Cisco IPICS サーバ アドミニストレーション ガイド リリース 4.0
Cisco IPICS のサービサビリティ情 報および診断情報の概要
Cisco IPICS のサービサビリティ情報および診断情報の概要
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2010/05/03 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Cisco IPICS のサービサビリティ情報および診断情報の概要

[Serviceability] トレイの概要

ダッシュボード ウィンドウでの情報の表示

[System Dashboard] の概要

[Channel Dashboard] の概要

[Incident Dashboard] の概要

[Virtual Talk Group Dashboard] の概要

[User Dashboard] の概要

[License Dashboard] の概要

[RMS Dashboard] の概要

CiscoIPICS サーバ診断情報の表示

サーバ診断情報のダウンロード

CiscoIPICS システム ログの表示

システム ログの重大度の概要

ERROR メッセージまたは WARNING メッセージによるシステム ログの検索

システム ログのダウンロード

CiscoIPICS RCS ログの表示

RCS ログの重大度の概要

ERROR メッセージまたは WARNING メッセージによる RCS ログの検索

RCS ログのダウンロード

Cisco IPICS のサービサビリティ情報および診断情報の概要

この章では、Cisco IPICS で取得できるサービサビリティ情報および診断情報について説明します。この章は、次の項で構成されています。

「[Serviceability] トレイの概要」

「ダッシュボード ウィンドウでの情報の表示」

「Cisco IPICS サーバ診断情報の表示」

「Cisco IPICS システム ログの表示」

[Serviceability] トレイの概要

[Serviceability] トレイは Administration Console の [Server] タブにあり、次のウィンドウで構成されています。

Dashboard:[Dashboard] ウィンドウには、Cisco IPICS システムおよびリソースの情報が表示されます。このウィンドウに表示される情報の詳細については、「ダッシュボード ウィンドウでの情報の表示」を参照してください。

Diagnostics:このウィンドウには、Cisco IPICS サーバおよびサーバと対話する Cisco IPICS システム コンポーネントの概要が表示されます。このウィンドウでは、診断スクリプトを実行したり、その結果や追加の診断情報をダウンロードしたりもできます。[Diagnostics] ウィンドウの詳細については、「Cisco IPICS サーバ診断情報の表示」を参照してください。

System Logs:このウィンドウには、Cisco IPICS のロギング情報が表示されます。この情報は、システムのトラブルシューティングやデバッグに役立ちます。[System Logs] ウィンドウの詳細については、「Cisco IPICS システム ログの表示」を参照してください。

ダッシュボード ウィンドウでの情報の表示

ダッシュボード ウィンドウには、システム全体のステータスに関する最新の情報がリアルタイムで表示されます。このウィンドウに表示される情報の対象となるのは、すでに使用しているリソースと使用可能なリソースです。これらのリソースには、中央処理装置(CPU)やメモリの使用率などのシステム リソースから、チャネル、インシデント、VTG、ユーザ、ライセンス、および RMS の詳細などのエンティティ リソースまで、さまざまなものが含まれます。

このウィンドウには複数のペインがあり、各リソースがそれぞれ別のペインに表示されます。各ペインはダッシュボードとも呼ばれます。


ヒント このウィンドウ内の要素を更新し、最新の情報を取得するには、ウィンドウの上部にある [Refresh] をクリックします。


この項では、次のトピックを扱います。

「[System Dashboard] の概要」

「[Channel Dashboard] の概要」

「[Incident Dashboard] の概要」

「[Virtual Talk Group Dashboard] の概要」

「[User Dashboard] の概要」

「[License Dashboard] の概要」

「[RMS Dashboard] の概要」

[System Dashboard] の概要

[System Dashboard] には、Cisco IPICS ポリシー エンジン、サーバのメモリおよびハード ディスクの使用率、およびマルチキャスト アドレスに関する情報が表示されます。このペインに含まれる要素については、表 12-1 を参照してください。

ポリシー エンジン サービスおよびトレース ファイルの関連情報については、「ダイヤル エンジン サービスに関する情報の取得」および「ポリシー エンジンのトレースの管理」を参照してください。

 

表 12-1 [System Dashboard] の要素

要素
説明

Policy counts [multi-purpose, invitation]

ポリシー エンジンで使用できるポリシー(アクティブまたは非アクティブ)の総数が多目的ポリシーおよび招待ポリシーごとに表示されます。ポリシー タイプの詳細については、「ポリシーの追加」および「ポリシーのアクションの管理」を参照してください。

Policy Engine status

ポリシー エンジンのステータス。ステータスが [Up] の場合はポリシー エンジンがアクティブであることを示し、[Down] の場合はポリシー エンジンが非アクティブであることを示します。

Configured activity log size (in MB)

アクティビティ ログ ファイルの最大サイズ。

(注) アクティビティ ログの詳細については、「アクティビティ ログの管理」を参照してください。

Current activity log size (in MB)

アクティビティ ログ ファイルの現在のサイズ。

Free memory (in MB)

Cisco IPICS サーバ上のランダム アクセス メモリ(RAM)の空き容量。RAM は Cisco IPICS サーバのデュアル インライン メモリ モジュール(DIMM)から取得されます。

Used memory (in MB)

サーバが現在使用している RAM の量。

CPU - percent idle

アイドル状態にある使用可能な CPU リソースの割合。CPU リソースはサーバの CPU から取得されます。

Disk usage (in GB) [used / free / total]

サーバで現在使用されているディスク スペースの量、サーバで現在使用できる空きディスク スペースの量、およびサーバに搭載されたハード ディスクの総容量。

Total/Available number of multicast addresses in pool

マルチキャスト アドレス プール内のマルチキャスト アドレスの総数、および使用可能なマルチキャスト アドレスの数。マルチキャスト アドレス プールの詳細については、「マルチキャスト プールの管理」を参照してください。

[Channel Dashboard] の概要

[Channel Dashboard] には、システム内のチャネルの総数、有効なチャネル、無効なチャネル、アクティブなチャネル、および接続済みチャネルの数、および各チャネルの現在のステータスが表示されます。チャネルおよび Cisco IPICS でのチャネルの使用の詳細については、「PTT チャネルとチャネル グループの管理」を参照してください。

このペインに含まれる要素については、表 12-2 を参照してください。

 

表 12-2 [Channel Dashboard] の要素

要素
説明

Total number of channels

Cisco IPICS サーバに設定されたチャネルの総数。

Number of enabled channels

有効になっているチャネルの数。

Number of disabled channels

無効になっているチャネルの数。

Media Connection Count (for enabled channels)

このフィールドは、[Configuration] > [Channels] ウィンドウで有効になっているチャネルにマッピングされたメディア接続割り当ての総数を表します。有効になっているチャネルに複数のメディア接続割り当てがある場合、このフィールドの値は有効になっているチャネルの数より大きくなります。

Number of active channels

仮想トーク グループ(VTG)内の有効になっているチャネルの数。

[Incident Dashboard] の概要

[Incident Dashboard] には、システム内のインシデントの総数と、アクティブおよび非アクティブのインシデントの数に関する情報が表示されます。チャネルおよび Cisco IPICS でのチャネルの使用の詳細については、「インシデントの管理」を参照してください。

このペインに含まれる要素については、表 12-3 を参照してください。

 

表 12-3 [Incident Dashboard] の要素

要素
説明

Total number of incidents

Cisco IPICS サーバに設定されたインシデントの総数。

Number of active incidents

アクティブなインシデントの数。

Number of inactive incidents

非アクティブなインシデントの数。

[Virtual Talk Group Dashboard] の概要

[Virtual Talk Group Dashboard] には、システム内の VTG および非アクティブ VTG の数に関する情報が表示されます。VTG の詳細については、「VTG の管理」を参照してください。

このペインに含まれる要素については、表 12-4 を参照してください。

 

表 12-4 [VIrtual Talk Group Dashboard] の要素

要素
説明

Number of VTG templates

サーバ内に存在する VTG テンプレートまたは非アクティブ VTG の数。

Number of active VTGs

現在アクティブな VTG の数。

[User Dashboard] の概要

[User Dashboard] には、Administration Console にログインしているユーザの数、Cisco Unified IP Phone を使用して Cisco IPICS にログインしているユーザの数、および IDC を使用して Cisco IPICS にログインしているユーザの数に関する情報が表示されます。ユーザの詳細については、「ユーザの管理」を参照してください。

[User Dashboard] の要素については、表 12-5 を参照してください。

 

表 12-5 [User Dashboard] の要素

要素
説明

Number of users logged in to the administration console

Administration Console にログインしているユーザの総数。

Number of Cisco Unified IP phone users logged in to Cisco IPICS

Cisco IPICS システムにログインしている Cisco Unified IP Phone ユーザの総数。

Number of IDC users logged in to Cisco IPICS

Cisco IPICS システムにログインしている IDC ユーザの総数。

Number of users dialed in to Cisco IPICS

Cisco IPICS システムのダイヤルイン機能を使用しているユーザの総数。

[License Dashboard] の概要

[License Dashboard] には、さまざまな項目に関するライセンスの総数と、それらの項目の現在のステータスが表示されます。ライセンスの詳細については、「ライセンスの管理」を参照してください。

表 12-6 は、このペインに含まれる要素について説明したものです。

 

表 12-6 [License Dashboard] の要素

要素
説明

Concurrent LMR Ports

Cisco IPICS システムにおいてライセンスが取得されている同時 LMR ポートの数、および使用可能な LMR ポートの数。

Concurrent Multicast Ports

Cisco IPICS システムにおいてライセンスが取得されている同時マルチキャスト ポートの数、および使用可能なマルチキャスト ポートの数。

Concurrent Cisco Unified IP Phone Users

システムにおいてライセンスが取得されている同時 Concurrent Cisco Unified IP Phone ユーザの総数、および現在システムが受け入れ可能な Cisco Unified IP Phone の数。

Concurrent Dial Users

システムにおいてライセンスが取得されている同時ダイヤル ユーザの総数、および現在システムが受け入れ可能なダイヤル ユーザの数。

Concurrent Dispatch Console Silver Users

システムにおいてライセンスが取得されている同時 IDC Silver ユーザの総数、および現在システムが受け入れ可能な IDC Silver ユーザの数。

Concurrent Dispatch Platinum Users

システムにおいてライセンスが取得されている同時 IDC Platinum ユーザの総数、および現在システムが受け入れ可能な IDC Platinum ユーザの数。

Concurrent Mobile Endpoint Users

システムにおいてライセンスが取得されている同時モバイル クライアント(エンドポイント)ユーザの総数、および現在システムが受け入れ可能なモバイル エンドポイント ユーザの数。

[RMS Dashboard] の概要

[RMS Dashboard] には、システムにおいてライセンスが取得されている使用可能な音声ポートの数に関する情報が表示されます。RMS の詳細については、「RMS の管理」を参照してください。

このペインに含まれる要素については、表 12-7 を参照してください。

 

表 12-7 [RMS Dashboard] の要素

要素
説明

Total/Available voice ports

サーバに設定されている音声ポートの総数および使用可能な音声ポートの数。

Cisco IPICS サーバ診断情報の表示

[Diagnostics] ウィンドウには、Cisco IPICS サーバのさまざまなコンポーネントの診断情報が表示されます。

[Diagnostics] ウィンドウにアクセスすると、Cisco IPICS がスクリプトを実行して診断情報を取得します。この情報は [Diagnostic Summary] ペインに表示されます。このペインを更新し、サーバの最新の診断情報を表示するには、ウィンドウの左下にある [Execute Diagnostic Script] ボタンをクリックします。

このウィンドウに含まれるすべての診断情報を ipics.log ファイルとともにダウンロードするには、[Download Diagnostic Results] ボタンをクリックします。診断結果をダウンロードする方法の詳細については、「サーバ診断情報のダウンロード」を参照してください。

エラー メッセージに含まれるログ重大度情報の詳細については、「システム ログの重大度の概要」を参照してください。

[Diagnostic Summary] ペインに含まれる要素については、表 12-8 を参照してください。

 

表 12-8 [Diagnostic Summary] ペインの要素

要素
説明

Cisco IPICS Server Hostname:

Cisco IPICS サーバのホスト名。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# hostname

Cisco IPICS Server Current Date and Time:

Cisco IPICS サーバの現在の日付と時刻。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# date

Cisco IPICS Server OS Version:

サーバに現在インストールされている Cisco IPICS オペレーティング システムのバージョン。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# cat /etc/redhat-release

Cisco IPICS Server Software Version:

Cisco IPICS サーバ ソフトウェアの現行バージョン。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# grep -i "ipics.server.version=" ${TOMCAT_HOME}/webapps/ipics_server/WEB-INF/classes/resources/common.properties

コマンドは引用符で囲まれた文字列を検索します。

Cisco IPICS Server Software Version upgrade history:

Cisco IPICS の現行バージョンがインストールされた日付と時刻、および Cisco IPICS サーバ ソフトウェアがアンインストールまたはアップグレードされた日時の履歴およびリリース バージョンが表示されます。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# cat /etc/ipics-release.history

Hardware Platform Details:

ハードウェア プラットフォームの詳細情報。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# cat /etc/hwprofile

CPU Details:

CPU の詳細情報。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# cat /proc/cpuinfo

Cisco IPICS Server Network Interface Card Information:

Cisco IPICS サーバに装着されているネットワーク インターフェイス カード(NIC)の設定、およびそれらの NIC で送受信されたパケット。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# ifconfig

Uploaded License File Name(s):

Cisco IPICS サーバにアップロードされているライセンス ファイルの名前。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# ls -l ${TOMCAT_HOME}/webapps/license/*

Uploaded License File Contents:

サーバにアップロードされているライセンス ファイルの内容。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# cat ${TOMCAT_HOME}/webapps/license/*

Cisco IPICS Database Status:

データベースの現在のステータス。データベースのステータスにはオンラインとオフラインがあります。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# onstat -

Cisco IPICS Tomcat Web Server Status:

Tomcat サービスの現在のステータス。Tomcat サービスは Web サーバとして機能します。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# ps -ef | grep tomcat

スクリプトを手動で実行してシステム全体の状態に関する詳細情報を収集するように指示される場合があります。

Cisco IPICS Radio Control Service Status:

Cisco IPICS Radio Control サービスの現在のステータス。このサービスはシリアル無線を制御します。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# service ipics_rcs status

Cisco IPICS Server Hard Disk Utilization Information:

サーバのハード ディスクの使用状況に関する情報。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# df -a

Cisco IPICS IDC Configuration File Contents:

idc.ini ファイルの内容。この情報は、Cisco IPICS ターミナル ウィンドウ セッションで次のコマンドを入力して取得することもできます。

[root]# cat ${TOMCAT_HOME}/webapps/ipics_server/
pmcdownloads/idc.ini

idc.ini ファイルの詳細および IDC インストーラの生成方法については、「IDC バージョンの管理」を参照してください。

サーバ診断情報のダウンロード

Cisco IPICS は、[Diagnostic Summary] ペインにシステムの診断情報の要約を表示します。診断情報の要約を最新のシステム ログ情報とともに PC にダウンロードできます。

診断情報の要約をダウンロードすると、診断情報の要約と最新の ipics.log ファイルが含まれる tar ファイルが作成されます。ipics.log ファイルの詳細については、「システム ログの重大度の概要」を参照してください。

サーバの診断情報をダウンロードするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Administration Console で [Serviceability] > [Diagnostics] に移動します。

ステップ 2 [Download Diagnostic Results] をクリックします。

[File Download] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 3 [Open] をクリックして、tar ファイルを開くか、PC に保存します。


) tar ファイル アーカイブを開いて抽出するためには、ダウンロード先のマシンに WinZip などのアプリケーションがインストールされている必要があります。


tar ファイルを開くと、次のファイルが表示されます。

tacout ファイルには、最新の診断情報の要約が含まれています。

ipics.log ファイルには、Cisco IPICS の最新のログ情報が含まれています。

lmgrd.log ファイルには、ライセンス マネージャのログ情報が含まれています。

ステップ 4 tar ファイルを PC に保存するには、[Save] をクリックします。

[Save As] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 5 tar ファイルを保存する PC 上の場所に移動します。

ステップ 6 [Save] をクリックします。

tar ファイルから tacout ファイル、 ipics.log ファイル、および lmgrd.log が抽出され、指定した場所に保存され、[Save As] ダイアログボックスが閉じます。

ステップ 7 PC 上のテキスト ファイル ビューアを使用してログ ファイルを表示します。


) ワードパッドなど、UNIX の改行文字を認識できるテキスト ファイル ビューアを使用してください。メモ帳では、ファイルが正しく表示されません。



 

Cisco IPICS システム ログの表示

Cisco IPICS では、[System Logs] ウィンドウで最新のサーバ ログ情報を表示できます。[Serviceability] > [System Logs] ウィンドウの [Recent System Log Entries] ペインには、Cisco IPICS システムのさまざまなコンポーネントで発生したプロセスを示すログ情報が表示されます。たとえば、最近の Tomcat サービスやポリシー エンジンのエントリを表示できます。これらのログに含まれる情報は、Cisco IPICS で問題が発生した場合のトラブルシューティングに役立ちます。


ヒント このウィンドウを更新し、最新のステータス情報を表示するには、[Refresh] をクリックします。


ログ情報を Administration Console で表示できれば、ログをファイルに保存し、PC にダウンロードすることも可能です。


) Cisco IPICS には、[System Logs] ウィンドウに表示されるもの以外のログも用意されています。アクティビティ ログなどのログを Administration Console で表示およびダウンロードできます。Cisco IPICS には、コンソール端末でサーバにアクセスすることによって使用できる追加のログがあります。


この項では、次のトピックを扱います。

「システム ログの重大度の概要」

「ERROR メッセージまたは WARNING メッセージによるシステム ログの検索」

「システム ログのダウンロード」

システム ログの重大度の概要

システム ログ エントリには、さまざまな重大度のメッセージが含まれます。情報レベルのメッセージから Cisco IPICS で発生した重大エラーを示すメッセージまで、各種のメッセージが記録されます。

表 12-9 で、[Recent System Log Entries] ペインで表示できるシステム ログ エントリのタイプについて説明します。

 

表 12-9 システム ログ エントリのタイプ

ログ エントリのタイプ
目的

TRACE

Cisco IPICS が要求を処理するために実行するプログラマティックな手順に関する詳細なデバッグ情報。

DEBUG

TRACE 情報より詳細度が低いデバッグ情報。

INFO

スケジュール ポリシーの開始などの注意すべきイベントに関する情報メッセージ。

WARN

Cisco IPICS が処理できない誤ったユーザ入力または要求などの発生に関する警告メッセージ。

ERROR

WARN メッセージに似ていますが、ライセンスが不足している場合などの重大度の高いメッセージです。ERROR メッセージは [Recent System Log Entries] ペインに赤色で表示されます。

FATAL

データベース接続の障害やルータの初期化エラーなど、ユーザによる対処が必要となる回復不可能なエラー。FATAL エラーでは、多くの場合、緊急にエラーを修正する必要があります。

FATAL エラーが発生すると、エラー通知メッセージが生成され、システム管理者の特権または All 特権を持つユーザの現在のウィンドウに表示されます。FATAL メッセージは [Recent System Log Entries] ペインにも赤色で表示されます。

FATAL エラーが再発する場合、または予期しないシステム障害が発生する場合は、シスコのテクニカル サポート担当者に連絡し、詳細な分析を行ってください。


) デフォルトでは、TRACE エラーおよび DEBUG エラーのメッセージはシステム ログに記録されません。シスコのテクニカル サポート担当者に指示された場合を除き、これらのエラーが対象となるロギング レベルをアクティブにしないことをお勧めします。


ERROR メッセージまたは WARNING メッセージによるシステム ログの検索

[Recent System Log Entries] ペインに表示されたステータス メッセージのタイプを視覚的に識別できるように、ログ エントリは重大度ごとに次の色で表示されます。

赤:赤で表示されるメッセージは、ERROR レベルのエラーが発生したことを示します。

青:青で表示されるメッセージは、WARNING レベルのエラーが発生したことを示します。

黒:黒で表示されるメッセージは、INFO レベルのエラーが発生したことを示します。

ERROR メッセージ、WARNING メッセージ、および INFO メッセージの総数が [Recent System Logs] ペインのすぐ下にある [Status Summary] 領域に表示されます。

次の手順を実行し、個々の ERROR メッセージまたは WARNING メッセージの表示もできます。

手順


ステップ 1 Administration Console で [Serviceability] > [System Logs] に移動します。

ステップ 2 色付きのドットで示された [Status Summary] 領域を表示して、ログに ERROR メッセージまたは WARNING メッセージが記録されているかどうかを確認します。

[Status Summary] 領域には、[Recent System Log Entries] ペインに表示されたメッセージの総数が表示されます。

赤(ERROR)または青(WARNING)で表示されたメッセージの数が 0 より大きい場合は、次の手順を実行してください。

ステップ 3 ウィンドウの右上にあるドロップダウン リストから次のいずれかのオプションを選択します。

Errors:ERROR レベルのメッセージを検索します。

Warnings:WARNING レベルのメッセージを検索します。

ステップ 4 矢印のボタンをクリックして移動しながら、個々の ERROR メッセージまたは WARNING メッセージを表示します。

[System Log] の最初のメッセージを検索するには、[| <] をクリックします。

システム ログ内で 1 つ前のメッセージに移動するには、[<] をクリックします。

システム ログ内で 1 つ前のメッセージに移動するには、[>] をクリックします。

システム ログの最後のメッセージに移動するには、[> |] をクリックします。


) システム ログの最初のメッセージを表示しているときには、矢印ボタンの [| <] および [<] がグレー表示になります。システム ログの最後のメッセージを表示しているときには、矢印ボタンの [> |] および [>] がグレー表示になります。



 

システム グのダウンロード

Cisco IPICS では、[Recent System Log Entries] ペインに最新のシステム ログ情報が表示され、すべてのシステム ログを PC にダウンロードできます。

Cisco IPICS では、ログ情報を連番のログ ファイルに保存します。ログ ファイルは ipics.log から始まり、ipics.log.1 から ipics.log.10 まで順に作成されます。

システム ログ情報は ipics.log ファイルに記録され、最大サイズの約 5.2 MB に達するまでデータが追加されます。

ipics.log ファイルが最大サイズになると、ファイル名に 1 から始まる連番が付けられ、新しい ipics.log ファイルが作成されて、そこに最新のログ データが記録されます。

このようなファイルにデータを書き込み、最大サイズになると新しいファイルを作成するプロセスは、ipics.log.1 から ipics.log.10 までの 10 個のシステム ログ ファイルと最新の ipics.log ファイルが作成されるまで継続します。

システム ログ ファイルの数が 10 に達すると、最も古いファイルが自動的に削除されます。

システム ログをダウンロードするときには、すべての ipics.log ファイルが含まれる zip ファイルが作成されます。

システム ログは次のディレクトリにあります。

/opt/cisco/ipics/tomcat/current/logs

システム ログをダウンロードするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Administration Console で [Serviceability] > [System Logs] に移動します。

ステップ 2 ウィンドウの下部、[Recent System Log Entries] ペインの下にある [Download] をクリックします。

[File Download] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 3 [Open] をクリックして、ipics_logs.zip ファイルを開くか、PC に保存します。


) tar ファイル アーカイブを開いて抽出するためには、ダウンロード先のマシンに WinZip などのアプリケーションがインストールされている必要があります。


zip ファイルが開き、ipics.log ファイルのリストが表示されます。


) ログ ファイルを表示するためには、ワードパッドなど、UNIX の改行文字を認識できるテキスト ファイル ビューアを使用する必要があります。メモ帳では、ファイルが正しく表示されません。


ステップ 4 zip ファイルを PC に保存するには、[Save] をクリックします。

[Save As] ダイアログが表示され、PC 上の zip ファイルの保存場所まで移動できます。

ステップ 5 zip ファイルを保存する場合は、[Save] をクリックします。

zip ファイルが解凍され、抽出されたファイルが指定した場所に保存され、[Save As] ダイアログボックスが閉じます。


 

Cisco IPICS RCSグの表示

Cisco IPICS では、[RCS Logs] ウィンドウで最新の無線制御サービス(RCS)ログ情報を表示できます。[Serviceability] > [RCS Logs] ウィンドウの [Recent RCS Log Entries] ペインには、シリアル RCS とそれが制御する無線に関する情報を示す、ログ情報が表示されます。これらのログに含まれる情報は、シリアル無線制御で問題が発生した場合のトラブルシューティングに役立ちます。


ヒント このウィンドウを更新し、最新のステータス情報を表示するには、[Refresh] をクリックします。


ログ情報を Administration Console で表示できれば、ログをファイルに保存し、PC にダウンロードすることも可能です。


) Cisco IPICS には、[RCS Logs] ウィンドウに表示されるもの以外のログも用意されています。アクティビティ ログなどのログを Administration Console で表示およびダウンロードできます。Cisco IPICS には、コンソール端末でサーバにアクセスすることによって使用できる追加のログがあります。


この項では、次のトピックを扱います。

「システム ログの重大度の概要」

「ERROR メッセージまたは WARNING メッセージによるシステム ログの検索」

「システム ログのダウンロード」

RCS ログの重大度の概要

RCS ログ エントリには、さまざまな重大度のメッセージが含まれます。情報レベルのメッセージから Cisco IPICS で発生した重大エラーを示すメッセージまで、各種のメッセージが記録されます。

表 12-10 で、[Recent System Log Entries] ペインで表示できるシステム ログ エントリのタイプについて説明します。

 

表 12-10 RCS ログ エントリのタイプ

ログ エントリのタイプ
目的

TRACE

Cisco IPICS が要求を処理するために実行するプログラマティックな手順に関する詳細なデバッグ情報。

DEBUG

TRACE 情報より詳細度が低いデバッグ情報。

INFO

スケジュール ポリシーの開始などの注意すべきイベントに関する情報メッセージ。

WARN

Cisco IPICS が処理できない誤ったユーザ入力または要求などの発生に関する警告メッセージ。

ERROR

WARN メッセージに似ていますが、ライセンスが不足している場合などの重大度の高いメッセージです。ERROR メッセージは [Recent System Log Entries] ペインに赤色で表示されます。

FATAL

データベース接続の障害やルータの初期化エラーなど、ユーザによる対処が必要となる回復不可能なエラー。FATAL エラーでは、多くの場合、緊急にエラーを修正する必要があります。

FATAL エラーが発生すると、エラー通知メッセージが生成され、システム管理者の特権または All 特権を持つユーザの現在のウィンドウに表示されます。FATAL メッセージは [Recent System Log Entries] ペインにも赤色で表示されます。

FATAL エラーが再発する場合、または予期しないシステム障害が発生する場合は、シスコのテクニカル サポート担当者に連絡し、詳細な分析を行ってください。


) デフォルトでは、TRACE エラーおよび DEBUG エラーのメッセージは RCS ログに記録されません。シスコのテクニカル サポート担当者に指示された場合を除き、これらのエラーが対象となるロギング レベルをアクティブにしないことをお勧めします。


ERROR メッセージまたは WARNING メッセージによる RCS ログの検索

[Recent RCS Log Entries] ペインに表示されたステータス メッセージのタイプを視覚的に識別できるように、ログ エントリは重大度ごとに次の色で表示されます。

赤:赤で表示されるメッセージは、ERROR レベルのエラーが発生したことを示します。

青:青で表示されるメッセージは、WARNING レベルのエラーが発生したことを示します。

黒:黒で表示されるメッセージは、INFO レベルのエラーが発生したことを示します。

ERROR メッセージ、WARNING メッセージ、および INFO メッセージの総数が [Recent RCS Logs] ペインのすぐ下にある [Status Summary] 領域に表示されます。

次の手順を実行し、個々の ERROR メッセージまたは WARNING メッセージの表示もできます。

手順


ステップ 1 Administration Console で [Serviceability] > [RCS Logs] に移動します。

ステップ 2 色付きのドットで示された [Status Summary] 領域を表示して、ログに ERROR メッセージまたは WARNING メッセージが記録されているかどうかを確認します。

[Status Summary] 領域には、[Recent RCS Log Entries] ペインに表示されたメッセージの総数が表示されます。

赤(ERROR)または青(WARNING)で表示されたメッセージの数が 0 より大きい場合は、次の手順を実行してください。

ステップ 3 ウィンドウの右上にあるドロップダウン リストから次のいずれかのオプションを選択します。

Errors:ERROR レベルのメッセージを検索します。

Warnings:WARNING レベルのメッセージを検索します。

ステップ 4 矢印のボタンをクリックして移動しながら、個々の ERROR メッセージまたは WARNING メッセージを表示します。

[RCS Log] の最初のメッセージを検索するには、[| <] をクリックします。

RCS ログ内で 1 つ前のメッセージに移動するには、[<] をクリックします。

RCS ログ内で 1 つ後のメッセージに移動するには、[>] をクリックします。

RCS ログの最後のメッセージに移動するには、[> |] をクリックします。


) RCS ログの最初のメッセージを表示しているときには、矢印ボタンの [| <] および [<] がグレー表示になります。RCS ログの最後のメッセージを表示しているときには、矢印ボタンの [> |] および [>] がグレー表示になります。



 

RCS ログのダウンロード

Cisco IPICS では、[Recent RCS Log Entries] ペインに最新の RCS ログ情報が表示され、すべての RCS ログを PC にダウンロードできます。

Cisco IPICS では、ログ情報を連番のログ ファイルに保存します。ログ ファイルは rcs.log から始まり、rcs.log.1 から rcs.log.10 まで順に作成されます。

RCS ログ情報は ipics.log ファイルに記録され、最大サイズの約 1 MB に達するまでデータが追加されます。

rcs.log ファイルが最大サイズになると、ファイル名に 1 から始まる連番が付けられ、新しい rcs.log ファイルが作成されて、そこに最新のログ データが記録されます。

このようなファイルにデータを書き込み、最大サイズになると新しいファイルを作成するプロセスは、rcs.log.1 から rcs.log.10 までの 10 個のシステム ログ ファイルと最新の rcs.log ファイルが作成されるまで継続します。

システム ログ ファイルの数が 10 に達すると、最も古いファイルが自動的に削除されます。

システム ログをダウンロードするときには、すべての rcs.log ファイルが含まれる zip ファイルが作成されます。

システム ログは次のディレクトリにあります。

/opt/cisco/rcs/logs

RCS ログをダウンロードするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Administration Console で [Serviceability] > [RCS Logs] に移動します。

ステップ 2 ウィンドウの下部、[Recent RCS Log Entries] ペインの下にある [Download] をクリックします。

[File Download] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 3 [Open] をクリックして、rcs_logs.zip ファイルを開くか、PC に保存します。


) tar ファイル アーカイブを開いて抽出するためには、ダウンロード先のマシンに WinZip などのアプリケーションがインストールされている必要があります。


zip ファイルが開き、rcs.log ファイルのリストが表示されます。


) ログ ファイルを表示するためには、ワードパッドなど、UNIX の改行文字を認識できるテキスト ファイル ビューアを使用する必要があります。メモ帳では、ファイルが正しく表示されません。


ステップ 4 zip ファイルを PC に保存するには、[Save] をクリックします。

[Save As] ダイアログが表示され、PC 上の zip ファイルの保存場所まで移動できます。

ステップ 5 zip ファイルを保存する場合は、[Save] をクリックします。

zip ファイルが解凍され、抽出されたファイルが指定した場所に保存され、[Save As] ダイアログボックスが閉じます。