CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine Express インストレーション コンフィギュレーション ガイド Release 2.13
WLSE Express ハードウェア の設置
WLSE Express ハードウェアの設置
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

WLSE Express ハードウェアの設置

WLSE Express ハードウェアの設置準備

安全の維持

警告と注意

全般的な注意事項

電気製品を扱う場合の注意

静電放電からの保護

EMI の防止

設置場所の準備

環境

設置場所の選択

システムの接地

安全な環境の構築

AC 電源

配線

ラック取り付け時の注意事項

モデム、電気通信、またはローカル エリア ネットワーク オプションの製品に関する注意事項

設置に必要な工具と機器

WLSE Express ハードウェアの設置

設置に関するクイック リファレンス

WLSE Express のラックへの設置

WLSE の AC 電源への接続

ケーブルの接続

WLSE Express ハードウェアの設置

この章では、安全と設置場所の準備について、および CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine(WLSE)Express ハードウェアの設置手順について説明します。この章の主要なトピックは、次のとおりです。

「WLSE Express ハードウェアの設置準備」

「WLSE Express ハードウェアの設置」

WLSE Express ハードウェアの設置準備

この項は、次のトピックで構成されています。

「安全の維持」

「設置場所の準備」

「ラック取り付け時の注意事項」

「モデム、電気通信、またはローカル エリア ネットワーク オプションの製品に関する注意事項」

「設置に必要な工具と機器」

安全の維持

この項では、本製品を設置するときの安全情報について説明します。

警告と注意

システムを電源に接続する前に、このマニュアルの設置に関する説明をお読みください。ガイドラインを読まず、手順に従わない場合、設置の失敗や、システムおよびコンポーネントの損傷につながる可能性があります。

電源または電話配線に接続する機器を扱う際は、必ず次の安全上のガイドラインを順守してください。作業者の怪我や WLSE の損傷を防止できます。

デバイスの損傷や作業者の怪我を防止するために、警告と注意が示されています。

全般的な注意事項

システムを使用および操作する際は、次に示す全般的な注意事項に従ってください。

システム コンポーネントは放熱器や熱源から離れた場所に設置し、冷却用の排気口を塞がないようにしてください。

システム コンポーネントに食べ物や液体をこぼさないでください。また、湿気の多い環境では動作させないでください。コンピュータが濡れた場合は、トラブルシューティング ガイドの該当する章を参照するか、Cisco Technical Assistance Center に連絡してください。Technical Assistance Center への連絡方法については、「テクニカル サポート」を参照してください。

システム コンポーネントの開口部に、物体を押し込まないようにしてください。内部のコンポーネントがショートして、火災や感電の原因になります。

システム ケーブルと電源ケーブルの配線は慎重に行ってください。人が踏んだりつまずいたりしないように配線します。システム コンポーネントのケーブルや電源ケーブルの上に物を置かないようにしてください。

電源ケーブルやプラグは変更しないでください。設置場所を変更する場合は、資格を持つ電気技術者または電力会社に相談してください。国および地域の配線規定に従う必要があります。

システム ボードからコンポーネントを取り外したり、コンピュータから周辺機器を取り外したりする場合は、システム ボードの損傷を防ぐために、システムの電源を切ってから 5 秒待ってください。

電気製品を扱う場合の注意

電気によって動力が供給されている機器を扱う場合は、次のガイドラインに従ってください。

次のいずれかの状況が発生した場合は、Cisco Technical Assistance Center に連絡してください。

電源ケーブルまたはプラグが破損した。

製品の上に物が落下した。

製品が水に濡れた。

製品を落とした、または製品が破損した。

操作手順に従っているにもかかわらず、製品が正しく動作しない。

適切な外部電源を使用してください。製品を動作させるための電力は、電力定格ラベルに示されている種類の電源からのみ取得します。必要な電源の種類が不明な場合は、Cisco Technical Assistance Center または地域の電力会社に問い合せてください。

国の規定に適合した電源ケーブルのみ使用してください。ご使用のコンピュータまたはストレージ システム用の電源ケーブルが付属していない場合、またはご使用のシステムの AC 電源オプション用の電源ケーブルが付属していない場合は、その国の使用規定に適合した電源ケーブルを購入します。電源ケーブルは、製品の仕様、および製品の電力定格ラベルに示されている電圧と電流の仕様を満たしている必要があります。ケーブルの電圧定格と電流定格は、製品に示されている定格よりも大きい必要があります。

感電を防ぐために、WLSE、コンポーネント、および周辺機器の電源ケーブルは適切にアースされた電気コンセントに接続してください。これらのケーブルには、確実にアースを行うために 3 本脚のプラグが付けられています。アダプタ プラグを使用したり、アース用のプロングをケーブルから取り外したりしないでください。

システムやコンピュータに供給されている電力が、一時的に突然増大または減少することによる損傷から機器を保護するには、サージ サプレッサ、ライン コンディショナ、または Uninterruptable Power Supply(UPS; 無停電電源装置)を使用してください。

電源ケーブルやプラグは変更しないでください。設置場所を変更する場合は、資格を持つ電気技術者または電力会社に相談してください。国および地域の配線規定に従う必要があります。


警告 適切なバッテリに交換しないと、爆発の危険性があります。製造元が推奨するものと同じまたは同等のバッテリだけを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って処分してください。ステートメント 1015



警告 本製品を設置する際は、国および地域の電気関係規定に従ってください。ステートメント 1074


静電放電からの保護

静電気によって、コンピュータ内部の精密部品が損傷することがあります。マイクロプロセッサなどのコンピュータの電気部品に触れる際は、静電気による損傷を防ぐために、事前に体内の静電気を除去してください。コンピュータのシャーシ上の塗装されていない金属表面に触れると、静電気が放電されます。

コンピュータの内部を長時間メンテナンスする場合は、未塗装の金属面に定期的に触れて、体内に蓄積されている可能性のある静電気を除去してください。

Electrostatic Discharge(ESD; 静電放電)による損傷は、次の方法でも防ぐことができます。

輸送用カートンを開梱して静電気に弱いコンポーネントを取り出すときは、コンピュータにそのコンポーネントを取り付ける準備が整ってから静電気防止用梱包材を取り外します。静電気防止用梱包材を取り外す直前に、体内の静電気を必ず除去してください。

静電気に弱いコンポーネントを輸送する場合は、まず静電気防止容器や静電気防止用梱包材に入れます。

静電気に弱いコンポーネントは、静電気が発生しない場所で取り扱うようにします。可能であれば、静電気防止用の床マットや作業台マットを使用します。

EMI の防止

電磁場内で、ある程度以上の距離の配線を行うと、電磁場と線上の信号との間に Electromagnetic Interference(EMI; 電磁干渉)が発生することがあります。次のことに注意してください。

施設内の配線に問題があると、Radio Frequency Interference(RFI; 無線周波数干渉)が発生することがあります。

特に、強い EMI が落雷または無線送信機によって引き起こされたとき、システム内の信号ドライバおよび信号レシーバを破壊し、場合によっては、サージ電流が回線を通してシステムに流れ、電気的に危険な状態を作り出す可能性もあります。

強い EMI に対する予測と改善方法については、RFI の専門家に問い合せてください。

設置場所の準備

ここでは、WLSE を安全に設置して動作させるために満たす必要がある要件について説明します。設置場所での準備が適切に行われていることを確認してから、設置を始めてください。

環境

設置場所のレイアウトと機器の配置を考えるときは、ここに記載されている注意事項を念頭において、機器の障害を避け、環境に要因するシャットダウンの可能性を少なくするようにしてください。現在、既存の機器においてシャットダウンが起きたり、異常に高い頻度でエラーが発生している場合は、この注意事項が、障害の原因の発見や今後発生する可能性のある問題の防止に役立ちます。

WLSE の稼働環境を計画する場合は、次の注意事項を考慮してください。

必ず、「EMI の防止」で説明している ESD 防止手順を実行して、機器の損傷を防止してください。静電放電による損傷のために、機器に突然障害が発生したり、間欠的な障害が発生したりすることがあります。

シャーシ カバーが正しく固定されていることを確認してください。シャーシは、冷却用空気が内部を効率よく流れるように設計されています。シャーシが開いていると、空気が漏れて内部コンポーネントの冷却用空気の流れが妨げられ、正しい方向に向かいません。

電気機器は熱を発生します。適切な空気の循環がないと、周囲の空気の温度が高くなり、機器を許容動作温度に冷却できなくなる場合があります。機器が動作する部屋は、必ず空気が適切に循環するようにしてください。

設置場所の選択


警告 この装置は、立ち入りが制限された区域に設置してください。立ち入りが制限された区域とは、特殊な方法や施錠などによってセキュリティが確保され、サービス担当者だけが立ち入ることができる、責任者によって管理される場所のことです。ステートメント 1017


設置場所として、湿気がなく、清潔で、換気が良く、空調のある場所を選んでください。

周囲温度が 10 ~ 35°C(50 ~ 95°F)に維持される場所に設置してください。

システムの接地


警告 アース線を絶対に取り外さないでください。適切にアース線が取り付けられていない場合は、機器を絶対に操作しないでください。適切なアースが設置されているかどうかわからない場合は、電気検査機関または電気技術者に連絡してください。ステートメント 1024


安全な環境の構築

次のガイドラインに従って、安全な動作環境を構築してください。

工具やシャーシ コンポーネントは床に置かずに、通行の邪魔にならない場所に保管してください。

作業場所を整理して、床の濡れ、接地されていない電源延長コード、保護接地の忘れなどの危険な状況がないようにしてください。

シャーシの周辺は、ほこりや導電性異物(付近の組み立て作業で出る金属片など)がないようにしてください。

AC 電源

プラグとソケットの組み合せには、常に手が届くようにしておいてください。これは主切断デバイスの役割を果たすようにするためです。


警告 プラグとソケットの組み合せには、常に手が届くようにしておいてください。これは主切断デバイスの役割を果たすようにするためです。ステートメント 1019



警告 この製品は短絡(過電流)保護が備えられている建物に設置してください。必ず国および地域の配線規定に従って設置してください。ステートメント 1045



警告 電源装置は、室内に設置してください。ステートメント 331



警告 シャーシを取り扱う前または電源装置の付近で作業する前に、AC 装置の電源コードを抜いてください。DC 装置の場合は、回路ブレーカーで電源を切ってください。ステートメント 12


配線

アクセサリ キット内のケーブルを使用して、WLSE のコンソール ポートを、コンソールまたはコンソール プログラムを実行しているコンピュータに接続してください。コンソール ケーブルのほかに、WLSE をネットワークに接続するための標準イーサネット ケーブルを用意する必要があります。ケーブルの要件の詳細については、「ネットワーク ケーブルの要件」を参照してください。

構造化配線システムは、設置する WLSE に対するあらゆる種類のネットワーク用の屋内配線を、標準化された方法で実行できるようにします。主配分架は、ビルディングの屋内配線すべてを収容しており、外部ソース、たとえば、市内電話会社からの回線に対してインターフェイスとなる接続を行います。配線ハブ(配線設置に使用する周辺機器)は、WLSE が使用するファースト イーサネットに固有の接続ロジックを備えています。UTP 銅線は、WLSE の接続に使用され、ネットワーク接続を、各ネットワーク機器に近い電話ジャックに分散します。


警告 雷が発生している間は、システムに対する作業、またはケーブルの着脱作業を行わないでください。ステートメント 1001



警告 装置を開く前に、電話網ケーブルを取り外し、電話網の電圧に触れることのないようにしてください。ステートメント 1041


ラック取り付け時の注意事項


警告 この装置をラックに設置するとき、またはラック内のユニットのメンテナンスを行うときは、怪我をしないために、システムが不安定にならないよう特に注意してください。安全に作業を行うには、次のガイドラインに従ってください。

ラックに 1 つだけ装置を設置する場合は、一番下に搭載するようにしてください。

ラックにすでに他の機器が搭載されている場合は、最も重いコンポーネントをラックの一番下にして、重い順に下から上へと搭載するようにしてください。

ラックに安定用器具が付属している場合は、安定用器具を取り付けてから、ラックに機器を搭載してください。ステートメント 1006


ラックを安定させて安全に使用するには、次の注意事項に従ってください。ラック固有の警告文や注意文、および手順については、ラックに添付されているインストレーション マニュアルも参照してください。

サーバ、ストレージ システム、および周辺機器は、ラックに搭載するコンポーネントであると見なすことができます。そのため、「コンポーネント」と言う場合は、各種の周辺装置やサポート ハードウェアだけでなく、サーバ、ストレージ システム、および周辺機器も含まれます。

大型のラックを移動するときは、複数の人員で作業してください。ラックは大きくて重いため、移動には少なくとも 2 人が必要です。

ラックからコンポーネントを引き出す前に、ラックが平らで安定した場所にあることを確認してください。

ラックに電力を供給する AC 電源の分岐回路には、過大な負荷をかけないでください。ラックの総負荷が、分岐回路の定格の 80% を超えないようにしてください。

適切な空気流を確保し、ラック内のコンポーネントに送ってください。

ラック内のシステム/コンポーネントを点検するときは、他のシステム/コンポーネントを踏んだり、コンポーネントの上に乗らないようにしてください。

ラックに 1 つだけ装置を設置する場合は、一番下に搭載するようにしてください。

ラックにすでに他の機器が搭載されている場合は、最も重いコンポーネントをラックの一番下にして、重い順に下から上へと搭載するようにしてください。

ラックに安定用器具が付属しているときは、安定用器具を取り付けてから、ラックに機器を搭載してください。

モデム、電気通信、またはローカル エリア ネットワーク オプションの製品に関する注意事項

オプションに関する作業を行う場合は、次のガイドラインに従ってください。

雷が発生している間は、モデムや電話を接続したり、使用しないでください。落雷によって感電するおそれがあります。

湿気の多い環境では、絶対にモデムや電話を接続したり、使用しないでください。

イーサネット コネクタには、モデム ケーブルや電話ケーブルを接続しないでください。

製品のキャビネットを開ける場合、内部コンポーネントに触れる場合、内部コンポーネントを取り付ける場合、および絶縁されていないモデム ケーブルまたはモデム ジャックに触れる場合は、あらかじめモデム ケーブルを抜いておいてください。

ガス漏れの現場付近にいる場合は、ガス漏れの通報に電話回線を使用しないでください。

設置に必要な工具と機器

WLSE の設置には、次の工具と機器が必要です。

No.2 プラス ネジ用ドライバ

巻尺と水準器

静電気防止マットまたは静電気防止フォーム

ESD 防止用リスト ストラップ

WLSE Express ハードウェアの設置

ここでは、WLSE をラックに設置する方法について説明します。ラックは、床、天井、または壁面上部にしっかりと固定する必要があります。可能な場合には、隣接するラックにも固定します。ラックを固定する際は、ラックのメーカーが指定しているか、業界標準として承認されている床用や壁用の固定器具または金具を使用してください。設置の前に、ラックのメーカーの設置マニュアルで注意事項を確認してください。

この項は、次のトピックで構成されています。

「設置に関するクイック リファレンス」

「WLSE Express のラックへの設置」

「WLSE の AC 電源への接続」

「ケーブルの接続」

設置に関するクイック リファレンス

表2-1 に、主なハードウェア設置の概要を示します。

 

表2-1 設置に関するクイック リファレンス

作業
参照先

ラック取り付け棚を使用して、WLSE をラックに設置します。

「WLSE Express のラックへの設置」

AC 電源に接続します。

「WLSE の AC 電源への接続」

ネットワーク ケーブルおよびコンソール ケーブルを接続します。

「ケーブルの接続」

WLSE Express のラックへの設置

WLSE をラックに取り付ける前に、「設置場所の準備」を読んで、正しい設置場所と環境条件について理解しておいてください。ガイドラインを読まず、手順に従わない場合、設置の失敗や、システムおよびコンポーネントの損傷につながる可能性があります。

WLSE の設置およびメンテナンスを行う場合は、次の手順を実行してください。

電源ケーブルと外部ケーブルをすべて取り外してから、システムを設置してください。

システムを設置する際は、国および地域の電気関係規定に従ってください。

米国:National Fire Protection Association (NFPA) 70, United States National Electrical Code。

カナダ:Canadian Electrical Code、Part I、CSA C22.1。

その他の国:地域および国の電気関係規定がない場合は、IEC 364、Part 1 ~ Part 7 を参照してください。

危険な状態が予想される場合は、1 人で作業しないようにしてください。

人を危険にさらしたり、機器の安全性を損なう可能性のある行為はしないでください。

設置場所に安全に固定されていないラックには、WLSE を取り付けないでください。システムの破損や、使用者の怪我につながるおそれがあります。

このコンピュータ システムは大きく重いため、設置の際には必ず複数の人員で作業を行ってください。

ラック設置の際の詳細な安全情報については、「ラック取り付け時の注意事項」を参照してください。


警告 この装置をラックに設置するとき、またはラック内のユニットのメンテナンスを行うときは、怪我をしないために、システムが不安定にならないよう特に注意してください。安全に作業を行うには、次のガイドラインに従ってください。

ラックに 1 つだけ装置を設置する場合は、一番下に搭載するようにしてください。

ラックにすでに他の機器が搭載されている場合は、最も重いコンポーネントをラックの一番下にして、重い順に下から上へと搭載するようにしてください。

ラックに安定用器具が付属している場合は、安定用器具を取り付けてから、ラックに機器を搭載してください。ステートメント 1006


WLSE の AC 電源への接続


警告 この装置は、アースさせる必要があります。アース線を絶対に取り外さないでください。適切にアース線が取り付けられていない場合は、機器を絶対に操作しないでください。適切なアースが設置されているかどうかわからない場合は、電気検査機関または電気技術者に連絡してください。ステートメント 1024


同梱されている電源ケーブルを使用して、AC 電源コンセントを AC 電源に接続します。

ケーブルの接続


警告 雷が発生している間は、システムに対する作業、またはケーブルの着脱作業を行わないでください。ステートメント 1001


WLSE をネットワークに接続するには、RJ-45 に準拠する標準的なプラグの付いた、UTP 銅線のイーサネット ケーブルを使用します。

ネットワーク ケーブルをイーサネット ポートに差し込みます。

必要な場合は、付属のシリアル ケーブルおよび必要に応じて DB-9-to-RJ-45 コンソール アダプタを使用して、コンソールを背面パネルのコンソール/シリアル ポートに接続します。