Cisco Broadband Access Center DPE CLI リファレンス Release 4.0
SNMP エージェントのコマンド
SNMP エージェントのコマンド
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

SNMP エージェントのコマンド

snmp-server community

no snmp-server community

snmp-server contact

no snmp-server contact

snmp-server host

no snmp-server host

snmp-server inform

no snmp-server inform

snmp-server location

no snmp-server location

snmp-server reload

snmp-server start | stop

snmp-server udp-port

no snmp-server udp-port

SNMP エージェントのコマンド

この章では、Cisco Broadband Access Center(BAC)の Device Provisioning Engine(DPE)上の SNMP エージェントを管理および監視するために使用するコマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドについて説明します。

この章で説明するコマンドは、次のとおりです。

 

コマンド
説明
CLI モード
ログイン
特権

snmp-server community

コミュニティ ストリングを定義します。

P

no snmp-server community

特定のコミュニティ ストリングをクリアします。

P

snmp-server contact

システム接点を設定します。

P

no snmp-server contact

特定のシステム接点をクリアします。

P

snmp-server host

SNMP 通知の受信ホストを設定します。

P

no snmp-server host

SNMP 通知の受信ホストをクリアします。

P

snmp-server inform

通知タイプを情報に設定します。

P

no snmp-server inform

通知タイプをトラップに設定します。

P

snmp-server location

システム ロケーションを設定します。

P

no snmp-server location

システム ロケーションをクリアします。

P

snmp-server reload

SNMP プロセスを再起動します。

P

snmp-server start | stop

SNMP プロセスを起動または停止します。

P

snmp-server udp-port

SNMP エージェントがリッスンする UDP ポートを設定します。

P

no snmp-server udp-port

SNMP エージェントがリッスンする設定済み UDP ポートをデフォルト ポートに戻します。

P

snmp-server community

snmp-server community コマンドは、外部の SNMP マネージャが DPE の SNMP エージェントにアクセスするためのコミュニティ ストリングを定義するときに使用します。

このコマンドの使用後は、 snmp-server reload コマンドを実行して、変更内容を有効にする必要があります。「snmp-server reload」を参照してください。

特定のコミュニティ ストリングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。「no snmp-server community」を参照してください。

 
シンタックスの説明

snmp-server community string [ ro | rw ]

string :SNMP コミュニティを表します。

ro :読み取り専用コミュニティ ストリングを割り当てます。実行できるのは Get 要求(クエリー)だけです。ネットワーク管理システムと管理対象デバイスは、同じコミュニティ ストリングを参照する必要があります。

rw :読み取りと書き込みコミュニティ ストリングを割り当てます。SNMP アプリケーションでは、Set 操作に rw アクセスが必要です。 rw コミュニティ ストリングを使用すると、ベンダー ID 値への書き込みアクセスが可能になります。

 
デフォルト

デフォルトの ro および rw コミュニティ ストリングは、それぞれ baccread baccwrite です。BAC を配置する前に、これらの値を変更することをお勧めします。

これは、読み取り専用コミュニティ ストリングにデフォルトの baccread オプションを使用したときの結果です。

bac_dpe# snmp-server community baccread ro
% OK ()
Requires SNMP agent restart "> snmp-server reload"

 

これは、読み取りと書き込みコミュニティ ストリングにデフォルトの baccwrite オプションを使用したときの結果です。

bac_dpe# snmp-server community baccwrite rw
% OK ()
Requires SNMP agent restart "> snmp-server reload"

no snmp-server community

no snmp-server community コマンドは、外部の SNMP マネージャが DPE の SNMP エージェントにアクセスするための特定のコミュニティ ストリングを削除するときに使用します。

このコマンドの使用後は、 snmp-server reload コマンドを実行して SNMP エージェントを再起動する必要があります。「snmp-server reload」を参照してください。

コミュニティ アクセス ストリングを設定するには、「snmp-server community」を参照してください。

 
シンタックスの説明

no snmp-server community string

string :SNMP コミュニティを表します。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

bac_dpe# no snmp-server community test_community
% OK ()
Requires SNMP agent restart "> snmp-server reload"
 
 

snmp-server contact

snmp-server contact コマンドは、MIB II で定義されているシステム接点(sysContact)を示す文字列を入力するときに使用します。

このコマンドの使用後は、 snmp-server reload コマンドを実行して SNMP エージェントを再起動する必要があります。「snmp-server reload」を参照してください。

システム接点を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。「no snmp-server contact」を参照してください。

 
シンタックスの説明

snmp-server contact text

text :DPE 担当者の接点名を表します。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

bac_dpe# snmp-server contact joe
% OK (Requires SNMP server restart "> snmp-server reload")

no snmp-server contact

no snmp-server contact コマンドは、DPE 担当者のシステム接点を削除するときに使用します。

このコマンドの使用後は、 snmp-server reload コマンドを実行して SNMP エージェントを再起動する必要があります。「snmp-server reload」を参照してください。

システム接点を示す文字列を入力するには、 snmp-server contact コマンドを使用します。「snmp-server contact」を参照してください。

 
シンタックスの説明

キーワードや引数はありません。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

bac_dpe# no snmp-server contact
% OK (Requires SNMP server restart "> snmp-server reload")
 
 

snmp-server host

snmp-server host コマンドは、すべての SNMP 通知の受信者を指定するとき、および複数のホストにトラップまたは情報を送信するよう SNMP エージェントを設定するときに使用します。


) このコマンドを複数のインスタンスで使用して、複数の通知受信者を指定することができます。


このコマンドの使用後は、 snmp-server reload コマンドを実行して、変更内容を有効にする必要があります。「snmp-server reload」を参照してください。

指定された通知受信者を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。「no snmp-server host」を参照してください。

 
シンタックスの説明

snmp-server host host-addr notification community community [ udp-port port ]

host-addr :通知の送信先となるホストの IP アドレスを指定します。

community :SNMP 通知の送信中に使用するコミュニティ ストリングを指定します。

port :SNMP 通知の送信に使用する UDP ポートを表します。デフォルトのポート番号は 162 です。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

bac_dpe# snmp-server host 10.10.10.5 notification community public udp-port 162
% OK ()
Requires SNMP agent restart "> snmp-server reload"

no snmp-server host

no snmp-server host コマンドは、特定の通知受信者を削除するときに使用します。

このコマンドの使用後は、 snmp-server reload コマンドを実行して、変更内容を有効にする必要があります。「snmp-server reload」を参照してください。

すべての SNMP 通知の受信者を指定するには、「snmp-server host」を参照してください。

 
シンタックスの説明

no snmp-server host host-add notification

host-add :ホストの IP アドレスを表します。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

bac_dpe# no snmp-server host 10.10.10.5 notification
% OK ()
Requires SNMP agent restart "> snmp-server reload"

snmp-server inform

snmp-server inform コマンドは、SNMP エージェントから SNMP マネージャに送信される SNMP 通知のタイプを指定するときに使用します。デフォルトではトラップが送信されますが、このコマンドを使用すると、トラップではなく SNMP 情報が送信されます。

このコマンドの使用後は、 snmp-server reload コマンドを実行して SNMP エージェントを再起動する必要があります。「snmp-server reload」を参照してください。

SNMP 通知を切り替えて、デフォルト設定であるトラップに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。「no snmp-server inform」を参照してください。

 
シンタックスの説明

snmp-server inform [ retries count timeout time ]

countSNMP エージェントからマネージャに情報を送信できる回数を表します。設定したリトライ回数に達する前にタイムアウト期間が終了した場合、SNMP サーバは情報の送信を停止します。

time :SNMP サーバが情報の送信を継続する時間の長さ(ミリ秒)を表します。タイムアウト期間が終了する前に最大リトライ回数に達した場合、SNMP サーバは情報の送信を停止します。


) SNMP 情報を設定するときのリトライ回数およびタイムアウトの指定はオプションです。値を指定しない場合は、デフォルト値が使用されます。


 
デフォルト

情報による SNMP 通知は、デフォルトではディセーブルになっています。SNMP 通知を情報として設定した場合、デフォルトのリトライ回数は 1 で、デフォルトのタイムアウトは 5000 ミリ秒です。

この例では、SNMP 情報は、リトライが停止されるまでに最大 5 回送信されます。リトライが 5 回行われる前に 500 ミリ秒のタイムアウト期間が終了した場合、情報の送信は停止されます。

bac_dpe# snmp-server inform retries 5 timeout 500
% OK ()
Requires SNMP agent restart "> snmp-server reload"

no snmp-server inform

no snmp-server inform コマンドは、SNMP マネージャに送信される SNMP 通知を切り替えて、デフォルト設定であるトラップに戻すときに使用します。

このコマンドの使用後は、 snmp-server reload コマンドを実行して SNMP エージェントを再起動する必要があります。「snmp-server reload」を参照してください。

送信される SNMP 通知のタイプを指定するには、「snmp-server inform」を参照してください。

 
シンタックスの説明

キーワードや引数はありません。

 
デフォルト

SNMP 通知は、デフォルトでは(情報ではなく)トラップに設定されています。

bac_dpe# no snmp-server inform
% OK ()
Requires SNMP agent restart "> snmp-server reload"
 
 

snmp-server location

snmp-server location コマンドは、MIB II で定義されているシステム ロケーション(sysLocation)を示す文字列を入力するときに使用します。

コマンドの使用後は、 snmp-server reload コマンドを実行して SNMP エージェントを再起動する必要があります。「snmp-server reload」を参照してください。

システム ロケーションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。「no snmp-server location」を参照してください。

 
シンタックスの説明

snmp-server location text

text :DPE の物理ロケーションを表します。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

bac_dpe# snmp-server location st_louis
% OK (Requires SNMP agent restart "> snmp-server reload")

no snmp-server location

no snmp-server location コマンドは、システム ロケーションを削除するときに使用します。

このコマンドの使用後は、 snmp-server reload コマンドを実行して SNMP エージェントを再起動する必要があります。「snmp-server reload」を参照してください。

システム ロケーションを示す文字列を入力するには、「snmp-server location」を参照してください。

 
シンタックスの説明

キーワードや引数はありません。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

bac_dpe# no snmp-server location
% OK (Requires SNMP server restart "> snmp-server reload")
 
 

snmp-server reload

snmp-server reload コマンドは、DPE の SNMP エージェントのプロセスをリロードするときに使用します。


) RDU および DPE で SNMP プロセスが起動すると、システムの動作時間を含むトラップが送信されます。ただし、BAC トラップ通知はデフォルトではディセーブルになっています。対応する MIB オブジェクトを SNMP 経由で設定することによってのみ、トラップ通知をイネーブルにできます。CLI または管理者ユーザ インターフェイス経由で、トラップ通知をイネーブルにすることはできません。

この BAC のリリースでは、CISCO-BACC-SERVER-MIB ファイルおよび CISCO-BACC-RDU-MIB ファイルで定義されているトラップ通知だけがサポートされます。詳細については、BPR_HOME/rdu/mibs ディレクトリの MIB ファイルを参照してください。


 
シンタックスの説明

キーワードや引数はありません。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

bac_dpe# snmp-server reload
Process [snmpAgent] has been restarted.
 
bac_dpe#

snmp-server start | stop

snmp-server start | stop コマンドは、DPE の SNMP エージェントのプロセスを起動または停止するときに使用します。

 
シンタックスの説明

snmp-server start | stop

start :DPE の SNMP エージェントのプロセスを起動します。

stop :DPE の SNMP エージェントのプロセスを停止します。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

これは、SNMP エージェントのプロセスが起動されたときの結果です。

bac_dpe# snmp-server start
Process [snmpAgent] has been started.
 
bac_dpe#

 

これは、SNMP エージェントのプロセスがすでに実行されていたときの結果です。

bac_dpe# snmp-server start
Process [snmpAgent] is already running

 

これは、SNMP エージェントのプロセスが停止されたときの結果です。

bac_dpe# snmp-server stop
Process [snmpAgent] has been stopped.
 
bac_dpe#

snmp-server udp-port

snmp-server udp-port コマンドは、SNMP エージェントがリッスンする UDP ポート番号を指定するときに使用します。

DPE では、他のアプリケーションが使用するポート間の共有違反を回避するためにこのコマンドが必要です。ポート番号を変更することにより、ポートの競合が発生しなくなります。

SNMP エージェントがリッスンするポートを変更してデフォルトの UDP ポート番号に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。「no snmp-server udp-port」を参照してください。

 
シンタックスの説明

snmp-server udp-port port

port :SNMP エージェントがリッスンする UDP ポートを表します。

 
デフォルト

SNMP エージェントのデフォルトのポート番号は、8001 です。


) デフォルトのポート番号は、コンピュータ上の他の SNMP エージェントとのポートの競合を回避する標準的な SMNP エージェント ポートとは異なります。
SNMP エージェント ポートを標準的なポート番号 161 に変更することをお勧めします。


bac_dpe# snmp-server udp-port 161
% OK ()
Requires SNMP agent restart "> snmp-server reload"

no snmp-server udp-port

no snmp-server udp-port コマンドは、SNMP エージェントがリッスンする UDP ポートを変更して、デフォルトのポート(8001)に戻すときに使用します。


) SNMP エージェントの標準的なポート番号である 161 以外のポート番号を使用すると、同じコンピュータで実行されている他の SNMP エージェントとポートの競合が発生する可能性が高まります。


SNMP エージェントがリッスンする UDP ポート番号を指定するには、「snmp-server udp-port」を参照してください。

 
シンタックスの説明

キーワードや引数はありません。

 
デフォルト

SNMP エージェントのデフォルトのポート番号は、8001 です。

bac_dpe# no snmp-server udp-port
% OK ()
Requires SNMP agent restart "> snmp-server reload"