Cisco Broadband Access Center for Cable CLI リファレンス Release 2.7
サポートとトラブルシューティングの コマンド
サポートとトラブルシューティングのコマンド
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

サポートとトラブルシューティングのコマンド

コマンド

clear bundles

host(ホスト)

host(IP)

ping(ホスト)

ping(IP)

show bundles

support bundle cache

support bundle state

support daemon ftp enabled

support daemon telnet enabled

traceroute(ホスト)

traceroute(IP)

サポートとトラブルシューティングのコマンド

この章では、Broadband Access Center for Cable(BACC)の Device Provisioning Engine(DPE)のトラブルシューティング サポートを提供するために使用できるコマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドについて詳細に説明しています。

コマンド

ここでは、DPE 操作のサポートとトラブルシューティングに役立つ CLI コマンドについて説明します。次のような CLI コマンドがあります。

「clear bundles」

「host(ホスト)」

「host(IP)」

「ping(ホスト)」

「ping(IP)」

「show bundles」

「support bundle cache」

「support bundle state」

「support daemon ftp enabled」

「support daemon telnet enabled」

「traceroute(ホスト)」

「traceroute(IP)」

clear bundles

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、DPE に存在するアーカイブ済みのバンドルをクリアするときに使用します。このようなバンドルは support bundles コマンドで作成されるもので、通常は、Cisco TAC で使用されるアーカイブ済みのログとステート情報が含まれます。アーカイブ済みのステートは消失するため、このコマンドを実行する前に、すべてのバンドルが取得されたことを確認する必要があります。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

clear bundles コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。

dpe# clear bundles

コマンドを入力すると、バンドルをクリアしていることを示すプロンプトが表示されます。それが完了すると、クリアされたメモリの量がバイト単位で表示されます。

clear bundles コマンドの使用例を次に示します。

dpe# clear bundles
Clearing Cisco support bundles...
+ 90112 bytes cleared.

host(ホスト)

 
使用上のガイドライン

host(ホスト)コマンドでは、DNS を使用しているホストの IP アドレスのルックアップが行われます。このコマンドを使用して、RDU の IP アドレスが正常に解決されているかどうかを確認することができます。システムのドメイン名が指定された場合は、ホスト名の解決時に、そのドメインの検索も自動的に行われます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。


 
シンタックスの説明

host(ホスト)コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

host <host>
 

<host> は、DNS で解決するホストを表します。

host(ホスト)コマンドの使用例を次に示します。

dpe# host dpe.cisco.com
dpe.cisco.com has address 10.10.10.5

host(IP)

 
使用上のガイドライン

host(IP)コマンドでは、指定された IP アドレスのホスト名のルックアップが行われます。このコマンドを使用して、IP アドレスが DNS に正しく逆マッピングされているかどうかを確認することができます。IP アドレスが見つかるまで、構成されたネーム サーバごとに IP アドレスの逆ルックアップが行われます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。


 
シンタックスの説明

host(IP)コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

host <x.x.x.x>
 

<x.x.x.x> は、PING の対象となる IP アドレスを表します。

host(IP)コマンドの使用例を次に示します。

dpe# host 10.10.10.5
5.10.10.10 in-addr.arpa domain name pointer dpe.cisco.com

ping(ホスト)

 
使用上のガイドライン

ping(ホスト)コマンドは、ホストとドメインの名前を使用して、指定されたホストの PING を実行するときに使用します。プロセスを停止するには、Enter キーを押します。ping コマンドは、ネットワークの接続性の問題を診断するのに役立ちます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。


 
シンタックスの説明

ping(ホスト)コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

ping <host>
 

<host> は、PING の対象となるホストを表します。

ping(ホスト)コマンドの使用例を次に示します。

dpe# ping dpe.cisco.com
% Press <enter> to stop.
PING dpe.cisco.com (10.10.10.5) from 10.10.20.20 : 56(84) bytes of data.
64 bytes from 10.10.20.5:
64 bytes from 10.10.20.5:
64 bytes from 10.10.20.5:
icmp_seq=0 ttl=241 time=105.113 msec
icmp_seq=1 ttl=241 time=99.947 msec
icmp_seq=2 ttl=241 time=99.951 msec
Stopped.
 

ping(IP)

 
使用上のガイドライン

ping(IP)コマンドは、ホストの IP アドレスを使用して、指定されたホストの PING を実行するときに使用します。プロセスを停止するには、Enter キーを押します。ping コマンドは、ネットワークの接続性の問題を診断するのに役立ちます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。


 
シンタックスの説明

ping(IP)コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

ping <x.x.x.x>
 

<x.x.x.x> は、ホストの IP アドレスを表します。

ping(IP)コマンドの使用例を次に示します。

dpe# ping 10.10.20.5
% Press <enter> to stop.
PING dpe.cisco.com (10.10.10.5) from 10.10.20.20 : 56(84) bytes of data.
64 bytes from 10.10.20.5:
64 bytes from 10.10.20.5:
64 bytes from 10.10.20.5:
icmp_seq=0 ttl=241 time=105.113 msec
icmp_seq=1 ttl=241 time=99.947 msec
icmp_seq=2 ttl=241 time=99.951 msec
64 bytes from 10.10.20.20:
64 bytes from 10.10.20.20:
64 bytes from 10.10.20.20:
icmp_seq=0 ttl=241 time=101.005 msec
icmp_seq=1 ttl=241 time=149.904 msec
icmp_seq=2 ttl=241 time=119.886 msec
Stopped.
 

show bundles

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、発信ディレクトリで現在利用できるすべてのバンドルを表示するときに使用します。このようなバンドルは support bundle コマンドで作成されるもので、DPE の FTP サーバからアクセスできます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

show bundles コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。

dpe# show bundles

コマンドを入力すると、アーカイブされているバンドルが表示されます。ただし、バンドルが存在しない場合は、利用可能なバンドルがないことを示すプロンプトが表示されます。

show bundles コマンドの使用例を次に示します。

例 1:

dpe# show bundles
/outgoing/state-20010817-113741.bpr
/outgoing/cache-20010817-113745.bpr
 

結果:

これは、現在アーカイブされているバンドルが存在するときの結果です。

例 2:

dpe# show bundles
No bundles currently available.
 

結果:

これは、現在アーカイブされているバンドルが存在しないときの結果です。

support bundle cache

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、現在の DPE キャッシュをバンドルするときに使用します。これは、Cisco TAC に送信するためのキャッシュをアーカイブするときに役立ちます。作成したバンドルは、FTP サーバの発信ディレクトリから利用できます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

support bundle cache コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。

dpe# support bundles cache

コマンドを入力すると、TAC によって使用されるキャッシュ バンドルが作成されます。このコマンドにより、バンドル ファイルの圧縮サイズなどを含むバンドルの詳細が表示されます。

support bundle cache コマンドの使用例を次に示します。

dpe# support bundle cache
 
Creating cache bundle for Cisco support...
+ /outgoing/cache-20010817-113745.bpr
+ Adding DPE cache...
+ Adding supporting files...
+ Compressing cache bundle...
+ Size: 4045 bytes, 409600 uncompressed

support bundle state

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、現在の DPE ステートをバンドルするときに使用します。これは、Cisco TAC に送信するための DPE の設定とログ ファイルをアーカイブするときに役立ちます。作成したバンドルは、FTP サーバの発信ディレクトリから利用できます。


) Cisco TAC に情報を送信するときは、このコマンドで取得した DPE バンドル、および RDU で取得したステート バンドルを送信する必要があります。このステート バンドルは、
<BACC_HOME>/rdu/bin ディレクトリから bundleState.sh コマンドを実行することで生成されます。

このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。


 
シンタックスの説明

support bundle state コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。

dpe# show bundle state

コマンドを入力すると、DPE の現在のステートがまとめてバンドルされます。そのバンドル ファイルは圧縮され、TAC で使用されるものとして識別されます。

support bundle state コマンドの使用例を次に示します。

dpe# support bundle state
 
Creating state bundle for Cisco support...
+ /outgoing/state-<date>-<time>.bpr
+ Adding a process listing to the support bundle...
+ Adding a network connection listing to the support bundle...
+ Adding and compressing files for support bundle...
+ Size: 1205782 bytes

) <BACC_HOME>/rdu/bin/bundlestate のスクリプトは、RDU で利用できます。このスクリプトは、Cisco TAC に情報を送信するときに、RDU システム ステート(ログなど)をバンドルするために使用されます。


support daemon ftp enabled

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、ハードウェア DPE の FTP サービスをイネーブルまたはディセーブルにするときに使用します。FTP サービスは、アップグレード バンドルのアップロード時およびサポート バンドルのダウンロード時に必要となります。このようなタスクを実行するために、FTP サービスのイネーブルとディセーブルを短時間ずつで切り替えることができます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。


 
シンタックスの説明

support daemon ftp enabled コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

support daemon ftp enabled <true/false>
 

入力する内容は次のとおりです。

<true> :ハードウェア DPE の FTP サービスをイネーブルにします。

<false> :ハードウェア DPE の FTP サービスをディセーブルにします。

このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に dpe reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「reload」を参照してください。

support daemon ftp enabled コマンドの使用例を次に示します。

dpe# support daemon ftp enabled true
%OK (Requires appliance restart "> reload")

support daemon telnet enabled

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、ハードウェア DPE の Telnet プロトコルをイネーブルまたはディセーブルにするときに使用します。Telnet は比較的にセキュリティの信頼性の低いプロトコルなので、Telnet をディセーブルにすることによってシステムを若干セキュアにすることができます。Telnet をディセーブルにしても、システムにはコンソール モードからアクセスできます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。


 
シンタックスの説明

support daemon telnet enabled コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

support daemon telnet enabled <true/false>
 

入力する内容は次のとおりです。

<true> :DPE の Telnet インターフェイスをイネーブルにします。

<false> :DPE の Telnet インターフェイスをディセーブルにします。

このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に dpe reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「reload」を参照してください。

support daemon telnet enabled コマンドの使用例を次に示します。

dpe# support daemon telnet enabled true
%OK (Requires appliance restart "> reload")

traceroute(ホスト)

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、DPE と宛先ホストとの間のホップを含め、指定されたホストへのルートを表示するときに使用します。通信を検証して、ゲートウェイとルートが正しく設定されているかどうかを確認するときに役立ちます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。


 
シンタックスの説明

traceroute(ホスト)コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

traceroute <host>
 

<host> は、ホストを表します。

traceroute(ホスト)コマンドの使用例を次に示します。

dpe# traceroute BACC_host.cisco.com
Press <enter> to stop.
traceroute to BACC_host.cisco.com (10.10.10.5), 30 hops max, 38 byte packets
1 10.10.10.5 0.454 ms 0.239 ms 0.230 ms
Stopped.

traceroute(IP)

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、DPE と宛先ホストとの間のホップを含め、指定されたホストへのルートを表示するときに使用します。通信を検証して、ゲートウェイとルートが正しく設定されているかどうかを確認するときに役立ちます。


) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。


 
シンタックスの説明

traceroute(IP)コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。

traceroute <x.x.x.x>
 

<x.x.x.x> は、ホストの IP アドレスを表します。

traceroute(IP)コマンドの使用例を次に示します。

dpe# traceroute 10.10.10.5
Press <enter> to stop.
traceroute to 10.10.10.5 (10.10.10.5), 30 hops max, 38 byte packets
1 10.10.10.5 0.454 ms 0.239 ms 0.230 ms
Stopped.