Cisco ONS 15454 DWDM トラブルシューティング ガイド 8.5
一般的なトラブルシューティング
一般的なトラブルシューティング
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

一般的なトラブルシューティング

送信元ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成

MXP または TXP ファシリティ ループバック回線のテストと解除

MXP または TXP カードのテスト

送信元ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成

MXP または TXP ポートのターミナル ループバック回線のテストと解除

MXP または TXP カードのテスト

中間ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成

MXP または TXP ポートのファシリティ ループバック回線のテストと解除

MXP または TXP カードのテスト

中間ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成

MXP または TXP ターミナル ループバック回線のテストと解除

MXP または TXP カードのテスト

宛先ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成

MXP または TXP ファシリティ ループバック回線のテストと解除

MXP または TXP カードのテスト

宛先ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成

MXP または TXP ターミナル ループバック回線のテストと解除

MXP または TXP カードのテスト

ノードのデフォルト BBE または SES カードしきい値の設定

CTC の各カード BBE や SES しきい値

TL1 を使用したカード PM しきい値のプロビジョニング

光 TCA しきい値のプロビジョニング

カード FEC しきい値のプロビジョニング

カード LED の動作確認

診断ファイルのオフロード

使用 PC の IP 設定の確認

PC の OS の Java Plug-in コントロール パネルの再設定

ブラウザの再設定

ONS 15454 への ping 送信

不明ノード IP アドレスの取得

Netscape の色数の制限

Internet Explorer を CTC 用のデフォルトのブラウザとして再設定する

Windows 用 CTC_HEAP および CTC_MAX_PERM_SIZE_HEAP 環境変数の設定

Solaris 用 CTC_HEAP および CTC_MAX_PERM_SIZE_HEAP 環境変数の設定

VirusScan Download Scan のディセーブル化

有効なディレクトリへの Netscape キャッシュのリダイレクト

CTC キャッシュ ファイルの自動削除

CTC キャッシュ ファイルの手動削除

CTC の起動によるコア バージョン ビルドの訂正

CTC の起動によるコア バージョン ビルドの訂正

正しいユーザ名とパスワードの確認

SFP または XFP コネクタの取り外し

SFP または XFP コネクタの取り付け

電源問題の原因の特定

ファイバ切断の修復

シナリオ B の修正措置(着信信号の光パワー レベルが予測値より低い場合)

シナリオ C の修正措置(着信信号の光パワー レベルが予測値より低い場合)

一般的なトラブルシューティング

この章では、ANSI または ETSI プラットフォームの Cisco ONS 15454 DWDM シェルフの運用時に発生する最も一般的な問題のトラブルシューティングの手順について説明します。特定のアラームのトラブルシューティングについては、 第2章「アラームのトラブルシューティング」 を参照してください。調べたい内容が見つからない場合は、弊社テクニカル サポートに問い合わせてください。


) この章では、特に明記されないかぎり、「ONS 15454」はプラットフォームの ANSI および ETSI の両方のバージョンを意味します。


この章では、ネットワークの問題に関する次の内容について説明します。


) 高密度波長分割多重(DWDM)のネットワーク受信テストについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』を参照してください。


「ループバックの説明」 ― 一般的なループバック動作とカードのループバック動作と同調して稼働するループバック テスト(ファシリティおよびターミナル)のタイプの概要を説明します。

「ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング」 ― マックスポンダ(MXP)およびトランスポンダ(TXP)回線上の障害を特定するために、「ループバックの説明」に記述されているループバック テストの使用法を説明します。

「ITU-T G.709 モニタリングによる DWDM 回線パスのトラブルシューティング」 ― DWDM 回線パス上の信号劣化を検出するために、Performance Monitoring(PM; パフォーマンス モニタリング)と Threshold Crossing Alert(TCA; しきい値超過アラート)の使用法を説明します。

残りの項では、次のトピックに基づいて分類した現象、問題、および解決方法について説明します。

「CTC 診断の使用」 ― カードの LED テストを実行し、弊社テクニカル サポート用に診断ファイルをダウンロードする手順について説明します。

「データベースとデフォルト設定の復元」 ― ソフトウェア データを復元する手順とノードをデフォルトの設定に復元する手順について説明します。

「PC 接続のトラブルシューティング」 ― ONS 15454 への PC とネットワーク接続に関するトラブルシューティングの手順について説明します。

「CTC の動作のトラブルシューティング」 ― Cisco Transport Controller(CTC; シスコトランスポートコントローラ)へのログインまたは操作上の問題に関するトラブルシューティングの手順について説明します。

「タイミング」 ― 回線の作成とエラー レポートの作成に関するトラブルシューティングの手順とタイミング基準のエラーとアラームについて説明します。

「ファイバとケーブル接続」 ― ファイバとケーブル接続のエラーに関するトラブルシューティングの手順について説明します。

「電源の問題」 ― ラックの電源に関するトラブルシューティングの手順について説明します。

「ノードとカードの電力供給の問題」 ― シェルフおよびカードの電源に関するトラブルシューティングの手順について説明します。

「ネットワーク レベル(ノード間)の問題」 ― ファイバ切断および Optical Channel Network Connection(OCHNC; 光チャネル ネットワーク接続)回線作成時の障害など、ノード間の問題に関するトラブルシューティングの手順について説明します。

「ノード レベル(ノード内)の問題」 ― Variable Optical Attenuator(VOA; 可変光減衰)起動問題に関するトラブルシューティングの手順について説明します。

1.1 ループバックの説明

ループバックおよびヘアピン回線は、実トラフィックを伝送する前に、新しく作成した回線をテストしたり、ネットワーク障害の発生箇所を論理的に突き止めるために使用します。ONS 15454 および ONS 15454 SDH TXP/MXP カードのすべてで、ループバックとヘアピン テスト回線を使用できます。それ以外のカード(OPT-BST、OPT-PRE、OSC-CSM、AD-xB-xx.x、および AD-xC-xx.x カードを含む)では、ループバックを使用できません。

ANSI または SONET ポートにループバックを作成するには、ポートは Out-of-Service and Management, Maintenance(OOS-MA,MT)サービス状態でなければなりません。ループバックを作成したあと、サービス状態は Out-of-Service and Management, Loopback and Maintenance(OOS-MA,LPBK & MT)になります。

SDH または ETSI ポートにループバックを作成するには、ポートは Locked-Enabled, Locked, maintenance 管理状態および loopback & maintenance 管理状態である必要があります。


注意 ファシリティ ループバックまたはターミナル ループバックは、サービスに影響を及ぼす可能性があります。トラフィックを保護するには、ターゲット ループバック ポートにロックアウトまたは強制切り替えを適用します。これらの手順の基本的な説明は、第2章「アラームのトラブルシューティング」にあります。これらの操作の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。


) CTC では、ファシリティ ループバックは、「ファシリティ(回線)」ループバック、ターミナル ループバックは、「ターミナル(内部)」ループバックとも呼ばれます。これは、信号の終端方向を示すために行われます。ファシリティ ループバックは、スパンに向かって外側に送信され、ターミナル ループバックは、発信元ポートに向かって内側にリダイレクトされます。


1.1.1 ファシリティ ループバック

ここでは、ファシリティ ループバック操作の全体的な情報と、ONS 15454 または ONS 15454 SDH カードのループバック動作に関する特定の情報について説明します。

1.1.1.1 一般的な動作

ファシリティ ループバックでは、カードの Line Interface Unit(LIU; 回線インターフェイス ユニット)、Electrical Interface Assembly(EIA; 電気インターフェイス アセンブリ)、および関連するケーブル接続をテストします。ポートにファシリティ ループバックを適用したあと、テスト セットを使用してループバック上でトラフィックを実行します。ファシリティ ループバックが成功すれば、ネットワークの問題の考えられる原因として LIU、EIA、またはケーブル設備を切り分けることができます。

カード LIU をテストするには、光テスト セットをトランク ポートまたはクライアント ポートに接続して、ファシリティ ループバックを実行します。または、回線パスに沿ってさらに遠くのカードでループバックまたはヘアピン回線を使用します。たとえば、図1-1 は、TXP カードでのトランク ポートおよびクライアント ポートでのファシリティ ループバックを示しています。

図1-1 近端のトランスポンダ カードでのファシリティ ループバック パス

 


注意 TXP カードでファシリティ ループバックを実行する前に、カードが取り付けられているノードへの Data Communications Channel(DCC; データ通信チャネル)パスがカードに少なくとも 2 本あることを確認します。2 本めの DCC は、ループバック適用後にノードにログインするための非ループ パスになります。これにより、ファシリティ ループバックを削除できます。ループバック カードのあるノードに直接接続する場合は、2 本めの DCC を確保する必要はありません。


注意 ループバックされるファシリティがノードと回線同期していないことを確認します。その場合、タイミング ループが作成されます。

1.1.1.2 カードの動作

ポートのループバックでは、ループバック信号を終端またはブリッジします。 表1-1 に示されているように、すべての MXP および TXP ファシリティ ループバックが終端されます。

ポートがファシリティ ループバック信号を終端する場合には、信号は発信元のポートにループバックされるだけで、ダウンストリームには伝送されません。ポートがループバック信号をブリッジする場合には、信号は発信元ポートにループバックされるとともに、ダウンストリームにも伝送されます。


表1-1 では、信号がブリッジされた場合は、Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)は挿入されません。信号が終端された場合は、ダウンストリームで適切な AIS が挿入されます。


 

表1-1 DWDM クライアント カードのファシリティ ループバック動作

カード/ポート
ファシリティ ループバック信号

MXP、MXPP トランク ポート

ブリッジ

MXP、MXPP クライアント ポート

終端

TXP、TXPP トランク ポート

ブリッジ

TXP、TXPP クライアント ポート

終端

ループバックは、Conditions ウィンドウに一覧表示されます。たとえば、このウィンドウには、テスト ポートの LPBKFACILITY 状態が表示されます(Alarms ウィンドウは、ループバック中のファシリティでアラームが抑制されていることを示す AS-MT 状態を表示します)。

クライアント側の SONET または ANSI ファシリティ ループバックでは、クライアント ポートのサービス状態は OOS-MA,LPBK & MT ですが、残りのクライアント ポートとトランク ポートは任意の他のサービス状態にできます。トランク側のファシリティ ループバックの SONET または ANSI カードでは、トランク ポートのサービス状態は OOS-MA,LPBK & MT ですが、残りのクライアント ポートとトランク ポートは任意の他のサービス状態にできます。

クライアント側の SDH または ESTI ファシリティ ループバックでは、クライアント ポートのサービス状態は Locked-enabled,maintenance & loopback です。ただし、残りのクライアント ポートとトランク ポートは任意の他のサービス状態にできます。トランク側の SDH または ESTI ファシリティ ループバックの MXP および TXP カードでは、トランク ポートは Locked-enabled,maintenance & loopback のサービス状態にあり、残りのクライアント ポートとトランク ポートは任意の他のサービス状態にできます。

1.1.2 ターミナル ループバック

ここでは、ターミナル ループバック操作の全体的な情報と、ONS 15454 カードのループバック動作に関する特定の情報について説明します。

1.1.2.1 一般的な動作

ターミナル ループバックでは、TXP または MXP カードを通り、ループバックする回線パスをテストします。たとえば、図1-2 に示されているように、TXP カードには 2 つのタイプのターミナル ループバックがあります。

最初の図は、クライアント ポートでのターミナル ループバックです。この状況では、テスト セットのトラフィックは TXP トランク ポートに入り、カードを経由し、カードのターミナル ループバックによって、クライアント ポートの LIU に到達する前に向きを変えます。信号は、カードを経てトランク ポートに返送され、テスト セットに戻ります。

次の図は、トランク ポートでのターミナル ループバックです。この状況では、テスト セットのトラフィックは TXP クライアント ポートに入り、カードを経由し、カードのターミナル ループバックによって、トランク ポートの LIU に到達する前に向きを変えます。信号は、カードを経てクライアント ポートに返送され、テスト セットに戻ります。

このテストは端末の回線パスが有効かどうかを検証しますが、TXP カードの LIU をテストするものではありません。

図1-2 TXP カードでのターミナル ループバック

 

1.1.2.2 カードの動作

ONS 15454 および ONS 15454 SDH のターミナル ポートのループバックでは、信号を終端またはブリッジします。 表1-2 に示されているように、TXP ターミナル ループバックが終端されます。ターミナル ループバック中にポートがターミナル ループバック信号を終端する場合には、信号は発信元のポートにループバックされるだけで、ダウンストリームには伝送されません。ポートがループバック信号をブリッジする場合には、信号は発信元ポートにループバックされるとともに、ダウンストリームにも伝送されます。 表1-2 に、クライアント カードのターミナル ループバック ブリッジングと終端動作を示します。


表1-2 では、信号がブリッジされた場合は、AIS 信号は挿入されません。信号が終端された場合は、ダウンストリームで適切な AIS が挿入されます。


 

表1-2 クライアント カードのターミナル ループバック動作

カード/ポート
ターミナル ループバック信号

MXP、MXPP トランク ポート

ブリッジ

MXP、MXPP クライアント ポート

終端

TXP、MXPP トランク ポート

ブリッジ

TXP、MXPP クライアント ポート

終端

MXP および TXP のトランク ポートとクライアント ポートは、同時に異なるサービス状態を維持できます。

クライアント側ターミナル ループバックがある SONET または ANSI の TXP および TXPP カードの場合、クライアント ポートは OOS-MA,LPBK & MT サービス状態にあり、トランク ポートは IS-NR サービス状態でなければなりません。

クライアント側のターミナル ループバックのある SONET または ANSI の MXP および MXPP カードでは、クライアント ポートは OOS-MA,LPBK & MT サービス状態にあり、残りのクライアント ポートとトランク ポートは任意の他のサービス状態にできます。

SONET または ANSI の MXP または TXP トランク側ターミナル ループバックでは、トランク ポートは OOS-MA,LPBK & MT サービス状態にあり、クライアント ポートは IS-NR サービス状態でなければ、ループバックは完全には機能しません。ターミナル ループバックは集約信号に対して実行されるので、すべてのクライアント ポートに影響を与えます。

SDH または ETSI の TXP および TXPP クライアント側ファシリティ ループバックでは、クライアント ポートは Locked-enabled,maintenance & loopback サービス状態にあり、トランク ポートのサービス状態が Unlocked-enabled である必要があります。

クライアント側のターミナル ループバックのある SDH または ETSI の MXP および MXPP カードでは、クライアント ポートは Locked-enabled,maintenance & loopback サービス状態にあり、残りのクライアント ポートとトランク ポートは任意の他のサービス状態にできます。

SDH および ETSI の MXP または TXP トランク側ターミナル ループバックでは、トランク ポートは Locked-enabled,maintenance & loopback サービス状態にあり、クライアント ポートのサービス状態が Unlocked-enabled でなければ、ループバックは完全に機能しません。ファシリティ ループバックは集約信号に対して実行されるので、すべてのクライアント ポートに影響を与えます。

ループバックは、Conditions ウィンドウに一覧表示されます。たとえば、このウィンドウには、テスト ポートの LPBKTERMINAL 状態、または LPBKFACILITY 状態が表示されます(Alarms ウィンドウには、ループバック テスト中のポートですべてのアラームが抑制されていることを示す AS-MT 状態が表示されます)。

1.2 ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング

多くの場合、ファシリティ ループバックおよびターミナル ループバックを同時に使用して、ネットワーク全体の回線パスをテストしたり、障害を論理的に特定したりします。回線パスに沿った各ポイントでループバック テストを実施することにより、考えられる障害ポイントを体系的に特定します。MXP または TXP(または ADM-10G カード)ループバック テストは、回線の作成を必要としない点で、他のループバック テストと異なります。MXP および TXP クライアント ポートは、固定的にトランク ポートにマッピングされ、ループバックをテストするためにクロスコネクト カード(回線内で)を信号が経由する必要がありません。

これらの手順は、トランスポンダ カード(TXP、TXPP、ADM-10G)またはマックスポンダ カード(MXP、MXPP、ADM-10G)で使用できます。ここで扱う例では、3 ノード双方向ライン スイッチ型リング(BLSR)または Multiplex Section-Shared Protection Ring(MS-SPRing; 多重化セクション共有保護リング)上の MXP または TXP 回線をテストします。例に示しているシナリオでは、ファシリティ ループバックとターミナル ループバックを組み合わせて、回線パスをトレースし、考えられる障害箇所を検証して特定します。この工程は、6 つのネットワーク試験手順で構成されます。


) MXP、TXP または ADM-10G カードのクライアント ポートは、プロビジョニングされていなければ、Maintenance > Loopback タブをクリックしたときに表示されません。カード ビューの Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします。クライアント ポートのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』を参照してください。



) 回線のテスト手順は、回線の種類とネットワーク トポロジによって異なります。


1. 送信元ノードの MXP、TXP、または ADM-10G ポートでのファシリティ ループバック

2. 送信元ノードの MXP、TXP、または ADM-10G ポートでのターミナル ループバック

3. 中間ノードの MXP、TXP、または ADM-10G ポートでのファシリティ ループバック

4. 中間ノードの MXP、TXP、または ADM-10G ポートでのターミナル ループバック

5. 宛先ノードの MXP、TXP、または ADM-10G ポートでのファシリティ ループバック

6. 宛先ノードの MXP、TXP、または ADM-10G ポートでのターミナル ループバック


) ファシリティ、ヘアピン、ターミナル ループバック テストには、現場要員が必要です。


1.2.1 送信元ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの実行

このファシリティ ループバック テストは、ネットワーク回線内のノードの送信元ポートで実行します。この例のテスト状況では、テストの対象の送信元マックスポンダまたはトランスポンダ ポートが送信元ノード内にあります。ファシリティ ループバックは、トランク ポートまたはクライアント ポートで実行できます。このポートでのファシリティ ループバックが正常に完了すれば、送信元 MXP、TXP、または ADM-10G ポートが障害ポイントである可能性が除外されます。図1-3 に、送信元 ONS ノードの TXP ポート(クライアントおよびトランク)上のファシリティ ループバック例を示します。

図1-3 回線の送信元 MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバック

 


注意 イン サービスの回線でループバックを実行すると、サービスに影響を及ぼします。


) ファシリティ ループバックには、現場要員が必要です。


「送信元ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成」の作業を行います。

送信元ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成


ステップ 1 テストするポートに光テスト セットを接続します。


) テスト セット装置の接続、セットアップ、および使用方法については、製造元に確認してください。


適切なケーブルを使用して、光テスト セットの送信(Tx)と受信(Rx)端末をテスト対象のポートに接続します。Tx および Rx 端末は、同じポートに接続します。

ステップ 2 必要に応じてテスト セットを調節します(テスト セット機器の使用方法については、製造元の説明を参照してください)。

ステップ 3 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。

ステップ 4 Maintenance > Loopback タブをクリックします。

ステップ 5 テストするポートに対して、Admin State カラムから OOS,MT (または locked,maintenance)を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

ステップ 6 テストするポートに対して、Loopback Type カラムから Facility (Line) を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

ステップ 7 Apply をクリックします。

ステップ 8 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。


) ループバック セットアップ時には、通常、 LPBKFACILITY(ESCON)
LPBKFACILITY(FC) LPBKFACILITY(GE) LPBKFACILITY(ISC)、または LPBKFACILITY(TRUNK)が表示されます。ループバックを削除すると、この状態はクリアされます。


ステップ 9 「MXP または TXP ファシリティ ループバック回線のテストと解除」の作業を行います。


 

MXP または TXP ファシリティ ループバック回線のテストと解除


ステップ 1 テスト セットからトラフィックをまだ送信していない場合は、ループバック回線にテスト用トラフィックを送信します。

ステップ 2 テスト セットで受信したトラフィックを調べます。テスト セットで検出されたエラーまたは他の信号情報を調べます。

ステップ 3 測定の結果、エラーがなければ、ファシリティ ループバックでのテストは終了です。ファシリティ ループバックを解除します。

a. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

b. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

c. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

d. Apply をクリックします。

e. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 4 「MXP または TXP カードのテスト」の作業を行います。


 

MXP または TXP カードのテスト


ステップ 1 問題があると考えられるカードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行い、良好なカードと交換します。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。



注意 ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。

ステップ 2 良好なカードを取り付けて、ループバック回線にテスト用トラフィックを再送信します。

ステップ 3 測定の結果、エラーがない場合は、カードの欠陥が問題であったと考えられます。Return Materials Authorization(RMA)プロセスを通じて、不良カードをシスコに返送してください。詳しくは、弊社テクニカル サポートにお問い合わせください。

ステップ 4 不良カードに対して、「カードの物理的な交換」の作業を行います。

ステップ 5 ファシリティ ループバックを解除します。

a. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

b. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

c. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

d. Apply をクリックします。

e. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 6 「送信元ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの実行」の作業を行います。


 

1.2.2 送信元ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの実行

ターミナル ループバック テストは、ノード送信元 MXP、TXP、または ADM-10G マックスポンダまたはトランスポンダ ポートで実行されます。この例の回線では、送信元ノードの送信元 TXP トランク ポートまたはクライアント ポートが対象です。ノード送信元ポートへのターミナル ループバックが正常に完了すれば、回線が送信元ポートまで問題ないことが実証されます。図1-4 は、送信元 TXP ポートおよびクライアント TXP ポートでのターミナル ループバックの一例を示しています。

図1-4 送信元ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバック

 


注意 インサービスの回線でループバックを実行すると、サービスに影響を及ぼします。


) ターミナル ループバックには、オンサイトの要員が必要です。


「送信元ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成」の作業を行います。

送信元ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成


ステップ 1 テストするポートに光テスト セットを接続します。


) テスト セット装置の接続、セットアップ、および使用方法については、製造元に確認してください。


a. 「送信元ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの実行」の作業が完了したばかりであれば、発信元ノードの MXP または TXP ポートに光テスト セットを接続したままにします。

b. 現在の手順を開始するときに、光テスト セットが送信ポートに接続されていない場合は、適切なケーブル接続で、光テスト セットの Tx と Rx 端末をテストするポートに接続します。Tx と Rx は、同じポートに接続します。

ステップ 2 必要に応じてテスト セットを調節します(テスト セット機器の使用方法については、製造元の説明を参照してください)。

ステップ 3 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、ループバックを必要とするカードをダブルクリックします。

ステップ 4 Maintenance > Loopback タブをクリックします。

ステップ 5 Admin State カラムから OOS,MT (または locked,maintenance)を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

ステップ 6 Loopback Type カラムから、 Terminal (Inward) を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

ステップ 7 Apply をクリックします。

ステップ 8 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 9 「MXP または TXP ポートのターミナル ループバック回線のテストと解除」の作業を行います。


 

MXP または TXP ポートのターミナル ループバック回線のテストと解除


ステップ 1 テスト セットからトラフィックをまだ送信していない場合は、ループバック回線にテスト用トラフィックを送信します。

ステップ 2 テスト セットで受信したテスト用トラフィックを調べます。テスト セットで検出されたエラーまたは他の信号情報を調べます。

ステップ 3 測定の結果、エラーがなければ、ループバック回線でのテストは終了です。ポートのターミナル ループバック状態を解除します。

a. ターミナル ループバックが設定されている発信元ノードのカードをダブルクリックします。

b. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

c. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

d. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

e. Apply をクリックします。

f. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 4 「MXP または TXP カードのテスト」の作業を行います。


 

MXP または TXP カードのテスト


ステップ 1 問題があると考えられるカードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行い、良好なカードと交換します。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。



注意 ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。

ステップ 2 良好なカードを取り付けて、ループバック回線にテスト用トラフィックを再送信します。

ステップ 3 測定の結果、エラーがない場合は、カードの欠陥が問題であったと考えられます。RMA プロセスを通じて、不良カードをシスコに返送してください。詳しくは、弊社テクニカル サポートにお問い合わせください。

ステップ 4 不良カードに対して、「カードの物理的な交換」の作業を行います。

ステップ 5 ネットワーク パスの次のセグメントの試験に進む前に、発信元カード ポートのターミナル ループバックを解除します。

a. ターミナル ループバックが設定されている発信元ノードのカードをダブルクリックします。

b. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

c. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

d. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

e. Apply をクリックします。

f. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 6 「中間ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成」の作業を行います。


 

1.2.3 中間ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成

中間ポートでファシリティ ループバック テストを実行することにより、そのノードが回線障害の原因かどうかを切り分けることができます。図1-5 に示した状況では、中間 MXP または TXP ポートでテストが実行されます。

図1-5 中間ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバック

 


注意 インサービスの回線でループバックを実行すると、サービスに影響を及ぼします。


) ファシリティ ループバックには、オンサイトの要員が必要です。


「中間ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成」の作業を行います。

中間ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成


ステップ 1 テストするポートに光テスト セットを接続します。


) テスト セット装置の接続、セットアップ、および使用方法については、製造元に確認してください。


a. 「送信元ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの実行」の作業が完了したばかりであれば、発信元ノードのポートに光テスト セットを接続したままにします。

b. 現在の手順を開始するときに、光テスト セットが送信ポートに接続されていない場合は、適切なケーブル接続で、光テスト セットの Tx と Rx 端末をテストするポートに接続します。Tx と Rx は、同じポートに接続します。

ステップ 2 必要に応じてテスト セットを調節します(テスト セット機器の使用方法については、製造元の説明を参照してください)。

ステップ 3 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、ループバックを必要とする中間ノードのカードをダブルクリックします。

ステップ 4 Maintenance > Loopback タブをクリックします。

ステップ 5 Admin State カラムから OOS,MT (または locked,maintenance)を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

ステップ 6 Loopback Type カラムから、 Facility (Line) を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

ステップ 7 Apply をクリックします。

ステップ 8 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 9 「MXP または TXP ポートのファシリティ ループバック回線のテストと解除」の作業を行います。


 

MXP または TXP ポートのファシリティ ループバック回線のテストと解除


ステップ 1 テスト セットからトラフィックをまだ送信していない場合は、ループバック回線にテスト用トラフィックを送信します。

ステップ 2 テスト セットで受信したトラフィックを調べます。テスト セットで検出されたエラーまたは他の信号情報を調べます。

ステップ 3 測定の結果、エラーがなければ、ファシリティ ループバックでのテストは終了です。ポートからファシリティ ループバックを解除します。

a. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

b. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

c. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

d. Apply をクリックします。

e. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 4 「MXP または TXP カードのテスト」の作業を行います。


 

MXP または TXP カードのテスト


ステップ 1 問題があると考えられるカードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行い、良好なカードと交換します。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。



注意 ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。

ステップ 2 良好なカードを取り付けて、ループバック回線にテスト用トラフィックを再送信します。

ステップ 3 測定の結果、エラーがない場合は、カードの欠陥が問題であったと考えられます。RMA プロセスを通じて、不良カードをシスコに返送してください。詳しくは、弊社テクニカル サポートにお問い合わせください。

ステップ 4 不良カードに対して、「カードの物理的な交換」の作業を行います。

ステップ 5 ポートからファシリティ ループバックを解除します。

a. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

b. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

c. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

d. Apply をクリックします。

e. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 6 「中間ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成」の作業を行います。


 

1.2.4 中間ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成

次のトラブルシューティング テストでは、中間ノードのポートに対してターミナル ループバックを実行することにより、中間クライアントまたはトランク ポートが回線障害の原因となっているかどうかを特定します。図1-6 に示す例の状況では、ターミナル ループバックを、回線内の中間 MXP または TXP ポートに対して実行します。ノードでのターミナル ループバックが正常に完了すれば、このノードを回線障害の原因から除外します。

図1-6 中間ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバック

 


注意 インサービスの回線でループバックを実行すると、サービスに影響を及ぼします。


) ターミナル ループバックには、オンサイトの要員が必要です。


「中間ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成」の作業を行います。

中間ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成


ステップ 1 テストするポートに光テスト セットを接続します。


) テスト セット装置の接続、セットアップ、および使用方法については、製造元に確認してください。


a. 「中間ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成」の作業が完了したばかりであれば、発信元ノードのポートに光テスト セットを接続したままにします。

b. 現在の手順を開始するときに、光テスト セットが送信ポートに接続されていない場合は、適切なケーブル接続で、光テスト セットの Tx と Rx 端末をテストするポートに接続します。Tx と Rx は、同じポートに接続します。

ステップ 2 必要に応じてテスト セットを調節します(テスト セット機器の使用方法については、製造元の説明を参照してください)。

ステップ 3 テスト対象の宛先ポート上でターミナル ループバックを作成します。

a. 中間ノードのノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)に進みます。

メニュー バーから View > Go To Other Node を選択します。

Select Node ダイアログボックスのドロップダウン リストからノード(またはシェルフ)を選択し、 OK をクリックします。

b. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、ループバックを必要とするカードをダブルクリックします。

c. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

d. Admin State カラムから OOS,MT (または locked,maintenance)を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

e. Loopback Type カラムから、 Terminal (Inward) を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

f. Apply をクリックします。

g. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 4 「MXP または TXP ターミナル ループバック回線のテストと解除」の作業を行います。


 

MXP または TXP ターミナル ループバック回線のテストと解除


ステップ 1 テスト セットからトラフィックをまだ送信していない場合は、ループバック回線にテスト用トラフィックを送信します。

ステップ 2 テスト セットで受信したテスト用トラフィックを調べます。テスト セットで検出されたエラーまたは他の信号情報を調べます。

ステップ 3 測定の結果、エラーがなければ、ループバック回線でのテストは終了です。ポートからターミナル ループバックを解除します。

a. カード ビューを表示するために、ターミナル ループバックが設定されている中間ノードのカードをダブルクリックします。

b. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

c. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

d. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

e. Apply をクリックします。

f. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 4 「MXP または TXP カードのテスト」の作業を行います。


 

MXP または TXP カードのテスト


ステップ 1 問題があると考えられるカードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行い、良好なカードと交換します。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。



注意 ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。

ステップ 2 良好なカードを取り付けて、ループバック回線にテスト用トラフィックを再送信します。

ステップ 3 測定の結果、エラーがない場合は、カードの欠陥が問題であったと考えられます。RMA プロセスを通じて、不良カードをシスコに返送してください。詳しくは、弊社テクニカル サポートにお問い合わせください。

ステップ 4 不良カードに対して、「カードの物理的な交換」の作業を行います。

ステップ 5 ポートのターミナル ループバックを解除します。

a. ターミナル ループバックが設定されている発信元ノードのカードをダブルクリックします。

b. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

c. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

d. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

e. Apply をクリックします。

f. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 6 「宛先ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの実行」の作業を行います。


 

1.2.5 宛先ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの実行

宛先ポートでファシリティ ループバック テストを実行することにより、ローカル ポートが回線障害の原因かどうか判別します。図1-7 に示した例は、宛先ノードの TXP クライアントまたはトランク ポートで実行されているファシリティ ループバックです。

図1-7 宛先ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバック

 


注意 インサービスの回線でループバックを実行すると、サービスに影響を及ぼします。


) ファシリティ ループバックには、オンサイトの要員が必要です。


「宛先ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成」の作業を行います。

宛先ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの作成


ステップ 1 テストするポートに光テスト セットを接続します。


) テスト セット装置の接続、セットアップ、および使用方法については、製造元に確認してください。


a. 「中間ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成」の作業が完了したばかりであれば、発信元ノードのポートに光テスト セットを接続したままにします。

b. 現在の手順を開始するときに、光テスト セットが送信ポートに接続されていない場合は、適切なケーブル接続で、光テスト セットの Tx と Rx 端末をテストするポートに接続します。Tx と Rx は、同じポートに接続します。

ステップ 2 必要に応じてテスト セットを調節します(テスト セット機器の使用方法については、製造元の説明を参照してください)。

ステップ 3 テスト対象の宛先ポート上でファシリティ ループバックを作成します。

a. 宛先ノードのノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)に進みます。

メニュー バーから View > Go To Other Node を選択します。

Select Node ダイアログボックスのドロップダウン リストからノード(またはシェルフ)を選択し、 OK をクリックします。

b. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、ループバックを必要とするカードをダブルクリックします。

c. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

d. Admin State カラムから OOS,MT (または locked,maintenance)を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

e. Loopback Type カラムから、 Facility (Line) を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

f. Apply をクリックします。

g. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 4 「MXP または TXP ファシリティ ループバック回線のテストと解除」の作業を行います。


 

MXP または TXP ファシリティ ループバック回線のテストと解除


ステップ 1 テスト セットからトラフィックをまだ送信していない場合は、ループバック回線にテスト用トラフィックを送信します。

ステップ 2 テスト セットで受信したトラフィックを調べます。テスト セットで検出されたエラーまたは他の信号情報を調べます。

ステップ 3 測定の結果、エラーがなければ、ファシリティ ループバックでのテストは終了です。ポートからファシリティ ループバックを解除します。

a. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

b. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

c. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

d. Apply をクリックします。

e. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 4 「MXP または TXP カードのテスト」の作業を行います。


 

MXP または TXP カードのテスト


ステップ 1 問題があると考えられるカードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行い、良好なカードと交換します。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。



注意 ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。

ステップ 2 良好なカードを取り付けて、ループバック回線にテスト用トラフィックを再送信します。

ステップ 3 測定の結果、エラーがない場合は、カードの欠陥が問題であったと考えられます。RMA プロセスを通じて、不良カードをシスコに返送してください。詳しくは、弊社テクニカル サポートにお問い合わせください。

ステップ 4 不良カードに対して、「カードの物理的な交換」の作業を行います。

ステップ 5 ポートのファシリティ ループバックを解除します。

a. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

b. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

c. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

d. Apply をクリックします。

e. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 6 「宛先ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの実行」の作業を行います。


 

1.2.6 宛先ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの実行

宛先ノードのポートでのターミナル ループバックは、回線トラブルシューティング プロセスの中でローカルなハードウェア エラーを除去する最後の手順です。テストが成功すれば、回線が宛先ポートまで正常であることが分かります。図1-8 に示した例は、宛先ノードの TXP ポートでのターミナル ループバックです。

図1-8 宛先ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバック

 


注意 インサービスの回線でループバックを実行すると、サービスに影響を及ぼします。


) ターミナル ループバックには、オンサイトの要員が必要です。


「宛先ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成」の作業を行います。

宛先ノードの MXP または TXP ポートでのターミナル ループバックの作成


ステップ 1 テストするポートに光テスト セットを接続します。


) テスト セット装置の接続、セットアップ、および使用方法については、製造元に確認してください。


a. 「宛先ノードの MXP または TXP ポートでのファシリティ ループバックの実行」の作業が完了したばかりであれば、発信元ポートに光テスト セットを接続したままにします。

b. 現在の手順を開始するときに、光テスト セットが送信ポートに接続されていない場合は、適切なケーブル接続で、光テスト セットの Tx と Rx 端末をテストするポートに接続します。Tx と Rx は、同じポートに接続します。

ステップ 2 必要に応じてテスト セットを調節します(テスト セット機器の使用方法については、製造元の説明を参照してください)。


) ループバック セットアップ時には、通常、 LPBKTERMINAL(ESCON)
LPBKTERMINAL(FC) LPBKTERMINAL(GE) LPBKTERMINAL(ISC)、または LPBKTERMINAL(TRUNK)が表示されます。ループバックを削除すると、この状態はクリアされます。


ステップ 3 テスト対象の宛先ポート上でターミナル ループバックを作成します。

a. 宛先ノードのノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)に進みます。

メニュー バーから View > Go To Other Node を選択します。

Select Node ダイアログボックスのドロップダウン リストからノード(またはシェルフ)を選択し、 OK をクリックします。

b. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、ループバックを必要とするカードをダブルクリックします。

c. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

d. Admin State カラムから OOS,MT (または locked,maintenance )を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

e. Loopback Type カラムから、 Terminal (Inward) を選択します。このカードがマルチポート カードの場合、目的のポートに対応する行を選択します。

f. Apply をクリックします。

g. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 4 「MXP または TXP ターミナル ループバック回線のテストと解除」の作業を行います。


 

MXP または TXP ターミナル ループバック回線のテストと解除


ステップ 1 テスト セットからトラフィックをまだ送信していない場合は、ループバック回線にテスト用トラフィックを送信します。

ステップ 2 テスト セットで受信したテスト用トラフィックを調べます。テスト セットで検出されたエラーまたは他の信号情報を調べます。

ステップ 3 測定の結果、エラーがなければ、ループバック回線でのテストは終了です。ポートからターミナル ループバックを解除します。

a. ターミナル ループバックが設定されている中間ノードのカードをダブルクリックします。

b. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

c. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

d. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

e. Apply をクリックします。

f. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 4 測定の結果、エラーがある場合は、カード不良が問題であると考えられます。

ステップ 5 「MXP または TXP カードのテスト」の作業を行います。


 

MXP または TXP カードのテスト


ステップ 1 問題があると考えられるカードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行い、良好なカードと交換します。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。



注意 ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。

ステップ 2 良好なカードを取り付けて、ループバック回線にテスト用トラフィックを再送信します。

ステップ 3 測定の結果、エラーがない場合は、カードの欠陥が問題であったと考えられます。RMA プロセスを通じて、不良カードをシスコに返送してください。詳しくは、弊社テクニカル サポートにお問い合わせください。

ステップ 4 不良カードに対して、「カードの物理的な交換」の作業を行います。

ステップ 5 ポートのターミナル ループバックを解除します。

a. ターミナル ループバックが設定されている発信元ノードのカードをダブルクリックします。

b. Maintenance > Loopback タブをクリックします。

c. テストするポートに対して、Loopback Type カラムから None を選択します。

d. テストするポートの Admin State カラムから、適切な状態(IS、OOS,DSBLD、OOS,MT、IS,AINS)を選択します。

e. Apply をクリックします。

f. 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。

回線パス全体が、一連の総合ループバック テストに合格しました。この回線は、実トラフィックの伝送に適しています。


 

1.3 ITU-T G.709 モニタリングによる DWDM 回線パスのトラブルシューティング

ここでは、ITU-T G.709、『 Network Node Interface for the Optical Transport Network 』に規定されている Optical Transport Network(OTN; 光転送ネットワーク)の概要を説明し、PM と TCA を使用した ITU-T G.709 OTN の DWDM 回線パスのトラブルシューティング手順を説明します。

1.3.1 光転送ネットワークでの ITU-T G.709 モニタリング

勧告 ITU-T G.709 は、OTN の全機能をカバーした勧告集の一部です。ITU-T G.709 では、単一波長の SONET 透過型光波長ベースのネットワークが可能になります。ITU-T G.709 では、SONET/SDH の 保守運用管理とプロビジョニング(OAM&P)機能が光ネットワークに追加されています。また、既存の SONET、イーサネット、または Asynchronous Transfer Mode(ATM; 非同期転送モード)ビット ストリームに、パフォーマンス管理と改善のオーバーヘッドが追加されます。

ITU-T G.709 の光ネットワークは、従来の SONET ネットワークのようにレイヤ設計されています(図1-9参照)。この構造によって、ネットワーク障害の特定と問題解決に役立つローカルのモニタリングが可能になります。

図1-9 光転送ネットワーク レイヤ

 

1.3.2 光チャネル レイヤ

Optical Channel(OCH; 光チャネル)レイヤは OTN の最も外側の部分で、クライアントからクライアントへのスパンとなります。光チャネルは、次のように構築されます。

1. SONET、ギガビット イーサネット、IP、ATM、ファイバ チャネル、Enterprise System Connection(ESCON; エンタープライズ システム接続)が、クライアントのペイロード領域にマッピングされ、オーバーヘッドと結合されて、Optical Channel Payload Unit(OPUk; 光チャネル ペイロード ユニット)となります。

2. OPUk ユニットに更にオーバーヘッドが追加されて、Optical Channel Data Unit(ODUk; 光チャネル データ ユニット)となります。

3. ODUk に FEC(Forward Error Correction; 前方誤り訂正)を含む 3 番めのオーバーヘッドが追加されて、Optical Channel Transport Unit(OTUk; 光チャネル トランスポート ユニット)となります。

4. OTUk に 4 番めのオーバーヘッドが追加されて、OCH レイヤ全体が構築されます。

1.3.3 光多重化セクション レイヤ

OTN の Optical Multiplex Section(OMS; 光多重化セクション)によって、キャリアが DWDM ネットワーク セクションで発生するエラーを識別できるようになります。OMS レイヤは、ペイロードとオーバーヘッド(OMS-OH)で構成されます。また、ネットワークの多重化部分を監視する機能もサポートします。たとえば、32 MUX-O カードなどの光マルチプレクサと、32 DMX-O カードなどの光デマルチプレクサ間のスパンです。

1.3.4 光伝送セクション レイヤ

Optical Transmission Section(OTS; 光伝送セクション)は、ネットワークの多重化セクションの部分のモニタリングをサポートしています。このレイヤは、ペイロードとオーバーヘッド(OTS-OH)で構成され、次に示す 2 つの光ネットワークの要素間の伝送スパンとなります。

32MUX-O カードなどのマルチプレクサと OPT-PRE カードなどの増幅器

OPT-BST カードと OPT-PRE カードなどの増幅器ともう 1 つの増幅器

OPT-BST カードなどの増幅器と 32DMX カードのようなデマルチプレクサ

1.3.5 PM カウンタと TCA

PM カウンタと TCA は、ITU-T G.709 光転送ネットワークの障害検出や解析に使用されます。ITU-T 勧告 M.2401 は、次のように、ODUk レイヤで監視される PM パラメータを勧告しています。

SES(重大エラー秒数)は、30% 以上のエラー ブロック、または 1 つ以上の障害が発生した秒数です。SES は Errored Second(ES; エラー秒)パラメータのサブセットで、エラー ブロック、または 1 つ以上の障害が発生した秒数です。

BBE(バックグラウンド ブロック エラー カウンタ)は、SES の一部として発生しなかったエラー ブロックです。BBE は Errored Block(EB; エラー ブロック)パラメータのサブセットで、1 つ以上のビットがエラーであるブロックです。

各種 PM カウント パラメータは、ネットワーク内の異なる読み出しポイントに関連付けられます。図1-10 は、障害となった DWDM 回線ポイントを識別するための PM の読み出しポイントを示しています。『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章は、すべての PM パラメータを示します。また、信号のエントリ ポイント、出口ポイント、および個々のライン カード間の相互接続についての図を示します。これらの仕様と照合して、どの PM パラメータが、CTC や TL1 で監視またはプロビジョニングしたいシステム ポイントと対応付けられているかを確認してください。モニタリング ポイントは、各システムの設定に応じて異なります。


) LOS、LOS-P、または LOF アラームが TXP および MXP トランクで発生すると、G709/SONET/SDH TCA が抑制されます。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Alarm and TCA Monitoring and Management」の章を参照してください。


図1-10 ONS DWDM 上の PM ポイント

 

TCA は、あらかじめ設定されたしきい値を超過したり、伝送(レーザー伝送など)が劣化していないかを示し、管理インターフェイスを介してパフォーマンスを監視するのに使用されます。TCA は重大度のレベルには対応付けられません。これらは、通常トランスポンダのモニタリング ポイントで使用できるレート、カウンタ、パーセントのパラメータと対応付けられます。『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Performance Monitoring」の章では、これらのアラートに関する情報を示しています。

ネットワークのパラメータにしたがって、次に示す手順を選択、実行します。

ノードのデフォルト BBE または SES カードしきい値の設定

TXP カードに対するデフォルトのノード ODUk BBE と SES PM しきい値をプロビジョニングするために、次の手順を実行します。


ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、Provisioning > Defaults タブをクリックします(図1-11)。

図1-11 デフォルト BBE/SES カードのしきい値設定

 

ステップ 2 Defaults Selector フィールドで、プロビジョニングするトランスポンダまたはマックスポンダ カードをクリックしてから、ドロップダウン リストの opticalthresholds > trunk > warning > 15min をクリックします。


 

CTC の各カード BBE や SES しきい値

個々の TXP カードに対して、CTC の BBE や SES PM しきい値をプロビジョニングする手順を実行します。


ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、該当するトランスポンダまたはマックスポンダ カード(TXP_MR_10G、TXPP_MR_2.5G、または MXP_2.5G_10G)をダブルクリックします。

ステップ 2 Provisioning > OTN > G.709 Thresholds タブをクリックします(図1-12参照)。

図1-12 カードの BBE/SES しきい値のプロビジョニング

 

ステップ 3 Directions 領域で、Near End オプション ボタンをクリックします。

ステップ 4 Intervals 領域で、15 Min オプション ボタンをクリックします。

ステップ 5 Types 領域で、PM (ODUk) オプション ボタンをクリックします。

ステップ 6 SES と BBE フィールドで、たとえば、しきい値数として 500 と 10000 を入力します。


 

TL1 を使用したカード PM しきい値のプロビジョニング

CTC ではなく TL1 での PM しきい値をプロビジョニングするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 TL1 コマンドラインを開きます(Tools > Open TL1 Connection をクリックします)。

ステップ 2 TL1 コマンドラインで、次の構文でコマンドを入力します。

SET-TH-OCH:[<TID>]:<AID>:<CTAG>::<MONTYPE>,<THLEV>,[<LOCN>],,[<TMPER>];

各値は次のとおりです。

Access Identifier(AID; アクセス ID)は、コマンドが関連する NE を識別します。STS、VT1、ファシリティ、および DS1 のすべての AID がサポートされています。

パラメータ MONTYPE は、監視対象のタイプです。

パラメータ THLEV はオプションであり、しきい値のカウンタ値(しきい値を超過する前に超えられるエラー数である)を示します。

パラメータ LOCN は、特定のコマンドに対応付けられた場所を指定します。

パラメータ TMPER はオプションで、パフォーマンス カウンタの累積時間で、1-DAY、1-HR、1-MIN、15-MIN や RAW-DATA などの値をとります。


) このコマンドおよび TL1 コマンドのリストの詳細については、次のリンクの『Cisco SONET TL1 Command Guide』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/optical/ps2006/products_command_reference_book09186a0080483b9b.html



 

光 TCA しきい値のプロビジョニング

次の手順で、CTC の TCA しきい値をプロビジョニングします。


ステップ 1 カード ビューで、Provisioning > Optics Thresholds タブをクリックします(図1-13)。

図1-13 光 TCA しきい値のプロビジョニング

 

ステップ 2 Types 領域で、TCA をクリックします。

ステップ 3 Intervals 領域で、15 Min をクリックします。

ステップ 4 Laser Bias High(%)フィールドに、しきい値、たとえば 81.0% を入力します。


 

1.3.6 FEC

DWDM スパンでは、FEC は、信号の品質を維持するために、時間再調整、再整形、および再生成(3R)の量を減らします。次の 2 つの PM パラメータは、FEC と対応付けられます。

BIEC ― PM 期間に DWDM トランク回線で修正されたビット エラーの数

UNC-WORDS ― PM 期間に DWDM トランク回線で検出された修正不可ワードの数

次の手順で、FEC に対する BIEC と UNC-WORDS PM パラメータをプロビジョニングします。

カード FEC しきい値のプロビジョニング


ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、トランスポンダまたはマックスポンダ カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます(この例では、TXP_MR_10G、TXPP_MR_2.5G、および MXP_2.5G_10G などのカードが適用されます)。

ステップ 2 Provisioning > OTN > FEC Thresholds タブをクリックします(図1-14参照)。

図1-14 カード FEC しきい値のプロビジョニング

 

ステップ 3 Bit Errors Corrected フィールドに、たとえば、225837 というしきい値を入力します。

ステップ 4 Uncorrectable Words フィールドに、たとえば、2 というしきい値を入力します。

ステップ 5 Intervals 領域で、15 Min をクリックします。


 

1.3.7 問題の解決の例

PM や TCA を使用して、劣化ポイントを特定します。問題の解決の例を、次に示します。

現象 単一のトランスポンダ ペア上に BBE TCA があります。

考えられる原因 トランスポンダの入力電源が範囲外です。

推奨処置 トランスポンダの入力電源を調べます。入力電源は、仕様/許容範囲でなければなりません。

考えられる原因 トランスポンダに汚れたトランク コネクタがあります。

推奨処置 トランク ポートのコネクタを調べます。

考えられる原因 トランスポンダと DWDM ポート間に劣化したトランク パッチ コードがあります。

推奨処置 トランスポンダ DWDM ポートのパッチ コードを調べます。

考えられる原因 ADxC-xx.x カードの伝送ポートに汚れたクライアント コネクタがあるか、デマルチプレクサ(DMX)が近端 TCA を超過しています。

推奨処置 ADxC-xx.x カードの OCH ポートのコネクタを調べます。

考えられる原因 ADxC-xx.x カードの受信ポート上に汚れたクライアント コネクタがあるか、マルチプレクサ(MUX)が遠端の TCA ポイントを超過しています。

推奨処置 回線に光チャネルのバイパスがあれば、コネクタを調べます。

現象 ADxB-xx.x カードに接続されたすべてのトランスポンダ上に BBE TCA があります。

考えられる原因 トランスポンダの入力電源が範囲外です。

推奨処置 トランスポンダの入力電源を調べます。入力電源は、仕様/許容範囲でなければなりません。

考えられる原因 4MD-xx.x カードのポート上に汚れたコネクタがあります。

推奨処置 4MD-xx.x カードのドロップ ポートのコネクタを調べます。

考えられる原因 ADxB-xx.x カードのドロップ ポートに汚れたコネクタがあるか、近端の TCA ポイントを超過しています。

推奨処置 ADxB-xx.x カードのドロップ ポートのコネクタを調べます。

考えられる原因 ADxB-xx.x カードのアド ポートに汚れたコネクタがあるか、遠端の TCA ポイントを超過しています。

推奨処置 4MD-xx.x または AD1B-xx.x カードのパッチ コードを調べます。

考えられる原因 ADxB-xx.x と 4MD-xx.x カード間に劣化したパッチ コードがあります。

推奨処置 回線に光帯域のバイパスがあれば、帯域コネクタを調べます。

現象 OCH が単一の OTS セクションを通過するすべてのトランスポンダに BBE TCA があります。

考えられる原因 トランスポンダやチャネルに関係した問題はありません。

推奨処置 トランスポンダの前のキャビネット内の信号パスに問題があります。この領域の設定および受信テストの詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。

現象 単一のトランスポンダに 1 つの Laser Bias Current(LBC)TCA があります。

考えられる原因 トランスポンダのレーザーが劣化しています。

推奨処置 問題は、レーザー回路内にあります。OPT-PRE や OPT-BST 光増幅器のカードを調べます。このカードの設定については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。

1.4 CTC 診断の使用

ソフトウェア Release 8.5 では、CTC で次のような診断機能を使用できます。

適切なカードの Application Specific Integrated Circuit(ASIC; 特定用途向け集積回路)機能の確認

スタンバイ カードの動作確認

適切なカード LED 動作の確認

診断回線の作成

アラームで検出した問題のお客様への通知

ダウンロード可能な機械語の診断情報ファイルのプロビジョニング(弊社サポート担当が使用)

ASIC の検証やスタンバイ カード動作などの機能が、バックグラウンドで監視されています。Alarms and Conditions ウィンドウに、システムの変化や問題の通知が表示されます。カード LED 機能の確認、双方向診断回線の作成、シスコの技術サポート担当者が使用する診断ファイルのダウンロードなど、その他の診断機能は、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)の Maintenance > Diagnostic タブから使用できます。ユーザが操作できる診断機能を、次の項に示します。

1.4.1 カード LED 点灯テスト

LED 点灯テストでは、カードレベルの LED が動作可能かを調べます。この診断テストは、ONS 15454 の初期ターンアップまたは定期メンテナンス作業の一環として実施するか、あるいは LED の動作に疑いがあるときに随時実施します。メンテナンス ユーザ、またはより高い権限を持つユーザは、LED 動作を確認するために、次のような作業を行うことができます。

カード LED の動作確認


ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Maintenance > Diagnostic タブをクリックします(図1-15)。

図1-15 ONS 15454 ノード ビューの診断ウィンドウ

 

ステップ 2 Lamp Test をクリックします。

ステップ 3 すべてのポート LED が同時に数秒間点灯することを確認します。

3 色 LED:5 秒間ずつ 3 回

2 色 LED:5 秒間 1 回と 10 秒間 1 回

AIC または AIC-I:15 秒間 1 回

ステップ 4 Lamp Test Run ダイアログボックスで OK をクリックします。


 

1.4.2 Retrieve Diagnostics File ボタン

Maintenance ウィンドウで Retrieve Diagnostics File ボタンをクリックすると、CTC にシステム データを取り込むことができます。メンテナンス担当のユーザ、またはより高い権限を持つユーザは、そのシステム データをローカルのディレクトリに保存して負荷分散できます。また、それを弊社サポート担当に送ることができます。診断ファイルは機械語レベルで、容易に読むことは出来ませんが、弊社テクニカル サポート担当者が問題解析に利用できます。診断ファイルをオフロードするために、次の作業を行います。


) 機械語レベルの診断ファイルに加えて、ONS 15454 は、ユーザ ログイン、リモートのログイン、システムの設定や変更などのすべてのシステム イベントの監査証跡を保存します。この監査証跡は、トラブルシューティング機能というよりも、記録機能と考えられます。機能についての詳細は、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。


診断ファイルのオフロード


ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Maintenance > Diagnostic タブをクリックします(図1-15)。

ステップ 2 Retrieve Tech Support Log をクリックします。

ステップ 3 Saving Diagnostic File ダイアログボックスで、ファイルを保存したいディレクトリ(ローカルまたはネットワーク)に移動します。

ステップ 4 File Name フィールドに名前を入力します。

アーカイブ ファイルには特定の拡張子を付ける必要がありません。弊社テクニカル サポート担当者が解凍して読むことができる圧縮ファイル(gzip)です。

ステップ 5 Save をクリックします。

Get Diagnostics status ウィンドウは、ファイルの格納の進行状況を進行バーで表示し、完了すると「Get Diagnostics Complete」が表示されます。

ステップ 6 [ OK ] をクリックします。


 

1.4.3 DCN ツール

CTC には、Open Shortest Path First(OSPF)ネットワークのネットワーク トラブルシューティングを支援する Data Communications Network(DCN; データ通信ネットワーク)ツールが用意されています。図1-16 に、ネットワーク ビューにあるこのツールを示します。このツールは、内部ダンプ コマンドを実行して、エントリ ポイントからアクセス可能なすべてのノードに関する情報を取得します。

図1-16 DCN ツールの OSPF ダンプ

 

特別なネットワーク コマンドで実行されるダンプと同じ情報を提供するダンプは、Maintenance > Diagnostic タブのネットワーク ビューで使用できます。Select Node ドロップダウン リストのアクセス ポイント ノードを選択できます。ダンプを作成するには、Retrieve をクリックします(ダンプをクリアするには、Clear をクリックします)。

ダンプ ファイルの内容は、保存または印刷して、OSPF ネットワーク サポート用に弊社テクニカル サポートに提出できるようになっています。

1.5 データベースとデフォルト設定の復元

ここでは、ソフトウェア データまたはデフォルトのノード設定の復元を必要とするノードの動作エラーに関するトラブルシューティングについて説明します。

1.5.1 ノード データベースの復元

現象 1 つ以上のノードが正しく機能していない、またはそのデータが不正です。

考えられる原因 ノード データベースが不正または破壊されている。

推奨処置 手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください。

1.6 PC 接続のトラブルシューティング

ここでは、ソフトウェア R8.5 の最小システム要件、サポートされるプラットフォーム、ブラウザ、および Java Runtime Environment(JRE; Java ランタイム環境)について、また、ONS 15454 への PC とネットワークの接続性に関するトラブルシューティング手順について説明します。

1.6.1 PC システムの最小要件

Windows プラットフォームで Optical Networking System(ONS)製品の CTC ソフトウェア R8.5 を運用するワークステーションの最小要件は次のとおりです。

Pentium III 以上のプロセッサ

プロセッサ速度 700 MHz 以上

256 MB 以上の RAM

50 MB 以上のハードディスクの空きスペース

20 GB 以上のハードドライブ容量

1.6.2 Sun システムの最小要件

Sun ワークステーションで ONS 製品 のソフトウェア R8.5 を運用するワークステーションの最小要件は次のとおりです。

UltraSPARC 以上のプロセッサ

256 MB 以上の RAM

50 MB 以上のハードディスクの空きスペース

1.6.3 サポートされるプラットフォーム、ブラウザ、および JRE

ソフトウェア R8.5 は次のプラットフォームをサポートします。

Windows NT

Windows 98

Windows XP

Windows 2000

Solaris 8

Solaris 9

Solaris 10

ソフトウェア R8.5 は次のブラウザと JRE をサポートします。

Netscape 7 ブラウザ(PC または Solaris 8 または 9、Java Plug-in 1.4.2 または 5.0、または JRE 5.0 と Solaris 10 )

Java Plug-in 1.4.2 または の 5.0 PC プラットフォーム

Internet Explorer 6.0 ブラウザ(Java Plug-in 5.0 使用の PC プラットフォーム)

Mozilla 1.7(Solaris のみ)


) ブラウザは次の URL から入手することができます。

Netscape:http://channels.netscape.com/ns/browsers/default.jsp

Internet Explorer:http://www.microsoft.com

Mozilla:http://mozilla.org


 


) ソフトウェア R8.5. JRE 5.0 の実行に必要な JRE 5.0 は、ソフトウェア CD で提供されます。


1.6.4 サポートされていないプラットフォームとブラウザ

次のプラットフォームは、ソフトウェア R8.5 ではサポートされません。

Windows 95

Solaris 2.5

Solaris 2.6

次のブラウザと JRE は、ソフトウェア R8.5 ではサポートされません。

Netscape 4.73(Windows 版)

Solaris 上の Netscape 4.76

Solaris 8 または 9 上の Netscape 7 は、JRE 1.4.2 以上と併用する場合を除いてサポートされません。

1.6.5 使用 PC の IP 設定を確認できない

現象 PC を ONS 15454 に接続するときに、IP 設定を確認するために PC の IP アドレスで発行した ping コマンドが正常に実行されない。

考えられる原因 IP アドレスの入力が正しくありません。

推奨処置 PC の ping コマンドに指定した IP アドレスが、システムから取り込んだ Windowsの IP 設定情報に示された IP アドレスと一致するか確認します。「使用 PC の IP 設定の確認」を参照してください。

考えられる原因 PC の IP 設定が正しくありません。

推奨処置 PC の IP 設定を確認します。「使用 PC の IP 設定の確認」の作業を行います。この手順で解決しない場合には、ネットワーク管理者に PC の IP 設定を訂正する方法を尋ねてください。

使用 PC の IP 設定の確認


ステップ 1 Start メニューで、 Start > Run を選択して、DOS コマンド ウィンドウを開きます。

ステップ 2 Open フィールドに、 command と入力し、 OK をクリックします。DOS コマンド ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 DOS ウィンドウのプロンプトに、 ipconfig と入力し、 Enter キーを押します。

IP アドレス、サブネット マスク、デフォルト ゲートウェイなど Windows の IP 設定情報が表示されます。


) 現在ネットワークに接続されていなければ、winipcfg コマンドは情報を返しません。


ステップ 4 DOS ウィンドウのプロンプトに、 ping に続けて、以前に表示された Windows IP 設定情報に示されていた IP アドレスを入力します。

ステップ 5 Enter キーを押して、コマンドを実行します。

DOS ウィンドウに複数(通常は 4 つ)の応答が戻った場合は、IP 設定は正常に機能しています。

応答が戻らなかった場合は、IP 設定が正しくない可能性があります。この場合は、ネットワーク管理者に PC の IP 設定を訂正する方法を尋ねてください。


 

1.6.6 ブラウザにログインしても Java が起動しない

現象 「Loading Java Applet を読み込み中」のメッセージの表示がなく、初期ログイン時に JRE が起動しません。

考えられる原因 PC の OS(オペレーティング システム)とブラウザが正しく設定されていません。

推奨処置 PC の OS の Java Plug-in コントロール パネル設定とブラウザ設定をやり直します。「PC の OS の Java Plug-in コントロール パネルの再設定」および「ブラウザの再設定」の作業を行います。

PC の OS の Java Plug-in コントロール パネルの再設定


ステップ 1 Windows の Start メニューで、 Setting > Control Panel をクリックします。

ステップ 2 Java Plug-in が表示されない場合は、JRE が PC にインストールされていない可能性があります。

a. Cisco ONS 15454 ソフトウェア CD を実行します。

b. CD ドライブ:\Windows\JRE フォルダを開きます。

c. j2re-5_0-win アイコンをダブルクリックすることにより、JRE インストール ウィザードを起動します。

d. JRE インストール ウィザードの指示に従います。

ステップ 3 Windows の Start メニューで、 Setting > Control Panel をクリックします。

ステップ 4 Java Plug-in Control Panel ウィンドウで、 Java Plug-in 5.0 アイコンをダブルクリックします。

ステップ 5 Java Plug-in Control Panel の Advanced タブをクリックします。

ステップ 6 C:\ProgramFiles\JavaSoft\JRE\5.0 に移動します。

ステップ 7 JRE 5.0 を選択します。

ステップ 8 Apply をクリックします。

ステップ 9 Java Plug-in Control Panel ウィンドウを閉じます。


 

ブラウザの再設定


ステップ 1 Start メニューから、ブラウザ アプリケーションを起動します。

ステップ 2 Netscape Navigator を使用している場合

a. Netscape Navigator のメニューバーで、 Edit > Preferences メニューをクリックします。

b. Preferences ウィンドウで、 Advanced > Proxies カテゴリをクリックします。

c. Proxies ウィンドウで、 Direct connection to the Internet チェックボックスをオンにし、 OK をクリックします。

d. Netscape Navigator のメニューバーで、 Edit > Preferences メニューをクリックします。

e. Preferences ウィンドウで、 Advanced > Cache カテゴリをクリックします。

f. Disk Cache Folder フィールドに次のいずれかのパスが設定されていることを確認します。

Windows 98/ME では、 C:\ProgramFiles\Netscape\Communicator\cache

Windows NT/2000/XP では、 C:\ProgramFiles\Netscape\ username \Communicator\cache

g. Disk Cache Folder フィールドの設定が正しくない場合は、 Choose Folder をクリックします。

h. ステップ f に示したファイルまで移動し、 OK をクリックします。

i. Preferences ウィンドウで OK をクリックし、ブラウザを終了します。

ステップ 3 Internet Explorer を使用している場合

a. Internet Explorer のメニューバーで、 Tools > Internet Options メニューをクリックします。

b. Internet Options ウィンドウで Advanced タブをクリックします。

c. Settings メニューで、Java (Sun) までスクロールダウンし、 Use Java 2 v1.4.2 for applet (requires restart) チェックボックスをクリックします。

d. Internet Options ウィンドウで OK をクリックし、ブラウザを終了します。

ステップ 4 コンピュータでウィルススキャン ソフトウェアが起動している場合は、一時的にディセーブルにします。「TCC2/TCC2P カードから CTC JAR ファイルをダウンロード中にブラウザが停止」を参照してください。

ステップ 5 コンピュータに Network Interface Card(NIC; ネットワーク インターフェイス カード)が 2 枚インストールされていないことを確認します。NIC が 2 枚インストールされている場合は、1 つを削除します。

ステップ 6 ブラウザを起動し、ONS 15454 にログインします。


 

1.6.7 使用 PC の NIC 接続を確認できない

現象 PC を ONS 15454 に接続しているとき、リンク LED が点灯も点滅もしていないため、NIC 接続が正しく機能していることを確認できません。

考えられる原因 CAT-5 ケーブルが正しく接続されていません。

推奨処置 ケーブルの両端が正しく挿入されているか確認します。ロック クリップが破損しているためケーブルが完全に挿入できない場合は、ケーブルを交換してください。

考えられる原因 CAT-5 ケーブルが破損しています。

推奨処置 ケーブルが良好な状態か確認します。疑わしい場合には、良品に交換します。ケーブルは引っ張ったり曲げたりすると破損する恐れがあります(カードの取り付けについての詳細は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください)。

考えられる原因 CAT-5 ケーブルとして誤った種類のケーブルが使用されています。

推奨処置 ONS 15454 をラップトップ、PC、またはルータに直接接続する場合は、CAT-5 のストレート ケーブルを使用します。ONS 15454 をハブまたは LAN スイッチに接続する場合は、CAT-5 のクロス ケーブルを使用します。CAT-5 ケーブルの種類についての詳細は、「交換用 LAN ケーブルの圧着」を参照してください。

考えられる原因 NIC の挿入または取り付けが正しくありません。

推奨処置 Personal Computer Memory Card International Association(PCMCIA; パーソナル コンピュータ メモリ カード国際協会)ベースの NIC を使用している場合は、NIC を抜き差しして、きちんと挿入されていることを確認します(NIC がラップトップまたは PC に組み込まれている場合は、NIC に故障がないか確認します)。

考えられる原因 NIC が故障しています。

推奨処置 NIC の機能が正常かを確認します。ネットワーク(または他のノード)との接続に問題がない場合は、NIC の機能は正常と考えられます。ネットワーク(または他のノード)との接続が困難な場合は、NIC に故障の可能性があり、交換が必要です。

1.6.8 PC から ONS 15454 への接続の確認(ping)

現象 TCP/IP 接続が確立後に切断されました。

考えられる原因 PC と ONS 15454 の間の接続が切断されています。

推奨処置 標準の ping コマンドを使用して、PC と ONS 15454 の TCC2/TCC2P カードとの間の TCP/IP 接続を確認します。ping コマンドは、PC が直接 TCC2/TCC2P カードと接続している場合、または LAN を介して TCC2/TCC2P にアクセスしている場合に有効です。「ONS 15454 への ping 送信」の作業を行います。

ONS 15454 への ping 送信


ステップ 1 コマンド プロンプトを表示します。

a. Microsoft Windows の OS を使用している場合は、Start メニューから Run を選択し、Run ダイアログボックスの Open フィールドに command と入力し、 OK をクリックします。

b. Sun Solaris の OS を使用している場合は、Common Desktop Environment(CDE; 共通デスクトップ環境)から Personal Application タブをクリックし、 Terminal をクリックします。

ステップ 2 OS が Sun の場合も、Microsoft の場合も、プロンプトで次のように入力します。

ping ONS-15454-IP-address

たとえば、次のように指定します。

ping 198.168.10.10

ステップ 3 ワークステーションが ONS 15454 と接続していれば、ping コマンドは正常に実行され、IP アドレスからの応答が表示されます。ワークステーションが正しく接続されていなければ、「Request timed out」のメッセージが表示されます。

ステップ 4 ping コマンドが成功すれば、TCP/IP 接続が有効であることを示します。CTC を再起動します。

ステップ 5 ping コマンドが失敗し、ワークステーションが LAN 経由で ONS 15454 と接続している場合は、ワークステーションの IP アドレスが、ONS ノードと同じサブネットにあることを確認します。

ステップ 6 ping コマンドが失敗し、ワークステーションが ONS 15454 と直接接続している場合は、ワークステーションの NIC 上のリンク LED が点灯していることを確認します。


 

1.6.9 ノードの IP アドレスが不明

現象 ノードの IP アドレスが不明なため、ログインできません。

考えられる原因 ノードにデフォルトの IP アドレスが設定されていません。

推奨処置 シェルに 1 枚の TCC2/TCC2P を残します。残した TCC2/TCC2P カードに PC を直接接続し、カードのハードウェア リセットを実行します。リセット後、TCC2/TCC2P カードは IP アドレスを送信するので、ログイン用の IP アドレスを取得することができます。「不明ノード IP アドレスの取得」の作業を行います。

不明ノード IP アドレスの取得


ステップ 1 アクティブな TCC2/TCC2P カードの前面プレート上のイーサネット ポートに PC を直接接続します。

ステップ 2 PC で Sniffer アプリケーションを起動します。

ステップ 3 アクティブな TCC2/TCC2P カードをいったん抜き、再度挿入することによりハードウェア リセットを実行します。

ステップ 4 TCC2/TCC2P カードは、リセット後、その IP アドレスをブロードキャストにより送信します。PC の Sniffer ソフトウェアは、ブロードキャストされた IP アドレスを取得します。


 

1.7 CTC の動作のトラブルシューティング

ここでは、CTC のログインまたは動作に伴う問題を解決するためのトラブルシューティング手順について説明します。

1.7.1 CTC の色が UNIX ワークステーションに正しく表示されない

現象 UNIX ワークステーションで CTC を実行すると、色が正しく表示されません。たとえば、メジャー アラームとマイナー アラームが同じ色で表示されます。

考えられる原因 UNIX ワークステーションを 256 色モードで実行しているときに、Netscape などのカラー アプリケーションではすべての色を使用している可能性があります。

推奨処置 CTC が正常に動作するためには、24 色パレットが必要です。UNIX ワークステーションで CTC にログインして、使用しているアダプタでサポートされる最大の色数を実行します。また、-install または -ncols 32 コマンド ライン オプションを使用して、Netscape が使用する色数を制限することもできます。「Netscape の色数の制限」の作業を行います。Netscape の色数を制限しても問題が続く場合は、使用中の他のカラー アプリケーションを終了します。

Netscape の色数の制限


ステップ 1 Netscape の現在のセッションを閉じます。

ステップ 2 次のいずれかのコマンドを入力して、コマンドラインから Netscape を起動します。

netscape -install (Netscape が使用する Netscape カラーをインストール)

netscape -ncols 32 (Netscape を 32 色に制限して、要求された色が使用できない場合は、最も近い色で代用する)


 

1.7.2 Netscape を削除したあと、CTC ヘルプを起動できない

現象 Netscape を削除したあと、Internet Explorer を使用して CTC を起動すると、CTC ヘルプを起動できず、「MSIE is not the default browser」というエラー メッセージが表示されます。

考えられる原因 ブラウザファイルとヘルプファイルの関連付けがされていません。

推奨処置 CTC ソフトウェアと Netscape がインストールされると、ヘルプファイルはデフォルトで Netscape と関連付けられます。Netscape を削除しても、ヘルプファイルは、デフォルトのブラウザとして Internet Explorer に自動的には関連付けられません。CTC がヘルプ ファイルを正しいブラウザと関連付けるように、Internet Explorer をデフォルトのブラウザとして再設定します。CTC ヘルプ ファイルを正しいブラウザに関連付ける方法については、「Internet Explorer を CTC 用のデフォルトのブラウザとして再設定する」を参照してください。

Internet Explorer を CTC 用のデフォルトのブラウザとして再設定する


ステップ 1 Internet Explorer ブラウザを開きます。

ステップ 2 メニューバーから、 Tools > Internet Options をクリックします。Internet Options ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Internet Options ウィンドウで、 Programs タブをクリックします。

ステップ 4 Internet Explorer should check to see whether it is the default browser チェックボックスをクリックします。

ステップ 5 [ OK ] をクリックします。

ステップ 6 起動しているすべての CTC アプリケーションおよび Internet Explorer アプリケーションを終了します。

ステップ 7 Internet Explorer を起動し、新しい CTC セッションを開きます。これにより、CTC ヘルプにアクセスすることができます。


 

1.7.3 ノード ビューからネットワーク ビューに変更できない

現象 Software R3.2 から Software R3.3 で、大規模な複数ノード BLSR をアクティブにすると、いくつかのノードがグレーで表示されます。新しい CTC にログインすると、いずれのワークステーションからいずれのノードでも、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)をネットワーク ビューに変更できません。また、java ウィンドウには「Exception occurred during event dispatching: java.lang.OutOfMemoryError」というメッセージが表示されます。

考えられる原因 大規模な複数ノード BLSR では、Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)環境変数用にメモリの追加が必要です。

推奨処置 システムまたはユーザ CTC_HEAP 環境変数を設定し、メモリの上限を大きくします。CHC_HEAP 変数の変更を可能にする方法については、「Windows 用 CTC_HEAP および CTC_MAX_PERM_SIZE_HEAP 環境変数の設定」または「Solaris 用 CTC_HEAP および CTC_MAX_PERM_SIZE_HEAP 環境変数の設定」を参照してください。


) この問題が通常影響を及ぼすのは、多数のノードおよび回線を管理するために追加メモリを必要とするような大規模ネットワークです。


Windows 用 CTC_HEAP および CTC_MAX_PERM_SIZE_HEAP 環境変数の設定


) 次の手順に進む前に、システムが最小要件の 1 GB の RAM を満たしていることを確認してください。最小要件の 1 GB の RAM を満たしていない場合は、弊社のサポート担当者に問い合わせてください。



ステップ 1 開いているすべての CTC セッションとブラウザ ウィンドウを閉じます。

ステップ 2 Windows の Start メニューで、 Control Panel > System を選択します。

ステップ 3 System Properties ウィンドウで、Advanced タブをクリックします。

ステップ 4 Environmental Variables ボタンをクリックし、Environmental Variables ウィンドウを開きます。

ステップ 5 System variables フィールドで、New ボタンをクリックします。

ステップ 6 Variables Name フィールドに CTC_HEAP と入力します。

ステップ 7 Variables Value フィールドに 512 と入力し、OK ボタンをクリックすることにより、変数を作成します。

ステップ 8 再度、System variables フィールドで、New ボタンをクリックします。

ステップ 9 Variables Name フィールドに CTC_MAX_PERM_SIZE_HEAP と入力します。

ステップ 10 Variables Value フィールドに 128 と入力し、OK ボタンをクリックすることにより、変数を作成します。

ステップ 11 Environment Variables ウィンドウで OK ボタンをクリックし、変更を確認します。

ステップ 12 System Properties ウィンドウで OK ボタンをクリックし、変更を確認します。


 

Solaris 用 CTC_HEAP および CTC_MAX_PERM_SIZE_HEAP 環境変数の設定


ステップ 1 ユーザ シェル ウィンドウから、すべての CTC セッションとブラウザ アプリケーションをキルします。

ステップ 2 ユーザ シェル ウィンドウで、環境変数を設定することによりヒープ サイズを大きくします。

次に、C シェルに環境変数を設定する例を示します。

% setenv CTC_HEAP 512
% setenv CTC_MAX_PERM_SIZE_HEAP 128
 


 

1.7.4 TCC2/TCC2P カードから CTC JAR ファイルをダウンロード中にブラウザが停止

現象 TCC2/TCC2P カードから CTC Java アーカイブ(JAR)ファイルをダウンロード中にブラウザが停止またはハングアップしました。

考えられる原因 McAfee VirusScan ソフトウェアは、上記の処理に影響を及ぼすことがあります。この問題は、McAfee VirusScan 4.5 以上で VirusScan Download Scan をイネーブルにしているときに発生します。

推奨処置 VirusScan Download Scan 機能をディセーブルにします。「VirusScan Download Scan のディセーブル化」の作業を行います。

VirusScan Download Scan のディセーブル化


ステップ 1 Windows の Start メニューから、 Programs > Network Associates > VirusScan Console を選択します。

ステップ 2 VirusScan Console ダイアログボックスに表示された VShield アイコンをダブルクリックします。

ステップ 3 Task Properties ウィンドウの下部にある Configure をクリックします。

ステップ 4 System Scan Properties ダイアログボックスの左側にある Download Scan アイコンをダブルクリックします。

ステップ 5 Enable Internet download scanning チェックボックスのチェックマークを外します。

ステップ 6 警告メッセージが表示されたら、 Yes をクリックします。

ステップ 7 System Scan Properties ダイアログボックスで OK をクリックします。

ステップ 8 Task Properties ウィンドウで OK をクリックします。

ステップ 9 McAfee VirusScan ウィンドウを閉じます。


 

1.7.5 CTC が起動しない

現象 CTC が起動せず、ログイン ウィンドウが表示される前にエラー メッセージが表示されます。

考えられる原因 Netscape ブラウザのキャッシュが無効なディレクトリを指している可能性があります。

推奨処置 Netscape のキャッシュを有効なディレクトリにリダイレクトします。「有効なディレクトリへの Netscape キャッシュのリダイレクト」の作業を行います。

有効なディレクトリへの Netscape キャッシュのリダイレクト


ステップ 1 Netscape を起動します。

ステップ 2 Edit メニューを開きます。

ステップ 3 Preferences を選択します。

ステップ 4 左側の Category カラム上で、 Advanced カテゴリを展開し、 Cache タブを選択します。

ステップ 5 ディスク キャッシュ フォルダを、キャッシュ ファイルの場所を指すように変更します。

キャッシュ ファイルの場所は通常は、C:\ProgramFiles\Netscape\Users\ yourname \cache です。ファイル場所にある yourname の部分は、多くの場合、ユーザ名と同じです。


 

1.7.6 CTC 動作の遅延またはログイン障害

現象 CTC 動作の遅延または CTC へのログイン時に障害が発生しました。

表1-3 では、現象の考えられる原因と解決方法について説明します。

 

表1-3 CTC 動作の遅延またはログイン障害

考えられる原因
解決方法

CTC キャッシュが破損している、または交換の必要があります。

キャッシュ ファイルを検索して、削除します。この操作により、ONS 15454 は新しい Java アーカイブ(JAR)ファイル セットをコンピュータのハードドライブに強制的にダウンロードします。「CTC キャッシュ ファイルの自動削除」または「CTC キャッシュ ファイルの手動削除」の作業を行います。

ヒープ メモリの割り当てが不足しています。

CTC を使用して同時に 51 以上のノードを管理している場合は、ヒープ サイズを大きくします。「Windows 用 CTC_HEAP および CTC_MAX_PERM_SIZE_HEAP 環境変数の設定」または「Solaris 用 CTC_HEAP および CTC_MAX_PERM_SIZE_HEAP 環境変数の設定」を参照してください。


) ネットワーク パフォーマンスの問題を防ぐには、CTC で同時に 51 以上のノードを管理しないことを推奨します。51 以上のノードを管理するには、Cisco Transport Manager(CTM)の使用を推奨します。2 つ以上の大規模ネットワークを管理している場合は、複数の CTC セッションを実行しないことを推奨します。


CTC キャッシュ ファイルの自動削除


注意 CTC キャッシュを削除する前に、実行中の CTC セッションをすべて停止する必要があります。CTC キャッシュを削除すると、システムで実行中の CTC が予測できない動作をする場合があります。


ステップ 1 ブラウザの URL フィールドに ONS 15454 の IP アドレスを入力します。ブラウザの初期ウィンドウに、 Delete CTC Cache ボタンが表示されます。

ステップ 2 開いているすべての CTC セッションとブラウザ ウィンドウを閉じます。PC の OS の機能により、使用中のファイルを削除することはできません。

ステップ 3 ブラウザの初期ウィンドウで Delete CTC Cache をクリックすることにより、CTC キャッシュをクリアします。図1-17 に Delete CTC Cache ウィンドウを示します。

図1-17 CTC キャッシュの削除

 


 

CTC キャッシュ ファイルの手動削除


注意 CTC キャッシュを削除する前に、実行中の CTC セッションをすべて停止する必要があります。CTC キャッシュを削除すると、システムで実行中の CTC が予測できない動作をする場合があります。


ステップ 1 JAR ファイルを手動で削除するには、Windows の Start メニューから Search > For Files or Folders を選択します。

ステップ 2 Search Results ダイアログボックスの Search for Files or Folders Named フィールドに ctc *.jar または cms*.jar と入力し、 Search Now をクリックします。

ステップ 3 Search Result ダイアログボックスの Modified カラムをクリックすることにより、TCC2/TCC2P からファイルをダウンロードした日付と一致する JAR ファイルを探します。

ステップ 4 対象のファイルを強調表示させ、キーボードの Delete キーを押します。

ステップ 5 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。


 

1.7.7 CTC のネットワーク ビューでノード アイコンがグレー表示

現象 CTC のネットワーク ビューで、1 つまたは複数のノード アイコンがグレー表示となり、ノード名の表示がありません。

考えられる原因 CTC のリリースが異なると、互いを認識できません。

推奨処置 「異なる CTC リリースが相互に認識できない」で説明する方法により、コア バージョン ビルドを訂正します。

考えられる原因 ユーザ名またはパスワードが一致しません

推奨処置 「ユーザ名またはパスワードが一致しない」で説明する方法によりユーザ名とパスワードを訂正します。

考えられる原因 DCC 接続が切断されました。

推奨処置 通常は Embedded Operations Channel(EOC; 組み込みチャネル動作)アラームを伴います。 EOCで説明する方法により、EOC アラームをクリアして DCC 接続を確認します。

1.7.8 Java ランタイム環境の非互換

現象 CTC アプリケーションが正しく実行されていません。

考えられる原因 互換性のある Java 2 JRE がインストールされていません。

推奨処置 JRE には、Java プログラミング言語で作成されたプログラムを実行するために必要な Java 仮想マシン、ランタイム クラス ライブラリ と Java アプリケーション ランチャが格納されています。ONS 15454 の CTC は Java アプリケーションです。Java アプリケーションは、アプレットとは異なり、Web ブラウザのみでインストールとランタイム サービスを完全に実行することができません。Java プログラミング言語で作成されたアプリケーションを実行するときには、正しい JRE をインストールすることが必要です。各 CTC ソフトウェア リリースの正しい JRE は、Cisco ONS 15454 ソフトウェア CD に格納されています。「CTC の起動によるコア バージョン ビルドの訂正」の作業を行います。ネットワークで複数の CTC ソフトウェアを実行している場合は、コンピュータにインストールされている JRE と各種ソフトウェア リリースとの間に互換性がなければなりません。 表1-4 に、JRE と ONS 15454 ソフトウェア リリースの互換性を示します。

 

表1-4 JRE の互換性

ソフトウェア リリース
JRE 1.2.2 との互換性
JRE 1.3 との互換性
JRE 1.4 との互換性 1
JRE 5.0 との互換性

ONS 15454 R2.2.1 以前

あり

なし

なし

なし

ONS 15454 R2.2.2

あり

あり

なし

なし

ONS 15454 R3.0

あり

あり

なし

なし

ONS 15454 R3.1

あり

あり

なし

なし

ONS 15454 R3.2

あり

あり

なし

なし

ONS 15454 R3.3

あり

あり

なし

なし

ONS 15454 R3.4

なし

あり

なし

なし

ONS 15454 R4.0 2

なし

あり

なし

なし

ONS 15454 R4.1

なし

あり

なし

なし

ONS 15454 R4.5

なし

あり

なし

なし

ONS 15454 R4.6

なし

あり

あり

なし

ONS 15454 R4.7

なし

あり

あり

なし

ONS 15454 R5.0

なし

あり

あり

なし

ONS 15454 R6.0

なし

なし

あり

なし

ONS 15454 R7.0

なし

なし

なし

あり

ONS 15454 R8.5

なし

なし

なし

あり

1.JRE 1.4.2 は推奨バージョンで、ソフトウェア CD で提供されます。

2.ソフトウェア Release 4.0 は、旧バージョンの JRE が PC または UNIX ワークステーションで実行されている場合には、ユーザに通知します。

CTC の起動によるコア バージョン ビルドの訂正


ステップ 1 現在の CTC セッションを終了し、ブラウザを完全に閉じます。

ステップ 2 ブラウザを起動します。

ステップ 3 アラームを報告したノードの ONS 15454 の IP アドレスを入力します。このアドレスは、ログインしたときに指定した当初の IP アドレスである場合と、当初の IP アドレスとは異なる場合があります。

ステップ 4 CTC にログインします。ブラウザが、JAR ファイルを CTC からダウンロードします。


 

1.7.9 異なる CTC リリースが相互に認識できない

現象 CTC のリリースが異なると、互いを認識できません。この状況では多くの場合、INCOMPATIBLE-SW アラームが発生します。

考えられる原因 接続しているワークステーションにロードされたソフトウェアと TCC2/TCC2P カード上のソフトウェアに互換性がありません。

推奨処置 この状況は、TCC2/TCC2P ソフトウェアがアップグレードされたにもかかわらず、PC 側で互換性のある CTC JAR ファイルにアップグレードされていない場合に発生します。また、互換性のあるソフトウェアが搭載されたログイン ノードが、ネットワーク内でさらに新しいバージョンのソフトウェアが搭載された別のノードと接続したときにも発生します。「CTC の起動によるコア バージョン ビルドの訂正」の作業を行います。


) 最初にログインするノードは、最新の CTC コア バージョンが搭載された ONS ノードであることを確認してください。CTC コア バージョンが 2.2 以前の ONS ノードに最初にログインして、同じネットワーク内でそれより新しい CTC コア バージョンの別の ONS ノードにログインしようとすると、古い方のバージョンのノードは新しい方のバージョンのノードを認識できません。


CTC の起動によるコア バージョン ビルドの訂正


ステップ 1 現在の CTC セッションを終了し、ブラウザを完全に閉じます。

ステップ 2 ブラウザを起動します。

ステップ 3 アラームを報告したノードの ONS 15454 の IP アドレスを入力します。このアドレスは、ログインしたときに指定した当初の IP アドレスである場合と、当初の IP アドレスとは異なる場合があります。

ステップ 4 CTC にログインします。ブラウザが、JAR ファイルを CTC からダウンロードします。


 

1.7.10 ユーザ名またはパスワードが一致しない

現象 ユーザ名とパスワードの不一致は、多くの場合、NOT-AUTHENTICATED アラームと同時に発生します。

考えられる原因 入力されたユーザ名またはパスワードが TCC2/TCC2P カードに登録された情報と一致しません。

推奨処置 ネットワーク内のすべての ONS ノードを表示するには、すべての ONS ノードに同じユーザ名とパスワードが登録されていることが必要です。ネットワーク内で、ログインしようとするユーザのユーザ名とパスワードが登録されていない ONS ノードにはログインすることができません。ONS 15454 に最初にログインするときには、CISCO15 というユーザ名を大文字で入力して、 Login をクリックし、パスワードとして otbu+1 と入力します(パスワードは大文字と小文字が区別されます)。

「正しいユーザ名とパスワードの確認」の作業を行います。ノードが Remote Authentication Dial In User Service(RADIUS)認証を使用するように設定されていた場合、ユーザ名とパスワードは、ローカル ノード データベース内のセキュリティ情報ではなく、RADIUS サーバ データベースと照合されます。RADIUS セキュリティの詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Security Reference」の章を参照してください。

正しいユーザ名とパスワードの確認


ステップ 1 キーボードの Caps Lock キーがオフで、ユーザ名とパスワードの大文字と小文字の区別に影響を与えないことを確認します。

ステップ 2 システム管理者に正しいユーザ名とパスワードを尋ねます。

ステップ 3 弊社のサポート担当に連絡をとり、システムにログインして、新しいユーザ名とパスワードを作成するよう依頼します。


 

1.7.11 DCC 接続が切断された

現象 DCC 接続が失われました。通常はノードにアラームが発生し、ネットワーク ビューにそのノードがグレー表示されます。この症状は通常 EOC アラームを伴います。

考えられる原因 DCC 接続が切断されました。

推奨処置 通常は EOC アラームを伴います。 EOCで説明する方法により、EOC アラームをクリアして DCC 接続を確認します。

1.7.12 回線作成中に「Path in Use」エラーが発生

現象 回線作成中に、「Path in Use」エラーが発生したため、回線作成を終了できません。

考えられる原因 他のユーザが別の回線を作成するために同じ発信元ポートをすでに選択されています。

推奨処置 回線のプロビジョニングが終了するまで、CTC は使用可能なカードとポートのリストから、カードやポートを削除しません。2 人のユーザが回線作成のために同じ発信元ポートを同時に選択すると、最初に回線のプロビジョニングを終了したユーザがポートの使用権を得ます。他方のユーザには「Path in Use」エラーが表示されます。回線作成を取り消してやり直すか、回線作成の最初のウィンドウに戻るまで Back ボタンをクリックします。選択した発信元ポートは、すでにプロビジョニングが終了した回線の一部となっているため、使用可能なポートのリストからは外されています。別の使用可能なポートを選択し、回線作成プロセスをもう一度開始します。

1.7.13 IP サブネットの計算と設計

現象 ONS 15454 の IP サブネットの計算や設計ができません。

考えられる原因 ONS 15454 の IP 機能では、IP サブネットを正しく設計するために固有の計算が必要となります。

推奨処置 シスコは、IP サブネットの計算と設計を行うための無料のオンライン ツールを提供しています。http://www.cisco.com/techtools/ip_addr.html にアクセスしてください。ONS 15454 の IP 機能の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Management Network Connectivity」の章を参照してください。

1.8 タイミング

ここでは、一般的なタイミング基準エラーやアラームが発生した場合の解決方法について説明します。

1.8.1 ONS 15454 でのタイミング基準の切り替え

現象 問題発生時にタイミング基準が切り替わる。

考えられる原因 光入力または Building Integrated Timing Supply(BITS; ビル内統合タイミング供給源)入力がタイミング ソースから Loss of Signal(LOS; 信号損失)、Loss of Frame(LOF; フレーム損失)、または AIS アラームを受信しました。

考えられる原因 光入力または BITS 入力が機能しません。

考えられる原因 Synchronization Status Messaging(SSM; 同期ステータス メッセージング)メッセージが Do Not Use for Synchronization(DUS)に設定されています。

考えられる原因 SSM は、Stratum 3 以下のクロック品質を示します。

考えられる原因 入力周波数に 15 ppm を超えるずれがあります。

考えられる原因 入力クロックが安定せず、30 秒間に 4 回以上スリップがあります。

考えられる原因 2 分以上の間、正しくないタイミング基準がありました。

推奨処置 ONS 15454 の内部クロックは、Stratum 3E レベルの精度で動作します。これにより、ONS 15454 は、+/- 4.6 ppm のフリーラン同期精度を実現し、24 時間以内のスリップ数が 255 未満または 1 日あたりスリップ数が 3.7 × 10 -7 未満というホールドオーバー(長時間)安定性を実現しています(温度による変動を含む)。ONS 15454 のフリーラン同期では、Stratum 3 内部クロックを使用しています。長期間にわたる場合、高い品質の(Stratum 1 または Stratum 2 の)タイミング ソースを使用すると、低い品質の(Stratum 3 の)タイミング ソースを使用した場合に比べて、タイミング スリップ数が少なくなります。

1.8.2 ホールドオーバー同期アラーム

現象 クロックが通常と異なる周波数で動作している状態で、 HLDOVRSYNCが発生します。

考えられる原因 最新の基準入力が失敗しました。

推奨処置 クロックは、良好であることが明らかな最新の基準入力の周波数で動作しています。このアラームは最新の基準入力が失敗したときに発生します。詳細は、 HLDOVRSYNCを参照してください。


) ONS 15454 は、外部(BITS)タイミングを使用するようにプロビジョニングされている場合、Telcordia GR-436 準拠のホールドオーバー タイミングをサポートします。


1.8.3 フリーラン同期モード

現象 クロックが通常と異なる周波数で動作している状態で、 FRNGSYNCが発生します。

考えられる原因 信頼できる基準入力が使用できません。

推奨処置 クロックは、内部発振器を唯一の周波数基準として使用しています。この状態は、信頼できる以前のタイミング基準が使用できない場合に発生します。詳細は、 FRNGSYNCを参照してください。

1.8.4 デイジーチェーン接続した BITS が機能しない

現象 BITS ソースをデイジーチェーン接続できません。

考えられる原因 デイジーチェーン接続した BITS ソースは ONS 15454 でサポートされていません。

推奨処置 デイジーチェーン接続した BITS を使うとネットワーク内に余計な構造が増えるため、デイジーチェーン接続した BITS はサポートしていません。代わりに、タイミング信号発生器を使って BITS クロックを複数作成し、それらを各 ONS 15454 に個別にリンクしてください。

1.8.5 カード取り付け後の STAT LED の点滅

現象 カードを取り付けたあと、STAT LED が 60 秒以上点滅します。

考えられる原因 Power-on Self-Test(POST; 電源投入時自己診断テスト)診断に不合格だったため、カードをブートできません。

推奨処置 STAT LED の点滅は、POST 診断が実行中であることを示します。この LED が 60 秒以上点滅する場合、カードが POST 診断テストに不合格だったため、ブートに失敗したことを示します。カードに実際に障害がある場合は、該当のスロット番号に対して、 EQPTが「Equipment Failure(装置障害)」の説明とともに発生します。Alarm タブを見て、カードを取り付けたスロットに対してこのアラームが表示されていないか調べます。この状態から回復するには、カードをいったん取り外してから再取り付けし、カードのブート プロセスを確認します。カードのブートが失敗する場合は、カードを交換してください。「カードの物理的な交換」の作業を行います。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。



注意 ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。

1.9 ファイバとケーブル接続

ここでは、主にケーブル接続エラーが原因で発生する問題について説明します。そのほか、CAT-5 ケーブルを圧着する手順について説明し、光ファイバ接続レベルのリストも示します。

1.9.1 トラフィック カードでビット エラーが発生

現象 トラフィック カードで複数のビット エラーが発生しています。

考えられる原因 ケーブル接続に誤りがあるか、光回線レベルが低い状態です。

推奨処置 一般に、回線(トラフィック)カードのビット エラーは、ケーブル接続の問題か、または光回線レベルが低すぎることが原因で発生します。このエラーは、同期の問題が原因で発生します。特に、ポインタ位置調整(PJ)エラーが報告される場合に発生します。エラーの発生していない別のスロットにカードを移すことにより、原因を特定できます。これらエラーの原因としては ONS 15454 に接続されている外部ケーブル、光ファイバ、外部機器が考えられるため、可能であれば必ずテスト セットを使用します。光レベルが低い場合のトラブルシューティングについては、「光ファイバ接続障害」を参照してください。

1.9.2 光ファイバ接続障害

現象 カードでアラームや信号エラーが複数発生しました。

考えられる原因 光ファイバ接続障害が発生しました。ファイバ接続に問題があると、通常、アラームが発生します。

推奨処置 第2章「アラームのトラブルシューティング」 の適切な問題解決手順を参照してください。

考えられる原因 CAT-5 ケーブルの不良です。

推奨処置 CAT-5 ケーブルに不良があると、アラームや信号エラーの原因になります。「交換用 LAN ケーブルの圧着」の作業を行います。

考えられる原因 Gigabit Interface Converter(GBIC; ギガビット インターフェイス コンバータ)の不良です。

推奨処置 GBIC に不良があると、アラームや信号エラーの原因になります。「障害の発生した SFP または XFP コネクタの交換」を参照してください。


警告 接続されていない光ファイバケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。



警告 レーザー放射は目に見えない障害を引き起こしますので、レーザー光線の被曝を避けてください。レーザーの安全な取り扱いに習熟している必要があり、この装置を扱う前には適切な目の保護を行わなければなりません。


1.9.2.1 交換用 LAN ケーブルの圧着

用意した LAN ケーブルを圧着して、ONS 15454 で使用することができます。ONS 15454 をハブ、LAN モデム、またはスイッチに接続するときはクロス ケーブルを使用し、ONS 15454 をルータやワークステーションに接続するときは LAN ケーブルを使用します。CAT-5 ケーブル RJ-45 T-568B、カラー コード(100 Mbps)と圧着工具を使用します。図1-18 は、RJ-45 コネクタの配線を示しています。図1-19 は、LAN ケーブルのレイアウトで、 表1-5 はケーブルのピン割り当てを示しています。図1-20 は、クロス ケーブルのレイアウトで、 表1-6 はクロス ケーブルのピン割り当てを示しています。

図1-18 RJ-45 のピン番号

 

図1-19 LAN ケーブルのレイアウト

 

 

表1-5 LAN ケーブルのピン割り当て

ピン
ペア
名前
ピン

1

ホワイト/オレンジ

2

送信データ +

1

2

オレンジ

2

送信データ -

2

3

ホワイト/グリーン

3

受信データ +

3

4

ブルー

1

--

4

5

ホワイト/ブルー

1

--

5

6

グリーン

3

受信データ -

6

7

ホワイト/ブラウン

4

--

7

8

ブラウン

4

--

8

図1-20 クロス ケーブルのレイアウト

 

 

表1-6 クロス ケーブルのピン割り当て

ピン
ペア
名前
ピン

1

ホワイト/オレンジ

2

送信データ +

3

2

オレンジ

2

送信データ -

6

3

ホワイト/グリーン

3

受信データ +

1

4

ブルー

1

--

4

5

ホワイト/ブルー

1

--

5

6

グリーン

3

受信データ -

2

7

ホワイト/ブラウン

4

--

7

8

ブラウン

4

--

8


) 奇数番号のピンは、必ず白地に色つきの縞が入った線と接続します。


1.9.2.2 障害の発生した SFP または XFP コネクタの交換

着脱可能小型フォーム ファクタ(SFP)および 10 Gbps SFP(XFP と呼ばれます)は、一部のトランスポンダとマックスポンダ カードに接続する入出力装置で、ポートを光ファイバ ネットワークに接続します。SFP または XFP のタイプにより、カードから次のネットワーク装置までのトラフィックの最大伝送距離が決まります。SFP および XFP とそれらの機能については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』を参照してください。SFP および XFP はホットスワップ可能で、カードやシェルフ アセンブリが通電されて動作中の状態での取り付けや、取り外しが可能です。


警告 クラス 1 レーザー製品です。



警告 接続されていない光ファイバケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。



) SFP および XFP は両端でタイプが一致する必要があります。一方が SX の場合はもう一方も SX であることが必要です(同様に LX には LX、ZX には ZX が対応)。


SFP または XFP コネクタの取り外し


警告 接続されていない光ファイバケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。



ステップ 1 SFP または XFP LC デュプレックス コネクタからネットワーク ファイバ ケーブルを取り外します。

ステップ 2 両側にある 2 つのプラスチック タブを同時に引っ張ることにより、SFP または XFP をスロットから外します。

ステップ 3 SFP をスライドさせてカード スロットから外します。カードのコネクタを保護するため、SFP スロットのフラップが閉じます。


 

SFP または XFP コネクタの取り付け


警告 クラス 1 レーザー製品です。



警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。レーザー光線を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。



ステップ 1 SFP または XFP を保護パッケージから取り出します。

ステップ 2 ラベルを調べて、コネクタに取り付ける SFP または XFP がカードに互換性があるタイプであることを確認します。各カードに互換性がある SFP および XFP の一覧については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。

ステップ 3 ファイバの LC デュプレックス コネクタを、弊社がサポートしている SFP または XFP に接続します。

ステップ 4 新しい SFP または XFP にラッチが付いている場合は、ラッチを閉じてケーブルを固定します。

ステップ 5 ケーブルを接続した SFP または XFP をカード ポートにカチッというまで押し込みます。

SFP または XFP(CTC では Pluggable Port Module [PPM; 着脱可能なポート モジュール] と呼ばれます)のペイロード タイプを変更するには、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。


 

1.10 電源の問題

ここでは、電源断または低電圧に関連する問題について説明します。

現象 電源断または低電圧により、トラフィック損失が発生し、LCD クロックがデフォルトの日時にリセットされました。

考えられる原因 電源断または低電圧です。

考えられる原因 電源の接続が正しくありません。

推奨処置 ONS 15454 が正しく動作するには、一定電圧の DC 電源が必要です。入力電力は DC -48 V です。必要な電力範囲は DC -42 ~ -57 V です。新しく設置した ONS 15454 は、電源に正しく接続されていなければ動作しません。電源の問題は、特定の ONS 15454 に限定される場合も、設置場所の複数の装置に影響が及ぶ場合もあります。電源断または低電圧の状態になると、トラフィック損失が発生し、ONS 15454 の LCD クロックがデフォルトの日時(1970 年 1 月 1 日 00 時 04 分 15 秒)にリセットされることがあります。クロックを再設定するには、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で Provisioning > General > General タブをクリックし、Date フィールドと Time フィールドを変更してください。「電源問題の原因の特定」の作業を行います。


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。



注意 電源に割り込む操作や ONS 15454 と電源との接続を短絡させる操作を行うと、動作状態に悪影響があります。

電源問題の原因の特定


ステップ 1 1 台の ONS 15454 に電源変動や電源断の兆候がみられる場合は、次の作業を行います。

a. DC -48 V の #8 電源端子がヒューズ パネルに正しく接続されていることを確認します。これらの電源端子は、バックプレーンの EIA 下部の透明プラスチック カバーの下にあります。

b. 電源ケーブルが #12 または #14 AWG であり、状態が良好であることを確認します。

c. 電源ケーブルが正しく圧着されていることを確認します。より線 #12 または #14 AWG の場合、Staycon タイプのコネクタに正しく圧着されないことがあります。

d. ヒューズ パネルで 20 A のヒューズが使用されていることを確認します。

e. ヒューズが切れていないことを確認します。

f. ラックアース ケーブルが ONS 15454 EIA の右側の Frame-Ground Terminal(FGND; フレーム アース端子)に接続されていることを確認します。このケーブルを現地の規約に従ってアース端子に接続します。

g. DC 電源容量が電源負荷に対して十分であることを確認します。

h. DC 電源が電池ベースの場合は、次の作業を行います。

出力電力が十分な大きさであることを確認します。必要な電力範囲は DC -42 ~ -57 V です。

電池の寿命を確認します。電池のパフォーマンスは、時間が経つにつれて低下します。

電池にオープンや短絡がないか確認します。オープンや短絡があると、電力の出力に悪影響があります。

電圧低下が発生している場合は、電力負荷およびヒューズが供給電源に対して高すぎることが考えられます。

ステップ 2 設置場所の複数の装置に電源変動や電源断の兆候がみられる場合は、次の作業を行います。

a. 装置に電源を供給している Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源装置)または整流器を調べます。具体的な手順については、UPS 製造者提供のマニュアルを参照してください。

b. 他の装置(発電機など)による過剰な電力消費がないか確認します。

c. 代替電源が使用されている場合は、バックアップ用の電源システムまたは電池で過剰な電源需要が発生していないか確認します。


 

1.11 ノードとカードの電力供給の問題

ここでは、正しくない電源が原因で一般にノードまたはカードで発生する電力供給の問題について説明します。

現象 ノードまたはノード内のカードに電力を供給できません。

考えられる原因 電源が正しくありません。

推奨処置 電力については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」を参照してください。

1.12 ネットワーク レベル(ノード間)の問題

ここでは、次のネットワーク レベルのトラブルシューティングについて説明します。

ファイバ切断の検出

ファイバ切断後のシステムの再起動

OCHNC 回線作成時の障害

1.12.1 ファイバ切断の検出

ファイバ切断は、複数のチャネルが影響を受ける可能性があるため、DWDM システムの最も破壊的な障害の原因になります。そのため、障害を素早く、効率的に特定する必要があります。

Multi-Service Transport Platform(MSTP)では、ファイバ切断の検出に専用アラームが正確に対応付けられています。アラームは LOS(OTS または AOTS)であり、スパン ファイバに直接連結されている 2 つのカード(OPT-BST および OSC-CSM)でのみ発生します。LOS(OTS または AOTS)アラームは、OPT-BST カードおよび OSC-CSM カードの物理 LINE-RX ポートに対応付けられています(CTC では、OPT-BST のポート 5 および OSC-CSM のポート 4 で識別されます)。LOS(OTS または AOTS)は、2 つのアラーム LOS-P(OTS または AOTS)(チャネル ペイロードに適用されます)と LOS-O(OC-3 オーバーヘッド OSC 信号に適用されます)の組み合わせです。

ノードで受信されるアクティブ チャネル(C 帯域)とサービス チャネル(1510 nm)の両方で同時に障害が発生する場合は、ファイバ スパンで何らかの問題が発生していることを示唆しています。一方、LOS-P(OTS または AOTS)アラームまたは LOS-O アラームのどちらかだけが発生する場合は、別の根本原因から派生していることになります。


) ファイバが切断された場合、影響を受けたスパンの実際の状態(たとえば、回線の両方向でアラームが発生した場合)は、ネットワークの Automatic Laser Shutdown(ALS)設定に厳密に左右されます。ネットワークの ALS 設定は、システムの該当するカード(OPT-BST、OPT-BST-E、OPT-BST-L、OPT-AMP-L、OSC-CSM、および OSCM)に設定された ALS Mode の機能です。


ネットワークの ALS 設定に応じて、別の現象やシナリオが発生する可能性があります。図1-21 を参考にして、リニア ネットワーク(4 ノード)を検討してみてください。図のあとに、各種のシナリオを紹介します。

図1-21 リニア ネットワーク(ファイバ切断なしの場合)

 

1.12.1.1 シナリオ A

シナリオ A の状態は、次のとおりです。

ALS Mode = Auto Restart(OPT-BST [および OSCM] と OSC-CSM)

OLA-TX ノードおよび ROADM-RX ノード間のファイバでのファイバ切断

ALS プロトコル(『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の「Network Optical Safety ― Automatic Laser Shutdown」の章を参照)は、ファイバ切断が発生したときにアクティブになり、2 つのファイバのうち一方だけが切断された場合でも、影響を受けたスパンに属している両ファイバの光パワーがシャットダウンします。

図1-22 に、ネットワークの最終的な障害状態を示します。

図1-22 ファイバ切断(ALS Mode が Auto Restart の場合)

 

ネットワーク ビューでは、スパンを表す両回線がグリーンでしたが、グレーに変わりました。また、損傷したスパンのすべての OCHNC 回線のステータスが Discovered から Partial に変わっています。

ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)では、2 つのノードのアラーム パネル(この例では Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexing [ROADM] および光回線増幅器 [OLA])が OSC-CSM のポート 4 で LOS(AOTS)アラーム(図1-23 を参照)を、OPT-BST のポート 5 で LOS(OTS)(図1-24 を参照)を表示します。

図1-23 ROADM ノード OSC-CSM の LOS 表示

 

図1-24 OLA ノード OPT-BST の LOS 表示

 


) 通信チャネルが適用される Optical Service Channel(OSC)リンクがダウンしているため、常に EOC 状態が両ノードで報告されます。



) OSCM カードの場合、LOS(OC-3)アラームだけが SONET レイヤ(ポート 1)で報告されます。


1.12.1.2 シナリオ B

シナリオ B の状態は、次のとおりです。

ALS Mode = DISABLE(OPT-BST [および OSCM] と OSC-CSM)

OLA-TX ノードおよび ROADM-RX ノード間のファイバでのファイバ切断

ALS プロトコルが無効のため、影響を受けたファイバでのみ信号が損失します(両ファイバのパワーはシャットダウンされません)。

LOS(OTS または AOTS)アラームは、損傷したファイバから送信された信号を受信した ROADM-RX ノードによって生成されます。図1-25 に、ネットワークの最終的な障害状態を示します。

図1-25 ネットワーク ビューのファイバ切断の障害状態(ALS Mode が DISABLE の場合)

 

ネットワーク ビュー(図1-25)では、影響を受けた実際のファイバだけがグレーになり、問題がないファイバのトラフィック(およびOSC 信号)はアクティブで、障害の特定が迅速に行われます。

ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)(図1-26 および図1-27)では、受信ノード(この例では ROADM)のアラーム パネルが LOS(OTS)を報告し、送信ノード(OLA)が EOC アラームだけを報告します。

図1-26 障害状態の ONS 15454 SDH ROADM ノード ビュー(ALS Mode が DISABLE の場合)

 

図1-27 障害状態の ONS 15454 SDH OLA ノード ビュー(ALS Mode が DISABLE の場合)

 

ファイバ切断のトラブルシューティングを行い、徐々に正常な状態に戻していくためには、「ファイバ切断の修復」の作業を実行します。基本的に、アラーム状態が発生する前に、MSTP システムがすでにインストールされており、正常に稼働していたことを前提とします。初回時のインストールまたはファイバ切断後の再起動については、「ファイバ切断後のシステムの再起動」を参照してください。

ファイバ切断の修復


注意 ネットワークの ALS 設定が DISABLE の場合、損傷したファイバの光パワーはシャットダウンされません。スパンを修復する前に、ファイバが切断された増幅器および OSC レーザーのアップストリームをシャットダウンすることを強く推奨します。


ステップ 1 ファイバ切断の影響を受けたスパンを特定します。

a. CTC のネットワーク ビューに進みます。

b. スパン接続がグレーであることを確認します。

ステップ 2 アラームが有効であることを確認したら、ステップ 1 で特定したスパンに接続されている両 DWDM ノードに対して、次の手順を実行します。

a. スパンに直接接続されているカードをダブルクリックします(OPT-BST または OSC-CSM)。

b. Alarms タブをクリックし、LINE-RX ポートで LOS 状態が報告されていることを確認します。アラームが正常に報告されている場合は、ステップ 3 に進みます。正常に報告されていない場合は、CTC アプリケーションを閉じ、CTC キャッシュを削除してから、CTC 接続を再び開きます。

c. ウィンドウの左下にある Synchronize ボタンをクリックします。


) スパンの「グレー」状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 3 トラブルシューティングを行う DWDM ノードのネットワーク ALS 設定が Auto Restart の場合は、ステップ 4 に進みます。ネットワークの ALS 設定が DISABLE の場合は、ステップ 5 に進みます。


) ネットワークの ALS 設定は、システムの該当するカード(OPT-BST、OPT-BST-E、OPT-BST-L、OPT-AMP-L、OSC-CSM、および OSCM)に設定された ALS Mode の機能です。


ステップ 4 ファイバ切断の影響を受けたファイバを特定します。スパンに属している 2 つのファイバの中から、West-to-East(W-E)回線方向に属しているファイバを特定します。

a. アップストリーム ノードに進み、障害があるスパンを指す OSC 終端を管理している OSCM または OSC-CSM カードを特定します。

b. カードをダブルクリックし、Maintenance Panel タブをクリックします。

c. ALS Mode を DISABLE に設定して、強制的に OSC-TX レーザーをアクティブにします。

d. ダウンストリーム ノードに進み、OSC パワーが受信されていることを確認します。

OPT-BST カードと OSCM カードのペアが OSC 接続を終端する場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックし、OSC-TX(ポート 4)でパワーが受信されていることを確認します。

OSC-CSM が OSC 接続を終端する場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックし、OSC-RX(ポート 6)でパワーが受信されていることを確認します。

e. パワーが検出されず、LOS(OC-3)アラームがクリアされない場合は、ステップ 5 に進みます。パワーが検出された場合は、テストを行ったファイバの状態は正常です。この場合、ステップ f に進み、他のファイバを確認します。

f. 他のファイバに対してステップ a d を繰り返し、障害が発生しているファイバであるかを確認します。

ステップ 5 特定された損傷ファイバを修復し、ノード間のリンクを復元します。


警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。



) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。



 

1.12.2 ファイバ切断後のシステムの再起動

ネットワークの ALS 設定が Auto Restart の場合、ファイバの切断後、自動的にシステムが再起動されます。ファイバ切断後の MSTP システムの再起動は、OSC リンク内蔵増幅器の再起動および Amplifier Power Control(APC)調整を含む、時間的順序で規制された全自動プロセスです。

システムを正常に再起動できるかどうかは、修復されたスパンで発生する可能性がある挿入損失値の変化に厳密に関連しています。挿入損失の変化は、ファイバを物理的に修復するプロセスおよび修復後のファイバ長の変化など、多数の要因によって左右されます。

ここでは、スパン損失に関連するさまざまなシナリオを紹介します。

1. スパン損失が増加する場合:

スパン損失の変化 > 5 dBm

レシーバーの OSC パワー値 < -42 dBm

2. スパン損失が増加する場合:

スパン損失の変化 > 5 dBm

レシーバーの OSC パワー値 > -42 dBm

3. スパン損失が増加する場合:3 dBm < スパン損失の変化 < 5 dBm

4. スパン損失が増加する場合:スパン損失の変化 < 3 dBm


) スパン損失が減少することもありますが、減少することはほとんどありません。この状態は MSTP システムの自動再起動プロセスを妨げることはありませんが、修復されたスパンのダウンストリーム問題を発生させる可能性があります(たとえば、OSC レシーバーまたは TXP または MXP カードの TRUNK-RX ポートの Power Overload 状態など)。


これらの状態は、特定のアラーム(『DWDM Alarm and Troubleshooting Guide』の 第2章「アラームのトラブルシューティング」 の「HI-RX-POWER」を参照)によって特定されます。

スパン損失の減少を除いた、スパン損失シナリオの考えられる現象を、次の項に示します。シナリオのディスカッションで、図1-21の線形ネットワークを参照してください。

基本的に、ネットワークの ALS 機能(機能の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Optical Safety ― Automatic Laser Shutdown」を参照)がアクティブであることを前提とします。ALS Mode = Auto Restart(OPT-BST [および OSCM] と OSC-CSM)。この状態を前提とした開始状態については、図1-22に示します。

ネットワークの ALS Mode が DISABLE のときのシステム動作はサブケースなので、一回線方向だけで単一ファイバを修復したあと、手動で再起動する必要があります。


) ネットワークの ALS 機能は、OPT-BST、OPT-BST-E、OPT-BST-L、OPT-AMP-L、OSCM、および OSC-CSM カードの ALS Mode 設定の機能です。ネットワークの ALS Mode をディセーブルにするには、これらのカードの ALS Mode を DISABLE に設定する必要があります。


1.12.2.1 シナリオ 1:スパン損失の変化が > 5 dBm で、レシーバーの OSC パワー値が < -42 dBm の場合

ネットワーク ビューでは、修復されたスパンに関連する OCHNC 回線のステータスが Partial 状態であるかぎり、スパンを表す両回線はグレーのままです。

ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)では、2 つのノードのアラーム パネル(この例では ROADM および OLA)が OPT-BST または OSC-CSM の LINE-RX ポートで LOS(OTS または AOTS)状態を表示します。

受信パワー レベルが光感度の制限値(-42 dBm)より低いために OSC 光リンクがダウンしているので、常に EOC 状態が両ノードで報告されます。図1-22 に示されるように、システム状態は変わりません。

ALS プロトコルは 100 秒ごとにパルス モード(パルス期間 = 2 秒)で OSC TX レーザーをターンアップしますが、スパンの過剰損失が OSC リンクの同期を妨げ、MSTP システムが動作可能な状態になりません。


) 再起動時に、OSC 送信カード(この例では OLA ノードの OSC-CSM)で有効なパワー値が報告されますが、OSC 受信カード(ROADM ノードの OSCM)のアラーム状態はクリアされません。


シナリオ 1 の修正措置


ステップ 1 次の手順を実行して、修復されたスパンに接続されている両 DWDM ノードのアラームを確認します。

a. スパンに直接接続されているカードをダブルクリックします(OPT-BST または OSC-CSM)。

b. Alarms タブをクリックします。

c. LINE-RX ポートで LOS 状態が報告されていることを確認します。

d. ウィンドウの左下にある Synchronize ボタンをクリックします。

e. アラームが正常に報告されている場合は、ステップ 2 に進みます。正常に報告されていない場合は、CTC アプリケーションを閉じ、CTC キャッシュを削除します。次に CTC 接続を再び開き、ステップ 1 を繰り返します。


) スパンのグレー色がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 2 過剰挿入損失の影響を受けたファイバを特定します。スパンに属している 2 つのファイバの中から、W-E 回線方向のファイバを特定します。

a. アップストリーム ノードに進み、障害があるスパンの OSC 終端を管理している OSCM または OSC-CSM カードを特定します。

b. カードをダブルクリックし、Maintenance タブをクリックします。

c. ALS Mode を DISABLE に設定して、強制的に OSC-TX レーザーをアクティブにします。

d. ダウンストリーム ノードに進み、OSC パワー レベルが受信されていることを確認します。

OPT-BST カードと OSCM カードのペアが OSC 接続を終端する場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックし、OSC-TX(ポート 4)でパワーが受信されていることを確認します。

OSC-CSM が OSC 接続を終端する場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックし、OSC-RX(ポート 6)でパワーが受信されていることを確認します。

パワーが検出されず、LOS(OC-3)アラームがクリアされない場合、障害があるファイバが特定されているので、ステップ 3 に進みます。

e. -42 dBm より大きいパワー値が検出された場合は、テストを行ったファイバが正常に修復されています。ただし、ファイバの Insertion Loss の新しい値を確認することを推奨します。

ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、Maintenance > DWDM > WDM Span Check タブをクリックします。

修復したスパンの Insertion Loss の新しい値を取得します。


) 修復したこのファイバの Insertion Loss の新しい値は、5 dB より小さく、以前の Insertion Loss より大きい値である必要があります。可能な場合は、ファイバの接合を改善し、元の値に戻してみてください。可能でない場合は、新しい値(5 dB より小さく、以前の値より大きい必要があります)を使用して、Cisco TransportPlanner を再実行し、新しい状態を再検証します。


ステップ 3 修復したスパンに属している 2 つのファイバの中から、East-to-West(E-W)回線方向のファイバを特定します。

ステップ 4 E-W 方向について、ステップ 2 から開始する手順を繰り返します。

ステップ 5 前の手順で障害があると特定されたファイバの LINE-RX および LINE-TX コネクタを清掃します。

ステップ 6 問題が解決しない場合、ステップ 7 に進みます。問題が解決した場合、修正措置は終了です。

ステップ 7 必要な OSC リンクが再確立されるまで、障害があるファイバを修復します。


警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。



) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。



) ファイバのスプライスまたは交換を行っても OSC リンクを再確立できず、Span Loss の新しい値を変更できない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。



 

1.12.2.2 シナリオ 2:スパン損失の変化が > 5 dBm で、レシーバーの OSC パワー値が > -42 dBm の場合

ネットワーク ビューでは、スパンを表す両回線がグリーンに変わりますが、修復したスパンに関連する OCHNC 回線のステータスは、Complete ではなく Partial のままです(ファイバ切断のため)。

OSC トランシーバで受信された物理的な光パワー値が、感度の制限値(-42 dBm)を超えているためにこのように変化します。その結果、OSC 光リンクの再構築が可能になります(セクション DCC [SDCC] または多重化セクション DCC [MS-DCC] が復元されます)。図1-28 に、この状態のネットワーク ビューを示します。

図1-28 スパン損失の変化が > 5 dBm で、レシーバーの OSC パワー値が > -42 dBm のネットワーク ビュー

 

ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)では、EOC 状態がクリアされていますが、2 つのノードのアラーム パネル(この例では ROADM および OLA)が OPT-BST または OSC-CSM の LINE-RX ポートで LOS(OTS または AOTS)状態を継続して表示します。

復元されたスパンの新しい損失が Cisco TransportPlanner によって実行されたネットワーク設計の光検証に影響する可能性があるため、ネットワークの ALS プロトコルは、スパンの OCHNC トラフィックをダウンさせたままの状態にします。

シナリオ 2 の修正措置


ステップ 1 アラームの有効性を確認します。

ステップ 2 修復されたスパンに接続されている両 DWDM ノードに対して、次の内容を実行します。

a. スパンに直接接続されているカードをダブルクリックします(OPT-BST または OSC-CSM)。

b. Alarms をクリックします。

c. ウィンドウの左下にある Synchronize ボタンをクリックします。

d. LINE-RX ポートで LOS 状態が報告されていることを確認します。

e. アラームが正常に報告されている場合は、ステップ 3 に進みます。正常に報告されていない場合は、CTC アプリケーションを閉じ、CTC キャッシュを削除してから、CTC 接続を再び開きます。次に、ステップ 1 に戻ります。


) スパンの「グレー状態」がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 3 ファイバの修復後、新しい Span Loss 値を測定します。

a. スパンの両ノードのノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、Maintenance > DWDM > WDM Span Check タブをクリックします。

b. Retrieve Span Loss Values をクリックして、最新の損失データを取得します。


) 各ノード レベル(ウェスト側およびイースト側)で取得する 2 つの値は、隣接ノードからノードに入る 2 つのファイバを示すので、異なるスパンになります。ステップ 3 の測定を完了するためには、適切な値を取り入れる必要があります。


ステップ 4 ステップ 3 のスパン測定値を、Cisco TransportPlanner のネットワーク設定で使用されたスパン損失値と比較します。

ステップ 5 修復されたスパンに属している 2 つのファイバについて、W-E 回線方向のファイバを特定し、挿入損失の変動を計算します。スパン損失の変化が 3 dBm より大きい場合は、ステップ 6 に進みます。それ以外の場合は、ステップ 9 に進みます。

ステップ 6 修復したスパンのファイバを管理している DWDM カードの LINE-RX および LINE-TX コネクタを清掃します。問題が解決しない場合、ステップ 7 に進みます。

ステップ 7 アラーム状態が引き続き報告される場合は、ファイバを修復し直し、予測スパン損失値を再確立することを推奨します。これを実行できず、スパン損失の新しい値を変更できない場合は、ステップ 8 に進み、システムの障害状態を修復します。


警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。



) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。


ステップ 8 修復したファイバから開始して、ネットワークへの信号フローを追跡します。

a. ダウンストリーム ノードで、OSC および CHS の検出を管理している OPT-BST または OSC-CSM カードを特定します。

b. カード ビューで、Provisioning > Optical Line > Optic Thresholds タブをクリックします。

c. Alarms オプション ボタンをクリックし、Refresh をクリックします。

d. 現在の OSC Fail Low および CHS Fail Low のしきい値を ステップ 5 で算出されたスパン損失変化の値を引いた値にします。

OPT-BST が存在する場合、次のようになります。

CHS Fail Low しきい値は、ポート 2 を指します。

OSC Fail Low しきい値は、ポート 4 を指します。

OSC-CSM が存在する場合、次のようになります。

CHS Fail Low しきい値は、ポート 3 を指します。

OSC Fail Low しきい値は、ポート 6 を指します。

ステップ 9 修復したスパンに属している 2 つのファイバの中から、E-W 回線方向のファイバを特定します。

ステップ 10 E-W 方向について、ステップ 5 8 の手順を繰り返します。

ステップ 11 LOS アラームがクリアされた場合は、システムが正常に再起動されています。ただし、スパン損失値が大きく異なることが顕著に現れているので、次の手順を実行することを強く推奨します。

a. Cisco TransportPlanner ツールに戻り、ネットワーク設計のコンフィギュレーション ファイルを開きます。

b. Installation Mode を選択して、ノードのレイアウトと増幅器の位置をフリーズします。

c. ステップ 3 で測定された新しい挿入損失を挿入して、スパンの値を変更します。

d. Cisco TransportPlanner アルゴリズムを実行して、新しい設計を検証します。

e. 検証後の光表示(パワー、Optical Signal-to-Noise Ratio [OSNR]、波長分散 [CD] など)がすべてグリーンの場合、修復手順が完了しています。グリーンにならない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。

LOS アラームがクリアされない場合は、ステップ 12 に進みます。

ステップ 12 LOS アラームがアクティブのカードに戻り、光しきい値(ステップ 8 b を参照)を許容最小値に設定します。

OPT-BST が存在する場合、次のようになります。

CHS Fail Low しきい値が -30 dBm に設定されている必要があります。

OSC Fail Low しきい値が -42 dBm に設定されている必要があります。

OSC-CSM が存在する場合、次のようになります。

CHS Fail Low しきい値が -30 dBm に設定されている必要があります。

OSC Fail Low しきい値が -40 dBm に設定されている必要があります。


) LOS アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 13 LOS アラームがクリアされた場合、システムが正常に再起動されています。ただし、Span Loss 値が設計と大きく異なることが顕著に現れているので、ステップ 11 に記述されている手順を繰り返すことを強く推奨します。


 

1.12.2.3 シナリオ 3:3 dBm < スパン損失の変化 < 5 dBm の場合

ネットワーク ビューでは、OSC 光リンクが再構築されたあと、スパンを表す両回線がグリーンに変わり、必然的に SDCC または MS-DCC が復元されます。EOC 状態と LOS アラームはクリアされます。

ネットワークの ALS プロトコルが正常に増幅器を再起動します。これにより、スパンの OCHNC トラフィックが復元されます。

修復されたスパン(ステータスは Partial から Complete に変更します)に関連する OCHNC 回線を再度アクティブにすると、ネットワーク トポロジおよびノードのレイアウトによって左右されるさまざまな最終状態が形成されます。

回線を再構築すると、自動的に APC チェック メカニズムがトリガーされます(詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください)。APC チェック メカニズムは、増幅器の光ゲイン(主に OPT-PRE カード)および Optical Add/Drop Multiplexing(OADM; 光分岐挿入)カードの VOA エクスプレス減衰量に影響します。APC アプリケーションは、修復されたスパン(各回線方向)の適したカードのダウンストリームで作用し、過剰損失の発生を補正しようとします。

損失増が APC による補正が可能な最大変動値(+/-3 dBm)を超えたため、イベントを検出したフローの最初のノードによって APC-CORRECTIO N-SKIPPED 状態が生成されました。影響を受けたノード(この例では ROADM)の状態パネルは APC-CORRECTION-SKIPPED 状態を報告し、該当するポートまたはカードを示します。

シナリオ 3 を修正するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 アラームの有効性を検証します。

ステップ 2 修復されたスパンに接続されている両 DWDM ノードに対して、次の内容を実行します。

a. 問題を報告しているカードをダブルクリックします。

b. Conditions をクリックします。

c. Retrieve をクリックし、集約ポートで APC-CORRECTION-SKIPPED 状態が報告されていることを確認します。

d. アラームが正常に報告されている場合は、ステップ 3 に進みます。正常に報告されていない場合は、CTC アプリケーションを閉じ、CTC キャッシュを削除してから、CTC 接続を再び開きます。次に、ステップ 1 に進みます。


) 不具合が解消されない場合は、Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 3 ファイバの修復後、新しい Span Loss 値を測定します。

a. スパンの両ノードのノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、Maintenance > DWDM > WDM Span Check タブをクリックします。

b. Retrieve Span Loss Values をクリックして、最新の損失データを取得します。


) 各ノード レベル(ウェスト側およびイースト側)で取得する 2 つの値は、隣接ノードからノードに入る 2 つのファイバを示すので、異なるスパンになります。ステップ 4 の測定を完了するためには、適切な値を取り入れる必要があります。


ステップ 4 前のステップの Span Measurement を、Cisco TransportPlanner のネットワーク設定で使用された Span Loss 値と比較します。

ステップ 5 修復されたスパンに属している 2 つのファイバの中から、W-E 回線方向のファイバを特定します。Span Loss Change が 3 dB より大きい場合は、ステップ 6 に進みます。それ以外の場合は、ステップ 9 に進みます。

ステップ 6 修復したスパンのファイバを管理している DWDM カードの LINE-RX および LINE-TX コネクタを清掃します。問題が解決しない場合、ステップ 7 に進みます。問題が解決した場合、修正措置は終了です。

ステップ 7 アラーム状態が引き続き報告される場合は、ファイバを修復し直し、予測スパン損失値を再確立することを推奨します。これを実行できず、Span Loss の新しい値を変更できない場合は、ステップ 8 に進み、システムの障害状態を修復します。


警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。



) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。


ステップ 8 修復したファイバから開始して、ネットワークへの信号フローを追跡します。

a. 復元されたスパン(W-E)の最初のダウンストリーム ノードで、DWDM カードが、W-E 方向に適用されているポートで APC-CORRECTION-SKIPPED 状態を報告しているかどうかを確認します(実行方法については、ステップ 2 を参照)。

b. 報告している場合は、カード タイプに応じて次の値を取得します。

OPT-PRE(または OPT-BST)カードの場合、Provisioning > Optical Ampli.Line > Gain Setpoint タブをクリックします。

AD-xC-xx.x または AD-xB-xx.x カードの場合、Provisioning > Optical Line > VOA Attenuation Reference タブをクリックします。

ステップ 8 f に進みます。

c. 報告していない場合は、ステップ 8 d に進みます。

d. W-E ポートが APC-CORRECTION-SKIPPED 状態のカードが検出されるまで、ダウンストリーム ノードに沿って移動します。

e. ステップ 8 b に従って、そのカードからパラメータを取得します。

f. 復元されたスパンの最初のダウンストリーム ノードで、Circuits タブに進み、修復されたスパンを通過するすべての OCHNC 回線を特定します。

g. ステップ 8 f で特定されたすべての OCHNC 回線を編集します。

Tools > Circuits > Set Circuit State タブをクリックします。

Target Circuit Admin. State を OOS,DSBLD(または Locked, disabled)に変更して、Apply をクリックします。

h. ゲインまたは VOA 減衰値を取得した DWDM カード(サブステップ ステップ 8 b またはステップ 8 e のカード)に進み、アラームが発生したポートの管理状態が OOS(locked)に変わっていることを確認します。

i. アラームが発生したポートが OOS(locked)でない場合、カード ビューに進み、Circuits をクリックし、まだアクティブである残りの OCHNC 回線を特定します。アラームが発生したポートを OOS(locked)管理状態にするためには、回線を OOS,DSBLD(または Locked, disabled)状態にします。

j. 3 分待ってから、ステップ 8 f およびステップ 8 i で選択した 1 つの回線のみの管理状態を IS( Unlocked )に切り戻します。

k. ネットワークが再起動フェーズを完了したら、アラームが発生していたカードに進み、APC-CORRECTION-SKIPPED 状態がクリアされ、新しい Gain Setpoint または VOA Attenuation Reference(ステップ 8 a と比較)がプロビジョニングされていることを確認します。


) 上記のパラメータ設定ポイントの全変動は、ステップ 3 で測定された Span Loss Change のおよそ +/- 1 dBm 内である必要があります。


l. APC-CORRECTION-SKIPPED 状態がクリアされ、システムが正常に再起動されている場合、Span Loss 値が設計と大きく異なることが顕著に現れているので、次の手順を実行することを強く推奨します。

Cisco TransportPlanner ツールに戻り、ネットワーク設計のコンフィギュレーション ファイルを開きます。

Installation Mode を選択して、ノードのレイアウトと増幅器の位置をフリーズします。

ステップ 3 で測定された新しい Insertion Loss を挿入して、スパンの値を変更します。

Cisco TransportPlanner アルゴリズムを実行して、新しい設計を検証します。

検証後の光表示(パワー、OSNR、CD など)がすべてグリーンの場合、修復手順が完了していますグリーンにならない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


) APC 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 9 修復したスパンに属している 2 つのファイバの中から、E-W 回線方向のファイバを特定します。

ステップ 10 W-E 方向について、ステップ 6 8 の手順を繰り返します。


 

1.12.2.4 シナリオ 4:スパン損失の変化 < 3 dB の場合

ネットワーク ビューでは、OSC 光リンクが再構築されたあと、スパンを表す両回線がグリーンに変わり、必然的に SDCC または MS-DCC が復元されます。EOC 状態と LOS アラームはクリアされます。

ネットワークの ALS プロトコルが正常に増幅器の再起動を完了します。これにより、スパンの OCHNC トラフィックが復元されます。

回線を再構築すると、自動的に APC チェック メカニズムがトリガーされます(詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください)。APC チェック メカニズムは、増幅器の光ゲイン(主に OPT-PRE)および OADM カードの VOA エクスプレス減衰量に影響します。APC アプリケーションは、修復されたスパン(各回線方向)の適したカードのダウンストリームで作用し、過剰損失の発生を補正しようとします。

Cisco TransportPlanner ネットワーク設計で十分なマージンが取り入れられている場合は、APC 操作が正常に完了しています。そうでない場合は、APC アプリケーションによって行われた調整が、フローの最初に該当するカードに設定された特定の光パラメータの範囲を超え、
APC-OUT-OF-RANGE 状態が発生します。影響を受けたノード(この例では ROADM)の状態パネルは APC-OUT-OF-RANGE 状態を報告し、該当するポートまたはカードを示します。

シナリオ 4 を修正するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 アラームの有効性を検証します。

ステップ 2 修復されたスパンの両 DWDM ノードに対して、次の内容を実行します。

a. 問題を報告しているカードをダブルクリックします。

b. Conditions をクリックします。

c. Retrieve をクリックし、集約ポートで APC-OUT-OF-RANGE 状態が報告されていることを確認します。

d. アラームが正常に報告されている場合は、ステップ 3 に進みます。正常に報告されていない場合は、CTC アプリケーションを閉じ、CTC キャッシュを削除してから、CTC 接続を再び開きます。次に、ステップ 1 に進みます。


) 不具合が解消されない場合は、Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 3 ファイバの修復後、新しい Span Loss 値を測定します。

a. スパンの両ノードのノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、Maintenance > DWDM > WDM Span Check タブをクリックします。

b. Retrieve Span Loss Values をクリックして、最新の損失データを取得します。


) 各ノード レベル(ウェスト側およびイースト側)で取得する 2 つの値は、隣接ノードからノードに入る 2 つのファイバを示すので、異なるスパンになります。ステップ 4 の測定を完了するためには、適切な値を取り入れる必要があります。


ステップ 4 ステップ 3 で行った Span Measurement を、Cisco TransportPlanner のネットワーク設定で使用された Span Loss 値と比較します。

ステップ 5 修復されたスパンに属している 2 つのファイバの中から、W-E 回線方向のファイバを特定します。

Span Loss Change が 1 dBm より大きい場合は、ステップ 6 に進みます。

Span Loss Change が 1 dBm 以下の場合は、ステップ 9 に進みます。

ステップ 6 修復したスパンのファイバを管理している DWDM カードの LINE-RX および LINE-TX コネクタを清掃します。

ステップ 7 問題が解決しない場合、次のステップに進みます。問題が解決した場合は、修正措置は終了です。

ステップ 8 Span Loss Change が 1 dBm より大きく、APC-OUT-OF-RANGE 状態がクリアされない場合は、ファイバを修復し直し、予測スパン損失値を再確立する必要があります。


警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。



) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。



) これを実行できず、Span Loss の新しい値を変更できない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 9 修復したスパンに属している 2 つのファイバの中から、E-W 回線方向のファイバを特定します。

ステップ 10 E-W 方向について、ステップ 6 8 の手順を繰り返します。


 

1.12.3 OCHNC 回線作成時の障害

OCHNC 回線の作成は、Cisco Wavelength Path Provisioning(WPP)ネットワーク アプリケーションによって管理されています。WPP アプリケーションは、新しい回線のアクティブ時のエラーを防ぐのに役立ちます(送信元と宛先間のパスに波長がすでに割り当てられている場合)。また、1 つの回線がアクティブになったあと、次の回線がアクティブになるまでに必要な間隔を保証して、APC が正常に増幅器のゲイン調整を行えるようにします。

WPP は OSC リンクによって異なるノードに伝送されるネットワーク トポロジ情報を使用して、送信元ノードから宛先ノードへの光波長(OCHNC 回線)のルーティング パスを特定します。また、WPP は、管理状態をデフォルトの状態(OOS または Locked)から最終(IS または Unlocked)状態に変更して、OCHNC 回線のカード ポートをイネーブルにします。

1.12.3.1 正常に OCHNC 回線を作成するための要件

正常に回線の作成を完了するための要件は、次のとおりです。

1. ノード間:関連するすべての DWDM ノードで OSC リンクがアクティブである

2. ノード間:APC がイネーブルである(あるいはユーザが手動でディセーブルにしている)

3. ノード内:カード間に論理接続が作成されており、ネットワークのすべてのノードにプロビジョニングされている(ANS が完了している)

CTC 回線テーブルが図1-29 に表示されているような状態を報告する場合、OCHNC 回線の作成が正常に完了しています。

Circuit Status が DISCOVERED に変更されています。

# of spans フィールドは、OCHNC 回線が最終宛先に到達するまでに通過する複数のノードの正しいホップ数を表示しています。

Circuit State が IS(または unlocked)を報告しています。

図1-29 OCHNC 回線が正常に完了している場合

 

1.12.3.2 OCHNC 回線作成時の障害状態

OCHNC 回線の作成が失敗した場合、次のいずれかの状態を検出します。

WPP ウィザードが回線作成手順を終了できない場合、CTC は図1-30 のようなエラー メッセージを表示します。このメッセージで、Details をクリックして、WPP が設定できる一部の接続を参照します。パスで最初に到達不能になったノードの問題に対するトラブルシューティングを開始します。

図1-30 部分的な回線

 

Circuits タブで回線が正常に作成され、報告されています。Status フィールドが DISCOVERED に変わりますが、Circuit State は OOS(locked)です。この状態は、図1-31 に表示されます。

図1-31 回線が検出され、状態が OSS の場合

 

Circuits タブに OCHNC 回線が表示されますが、Status フィールドは PARTIAL を報告します。これは、ネットワークがシナリオ a または b に該当する場合(OSC リンクが失敗する場合、または APC がディセーブルにされている場合)に、正常に構築された回線に当てはまります。内容は、次に示します。

前述の状態の根本原因の特定については、「 1.12.3.1 正常に OCHNC 回線を作成するための要件 」に記載されている要件を参照してください。

1.12.3.3 OCHNC 回線作成時の障害シナリオ

OCHNC 回線の作成で最も一般的な障害シナリオは、次のとおりです。

1. OCHNC 回線上の 1 つ以上のスパン OSC リンクが正常に確立されていません。WPP アプリケーションは、障害があるスパンを通過する回線の作成を妨げます。「 1.12.3.1 正常に OCHNC 回線を作成するための要件 」の要件 1. を満たしていません。

a. ネットワークのどこかで Critical アラームが発生しているため、APC アプリケーションが内部でディセーブルにされています。その結果、アクティブなチャネル数に関する信頼性の高い情報をノード間で共有できず、障害がある状態が修復されるまで、それ以降の OCHNC 回線の作成が妨げられます。「 1.12.3.1 正常に OCHNC 回線を作成するための要件 」の要件 2. を満たしていません。

b. 2 つの DWDM カード間の 1 つ以上のノード内接続が、正常に作成されていない回線に対応付けられています。「 1.12.3.1 正常に OCHNC 回線を作成するための要件 」の要件 3. を満たしていません。

c. 2 つの DWDM カード間の 1 つ以上のノード内接続が、正常にプロビジョニングされていない回線に対応付けられています。これは、ANS の実行が正常に設定されなかった(ANS パネルで Fail-Out of Range アラームが発生)あとに、関連するいずれかのノードまたは最低 1 つのポート ステータスを ANS アプリケーションが実行しなかった場合に発生します。「 1.12.3.1 正常に OCHNC 回線を作成するための要件 」の要件 3. を満たしていません。

OCHNC 回線の誤った作成に関連する問題(部分的な回線)のトラブルシューティングを行い、徐々に正常な状態に戻していくためには、次の手順を実行する必要があります。


ステップ 1 OSC の接続を確認します。

a. ネットワーク ビューに進み、OCHNC 回線が適用されている MSTP ノードを特定します。

b. MSTP ノードに接続されているすべての OSC リンクがアクティブであることを、回線パスに沿って(送信元ノードから宛先ノードまで)確認します。


) 検討している回線方向によっては、双方向回線に 2 つのノードが存在します。


OSC の接続に応じて、次のいずれかの処置を実行します。

OSC リンクがダウンしている場合は、影響を受けたスパンに重点的に取り組み、問題のトラブルシューティングを行います(ファイバ切断後のシステムの再起動を参照)。


) 必要な場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


OSC リンクがダウンしていない場合は、ステップ 2 に進みます。

ステップ 2 APC ステータスを確認します。

a. 回線の送信元ノードである MSTP ノードのノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)に進みます。

b. 左側の General Info ボックスで、APC 状態(最後の行)をチェックします。

APC 状態が DISABLE - INTERNAL の場合、 第 2 章「アラームのトラブルシューティング」 の適切なトラブルシューティング手順を実行します。


) 必要な場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


APC 状態が DISABLE - INTERNAL でない場合は、ステップ 3 に進みます。

ステップ 3 ノード内接続が構築されていることを確認します。

a. 回線の送信元ノードである MSTP ノードのノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)に進みます。

b. Provisioning > WDM-ANS > Connections タブをクリックします。

ステップ 4 すべてのノード接続が作成され、すべての状態が Connected であることを確認します。


ヒント 接続を迅速に確認するには、Calculate Connection ボタンをクリックし、新しい接続が確立されているかどうかを確認します。

一部の接続が確立されていない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の適切な手順を実行します。

ステップ 5 必要な場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


 

1.13 ノード レベル(ノード内)の問題

ここでは、ノード レベルの OCH VOA 起動エラーのトラブルシューティングについて説明します。

専用の VOA は、WSS、32MUX-O、または AD-xC-xx.x カードを通じて MSTP システムに挿入される各単一チャネル(単一波長)の光パワーを調整します。

VOA の最終状態は、パワー制御現用モードになります。このモードでは、専用のフォトダイオードからのフィードバックに基づいて VOA の減衰量が自動的に設定されるので、特定のパワー設定ポイント値に達し、その値が維持されます。

1.13.1 VOA 起動フェーズ

最終的な VOA の状態は、図1-32 に表示されている 4 つのシーケンス フェーズに分かれた起動手順によって形成されます。

図1-32 VOA 起動フェーズ

 

図1-32 のすべてのフェーズを VOA が完了するまで、パワー制御モードは完全にアクティブの状態になりません。

1.13.1.1 フェーズ 1:着信信号の検証

着信信号の検証フェーズでは、光インターフェイス接続が有効で、光パワー レベルが適切であることを確認します。

Cisco TransportPlanner は、VOA Attenuation Reference 値を計算し、サポート対象の MSTP インターフェイスのみがパワー起動(Pstart-up)の許容レベルを超えるようにします(『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照)。

接続されているインターフェイスのパワー値が許容範囲外である場合、フェーズ 1 チェックが OCHNC の起動を妨げます。

1.13.1.2 フェーズ 2:有効な信号の検出

信号が有効であることがフェーズ 1 で示された場合、VOA の自動反復減衰調整が行われ、VOA のフォトダイオード ダウンストリームのパワー ターゲットに達します。


) Cisco TransportPlanner が状況に応じて、パワー設定ポイントを生成します。ANS の実行時に、パワー ターゲットが VOA にプロビジョニングされます。


1.13.1.3 フェーズ 3:チャネル パワー設定ポイントのロック

フェーズ 3 では、最終パワー設定ポイントに近い固定パワー値が最終パワー設定ポイントに達した(3 dBm わずかに下回る)ときに VOA が一時的なスタンバイ状態に置かれます。

一時的なスタンバイ状態の期間は 3 秒(デフォルト)で、異なる信号上昇時間の値を持っているか、ITU-T G664 勧告に準拠したパルス起動手順を行っている光インターフェイスの安全な管理が行われるようにしています。

1.13.1.4 フェーズ 4:チャネル パワー制御モードが完全にアクティブな状態

VOA は、フォトダイオードで読み取ったパワー値を予測ターゲット値(VOA Power Reference)に導く最終的な減衰状態に達します。同時に、VOA の動作モードがパワー制御モードに切り替わります。

このポイントから、フォトダイオードによって読み取られた変動値によって、VOA 減衰量のこれ以降の調整がトリガーされます。この調整の目的は、常にパワー値をパワー設定ポイントに維持することです(最小調整増加値は +/- 0.5 dBm)。

1.13.2 VOA 障害シナリオ

一部の状態によって、途中で起動手順が停止し、VOA によるパワー制御モードのアクティブ化(および結果として回線のアクティブ化)がブロックされます。ここのシナリオでは、このような状態を示します。

発生したアラームおよび VOA に対応付けられたフォトダイオードから読み取ったパワーに基づいて、根本原因を特定できます。

1.13.2.1 シナリオ A:着信信号の光パワー レベルが、サポート対象の MSTP 光インターフェイスで許可されている最小値より低い場合

このシナリオは、パワーが Pin < -4.5 dBm と表示されている 32MUX-O または 32WSS カードに TXP または MXP カードが直接接続されている状態に該当します。

受信パワー レベルが許容最小値より低い場合、起動手順が常にフェーズ 1(図1-33 を参照)で停止します。これは、CTC で報告される最終 VOA Power Reference に達することが可能な場合にも発生します。

CTC が報告する最終状態は、次のとおりです。

VOA に対応付けられたポートの LOS-P(OCH レイヤ)アラーム(図1-33 を参照)

Power フィールドの -50 dBm の目盛の終点と異なる有効な光パワー値。ただし、Power の値は、-33 dBm 未満になります(カード ビューで Power フィールドを表示するには、Provisioning > Parameters タブをクリックします)。

図1-33 VOA ポートの LOS-P 表示

 

着信信号の光パワー レベルが、サポート対象の MSTP 光インターフェイス(32MUX-O および 32WSS カード)で許可されている最小値より低い場合は、次の手順を使用して、VOA の起動に関連する問題のトラブルシューティングを行い、徐々に正常な状態に戻していきます。


ステップ 1 アラームの有効性を検証します。

a. アラームが発生したカードが装着されている DWDM ノードを特定します。

b. カード(32MUX-O または 32WSS カード)をダブルクリックします。

c. Alarms をクリックします。

d. ADD-RX ポートで LOS-P アラームが報告されていることを確認します。

e. ウィンドウの左下にある Synchronize ボタンをクリックします。

f. アラームが正常に報告されている場合は、ステップ 2 に進みます。正常に報告されていない場合は、CTC アプリケーションを閉じ、CTC キャッシュを削除してから、CTC 接続を再び開きます。


) アラームの矛盾がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 2 アラームが発生したカードが 32WSS の場合は、接続されている TXP、MXP、またはライン カードの受信パワー レベルを確認します。アラームが発生したカードが 32MUX-O の場合は、ステップ 5 に進みます。

a. 32WSS カードをダブルクリックします。

b. Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックし、32WSS ADD-RX ポートで受信された物理的な光パワーを表示します。


X は、アラームが発生したチャネル(波長)を管理しているマルチファイバ MPO コネクタの番号(1 ~ 4)です。


c. 適切なチャネル(波長)を特定し、Power ADD フィールドを読み取ります。

d. Power ADD 値が -4.5 dBm 未満の場合は、ステップ 3 に進みます。そうでない場合は、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックします。


X は、アラームが発生したチャネル(波長)を管理しているマルチファイバ MPO コネクタの番号(1 ~ 4)です。


e. Type フィールドに基づいて、正しい行を特定します(行の Type フィールドに Add が表示されている必要があります)。

f. VOA の減衰量を最小値(0 dB)に下げ、チャネルが起動されるようにします。この調整を行うには、次の手順を実行します。

チャネル(波長)の VOA Attenuation Ref 値を読み取ります。

VOA Attenuation Calib フィールドに VOA Attenuation Ref フィールドと同じ値を入力しますが、異符号で入力します(2 つの値の代数和がゼロになる必要があります)。

Apply をクリックします。LOS-P アラームがクリアされない場合は、この手順を続けます。クリアされている場合は、問題が修正されています。

g. カード ビューで、Circuits をクリックします。

h. 障害があるチャネルに関連する OCHNC 回線を削除します。

i. 対応する ADD-RX ポートのサービス状態が IS-AINS(または Unlocked,automaticInService)に変わり、色がグレーに変わることを確認します(LOS-P アラームがクリアされる必要があります)。

j. OCHNC 回線を再作成し、Status フィールドが DISCOVERED を報告し、状態が IS(Unlocked)であることを確認します。

k. LOS-P アラームがクリアされない場合は、32WSS カードを交換します(『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Add and Remove Cards and Nodes」の章を参照)。カードを交換する前に、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。


ステップ 3 32WSS カードで受信される実際のパワーが予測値より低いため、32WSS に接続されている TXP、MXP、またはライン カードの動作が正しいことを確認します。

TX レーザーがアクティブである必要があります(トランク ポートは IS [または Unlocked] 状態)。

プロビジョニングされた波長が適切な波長である必要があります。

出力パワー値が予測範囲内である必要があります(『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」を参照)。CTC でトランク ポートの PM を使用できない場合は、標準パワーメータを使用して手動の測定を行います。

TX レーザーがアクティブで、波長が正常にプロビジョニングされており、出力パワー値が正しい範囲内にある場合は、ステップ 4 に進みます。そうでなければ、出力パワー値が予測範囲外の場合に、カードの交換(『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Add and Remove Cards and Nodes」の章を参照)などの適切な修正措置を行います。カードの交換によって、問題が解決されるはずです。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。


ステップ 4 TXP または MXP カードが予測通りに動作する場合は、残っている根本原因は 2 つのカード間のファイバ接続だけです。

a. MPO-LC マルチファイバ ケーブルを使用して、アラームが発生した 32WSS の ADD_RX ポートが TXP または MXP カードの TRUNK_TX ポートに接続されていることを確認します。


) パッチパネル トレイは、通常、ファイバ接続を管理するために使用されます(パッチパネル ケーブル接続の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Turn Up a Node」の章を参照)。


b. 現場の方法に従って LC ファイバのファンアウトのチェックを行い、清掃します。ファイバの番号(1 ~ 8)が、管理されている波長に対応している必要があります。

c. パッチ パネルが使用されている場合、LC-LC アダプタのチェックを行い、必要に応じて清掃します。必要な場合は、不良装置(許容最大値は 1 dB)を交換します。

d. TXP または MXP カードの TRUNK_TX ポートから LC コネクタを取り外し、現場の方法に従ってファイバを清掃します。


) ファイバの清掃に関して現場の手順がない場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。



) アラーム状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 5 アラームが発生したカードが 32MUX-O の場合、TXP、MXP、またはライン カードからトラブルシューティング手順を開始する必要があります。32MUX-O に接続されている TXP、MXP、またはライン カードの動作が正しいことを確認します。

TX レーザーがアクティブである必要があります(トランク ポートは IS [または Unlocked] 状態)。

プロビジョニングされた波長が適切な波長である必要があります。

出力パワー値が予測範囲内である必要があります(『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」を参照)。CTC でトランク ポートの PM を使用できない場合は、標準パワーメータを使用して手動の測定を行います。

TX レーザーがアクティブで、波長が正常にプロビジョニングされており、出力パワー値が正しい範囲内にある場合は、ステップ 6 に進みます。そうでなければ、出力パワー値が予測範囲外の場合に、カードの交換(『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Add and Remove Cards and Nodes」の章を参照)などの適切な修正措置を行います。カードの交換によって、問題が解決されるはずです。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。


ステップ 6 TXP または MXP カードが予測通りに動作する場合は、2 つのカード間のファイバ接続を確認します。

a. MPO-LC マルチファイバ ケーブルを使用して、アラームが発生した 32MUX-O の ADD_RX ポートが TXP または MXP カードの TRUNK_TX ポートに接続されていることを確認します。


) パッチパネル トレイは、通常、ファイバ接続を管理するために使用されます(パッチパネル ケーブル接続の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Turn Up a Node」の章を参照)。


b. 現場の方法に従って LC ファイバのファンアウトのチェックを行い、清掃します。ファイバの番号(1 ~ 8)が、管理されている波長に対応している必要があります。

c. パッチ パネルが使用されている場合、LC-LC アダプタのチェックを行い、必要に応じて清掃します。

d. 必要な場合は、不良装置(許容最大値は 1 dB)を交換します。

e. TXP または MXP カードの TRUNK_TX ポートから LC コネクタを取り外し、現場の方法に従ってファイバを清掃します。


) ファイバの清掃に関して現場の手順がない場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。


f. アラーム状態がクリアされない場合は、ステップ 7 に進みます。クリアされている場合は、問題が修正されています。

ステップ 7 32MUX-O カード内の VOA の動作が正しいことを確認します。

a. 32MUX-O カードをダブルクリックします。

b. Circuits をクリックします。

障害があるチャネルに関連する OCHNC 回線を削除します。

対応する ADD-RX ポートのサービス状態が IS-AINS(または Unlocked,automaticInService)に変わり、色がグレーに変わることを確認します(LOS-P アラームがクリアされる必要があります)。

c. カード ビューで、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックして、適切なチャネル(波長)を特定します。

d. VOA の減衰量を最小値(0 dB)に下げ、チャネルが起動されるようにします。フィールド調整でこれを実行するには、次の手順を実行します。

チャネル(波長)の VOA Attenuation Ref 値を読み取ります。

VOA Attenuation Calib フィールドに VOA Attenuation Ref フィールドと同じ値を入力しますが、異符号で入力します(2 つの値の代数和がゼロになる必要があります)。

Apply をクリックします。LOS-P アラームがクリアされない場合は、この手順を続けます。クリアされている場合は、問題が修正されています。

e. Circuits をクリックします。

f. OCHNC 回線を再作成し、Circuit Status フィールドが DISCOVERED を報告し、状態が IS(Unlocked)であることを確認します。

g. LOS-P アラームがクリアされない場合は、32MUX-O カードを交換します(『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Add and Remove Cards and Nodes」の章を参照)。カードを交換する前に、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。



 

1.13.2.2 シナリオ B:着信信号の光パワー レベルが予測値より低い場合

32WSS カードのパススルー チャネルまたは 32MUX-O カードの光バイパス チャネルのパワー レベルが予測値より低い場合があります。いくつかの理由によって、受信パワー レベルが予測値より低くなる場合があります。その例は、次のとおりです。

接続部が汚れている場合

スパンの過剰損失

増幅器の誤ったゲイン設定

パワーが予測値より低い場合、起動手順がフェーズ 1、フェーズ 2、またはフェーズ 3 で停止する可能性があります(図1-32 を参照)。起動手順が停止するポイントは、パワーが不足している量によって異なります。

Delta Power は予測値と比較した場合に不足している光パワー量に相当するので、シナリオ B の 2 つの最終状態(状態 B1 および B2)を特定できます。

1.13.2.2.1 状態 B1 -- Delta Power > 6 dB(LOS-P アラーム)

光パワーが 6 dB を超え、予測値より低い場合、最終 VOA Power Reference 設定ポイント値に達することは決定的に不可能で、起動手順のフェーズ 1 でさえ正常に終了されません。その結果、CTC で報告される最終状態は、シナリオ A と同じになります。

LOS-P(OCH レイヤ)アラームが VOA に対応付けられたポートで発生します。

-50 dBm の目盛の終点とは異なる有効な光パワー値を Power フィールドから読み取ることができますが、Power の値は -33 dBm 未満になります(図1-34 を参照)(カード ビューでこの値にアクセスするには、Provisioning > Parameters タブをクリックします)。

図1-34 着信信号のパワー レベルが -33 dBm 未満の場合

 

1.13.2.2.2 状態 B2 -- Delta Power < 6 dB(OPWR-LowDEGrade アラーム)

光パワーが 6 dB 未満で、予測値より低い場合、有効な着信信号が存在する場合でも、CTC で報告される最終 VOA Power Reference 設定ポイント値に達することは不可能で、VOA 起動手順がフェーズ 3 で停止します。

CTC が報告する最終状態は、次のとおりです。

OPWR-LowDEGrade(OCH レイヤ)アラームが VOA に対応付けられたポートで発生します。

-50 dBm の目盛の終点とは異なる有効な光パワー値を Power フィールドから読み取ることができますが、値は(VOA Power Ref - 6 dBm)< Power < VOA Power Ref になります(図1-35 を参照)。カード ビューでこの値にアクセスするには、Provisioning > Parameters タブをクリックします。

図1-35 光パワーが 6 dB 未満で、予測値より低い場合

 

シナリオ B の修正措置(着信信号の光パワー レベルが予測値より低い場合)

着信信号の光パワー レベルが 32WSS カードのパススルー チャネルまたは 32MUX-O カードの光バイパス チャネルの予測値より低い場合に、次の手順を使用して、VOA の起動に関連する問題のトラブルシューティングを行い、徐々に正常な状態に戻していきます。カードが報告する最終状態(状態 B1 の LOS-P アラームまたは状態 B2 の OPWR-LowDEGrade)に応じて、2 つのトラブルシューティング手順が推奨されます。次の項で、これらの手順について説明します。

状態 B1 -- LOS-P アラーム


ステップ 1 アラームの有効性を検証します。

a. アラームが発生したカードが設置されている DWDM ノードを特定します。

b. カード(32MUX-O または 32WSS カード)をダブルクリックします。

c. Alarms をクリックします。

d. ADD-RX ポートで LOS-P アラームが報告されていることを確認します。

e. ウィンドウの左下にある Synchronize ボタンをクリックします。

f. アラームが正常に報告されている場合は、ステップ 2 に進みます。正常に報告されていない場合は、CTC アプリケーションを閉じ、CTC キャッシュを削除してから、CTC 接続を再び開きます。


) アラームの矛盾がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 2 カード ビューで Circuits をクリックし、OCHNC 回線の Source フィールドから、アラームが発生したチャネルのノード、カード、およびポート情報を取得します。次に、必要に応じて、ステップ 3(32MUX-O、32WSS、または AD-xC-xx.x カードの場合)あるいはステップ 4(TXP、MXP、またはライン カードの場合)の手順に従います。

ステップ 3 チャネル(波長)を管理している遠端の DWDM カード(32MUX-O、32WSS、または AD-xC-xx.x)の動作が正しいことを確認します。

a. ADD_RX ポートの受信パワー値が正しいことを確認します。

カード ビューで、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックします。


X は、アラームが発生したチャネル(波長)を管理しているマルチファイバ MPO コネクタの番号(1 ~ 4)です。


Power フィールド値が VOA Power Ref フィールド値に一致している必要があります。一致していない場合は、RX-ADD ポートで発生したアラームに応じて適切な修正措置を行います。

ステップ 4 アラームが発生したチャネル(波長)の信号ソースである TXP、MXP、またはライン カードの動作が正しいことを確認します。

a. TX レーザーがアクティブである必要があります(トランク ポートは IS [Unlocked] 状態)。

b. プロビジョニングされた波長が適切な波長である必要があります。

c. 出力パワー値が予測範囲内である必要があります(『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」を参照)。CTC でトランク ポートの PM を使用できない場合(たとえば、TXP_MR_2.5G)は、標準パワーメータを使用して手動の測定を行います。

ステップ 5 ステップ 3 およびステップ 4 のカードが正常に動作している場合は、ステップ 6 に進みます。正常に動作していない場合は、カードで発生したアラームに応じて適切な修正措置を行います。

ステップ 6 アラームが発生したカードが 32MUX-O の場合は、ステップ 9 に進みます。

ステップ 7 アラームが発生したカードが 32WSS の場合は、次の手順に進みます。

a. カードをダブルクリックします。

b. Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックします。


X は、アラームが発生したチャネル(波長)を管理しているマルチファイバ MPO コネクタの番号(1 ~ 4)です。


c. Type フィールドに基づいて、正しい行を特定します(行の Type フィールドに Passthrough が表示されている必要があります)。

d. VOA の減衰量を最小値(0 dB)に下げ、チャネルが起動されるようにします。フィールド調整でこれを実行するには、次の手順を実行します。

チャネル(波長)の VOA Attenuation Ref 値を読み取ります。

VOA Attenuation Calib フィールドに VOA Attenuation Ref フィールドと同じ値を入力しますが、異符号で入力します(2 つの値の代数和がゼロになる必要があります)。

Apply をクリックします。LOS-P アラームがクリアされない場合は、この手順を続けます。クリアされている場合は、問題が修正されています。

e. Circuits をクリックします。

f. 障害があるチャネルの OCHNC 回線を削除します。

g. 対応する ADD-RX ポートのサービス状態が IS-AINS(または Unlocked,automaticInService)に変わり、色がグレーに変わることを確認します(LOS-P アラームがクリアされる必要があります)。

h. OCHNC 回線を再作成し、Circuit Status フィールドが DISCOVERED を報告し、状態が IS(Unlocked)であることを確認します。

i. LOS-P アラームがクリアされていない場合は、ステップ 8 に進みます。クリアされている場合は、問題が修正されています。

ステップ 8 アラームの根本原因を正確に特定するには、32WSS カードの EXP_RX ポート(すべてのパススルー チャネルで共通の入力ポート)が正しくケーブル接続されていることを確認します。

a. アラームが発生した 32WSS カードの EXP_RX ポートが、ノードの反対側で連結する 32WSS カードの EXP_TX ポートに接続されている必要があります。

b. 32WSS カードの EXP_RX ポートから LC コネクタを取り外し、現場の手順に従ってファイバを清掃します。

c. 連結する 32WSS カードの EXP_TX ポートからも LC コネクタを取り外し、コネクタを清掃します。

d. 光ファイバ減衰が仕様範囲内(許容最大値は 1 dB)であることを確認します。

e. 必要な場合は、不良ファイバを交換します。


) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。



) ファイバの清掃に関して現場の手順がない場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。


f. ファイバのチェックを行って修復したあともアラーム状態がクリアされない場合は、32WSS カードを交換します(『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Add and Remove Cards and Nodes」の章を参照)。カードを交換する前に、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。


ステップ 9 32MUX-O カード内の VOA の動作が正しいことを確認します。

a. 32MUX-O カードをダブルクリックします。

b. Circuits をクリックします。

c. 障害があるチャネルの OCHNC 回線を削除します。

d. 対応する ADD-RX ポートのサービス状態が IS-AINS(または Unlocked,automaticInService)に変わり、色がグレーに変わることを確認します(LOS-P アラームがクリアされる必要があります)。

e. Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックして、適切なチャネル(波長)を特定します。


X は、アラームが発生したチャネル(波長)を管理しているマルチファイバ MPO コネクタの番号(1 ~ 4)です。


f. VOA の減衰量を最小値(0 dB)に下げ、チャネルが起動されるようにします。フィールド調整でこれを実行するには、次の手順を実行します。

チャネル(波長)の VOA Attenuation Ref 値を読み取ります。

VOA Attenuation Calib フィールドに VOA Attenuation Ref フィールドと同じ値を入力しますが、異符号で入力します(2 つの値の代数和がゼロになる必要があります)。

Apply ボタンをクリックします。LOS-P アラームがクリアされない場合は、この手順を続けます。クリアされている場合は、問題が修正されています。

g. Circuits をクリックします。

h. OCHNC 回線を再作成し、Circuit Status フィールドが DISCOVERED を報告し、状態が IS(Unlocked)であることを確認します。

i. LOS-P アラームがクリアされていない場合は、ステップ 10 に進みます。クリアされている場合は、問題が修正されています。

ステップ 10 アラームの根本原因を正確に特定するには、アラームが発生した 32MUX-O カードの ADD_RX ポートが正しくケーブル接続されていることを確認します。

a. アラームが発生した 32MUX-O の ADD_RX ポートが、2 本の MPO-LC マルチファイバ ケーブルを使用して、ノードの反対側で連結する 32DMX-O カードの DROP_TX ポートに接続されている必要があります。


) パッチパネル トレイは、通常、ファイバ接続を管理するために使用されます(パッチパネル ケーブル接続の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Turn Up a Node」の章を参照)。


b. 連結する 32DMX-O カードの DROP_TX ポートの出力パワー値が正しいことを確認します。

カード ビューで、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックします。


X は、アラームが発生したチャネル(波長)を管理しているマルチファイバ MPO コネクタの番号(1 ~ 4)です。


Power フィールド値が VOA Power Ref フィールド値に一致している必要があります。一致していない場合、 第2章「アラームのトラブルシューティング」 に応じて適切な修正措置を行います。

c. 現場の手順に従って LC ファイバのファンアウトのチェックを行い、清掃します。ファイバの番号(1 ~ 8)が、管理されている波長に対応している必要があります。

d. 連結する 32DMX-O カードの DROP_TX ポートに接続されている MPO-LC マルチファイバ ケーブルに対して、ステップ c を繰り返します。

e. LC-LC アダプタのチェックを行い、必要に応じて清掃します。

f. 必要な場合は、不良装置(許容最大値は 1 dB)を交換します。


) ファイバの清掃に関して現場の手順がない場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。


g. ケーブル接続のチェックまたは修復を行ったあともアラーム状態がクリアされない場合は、32MUX-O カードを交換します(『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Add and Remove Cards and Nodes」の章を参照)。カードを交換する前に、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。



 

状態 B2 -- OPWR-LowDEGrade アラーム


ステップ 1 アラームの有効性を検証します。

a. アラームが発生したカードが設置されている DWDM ノードを特定します。

b. カード(32MUX-O または 32WSS カード)をダブルクリックします。

c. Alarms をクリックします。

d. ADD-RX ポートで Optical Power Degrade Low(OPWR-LDEG)アラームが報告されていることを確認します。

e. ウィンドウの左下にある Synchronize ボタンをクリックします。

f. アラームが正常に報告されている場合は、ステップ 2 に進みます。正常に報告されていない場合は、CTC アプリケーションを閉じ、CTC キャッシュを削除してから、CTC 接続を再び開きます。


) アラームの矛盾がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 2 カード ビューで Circuits をクリックし、OCHNC 回線の Source フィールドから、アラームが発生したチャネルのノード、カード、およびポート情報を取得します。次に、必要に応じて、ステップ 3(32MUX-O、32WSS、または AD-xC-xx.x カードの場合)あるいはステップ 4(TXP、MXP、またはライン カードの場合)の手順に従います。

ステップ 3 チャネル(波長)を管理している遠端の DWDM カード(32MUX-O、32WSS、または AD-xC-xx.x)の動作が正しいことを確認します。これを行うためには、ADD_RX ポートの受信パワー値が正しいことを確認します。

a. カード ビューで、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックします。


X は、アラームが発生したチャネル(波長)を管理しているマルチファイバ MPO コネクタの番号(1 ~ 4)です。


b. Power フィールド値が VOA Power Ref フィールド値に一致している必要があります。一致していない場合、 第2章「アラームのトラブルシューティング」 に応じて適切な修正措置を行います。

ステップ 4 アラームが発生したチャネル(波長)の信号ソースである TXP、MXP、またはライン カードの動作が正しいことを確認します。

a. TX レーザーがアクティブである必要があります(トランク ポートは IS [Unlocked] 状態)。

b. プロビジョニングされた波長が適切な波長である必要があります。

c. 出力パワー値が予測範囲内である必要があります(『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」を参照)。CTC でトランク ポートの PM を使用できない場合は、標準パワーメータを使用して手動の測定を行います。

ステップ 5 ステップ 3 およびステップ 4 のカードが正常に動作している場合は、ステップ 6 に進みます。正常に動作していない場合は、カードで発生したアラームに応じて適切な修正措置を行います( 第2章「アラームのトラブルシューティング」 を参照)。

ステップ 6 アラームが発生したカードが 32MUX-O の場合、ステップ 8 に進みます。

ステップ 7 アラームが発生したカードが 32WSS カードの場合、32WSS カードの EXP_RX ポート(すべてのパススルー チャネルで共通の入力ポート)が正しくケーブル接続されていることを確認します。

a. アラームが発生した 32WSS カードの EXP_RX ポートが、ノードの反対側で連結する 32WSS カードの EXP_TX ポートに接続されていることを確認します。

b. 32WSS カードの EXP_RX ポートから LC コネクタを取り外し、現場の手順に従ってファイバを清掃します。

c. 連結する 32WSS カードの EXP_TX ポートからも LC コネクタを取り外し、コネクタを清掃します。

d. 光ファイバ減衰が仕様範囲内(許容最大値は 1 dB)であることを確認します。

e. 必要な場合は、不良ファイバを交換します。


) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。



) ファイバの清掃に関して現場の手順がない場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。



) ケーブル接続のチェックと修復を行ったあともアラーム状態がクリアされない場合は、根本原因がネットワーク問題に関連している可能性があるので、実際のシステム トポロジに応じて信号フローをより正確に分析する必要があります。支援が必要な場合は、弊社サポート担当にご連絡ください。


ステップ 8 32MUX-O カードのアラームが発生した ADD_RX ポートが正しくケーブル接続されていることを確認します。

a. アラームが発生した 32MUX-O の ADD_RX ポートが、2 本の MPO-LC マルチファイバ ケーブルを使用して、ノードの反対側で連結する 32DMX-O カードの DROP_TX ポートに接続されていることを確認します。


) パッチパネル トレイは、通常、ファイバ接続を管理するために使用されます(パッチパネル ケーブル接続の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Turn Up a Node」の章を参照)。


b. 連結する 32DMX-O カードの DROP_TX ポートの出力パワー値が正しいことを確認します。

カード ビューで、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックします。


X は、アラームが発生したチャネル(波長)を管理しているマルチファイバ MPO コネクタの番号(1 ~ 4)です。


Power フィールド値が VOA Power Ref フィールド値に一致している必要があります。一致していない場合、 第2章「アラームのトラブルシューティング」 に応じて適切な修正措置を行います。

c. 現場の手順に従って LC のファンアウトのチェックを行い(番号 [1 ~ 8] が管理されている波長に対応している必要があります)、清掃します。

d. 連結する 32DMX-O カードの DROP_TX ポートに接続されている MPO-LC マルチファイバ ケーブルに対して、ステップ c を繰り返します。

e. 使用している LC-LC アダプタのチェックを行い、必要に応じて清掃します。

f. 必要な場合は、不良装置(許容最大値は 1 dB)を交換します。


) ファイバの清掃に関して現場の手順がない場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。



) ケーブル接続のチェックと修復手順を行ったあともアラーム状態がクリアされない場合は、根本原因がネットワーク問題に関連している可能性があるので、実際のシステム トポロジに応じて信号フローをより正確に分析する必要があります。支援が必要な場合は、弊社サポート担当にご連絡ください。



 

1.13.2.3 シナリオ C:光ドロップ パワー レベルが予測値より低い場合

このシナリオは、32DMX-O ドロップ チャネルの光パワーが予測値より低い場合の状態について説明します。32DMX-O カードには VOA が各波長に対して装備されており、各 VOA はドロップされた単一波長のパワーを管理します。

OCHNC ターンアップおよびその結果として生じる VOA の起動時の障害シナリオは、「シナリオ B:着信信号の光パワー レベルが予測値より低い場合」に記述されているシナリオと同じです。Delta Power が 6 dB より大きい状態で発生するアラームのタイプだけが異なります。

1.13.2.3.1 状態 C1 -- Delta Power > 6 dB で、予測値より低い場合

ドロップされたチャネルの光パワーが 6 dB を超え、予測値より低い場合、最終 VOA Power Reference 設定ポイント値に達することが決定的に不可能です。その結果、CTC で報告される最終状態は、次のようになります。

OPWR-LFAIL(OCH レイヤ)アラームが VOA に対応付けられたポートで発生します(図1-36 を参照)。

-50 dBm の目盛の終点とは異なる有効な光パワー値を CTC Power フィールドから読み取ることができますが、Power の値は -33 dBm 未満になります(カード ビューでこの値を表示するには、Provisioning > Parameters タブをクリックします)。

図1-36 光ドロップ パワーが 6 dB を超え、予測値より低い場合

 

1.13.2.3.2 状態 C2 -- Delta Power < 6 dB で、予測値より低い場合

Delta Power が 6 dB 未満で、予測値より低い場合、CTC で報告される最終状態は、状態 B2 で報告される状態と同じです(状態 B2 -- Delta Power < 6 dB(OPWR-LowDEGrade アラーム)を参照)。

OPWR-LowDEGrade(OCH レイヤ)アラームが VOA に対応付けられたポートで発生します。

-50 dBm の目盛の終点とは異なる有効な光パワー値を CTC Power フィールドから読み取ることができますが、値は(VOA Power Ref - 6 dBm)< Power < VOA Power Ref になります(図1-35)。カード ビューでこの値を表示するには、Provisioning > Parameters タブをクリックします。

接続部が汚れている場合や受信スパンの過剰損失は、障害を引き起こす原因になります。これらの原因は最も一般的で、すべての波長に影響します。一方、遠端の TXP または MXP カードの増幅器の過剰ゲイン チルトまたは波長の不適正な設定は、単一波長だけがドロップされる状態を発生させる可能性があります(図1-37 のチャネル 25 を参照)。

図1-37 光ドロップ パワーが 6 dB 未満で、予測値より低い場合

 

シナリオ C の修正措置(着信信号の光パワー レベルが予測値より低い場合)

シナリオ C1 -- LOS-P アラーム


ステップ 1 アラームの有効性を検証します。

a. アラームが発生したカードが設置されている DWDM ノードを特定します。

b. 32DMX-O カードをダブルクリックします。

c. Alarms をクリックします。

d. CHAN-TX ポートで LOS-P アラームが報告されていることを確認します。

e. ウィンドウの左下にある Synchronize ボタンをクリックします。

f. アラームが正常に報告されている場合は、ステップ 2 に進みます。正常に報告されていない場合は、CTC アプリケーションを閉じ、CTC キャッシュを削除してから、CTC 接続を再開します。


) アラームの矛盾がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 2 チャネル(波長)を管理している遠端の DWDM カード(32MUX-O、32WSS、AD-xC-xx.x)、アラームが発生したチャネル(波長)の信号ソースである TXP、MXP、またはライン カードの動作が正しいことを確認します。

a. Circuits をクリックし、OCHNC 回線の Source フィールドから、アラームが発生したチャネルのノード、カード、およびポート情報を取得します。

b. 遠端の DWDM カードについて、ADD_RX ポートの受信パワー値が正しいことを確認します。

カード ビューで、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックします。


X は、アラームが発生したチャネル(波長)を管理しているマルチファイバ MPO コネクタの番号(1 ~ 4)です。


Power フィールド値が VOA Power Ref フィールド値に一致している必要があります。そうでない場合、 第2章「アラームのトラブルシューティング」 に応じて適切な修正措置を行います。

c. 接続された該当する TXP、MXP、またはライン カードについて、次の内容を確認します。

TX レーザーがアクティブである(トランク ポートは IS [Unlocked] 状態)

プロビジョニングされた波長が適切な波長である

d. 出力パワー値が予測範囲内である必要があります(『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」を参照)。CTC でトランク ポートの PM を使用できない場合(たとえば、TXP_MR_2.5G)は、標準パワーメータを使用して手動の測定を行います。

e. ステップ 2 のすべてが正しい場合は、ステップ 3 に進みます。そうでない場合、 第2章「アラームのトラブルシューティング」 に応じて適切な修正措置を行います。

ステップ 3 32DMX-O カード内の VOA の動作が正しいことを確認します。

a. 32DMX-O カードをダブルクリックします。

b. Circuits をクリックします。

c. 障害があるチャネルの OCHNC 回線を削除します。

d. 対応する CHAN-TX ポートのサービス状態が IS-AINS(または Unlocked,automaticInService)に変わり、色がグレーに変わることを確認します(LOS-P アラームがクリアされる必要があります)。

e. Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックして、適切なチャネル(波長)を特定します。


X は、アラームが発生したチャネル(波長)を管理しているマルチファイバ MPO コネクタの番号(1 ~ 4)です。


f. VOA の減衰量を最小値(0 dB)に下げ、チャネルが起動されるようにします。フィールド調整でこれを実行するには、次の手順を実行します。

チャネル(波長)の VOA Attenuation Ref 値を読み取ります。

VOA Attenuation Calib フィールドに VOA Attenuation Ref フィールドと同じ値を入力しますが、異符号で入力します(2 つの値の代数和がゼロになる必要があります)。

Apply をクリックします。

g. Circuits をクリックします。

h. OCHNC 回線を再作成し、Circuit Status フィールドが DISCOVERED を報告し、状態が IS(Unlocked)であることを確認します。

i. LOS-P アラームがクリアされていない場合は、ステップ 4 に進みます。アラームがクリアされた場合、修正措置は終了です。

ステップ 4 アラームの根本原因を正確に特定するには、アラームが発生した 32DMX-O カードの COM-RX ポート(すべてのドロップ チャネルで共通の入力ポート)が正しくケーブル接続されていることを確認します。

a. アラームが発生した 32DMX-O の COM_RX ポートが、実際のノードのレイアウトに応じて、32WSS カードの DROP_TX ポート、あるいは OPT-PRE、OPT-BST、または OSC-CSM カードの COM_TX ポートに接続されていることを確認します。

b. 32DMX-O カードの COM_RX ポートから LC コネクタを取り外し、現場の方法に従ってファイバを清掃します。

c. 接続されている DWDM カードの COM_TX または DROP_TX ポートから LC コネクタを取り外し、現場の手順に従ってファイバを清掃します。

d. 光ファイバ減衰が仕様範囲内(許容最大値は 1 dB)であることを確認します。

e. 必要な場合は、不良ファイバを交換します。


警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。



) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。



) ファイバの清掃に関して現場の手順がない場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。


f. ケーブル接続のチェックまたは修復を行ったあともアラーム状態がクリアされない場合は、32DMX-O カードを交換します(『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Add and Remove Cards and Nodes」の章を参照)。カードを交換する前に、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


警告 このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。



 

シナリオ C2 -- OPWR-LowDEGrade アラーム


ステップ 1 アラームの有効性を検証します。

a. アラームが発生したカードが装着されている DWDM ノードを特定します。

b. 32DMX-O カードをダブルクリックします。

c. Alarms をクリックします。

d. CHAN-TX ポートで Optical Power Degrade Low Loss of incoming Payload(OPWR-LDEG)アラームが報告されていることを確認します。

e. ウィンドウの左下にある Synchronize ボタンをクリックします。

f. アラームが正常に報告されている場合は、ステップ 2 に進みます。正常に報告されていない場合は、CTC アプリケーションを閉じ、CTC キャッシュを削除してから、CTC 接続を再び開きます。


) アラームの矛盾がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。


ステップ 2 チャネル(波長)を管理している遠端の DWDM カード(32MUX-O、32WSS、または AD-xC-xx.x)、アラームが発生したチャネル(波長)の信号ソースである TXP、MXP、またはライン カードの動作が正しいことを確認します。

a. Circuits をクリックし、OCHNC 回線の Source フィールドから、アラームが発生したチャネルのノード、カード、およびポート情報を取得します。

b. 遠端の DWDM カードについて、ADD_RX ポートの受信パワー値が正しいことを確認します。

カード ビューで、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector X > Parameters タブをクリックします。


X は、アラームが発生したチャネル(波長)を管理しているマルチファイバ MPO コネクタの番号(1 ~ 4)です。


Power フィールド値が VOA Power Ref フィールド値に一致している必要があります。そうでない場合、 第2章「アラームのトラブルシューティング」 に応じて適切な修正措置を行います。

c. 接続された該当する TXP、MXP、またはライン カードについて、次の内容を確認します。

TX レーザーがアクティブである(トランク ポートは IS [Unlocked] 状態)

プロビジョニングされた波長が適切な波長である

d. 出力パワー値が予測範囲内である必要があります(『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」を参照)。CTC でトランク ポートの PM を使用できない場合は、標準パワーメータを使用して手動の測定を行います。

e. ステップ 2 のすべてが正しい場合は、ステップ 3 に進みます。そうでない場合、 第2章「アラームのトラブルシューティング」 に応じて適切な修正措置を行います。

ステップ 3 アラームが発生した 32DMX-O カードの COM-RX ポート(すべてのドロップ チャネルで共通の入力ポート)が正しくケーブル接続されていることを確認します。

a. アラームが発生した 32DMX-O の COM_RX ポートが、実際のノードのレイアウトに応じて、32WSS カードの DROP_TX ポート、あるいは OPT-PRE、OPT-BST、または OSC-CSM の COM_TX ポートに接続されていることを確認します。

b. 32DMX-O カードの COM_RX ポートから LC コネクタを取り外し、現場の方法に従ってファイバを清掃します。

c. 接続されている DWDM カードの COM_TX または DROP_TX ポートから LC コネクタを取り外し、現場の手順に従ってファイバを清掃します。

d. 光ファイバ減衰が仕様範囲内(許容最大値は 1 dB)であることを確認します。

e. 必要な場合は、不良ファイバを交換します。


警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。



) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。



) ファイバの清掃に関して現場の手順がない場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。


f. ケーブル接続のチェックと修復を行ったあともアラーム状態がクリアされない場合は、根本原因がネットワーク問題に関連している可能性があるので、実際のシステム トポロジに応じて信号フローをより正確に分析する必要があります。必要な場合、製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。