通信」を参照してください。

無線チャネル

PMC 無線チャネルは、無線のトーン制御をサポートしています。定義済みの無線チャネルは、管理者が 1 つまたは複数のトーン シーケンスで設定する物理無線を表しています。このサポートにより、PMC ユーザは、無線チャネル内に表示されるチャネル セレクタ ボタンを押して周波数を変更したり、その他の無線チャネル コントロール ボタンを使用して特定のアクションを起動したりできます。ユーザが関連付けられたボタンを押すと、PMC は必要な無線制御トーン シーケンスを生成します。

詳細については、「トーン制御された無線を使用した Cisco IPICS ユーザとの通信」および 「無線スキンに関する注意事項」を参照してください。

トーク グループ

トーク グループは、平常時には同じトーク グループ内のユーザとのみ共同作業し、他のサブグループとのインターフェイスを必要としない無線ユーザのサブグループで構成されています。

Cisco IPICS では、チャネルは論理トーク グループにマッピングされています。つまり、同じ無線周波数上で発言するすべての参加者は、トーク グループに属します。

仮想トーク
グループ

Virtual Talk Group(VTG; 仮想トーク グループ)は、チャネル グループの相互運用性を表し、特定のインシデントに基づいてユーザが接続する音声チャネルにマッピングされています。PMC は、サーバで設定されるロケーション設定に基づいて、直接 VTG を結合します。詳細については、「ロケーション サポート」を参照してください。

本リリースの Cisco IPICS では、VTG は音声会議を表します。

仮想チャネル

仮想チャネルは、チャネルに類似していますが、無線システムが接続されていないチャネルを作成できます。仮想チャネルを作成すると、VTG にコールするための物理携帯無線を使用していない参加者が、PMC アプリケーションまたはサポートされている Cisco Unified IP Phone モデルを使用することで参加可能になります。

チャネル情報

この項では、PMC 上に表示されるチャネルについて説明し、チャネルの可視インジケータについて 「チャネル可視インジケータ」で説明します。

権限を与えられた Cisco IPICS 担当者は、Administration Console にアクセスして PMC ユーザ用のチャネルの登録、割り当て、アクティブ化、および非アクティブ化を実行できます。

サーバがチャネルの可用性に関する通知を PMC に送信すると、PMC は、チャネル情報とともにその他の設定データを取得します。PMC 上に表示されるチャネルの順序は、最初はサーバによって設定されていますが、ユーザが PMC 上に表示されるチャネルの順序を変更できます。

詳細については、「チャネルの順序変更」および 「Channels メニュー オプションの設定」を参照してください。

チャネル可視インジケータ

PMC では、設定、スキンのタイプ、接続ステータスに応じて、チャネル上に次の可視インジケータが表示されます。

チャネル名(ラベル)は、PMC 上の PTT ボタンの一部としてチャネル領域に表示されます。これは、サーバでそのチャネルに割り当てられ、定義された論理名を表しています(同様に、ユーザが使用する権限を持っている場合に PMC 上に表示される、アラート トーンに関連付けられたボタン名も、サーバで設定された名前を表しています)。

チャネルには、チャネル タイプに関する情報(channel や VTG など)や、チャネルを一意に識別する可視インジケータ(チャネル上のアイコンの追加など)もあります。

その他のタイプの可視インジケータとしては、チャネル ボタン上のラベル テキストに、チャネルを一意に識別する独自の背景色を使用することもあります。システム管理者はサーバでのチャネル設定で、特定のチャネルに事前定義された色を使用して、他のチャネルと区別したり目立たせたりすることができます。このように設定すると、独自の色のインジケータを持つチャネルが表示され、PMC 上の他のチャネルとの区別が容易になります。これらの可視インジケータは、PMC 上のチャネルごとに表示されます。


サーバで設定されたチャネル名の文字数が、PMC で表示可能な文字数よりも多い場合、PMC でチャネル名が切り捨てられることがあります。


SIP ベースのリモート接続に失敗した場合、PMC は、チャネルの横に黄色い三角形の可視インジケータを表示します。詳細については、「Cisco IPICS の回復のサポート」および 「チャネルのアクティブ化に関する問題の識別」を参照してください。

一部の PMC スキンには個々の伝送インジケータがあり、音声伝送を視覚的に表示します。詳細については、「トラフィック アクティビティ」を参照してください。

無線コンソール スキンを使用している場合、無線チャネルごとに最大 9 個のチャネル セレクタ ボタンが表示されます。これらのチャネル セレクタ ボタンを使用して、チャネル変更、トーン制御、シグナリング機能を実行できます。詳細については、「トーン制御された無線を使用した Cisco IPICS ユーザとの通信」を参照してください。

設定可能なサーバ アトリビュート

この項では、チャネル、ユーザ、および接続情報に適用される設定可能なサーバ アトリビュートについて説明します。ここでは、次の項を扱います。

「サーバ チャネル プロビジョニング」

「ユーザ特権」

「接続のサポート」

サーバ チャネル プロビジョニング

表3-3 に示すように、サーバでの設定には、チャネルごとの機能に対するプロビジョニングがあり、各 PMC ユーザに割り当てられているチャネルに関するデータへの権限付与および表示が正しく行われるようになっています。

 

表3-3 PMC 用のサーバ チャネル プロビジョニング

機能
説明

チャネルの色

この設定は、サーバでの設定に従って、チャネルに表示される背景テキストに事前定義された色を使用することにより、特定のチャネルを一意に識別します。この機能により、特定のチャネルを PMC 上の他のチャネルと容易に区別できます。

セキュア チャネル インジケータ

このアトリビュートをサーバで設定すると、PMC でセキュア チャネルの可視インジケータが表示されます。このインジケータの位置は、使用しているスキンによって異なります。たとえば、PTT ボタンの左下に表示されたり、PTT ボタンの上部に表示されたりします。

聞き取り専用チャネル

この設定は、ユーザがチャネルまたは VTG で発言する権限を持つかどうかを指定します。有効になっている場合、ユーザはチャネル上で聞くことはできますが、伝送はできません。

有効になっている場合、PMC 上のチャネルは聞き取り専用モードで表示されます。この場合、PMC 上のチャネルは選択不可になっていて、伝送できないことを示します。

ラッチの許可

チャネル ラッチ権限の設定は、ユーザがチャネルをラッチする機能を使用する権限を持つかどうかを指定します。

Voice Activity Detection(VAD; 音声アクティビティ検出)の有効化

この設定は、VAD を有効にするかどうかを指定します。VAD が有効になっている場合、PMC は音声伝送を検出したときにだけ、音声トラフィックを送信します。


) VAD アトリビュートがサーバで変更された場合、PMC チャネルは再起動し、新しい値が設定されます。Channel Select チェックボックスをオンにして PMC を選択した場合、そのチャネルの再起動後、再度そのチャネルを選択する必要があります。


PTT での RX 消音

このアトリビュートは、すべてのチャネルまたは 1 つのチャネルだけの伝送設定を指定します。伝送中に、アクティブなチャネルからの音声を制御します。

音声の無効化

この設定は、ユーザがチャネルまたは VTG で発言したり聞いたりする権限を持つかどうかを指定します。この設定が有効になっている場合、ユーザはチャネルまたは VTG で発言したり聞いたりすることはできません。

ユーザ特権

さらに、サーバでの設定には、PMC に提供されるユーザ特権のレベルもあります。ユーザ特権は、チャネルのラッチや PMC でのアラート トーンの使用など、特定のアクティビティをユーザが実行できるようにする、または実行できないようにするものです。

Cisco IPICS サーバは、各 PMC ユーザのユーザ特権を保持しています。

これらの特権は、ユーザが表示および使用可能な PMC チャネルのリストにも適用されます。

ディスパッチャがユーザに対して VTG をアクティブにすると、チャネル自体の特権よりも大きい VTG 特権がそのユーザに付与されます。たとえば、チャネルを聞き取り専用に設定できますが、VTG では伝送が可能です。

表3-4 に示すように、サーバでの設定には、次のユーザごとの機能に対するプロビジョニングがあり、ユーザ権限に基づいてチャネルに関するデータへの権限付与および表示が正しく行われるようになっています。

 

表3-4 PMC 用のサーバ ユーザ プロビジョニング

機能
説明

音声の無効化

この設定は、ユーザがチャネルまたは VTG で発言したり聞いたりする権限を持つかどうかを指定します。この設定が有効になっている場合、ユーザはチャネルまたは VTG で発言したり聞いたりすることはできません。

聞き取り専用

このアトリビュートは、ユーザがチャネル上で聞くことだけに制限され、伝送できないように指定します。

ラッチの許可

このラッチ権限設定は、ユーザがラッチ機能を使用する権限を持つかどうかを指定します。

拡張された PMC 権限

これらのアトリビュートは、ユーザが PMC 上で次の機能を使用できるかどうかを指定します。

音声およびトーン伝送用のチャネルの複数選択

アラート トーン伝送

DTMF トーン伝送

All Talk チャネル伝送

接続のサポート

また Cisco IPICS サーバには、PMC の接続方法を決める、関連付けられた接続設定(ロケーションと相互に関連する)もあります。Cisco IPICS では、マルチキャスト通信およびユニキャスト通信がサポートされています。

マルチキャストとは、ネットワーク上で、単一の送信者から複数の受信者に送信される通信のことを指します。


ヒント ご使用の PMC クライアント マシンがマルチキャスト通信に対応していることを、必ず確認してください。特定の Windows XP PMC クライアント マシンでは、マルチキャスト通信の送信で問題が発生することがあります。このような場合、この PMC クライアント マシンは、トラフィックの受信はできますが送信はできません。詳細については、「マルチキャスト通信の問題のトラブルシューティング」を参照してください。

ユニキャストとは、ネットワーク上で、単一の送信者から単一の受信者に送信される通信のことを指します。


) ロケーションおよび接続タイプの選択方法の詳細については、「ロケーション サポート」を参照してください。

マルチキャスト テクノロジーの詳細については、次のURL を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6552/products_ios_technology_home.html


ロケーション サポート

Cisco IPICS ソリューションでは、ロケーションは「到達可能性」を表します。つまり、同じロケーションに関連付けられたチャネルまたはユーザは、他にネットワーク設定をしなくても互いに通信できます。同じマルチキャスト ドメイン内のユーザは Cisco IPICS ロケーションも同じになるという点で、ロケーションは機能的にマルチキャスト ドメインに相当します。

システム管理者が Cisco IPICS サーバで設定したラベルは、ロケーションを参照できます。このラベルは、物理ロケーションまたは仮想ロケーションに対応しています。


ヒント ロケーションによって、そのロケーションに適したチャネル通信のタイプが決まります。ロケーションを選択しても音声トラフィックが聞こえない場合は、チャネル上で音声が聞こえるようになるまで、別のロケーションを選択します。ロケーションを変更するには、PMC を再起動し、ロケーション選択ダイアログボックスのドロップダウン リスト ボックスから、使用可能な別のロケーションを選択します。


システム管理者は、PMC ユーザごとにチャネルとロケーション情報を Cisco IPICS サーバで設定します。

これらのロケーション定義は、PMC ユーザが割り当てられたチャネルまたは VTG にアクセスする起点となる、さまざまなロケーションに対応しています。


ロケーション名の文字数が PMC で表示可能な文字数よりも多い場合、PMC ではロケーション名が切り捨てられることがあります。


PMC ユーザは、次のいずれかの接続タイプを使用して、直接チャネルに参加できます。

リモート接続:このタイプの接続では、RMS コンポーネントへの SIP ベース トランキングを使用します。RMS コンポーネントは、マルチキャスト チャネルに直接チューニングされます。この通信は、RMS とのポイントツーポイント セッションを確立するユニキャスト チャネル上を流れます。

SIP ベースの通信を使用した場合、RMS は、PMC が伝送可能な最大数の音声ストリームを徹底させ、これを追跡します。

SIP ベースのリモート接続に失敗した場合、PMC は、チャネルの横に黄色い三角形の可視インジケータを表示します。詳細については、「チャネルのアクティブ化に関する問題の識別」を参照してください。

Cisco IPICS は、サーバで設定されている、指定された時間間隔を置いた後にトラフィック アクティビティが存在しない場合、リモート接続によって接続されているチャネルを非アクティブにすることがあります。非アクティブにされたチャネルを再度アクティブにするには、PMC 上の Activate ボタンをクリックします。

マルチキャスト アドレス/ポート:このタイプの接続では、PMC はマルチキャスト チャネルに直接チューニングされます。マルチキャスト通信のトラブルシューティングの詳細については、「マルチキャスト通信の問題のトラブルシューティング」を参照してください。

PMC では、チャネルまたは VTG ごとに、最大 3 つの同時マルチキャスト音声ストリームがサポートされています。

PMC では、許容される最大数を超える音声ストリームは伝送されません。PMC は常に音声ストリームの数を追跡し、最大数を超えていない場合にだけ音声ストリームを伝送します。

PMC では、チャネルまたは VTG が伝送していないことを視覚的または聴覚的に示す表示はされません。


ヒント 必ず受信インジケータで PMC トラフィックを監視し、他の Cisco IPICS ユーザの発言に重ならないようにします。受信インジケータがアクティブを示しているときは、トラフィックを受信しています。受信インジケータがアクティブを示しているときに発言した場合、相手に聞こえない可能性があります。

表3-5 は、最大数の音声ストリームを超えたために伝送が停止したときの PMC の動作を説明しています。

 

表3-5 最大数の音声ストリームを超えた場合の PMC の動作

機能
動作

チャネルのラッチ

最大数の音声ストリームを超えたときにユーザがチャネルのラッチを試みた場合、PTT チャネル ボタンとラッチ インジケータは、伝送中の場合と同様に強調表示されます。PMC はランダムな間隔で伝送を試みます。

ラッチされたチャネル

チャネルがラッチされた後、最大数の音声ストリームを超えたために伝送が停止した場合、PTT チャネル ボタンとラッチ インジケータは、伝送中と同様に強調表示されたままです。PMC はランダムな間隔で伝送を試みます。

DTMF トーン伝送

1 つまたは複数のチャネル上で DTMF トーンを伝送している場合、チャネルのいずれか 1 つで伝送が停止しても、PMC には何も表示されません。伝送が停止したチャネルを除くすべてのチャネル上で、DTMF トーンの再生が続行されます。PMC が伝送を再開できる状態になると、現在のポイントから DTMF トーンの再生が続行されます。伝送が終了すると、すべての PTT チャネル ボタンが非伝送モードに戻ります。

アラート トーン伝送

1 つまたは複数のチャネル上でアラート トーンを伝送している場合、チャネルのいずれか 1 つで伝送が停止しても、PMC には何も表示されません。伝送が停止したチャネルを除くすべてのチャネル上で、アラート トーンの再生が続行されます。PMC が伝送を再開できる状態になると、現在のポイントからアラート トーンの再生が続行されます。伝送が終了すると、すべての PTT チャネル ボタンが非伝送モードに戻ります。

All Talk チャネル伝送

All Talk チャネルを使用して伝送している場合、チャネルのいずれか 1 つで伝送が停止しても、PMC には何も表示されません。伝送が停止したチャネルを除くすべてのチャネル上で、音声伝送が続行されます。PMC が伝送を再開できるようになると、現在のポイントから音声伝送が続行されます。

最初の PMC ログイン時に、PMC は、個人設定されたチャネル リストと定義済みロケーションのリストをサーバから取得します。リストからロケーションを選択するように求めるダイアログボックスが表示されます(このプロンプトは、最初のログイン直後に PMC ごとに 1 回だけ表示されます)。ロケーションの選択の詳細については、「PMC アプリケーションの起動」を参照してください。

PMC セッションに使用するネットワーク アクセス接続のタイプに対応したロケーションを選択します。

サーバはこのロケーションを使用して、ロケーションに適したチャネル通信のタイプ(SIP ベース ユニキャストまたはマルチキャスト)を指定します。

ユーザが別のロケーションに移動した場合、ユーザは使用可能な別のロケーションを選択して、ロケーションを明示的に変更できます。


ヒント 適切なロケーションを選択する方法については、システム管理者の指示に従ってください。選択したロケーションが不適切で、音声トラフィックが聞こえない場合は、チャネル上で音声が聞こえるようになるまで、別のロケーションを選択します。ロケーションを変更するには、ロケーション選択ダイアログボックスのドロップダウン リスト ボックスから、使用可能な別のロケーションを選択します。適切なロケーションが見当たらない場合は、リモート ロケーションを選択できます。ただし、リモート ロケーションではネットワーク リソースの使用率が高まり、チャネル上の伝搬遅延も増大します。

デフォルト ロケーション

各 PMC ユーザに、デフォルト ロケーションを定義できます。

設定の一部として、Cisco IPICS サーバはデフォルト ロケーションを PMC に通知します。

PMC は、デフォルト ロケーションを使用するか別のシステム定義のロケーションを使用するかを、サーバに通知します。

ロケーション選択ウィンドウに表示されるリストでは、デフォルト ロケーションか、ユーザが最後に選択したロケーションがあらかじめ選択されています。

コーデックのサポート

音声圧縮アルゴリズムは、通常コーデックと呼ばれます(コーダ/デコーダ)。符号化とは、デジタル化された信号をより効率的な伝送形式に符号化するプロセスです。復号とは、符号化された信号を元の形式に復元するプロセスです。

コーデックは、音声品質、圧縮率と帯域幅、DTMF(Dual Tone MultiFrequency)とモデム トラフィックを伝搬する機能、およびサポート可能なチャネル(コール)の数によって異なります。

Cisco IPICS サーバは、PMC が使用するコーデックをチャネルごとに定義し、この情報を PMC に送信します(必要に応じて、コーデック設定が上書きされることがあります)。

本リリースでは、PMC は次のコーデックをサポートしています。

G.711:G.711 はパルス符号変調(PCM)を実行します。公衆電話網で使用されている標準デジタル チャネルです。PCM では圧縮は行われないため、トランスコーディング用のデジタル シグナル プロセッサ(DSP)リソースは必要ありません。

G.729:G.729 は複雑さが中程度のコーデックで、音声シグナル コンポーネントを 8 kbps ストリームに圧縮します。G.729 には、トランスコーディング用の DSP リソースが必要です。


) コーデックの設定を誤ると、PMC 上で音声の問題が発生することがあります。詳細については、「コーデックのミスマッチに関する問題の解決」を参照してください。


VoIP コールごとの帯域幅の要求およびガイドラインの詳細については、
http://www.cisco.com/en/US/tech/tk652/tk698/technologies_tech_note09186a0080094ae2.shtml で「 Voice Over IP - Per Call Bandwidth Consumption 」を参照してください。

パケット音声コールの帯域幅の要求の計算方法に関するガイダンスを示すインタラクティブなツールは、 http://tools.cisco.com/Support/VBC/do/CodecCalc1.do の「 Voice Codec Bandwidth Calculator 」にアクセスして入手してください。このツールは、さまざまなタイプのメディアで、さまざまな音声プロトコル用のさまざまなコーデックで使用される帯域幅に関する情報を提供します。

関連項目

「Cisco IPICS システムのコンポーネント」

「アーキテクチャ/配置」

「PMC アプリケーションの起動」

「ロケーション サポート」

「PMC エンドユーザ インターフェイスの設定」

「音声品質の問題のトラブルシューティング」

その他の情報

Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.1(1)