Cisco ONS 15216 FlexLayer ユーザ ガイド
Cisco ONS 15216 FlexLayer の設置
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発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco ONS 15216 FlexLayer の設置

Cisco ONS 15216 FlexLayer の設置

2.1 設置の概要

ONS 15216 は、19 インチまたは 23 インチの装置ラックに搭載することができます。どちらのラック サイズでも使用できる兼用取り付けブラケットが、各アセンブリに付属しています。この装置は、取り付けブラケットを19 インチ用に取り付けた状態で出荷されます。図 2-1 は、取り付けブラケットをそれぞれのサイズ位置に取り付けた場合を、装置の正面から見た図です。

図 2-1 ONS 15216 兼用取り付けブラケット

 

各 ONS 15216 にはラック取り付け用のねじが 4 個付属しています。ONS 15216 は受動装置で、電源ケーブルやコネクタが必要ありません。この装置は、現地の規約に従ってラックのどの場所にでも(DWDM 生成装置の上または下)設置できます。

2.2 ONS 15216 実装の手順


ステップ 1 使用しているラックのサイズに合わせて、19 インチまたは 23 インチの位置に取り付けブラケットを取り付けます。


) 出荷時には 19 インチの位置に取り付けられています。取り付けブラケットの詳細については 図 2-1 を参照してください。


ステップ 2 取り付け用のネジを 3 個使用して、装置をラックに固定します。

ステップ 3 図 4-3図 4-4図 4-7図 4-8図 4-13図 4-14図 4-16図 4-17図 4-19図 4-20図 4-25 および 図 4-28に示されているラベルに各ポートとファイバ接続が示されているので、これらのラベルに対応するポート レイアウトを確認しながら、ファイバケーブルを接続します。


 

2.2.1 FlexLayer シェルフ アセンブリ

FlexLayer シェルフ アセンブリの高さは 1 ラック マウント単位(RU)であり、19 インチまたは 23 インチのラックに実装できます(2 サイズ兼用取り付けブラケット使用)。シェルフ アセンブリには、4 個のアド/ドロップ Flexlayer モジュールまたはスプリッタ/コンバイナ Flexlayer モジュール、あるいは、2 個の VOA Flexlayer モジュールを収容できます。またこのモジュールにはフレーム アース用の端子と光ファイバ管理用のトレイも付いています。図 2-2 は、FlexLayer シェルフ アセンブリと FlexLayer モジュールのサポート方法を示しています。

図 2-2 ONS 15216 FlexLayer シェルフ アセンブリ

 

2.3 光ファイバコネクタのクリーニングとメンテナンス

光ファイバ回線の性能を維持するには、コネクタのクリーニングを適切に行う必要があります。光ファイバ回線を接続する際は、光ファイバケーブルの終端にある LC/UPC コネクタと、その接続先である ONS 15216 の前面パネルにあるバルクヘッド アダプタの両方が汚れていないことを必ず確認してください。


警告 深刻な目の損傷を避けるため、光ファイバケーブル コネクタとメイティング アダプタはどちらも直視しないでください。確認を行わずにレーザーの電源が切断されていると仮定したり、もう一方の端でファイバの接続が外されていると仮定したりすることは、どのような場合でも行わないでください。



警告 薬品およびクリーニング用品などの取り扱い、使用および廃棄は、必ずメーカーの使用説明書に従って行ってください。



) 光ファイバケーブルを接続する前に、次のセクションで説明するケーブル コネクタのクリーニング手順を必ず行ってください。光ファイバケーブルを ONS 15216 の前面パネルにあるバルクヘッド アダプタに接続する場合は、できる限り、各コネクタに汚れのないことを点検してから接続してください。



) ONS 15216 の前面パネルにある LC バルクヘッド アダプタを使用しないときは、キャップを被せて汚れを防いでください。 これらのアダプタを完全にクリーニングする手順は複雑であり、ONS 15216 装置を開ける必要もあります。そのため、市販のクリーニング キットを購入し、そのキットの付属取扱説明書に厳密に従ってクリーニングすることをお勧めします。 ここでは、お客様が簡単に行える、これらアダプタの日常的なクリーニング手順を説明します。


2.3.1 お客様が準備するクリーニング用品

ONS 15216 装置にはクリーニング用品が添付されていません。お客様側で用意するクリーニング用品として次のものをお勧めします。

アルコール容器に入った試薬用エチル アルコール

糸屑や綿ほこりの出ない実験室用ワイプ

清浄で油分や水分を含まない圧縮空気

ペア ケーブル コネクタ(バルクヘッド メイティング アダプタ)の場合は、必ず、メイティング アダプタを最初にクリーニングしてください。

光ファイバ コネクタは、汚れや欠陥のないものを使用するとともに、使用しないときにはキャップを被せておきます。このように正しくメンテナンスしていれば、メイティング アダプタのクリーニングはほとんど不要です。 しかし、汚れに気づいた場合は、清浄で油分や水分を含まない圧縮空気を吹き付けてクリーニングします。

2.3.2 バルク メイティング アダプタのクリーニング手順


ステップ 1 メーカーの使用説明書を読んで、圧縮空気缶の正しい使用方法を理解します。


) 圧縮空気は、正しく使用しないとバルクヘッド メイティング アダプタをクリーニングできません。また、場合によってはクリーニング対象個所がさらに汚れてしまうこともあります。


ステップ 2 アダプタの汚れを吹き払う前に、 圧縮空気を短時間放出して圧縮空気缶のノズルに付着している埃をすべて取り除きます。

ステップ 3 アダプタ ハウジングの中へ空気を短く 3、4 回 吹き込んで、埃をすべて取り除きます。


) 使用していないアダプタ ポートとファイバ コネクタには、汚れのないダストキャップを必ず被せてください。



 

2.3.3 光ファイバケーブル コネクタのクリーニング手順


ステップ 1 汚れていないワイプを数回折りたたんで、6または8枚重ねのパッドにします。

ステップ 2 LC/UPC 光ファイバ ケーブル コネクタの保護キャップをはずします。

ステップ 3 アルコール容器を使用して、パッドの角をアルコールで湿らせます(浸さないでください)。

ステップ 4 ワイプのアルコールで湿らせた部分に先端が確実に当たるように、フェルールを押し込みます。フェルールが当たっているワイプの部分を外側から指でしっかりつまみ、その状態でフェルールをひねってフェルールをよく拭きます。使用するワイプの面をアルコールで湿っている別のきれいな面に替えながら、このステップを 3 回繰り返します。


) LC コネクタはフェルールの先端に近いほんの少しの部分にしかアクセスできない設計になっているので、フェルール全体をクリーニングしようとしても簡単には行えません。フェルールの先端をクリーニングした後、拭ける範囲で全体をクリーニングしてください。また、使用しない場合は常に、ファイバ コネクタにキャップを被せておいてください。


ステップ 5 フェルールの先端をワイプの汚れのない乾いた面で押さえて、上記のつまんでひねる手順を行います。

ステップ 6 使用済みワイプを廃棄します。

ステップ 7 (オプション)清浄で油分や水分を含まない圧縮空気を短く 2 回放出して、クリーニング中にフェルールに付着したティッシュの埃をすべて取り除きます。

ステップ 8 必ずフェルールの端面を点検し、クリーニング手順がによってフェルールから埃や汚れが取り除かれていることと、クリーニングによって損傷が起こっていないことを確認します。

ステップ 9 フェルールの端面がまだ汚れている場合は、ステップ 1~8 を繰り返します。

ステップ 10 フェルールに損傷(たとえばファイバ芯線にまで及ぶひっかき傷やくぼみ)が見つかった場合は、ファイバパッチコードを欠陥のないコネクタが付いた新しいものに交換してください。

光ファイバケーブル コネクタに欠陥があると、ONS 15216 内部のメイティング コネクタが損傷する可能性があります。メイティング コネクタが損傷すると、修理に余分なコストがかかります。

ステップ 11 フェルールの端面に汚れや損傷がなければ、次のセクションの説明に従って、コネクタを ONS 15216 前面パネルにある汚れのない対応したメイティング アダプタに接続します。


 

2.4 光ファイバケーブルの接続


警告 光ファイバケーブルとアダプタを扱うときは、すべての指示事項と警告ラベルに従ってください。深刻な目の損傷を避けるため、光ファイバケーブル コネクタとメイティング アダプタはどちらも直視しないでください。



警告 ONS 15216 と ONS 15454 内の光カード ポートとの間を光ファイバ パッチコードで接続する場合は、ONS 15454 に添付されている静電放電リストバンドを使用してください。ONS 15454 の正面右下部の静電気防止用ジャックにプラグを差し込んでください。



) メイティング アダプタに接続する場合は、その前に必ずファイバ コネクタを十分にクリーニングしてください。非常に小さな塵でも ONS 15216 装置内のメイティング ファイバの終端が回復不可能なほど損傷する可能性があるので、日常のきめ細やかなクリーニングが必要です。 クリーニングの説明は 「光ファイバコネクタのクリーニングとメンテナンス」 を参照してください。



) ONS 15216 の前面パネルには LC/UPC バルクヘッド アダプタがあります。光ファイバケーブルは、コネクタのタイプがアダプタのタイプと同じ(LC/UPC)ものを使用してください。別のタイプのコネクタを使用すると、コネクタまたはアダプタの一方またはその両方が損傷します。


2.4.1 ONS 15216 に光ファイバケーブルを接続して配線する手順


ステップ 1 LC/UPC ケーブル コネクタを ONS 15216 の前面パネルにあるバルクヘッド メイティングアダプタの正面に置きます。

ステップ 2 各ケーブルコネクタの縦横方向を装着先アダプタのスロット形状に合わせて揃えます(コネクタの形状は、受け側スロットへ誤挿入できないように鍵形になっています)。

ステップ 3 ケーブル コネクタをアダプタにゆっくり差し込みます。留め金が掛かったことを示すカチッという音がすれば、装着完了です。

ステップ 4 前面パネルの対応する側にあるファイバ ガイド ロッカーを引いてファイバ ガイドを開けます。

ステップ 5 バネ締めボール ネジが付いているので、ファイバ ガイド ロッカーは簡単に開け閉めできます。また、蓋を確実に閉じることができます。

ステップ 6 ファイバ ガイドに沿って、光ファイバケーブルを配線し、ロックします。