Cisco IPICS サーバ アドミニストレーション ガイド リリース 4.0
Cisco IPICS RMS コンポーネント の設定
Cisco IPICS RMS コンポーネントの設定
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2010/05/03 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Cisco IPICS RMS コンポーネントの設定

セキュリティ機能の設定

T1/E1 コントローラの接続および設定

RMS 接続に関するガイドライン

RMS IP アドレスの選択に関するガイドライン

T1/E1 コントローラ、インターフェイス、および音声パラメータの設定

Cisco IPICS RMS コンポーネントの設定

この付録では、RMS ルータを Cisco IPICS で使用できるように設定する際の手順について説明します。Cisco IPICS サーバは Secure Shell Client ソフトウェアを使用して RMS にアクセスします。RMS の認証には、Cisco IPICS Administration Console で RMS に設定したクレデンシャルが使用されます。詳細については、 第 2 章「Cisco IPICS システムの管理作業」 で説明した RMS タスクを参照してください。


) • Cisco IPICS で RMS を使用したり RMS 管理タスクを実行したりするためには、まず RMS を設定する必要があります。

RMS は Cisco IPICS サーバから管理します。

各 Cisco IPICS サーバについて最低 1 つの RMS を設定する必要があります。

同じ RMS を複数の Cisco IPICS サーバに設定できません。

正常な機能性を確保するために、1 つの Cisco IPICS サーバに 1 つの RMS をマッピングしてください。このようにマッピングしない場合、使用可能性の問題が発生することがあります。たとえば、同じ RMS を複数のサーバにマッピングすると、設定の不一致により、IDC ユーザがチャネルまたは VTG をアクティブにするときにビジー トーンが聞こえることがあります。

サーバに複数の RMS コンポーネントがある場合は、この付録に記載された指示に従って各 RMS を個別に設定してください。


 


) Cisco IPICS は、この付録に記載されたとおりに設定された RMS コンポーネントだけをサポートすることに注意してください。


この付録では、RMS の設定方法について説明します。次のトピックを扱います。

「セキュリティ機能の設定」

「T1/E1 コントローラの接続および設定」

セキュリティ機能の設定

使用する他のルータの場合と同じように、RMS でアクセス コントロールなどのセキュリティ機能を設定することをお勧めします。アクセス コントロールによって、ルータや個々のサービスへのアクセスを許可するユーザを指定できます。Cisco IOS ソフトウェアは、認証、認可、アカウンティング(AAA)ネットワーク セキュリティ サービスを有効にし、ルータにアクセス コントロールを適用します。

AAA をアクセス コントロールの主要な方法として設定することにより、ネットワーク セキュリティの層を追加することをお勧めします。特に、ユーザの識別を行ってからネットワークおよびネットワーク サービスへのアクセスを許可するように、RMS で認証を有効にすることをお勧めします。この識別には、ログインおよびパスワード ダイアログ、チャレンジとレスポンス、メッセージング サポート、および暗号化が含まれます(選択するセキュリティ プロトコルによって異なります)。

AAA 認証を設定するには、認証方式の名前付きリストを定義し、そのリストを各種のインターフェイスに適用します。認証方式リストには、実行する認証のタイプと実行順序を定義します。定義した認証方式を実行する前に、このリストを特定のインターフェイスに適用する必要があります。


) Cisco IPICS は、他の認証方式リストが定義されていない場合にすべてのインターフェイスに自動的に適用されるデフォルト認証方式リストをサポートしています。


AAA を設定し、RMS に基本的なレベルのセキュリティを実装するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 AAA アクセス コントロール システムを有効にするには、グローバル コンフィギュレーション モードで次の CLI コマンドを入力します。

Router(config)# aaa new-model

このコマンドは AAA を初期化します。

ステップ 2 ログイン時にデフォルト認証方式を使用するように、方式キーワードを local として AAA 認証を設定するには、次のコマンドを入力します。

Router(config)# aaa authentication login default local

デフォルト認証方式リストが自動的にすべてのインターフェイスに適用されます。

方式キーワードとして local を使用すると、ルータは認証にローカル ユーザ名データベースを使用します。

ステップ 3 特権 EXEC モードのパスワードを設定するには、次のコマンドを入力します。

Router(config)# enable password <password>

password には、イネーブル パスワードを指定します。

ステップ 4 グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを入力し、ユーザ名ベースの認証システムを確立します。

Router(config)# username <name> privilege 15 password 0 <password>

表示の意味は次のとおりです。

name には、RMS に設定するユーザ名を指定します。 password には、ステップ 3 で設定したイネーブル パスワードを指定します。


) RMS には、必ず有効なユーザ名とパスワードを設定してください。


このコマンドは、ルータにユーザ名とパスワードを作成します。RMS を設定するときに、このユーザ名とパスワードを Cisco IPICS Administration Console に入力します。

privilege パラメータは、ユーザの特権レベルを定義します。値の範囲は 0 ~ 15 で、15 が最も高い特権レベルを表します。


) 認証が正しく実行されるように、Cisco IPICS サーバでは、RMS へのアクセス用として作成するユーザ名の特権レベルを 7 以上に設定する必要があります。


password パラメータの後の 1 桁の数字は、password の後のテキストを暗号化するかどうかを定義します。0 は、パスワードがクリア テキストで入力されることを意味します。

ステップ 5 次のコマンドを入力して、セキュア シェル(SSH)バージョン 2 プロトコルを有効にします。

Router(config)# ip ssh version 2

このコマンドは、RMS の SSH 制御パラメータを指定します。バージョン 2 を使用すると、RMS が誤ってセキュリティ レベルの低い SSH バージョン 1 接続を確立することがなくなります。


) Cisco IPICS サーバが RMS と正しく通信するために必要なプロトコルは SSH バージョン 2 だけです。RMS のセキュリティ レベルを最大限に高めるために、RMS を配置した後で、RMS の FTP、TFTP、HTTP、および HTTPS を無効にすることをお勧めします。これらのサービスを無効にするために必要な Cisco IOS コマンドの詳細については、Cisco IOS のマニュアルを参照してください。


ステップ 6 次のコマンドを入力して、暗号鍵を作成し、Cisco IPICS サーバから SSH を使用して Secure Sockets Layer(SSL)にアクセスできるようにします。

Router(config)# ip domain name < any domain name >

表示の意味は次のとおりです。

any domain name には、Cisco IOS ソフトウェアが修飾されていないホスト名(ドットで区切られたドメイン名のない名前)を補完するために使用するデフォルト ドメイン名を指定します。

Router(config)# crypto key generate rsa

モジュラスのビット数を入力するように要求された場合は、[768] を入力してください。

crypto key generate rsa コマンドは、RMS の Rivest, Shamir, Adelman(RSA)キー ペアとして、1 つの公開 RSA キーと 1 つの秘密 RSA キーを生成します。

ステップ 7 HTTP サーバを無効にするには(デフォルトで有効になります)、次のコマンドを入力します。

Router(config)# no ip http server

ip http secure-server コマンドを使用してセキュア HTTP サーバを有効にする場合は、 no ip http server コマンドを使用して標準 HTTP サーバを無効にし、標準 HTTP 接続からセキュア データにアクセスできないようにする必要があります。

ステップ 8 SSH バージョン 2 を使用したログインを有効にするには、次のコマンドを入力します。

Router(config)# line vty 0 15
Router(config-line)# transport input ssh
Router(config-line)# exec-timeout 22 0
Router(config-line)# privilege level 15


) exec-timeout パラメータは、ユーザ入力が検出されるまで EXEC コマンド インタープリタが待つ時間を設定します。exec-timeout の最適な値は 22(22 分)です。このパラメータを 5 分や 10 分などの短い時間に設定すると、Cisco IPICS がルータにアクセスするたびに(VTG を変更するときなど)、許容できない遅延が発生することがあります。このパラメータを 60 分などの長い時間に設定すると、許可されたログインが蓄積され、ルータが空いた回線を使い切ってしまうことがあります。exec-timeout を 0 に設定しないでください。0 に設定すると、タイムアウトが発生しません。



 

Cisco IOS の他のセキュリティ機能を設定することで、より厳重なセキュリティ対策を実装し、システム セキュリティを強化できます。認証、パスワード キュリティ、および追加のセキュリティの層の詳細については、Cisco IOS のマニュアルを参照してください。

T1/E1 コントローラの接続および設定

Cisco IPICS ソリューションでは、混合をサポートするために、1 つ以上の T1 または E1 ループバックを RMS にインストールする必要があります (RMS は、VTG を支えるためのマルチキャスト チャネルの混合、およびマルチキャスト チャネルまたは VTG との IDC SIP ベースのリモート(ユニキャスト)接続の混合をサポートします)。

ループバック ペアを実装するための設定手順は、使用するカードのタイプ、Cisco IOS のバージョン、およびサポートされている RMS のタイプによって異なることがあります。


) サポートされているインターフェイス カードおよび RMS ルータのリストについては、『Cisco IPICS Compatibility Matrix』を参照してください。


この項では、Cisco IPICS で T1 および E1 接続を使用する際のガイドラインを示し、これらのカード タイプの設定手順について説明します。次のトピックを扱います。

「RMS 接続に関するガイドライン」

「RMS IP アドレスの選択に関するガイドライン」

「T1/E1 コントローラ、インターフェイス、および音声パラメータの設定」

RMS 接続に関するガイドライン

RMS ルータで T1 または E1 接続を設定する場合は、次のガイドラインに従ってください。

最低 2 つの T1 または E1 コントローラを設定し、各コントローラに ds0 グループを割り当てます。

RMS ルータが 1 つのコントローラで同時にサポートできる数までの ds0 を割り当てます。

割り当てるポートは、ポート 0 から始まる連番で設定します。

通常、T1 コントローラは 24 個の ds0 をサポートしますが、使用できるデジタル シグナル プロセッサ(DSP)の数によっては、コントローラがサポートできる ds0 の数がそれより少なくなることもあります。DSP の詳細については、ステップ 6 を参照してください。


タイムスロット 24 は、フラクショナル T1 を使用する場合でも設定する必要があります。詳細については、「DS0 グループとタイムスロットのマッピングに関するガイドライン」を参照してください。


通常、E1 コントローラは 30 個の ds0 をサポートしますが、使用できる DSP の数によっては、コントローラがサポートできる ds0 の数がそれより少なくなることもあります。


タイムスロット 31 は、フラクショナル E1 を使用する場合でも設定する必要があります。詳細については、「DS0 グループとタイムスロットのマッピングに関するガイドライン」を参照してください。


音声の途絶や音質の低下などの問題が発生することがあるため、コントローラがサポートするリソースを超える ds0 を割り当てないように注意してください。

ルータ設定で次のコマンドを入力して、個々の音声ポートについて T1 または E1 コントローラを設定します。

ds0-group ds0-group-number timeslots timeslot-list type e&m-lmr

このコマンドでは、T1 または E1 コントローラの論理音声ポートを定義するとともにルータが PSTN と通信するためのシグナリング方式を設定する ds0 タイムスロットを指定しています。

表示の意味は次のとおりです。

ds0-group ds0-group number には、ds0 グループを指定します。

T1 接続の場合、指定できる値の範囲は 0 ~ 23 です。
E1 接続の場合、指定できる値の範囲は 0 ~ 29 です。


) ds0 グループには、0 から始まる連番を付ける必要があることに注意してください。


timeslots timeslot-list には、1 つのタイムスロット番号を指定します。

T1 接続の場合、指定できる値の範囲は 1 ~ 24 です。
E1 接続の場合、指定できる値の範囲は 1 ~ 31 です。

DS0 グループとタイムスロットのマッピングに関するガイドライン

次の関連付けに従って ds0 グループとタイムスロットのマッピングを設定する必要があります。この設定と一致していない場合、サーバはループバック ペア(1 つのループバックが 1 つの ds0 ペアに相当)を正しく追加できません。

T1:

ds0-group 0 = タイムスロット 24

ds0-group 1 ~ 23 = タイムスロット 1 ~ 23(1 と 1、2 と 2....23 と 23 のように対応付ける)

たとえば、ds0 を 12 個しか設定する必要がない場合は、ds0-group 0 ~ ds0-group 11 を設定します。ds0-group 0 はタイムスロット 24 にマッピングする必要があることに注意してください。

E1:

ds0-group 0 = タイムスロット 31

ds0-group 1 ~ 15 = タイムスロット 1 ~ 15

ds16-group 0 = タイムスロット 30

ds0-group 17 ~ 29 = タイムスロット 17 ~ 29

たとえば、ds0 を 16 個しか設定する必要がない場合は、ds0-group 0 ~ ds0-group 15 を設定します。ds0-group 0 はタイムスロット 31 にマッピングし、ds0-group 16 はタイムスロット 30 にマッピングする必要があることに注意してください。


) 設定の詳細については、「T1/E1 コントローラ、インターフェイス、および音声パラメータの設定」の手順を参照してください。設定は、この手順に示されたとおりに入力する必要があります。


RMS IP アドレスの選択に関するガイドライン

次のガイドラインは、「T1/E1 コントローラ、インターフェイス、および音声パラメータの設定」で説明するように、Cisco IPICS で使用する必要のある IP アドレスに関するものです。

Cisco IPICS コンポーネントとの相互運用性を確保するために、RMS に対して次のインターフェイスを設定する必要があります。

Ethernet0 インターフェイス

このインターフェイスは、ネットワーク接続を提供する物理ポートです。

設定する IP アドレスはルーティング可能、つまりネットワークから到達可能であることが必要です。

Loopback0 インターフェイス

この仮想インターフェイスはネットワーク接続に使用されます。

設定する IP アドレスはルーティング可能(ネットワークから到達可能)であることが必要です。そうでない場合、SIP 接続が影響を受けます。

この IP アドレスは RMS IP アドレスとして割り当てられます。

サーバおよび IDC コンポーネントは、このアドレスを使用して RMS に接続します。


) RMS への IP パスが複数ある場合は、Loopback0 インターフェイスを明示的に設定することをお勧めします。ただし、次の基準を満たす場合は、Loopback0 以外のインターフェイスを設定することもできます。

- インターフェイスに割り当てる IP アドレスが Cisco IPICS RMS 設定内の RMS の IP アドレスと一致している。この IP アドレスの割り当てに関する設定情報については、「T1/E1 コントローラ、インターフェイス、および音声パラメータの設定」ステップ 11 を参照してください (この手順に示す Loopback0 インターフェイスは、実際に設定するインターフェイスに置き換えてください)。

- 設定したインターフェイスを SIP bind control source-interface コマンドおよび bind media source-interface コマンドで指定する。シグナリングおよびメディア パケットの送信元アドレスをインターフェイスの IP アドレスにバインドする際の設定情報については、「T1/E1 コントローラ、インターフェイス、および音声パラメータの設定」ステップ 12 を参照してください (この手順に示す Loopback0 インターフェイスは、実際に設定するインターフェイスに置き換えてください)。

- Loopback0 以外のインターフェイスを設定する場合は、関連するマニュアルに記載されている Loopback0 を実際に使用するインターフェイスに置き換える。


Vif1 インターフェイス

IP アドレスを RMS 上の音声ポートに関連付けるには、仮想インターフェイス(VIF)を使用します。

設定する VIF アドレスはルーティング可能(ネットワークから到達可能)であることが必要です。そうでない場合、IPICS ネットワーク接続が影響を受けます。

実際には、設定した vif1 アドレスに 1 を加えた IP アドレスが音声ポートに関連付けられます。


) Loopback0 インターフェイスと Vif インターフェイスのいずれについても、設定する IP アドレスはルーティング可能であることが必要です。Cisco IPICS で正しく動作するためには、これらのインターフェイスの両方において、この要件を満たしている必要があります。いずれかのインターフェイスの IP アドレスがルーティング可能でない場合、IDC PTT ボタンを押してからリモート IDC とマルチキャスト チャネルの間にメディアが確立されるまでに、長さが一定しない断続的な遅延が発生することがあります。この遅延は、RMS がマルチキャスト Real-time Transport Protocol(RTP)パケット送信元アドレスに対して Reverse Path Forwarding(RPF)チェックを実行できないことに起因します。したがって、この問題を回避するために、Loopback0 インターフェイスと Vif インターフェイスの IP アドレスがいずれもルーティング可能であることを確認してください。


T1/E1 コントローラ、インターフェイス、および音声パラメータの設定

RMS で T1 または E1 コントローラ、インターフェイス、および必要な音声パラメータを設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Cisco 1- and 2-port T1/E1 Multiflex Trunk (MFT) Voice/WAN Interface Card (VWIC2) などの T1/E1 共用インターフェイス カードを使用する場合は、次のコマンドを入力して T1 または E1 のカード タイプを設定する必要があります。

Router(config)# card type {t1 | e1} slot [ bay ]

表示の意味は次のとおりです。

slot には、インターフェイスのポート番号を指定します。 bay は、特定のルート/スイッチ プロセッサ [RSP] プラットフォーム上のスロット内のカード インターフェイス ベイ番号を指定するオプションのパラメータです。

このコマンドの T1 接続および E1 接続での使用例を次に示します。

Router(config)# card type t1 0 3
Router(config)# card type e1 0 3
 

T1/E1 共用インターフェイス カードを使用し、カード タイプを切り替える場合は、ステップ 2 に進みます。それ以外の場合は、ステップ 3 に進みます。


) グローバル コマンドの signal pattern idle transmit 0000 は、すべてのインターフェイス カードでサポートされるわけではないため、同じルータにおいて E1 専用インターフェイス カードまたは T1/E1 共用インターフェイス カードを E1 モードで他のインターフェイス カード(T1 専用インターフェイス カードなど)と併用できません (このコマンドは、E1 モードの場合に E1 専用インターフェイス カードまたは T1/E1 共用インターフェイス カードだけでサポートされます)。このコマンドの詳細については、ステップ 15 を参照してください。


ステップ 2 たとえば、カード タイプの設定を変更し、T1 を E1 に切り替えるには、次のコマンドを入力します。

a. Router(config)# no card type t1 slot [ bay ]


) カード タイプ コマンドを使用して設定を変更するときには、ルータをリロードまたはリブートしなければ変更が有効にならないことに注意してください。


b. 次のコマンドを入力して、ルータ コンフィギュレーション モードを終了します。

Router(config)# exit

a. 次のコマンドを実行して、変更内容を保存し、ルータをリロードします。

Router# copy running-config startup-config
Router# reload

b. 次のコマンドを入力して、E1 接続のカード タイプを設定します。

Router(config)# card type e1 slot [ bay ]

表示の意味は次のとおりです。

slot には、インターフェイスのポート番号します。 bay は、特定のルート/スイッチ プロセッサ [RSP] プラットフォーム上のスロット内のカード インターフェイス ベイ番号を指定するオプションのパラメータです。

このコマンドの使用例を次に示します。

Router(config)# card type e1 0 3
 

ステップ 3 インターフェイス カードのポートがネットワーク クロックを使用してタイミングを取得できるようにし、ルータのバックプレーン クロック リファレンスが T1/E1 インターフェイス カードと同期されるようにするには、次のコマンドを入力します。

Router(config)# network-clock-participate [ slot slot-number | wic wic-slot | aim aim-slot-number ]

表示の意味は次のとおりです。

slot slot-number は、ルータ シャーシ上のネットワーク モジュール スロット番号を指定するオプションのパラメータです。
wic wic-slot には、ルータ シャーシ上の WAN インターフェイス カード(WIC)スロット番号を指定します。
aim aim-slot-number には、指定したスロット内の Advanced Integration Module(AIM)を指定します(該当するハードウェアの場合)。

このコマンドの使用例を次に示します。wic 3 は、物理スロット 3 の WAN インターフェイス カードを表します。

Router(config)# network-clock-participate wic 3
 

T1 コントローラを設定する場合は、ステップ 4 に進みます。E1 コントローラを設定する場合は、ステップ 5 に進みます。


) 次の手順では、インターフェイスに対して Protocol Independent Multicast(ip pim)希薄モードを使用します。使用するマルチキャスト ネットワークの設計上、別の ip pim モードを使用する必要がないことを確認してください。マルチキャスト設定の詳細については、Cisco IOS のマニュアルを参照してください。


ステップ 4 ルータ設定で次のコマンドを入力して、T1 コントローラの ds0 グループを設定します。


ヒント 「DS0 グループとタイムスロットのマッピングに関するガイドライン」で説明したガイドラインに従い、ここに示したとおりに ds0-group とタイムスロットのマッピングを設定してください。



) clock コマンドは、ループバック内の 2 つの T1 コントローラのうち、いずれか 1 つだけに対して実行する必要があります。


a. ループバック ペアの最初のコントローラを設定するには、次のコマンドを入力します。

Router(config)# controller T1 1/0
Router(config-controller)# framing esf
Router(config-controller)# clock source internal
Router(config-controller)# linecode b8zs
Router(config-controller)# cablelength short 133
Router(config-controller)# ds0-group 0 timeslots 24 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 1 timeslots 1 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 2 timeslots 2 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 3 timeslots 3 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 4 timeslots 4 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 5 timeslots 5 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 6 timeslots 6 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 7 timeslots 7 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 8 timeslots 8 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 9 timeslots 9 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 10 timeslots 10 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 11 timeslots 11 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 12 timeslots 12 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 13 timeslots 13 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 14 timeslots 14 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 15 timeslots 15 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 16 timeslots 16 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 17 timeslots 17 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 18 timeslots 18 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 19 timeslots 19 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 20 timeslots 20 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 21 timeslots 21 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 22 timeslots 22 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 23 timeslots 23 type e&m-lmr
Router(config-controller)# no shutdown

表示の意味は次のとおりです。

ds0-group ds 0-group number には ds0 グループを示す 0 ~ 23 の範囲にある値を指定します。ds0 グループには、0 から始まる連番を付ける必要があります。

timeslots timeslot-list には、1 つのタイムスロット番号を指定します。T1 接続の場合、指定できる値の範囲は 1 ~ 24 です。

b. ループバック ペアの 2 番目のコントローラを設定するには、次のコマンドを入力します。

Router(config)# controller T1 1/1
Router(config-controller)# framing esf
Router(config-controller)# linecode b8zs
Router(config-controller)# cablelength short 133
Router(config-controller)# ds0-group 0 timeslots 24 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 1 timeslots 1 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 2 timeslots 2 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 3 timeslots 3 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 4 timeslots 4 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 5 timeslots 5 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 6 timeslots 6 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 7 timeslots 7 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 8 timeslots 8 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 9 timeslots 9 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 10 timeslots 10 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 11 timeslots 11 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 12 timeslots 12 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 13 timeslots 13 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 14 timeslots 14 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 15 timeslots 15 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 16 timeslots 16 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 17 timeslots 17 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 18 timeslots 18 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 19 timeslots 19 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 20 timeslots 20 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 21 timeslots 21 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 22 timeslots 22 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 23 timeslots 23 type e&m-lmr
Router(config-controller)# no shutdown

表示の意味は次のとおりです。

ds0-group ds 0-group number には ds0 グループを示す 0 ~ 23 の範囲にある値を指定します。ds0 グループには、0 から始まる連番を付ける必要があります。

timeslots timeslot-list には、1 つのタイムスロット番号を指定します。T1 接続の場合、指定できる値の範囲は 1 ~ 24 です。

ステップ 5 ルータ設定で次のコマンドを入力して、E1 コントローラの ds0 グループを設定します。


) • clock コマンドは、ループバック内の 2 つの E1 コントローラのうち、いずれか 1 つだけに対して実行する必要があります。

E1 フレーミングおよびシグナリングでは、使用可能な 32 のチャネル(タイムスロット)のうち 30 個が音声またはデータの送信に使用されます。設定しないタイムスロット 0 およびタイムスロット 16 では、音声またはデータは送信されません。タイムスロット 0 は、フレーム同期、アラーム転送、および国際的な通信事業者による使用を目的とし、タイムスロット 16 は 30 個の音声チャネルおよび D チャネルに監視シグナリングを提供します。


 

a. ループバック ペアの最初のコントローラを設定するには、次のコマンドを入力します。

Router(config)# controller e1 slot port
Router(config-controller)# clock source internal
Router(config-controller)# d s0-group 0 timeslots 31 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 1 timeslots 1 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 2 timeslots 2 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 3 timeslots 3 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 4 timeslots 4 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 5 timeslots 5 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 6 timeslots 6 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 7 timeslots 7 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 8 timeslots 8 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 9 timeslots 9 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 10 timeslots 10 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 11 timeslots 11 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 12 timeslots 12 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 13 timeslots 13 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 14 timeslots 14 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 15 timeslots 15 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 16 timeslots 30 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 17 timeslots 17 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 18 timeslots 18 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 19 timeslots 19 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 20 timeslots 20 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 21 timeslots 21 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 22 timeslots 22 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 23 timeslots 23 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 24 timeslots 24 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 25 timeslots 25 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 26 timeslots 26 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 27 timeslots 27 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 28 timeslots 28 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 29 timeslots 29 type e&m-lmr
Router(config-controller)# no shutdown

表示の意味は次のとおりです。

slot port には、インターフェイスのバックプレーン スロット番号およびポート番号を指定します。このコマンドの使用例を次に示します。

Router(config)# controller e1 0/3/0
 

b. ループバック ペアの 2 番目のコントローラを設定するには、次のコマンドを入力します。

Router(config)# controller e1 slot port
Router(config-controller)# d s0-group 0 timeslots 31 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 1 timeslots 1 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 2 timeslots 2 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 3 timeslots 3 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 4 timeslots 4 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 5 timeslots 5 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 6 timeslots 6 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 7 timeslots 7 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 8 timeslots 8 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 9 timeslots 9 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 10 timeslots 10 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 11 timeslots 11 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 12 timeslots 12 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 13 timeslots 13 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 14 timeslots 14 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 15 timeslots 15 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 16 timeslots 30 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 17 timeslots 17 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 18 timeslots 18 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 19 timeslots 19 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 20 timeslots 20 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 21 timeslots 21 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 22 timeslots 22 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 23 timeslots 23 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 24 timeslots 24 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 25 timeslots 25 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 26 timeslots 26 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 27 timeslots 27 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 28 timeslots 28 type e&m-lmr
Router(config-controller)# ds0-group 29 timeslots 29 type e&m-lmr
Router(config-controller)# no shutdown

表示の意味は次のとおりです。

slot port には、インターフェイスのバックプレーン スロット番号およびポート番号を指定します。このコマンドの使用例を次に示します。

Router(config)# controller e1 0/3/1
 

ステップ 6 次のコマンドを入力して、dspfarm が有効になっているかどうかを確認します。

Router# show run

dspfarm が有効になっている場合は、次の例に示す出力結果が表示されます。この場合はステップ 8 に進みます。

voice-card 0
dspfarm
!
voice-card 1
dspfarm
 

dspfarm が有効になっていない場合は、次の例に示す出力結果が表示されます。この場合はステップ 7 に進み、dspfarm を有効にします。

voice-card 0
no dspfarm
!
voice-card 1
no dspfarm
 

) • DSP を共有するためには、まずステップ 7 に従って dspfarm を有効にする必要があります。さらに、ステップ 3 に従って、すべてのモジュールがネットワーク クロックに参加していることを確認します。

dspfarm を有効にしたら、音声カードを DSP リソース プールに追加します。この設定によって、搭載されている DSP リソースを複数のインターフェイス カードで共有できるようになります (DSP は、デジタル モジュールやデジタル ポート(T1/E1 など)、およびマザーボードの間では共有できますが、アナログ ポート(FXS など)間では共有できません)。

最低でも、dspfarm を 1 つ有効にしてください。

DSP を搭載するすべてのモジュールで dspfarm を有効にし、すべてのモジュールをメインのネットワーク クロックに参加した状態にすると、Cisco IOS は DSP リソース プールの一部としてこれらの DSP と対話するようになります。


 


ヒント 使用環境で必要になる DSP の数を計算するには、『High-Density Packet Voice Digital Signal Processor Modules』を参照してください。このマニュアルには、http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps3115/products_qanda_item0900aecd8016c6ad.shtml からアクセスできます。


ステップ 7 dspfarm を有効にするには、次のコマンドを入力します。

Router(config)# voice-card <slot number>
Router(config-voicecard)# dspfarm

表示の意味は次のとおりです。

slot number には、音声インターフェイス カードのスロット番号を指定します。

たとえば、次のコマンドを入力すると、スロット 0 に装着されたインターフェイス カード上の dspfarm が有効になります。

Router(config)# voice-card 0
Router(config-voicecard)# dspfarm
 

ステップ 8 マルチキャスト ルーティングを有効にするには、次のコマンドを入力します。

Router(config)# ip multicast-routing

IP マルチキャスト ルーティングを有効にすると、Cisco IOS ソフトウェアがマルチキャスト パケットを転送できるようになります。

ステップ 9 Cisco IPICS を高遅延、低帯域幅リンクで使用する場合は、次のコマンドを入力して、接続あたりの最大 TCP 発信キューを変更してください。

Router(config)# ip tcp queuemax 100000

このコマンドは、最大 TCP 発信キューを 100000 パケットに設定します。


) この手順はオプションです。Cisco IPICS 高遅延、低帯域幅接続で使用しない場合は、このコマンドを実行する必要はありません。


ステップ 10 次のコマンドを入力して、マルチキャスト通信用の仮想インターフェイスを作成します。

Router(config)# interface vif1
Router(config-if)# ip address ip_address subnet_mask
Router(config-if)# ip pim sparse-mode

表示の意味は次のとおりです。

ip_address には、このインターフェイスに割り当てる IP アドレスを指定します。
subnet_mask には、このインターフェイスに割り当てる 30 ビットのサブネット マスク(255.255.255.252 など)を指定します。

このコマンドは、ループバック インターフェイスに似た仮想インターフェイス、つまりルータがアクティブであるときに常に動作している論理 IP インターフェイスを設定します。RMS は、音声トラフィックを混合してマルチキャストで送信するときに、送信元アドレスとして仮想アドレス vif1 + 1 を割り当てます。

IP アドレスに関するガイドラインの詳細については、「RMS IP アドレスの選択に関するガイドライン」を参照してください。

ステップ 11 ループバック モードを有効にし、インターフェイスに IP アドレスとサブネット マスクを割り当てるには、次のコマンドを入力して、音声のシグナリングとメディア用のループバック インターフェイスを作成します。

Router(config)# interface Loopback0
Router(config-if)# ip address ip_address subnet_mask
Router(config-if)# ip pim sparse-mode

表示の意味は次のとおりです。

ip_address には、このインターフェイスに割り当てる IP アドレスを指定します。この IP アドレスは RMS に割り当てられます。
subnet_mask には、このインターフェイスに割り当てる 30 ビットのサブネット マスク(255.255.255.252 など)を指定します。
0 は、ループバック インターフェイスに割り当てる識別番号を表します。

このコマンドは、常に動作しているインターフェイスをエミュレートするソフトウェア専用ループバック インターフェイスを作成します (この仮想インターフェイスは、すべてのプラットフォームでサポートされます)。IP アドレスに関するガイドラインの詳細については、「RMS IP アドレスの選択に関するガイドライン」を参照してください。


) RMS への IP パスが複数ある場合は、Loopback0 インターフェイスを明示的に設定することをお勧めします。


ステップ 12 ループバック インターフェイスの音声のシグナリングとメディアを設定するには、次のコマンドを入力します。

a. Router(config)# voice service voip

このコマンドは、グローバル コンフィギュレーション モードから音声サービス コンフィギュレーション モードに切り替え、音声カプセル化タイプを指定します。

b. Router(conf-voi-serv)# allow-connections sip to sip

このコマンドは、SIP エンドポイント間の接続を許可することを指定します。

c. Router(conf-voi-serv)# sip

このコマンドは、Session Initiation Protocol(SIP)コンフィギュレーション モードを有効にします。

d. Router(conf-serv-sip)# bind control source-interface Loopback0
Router(conf-serv-sip)# bind media source-interface Loopback0

これらのコマンドは、シグナリングおよびメディア パケットの送信元アドレスをループバック インターフェイスの IP アドレスにバインドします。


) • bind control source-interface Loopback0 コマンドを入力するときには、RMS にアクティブな音声コールがないことを確認してください。

RMS にアクティブな音声コールがないことを確認するには、RMS コマンドラインから show call active voice brief コマンドを入力します。次のように、このコマンドの出力にコール レッグの総数が 0 と表示される必要があります。
Total call-legs: 0

bind control source-interface Loopback0 コマンドの実行が成功したことを確認するには、RMS コマンドラインから show run コマンドを入力します。実行コンフィギュレーション出力に bind control source-interface Loopback0 が含まれていることを確認します。

実行コンフィギュレーション出力に bind control source-interface Loopback0 コマンドが含まれていない場合は、このコマンドが正しく適用されていません。この場合、ダイヤル エンジンのディレクトリ番号をダイヤルしたときにファースト ビジー トーンが聞こえます。さらに、Cisco IOS SIP デバッグ ログにダイヤル エンジンからの SIP 403(禁止)メッセージが記録されます。

この状況に対処するには、音声ポート コンフィギュレーション モードで shutdown < voice-port > コマンドを入力し、特定の音声インターフェイス カードの音声ポートをオフラインにします。このコマンドは、オンラインである可能性のあるすべての音声ポートに対して実行してください。次に、 bind control source-interface Loopback0 コマンドを再入力し、さらに no shutdown < voice-port > コマンドを入力して、音声ポートをオンラインに戻します。このコマンドは、オフラインにしたすべての音声ポートに対して実行してください。


 

e. 次のコマンドを入力して、特権 EXEC モードに戻ります。

Router(conf-serv-sip)# end

ステップ 13 次のコマンドを入力して、コンフィギュレーション モードに戻ります。

Router# configure terminal

ステップ 14 マルチキャスト トラフィックをルーティングする各インターフェイスについてマルチキャスト ルーティングを有効にするには、次のコマンドを入力します。

a. Router(config)# interface < interface >

表示の意味は次のとおりです。

< interface > には、Protocol Independent Multicast(PIM)を有効にするインターフェイスを指定します。

b. Router(config-if)# ip pim sparse-mode

このコマンドは、マルチキャスト トラフィックをルーティングする各インターフェイスに対して実行します。このコマンドはインターフェイスの PIM 希薄モードを有効にします。

ステップ 15 すべての音声設定に適用される音声クラスを作成するには、接続タイプに応じて次のコマンドを入力します。

a. T1 接続を使用する場合は、次のコマンドを入力します。

Router(config)# voice class permanent 1
Router(config-class)# signal timing oos timeout disabled
Router(config-class)# signal keepalive disabled
Router(config-class)# signal sequence oos no-action

表示の意味は次のとおりです。

1 は、音声クラスに割り当てる一意の番号を示します。

b. E1 接続で E1 専用インターフェイス カードまたは T1/E1 共用インターフェイス カードを使用する場合は、次のコマンドをすべて入力します。

Router(config)# voice class permanent 1
Router(config-class)# signal timing oos timeout disabled
Router(config-class)# signal keepalive disabled
Router(config-class)# signal sequence oos no-action
Router(config-class)# signal pattern idle transmit 0000

表示の意味は次のとおりです。

1 は、音声クラスに割り当てる一意の番号を示します。


) T1 接続を使用する場合は、最初の 4 つのコマンドだけを入力してください。E1 接続で E1 専用インターフェイス カードまたは T1/E1 共用インターフェイス カードを使用する場合は、ステップ 15 で説明したとおり、signal pattern idle transmit 0000 コマンドも入力する必要があります。

signal pattern idle transmit 0000 コマンドは、E1 モードで設定する E1 専用インターフェイス カードまたは T1/E1 共用インターフェイス カードだけでサポートされるグローバル コマンドであることに注意してください (このコマンドは、T1 専用カードなど、他のインターフェイス カードでは使用できません)。このコマンドは、ルータ内のすべてのインターフェイス カードに影響します。そのため、このコマンドを使用するときには、すべてのインターフェイス カードが E1 モードの E1 専用インターフェイス カードまたは T1/E1 共用インターフェイス カードであり、同じルータに T1 専用、E1 専用、および T1/E1 共用のカード タイプが混在していないことを確認してください。


ステップ 16 次のコマンドを入力して、SIP 無活動タイムアウトを設定します。

a. Router(config)# ip rtcp report interval 5001

このコマンドは、以降の Real-Time Control Protocol(RTCP)レポート送信の平均レポート間隔を設定します。

b. Router(config)# gateway

このコマンドは H.323 VoIP ゲートウェイを有効にします。

c. Router(config-gateway)# media-inactivity-criteria rtcp

このコマンドは、メディア無活動(無音)の検出に RTCP を使用することを指定します。


) このコマンドは、SIP メディアの無活動基準で使用する唯一のメカニズムとして RTCP パケット検出を有効にし、RTP パケットが検出されない場合に RMS が SIP コールの接続を解除しないようにするために必要です。


d. Router(config-gateway)# timer receive-rtcp 5

このコマンドは、RTCP タイマーを有効にし、SIP または H.323 での RTCP タイマー間隔の倍率を設定します。

ステップ 17 次のコマンドを入力して、Cisco IPICS がサポートするコーデックのリストを設定します。

Router(config)# voice class codec 1
Router(config-class)# codec preference 1 g729r8
Router(config-class)# codec preference 2 g711ulaw

これらのコマンドは、音声クラス コンフィギュレーション モードを有効にし、コーデック音声クラスに識別タグ番号を割り当て、ダイヤル ピアで使用する優先コーデックを指定します。

ステップ 18 SIP ユーザ エージェントは次のように設定します。

これらのコマンドは、RMS が SIP IDC 接続用の G.729 コーデックを受け入れることを可能にします。

Router(config)# sip-ua
Router(config)# g729-annexb override

ステップ 19 次のコマンドを入力して、着信ダイヤル ピアを作成します。

これらのコマンドは、音声ダイヤル ピアを設定し、デフォルト SIP IDC 接続の音声アクティビティ検出(VAD)をオフにします。


) この設定では、フィールドによっては Cisco IOS が他の値もサポートしますが、一貫性を保つために、次に示す値に設定することをお勧めします。


Router(config)# dial-peer voice 555 voip
Router(config-dial-peer)# session protocol sipv2
Router(config-dial-peer)# incoming called-number .
Router(config-dial-peer)# no vad
Router(config-dial-peer)# dtmf-relay rtp-nte
Router(config-dial-peer)# voice-class codec 1

リモート IDC ユーザのためにトーン リモート制御(TRC)機能を有効にするには、この dial-peer コマンドの一部として、次のコマンドを入力する必要があります。

Router(config-dial-peer)# rtp payload-type nte-tone 108
Router(config-dial-peer)# rtp payload-type lmr-tone 107


) トーン リモート制御機能をサポートする Cisco IOS ソフトウェアを入手する方法については、ask-ipics-support@external.cisco.com までお問い合せください。


ステップ 20 次のコマンドを入力して、ルータ コマンド プロンプトをリセットします。

Router(config)# no prompt

ステップ 21 次のコマンドを実行して、現在の実行設定ファイルの内容を表示し、この手順で実行した変更が出力に反映されていることを確認します。

Router# show running-config

ステップ 22 次のコマンドを実行して、変更内容を保存します。

Router# copy running-config startup-config

ステップ 23 T1/E1 共用インターフェイス カードを T1 モードから E1 モードに変更した場合は、ループバック ケーブルのリセットが必要になることがあります。ループバック ケーブルのリセットが必要かどうかを確認するには、次のいずれかの操作を行います。

インターフェイス カードの LED をチェックし、LP LED がオレンジかどうかを確認する。

この LED は、通常の運用ではオフになっている必要があります。

次の CLI コマンドを入力して、コントローラからアラームまたはエラーが出力されているかどうかを確認する。

Router# show controllers e1

このコマンドの出力では、次のサンプル出力に示すとおり、e1 の状態が「up」であり、アラームが含まれていないことが必要です。

e1 3/0 is up
No alarms detected
 

次の例に示すように、出力に e1 の状態が「down」と表示された場合は、手順 21 に進んでください。

e1 3/1 is down
alarm-trigger is not set
 

ステップ 24 この問題を解決するには、ルータからループバック ケーブルを外し、接続し直します。

LP LED がオフになります。

ステップ 25 上記の show controllers e1 コマンドを入力して、e1 が動作していることを確認します。このコマンドの出力では、次のサンプル出力に示すとおり、e1 の状態が「up」であり、アラームが含まれていないことが必要です。

e1 3/0 is up
No alarms detected
 
e1 3/1 is up
No alarms detected
 


 


) Cisco IPICS は、陸上移動無線(LMR)ゲートウェイの使用をサポートしています。この機能は、通常、サポートされている Cisco ルータに追加機能としてインストールされます。LMR ゲートウェイは、無線周波数を IP マルチキャスト ストリームにブリッジし、音声を無線ネットワークと非無線ネットワーク間で相互運用できるようにします。