Cisco Broadband Access Center DPE CLI リファレンス Release 4.0
PacketCable 音声技術のコマンド
PacketCable 音声技術のコマンド
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

PacketCable 音声技術のコマンド

debug service packetcable

service packetcable enable

no service packetcable enable

service packetcable registration encryption enable

no service packetcable registration encryption

service packetcable registration kdc-service-key

service packetcable registration policy-privacy

service packetcable snmp key-material

no service packetcable snmp key-material

service packetcable snmp timeout

service packetcable show snmp log

PacketCable 音声技術のコマンド

この章では、Cisco Broadband Access Center(BAC)の Device Provisioning Engine(DPE)上の PacketCable 音声技術を管理および監視するために使用するコマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドについて説明します。

この章で説明するコマンドは、次のとおりです。

 

コマンド
説明
CLI モード
ログイン
特権

debug service packetcable netsnmp

デバッグ メッセージの PacketCable NetSNMP カテゴリをイネーブルにします。

 

P

debug service packetcable registration

デバッグ メッセージの PacketCable 登録カテゴリをイネーブルにします。

 

P

debug service packetcable registration-detail

デバッグ メッセージの PacketCable 登録詳細カテゴリをイネーブルにします。

 

P

debug service packetcable snmp

デバッグ メッセージの PacketCable SNMP サービス カテゴリをイネーブルにします。

 

P

service packetcable enable

PacketCable サービスをイネーブルまたはディセーブルにします。

 

P

service packetcable registration encryption enable

MTA 設定ファイルの暗号化をイネーブルにします。

 

P

service packetcable registration kdc-service-key

KDC 通信用のサービス キーを設定します。

 

P

service packetcable registration policy-privacy

MTA 通信での SNMP プライバシーの適用に関するカスタマー ポリシーを設定します。

 

P

service packetcable snmp key-material

MTA SNMP 通信用のキー関連情報を設定します。

 

P

service packetcable snmp timeout

SNMP SET 操作のタイムアウト値を設定します。

 

P

service packetcable show snmp log

PacketCable SNMP のログ エントリを表示します。

 

P

debug service packetcable

debug service packetcable コマンドは、DPE 上の PacketCable 技術サービスをデバッグするときに使用します。 表4-1 は、このコマンドとともに使用できるキーワードを一覧表示しています。DPE 上の PacketCable サービスは、要件に合せて設定できる、サービスの 1 つのインスタンスをフィーチャしています。

デバッグ コマンドを使用する前に、 debug on コマンドを実行して、デバッグをイネーブルにする必要があります。次の表に示すコマンドをライセンスのない DPE で実行した場合は、次のようなメッセージが表示されます。

This DPE is not licensed. Your request cannot be serviced. Please check with your system administrator for DPE licenses.

注意 デバッグ ロギングをイネーブルにすると、DPE のパフォーマンスに重大な影響が及ぶ可能性があります。デバッグをイネーブルにした状態で、DPE を長時間にわたって実行しないようにしてください。

 

表4-1 PacketCable 技術の debug service packetcable コマンドのリスト

コマンド
説明

debug service packetcable netsnmp

no debug service packetcable netsnmp

DPE 上の PacketCable NetSNMP サービスの詳細なデバッグをイネーブルにします。

PacketCable NetSNMP サービスの詳細なデバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

シンタックスの説明

debug service packetcable 1..1 netsnmp

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

デフォルト

PacketCable NetSNMP サービスのデバッグは、デフォルトではディセーブルになっています。

これは、PacketCable NetSNMP サービスのデバッグをイネーブルにしたときの結果です。

bac_dpe# debug service packetcable 1 netsnmp
% OK
 

これは、PacketCable NetSNMP サービスのデバッグをディセーブルにしたときの結果です。

bac_dpe# no debug service packetcable 1 netsnmp
% OK

debug service packetcable registration

no debug service packetcable registration

DPE 上の安全な PacketCable 登録サービスのデバッグをイネーブルにします。

安全な PacketCable 登録サービスのデバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

シンタックスの説明

debug service packetcable 1..1 registration

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

デフォルト

PacketCable 登録サービスのデバッグは、デフォルトではディセーブルになっています。

これは、PacketCable 登録サービスのデバッグをイネーブルにしたときの結果です。

bac_dpe# debug service packetcable 1 registration
% OK
 

これは、PacketCable 登録サービスのデバッグをディセーブルにしたときの結果です。

bac_dpe# no debug service packetcable 1 registration
% OK

debug service packetcable registration-detail

no debug service packetcable registration-detail

デバッグ メッセージの PacketCable 登録詳細カテゴリをイネーブルにします。

デバッグ メッセージの PacketCable 登録詳細カテゴリをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

シンタックスの説明

debug service packetcable 1..1 registration-detail

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

デフォルト

PacketCable 登録詳細カテゴリのデバッグは、デフォルトではディセーブルになっています。

これは、PacketCable 登録詳細カテゴリのデバッグをイネーブルにしたときの結果です。

bac_dpe# debug service packetcable 1 registration-detail
% OK
 

これは、PacketCable 登録詳細カテゴリのデバッグをディセーブルにしたときの結果です。

bac_dpe# no debug service packetcable 1 registration-detail
% OK

debug service packetcable snmp

no debug service packetcable snmp

DPE 上の PacketCable SNMP サービスの詳細なデバッグをイネーブルにします。

PacketCable SNMP サービスの詳細なデバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

シンタックスの説明

debug service packetcable 1..1 snmp

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

デフォルト

PacketCable SNMP サービスのデバッグは、デフォルトではディセーブルになっています。

これは、PacketCable SNMP サービスのデバッグをイネーブルにしたときの結果です。

bac_dpe# debug service packetcable 1 snmp
% OK
 

これは、PacketCable SNMP サービスのデバッグをディセーブルにしたときの結果です。

bac_dpe# no debug service packetcable 1 snmp
% OK

service packetcable enable

service packetcable enable コマンドは、DPE 上の PacketCable サービスをイネーブルにするときに使用します。

PacketCable をイネーブルにするには、次の作業を行う必要があります。

少なくとも 1 つのインターフェイスに完全修飾ドメイン名(FQDN)を設定し、プロビジョニングをイネーブルにします。「interface ip provisioning fqdn」および 「interface ip provisioning」を参照してください。

インターフェイスに FQDN を設定しなかったり、そのインターフェイスでプロビジョニングをイネーブルにしなかったりすると、次のエラーが表示されます。

Enabling packetcable requires at least one interface must have an FQDN configured and provisioning enabled

Error processing command

Key Distribution Center(KDC; 鍵発行局)のサービス キーを設定します。「service packetcable registration kdc-service-key」を参照してください。

KDC のサービス キーを設定しないと、次のエラーが表示されます。

A KDC service key must be present in order to enable PacketCable
 
Error processing command
 

このコマンドの使用後は、 dpe reload コマンドを実行して、変更内容を有効にする必要があります。「dpe reload」を参照してください。

 
シンタックスの説明

service packetcable 1..1 enable

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

 
デフォルト

DPE 上の PacketCable サービスは、デフォルトではイネーブルになっています。

bac_dpe# service packetcable 1 enable
% OK (Requires DPE restart "> dpe reload")
 

no service packetcable enable

no service packetcable enable コマンドは、DPE 上の PACKETCABLE サービスをディセーブルにするときに使用します。

 
シンタックスの説明

no service packetcable 1..1 enable

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

 
デフォルト

DPE 上の PacketCable サービスは、デフォルトではイネーブルになっています。

bac_dpe# no service packetcable 1 enable
% OK (Requires DPE restart "> dpe reload")

service packetcable registration encryption enable

service packetcable registration encryption enable コマンドは、MTA 設定ファイルの暗号化をイネーブルにするときに使用します。

MTA 設定ファイルの暗号化をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。「no service packetcable registration encryption」を参照してください。

 
シンタックスの説明

service packetcable 1..1 registration encryption enable

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

 
デフォルト

MTA 設定ファイルの暗号化は、デフォルトではディセーブルになっています。

bac_dpe# service packetcable 1 registration encryption enable
% OK
 
 

no service packetcable registration encryption

no service packetcable registration encryption コマンドは、MTA 設定ファイルの暗号化をディセーブルにするときに使用します。

MTA 設定ファイルの暗号化をイネーブルにするには、「service packetcable registration encryption enable」を参照してください。

 
シンタックスの説明

no service packetcable 1..1 registration encryption

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

 
デフォルト

MTA 設定ファイルの暗号化は、デフォルトではディセーブルになっています。

bac_dpe# no service packetcable 1 registration encryption
% OK

service packetcable registration kdc-service-key

service packetcable registration kdc-service-key コマンドは、KDC と DPE 間の通信用のセキュリティ キーを生成および設定するときに使用します。

このコマンドの使用後は、 dpe reload コマンドを実行して、変更内容を有効にする必要があります。「dpe reload」を参照してください。

 
シンタックスの説明

service packetcable 1..1 registration kdc-service-key password

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

password :パスワードを表します。パスワードは 6 ~ 20 文字である必要があります。


) 入力するパスワードは、KeyGen ツールを使用して KDC を設定するときに入力するパスワードと一致する必要があります。KeyGen ツールの使用方法については、『Cisco Broadband Access Center Administrator Guide 4.0』を参照してください。


このコマンドで作成したサービス キーを確認するには、 BPR_HOME/dpe/conf ディレクトリにある dpe.properties ファイルを表示します。/pktcbl/regsvr/KDCServiceKey パラメータの値を探します。

次の例を参考にしてください。

# more dpe.properties
...
/pktcbl/regsvr/KDCServiceKey=2e:d5:ef:e9:5a:4e:d7:06:67:dc:65:ac:bb:89:e3:2c:bb:
71:5f:22:bf:94:cf:2c
...

ここでは、出力例の一部のみ紹介しています。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

bac_dpe# service packetcable 1 registration kdc-service-key password3
% OK (Requires DPE restart "> dpe reload")

service packetcable registration policy-privacy

service packetcable registration policy-privacy コマンドは、MTA 通信での SNMP プライバシーの適用に関するカスタマー ポリシーを設定するときに使用します。

0 を入力すると、MTA によって SNMPv3 のプライバシー オプションが選択されます。0 以外の値を入力すると、プロビジョニング サーバによって SNMPv3 のプライバシー オプションが特定のプロトコルに設定されます(現在は DES に制限されています)。

このコマンドの使用後は、 dpe reload コマンドを実行して、変更内容を有効にする必要があります。「dpe reload」を参照してください。

 
シンタックスの説明

service packetcable 1..1 registration policy-privacy value

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

value :カスタマー ポリシーを表す 0 または 0 以外の値を入力します。次の値を入力できます。

0:プライバシーは省略可能で、MTA によってプライバシー オプションが選択されることを示します。

1:ポリシーが適用され、すべての MTA がプライバシーを使用することを示します。プライバシーが使用されない場合、MTA は起動しません。

32:プライバシーが存在しないことを示します。

33:すべてのデバイスでプライバシーがイネーブルであることを示します。

 
デフォルト

SNMP プライバシー適用のデフォルト値は 1 です。

これは、デフォルト値 1 を使用して SNMP プライバシーを適用し、すべての MTA がプライバシーを使用するようにしたときの結果です。

bac_dpe# service packetcable 1 registration policy-privacy 1
% OK (Requires DPE restart “> dpe reload”>

service packetcable snmp key-material

service packetcable snmp key-material コマンドは、RDU との安全な通信を可能にするために DPE 上でセキュリティ キーを生成および設定するときに使用します。RDU との安全な通信チャネルは、PacketCable SNMPv3 クローニング サポートにのみ使用されます。


) DPE と RDU の両方で同じセキュリティ キーを設定する必要があります。BPR_HOME/rdu/bin ディレクトリにある generateSharedSecret.sh コマンドライン ツールを使用します。


このコマンドの使用後は、 dpe reload コマンドを実行して、変更内容を有効にする必要があります。「dpe reload」を参照してください。

SNMPv3 サービス キーをクリアして、SNMPv3 クローニング サポートをオフにするには、このコマンドの no 形式を使用します。「no service packetcable snmp key-material」を参照してください。

 
シンタックスの説明

service packetcable 1..1 snmp key-material password

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

password :作成するパスワードを表します。パスワードは 6 ~ 20 文字である必要があります。

 
デフォルト

RDU との安全な通信用のセキュリティ キーの生成は、デフォルトではディセーブルになっています。

bac_dpe# service packetcable 1 snmp key-material password4
% OK (Requires DPE restart "> dpe reload")

no service packetcable snmp key-material

no service packetcable snmp key-material コマンドは、SNMPv3 サービス キーをクリアし、SNMPv3 クローニング サポートをオフにするときに使用します。

このコマンドの使用後は、 dpe reload コマンドを実行して、変更内容を有効にする必要があります。「dpe reload」を参照してください。

RDU との安全な通信用に DPE 上でセキュリティ キーを生成および設定するには、「service packetcable snmp key-material」を参照してください。

 
シンタックスの説明

no service packetcable 1..1 snmp key-material

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

 
デフォルト

RDU との安全な通信用のセキュリティ キーの生成は、デフォルトではディセーブルになっています。

bac_dpe# no service packetcable 1 snmp key-material
% OK (Requires DPE restart "> dpe reload")
 
 

service packetcable snmp timeout

service packetcable snmp timeout コマンドは、PacketCable SNMP サービスが SNMP「Set」操作に対する応答を待機する時間の長さを動的に設定するときに使用します。

 
シンタックスの説明

service packetcable 1..1 snmp timeout time

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

time :PacketCable SNMP サービスが待機する時間の長さ(秒)を示します。

 
デフォルト

PacketCable SNMP サービスが SNMP「Set」操作に対する応答を待機する時間の最大長は、デフォルトでは 10 秒です。

bac_dpe# service packetcable 1 snmp timeout 15
% OK

service packetcable show snmp log

service packetcable show snmp log コマンドは、PacketCable SNMP プロビジョニング サービスの最新のログ エントリを表示するときに使用します。これには、一般的な PacketCable SNMP プロビジョニング サービスに関する情報、および MTA プロビジョニングのエラーや重大な問題のロギングが含まれます。

 
シンタックスの説明

service packetcable 1..1 show snmp log [ last 1..9999 | run ]

1..1 :PacketCable サービスのインスタンスを表します。

last 1..9999 :PacketCable SNMP ログ ファイルから最新のログ エントリをいくつ表示するかを表します。これは省略可能なキーワードです。

run :PacketCable SNMP ログ ファイルからすべてのログ メッセージを表示します。これは省略可能なキーワードです。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

これは、 service packetcable show snmp log コマンドを使用して、PacketCable SNMP サービスのすべてのログ エントリを表示したときの結果です。

bac_dpe# service packetcable 1 show snmp log
Error [SS_MSG] 2007-12-18 14:30:44,000 - SNMP Service Tracing Set To 400
...

) ここでは、出力例の一部のみ紹介しています。


これは、 service packetcable show snmp log last コマンドを使用して、特定の数の最新ログ エントリ(この例では、最新の 5 個のエントリ)を表示したときの結果です。

bac_dpe# service packetcable 1 show snmp log last 5
Error [SS_MSG] 2007-12-18 14:35:44,000 - SNMP Service Tracing Set To 800

 

これは、 service packetcable show snmp log run コマンドを使用して、実行中の PacketCable SNMP ログを表示したときの結果です。コマンドの実行は、 Enter キーを押すまで継続されます。

bac_dpe # service packetcable 1 show snmp log run
Press <enter> to stop.
 
2007 12 17 11:43:43 CDT: %CSRC-5: Notification DPE: Device Provisioning Engine starting up
2007 12 17 11:43:44 CDT: %CSRC-6: Info DPE: Attempt to connect to RDU dpe failed;
2007 12 17 11:43:44 CDT: %CSRC-6: Info TFTP: Ready to service requests
 
Stopped.