Cisco AC/DC 電源システム ユーザ ガイド Release 1.0
コンポーネントの交換
コンポーネントの交換
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

コンポーネントの交換

コンポーネントの交換

この章では、実際の設置サイトで Cisco AC/DC 電源システムのコンポーネントを交換する方法について説明します。システムが正常に機能しなくなったときは、この章を参照してください。

3.1 安全性

作業者の安全を確保し、Cisco AC/DC 電源システムを保護するため、次の警告に従ってください。


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。


作業者の安全を確保し、Cisco AC/DC 電源システムを保護するため、次の注意事項に従ってください。

設置作業中および設置後は、システムの周辺を整理し、ほこりのない状態に保ってください。

その他の警告については、「安全上の推奨事項」を参照してください。

3.2 コンポーネントの交換

ここでは、Cisco AC/DC 電源システムのコンポーネントを交換する方法について説明します。

3.2.1 1 RU 配電シェルフの交換


ステップ 1 1 RU 配電シェルフの設置場所を確認します。

ステップ 2 回路ブレーカーがすべてオフになっていることを確認します。

ステップ 3 Cisco AC/DC 電源システムから給電を受けている装置がオフになっており、DC 電力を使用していないことを確認します。

ステップ 4 1 RU 配電シェルフの背面にあるロード/リターン ケーブルの接続位置を確認します。1 RU 配電シェルフのマイナス ネジを緩めて、Phoenix Contact PC6™ コネクタをシェルフの外に引き出して取り外します(図3-1 の 1 を参照)。

図3-1 1 RU DC ケーブルの取り外し

 

ステップ 5 1RU DC 配電シェルフの背面にある配電アラーム ケーブルの接続位置を確認します。

ステップ 6 コネクタの上部を押しながらシェルフからケーブルを引き抜き、10 ピンの Molex™ アラーム ケーブルを取り外します(図3-1 の 1)。

ステップ 7 1 RU 配電シェルフの背面にある 4 本の 6 AWG(16 mm 2 )電源ケーブルの接続位置を確認します。

ステップ 8 1 RU 配電シェルフからケーブルを引き抜いて、電源ケーブルを外します(図3-1 の 3)。


) コネクタにカバーをして、端子上に流れている電流を絶縁してください。


ステップ 9 1 RU 配電シェルフの背面で #10 スタッドに接続されているアース ケーブルの位置を確認します。

ステップ 10 8 mm ソケットまたはレンチを使用して、ナットとアース ケーブルを外します(図3-1 の 4)。

ステップ 11 シェルフをキャビネット/ラックに固定している 4 本のネジを外します(図3-2)。

図3-2 1 RU 配電シェルフの取り外し

 

ステップ 12 キャビネット/ラックから 1 RU 配電シェルフを引き出します。

ステップ 13 「1 RU 配電シェルフの取り付け」の手順をすべて実行して、交換用の 1 RU 配電シェルフを再度取り付けます。


 

3.2.2 コントローラ トレイの交換


ステップ 1 システム シェルフにあるコントローラの前面プレートの位置を確認します。

ステップ 2 2 本の前面取り付けネジを緩めてコントローラの前面プレートを外し、コントローラのスライド式トレイを操作できるようにします(図3-3)。

図3-3 コントローラの前面プレート取り外し

 

ステップ 3 コントローラ トレイを引き出してシステム シェルフから取り出し、アラーム インターフェイス ボードを操作できるようにします(図3-3 の 2)。

ステップ 4 アラーム インターフェイス ボードの DC 端子ブロックを取り外します(コントローラ ハードウェアに応じて図3-4 または図3-5 の 1 を参照)。

ステップ 5 アラーム ケーブルを外します(図3-4 または図3-5 の 2)。アラーム ケーブルにジャンパ番号のラベルが付いていない場合は付けておいてください。適切なジャンパ番号は、J16、J15、J14(1、2、3)、および J14(4、5、6)または J13(LCD なしのシステムの場合)になります。

-J16 端子ブロック

-J15 端子ブロック

-J14/J13 端子ブロック

図3-4 アラーム インターフェイス ボード ケーブルの取り外し(コントローラ ハードウェア バージョン 1)

 

図3-5 アラーム インターフェイス ボード ケーブルの取り外し(コントローラ ハードウェア バージョン 2)

 

ステップ 6 シェルフ内通信ケーブルを取り外します。

J9 端子ブロック(図3-4 または図3-5 の 3)

J8 端子ブロック(図3-4 または図3-5 の 4)

J1 イーサネット ケーブル(図3-4 または図3-5 の 5)

J1 端子ブロック(図3-4 または図3-5 の 6)

ステップ 7 プラス ネジを外して、コントローラ トレイのアース接続を外します(図3-4 または図3-5 の 7)。

ステップ 8 システム シェルフ内でコントローラ トレイを固定しているワイヤ タイを外します(図3-4 または図3-5 の 8)。

ステップ 9 システム シェルフからコントローラ トレイを引き出します。

ステップ 10 システム シェルフに交換用のコントローラ トレイを取り付けます。

ステップ 11 プラス ネジを接続して、コントローラ トレイのアース接続を再度取り付けます(図3-4 または図3-5 の 7)。

ステップ 12 ステップ 8 で外したワイヤ タイを新しいワイヤ タイに交換します。

ステップ 13 シェルフ内通信ケーブルを再度接続します(ケーブルには対応するジャンパ番号のラベルが付いています)。

J9 端子ブロック(図3-4 または図3-5 の 3)

J8 端子ブロック(図3-4 または図3-5 の 4)

J1 イーサネット ケーブル(図3-4 または図3-5 の 5)

J1 端子ブロック(図3-4 または図3-5 の 6)

ステップ 14 アラーム ケーブルを再接続します(図3-4 または図3-5 の 2)。

-J16 端子ブロック

-J15 端子ブロック

-14/J13 端子ブロック

ステップ 15 システム シェルフにコントローラ トレイを押し込んで元に戻します。

ステップ 16 外してあったコントローラの前面プレートをシステム シェルフに取り付け、2 本の前面取り付けネジで固定します。

ステップ 17 コントローラを取り付けると、コントローラと整流器の LED が点滅します。コントローラがすべての整流器とやりとりをするのに数分かかることもあります。この時点で、すべての整流器の出力電圧が設定されたレベルに戻ります。同期をとっている間、出力には影響ありません。


 

3.2.3 回路ブレーカーの交換


ステップ 1 交換するブレーカーがすべてオフの位置にあることを確認します(図3-6)。

図3-6 回路ブレーカーのオン/オフ

 

ステップ 2 1 RU 配電シェルフで前面プレートを固定している 2 本の取り付けネジを緩めて、前面プレートを取り外します(図3-7 を参照)。

図3-7 1 RU 配電シェルフの前面プレートの取り外し

 

ステップ 3 取り外すブレーカーの位置を確認します。

ステップ 4 ブレーカーの前部をしっかりつかみ、即時切断プラグが取り付け穴から外れるまで引っ張ります。

図3-8 回路ブレーカーの取り外し

 

ステップ 5 回路ブレーカーの背面からアラーム ケーブルを外します(図3-8 を参照)。

ステップ 6 1 RU 配電シェルフから回路ブレーカーをまっすぐに引き出します。

ステップ 7 「1 RU 配電シェルフの取り付け」の手順をすべて実行して、交換用の 1 RU 配電シェルフを再度取り付けます。


 

3.2.4 整流器の交換


) 整流器の取り外し方法の詳細については、「モジュールの取り外し」を参照してください。



ステップ 1 取り外す整流器の位置を確認します。

ステップ 2 取り付けネジを緩めて、整流器の取っ手を開くことができるようにします(図3-9 の 1 を参照)。

ステップ 3 取っ手の上部をつかみ、「オープン」の位置で取っ手がロックされるまで引き下げます(図3-9 の 2 を参照)。

図3-9 整流器の取り外し

 

ステップ 4 取っ手をつかみ、シェルフから整流器モジュールをゆっくり引き出します。


注意 整流器モジュールは、シェルフから取り出したときに、高温になっていることがあります。火傷を防ぐために、整流器の温度が下がるのを待って、システム シェルフから取り外してください。

ステップ 5 整流器をシェルフから半分まで引き出します。片方の手で整流器の下部をつかみ、もう片方の手を使用してさらに整流器を引き出します。

ステップ 6 シェルフから整流器を取り出します。システムで通信エラーが発生します。このエラーは、新しい整流器が取り付けられるまで続きます。

ステップ 7 整流器モジュールの取り付けについては、「整流器の取り付け」を参照してください。


 

3.2.5 GMT ヒューズの交換


ステップ 1 取り外す GMT ヒューズの位置を確認します。

ステップ 2 ヒューズの前部をしっかりつかんで、引き抜きます(図3-10 を参照)。

図3-10 GMT ヒューズの取り外し

 

ステップ 3 GMT ヒューズの取り付けについては、「GMT ヒューズの接続」を参照してください。


注意 GMT ヒューズを交換するときは、GMT ヒューズの出力ケーブルも同時にアップグレードしないかぎり、必ず同じサイズのヒューズを使用してください。ケーブルとヒューズの適合サイズについては、表1-2を参照してください。