Cisco ONS 15454/15454 SDH/15327 イーサネット カード ソフトウェア フィーチャ コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS Release 12.2(27)SV CTC and Documentation Release 6.0
ブリッジの設定
ブリッジの設定
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

ブリッジの設定

ブリッジングの概要

ブリッジングの設定

ブリッジングのモニタリングと確認

ブリッジの設定

この章では、ML シリーズ カードに対してブリッジングを設定する方法について説明します。この章で使用する Cisco IOS コマンドの詳細については、『 Cisco IOS Command Reference 』を参照してください。

この章の主な内容は次のとおりです。

「ブリッジングの概要」

「ブリッジングの設定」

「ブリッジングのモニタリングと確認」


注意 Cisco ISL(スイッチ間リンク) と Cisco Dynamic Trunking Protocol(DTP; ダイナミック トランキング プロトコル)は、ML シリーズ カードではサポートされませんが、ML シリーズ ブロードキャストではこれらの形式が転送されます。装置間の接続に ISL または DTP を使用しないことをお勧めします。シスコの装置によっては、デフォルトで ISL または DTP を使用するものがあります。

ブリッジングの概要

ML シリーズ カードは、ファスト イーサネット ポート、ギガビット イーサネット ポート、および POS ポートでの透過型ブリッジングをサポートします。最大 255 個のアクティブなブリッジ グループをサポートします。透過型ブリッジングは、スパニングツリー ブリッジの高速性とプロトコル透過性を組み合わせて、ルータの機能性、信頼性、安全性を実現します。

ブリッジングを設定するには、次に示すモードで作業を実行する必要があります。

グローバル コンフィギュレーション モード:

IP パケットのブリッジングをイネーブルにします。

Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)のタイプを選択します(任意)。

インターフェイス コンフィギュレーション モード:

同じブリッジ グループに属するインターフェイスを特定します。

ML シリーズ カードは、ブリッジ グループを構成するネットワーク インターフェイス間ですべてのルーテッド トラフィックをブリッジできます。スパニング ツリーがイネーブルになっている場合は、インターフェイスが同じスパニング ツリーの一部になります。ブリッジ グループに参加していないインターフェイスは、ブリッジド トラフィックを転送できません。

パケットの宛先アドレスがブリッジ テーブルに存在する場合、そのパケットはブリッジ グループの単一のインターフェイスに転送されます。パケットの宛先アドレスがブリッジ テーブルに存在しない場合、パケットはブリッジ グループのすべての転送インターフェイスでフラッディングされます。ブリッジはブリッジングのプロセスにおいて送信元アドレスを学習すると、そのアドレスをブリッジ テーブルに記録します。

スパニング ツリーは、ML シリーズ カードのブリッジ グループに必須ではありません。ただし設定した場合、設定されたブリッジ グループごとに個別のスパニングツリー プロセスが実行されます。ブリッジ グループは、受信した Bridge Protocol Data Unit(BPDU; ブリッジ プロトコル データ ユニット)に基づいて所属するメンバー インターフェイス上にのみスパニング ツリーを確立します。ML シリーズ カードは、最大 255 個のアクティブなブリッジ グループをサポートします。

ブリッジングの設定

ブリッジングを設定するには、次の手順を実行します。

 

コマンドの説明
目的

ステップ 1

Router(config)# no ip routing

IP パケットのブリッジングをイネーブルにします。このコマンドは、ブリッジ グループごとではなく、カードごとに 1 回実行します。この手順は、Integrated Routing and Bridging(IRB; 統合ルーティングおよびブリッジング)に対しては実行しません。

ステップ 2

Router(config)# bridge bridge-group-number [protocol {drpi-rstp | rstp | ieee}]

ブリッジ グループ番号を割り当て、適切なスパニングツリーのタイプを定義します。

bridge-group-number の範囲は 1 ~ 4096 です。

drpri-rstp は、デュアル RPR を相互接続してノード障害から保護するために使用するプロトコルです。

rstp は IEEE 802.1D STP です。

ieee は IEEE 802.1W 高速スパニングツリーです。


) スパニング ツリーは、ML シリーズ カードのブリッジ グループに必須ではありません。ただし、スパニングツリーを設定するとネットワーク ループが防止されます。


 

ステップ 3

Router(config)# bridge bridge-group-number priority number

(任意)スパニングツリーのルート定義で利用するために、特定のプライオリティをブリッジに割り当てます。プライオリティが低いブリッジほど、ルートとして選択される可能性が高くなります。

ステップ 4

Router(config)# interface type number

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始して、ML シリーズ カードのインターフェイスを設定します。

ステップ 5

Router(config-if)# bridge-group bridge-group-number

ネットワーク インターフェイスをブリッジ グループに割り当てます。

ステップ 6

Router(config-if)# no shutdown

シャットダウン ステートをアップにし、インターフェイスをイネーブルにします。

ステップ 7

Router(config-if)# end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 8

Router# copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルにエントリを保存します。

図6-1に、ブリッジングの例を示します。例6-1に、ML シリーズ A の設定に使用するコードを示します。例6-2に、ML シリーズ B の設定に使用するコードを示します。

図6-1 ブリッジングの例

 

例6-1 ルータ A の設定

bridge 1 protocol ieee
!
!
interface FastEthernet0
no ip address
bridge-group 1
!
interface POS0
no ip address
crc 32
bridge-group 1
pos flag c2 1
 

例6-2 ルータ B の設定

bridge 1 protocol ieee
!
!
interface FastEthernet0
no ip address
bridge-group 1
!
interface POS0
no ip address
crc 32
bridge-group 1
pos flag c2 1

ブリッジングのモニタリングと確認

ML シリーズ カードに対してブリッジングを設定したら、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行すると、ML シリーズ カードの動作をモニタリングおよび確認できます。

 

コマンドの説明
目的

ステップ 1

Router# clear bridge bridge-group-number

学習したエントリを特定のブリッジ グループの転送データベースから削除し、送信をクリアして、静的に設定された転送エントリのカウントを受信します。

ステップ 2

Router# show bridge { bridge-group-number | interface-address }

ブリッジ転送データベースのエントリのクラスを表示します。

ステップ 3

Router# show bridge verbose

設定したブリッジ グループの詳細情報を表示します。

ステップ 4

ML_Series# show spanning-tree [ bridge-group-number ][brief]

スパニングツリーの詳細情報を表示します。

bridge-group-number を指定すると、スパニングツリー情報が特定のブリッジ グループに制限されます。

brief を指定すると、スパニングツリーに関する要約情報が表示されます。

例6-3に、ブリッジングのモニタリングと確認の例を示します。

例6-3 ブリッジングのモニタリングと確認

ML-Series# show bridge
 
Total of 300 station blocks, 298 free
Codes: P - permanent, S - self
 
Bridge Group 1:
 
Maximum dynamic entries allowed: 1000
Current dynamic entry count: 2
 
Address Action Interface
0000.0001.6000 forward FastEthernet0
0000.0001.6100 forward POS0
 
 
ML-Series# show bridge verbose
 
Total of 300 station blocks, 298 free
Codes: P - permanent, S - self
 
Maximum dynamic entries allowed: 1000
Current dynamic entry count: 2
 
BG Hash Address Action Interface VC Age RX count TX co
unt
1 60/0 0000.0001.6000 forward FastEthernet0 -
1 61/0 0000.0001.6100 forward POS0 -
 
Flood ports
FastEthernet0
POS0
 
ML-Series# show spanning-tree brief
 
Bridge group 1
Spanning tree enabled protocol ieee
Root ID Priority 32769
Address 0005.9a39.6634
This bridge is the root
Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec
 
Bridge ID Priority 32769 (priority 32768 sys-id-ext 1)
Address 0005.9a39.6634
Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec
Aging Time 300
 
Interface Role Sts Cost Prio.Nbr Type
---------------- ---- --- --------- -------- --------------------------------
Fa0 Desg FWD 19 128.3 P2p
PO0 Desg FWD 9 128.20 P2p