Cisco Broadband Access Center インストレーション ガイド Release 4.0
概要
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発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 995KB) | フィードバック

目次

概要

製品概要

オペレーティング システム要件

Network Registrar 要件

BAC コンポーネントの概要

インストールの種類

概要

この章では、Cisco Broadband Access Center(BAC)の概要、および BAC のインストール前に検討する必要がある要素について説明します。

この章で取り上げる事項は次のとおりです。

「製品概要」

「オペレーティング システム要件」

「Network Registrar 要件」

「BAC コンポーネントの概要」

「インストールの種類」

製品概要

BAC は、スケーラブルな分散アプリケーションで、ブロードバンド サービス プロバイダーのネットワーク内にあるケーブル デバイスのプロビジョニング タスクと管理タスクを自動化します。BAC は、単純で簡単な方法で高速データ、音声技術、およびホーム ネットワーキング デバイスを展開します。BAC は、IP アドレス管理のための高速 DHCP とドメイン ネーム システム(DNS)サーバが含まれる Cisco Network Registrar とインターフェイス接続されます。

BAC を拡張して、事実上あらゆる規模のネットワークに適合させることができます。BAC の分散アーキテクチャと集中管理は、ハイ アベイラビリティも実現しています。

このリリースには、DOCSIS 3.0 仕様に準拠したケーブル モデムのプロビジョニングと管理を行う機能があります。IP バージョン 6 (IPv6)は DOCSIS 3.0 の重要な機能であるため、このリリースは DHCPv6 と DNSv6 をサポートします。

オペレーティング システム要件

BAC は、4 GB 以上のメモリを持ち、Solaris 9 または 10 オペレーティング システムを実行している Sun SPARC プラットフォームにインストールする必要があります。Sun SPARC マルチプロセッサ プラットフォームを使用することを推奨します。


) BAC をインストールする前に、推奨される Solaris パッチを Sun Microsystems のサポート サイトからダウンロードして、インストールしてください。
BAC には、JDK 1.6.0_02 下で必要な Java ランタイム環境が添付されています。これは、BPR_HOME/jre ディレクトリにあります。


BAC を正常にインストールするために推奨される、Java Platform Standard Edition(Java SE)クラスタ パッチの一覧は、次のとおりです。

Solaris 9 については、 表1-1 を参照

Solaris 10 については、 表1-2 を参照

 

表1-1 Solaris 9 用の Java Standard Edition クラスタ パッチ

パッチ
説明

113096-03

X11 6.6.1 OWconfig パッチ

111711-16

C++ 用の共有ライブラリ パッチ(32 ビット)

111712-16

C++ 用の共有ライブラリ パッチ(64 ビット)

112963-32

Linker パッチ

113886-47

Solaris 用の OpenGL 1.3 OpenGL パッチ(32 ビット)

113887-47

Solaris 用の OpenGL 1.3 OpenGL パッチ(64 ビット)

112785-62

X11 6.6.1 Xsun パッチ

 

表1-2 Solaris 10 用の Java Standard Edition クラスタ パッチ

パッチ
説明

120900-04

Libzonecfg パッチ

121133-02

ゾーン ライブラリとゾーン ユーティリティ パッチ

119254-44

インストールとパッチのユーティリティ パッチ

118918-24

Solaris crypto フレームワーク パッチ

119042-10

Svccfg と svcprop パッチ

119578-30

FMA パッチ

118833-36

カーネル パッチ

Network Registrar 要件


) BAC 拡張を Cisco Network Registrar にインストールしない場合は、Network Registrar をインストールする必要はありません。


BAC 拡張をインストールする前に、次の Network Registrar 要件を確認します。

バージョン 7.0 の Network Registrar を BAC 4.0 といっしょにインストールする必要がある。

Network Registrar DHCP サーバは、Solaris 9 または 10 を実行しているコンピュータにインストールする必要がある。

BAC のフェールオーバー展開では、2 つの冗長 DHCP サーバをフェールオーバー用に設定する必要がある。

BAC をインストールしたら、Network Registrar スコープが設定され、フェールオーバー機能および BAC がインストールされているネットワークのトポロジが反映されていることを確認する。Network Registrar サーバでのフェールオーバーの設定方法の詳細については、『 User Guide for Cisco Network Registrar 7.0 』を参照してください。

BAC コンポーネントの概要

BAC のインストールには、次のものが必要です。

Regional Distribution Unit(RDU)

RDU は BAC を展開する場合のプライマリ サーバです。RDU は、BAC の中央データベースを保持しており、API からの要求を処理する唯一のエントリ ポイントです。

1 つまたは複数の Device Provisioning Engine(DPE)

DPE は、プロビジョニング情報と設定要求(設定ファイルのデバイスへの転送など)をキャッシュします。DPE はプロビジョニング グループの主要コンポーネントで、RDU に対するデバイスのインタラクションをすべて処理します。

DPE は、IP アドレスの割り当てを制御する Network Registrar DHCP サーバと統合されています。複数の DPE が 1 台の DHCP サーバと通信できます。


) このリリースの BAC は、ハードウェア アプライアンスへの DPE のインストールはサポートしていません。


鍵発行局KDC)

KDC は DPE 登録サービスと連携して、すべての音声技術メディア ターミナル アダプタ(MTA)の認証を処理します。


) KDC が必要になるのは、PacketCable を使用した音声技術操作をサポートするようにシステムを設定する場合だけです。


パフォーマンス上の理由から、KDC は別のサーバにインストールします。

1 台または複数の Network Registrar サーバ

Network Registrar には、DHCP と DNS の機能があります。Network Registrar 内で DNS アップデートを実装すると、展開する必要のあるサーバの台数が増加します。

インストールの種類

このマニュアルでは、BAC のコンポーネント(RDU、1 つまたは複数の DPE、Network Registrar 拡張、および KDC)を 1 つまたは複数インストールする場合の、個々のコンポーネントのインストールについて説明します。対話モードまたは非対話モードでコンポーネントをインストールする手順の詳細については、「Broadband Access Center のインストール」を参照してください。


) このリリースには試験環境へのインストール機能はありませんが、1 台のマシンにすべての BAC コンポーネントをインストールすることによって、同等の機能を実行できます。そのようなインストールを実行するには、350 MB 以上の使用可能ディスク領域を確保しておくことを推奨します。