CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine ユーザ ガイド
WLAN 無線環境の管理
WLAN 無線環境の管理
発行日;2012/01/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

WLAN 無線環境の管理

一般的なシナリオと FAQ

ネットワークに対する無線管理用の設定

Radio Manager について

WDS とその必要理由について

WDS アクセス ポイントについて

WLSM WDS デバイスについて

無線パフォーマンスのカバレッジとキャパシティについて

無線測定値のタイプ

ビーコン測定値

CCA 測定値

RPI ヒストグラム測定値

無線ロケーション データの収集

AP Radio Scan を使用した RM データの収集

AP Radio Scan について

AP Radio Scan の実行についてのガイドライン

AP Radio Scan ジョブの表示

AP Radio Scan ジョブの管理

AP Radio Scan ジョブの新規作成

AP Radio Scan ジョブ実行ログの表示

Client Walkabout を使用した RM データの収集

Client Walkabout について

Client Walkabout の実行についてのガイドライン

Client Walkabout ジョブの表示

Client Walkabout ジョブの管理

Client Walkabout の新規作成

Walkabout の実行

Client Walkabout 実行ログの表示

Radio Monitoring を使用した RM データの収集

Radio Monitoring について

Radio Monitoring の実行についてのガイドライン

Radio Monitoring の起動

パスの損失結果の報告

パスの損失結果の履歴報告

チャネル ロード データの報告

チャネル ロード データの履歴報告

RM 測定値の削除

無線パラメータの生成

無線パラメータ生成について

RM Assisted Configuration の使用方法

RM Assisted Configuration の実行についてのガイドライン

Assisted Configuration Task の表示

Assisted Configuration Task の管理

Assisted Configuration Task の新規作成

Configured Radio Parameters Report の表示

不良 AP の検出

不良 AP 検出について

不良 AP の検出についてのガイドライン

ネットワークの不良 AP 検出設定の割り当て

未知の AP の管理

不良 AP のロケーションの特定

不良 AP レポートの生成

スイッチ ポート ロケーションの検出とポートの抑制

スイッチ ポートのロケーションと抑制について

スイッチ ポートの検出とポートの抑制についてのガイドライン

自動不良 AP 抑制のイネーブル化

自動不良 AP 抑制の監視

干渉の検出

干渉検出について

干渉の検出についてのガイドライン

ネットワークの干渉検出設定の割り当て

干渉障害の表示

Scanning-Only AP の使用方法

Scanning-Only AP モードについて

Scanning-Only AP の使用についてのガイドライン

Scanning-Only AP のネットワーク設定の割り当て

スキャン専用モードのイネーブル化

レポーティング AP の表示

Unregistered Clients Report の表示

AP 無線パフォーマンスの評価

Auto Re-Site Survey について

Auto Re-Site Survey の実行についてのガイドライン

Auto Re-Site Survey のネットワーク設定の割り当て

ベースライン データの設定

AP 無線パフォーマンスの監視

ネットワークの回復

Self Healing について

ネットワークの回復についてのガイドライン

Self Healing の実行

ネットワークの Self Healing の監視

アドホック ネットワークの検出

アドホック ネットワークの検出について

アドホック ネットワークの検出についてのガイドライン

アドホック ネットワーク検出のネットワーク設定の割り当て

アドホック ネットワークの検出

アドホック ネットワークの履歴の表示

WLAN 無線環境の管理

Radio Manager により、WLAN 無線環境の展開、拡張、および日々の管理が容易になります。Radio Manager の機能は次のとおりです。

最初の配置時とネットワーク拡張時に、ネットワーク全体の無線パラメータを自動的に設定する。

無線環境を継続して監視することで、干渉、不良アクセス ポイント、およびアドホック ネットワークを検出し、カバレッジが消失する可能性がある領域をカバーするように AP を調整し、さらに WLAN 管理者に無線ネットワークで変化が発生したことをアラートする。

AP 間でのパスの損失や無線周波数カバレッジなど、ネットワーク無線トポロジを視覚的に使用するための情報を提供する。

Radio Manager を使用して WLAN 無線環境を管理するには、次の手順を実行します。

図 9-1 Radio Manager セットアップの概要

 

ステップ 1:ネットワークに Radio Manager を使用するための設定を行います。

Radio Manager タブに表示されるすべてのデバイス情報は、ネットワーク内の管理対象デバイスからポーリングで取得されます。WLSE は、WDS デバイスから Radio Manager が集約したデータをポーリングして受信し、このデータの高度な処理を可能にします。WLSE は、複数のサブネットを管理できるため、多数の WDS デバイスから Radio Manager データを受信できます。

Radio Manager データを受信するには、WLSE を各管理対象 AP サブネットの各 WDS に登録する必要があります。WLSE が登録されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。

無線デバイスを管理できるようにネットワークを準備するための詳細については、次を参照してください。

「WDS とその必要理由について」

「ネットワークに対する無線管理用の設定」

「Radio Management 機能の検証」

Installation and Configuration Guide for the CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine 』。このマニュアルを探すには、「Cisco.com で WLSE マニュアルを見つける方法」を参照してください。

ステップ 2:無線ロケーションの測定値を収集します。

アクセス ポイントに無線管理用の設定を行った後は、Radio Manager タブまたは Location Manager タブ内の選択肢を使用して、無線ロケーションの測定値を収集します。Radio Manager は、この測定値から無線環境を特徴付け、各 802.11 Basic Service Set(BSS)のチャネルおよび電力制限を決定します。

このデータを収集するには、次のどちらかを実行します。

データ収集プロセスを案内するウィザードを実行する(「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照)。

次の各データ収集手順を別々に実行する。

a. AP Radio Scan を実行する。

b. Client Walkabout を実行する。

c. Radio Monitoring をイネーブルにする。

無線ロケーションの測定値を収集する方法の詳細については、「無線ロケーション データの収集」を参照してください。

ステップ 3:AP に対して最適な無線パラメータ値を生成します。

Radio Manager タブまたは Location Manager タブ内の選択肢を使用して、各 AP に対する最適な無線送信電力、チャネルの選択、およびビーコン間隔(オプション)を推奨し、これらの設定を適用します。

これらのパラメータを生成するには、次のどちらかを実行します。

パラメータ生成プロセスを案内するウィザードを実行する。

RM Assisted Configuration プロシージャを実行する。

AP 無線パラメータを生成する方法の詳細については、「無線パラメータの生成」を参照してください。

ステップ 4:WLAN ネットワークを管理します。

ネットワークに無線管理用の設定を行い、無線ロケーション データを収集し、無線パラメータを生成したら、Radio Manager を使用して WLAN 環境を管理します。

たとえば、次のような管理が可能です。

不良 AP を検出する(「不良 AP の検出」を参照)。

不良 AP が接続されているスイッチ ポートを検出する(「スイッチ ポート ロケーションの検出とポートの抑制」を参照)。

非 802.11 干渉を検出する(「干渉の検出」を参照)。

専用 AP を使用して、不良アクセス ポイントの周囲の空間を監視する(「Scanning-Only AP の使用方法」を参照)。

AP 無線パフォーマンスを評価する(「AP 無線パフォーマンスの評価」を参照)。

隣接 AP のインターフェイスを調整して、カバレッジが消失する可能性がある領域をカバーする(「ネットワークの回復」を参照)。

アドホック ネットワークを検出する(「アドホック ネットワークの検出」を参照)。

ビルディング内の各フロアの AP をグラフィカルなビューで表示し、各 AP の予測カバレッジを表示する(「Location Manager での WLAN 無線環境の表示」を参照)。

関連項目

「一般的なシナリオと FAQ」

「Radio Manager について」

一般的なシナリオと FAQ

RM データの収集

 

無線パラメータの生成

 

不良 AP の検出

 

質問
参照先

どうすれば不良 AP が検出された場合に通知を受信する(または通知を停止する)ことができますか。

「ネットワークの不良 AP 検出設定の割り当て」

どうすれば不良 AP 検出通知の重大度を指定できますか。

「ネットワークの不良 AP 検出設定の割り当て」

どうすれば現在の [P1...P5] 設定に関連付けられている現在の不良 AP 検出障害を表示できますか。

「ネットワークの不良 AP 検出設定の割り当て」

どうすれば不良 AP の分類タイプを Friendly に変更できますか。

「未知の AP の管理」

どうすればデータベースから不良 AP を削除できますか。

「未知の AP の管理」

どうすれば不良 AP と AP のロケーションを報告した AP のリストを表示できますか。

「未知の AP の管理」

どうすれば不良 AP が接続されているスイッチ ポートを検出できますか。

「未知の AP の管理」

不良 AP についての通知を受信しましたが、Friendly AP であると判断しました。 どうすれば AP を削除し、障害をクリアできますか。

「未知の AP の管理」

不良 AP についての通知を受信しました。 どの AP が不良 AP を報告しているのでしょうか。

「不良 AP のロケーションの特定」

不良 AP についての通知を受信しました。ネットワーク内の物理的なロケーションはどこでしょうか。

「不良 AP のロケーションの特定」

不良 AP をすべて表示するレポートはありますか。

「不良 AP レポートの生成」

スイッチ ポート ロケーションの検出とポートの抑制

 

干渉の検出

 

質問
参照先

指定した期間、無線タイプの干渉レベルが一定のレベルを超えた場合に通知を受信する(または通知を停止する)にはどうすればよいですか。

「ネットワークの干渉検出設定の割り当て」

どうすれば干渉検出に必要な信号強度のレベルおよび信号の期間を選択できますか。

「ネットワークの干渉検出設定の割り当て」

どうすれば干渉障害を自動的にクリアするための信号強度のレベルおよび信号の期間を選択できますか。

「ネットワークの干渉検出設定の割り当て」

無線周波数干渉についての通知を受信しました。ネットワークのどの部分で検出されたのでしょうか。物理的に、ネットワークのどの部分でしょうか。

「干渉障害の表示」

どうすればネットワーク内の無線周波数干渉の履歴を表示できますか。

「干渉障害の表示」

無線干渉についての通知を受信しましたが、問題はないと判断しました。どうすれば障害をクリアできますか。

「干渉障害の表示」

Scanning-Only AP の使用方法

 

質問
参照先

どうすればクライアント登録要求数の重大度レベルとしきい値レベルを指定できますか。

「Scanning-Only AP のネットワーク設定の割り当て」

どうすれば [P1...P5] 設定に対する現在のクライアント登録要求数を表示できますか。

「Scanning-Only AP のネットワーク設定の割り当て」

どうすれば特定の AP でクライアントのアソシエーション要求とプローブ要求を追跡する(または追跡を停止する)ことができますか。

「スキャン専用モードのイネーブル化」

どうすればスキャン専用モードで稼動する AP のリストを表示できますか。

「スキャン専用モードのイネーブル化」

どうすればスキャン専用モードの AP に報告している AP のリストを表示できますか。

「レポーティング AP の表示」

どうすればネットワークに存在する未登録クライアントを表示できますか。

「Unregistered Clients Report の表示」

Auto Re-Site Survey の実行

 

質問
参照先

どうすれば AP の現在の無線パフォーマンスが低下した場合に通知を受信する(または通知を停止する)ことができますか。

「Auto Re-Site Survey のネットワーク設定の割り当て」

どうすれば AP の無線パフォーマンスが低下した場合に割り当てられる重大度レベルとパーセンテージ レベルを指定できますか。

「Auto Re-Site Survey のネットワーク設定の割り当て」

どうすれば AP 無線のパフォーマンスを監視できますか。

「AP 無線パフォーマンスの監視」

どうすれば現在のパフォーマンス データを、将来の比較用のベース データとして保存できますか。

「ベースライン データの設定」

AP の無線パフォーマンス低下についての通知を受信しました。どうすればトータル スループットとカバレッジの詳細を表示できますか。

「AP 無線パフォーマンスの監視」

AP の無線パフォーマンス低下についての通知を受信しましたが、問題はないと判断しました。 どうすれば障害をクリアできますか。

「AP 無線パフォーマンスの監視」

ネットワークの回復

 

質問
参照先

どうすれば Self Healing を実行するフロアを指定できますか。

「Self Healing の実行」

どうすれば Self Healing 通知の重大度を指定できますか。

「Self Healing の実行」

どうすれば隣接 AP への変更を自動的に適用するか、手動で適用するかを指定できますか。

「Self Healing の実行」

どうすれば [P1...P5] 設定に対する現在の Self Healing 障害を表示できますか。

「Self Healing の実行」

どうすれば Self Healing ジョブの進捗状況を監視できますか。

「Self Healing の実行」

Self Healing が起動した旨の通知を受信しました。 どうすればその進捗状況を追跡できますか。

「ネットワークの Self Healing の監視」

どうすればネットワークの Self Healing 動作の履歴を確認できますか。

「ネットワークの Self Healing の監視」

ネットワークの Self Healing プロセスが完了しました。 どうすれば新しい電力設定を表示できますか。 どうすればこのプロセスに関連付けられた障害をクリアできますか。

「ネットワークの Self Healing の監視」

Self Healing が起動した旨の通知を受信しました。 障害の発生したインターフェイスと、そのインターフェイスを置換するように変更された隣接 AP インターフェイスのリストを表示するにはどうすればよいですか。

「Self Healing の実行」

アドホック ネットワークの検出

 

質問
参照先

どうすればアドホック ネットワークが検出された場合に通知を受信する(または通知を停止する)ことができますか。

「アドホック ネットワーク検出のネットワーク設定の割り当て」

どうすればアドホック ネットワーク検出通知の重大度を指定できますか。

「アドホック ネットワーク検出のネットワーク設定の割り当て」

どうすれば現在の [P1...P5] 設定に関連付けられている現在のアドホック ネットワーク障害を表示できますか。

「アドホック ネットワーク検出のネットワーク設定の割り当て」

アドホック ネットワークについての通知を受信しました。ネットワークのどの部分で検出されたのでしょうか。物理的に、ネットワークのどの部分でしょうか。

「アドホック ネットワークの検出」

アドホック ネットワークについての通知を受信しました。 どうすればこのネットワークに関連する他の NIC を表示できますか。

「アドホック ネットワークの検出」

アドホック ネットワークについての通知を受信しましたが、問題はないと判断しました。どうすれば障害をクリアできますか。

「アドホック ネットワークの検出」

どうすればアドホック ネットワークとその関連クライアントの履歴を表示できますか。

「アドホック ネットワークの履歴の表示」

ネットワークに対する無線管理用の設定

WLSE の無線管理機能を使用する前に、ネットワークを設定する必要があります。


注意 ネットワークが正しく設定されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。

手順


ステップ 1 すべての AP が管理対象になっている(検出、インベントリ、および管理が実行される)ことを確認します。「デバイスの管理」を参照してください。

ステップ 2 WDS デバイスを 1 つ以上設定します。WDS の詳細については、「WDS とその必要理由について」を参照してください。

AP-WDS:各 AP サブネット内の 1 つ以上の AP に WDS 実行用の設定を行うことができます。同一のサブネット内に複数の WDS が存在する場合は、1 つがアクティブ WDS になり、その他がバックアップ WDS になります。

AP-WDS デバイスを設定する方法の詳細については、『Configuring Devices for Management by the CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine, 2.9』の「Radio Management SetupNIOS Devices」の章を参照してください。このマニュアルを探すには、「Cisco.com で WLSE マニュアルを見つける方法」を参照してください。

WLSM-WDS:Wireless LAN Services Module( WLSM )デバイスに WDS 実行用の設定を行うこともできます。WLSM デバイスとは、WDS を無線ネットワークに提供する Catalyst 6000 スイッチ用のモジュールです。 WLSM-WDS デバイスの設定については、WLSM デバイスのマニュアルを参照してください。

ステップ 3 デバイスに無線管理用の設定を行います。

無線管理の設定手順については、『Configuring Devices for Management by the CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine, 2.9』の「Radio Management SetupNIOS Devices」の章を参照してください。

ネットワークに無線管理用の設定が正しく行われたことを確認するには、Location Manager の Verify RM Capability オプションを使用します(「Radio Management 機能の検証」を参照)。

ステップ 4 LEAP 認証をイネーブルにします。


) AP はすべて、LEAP を使用して WDS で認証する必要があります。この要件はクライアントの認証方式とは別です。クライアントは LEAP 以外のセキュリティ方式を使用できますが、AP および WLSE は LEAP を使用して WDS の認証を行う必要があります。



) WDS は LEAP 認証サーバとして Cisco ACS v3.2 に接続できます。お客様が WLSE/WDS/AP の要件を満たす目的以外で LEAP を使用しない場合は、AP の LEAP Local Authentication Server 機能を使用できます。


LEAP 認証をイネーブルにする方法の詳細については、『Configuring Devices for Management by the CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine, 2.9』を参照してください。このマニュアルを探すには、「Cisco.com で WLSE マニュアルを見つける方法」を参照してください。

ステップ 5 WLCCP クレデンシャルを設定します(「ワイヤレス ドメイン サービス用の WLCCP クレデンシャルの入力」を参照してください)。

ステップ 6 アクティブな WDS がデバイス ツリー内に表示されることを確認します。

a. Reports > Device Center を選択します。

b. Wireless Domain Services フォルダを開きます。

c. Active WDS フォルダを開きます。

d. デバイスを選択します。

e. WDS Summary Report を選択します。

f. WLSE to WDS Authentication Status カラムに文字列「KeysSetUpWithWDS」または「Authenticated」があることを確認します。

この設定は、イネーブル モードのアクティブ WDS で「show wlccp wds ap」コマンドを実行することでも確認できます。一般的な出力は次のようになります。

NMS-AP1200-1#show wlccp wds ap
WNM IP Address: 172.16.0.0 Status: SECURITY KEYS SETUP
 

ここで、

172.16.0.0 は WLSE の IP アドレスです。

Status は SECURITY KEYS SETUP です。 これは、アクティブ WDS が WLSE で適切に認証されたことを示しています。

ステップ 7 AP が管理されていて、WDS に登録されていることを確認します。

a. Reports > Device Center を選択します。

b. Wireless Domain Services フォルダを開きます。

c. Active WDS フォルダを開きます。

d. デバイスを選択します。

e. WDS Registered APs を選択します。この WDS に登録されているすべての AP のリストが表示されます。

この設定は、イネーブル モードのアクティブ WDS で「show wlccp wds ap」CLI コマンドを実行することでも確認できます。

ステップ 8 高速ローミングおよび同時ログインをサポートするように ACS サーバを設定します。

ローミングと同時ログインをサポートするように ACS サーバを設定する方法の詳細については、ACS サーバのマニュアルを参照してください。 それ以外の ACS サーバを設定する方法については、『Configuring Devices for Management by the CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine, 2.9』の「Setting Up an ACS Server」の章を参照してください。これらのマニュアルを探すには、「Cisco.com で WLSE マニュアルを見つける方法」を参照してください。

ステップ 9 複数のジョブを許可するように AAA サーバを設定します。

AAA サーバに複数ログインを設定する方法については、AAA サーバのマニュアルを参照してください。 それ以外の AAA サーバを設定する方法については、『Configuring Devices for Management by the CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine, 2.9』の「Setting Up an ACS Server」の章を参照してください。 これらのマニュアルは Cisco.com にあります。

ステップ 10 これで、無線ロケーション データを収集する準備が整いました(「無線ロケーション データの収集」を参照)。


 

関連項目

「Radio Manager について」

「一般的なシナリオと FAQ」

Radio Manager について

Radio Manager の構成は次のとおりです。

プロシージャ。無線環境についてのデータを収集します。

Radio Manager データベース。無線データと無線パラメータを格納します。

機能。データベース内の情報が使用されます。

図 9-2 Radio Manager の概要

 

次の項目では、WLSE における無線管理の実装方法について説明します。

「WDS とその必要理由について」

「無線パフォーマンスのカバレッジとキャパシティについて」

「無線測定値のタイプ」

WDS とその必要理由について

ネットワークにおいて重要なソフトウェア コンポーネントは、Wireless Domain Services(WDS)と呼ばれる一連の IOS 機能です。 WDS を提供できるデバイスのタイプには次の 2 つがあります。

WDS 用に設定されたアクセス ポイント

各 WDS アクセス ポイントは 1 つの AP サブネットをサポートします。 冗長性を確保するために別の WDS を追加することができます。 WDS アクセス ポイントに設定する優先順位によって、アクティブになるものと、バックアップになるものが決まります。

Wireless LAN Services Module(WLSM)

各 WLSM は複数の AP サブネットをサポートします。ただし、そのサブネットすべてが、WLSM がインストールされているスイッチによって管理されている場合に限ります。

次のトピックでは、これらのデバイス タイプについて説明します。

「WDS アクセス ポイントについて」

「WLSM WDS デバイスについて」

WDS アクセス ポイントについて

WDS は、各 AP サブネット内の AP 上でアクティブである必要のある制御パス テクノロジーを提供します。バックアップ WDS も各 AP サブネットに定義できます。WDS が提供する機能は次のとおりです。

高速かつセキュアなレイヤ 2 ワイヤレス クライアント ローミング:WDS はレイヤ 2 ネットワークで、ワイヤレス クライアント用の 802.1x オーセンティケータとして機能します。

Radio Management(RM)データ集約:WLSE は、WDS アクセス ポイントによってネットワーク内の他のワイヤレス クライアントから収集された集約データの高度な処理を可能にします。WLSE は、複数のサブネットを管理できるので、WDS を実行する多数の AP から無線データを受信できます。


注意 Radio Manager データを受信するには、WLSE を各管理対象 AP サブネットの WDS に登録する必要があります。WLSE が登録されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。

WDS を使用しないでデータ集約を実行する場合、アクセス ポイントと WLSE 間の通信は次のようになります。

図 9-3 WLSE と AP 間の通信:WDS を使用しない

 

WLSE はこのアプローチで AP と通信できます。このとき、次の 2 つの方式だけが使用されます。

プライマリ: SNMP

セカンダリ:Telnet または SSH を介した CLI

WLSE に AP を管理するための設定(基本のネットワーク管理設定)を行うと、ネットワークは次のようになります。

図 9-4 AP から WLSE へのデータ集約

 

ネットワークに Radio Management タスクを設定すると(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)、WLSE は、ネットワーク内のすべての AP を使用するのではなく、1 つ以上の WDS AP を使用してすべての Radio Management アクティビティと通信します。各 WDS AP は、ネットワーク内の他のワイヤレス クライアントからデータを収集し、その集約データを WLSE に送信します。

図 9-5 WLSE と AP 間の通信:WDS を使用する

 

WLSM WDS デバイスについて

Wireless LAN Services Module( WLSM )デバイスとは、WDS を無線ネットワークに提供する Catalyst 6000 スイッチ用のモジュールです。各 WLSM は複数の AP サブネットをサポートします。ただし、そのサブネットすべてが、WLSM がインストールされているスイッチによって管理されている場合に限ります。

スタンバイとして機能する 2 つ目の WLSM を追加することができます。 WLSE は、HSRP アクティブと HSRP スタンバイの両方の WLSM デバイスについて認証します(WLSM は HSRP を使用して冗長性を処理します)。 レポートでは、両方の WLSM デバイス(HSRP アクティブと HSRP スタンバイ)がアクティブ WDS として表示されます。

HSRP アクティブ WLSM がダウンした場合は、HSRP スタンバイ WLSM が AP サブネットと通信します(図 9-6 を参照)。

図 9-6 WLSE と WLSM 間の通信

 

図 9-7 は、AP デバイスと WLSM WDS デバイスの両方を使用してネットワーク内のアクセス ポイントを管理するネットワークを示しています。 この例では、追加のアクセス ポイントがバックアップ AP-WDS デバイスとして識別され(AP1 と AP4)、追加の HSRP ベースの WLSM-WDS デバイスがアクティブ WLSM-WDS のスタンバイとして追加されています。

図 9-7 AP-WDS デバイスと WLSM-WDS デバイスを使用するネットワークの例

 

無線パフォーマンスのカバレッジとキャパシティについて

Radio Manager は次のように機能します。

区域でのパフォーマンスを定量化する。

各区域は、コンテンションのおおよその程度、および BSS 外のトラフィックが原因で区域内のクライアントに発生するパケット衝突によって定義されます。

BSS 間のコンテンションおよび衝突は、パフォーマンスの低下を意味します。Radio Manager は、区域内のすべての潜在クライアントのパフォーマンスの低下を推定します。 パフォーマンス評価では、Managed AP に加え、Rogue および Friendly AP からのコンテンションと衝突が使用されます。


) ビルディングやフロアの配置に関係なく、関連する AP はすべてパフォーマンス評価に使用されます。


区域サイズを考慮して、区域全体のカバレッジを保証する。

パフォーマンス区域のタイプとサイズにより、特定のドメインの予想最高パフォーマンス、予想最低パフォーマンス、および予想平均パフォーマンスが決まります。

AP とクライアントの関係

Radio Manager は、Cisco AP および Cisco クライアントから取得した測定値に基づいて WLAN 無線環境を把握します。図 9-8 に、3 つの AP とそのクライアントの関係を示します。

図 9-8 AP とクライアントの関係

 

この例では、測定クライアントともう 1 台のクライアントが AP A と関連付けられていますが、どちらのクライアントも互いの AP 信号を検出しません。AP B は、測定クライアントによって検出できる距離にあります。AP C は範囲外ですが、測定クライアントは AP C と関連付けられたクライアントを検出します。 表 9-1 で、この関係をより詳しく説明します。

 

表 9-1 AP とクライアントの関係

項目
説明
1

測定クライアントは、アクセス ポイント B を 802.11 コンテンションのソースとして識別します。

2

測定クライアントは、別の BSS 内のクライアントからコンテンションを検出し、アクセス ポイント C を BSS アクセス ポイントとして識別します。

3

測定クライアントは、別の BSS 内のクライアントが原因の重大なコンテンションを報告します。アクセス ポイント C は、BSS アクセス ポイントとして識別されます。

4

測定クライアントは、断続的な非 802.11 干渉を示し、その受信強度についての統計情報を提示します。

5

測定クライアントは、BSS 内にあるが、隠れているように見える別のクライアントを識別します。

無線パフォーマンス区域

BSS 内の無線パフォーマンス区域は、他の共通チャネル AP の配置と送信電力で決まります。BSS の送信電力から、その BSS の AP を囲む一連の RF 受信リングが決まります(図 9-9 を参照)。

図 9-9 RF 受信リング

 

 

1

計画された BSS カバレッジ

3

アップリンクがデコード可能

2

ダウンリンク RF の影響範囲

4

アップリンク RF の影響範囲

次の 2 つのリングがダウンリンクに相当します。

計画された BSS カバレッジのリング (1)は、クライアントが確実にダウンリンク信号を受信できる領域に相当します。

ダウンリンク RF の影響範囲のリング (2)は、受信が困難な領域に相当しますが、ダウンリンク信号は、同一チャネルの他の AP からのダウンリンクと競合または衝突する可能性が残っています。

類似の 2 つのリングは、BSS カバレッジ リングの端部に位置するクライアントから発せられる信号の受信領域および RF の影響範囲に相当します。重要なリングである アップリンク RF の影響範囲のリング (4)は、AP にパケットを送信しているクライアントから発せられる信号に相当します。

アップリンク コンテンション区域

図 9-10 では、AP1 と AP2 が同じチャネルを共有しています。AP2 を考察対象の BSS とし、AP1 はチャネルを共有する隣接 AP とします。色が塗られているパフォーマンス区域は、BSS2 クライアントが BSS1 からのトラフィックと競合する領域に相当します。コンテンションのソースは、BSS1 内の計画されたカバレッジのリングの終端近くに、クライアントの集合として示されています。これは、クライアントから AP に向かうアップリンク トラフィックに遅延が生じることから、アップリンク コンテンションと呼ばれます。

図 9-10 パフォーマンス区域の例

 

 

1

BSS2 パフォーマンス区域:AP1 クライアントとのコンテンションが発生する AP2 クライアント

2

コンテンションのソース:コンテンションの原因である AP1 クライアント

AP2 と同じチャネルを共有する隣接 AP が全方向にあると、各隣接 AP の方向に同様のアップリンク コンテンション区域が定義されます。このような隣接 AP のいずれかが図 9-10 で示している例よりも近くにある場合、または電力制限が高く設定されている場合、アップリンク コンテンション区域は図で示されているより広くなります。隣接 BSS のクライアントが AP2 によって検出されるほど近くにある場合、そのクライアントのトラフィックが原因で、AP2 にダウンリンク コンテンションが発生します。

BSS には、クライアントが別のステーションのパケットと衝突したトラフィックを受信する区域も含まれている場合があります。これは、本来のソースと干渉ソースが互いを検出しないときに起こります。 次の場合に当てはまります。

同一 BSS 内のステーションどうしが互いに見えなくなっている。

この状況は、RTS/CTS(request-to-send、clear-to-send)コマンドを使用してアクセス ポイントの時間をブロックすることで改善できます。

隣接 BSS 内のクライアントが考察対象クライアントの範囲内にあるが、考察対象クライアントの AP では検出されない。

この状況は、密集した WLAN に起こりやすい BSS 間の干渉問題であり、RTS/CTS を使用しても改善できません。Radio Manager の目的の 1 つは、適切な無線設定でこの問題の発生を最小限にすることです。

無線測定値のタイプ

次の項目では、無線測定値および Radio Manager での無線測定値の利用方法について説明します。

「ビーコン測定値」

「CCA 測定値」

「RPI ヒストグラム測定値」

ビーコン測定値

ビーコン測定値は、隣接 AP が Radio Manager で制御されているかどうかにかかわらず、隣接 AP の存在を検出および監視するために使用されます。そのため、Radio Manager は、ダウンリンクでの共通チャネル BSS のオーバーラップおよび別チャネル BSS の冗長性を明らかにすることができます。

送信ステーションのアドレスから、Radio Manager の隣接 AP が特定されます。信号強度は、Radio Manager が共通チャネル BSS のオーバーラップおよび別チャネル BSS のカバレッジ冗長性を評価する際に使用されます。

内容

隣接 AP ビーコンの受信強度、ID、およびボディ、または考えられる応答です。

AP Scan および Client Walkabout での利用

AP の無線接続性を測定し、潜在的な BSS ダウンリンク カバレッジを明らかにします。

通常動作での利用

802.11 コンテンションの特定のソースの識別、既知の AP の監視、新しい AP の検出、クライアントのおおよそのロケーションの割り出し、パスの損失の判別、不良 AP の検出に使用されます。

関連項目

「Beacon Information テーブル」

CCA 測定値

CCA(Clear Channel Assessment)測定値は、サービスを提供しているチャネルまたはサービスを提供していないチャネルで収集可能な測定値で、レポーティング STA のロケーションにおける 802.11 コンテンションの程度を明らかにします。この測定値は、チャネルにかかる負荷の程度を判定するために使用されます。

CCA 測定値には、CCA Busy Fraction があり、これは、全パケットの累積期間を測定間隔の長さで除算した値です。この値には、成功パケットと誤りパケットが含まれます。値の範囲は 0 ~ 255 で、0 はトラフィックがないことを表し、255 はトラフィックが常に発生することを表します。

内容

STA が 802.11 トラフィックで混雑しているチャネルを監視する時間です。

AP Scan および Client Walkabout での利用

802.11 トラフィックですでに混雑しているチャネルを検出し、無線設定で回避します。

通常動作での利用

レポーティング STA のロケーションにおける 802.11 コンテンションの程度を明らかにします。

関連項目

「チャネル ロード データの報告」

RPI ヒストグラム測定値

Received Power Indicator(RPI)ヒストグラム測定値は、サービスを提供しているチャネルまたはサービスを提供していないチャネルで収集できます。RPI ヒストグラム データにより、バックグラウンド ノイズとバックグラウンド信号の組み合せによる RF エネルギーの測定値が提供されます。これには、802.11 以外のデバイスおよび信号が適切にデコードされない 802.11 デバイスが含まれます。ヒストグラムは、異なるロケーションの WLAN と競合する 802.11 以外のデコード可能な RF エネルギーを、Radio Manager が評価する際に使用されます。Radio Manager はこの情報を使用して、測定 STA の近距離にある各 BSS に最適なチャネルを決定します。

内容

802.11 以外の無線周波数エネルギーの受信強度および統計情報です。

AP Scan および Client Walkabout での利用

802.11 以外の無線周波数エネルギーのチャネルを特定し、可能な場合は無線設定で回避します。

通常動作での利用

新しい 802.11 以外の無線周波数エネルギーを監視し、必要に応じてアラームを出します。

関連項目

「干渉の検出」

無線ロケーション データの収集

無線ロケーション測定値は、無線環境を特徴付け、他の Radio Manager 機能が各 Basic Service Set( BSS )のチャネルと電力制限を決定するために必要となる情報を提供します。 この測定値を収集するには、次のことを実行します。

1. AP Radio Scan を実行する。 AP Radio Scan プロシージャは、隣接 AP をすべて検出し、不正なロケーションの見積もり、無線パラメータ生成データ、およびカバレッジ表示データに対して使用するパスの損失データを生成します。


) AP Radio Scan を実行しない場合、Location Manager の Coverage Display は、デフォルトのパス損失モデルを使用して計算されます。 パスの損失測定データが収集されていないため、カバレッジ表示は正確でない可能性があります。


AP Radio Scan を実行する方法については、「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」を参照してください。

2. Client Walkabout を実行する (オプション、使用を推奨)。 Client Walkabout によって生成される追加データを使用すると、無線パラメータ ジェネレータに最適なカバレッジを提供できます。 Client Walkabout を実行する方法については、 「Client Walkabout を使用した RM データの収集」 を参照してください。

Client Walkabout を実行しない場合、AP 間の距離を含むフロア プランを入力する必要があります(「Location Manager へのフロアの追加」を参照してください)。

3. Radio Monitoring をイネーブルにする。 Radio Monitoring は、RF 統計情報を定期的に収集し、特定の信号ソースを識別します。この機能は、不良アクセス ポイントを検出する主要な手段です。


) Radio Monitoring をイネーブルにしない場合や、AP Radio Scan を実行しない場合、未知の無線(Rogue または Friendly)は検出されません。AP Radio Scan を実行し、Radio Monitoring をイネーブルにしない場合でも、未知の無線は検出されますが、その検出数は Radio Monitoring が動作している場合の検出数よりも少なくなります。Self Healing も、Radio Monitoring と AP Radio Scan によって生成されるデータに依存します。


Radio Monitoring を実行する方法については、「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照してください。

また、Location Manager の Assisted Site Survey Wizard を使用することでも、最適な無線送信電力とチャネル選択を決定するプロセスを確認できます。 このウィザードのインターフェイスでは、AP Radio Scan、Client Walkabout、および無線パラメータ生成の手順を確認できます(「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照)。

関連項目

「一般的なシナリオと FAQ」

「RM 測定値の削除」

「Radio Manager について」

「無線測定値のタイプ」

AP Radio Scan を使用した RM データの収集

AP Radio Scan プロシージャは、不正なロケーションの見積もり、無線パラメータ生成データ、Self Healing の監視、およびカバレッジ表示データに対して使用するパスの損失データを生成します。 このプロシージャは、次の目的に使用できます。

AP Radio Scan ジョブを作成、表示、および管理する。

スキャン プロシージャに関連する AP を指定する。

新しいジョブをすぐに実行するようにスケジュールするか、決まった日時に実行するようにスケジュールする。このジョブが 1 度しか実行しないものか、定期的に実行するものであるかを指定できます。

次の項目では、AP Radio Scan データを収集する手順について説明します。

「AP Radio Scan について」

「AP Radio Scan の実行についてのガイドライン」

「AP Radio Scan ジョブの表示」

「AP Radio Scan ジョブの管理」

「AP Radio Scan ジョブの新規作成」

「AP Radio Scan ジョブ実行ログの表示」

関連項目

「一般的なシナリオと FAQ」

「Radio Manager について」

「無線ロケーション データの収集」

AP Radio Scan について

各 AP はビーコンをブロードキャストし、同時に隣接ビーコンを受信します。AP Radio Scan プロシージャでは、結果として得られる AP 対 AP の測定値を使用して WLAN のパスの損失モデルが確立されます。初期設定時に AP Radio Scan を実行した後、定期的にこれを実行して変更(AP の追加、削除、移動など)を取り込む必要があります。

動作

スキャン プロセスの間、AP Radio Scan は、次のタスクを実行します。

 

 

1

同じチャネル上でビーコンを最大の送信電力で送信するように、選択した AP を設定します。 最大電力のしきい値は、ユーザ設定が可能です。

スキャンの間、AP の周波数、データ転送速度、および電力レベルが一時的に変化しますが、データ転送速度が修正されることはありません。次に、AP ごとに、チャネルが固定され、電力レベルが指定した最大送信電力レベルまで段階的に引き上げられます。


) Radio Scan には一時的な設定パラメータを使用するので、処理の途中で AP がリセットされたり、WLSE との接続が失われた場合は、通常の設定パラメータに戻すことができます。


2

信号強度を測定し、各 AP のパスの損失を計算します。

3

AP の送信電力を段階的に低くしながら、最も低い設定までこのステップを繰り返し、各 AP の電力ステップのキャリブレーションを決定します。

4

この情報を AP 無線ロケーションとしてデータベースに保存し、すべての AP を最初の電力設定とチャネル設定に戻し、スキャンが完了したらユーザに通知します。

生成されるデータ

AP Radio Scan の結果、各 AP の無線周波数干渉のスナップショットおよび各 AP が隣接 AP を受信するレベルを示す信号強度測定値のセットが得られます。隣接 AP が WLSE で制御されている場合、Radio Manager はその AP の現在の送信レベルを使用して 2 つの AP 間のパスの損失を計算します。この計算値は保存され、無線周波数環境を特徴付けるために使用されます。隣接 AP が WLSE で制御されていない場合、Radio Manager は受信した信号強度を保存します。

これらの結果は、次のことを実行するために、RM Assisted Configuration、Location Manager、Radio Manager Reports、および Faults で使用されます。

他の AP との関連において AP のポジションを割り出す。

AP 間の障害(壁など)によるパスの損失の総計を割り出す。

不正ロケーション推定値、無線パラメータ生成データ、およびカバレッジ表示データを計算する。

AP Radio Scan の実行についてのガイドライン

AP Radio Scan を実行する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。ネットワークが正しく設定されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。


) 使用するコミュニティ ストリングが書き込みアクセス権を提供することを確認してください。 AP Radio Scan を実行するには、SNMP 書き込みアクセス権を持っている必要があります。 それ以外の WLSE 機能のほとんどは、読み取りアクセス権だけを要求します。


ロケーション要素(ビルディングとフロア)を定義し、AP をフロアに配置する(オプション、使用を推奨)。「Location Manager へのビルディングの追加」「Location Manager へのフロアの追加」を参照してください。これは、Location Manager の画面から最適な結果を得るうえで有用です。


) 単一の AP だけを展開する場合、WLSE はビルディングの無線環境を把握できません。 この場合、WLSE は、デフォルトの屋内パスの損失モデルを適用し、このモデルを使用してカバレッジを表示します。 測定値がない場合、WLSE は送信特性を全方向で同一とみなします。そのため、カバレッジ表示は円形になります。


ヒント:

AP Radio Scan を実行しない場合、Location Manager の Coverage Display は、デフォルトのパスの損失モデルを使用して計算されます(パスの損失測定データが収集されていないため)。 この場合、各 AP のカバレッジは完全な円として表示されます。

初期設定時に AP Radio Scan を実行した後、WLAN が使用されていない時間の短い保守期間中に定期的にこれを実行して、AP に加えられた変更(追加、削除、移動など)を取り込む必要があります。

スキャン ジョブを実行すると、一時的に無線 LAN サービスの速度が低下して、クライアント アソシエーションに影響を与える場合があります。影響を最小限にするには、スキャン ジョブを時間外(午前 2 時など)に実行するようにスケジュール設定します。


) AP Radio Scan ジョブは、アクセス ポイントのパフォーマンスに影響します。 すべての AP を同一のチャネルおよび最大電力に設定すると、スループットが多少低下します。 また、各 AP をさまざまな電力設定に段階的に変更すると、カバレッジが多少損失する場合があります。 この影響が持続するのは、AP スキャンの期間だけです(3 ~ 4 分)。


新しい AP Radio Scan を実行する場合、選択した AP に対する収集済み無線ロケーション情報は自動的に削除されます。

AP Radio Scan を使用する代わりに、Location Manager の Assisted Site Survey Wizard を使用できます。このウィザードを使用して、最適な無線送信電力とチャネル選択を設定するプロセスを確認できます。 このウィザードのインターフェイスでは、AP Radio Scan、Client Walkabout、および無線パラメータ生成の手順を確認できます(「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照)。

関連項目

「AP Radio Scan について」

AP Radio Scan ジョブの表示


) ログインの特権に応じて、この手順が使用できるかどうかが決まります。


始める前に

AP Radio Scan ジョブを実行する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。ネットワークが正しく設定されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。

AP Radio Scan の実行についてのガイドラインを確認する(「AP Radio Scan の実行についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 Radio Manager > AP Radio Scan を選択します。AP Radio Scan 画面が表示されます。

図 9-11 AP Radio Scan 画面の例

 

 

1

Job State 選択リスト

2

ジョブのリスト

3

ジョブ管理ボタン

ステップ 2 表示するジョブのタイプを Job State リストから選択します。

Scheduled :スケジュール設定済みのすべての AP Radio Scan ジョブをリストします。

Unscheduled :スケジュール未設定のすべての AP Radio Scan ジョブをリストします。

Running :現在実行中のすべての AP Radio Scan ジョブをリストします。

All :すべての AP Radio Scan ジョブをリストします。

画面をリフレッシュして、指定したジョブの詳細を表示します。選択したジョブのステートに応じて、次の情報が表示されます。

 

表 9-2 ジョブの詳細:Scheduled と Unscheduled

フィールド
説明

Job Name

ジョブ名。

Recurring

ジョブが定期的に実行されるかどうかを示します(Yes または No)。

Next Schedule

スケジュール設定済みのジョブの場合は、次回のジョブ実行を示します。終了したジョブの場合は、ジョブが実行された時刻です。

Owner

ジョブを最後に編集したユーザ。

 

表 9-3 ジョブの詳細:Running

フィールド
説明

Job Name

ジョブ名。

Recurring

ジョブが定期的に実行されるかどうかを示します(Yes または No)。

Job Start Time

ジョブが開始した時刻。

Percent Complete

ジョブの実行の完了率。

Next Schedule

ファームウェア ジョブの実行は繰り返されません。

Owner

ジョブを最後に編集したユーザ。

 

表 9-4 ジョブの詳細:All

フィールド
説明

Job Name

ジョブ名。

Recurring

ジョブが定期的に実行されるかどうかを示します(Yes または No)。

Job State

ジョブのステート。


) DidNotStart ステートになっているジョブは、スケジュールを再設定する必要があります。


Next Schedule

スケジュール設定済みのジョブの場合は、次回のジョブ実行を示します。終了したジョブの場合は、ジョブが実行された時刻です。

Last Run Status

ジョブを最後に実行したときのステータス。

Owner

ジョブを最後に編集したユーザ。

ステップ 3 このウィンドウから、ジョブ管理ボタン(図 9-11 を参照)を使用して、AP Radio Scan ジョブを管理できます(「AP Radio Scan ジョブの管理」を参照してください)。


 

関連項目

「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」

「テーブル データのソート」

AP Radio Scan ジョブの管理

AP Radio Scan ジョブのテーブルの下にあるボタン(「AP Radio Scan ジョブの表示」を参照)を使用すると、これらのジョブを管理できます。


) ログインの特権に応じて、この手順が使用できるかどうかが決まります。


始める前に

AP Radio Scan ジョブを実行する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。ネットワークが正しく設定されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。

AP Radio Scan の実行についてのガイドラインを確認する(「AP Radio Scan の実行についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 Radio Manager > AP Radio Scan を選択します。AP Radio Scan 画面が表示されます(図 9-11 を参照)。

ステップ 2 Job State リストから、管理するジョブのタイプを選択します。画面をリフレッシュして、対応するジョブを表示します。


) Assisted Site Survey Wizard を使用して作成された AP Radio Scan ジョブについては、Radio Manager > AP Radio Scan タブを使用して編集または実行することはできません。このジョブを管理する方法については、「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照してください。


ステップ 3 管理するジョブのオプション ボタンをクリックし、ジョブ リストの後に表示されるボタンのいずれかをクリックします。

Filter :このボタンを使用すると、表示される AP Radio Scan ジョブを制限できるため、特定のジョブを名前で検索することが容易になります。フィルタは、ページがリフレッシュされるまで適用されます。


) ワイルドカードとして % を使用できます。たとえば %name% と入力すると、「name」という語を含むすべてのジョブが表示されます。


Edit :このボタンを使用すると、以前に作成したジョブのリストに表示されているジョブを編集できます。


) 編集中のジョブに関連付けられているイメージを削除した場合は、イメージが選択されていないことがジョブに表示されます。


Run Now :このボタンを使用すると、現在選択されているジョブをすぐに実行できます。 このオプションを選択すると、他のスケジュール設定がすべてクリアされます。

Stop :このボタンを使用すると、実行中の AP Radio Scan ジョブを停止できます。

Delete :このボタンを使用すると、表示されたジョブ リストからジョブを削除できます。スケジュール設定済み、スケジュール未設定、完了済み、およびまだ開始していないジョブを削除できます。現在実行中のジョブは削除できません。

Copy :このボタンを使用すると、以前に作成したジョブのデータ(最大送信電力と選択した AP)を使用して、新しいジョブを作成できます。


) この手順は、スケジュール データをコピーしません。


Job Run Log :このボタンを使用すると、選択したジョブの実行ログを表示できます(「AP Radio Scan ジョブ実行ログの表示」を参照)。

Refresh :1 つ以上の AP Radio Scan ジョブに対して変更を行った後、確実に最新の情報を表示するには、 Refresh ボタンをクリックしてジョブ リストをリフレッシュします。


 

関連項目

「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」

「テーブル データのソート」

AP Radio Scan ジョブの新規作成


) ログインの特権に応じて、この手順が使用できるかどうかが決まります。


始める前に

AP Radio Scan ジョブを実行する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。ネットワークが正しく設定されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。

AP Radio Scan の実行についてのガイドラインを確認する(「AP Radio Scan の実行についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 Radio Manager > AP Radio Scan を選択します。AP Radio Scan Job Creation 画面が表示されます。

ステップ 2 ジョブの名前を入力して New Job をクリックします。ジョブに名前を付ける手順については、 付録B「名前付けのガイドライン」 を参照してください。

ウィンドウがリフレッシュされ、Job Creation メニューが左ペインに、Job Name ダイアログボックスが右ペインに表示されます。


) Job Creation ウィンドウで入力した内容を保存する前に任意のサブタブをクリックすると、ウィンドウがリセットされ、入力した情報がすべて失われます。


ステップ 3 左ペインで番号が付いている項目を選択し、AP Radio Scan ジョブの作成と実行を行います。


) 次に示す手順は、Schedule Job を除き、実行する必要がありますが、この順序で実行する必要はありません。ジョブのスケジューリングを省略しておいて、後でジョブを編集し、スケジュールを作成することもできます。


1. Job Name「ジョブの命名と最大送信電力の選択」を参照。

2. Select AP「AP の選択」を参照。

3. Filter By PHY「無線タイプの選択」を参照。

4. Schedule Job「ジョブのスケジュール」を参照。

5. Finish「ジョブの終了」を参照。


 

ジョブの命名と最大送信電力の選択

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Job Name をクリックします。

ステップ 2 次の情報を入力します。

フィールド
説明

Job Name

ジョブに一意な名前を入力します。ジョブに名前を付ける手順については、 付録B「名前付けのガイドライン」 を参照してください。

Description

ジョブの説明を入力します。説明の入力方法については、 付録B「名前付けのガイドライン」 を参照してください。

Maximum Transmit Power

たとえば、デフォルトの電力レベルでは隣接ネットワークに影響を与える可能性がある場合、低い電力設定の入力を選択することもできます。

ステップ 3 次のステップである「AP の選択」に進みます。


 

AP の選択

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Select AP をクリックします。すべての管理対象デバイスが中央ペインのデバイス セレクタに一覧表示されます。

ステップ 2 ジョブに加えるデバイスを選択します(「デバイス セレクタの使用方法」を参照)。

ステップ 3 次のステップである「無線タイプの選択」に進みます。


 

無線タイプの選択

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Filter By PHY をクリックします。

ステップ 2 AP Radio Scan を実行する 802.11 無線のタイプを選択します。デフォルトでは、両方のオプション(11a および 11b/11g)が選択されています。


) 選択したタイプの無線だけがスキャンの対象になります。選択した AP に目的の無線タイプのインターフェイスがない場合は、ジョブ実行ログにそのことが示されます。


ステップ 3 次のステップである「ジョブのスケジュール」に進みます。


 

ジョブのスケジュール

AP Radio Scan ジョブのスケジュール設定では、次のことが可能です。

複数のスキャン ジョブを作成できますが、一度に実行できるジョブは 1 つだけです。

Run Now を選択すると、ジョブをすぐに開始できます。または、将来の日時にジョブをスケジュールすることもできます。

スケジュール設定を行わずにジョブを保存し、後でジョブを編集して、スケジュール情報を追加できます。


) スキャン ジョブを実行すると、一時的に無線 LAN サービスの速度が低下して、クライアント アソシエーションに影響を与える場合があります。影響を最小限にするには、スキャン ジョブを時間外に実行するようにスケジュール設定します。


手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Schedule Job をクリックします。

ステップ 2 次の情報を入力します。

 

フィールド
説明

Run Now

クリックするとジョブを実行します。ジョブは、 Save をクリックした後で実行されます(「ジョブの終了」を参照してください)。


) このオプションは、他のすべてのスケジュール設定オプション(Start Date、Start Time、および Repeat)を無視します。


Start Date

ジョブを実行する年月日をリストから選択します。

Start Time

ジョブを実行する時刻をリストから選択します。

Repeat

Enable

ジョブを繰り返し実行する場合は、オンにします。

Every

数値を入力してジョブを繰り返す頻度を指定し、次に時間の間隔(時間数、日数、週数、または月数)を選択します。


) このオプションを選択すると、Start Date および Start Time リストに入力した日付と時刻からジョブが定期的に実行されます。


ステップ 3 次のステップである「ジョブの終了」に進みます。


 

ジョブの終了

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Finish をクリックして、設定を保存します。Finish ダイアログが表示されます。

ステップ 2 Save をクリックして、AP Radio Scan ジョブ設定を保存します。 後で実行するようにジョブのスケジュールを設定した場合は、スケジュール設定済みジョブのリストにジョブが追加されます。スケジュール画面で Run Now を選択した場合は、すぐにジョブが実行されます。


) 「WLSE server is ahead of or behind your local time」という警告メッセージが表示される場合は、「ジョブのスケジュール設定における時刻の違いの問題について」を参照してください。


画面がリフレッシュされ、AP Radio Scan Job Save Summary ウィンドウに次の情報が表示されます。

 

フィールド
説明

Name

ジョブの名前。

Description

ジョブの説明(説明がある場合)。

Maximum Power

ジョブに対して選択した最大電力設定。

Selected APs

ジョブの対象として選択したデバイスの名前。

Schedule

ジョブ実行のスケジュールを設定した日付と時刻。ジョブのスケジュールを設定していない場合は、 No Schedule と表示されます。

スケジュール情報を完成させる必要はありません。ジョブをスケジュールせずに保存した後、ジョブを編集してスケジュール情報を追加できます。

スケジュール設定された時刻になると、AP Radio Scan ジョブは隣接 AP のスキャンを開始します。ジョブは、必要なすべての AP が適切な無線測定に応答した後、自動的に停止します。

ステップ 3 実行中のジョブの進捗状況を表示するには、 Radio Manager > AP Radio Scan > Job Run Log を選択します(「AP Radio Scan ジョブ実行ログの表示」を参照してください)。

ステップ 4 ジョブを手作業で停止するには、「AP Radio Scan ジョブの管理」を参照してください。

ステップ 5 AP Radio Scan が正常に完了したら、次のことを実行する必要があります。

a. Client Walkabout を実行する(オプション、使用を推奨):「Client Walkabout を使用した RM データの収集」を参照。

b. AP を設定する:「RM Assisted Configuration の使用方法」を参照。


 

AP Radio Scan ジョブ実行ログの表示

Job Run Log ボタンを使用すると、選択したジョブの実行ログを表示できます。ジョブの実行ログには、実行中および実行済みの AP Radio Scan ジョブに関する情報が表示されます。

実行中のジョブの進捗状況を表示するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Radio Manager > AP Radio Scan > Job Run Log を選択します。

Job Runs テーブルが別のブラウザ ウィンドウに表示されます。このテーブルには、各実行についての次の情報があります。

 

フィールド
説明

Select Run

このボタンを選択すると、該当する実行の詳細が表示されます。

選択したジョブの実行の詳細がジョブの実行リストの下に表示されます。

Job Start Time

ジョブが開始した時刻。

Job End Time

ジョブが終了した時刻。

Job Status

ジョブのステータス。

Percent Complete

ジョブの完了率。

ジョブ実行ログはこのテーブルの下に表示されます。

ステップ 2 他のジョブの実行に関する詳細を表示するには、Job Runs テーブルから他の実行を選択して、 Job Run Log をクリックします。


 

関連項目

「AP Radio Scan ジョブの管理」

Client Walkabout を使用した RM データの収集

Client Walkabout の測定値は、AP カバレッジの決定に役立ちます。また、最適なカバレッジを無線パラメータ ジェネレータに提供するためにも使用されます。


) 現時点で Client Walkabout は、Cisco Compatible Extensions バージョン 2(CCXV2)準拠のシスコ製カードまたはシスコ製以外のクライアント アダプタを使用した場合にだけサポートされます。この機能をサポートするクライアント アダプタについては、Cisco.com の『Supported Devices Table for the CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine, 2.9』を参照してください。


Client Walkabout では、Client Walkabout ジョブを作成、表示、管理できます。このプロシージャを使用すると、次の作業を実行できます。

Walkabout に関連する AP のグループの指定

Client Walkabout の起動および停止

次の項目では、Client Walkabout ジョブを管理する手順について説明します。

「Client Walkabout について」

「Client Walkabout の実行についてのガイドライン」

「Client Walkabout ジョブの表示」

「Client Walkabout ジョブの管理」

「Client Walkabout の新規作成」

「Walkabout の実行」

関連項目

「一般的なシナリオと FAQ」

「無線パラメータの生成」

「Radio Manager について」

「無線ロケーション データの収集」

Client Walkabout について

AP Radio Scan を実行した後、Client Walkabout を実行できます。Client Walkabout は、検出された AP をすべて報告し、無線パラメータ ジェネレータに最適なカバレッジを得るためのオプションのステップです(「無線パラメータの生成」を参照してください)。


) Client Walkabout を実行しても、Location Manager のカバレッジ表示は変更されません。 Client Walkabout データは、無線パラメータ ジェネレータと Assisted Site Survey Wizard だけで使用されます(「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照)。


動作

Client Walkabout 中、クライアント(通常はラップトップ)を目的のカバレッジ領域で移動します。 Walkabout 中は、クライアントを最大 5 つ使用して、異なる領域をカバーすることができます。各クライアントは、802.11 MAC アドレスで識別されます。これらのクライアント ステーションを、WLAN の領域または適切なカバレッジが必要な WLAN の一部で移動します。Walkabout 中に、次のことが行われます。

各 AP は同じチャネルに設定されます。

AP の送信電力は増加するので、WLAN のエッジのカバーに必要な電力を測定できます。

カバレッジ領域を移動すると、クライアントが BSS 間を移動するのに伴って、サービスを提供する AP が変わります。クライアントがカバレッジ領域内に留まる限り、サービスを提供している AP は、隣接 AP から受信する信号強度とバックグラウンド無線周波数エネルギーを測定して報告するように継続的にクライアントに対して要求します。測定値は、すべて Radio Manager に渡され、RF 環境データベースに加えられます。このベースにより、次の無線設定を計算するための情報が提供されます。

生成されるデータ

これらの測定値にロケーション情報は含まれませんが、測定値のセットは、WLAN カバレッジ領域内の特定のロケーションと対応します。Radio Manager は、これらの測定値を使用して測定オブジェクトを作成します。各測定オブジェクトには、強度が最も高い制御対象の AP へのパスの損失および特定のロケーションで制御されていないソースから受信した信号強度が含まれます。これらの結果は、RM Assisted Configuration、Location Manager、および Radio Manager レポートで使用されます。

Client Walkabout の実行についてのガイドライン

一般

Client Walkabout を実行しない場合、AP 間の距離を含むフロア プランを入力する必要があります(「Location Manager へのフロアの追加」を参照してください)。

Client Walkabout を使用する代わりに、Location Manager の Assisted Site Survey Wizard を使用できます。このウィザードを使用して、最適な無線送信電力とチャネル選択を設定するプロセスを確認できます。 このウィザードのインターフェイスでは、AP Radio Scan、Client Walkabout、および無線パラメータ生成の手順を確認できます(「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照)。

アクセス ポイントの設定

AP を設定する際は、ACU(Aironet Client Utility)のオプションをイネーブルにしないでください。イネーブルにすると、しきい値が指定した値より小さい場合に、より適切な AP が定期的にスキャンされます。 この機能は、Radio Manager のプロシージャと競合します。

Walkabout に関連する AP の個数に制限はなく、多数の AP を加えてもパフォーマンスに影響を与えることはありませんが、Walkabout ジョブ中に収集したデータ ポイントの総数は、RM Assisted Configuration の処理時間に影響を与えます。

データ ポイントが多いほど、パラメータの計算に必要な時間は長くなります。

データ ポイントが少なすぎると、AP 間でロケーションがスキップされる場合があります。この結果、推奨送信電力が予想を上回る値になる可能性があります。

Walkabout の実行

カバレッジ領域を設定するには、クライアント(ラップトップ)をその領域で移動します。移動するときに、次のガイドラインを使用します。

アクティブにできる Walkabout ジョブは常に 1 つだけです。

ゆっくりと同じ速度で移動します。クライアントは、10 秒ごとに測定を行います。あまり速く移動すると、充分なデータ ポイントを収集できません。

領域全体をカバーするグリッド パターンを移動します。

ネットワークのエッジを移動します。

たとえば、会議室や他の区切られた場所など、カバレッジする場所を強調します。

データの収集が完了したら、Walkabout を停止します。明示的にプロセスを停止しない限り、クライアントは測定を続けます。

Client Walkabout データ収集は累積的であるので、必要に応じて起動および停止できます。

11a と 11b/g 無線の両方を含むネットワークの場合(AP1200 デュアル モード AP を使用している場合など)、どちらの無線タイプも Client Walkabout の処理に加えてロケーション データを生成する必要があります。 Client Walkabout 中に 11b クライアントを使用して収集されたデータは、11a ネットワーク計画には使用できません。 1 つの Client Walkabout プロシージャで 2 つのタイプのクライアントを混用することはできますが、両方のタイプのクライアントを使用して Client Walkabout データを収集する必要があります。

現在の Client Walkabout データを削除するには、Manage RM Measurements タブを使用します(「RM 測定値の削除」を参照してください)。

無線パラメータの計算にかかる時間を最小限にするには、Walkabout を実行するときに次のガイドラインを使用するようにしてください。

カバレッジを行う各 AP の近くをおよそ 2 分間移動します。Walkabout ロケーションを 1 箇所 10 秒の割合で収集します。2 分間では、およそ 12 の Walkabout ロケーションで収集できます。AP を 10 個含むフロアの場合、これは 20 分間の移動に相当し、フロアの境界と異なる AP 間の領域をカバーします。

Location Manager の RM Assisted Wizard(「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照)を使用する場合、各 AP と、その AP が可聴な Walkabout ロケーションの個数を含むテーブルに Walkabout の結果が表示されます。あるロケーションで複数の AP が可聴な場合、AP ごとに複数回カウントされる可能性があります。したがって、選択されたすべての AP のロケーション数の総計は、実際の Walkabout ロケーションの総数よりも、多くなる可能性が(ほとんど常に)あります。

RM Assisted Configuration は、ビルディングごとか、フロアごとに実行できます。ビルディング全体に対して、RM Assisted Configuration を実行する場合は、常によりよいチャネルの組み合せを得ることができます。

Walkabout が長くなると、生成されるロケーション データも多くなります。収集するロケーション サンプルが多くなると、結果として生成されるパラメータを改善できますが、計算の回数も増加します。10 個の AP で構成されるフロアの場合、WLSE1105 は、インベントリ、設定、ディスカバリ、または同時に実行している別の Radio Manager タスクなど、別のジョブがなくても、パラメータ生成プロセスに約 10 ~ 12 分かかります。


) WLSE 1130 および WLSE 1130-19 は、パフォーマンスの高い製品なので、パラメータ生成速度は WLSE1105 よりもはるかに高速です。


関連項目

「Client Walkabout について」

「Walkabout の実行」

「Client Walkabout を使用した RM データの収集」

Client Walkabout ジョブの表示

デフォルトの Client Walkabout 画面を使用して、Client Walkabout ジョブを表示します。


) ログインの特権に応じて、この手順が使用できるかどうかが決まります。


始める前に

Client Walkabout を実行する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。ネットワークが正しく設定されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。

手順


ステップ 1 Radio Manager > Client Walkabout を選択します。 Client Walkabout 画面が表示されます。

図 9-12 Client Walkabout 画面の例

 

 

1

Client Walkabout State 選択リスト

2

Walkabout のリスト

3

Walkabout 管理ボタン

ステップ 2 Client Walkabout State リストから、表示する Walkabout のタイプを選択します(Running または All)。ウィンドウがリフレッシュし、Walkabout が表示されます。

フィールド
説明

Name

Client Walkabout の名前。

Status

Walkabout のステータス。

Last Run Started

最後にこの Client Walkabout の実行を開始した時刻。

Last Run Stopped

最後にこの Client Walkabout の実行を停止した時刻。

Owner

ジョブを最後に編集したユーザ。

ステップ 3 このウィンドウから、Walkabout 管理ボタン(図 9-12 を参照)を使用して、Client Walkabout ジョブを管理できます(「Client Walkabout ジョブの管理」を参照してください)。


 

関連項目

「Client Walkabout を使用した RM データの収集」

「テーブル データのソート」

Client Walkabout ジョブの管理

Client Walkabout ジョブのテーブルの下のボタン(「Client Walkabout ジョブの表示」を参照)を使用すると、ジョブを管理できます。


) ログインの特権に応じて、この手順が使用できるかどうかが決まります。


始める前に

Client Walkabout を実行する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。ネットワークが正しく設定されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。

手順


ステップ 1 Radio Manager > Client Walkabout を選択します。 Client Walkabout 画面が表示されます(図 9-12 を参照)。

ステップ 2 Client Walkabout State リストから、管理する Walkabout のタイプを選択します(Running または All)。画面をリフレッシュして、対応するジョブを表示します。


) Assisted Site Survey Wizard を使用して作成された Client Walkabout ジョブについては、Radio Manager > Client Walkabout タブを使用して編集または実行することはできません。このジョブを管理する方法については、「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照してください。


ステップ 3 管理するジョブのオプション ボタンをクリックし、Client Walkabout リストの後に表示されるボタンのいずれかをクリックします。

Filter :このボタンを使用すると、表示される Client Walkabout ジョブを制限できるため、特定の Walkabout を名前で検索することが容易になります。フィルタは、ページがリフレッシュされるまで適用されます。


) ワイルドカードとして % を使用できます。たとえば %name% と入力すると、「name」という語を含むすべての Walkabout が表示されます。


Edit :以前に作成した Walkabout を編集できます。

Delete :表示された作成済み Walkabout のリストから選択した Walkabout を削除します。現在実行中の Walkabout は削除できません。

Start :選択した Client Walkabout を起動します。

Stop :現在実行中の Walkabout を停止します。

Detailed :選択した Client Walkabout の詳細を表示できます。

Client Walkabout Details ウィンドウに、次の情報がジョブごとに表示されます。

 

フィールド
説明

Name

Walkabout の名前。

Description

Walkabout の説明(説明がある場合)。

Power Mode

Walkabout に対して選択された AP 電力設定。

Max. Power

AP 電力設定の値。このフィールドには、Use No More Than __ mW(「Walkabout オプションの入力」を参照)に値を入力した場合にだけ、データが入力されます。

Selected APs

Walkabout の対象として選択した AP デバイスの名前。

Client MAC Address

Walkabout 中に使用されるクライアント MAC アドレスのリスト。

Status

Walkabout のステータス。

Last Run Started

最後にこの Client Walkabout の実行を開始した時刻。

Last Run Stopped

最後にこの Client Walkabout の実行を停止した時刻。

Walkabout Location Data :Client Walkabout ジョブ中に収集された AP ロケーションを表示できます。


) AP ロケーション情報は、最後に実行された Walkabout に対してだけ利用できます。新しい Walkabout ジョブが進行中の場合、この情報は最後に実行された Walkabout に利用できません。


Client Walkabout Details ウィンドウに、次の情報が表示されます。

 

フィールド
説明

AP Name

アクセス ポイントの名前。

IP Address

アクセス ポイントの IP アドレス。

Number of Location Data

アクセス ポイント向けに収集されたデータ ポイントのロケーションの数。

Job Run Log :このボタンを使用すると、選択した Walkabout の実行ログを表示できます(「Client Walkabout 実行ログの表示」を参照)。

Refresh :Walkabout のリストをリフレッシュして、最新の情報を表示できます。


 

関連項目

「Client Walkabout を使用した RM データの収集」

Client Walkabout の新規作成


) ログインの特権に応じて、この手順が使用できるかどうかが決まります。


始める前に

Client Walkabout を実行する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。ネットワークが正しく設定されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。

Walkabout クライアントを Walkabout に対して選択した AP に関連付けるように設定する。

Client Walkabout の実行についてのガイドラインを確認する(「Client Walkabout の実行についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 Radio Manager > Client Walkabout を選択します。

ステップ 2 New をクリックします。

ウィンドウがリフレッシュされ、Client Walkabout メニューが左ペインに、Client Walkabout Name ダイアログボックスが右ペインに表示されます。


) Job Creation ウィンドウで入力した内容を保存する前に任意のサブタブをクリックすると、ウィンドウがリセットされ、入力した情報がすべて失われます。


ステップ 3 番号が付けられた選択肢を左ペインで選択し、Client Walkabout を作成します。


) 次に示す手順は、すべて実行する必要がありますが、この順序で実行する必要はありません。


1. Name「Walkabout の命名」を参照。

2. Select AP「AP の選択」を参照。

3. Filter By PHY「無線タイプの選択」を参照。

4. Enter Client MAC「クライアント MAC アドレスの入力」を参照。

5. Options「Walkabout オプションの入力」を参照。

6. Finish「Walkabout の作成の終了」を参照。

ステップ 4 Client Walkabout を実行します(「Walkabout の実行」を参照)。


 

Walkabout の命名

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Name をクリックします。

ステップ 2 次のデータを入力します。

フィールド
説明

Job Name

Walkabout に一意な名前を入力します。

各ジョブの識別を容易にするため、ジョブ名にフロア番号などの識別子を加えることを検討してください。

名前の表記法のガイドラインについては、 付録B「名前付けのガイドライン」 を参照してください。

Description

Walkabout の説明を入力します。説明の入力方法については、 付録B「名前付けのガイドライン」 を参照してください。

ステップ 3 次のステップである「AP の選択」に進みます。


 

AP の選択

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Select AP をクリックします。すべての管理対象デバイスが中央ペインのデバイス セレクタに一覧表示されます。

ステップ 2 ジョブに加える AP を選択します(「デバイス セレクタの使用方法」を参照)。


) 各 Walkabout ジョブで、そのフロアの AP だけを加えます(「Client Walkabout の実行についてのガイドライン」を参照してください)。


ステップ 3 次のステップである「無線タイプの選択」に進みます。


 

無線タイプの選択

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Filter By PHY をクリックします。

ステップ 2 Client Walkabout を実行する 802.11 無線のタイプを選択します。デフォルトでは、両方のオプション(11a および 11b/11g)が選択されています。


) 選択したタイプの無線だけが Walkabout の対象になります。選択した AP に目的の無線タイプのインターフェイスがない場合は、ジョブ実行ログにそのことが示されます。


ステップ 3 次のステップである「クライアント MAC アドレスの入力」に進みます。


 

クライアント MAC アドレスの入力

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Enter Client MAC をクリックします。

ステップ 2 最大 5 つのクライアントの 802.11 MAC アドレスを入力するか、Most Recent プルダウン リストから、最大 5 つの MAC アドレスを選択します。これらが Walkabout 中に移動するクライアントです。


) 13 文字以上で構成された MAC アドレスを入力すると、エラー メッセージが表示されます。


ステップ 3 次のタスクである「Walkabout オプションの入力」に進みます。


 

Walkabout オプションの入力

Walkabout 中に AP の送信電力は増加するので、WLAN のエッジのカバーに必要な電力を決定できます。このオプションを使用して、AP が使用する最大送信電力レベルをリセットします。

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Options をクリックします。

ステップ 2 AP 電力設定を選択します。

たとえば、デフォルトの電力レベルでは隣接ネットワークに影響を与える可能性がある場合、低い電力設定の入力を選択することもできます。

ステップ 3 次のタスクである「Walkabout の作成の終了」に進みます。


 

Walkabout の作成の終了

このオプションを選択する前に、Walkabout に名前を付け、デバイスを選択して、クライアント MAC アドレスを入力し、AP 電力設定オプションを選択する必要があります。

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Finish をクリックして、設定を保存します。Finish ダイアログが表示されます。

ステップ 2 Save をクリックして、Client Walkabout ジョブのリストに Walkabout を追加します。


) 「WLSE server is ahead of or behind your local time」という警告メッセージが表示される場合は、「ジョブのスケジュール設定における時刻の違いの問題について」を参照してください。


画面がリフレッシュされ、Client Walkabout Summary ウィンドウに次の情報が表示されます。

 

フィールド
説明

Name

Walkabout の名前。

Description

Walkabout の説明(説明がある場合)。

Power Mode

Walkabout に対して選択された AP 電力設定。

Maximum Power

AP 電力設定の値。このフィールドには、Use No More Than __ mW( 「Walkabout オプションの入力」 を参照)に値を入力した場合にだけ、データが入力されます。

Devices

Walkabout の対象として選択した AP デバイスの名前。

Client MAC Address

Walkabout 中に使用されるクライアント MAC アドレスのリスト。

ステップ 3 Walkabout を実行します(「Walkabout の実行」を参照)。


 

Walkabout の実行

Client Walkabout を起動すると、Walkabout ジョブがすぐに開始され、このプロセスを停止するまで動作します。アクティブにできる Client Walkabout ジョブは常に 1 つだけです。


) Client Walkabout 機能を使用すると、一時的に無線 LAN サービスの速度が低下して、クライアント アソシエーションに影響を与える場合があります。ネットワークへの影響を最小限にするため、Walkabout ジョブは時間外に実行する必要があります。


始める前に

Client Walkabout を実行する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。ネットワークが正しく設定されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。

Client Walkabout の実行についてのガイドラインを確認する(「Client Walkabout の実行についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 Walkabout を実行する領域にクライアント(通常はラップトップ)を移動します。

ステップ 2 Radio Manager > Client Walkabout を選択します。現在の Client Walkabout ジョブのリストが表示されます。


) Assisted Site Survey Wizard を使用して作成された Client Walkabout ジョブについては、Radio Manager > Client Walkabout タブを使用して実行することはできません。このジョブを管理する方法については、「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照してください。


ステップ 3 リストから実行する Client Walkabout ジョブの名前を選択します。

ステップ 4 Start をクリックします。

ステップ 5 カバレッジ領域を設定するには、クライアント(ラップトップ)をその領域で移動します(「Client Walkabout の実行についてのガイドライン」を参照してください)。

ステップ 6 データの収集が完了したら、Walkabout を停止します。リストから Walkabout ジョブ名を選択して、 Stop をクリックします。


) 明示的にプロセスを停止しない限り、クライアントは測定を続けます。


ステップ 7 Walkabout の結果を表示するには、次の手順に従います。

Detailed をクリックして、Walkabout の詳細を表示します(「Client Walkabout ジョブの管理」を参照してください)。

Walkabout Details をクリックして、Walkabout 中に収集した AP ロケーションを表示します(「Client Walkabout ジョブの管理」を参照してください)。

Location Manager を使用して、Walkabout ジョブの結果を表示します(「Location Manager での WLAN 無線環境の表示」を参照してください)。

ステップ 8 Client Walkabout が正常に完了すると、無線パラメータの生成と AP の設定の準備が整います(「RM Assisted Configuration の使用方法」を参照してください)。


 

Client Walkabout 実行ログの表示

Job Run Log ボタンを使用すると、選択したジョブの実行ログを表示できます。ジョブの実行ログには、実行中および実行済みの AP Radio Scan ジョブに関する情報が表示されます。

実行中の Client Walkabout の進捗状況を表示するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Radio Manager > Client Walkabout を選択します。 Client Walkabout ジョブのリストが表示されます。

ステップ 2 リストからジョブを選択し、 Job Run Log をクリックします。

Job Runs テーブルが別のブラウザ ウィンドウに表示されます。このテーブルには、各実行についての次の情報があります。

 

フィールド
説明

Select Run

このボタンを選択すると、該当する実行の詳細が表示されます。

選択したジョブの実行の詳細がジョブの実行リストの下に表示されます。

Job Start Time

ジョブが開始した時刻。

Job End Time

ジョブが終了した時刻。

Job Status

ジョブのステータス。

Percent Complete

ジョブの完了率。

ジョブ実行ログはこのテーブルの下に表示されます。

ステップ 3 他のジョブの実行に関する詳細を表示するには、Job Runs テーブルから他の実行を選択して、 Job Run Log をクリックします。


 

関連項目

「Client Walkabout ジョブの管理」

Radio Monitoring を使用した RM データの収集

Radio Monitoring は、無線周波数統計情報を定期的に収集し、特定の信号ソースを識別します。この機能は、不良アクセス ポイントを検出する主要な手段です。 次の項では、Radio Monitoring を使用する方法と場所について説明します。

「Radio Monitoring について」

「Radio Monitoring の実行についてのガイドライン」

「Radio Monitoring の起動」

「パスの損失結果の報告」

「パスの損失結果の履歴報告」

「チャネル ロード データの報告」

「チャネル ロード データの履歴報告」

関連項目

「一般的なシナリオと FAQ」

「Radio Manager について」

「無線ロケーション データの収集」

Radio Monitoring について

Radio Monitoring は、指定した Cisco IOS AP と、それに関連付けられている CCXV2 準拠のクライアント上で動作し、WLAN 無線環境を継続して監視し、ビーコンを送信している新しい AP を検出します。また、新しい AP が検出されたときや干渉が発生したときにアラートを生成します。


) Radio Monitoring は、不良 AP を検出する主要な手段です。 Radio Monitoring をディセーブルにすると、継続的な不良 AP 検出、ネットワークの Self Healing、Auto Re-Site Survey、および特定の Radio Manager レポートといった機能にアクセスできなくなります。



) Radio Monitoring をイネーブルにしない場合や、AP Radio Scan を実行しない場合、未知の無線(Rogue または Friendly)は検出されません。AP Radio Scan を実行し、Radio Monitoring をイネーブルにしない場合でも、未知の無線は検出されますが、その検出数は Radio Monitoring が動作している場合の検出数よりも少なくなります。Self Healing も、Radio Monitoring と AP Radio Scan によって生成されるデータに依存します。


動作

Radio Manager は通常動作時に Cisco AP とクライアントからの測定値を要求し、WLAN 無線周波数環境を監視します。これらの測定値は、Client Walkabout 中よりも発生頻度が低く(「Client Walkabout を使用した RM データの収集」を参照)、通常は 1 分以上間隔が空きます。

Radio Monitoring を使用すると、監視するチャネルを選択できます。AP とクライアントはどちらも、サービスを提供しているチャネルとサービスを提供していないチャネルを測定できます。この選択は、Radio Monitoring をイネーブルにする際に行います。

Client Registration Scanning 機能をイネーブルにした場合、WLSE はすべてのクライアント(CCXv2.5 以降および無線管理機能)に、オンチャネルとオフチャネルの両方で同じ無線測定を実行するよう命令します。 次に、クライアントが、Radio Manager コマンドに従って、AP と同様に他のチャネルをスキャンします。


) Radio Monitoring に関連するクライアントはネットワークのカバレッジ領域を増やしません。


生成されるデータ

Radio Monitoring によって収集されるチャネル測定値は、無線設定、不良 AP ディスカバリ、および干渉検出に使用されます。これらの結果は、Location Manager および Faults で使用されます。

Radio Monitoring の実行についてのガイドライン

Radio Monitoring は、90 秒間隔で測定を行います。

ネットワーク上で Radio Monitoring を常に動作させておくと、新しい AP が即座に検出され、障害が生成されるので、レポートは正確で最新のものになります。

干渉と不良 AP を検出するには、Radio Monitoring が動作している必要があります。

AP は Radio Monitoring リストに追加すると同時に、AP Radio Scan または Client Walkabout にも含めることができます。これら 2 つの機能に対する測定要求は、Radio Monitoring 要求に優先します。期間が短い方のプロシージャが終了すると、AP は通常の無線監視モードに戻ります。

Radio Monitoring は、次のレポート用のデータを生成します。

Path Loss Between Managed APs レポート。このレポートは、計算されたパスの損失データを表示するときに実行します(「パスの損失結果の報告」を参照)。

Channel Loading レポート。このレポートは、新しいアクセス ポイントの集合を展開する前に環境の混雑状況を判断するときに実行します(「チャネル ロード データの報告」を参照)。

不良 AP を検出するには、サービスを提供しているチャネルとサービスを提供していないチャネルの両方のスキャンをイネーブルにする必要があります(「不良 AP の検出」を参照)。サービスを提供しているチャネルのスキャンだけをイネーブルにすると、実際に不良を報告するのは、不良 AP と同じチャネルに設定されている AP だけになります。サービスを提供していないチャネルも監視することにより、Radio Manager は、AP が送信しているチャネルだけを監視した場合では検出できない可能性がある不良 AP を検出できます。

関連項目

「Radio Monitoring について」

Radio Monitoring の起動


) ログインの特権に応じて、この手順が使用できるかどうかが決まります。


始める前に

デバイスを選択して Radio Monitoring に加える前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。ネットワークが正しく設定されていないと、Radio Manager 機能は使用できません。

ロケーション要素(ビルディングとフロア)を定義し、AP をフロアに配置する(オプション、使用を推奨)。これは、Location Manager の画面から最適な結果を得るうえで有用です。

Radio Monitoring の実行についてのガイドラインを確認する(「Radio Monitoring の実行についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 Radio Manager > Radio Monitoring を選択します。Radio Monitoring Options ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Enable をクリックして、WLAN 環境を監視します。

ステップ 3 Serving Channel Monitoring の場合、デバイスに設定したチャネルでの測定に対して、次のチェックボックスの一方または両方をオンにします。

AP は、サービスを提供しているチャネル(AP が送信しているチャネル)上で Cisco IOS AP の監視測定を実行します。

Clients は、サービスを提供しているチャネル上で CCX 準拠のクライアントの監視測定を実行します。

ステップ 4 Non-Serving Channel Monitoring の場合、帯域内の他のチャネルでの測定に対して、次のチェックボックスの一方または両方をオンにします。

AP は、サービスを提供していないチャネル(AP が送信していないチャネル)上で Cisco IOS AP の監視測定を実行します。

Clients は、サービスを提供していないチャネル上で CCX 準拠のクライアントの監視測定を実行します。


) 不良 AP を検出するには、サービスを提供しているチャネルとサービスを提供していないチャネルの両方のスキャンをイネーブルにする必要があります(「Radio Monitoring の実行についてのガイドライン」を参照)。


ステップ 5 Client Registration Scanning の場合、次のように選択します。

Enable を選択すると、AP スキャンをイネーブルにして、クライアントのアソシエーション要求とプローブ要求を追跡し、その情報をレポートすることができます。

Disable を選択すると、AP スキャンをディセーブルにできます。


) Client Registration Scanning オプションは、スキャン モードにある AP にだけ適用されます(「Scanning-Only AP の使用方法」を参照)。AP がスキャン モードにある場合、AP は不良 AP および関連付けられていないクライアントを探して無線環境を監視するので、クライアント アソシエーションを許容しません。


ステップ 6 左ペインのメニューで、 Select AP をクリックします。すべての管理対象デバイスが中央ペインのデバイス セレクタに一覧表示されます。

ステップ 7 監視するデバイスを選択します(「デバイス セレクタの使用方法」を参照してください)。

ステップ 8 左ペインのメニューで、 Filter By PHY をクリックして、監視する 802.11 無線のタイプを選択します。


) 選択したタイプの無線だけが監視されます。選択した AP に目的の無線タイプのインターフェイスがない場合は、ジョブ実行ログにそのことが示されます。


これで、無線監視オプションの選択が完了しました。この設定は保存する必要があります。

ステップ 9 左ペインのメニューで、 Finish をクリックします。Finish ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 10 Save をクリックして、無線監視オプションを保存します。

Radio Monitor は、選択したデバイスの監視を開始します。


 

関連項目

「無線ロケーション データの収集」

「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」

「Scanning-Only AP モードについて」

「Scanning-Only AP のネットワーク設定の割り当て」

「ネットワークの干渉検出設定の割り当て」

「パスの損失結果の報告」

「チャネル ロード データの報告」

パスの損失結果の報告

Path Loss Between Managed APs レポートを使用すると、次のことを実行できます。

AP Radio Scan の実行後に、計算されたパスの損失データを表示する。

WLAN 無線環境が変更されているかどうかを定期的にチェックする。 変更内容が重大な場合、Auto Re-Site Survey(「AP 無線パフォーマンスの評価」を参照)を使用すると、その変更によってネットワークのパフォーマンスまたはキャパシティが著しく低下したときに、アラームを自動的にトリガーすることができます。

このレポートでは、選択したアクセス ポイントに関して次の内容を表示します。

選択した AP を可聴できる周囲のアクセス ポイント

選択した AP と周囲の各 AP 間のパス損失(デシベル単位)


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


一般的なシナリオと FAQ

AP Radio Scan の実行が完了しました。 どうすれば計算されたパスの損失データを表示できますか。

最近、AP Radio Scan を実行していません。 どうすれば WLAN 無線ネットワークが変更されているかどうかを確認できますか。

始める前に

2 つの管理対象アクセス ポイント間のパス損失データを表示する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。

AP Radio Scan を実行する(「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」を参照)。

Radio Monitoring をイネーブルにする(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照)。

手順


ステップ 1 Reports > Radio Manager を選択します。ウィンドウがリフレッシュされ、デバイス セレクタが左ペインに表示されます。

ステップ 2 デバイス セレクタで、フォルダをクリックして展開し、アクセス ポイントまたはフォルダを選択します。右ペインがリフレッシュされます。

ステップ 3 Report Name リストで、 Path Loss Between Managed APs Report を選択します。

ステップ 4 View をクリックします。選択したアクセス ポイントに関する次のデータがレポートに表示されます。

 

表 9-5 Path Loss Between Managed APs Report

カラム
説明

AP Name

アクセス ポイントの名前。

Interface Name

無線インターフェイスの名前。

PHY

無線インターフェイスの物理インターフェイスのタイプ(11a、11b、または 11g)。

Channel

使用している無線チャネル。

Neighbor AP Name

ネイバー アクセス ポイントの名前。

Neighbor Interface Name

ネイバー アクセス ポイントのインターフェイスの名前。

Path Loss

2 つのアクセス ポイント間のパスの損失をデシベル単位で表示。

As Of

WLSE がデバイスから情報をポーリングした時刻。

詳細については、「WLSE の時刻の表示について」を参照してください。


 

関連項目

「パスの損失結果の履歴報告」

「基本的なレポート機能の使用方法」

「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」

パスの損失結果の履歴報告

Historical Path Loss Report には、選択された AP(またはグループ)に関する以前のパスの損失情報が表示されます。 情報は、15 分ごとに収集され、パスの損失の履歴テーブルに保存されます。履歴テーブルのデータは、60 分ごとに切り捨てられます。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


始める前に

2 つの管理対象アクセス ポイント間のパス損失データの履歴を表示する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。

AP Radio Scan を実行する(「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」を参照)。

Radio Monitoring をイネーブルにする(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照)。

手順


ステップ 1 Reports > Radio Manager を選択します。ウィンドウがリフレッシュされ、デバイス セレクタが左ペインに表示されます。

ステップ 2 デバイス セレクタで、フォルダをクリックして展開し、アクセス ポイントまたはフォルダを選択します。右ペインがリフレッシュされます。

ステップ 3 Report Name リストから Path Loss Historical Report を選択します。

ステップ 4 View をクリックします。選択したアクセス ポイントに関する以前のパスの損失データがレポートに表示されます。 パスの損失データの詳細については、「パスの損失結果の報告」を参照してください。


 

関連項目

「基本的なレポート機能の使用方法」

「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」

チャネル ロード データの報告

無線測定データ、特に Clear Channel Assessment(CCA)測定を使用すると、チャネルにかかる負荷の程度を示す情報を提供します。選択したアクセス ポイントに関して、チャネルが使用される時間の割合を表示するには、 Channel Loading レポートを使用します。


) このタイプのレポートは、孤立したオフィス ビルディングの場合はほとんど使用されませんが、混雑した空間(隣接企業からの WLAN を多数持つニューヨークの高層ビル群など)の場合は非常に有用です。


Channel Loading レポートには、各 AP のバックグラウンド ローディング、特に、レポーティング AP 無線によって生成されないトラフィックに起因するチャネルの混雑状況が示されます。 この情報は、AP Radio Scan の実行前でも、新しいアクセス ポイントの集合を展開する前に環境の混雑状況を確認する場合には有用です。 また、この同じレポートを適宜実行することで、この環境が変更されているかどうかを確認できます。


) チャネル ロード情報は、Radio Monitoring リストにあるアクセス ポイントだけから収集されます。


一般的なシナリオと FAQ

どうすればネットワーク内の既存のアクセス ポイントに対する現在のチャネル ロードを特定できますか。

どうすれば WLAN 無線環境のアクセス ポイントに対するチャネル ロードが変更されているかどうかを特定できますか。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


始める前に

アクセス ポイントに対するチャネル ローディング データを表示する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。

AP Radio Scan を実行する(「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」を参照)。

Radio Monitoring をイネーブルにする(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照)。

手順


ステップ 1 Reports > Radio Manager を選択します。ウィンドウがリフレッシュされ、デバイス セレクタが左ペインに表示されます。

ステップ 2 デバイス セレクタで、フォルダをクリックして展開し、アクセス ポイントまたはフォルダを選択します。右ペインがリフレッシュされます。

ステップ 3 Report Name リストから、 Channel Loading Report を選択します。

ステップ 4 View をクリックします。選択したアクセス ポイントに関する次のデータがレポートに表示されます。

 

表 9-6 Channel Loading Report

カラム
説明

AP Name

アクセス ポイントの名前。

PHY

無線インターフェイスの物理インターフェイスのタイプ(11a、11b、または 11g)。

Channel

使用している無線チャネル。

Average Near (%)

最も近いクライアントからのアクセス ポイントによって検出される(15 分間の)平均チャネル ローディング。

Average Far (%)

最も遠いクライアントからのアクセス ポイントによって検出される(15 分間の)平均チャネル ローディング。

Peak Near (%)

最も近いクライアントからのアクセス ポイントによって検出される(15 分間の)平均ピーク値。

Peak Far (%)

最も遠いクライアントからのアクセス ポイントによって検出される(15 分間の)平均ピーク値。

As Of

WLSE がデバイスから情報をポーリングした時刻。

詳細については、「WLSE の時刻の表示について」を参照してください。


 

関連項目

「チャネル ロード データの履歴報告」

「基本的なレポート機能の使用方法」

「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」

チャネル ロード データの履歴報告

Historical Channel Load Report には、選択された AP(またはグループ)に関する以前のチャネル ロード情報が表示されます。 情報は、15 分ごとに収集され、チャネル ロードの履歴テーブルに保存されます。履歴テーブルのデータは、60 分ごとに切り捨てられます。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


始める前に

アクセス ポイントに対するチャネル ロード データの履歴を表示する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。

AP Radio Scan を実行する(「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」を参照)。

Radio Monitoring をイネーブルにする(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照)。

手順


ステップ 1 Reports > Radio Manager を選択します。ウィンドウがリフレッシュされ、デバイス セレクタが左ペインに表示されます。

ステップ 2 デバイス セレクタで、フォルダをクリックして展開し、アクセス ポイントまたはフォルダを選択します。右ペインがリフレッシュされます。

ステップ 3 Report Name リストから、 Channel Loading Historical Report を選択します。

ステップ 4 View をクリックします。選択したアクセス ポイントに関する以前のチャネル ロード データがレポートに表示されます。 チャネル ロード データの詳細については、「チャネル ロード データの報告」を参照してください。


 

関連項目

「基本的なレポート機能の使用方法」

「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」

RM 測定値の削除

以前に収集した無線ロケーションの測定値(リンクとパス損失データを含む)を削除するには、Manage RM Measurements を使用します。

この機能は、次の場合だけに使用します。

新しい AP が追加された場合

フロアを大幅に再設定した(物理環境に変更を加えた)場合

レポート内の不整合に気づいた場合

新しい AP Radio Scan を実行する場合、選択した AP に対する無線ロケーション情報は自動的に削除されます。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


手順


ステップ 1 Radio Manager > Manage RM Measurements を選択します。

ステップ 2 削除する無線ロケーション測定値を選択します。

Delete Radio Measurements :AP Radio Scan と無線監視中に収集した AP 無線ロケーションを削除します。


) このオプションを選択すると、AP Radio Scan に依存する機能すべてが影響を受けます。 たとえば、無線測定データを削除した後で、RM assisted Configuration、Self Healing、不良 AP 検出、または Location Manager のカバレッジ表示を使用するには、事前に AP Radio Scan を再実行する必要があります。


Delete Walkabout Measurements :Client Walkabout 中に収集したクライアント無線ロケーションを削除します。


) このオプションを選択すると、Client Walkabout 中に収集したデータがすべて削除されます。


ステップ 3 左ペインのメニューで、 Select Devices をクリックします。すべての管理対象デバイスが中央ペインのデバイス セレクタに一覧表示されます。

ステップ 4 デバイスを選択します(「デバイス セレクタの使用方法」を参照してください)。選択したデバイスの測定値だけが削除されます。

ステップ 5 左ペインのメニューで、 Filter By PHY をクリックします。

ステップ 6 802.11 無線タイプを選択します。選択したタイプの無線の測定値だけが削除されます。

ステップ 7 左ペインのメニューで、 Finish をクリックします。選択したデバイスと無線タイプのデータがすぐに削除されます。


 

関連項目

「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」

「Client Walkabout を使用した RM データの収集」

「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」

無線パラメータの生成

Radio Manager タブまたは Location Manager タブ内の選択肢を使用して、各 AP に対する最適な無線送信電力、チャネルの選択、およびビーコン間隔(オプション)を推奨し、これらの設定値を適用します。無線パラメータの生成と AP の設定は、次の 2 つの方法で実行できます。

RM Assisted Configuration を使用する。

AP Radio Scan および Client Walkabout からデータを収集した場合は、このオプションを使用します。

Assisted Site Survey Wizard を使用する。

ウィザード インターフェイスを使用して AP Radio Scan、Client Walkabout、および無線パラメータ生成を実行する場合は、Location Manager にあるこのオプションを使用します(「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照)。

次の項では、無線パラメータの生成と AP の設定を行うための RM Assisted Configuration の使用方法について説明します。

「無線パラメータ生成について」

「RM Assisted Configuration の使用方法」

「Configured Radio Parameters Report の表示」

関連項目

「一般的なシナリオと FAQ」

「Radio Manager について」

無線パラメータ生成について

Radio Manager は、選択された AP に対して最適な無線パラメータを生成できます。 無線パラメータには、次のものがあります。

AP 運用チャネル

AP Tx 電力レベルとクライアント電力レベル

AP のビーコン間隔

RM Assisted Configuration は、最適な無線送信電力、チャネルの選択、およびビーコン間隔(オプション)を計算します。また、必要に応じてこれらの設定値を AP に適用します。


) RM Assisted Configuration を使用して AP の電力とチャネルを変更した場合、WLSE データベースは数分で変更を反映します(変更された AP のオンデマンド インベントリを使用してデータを更新します)。 ただし、AP のインターフェイスを使用して AP の設定を直接変更した場合、WLSE は、スケジュール設定されている次回のインベントリ(デフォルトは 12 時間間隔)を実行するまで変更を認識しません。


動作

RM Assisted Configuration では、Client Walkabout と AP Radio Scan から収集したデータを使用して、最適な AP の設定を計算します。 Radio Parameter Generation(RPG; 無線パラメータ生成)プロセス、およびこのプロセスの所要時間は、次の要因に依存します。

関連する管理対象無線の数。

関連するチャネルと電力ステップの許容数。 使用可能な無線チャネルと電力ステップが多いほど、評価するソリューションが増加し、RPG の所要時間が長くなります。

管理対象無線ごとに隣接 AP として可聴な無線リンクの数。 この数には、他の管理対象の隣接 AP が含まれますが、管理対象でない AP(Friendly 隣接 AP、Rogue AP、および非 802.11 干渉など)が含まれる場合もあります。 他のデバイスに対する無線リンクが多いほど、RPG がこれらの制約すべてを処理する時間が長くなります。


) RM Assisted Configuration は、管理対象 AP だけでなく無線空間全体で無線送信のバランスをとる電力設定とチャネル設定を選択します。 周囲の未知 AP が 1 つのチャネルに大きく偏っている場合、そのチャネルは管理対象 AP の中で最小限に抑えられる可能性があります。 この場合、管理対象 AP のチャネル計画を表示すると、すべてのチャネルが管理対象 AP 全体に均等に分散しているようには表示されない場合があります。 この動作を無効にするには、制約選択ページで未知の無線を無視するオプションを選択します。 この場合、RPG アルゴリズムは、管理対象 AP だけに基づいてチャネルを選択します。


Walkabout ポイント(実際のポイントまたは生成されるポイント)の数。
Walkabout を実行した場合、RPG は Walkabout セッション中に収集されたロケーションだけを調べます。 Walkabout を実行しない場合、Walkabout ロケーションは自動的に生成されます。 生成される Walkabout ロケーションの数は、フロア サイズに依存します。 RPG では、各 Walkabout ポイント(実際のポイントまたは生成されるポイント)が適切なカバレッジとスループットを持つことを保証します。

カバレッジの領域。 カバーする領域が大きいほど、RPG がチェックするデータ ポイントが増加します (この要因は、生成される Walkabout ポイントに直接影響します)。

選択する無線帯域。 RPG は、11a(5GHz)帯域と 11b/11g(2.4GHz)帯域を別々に実行します。 両方の帯域を選択した場合、RPG は内部で両者を分離します。

同時ジョブの数。 RPG は WLSE CPU を大量に使用するため、同時ジョブは RPG プロセスの所要時間に大きく影響します。

生成されるデータ

RM Assisted Configuration は、管理対象 AP に最適な無線送信電力、チャネルの選択、およびビーコン間隔(オプション)を推奨します。

関連項目

「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」

RM Assisted Configuration の使用方法

RM Assisted Configuration を使用して AP を設定します。この機能では、Client Walkabout および AP Radio Scan から収集した測定データが使用されます。

次の項目では、RM Assisted Configuration の実行方法について説明します。

「RM Assisted Configuration の実行についてのガイドライン」

「Assisted Configuration Task の表示」

「Assisted Configuration Task の管理」

「Assisted Configuration Task の新規作成」

RM Assisted Configuration の実行についてのガイドライン

ヒント:

RM Assisted Configuration を実行する前に、RM Assisted Configuration ジョブ用に選択するデバイスに対して AP Radio Scan を実行する必要があります。


) RM 測定データを削除した場合は、RM Assisted Configuration ジョブを実行する前に、それらのデバイスに対して AP Radio Scan を再実行する必要があります。


選択するデバイスに対して AP Radio Scan を実行(または再実行)しないで RM Assisted Configuration を実行すると、Radio Manager は、これらのデバイスに無線リンクは存在しないものとみなし、デフォルトの RM 測定データを使用します。 その場合、RM Assisted Configuration によって生成される推奨無線設定は、最適なものになりません。

最適なチャネル設定を行うには、ビルディングごとに RM Assisted Configuration を実行します。つまり、1 つの RM Assisted Configuration タスクに 1 つのビルディングにおけるすべての AP を含めます。

RM Assisted Configuration を使用する代わりに、ウィザード インターフェイスを使用して AP Radio Scan、Client Walkabout、および無線パラメータ生成を実行する場合は、Assisted Site Survey Wizard(Location Manager の一部)を使用します(「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照)。

設定を変更する場合は、WLSE を使用します。 AP を手動で変更する必要がある場合は、別のインベントリ ジョブを実行して WLSE データベースを交信します。


注意 AP のインターフェイスを使用して AP に変更を加え、WLSE の次回のインベントリの前に AP Radio Scan を実行した場合、WLSE は、古い設定を記憶し、AP Radio Scan 用に新しいチャネルを設定してから、古い設定を復元します。 この結果、AP に手動で加えた変更は上書きされます。

関連項目

「無線パラメータ生成について」

Assisted Configuration Task の表示


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


手順


ステップ 1 Radio Manager > RM Assisted Configuration を選択します。RM Assisted Configuration 画面が表示されます。

図 9-13 RM Assisted Configuration 画面の例

 

 

1

Radio Configuration ジョブ選択リスト

2

Radio Configuration ジョブのリスト

3

ジョブ管理ボタン

ステップ 2 プルダウン メニューから、表示する設定タスクのタイプを選択します。

All :すべての設定タスクをリストします。

Planning :RM Assisted Configuration エンジンによりこれから制約が計算される設定タスクをリストします。


) たとえばサーバの故障やサーバの再起動など、ネットワークが中断されている場合、設定ジョブは Planning ステートのままです。


Unscheduled :スケジュール設定されていない設定タスクをすべてリストします。

Scheduled :スケジュール設定されている設定タスクをすべてリストします。

Completed :完了した設定タスクをすべてリストします。

画面をリフレッシュして、指定した設定タスクの詳細を表示します。カラム ヘッダー上で名前、ステータス、次のスケジュール、または所有者をクリックすると、設定タスクをそれぞれの項目でソートできます。

ステップ 3 このウィンドウから、既存の Assisted Configuration Task を管理できます(「Assisted Configuration Task の管理」を参照してください)。


 

Assisted Configuration Task の管理

既存の Assisted Configuration Task のリストの下のボタン(「Assisted Configuration Task の表示」を参照)を使用すると、これらのタスクを管理できます。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


手順


ステップ 1 Radio Manager > RM Assisted Configuration を選択します。RM Assisted Configuration 画面が表示されます(図 9-13 を参照)。

ステップ 2 RM Assisted Configuration プルダウン メニューから、編集する設定タスクを選択します。画面をリフレッシュして、対応するタスクを表示します。


) Assisted Site Survey Wizard を使用して作成されたパラメータ生成ジョブについては、Radio Manager > RM Assisted Configurationタブを使用して編集または実行することはできません。このジョブを管理する方法については、「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照してください。


ステップ 3 管理するタスクの横のオプション ボタンをクリックし、タスク リストの後に表示されるボタンのいずれかをクリックします。

Filter :このボタンを使用すると、表示される Radio Configuration ジョブを制限できるため、特定のジョブを名前で検索することが容易になります。フィルタは、ページがリフレッシュされるまで適用されます。


) ワイルドカードとして % を使用できます。たとえば %name% と入力すると、「name」という語を含むすべての Walkabout が表示されます。


Edit :以前に作成した Assisted Configuration Task を編集できます。

Copy :以前に作成した設定タスクと同様の新しい Assisted Configuration Task を作成できます。既存の設定タスクのコピーを作成して、コピーしたタスクを変更します。

Delete :以前に作成した Assisted Configuration Task を削除できます。

Details :選択した設定タスクの詳細を表示できます。

Run Log :このボタンを使用すると、選択した設定ジョブの実行ログを表示できます。

Refresh :設定タスクのリストをリフレッシュして、最新の情報を表示できます。Planning ステートで設定を行った場合は、設定タスクをリフレッシュする必要があります。


 

Assisted Configuration Task の新規作成

単一の AP または AP のグループの電力レベル、チャネル設定、およびビーコン間隔を設定するには、RM Assisted Configuration を使用します。RM Assisted Configuration は、AP Scan および Client Walkabout データを使用して、該当する AP のグループの無線パラメータに対し、最適な値を生成します。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


始める前に

新しい RM Assisted Configuration Task を作成する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。

AP Radio Scan を実行する(「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」を参照)。


) RM 測定データを削除した場合は、RM Assisted Configuration ジョブを実行する前に、それらのデバイスに対して AP Radio Scan を再実行する必要があります。


Client Walkabout を実行(オプションだが、推奨)するか、Location Manager へデバイス情報を追加する(「Client Walkabout を使用した RM データの収集」および「Location Manager での WLAN 無線環境の表示」を参照)。

RM Assisted Configuration の実行についてのガイドラインを確認する(「RM Assisted Configuration の実行についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 Radio Manager > RM Assisted Configuration を選択します。RM Assisted Configuration 情報が表示されます。


) Jobs ウィンドウのエントリを保存せずに別のサブタブ(Radio Monitoring や Client Walkabout など)をクリックすると、ウィンドウがリセットされ、入力した情報がすべて失われます。


ステップ 2 ブランク フィールドにタスク名を入力して、 New をクリックします。画面がリフレッシュされ、Task Creation ジョブが左ペインに、Job Name ダイアログボックスが右ペインに表示されます。

ステップ 3 番号が付けられた選択肢を左ペインで選択し、新しい RM Assisted Configuration Task を作成します。

1. Name「設定タスクの命名」を参照。

2. Select Devices「デバイスの選択」を参照。

3. Filter by PHY「無線タイプによるフィルタリング」を参照。

3. Constraints/Goals「制約と目的の割り当て」を参照。

4. Calculate Parameters「パラメータの計算」を参照。

5. Results「計算結果の表示」を参照。

6. Schedule「設定ジョブのスケジュール」を参照。

7. Finish「タスクの終了」を参照。


 

設定タスクの命名

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Name をクリックします。

画面がリフレッシュされます。新しいタスクについての情報を入力できます。Task Name フィールドに入力した名前が表示されます。

ステップ 2 次の情報を入力します。

フィールド
説明

Task Name

ジョブに一意な名前を入力します。ジョブに名前を付ける手順については、 付録B「名前付けのガイドライン」 を参照してください。

Description

ジョブの説明を入力します。説明の入力方法については、 付録B「名前付けのガイドライン」 を参照してください。

ステップ 3 次のステップである「デバイスの選択」に進みます。


 

デバイスの選択

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Select Devices をクリックします。すべての管理対象デバイスが中央ペインのデバイス セレクタに一覧表示されます。

ステップ 2 ジョブに加えるデバイスを選択します(「デバイス セレクタの使用方法」を参照)。


) 選択するすべてのデバイスに対して AP Radio Scan が実行されている必要があります。



) RM 測定データを削除した場合は、それらのデバイスに対して AP Radio Scan を再実行する必要があります。


ステップ 3 次のステップである「無線タイプによるフィルタリング」に進みます。


 

無線タイプによるフィルタリング

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Filter By PHY をクリックします。

ステップ 2 Assisted Configuration Task に加える 802.11 無線のタイプを選択します。


) 選択したタイプの無線だけが Assisted Configuration Task に加えられます。選択した AP に目的の無線タイプのインターフェイスがない場合は、ジョブ実行ログにそのことが示されます。


ステップ 3 次のステップである「制約と目的の割り当て」に進みます。


 

制約と目的の割り当て

手順


ステップ 1 次のどちらに制約を適用するかを選択します。

選択したすべての AP

個々の AP

個々の AP に制約を適用することを選択した場合、制約を適用する AP を選択できるリストボックスが表示されます。リストボックスで、AP の名前をクリックします。

ステップ 2 次のチャネル セット オプションのどちらかを選択します。

Recommended:Radio Manager が推奨する Recommended フィールドのチャネルを使用します。

Custom:Custom 選択ボックスからチャネルを選択します。選択ボックスで複数のチャネルを選択するには、Ctrl キーを押した状態で複数のチャネルをクリックします。


) 特定の規制区域での使用が承認されないチャネルもあります。表 9-7 に、規制区域と、承認される有効なチャネル セットを示します。


 

表 9-7 規制区域と承認されるチャネル セット1

無線タイプ
規制区域
承認されるチャネル セット

802.11b/g

FCC(米国)

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11

DOC(カナダ)

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11

ETSI

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13

スペイン

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13

フランス

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13

ベルギー

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13

MKK(日本)

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14(b のみ)

シンガポール

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13

台湾

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11

イスラエル

5、6、7、8

オーストラリア

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11

中国

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13

802.11a

FCC(米国)

36、40、44、48、52、56、60、64、149、153、157、161

DOC(カナダ)

36、40、44、48、52、56、60、64、149、153、157、161

ETSI

36、40、44、48、52、56、60、64、100、104、108、112、116、120、124、128、132、136、140

スペイン

36、40、44、48、52、56、60、64、100、104、108、112、116、120、124、128、132、136、140

フランス

36、40、44、48、52、56、60、64

ベルギー

36、40、44、48、52、56、60、64、100、104、108、112、116、120、124、128、132、136、140

MKK(日本)

34、38、42、46

シンガポール

36、40、44、48

台湾

52、56、60、64、149、153、157、161

イスラエル

なし

オーストラリア

36、40、44、48、52、56、60、64、149、153、157、161

中国

149、153、157、161、165

1.リスト中の承認されるチャネル セットを、すべての無線がサポートするわけではありません。

ステップ 3 送信電力の最小値と最大値を入力します。たとえば、デフォルトの電力レベルでは隣接ネットワークに影響を与える可能性がある場合、低い電力設定の入力を選択することも可能です。0 より大きく 100 より小さい数値を入力する必要があります。


) 無線パラメータの生成時は WLSE にフル レンジの電力設定(つまり、1 ~ 100mW)を入力することをお勧めします。 WLSE が認識していない特別なケースを処理するには、minimum フィールドと maximum フィールドに適切な値を入力します。 たとえば、隣接オフィスとの間で、AP を 50mW 以上に設定しないことで合意する場合があります。 または、環境についての特別な知識があり、そこでは AP を 5mW 以下に設定できないことがわかっている場合があります。 このようなケースでは、minimum フィールドと maximum フィールドをデフォルト以外の値に変更する必要があります。


ステップ 4 無線パラメータの計算時に使用されるデータを制約する場合は、次のオプションの一方または両方を選択します。

Ignore Rogue APs and Friendly APs when calculating Radio Parameters

Ignore Walkabout Location Data when calculating Radio Parameters

ステップ 5 AP ごとのクライアントの予想最大数の値と、AP ごとのクライアントの予想平均数の値を入力します。0 より大きく 500 より小さい数値を入力する必要があります。

ステップ 6 ブラックホールの回避をイネーブルにするかどうかを選択します。このオプションを選択する場合、Radio Manager は、AP に対してビーコン間隔を推奨します。この間隔は、AP 設定時と少し異なります。Black Hole Mitigation オプションを選択しない場合は、Radio Manager は AP に現在設定されているビーコン間隔を表示します。

ステップ 7 次のステップである「パラメータの計算」に進みます。


 

パラメータの計算

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Calculate Parameters をクリックします。 Calculate Parameters 画面が表示されます。

ステップ 2 Calculate をクリックします。

Radio Manager がパラメータの計算を開始し、計算の進捗状況がプログレスバーに表示されます。


) ジョブに対して選択した AP の数と Client Walkabout 中に収集したデータの数によりますが、パラメータの計算にはしばらく時間がかかります。


ステップ 3 パラメータの計算を停止するには、 Stop Calculations をクリックします。

ステップ 4 次のステップである「計算結果の表示」に進みます。


 

計算結果の表示

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Results をクリックします。

Radio Manager が Assisted Configuration ジョブのパラメータを計算し、その計算結果を表示します。計算結果は、次の情報を示しています。

 

フィールド
説明

Name

AP の名前。

Transmit Power

この AP に対する推奨送信電力。無線タイプが 11g の場合、 CCK 電力および OFDM 電力も表示されます。

Channel

AP に対する推奨チャネル。

Beacon Interval

AP に対する推奨ビーコン間隔。Enable Black Hole Mitigation オプションを選択しない場合、このカラムは AP に現在設定されている値を表示します(「制約と目的の割り当て」を参照)。

Estimated Max Throughput

AP が処理できる 1 秒あたりの推定最大メガバイト数。

最大スループットは、次の要素のどちらかから計算された推定値です。

すべての Client Walkabout から収集したデータ

Walkabout の予測データ(Walkabout が実行されなかった場合)

Walkabout データと潜在的な RF 設定パラメータを使用すると、AP からクライアントへのトラフィックとクライアントから AP へのトラフィックの定義済み比率を入力することによって、各 AP のカバレッジ領域で発生する可能性のある送信衝突およびコンテンションの程度を予測するための分析を実行できます。分析の実行後、衝突とコンテンションの値を理論上の最大スループットに適用して、実際の予測スループットを導出します。

ステップ 2 これらの結果を Location Manager で確認するには、 Preview をクリックします。

ステップ 3 次のステップである「設定ジョブのスケジュール」に進みます。


 

設定ジョブのスケジュール

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Schedule をクリックします。Schedule RM Assisted Configuration Job 画面が表示されます。

ステップ 2 Assisted Configuration Task をすぐに起動する場合は、 Run Now をクリックします。

ステップ 3 Assisted Configuration Task を後で実行するには、設定タスクを実行する Month、Day、Year を Run Later で選択します。ジョブを開始する時刻を選択して、開始時刻を指定する必要があります。

ステップ 4 次のステップである「タスクの終了」に進みます。


 

タスクの終了

手順


ステップ 1 左ペインのメニューで、 Finish をクリックします。


) 「WLSE server is ahead of or behind your local time」という警告メッセージが表示される場合は、「ジョブのスケジュール設定における時刻の違いの問題について」を参照してください。


Done フォームが表示され、ジョブが終了したこと、またはジョブがスケジュール設定されたこと(実行スケジュールを設定した場合)が示されます。


 

関連項目

「Configured Radio Parameters Report の表示」

Configured Radio Parameters Report の表示

Configured Radio Parameters レポートを使用すると、選択したアクセス ポイントに対する無線設定パラメータを表示できます。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


一般的なシナリオと FAQ

どうすればアクセス ポイントに対する現在の無線設定パラメータを表示できますか。

始める前に

無線設定パラメータを表示する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。

AP Radio Scan を実行する(「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」を参照)。

RM Assisted Configuration(「RM Assisted Configuration の使用方法」を参照)または Assisted Site Survey Wizard(「Assisted Site Survey Wizard の使用方法」を参照)を実行して、無線パラメータを設定する。

手順


ステップ 1 Reports > Radio Manager を選択します。ウィンドウがリフレッシュされ、デバイス セレクタが左ペインに表示されます。

ステップ 2 デバイス セレクタで、フォルダをクリックして展開し、アクセス ポイントまたはフォルダを選択します。右ペインがリフレッシュされます。

ステップ 3 Report Name リストで、 Configured Radio Parameters Report を選択します。

ステップ 4 View をクリックします。 Configured Radio Parameters レポートに次の情報が表示されます。

 

表 9-8 Configured Radio Parameters Report

カラム
説明

AP Name

アクセス ポイントの名前。

Interface Name

無線インターフェイスの名前。

MAC Address

アクセス ポイントの MAC アドレス。

PHY

無線インターフェイスの物理インターフェイスのタイプ(11a、11b、または 11g)。

Channel

使用している無線チャネル。

Transmit Power

無線伝送の電力レベル(ミリワット単位)。

Data Rate

このインターフェイスでサポートするデータ レート(Mbps 単位)。

Beacon

ビーコン間の時間(キロマイクロ秒単位)。

Admin Status

アクセス ポイントの管理ステータス。

無線インターフェイス ポートの管理ステータス値については、「RF Port AdminStatus しきい値の設定」を参照してください。

Operational Status

アクセス ポイントの動作ステータス。

動作ステータス値の説明については、「WDS Summary Report の表示」を参照してください。

As Of

WLSE がデバイスから情報をポーリングした時刻。

詳細については、「WLSE の時刻の表示について」を参照してください。


 

関連項目

「基本的なレポート機能の使用方法」

「無線パラメータの生成」

不良 AP の検出

次の項では、Radio Manager の不良 AP 検出機能を使用する方法と場所について説明します。

「不良 AP 検出について」

「不良 AP の検出についてのガイドライン」

「ネットワークの不良 AP 検出設定の割り当て」

「未知の AP の管理」

「不良 AP のロケーションの特定」

「不良 AP レポートの生成」

関連項目

「一般的なシナリオと FAQ」

不良 AP 検出について

Radio Monitoring は、WLAN 無線環境を継続して監視し、ビーコンを送信している新しい AP の存在を検出します。新しく検出された AP が認定済みの AP として識別されなかった場合は、新しい障害が生成されます。 Faults > Display Faults をクリックすると、未知の AP 障害を表示できます。

Radio Monitoring 機能は、Cisco IOS AP と Cisco クライアント アダプタ上の無線管理機能を使用して、ビーコンを送信する新しい 802.11 AP を検出します。クライアントと AP はどちらも、すべてのチャネルで他の 802.11 ビーコン フレームを定期的にスキャンします。検出したビーコンのレポートは、Radio Manager に返されます。Radio Manager は、無線アクセスを提供できる認定済みの AP のリストと検出したビーコンを比較して、確認します。


) この機能をサポートするアクセス ポイントについては、Cisco.com の『Supported Devices Table for the CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine, 2.9』を参照してください。


新しく検出された AP が認定済みの AP として識別されなかった場合は、管理者に対してアラートが生成されます。この新しい AP は、次に示す AP タイプに分類できます。

 

表 9-9 アクセス ポイントの分類タイプ

タイプ
説明

Managed AP

LAN への無線アクセスを提供する権限を持つ AP であり、WLSE が提供する管理サービスが必要です。


) Managed AP だけが Radio Manager の処理対象になります(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。


Unmanaged AP

LAN への無線アクセスを提供する権限を持つ AP ですが、WLSE の管理サービスは必要ありません。

Friendly AP

LAN に接続されていない AP ですが、管理対象 WLAN 内のクライアントまたは AP の 802.11 無線により検出できることが確認されています。Friendly AP は、存在が確認されている AP です。たとえば、隣接ネットワークの AP や隣接企業の AP が該当します。

Rogue AP

LAN に接続されているかどうか明確ではない AP です。管理対象 WLAN 内のクライアントまたは AP の 802.11 無線により検出されますが、Friendly、Unmanaged、または Managed として識別されません。デフォルトでは、すべての未知の無線機器は Friendly、Unmanaged、または Managed に変更するまで Rogue として分類されます。

動作

不良 AP 検出は、未知の無線インターフェイス ブロードキャスティングの検出に基づいています。Radio Monitoring が不良 AP を検出すると、新しい障害が生成されます。未知のアクセス ポイントの Fault Summary Table で Description フィールドまたは Timestamp フィールドにあるリンクを選択すると、Rogue Access Point Details ウィンドウにその不良 AP についての情報が表示されます(「未知の AP の管理」を参照してください)。

関連項目

「不良 AP の検出についてのガイドライン」

「不良アクセス ポイントについての情報の表示」

不良 AP の検出についてのガイドライン

不良 AP 検出を実行するには、次のことを行います。

1. 不良 AP 検出を実行するための前提条件を満たしていることを確認する(「未知の AP の管理」を参照)。

2. 未知のアクセス ポイントを検出するためのネットワーク全体の設定を割り当てる(「ネットワークの不良 AP 検出設定の割り当て」を参照)。

3. 未知の(Rogue または Friendly)アクセス ポイントが検出された場合に生成される障害を表示する(「未知の AP の管理」を参照)。

4. 不良アクセス ポイントのロケーションを特定する(「不良 AP のロケーションの特定」を参照)。

ヒント:

11g ネットワークに関連付けられた 11a 対応のクライアントは、11a 不良 AP を検出できません。クライアントが何に対応していても、クライアントは AP の帯域と一致する不良 AP だけを検出します。したがって、2.4GHz AP(b または g)に関連付けられたクライアントは、2.4GHz 不良 AP(b または g)だけを検出します。5GHz(11a)AP に関連付けられたクライアントは、5GHz(11a)不良 AP だけを検出します。

数百の 11g AP が展開されているネットワークで不良 AP をすべて検出するには、11a AP も展開する必要があります。 ただし、展開によっては、11g 無線ごとに 1 つの 11a を展開する必要はありません。 Scanning-Only AP を使用すると(「Scanning-Only AP の使用方法」を参照)、より少ない AP で、11a 不良 AP 検出の領域を完全にカバーすることができます。

デュアル無線(a と g の両方)を持つ Scanning-Only AP は、すべてのタイプの(a、b、および g)不良 AP を検出できます。

Radio Monitoring をディセーブルにして、AP Radio Scan だけで不良 AP を検出するケースが考えられますが、このアプローチはお勧めできません。 AP Radio Scan ジョブは不良 AP を検出できますが、それはスキャン中(約 3 ~ 4 分)に限定されるため、スキャン後に出現する不良 AP は検出されません。 また、スキャン時間が非常に短いため、一部の不良 AP が、アクティブ スキャンの間に Probe Request に応答しないという理由で検出されなくなる可能性があります。 Radio Monitoring をイネーブルにすると、不良 AP は最終的にビーコン フレームによって検出されます。統計的には、AP スキャン中はビーコンが認識されない可能性があります。

関連項目

「不良 AP 検出について」

「不良アクセス ポイントについての情報の表示」

ネットワークの不良 AP 検出設定の割り当て

不良 AP 検出をイネーブルにし、不良 AP が検出された場合に生成される障害に重大度レベルを割り当てるには、 Faults > Manage Network-Wide Settings > Rogue AP Detection を使用します。 Faults > Display Faults をクリックすると、この障害を表示できます。

また、このオプションを使用すると、自動不良アクセス ポイント抑制をイネーブルにし、自動的に抑制された未知の AP を表示することもできます(「スイッチ ポート ロケーションの検出とポートの抑制」を参照)。

一般的なシナリオと FAQ

どうすれば不良 AP が検出された場合に通知を受信する(または通知を停止する)ことができますか。

どうすれば不良 AP 検出通知の重大度を指定できますか。

どうすれば現在の [P1...P5] 設定に関連付けられている現在の不良 AP 検出障害を表示できますか。

手順


ステップ 1 Faults > Manage Network-Wide Settings > Rogue AP Detection を選択します。ネットワーク設定ダイアログが表示されます。

ステップ 2 不良 AP の検出をイネーブルにするには、次の手順を実行します。

a. Enable をクリックします。

b. ドロップダウン リストから、不良アクセス ポイントが検出された場合に、その障害に割り当てる重大度レベルを選択します。

c. Reset をクリックすると、変更したフィールドがすべてリフレッシュされ、元の値に戻ります。 Apply をクリックすると、新しく入力した値が設定されます。

d. このしきい値に関連付けられている障害を表示するには、 View current faults for this setting をクリックします(「現在の障害の表示」を参照)。

ステップ 3 自動不良 AP 抑制をイネーブル(またはディセーブル)にします(「スイッチ ポート ロケーションの検出とポートの抑制」を参照)。


 

関連項目

「未知の AP の管理」

「不良アクセス ポイントについての情報の表示」

未知の AP の管理

未知の(Rogue または Friendly)AP が検出された場合に生成される障害を表示するには、 Faults > Display Faults オプションを使用します。

一般的なシナリオと FAQ

どうすれば不良 AP の分類タイプを Friendly に変更できますか。

どうすればデータベースから不良 AP を削除できますか。

どうすれば不良 AP と AP のロケーションを報告した AP のリストを表示できますか。

どうすれば不良 AP が接続されているスイッチ ポートを検出できますか。

不良 AP についての通知を受信しましたが、Friendly AP であると判断しました。 どうすれば AP を削除し、障害をクリアできますか。

始める前に

未知アクセス ポイントによって生成される障害を表示または管理する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。

Location Manager でビルディングとフロアを作成する(「Location Manager へのフロアの追加」を参照)。

AP をフロア イメージに配置する(「フロアへのデバイスの追加」を参照)。

特定のフロアのすべての AP に対して AP Radio Scan を実行する(「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」を参照)。

特定のフロアのすべての AP(サービスを提供しているチャネルと提供していないチャネルの AP)に対して Radio Monitoring をイネーブルにする(「Radio Monitoring の起動」を参照)。


) サービスを提供しているチャネルのスキャンだけをイネーブルにすると、実際に不良を報告するのは、不良 AP と同じチャネルに設定されている AP だけになります。


不良 AP 検出をイネーブルにし、不良 AP が検出された場合に生成される障害に重大度レベルを割り当てるように、ネットワーク全体のポリシーを設定する(「ネットワークの不良 AP 検出設定の割り当て」を参照)。

未知のアクセス ポイントの検出についてのガイドラインを確認する(「不良 AP の検出についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 Faults > Display Faults を選択します。Faults Summary 画面が表示されます。

ステップ 2 不良 AP 検出障害を表示するためのフィルタリング基準を選択します。

ステップ 3 障害に関する Fault Summary テーブル内で Description フィールドまたは Timestamp フィールドをクリックします。 WLSE Unknown AP Details 画面が表示されます。この画面には、次の情報が含まれています。

不良アクセス ポイントの詳細

このテーブルには、不良 AP についての情報が含まれます。 また、次のことを可能にするオプションも含まれます。

アクセス ポイントの分類を Rogue から Friendly へ変更する。

不良 AP をデータベースから削除する。

 

表 9-10 Rogue Access Point Details テーブル

カラム
説明

BSSID

Basic Service Set( BSS )ID。

State

デバイスのステート。

Vendor

この AP を製造したベンダーの名前。

Change To Friendly AP

この AP を認識されている AP のリストに追加するには、 Change To Friendly AP をクリックします。次にブラウザ ウィンドウをリフレッシュし、更新された障害表示を確認します。


) 分類の変更には、数秒間かかることがあります。


Delete

この未知の AP を削除するには、 Delete をクリックします。次にブラウザ ウィンドウをリフレッシュし、更新された障害表示を確認します。


) 不良 AP の削除には、数秒間かかることがあります。


ビーコン情報

このテーブルには、不良 AP が送信しているビーコンについての情報が含まれます。

 

表 9-11 Beacon Information テーブル

カラム
説明

SSID

アクセス ポイントとのアソシエーションを形成するためにクライアント デバイスが使用するサービス セット ID。

Beacon Interval

不良 AP が送信しているビーコン間隔。

Channel

不良 AP が送信しているチャネル。

PHY

無線インターフェイスの物理インターフェイスのタイプ(11a、11b、または 11g)。

Data Rates

このインターフェイスでサポートするデータ レート(Mbps 単位)。

ロケーション推定

 

表 9-12 Location Estimation テーブル

カラム
説明

Location

不良 AP の推定ロケーション(ビルディングとフロア)。

次のメッセージは、ロケーションを特定するときに問題が発生したことを示しています。

Estimated location could not be determined. Reporting AP location was not specified.

Location Manager を使用しないで AP が配置されている場合、WLSE は不良 AP のロケーションを特定できません。これは、レポーティング AP のロケーションを認識していないためです。Location Manager を使用して、ロケーション要素(ビルディングとフロア)を定義し、AP をフロアに配置します。

Location could not be determined. Device was reported by clients only.

不良アクセス ポイントがクライアントによってのみ検出された場合、Location Manager は不良 AP のロケーションを特定できません。これは、クライアント自体のロケーションが迅速に変化する可能性があるためです。

Location(続き)

Estimated location is Bldg X / Floor Y, but the OReported byO section is blank.

レポーティング AP が管理対象外の場合や、削除されている場合、「Reported by」セクションはブランクになります。

Timestamp

不良 AP が検出された時刻(クライアント ブラウザ基準)(「WLSE の時刻の表示について」を参照)。

View in Location Manager

View in Location Manager をクリックすると、不良 AP のおおよそのロケーションを示すグラフィカル ビューが表示されます。

Location Manager が未知の無線機器のロケーションを特定する方法の詳細については、「不良アクセス ポイントについての情報の表示」を参照してください。

スイッチ ポート トレース

Switch Port Location 機能は、不良 AP が接続されているスイッチ ポートを検出するため(接続されている場合)、無線で可聴する不良 AP の BSSID を使用して、不良 AP のイーサネット MAC アドレスのヒューリスティック推測を行います。ただし、イーサネット MAC アドレスおよび BSSID が 1 回限りのルールに従っていない場合、ヒューリスティック推測は行えません。このルールでは、MAC アドレスは BSSID と同じか、または BSSID の 1 個だけです。

 

表 9-13 Switch Port Tracing テーブル

カラム
説明

Switch IP

不良 AP が接続されているスイッチの IP アドレス。

Switch Port

不良 AP が接続されているスイッチのポート。

Traced MAC Address

不良 AP の MAC アドレス。

Timestamp

不良 AP のスイッチ ポートが検出された時刻(クライアント ブラウザ基準)(「WLSE の時刻の表示について」を参照)。

Re-Trace

Re-Trace をクリックすると、スイッチ ポートが再び検出されます。これは、不良 AP が移動され別のポートに接続された場合に役立ちます。

Re-Trace Switchport ウィンドウでは、追加のシード デバイスを入力できます。CDP ディスカバリを使用すると、Switch Port Location 機能はこれらのシード デバイスを使用して近接スイッチを検出し、次に MAC アドレス テーブルに問い合せてこれらのスイッチの不良イーサネット MAC の検出を試みます。

Switch Port Location 機能の詳細については、「スイッチ ポートのロケーションと抑制について」を参照してください。

レポーティング AP

このテーブルには、不良 AP を検出した AP についての情報が含まれます。

 

表 9-14 Reporting APs テーブル

カラム
説明

Reporting AP IP Address

不良 AP を検出した AP の IP アドレス。

Reporting AP BSSID

不良 AP を検出した AP を含む Basic Service Set( BSS )ID。

RSSI

レポーティング AP の受信信号強度インジケータ。この値は、レポーティング AP の不良 AP ロケーションを推定する場合に使用されます。

Reporting AP Location

不良 AP を検出した AP の物理的なロケーション。

障害の履歴

このテーブルには、この不良 AP に対して発生した障害の履歴が含まれます。

 

表 9-15 Fault History テーブル

カラム
説明

State

デバイスのステート。ステートの説明については、「障害ステートについて」を参照してください。

Severity

障害の重大度レベル。

Description

障害についての説明。


) 障害の説明については、オンライン ヘルプの Troubleshooting をクリックするか、または Cisco.com の『FAQ and Troubleshooting Guide for the Wireless LAN Solution Engine, Release 2.9』にある Fault Description の表を参照してください。


Change

ステートの変更に対する説明。

Timestamp

デバイスのステートが最後に変更された時刻(クライアント ブラウザ基準)(「WLSE の時刻の表示について」を参照)。

By

障害ステートを変更したユーザ名を表示します。


) 障害ステートがクリアされていないか、または確認されていない場合、このカラムには何も表示されません。


ステップ 4 不良(不明な)AP が検出された場合に生成される障害をクリアするには、「Summary テーブルの障害のクリア」を参照してください。


 

関連項目

「ネットワークの不良 AP 検出設定の割り当て」

「不良アクセス ポイントについての情報の表示」

「不良 AP のロケーションの特定」

「スイッチ ポート ロケーションの検出とポートの抑制」

不良 AP のロケーションの特定

Fault Summary Screen には、不良 AP を報告した AP と、各 AP が配置されているビルディングとフロア(可能な場合)のリストが表示されます。 十分な情報が収集されている場合は、不良 AP のおおよそのロケーションも報告されます。


) Location Manager を使用して不良無線の推定ロケーションを表示することもできます(「不良アクセス ポイントについての情報の表示」を参照)。


一般的なシナリオと FAQ

不良 AP についての通知を受信しました。 どの AP が不良 AP を報告しているのでしょうか。

不良 AP についての通知を受信しました。ネットワーク内の物理的なロケーションはどこでしょうか。

手順


ステップ 1 Faults > Display Faults を選択します。Faults Summary 画面が表示されます。

ステップ 2 不良 AP 検出障害を表示するためのフィルタリング基準を選択します。

ステップ 3 障害に関する Fault Summary テーブル内で Description フィールドまたは Timestamp フィールドをクリックします。

ステップ 4 Fault Details 画面には、次の情報が含まれています。

図 9-14 Unknown AP Detail 画面の例

 

 

1

不良 AP を報告した AP と、各 AP が配置されているビルディングとフロア(可能な場合)のリスト。

2

不良 AP のおおよそのロケーション(十分な情報が使用可能な場合)。


 

関連項目

「不良 AP の検出」

「スイッチ ポート ロケーションの検出とポートの抑制」

「未知または不良無線のロケーションの表示」

不良 AP レポートの生成

不良 AP のリストを作成するには、 Faults > Display Faults オプションを使用します。

一般的なシナリオと FAQ

不良 AP をすべて表示するレポートはありますか。

始める前に

未知のアクセス ポイントを検出するための前提条件を設定します(「未知の AP の管理」を参照)。

手順


ステップ 1 Faults > Display Faults を選択します。Faults Summary 画面が表示されます。

図 9-15 Faults Summary 画面の例

 

ステップ 2 Products リスト(1)から Unknown Access Points を選択します。

ステップ 3 Apply (2)をクリックします。 不良アクセス ポイントのリストが表示されます。


 

関連項目

「未知の AP の管理」

「テーブル データのソート」

「Summary テーブルの障害のクリア」

スイッチ ポート ロケーションの検出とポートの抑制

不良 AP 障害が生成された場合は、Rogue Access Point Details ウィンドウに、その不良 AP が接続されているスイッチ ポートについての情報が表示されます。

次の項では、Radio Manager のスイッチ ポート ロケーションおよび抑制機能を使用する方法と場所について説明します。

「スイッチ ポートのロケーションと抑制について」

「スイッチ ポートの検出とポートの抑制についてのガイドライン」

「自動不良 AP 抑制のイネーブル化」

「自動不良 AP 抑制の監視」

関連項目

「一般的なシナリオと FAQ」

スイッチ ポートのロケーションと抑制について

不良 AP が接続されているスイッチ ポートを見つけるには、Unknown AP Detail 画面に表示される Switch Port Location 情報を確認します(「Switch Port Tracing テーブル」を参照してください)。Switch Port Location 機能では、無線で受信される BSSID(または無線 MAC アドレス)から、不良 AP のイーサネット MAC アドレスを識別します。イーサネット MAC アドレスを検出するために使用されるアルゴリズムでは、イーサネット MAC アドレスは BSSID の -1 ~ +1 の範囲にあると想定されます。

動作

Switch Port Location 機能では、不良 AP をシード デバイスとして最初に検出した AP が使用されます。WLSE はシード デバイスから、3 つの MAC アドレスのいずれかがポート上にあるかどうかを探します。3 つの MAC アドレスのいずれかがポート上に見つかると、WLSE はそのポートを不良 AP が接続されているポートとして報告します。スイッチ ポートを抑制する選択もできます。また、スイッチ ポートの自動抑制をイネーブルにすると、検出された不良 AP が接続されているスイッチ ポートを WLSE が見つけるたびに、そのスイッチ ポートがディセーブルになります(「自動不良 AP 抑制のイネーブル化」を参照してください)。

生成されるデータ

不良 AP 障害が生成された場合は、Rogue Access Point Details ウィンドウに、その不良 AP が接続されているスイッチ ポートについての情報が表示されます。(「未知の AP の管理」を参照してください)。

スイッチ ポートの検出とポートの抑制についてのガイドライン

スイッチ ポートの検出と抑制を実行するには、次のことを実行します。

1. スイッチ ポート検出を実行するための前提条件を満たしていることを確認する(「自動不良 AP 抑制のイネーブル化」を参照)。

2. 自動不良アクセス ポイント抑制をイネーブルにするためのネットワーク全体の設定を割り当てる(「自動不良 AP 抑制のイネーブル化」を参照)。

3. 自動的に抑制された未知の AP についての情報を表示する(「自動不良 AP 抑制の監視」を参照)。

ヒント:

Switch Port Location 機能を使用して、不良 AP が接続されているスイッチ ポートが見つからない場合は、Rogue Access Point Details ウィンドウの Re-Trace をクリックして、スイッチ ポートを再検索します(「未知の AP の管理」を参照してください)。

まれにですが、Auto Suppress 機能は、不良 AP が接続されているポート以外のポートを抑制することがあります。 イーサネット MAC アドレスを検出するために使用されるアルゴリズムでは、無線 MAC アドレスが使用され、イーサネット MAC アドレスは無線 MAC アドレスの -1 ~ +1 の範囲にあると想定されています。 すべての場合にこの範囲にあるわけではありません。 ポート上で 3 つの MAC アドレスのいずれかが検出されると、WLSE はそのポートをシャットダウンします。不良 AP が接続されているスイッチ ポートがすべてのケースでトレースされる保証はありません。これは、無線 MAC アドレスからイーサネット MAC アドレスを識別する確実な方法がないためです。

関連項目

「スイッチ ポートのロケーションと抑制について」

自動不良 AP 抑制のイネーブル化

自動不良アクセス ポイント抑制をイネーブルまたはディセーブルにするには、 Faults > Manage Network-Wide Settings > Rogue AP Detection を使用します。

一般的なシナリオと FAQ

どうすればスイッチ ポートの抑制と、スイッチ ポートの自動抑制のイネーブル化を実行する(または実行を停止する)ことができますか。

始める前に

不良 AP を抑制する前に、不良 AP を検出するための要件を満たす必要があります(「未知の AP の管理」を参照)。

手順


ステップ 1 Faults > Manage Network-Wide Settings > Rogue AP Detection を選択します。ネットワーク設定ダイアログが表示されます。

ステップ 2 自動不良 AP 抑制をイネーブルにするには、次の手順を実行します。

a. Enable をクリックします。

b. Apply をクリックして、新しく入力した値を設定します。

c. 現在抑制されている不良 AP を表示するには、 View current suppression をクリックします。次のテーブルが表示されます。

 

フィールド
説明

Switch IP Address

不良 AP が接続されているスイッチの IP アドレス。

Switch Port

不良 AP が接続されているポート。

Suppressed AP

不良 AP の MAC アドレス。

Timestamp

不良 AP のスイッチ ポートが検出された時刻(クライアント ブラウザ基準)(「WLSE の時刻の表示について」を参照)。


 

関連項目

「スイッチ ポートのロケーションと抑制について」

「未知の AP の管理」

自動不良 AP 抑制の監視

自動的に抑制された未知の AP についての情報を表示するには、 Faults > Display Faults を使用します。

一般的なシナリオと FAQ

どうすれば現段階で抑制されているスイッチ ポートのリストを確認できますか。

どうすれば不良 AP が接続されているスイッチ ポートを検出できますか。

始める前に

不良 AP を抑制する前に、不良 AP を検出するための要件を満たす必要があります(「未知の AP の管理」を参照)。

手順


ステップ 1 Faults > Display Faults を選択します。Faults Summary 画面が表示されます。

ステップ 2 不良 AP 検出障害を表示するためのフィルタリング基準を選択します。

ステップ 3 当該デバイスに関する Fault Summary テーブル内で Description フィールドまたは Timestamp フィールドをクリックします。

ステップ 4 Fault Details 画面に、不良 AP が接続されているスイッチについての情報が表示されます。

図 9-16 Switch Port Tracing Details 画面の例

 


) 不良 AP が移動され、別のポートに接続されたと思われる場合は、Re-Trace をクリックして、スイッチ ポートを再検出してください。



 

関連項目

「スイッチ ポートのロケーションと抑制について」

「未知の AP の管理」

干渉の検出

Radio Monitoring は、WLAN 無線環境を継続して監視し、干渉の存在を検出します。


) 干渉情報は、Radio Monitoring リストにあるアクセス ポイントと、この AP に関連付けられているクライアントからのみ収集されます。


次の項では、Radio Manager の干渉検出機能を使用する方法と場所について説明します。

「干渉検出について」

「干渉の検出についてのガイドライン」

「ネットワークの干渉検出設定の割り当て」

「干渉障害の表示」

関連項目

「RPI ヒストグラム測定値」

「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」

「一般的なシナリオと FAQ」

干渉検出について

Radio Monitoring をアクティブにすると、干渉検出を起動して、干渉検出に必要な信号強度のレベルおよび信号の期間を選択することができます。無線監視リストにある AP およびそれらの AP に関連付けられているクライアントだけが干渉検出の対象になります。

動作

Radio Monitoring 機能では、新しい干渉の検出に無線管理機能が使用されます。 WLSE では、干渉を 802.11 以外の信号として定義しています。 したがって、干渉障害が生成されると、AP でデコードできない信号、つまり、有効な 802.11 信号としてデコードできないエネルギーが報告されます。

信号が 802.11 としてデコード可能な場合、その信号は干渉ではなく、競合する信号です。 この隣接 802.11 信号は、AP の運用に干渉することはありますが、無線干渉を引き起こすことはありません。 ただし、AP は実際に信号をデコードできるため、2 つの AP 間でチャネルの競合が発生します。 AP は MAC ルールに従うため、両方の AP が同時に送信することはありません。 言い換えると、2 つの AP が相互に無線干渉を引き起こすことはありません。 Location Manager を使用すると、802.11 信号のインタラクションを確認し、隣接 AP 間のオーバーラップ量を特定することができます。

生成されるデータ

Radio Monitoring が干渉を検出すると、新しい障害が生成されます。干渉についての詳細を表示するには、デバイスの Fault Summary Table で Description フィールドまたは Timestamp フィールドのリンクをクリックして、Fault Details ウィンドウを開きます(「障害の詳細表示」を参照してください)。

干渉の検出についてのガイドライン

干渉検出を実行するには、次のことを行います。

1. 干渉検出のしきい値条件を設定する(「ネットワークの干渉検出設定の割り当て」を参照)。

2. WLAN 無線環境の継続監視をイネーブルにする(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照)。

3. 干渉検出をイネーブルにするためのネットワーク全体の設定を割り当てる(「ネットワークの干渉検出設定の割り当て」を参照)。

4. 無線干渉が検出された場合に生成される障害についての情報を表示する(「干渉障害の表示」を参照)。

ヒント:

AP を Location Manager 内に配置することをお勧めします(「Location Manager での WLAN 無線環境の表示」を参照してください)。

Friendly AP からの信号の強度が、干渉障害を引き起こすレベルにあり、有効な 802.11 信号とみなすレベルにはない場合、このデバイスからの送信を除外することはできません。 信号が 802.11 としてデコード可能な場合、WLSE はその信号を干渉とは分類しません。一方、信号がデコード不可能な場合、WLSE はその信号が Friendly デバイスから送信されているとは認識できません。

したがって、Friendly AP に起因する「Non-802.11 Interference Detected」という障害メッセージが表示された場合は、干渉障害とみなすレベルを引き上げる必要があります(「ネットワークの干渉検出設定の割り当て」を参照)。

関連項目

「干渉検出について」

ネットワークの干渉検出設定の割り当て

無線周波数干渉の検出をイネーブルにし、干渉が検出された場合に生成される障害に重大度レベルを割り当てるには、 Faults > Manage Network-Wide Settings > Interference Detection を使用します。干渉が検出されると障害が発生し、 Faults > Display Faults を選択すると表示できます。

一般的なシナリオと FAQ

指定した期間、無線タイプの干渉レベルが一定のレベルを超えた場合に通知を受信する(または通知を停止する)にはどうすればよいですか。

どうすれば干渉検出に必要な信号強度のレベルおよび信号の期間を選択できますか。

どうすれば干渉障害を自動的にクリアするための信号強度のレベルおよび信号の期間を選択できますか。

手順


ステップ 1 Faults > Manage Network-Wide Settings > Interference Detection を選択します。ネットワーク設定ダイアログが表示されます。

ステップ 2 干渉検出をイネーブルにするには、次のフィールドに値を入力します。

フィールド
説明

Interference Fault Severity

この設定に関連付ける重大度レベルを選択します。障害の重大度レベルについては、「障害の表示」を参照してください。

Enable 802.11b/g Interface Settings

- および -

Enable 802.11a Interface Settings

設定をイネーブルにする場合は、オンにします。

Degraded

リストから、重大度レベル、干渉レベル、パーセンテージ、およびステータスが Degraded になる時間間隔を選択します。

Up

リストから、干渉レベル、パーセンテージ、およびステータスがクリアされる時間間隔を選択します。

ステップ 3 Reset をクリックすると、変更したフィールドがすべてリフレッシュされ、元の値に戻ります。 Apply をクリックすると、新しく入力した値が設定されます。

ステップ 4 このしきい値に関連付けられている障害を表示するには、 View current faults for this setting をクリックします(「現在の障害の表示」を参照)。


 

関連項目

「干渉の検出」

「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」

干渉障害の表示

無線干渉が検出された場合に生成される障害を表示するには、 Faults > Display Faults を使用します。この画面では、次の作業を実行できます。

干渉を報告した AP と、AP が配置されているビルディングとフロア(可能な場合)のリストを表示する。

選択したデバイスの干渉障害の履歴を表示する。

無線周波数干渉が検出された場合に生成される障害をクリアする。

一般的なシナリオと FAQ

無線周波数干渉についての通知を受信しました。ネットワークのどの部分で検出されたのでしょうか。物理的に、ネットワークのどの部分でしょうか。

どうすればネットワーク内の無線周波数干渉の履歴を表示できますか。

無線干渉についての通知を受信しましたが、問題はないと判断しました。どうすれば障害をクリアできますか。

始める前に

干渉検出オプションを使用する前に、次のことを実行する必要があります。

干渉検出のしきい値条件を設定する(「ネットワークの干渉検出設定の割り当て」を参照)。

WLAN 無線環境の継続監視をイネーブルにする(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照)。

干渉の検出についてのガイドラインを確認する(「干渉の検出についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 Faults > Display Faults を選択します。Faults Summary 画面が表示されます。

ステップ 2 干渉障害を表示するフィルタリング基準を選択します。

ステップ 3 障害に関する Fault Summary テーブル内で Description フィールドまたは Timestamp フィールドを選択します。Fault Details 画面に、選択したデバイスの障害に関する情報が表示されます(「障害の詳細表示」を参照)。

ステップ 4 干渉障害をクリアするには、「Summary テーブルの障害のクリア」を参照してください。


 

関連項目

「干渉の検出」

Scanning-Only AP の使用方法

Scanning-Only AP モードでは、無線インターフェイスが専用モードになり、通常の WLAN ユーザ トラフィックを伝送せずに周囲の空間を監視します。
Scanning-Only AP は無線監視モード専用なので、不良デバイスおよび関連付けられていないクライアントを通常の AP またはクライアントよりも確実かつ高速に検出することが可能です。

次の項では、Radio Manager の Scanning-Only AP モード機能を使用する方法と場所について説明します。

「Scanning-Only AP モードについて」

「Scanning-Only AP の使用についてのガイドライン」

「Scanning-Only AP のネットワーク設定の割り当て」

「スキャン専用モードのイネーブル化」

「レポーティング AP の表示」

「Unregistered Clients Report の表示」

関連項目

「一般的なシナリオと FAQ」

Scanning-Only AP モードについて

Scanning-Only AP モードでは、無線インターフェイスが専用モードになり、通常の WLAN ユーザ トラフィックを伝送せずに周囲の空間を監視します。Scanning AP は次のように機能します。

クライアント アソシエーションを許可しない「受信専用」モードで機能する。

不良 AP および関連付けられていないクライアントを探すことで無線環境を監視する。

軽微なバグに対して脆弱なクライアント(不正な AP に関連付けられたクライアント)を検出する。


) Scanning-Only AP モードのサポートが必要な AP およびファームウェア バージョンについては、『Supported Devices Table for the CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine, Release 2.9』を参照してください。


動作

Scanning-Only AP モードは、不良 AP の検出に使用できます。発生する障害は、通常の AP またはクライアントが不良 AP を検出したときと同じです。
Scanning-Only AP では、設定した期間、オンチャネル スキャンを実行する(メッセージを送信しないでビーコンを受信する)ため、不良 AP 検出が向上します。 スキャンは各チャネルで数秒間動作してから、リストにある次のチャネルに移行します。

Scanning-Only AP モードは、無線インターフェイス単位でイネーブルにできます。AP に 2 つ以上の無線インターフェイスがある場合は、各インターフェイスを Scanning-Only AP モードに、または各無線インターフェイスをそれぞれ別のモードに設定できます。


) 11g ネットワークに関連付けられた 11a 対応のクライアントは、11a 不良 AP を検出できません。クライアントが何に対応していても、クライアントは AP の帯域と一致する不良 AP だけを検出します。したがって、2.4GHz AP(b または g)に関連付けられたクライアントは、2.4GHz 不良 AP(b または g)だけを検出します。5GHz(11a)AP に関連付けられたクライアントは、5GHz(11a)不良 AP だけを検出します。 デュアル無線(a と g の両方)を持つスキャン専用モードの AP は、すべてのタイプの(a、b、および g)不良 AP を検出できます。


WLSE が未登録のクライアントを検出すると、障害が生成されます。障害レポートには、検出された未登録のクライアントすべてが表示されます。これらのクライアントは、管理者によって確認および許可されていないものです。


) このリリースでは、ヌル SSID を使用してネットワークをプローブするクライアントだけが検出されます。


Scanning-Only AP の使用についてのガイドライン

Scanning-Only AP を使用するには、次のことを実行します。

1. Scanning-Only AP を使用するための前提条件を満たしていることを確認する(「スキャン専用モードのイネーブル化」を参照)。

2. Scanning-Only AP に関するネットワーク全体の設定を割り当てる(「Scanning-Only AP のネットワーク設定の割り当て」を参照)。

3. 選択したアクセス ポイント上でスキャン専用モードをイネーブルにする(「スキャン専用モードのイネーブル化」を参照)。

4. スキャン専用モードの AP に報告している AP を検出する(「レポーティング AP の表示」を参照)。

ヒント:

Scanning-Only AP が AP Radio Scan の処理対象となる際は、通常の AP と同様に動作します。つまり、送信ビーコンは、指定されているチャネルに最大電力で設定されます。AP Radio Scan が完了すると、Scanning-Only AP は「listen-only」モードに戻ります。このモードでは信号は送信されず、アソシエーションも許容されなくなります。

Scanning-Only AP の設定と WDS の設定は独立した機能ですが、両方の機能が同じ AP でイネーブルになっていると、CPU 上で競合が発生します。Scanning-Only AP トラフィックが高速ローミングのリアルタイム パフォーマンスに影響を与えないようにするには、高速ローミング クライアントをサポートする WDS(アクティブまたはバックアップを問わず)として Scanning-Only AP が動作する設定にしないでください。ただし、サブネット内に Scanning-Only AP しかなく、通常の AP が高速ローミング クライアントにサービスを提供していない場合は、Scanning-Only AP に WDS を実行する設定を適用できます。

関連項目

「Scanning-Only AP モードについて」

Scanning-Only AP のネットワーク設定の割り当て

スキャン専用モードの AP に対するクライアント登録要求数が指定の制限を超えた場合に生成される障害に重大度レベルを割り当てるには、 Faults > Manage Network-Wide Settings > Scanning AP を使用します。 Faults > Display Faults をクリックすると、この障害を表示できます。

一般的なシナリオと FAQ

どうすればクライアント登録要求数の重大度レベルとしきい値レベルを指定できますか。

どうすれば [P1...P5] 設定に対する現在のクライアント登録要求数を表示できますか。

手順


ステップ 1 Faults > Manage Network-Wide Settings > Scanning AP を選択します。ネットワーク設定ダイアログが表示されます。

ステップ 2 次のフィールドに入力します。

フィールド
説明

Priority

障害に割り当てる重大度レベル

Count limit

15 分間のクライアント登録要求数の制限

ステップ 3 Apply をクリックして、新しく入力した値を設定します。

ステップ 4 View current faults for this setting をクリックして、このしきい値に関連付けられている障害を表示します(「障害の詳細表示」を参照)。

ステップ 5 選択した AP 上でスキャン専用モードをイネーブルにするには、「スキャン専用モードのイネーブル化」を参照してください。


 

関連項目

「Scanning-Only AP モードについて」

「レポーティング AP の表示」

スキャン専用モードのイネーブル化

AP スキャンの障害設定が終了したら、無線インターフェイスごとに Scanning-Only AP モードをイネーブルにできます。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


一般的なシナリオと FAQ

どうすれば特定の AP でクライアントのアソシエーション要求とプローブ要求を追跡する(または追跡を停止する)ことができますか。

どうすればスキャン専用モードで稼動する AP のリストを表示できますか。

始める前に

AP 上でスキャン モードをイネーブルにする前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。

AP Radio Scan を実行する(「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」を参照)。


) Scanning-Only AP が AP Radio Scan の処理対象となる際は、通常の AP と同様に動作します。つまり、送信ビーコンは、指定されているチャネルに最大電力で設定されます。AP Radio Scan が完了すると、Scanning-Only AP は「listen-only」モードに戻ります。このモードでは信号は送信されず、アソシエーションも許容されなくなります。


Radio Monitoring をイネーブルにする(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照)。

指定した制限を超えるクライアント登録要求数を検出するためにネットワーク全体のポリシーを設定する(「Scanning-Only AP のネットワーク設定の割り当て」を参照)。

スキャン専用モードのイネーブル化についてのガイドラインを確認する(「Scanning-Only AP の使用についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 テンプレート ベースの設定ジョブを使用して 1 つ以上の AP を Scanning-Only AP として設定します(「IOS テンプレートの使用方法」を参照してください)。テンプレートを作成する際は、次のガイドラインに従ってください。

簡易な設定にします。たとえば、VLAN/SSID には Scanning-Only AP を設定しないでください。

Scanning-Only AP を、(高速ローミングトラフィックを処理する)アクティブ WDS またはバックアップ WDS として設定しないでください。


) Scanning-Only AP の設定と WDS の設定は独立した機能ですが、両方の機能が同じ AP でイネーブルになっていると、CPU 上で競合が発生します。Scanning-Only AP トラフィックが高速ローミングのリアルタイム パフォーマンスに影響を与えないようにするには、高速ローミング クライアントをサポートする WDS(アクティブまたはバックアップを問わず)として Scanning-Only AP が動作する設定にしないでください。ただし、サブネット内に Scanning-Only AP しかなく、通常の AP が高速ローミング クライアントにサービスを提供していない場合は、Scanning-Only AP に WDS を実行する設定を適用できます。


ステップ 2 Radio Monitoring を使用して、選択した AP の Client Registration Scanning 設定をイネーブルまたはディセーブルにします(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照してください)。


) この設定は、Scanning-Only AP として設定されている AP に適用されます。通常の AP として設定されている AP には、適用されません。


a. Radio Manager > Radio Monitoring を選択します。Radio Monitoring Options ウィンドウが表示されます。

b. Client Registration Scanning の場合、次のように選択します。

Enable を選択すると、AP スキャンをイネーブルにして、クライアントのアソシエーション要求とプローブ要求を追跡し、その情報をレポートすることができます。

Disable を選択すると、AP スキャンをディセーブルにできます。

ステップ 3 次の方法のいずれかを使用して、スキャン専用モードで稼動する AP を決定します。

Devices > Discover > Inventory を選択します。デバイス セレクタ内の Scanning AP フォルダに、スキャン専用モードで稼動する AP が含まれています。

Reports を選択します。デバイス セレクタが表示されるレポート タイプの Scanning AP フォルダに、スキャン専用モードで稼動する AP が含まれています。

ステップ 4 負荷が高い環境では、スキャン専用モードで稼動している AP に接続切れやイメージ アップグレード障害が起こることがあります。この問題を解決するには、次の AP 設定 CLI コマンドを使用して CPU 時間のバランスをとります。

scheduler interval <100-xxx>
scheduler allocate <3000-xxx> <1000-xxx>
 

最近のシスコ製プラットフォームの多くでは、 scheduler interval コマンドの代わりに scheduler allocate コマンドが使用されます。scheduler allocate コマンドは、2 つのパラメータを取得します。システムが割り込みをイネーブルにして稼動する期間(ミリ秒)と、システムが割り込みをマスクして稼動する期間(ミリ秒)です。これらのコマンドの詳細については、IOS マニュアルを参照してください。


 

関連項目

「Scanning-Only AP の使用方法」

「レポーティング AP の表示」

レポーティング AP の表示

スキャン専用モードの AP に報告している AP を検出するには、 Faults > Display Faults を使用します。

一般的なシナリオと FAQ

どうすればスキャン専用モードの AP に報告している AP のリストを表示できますか。

始める前に

1 つ以上の AP をスキャン専用モードで実行するための前提条件を満たす必要があります(「スキャン専用モードのイネーブル化」を参照)。

手順


ステップ 1 Faults > Display Faults を選択します。Faults Summary 画面が表示されます。

ステップ 2 未登録クライアント障害を表示するフィルタリング基準を選択します。

ステップ 3 障害に関する Fault Summary テーブル内で Description フィールドまたは Timestamp フィールドを選択します。Fault Details 画面に、選択したデバイスの障害に関する情報が表示されます(「障害の詳細表示」を参照)。

ステップ 4 未登録クライアント障害をクリアするには、「Summary テーブルの障害のクリア」を参照してください。


 

Unregistered Clients Report の表示

Unregistered Clients Report には、無線ネットワークに存在する未登録クライアントがすべて表示されます。 未登録クライアントと判別されるのは、オブザベーション間隔で、AP に対する認証の試行に失敗し、試行失敗の回数が管理者によって定義されたしきい値を超えたクライアントです。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


一般的なシナリオと FAQ

どうすればネットワークに存在する未登録クライアントを表示できますか。

始める前に

Unregistered Clients Report を表示する前に、スキャン専用モードで稼動する AP を 1 つ以上イネーブルにする必要があります(「スキャン専用モードのイネーブル化」を参照)。


) このレポートは、スキャン専用モードの AP からのみ使用できます。


手順


ステップ 1 Reports > Radio Manager を選択します。ウィンドウがリフレッシュされ、デバイス セレクタが左ペインに表示されます。

ステップ 2 デバイス セレクタで、Scanning AP フォルダをクリックして展開し、アクセス ポイントまたはフォルダを選択します。右ペインがリフレッシュされます。

ステップ 3 Report Name リストから、 Unregistered Clients Report を選択します。

ステップ 4 View をクリックします。選択したアクセス ポイントに関する次のデータがレポートに表示されます。

 

表 9-16 Unregistered Clients Report

カラム
説明

Scanning AP

レポーティング AP の IP アドレス。

Client MAC

未登録クライアントの MAC アドレス。

Probe Request

未登録クライアントからのプローブ要求。

Association Request

未登録クライアントからのアソシエーション要求。

Last Scan Time

スキャンが実行され、未登録クライアントが検出された時刻(クライアント ブラウザ基準)を示します。


 

関連項目

「基本的なレポート機能の使用方法」

「Scanning-Only AP の使用方法」

AP 無線パフォーマンスの評価

次の項では、Radio Manager Auto Re-Site Survey 機能を使用して AP 無線パフォーマンスを評価する方法について説明します。

「Auto Re-Site Survey について」

「Auto Re-Site Survey の実行についてのガイドライン」

「Auto Re-Site Survey のネットワーク設定の割り当て」

「ベースライン データの設定」

「AP 無線パフォーマンスの監視」

関連項目

「一般的なシナリオと FAQ」

Auto Re-Site Survey について

Auto Re-site Survey を使用すると、Radio Manager Assisted Site Survey Wizard の機能を拡張できます。 Auto Re-site Survey は次のことを行います。

フロアごとの現在の AP 無線パフォーマンスを、指定したベースラインのパフォーマンス データと比較して定期的に評価する(「Auto Re-Site Survey の実行についてのガイドライン」を参照)。

あらかじめ設定されたしきい値よりパフォーマンスが低下した場合はユーザにアラートを出す。

動作

Auto Re-Site Survey オプションでは、過去の RM Assisted Configuration ジョブから収集されたデータが使用されます。Auto Re-Site Survey オプションでは、選択した AP の現在のパフォーマンスが、収集されたパフォーマンス データと比較されます。このパフォーマンス データは、指定した AP に対して最後に生成され、特定のフロアに適用されたものです。AP の無線パフォーマンスが 20%(ユーザによる設定が可能)低下すると、障害が発生し、新しい無線パラメータを生成するかどうか確認されます。新しい無線パラメータは既存のデータと比較され、新しく生成された無線パラメータの結果の方が良い場合は、選択した AP に新しい無線パラメータを適用できます。

生成されるデータ

Auto Re-Site Survey は、指定したフロアの無線パフォーマンスがユーザの指定したパーセンテージまで低下した場合に障害を生成します。また、Auto Re-Site Survey を使用すると、新しい無線パラメータを生成してそのパラメータを特定のフロアの AP に適用できます(「ベースライン データの設定」を参照してください)。

Auto Re-Site Survey の実行についてのガイドライン

Auto Re-Site Survey を実行するには、次のことを行います。

1. Auto Re-Site Survey に関するネットワーク全体の設定を割り当てる(「Auto Re-Site Survey のネットワーク設定の割り当て」を参照)。

2. ベースライン データを設定する(「ベースライン データの設定」を参照)。


) 一連のベースライン データの設定は、ネットワークが安定していて、パラメータ設定が最適になっていると判断できてから行う必要があります。


3. AP 無線パフォーマンスを監視する(「AP 無線パフォーマンスの監視」を参照)。

ヒント:

WLSE が Auto Re-site Survey の調査結果を作成した後は、「トータル スループット」と「カバレッジの詳細」の値を変更することはできません。これらの値は、現在の Radio Management データ値に基づいて計算されます。

ただし、パーセンテージの値は Faults > Manage Network Wide Settings > Auto Re-Site Survey で設定できます。 設定したフロアまたはビルディングのパーセンテージは、スループットとカバレッジのベースと比較して監視されます。 たとえば、パーセンテージを 15% に設定した場合、スループットまたはカバレッジの値が設定済みの値から 15% 以上(上または下に)変動すると、必ず WLSE が障害を発行します。

パフォーマンスを向上させるなどの目的でこれらの値を変更する場合は、他の Radio Management ツール(RM Assisted Configuration や Client Walkabout など)を使用して、ネットワーク設定を微調整します。

関連項目

「Auto Re-Site Survey について」

Auto Re-Site Survey のネットワーク設定の割り当て

Auto Re-Site Survey 機能をイネーブルにして、アクセス ポイントのパフォーマンスが低下した場合に障害を生成するためのパーセンテージ レベルと、障害に割り当てる重大度レベルを割り当てるには、 Faults > Manage Network-Wide Settings > Auto Re-Site Survey を使用します。 Faults > Display Faults をクリックすると、この障害を表示できます。

一般的なシナリオと FAQ

どうすれば AP の現在の無線パフォーマンスが低下した場合に通知を受信する(または通知を停止する)ことができますか。

どうすれば AP の無線パフォーマンスが低下した場合に割り当てられる重大度レベルとパーセンテージ レベルを指定できますか。

手順


ステップ 1 Faults > Manage Network-Wide Settings > Auto Re-site Survey を選択します。ネットワーク設定ダイアログが表示されます。

ステップ 2 Auto Re-Site Survey をイネーブルにするには、次のフィールドに値を入力します。

フィールド
説明

Enable

設定をイネーブルにする場合は、オンにします。

Settings

リストから、重大度レベルとパーセンテージを選択します。AP の無線パフォーマンスが指定したパーセンテージより低くなると、障害に重大度レベルが割り当てられます。

ステップ 3 Apply をクリックして、新しく入力した値を設定します。

ステップ 4 View current faults for this setting をクリックして、このしきい値に関連付けられている障害を表示します(「現在の障害の表示」を参照)。

ステップ 5 ベースライン パフォーマンス データを設定するには、「ベースライン データの設定」を参照してください。


 

関連項目

「Auto Re-Site Survey の実行についてのガイドライン」

ベースライン データの設定

Auto Re-Site Survey 機能は、選択した AP の現在のパフォーマンスを、フロアのベースライン パフォーマンス データと比較します。 また、Auto Re-Site Survey を使用してベースライン データを設定することもできます。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


一般的なシナリオと FAQ

どうすれば現在のパフォーマンス データを、将来の比較用のベース データとして保存できますか。

始める前に


) 一連のベースライン データの設定は、ネットワークが安定していて、パラメータ設定が最適になっていると判断できてから行う必要があります。


Auto Re-Site Survey オプションを使用する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。

Location Manager でビルディングとフロアを作成する(「Location Manager へのフロアの追加」を参照)。

AP をフロア イメージに配置する(「フロアへのデバイスの追加」を参照)。

特定のフロアのすべての AP に対して AP Radio Scan を実行する(「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」を参照)。

特定のフロアのすべての AP に対して Radio Monitoring をイネーブルにする(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照)。

ネットワーク パフォーマンスの低下を検出するためにネットワーク全体のポリシーを設定する(「Auto Re-Site Survey のネットワーク設定の割り当て」を参照)。

Auto Re-Site Survey の実行についてのガイドラインを確認する(「Auto Re-Site Survey の実行についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 Radio Manager > Auto Re-Site Survey を選択します。Review Current 画面が表示され、すでに Auto Re-Site Survey がイネーブルになっている、指定したフロアの AP について、ビルディング、フロア、および周波数帯域が示されます。

ステップ 2 左ペインのメニューで、 Select Floor をクリックして、Floors Selector リストからビルディングを選択します。選択したビルディングのフロアが Available Floors リストに表示されます。

ステップ 3 フロアをクリックし、右矢印(>>)をクリックして Selected Floors リストに追加します。

ステップ 4 左ペインのメニューで、 Set Base Values をクリックします。デフォルトでは、すべてのフロアのパフォーマンスが計算されます。Selected Floors プルダウン メニューから個々のフロアを選択してそのフロアのベースライン データを設定できます。

ステップ 5 フロアすべてのベースライン値を設定するには、 Compute and Apply をクリックします。各フロア(ステップ 3 で指定済み)の現在のパフォーマンス データが計算され、将来の比較用のベースライン パフォーマンス データになります。

ステップ 6 個々のフロアのベースライン値を設定するには、次のことを実行します。

a. Selected Floors ドロップダウン リストからフロアを選択する。 そのフロアの現在の値が表示されます。

b. 無線タイプの一方または両方について、次を選択します。

選択したフロアの現在のパフォーマンスを評価するには、 Re-evaluate を選択します。

現在のデータを将来の比較用のベースにするには、 Current > Base を選択します。

ステップ 7 Finish をクリックして、Auto Re-Site Survey を終了します。Finish フォームが表示されます。

ステップ 8 Save をクリックして Auto Re-Site Survey 設定を保存します。

ステップ 9 Auto Re-Site Survey プロセスによって生成されたログを表示するには、次のことを実行します。

a. 左ペインのメニューで、 Review Current をクリックします。

b. ARSS Run Log (ビルディング、フロア、および周波数のリストの下にある)をクリックします。ARSS Run Log テーブルが別のブラウザ ウィンドウに表示されます。このテーブルには、各実行についての次の情報があります。

 

フィールド
説明

Select Run

このボタンを選択すると、該当する実行の詳細が表示されます。

選択したジョブの実行の詳細がジョブの実行リストの下に表示されます。

Start Time

ジョブが開始した時刻。

End Time

ジョブが終了した時刻。

c. このテーブルの下に、選択した実行の Auto Re-Site Survey 実行ログが表示されます。他の実行に関する詳細を表示するには、テーブルから他の実行を選択して、 ARSS Run Log をクリックします。

d. 最新の情報が表示されていることを確認するには、 Refresh ボタンをクリックしてジョブ リストをリフレッシュします。

ステップ 10 1 時間ごとに、収集されたベースライン データが、現在のパフォーマンスと比較されます。 パフォーマンスが 20%(デフォルト値)低下すると、障害が生成されます。

Auto Re-Site Survey 障害に関する Faults Detail Conditions テーブルにおいて、Description カラムと Timestamp カラムの間にアイコン(メモ帳と眼鏡の絵)が表示されている場合は、この障害に関する追加のビルディングおよびフロア情報があることを示しています。 アイコンを選択してこの情報を表示します(「AP 無線パフォーマンスの監視」を参照)。


 

関連項目

「Auto Re-Site Survey の実行についてのガイドライン」

「デバイス障害の詳細」

AP 無線パフォーマンスの監視

AP 無線パフォーマンスの低下が検出された場合に生成される障害を表示するには、 Faults > Display Faults > Fault Details を使用します。

一般的なシナリオと FAQ

どうすれば AP 無線のパフォーマンスを監視できますか。

AP の無線パフォーマンス低下についての通知を受信しました。どうすればトータル スループットとカバレッジの詳細を表示できますか。

AP の無線パフォーマンス低下についての通知を受信しましたが、問題はないと判断しました。 どうすれば障害をクリアできますか。

始める前に

フロアごとにベースライン パフォーマンス データを設定する必要があります(「ベースライン データの設定」を参照)。

手順


ステップ 1 Faults > Display Faults を選択します。Faults Summary 画面が表示されます。

ステップ 2 AP 無線パフォーマンスの低下に関連した障害を表示するためのフィルタリング基準を選択します。

ステップ 3 障害の詳細を表示するには、その障害に関する Fault Summary テーブル内で Description フィールドまたは Timestamp フィールドをクリックします。

Fault Details 画面に、デバイスの詳細、現在の障害状況、および障害履歴が表示されます(「障害の詳細表示」を参照)。

ステップ 4 Fault Detail Conditions テーブルにおいて、Description カラムと Timestamp カラムの間にアイコン(メモ帳と眼鏡の絵)が表示されている場合は、AP 無線パフォーマンス低下の障害に関する追加情報があることを示しています。

このアイコンを選択すると、新しいウィンドウに次の情報が表示されます。

 

表 9-17 Auto Re-Site Survey 障害の詳細

カラム
説明

Faults Details (first row)

「デバイス障害の詳細」を参照してください。

Building

パフォーマンスの低下が発生したすべてのビルディング。


) ベースのパフォーマンス値と現在のパフォーマンス値の差が 20% になると、パフォーマンスの低下として定義されます。


Floor

パフォーマンスの低下が発生したすべてのフロア。

Auto Re-Site Survey Details

メモ帳と眼鏡の絵のアイコン。このアイコンを選択すると、Auto Re-Site Survey Details ウィンドウが表示されます。

Auto Re-Site Survey Details ウィンドウには、選択したフロアについての次の情報が表示されます。

 

表 9-18 Auto Re-Site Survey Details ウィンドウ

カラム
説明

Faults Details (first row)

「デバイス障害の詳細」を参照してください。

PHY Type

802.11 無線のタイプ(11a または 11b/11g)。

Timestamp

選択したフロアのバンドに対してパフォーマンスの測定値が収集された時刻(クライアント ブラウザ基準)を示します。

Dataset

CURRENT または BASELINE。BASELINE データセットにはフロアの最初の測定値が含まれ、CURRENT データセットには現在の値が含まれます。現在の値とベースラインの値の差が 20% になると、障害が発生します。

Throughput

データ転送レート。

Coverage Details

電力ステップによるカバレッジの詳細のリスト。

RM Assisted Configuration

RM Assisted Configuration をクリックすると、RM Assisted Configuration 機能が実行されます。

ステップ 5 無線パフォーマンス障害をクリアするには、「Summary テーブルの障害のクリア」を参照してください。


 

関連項目

「デバイス障害の詳細」

ネットワークの回復

Radio Manager は AP 無線の損失を検出すると、隣接 AP の電力レベルを調整して、障害が発生したインターフェイスによって生成されたカバレッジ ホールを除去しようとします。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


次の項では、Radio Manager Self Healing 機能を使用する方法と場所について説明します。

「Self Healing について」

「ネットワークの回復についてのガイドライン」

「Self Healing の実行」

「ネットワークの Self Healing の監視」

関連項目

「一般的なシナリオと FAQ」

Self Healing について

動作

Self Healing は WLSE 上で動作し、SNMP を使用して、ダウンした AP に応じて隣接 AP を調整します。 無線がダウンしているかどうかを判別するために、Self Healing は WDS 経由で WLCCP を使用して取得したビーコン情報を使用します。

Self Healing は次の 2 つのアクションを実行します。

フロアの監視

Self Healing は、AP Radio Scan、Radio Monitoring、および WDS 登録情報から収集されたパスの損失データを使用して、監視対象の無線リンクのセットを決定します。該当 AP への監視対象リンクが 3 回の測定レポート間隔を経てもすべて見つからず、AP が管理目的でシャットダウンされない場合に、Self Healing イベントがトリガーされます。

AP のダウンが判別された場合のアクションの実行

Radio Manager は、過去に AP Radio Scan および Radio Monitoring から収集された情報を使用して隣接 AP(障害のあった AP と同じフロアにあるとは限らない)の送信電力レベルを調整し、カバレッジが消失する可能性がある領域をカバーして、Self Healing 障害を生成します。


) Self Healing は、隣接 AP の電力設定だけを変更します。チャネル周波数やビーコン間隔は変更しません。


Self Healing は、次の場合にはトリガーされません。

ネットワークの調整中に、管理目的で AP の無線をシャットダウンした場合。 これは管理者によって管理される操作であるため、WLSE はネットワークで Self Healing を実行しません。 この場合、デバイスが再度イネーブルになっても、AP はすべて最初の設定を維持します。

電力設定またはチャネル設定を調整している場合。

AP にイネーブル状態のホットスタンバイ AP が含まれている場合。障害時にホットスタンバイに切り替わると、Self Healing はホットスタンバイ AP を監視します。

Self Healing 用のバックアップ WDS の指定

WDS は、無線が起動しているかどうかの判別に必要なデータを WLSE に提供します。 フロア上の AP 用に設定された WDS デバイスがすべてダウン(稼動停止)している場合、Self Healing は、データが見つからないために、その AP を回復しようとする場合があります。 それ以外の場合、WDS がダウンし、スタンバイ デバイスがないときは、Self Healing は、その WDS に登録されている AP すべてを回復しようとする場合があります。

Self Healing をイネーブルにした場合は、WDS デバイスを 1 つ以上指定する必要があります。

任意の AP をバックアップ WDS として使用すること、複数のバックアップを作成すること、およびバックアップに別のバックアップを含めることが可能です。

2 つ目の WLSM に HRSP を設定できます。その結果、この WLSM はプライマリ WLSM-WDS デバイスのスタンバイ WDS として機能します。

生成されるデータ

Self Healing がネットワーク障害を検出すると、新しい障害が生成されます(「ネットワークの Self Healing の監視」を参照してください)。

関連項目

「WDS とその必要理由について」

ネットワークの回復についてのガイドライン

Self Healing を実行するには、次のことを行います。

1. Self Healing を実行するための前提条件を満たしていることを確認する(「Self Healing の実行」を参照)。

2. Self Healing をイネーブルにするビルディングとフロアを選択し、Self Healing 設定を割り当てる(「Self Healing の実行」を参照)。

3. Self Healing がアクティブになった場合に生成される障害を表示する(「ネットワークの Self Healing の監視」を参照)。

4. Self Healing プロセスの完了後に、障害の発生したインターフェイスと、そのインターフェイスを置換するように変更された AP インターフェイスを検出する(「Self Healing の実行」を参照)。

ヒント:

Self Healing 障害は常にイネーブルになっています。フロアに対して Self Healing を設定した場合、ネットワーク障害が発生すると、必ず障害通知を受信します。

Self Healing は、隣接 AP の電力設定だけを変更します。チャネル周波数やビーコン間隔は変更しません。

Self Healing は、障害のあった AP とは異なるフロアの AP を変更し、カバレッジ内のホールをすべてカバーすることができますが、これはチャネル周波数を変更せずに実行されるので、ネットワークの動作は最適の状態より劣る場合があります。これを防ぐには、上下のフロアで Auto Re-Site Survey(「AP 無線パフォーマンスの評価」を参照)および Self-Healing をイネーブルにします。

AP でホットスタンバイがイネーブルの場合は、Self Healing はこの AP を監視しません。障害時にホットスタンバイに切り替わると、Self Healing はホットスタンバイ AP を監視します。

関連項目

「Self Healing について」

Self Healing の実行

一般的なシナリオと FAQ

どうすれば Self Healing を実行するフロアを指定できますか。

どうすれば Self Healing 通知の重大度を指定できますか。

どうすれば隣接 AP への変更を自動的に適用するか、手動で適用するかを指定できますか。

どうすれば [P1...P5] 設定に対する現在の Self Healing 障害を表示できますか。

どうすれば Self Healing ジョブの進捗状況を監視できますか。

始める前に

Self Healing を実行する前に、次のことを行う必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。


) Self Healing をイネーブルにする前に、1 つ以上のバックアップ AP-WDS または単一のスタンバイ WLSM-WDS を指定する必要があります(「Self Healing について」を参照)。


Location Manager でビルディングとフロアを作成する(「Location Manager へのフロアの追加」を参照)。

AP をフロア イメージに配置する(「フロアへのデバイスの追加」を参照)。

特定のフロアのすべての AP に対して AP Radio Scan を実行する(「AP Radio Scan を使用した RM データの収集」を参照)。

特定のフロアのすべての AP(サービスを提供しているチャネルと提供していないチャネルの AP)に対して Radio Monitoring をイネーブルにする(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照)。

Self Healing の実行についてのガイドラインを確認する(「ネットワークの回復についてのガイドライン」を参照)。

手順


ステップ 1 Radio Manager > Self Healing を選択します。 Review Current フォームが表示され、Self Healing に対して現在選択されているフロアが表示されます。

ステップ 2 左ペインのメニューで、 Select Floors をクリックして、Buildings リストからビルディングを選択します。選択したビルディングのフロアが Available Floors リストに表示されます。

ステップ 3 フロアを選択し、右矢印(>>)をクリックして Selected Floors リストに追加します。

ステップ 4 左ペインのメニューで、 Finish をクリックします。

ステップ 5 リストから、Self Healing 障害がトリガーされた場合に、その障害に割り当てる重大度レベルを選択します。

ステップ 6 隣接 AP への変更を自動的に適用するように選択します。

自動 Self Healing がイネーブルの場合、隣接 AP はカバレッジの損失に適応するように調整されます。

自動 Self Healing がディセーブルの場合、隣接 AP への変更は、障害が発生するたびに Faults Display Details ページから適用する必要があります。

ステップ 7 Save をクリックします。 新しいウィンドウに、Self Healing がイネーブルになっているビルディングとフロアが表示されます。 このウィンドウを閉じて、 Review Current 画面を表示します。

ステップ 8 Self Healing プロセスによって生成されたログを表示するには、実行を選択して、 Self Healing Run Log (ビルディングとフロアのリストの下にある)をクリックします。

Self Healing Run Log テーブルが別のブラウザ ウィンドウに表示されます。このテーブルには、各実行についての次の情報があります。

 

フィールド
説明

Select Run

このボタンを選択すると、該当する実行の詳細が表示されます。

選択したジョブの実行の詳細がジョブの実行リストの下に表示されます。

Start Time

ジョブが開始した時刻。

End Time

ジョブが終了した時刻。

このテーブルの下に、選択した実行の Self Healing 実行ログが表示されます。他のジョブの実行に関する詳細を表示するには、Job Runs テーブルから他の実行を選択して、 Self Healing Run Log をクリックします。

Self Healing により、実行ごと(6 分ごと)にログ ファイルが作成されます。 最新の情報が表示されていることを確認するには、 Refresh ボタンをクリックしてジョブ リストをリフレッシュします。

ステップ 9 Self Healing の進行中に生成される障害の詳細を表示するには、「ネットワークの Self Healing の監視」を参照してください。

ステップ 10 Self Healing では、障害が発生した AP と異なるフロアの AP を選択してカバレッジ内のホールをカバーすることがあるので、Auto Re-Site Survey をイネーブルにして AP のパフォーマンスを監視する必要があります(「AP 無線パフォーマンスの評価」を参照してください)。


 

関連項目

「Self Healing について」

「ネットワークの回復についてのガイドライン」

「ネットワークの Self Healing の監視」

ネットワークの Self Healing の監視

ネットワークの Self Healing を監視するには、 Faults > Display Faults を使用します。

始める前に

Self Healing オプションを使用する前に、次のことを実行する必要があります。

Self Healing を実行するための前提条件を満たす(「Self Healing の実行」を参照)。

Self Healing の実行についてのガイドラインを確認する(「ネットワークの回復についてのガイドライン」を参照)。

Self Healing が起動した旨の通知を受信しました。 どうすればその進捗状況を追跡できますか。

Self Healing が起動した旨の通知を受信しました。 障害の発生したインターフェイスと、そのインターフェイスを置換するように変更された隣接 AP インターフェイスのリストを表示するにはどうすればよいですか。

どうすればネットワークの Self Healing 動作の履歴を確認できますか。

ネットワークの Self Healing プロセスが完了しました。 どうすれば新しい電力設定を表示できますか。 どうすればこのプロセスに関連付けられた障害をクリアできますか。

手順


ステップ 1 Faults > Display Faults を選択します。Faults Summary 画面が表示されます。

ステップ 2 Self Healing 障害を表示するフィルタリング基準を選択します。

ステップ 3 Fault Details ウィンドウを表示するには、障害に関する Fault Summary テーブル内で Description フィールドまたは Timestamp フィールドを選択します。 Fault Details 画面(「障害の詳細表示」を参照)では、次のことを実行できます。

デバイスの詳細を表示する。

障害の発生したインターフェイスを検出する。

新規または以前の AP 電力設定を表示する。

ステップ 4 Fault Detail Conditions テーブルにおいて、Description カラムと Timestamp カラムの間にアイコン(メモ帳と眼鏡の絵)が表示されている場合は、Self Healing 障害の追加情報があることを示しています。

このアイコンを選択すると、新しいウィンドウに次の情報が表示されます。

 

表 9-19 Self Healing 障害の詳細

カラム
説明

Faults Details (first row)

「デバイス障害の詳細」を参照してください。

Failed Interface

障害が発生した無線の MAC アドレス。

Modified Interface/ Message

障害が発生した無線を補正するために修正された AP の IP アドレス、MAC アドレス、および無線インターフェイス タイプ。

Old OFDM(11g) Power

修正された AP の直前の OFDM (Orthogonal Frequency Division Multiplexing)設定(11g 無線のみ)。

New OFDM(11g) Power

修正された AP の新しい OFDM 設定(11g 無線のみ)。

Old CCK Power

修正された AP の以前の設定。次の情報が含まれています。

11b および 11g 無線の場合: CCK (相補コード キー入力)値

11a 無線の場合:Tx 値

New CCK/Tx Power

修正された AP の新しい設定。次の情報が含まれています。

11b および 11g 無線の場合: CCK (相補コード キー入力)値

11a 無線の場合:Tx 値

ステップ 5 自動 Self Healing がディセーブルの場合、隣接 AP への変更は、障害が発生するたびにこのページから適用する必要があります。 新しい設定を適用するには、 Apply Changes Now をクリックします。

ステップ 6 変更内容をすぐに Location Manager でグラフィカルに表示するには、関係する AP についてインベントリを実行します。 その結果、調整済みの AP に関する新しいカバレッジの詳細や、ダウンした AP に関する以前のカバレッジが表示されます(「Location Manager での WLAN 無線環境の表示」を参照)。

ステップ 7 Self Healing 障害をクリアするには、「Summary テーブルの障害のクリア」を参照してください。


 

関連項目

「ネットワークの回復」

アドホック ネットワークの検出

次の項では、Radio Manager のアドホック ネットワーク検出機能を使用する方法と場所について説明します。

「アドホック ネットワークの検出について」

「アドホック ネットワークの検出についてのガイドライン」

「アドホック ネットワーク検出のネットワーク設定の割り当て」

「アドホック ネットワークの検出」

「アドホック ネットワークの履歴の表示」

関連項目

「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」

「一般的なシナリオと FAQ」

アドホック ネットワークの検出について

Wireless Local Area Network(WLAN)を設定する場合、ノードは一般的に、有線ネットワークへのブリッジの役目を果たすアクセス ポイントとして設定されます。 また、802.11 標準では、クライアントの無線 Network Interface Card(NIC)のアドホック モードが規定されています。 この規定に従って、クライアントは、関連するクライアントどうしが相互に直接通信するローカル ネットワークを設定できます。 このようなネットワークは、Independent Basic Service Set Network Configuration(IBSS)、またはアドホック ネットワークと呼ばれます。

コンピュータ製造業者(特にラップトップの製造業者)は、無線 NIC を標準コンポーネントとして供給しています。 インフラストラクチャ WLAN 内にアドホック ネットワークが作成される可能性は高まっていくものと考えられます。 アドホック ネットワークに関連する有線ネットワークまたはインフラストラクチャ WLAN のメンバーは、気づかないうちに有線ネットワークにアクセスする可能性があります。 セキュリティに対する意識が高いお客様は、アドホック ネットワークが管理ドメイン内に作成される時期と場所を確認しようとすることが考えられます。

アドホック ネットワークを作成する場合、関連する NIC は、通信の同期をとるビーコンを発行します。 インフラストラクチャ WLAN に展開されている AP では、このビーコンを検出できます。したがって、Radio Manager は、このビーコン情報を使用することで、アドホック ネットワークが作成されていることを検出できます。


) Radio Manager は IBSS ビーコンを干渉データとは分類しません。これは、Radio Manager がエネルギーを干渉とみなすのは、信号データが解釈不能の場合に限られているためです。 IBSS ビーコンは 802.11 データであるため、Radio Manager はこの信号を実際に解釈し、不良侵入として処理します。


アドホック ネットワークの検出についてのガイドライン

アドホック ネットワーク検出を実行するには、次のことを行います。

1. アドホック ネットワーク検出をイネーブルにするための前提条件を満たしていることを確認する(「アドホック ネットワークの検出」を参照)。

2. アドホック ネットワークが検出された場合に生成される障害を表示する(「アドホック ネットワークの検出」を参照)。

関連項目

「アドホック ネットワークの検出について」

アドホック ネットワーク検出のネットワーク設定の割り当て

アドホック ネットワーク検出をイネーブルにし、アドホック ネットワークが検出された場合に生成される障害に重大度レベルを割り当てるには、 Faults > Manage Network-Wide Settings > Ad-hoc Network Detection を使用します。アドホック ネットワークが検出されると障害が生成され、 Faults > Display Faults を選択すると障害を表示できます。

一般的なシナリオと FAQ

どうすればアドホック ネットワークが検出された場合に通知を受信する(または通知を停止する)ことができますか。

どうすればアドホック ネットワーク検出通知の重大度を指定できますか。

どうすれば現在の [P1...P5] 設定に関連付けられている現在のアドホック ネットワーク障害を表示できますか。

手順


ステップ 1 Faults > Manage Network-Wide Settings > Ad-hoc Network Detection を選択します。ネットワーク設定ダイアログが表示されます。

ステップ 2 アドホック ネットワーク検出をイネーブルにするには、次のことを実行します。

a. Enable をクリックします。

b. ドロップダウン リストから、アドホック ネットワークが検出された場合に、その障害に割り当てる重大度レベルを選択します。

c. Apply をクリックして、新しく入力した値を設定します。

d. このしきい値に関連付けられている障害を表示するには、 View current faults for this setting をクリックします(「現在の障害の表示」を参照)。


 

関連項目

「アドホック ネットワークの履歴の表示」

「アドホック ネットワークの検出について」

アドホック ネットワークの検出

アドホック ネットワークが検出された場合に生成される障害を表示するには、 Faults > Display Faults を使用します。この画面では、次の作業を実行できます。

アドホック ネットワークを報告した AP と、AP が配置されているビルディングとフロア(可能な場合)のリストを表示する。

アドホック ネットワークに関連付けられているクライアントのリストを表示する(可能な場合)。 分類は、アドホック ネットワークで使用されている SSID に基づいて行われます。

一般的なシナリオと FAQ

アドホック ネットワークについての通知を受信しました。ネットワークのどの部分で検出されたのでしょうか。物理的に、ネットワークのどの部分でしょうか。

アドホック ネットワークについての通知を受信しました。 どうすればこのネットワークに関連する他の NIC を表示できますか。

アドホック ネットワークについての通知を受信しましたが、問題はないと判断しました。どうすれば障害をクリアできますか。

始める前に

アドホック ネットワークを検出する前に、次のことを実行する必要があります。

ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。

特定のフロアのすべての AP(サービスを提供しているチャネルと提供していないチャネルの AP)に対して Radio Monitoring をイネーブルにする(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照)。

アドホック ネットワーク検出をイネーブルにし、アドホック ネットワークが検出された場合に生成される障害に重大度レベルを割り当てるように、ネットワーク全体のポリシーを設定する。「アドホック ネットワーク検出のネットワーク設定の割り当て」を参照してください。

手順


ステップ 1 Faults > Display Faults を選択します。Faults Summary 画面が表示されます。

ステップ 2 アドホック ネットワーク検出障害を表示するためのフィルタリング基準を選択します。

ステップ 3 障害に関する Fault Summary テーブル内で Description フィールドまたは Timestamp フィールドをクリックします。

ステップ 4 Rogue Ad-hoc Network Details 画面には、次の情報が含まれています。

図 9-17 Rogue Ad-hoc Network Details 画面の例

 

 

1

アドホック ネットワークを報告した AP と、各レポーティング AP のおおよそのロケーション(ビルディングとフロア)(可能な場合)のリスト。

2

アドホック ネットワークに関連する NIC のおおよそのロケーション。

3

このネットワークに関連する他の NIC のリスト。

このリストは、ビーコン情報から判断する「ベスト エフォート」です。ビーコンの送信元 MAC アドレスは、各 NIC を識別するときに使用します。 アドホック ネットワークは、ネットワークで使用されている BSSID と SSID の組み合せに基づいて識別されます。

ステップ 5 アドホック ネットワークが検出された場合に生成される障害をクリアするには、 Faults > Display Faults を選択します。


) ネットワークが作成されていることしか検出できないため、この方法以外でアドホック ネットワーク検出障害をクリアすることはできません。


障害のクリアの詳細については、「Summary テーブルの障害のクリア」を参照してください。


 

関連項目

「アドホック ネットワーク検出のネットワーク設定の割り当て」

「アドホック ネットワークの履歴の表示」

「アドホック ネットワークの検出について」

アドホック ネットワークの履歴の表示

アドホック ネットワークを報告したビルディンおよびとフロア内の AP の履歴を表示するには、 Reports > Ad-hoc Networks を使用します。


) アドホック ネットワークに関連する NIC は、ビーコン情報から判断するベスト エフォートになります。


一般的なシナリオと FAQ

どうすればアドホック ネットワークとその関連クライアントの履歴を表示できますか。

始める前に

アドホック ネットワークを検出する前に、次のことを実行する必要があります。

1. ネットワークに無線管理用の設定を行う(「ネットワークに対する無線管理用の設定」を参照)。

2. 特定のフロアのすべての AP(サービスを提供しているチャネルと提供していないチャネルの AP)に対して Radio Monitoring をイネーブルにする(「Radio Monitoring を使用した RM データの収集」を参照)。

3. 指定した制限を超えるクライアント登録要求数を検出するためにネットワーク全体のポリシーを設定する。「Scanning-Only AP のネットワーク設定の割り当て」を参照してください。

手順


ステップ 1 Reports > Ad-hoc Networks を選択します。 Ad-hoc Networks Reports 画面が表示されます

図 9-18 Ad-hoc Networks Reports 画面の例

 

 

1

ドロップダウン リスト

2

検索フィルタのテキスト エントリ

3

検索基準を満たすアドレス、ユーザ名、または BSSID の値

4

Ad-Hoc Client Participation レポート

ステップ 2 ドロップダウン リストから、クライアントの検索に使用する方法を選択します。

関連するクライアントについての情報を表示するには、 Participant MAC Address Participant IP Address 、または Participant EAP User Name を選択します。数字および文字を示すワイルドカードとしてアスタリスク(*)を使用できます。


) MAC アドレスは、0070eb37c90 のように、16 進数形式で入力する必要があります。


ネットワークについての情報を表示するには、 Network BSSID を選択します。

検索対象を絞るには、下のテキスト ボックスにフィルタリング基準を入力します。 Search をクリックして、基準に合致するクライアントを表示します。

検索基準を満たすアドレス、ユーザ名、または BSSID の値が、下の Search フィルタに表示され、Ad-Hoc Client Participation レポートが右側に表示されます。このレポートには、次の情報が含まれます。

 

表 9-20 Ad-Hoc Client Participation レポート

カラム
説明

Client MAC Address

ネットワークに関連する各クライアント無線(WLSE が認識しているもの)の MAC アドレス(他にもクライアント無線が存在する可能性があります)。ビーコンの送信元 MAC アドレスは、各 NIC を識別するときに使用します。

BSSID

Basic Service Set Identifier:アドホック ネットワークの一意の識別子。

Last SSID

最後の Service Set Identifier。 SSID は、クライアント デバイスがアクセス ポイントとのアソシエーションを形成するために使用する識別子です。

Last Known IP Address

WLSE によって管理されている任意の AP にクライアントが関連付けられたときに最後に認識された IP アドレス。


) この情報は、使用できない場合や、現在のものでない場合があります。


Last Known EAP Name

クライアントの RADIUS ユーザ名(ユーザ名は、EAP 以外の認証には使用できません)。

RADIUS ユーザ名は、一般的に PEAP および EAP-TTLS を除く、すべての EAP 認証で使用できます。このような場合、情報が利用できるかどうかはベンダーのサポートによって決まります。


) この情報は、使用できない場合や、現在のものでない場合があります。


Last Known Client Name

最後に認識されたクライアント名。


) この情報は、使用できない場合や、現在のものでない場合があります。


Last Association With

WLSE によって管理されている AP のうち、クライアントが最後に関連付けられた AP。


) この情報は、使用できない場合や、現在のものでない場合があります。


PHY

クライアントが使用している 802.11 無線のタイプ(11a または 11b/11g)。

Estimated Location

クライアントの推定ロケーション(不良 AP 検出と同じロケーション アルゴリズムを使用)。

Reported By Client

Y は、クライアントがネットワークを検出したことを示します。

N は、インフラストラクチャ AP がネットワークを検出したことを示します。

First Seen

WDS セットアップ経由で WLSE に転送されたアドホック ネットワーク ビーコンのいずれかを WLSE が最初に受信した時刻。詳細については、「WLSE の時刻の表示について」を参照してください。

ステップ 3 特定の期間にアドホック ネットワークに関連していたクライアントを表示するには、Start Date リストと End Date リストから日付を選択します。 Filter by Date をクリックします。


 

関連項目

「アドホック ネットワークの検出」

「基本的なレポート機能の使用方法」