Cisco ONS SONET TL1 コマンド ガイド Release 7.2
RLS コマンド
RLS コマンド
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

RLS コマンド

RLS コマンド

この章では、Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、および ONS 15600 の release(RLS)コマンドについて説明します。

18.1 RLS-EXT-CONT

(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Release External Control(RLS-EXT-CONT)コマンドは、接点の強制ステートを解放し、接点の制御を AUTOMATIC 制御ステートに戻します。AUTOMATIC 制御ステートでは、Network Element(NE; ネットワーク要素)でトリガーがプロビジョニングされているかいないかに応じて、接点がオープンまたはクローズされます。したがって、RLS を発行しても、接点ステートは変更できない場合があります。

 
使用上のガイドライン

デフォルトでは、NE には、外部制御用にプロビジョニングされているトリガーはありません。そのため、デフォルトで接点はオープンになります。このデフォルトのプロビジョニングを持つ NE では、RLS-EXT-CONT コマンドにより必ず接点をオープンにします。


) • 期間はサポートされません。デフォルトは CONTS です。

自動ステートでは、接点は、プロビジョニングされたトリガーに応じて、オープンまたはクローズされます。したがって、OPR-EXT-CONT コマンドに続いて RLS-EXT-CONT コマンドを発行しても、接点ステートは変更できない場合があります。

RLS-EXT-CONT コマンドは、MNTRY 期間中は使用できません。CONTS 期間にだけ使用できます。MNTRY 期間は、2 秒に設定されています。

RLS-EXT-CONT コマンドは、現在のステートが手動オープンの場合、接点ステートを自動に変更することはできません。


 

カテゴリ

環境

セキュリティ

メンテナンス

入力形式

RLS-EXT-CONT:[<TID>]:<AID>:<CTAG>[::,];

入力例

RLS-EXT-CONT:CISCO:ENV-OUT-2:123;

入力パラメータ

<AID>

アクセス ID( ENVを参照)。解放する外部制御を識別します。

18.2 RLS-LASER-OTS

(Cisco ONS 15454)Release Laser Optical Transport Section(RLS-LASER-OTS)コマンドは、レーザーのスイッチをオフにするよう指示します。

 
使用上のガイドライン

なし

カテゴリ

DWDM

セキュリティ

メンテナンス

入力形式

RLS-LASER-OTS:[<TID>]:<AID>:<CTAG>;

入力例

RLS-LASER-OTS::LINE-5-2-TX:3;

入力パラメータ

<AID>

アクセス ID( LINEを参照)。解放する外部制御を識別します。

18.3 RLS-LPBK-<MOD2>

(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)10GFC、10GIGE、1GFC、1GFICON、2GFC、2GFICON、CLNT、D1VIDEO、DS1、DV6000、E1、E3、E4、EC1、ESCON、ETRCLO、FSTE、G1000、GFPOS、GIGE、HDTV、ISC1、OC12、OC192、OC3、OC48、OCH、OMS、OTS、POS、STS1、STS12C、STS18C、STS192C、STS24C、STS36C、STS3C、STS48C、STS6C、STS9C、T1、T3、VC12、VC3、VT1、VT2 の Release Loopback(RLS-LPBK-<MOD2>)コマンドは、マルチサービスまたはクロスコネクト カードの信号ループバックを解放します。

 
使用上のガイドライン

プラットフォーム別にサポートされる修飾子については、表27-1を参照してください。


) • LPBKTYPE パラメータの値 CRS は、STS 修飾子にだけ適用されます。LPBKTYPE パラメータの値 FACILITY および TERMINAL は、ポートにだけ適用されます。

オプションの LPBKTYPE フィールドは、デフォルトで現行のループバック タイプとなります。

TERMINAL ループバック タイプは、DS3XM カードの DS1 パスでサポートされています。

FEAC ループバックは、ループバック タイプとして LINE を、場所として FEND を指定すると解放されます。

DS3XM カードの DS1 インターフェイスの FEAC ループバックは、Virtual Tributary(VT; 仮想トリビュタリ)接続が作成されている場合のみ適用可能です。VT 接続のない状態で FEAC ループバックの操作または解放を行おうとすると、エラー メッセージが返されます。

このリリースでサポートされている MOD2 フィールドは、DS1 EC1、G1000、FSTE、OC12、OC192、OC3、OC48、OCH、T1、T3、STS1、STS12C、STS192C、STS24C、STS3C、STS36C、STS48C、STS6C、STS9C、E1、1GFC、2GFC、4GFC、10GFC、1GFICON、2GFICON、4GFICON、GIGE、10GIGE、ESCON、STS18C、DV6000、ETRCLO、ISCCOMPAT、ISC3PEER1G、ISC3PEER2R、PASSTHRU、ISC3PEER2G です。


 

カテゴリ

トラブルシューティングおよびテスト アクセス

セキュリティ

メンテナンス

入力形式

RLS-LPBK-<MOD2>:[<TID>]:<SRC>:<CTAG>::[<LOCATION>],,,[<LPBKTYPE>];

入力例

RLS-LPBK-DS1:PTREYES:DS1-4-1-2-13:203::NEND,,,FACILITY;

入力パラメータ

<SRC>

送信元アクセス ID( ALLを参照)。AID の有効な値は、FACILITY、DS1、および STS です。

<LOCATION>

操作が実行される場所。デフォルトは NEND です。パラメータ タイプは LOCATION で、アクションが発生する場所です。

FEND

アクションは、ファシリティの遠端で発生します。

NEND

アクションは、ファシリティの近端で発生します。

<LPBKTYPE>

ループバック信号のタイプ。パラメータ タイプは、LPBK_TYPE(操作を行う、または解放されるループバックのタイプ)です。

CRS

クロスコネクト マトリクス レベルで設定されたパス レベルのループバック(XCVT/XC10G カード)。Synchronous Transport Signal(STS; 同期転送信号)レベルのクロスコネクト ループバックでは、Path Alarm Indication Signal(AIS-P; パス アラーム検出信号)が伝送の発信方向に送信されます。

FACILITY

ループバックのタイプ。着信受信信号をスクランブル解析してから光/電気変換し、ただちに返信方向の関連するトランスミッタに接続します。

LINE

DS3XM の遠端 DS1 パス ループバックの回線レベル ループバック。このリリースでは、DS3XM カードは、DS1 パス遠端 FEAC ループバックのみをサポートしています。

TERMINAL

ループバック。転送しようとしている(スクランブル後で電気/光変換前)信号を、関連する着信レシーバーに接続します。

18.4 RLS-PROTNSW-<MOD2DWDMPAYLOAD>

(Cisco ONS 15454)10GFC、10GIGE、1GFC、1GFICON、2GFC、2GFICON、D1VIDEO、DV6000、ETRCLO、GIGE、HDTV、ISC1、ISC3、PASSTHRU の Release Protection Switch(RLS-PROTNSW-<MOD2DWDMPAYLOAD>)コマンドは、クライアント ファシリティの Y 字ケーブル保護切り替えを解放します。

 
使用上のガイドライン

なし

カテゴリ

DWDM

セキュリティ

メンテナンス

入力形式

RLS-PROTNSW-<MOD2DWDMPAYLOAD>:[<TID>]:<SRC>:<CTAG>[::];

入力例

RLS-PROTNSW-HDTV:CISCO:FAC-1-1-1:100;

入力パラメータ

<SRC>

送信元アクセス ID( FACILITYを参照)

18.5 RLS-PROTNSW-<OCN_TYPE>

(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)OC3、OC12、OC48、OC192 の Release Protection Switch(RLS-PROTNSW-<OCN_TYPE>)コマンドは、SONET 回線の保護切り替え要求を解放します。

 
使用上のガイドライン

プラットフォーム別にサポートされる修飾子については、表27-1を参照してください。

保護切り替え要求の解放は、OPR-PROTNSW 保護切り替えコマンド、つまりユーザによって開始された保護切り替えコマンドにだけ適用されます。

エラー メッセージが返されるアクションは次のとおりです。

このコマンドは、共通コントロール(TCC2/TCC2P または XCVT/XC10G)カードには使用されません。共通コントロール カードでコマンドを送信すると、IIAC(Input, Invalid Access Identifier)エラー メッセージが返されます。共通コントロール カードの切り替えコマンドでクエリーを行うには、SW-DX-EQPT および ALW-SWDX-EQPT コマンドを使用します。

このコマンドを電気回路カードに送信すると、IIAC(Input, Invalid Access Identifier)エラー メッセージが返されます。電気回路カードの切り替えを行うには、
ALW-SWTOPROTN/SWTOWKG-EQPT および INH-SWTOPROTN/SWTOWKG-EQPT コマンドを使用します。

保護グループに属さないカードでのクエリーのためにこのコマンドを送信すると、SNVS(Status, Not in Valid State)エラー メッセージが返されます。

故障しているか存在しない現用カードにこのコマンドを送信すると、SWFA(Status, Working unit Failed)エラーが返されます。

故障しているか存在しない保護カードにこのコマンドを送信すると、SPFA(Status, Protection unit Failed)エラーが返されます。

このコマンドを保護状態でないカードに送信すると、SNPR(Status, Not in Protection State)エラー メッセージが返されます。

このコマンドを、すでにクリア モードにある OC-N 回線に送信すると、SAMS(Already in Clear Maintenance State)エラーメッセージが返されます。


) • 保護切り替えステート(手動、ロックアウト、強制)を取得するには、RTRV-COND-ALL または RTRV-ALM-ALL コマンドを使用します。

DIRN パラメータはオプションです。NULL値はデフォルトで、Bidirectional Line Switched Ring(BLSR; 双方向ライン スイッチ型リング)の場合は BTH、1+1 双方向保護グループの場合は BTH、1+1 単方向保護グループの場合は RCV です。

DIRN は次のルールに従います。どのような種類の保護グループに対しても、TRMT は必ず失敗します。2 ファイバまたは 4 ファイバ BLSR 保護グループの場合、RCV と TRMT の両方向で失敗します。

DIRN は、1+1 と BLSR の両方の保護グループで適用されます。OPR-PROTNSW は、BLSR スパン/リングに適用されます。次のコマンドに示すように、現用回線と保護回線との間の回線保護切り替え要求を解放するよう NE に指示します。

RLS-PROTNSW-OC48::FAC-5-1:A::BTH;


 

カテゴリ

保護

セキュリティ

メンテナンス

入力形式

RLS-PROTNSW-<OCN_TYPE>:[<TID>]:<AID>:<CTAG>[::<DIRECTION>];

入力例

RLS-PROTNSW-OC48:PETALUMA:FAC-6-1:209::BTH;

入力パラメータ

<AID>

アクセス ID( FACILITYを参照)。切り替え要求が送信される NE 内のファシリティを識別します。

<DIRECTION>

方向。デフォルトは、RCV です。パラメータ タイプは DIRECTION(送受信の方向)です。

BTH

送信および受信の両方向

RCV

受信方向のみ

TRMT

送信方向のみ

18.6 RLS-PROTNSW-<PATH>

(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)STS1、STS12C、STS18C、STS192C、STS24C、STS36C、STS3C、STS48C、STS6C、STS9C、VT1、VT2 の Release Protection Switch(RLS-PROTNSW-<PATH>)コマンドは、OPR-PROTNSW-<PATH> コマンドで確立された SONET パスの保護切り替え要求を解放します。このコマンドは、ユーザ開始切り替えが AID につき 1 つだけアクティブであることを前提としています。

 
使用上のガイドライン

プラットフォーム別にサポートされる修飾子については、表27-1を参照してください。


) • このコマンドは Unidirectional Path Switched Ring(UPSR; 単方向パス スイッチ型リング)設定にだけ適用されます。

VTAID は現用または保護 AID だけです。

このコマンドをドロップ AID に送信すると、DENY(無効な AID、現用/保護 AID を使用してください)のメッセージが返されます。

保護切り替えステート(手動、ロックアウト、強制)を取得するには、RTRV-COND-ALL または RTRV-ALM-ALL コマンドを使用します。


 

カテゴリ

保護

セキュリティ

メンテナンス

入力形式

RLS-PROTNSW-<PATH>:[<TID>]:<SRC>:<CTAG>[::];

入力例

RLS-PROTNSW-STS1:CISCO:STS-2-1-1:123;

入力パラメータ

MSRC>

送信元アクセス ID( CrossConnectIdを参照)

18.7 RLS-PROTNSW-OCH

(Cisco ONS 15454)Release Protection Switch Optical Channel(RLS-PROTNSW-OCH)コマンドは、TXPP_MR_2.5G カードの保護切り替えを解放します。

 
使用上のガイドライン

なし

カテゴリ

DWDM

セキュリティ

メンテナンス

入力形式

RLS-PROTNSW-OCH:[<TID>]:<AID>:<CTAG>;

入力例

RLS-PROTNSW-OCH:VA454-22:CHAN-2-2:1;

入力パラメータ

<AID>

アクセス ID( CHANNELを参照)

18.8 RLS-SYNCNSW

(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Release Synchronization Switch(RLS-SYNCNSW)コマンドは、OPR-SYNCNSW コマンドで設定された以前の同期基準を解放します。

 
使用上のガイドライン

非復元システムでは、RLS-SYNCNSW コマンドを使用することは適切ではない場合があります。同期基準間での切り替えはすべて、OPR-SYNCNSW コマンドを使用して開始する必要があります。

切り替えが解放されると、マイナー アラーム MANSWTOPRI(Manual Switch to Primary Reference or Secondary...)、または FRDCSWTOPRI(Forced Switch to Primary Reference or Secondary...)がクリアされます。

カテゴリ

同期

セキュリティ

メンテナンス

入力形式

RLS-SYNCNSW:[<TID>]:[<AID>]:<CTAG>;

入力例

RLS-SYNCNSW:CISCO:SYNC-NE:3;

入力パラメータ

<AID>

アクセス ID( SYNC_REFを参照)。デフォルトは、SYNC-NE です。