Cisco IPICS Server インストレーション アップグレード ガイド Release 2.1(1)
Cisco IPICS のアップグレード
Cisco IPICS のアップグレード
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1,001KB) | フィードバック

目次

Cisco IPICS のアップグレード

開始する前に

Cisco IPICS サーバ ソフトウェアの直接アップグレードの実行

Cisco IPICS サーバ ソフトウェアのリモート アップグレードの実行

Cisco IPICS のアップグレード

現行の Cisco IPICS サーバが Release 2.0(2) または 2.0(2) SR1 を実行している場合は、シスコが提供する CD-ROM を使用して Release 2.1(1) にアップグレードできます。Cisco IPICS Release 2.1(1) に対応したソフトウェアの入手方法については、シスコの代理店にお問い合せください。


ヒント アップグレードに対応している Cisco IPICS のバージョンを確認するには、最新版の『Cisco IPICS Compatibility Matrix』を
http://www.cisco.com/en/US/products/ps7026/tsd_products_support_series_home.html で参照してください。


この章では、ソフトウェアを Cisco IPICS Release 2.1(1) にアップグレードする手順、およびこのアップグレード プロセスを完全に実施するために必要となる、その他の作業について説明します。この章は、次の項で構成されています。

「開始する前に」

「Cisco IPICS サーバ ソフトウェアの直接アップグレードの実行」

「Cisco IPICS サーバ ソフトウェアのリモート アップグレードの実行」

開始する前に

次の点に注意して、サーバ ソフトウェアをアップグレードする前に次の操作を 1 つ以上実行してください。

リモート ホストにデータベースのバックアップを取っておくことをお勧めします。アップグレード中に問題が発生した場合は、Cisco IPICS Release 2.0(2) サーバ ソフトウェアを再インストールし、リモートのバックアップからデータベースを復元してシステムを以前の状態に戻すことができます。Cisco IPICS データベースのバックアップと復元については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide Release 2.1(1) 』の「Performing Cisco IPICS Backup and Restore Operations」の章を参照してください。

サポートされる最新の PMC の新バージョンでは、PMC ダウンロード プロセスが段階的に行われるように設定できます。PMC のダウンロードを段階的に行うと、長時間かけて一度にすべてのユーザに PMC をダウンロードする場合の負荷を軽減できます。この機能については、『 Cisco IPICS Server
Administration Guide, Release 2.1(1)
』の「Performing Cisco IPICS System
Administrator Tasks」の章の「Installing a New PMC Version Before You Upgrade Your Cisco IPICS Server」の項を参照してください。

Cisco IPICS は、アップグレード中、チャネル、VTG、およびユーザの既存のアトリビュートを保持します。ただし、Release 2.1(1) で新規チャネルまたは VTG を作成する場合、Allow Latch アトリビュートのデフォルト設定は無効(チェックなし)に設定されます。Allow Latch アトリビュートの詳細については、『 Cisco IPICS Server Administration Guide, Release 2.1(1) 』の
「Performing Cisco IPICS System Administrator Tasks」の章を参照してください。

Cisco IPICS サーバ ソフトウェアの直接アップグレードの実行

Cisco IPICS サーバに物理的にアクセスできる場合は、サーバ ソフトウェアをサーバ上で直接アップグレードできます。アップグレードを実行するには、製品パッケージに同梱されている Cisco IPICS Release 2.1(1) インストール CD が必要です。

Cisco IPICS のアップグレードを実行するには、ルート ユーザとしてログインする必要があります。他のユーザ ID を使用してアップグレードを実行しようとすると、エラーが返されてアップグレードが終了します。


) アップグレード プロセスを途中で終了するには、Ctrl+C キーを押します。


Cisco IPICS サーバ ソフトウェアを直接アップグレードするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 端末のコンソールで、 hostname login: フィールドに root と入力し、 Enter キーを押します。

ルート ユーザのパスワードを入力するように求められます。

ステップ 2 「Cisco IPICS オペレーティング システムのインストール」ステップ 16 で作成したルート ユーザのパスワードを入力し、 Enter キーを押します。

ルート ユーザとして Cisco IPICS オペレーティング システムにログインした状態になります。

ステップ 3 次のコマンドを入力して、CD の内容をサーバにマウントします。

[root]# mount /mnt/cdrom


) インストール プロセス中に CD にアクセスすると、cdrom_decode_error などのエラー メッセージが表示される場合があります。これらのメッセージは、Cisco IPICS サーバのインストールおよび動作には影響しませんので、無視してかまいません。


ステップ 4 CD のロケーションに移動するには、次のコマンドを入力します。

[root]# cd /mnt/cdrom

ステップ 5 インストーラ ファイルを表示するには、次のコマンドを入力します。

[root] # ls -l

CD のディレクトリが表示されます。

ステップ 6 インストーラ ファイルをディレクトリ リストで確認します。

Cisco IPICS のインストーラ ファイルには.run というファイル拡張子が付いています。

ステップ 7 アップグレードを開始するには、次のコマンドを入力します。

[root]# bash < upgradefilename > .run

表示の意味は次のとおりです。

< upgradefilename > .run には、ステップ 6 で確認したインストーラ ファイルの名前を指定します。

Cisco IPICS によってインストール プログラムが開始され、現行のサーバ ソフトウェアを上書きまたはアップグレードするよう求めるプロンプトが表示されます。

ステップ 8 サーバ ソフトウェアをアップグレードするには、次の選択肢から 2 を選択します。

1) Install:Cisco IPICS の以前のバージョンを上書きします。サーバにインストールされている現行バージョンの設定とユーザ データは、すべて失われます。

2) Upgrade:現行バージョンを Release 2.1(1) にアップグレードできます。

3) Quit:インストール プログラムをキャンセルします。


) インストーラが表示するオプションは、システムで実行されている現在のソフトウェア バージョンによって異なります。


エンド ユーザ ライセンス契約が表示されます。

ステップ 9 Space キーを押してスクロールし、契約書の全文を表示します。ライセンス契約に同意する場合は、 y または yes と入力してアップグレードを続行します。アップグレードを続行するには、契約にご同意いただく必要があります。

ipics ユーザのパスワードを入力するように求められます。ipics ユーザはアプリケーション レベルのユーザ ID であり、Cisco IPICS Administration Console を使用して、管理に関連するすべての作業を実施できます。

ステップ 10 ipics ユーザのパスワードをパスワード フィールドに入力します。

セキュリティ性の高いパスワードにするには、少なくとも 8 文字にし、次の文字をそれぞれ 1 文字以上含むパスワードを使用します。

1 文字の英小文字

1 文字の英大文字

1 文字の数字

次のいずれかの特殊文字:

@ [ ] ^ _ ` ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; { < | = } > ~ ?

ステップ 11 パスワードを再度入力します。

Cisco IPICS の ipicsadmin(管理)ユーザのパスワードを変更するように求められます。ipicsadmin ユーザは、データベースのバックアップと復元の操作に関連する Cisco IPICS システムのフォルダ、ファイル、およびスクリプトに対する権限を持っています。

ステップ 12 パスワード フィールドにセキュリティ性の高いパスワードを入力して、ipicsadmin ユーザのパスワードを変更します。

ステップ 10 で説明したパスワード ガイドラインに従ってください。

ステップ 13 アップグレードを続行するには、 y または yes を入力します。

アップグレード プロセスが開始されます。

経過表示バーが表示され、アップグレードの進捗率が示されます。

アップグレードが完了すると、アップグレードが正常に完了したことを知らせるメッセージが表示されます。

ステップ 14 y または yes と入力して、コンピュータをリブートします。

システムがリブートし、Cisco IPICS サーバを使用できる状態になります。


Restart Later オプションを選択する場合は、Cisco IPICS にログインする前に再起動してください。Tomcat サービスやデータベース サーバなどの Cisco IPICS プロセスは、サーバをリブートするまでは起動しません。



 

Cisco IPICS サーバ ソフトウェアのリモート アップグレードの実行

この項では、ネットワークにリモートで接続されている PC またはその他のデバイスから Cisco IPICS サーバ ソフトウェアをアップグレードする手順について説明します。

Cisco IPICS サーバ ソフトウェアをリモート ロケーションからアップグレードするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 次のいずれかのタスクを実行して、インストーラ ファイルを Cisco IPICS インストール CD から Cisco IPICS サーバに転送します。

CD を Cisco IPICS サーバに挿入し(または、他の人に挿入を依頼し)、インストーラ ファイルをサーバにコピーします。この手順を実行するには、ステップ 2 で説明している手順に従います。

CD を PC に挿入し、SSH Secure Shell Client ソフトウェア(または同等の機能を備えたソフトウェア)などの FTP クライアント ソフトウェア プログラムを使用して、インストーラ ファイルを Cisco IPICS サーバに転送します。この手順を実行するには、ステップ 3 で説明している手順に従います。

ステップ 2 インストーラ ファイルを CD からコピーするには、次の手順を実行します。

a. Cisco IPICS インストール CD をサーバのディスク ドライブに挿入します。

b. Start > Programs > SSH Secure Shell > Secure Shell Client を選択して、Cisco IPICS サーバにリモートで接続します。


) SSH のアイドル タイムアウト値は、120 分(2 時間)です。このため、SSH のリモート接続セッションを 2 時間以上放置してセッションをタイムアウトさせないでください。



ヒント Secure Shell Client が PC にインストールされていない場合は、別のセキュア クライアント プログラムを使用してください。

c. Quick Connect をクリックして、Cisco IPICS サーバに接続します。

Connect to Remote Host ウィンドウが表示されます。

d. Host フィールドに Cisco IPICS サーバの DNS ホスト名または IP アドレスを入力してから、 Tab キーを押します。

e. User Name フィールドに root と入力します。

f. Connect をクリックします。

Enter Password ウィンドウが表示されます。

g. ルート ユーザのパスワードを入力し、 OK をクリックします。

SSH Secure Shell Client ソフトウェアのウィンドウが表示されます。

h. 次のコマンドを入力して、CD の内容をサーバにマウントします。

[root]# mount /mnt/cdrom

i. 次のコマンドを入力して、CD の cdrom サブフォルダに移動します。

[root]# cd /mnt/cdrom

j. インストーラ ファイルを表示するには、次のコマンドを入力します。

[root] # ls -l

CD のディレクトリが表示されます。

k. インストーラ ファイルをディレクトリ リストで確認します。

Cisco IPICS のインストーラ ファイルには.run というファイル拡張子が付いています。

l. 次のコマンドを入力して、インストーラ ファイルを /root ディレクトリにコピーします。

[root]# cp /mnt/cdrom/ < installerfilename > .run /root

表示の意味は次のとおりです。

< installerfilename > .run は、ステップ j で表示された .run ファイルの名前を表しています。

インストーラ ファイルが CD から /root ディレクトリにコピーされます。

m. 次のコマンドを入力して、 /mnt/cdrom ディレクトリからサーバ上の内部ディレクトリに移動します。

[root]# cd < serverdirectory >

表示の意味は次のとおりです。

< serverdirectory > は、サーバ上の内部ディレクトリまたはサブディレクトリです。

n. インストール CD をアンマウントし、ディスク ドライブから取り出すには、次のコマンドを入力します。

[root]# eject


/mnt/cdrom ディレクトリから移動し、eject コマンドを入力して CD の内容をアンマウントし、サーバから CD を取り出す必要があります。イジェクト ボタンを押して CD を取り出そうとしても、CD は取り出せません。


o. アップグレードを続行するには、ステップ 4 に進みます。

ステップ 3 ファイルをリモート ロケーションからサーバに転送するには、次の手順に従います。

a. Cisco IPICS インストール CD を PC の CD ドライブに挿入します。

b. Start > Programs > SSH Secure Shell > Secure File Transfer Client を選択して、Secure File Transfer Client を開きます。


) PC に Secure File Transfer Client がインストールされていない場合は、PC とサーバの間でセキュアなファイル転送セッションを実行できる、その他のプログラムを使用してください。


SSH Secure Shell の File Transfer Client ウィンドウが表示されます。PC のデスクトップが左側のペインに表示されます。

c. Quick Connect をクリックして、Cisco IPICS サーバに接続します。

Connect to Remote Host ウィンドウが表示されます。

d. Host フィールドに、Cisco IPICS サーバの DNS ホスト名または IP アドレスを入力します。次に、 Tab キーを押します。

e. User Name フィールドに root と入力します。

f. Connect をクリックします。

Enter Password ウィンドウが表示されます。

g. ルート ユーザのパスワードを入力し、 OK をクリックします。

SSH Secure Shell の File Transfer Client が Cisco IPICS サーバに接続し、/root ディレクトリの内容をウィンドウの右側のペインに表示します。

h. ウィンドウの左側のペインで、Cisco IPICS インストール CD のロケーションに対応する PC 上のフォルダに移動します( My Computer\Compact Disk Z: など)。

i. CD フォルダをダブルクリックして、CD の内容を参照します。

CD の内容が表示されます。

j. cdrom サブフォルダをダブルクリックして、フォルダの内容を参照します。

k. CD の cdrom サブフォルダにあるインストーラ ファイルを確認します。

インストーラ ファイルは、拡張子が .run になっています。

l. ウィンドウの左側のペインから右側のペインに向かってインストーラ ファイルをドラッグし、コピー プロシージャを開始します。

ファイルがサーバの /root ディレクトリにコピーされている間は、進捗ウィンドウが表示されます。コピー プロシージャが完了すると、インストーラ ファイルが右側のペインに表示されます。

m. SSH Secure Shell の File Transfer Client を閉じます。

ステップ 4 SSH Secure Shell Client ソフトウェアまたは同等の機能を備えたソフトウェアを使用して、Cisco IPICS サーバにアクセスするターミナル ウィンドウを開きます。

ステップ 5 User Name フィールドに root と入力します。

ステップ 6 Connect をクリックします。

Enter Password ウィンドウが表示されます。

ステップ 7 ルート ユーザのパスワードを入力し、OK をクリックします。

SSH Secure Shell Client ソフトウェアのウィンドウが表示されます。

ステップ 8 インストーラ ファイルを表示するには、次のコマンドを入力します。

[root] # ls -l

/root ディレクトリの内容が表示されます。

ステップ 9 インストーラ ファイルをディレクトリ リストで確認します。

Cisco IPICS のインストーラ ファイルには.run というファイル拡張子が付いています。

ステップ 10 次のコマンドを入力して、インストーラ ファイルのアクセス モードを変更します。

[root]# chmod 550 < installerfilename > .run

表示の意味は次のとおりです。

< installerfilename > .run は、インストーラ ファイルの名前を表しています。


) このコマンドを入力すると、ルート ユーザ ID でインストーラ ファイルを読み取りおよび実行できます。


ステップ 11 Cisco IPICS サーバ ソフトウェアの直接アップグレードの実行」の項で説明されている手順を参照し、ステップ 7 から始めて、SSH Secure Shell Client ソフトウェア(または同等の機能を備えたソフトウェア)ウィンドウからインストーラを実行します。