Cisco ONS 15454/15454 SDH/15327 イーサネット カード ソフトウェア フィーチャ コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS Release 12.2(27)SV CTC and Documentation Release 6.0
ML シリーズ カード の概要
ML シリーズ カードの概要
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

ML シリーズ カードの概要

ML シリーズ カードの説明

ML シリーズ カードの機能一覧

ML シリーズ カードの主な機能

Cisco IOS

DRPRI

EoMPLS

GFP-F フレーミング

リンク集約(FEC、GEC、および POS)

RMON

RPR

SNMP

TL1

VRF Lite

ML シリーズ カードの概要

この章では、ONS 15454(SONET)および ONS 15454 SDH 向けの ML1000-2 カード、ML100T-12 カード、および ML100X-8 カードの概要を説明します。また、イーサネットと SONET/SDH の機能、および Cisco IOS ソフトウェアと Cisco Transport Controller(CTC) ソフトウェアの機能を紹介し、一部の機能を簡単に説明します。

この章の内容は次のとおりです。

「ML シリーズ カードの説明」

「ML シリーズ カードの機能一覧」

「ML シリーズ カードの主な機能」

ML シリーズ カードの説明

ML シリーズ カードは、最大処理速度が 5.7 Mpps の、独立したギガビット イーサネット(ML1000-2)またはファスト イーサネット(ML100T-12 および MT100X-8) レイヤ 3 スイッチです。これらのカードは、ONS 15454 SONET または ONS 15454 SDH に統合されています。10 ギガビット クロスコネクト(XC10G または XC-VXC-10G)カードを使用する ONS 15454 SONET では、どのトラフィック カード スロットにも ML シリーズ カードを取り付けることができます。ただし、Cross-Connect(XC; クロスコネクト)カードまたは Cross-Connect Virtual Tributary(XCVT; クロスコネクト仮想トリビュタリ)カードを使用する ONS 15454 SONET では、4 つのトラフィック カード スロットにしか ML シリーズ カードを取り付けることができません。ONS 15454 SDH では、使用するXC カードに関係なく、どのトラフィック カード スロットにも ML シリーズ カードを取り付けることができます。

ML シリーズ カードは、Cisco IOS Release 12.2(27)SV を使用し、ML シリーズ カードの主なユーザ インターフェイスは Cisco IOS CLI(コマンドライン インターフェイス)です。ほとんどの ML シリーズ カードの設定(イーサネット ポート、ブリッジング、VLAN[仮想LAN]など)では、Cisco IOS CLI のみが使用可能です。

ただし、ONS 15454 SONET/SDH の GUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス)である CTC でも ML シリーズ カードがサポートされます。SONET/SDH 回線は、Cisco IOS からプロビジョニングできませんが、CTC または TL1 から設定する必要があります。CTC では、ML シリーズ カードのステータス情報の表示、SONET/SDH のアラーム管理、Cisco IOS Telnet セッションの初期化、Cisco IOS 設定ファイルの管理、プロビジョニング、インベントリなどの標準機能を使用できます。

ML100T-12 には、12 個の RJ-45 インターフェイスが装備されています。また、ML100X-8 および ML1000-2 には、Short Wavelength(SX; 短波長)光モジュールと Long Wavelength(LX; 長波長)光モジュールをサポートする 2 つの Small Form-Factor Pluggable(SFP) スロットが装備されています。3 つのカードでは、ハードウェアとソフトウェアに同じ基盤を使用しており、同じフィーチャ セットが提供されます。カードの仕様の詳細については、『Cisco ONS 15454 Reference Manual』または『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の「Ethernet Cards」の章を参照してください。

ML シリーズ カードには、OC-N カード ポートと同様に機能する 2 つの仮想 Packet over SONET/SDH(POS)ポートが装備されています。SONET/SDH 回線は、標準の OC-N カード回線と同様に CTC でプロビジョニングできます。ML シリーズ カードの POS ポートでは、SONET/SDH 回線の Virtual Concatenation(VCAT; バーチャル コンカチネーション)と Software Link Capacity Adjustment Scheme(SW-LCAS; ソフトウェア リンク キャパシティ調整方式)がサポートされます。

ML シリーズ カードの機能一覧

ML シリーズ カードには次のような機能があります。

レイヤ 1 データ機能

10/100BASE-TX 半二重および全二重データ転送(ML100T-12)

Auto-MDIX を使用した 100BASE-FX 全二重データ伝送(ML 100X-8)

1000BASE-SX、1000BASE-LX 全二重データ転送(ML1000-2)

IEEE 802.3z (ギガビット イーサネット)および 802.3x (ファスト イーサネット)フロー制御

SONET/SDH の機能

POS 向けの High-level Data Link Control (HDLC; ハイレベル データリンク制御)または frame-mapped Generic Framing Procedure(GFP-F; ジェネリック フレーミング プロシージャ)フレーミング メカニズム

2 つの POS 仮想ポート

POS 向けの LEX、Cisco HDLC、または PPP/Bridging Control Protocol (PPP/BCP; ポイントツーポイント プロトコル/ブリッジ制御プロトコル)カプセル化

VCAT と SW-LCAS

レイヤ 2 ブリッジング機能

トランスペアレント ブリッジング

ハードウェアによる MAC(メディア アクセス制御)アドレス学習、エージング、およびスイッチング

プロトコルのトンネリング

Multiple Spanning Tree(MST)プロトコルのトンネリング

最大 255 個のアクティブ ブリッジ グループ

1 カード当たり最大 60,000 個の MAC アドレス、および 1 ブリッジ グループ当たり最大 8,000 個の MAC アドレス

Integrated Routing and Bridging(IRB; 統合ルーティングおよびブリッジング)

IEEE 802.1P/Q ベースの VLAN トランキング

IEEE 802.1Q VLAN トランキング

IEEE 802.1D Spanning Tree Protocol (STP; スパニング ツリー プロトコル)と IEEE 802.1W Rpid Spanning Tree Protocol(RSTP; 高速スパニング ツリー プロトコル)

1 つのブリッジ グループ当たり 1 つの IEEE 802.1D STP インスタンス

Resilient Packet Ring(RPR; 復元パケット リング)

Dual RPR Interconnect(DRPRI; 二重復元パケット リング相互接続)

Ethernet over Multiprotocol Label Switching(EoMPLS)

VLAN 透過サービス、および VLAN 固有のサービス(Ethernet Relay Multipoint Service [ERMS; イーサネット リレー マルチポイント サービス])

Fast EtherChannel(FEC)の機能(ML100T-12 および ML100X-8)

最大 4 つのファスト イーサネット ポートのバンドル

送信元 IP アドレスと宛先 IP アドレスに基づくユニキャスト パケットのロード シェアリング

MAC アドレスに基づくブリッジ トラフィックのロード シェアリング

IRB

IEEE 802.1Q トランキング

アクティブ FEC ポート チャネル(ML100T-12で最大 6 つ、ML100X-8 で最大 4 つ)

Gigabit EtherChannel(GEC)の機能(ML1000-2)

2 つのギガビット イーサネット ポートのバンドル

MAC アドレスに基づくブリッジ トラフィックのロード シェアリング

IRB

IEEE 802.1Q トランキング

POS チャネル

2 つの POS ポートのバンドル

LEX カプセル化のみ

IRB

IEEE 802.1Q トランキング

レイヤ 3 ルーティング、スイッチング、および転送

デフォルト ルート

IP のユニキャスト転送とマルチキャスト転送

簡易 IP Access Control List(ACL; アクセス制御リスト)(レイヤ 2 とレイヤ 3 の転送パス)

ソフトウェアの拡張 IP ACL(制御プレーンのみ)

イーサネット ポート間の IP、および IP マルチキャスト ルーティングとスイッチング

Reverse Path Forwarding(RPF; リバース パス転送)マルチキャスト(RPF ユニキャスト以外)

送信元と宛先の IP アドレスに基づく等コスト パス間のロード バランシング

最大 18,000 個の IP ルート

最大 20,000 個の IP ホスト エントリ

最大 40 個の IP マルチキャスト グループ

IRB ルーティング モードのサポート

サポートされるルーティング プロトコル

Virtual Private Network(VPN; 仮想私設網) Routing and Forwarding Lite(VRF Lite)

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコル

Routing Information Protocol(RIP; ルーティング情報プロトコル)と RIP II

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)

Open Shortest Path First(OSPF)プロトコル

Protocol Independent Multicast(PIM; プロトコル独立型マルチキャスト) ― 疎モード、疎-密モード、密モード

セカンダリ アドレッシング

スタティック ルート

ローカル プロキシ ARP

Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)

Classless Interdomain Routing(CIDR; クラスレス ドメイン内ルーティング)

Quality of Service(QoS; サービス品質)の機能

マルチキャスト プライオリティ キューイング クラス

1 Mbps 単位の Service Level Agreement(SLA; サービス レベル契約)

入力ポリシング

保証帯域幅(Weighted Round-Robin[WDRR; 重み付きラウンド ロビン]と完全優先スケジューリング)

ユニキャスト Voice-over-IP (VoIP)用の低遅延キューイング サポート

レイヤ 2 プライオリティに基づく Class of Service(CoS; サービス クラス)、VLAN ID、レイヤ 3 Type of Service(ToS; サービス タイプ)/DiffServ Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)、およびポート

CoS ベースのパケット統計

Cisco IP SLA(従来の Cisco Service Assurance Agent)を使用した IP SLA ネットワーク モニタリング

セキュリティ機能

Cisco IOS ログイン機能強化

Secure Shell(SSH; セキュア シェル)接続(SSH バージョン 2)

コンソール ポートの無効化

Authentication, Authorization, Accounting(AAA; 認証、許可、アカウンティング)/Remote
Authentication Dial-In User Service(RADIUS)(AAA/RADIUS)スタンド アロン モード

AAA/RADIUS リレー モード

その他のプロトコル

イーサネット ポートでの Cisco Discovery Protocol(CDP)サポート

Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP; ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル)リレー

10/100 イーサネット、ギガビット イーサネット、FEC、GEC、および Bridge Group Virtual Interface(BVI; ブリッジ グループ仮想インターフェイス)上での Hot Standby Router Protocol(HSRP; ホットスタンバイ ルータ プロトコル)

Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)

管理機能

Cisco IOS

CTC

Remote Monitoring(RMON)

SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)

Transaction Language 1(TL1; トランザクション言語 1)

システムの機能

自動 Field Programmable Gate Array(FPGA)アップグレード

Network Equipment Building Systems 3 (NEBS3)準拠

複数のマイクロコード イメージ

CTC の機能

フレーミング モードのプロビジョニング

POS 仮想ポート向けの標準 STS/STM 回線と VCAT 回線

SONET/SDH アラーム レポート(パス アラームなどの ML シリーズ カードに固有のアラーム)

ポートに関する未加工の統計情報

標準のインベントリおよびカード管理機能

J1 パス トレース

CTC から開始される Cisco IOS CLI セッション

CTC からの Cisco IOS スタートアップ コンフィギュレーション ファイル管理

ML シリーズ カードの主な機能

ここでは、ML シリーズ カードの主な機能とその実装について説明します。

Cisco IOS

Cisco IOS は、ML シリーズ カードのデータ機能を制御するためのソフトウェアであり、
ONS 15454 SONET/SDH Advanced Timing, Communications, and Control(TCC2)カードおよび
Advanced Timing, Communications, and Control Plus(TCC2P)カードにあらかじめロードされて出荷されます。ML シリーズの Cisco IOS イメージは、Cisco Catalyst シリーズの Cisco IOS システム イメージと同じようにアップグレードすることはできません。ML シリーズの Cisco IOS イメージをアップグレードするには、必ず ONS 15454 SONET/SDH の CTC を使用する必要があります。また、ML シリーズ カードの Cisco IOS イメージは、ONS 15454 SONET または SDH のソフトウェア リリースの一部として提供され、その他の方法で入手することはできません。この Cisco IOS イメージは、標準の ONS 15454 SONET/SDH システム ソフトウェア CD内のパッケージ ファイル名 [M_I.bin] に収録されており、ファイル名は [ons15454m-i7-mz] です。これらのイメージは、個別にダウンロードしたり、入手したりすることはできません。

DRPRI

ブリッジ グループのプロトコル DRPRI では、ONS ノード障害から保護するためにリングを相互接続する RPR メカニズムを使用しています。このプロトコルにより、RSTP の特殊なインスタンスによってリングを 2 つのパラレル接続でリンクします。一方の接続はアクティブ ノードであり、もう一方はスタンバイ ノードです。アクティブ ノード、リンク、またはカードで障害が発生すると、独自のアルゴリズムによって障害が検出され、スタンバイ ノードに切り替わります。ML シリーズ カードで拡張マイクロ イメージを使用している場合は、DRPRI によりレイヤ 2 のブリッジド トラフィックに適用される回復時間は 200 ミリ秒未満です。他のマイクロコード イメージについては、レイヤ 2 の回復時間は最大 12 秒です。レイヤ 3 のユニキャスト トラフィックおよびマルチキャスト トラフィックの回復時間は、使用するマイクロコード イメージに関係なく、実装したルーティング プロトコルのコンバージェンス時間によって異なります。

EoMPLS

EoMPLS には、MPLS 対応のレイヤ 3 コアを経由するイーサネット トラフィックをトンネリングするメカニズムがあります。このメカニズムでは、イーサネット Protocol Data Unit(PDU; プロトコル データ ユニット)を MPLS パケット内にカプセル化し、ラベル スタッキングを使用して MPLS ネットワーク上で転送します。EoMPLS は、Martini 社のドラフト案に基づく、Internet Engineering Task Force(IETF; インターネット技術特別調査委員会)の標準トラック プロトコルです。サービス プロバイダーは、EoMPLS と自社の既存の MPLS バックボーンを使用して、お客様に仮想イーサネット回線サービスまたは VLAN サービスを提供できます。

GFP-F フレーミング

GFP は、さまざまなサービス タイプを SONET/SDH へマッピングするための標準ベースの方式を定義しています。ML シリーズおよび CE シリーズは、GFP 向けの PDU 型クライアント シグナル アダプテーション モードである、GFP-Fをサポートします。GFP-F では、1 つの可変長データ パケットを 1 つの GFP パケットにマッピングします。

GFP は、共通機能とペイロード固有の機能からなります。共有機能はすべてのペイロードで共有されます。ペイロード固有の機能は、ペイロードの種類によって異なります。GFP は ITU 勧告 G.7041 で詳しく定義されています。

リンク集約(FEC、GEC、および POS)

ML シリーズでは、FEC、GEC、および POS チャネルのリンク集約を使用できます。リンク集約により、複数のポートをより大きい 1 つの論理ポートにグループ化し、個別のポートで障害が発生した場合に復元できます。ML シリーズでは、FEC の場合は最大 4 つのイーサネット ポート、GEC の場合は最大 2 つのイーサネット ポート、および POS チャネルでは 2 つの SONET/SDH 仮想ポートがサポートされます。POS チャネルは、LEX カプセル化を使用してのみサポートされます。

ブリッジド パケットの場合は MAC Source Address(SA; 送信元アドレス)と Destination Address(DA; 宛先アドレス)に基づいて、また ルーテッド パケットの場合は IP の SA と DA に基づいて、トラフィック フローが各ポートにマッピングされます。リンク集約を設定した場合は、ポリシングとクラスベースのパケット プライオリティがサポートされません。

RMON

ML シリーズ カードには、ネットワーク オペレータが Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)でネットワークの状態をモニタリングできる RMON 機能があります。ML シリーズ カードのイーサネット インターフェイスは、RMON をサポートしており、統計情報、利用率情報、履歴情報を取得できます。ML シリーズ カードでは、RMON の管理用に Cisco IOS を使用します。Cisco IOS を使用して RMON を管理する場合の詳細については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide 』の「Configuring RMON Support」の章を参照してください。

サポートされる MIB(管理情報ベース) には、次のものがあります。

RFC-2819 ― RMON MIB

RFC-2358 ― Ether-Like-MIB

RFC-2233 ― IF MIB

RFC-2131 ― rttMon MIB

RPR

RPR は、メトロ ファイバ リング ネットワーク向けに設計されたネットワーク アーキテクチャであり、現在急速に普及しつつあります。この新しい MAC プロトコルは、パケットベースのネットワークでの STP、RSTP、および SONET の限界を解決するように設計されています。RPR のコンバージェンス時間は、SONET とほぼ同じで、STP や RSTP よりもかなり高速です。RPR は、レイヤ 2 レベルで動作し、イーサネット回線や SONET 回線(保護または非保護)と互換性があります。

SNMP

ONS 15454 SONET/SDH と ML シリーズ カードの両方に、SNMP エージェントがあり、SNMP Version 1(SNMPv1)と SNMP Version 2c(SNMPv2c)のセットとトラップがサポートされます。
ONS 15454 SONET/SDH では、プロキシ エージェント経由で ML シリーズ カードへの get、getNext、および set 要求の受け付け、検証、転送を行います。ML シリーズの要求には、ML シリーズ カードのスロット ID が含まれているので、通常のONS 15454 SNMP 要求と区別できます。ML シリーズ カードからの応答は、ONS 15454 によって、要求を送信した SNMP エージェントにリレーされます。

ML シリーズ カードでは、SNMP が次のようにサポートされます。

Bridge-MIB(RFC 1493)からの Spanning Tree Protocol(STP)のトラップ

RFC 1157 の認証トラップ

IF-MIB(RFC 1573)からのイーサネット ポート用リンクアップ トラップとリンクダウン トラップ

CISCO-PORT-QOS-MIB 拡張による QoS 統計のエクスポート


) ML シリーズ カードの CISCO-PORT-QOS-MIB 拡張では、CoS ベースの QoS 指標がサポートされています。設定オブジェクトは、サポートされません。


ONS 15454 または ONS 15454 SDH で SNMP を実装する方法については、『 Cisco ONS 15454
Troubleshooting Manual
』または『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Manual 』の「SNMP」の章を参照してください。各 MIB の詳細については、 http://www.cisco.com の「Cisco SNMP Object Navigator」を参照してください。

TL1

ML シリーズ カードの TL1 を使用して、カードのインベントリ、障害またはアラームの管理、カードのプロビジョニング、およびデータと SONET ポートに関するステータス情報の取得を行うことがきます。また、SONET STS 回線のプロビジョニングや TCC2/TCC2P カード メモリへの Cisco IOS スタートアップ コンフィギュレーション ファイルの転送にも TL1 を使用できます。特定の TL1 コマンドや TL1 全般については、『 Cisco ONS SONET TL1 Command Guide 』を参照してください。

VRF Lite

VRF Liteは、ML シリーズ カード専用に実装した VPN Routing/Forwarding instance(VRF; VPN ルーティング/転送インスタンス)です。標準の VRF と異なり、VRF Lite には、Multi-Protocol internal BGP(MP-iBGP; マルチプロトコル内部 BGP)が含まれません。

標準の VRF は、IP ルーティングの拡張機能であり、各 VPN に複数のルーティング インスタンスと独立した IP ルーティング テーブルおよび IP 転送テーブルを提供します。VRF は、内部 MP-iBGP と合わせて使用します。MP-iBGP は、ルータ間で VRF 情報を配布して、レイヤ 3 の MPLS-VPN を実現します。

VRF Lite では、VRF 情報をローカルに保存します。VRF 情報は、接続した機器に配布されません。VRF の情報により、カスタマー ルータやサービス プロバイダーのルータから受信したトラフィックが、正しいインターフェイスとサブインターフェイスに転送されます。

VRF Lite では、カスタマー機器として機能する ML シリーズ カードに、サービス プロバイダーの機器とのインターフェイスとサブインターフェイスを複数設定できます。これにより、カスタマーの ML シリーズ カードが複数のカスタマーを処理できます。通常のカスタマー機器は、単一のカスタマーしか処理できません。