Cisco ONS 15454 DWDM リファレンス マニュアル 製品およびソフトウェア リリース 9.2
ラマン リンク設定でのファイバ損失とコネク タ損失
ラマン リンク設定でのファイバ損失とコネクタ損失
発行日;2012/05/09 | 英語版ドキュメント(2011/02/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 27MB) | フィードバック

目次

ラマン リンク設定でのファイバ損失とコネクタ損失

ラマン リンク設定でのファイバ損失とコネクタ損失

この付録では、ラマン リンクをラマン インストール ウィザードを使用して設定しているか、CiscoTransport Planner(CTP)XML ファイルを使用して設定しているかに関係なく、従うべき重要なガイドラインを提供します。設定を成功させるためには、必要なゲインとゲインの平坦度を保証する必要があります。

ラマン インストール ウィザードは、警告メッセージを適切に表示することによって、コネクタとファイバのスプライス損失値の逸脱が表 D-1 に示す限度内に収まっている場合に、その逸脱を自動的に処理します。ただし、CTP XML ファイルを使用したラマン リンクの設定は CTP 内部のアルゴリズムに基づいて行われます。コネクタとファイバのスプライス損失値の逸脱は、ラマン チルトと Optical Signal-to-Noise Ratio(OSNR; 光信号対雑音比)に関して、システム全体の予測不能な動作を引き起こします。このような理由から、CTP XML ファイルを使用したラマン リンクの設定よりも、ラマン インストール ウィザードを使用したラマン リンクの設定を推奨します。

表 D-1 は、次のフィールドで構成されています。

状態:コネクタ損失の上限は次の状態の下で測定されたものです。

スプライス損失なし:理想的な状態

2 km ごとに 0.1 dB のスプライスまたは 4 km ごとに 0.2 dB のスプライス:ラマン リンクの設定時に検討可能な最大許容値

4 km ごとに 0.1 dB のスプライス:コネクタ損失値の上限が現実的な状況を表します。

ファイバ タイプ:次のようにさまざまなファイバ タイプが使用されています。

Single Mode Fiber(SMF; シングル モード ファイバ)

Enhanced Large Effective Area Fiber(ELEAF)

TrueWave RS(TW-RS)

目標ゲイン:予想されるラマン ゲイン

最小スパン(dB):ラマン リンク設定を成功させるためには、スパン損失を表 D-1 に示す値以上にする必要があります。

コネクタ損失の上限:設定を成功させるために超えてはならないコネクタ損失値


表 D-1 は、理想的なテスト状態の下で予想された値を示しており、実際に使用されたファイバ タイプや距離などによって値は変化します。


 

表 D-1 コネクタ損失の上限

状態
ファイバ タイプ
最小スパン損失(dB)
目標ゲイン(dB)
コネクタ損失の上限(dB)
OPT-RAMP-C
OPT-RAMP-CE
最小
最大

スプライス損失なし

SMF

21

15

7

8.5

1.6

ELEAF

21

15

7

10

1.3

TW-RS

24

18

9

13.5

1.1

2 km ごとに 0.1 dB のスプライスまたは 4 km ごとに 0.2 dB のスプライス

SMF

21

15

7

8.5

0.7

ELEAF

21

15

7

10

0.5

TW-RS

24

18

9

13.5

0.2

4 km ごとに 0.1 dB のスプライス

SMF

21

15

7

8.5

1.2

ELEAF

21

15

7

10

0.9

TW-RS

24

18

9

13.5

0.6