Cisco Edge Craft ソフトウェア ガイド Software Release 2.0
レイヤ 2 の設定
レイヤ 2 の設定
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

レイヤ 2 の設定

レイヤ 2 の設定

この章では、ネットワーク要素で行うブリッジング サービス(L2 転送)の管理について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

ブリッジの表示と変更

ブリッジの QoS

MAC マルチキャストおよび IGMP スヌーピングの表示と変更

Spanning Tree Protocol(STP; スパンニング ツリー プロトコル)および Rapid STP (RSTP; 高速 STP)の表示と変更

トラフィック制御の表示および変更

VLAN (バーチャル LAN)の表示および変更


) 次の例は ONS 15305 の場合ですが、ONS 15302 にも当てはまります。


7.1 ブリッジ

ここでは、ブリッジ M.O. がサポートしている設定操作について説明します。 説明する内容は次の 2 つです。

概要

例:単純で一般的な構成例が豊富に盛り込まれています。

トラブルシューティングと FAQ については、「トラブルシューティングと FAQ」を参照してください。この章にも、若干のヒントと FAQ に対する回答が記載されています。

7.1.1 例

7.1.1.1 静的ユニキャスト転送情報の設定

MAC ユニキャスト転送テーブルの項目を設定します(図7-1 を参照)。


ステップ 1 ONS 15305 管理対象オブジェクトをクリックし、トポロジ ブラウザで bridge 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 2 属性ウィンドウで unicastForwarding をダブルクリックします。

図7-1 静的ユニキャスト転送情報の設定

 

ステップ 3 ツールバーの Add をクリックします。

ステップ 4 次の属性はデフォルト値がないので、定義します。

bridgePortNumber

到達可能な MAC アドレスを使用して、ポートのブリッジ ポート番号を設定します。

macAddress

MAC アドレスを設定します。MAC アドレスは、ユニキャスト アドレスでなければなりません。

vlanId

この項目を適用する VLAN ID を設定します。

deleteStatus

テーブルから動的に項目を削除しない場合には、permanent を設定します(その場合、ブリッジをリセットしても項目は削除されません)。ブリッジのリセット時にテーブルから動的に項目を削除する場合には、deleteOnReset を設定します。ブリッジによって動的に項目をエージング アウトする場合は、deleteOnTimeout を設定します。

ステップ 5 ツールバーの Save をクリックします。


 

7.1.2 静的マルチキャスト転送情報の設定

MAC マルチキャスト転送テーブルにある項目の設定(図7-2)は、「質問 5」を参照してから始めてください。


ステップ 1 ONS 15305 管理対象オブジェクトをクリックしてから、トポロジ ブラウザで bridge 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 2 属性ウィンドウで MACMulticast をダブルクリックし、次に MulticastStatic をダブルクリックします。

図7-2 静的マルチキャスト転送情報の設定

 

ステップ 3 ツールバーの Add をクリックします。

ステップ 4 次の属性はデフォルト値がないので、定義します。

vlanId

この項目を適用する VLAN ID を設定します。

MacAddress

MAC アドレスを設定します。MAC アドレスは、マルチキャスト アドレスでなければなりません。

staticBridgePortNumbers

ダイナミック情報に関係なく、マルチキャスト/ブロードキャスト フレームを転送するポートのセットを設定します。ポートのセットはオクテット文字列として入力します。オクテット文字列では、各ビットが 1 つのポートを表します。詳細については「トラブルシューティングと FAQ」参照してください。

forbiddenBridgePortNumbers

ダイナミック情報に関係なく、フレームを転送しないポートのセットを設定します。ポートのセットはオクテット文字列として入力します。オクテット文字列では、各ビットが 1 つのポートを表します。詳細については「トラブルシューティングと FAQ」参照してください。

status

テーブルから動的に項目を削除しない場合には、permanent を設定します(その場合、ブリッジをリセットしても項目は削除されません)。ブリッジのリセット時にテーブルから動的に項目を削除する場合には、deleteOnReset を設定します。ブリッジによって動的に項目をエージング アウトする場合は、deleteOnTimeout を設定します。

ステップ 5 ツールバーの Save をクリックします。


) マルチキャスト転送情報をテーブルに追加すると、bridge > macMulticast > multicastForwarding 属性に同じ項目が自動的に追加されます。multicastForwarding 属性には両方の静的項目が含まれます。両方とは、グループ(マルチキャスト)アドレスに関連するユーザ定義項目と学習項目のことです。



 

7.1.3 IGMP スヌーピング

ホストでマルチキャスト トラフィックを受信する場合、LAN 上のルータに通知する必要があります。IGMP は、LAN 上のホストとルータ間でグループ メンバーシップ情報をやり取りする場合に使用するプロトコルです。ルータは、IGMP を介して受信した情報に基づいて、対象となる受信装置(ホスト)につながっていると認識しているインターフェイスだけを使用してマルチキャスト トラフィックを転送します。

反対に、ブリッジはデフォルトですべてのポートにマルチキャスト トラフィックを流すので、貴重なネットワーク リソースを浪費します。ブリッジでの IGMP スヌーピングでは、このような非効率を解消できます。IGMP スヌーピングでは IGMP メッセージを確認して、実際にマルチキャスト トラフィックの受信に関係しているホストを特定します。ブリッジは、この情報に基づいてマルチキャスト受信装置が接続されているポートにだけマルチキャスト トラフィックを転送します。

7.1.3.1 IGMP スヌーピングの有効化

ネットワーク要素の IGMP スヌーピングを有効にします(図7-3 を参照)。


ステップ 1 ONS 15305 管理対象オブジェクトをクリックし、トポロジ ブラウザで bridge 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 2 属性ウィンドウで macMulticast 属性をクリックします。

ステップ 3 macMulticastEnable 属性を enabled に設定します。

ステップ 4 属性ウィンドウで igmpSnooping 属性をクリックします。

ステップ 5 igmpSnoopingEnable 属性を true に設定します。

ステップ 6 Save をクリックします。

図7-3 IGMP スヌーピングの有効化

 


 

7.2 その他

ここでは、STP、RSTP、MAC マルチキャスト、およびトラフィック制御について説明します。

7.2.1 STP の設定

Spanning Tree Protocol(STP; スパンニング ツリー プロトコル)によりレイヤ 2 デバイスでは、LAN 上のすべてのペア間のパスを備えていてしかもループのないトポロジのサブセットを検出できます。

STP は RSTP と互換性があります。「高速スパニング ツリー プロトコル(RSTP)の設定」を参照してください。

ネットワーク要素は、デバイス全体で 1 つの STP アルゴリズム(デバイス単位型)を実行するか、または VLAN 単位で 1 つの STP アルゴリズム(VLAN 単位型)を実行できます。STP アルゴリズムのタイプを設定するには、ONS 15305 > bridge > SpanningTree > stpTypeAfterReset 属性を選択します。新しく設定した STP タイプを有効にするには、ネットワーク要素を再起動する必要があります。

7.2.1.1 デバイス単位の STP アルゴリズムの設定

デバイス単位の STP アルゴリズムを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 STP のタイプがデバイス単位になっていることを確認します(ONS 15305 > bridge > SpanningTree > stpType 属性とチェックして、現在の STP タイプを確認します)。

ステップ 2 ONS 15305 管理対象オブジェクトをクリックし、次にトポロジ ブラウザで bridge 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 3 属性ウィンドウで SpanningTree 属性をクリックします。

ステップ 4 stpEnable を true に設定します。

ステップ 5 必要に応じて forward Delay、hello Time、max Age、および priority 属性を編集します。

ステップ 6 Save をクリックします。

ステップ 7 属性ウィンドウで SpanningTreePerDevice 属性をクリックします。

ステップ 8 必要に応じて BelongToVLAN 属性を編集します(この属性を true に設定すると、VLAN のポート メンバーだけが STP アルゴリズムに加わります)。

ステップ 9 Save をクリックします。

ステップ 10 priority、cost、および portEnable の属性はポート単位で任意に編集できます。これらの属性を編集する場合は、SpanningTreePort 属性をクリックし、必要に応じて変更します。

ステップ 11 Save をクリックします。


 

7.2.2 高速スパニング ツリー プロトコル(RSTP)の設定

STP は、トポロジ変更後のパスの再計算に時間がかかります。大規模な交換回線ネットワークの利用が増えているため、パスの再計算に時間がかかると、状況によっては性能低下につながる場合があります。高速 STP(RSTP)はこの問題を改善する試みの 1 つです。ONS 15302 および ONS 15305 では、シスコ製装置の PortFast などと同じタイプのサービスを提供する RSTP の部分的な実装だけをサポートしています。これは、RSTP がブリッジ間でのスパニング ツリーの実際の構築サポートしないためです。ただし、RSTP では、STP のように転送遅延の 2 倍の時間だけ待たなくても、カスタマー向けポートが転送モードになります。通常の STP が実行する際には、ネットワークのループを防止する必要があります。RSTP はエンドユーザ機器につながるポートでだけ使用されます。ONS 15302 または ONS 15305 が RSTP 用に設定されたインターフェイス上で標準の STP BPDU を検出すると、このインターフェイスは標準の STP に戻ります。

部分的な実装であるため、ONS 15302 および ONS 15305 の最初のリリースで使用できるのは Port-Table とそのコマンドだけです。

7.2.2.1 ポートでの RSTP の設定


ステップ 1 ONS 15305 管理対象オブジェクトをクリックし、次にトポロジ ブラウザで bridge 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 2 属性ウィンドウで RapidSpanningTree 属性をクリックしてから、RapidSpanningTreePort 属性をクリックします。

ステップ 3 RSTP を設定する VLAN ID とポートのペアを確認します。


) VLAN ID が関与するのは、ネットワーク要素が VLAN 単位で STP を実行している場合だけです。デバイス単位で STP が実行されている場合は、ポートだけで RSTP を有効にでき、VLAN ID は常に 1 に設定されます。


ステップ 4 選択したペアの status 属性を true に設定します。

ステップ 5 Save をクリックします。


 

7.2.3 MAC マルチキャスト

マルチキャストは、1 つのパケットを複数の宛先に送信する方法です。マルチキャスト機能は、テレビ会議などのアプリケーションや一部のルーティング プロトコルなどの特定の情報を配信する場合に使用されます。標準の IEEE 802.1D ブリッジでは、マルチキャスト フレームを受信するポートと同じ VLAN に属するすべてのポートにマルチキャスト フレームが転送されます。受信側が 1 つだけ(または少数)のブリッジ ポートに接続されていて、複数のポートを備えたブリッジを経由して大量のマルチキャスト トラフィックが伝送される場合、この方法は適切でない可能性があります。不要な帯域幅の使用量を軽減するために、ONS 15302 および ONS 15305 は必要に応じてマルチキャスト トラフィックの転送を制御するテーブルをサポートしています。また、ONS 15302 と ONS 15305 は、Internet Group Management Protocol(IGMP; インターネット グループ管理プロトコル)のスヌーピングをサポートしており、これにより、エンド ノードと IP マルチキャスト ルータ間でやりとりされる IGMP メッセージに基づいてマルチキャスト テーブルを更新します。

この機能が有効でない場合、マルチキャスト トラフィックは通常どおりに転送されます。また、このようなテーブルが必要なのは、パフォーマンスの調整を行う場合だけです。

7.2.3.1 MAC マルチキャスト制御テーブルの有効化

マルチキャスト テーブルに使用される ONS 15302 および ONS 15305 の内部リソースは、VLAN テーブルと共有されています。登録される VLAN エントリとマルチキャスト グループの総数は 4000 で、どちらのタイプのエントリも同じ量のリソースを使用します。そのため、マルチキャスト機能を有効にするには、予測されるマルチキャスト グループの数に従って、VLAN の最大数を 4000 よりも少なくする必要があります。通常、使用される VLAN の数は 4000 をはるかに下回るため、マルチキャスト トラフィック向けに十分な量のエントリを確保できます。

MAC マルチキャストの設定

マルチキャストのメニューには、次のメニュー オプションがあります。

IGMPSnooping

MacMulticastEnable

MulticastForwardUnregistered

MulticastForwarding

MulticastForwardingAll

MulticastStatic

MacMulticastEnable は、MAC マルチキャスト制御テーブルの有効化または無効化を行うためのパラメータです。

7.2.3.2 MulticastForwarding

Forwarding-Table には、ブリッジに設定されたマルチキャスト フィルタリング情報や IGMP スヌーピングによって学習された情報が含まれます。また、Forwarding-Table は、特定の VLAN 上の所定のマルチキャスト グループ アドレスに対して許可する出力ポートを指定し、IGMP スヌーピングによる学習が行われているポートを示します。

VLAN-TAG-ID:フィルタリング情報を適用する VLAN を識別します。

MULTICAST-ADDRESS:フィルタリング情報を適用する宛先グループの MAC アドレスを識別します。

EGRESS-PORTS:指定されたマルチキャスト グループ アドレスに対して設定された出力ポートを示します。ここには、このアドレスの Forward All Ports リストに示されるポートは含まれません。

LEARNT:IGMP スヌーピングによって識別されて、マルチキャスト フィルタリング データベースに追加された Egress Ports リストの一部のポートを示します。

7.2.3.2.1 MulticastForwardingAll

Forward-All-Table は、VLAN 内のポートですべてのマルチキャスト パケットを転送できるようにします。

VLAN-TAG_ID:フィルタリング情報を適用する VLAN を識別します。

EGRESS-PORTS:Forward Unregistered グループに参加できる VLAN 上のポートを指定します。デフォルト設定は全ポートです。

FORBIDDEN-PORTS:Forward All グループへの参加を禁止する VLAN 上のポートを指定します。

STATIC PORTS:出力ポートの設定(静的または動的)を示します。

7.2.3.2.2 MulticastForwardUnregistered

Multicast-Forward-Unregistered-Table は、他のテーブルに登録されていないパケット転送に関するポートの動作を定義します。

VLAN-TAG_ID:フィルタリング情報を適用する VLAN を識別します。

EGRESS-PORTS:Forward Unregistered グループに参加できる VLAN 上のポートを指定します。デフォルト設定は全ポートです。

FORBIDDEN-PORTS:Forward Unregistered グループへの参加を制限する VLAN 上のポートを指定します。

STATIC PORTS:出力ポートの設定(静的または動的)を示します。

7.2.3.2.3 MulticastStatic

Static-Table には、特定のマルチキャスト グループ アドレスに対して手動で設定されたフィルタリング情報が含まれます。ここには、許可および禁止された出力ポートに関する情報が含まれます。また、この情報は Forwarding-Table にも反映されます。

VLAN-TAG_ID:フィルタリング情報を適用する VLAN を識別します。

MULTICAST-ADDRESS:フィルタリング情報を適用する宛先グループのフレームの MAC アドレスを識別します。

STATIC-EGRESS-PORTS:パケットを常に転送する受信元ポートおよび送信先ポートを示します。これは、IGMP スヌーピングの設定とは無関係です。

FORBIDDEN-PORTS:パケットの転送を禁止する受信元ポートおよび送信先ポートのセットを示します。これは、IGMP スヌーピングの設定とは無関係です。

STATUS:
次の値があります。

Permanent:このテーブル項目は現在使用中です。ブリッジング ステータスがリセットされても、このテーブル項目は継続して使用されます。

Delete on Reset:このテーブル項目は現在使用中です。ただし、ブリッジング ステータスがリセットされると、この項目は削除されます。

Delete on Timeout:このテーブル項目は現在使用中です。ただし、ブリッジがタイムアウトすると、この項目は削除されます。

7.2.4 トラフィック制御

トラフィック制御メニューには、次のメニュー オプションがあります。

PortPriority

PriorityGroup

TrafficClass

7.2.4.1 PortPriority

BridgePortNumber:デバイス上のポートを識別するポート番号です。各行の情報は、このカラムで識別されるポートに適用されます。

DefaultPriority:優先順位の自動設定を行う場合に、このポートに着信するフレームに割り当てられる優先順位の値です。タグに優先順位値が設定されていないフレームがこのポートに到達すると、DefaultPriority の値を優先順位として取得します。この値は IEEE 802.1p のプライオリティ レベルです。範囲は 0 ~ 7 です。

NumberOfTrafficClasses:ポートのサービス クラスの番号(つまり、出力キューの番号)を示します。デバイスのすべてのポートは、常に 4 つのキューを使用します。

7.2.4.2 PriorityGroup

BridgePortNumber:デバイス上のポートを識別するポート番号です。各行の情報は、このカラムで識別されるポートに適用されます。

PriorityGroup:同じモジュール上に存在し、同じ優先順位設定を使用するポートを示します。ONS 15305 の理論上の最大ポート数は 65 で、これらのポートはすべて、その有無に関係なくこのテーブルに表示されます。PriorityGroup が 32 になっている場合は、ポートが存在しない(つまり、対応するスロットの STM-n モジュールにイーサネット インターフェイスが存在しない)ことを示します。

7.2.4.3 TrafficClass

イーサネット フレームは、TrafficClass テーブルの情報に基づいて分類されます。デバイスは、トラフィックを区別するために 4 つのキューを使用し、802.1p では 8 つの異なる優先順位が規定されているため、これらの 4 つのキューに 8 つの優先順位をマッピングする必要があります。デフォルトのマッピング方式は IEEE によって推奨されていますが、オペレータによる設定変更が可能です。

優先順位
サービス クラス

6、7

3

4、5

2

0、3

1

1、2

0

4 つのキューを使用する場合の推奨マッピング

BridgePortNumber:デバイス上のポートを識別するポート番号です。各行の情報は、このカラムで識別されるポートに適用されます。

Priority:802.1p に基づく優先順位の値。有効値は 0 ~ 7 です。

TrafficClass:選択された優先順位値をマッピングするサービス キューを示します。有効値は 0 ~ 4 です(4 が最高)。

7.3 VLAN の管理

ここでは、ネットワーク要素で行う VLAN の管理について説明します。

ネットワーク要素は、ポート単位の VLAN 、またはポートとプロトコルの組み合わせ単位の VLAN を実行するように設定できます。

また、次に示す VLAN のライフサイクル全体の管理についても説明します。

VLAN の作成、表示、変更、および削除

イーサネット ユーザ定義プロトコルの作成、表示、変更、および削除

Generic Attribute Registration Protocol VLAN Registration Protocol(GVRP)の表示および削除

7.3.1 VLAN (バーチャル LAN )

Local Area Network (LAN; ローカルエリア ネットワーク) は地理的に狭い範囲で共通の通信回線を共用する複数のコンピュータで構成されます。VLAN は、論理接続に基づいてコンピュータをグループ化(ユーザの種類や部門別など)した LAN です。VLAN に対するコンピュータの追加と削除、およびロード バランシングの管理は、物理的な LAN の場合よりも容易です。ネットワークの仮想構成と物理構成は、管理システムによって関連づけられます。

ネットワーク要素は次の 2 種類の VLAN をサポートしています。

ポート単位

ポートとプロトコルの組み合わせ単位

ネットワーク要素で両方のタイプの VLAN を同時に稼働させることはできません。VLAN はすべてをポート単位、またはポートとプロトコルの組み合わせ単位のどちらか一方にする必要があります。プロトコルは、定義済みプロトコルまたはユーザ定義のイーサネット プロトコルのどちらを使用してもかまいません。使用可能なイーサネット プロトコルは、IP、IPX、Appletalk などです。

VLAN に割り当て可能な ONS 15305 のイーサネット ポートの最大数は 64 です。各スロットのイーサネット ポートの最大数は 16 です。 トラブルシューティングと FAQ「質問 7」もあわせて参照してください。

ネットワーク要素で VLAN を定義する場合の手順は、次の 3 つです。

ブリッジに対して共通の VLAN タイプを定義する。

新しい VLAN に対する一連の共通パラメータを定義する。

VLAN に新しいポートを追加する。

VLAN の定義を行うユーザは管理操作を行う適切な権限を持っている必要があります。

7.3.1.1 タグ付き/タグなしの LAN ポート

同一の LAN ポートを経由して複数の VLAN のトラフィックを(ブリッジ間で)伝送するには、所属する VLAN に応じてイーサネット フレームにタグを付ける必要があります。これにより、接続されたブリッジが各フレームの転送先 VLAN を認識できるようにします(IEEE 802.1Q に準拠)。そのために、フレームに対応する VLAN ID(VID)の関連情報を伴った 4 バイトがイーサネット フレーム ヘッダーに挿入されます。個々の VLAN の VID は、VLAN の作成時に定義されます。このタギングは、VLAN 内の各ポートに対して有効にできます。ただし、ブリッジ(および、一部 VLAN 対応サーバ)間の通信専用で、通常のエンドユーザのネットワーク機器のポートでは使用されません。タグなしモードで動作する LAN ポートは、タグ付き着信フレームを入側で廃棄します。タグ付きモードで動作する LAN ポートは、ポートが所属する VLAN の VID に基づくタグ付きフレームだけを受け入れます。

次に例を示します。

VID が 10 と 20 の 2 つの VLAN に属するポートが、10、20、および 30 の VID に基づいてタグ付けされたフレームを受信した場合、このポートは VID が 10 と 20 のフレームだけを受け取って転送します。VID 30 を持つフレームは廃棄されます。

一部のメンバー ポートがタグ付きでそのほかがタグなしという VLAN ももちろん可能です。ポートがトラフィックを受信する VLAN が 1 つだけの場合、タギングを有効にする必要はありません。

7.4 VLAN のプロビジョニング

Cisco Edge Craft は、VLAN プロビジョニング用のカスタム GUI を備えています(図7-4 を参照)。VLAN GUI では、独自の GUI で管理対象のオブジェクトや属性をグループ化して、VLAN に関連する設定を簡単にしています。

図7-4 VLAN GUI - 概要

次の例は、カスタム GUI を使用してポート単位の VLAN およびポートとプロトコルの組み合わせ単位の VLAN の作成とプロビジョニングを行う手順を示しています。VLAN のカスタム GUI を開くには、Cisco Edge Craft デスクトップの bridge メニューで VLAN settings をクリックするか、またはトポロジ ブラウザで Bridge M.O. を右クリックしてから、VLAN settings を選択します。

7.4.1 ポート単位の VLAN の新規設定

ポート単位で VLAN を新しく作成します。


ステップ 1 GUI の右上部にある VLAN type が perPort に設定されていることを確認します(図7-5 を参照)。そうなっていない場合は、VLAN type を perPort に設定し、ネットワーク要素の再起動の確認メッセージが表示されたら Yes をクリックします。

図7-5 VLAN の設定

 

ステップ 2 GUI の Add をクリックします(図7-6 を参照)。

図7-6 VLAN の追加

 

ステップ 3 GUI にはすべての属性のデフォルト値が表示されます。必要に応じて、Description、Tag、および AddressType を編集します(図7-7 を参照)。

図7-7 VLAN の属性の設定

 

ステップ 4 Save をクリックします。


 

7.4.2 ポートとプロトコルの組み合わせ単位の VLAN の新規設定

ポートとプロトコルの組み合わせ単位で VLAN を新しく作成します。


ステップ 1 GUI の右上部にある VLAN type が perProtAndPort に設定されていることを確認します。設定されていない場合は、VLAN type を perProtAndPort に設定して、Save をクリックします。変更を有効にするには、ネットワーク要素を再起動する必要があります。

ステップ 2 GUI の Add をクリックします(図7-8 を参照)。

図7-8 VLAN の追加

 

ステップ 3 ProtocolType 属性と Protocol 属性を編集して、パケットの VLAN メンバーシップを特定するために使用するプロトコルを指定します。ユーザは 9 種類の定義済みプロトコルと 1 つのイーサネット ユーザ定義プロトコルから選択できます。

図7-9 VLAN の設定

 


) ProtocolType が notUsed、Protocol がゼロに設定されている場合、基本的にポート単位の VLAN が定義されます。つまり、パケットで伝送されるプロトコルが VLAN のメンバーシップに影響を与えることはないということです。


7.4.3 イーサネット ユーザ定義プロトコルの設定

イーサネット ユーザ定義プロトコルの設定手順は、次のとおりです。

7.4.3.1 イーサネット ユーザ定義プロトコルの使用

EthernetDefinedProtocol 属性を使用すると、イーサネット フレームの EtherType フィールドに基づいて、事前定義されていないプロトコルを定義できます。このユーザ定義プロトコルは、プロトコルベース VLAN を構築する場合にも使用されます(図7-10 を参照)。


ステップ 1 bridge メニューで、VLAN Settings を選択します。

ステップ 2 コンテンツ ペインの Ethernets をクリックします。

図7-10 イーサネット ユーザ定義プロトコルの設定

 

ステップ 3 ツールバーにある Add をクリックします(プロトコルをまだ定義していない場合)。プロトコルがすでに定義されている場合には、ステップ 4 に説明する両方のフィールドを直接編集できます。

ステップ 4 EthernetType 属性を EtherType の値に設定して、必要なプロトコルを指定します。オプションで、ProtocolName 属性を使用して、プロトコルに分かりやすい名前を付けることもできます。

ステップ 5 ツールバーの Save をクリックします。


) EtherType 番号は IANA によって管理されています。EtherType 番号は、http://www.iana.org/assignments/ethernet-numbers で参照できます。


ユーザが Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル) に基づいて VLAN を定義する場合、EthernetType は 0806(16 進数)に設定する必要があり、ProtocolName 属性は、たとえば ARP に設定してプロトコルを識別できます。

イーサネット ユーザ定義プロトコルを設定するのは、ネットワーク要素がポートとプロトコルの組み合わせ単位で VLAN を実行する場合だけです。
現在、ネットワーク要素で定義できるイーサネット ユーザ定義プロトコルの数は、最大で 1 つです。
イーサネット ユーザ定義プロトコルを特定の VLAN のプロトコルとして使用する場合は、bridge > VLAN の ProtocolType 属性を ethUserDefined に設定します。bridge > VLAN にある Protocol 属性(特定のプロトコルを識別するために使用)は、常に 1 に設定されている必要があります。これは、イーサネット ユーザ定義プロトコルの数が最大 1 つだからです。


 

7.4.3.2 定義済みプロトコルの使用


ステップ 1 protocolType を preDefined に設定します。

ステップ 2 protocol を 1(その他)に設定します。これは、VLAN が表7-1 で指定されたプロトコル以外のプロトコルを使用することを意味します。

 

表7-1 VLAN プロトコル

2

IP プロトコル

4

IPX Raw プロトコル

5

IPX イーサネット プロトコル

6

IPX LLC プロトコル

7

IPX SNAP プロトコル

8

DECNET プロトコル

10

NETBIOS プロトコル

13

SNA プロトコル

ステップ 3 必要に応じて、Description、Tag、および AddressType を編集します。

ステップ 4 Save をクリックします。


 

7.4.4 VLAN ポート メンバーの設定

既存の VLAN にポート メンバーを追加します。


ステップ 1 ポートを追加する VLAN を選択します。Virtual Local Area Network ウィンドウ(図7-11 の上側のウィンドウ)で、VLAN が強調表示されます。VLAN ports ウィンドウ(図7-11 の下側のウィンドウ)に、VLAN の既存のメンバー ポートが表示されます。

図7-11 VLAN ポート メンバーの設定

ステップ 2 VLAN ports ウィンドウの任意の場所をクリックして、ウィンドウをアクティブにします。VLAN ports ウィンドウのタイトル バーの色が、ウィンドウが選択されていることを示す青に変わります。

ステップ 3 Add をクリックします。

ステップ 4 BridgePortNumber 属性を編集します。この属性はスロット/ポート(bridgePortNumber)の形式で表示され、ユーザはスロット/ポートまたは bridgePortNumber の形式でこの属性を指定できます(システムは表示を自動的に更新します)。


) LAN および WAN ポートの bridgePortNumber の値は、それぞれ LAN および WAN の管理対象オブジェクトで確認できます。


図7-12 ブリッジ ポート番号の編集

 

ステップ 5 必要に応じて Tagging および ForbiddenEgressPort 属性を編集します。

ステップ 6 Save をクリックします。


 

7.4.5 GVRP

GARP VLAN registration protocol(GVRP)を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 コンテンツ ペインの GVRP をクリックします(図7-13 を参照)。

図7-13 GVRP 属性

変更できる属性は、次のとおりです。

PortEnable

enabled または disabled に設定します。

JointTime

センチ秒(100 分の 1 秒)単位で値を設定します。

LeaveTime

センチ秒単位で値を設定します。

LeaveAllTime

センチ秒単位で値を設定します。

7.4.5.1 有効値

対象とする属性セルをクリックして、セル上にマウス ポインタを置きます。選択した属性の値の有効範囲がツールのヒントに表示されます(図7-14 を参照)。

図7-14 有効値の選択

 

7.4.6 プロバイダー VLAN (IEEE 802.1Q、Q in Q)

7.4.6.1 概要

802.1Q トンネリングは、Cisco ONS 15300 SDH 製品ラインのレイヤ 2 スイッチング機能に含まれています。所期の機能を使用すると、オペレータは 802.1Q タグ付き(VLAN タグ付き)イーサネット フレームが含まれる個別のカスタマー トラフィックを、VLAN の第 2 レイヤを使用してトンネリングできます。この機能を使用すると、オペレータはカスタマー VLAN の方式を意識する必要がなくなるため、ネットワーク全体でカスタマーごとに 1 つの VLAN を管理するだけで済みます。同時に、異なる複数のカスタマーがデバイスを共有する場合でも、これらのカスタマーは任意の VLAN ID を使用でき、相互の VLAN 方式に影響を与えることはありません。

7.4.6.2 定義

トンネル ポート

トンネル ポートは 802.1Q トンネリングをサポートするために設定する LAN ポートです。トンネル ポートは常にエンド カスタマーに接続され、トンネル ポートへの入力トラフィックは常に 802.1Q タグ付きトラフィックです。

トンネル ポートに対するトラフィック内に各種のカスタマー VLAN が存在する場合にトラフィックがネットワークを伝送される際は、このような VLAN は保護されます。

トランク ポート

トランク ポートは、二重タグ付きトラフィックの伝送が可能なスイッチ間リンク/ポートとして動作するように設定された LAN ポートです。トランク ポートは常に異なるスイッチ上の別のトランク ポートに接続されます。切り替えは、トランク ポートとトンネル ポート間および異なるトランク ポート間で実行されます。

7.4.6.3 使用例

égópó· 1
 

使用例 1 では、2 台の ONS 15302 が SDH ネットワークを経由して相互に接続されています(使用例 1 を参照)。この構成は、二重タギング(802.1Q トンネリング)を使用してさまざまなカスタマーのイーサネット トラフィックを伝送します。

図7-15 使用例 1

この例では、トンネル ポートとトランク ポートが同じスイッチ上にあります。

égópó· 2
 

使用例 2 では、2 台の ONS 15305 が SDH ネットワークを経由して相互に接続されています(使用例 2 を参照)。この構成は、二重タギング(802.1Q トンネリング)を使用してさまざまなカスタマーのイーサネット トラフィックを伝送します。この使用例は、トンネル ポート数が増加している点とトランク ポートが GE ポート(STM-4 または STM-16 光インターフェイスが必要)になっている点を除いて、使用例 1 と同じです。

図7-16 使用例 2

カスタマーのトンネル ポートは FE ポートですが、SDH トラフィックに対応するトランク ポートは GE ポートです。この例では、トンネル ポートとトランク ポートは異なるスイッチ上にあります。

égópó· 3

使用例 3(使用例 3 参照)では、ONS 15305 で使用例 2 と同じネットワーク向けのトランク ポートが使用されていますが、カスタマー向けの 8 つのトンネル ポートが削除され、ONS 15302 デバイスに接続された 8 つの STM-1 ポートに置き換えられています(簡単にするために、ポートと ONS 15302 デバイスはそれぞれ 2 つだけ記載されています)。8 つの STM-1 ポートはそれぞれマッパー回路を経由してスイッチに接続されています。LAN ポートはトランク ポートとして設定され、ONS 15302 上のトランク ポートと接続できるようになっています。また、この使用例では、トランク ポート間での切り替えも可能です。

図7-17 使用例 3

7.4.7 プロバイダー VLAN

7.4.7.1 プロバイダー VLAN の設定(ONS 15305)

ネットワーク要素およびモジュールのバージョンに応じて、プロバイダー VLAN の機能は、次の異なる 2 つのレベルで実装されます。

スイッチ/ブリッジ

モジュール/ポート ポリサー(ONS 15305 R2.0 および ONS 15302 R2.0の新機能):新しい LAN/WAN モジュールはポリサーに QinQ を実装しているため、ポート単位の個別の設定が可能です。古いモジュールでは、スイッチで共通の QinQ を設定する必要があります。


ステップ 1 管理ツリーで bridge > VLanEtherType を選択します。

図7-18 VLanEtherType

ステップ 2 プルダウン メニューを使用して、VLanEtherType を設定します。
スイッチ内での設定の場合は、0xFFFF を設定します。古いモジュールの場合、これで QinQ の設定は完了です。ポリサー経由(新しいモジュールだけ)の設定の場合は、0x8100 を設定します。「プロバイダー VLAN の設定(ONS 15305)」 の設定を継続します。

ステップ 3 Save をクリックします。


) VlanEtherType を 0x8100 に設定できるのは、ONS 15305 R2.0 および ONS 15302 R2.0 の WAN MODULE+ で導入された新しい E100-WAN-8 モジュールと GigE-WAN-2 モジュールだけです。



 

7.4.7.2 プロバイダー VLAN の設定 - ONS 15305(FE/GE+SMAP モジュール搭載)


) 以下の説明は、ONS 15305 R2.0 で導入された GigE-2-LC、GigE-WAN-2、および E100-WAN-8 モジュール専用です。



ステップ 1 管理ツリーで bridge > VLanEtherType を選択します。

図7-19 VLanEtherType

ステップ 2 プルダウン メニューを使用して、VLanEtherType が 0x8100 に設定されていることを確認します。

ステップ 3 VLAN settings ウィンドウのコンテンツ ペインにある Provider VLAN ボタンをクリックします。プロバイダー VLAN で利用できるポートが表示されます。

図7-20 プロバイダー VLAN

7.4.7.3 ProtocolTunneling

ProtocolTunneling 属性を有効にすると、ポートで RSTP などの他のレイヤ 2 プロトコルが伝送されます。

たとえば、サービス プロバイダー VLAN が独自のスパニング ツリーを管理している場合、状況によってネットワーク オーナーはネットワーク オーナー独自のスパニング ツリーからサービス プロバイダーが使用するポートを除外する必要があります。これは、2 つのスパニング ツリーが相互に影響しあうのを防ぐためです。

7.4.7.4 ProviderTagPrioritySource

VLAN のイーサネット パッケージには、ネットワーク スイッチを流れるパケット フローを制御する優先順位が割り当てられます。サービス プロバイダー VLAN のトラフィックがネットワーク オーナー VLAN に入ると、この属性は、ネットワーク オーナー VLAN がサービス プロバイダー VLAN の優先順位設定を継承するかどうかを制御し、独自の優先順位設定を割り当てます。

taginframe は、ネットワーク オーナー VLAN にサービス プロバイダー VLAN の優先順位を強制的に継承させます。

qtagregister は、ネットワーク オーナー VLAN にネットワーク オーナー カスタム 優先順位を割り当てます。優先順位はローカル データ レジスタから読み込まれます。

7.4.7.5 VLANProviderID

この属性は、強調表示された LAN/WAN ポートを使用するサービス プロバイダー VLAN を識別します。

7.4.7.6 ProviderTagPriority

この属性は、ProviderTagPrioritySource が qtagregister に設定されている場合に使用するカスタム 優先順位の値(0.7)を設定します。

7.4.7.7 ProviderTags

この属性は、選択されたポートでの QinQ(プロバイダー VLAN)サポートを有効または無効にします。

ステップ 4 必要なポートでプロバイダー VLAN 属性を設定し、Save をクリックします。

ステップ 5 目的のアプリケーションに含まれる他のネットワーク要素に対して、この操作を繰り返します (他の NE にアクセスするには、File > Reconnect を選択します)。


 

7.4.7.8 プロバイダー VLAN の設定(ONS 15302)


) この手順が適用できるのは、ONS 15302 R 2.0 に対応した新しい WAN モジュールを搭載した ONS 15302 R 2.0 だけです。



ステップ 1 管理ツリーで bridge > Bridgemode を選択します。

ステップ 2 Bridgemode をprovider に設定します。

現在、スイッチは独自の VLAN Ethertype(0xFFFF)で動作しています。

LAN ポート 1 つと WAN ポート 1 つを備えた VLAN(LAN ポートはタグなしで WAN ポートはタグ付き)を使用すると、スイッチは VLAN タグを追加で指定します。このタグはタイプ 0xFFFF で識別され、bridge > TrafficControl > PortPriority(このポートのデフォルト優先順位)で設定された優先順位を持っています。このタグの VLAN ID は、VLAN テーブルに表示されます。

プロバイダー タグを設定すると、FPGA のマッパーが独自の 0xFFFF から 0x8100 に切り替えるため、他のサードパーティ製スイッチでこれらのフレームをスイッチングできます。


ステップ 1 VLAN settings ウィンドウのコンテンツ ペインにある Provider VLAN ボタンをクリックします。

ステップ 2 ProviderTags の設定を次のものから選択します。

disabled
transparent priority:デフォルト優先順位を使用
extract priority:カスタマー トラフィックの優先順位を継承

図7-21 プロバイダー タグの設定

 

ステップ 3 Save をクリックします。

ステップ 4 目的のアプリケーションに含まれる他のネットワーク要素に対して、この操作を繰り返します (他の NE にアクセスするには、File > Reconnect を選択します)。


 

7.4.7.9 プロトコル トンネリングの有効化

ProtocolTunneling はデフォルトで NA に設定されています(STP が有効になっているため)。

図7-22 プロトコル トンネリング

ProtocolTunneling を有効にするには、次の手順を実行します。

図7-23 SpanningTreePerDevice


ステップ 1 管理ツリーで bridge > SpanningTreePerDevice を選択します。

ステップ 2 SpanningTreePort を選択します。

図7-24 SpanningTreePort

ステップ 3 対象とするポートを選択して、PortEnable 属性を disabled に設定します。

図7-25 PortEnable

ステップ 4 VLAN Settings に戻り、プロバイダー VLAN の設定を継続します。

ステップ 5 ProtocolTunneling を enabled に設定します。

図7-26 プロトコル トンネリング

ステップ 6 ProviderTags に値(disabled、transparent priority、または extract priority)を設定します。

図7-27 ProviderTags


 

7.4.8 QinQ

ここでは、ONS 15305 Release 1.1 と ONS 15302 Release 1.0 での QinQ の設定について説明します。

この実装では、プロバイダー VLAN の Ethertype として値 0xFFFF を使用しています。そのため、プロバイダー VLAN のタグ付きトラフィックは、サードパーティ製の VLAN 対応スイッチを使用して送信された場合、802.1Q に基づく VLAN タグ付きトラフィックとして認識されません(あとの実装で認識するため)。

次のネットワーク要素リリースの場合、QinQ の実装はプロバイダー VLAN (IEEE 802.1Q、Q in Q) の説明と異なっています。

ONS 15305 の場合、使用できる QinQ の設定(選択されたモジュール タイプに依存)は、available ports、disable、および enable です。

ONS 15302 の場合、使用できる設定は disable または enable です。

7.4.8.1 Q in Q の設定 (ONS 15305)


ステップ 1 VLAN settings ウィンドウのコンテンツ ペインにある QinQ ボタンをクリックします。

利用可能な Q in Q で使用できるモジュール タイプが表示されます。

ステップ 2 対象とするモジュール タイプ(この例では GigE-2-LC)をクリックし、QinQ を選択します。 プルダウン メニューに表示される選択肢(選択したモジュールのタイプにより異なる)は、available ports、disable、および enable です。

ステップ 3 port または enable(選択したモジュールのタイプにより異なる)を選択して save をクリックします。

ステップ 4 対象とする Q in Q アプリケーションに含まれる他のネットワーク要素に対して、この操作を繰り返します (他の NE にアクセスするには、File > Reconnect を選択します)。

7.4.8.2 Q in Q の設定(ONS 15302)


ステップ 1 VLAN settings ウィンドウのコンテンツ ペインにある QinQ ボタンをクリックします。

ステップ 2 QinQ をクリックします。プルダウン メニューに表示される選択肢(選択したモジュールのタイプにより異なる)は、disable または enable です。

ステップ 3 enable を選択して、save をクリックします。

対象とする Q in Q アプリケーションに含まれる他のネットワーク要素に対して、この操作を繰り返します (他の NE にアクセスするには、File > Reconnect を選択します)。

7.5 例

ここでは、IP インターフェイス、スタティック ルート、デフォルト ルート、および RIP フィルタの設定例を紹介します。

7.5.1 IP インターフェイスの設定

IP インターフェイスを作成できるのは、物理ポート、管理インターフェイス、または VLAN(ポート ベース VLAN または IP ベース VLAN だけ)だけです。

IP インターフェイスに IP アドレスを設定します(図7-28 を参照)。


ステップ 1 ONS 15305 管理対象オブジェクトをクリックし、トポロジ ブラウザで ip 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 2 属性ウィンドウで IpInterface をダブルクリックします。

ステップ 3 ツールバーにある Add をクリックします。

図7-28 IP インターフェイスの設定

 

ステップ 4 次の属性はデフォルト値がないので、定義します。

interfaceIpAddress

アドレス計画に従って IP アドレスを設定します。

interfaceNetworkMask

アドレス計画に従ってネットワーク マスクを設定します。

interfaceNumber

インターフェイス番号です。IP インターフェイスは、LAN ポート、WAN ポート、管理ポート、IP が実行されている DCC 、または VLAN で定義できます。これらのオブジェクトに対応するインターフェイス番号は、それぞれの M.O. にある ifIndex 属性で指定されます。

ステップ 5 ツールバーの Save をクリックします。


) 1 つのインターフェイス(特定の ifIndex で識別される)に複数の IP アドレスを割り当てることができます。これにより、ユーザは複数のサブネットが定義されたネットワーク セグメントにインターフェイスを接続できます。
管理インターフェイス(管理ポート)に関連づけられた IP アドレスとネットワーク マスク、および DCC は、管理インターフェイスの M.O. でも編集できます。



 

7.5.2 スタティック ルートの設定

IP スタティック ルートは、ユーザが管理システムを使用して定義するルートです。スタティック ルートはエージング アウトせず、ユーザによって明示的に削除されるまでネットワーク要素のルーティング テーブル内に維持されます。スタティック ルートに関係するインターフェイスが稼働している場合、他のルートと同様にスタティック ルートはアクティブになり、転送テーブル内で使用されます。


) 転送テーブルはルーティング テーブルの一部です。転送テーブルには、アクティブ ルート(IP データグラムを転送するネットワーク要素が使用するルート)だけが含まれます。通常、関連するインターフェイスの動作ステータスがダウン状態になると、ルートは非アクティブになり、転送テーブルから削除されます。Cisco Edge Craft の ipRoute 属性を使用して表示できるのは、転送テーブルだけです。


7.5.2.1 スタティック ルートの作成


ステップ 1 ONS 15305 管理対象オブジェクトをクリックし、トポロジ ブラウザで ip 管理対象オブジェクトをクリックします(図7-29 を参照)。

ステップ 2 属性ウィンドウで ipRoute 属性をダブル クリックします。

ステップ 3 ツールバーの Add をクリックします。

図7-29 スタティック ルートの作成

 

ステップ 4 DestinationIpAddress、DestinationNetworkMask、NextHop、InterfaceNumber 属性を設定します。

ステップ 5 RouteType 属性を Remote(トラフィックを転送する場合)または Reject(指定された宛先に対するトラフィックを廃棄する場合)に設定します。

ステップ 6 オプションで、1 つ以上のメトリック 属性を設定できます。宛先までのルートが複数存在する場合、ルーティグ プロセスはメトリックを使用して優先ルート(最も低いメトリックを持つルート)を選択します。

ステップ 7 ツールバーの Save をクリックします。


) DestinationIpAddress 属性の値を持つビット単位の x の論理和が DestinationIpAddress 属性の値に等しくない場合、DestinationNetworkMask 属性に設定される値 x はネットワーク要素によって拒否されます。
ネクストホップ 属性によって指定されたルートにある次のルータの IP アドレスは、InterfaceNumber 属性によって指定されたインターフェイスを通じて直接到達可能になっている必要があります。つまり、ネクストホップの IP アドレスは、InterfaceNumber 属性によって識別されるインターフェイスに対して定義されたサブネット(の 1 つ)に属している必要があります。



 

ó·
 

ルータ R1 のサブネット 10.10.0.0 にスタティック ルートを定義する手順は次のとおりです(図7-30 を参照)。

図7-30 ルータ R1 のスタティック ルート

 


ステップ 1 DestinationIpAddress を 10.10.0.0 に設定します。

ステップ 2 DdestinationNetworkMask を 255.255.0.0 に設定します。

ステップ 3 NextHop を 20.20.20.1 に設定します(R1 の InterfaceNumber 属性で識別されるインターフェイスと同じサブネットにあるルータ R2 のIP アドレスを選択します)。

ステップ 4 インターフェイス A に関連づけられた InterfaceNumber を ifIndex に設定します。

ステップ 5 RouteType を Remote に設定します。

ステップ 6 Metric を 1 に設定します。


 

7.5.2.2 デフォルト ルートの設定

デフォルト ルートは特別なスタティック ルートで、ネットワーク要素が他のルーティング情報を持たないトラフィックを送信するために使用します。デフォルト ルートが定義されておらず、さらに転送を要求する IP データグラムに特定のルーティング情報が存在しない場合には、データグラムは廃棄されます。

デフォルト ルートを作成するには、DestinationIpAddress および DestinationNetworkMask 属性を両方とも 0.0.0.0 に設定します。ネクストホップ属性によって識別されるルータは、デフォルト ルータ(デフォルト ゲートウェイ)といいます。


) ネットワーク要素内に存在するアクティブなデフォルト ルートは 1 つだけです。デフォルト ゲートウェイは、管理インターフェイス M.O. でも編集できます。


R2 をデフォルト ゲートウェイとして使用してルータ R1 上にデフォルト ルートを作成する手順は、次のとおりです(図7-30 を参照)。


ステップ 1 DestinationIpAddress を 10.10.0.0 に設定します。

ステップ 2 DestinationNetworkMask を 0.0.0.0 に設定します。

ステップ 3 NextHop を 20.20.20.1 に設定します。

ステップ 4 インターフェイス A に関連づけられた InterfaceNumber を ifIndex に設定します。

ステップ 5 RouteType を Remote に設定します。

ステップ 6 Metric を 1 に設定します。


 

7.5.3 RIP フィルタの設定

IP RIP フィルタを使用すると、ユーザは RIP ルーティング情報の伝搬を制御でき、特定のルートに関する情報をフィルタリングで除外することによって RIP ルーティングを変更できます。さらに、IP RIP フィルタを使用すると、RIP テーブルのサイズを小さくできるので、テーブル検索を高速化し、他のプロセスに対してメモリを解放できます。

7.5.3.1 IP RIP グローバル フィルタの作成


ステップ 1 ONS 15305 または ONS 15302 管理対象オブジェクトをクリックし、トポロジ ブラウザで ip 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 2 属性ウィンドウで Rip 属性をダブル クリックします。

ステップ 3 属性ウィンドウで RipGlobalFilter 属性をダブル クリックします。

ステップ 4 ツールバーの Add をクリックします。

ステップ 5 Type、NetworkAddress、NumberOfMatchBits、および FilterAction 属性を設定します。

ステップ 6 ツールバーの Save をクリックします。


 

RIP グローバル フィルタを定義して、ネットワーク要素がサブネット 10.10.0.0 にルートを通知しないようにするには、次のようにフィルタを設定します。

Type:output

NetworkAddress:10.10.0.0

NumberOfMatchBits:16

FilterAction:Deny

RIP インターフェイス フィルタを定義して、ネットワーク要素がサブネット 192.168.0.0 のルートを受け入れないようにして、サブネット 192.1680.1.0 のルートを引き続き受け入れるようにするには、次のように 2 つのフィルタを設定します。

#1: Type:input

NetworkAddress:192.168.0.0

NumberOfMatchBits:16

FilterAction:Deny

#2: Type:input

NetworkAddress:192.168.1.0

NumberOfMatchBits:24

FilterAction:Permit


) RIP インターフェイス フィルタを定義する手順は、上記の手順と同じです。RIP インターフェイス フィルタは、ネットワーク要素のすべての RIP 対応インターフェイスに適用されるのではなく、(RipInterface 属性で指定された)特定のインターフェイスだけに適用されます。
RIP インターフェイス フィルタは、RIP グローバル フィルタよりも優先されます。



 

7.6 その他

ここでは、OSPF および DHCP について説明します。

7.6.1 OSPF

Open Shortest Path First(OSPF)は、リンクステート ルーティング プロトコルです(距離ベクトル型ルーティング プロトコルである RIP とは異なります)。ネットワーク要素で OSPF の実行を設定する基本的な手順は、次のとおりです。


ステップ 1 1 つ以上の OSPF エリアを設定します。

ステップ 2 OSPF インターフェイスを設定します。

ステップ 3 ネットワーク要素で OSPF を有効にします。


 

7.6.1.1 サポートされる OSPF エリア:トランジット エリアおよびスタブ エリア

現在、標準で定義されている OPSF エリア タイプは、次の 3 つです。

トランジット エリア(バックボーン エリア 0.0.0.0 を含む):OSPF バージョン 2(RFC2328)で定義されています。トランジット エリアはエリア内ルート、エリア間ルート、および外部ルートを受け入れます。

スタブ エリア:OSPF バージョン 2(RFC2328)で定義されています。スタブ エリアには、エリア内ルート、エリア間ルート、およびデフォルト ルートを受け入れるタイプと、エリア内ルートおよびデフォルト ルートだけを受け入れるタイプの 2 種類があります。エリア内でエリア内ルートとデフォルト ルートだけを伝搬するスタブ エリアは、完全スタブ エリアと呼ばれることがあります。

Not-So-Stubby Area(NSSA; 準スタブ エリア):OSPF NSSA オプション(RFC1587)で定義されています。NSSA はトランジット エリアとスタブ エリアの混合型です。NSSA はエリア内の Autonomous System Border Router(ASBR; 自律システム境界ルータ)を使用して若干の外部ルートをエリア内に取り込みできます。

現在、ネットワーク要素がサポートしているのはトランジット エリアとスタブ エリアだけです。また、現在、スタブ エリアを設定してエリア内ルートとデフォルト ルートだけを取り込む(つまり、エリアを完全スタブ エリアとして設定する)ことはできません。

7.6.1.2 OSPF エリアの設定

OSPF エリアを新規に設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ONS 15305 または ONS 15302 管理対象オブジェクトをクリックし、トポロジ ブラウザで ip 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 2 属性ウィンドウで OSPF 属性をクリックしてから、OspfArea 属性をクリックします。

ステップ 3 Add をクリックします。

ステップ 4 areaID 属性を設定します。

ステップ 5 必要に応じて、importAsExternal 属性および metric 属性を設定します。

ステップ 6 Save をクリックします。


) importAsExternal 属性を importAsExternal に設定すると、トランジット エリアが定義され、importAsExternal 属性を importNoExternal に設定すると、スタブ エリアが定義されます。



) metric 属性を設定するのはスタブ エリアの場合(属性 importAsExternal が importNoExternal に設定されている場合)だけです。



 

7.6.1.3 OSPF インターフェイスの設定

OSPF インターフェイスを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ONS 15305 または ONS 15302 管理対象オブジェクトをクリックし、トポロジ ブラウザで ip 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 2 属性ウィンドウで OSPF 属性をクリックしてから、OspfInterface 属性をクリックします。

ステップ 3 interfaceIpAddress 属性に表示される IP アドレスを使用して、設定する OSPF インターフェイスを識別します。

ステップ 4 areaId 属性を、インターフェイスを接続するエリアに設定します。設定するエリアは「OSPF エリアの設定」で事前に定義しておく必要があります。

ステップ 5 interfaceType 属性を目的のタイプに設定し、ospfEnable 属性が Enabled(デフォルト値)に設定されていることを確認します。

ステップ 6 必要に応じて、helloInterval、metricValue、authentificationType、authentificationKey、transitDelay、routerDeadInterval、pollInterval、retransmissionInterval、および priority 属性を設定します。

ステップ 7 Save をクリックします。


 

7.6.1.4 ネットワーク要素での OSPF の有効化

OSPF をグローバルに有効にするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ONS 15305 または ONS 15302 管理対象オブジェクトをクリックし、トポロジ ブラウザで ip 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 2 属性ウィンドウで OSPF 属性をクリックします。

ステップ 3 ospfEnable 属性を enabled に設定します。

ステップ 4 Save をクリックします。


 

7.6.2 DHCP

ネットワーク要素は DHCP サーバ(ONS 15305 > ip > DHCP > dhcpServerEnable を enable に設定)または DHCP リレー(ONS 15305 > ip > DHCP > dhcpServerEnable を disable に設定)として設定できます。

DHCP 要求をリレーするようにネットワーク要素を設定した場合、ONS 15305 > ip > DHCP > nextServerIpAddress 属性を設定して次の DHCP サーバの IP アドレスを設定する必要があります。

ネットワーク要素を DHCP サーバとして設定すると、ユーザはネットワーク要素のすべての IP インターフェイスで使用できる IP アドレスの範囲を設定できます(「DHCP サーバの IP アドレスの範囲の設定」を参照)。また、DHCP の手動割り当てを使用すると、ユーザはホストの MAC アドレスと(オプションで)ホスト名に基づいて、ホストに割り当てる IP アドレスを定義できます(「DHCP サーバでの手動割り当ての設定」を参照)。

7.6.2.1 DHCP サーバの IP アドレスの範囲の設定

IP アドレスの範囲を設定します。


ステップ 1 ONS 15305 管理対象オブジェクトをクリックし、トポロジ ブラウザで ip 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 2 属性ウィンドウで DHCP 属性をクリックしてから、dhcpAddressRange 属性をクリックします。

ステップ 3 Add をクリックします。

ステップ 4 interfaceIpAddress 属性を、所定の範囲の IP アドレスが使用可能なネットワーク要素の IP アドレスに設定します。

ステップ 5 ipAddressFrom および ipAddressTo 属性を、所定の範囲に割り当てられた 最初と最後の IP アドレスに設定します。

ステップ 6 必要に応じて、leaseTime、defaultRouter、および probeEnable 属性を設定します。

ステップ 7 Save をクリックします。


) 使用可能な IP アドレスの範囲 [ipAddressFrom; ipAddressTo] は、その範囲の IP アドレスを適用するインターフェイスのアドレス(interfaceIpAddress)と同じサブネットに設定する必要があります。
IP アドレスを永続的に割り当てる(DHCP の自動割り当てモードを使用する)場合には、leaseTime 属性を -1 に設定する必要があります。


7.6.2.2 DHCP サーバでの手動割り当ての設定

IP アドレスを手動割り当てに設定します。


ステップ 1 ONS 15305 管理対象オブジェクトをクリックし、トポロジ ブラウザで ip 管理対象オブジェクトをクリックします。

ステップ 2 属性ウィンドウで DHCP 属性をクリックしてから、dhcpAllocation 属性をクリックします。

ステップ 3 Add をクリックします。

ステップ 4 ipAddress 属性を、DHCP の手動割り当てモードを使用して割り当てられる IP アドレスに設定します。

ステップ 5 mechanism 属性を manual に設定します。

ステップ 6 必要に応じて、macAddress、hostName、defaultRouter、configurationServerIpAddress、および configurationFileName 属性を設定します。

ステップ 7 Save をクリックします。


) すべての着信 MAC アドレスと比較する場合には、macAddress 属性を「00:00:00:00:00:00」に設定します。