Cisco Broadband Access Center インストレーション ガイド Release 4.0
インストール後の作業
インストール後の作業
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 995KB) | フィードバック

目次

インストール後の作業

BAC のライセンス

ライセンス ファイルのインストール

KDC ライセンスのインストール

Network Registrar スプーフィング DNS サーバの有効化

BAC からアラートを受信するように syslog ユーティリティを設定する方法

インストール後の作業

この章では、Cisco Broadband Access Center(BAC)をインストールした後に実行する作業について説明します。

「BAC のライセンス」

「Network Registrar スプーフィング DNS サーバの有効化」

「BAC からアラートを受信するように syslog ユーティリティを設定する方法」

BAC のライセンス

この BAC リリースは、サービス ファイルを使用してライセンシングをイネーブルにします。これらのライセンスにより、BAC を使用する一連のサービスをプロビジョニングすることができます。各サービスは、システムでプロビジョニングされた 3 つの IP アドレスに変換されます。つまり、10,000 個のサービス ライセンスは 30,000 個の IP アドレスに相当します。ユーザが受け取るライセンス ファイルには、購入したサービスの数ではなく、ライセンスされている IP アドレスの数が格納されています。


注意 ライセンス ファイルは編集しないでください。何らかの変更を行うと、ライセンス ファイルは無効になります。

次の BAC コンポーネントに対しては、別のライセンスが必要になります。

DPE

KDC(音声技術をサポートするようにシステムを設定する場合)

DPE ライセンスはライセンス ファイルに含まれていて、管理者ユーザ インターフェイスからライセンス ファイルをインストールするときに、DPE がライセンスされます。前の BAC リリースと同様に、KDC ライセンスによって所有権が認められ、BAC インストール時にライセンスされます。

ライセンス ファイルの取得方法の詳細については、『 Release Notes for Cisco Broadband Access Center 4.0 』を参照してください。

ライセンス ファイルのインストール

ライセンス ファイルをインストールする前に、BAC ソフトウェアを再インストールする場合に備えて、ライセンスをバックアップします。

永久ライセンスまたは評価ライセンスをインストールするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ライセンス ファイルを受け取ったら、Web ブラウザを起動するローカル システムに各ファイルを保存します。

ステップ 2 ローカル システムで Web ブラウザを起動します。

ステップ 3 次の構文を使用して、管理者の場所を入力します。

http:// machine_name:port_number /

machine_name には RDU が動作しているコンピュータを指定します。


) HTTP over SSL(HTTPS とも呼ばれる)を介して管理者ユーザ インターフェイスにアクセスするには、次のように入力します。
https://machine_name:port_number/


port_number には管理者アプリケーションが実行されているサーバ側のコンピュータ ポートを指定します。デフォルトのポートは、次のとおりです。

8100(HTTP over TCP の場合)

8443(HTTP over SSL の場合)

メイン ログイン ページが表示されます。

ステップ 4 デフォルトのユーザ名( admin )とパスワード( changeme )を入力します。


) 初めてログインした場合は、Change Password 画面が表示されます。新しいパスワードを入力し、確認します。


ステップ 5 Login をクリックします。

Main Menu ページが表示されます。

ステップ 6 Main Menu ページの一番上にあるライセンス リンクをクリックするか、 Configuration > License Keys を選択します。

Manage License Keys ページが表示されます。

ステップ 7 License File フィールドに、ローカル システム上のライセンス ファイルの場所への完全パスを入力します。パス名を指定するときは、ライセンス ファイルの名前も忘れずに入力してください。

あるいは、 Browse をクリックし、ライセンス ファイルに移動します。

ステップ 8 Add/Upgrade をクリックします。

サービスの数とライセンスされている DPE に関する詳細情報が表示されます。


 

KDC ライセンスのインストール

Cisco の担当者から KDC ライセンスを取得し、適切なディレクトリにインストールします。

KDC ライセンス ファイル( bacckdc.license )をインストールするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Cisco の担当者からライセンス ファイルを取得します。

ステップ 2 BAC ホストに root としてログインします。

ステップ 3 BPR_HOME/kdc ディレクトリに移動します。

ステップ 4 ライセンス ファイルをこの BPR_HOME/kdc ディレクトリにコピーします。


注意 ライセンス ファイルは、ASCII ファイル形式でコピーしないでください。ライセンス ファイルには、ASCII 転送時に望ましくない変更をされやすいデータが含まれています。

KDC ライセンス ファイルは、オペレーティング システム間でコピーしないでください。転送プロセスによって、ライセンス ファイルが破壊される恐れがあります。

ステップ 5 KDC サーバを再起動して変更を有効にするには、 /etc/init.d ディレクトリから bprAgent restart kdc コマンドを実行します。


 

Network Registrar スプーフィング DNS サーバの有効化

スプーフィング DNS サーバは、すべての DNS 要求を同じ IP アドレスにリダイレクトします。スプーフィングをイネーブルにすると、新しい加入者にセルフプロビジョニング フローを適用できます。

たとえば、DNS ホストが dns.example.com、IP アドレスが 10.10.10.5 であるとします。また、セルフプロビジョニング フロー機能を持つ Web サーバが 10.10.10.6 であるとします。

DNS サーバで、次の Cisco Network Registrar のパラメータを設定します。

nrcmd> zone . delete
nrcmd> zone . create primary dns.example.com postmaster.dns.example.com
nrcmd> zone . addrr * a 10.10.10.6
nrcmd> save
nrcmd> dns reload
 

DNS をリロードすると、変更が有効になります。

DHCP サーバで、次の Network Registrar のパラメータを設定します。

nrcmd> policy unprovisioned setoption domain-name-servers 10.10.10.5
nrcmd> policy unprovisioned setoption domain-name example.com
nrcmd> save
nrcmd> dhcp reload

BAC からアラートを受信するように syslog ユーティリティを設定する方法

システムからアラートとデバッグ情報を受信するように、あらゆる BAC コンポーネント サーバ上で syslog ファイルを設定できます。


) syslog ファイルの設定は、省略可能な作業です。


BAC は、Solaris の syslog サービスを通じてアラートを生成します。syslog は、クライアント/サーバ プロトコルで、UNIX での情報のロギングを管理します。BAC の syslog アラートは、ロギング サービスではありません。問題が存在していることは通知しますが、必ずしも問題の原因を特定しません。そのような情報は、適切な BAC ログ ファイル( rdu.log および dpe.log )にある可能性があります。syslog ファイルを設定すると、これらのアラートは別のログ ファイルに記録されます。

エラー メッセージとアラートの詳細については、『 Cisco Broadband Access Center Administrator Guide 4.0 』を参照してください。

Network Registrar 拡張ポイントと RDU サーバ上で syslog ユーティリティを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Network Registrar サーバに root としてログインします。

ステップ 2 コマンドラインでログ ファイルを作成します。

次の例を参考にしてください。

# touch /var/log/bac.log

ステップ 3 vi などのテキスト エディタを使用して /etc/syslog.conf ファイルを開きます。

ステップ 4 /etc/syslog.conf ファイルに次の行を追加します。

local6.info /var/log/bac.log
 

) local6:info と /var/log/bpr.log 情報の間に、タブを 1 つ以上挿入する必要があります。


ステップ 5 /etc/syslog.conf ファイルを保存して閉じます。

ステップ 6 syslog ユーティリティが新しい設定を採用するようにするには、次のように入力します。

# ps -ef | grep syslogd
root 217 1 0 Jun 26 ? 0:00 /usr/sbin/syslogd
 
# kill -HUP 217

) プロセス ID(PID)は、この例では 217 になっていますが、ps -ef | grep syslogd の実行時には変わっている可能性があります。このコマンドからの正しい出力を kill -HUP への入力に使用してください。


syslog は、この時点で BAC からのアラートを受信できる状態になります。