オプティカル ネットワーキング : Cisco AC/DC 電源

Cisco AC/DC 電源システム クイック インストレーション ガイド Release 1.0

発行日;2012/01/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco AC/DC 電源システム

インストレーション チェックリスト

設置用機材

Cisco AC/DC 電源システムの取り付け

取り付け金具の取り付け

ラック/キャビネットへのシェルフの設置

システム シェルフの取り付け

1 RU 配電シェルフの取り付け

通信ケーブルの配線

DC 電源の配線

アースの配線

シェルフのアース接続

1 RU 配電シェルフのアース接続

AC 電源の配線

整流器の取り付け

大規模システムの場合の回路ブレーカーの取り付け

アラーム ケーブルの配線

ロード/リターン ケーブルの配線

1 RU 配電シェルフのロード/リターン ケーブルの配線

GMT ロード/リターン ケーブルの配線

システムの稼働

マニュアルの入手方法

Cisco.com

マニュアルの発注方法

テクニカル サポート

Cisco Technical Support Web サイト

Japan TAC Web サイト

Service Request ツールの使用

問題の重大度の定義

その他の資料および情報の入手方法

 

Cisco AC/DC 電源システム
クイック インストレーション ガイド Release 1.0

本書では Cisco AC/DC 電源システムの基本的な設置手順を説明します。本書は新規設置の場合の一般的な参考資料としてお使いください。設置手順の詳細は、『Cisco AC/DC Power System User Guide』Release 1.0 を参照してください。


警告 シャーシでの作業を行うとき、または電源装置の付近で作業を行うときは、事前に AC 電源装置から電源コードを外してください。DC 電源装置の場合は、回路ブレーカーで電源を切断します。



警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付くことがあります。


インストレーション チェックリスト

インストレーション チェックリストを次に示します。

Cisco AC/DC 電源システム シェルフがラックまたはキャビネットにしっかり固定されていること

Cisco AC/DC 電源システムに 1 RU 配電シェルフがある場合は、ラックまたはキャビネット内のシステム シェルフのすぐ上にしっかり取り付けられていること


警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、

最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。


 


警告 機器の取り付けは地域および国内の電気工事規定に遵守する必要があります。


ETSI キャビネット内に取り付けてある場合は、前面から背面へ流れる通気が妨げられていないこと。また通気用扉とキャビネット カバーが使用できること

システム アラームのケーブルがしっかり取り付けられていること

整流器がシステム シェルフ内の正しい場所に取り付けられていること

アラーム ケーブルが正しく配線されていること

コントローラと 1 RU の前面プレートがしっかり取り付けられていること

システム シェルフの背面カバーが取り付けられていること(作業中に取り外した場合に特に注意)

システムに電源が入って、整流器のすべてのレッドの LED が 5 分後に消灯すること

設置用機材

Cisco AC/DC 電源システムの設置にはいくつかの機材が必要です。そのうちのいくつかはシスコから提供されますが、その他の機材はユーザ側で用意する必要があります。シスコから提供されるシステム シェルフに同梱の機材は次のとおりです。

M6 0x20 mm タッピング ネジ× 6

#12-24 x 1/2 タッピング ネジ× 6

M6 ケージ ナット× 6

600 mm ETSI ラック用取り付けブラケット

2 A GMT ヒューズ× 2

5 A GMT ヒューズ× 2

10 A GMT ヒューズ× 2

15 A GMT ヒューズ× 2

当該国用プラグ付き標準 AC ケーブル× 4

ケーブル タイ

静電気防止用リスト ストラップ

マニュアル

オプションの 1 RU 配電シェルフに同梱されて提供される機材を次に示します。

M6 0x20 mm タッピング ネジ× 4

#12-24 x 1/2 タッピング ネジ× 4

M6 ケージ ナット× 4

600 mm ETSI ラック用取り付けブラケット

即時切断回路ブレーカー× 2 または 4(数はシステムの規模による)

ケーブル タイ

静電気防止用リスト ストラップ

Cisco AC/DC 電源システムに同梱されていない機材やツールとして、次のものが必要です。

システム シェルフ用 6 AWG(16 mm²)アース ケーブル

1 RU 配電シェルフ用 6 AWG(16 mm²)アース ケーブル(オプションで配電シェルフを購入した場合)

アラーム配線:26 ~ 22 AWG(0.14 ~ 0.34 mm²)(サイズと線長は設置者が決定)

DC 配電配線:10 ~ 8 AWG(6 ~ 10 mm²)

GMT ヒューズ配線:16 ~ 14 AWG(1.5 ~ 2.5 mm²)

UL 規格の二ツ穴端子× 2(1/4 インチ、中心間間隔 5/8 インチ)(Panduit 部品番号 LCD6-14A-L もしくは相当品)

工具

プラスおよびマイナスの絶縁ドライバ セット

絶縁ワイヤ/ケーブル ストリッパ/クリンパ(アース端子、DC ケーブル、アラーム ケーブル、および GMT ケーブルの取り付け用)

デジタル マルチメータ

8 mm 絶縁ナット ドライバ/レンチ

Cisco AC/DC 電源システムの取り付け

取り付け金具の取り付け

取り付け金具は IEC/ANSI 規格の 19 インチまたは 23 インチ シェルフに取り付けられた状態で出荷されます。23 インチ シェルフの場合は、取り付け金具を取り外し、逆にして、再度取り付ける必要があります。またこれとは別に、ETSI ラックを収容するための プレートが 2 個付属しています(図1 を参照)。ETSI 取り付け金具は、取り付けられている金具を取り外してから、同梱されている道具を使用して取り付けます。

図1 取り付け金具

 

ラック/キャビネットへのシェルフの設置

オプションの 1 RU 配電シェルフを取り付ける場合は、システム シェルフを設置してから取り付けます。また、設置環境によっては、シェルフを取り付けると背面に回ることができなくなって、前面からしか作業ができなくなる場合があります。そのような環境では、シェルフを取り付ける前に AC 配線や背面の配線(通信用配線、アース配線、アラームの接続、ロードの接続)を済ませておく必要があります。

システム シェルフの取り付け


ステップ 1 システム シェルフに正しい取り付け金具が取り付けられているかどうか調べます。ETSI 取り付け金具が必要な場合は「取り付け金具の取り付け」を参照してください。

ステップ2 システム シェルフをラック/キャビネットの任意のスロット位置まで移動させます。将来 1 RU 配電シェルフを取り付ける場合のために、システム シェルフの上に 1 RU の空きを残しておきます(図2 を参照)。

ステップ3 同梱されている 6 本の取り付けネジを使用して、システム シェルフをラック/キャビネットに固定します。

ステップ4 「1 RU 配電シェルフの取り付け」を実行します。システムから外部へ配電することがなければ「アースの配線」を実行します。


 

図2 電源システム シェルフの取り付け

 

1 RU 配電シェルフの取り付け


) 1 RU 配電シェルフはオプションです。システムから外部へ配電することがなければ、この手順を省略して「アースの配線」を実行します。



ステップ1 1 RU 配電シェルフをラック/キャビネットの所定のスロット位置(システム シェルフのすぐ上)まで移動させます。

ステップ2 同梱されている 4 本の取り付けネジを使用して、1 RU 配電シェルフをラック/キャビネットに固定します(図3 を参照)。


 

図3 1 RU 配電シェルフの取り付け

 

通信ケーブルの配線

システム シェルフ内の通信ケーブルは出荷時にすでに配線されており、作業は必要はありませんが、オプションの 1 RU 配電シェルフを取り付けた場合は、システムにケーブルを配線する必要があります。


ステップ1 システム シェルフの背面にある配電アラームの接続部の位置を確認します。

ステップ2 その位置から、10 ピンの配線済み Molex コネクタを使用してシステム シェルフと配電シェルフを接続します(図4 を参照)。


) Molex™ アラーム コネクタには誤挿入防止キーが付いているので、向きが合っていないと挿入できません。コネクタが取り付け口に簡単に挿入できないときは、キーが下向きになっていないかどうかを確認してください。


図4 通信ケーブルの配線

 


 

DC 電源の配線

システムに 1 RU 配電シェルフが搭載してある場合は、次の手順を実行してください。システムに 1 RU 配電シェルフがない場合は、この手順を省略して「アースの配線」へ進んでください。


ステップ1 システム シェルフの背面に 6 AWG(16 mm²)電源ケーブルが 4 本あることを確認してください。これらは、Anderson Powerpole™ コネクタで終端されています。コネクタを接続する前にコネクタの端子を覆っている熱収縮カバーを取り外してください。


) Anderson Powerpole™ コネクタには誤挿入防止キーが付いているので、キーの向きが合っていないと挿入できません。コネクタが取り付け口に簡単に挿入できないときは、キーが下向きになっていないかどうかを確認してください。


ステップ2 電源ケーブルを 1 RU 配電シェルフの接続部(ロード側には -48 V、またリターン側には RTN と表記されています)に正しく接続します(図5 を参照)。

図5 DC 電源ケーブルの配線

 


 

アースの配線


警告 この装置はアース接続する必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技師に確認してください。


装置ラック/キャビネット、システム シェルフ、およびオプションの 1 RU 配電シェルフは、DC 電源システムが安全かつ効率よく動作できるように、適切にアース接続する必要があります。

装置ラック/キャビネットのアースは屋内の主アース バスバーに接続してください。通信用 DC 電源装置の屋内アース接続に関するガイドラインについては、NEC、CEC、ANSI T1-333、ETSI 300-386-TC、および当該地域の規約を参照してください。

シェルフのアース接続


ステップ1 システム シェルフの背面カバーを 4 本のネジを緩めて外せるようにします(図6 を参照)。

ステップ2 底から引き出して、持ち上げるようにして外します。

図6 システム シェルフの背面カバーの取り外し

 

ステップ3 システム シェルフの背面にある 10 番スタッドの位置を確認します。

ステップ4 絶縁定格温度が最低でも 75°C の UL 規格 6 AWG(16 mm²)電線を使用して、キャビネットの適切なアース接続点にシェルフを接続します(図7 を参照)。シェルフ側の接続には UL 規格の二ツ穴端子(1/4 インチ、中心間間隔 5/8 インチ)(Panduit 部品番号 LCD6-14A-L もしくは相当品)を使用します。

図7 システム シェルフのアース接続

 

ステップ5 システムにオプションの 1 RU 配電シェルフが取り付けてある場合は「1 RU 配電シェルフのアース接続」へ進み、そうでない場合は「AC 電源の配線」へ進んでください。


 

1 RU 配電シェルフのアース接続

1 RU 配電シェルフが取り付けられていない場合は、次の手順を省略して「AC 電源の配線」へ進んでください。


ステップ1 1 RU 配電シェルフの背面にある 10 番スタッドの位置を確認します。

ステップ2 絶縁定格温度が最低でも 75°C の UL 規格 6 AWG(16 mm²)電線を使用して、ラック/キャビネットの適切なアース接続点に 1 RU 配電シェルフを接続します(図8 を参照)。

ステップ3 シェルフ側の接続には UL 規格の二ツ穴端子(1/4 インチ、中心間間隔 5/8 インチ)(Panduit 部品番号 LCD6-14A-L もしくは相当品)を使用します。

ステップ4 将来のアップグレードを考慮して、シェルフの側面にはサービス ループを 1.5 フィート(60 cm)残しておきます。

図8 1 RU 配電シェルフのアース接続

 


 

AC 電源の配線


ステップ1 入力側の回路ブレーカーが OFF になっている、またはヒューズが取り外されていることと、電源ケーブルがコンセントに接続されていないことを確認します。

ステップ2 将来の拡張に備えて、配線する AC 電源ケーブルはシェルフの背面に接続するようになっています。

ステップ3 システム シェルフには 4 本の AC 電源ケーブルが同梱されており、それぞれの AC 電源ケーブルで個々の整流器に電源を供給するようになっています。また、これらの電源ケーブルの接続プラグは当該地域のプラグ要件に合うようになっています。


) どの整流器も最大 AC 入力が 9.1 A なので、110 VAC または 208 VAC のいずれの場合にも 15 A の回路が使用されています。


ステップ4 システム シェルフの背面カバーはすでに取り外されているはずです。外されていない場合は、「シェルフのアース接続」に示されている最初の 2 つのステップに従って取り外します。

ステップ5 システム シェルフの背面にある電源ケーブルの接続位置を確認します。

ステップ6 システム シェルフの AC レセプタクルにフェルールを挿入して(フェルールは、正しい向きでないと挿入できません)マイナス ドライバで締め、各ケーブル(G[アース]、L1、L2[ニュートラル])のフェルール端を接続します(図9 を参照)。

図9 AC ケーブルの接続

 

ステップ7 AC 電源ケーブルを接続したら、それらのケーブルをシェルフの背面に這わせながら、同梱されているケーブル固定用のケーブル タイを使用して、シェルフの側面へ送り出します(図10 を参照)。

図10 AC 電源ケーブルの配線

 

ステップ8 AC 電源ケーブルをシステム シェルフのどちらかの側面へ送り出すとき、ケーブル固定用のポイントを利用します。

ステップ9 AC 電源ケーブルをキャビネット/ラック内に結わえます。

ステップ10 すべてのAC 電源ケーブルについて、同じ作業を行います。

ステップ11 AC 電源が AC 給電部でオフになっていることを確認して、AC 給電部に AC 終端プラグを接続します。オフになっていない場合は、「システムの稼働」を実行するまで、AC ケーブルを給電部に接続しないでください。


 

整流器の取り付け

DC 電源システムに整流器を取り付ける手順は次のとおりです。


ステップ1 1 つめの整流器の取り付け位置を確認します。最初に整流器を取り付ける位置は、システムの正面から見て一番左側です。

ステップ2 整流器の取っ手が開いた状態、すなわち、整流器本体から取っ手が引き出された状態になっていることを確かめます。

ステップ3 取っ手が外側を向くようにして、シェルフの正しい取り付け先スロットの前にモジュールを置きます(図11 の 1 を参照)。

ステップ4 シェルフの背面にあるインターフェイス接続部に接触するまで、モジュールを挿入します。

ステップ5 シェルフへ向けてモジュールの取っ手を押し、整流器を完全に押し込みます。整流器を完全に押し込むと取っ手が上に動いて、モジュールが所定の位置でロックされます(図11 の 2 を参照)。

図11 整流器の取り付け

 

ステップ6 ここまでの手順を繰り返して、整流器をすべて追加します(小規模システムでは全体で 2 台、中規模システムでは 3 台、大規模システムでは 4台)。

ステップ7 システムによっては整流器用のブランク前面プレートが取り付けられているので、取り外す必要があります。その場合は、整流器用のブランク前面プレートを固定している 2 本のプラス ネジを外して、前面プレートを取り外します(図12 の 1 を参照)。2 本のプラス ネジを外して、整流器用のブランク前面プレート取り付けブラケットを取り外します(図12 の 2 を参照)。

図12 整流器用ブランク前面プレートの取り外し

 

ステップ8 取っ手に埋め込まれた共通ネジを締めて、整流器を確実に接続します(図11 の 2 を参照)。


 

大規模システムの場合の回路ブレーカーの取り付け

1 RU 配電シェルフを搭載した大規模システムでは、回路ブレーカーを取り付けてシステムを適切に保護する必要があります。1 RU 配電シェルフは、中規模システムで使用されることを想定して、回路ブレーカーを 2 つ取り付けた状態で出荷されます。

回路ブレーカーを大規模システムへ取り付ける手順は次のとおりです。


ステップ1 すべてのブレーカーが OFF なっていることを確認します。

図13 ブレーカーの ON/OFF の位置

 

ステップ2 1 RU 配電シェルフの前面プレートを固定している 2 本の取り付けネジを緩めて、前面プレートを取り外します(図14 を参照)。

図14 1 RU 配電シェルフの前面プレートの取り外し

 

ステップ3 1 RU 配電シェルフ内の回路ブレーカーの取り付け位置を確認します( 表1 を参照)。回路ブレーカーは、シェルフの正面から見て左側に保護フード(ON の位置を保護)がくるように取り付け(図13)、1 RU 配電シェルフの前面プレートが正しく取り付けられるようにします。

ステップ4 回路ブレーカーのアラーム ケーブルを回路ブレーカーの背面に接続します。アラーム ケーブルには、C(コモン)および NC(ノーマル クローズ)と表記されているので、それに合せて図13に示されている位置に接続します。

ステップ5 ブレーカーをゆっくり挿入しながら、即時切断プラグを取り付け穴に合わせます(正しい方向については図15を参照)。

 

表1 回路ブレーカーの位置

システムの規模
A1
A2
B1
B2
小規模

中規模

1

2

大規模

1.将来のアップグレード用

2.将来のアップグレード用

ステップ6 即時切断プラグが取り付け穴にしっかり装着されるまで、ブレーカーを押し込みます(図15 を参照)。

ステップ7 追加のブレーカーがある場合は、同じ作業を繰り返します。

ステップ8 1 RU 配電シェルフの前面プレートを元に戻して、取り付けネジを締めます。

図15 回路ブレーカーの取り付け

 


 

アラーム ケーブルの配線

DC 電源システム内のアラーム ケーブルを配線する手順は次のとおりです。


ステップ1 システム シェルフの前面プレートを固定している 2 本の取り付けネジを緩めて前面プレートを取り外し、コントローラのスライド式引き出しを操作できるようにします(図16 を参照)。

図16 コントローラの前面プレートの取り外し

 

ステップ2 引き出しをシステム シェルフから引き出して取り外し、アラーム インターフェイス ボードを操作できるようにします。

ステップ3 端子ブロックは、アラーム ケーブルの接続のために取り外せるようになっています(図17 の 1 を参照)。

図17 アラーム ケーブルの接続

 


) アラームの接点には、1 ~ 4、NO、C、NC と表記されており、電源システムのオフ状態やアラーム状態が分かるようになっています(図18 を参照)。


図18 アラーム インターフェイス ボードの接続部

 


) どのアラーム接続も無通電状態を知らせるためのものです。無通電状態になると、NC が常時閉じ、通電状態になると、NC が開きます。


ステップ4 端子ブロック(緑)には 26 ~ 22 AWG(0.14 ~ 0.34 mm²)のケーブルを接続できます。端子ブロックを取り外します(図17 の 1 を参照)。アラームの情報については、 表2 を参照してください。

 

表2 アラームの役割

ジャンパ
アラームの役割
1
2
3
4
J16(1 ~ 3)

低電圧

J15(1 ~ 3)

電源のエラー

J14(1 ~ 3)

モジュールの障害

J13(1 ~ 3)

ヒューズ/回路ブレーカーの障害

ステップ5 ケーブルを緑色のコネクタに挿入し、マイナス ドライバでネジを締めます(図17 の 2 を参照)。

ステップ6 端子ブロックを取り付けます(図17 の 3 を参照)。

ステップ7 アラーム ケーブルは、システム シェルフの背面からコントローラ引き出しと GMT 引き出し領域との間にある操作スペースを通るようにします(このとき、引き出しを取り出せるよう十分なサービス ループを作ります)(図17 を参照)。

ステップ8 同梱されているケーブル管理用のストレイン レリーフ ケーブル タイを使用してアラーム ケーブルを固定します。


 

ロード/リターン ケーブルの配線

ここでは、1 RU 配電シェルフと GMT ロード/リターン ケーブルの配線手順について説明します。

1 RU 配電シェルフのロード/リターン ケーブルの配線

以降に説明する内容は、システムで 1 RU 配電シェルフを使用している場合の手順です。配電シェルフを使用していないシステムでは、この手順を省略して、「GMT ロード/リターン ケーブルの配線」へ進んでください。


ステップ1 用途に応じて正しいワイヤ ゲージを選びます( 表3 を参照)。

 

表3 ロード ケーブルのワイヤ ゲージ

ワイヤ ゲージ(より線)
用途
10 ~ 8 AWG(6 ~ 10 mm²)

ブレーカーのロード(30 A まで)

ステップ2 1 RU 配電シェルフの背面にあるロード/リターン ケーブルの接続位置を確認します。

ステップ3 1 RU 配電シェルフのマイナス ネジを緩めて、Phoenix Contact PC6™ コネクタを取り外します(図19 の 1 を参照)。

ステップ4 ケーブルをコネクタ(Phoenix Contact PC6™)に挿入してネジを締め、ロード/リターン接続の適切な端子に接続します(図19 の 2、3 を参照)。1 RU 配電シェルフを取り外すときのために、十分なサービス ループを作ります。

図19 1 RU 配電シェルフのロード/リターン ケーブルの接続

 

ステップ5 1 RU 配電シェルフに取り付けなおします(図19 の 4 を参照)。

ステップ6 ロード/リターン ケーブルを DC 電源の供給が必要な装置に接続します。

ステップ7 追加の DC 配線がある場合は、同じ作業を繰り返します。


 

GMT ロード/リターン ケーブルの配線


ステップ1 コントローラの前面プレートを取り外して、GMT 引き出しを引き出し、GMT ヒューズの接続位置を確認します(図20 を参照)。

図20 GMT ヒューズ ブロックの位置

 

ステップ2 システム シェルフの背面から GMT ロード/リターン ケーブルを配線します( 表4 を参照)。配線は、ヒューズ パネルのチャネルを通して引き出しを外に引き出せるように十分なサービス ループを作り、同梱の固定用具を使用して固定します(図21 を参照)。

 

表4 GMT ロード ケーブルのワイヤ ゲージ

ヒューズ
ワイヤ ゲージ
2 A GMT ヒューズ

22 AWG(0.34 mm²)

5 A GMT ヒューズ

18 AWG(0.75 mm²)

10 A GMT ヒューズ

14 AWG(2.5 mm²)

15 A GMT ヒューズ

14 AWG(2.5 mm²)

図21 GMT ヒューズ ロード ケーブルの配線

 

ステップ3 マイナス ドライバを使用してバネ仕掛けの端子を開き、適切なケーブルを差し込んで接続します(図21 を参照)。端子とヒューズは 1 対 1 で対応しています(A 側 [1 ~ 5]、B 側 [1 ~ 5] で、システムの正面から見て左から右)。

ステップ4 ケーブルを DC 電源の供給が必要な装置に接続します。


) 15 A GMT ヒューズについては、熱対策として両側に空き空間を残しておきます(図22 を参照)。


図22 GMT ヒューズの取り付け

 


 

システムの稼働

ここでは、システムに初めて電源を投入する際の手順を説明します。


ステップ1 AC 配電パネルの AC ブレーカーをオンにし、整流器を通してシェルフに電力を供給します。

ステップ2 コントローラと整流器の LED が点滅します。コントローラがすべての整流器とやりとりをするのに数分かかることがあります。

ステップ3 これで、システムが稼働しました。コントローラのレッドの LED が点灯した場合は、『Cisco AC/DC Power System User Guide』Release 1.0 の「Alarm Warnings」の章を参照してください。


 

マニュアルの入手方法

シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、Cisco.com で入手することができます。また、テクニカル サポートおよびその他のテクニカル リソースは、さまざまな方法で入手することができます。ここでは、シスコ製品に関する技術情報を入手する方法について説明します。

Cisco.com

シスコの最新のマニュアルは、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm

シスコの Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com

http://www.cisco.com/jp

シスコの Web サイトの各国語版へは、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

マニュアルの発注方法

マニュアルの発注方法については、次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm

シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご発注いただけます。

Cisco.com(Cisco Direct Customers)に登録されている場合、Ordering ツールからシスコ製品のマニュアルを発注できます。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/index.shtml

Cisco.com に登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

テクニカル サポート

Cisco Technical Support では、シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラー、販売店を対象として、評価の高い 24 時間体制のテクニカル サポートを提供しています。Cisco.com の Cisco Technical Support Web サイトでは、広範囲にわたるオンラインでのサポート リソースを提供しています。さらに、Technical Assistance Center(TAC)では、電話でのサポートも提供しています。シスコシステムズとサービス契約を結んでいない場合は、リセラーにお問い合わせください。

Cisco Technical Support Web サイト

Cisco Technical Support Web サイトでは、オンラインで資料やツールを利用して、トラブルシューティングやシスコ製品およびテクノロジーに関する技術上の問題の解決に役立てることができます。Cisco Technical Support Web サイトは、1 年中いつでも利用することができます。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/techsupport

Cisco Technical Support Web サイト上のツールにアクセスする際は、いずれも Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログイン ID またはパスワードを取得していない場合は、次の URL で登録手続きを行ってください。

http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do


) テクニカル サポートにお問い合わせいただく前に、Cisco Product Identification(CPI)ツールを使用して、製品のシリアル番号をご確認ください。CPI ツールへは、Documentation & Tools の下にある Tools & Resources リンクをクリックして、Cisco Technical Support Web サイトからアクセスできます。Alphabetical Index ドロップダウン リストから Cisco Product Identification Tool を選択するか、Alerts & RMAs の下にある Cisco Product Identification Tool リンクをクリックしてください。CPI ツールは、製品 ID またはモデル名、ツリー表示、または特定の製品に対する show コマンド出力のコピー & ペーストによる 3 つの検索オプションを提供します。検索結果には、シリアル番号のラベルの場所がハイライトされた製品の説明図が表示されます。テクニカル サポートにお問い合わせいただく前に、製品のシリアル番号のラベルを確認し、メモなどに控えておいてください。


Japan TAC Web サイト

Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト( http://www.cisco.com/tac )のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

Service Request ツールの使用

オンラインの TAC Service Request ツールを使えば、S3 および S4 の問題について最も迅速にテクニカル サポートを受けられます(ネットワークの障害が軽微である場合、あるいは製品情報が必要な場合)。状況をご説明いただくと、TAC Service Request ツールが推奨される解決方法を提供します。これらの推奨リソースを使用しても問題が解決しない場合は、TAC の技術者が対応します。TAC Service Request ツールは次の URL からアクセスできます。

http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest

問題が S1 または S2 であるか、インターネットにアクセスできない場合は、電話で TAC にご連絡ください(運用中のネットワークがダウンした場合、あるいは重大な障害が発生した場合)。S1 および S2 の問題には TAC の技術者がただちに対応し、業務を円滑に運営できるよう支援します。

電話でテクニカル サポートを受ける際は、次の番号のいずれかをご使用ください。

アジア太平洋:+61 2 8446 7411(オーストラリア:1 800 805 227)
EMEA:+32 2 704 55 55
米国:1 800 553-2447

TAC の連絡先一覧については、次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/techsupport/contacts

問題の重大度の定義

すべての問題を標準形式で報告するために、問題の重大度を定義しました。

重大度 1(S1) ― ネットワークがダウンし、業務に致命的な損害が発生する場合。24 時間体制であらゆる手段を使用して問題の解決にあたります。

重大度 2(S2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下、またはシスコ製品のパフォーマンス低下により業務に重大な影響がある場合。通常の業務時間内にフルタイムで問題の解決にあたります。

重大度 3(S3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下しているが、ほとんどの業務運用が機能している場合。通常の業務時間内にサービスの復旧を行います。

重大度 4(S4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要で、業務への影響がほとんどまたはまったくない場合。

その他の資料および情報の入手方法

シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手することができます。

Cisco Marketplace では、さまざまなシスコの書籍、参考資料、およびロゴ入り商品を提供しています。Cisco Marketplace には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/marketplace/

Cisco Product Catalog 』には、シスコシステムズが提供するネットワーキング製品のほか、発注方法やカスタマー サポート サービスについての情報が記載されています。『 Cisco Product Catalog 』には、次の URL からアクセスしてください。

http://cisco.com/univercd/cc/td/doc/pcat/

Cisco Press では、ネットワーク、トレーニング、認定関連の出版物を幅広く発行しています。初心者から上級者まで、さまざまな読者向けの出版物があります。Cisco Press の最新の出版情報などについては、次の URL からアクセスしてください。

http://www.ciscopress.com

Packet 』は、シスコシステムズが発行するテクニカル ユーザ向けの季刊誌で、インターネットやネットワークへの投資を最大限に活用するのに役立ちます。『 Packet 』には、ネットワーク分野の最新動向、テクノロジーの進展、およびシスコの製品やソリューションに関する記事をはじめ、ネットワークの配置やトラブルシューティングのヒント、設定例、お客様の事例研究、認定やトレーニングに関する情報、および多数の詳細なオンライン リソースへのリンクが盛り込まれています。『 Packet 』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/packet

iQ Magazine 』は、シスコのテクノロジーを使って収益の増加、ビジネス効率の向上、およびサービスの拡大を図る方法について学ぶことを目的とした、シスコシステムズが発行する成長企業向けの季刊誌です。この季刊誌は、実際の事例研究や事業戦略を用いて、これら企業が直面するさまざまな課題や、問題解決の糸口となるテクノロジーを明確化し、テクノロジーの投資に関して読者が正しい決断を行う手助けをします。『 iQ Magazine 』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/iqmagazine

Internet Protocol Journal 』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担当するエンジニア向けに、シスコシステムズが発行する季刊誌です。『 Internet Protocol Journal 』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/ipj

シスコシステムズは最高水準のネットワーク関連のトレーニングを実施しています。トレーニングの最新情報については、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/learning/index.html