Cisco ONS 15216 EDFA3 オペレーション ガイド Release 1.0
インストレーションのための参照情報
インストレーションのための参照情報
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

インストレーションのための参照情報

インストレーションのための参照情報

この章では、ONS 15216 EDFA3 のインストレーションを開始する前に、十分に読んでおくべき参照情報を取り上げます。

この章の構成は、次のとおりです。

「一般的な注意事項」

「装置の配置および電源接続」

「アースに関する注意事項」

「静電気防止用リスト ストラップの使用手順」

3.1 一般的な注意事項

ONS 15216 EDFA3 の設置時には、次の一般的な注意事項に従う必要があります。

ONS 15216 EDFA3 を設置して電源を投入するときには、電気に関する基本的な注意事項に従ってください。

光ネットワーキング機器を設置するときは、一般的な光ファイバの取り扱い手順および清掃手順に従うことが重要です。

光ファイバ パッチコードを取り扱うときは、眼を保護するための注意事項に従う必要があります。

安全情報の詳細については、 付録A「適合認定」 を参照してください。

3.2 装置の配置および電源接続

ラックに ONS 15216 EDFA3 を設置するときには、次に示す潜在的な危険を考慮する必要があります。

動作温度の上昇 ― 密閉型のラックまたはマルチモジュール ラック アセンブリに ONS 15216 EDFA3 設置すると、ラック内の動作温度が室温より高くなる可能性があります。製造元の最大定格周囲温度である 50°C(122°F)の条件を満たす環境に機器を設置するように考慮してください。

通気量の減少 ― ラックに機器を設置することによって、装置の安全な動作に必要な通気量が損なわれることがないようにする必要があります。付属の取り付けブラケットで許容される以上に、換気口を塞がないでください。装置をラックマウントするときには、少なくとも ONS 15216 EDFA3(1 RU)と同じ高さのスペースを上下に確保する必要があります。

荷重 ― 機器をラックに取り付けるときには、荷重が不均衡にならないようにしてください。

回路の過負荷 ― 供給回路への機器接続、および回路の過負荷が過電流保護機構および供給配線に与える影響を検討する必要があります。機器のラベルに記載されている定格を十分に考慮してください。

信頼できるアース ― ラックマウントした機器は、信頼できるアースを維持する必要があります。分岐回路への直接接続以外の供給接続(電源ストリップ等を使用する場合など)には、特に注意を払う必要があります。


警告 ONS 15216 EDFA3 は出入りが制限された場所に設定することが想定されています。出入りが制限された場所とは、保守担当者が特殊なツール、錠、鍵、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。出入りが制限された場所は、その場所の管理責任者が管理します。


3.3 アースに関する注意事項

静電気放電(ESD)とは、蓄積された静電気の放電です。その結果、機器の損傷または電気回路の不良を引き起こすことがあります。電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。

ESD による損傷を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

シャーシを開ける前に、装置に電気が流れていないことを確認してください。また、電源コードは壁面コンセントに接続されていることを確認してください。電源コードを接続しておくことによって、ESD 電圧の接地路が確保されます。

静電気防止用リストまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。

ストラップの機器側をシャーシ フレームの塗装されていない部分または適切な接地点または場所に接続します。シャーシ内側底面または背面パネル(内側または外側)に固定しますが、コネクタやアップリケと接触しないように注意してください。

機器と衣服が接触しないように注意してください。リストまたはアンクル ストラップは身体の静電気から機器を保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。

基板やアップリケを取り扱うときは、必ず端を持ち、コンポーネント、トレース、またはコネクタ ピンには手を触れないにしてください。

取り外したカードは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用袋に収めます。コンポーネントを返却する場合には、ただちに静電気防止用袋に入れてください。

インストレーションが完了するまで、リストまたはアンクル ストラップを取り外さないでください。


注意 機器の損傷を防ぐために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ~ 10 Mohm でなければなりません。

3.4 静電気防止用リスト ストラップの使用手順


警告 シャーシ内部に触れる前に、シャーシの電源を切断し、電源コードを外してください。シャーシには危険な電圧がかかっているので、シャーシの取り扱いには特に注意してください。


ESD は蓄積された静電気の放電であり、電気回路が損傷を受ける可能性があります。静電気は人体に蓄積されやすく、電位の異なる物体に触れたときに放電されます。静電気防止用リスト ストラップは、人体から適切なアース(シャーシ)にこの電気を安全に逃がします。

シャーシを開けるとき、特に基板やアップリケを取り扱うときには必ず、静電気防止用リスト ストラップを着用してください。適切に機能させるには、リスト ストラップの両端を(片側は肌に、反対側はシャーシに)密着させて固定する必要があります。


警告 リスト ストラップの目的は、静電気の制御だけです。電気機器から感電する危険が増えたり減ったりするわけではありません。リスト ストラップを着用していない場合と同様、注意事項に従ってください。


機器が適切にアースされていることを確認します。シャーシの電源スイッチを切ります。ただし、電源コードはプラグによってアースされるように、接続したままにします。

稼働電圧が 250 V 以上の機器を扱う場合は、リスト ストラップを使用しないでください(シスコシステムズのシャーシはすべて、250 V 未満で稼働します)。

3.4.1 静電気防止用リスト ストラップの固定

リスト ストラップの正しい使用手順は、次のとおりです。


ステップ 1 袋からリスト ストラップを取り出します。片側(機器側)は銅箔パッチで終端しており、反対側(手首側)には、ブラックのメタル ストリップが露出している部分があります。

ステップ 2 手首側をはがして接着部分をむき出します。露出したメタル ストリップ(手首側)を肌に当て、手首の回りにストリップを巻き付けてしっかり密着させます。

ステップ 3 ストラップの残りの部分を伸ばし、反対側(機器側)の銅箔パッチから裏紙をはがします。

ステップ 4 銅箔パッチをシャーシの塗装されていない平らな部分に当て、しっかり押しつけます。シャーシ内側の底面、背面パネル(内側または外側)、またはシャーシ底面に固定することを推奨します。コネクタまたはアップリケに接触しないように注意してください。

ステップ 5 シャーシの作業が終わってから、リスト ストラップを外し、シャーシ カバーを取り付けます。