Cisco Broadband Access Center アドミニストレータ ガイド Release 4.0
アラートとエラー メッセージ
アラートとエラー メッセージ
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

アラートとエラー メッセージ

メッセージ形式

RDU のアラート

DPE のアラート

ウォッチドッグのアラート

Network Registrar 拡張ポイントのアラート

アラートとエラー メッセージ

この付録では、Broadband Access Center(BAC)が生成するすべてのアラート メッセージとエラー メッセージについて説明します。次のメッセージを取り上げます。

「RDU のアラート」

「DPE のアラート」

「ウォッチドッグのアラート」

「Network Registrar 拡張ポイントのアラート」

BAC のアラートは、syslog サービスを通して生成されます。syslog は、Solaris 上で情報のロギングを管理するためのクライアント/サーバ プロトコルです。BAC の syslog アラートは、ロギング サービスではありません。問題が発生した場合には通知されますが、問題の原因がいつも特定されるとは限りません。この情報は、該当する BAC ログ ファイルに書き込まれる場合もあります。

メッセージ形式

BAC がアラート メッセージを生成するときの形式は次のとおりです。

XXX-#-####: Message

XXX:ファシリティ コードを表します。これには、次のものが含まれます。

RDU(Regional Distribution Unit)

DPE(Device Provisioning Engine)

AGENT(rduSnmpAgent または dpeSnmpAgent)

NR_EP(Cisco Network Registrar 拡張ポイント)

KDC(鍵発行局)

#:使用されている重大度のレベルを表します。 表A-1 にさまざまなレベルを示します。

 

表A-1 アラート メッセージの重大度レベル

重大度レベル
説明

1

アラートを示します。

2

重大なアラートを示します。

3

エラーを示します。

6

情報メッセージを示します。

###:数字のエラー コードを示します。

Message :アラートのテキスト(メッセージ)を表します。

RDU のアラート

表A-2 は、RDU のアラートを示しています。

 

表A-2 RDU のアラート

アラート
説明

RDU-1-101: RDU ran out of disk space

RDU サーバのストレージ パーティションの容量が不足していることを示します。このエラーが発生すると、RDU は自動的に再起動を試みますが、通常は、利用可能なストレージ容量が増加するまで同じエラーが再び発生します。一部のログ ファイルは削除または圧縮できます。

詳細については、 第 14 章「サポートするツールと高度な概念」 を参照してください。

RDU-1-103: RDU ran out of memory

RDU のメモリが不足していることを示します。このエラーが発生すると、RDU サーバは自動的に再起動します。

RDU-1-111: Evaluation key for technology [technology_name] expired

指定したテクノロジーの評価キーの期限が満了していることを示します。シスコの営業担当または TAC にお問い合せのうえ、新しいライセンス キーを入手してください。

RDU-1-115: You have used [] percent of available [technology_name] licenses.

ライセンスの総許容数のうち使用されているライセンスの数をパーセントで示します。このアラートは、ライセンスの総許容量の 80% に達すると表示されます。

RDU-1-122: DNS took [] seconds for lookup of address [ip/hostname] .Check DNS configuration and health of servers

DNS からの応答に遅延が発生しているため、BAC のパフォーマンスが低下している可能性があることを示します。このアラートは、IP アドレスのルックアップが 60 秒を上回るたびに生成されます。

RDU-2-119: Directory [] that contains the RDU database has a filesystem block size of [] bytes that does not match the required size of [] bytes.Corruption may occur.

データベース ファイルが含まれるファイル システムが、8 KB 以上のブロック サイズをサポートするように設定されていないため、BAC データベースが信頼できない可能性があることを示します。

ファイル システムのブロック サイズの設定の詳細については、『 Installation and Setup Guide for the Cisco Broadband Access Center 4.0 』を参照してください。

RDU-2-200: Directory [] that contains the RDU database transaction logs has a filesystem block size of [] bytes that does not match the required size of [] bytes.Corruption may occur.

データベース ログ ファイルが含まれるファイル システムが、8 KB 以上のブロック サイズをサポートするように設定されていないため、BAC データベースが信頼できない可能性があることを示します。

ファイル システムのブロック サイズの設定の詳細については、『 Installation and Setup Guide for the Cisco Broadband Access Center 4.0 』を参照してください。


) RDU の syslog アラートが送信されるたびに、追加の詳細が BPR_DATA/rdu/logs/rdu.log というログ ファイルに書き込まれます(追加の詳細がある場合)。


DPE のアラート

DPE の syslog アラートが送信されるたびに、追加の詳細が DPE ログに書き込まれます。

DPE ログにアクセスするには、 show log コマンドを使用します。詳細については、『 Cisco Broadband Access Center DPE CLI Reference 4.0 』を参照してください。

DPE エラーの中には、RDU サーバのログ ファイルに伝播されるものもあります。これらのエラーは、 BPR_DATA/rdu/logs/rdu.log ファイルで確認できます。

表A-3 は、DPE のアラートを示しています。

 

表A-3 DPE のアラート

アラート
説明

DPE-1-102: DPE ran out of disk space

DPE サーバが使用するストレージ パーティションの容量が不足しています。次の 3 つの解決策があります。

a. ディスクに常駐する過剰のサポート バンドルをクリアします。そのためには、不要なサポート バンドルを別のコンピュータへ移動した後、DPE コマンドライン インターフェイス(CLI)から clear bundles コマンドを実行します。

b. DPE の CLI から clear logs コマンドを実行して、ディスク領域をクリアします。

c. 最後の手段として、DPE の CLI から clear cache コマンドを実行して、すべてのキャッシュ ファイルを削除し、DPE を強制的に RDU サーバと再同期します。

DPE-1-104: DPE ran out of memory

DPE プロセスのメモリが不足しています。このエラー状態になると、DPE は自動的に再起動します。

DPE に存在するデバイス構成の数を確認します。デバイス構成の数が多いほど、使用されるメモリは多くなります。デバイス構成の数を減らすには、DPE がサービスするプロビジョニング グループ(プライマリまたはセカンダリ)内のデバイスの数を制限します。

DPE-1-109: Failed to connect to RDU

RDU に接続できません。次の作業を行う必要があります。

a. DPE ネットワークが正しく構成および接続されていることを確認します。

b. dpe rdu-server コマンドを使用して、DPE が正しい RDU に接続するよう設定されていること、および接続ポートが正しく設定されていることを確認します。

c. RDU プロセスが正しいサーバで実行され、正しいポートで受信されていることを確認します。RDU への接続が確立されるまで、数秒ごとに DPE から RDU プロセスへの再接続が試行されます。

DPE-1-117: DPE license nodes have been exceeded or there is no valid DPE license

DPE を開始する BAC プロセス ウォッチドッグで DPE のライセンスが検出されなかったことを示します。

管理者のユーザ インターフェイスを使用して、DPE のライセンス キーを入力します。ライセンスがない場合は、シスコ代理店にお問い合せください。

DPE-1-116: DPE evaluation license has expired.Dropping DPE connections and deleting DPEs from database

DPE の評価ライセンス キーの期限が満了していることを示します。シスコの営業担当または TAC にお問い合せのうえ、新しいライセンス キーを入手してください。

DPE-2-118: Directory [] that contains the DPE’s cache has a filesystem block size of [] bytes that does not match the required size of [] bytes.Corruption may occur.

ファイル システムが、8 KB 以上のブロック サイズをサポートするように設定されていないため、DPE キャッシュが信頼できない可能性があることを示します。

ファイル システムのブロック サイズの設定の詳細については、『 Installation and Setup Guide for the Cisco Broadband Access Center 4.0 』を参照してください。

DPE-1-121: Cannot start the server due to an invalid encryption key.

暗号キーが無効であるため DPE を開始できなかったことを示します。

ウォッチドッグのアラート

プロセス ウォッチドッグによって syslog アラートが送信されるたびに、エラーの詳細が
BPR_DATA/agent/logs/agent_console.log
ファイルに書き込まれます(エラーの詳細がある場合)。また、アラートで言及されている特定のコンポーネントに対応したログ ファイルにも出力されます。たとえば、 The rdu unexpectedly terminated のようなアラートを受信した場合は、RDU サーバのログ ファイル( BPR_DATA/rdu/logs/rdu.log )で追加の情報を確認します。 表A-4 はプロセス ウォッチドッグのアラートを示しています。

 

表A-4 プロセス ウォッチドッグのアラート

アラート
説明

AGENT-3-9001: Failed to start the [component]

ウォッチドッグが特定のコンポーネントの開始に失敗したことを示します。

AGENT-3-9002: The [component] unexpectedly terminated

プロセス ウォッチドッグで監視されていた特定のコンポーネントが、不意に失敗したことを示します。

AGENT-6-9004: The [component] has started

プロセス ウォッチドッグによってコンポーネントが正常に開始されるたびに生成されます。このメッセージは情報の提供のみを目的としています。

AGENT-6-9005: The [component] has stopped

プロセス ウォッチドッグによってコンポーネントが正常に停止されるたびに生成されます。このメッセージは情報の提供のみを目的としています。

AGENT-3-9003: Failed to stop the [component]

プロセス ウォッチドッグが終了しようとしたコンポーネントが停止しなかったことを示します。

AGENT-3-9003: Failed to create listener thread;
[error no] Failed to close listen socket;
[error no] Failed to cancel listen thread, and so on

他のアラート メッセージで定義されていないエラーを示します。

表A-4 でプロセス ウォッチドッグのアラート リストに示されている [component] 変数は、次のコンポーネント値のいずれかを表します。

rdu

dpe

tomcat

cli

snmpAgent

kdc

Network Registrar 拡張ポイントのアラート

BAC Network Registrar 拡張ポイントの syslog アラートが送信されるたびに、追加の詳細情報が Network Registrar ログ ファイルに書き込まれます。

表A-5 は、Network Registrar 拡張のアラートを示しています。

 

表A-5 Network Registrar 拡張のアラート

アラート
説明

NR_EP-1-106: Failed to connect to RDU

Network Registrar サーバが RDU に接続できないことを示します。RDU プロセスが実行されているかどうか確認し、まだ実行されていない場合は RDU を開始します。

RDU が実行されている場合は、Network Registrar コンピュータを使用して RDU への ping を実行します。RDU への ping を実行できない場合は、2 つのデバイス間のルーティング テーブルやその他の通信パラメータを修正します。

このアラートが頻繁に繰り返される場合は、2 つのホスト間の接続が不安定になっている可能性があります。一般的なネットワークのトラブルシューティング方法を使用して、2 つのホスト間の接続を改善してください。

NR_EP-1-107: Failed to connect to any DPEs

Network Registrar 拡張が DPE に接続できないことを示します。

プロビジョニング グループの DPE が Network Registrar 拡張ごとに存在するかどうか確認します。存在しない場合は、Network Registrar プロビジョニング グループを、DPE を利用できるものに変更します。DPE がプロビジョニング グループにある場合は、Network Registrar 拡張が RDU に登録されていることを確認します。登録されていない場合、DPE は認識されません。

この確認を行った後もアラートが継続する場合は、Network Registrar 拡張とプロビジョニング グループの DPE との間のネットワーク接続を確認します。

このアラートが頻繁に繰り返される場合は、2 つのホスト間の接続が不安定になっている可能性があります。一般的なネットワークのトラブルシューティング方法を使用して、2 つのホスト間の接続を改善してください。

NR_EP-6-108: The BAC NR extensions have started

Network Registrar 拡張が起動しました。

NR_EP-6-109: The BAC NR extensions have stopped

Network Registrar 拡張が停止しました。

NR_EP-6-110: Registered with RDU [address and port]

Network Registrar 拡張が RDU に登録されました。 address and port は、Network Registrar 拡張が登録された RDU のアドレスを示します。

NR_EP-1-111: Failed to find usable (best) DPEs

Network Registrar 拡張が使用可能な DPE を見つけられなかったことを示します。