CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine ユーザ ガイド
デバイス設定の管理
デバイス設定の管理
発行日;2012/01/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

デバイス設定の管理

設定アーカイブの管理

アーカイブ設定の表示

アーカイブ収集のスケジュール

アーカイブ ステータスの表示

アーカイブの編集

上書き設定の選択

アーカイブ済み設定の削除

アーカイブ済み設定のデバイスへの適用

設定の比較

ファイルへの設定のエクスポート

テンプレートへの設定のエクスポート

ジョブの管理

設定ジョブの管理

WLSE 設定ジョブの仕組み

テンプレート設定がデバイスに適用される順序

設定ジョブの実行に関する推奨事項

設定ジョブの選択

設定ジョブの作成

設定ジョブ ステータスの表示

アーカイブ ジョブの管理

設定アーカイブ ジョブの仕組み

設定アーカイブの使用に関する推奨事項

アーカイブ ジョブの選択

アーカイブ ジョブの作成

アーカイブ ジョブ ステータスの表示

設定の自動化

スタートアップ設定の割り当て

スタートアップ設定テンプレートの作成

IOS スタートアップ テンプレートの作成

IOS 以外のスタートアップ テンプレートの作成

自動管理対象設定の割り当て

自動管理対象設定テンプレートの割り当て

自動管理対象オプションの使用方法

デバイス設定の管理

WLSE を使用すると、テンプレートの作成、設定ジョブのステータスのスケジュールとチェック、設定アーカイブの管理、および設定の自動化を行うことができます。

Configure の下には、次のサブタブがあります。

Templates: 「IOS テンプレートの使用方法」または 「IOS 以外のテンプレートの使用方法」を参照。

Archives「設定アーカイブの管理」を参照。

Jobs「ジョブの管理」を参照。

Auto Update「設定の自動化」を参照。

設定アーカイブの管理

WLAN ネットワークの規模が大きくなるに従って、設定管理は次第に困難になります。デバイスの各グループには、手動での追跡や管理が難しい個別設定パラメータが設定されている場合もあります。設定アーカイブ機能を使用すると、以前に保存した設定を適用することにより、障害のあるデバイスの復元またはトラブルシューティングが容易になります。また、デバイスの最後の 4 つの個別設定をアーカイブし、必要に応じて復元することもできます。


ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


この項では、次の項目について説明します。

設定アーカイブの表示、編集、削除、比較、およびエクスポート:「アーカイブ設定の表示」を参照。

設定アーカイブ ジョブのスケジュール:「アーカイブ収集のスケジュール」を参照。

設定アーカイブ ジョブのステータス表示:「アーカイブ ステータスの表示」を参照。

アーカイブ設定の表示

アーカイブ済み設定の表示、編集、削除、比較、およびエクスポートを行うには、このオプションを使用します。設定アーカイブの上書きの許可や禁止も実行できます。

始める前に

アーカイブ済み設定を表示する前に、アーカイブ ジョブを実行する必要があります。アーカイブ ジョブの作成と実行については、「アーカイブ収集のスケジュール」を参照してください。

手順


ステップ 1 Configure > Archives を選択します。

ステップ 2 設定アーカイブを表示するデバイスを検索するか、左ペインのデバイス セレクタから選択します。

検索方法とデバイス セレクタの使用方法については、「デバイス セレクタの使用方法」を参照してください。

ステップ 3 デバイス グループまたはデバイス名をクリックします。次のテーブルが表示されます。

フィールド
説明

Device Name

デバイス名。

Archive Name

アーカイブ済み設定の名前。

設定を表示するには、 Archive Name をクリックします。選択したアーカイブの設定ファイルに関するウィンドウが表示されます。

Date

設定がアーカイブされた日付。

Type

設定アーカイブのタイプ(IOS または IOS 以外)。

Overwrite

設定に上書き可能なマークが付けられているかどうかを示します。Yes は、設定を上書きできることを示し、No は、上書きできないことを示します。

Edit

情報を編集するには、このアイコンをクリックします。Archive Details Window が表示されます。

「アーカイブの編集」を参照してください。

ステップ 4 このテーブルでアーカイブを選択すると、次のうち任意の作業を実行できます。

上書きの許可または禁止:「上書き設定の選択」を参照。

アーカイブ済み設定の削除:「アーカイブ済み設定のデバイスへの適用」を参照。

アーカイブ済み設定のデバイスへの適用:「アーカイブ済み設定のデバイスへの適用」を参照。

設定の比較:「設定の比較」を参照。

ファイルへの設定のエクスポート:「ファイルへの設定のエクスポート」を参照。

テンプレートへの設定のエクスポート:「テンプレートへの設定のエクスポート」を参照。


 

アーカイブ収集のスケジュール


) IOS 以外のアクセス ポイントのアーカイブ収集は、デバイス バージョン 11.23T 以上(AP350/BR350)と 11.56 以上(AP1200)だけでサポートされています。


手順


ステップ 1 Configure > Archives を選択します。

ステップ 2 Schedule Archive Collection をクリックします。アーカイブ ジョブを作成するウィンドウが表示されます。「アーカイブ ジョブの選択」を参照してください。

ステップ 3 ジョブをスケジュール設定したら、 View Archives をクリックして、 Configure > Archives ウィンドウに戻ります。


 

アーカイブ ステータスの表示

手順


ステップ 1 Configure > Archives を選択します。

ステップ 2 View Archive Status をクリックします。アーカイブ ジョブを作成するウィンドウが表示されます。「アーカイブ ジョブ ステータスの表示」を参照してください。

ステップ 3 アーカイブ ステータスを表示した後は、 View Archives をクリックして、 Configure > Archives ウィンドウに戻ります。


 

アーカイブの編集

手順


ステップ 1 アーカイブを編集するには、次のフィールドに入力します。


) Details の下のフィールドは編集できません。参照専用です。


 

フィールド
説明

Archive Name

アーカイブ済み設定の名前を入力します。

Overwrite

次のいずれかを選択します。

Yes:設定アーカイブが上書き可能であることを示す場合は、この設定を使用します。

No:設定アーカイブが上書きされないことを示す場合は、この設定を使用します。

Description

アーカイブ済み設定の説明を入力します。

Details

Save Time

設定アーカイブが保存された日時。

Type

設定アーカイブのタイプ(IOS または IOS 以外)。

Device Name

デバイス名。

ステップ 2 Save Changes をクリックします。


 

上書き設定の選択

アーカイブの上書きを許可または禁止するには、このオプションを使用します。

手順


ステップ 1 設定アーカイブの設定を選択します。

ステップ 2 次のいずれかをクリックします。

OverWrite:設定アーカイブの上書きを許可します。

Do Not Overwrite:設定アーカイブの上書きを禁止します。


 

アーカイブ済み設定の削除

アーカイブ済み設定をデータベースから削除するには、このオプションを使用します。削除した設定アーカイブを回復することはできません。

手順


ステップ 1 テーブルから設定を選択します。

ステップ 2 Delete をクリックします。


 

アーカイブ済み設定のデバイスへの適用

アーカイブ済み設定をデバイスに適用するには、このオプションを使用します。

手順


ステップ 1 テーブルから設定を選択します。

ステップ 2 Apply to Device をクリックします。

設定を適用するかどうかを確認するボックスが表示されます。

ステップ 3 Yes をクリックして続行します。この操作により、設定が適用されます。


 

設定の比較

アーカイブ済み設定を比較するには、このオプションを使用します。


ヒント 異なるグループに属するデバイスのアーカイブ済み設定を比較できます。そのためには、まず新しいグループを作成し、比較対象のデバイスをそのグループに配置してください。


手順


ステップ 1 比較する 2 つのアーカイブ済み設定をテーブルから選択します。

ステップ 2 Compare をクリックします。選択した設定が表示された状態でウィンドウが開きます。

設定間の差異は、赤色で表示されます。片方の設定にあって、もう片方の設定にない情報はオレンジ色で表示されます。


 

ファイルへの設定のエクスポート

アーカイブ済み設定をファイルにエクスポートするには、このオプションを使用します。

手順


ステップ 1 必要な設定をテーブルから選択します。

ステップ 2 Export to File をクリックします。プロンプトが表示され、設定のエクスポート先の入力を求められます。


 

テンプレートへの設定のエクスポート

アーカイブ済み設定をテンプレートにエクスポートするには、このオプションを使用します。

手順


ステップ 1 必要な設定をテーブルから選択します。

ステップ 2 Export to Template をクリックします。設定がテンプレートにエクスポートされます。

ステップ 3 エクスポートしたテンプレートを表示するには、 Configure > Templates を選択します。エクスポート済みテンプレートが、Existing Templates ウィンドウに一覧表示されます。


 

ジョブの管理

このウィンドウでは、次の 2 つのタイプのジョブを管理できます。

設定ジョブ:「設定ジョブの管理」を参照。

アーカイブ ジョブ:「アーカイブ ジョブの管理」を参照。

設定ジョブの管理

このウィンドウでは、設定ジョブのリストを表示できます。設定ジョブの作成、編集、取り消し、およびその他の操作も実行できます。

この項では、次の項目について説明します。

「WLSE 設定ジョブの仕組み」

「テンプレート設定がデバイスに適用される順序」

「設定ジョブの実行に関する推奨事項」

「設定ジョブの作成」

「設定ジョブ ステータスの表示」

「設定ジョブのフィルタリング」

「設定ジョブの編集」

「設定ジョブの再実行」

「設定ジョブの削除」

「設定ジョブのコピー」

「Job Runs 関連のテーブルの表示」

関連項目

「IOS テンプレートの使用方法」

「IOS 以外のテンプレートの使用方法」

WLSE 設定ジョブの仕組み

IOS および IOS 以外のどちらのアクセス ポイントも Configure > Jobs オプションで作成されたジョブを使用して、設定の更新を行います。しかし、設定が更新されるプロセスは、IOS と IOS 以外のアクセス ポイントで異なります。

IOS ベースのアクセス ポイント

WLSE は IOS ベースのアクセス ポイントを設定すると、IOS CLI コマンドをそのまま telnet または SSH 接続を介してアクセス ポイントにプッシュします。

したがって、設定を更新するために WLSE が必要とするのは、telnet または SSH のユーザ名とパスワードのアクセス ポイント クレデンシャルだけです。

IOS 以外をベースとするアクセス ポイント

IOS 以外をベースとするアクセス ポイントを設定するには、次の手順を実行します。

1. WLSE は、設定テンプレートをローカルの /tftpboot ディレクトリに配置します。

2. WLSE は、SNMP 設定操作または HTTP ポスト操作のいずれかを使用して設定ジョブを開始します。

SNMP を使用する場合、SNMP 設定操作で TFTP サーバとしての WLSE IP アドレスと WLSE の /tftpboot ディレクトリからダウンロードするテンプレート ファイル名を組み込みます。

HTTP を使用する場合、アクセス ポイントの制約により、 設定ジョブを開始するときに WLSE を TFTP サーバとして指定できません。このため、各アクセス ポイントが 最初に WLSE を TFTP サーバとして使用するように設定しないと、HTTP を使用してジョブを開始できません。


) アクセス ポイントの FTP 設定が DHCP サーバと同じ場合、HTTP 設定ジョブは間違った WLSE サーバから間違ったテンプレートを取得します。


3. デバイスは TFTP を使用して WLSE から設定の更新をダウンロードします。

4. ジョブが完了すると、WLSE は /tftpboot ディレクトリからテンプレートを削除して、不正なクライアントが WLSE に接続して設定テンプレートをダウンロードできないようにします。

IOS 以外をベースとするアクセス ポイントの設定を更新するには、WLSE は次のアクセス ポイント クレデンシャルを必要とします。

SNMP を使用する場合:SNMP 書き込みアクセス

HTTP を使用する場合:

HTTP ユーザ名とパスワード

各アクセス ポイント上に TFTP サーバとして設定された WLSE

関連項目

「設定ジョブの実行に関する推奨事項」

「設定ジョブの作成」

テンプレート設定がデバイスに適用される順序

いくつかのカテゴリ(Association、Services > CDP など)を使用してテンプレートを作成した場合、各カテゴリに関連付けられているコマンドが順次デバイスに適用されます。ただし、各カテゴリが適用される順序はランダムです。

たとえば、Basic Security と SecurityManager > SSID 802.11 b/g という 2 つのカテゴリで構成される IOS テンプレートを作成した場合、Basic Security カテゴリによって生成されるすべてのコマンドは順番に適用されます。 しかし、Security Manager > SSID 802.11b/g に関連付けられているコマンドが、Basic Securiy で生成されるコマンドより前に適用される可能性があります。

ただし、設定するカスタム値は、他のすべてのテンプレート設定が適用された後に限り、デバイスに適用されます。

設定ジョブの実行に関する推奨事項

WLSE 設定機能を使用する場合、次の 2 つの相互に関連する問題を考慮する必要があります。

ジョブにどれだけの数のデバイスを含めるか。

ジョブにどれだけの時間を割り振るか。

デバイスの数

WLSE 設定機能は最大 20 のスレッドが割り振られるマルチスレッドなので、20 までのアクセス ポイントを同時に設定できます。たとえば、100 デバイスの設定ジョブは、1 デバイスにつき 1 スレッドとして、 20 デバイスを設定して開始されます。デバイス設定が完了すると、他の設定タスクが進行中でも、そのスレッドが新しいデバイスでただちに開始されます。 ただし、1 つのジョブで設定できるデバイスの数は、最大 500 に制限されています。

割り振り時間

アクセス ポイントの設定にかかる時間を計算する場合は、次の要因を考慮します。

TFTP 経由でのテンプレートのダウンロード、またはアクセス ポイントへの IOS CLI コマンドのプッシュに、どれだけ時間が必要となるか。

TFTP でのダウンロードおよび IOS CLI コマンドのプッシュは、ネットワーク パフォーマンスに大きく依存します。WLSE には、設定ジョブのタイムアウト値を指定する内部設定パラメータがあります。WLSE がタイムアウト期間内にジョブを完了できないと、ジョブは失敗とみなされます。タイムアウト値の設定が小さすぎると、WLSE が早期に設定ジョブを中断させたり、デバイス設定の失敗を適切でないときに報告することがあります。したがって、高遅延の問題やネットワーク輻輳がある場合は、タイムアウト設定値を大きくします。

設定の変更によってリブートが必要な場合、アクセス ポイントのリブートにどれだけ時間が必要となるか。

通常、リブートして新しいファームウェアをロードする時間は一定です。ただし、アクセス ポイントがリブート後の起動時に DHCP を使用して IP アドレスまたは設定ファイルを取得する場合、この時間もネットワーク パフォーマンスの影響を受けます。これによって設定ジョブのタイムアウトの問題が発生することがあり、その場合はタイムアウト値を大きくする必要があります。

その他にも、次の要因が設定時間に影響を与えます。

設定ジョブは、アクセス ポイントでの設定パラメータの依存関係が原因で失敗することがあります。設定ジョブが失敗した場合は、アクセス ポイントの資料を参照して、設定の依存関係が存在しないか調べてください。

大きなテンプレートは適用に時間がかかり、パラメータ依存関係の問題が発生しやすくなります。大きなテンプレートを適用して設定が失敗した場合は、テンプレートを複数のテンプレートに分割して複数の設定ジョブを実行すると有効な場合があります。

たとえば、WLSE デバイス グループ化機能を使用すると、設定タスクを大幅に簡素化できます。WLSE 管理者がサイト A のアクセス ポイントのグループ、チャネル 1、6、および 11 のサブグループを作成し、該当するアクセス ポイントをチャネル グループに移動したとします。 これで、管理者は 3 つの別のテンプレートを作成してチャネル ID をチャネル 1、6、および 11 に設定できます。次にアクセス ポイントを正しいチャネルに設定するために、3 つの設定ジョブを作成して正しいテンプレートを対応するチャネル グループにマップできます。

推定変更ウィンドウの計算

設定ジョブは妥当なサイズに保つ必要があります。通常、100 デバイスのジョブが妥当なサイズのジョブですが、場合により異なります。設定ジョブは変更ウィンドウ内で完了できる必要があります。このウィンドウを計算するには、ファームウェアで推奨した次のような式を使用します。

T = (n / 10) * t + s
 

ここで、

T は、変更ウィンドウを使用できる合計時間です。

n は、設定ジョブのデバイス数です。

t は、1 台のデバイスの設定に必要な推定時間です。

s は、安全係数です。

この式で、多くの場合、T は IT ポリシーによって定義されている定数です。たとえば、多くのキャンパスでは、2 時間を超える変更ウィンドウは許可しません。アクセス ポイントの設定に T を超える時間がかかると判断される場合は、段階的な更新を計画し、各段階が変更ウィンドウ内に正常に完了できるようにします。設定変更の計画は、余裕を持って立てることをお勧めします。この式を使用して余裕のある計画を立てるには、タイムアウト設定値を t の値として使用します。

設定ジョブの選択

設定ジョブを作成または編集するときは、Jobs ウィンドウの左ペインに次の選択肢が表示されます。

1. Job Name「設定ジョブの命名」を参照。

2. Select Template「テンプレートの選択」を参照。

3. Select Devices「デバイスの選択」を参照。

4. Schedule Job「設定ジョブのスケジュール」を参照。

5. Options「設定ジョブ オプションの設定」を参照。

6. Save「設定ジョブの保存」を参照。


注意 このウィンドウへの入力を保存せずに別の Configure サブタブをクリックすると、ウィンドウがリセットされ、入力した情報がすべて失われます。

設定ジョブの命名

手順


ステップ 1 Job Name をクリックします。Job Name ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 次のフィールドに入力します。


Clear をクリックすると、ウィンドウ内の現在のエントリすべて、およびその時点までに別の Job ウィンドウで作成した項目すべてが削除されます。


 

表 6-1 ジョブの命名

フィールド
説明

Job Name

ジョブの名前を入力します。

「名前付けのガイドライン」を参照してください。

Description

ジョブの説明を入力します。

「名前付けのガイドライン」を参照してください。

ステップ 3 左ペインのメニューから、次のステップであるテンプレートの選択に進みます。詳細については、「テンプレートの選択」を参照してください。


 

テンプレートの選択

手順


ステップ 1 Select Template をクリックします。Select Template ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 次のフィールドに入力します。


Clear をクリックすると、ウィンドウ内の現在のエントリすべて、およびその時点までに別の Job ウィンドウで作成した項目すべてが削除されます。


 

表 6-2 テンプレートの選択

フィールド
説明

Configuration Template

リストから、デバイスに適用するテンプレートを選択します。

Name

選択したテンプレートの名前を表示します。

Device Types

選択したテンプレートに有効なデバイス タイプを表示します。

Device Versions

Device Type フィールドにリストされているデバイス タイプのデバイス バージョンを表示します。

各デバイス タイプの有効なバージョンが順番にグループ化され、かっこで囲まれて表示されます。

テンプレートが 802.11g 無線を使用したアクセス ポイントに適用できる場合、802.11b 無線を使用したアクセス ポイントには適用できません。

AP モードの 1310 ワイヤレス ブリッジに対して有効なテンプレートは、ブリッジ モードの 1310 ワイヤレス ブリッジに適用できません。また、その逆も同様です。

1310 ワイヤレス ブリッジがワークグループ ブリッジ モードである場合、WLSE はワークグループ ブリッジの設定をサポートしないため、ジョブは失敗します。これは、ジョブの実行ログに記録されます。

Description

テンプレートの説明を表示します。

Version Check Enabled

バージョン チェックがイネーブルであるかどうかを示します。

ステップ 3 左ペインのメニューから、次のステップであるデバイスの選択に進みます。詳細については、「デバイスの選択」を参照してください。


 

デバイスの選択

1 つのジョブで設定できるデバイスの最大数は 500 です。

手順


ステップ 1 Select Devices を選択します。Select ウィンドウが表示されます。


Clear をクリックすると、ウィンドウ内の現在のエントリすべて、およびその時点までに別の Job ウィンドウで作成した項目すべてが削除されます。


ステップ 2 デバイス セレクタで、デバイスのリストを作成するフォルダをクリックします。

フォルダをクリックすると、All Available Devices リストボックスにフォルダの内容が表示されます。

この手順を必要な回数繰り返して、デバイスをフォルダ内で選択します。

ステップ 3 フォルダまたは個別のデバイスを Available Devices リストから選択し、 >> をクリックします。選択したデバイスが Selected Devices リスト ボックスに表示されます。


) フォルダを選択した場合、テンプレートは、そのフォルダのデバイスすべてに適用されます。デバイスを後でフォルダに追加した場合、テンプレートはそのデバイスにも適用されます。


ステップ 4 デバイスを削除するには、Selected Devices リストでそのデバイスを選択し、 << をクリックします。

ステップ 5 左ペインのメニューから、次のステップであるテンプレートの選択に進みます。詳細については、「設定ジョブのスケジュール」を参照してください。


 

設定ジョブのスケジュール

手順


ステップ 1 Schedule Job をクリックします。Shcedule Job ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 次のフィールドに入力します。


Clear をクリックすると、ウィンドウ内の現在のエントリすべて、およびその時点までに別の Job ウィンドウで作成した項目すべてが削除されます。


 

表 6-3 ジョブのスケジュール

フィールド
説明

Run Now

クリックするとジョブを実行します。


) このオプションでは、Start Date と Start Time に入力した日付と時刻はすべて無視されます。


Start Date

ジョブを実行する年月日をリストから選択します。

Start Time

ジョブを実行する時刻をリストから選択します。

Repeat

Enable

ジョブを繰り返し実行する場合は、オンにします。

Every

数値を入力してジョブを繰り返す頻度を指定し、次に時間の間隔(時間数、日数、月数、または年数)を選択します。

ステップ 3 左ペインのメニューから、次のステップであるオプションに進みます。詳細については、「設定ジョブの保存」を参照してください。


 

設定ジョブ オプションの設定

手順


ステップ 1 ジョブの作成を完了するには、左ペインで Options をクリックします。右ペインに Options ダイアログボックスが表示されます。

表示されるダイアログボックスは、スケジュールを設定しているテンプレートのタイプによって異なります。

IOS テンプレート ジョブ: 表「IOS テンプレート ジョブ」 を参照。

IOS 以外のテンプレート ジョブ: 表「IOS 以外のテンプレート ジョブ」 を参照。

 

表 6-4 IOS テンプレート ジョブ

フィールド
説明

Email Settings

On completion, email to

ジョブ終了時に電子メールで通知する宛先アドレスをカンマ区切りのリストで入力します。

Email only if job fails

ジョブの失敗時にだけ通知をする場合は、このチェックボックスをオンにします。

Other Settings

Apply Configuration using

Telnet または SSH を選択します。

Write NVRAM on Success

ジョブが正常に終了した後、リロード時にアクセス ポイントでこのテンプレートを使用する必要がある場合に、選択します。

Overwrite Existing Configuration


注意 このオプションは、上級ユーザに限りお勧めします。新しいテンプレートがデバイス上の既存の設定を置き換えることができる完全な設定であること、およびデバイスを安全にリブートできることが確信できる場合にこのオプションを使用してください。 このオプションで不完全な設定テンプレートをプッシュすると、データが失われたり、アクセス ポイントがリブート中にハングしたりする可能性があります。

このオプションでは、デバイス上の既存の設定を、選択した設定テンプレートで上書きできます。

少なくとも、Basic Settings および Security > Admin Access のテンプレートを使用して、基本設定を作成します。

詳細については、 Learn More About Overwrite Configuration をクリックしてください。


ヒント 電子メールによる通知が動作していない場合は、Administration > Appliance > Configure Mailroute を選択してメール ルートを設定してください。

ステップ 2 ステップ 3 に進みます。

 

表 6-5 IOS 以外のテンプレート ジョブ

フィールド
説明

Email Settings

On completion, email to

ジョブ終了時に電子メールで通知する宛先アドレスをカンマ区切りのリストで入力します。

Email only if job fails

ジョブの失敗時にだけ通知をする場合は、このチェックボックスをオンにします。

Other Settings

Protocol

HTTP か SNMP のどちらかを選択します。

SNMP ジョブの場合、 See detail をクリックすると、Undo 制限の詳細を確認できます。


ヒント 電子メールによる通知が動作していない場合は、Administration > Appliance > Configure Mailroute を選択してメール ルートを設定してください。

ステップ 3 左ペインのメニューから、次のステップである保存に進みます。詳細については、「設定ジョブの保存」を参照してください。


 

設定ジョブの保存

設定ジョブを実行すると、ジョブが検証され、選択した設定テンプレートが選択したデバイスに適していることを確認します。

検証で問題が発生した場合は、ウィンドウにエラーまたは警告が表示されます。

警告:バージョンの不一致はあるが、重大な問題ではない場合に発行されます。警告が出ても、デバイスにテンプレートの適用を強制できます。警告は、次のいずれかに起因します。

選択されたデバイスは現在サポートされないソフトウェア バージョンで動作している。この問題に対処するには、Cisco.com からサポート対象デバイスの最新バージョンをインポートします。「サポート対象 AP ファームウェア バージョンの更新」を参照してください。

選択されたデバイス バージョンが、選択されたテンプレートでサポートされるデバイス バージョンと一致しない。

エラー:デバイス タイプの不一致に起因し、問題が重大である場合に発行されます。ジョブがエラーになったデバイスに、設定テンプレートの適用は強制できません。問題を修正する必要があります。

手順


ステップ 1 ジョブの作成を完了するには、左ペインで Save をクリックします。右ペインに Save ダイアログボックスが表示され、ジョブの詳細を確認できます。


) WLSE サーバがローカル時刻よりも進んでいる、または遅れていることを示す警告メッセージが表示された場合は、「ジョブのスケジュール設定における時刻の違いの問題について」を参照してください。


ステップ 2 Save をクリックします。ウィンドウに、ジョブが検証テストを通過したかどうかを示すコメントが表示されます。


 

設定ジョブの作成

このオプションを使用すると、設定ジョブを作成できます。


ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


手順


ステップ 1 Configure > Jobs を選択します。

ステップ 2 Config Job をクリックします。Jobs ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 番号が付けられた選択肢を左ペインで選択し、ジョブを作成します。説明については、「設定ジョブの選択」を参照してください。


 

設定ジョブ ステータスの表示

このウィンドウでは、ジョブ ステータスを表示できます。ジョブのフィルタリング、ジョブの編集、ジョブの詳細の表示、ジョブの取り消しも可能です。

デバイス データは、デフォルトで 15 分ごとにポーリングされ、ジョブ データが保存される期間は 30 日です。このデフォルトを変更するには、「サポート対象 AP ファームウェア バージョンの更新」を参照してください。

この項では、次の項目について説明します。

「設定ジョブの作成」

「設定ジョブの表示」

「設定ジョブのフィルタリング」

「設定ジョブの編集」

「設定ジョブの再実行」

「設定ジョブの削除」

「設定ジョブのコピー」

「Job Runs 関連のテーブルの表示」


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


関連項目

「IOS テンプレートの使用方法」

「IOS 以外のテンプレートの使用方法」

設定ジョブの表示

手順


ステップ 1 Job State リストから、表示するジョブの状態を選択します。

ステップ 2 Job Type リストから、表示するジョブのタイプを選択します。

Config Auto を選択すると、User フィールドにユーザとして WLSE が必ず表示されます。

ステップ 3 Apply をクリックします。ウィンドウがリフレッシュされ、ジョブが表示されます。

Scheduled and Unscheduled Running 、または All など、選択した Job State のタイプと Job Type に応じて、表示されるテーブルは異なります。

Scheduled and Unscheduled

 

フィールド
説明

Job Name

ジョブ名。

Recurring

ジョブの繰り返しの有無。

Next Schedule

スケジュール済みのジョブの場合は、ジョブが次回実行される時刻を示します。完了したジョブの場合は、ジョブが最後に実行された時刻です。

Last Run Status

最後に実行したときのステータス。


) アクセス ポイントのリブートの原因となるジョブは Unverified としてリストされています。


User

ジョブを作成したユーザ。


) 以前のリリースから Release 2.9 にアップグレードする場合、繰り返しジョブがスケジュール設定されていると、アップグレード後にユーザは WLSE として表示されます。


Running

 

フィールド
説明

Job Name

ジョブ名。

Recurring

ジョブの繰り返しの有無。

Job Start Time

ジョブが開始した時刻。

Percent Complete

ジョブの実行の完了率。

Next Schedule

ジョブの実行が次にスケジュールされている時刻。

User

ジョブを作成したユーザ。


) 以前のリリースから Release 2.9 にアップグレードする場合、繰り返しジョブがスケジュール設定されていると、アップグレード後にユーザは WLSE として表示されます。


All

 

フィールド
説明

Job Name

ジョブ名。

Recurring

ジョブの繰り返しの有無。

Job State

ジョブのステート(完了済み、スケジュール設定済みなど)。

Next Schedule

スケジュール済みのジョブの場合は、ジョブが次回実行される時刻を示します。完了したジョブの場合は、ジョブが最後に実行された時刻です。

Last Run Status

最後に実行したジョブのステータス。

詳細については、「ジョブのステータス情報について」を参照してください。

User

ジョブを作成したユーザ。


) 以前のリリースから Release 2.9 にアップグレードする場合、繰り返しジョブがスケジュール設定されていると、アップグレード後にユーザは WLSE として表示されます。


ステップ 4 テーブルのデータをソートするには、ソートするカラムのヘッダーをクリックします。

三角形が表示されている場合は昇順になっています。

逆三角形が表示されている場合は降順になっています。

三角形が表示されていない場合はソートされていません。

ステップ 5 次の作業のいずれかを実行します。


) オプションを使用できないジョブ タイプは、ボタンが淡色表示になっています。


ジョブのフィルタリング:「設定ジョブのフィルタリング」を参照。

ジョブの編集:「設定ジョブの編集」を参照。

ジョブの再実行:「設定ジョブの再実行」を参照。

ジョブの削除:「設定ジョブの削除」を参照。

ジョブのコピー:「設定ジョブのコピー」を参照。

実行詳細の表示:「Job Runs 関連のテーブルの表示」を参照。

画面のリフレッシュ: Refresh をクリックします。


 

ジョブのステータス情報について

表 6-6で、ジョブのステータスについて説明します。

 

表 6-6 ジョブのステータス

ステータス
説明

Success

すべてのデバイスの設定ジョブは成功しました。

Failed

すべてのデバイスの設定ジョブは失敗しました。

Job Run Details をクリックしてから、ジョブを再実行するオプションのいずれかをクリックして、ジョブを再実行します。「ジョブ実行詳細の表示」を参照してください。

Partial Success

すべてのデバイスではなく、一部のデバイスの設定ジョブが失敗しました。

Job Run Details をクリックしてから、ジョブを再実行するオプションのいずれかをクリックして、ジョブを再実行します。「ジョブ実行詳細の表示」を参照してください。

Success (no backup)

設定の更新は正常に終了しましたが、バックアップは実行できませんでした。

Aborted

次のいずれかが原因で、このジョブ ステータスが発生する可能性があります。

予期せぬ障害が発生し、設定ジョブは完了しませんでした。

ジョブを選択して、 Run Again をクリックします。

設定ジョブが完了する前にユーザがジョブを停止しました。

Not verified

ジョブが完了したかどうかも含め、ジョブ ステータスを確認できません。たとえば、設定ジョブがデバイスの再起動を行った場合、WLSE はジョブが成功したかどうかを確認できません。

Running

ジョブは実行中です。

Not run

ジョブを実行する対象のデバイスがありません。

Waiting

ジョブが実行待ちのキューに入ったところです。

設定ジョブのフィルタリング

表示されているリストからジョブをフィルタリングするには、このオプションを使用します。この方法でフィルタリングすると、表示されるジョブ セットが制限され、名前が分かっている場合は特定のジョブの検索が容易になります。

手順


ステップ 1 Filter Job をクリックします。Filter Job ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 フィルタ処理する名前、または名前の一部を入力します。フィルタリング ジョブのワイルドカードには、% を使用してください。たとえば %name% とすると「name」を含むジョブがすべてフィルタリングされます。

ステップ 3 Apply filter をクリックします。Job ウィンドウがリフレッシュされ、一致するジョブが Jobs リストに表示されます。


) フィルタは、ページがリフレッシュされるまで適用されます。



 

設定ジョブの編集

このオプションでは、ジョブのリストに表示されているジョブを編集します。

手順


ステップ 1 編集するジョブをリストから選択します。

ステップ 2 Edit Job をクリックします。Job Name ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 3 選択肢を Template Menu で選択し、設定テンプレートを作成します。説明については、「設定ジョブの選択」を参照してください。


 

設定ジョブの再実行

このオプションを使用すると、表示されたジョブ リストからジョブを再実行できます。


) このオプションは、Run Now ジョブだけで動作します。


手順


ステップ 1 再実行するジョブをリストから選択します(複数選択可)。

ステップ 2 Run Again をクリックします。ジョブが実行されたことを確認するボックスが表示されます。


 

設定ジョブの削除

このオプションを使用すると、表示されたジョブ リストからジョブを削除できます。スケジュール済みジョブ、未スケジュール ジョブ、完了ジョブ、開始されていないジョブを削除できます。現在実行中のジョブは削除できません。

手順


ステップ 1 削除するジョブをリストから選択します。

ステップ 2 Delete Job をクリックします。


 

設定ジョブのコピー

ジョブのリストに表示されているジョブから未スケジュール ジョブをコピーするには、このオプションを使用します。未スケジュール ジョブは後で必要なときに実行できます。

手順


ステップ 1 コピーするジョブをリストから選択します。

ステップ 2 Copy Job をクリックします。ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 3 ジョブの名前を入力して OK をクリックします。画面がリフレッシュされ、ジョブのリストが表示されます。


 

Job Runs 関連のテーブルの表示

Job Runs 関連のテーブルは次のとおりです。

 

表 6-7 Job Runs

フィールド
説明

Job StartTime

ジョブが開始した時刻。

Job End Time

ジョブが終了した時刻。

Job Status

ジョブのステータス。
詳細については、「ジョブのステータス情報について」を参照してください。

Percent Complete

ジョブの完了率。

Job Runs テーブルで任意のジョブを選択した後、次のオプションをクリックできます。

Show Run Details :選択したジョブの情報が表示されます( 表 6-8 を参照)。

Job Run Log :ジョブのログ情報を表示するウィンドウです。

Refresh :画面をリフレッシュします。

 

表 6-8 Job Run Details

フィールド
説明

Device Name

デバイス名。

Start Time

ジョブが開始した時刻。

End Time

ジョブが終了した時刻。

Status

ジョブのステータス。
詳細については、「ジョブのステータス情報について」を参照してください。

次のオプションをクリックできます。

Select All :リストされているすべてのジョブを選択します。

DeSelect All :リストされているすべてのジョブを選択解除します。


) 複数の画面がある場合は、画面ごとに Select All または DeSelect All をクリックする必要があります。


Rerun for All Failed Devices :失敗したすべてのジョブを再実行します。

Rerun for All Selected Devices :選択したすべてのジョブを再実行します。

Undo :設定ジョブを取り消します。

次の項目については、Undo 機能はサポートされていません。

IOS 設定。

カスタム値。

セキュリティ オプション:Local Admin Access の下の Local Admin Authentication、Local AP/Client Security の下の Encryption Key Values、Server-Based Security の下の Shared Secret、Accounting の下の Shared Secret。

FTP ユーザ名とパスワード。

以前に取り消したジョブ。

ルーティング テーブルの設定(11.23T 以前のバージョンのみ)。

アクセス ポイントでの既存ユーザに代わるユーザの追加。Undo 機能は新規ユーザに対して動作します。

アーカイブ ジョブの管理

このウィンドウでは、アーカイブ ジョブのリストを表示できます。アーカイブ ジョブの作成、編集、およびその他の操作も実行できます。

この項では、次の項目について説明します。

「設定アーカイブ ジョブの仕組み」

「設定アーカイブの使用に関する推奨事項」

「アーカイブ ジョブの作成」

「アーカイブ ジョブ ステータスの表示」

「アーカイブ ジョブのフィルタリング」

「アーカイブ ジョブの編集」

「アーカイブ ジョブの再実行」

「アーカイブ ジョブの削除」

「アーカイブ ジョブのコピー」

「Job Run Details テーブルの表示」

設定アーカイブ ジョブの仕組み

Configure > Archive 機能によって、アクセス ポイント設定をアーカイブするジョブをセットアップできます。設定アーカイブ ジョブが実行されると、WLSE は TFTP を使用してアクセス ポイントから設定をダウンロードします。設定が直前にアーカイブされた設定と同じ場合、新規の設定は保存されません。新規の設定が直前の設定と異なる場合、新規のアーカイブ設定がファイルとして WLSE に保存されます。

この機能では最大 4 つの異なる設定をアーカイブできます。デフォルトでは、最大数の設定がすでにアーカイブされている場合、新しくアーカイブされた設定を上書きできます。しかし、アーカイブされた設定を保護することもできます。この場合、上書きはできません。最大数の設定がアーカイブされ、そのすべてのファイルの上書きが禁止されていると、WLSE は新規の設定アーカイブを作成しません。

このオプションでは、次の作業を実行できます。

アーカイブされた既存の設定を表示する。

WLSE デバイス グループ内のアーカイブされた任意の 2 つの設定を比較する。

アーカイブされた設定をファイルまたは WLSE 設定テンプレートにエクスポートする。

関連項目

「設定アーカイブの使用に関する推奨事項」

「アーカイブ収集のスケジュール」

設定アーカイブの使用に関する推奨事項

設定アーカイブ機能を使用する場合には、次のような考慮すべき問題があります。

Q. アーカイブ ジョブはいつ実行しますか。

A. 設定は TFTP を使用してアクセス ポイントから WLSE にダウンロードされます。このため、設定アーカイブはネットワーク輻輳および利用者増加の影響を受けやすくなります。アーカイブ ジョブは、ネットワーク条件の影響を受けやすく、また優先順位の高いプロセスの後に行われる優先順位の低いバックグラウンド タスクであるため、定常時間外に実行する必要があります。

Q. アーカイブ ジョブにはどれだけの数のデバイスを含めますか。

A. 設定アーカイブ ジョブに割り当てられるデバイス数は、ネットワーク輻輳と WLSE のパフォーマンス要因により異なります。1 つのジョブで数百の設定を正常にアーカイブできた WLSE ユーザもいれば、100 より少なくても困難であったユーザもいます。

アーカイブ ジョブに適切な数のデバイスを見つけ出す作業は、試行錯誤のプロセスとなります。たとえば、25 デバイスから開始してみます。これで正常であれば、50 で試してみます。設定がアーカイブされなくなるまで、デバイス数を増やします。

Q. 設定をアーカイブする頻度はどのくらいですか。

A. 設定のアーカイブに推奨する頻度は、配置要件および運用要件と、WLSE のパフォーマンス能力により異なります。通常、ネットワークが安定した後は、デバイス設定はあまり変更しません。したがって、初期のベースライン設定をアーカイブした後に設定アーカイブ ジョブを実行する必要があるのは、月次の繰り返しジョブとしてか、またはネットワーク設定を変更した後だけになります。

Q. 何を上書きから保護する必要がありますか。

A. ネットワーク デバイスのベースライン設定をアーカイブしたら、これらの正規の設定を保護する必要があります。念のため、アーカイブをファイルおよび設定テンプレートにエクスポートしてください。ロールバックが必要な場合は、設定テンプレートを使用できます。

Q. どうすれば IOS 以外をベースとするアクセス ポイントの制約に対応できますか。

A. デバイスのオペレーティング システムによる制約のために、IOS 以外をベースとするアクセス ポイントで設定された一部のアトリビュートはアーカイブされません。たとえば、ユーザ名とパスワード、WEP キー、および AAA サーバなどのセキュリティに関連するパラメータはアーカイブされません。その他のセキュリティに関連しないパラメータもアーカイブされません。アーカイブされない設定パラメータの設定テンプレートを作成した場合、必要に応じてこれらのテンプレートを適切なデバイスに適用できます。

Q. どうすれば WLSE グループ化機能を利用できますか。

A. WLSE グループ化機能は、設定アーカイブ ジョブを設定する場合に特に便利です。各設定アーカイブ ジョブはデバイスの論理グループで操作する必要があります。たとえば、キャンパスまたは建物ごとに設定をアーカイブすると合理的です。WLSE グループ化機能を使用した管理対象 WLAN の編成の詳細については、「設定ジョブの実行に関する推奨事項」を参照してください。

Q. どうすれば比較機能を効果的に使用できますか。

A. 設定アーカイブの比較機能によって、任意のアーカイブ ファイルをデバイス グループ内の他のアーカイブ ファイルと比較できます。比較機能は、同じタイプのアクセス ポイントまたは同様の展開がされている異なるアクセス ポイントにおいて、2 つの設定アーカイブの相違を調べるのに適しています。

Q. 一部の設定アーカイブが失敗した場合は、どうすればよいですか。

A. WLSE の設定アーカイブ ジョブは TFTP を使用して設定をダウンロードするので、アーカイブ ジョブの途中で一部のデバイスが失敗することがあります。ジョブは通常、デバイスの設定アーカイブが失敗した原因についての情報を含むログ ファイルを作成します。通常は、失敗したデバイスのアーカイブ ジョブを再実行するだけで十分です。

設定アーカイブ ジョブ全体が失敗した場合は、WLSE が正しいデバイス クレデンシャルで設定されていることを確認します。WLSE のクレデンシャルが正しい場合は、ネットワークに問題がある可能性が高く、それを解決する必要があります。

関連項目

「アーカイブ ジョブの管理」

アーカイブ ジョブの選択

アーカイブ ジョブを作成または編集するときは、Jobs ウィンドウの左ペインに次の選択肢が表示されます。


) IOS 以外のアクセス ポイントのアーカイブ収集は、デバイス バージョン 11.23T 以上(AP350/BR350)と 11.56 以上(AP1200)だけでサポートされています。


1. Job Name「アーカイブ ジョブの命名」を参照。

2. Select Devices「デバイスの選択」を参照。

3. Schedule Job「アーカイブ ジョブのスケジュール設定」を参照。

4. Finish「アーカイブ ジョブの完了」を参照。


) 次に示す手順は、Schedule Job を除き、すべて実行する必要がありますが、この順序で実行する必要はありません。


関連項目

「設定アーカイブの使用に関する推奨事項」

アーカイブ ジョブの命名

手順


ステップ 1 Job Name をクリックします。Job Name ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 次のフィールドに入力します。


Clear をクリックすると、ウィンドウ内の現在のエントリすべて、およびその時点までに別の Job ウィンドウで作成した項目すべてが削除されます。


 

表 6-9 ジョブの命名

フィールド
説明

Job Name

ジョブの名前を入力します。

「名前付けのガイドライン」を参照してください。

Description

ジョブの説明を入力します。

「名前付けのガイドライン」を参照してください。

ステップ 3 左ペインのメニューから、次のステップであるデバイスの選択に進みます。詳細については、「デバイスの選択」を参照してください。


 

デバイスの選択

手順


ステップ 1 Select Devices を選択します。Select ウィンドウが表示されます。


Clear をクリックすると、ウィンドウ内の現在のエントリすべて、およびその時点までに別の Job ウィンドウで作成した項目すべてが削除されます。


ステップ 2 デバイス セレクタで、デバイスのリストを作成するフォルダをクリックします。

フォルダをクリックすると、All Available Devices リストボックスにフォルダの内容が表示されます。

この手順を必要な回数繰り返して、デバイスをフォルダ内で選択します。

ステップ 3 フォルダまたは個別のデバイスを Available Devices リストから選択し、 >> をクリックします。選択したデバイスが Selected Devices リスト ボックスに表示されます。


) フォルダを選択した場合、テンプレートは、そのフォルダのデバイスすべてに適用されます。デバイスを後でフォルダに追加した場合、テンプレートはそのデバイスにも適用されます。


ステップ 4 デバイスを削除するには、Selected Devices リストでそのデバイスを選択し、 << をクリックします。

ステップ 5 左ペインのメニューから、次のステップであるジョブのスケジュールに進みます。詳細については、「設定ジョブのスケジュール」を参照してください。


 

アーカイブ ジョブのスケジュール設定

手順


ステップ 1 Schedule Job をクリックします。Shcedule Job ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 次のフィールドに入力します。


Clear をクリックすると、ウィンドウ内の現在のエントリすべて、およびその時点までに別の Job ウィンドウで作成した項目すべてが削除されます。


 

表 6-10 ジョブのスケジュール

フィールド
説明

Run Now

クリックするとジョブを実行します。


) このオプションでは、Start Date と Start Time に入力した日付と時刻はすべて無視されます。


Start Date

ジョブを実行する年月日をリストから選択します。

Start Time

ジョブを実行する時刻をリストから選択します。

Repeat

Enable

ジョブを繰り返し実行する場合は、オンにします。

Every

数値を入力してジョブを繰り返す頻度を指定し、次に時間の間隔(時間数、日数、月数、または年数)を選択します。

ステップ 3 左ペインのメニューから、次のステップである完了に進みます。詳細については、「アーカイブ ジョブの完了」を参照してください。


 

アーカイブ ジョブの完了


) アーカイブ ジョブは SNMP を使用します。アーカイブ ジョブは、ソフトウェア リリースが 11.23T 以上の IOS 以外のデバイスでだけ正しく動作します。


手順


ステップ 1 ジョブの作成を完了するには、左ペインで Finish をクリックします。右ペインに Finish ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 次のフィールドに入力します。

フィールド
説明

On completion, email to

ジョブ終了時に電子メールで通知する宛先アドレスをカンマ区切りのリストで入力します。

Email only if job fails

ジョブの失敗時にだけ通知をする場合は、このチェックボックスをオンにします。

Configuration Type

設定のタイプを選択します。


) この設定は、IOS デバイスだけに適用されます。IOS 以外のデバイスでは、どちらかを選択してください。



ヒント 電子メールによる通知が動作していない場合は、Administration > Appliance > Configure Mailroute を選択してメール ルートを設定してください。

ステップ 3 Save をクリックします。ジョブの概要を含む確認ウィンドウが表示されます。


 

アーカイブ ジョブの作成

このオプションを使用すると、アーカイブ ジョブを作成できます。


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


手順


ステップ 1 Configure > Jobs を選択します。

ステップ 2 Archive Name をクリックします。Jobs ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 番号が付けられた選択肢を左ペインで選択し、ジョブを作成します。説明については、「アーカイブ ジョブの選択」を参照してください。


 

関連項目

「設定アーカイブの使用に関する推奨事項」

アーカイブ ジョブ ステータスの表示

このウィンドウでは、ジョブ ステータスを表示できます。ジョブのフィルタリング、編集、および詳細表示を行うことができます。

この項では、次の項目について説明します。

「アーカイブ ジョブの表示」

「アーカイブ ジョブのフィルタリング」

「アーカイブ ジョブの編集」

「アーカイブ ジョブの再実行」

「アーカイブ ジョブの削除」

「アーカイブ ジョブのコピー」

「Job Run Details テーブルの表示」


) ログインの特権に応じて、このオプションが使用できるかどうかが決まります。


アーカイブ ジョブの表示

手順


ステップ 1 Job State リストから、表示するジョブの状態を選択します。

ステップ 2 Job Type リストから Archive Regular を選択します。

ステップ 3 Apply をクリックします。ウィンドウがリフレッシュされ、ジョブが表示されます。

Scheduled and Unscheduled Running 、または All など、選択した Job State のタイプと Job Type に応じて、表示されるテーブルは異なります。

Scheduled and Unscheduled

 

フィールド
説明

Job Name

ジョブ名。

Recurring

ジョブの繰り返しの有無。

Next Schedule

スケジュール済みのジョブの場合は、ジョブが次回実行される時刻を示します。完了したジョブの場合は、ジョブが最後に実行された時刻です。

Last Run Status

最後に実行したときのステータス。

User

ジョブを作成したユーザ。


) 以前のリリースから Release 2.9 にアップグレードする場合、繰り返しジョブがスケジュール設定されていると、アップグレード後にユーザは WLSE として表示されます。


Running

 

フィールド
説明

Job Name

ジョブ名。

Recurring

ジョブの繰り返しの有無。

Job Start Time

ジョブが開始した時刻。

Percent Complete

ジョブの実行の完了率。

Next Schedule

ジョブの実行が次にスケジュールされている時刻。

User

ジョブを作成したユーザ。


) 以前のリリースから Release 2.9 にアップグレードする場合、繰り返しジョブがスケジュール設定されていると、アップグレード後にユーザは WLSE として表示されます。


All

 

フィールド
説明

Job Name

ジョブ名。

Recurring

ジョブの繰り返しの有無。

Job State

ジョブのステート。

Next Schedule

スケジュール済みのジョブの場合は、ジョブが次回実行される時刻を示します。完了したジョブの場合は、ジョブが最後に実行された時刻です。

Last Run Status

最後に実行したジョブのステータス。

User

ジョブを作成したユーザ。


) 以前のリリースから Release 2.9 にアップグレードする場合、繰り返しジョブがスケジュール設定されていると、アップグレード後にユーザは WLSE として表示されます。


ステップ 4 テーブルのデータをソートするには、ソートするカラムのヘッダーをクリックします。

三角形が表示されている場合は昇順になっています。

逆三角形が表示されている場合は降順になっています。

三角形が表示されていない場合はソートされていません。

ステップ 5 次の作業を実行できます。


) オプションを使用できないジョブ タイプは、ボタンが淡色表示になっています。


ジョブのフィルタリング:「アーカイブ ジョブのフィルタリング」を参照。

ジョブの編集:「アーカイブ ジョブの編集」を参照。

ジョブの削除:「アーカイブ ジョブの削除」を参照。

ジョブの再実行:「アーカイブ ジョブの再実行」を参照。

ジョブのコピー:「アーカイブ ジョブのコピー」を参照。

実行詳細の表示:「ジョブ実行詳細の表示」を参照。

画面のリフレッシュ: Refresh をクリックします。


 

アーカイブ ジョブのフィルタリング

表示されているリストからジョブをフィルタリングするには、このオプションを使用します。この方法でフィルタリングすると、表示されるジョブ セットが制限され、名前が分かっている場合は特定のジョブの検索が容易になります。

手順


ステップ 1 Filter Job をクリックします。Filter Job ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 フィルタ処理する名前、または名前の一部を入力します。フィルタリング ジョブのワイルドカードには、% を使用してください。たとえば %name% とすると「name」を含むジョブがすべてフィルタリングされます。

ステップ 3 Apply filter をクリックします。Job ウィンドウがリフレッシュされ、一致するジョブが Jobs リストに表示されます。


) フィルタは、ページがリフレッシュされるまで適用されます。



 

アーカイブ ジョブの編集

このオプションでは、ジョブのリストに表示されているジョブを編集します。

手順


ステップ 1 編集するジョブをリストから選択します。

ステップ 2 Edit Job をクリックします。Job Name ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 3 Archive Job メニューの項目を選択し、ジョブを編集します。説明については、「アーカイブ ジョブの選択」を参照してください。


 

アーカイブ ジョブの再実行

このオプションを使用すると、表示されたジョブ リストからジョブを再実行できます。


) このオプションは、Run Now ジョブだけで動作します。


手順


ステップ 1 再実行するジョブをリストから選択します(複数選択可)。

ステップ 2 Run Again をクリックします。ジョブが実行されたことを確認するボックスが表示されます。


 

アーカイブ ジョブの削除

このオプションを使用すると、表示されたジョブ リストからジョブを削除できます。スケジュール済みジョブ、未スケジュール ジョブ、完了ジョブ、開始されていないジョブを削除できます。現在実行中のジョブは削除できません。

手順


ステップ 1 削除するジョブをリストから選択します。

ステップ 2 Delete Job をクリックします。


 

アーカイブ ジョブのコピー

ジョブのリストに表示されているジョブから未スケジュール ジョブをコピーするには、このオプションを使用します。未スケジュール ジョブは後で必要なときに実行できます。

手順


ステップ 1 コピーするジョブをリストから選択します。

ステップ 2 Copy Job をクリックします。ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 3 ジョブの名前を入力して OK をクリックします。画面がリフレッシュされ、ジョブのリストが表示されます。


 

ジョブ実行詳細の表示

このオプションを使用すると、ジョブの詳細を表示できます。

手順


ステップ 1 Configure > Jobs ウィンドウに表示されているテーブルから、詳細を表示するジョブを選択し、 Job Run Detail をクリックします。

ステップ 2 次の Job Runs テーブルを含む詳細ウィンドウが表示されます。

フィールド
説明

Select Run

さらに詳しく表示するジョブの選択に使用します。

Job Start Time

ジョブが開始した時刻。

Job End Time

ジョブが終了した時刻。

Job Status

ジョブのステータス。

Percent Complete

ジョブの完了率。

ステップ 3 次の作業のいずれかを実行します。

特定ジョブの実行状態の詳細を表示するには、またはジョブを取り消すには、ジョブを選択してから Show Run Details をクリックします。Job Runs Details テーブルに、情報が表示されます。「Job Run Details テーブルの表示」を参照してください。

ジョブ実行ログを表示するには、 Job Run Log をクリックします。ウィンドウに、選択したジョブ番号の詳細のすべてが表示されます。

テーブルをリフレッシュするには、 Refresh をクリックします。


 

Job Run Details テーブルの表示

Job Runs Details テーブルには、次の情報が表示されます。

フィールド
説明

Device Name

デバイス名。

Start Time

ジョブが開始した時刻。

End Time

ジョブが終了した時刻。

Status

ジョブのステータス。

テーブルのデータをソートするには、ソートするカラムのヘッダーをクリックします。

三角形が表示されている場合は昇順になっています。

逆三角形が表示されている場合は降順になっています。

三角形が表示されていない場合はソートされていません。

設定の自動化

このウィンドウでは、設定テンプレートを自動的にアクセス ポイントとブリッジにアップロードできます。この機能を使用すると、次の作業を実行できます。

DHCP サーバを通して、工場出荷時のデフォルト設定になっている新規インストール デバイスにスタートアップ テンプレートを適用する。

初めてデバイスが検出され、自動管理対象となり、WLSE がそれらのデバイスのインベントリ情報を取得したときに、共通テンプレートをそれらのデバイスに適用する。

この項では、次の項目について説明します。

「スタートアップ設定の割り当て」

「自動管理対象設定の割り当て」

スタートアップ設定の割り当て

スタートアップ設定は、工場出荷時のデフォルト設定になっている新規インストール デバイスで使用されます。デバイスに電源を入れ、デバイスが IP アドレスを DHCP サーバから受信すると、スタートアップ設定はデバイスに自動的にアップロードされます。


ヒント アクセス ポイントに電源が入り、スタートアップ設定が適用された後で、何らかの理由によってアクセス ポイントがリブートして、再度スタートアップ設定がデバイスにアップロードされることを防止しなければならないことがあります。

IOS 以外のアクセス ポイントの場合:リブート後に初期設定がデバイスにアップロードされないようにするには、自動管理設定または通常設定で、bootconfigReadINI 変数を never に設定します。

IOS アクセス ポイント(バージョン 12.2(3)JA 以降)の場合:リブート後に初期設定がデバイスにアップロードされないようにするには、IOS config コマンド no boot upgrade を使用します。


始める前に

1. スタートアップ設定のテンプレートを作成します。「スタートアップ設定テンプレートの作成」を参照してください。

2. 次の設定に進みます。

DHCP サーバの場合は、ステップ 4. に進みます。

ルータを DHCP サーバとする場合は、ステップ 3. に進みます。

3. ルータを DHCP サーバとして設定するには、次のコマンドを入力します。

ip dhcp pool (name)
network (network address) (subnet mask)
bootfile (startup file)
next-server (WLSE IP address)
default-router (default router)
domain-name (domain name)
dns-server (DNS IP address)
 

この例では、オプション 66 またはオプション 150 の代わりに next-server コマンドを使用しています。

4. DHCP サーバを設定するには、次の手順に従います。

a. WLSE のアドレスを返します。これを行うには、<WLSE の IP アドレス > を DHCP サーバの Boot Server Host Name フィールド(オプション番号 066)に入力します。

b. 初期テンプレート ファイル名を DHCP 応答メッセージで返します。これを行うには、<スタートアップ ファイル名> を DHCP サーバの BootfileName フィールド(オプション番号 067)に入力します。

たとえば、WLSE の IP アドレスが 10.10.11.12 で、関連付けられているスタートアップ テンプレートの Bootfile Name が「newap1200.ini」である場合は、次の手順に従います。

a. DHCP サーバで Scope > Scope Options を選択します。

b. Scope オプション 066(TFTP ブート サーバ名または IP アドレス)を 10.10.11.12 (WLSE の IP アドレス)に設定します。

c. Scope オプション 067(Bootfile Name)を newap1200.ini (スタートアップ テンプレート ファイルに関連付けられている新しい Bootfile Name)に設定します。

関連項目

「スタートアップ設定テンプレートの作成」

「自動管理対象設定の割り当て」

手順


ステップ 1 Configure > Auto Update > Startup Configuration を選択します。Configuration Template ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 次のフィールドに入力します。

フィールド
説明

Startup Templates

作成されたスタートアップ テンプレートのリストを表示します。

Bootfile Name

DHCP サーバに表示される設定ファイル名を入力します。


) IOS 以外のアクセス ポイントの場合は、この名前に拡張子 .ini を付ける必要があります。IOS アクセス ポイントの場合、制限はありません。


Description

設定の説明を入力します。

Configuration Template

リストから、設定ファイルに割り当てるスタートアップ テンプレートを選択します。

Details をクリックすると、このテンプレートが有効であるデバイスのタイプとバージョンを確認できます。

Save Configuration to NVRAM(IOS の場合のみ)

自動管理対象設定を NRVAM に保存するには、チェックボックスをオンにします。

ステップ 3 テンプレートを保存するには、 Save をクリックします。

ステップ 4 テンプレートを削除するには、 Delete をクリックします。


 

スタートアップ設定テンプレートの作成

スタートアップ設定は、WLSE がデバイスを検出できるようにするため、デバイスのブートストラップに使用されます。


注意 スタートアップ設定テンプレートは、tftpboot ディレクトリに置かれ、ファイル名を知っていれば誰でもアクセスできます。このテンプレートには、最小限の機能設定だけが含まれています。

スタートアップ テンプレートを作成するには、 Configure > Templates を選択します。スタートアップ設定を使用せずにアクセス ポイントを手動で設定するには、「デバイス管理のスタートアップ」を参照してください。


注意 スタートアップ設定に Reload コマンドは使用しないでください。

次のスタートアップ設定を作成できます。

IOS デバイス:「IOS スタートアップ テンプレートの作成」を参照。

IOS 以外のデバイス:「IOS 以外のスタートアップ テンプレートの作成」を参照。

IOS スタートアップ テンプレートの作成

IOS デバイス用にスタートアップ設定テンプレートを作成するときは、次の表を参考にしてください。

 

タスク
テンプレートの選択

シスコ検出プロトコル(CDP)をイネーブルにします。

Services > CDP を選択します。

WLSE がネットワーク上のデバイスを検出するには、CDP が必要です。

Telnet をイネーブルにします。

Services > Telnet/ を選択します。

Telnet に Enable を選択します。

SSH をイネーブルにします。

Services > Telnet/SSH を選択します。

次の手順を実行します。

1. セキュア シェルに Enabled を選択します。

2. システム名を入力します。

3. ドメイン名を入力します。


) 12.2(11)JA より前のバージョンの場合は、アクセス ポイントを管理し、その後にこれらのアクセス ポイントで SSH をイネーブルにするテンプレートを作成してアップロードする必要があります。


SNMP をイネーブルにします。

Services > SNMP を選択します。

WLSE がデバイスの検出と管理を行うには、SNMP が必要です。

Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)に Enabled を選択します。

リード コミュニティ ストリングを作成します。

Services > SNMP を選択します。

次の手順を実行します。

1. SNMP Community フィールドにコミュニティ ストリングを入力します。

2. Object Identifier フィールドに iso を入力します。

3. Read-Only を選択します。


) リード コミュニティ ストリングは、Administration > Device Credentials で指定する必要があります。


ライト コミュニティ ストリングを作成します。

Services > SNMP を選択します。

次の手順を実行します。

1. SNMP Community フィールドにコミュニティ ストリングを入力します。

2. Write-Only を選択します。


) ライト コミュニティ ストリングは、Administration > Device Credentials で指定する必要があります。



) アクセス ポイントには、工場出荷時のデフォルトのユーザ名、パスワード、および SSID が付属しています。 デフォルトを希望しない場合は、カスタム テンプレートを適用してデフォルトを削除してください。


IOS 以外のスタートアップ テンプレートの作成

IOS 以外のスタートアップ設定テンプレートを作成するときは、次の表を参考にしてください。

 

タスク
テンプレートの選択

シスコ検出プロトコル(CDP)をイネーブルにします。

Services > CDP を選択します。

WLSE がネットワーク上のデバイスを検出するには、CDP が必要です。

SNMP をイネーブルにします。

(任意にロケーションを設定します。)

(任意にシステム名とシステム連絡先を設定します。)

Services > SNMP を選択します。

WLSE がデバイスの検出と管理を行うには、SNMP が必要です。

ロケーションを設定すると、システムで定義された Location グループに、正しいデバイスのグループ化ができます。詳細については、「グループの管理」を参照してください。

すべての特権を持つユーザを作成し、コミュニティ ストリングを設定します。

Security > Local Admin Access を選択します。

SNMP リード/ライト(read/write)特権を持つユーザを作成するには、ユーザ名とパスワードを入力し、Write 機能、SNMP 機能、Firmware 機能、Administrator 機能を選択します。

書き込み特権と SNMP 特権を含むユーザのユーザ名は、SNMP リード/ライト(read/write)コミュニティ ストリングとして使用されます。

このコミュニティ ストリングも Administration > Discover > Device Credentials > SNMP Communities を使用して WLSE 上で設定されている必要があります。

WLSE からデバイスを設定する場合は、ファームウェア特権が必要です。

WLSE とアクセス ポイント間の転送プロトコルとして TFTP を設定します。

Services > FTP を選択します。

TFTP は、設定の変更内容をアクセス ポイントに転送するために使用されます。

自動管理対象設定の割り当て

次の場合に設定テンプレートをデバイスに自動的に適用するには、このオプションを使用します。

初めてデバイスが検出され、自動管理対象となり、WLSE がそれらのデバイスのインベントリ情報を取得したとき


ヒント 自動管理対象設定テンプレートの一部として、Security > Local Admin Access を選択して HTTP ユーザとパスワードを作成することを推奨します。また、Administration > Discover > Device Credentials > HTTP User/Password を選択して、このユーザとパスワードを WLSE 上に入力します。


この項では、次の項目について説明します。

自動管理対象設定テンプレートの割り当て:「自動管理対象設定テンプレートの割り当て」を参照。

設定ジョブの結果の電子メールによる通知:「自動管理対象オプションの使用方法」を参照。

自動管理対象設定テンプレートの割り当て

テンプレートが適用される場合、WLSE は次の動作を行います。

デバイスの MAC アドレスまたはシリアル番号に基づいて、一致するテンプレートを探します。 一致するテンプレートが存在する場合は、そのテンプレートがデバイスに適用されます。

MAC アドレスまたはシリアル番号が一致するテンプレートが存在しない場合、WLSE は、指定されている他の基準(デバイス タイプ、デバイス バージョン、サブネットなど)に基づいて、引き続き、一致するテンプレートを探します。

手順


ステップ 1 Configure > Auto Update > Auto-Managed Configuration > Assign Templates を選択します。Auto-Managed Configuration Templates ダイアログボックスが現れ、自動テンプレートが適用できるグループの名前が表示されます。

ステップ 2 次のフィールドに入力します。

 

表 6-11 自動管理対象設定テンプレート

フィールド
説明

Auto-Managed Templates

作成済みの自動管理対象テンプレートのリストを表示します。

Enable

デバイスが自動管理対象となった後、下記の基準に一致する設定テンプレートをデバイスに自動的に適用するには、このチェックボックスをオンにします。

Name

自動管理対象設定の名前を入力します。 IOS 以外のデバイスの場合は、.ini 拡張子が必要です。

Description

設定の説明を入力します。

Configuration Template

リストから、設定ファイルに割り当てるテンプレートを選択します。

Details をクリックすると、このテンプレートが有効であるデバイスのタイプとバージョンを確認できます。

Matching Criteria

MAC Address

1. MAC アドレスのマッチングをイネーブルにするには、このチェックボックスをオンにします。

2. MAC アドレスを入力するか、リストから既存の MAC アドレスを選択し、 >> をクリックして、そのテンプレートに対して有効な MAC アドレスのリストに追加します。


) Devices > Discover > Discover > Advanced Options で自動管理対象デバイスのフィルタリングをイネーブルにすることにより、既存の MAC アドレス リストにデータが入力されます。


3. MAC アドレスをリストから削除するには、対象の MAC アドレスを選択して、 Remove をクリックします。

Serial Number

1. シリアル番号のマッチングをイネーブルにするには、このチェックボックスをオンにします。

2. デバイスのシリアル番号(トップ アセンブリ シリアル番号)を入力し、 >> をクリックして、そのテンプレートに対して有効なシリアル番号のリストに追加します。

3. シリアル番号をリストから削除するには、対象のシリアル番号を選択して Remove をクリックします。

Device Types

1. デバイス タイプのマッチングをイネーブルにするには、このチェックボックスをオンにします。

2. デバイス タイプを入力するか、リストから既存のデバイス タイプを選択し、 >> をクリックして、そのテンプレートに対して有効なデバイスのリストに追加します。

次の点に注意してください。

AP 350:AP 350 用の自動管理対象テンプレートが 350 ブリッジに適用されます。デバイス タイプだけに基づいて、ブリッジに異なるテンプレートを割り当てることはできません。ブリッジが実行しているソフトウェアが AP 350 用でない場合は、ブリッジに別のテンプレートを使用し、該当するバージョン番号を設定してください。

AP1210:デュアル無線(11a および 11g)を備えた 1210 アクセス ポイントの場合、デバイス タイプ 1210 を使用します。シングル無線(11g)を備えた 1210 アクセス ポイントの場合、デバイス タイプ AP1210-SR を使用します。

3. デバイスをリストから削除するには、対象のデバイスを選択して Remove をクリックします。

Device Versions

1. デバイス バージョンのマッチングをイネーブルにするには、このチェックボックスをオンにします。

2. リストにバージョン番号がない場合はバージョン番号を入力するか、リストからバージョン番号を選択してから、 >> をクリックして、そのテンプレートに対して有効なバージョンのリストに追加します。

3. バージョン番号を削除するには、リストでそのバージョン番号を選択し、 Remove をクリックします。

Subnet

1. サブネットのマッチングをイネーブルにするには、このチェックボックスをオンにします。

2. リストにサブネットがない場合はサブネットを入力するか、リストからサブネットを選択してから、 >> をクリックして、そのテンプレートに対して有効なサブネットのリストに追加します。

3. サブネットを削除するには、対象のサブネットをリストから選択して、 Remove をクリックします。

Save Configuration to NVRAM(IOS の場合のみ)

自動管理対象設定を NRVAM に保存するには、チェックボックスをオンにします。 このオプションは、IOS 設定だけに使用できます。

ステップ 3 Save をクリックして、テンプレートを保存します。

ステップ 4 テンプレートを削除するには、削除するテンプレートを Auto-Managed Templates リストボックスから選択し、 Delete をクリックします。


 

自動管理対象オプションの使用方法

このオプションを使用して、自動管理対象設定ジョブの結果を電子メールで通知できます。

手順


ステップ 1 Configure > Auto Update > Auto-Managed Configuration > Auto - Managed Options を選択します。Auto-Managed Configuration Options ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 チェックボックスをオンにして電子メール通知をイネーブルにします。

ステップ 3 通知の受信者の電子メール アドレスを入力します。


ヒント 電子メールによる通知が動作していない場合は、Administration > Appliance > Configure Mailroute を選択してメール ルートを設定してください。

ステップ 4 Save をクリックします。