Cisco Broadband Access Center for Cable CLI リファレンス Release 2.7
SNMP エージェントのコマンド
SNMP エージェントのコマンド
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

SNMP エージェントのコマンド

コマンド

snmp-server community string [ro|rw]

no snmp-server community string

snmp-server host

no snmp-server host

snmp-server reload

snmp-server start

snmp-server stop

snmp-server contact

no snmp-server contact

snmp-server location

no snmp-server location

snmp-server inform

no snmp-server inform

snmp-server udp-port

no snmp-server udp-port

SNMP エージェントのコマンド

この章では、Broadband Access Center for Cable(BACC)の Device Provisioning Engine(DPE)にある SNMP エージェントを管理および監視するために使用できるコマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドについて詳細に説明しています。

snmp-server community string [ro|rw]

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、外部の SNMP マネージャが DPE の SNMP エージェントにアクセスするための、コミュニティのアクセス ストリングを設定するときに使用します。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

snmp-server community コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

snmp-server community string [ro | rw]
 

入力する内容は次のとおりです。

<string>:SNMP コミュニティを表します。

< ro >:読み取り専用(ro)コミュニティ ストリングを割り当てます。実行できるのは Get 要求(クエリー)だけです。NMS と管理対象デバイスは、同じコミュニティ ストリングを参照する必要があります。

< rw >:読み取りと書き込み(rw)コミュニティ ストリングを割り当てます。SNMP アプリケーションでは、Set オペレーションに rw アクセスが必要です。rw コミュニティ ストリングを使用すると、OID 値への書き込みアクセスが可能になります。

このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に snmp-server reload コマンドを実行して SNMP エージェントを再起動する必要があります。詳細については、「snmp-server reload」を参照してください。

snmp-server community コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server community test_community ro
%OK (Requires SNMP restart "> snmp-server reload")

no snmp-server community string

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、特定のコミュニティ ストリングを削除するときに使用します。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

no snmp-server community string コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

no snmp-server community string
 

入力する内容は次のとおりです。

<string>:SNMP コミュニティを表します。

no snmp-server community コマンドの使用例を次に示します。

dpe# no snmp-server community test_community
%OK (Requires SNMP restart "> snmp-server reload")

snmp-server host

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、すべての SNMP 通知の受信者を指定し、複数のホストにトラップまたは通知のいずれかを送信するように SNMP エージェントを設定するときに使用します。このコマンドを複数のインスタンスで使用して、複数の通知受信者を指定することができます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

snmp-server host コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

snmp-server host <host-addr> notification [community <community>] [udp-port <port>]
 

入力する内容は次のとおりです。

<host-addr>:通知の送信先となるホストの IP アドレスを指定します。

< community >:SNMP 通知の送信中に使用するコミュニティ ストリングを指定します。

<port>:SNMP 通知の送信に使用する UDP ポートを表します。デフォルトの UDP ポート番号は 162 です。

このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に snmp-server reload コマンドを実行して SNMP エージェントを再起動する必要があります。詳細については、「snmp-server reload」を参照してください。

snmp-server host コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server host 10.10.10.5 notification community public udp-port 162
%OK (Requires SNMP server restart "> snmp-server reload")

no snmp-server host

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、指定された通知受信者を削除するときに使用します。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

no snmp-server host <host-add> notification
 

入力する内容は次のとおりです。

<host-add> :ホストの IP アドレスを表します。

このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に snmp-server reload コマンドを実行して SNMP エージェントを再起動する必要があります。詳細については、「snmp-server reload」を参照してください。

このコマンドの使用例を次に示します。

dpe# no snmp-server host 10.10.10.5 notification
%OK (Requires SNMP server restart "> snmp-server reload")

snmp-server reload

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、DPE で SNMP エージェントのプロセスをリロードするときに使用します。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

snmp-server reload
 

このコマンドを入力すると、リロードされた SNMP エージェント プロセスが表示されます。

ハードウェア DPE での snmp-server reload コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server reload
nativeSnmpAgent has been restarted
%OK
 

Solaris DPE での snmp-server reload コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server reload
nativeSnmpAgent has been restarted
dpeSnmpAgent has been restarted
%OK

snmp-server start

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、DPE で SNMP エージェントのプロセスを開始するときに使用します。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

snmp-server start
 

ハードウェア DPE での snmp-server start コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server start
nativeSnmpAgent has been started
%OK
 

Solaris DPE での snmp-server start コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server start
nativeSnmpAgent has been started
dpeSnmpAgent has been started
%OK
 

snmp-server stop

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、DPE の SNMP エージェントのプロセスを停止するときに使用します。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

snmp-server stop
 

ハードウェア DPE での snmp-server stop コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server stop
nativeSnmpAgent has been stopped
%OK
 

Solaris DPE での snmp-server stop コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server stop
nativeSnmpAgent has been stopped
dpeSnmpAgent has been stopped
%OK

snmp-server contact

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、MIB II で定義されているシステム接点(sysContact)を示す文字列を入力するときに使用します。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

snmp-server contact <text>

入力する内容は次のとおりです。

<text> :任意の DPE 担当者の接点名を示します。

snmp-server contact コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server contact joe
%OK (Requires SNMP server restart "> snmp-server reload")
 

no snmp-server contact

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、DPE 担当者のシステム接点を削除するときに使用します。

 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

no snmp-server contact
 

no snmp-server contact コマンドの使用例を次に示します。

dpe# no snmp-server contact
%OK (Requires SNMP server restart "> snmp-server reload")

snmp-server location

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、MIB II で定義されているシステム ロケーション(sysLocation)を示す文字列を入力するときに使用します。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

snmp-server location <text>

入力する内容は次のとおりです。

<text> :DPE の物理ロケーションを表します。

snmp-server location コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server location st_louis
%OK

no snmp-server location

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、システム ロケーションを削除するときに使用します。

 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

no snmp-server location

no snmp-server location コマンドの使用例を次に示します。

dpe# no snmp-server location
%OK

snmp-server inform

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、SNMP エージェントから SNMP マネージャに送信される SNMP 通知のタイプを指定するときに使用します。デフォルトではトラップが送信されますが、このコマンドを使用すると、トラップではなく SNMP 情報を送信できます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

snmp-server inform [retries <count> timeout <time>]

入力する内容は次のとおりです。

<count>SNMP エージェントからマネージャに情報を送信できる回数を表します。設定したリトライ回数に達する前にタイムアウト期間が終了した場合、SNMP サーバは情報の送信を停止します。

<time> :SNMP サーバが情報の送信を継続する時間の長さ(ミリ秒)を表します。タイムアウト期間が終了する前に最大リトライ回数に達した場合、SNMP サーバは情報の送信を停止します。


) SNMP 情報を設定するときのリトライ回数およびタイムアウトの指定は両方ともオプションです。指定しない場合は、デフォルト値の 1 回および 5000 ミリ秒が使用されます。


snmp-server inform コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server inform retries 5 timeout 500
%OK
 

この例では、SNMP 情報は、リトライが停止されるまでに最大 5 回送信されます。リトライが 5 回行われる前に 500 ミリ秒のタイムアウト期間が終了した場合、情報の送信は停止されます。

no snmp-server inform

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、SNMP マネージャに送信される SNMP 通知を切り替えて、デフォルト設定であるトラップに戻すときに使用します。

 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

dpe# no snmp-server inform
 

no snmp-server inform コマンドの使用例を次に示します。

dpe# no snmp-server inform
%OK

snmp-server udp-port

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、SNMP エージェントがリッスンする UDP ポート番号を特定するときに使用します。


) このコマンドは、Solaris DPE に限り使用できます。


このコマンドは、他のアプリケーションによって使用されるポート間の共有違反を回避するために Solaris DPE で必要です。ポート番号を変更することにより、ポートの競合が発生しなくなります。

SNMP エージェントのデフォルトのポート番号 8001 は、Solaris コンピュータ上の他の SNMP エージェントとのポートの競合を回避する標準的な SNMP エージェント ポートとは異なります。


) SNMP エージェントが使用する UDP ポートを標準的なポート(番号 161)に変更することをお勧めします。


 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

snmp-server udp-port <port>
 

snmp-server udp-port コマンドの使用例を次に示します。

dpe# snmp-server udp-port 161
%OK

no snmp-server udp-port

 
使用上のガイドライン

Solaris DPE 限定のこのコマンドは、SNMP エージェントがリッスンするポートを変更してデフォルトの UDP ポート番号(8001)に戻すときに使用します。


) SNMP エージェントの標準的なポート番号である 161 以外のポート番号を使用すると、同じ Solaris コンピュータで実行されている他の SNMP エージェントとポートの競合が発生する可能性が高まります。


 
シンタックスの説明

このコマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

no snmp-server udp-port
 

no snmp-server udp-port コマンドの使用例を次に示します。

dpe# no snmp-server udp-port
%OK