Cisco Secure Access Control System 5.2 インス トレーションおよびアップグレード ガイド
V Mware 仮想マシンへの ACS のインストール
VMware 仮想マシンへの ACS のインストール
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2011/12/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

VMware 仮想マシンへの ACS のインストール

仮想マシン要件

ACS 5.2 の評価

ESX 3.5 または 4.0 サーバの設定

VM の設定

ACS サーバをインストールするための VM の準備

DVD ドライブを使用した VM の設定

ACS サーバのインストール

VMWare 強化の要件

VMware 仮想マシンへの ACS のインストール

この章では、ACS 5.2 のシステム要件と VMware 仮想マシンへのインストールについて説明します。

ここでは、次の内容について説明します。

「仮想マシン要件」

「ACS 5.2 の評価」

「ESX 3.5 または 4.0 サーバの設定」

「VM の設定」

「ACS サーバをインストールするための VM の準備」

「ACS サーバのインストール」

「VMWare 強化の要件」

仮想マシン要件

仮想マシンの最小システム要件は、CSACS-1120 シリーズ アプライアンス ハードウェアの設定と同様であることが必要です。

表 6-1 に、VMware 仮想マシンに ACS 5.2 をインストールするための最小システム要件を示します。

 

表 6-1 最小システム要件

要件タイプ
最小要件

CPU

Intel Core2、2.13 GHz

メモリ

4 GB メモリ

ハードディスク

500 GB のディスク ストレージ

NIC

1 GB の NIC インターフェイス

ハイパーバイザ

VMware ESX 3.5 または 4.0


) 評価版の ACS 5.2 には、VMware サーバ 2.x だけを使用できます。評価版の場合は、ディスク スペースは 60 ~ 500 GB の間でなければなりません。


ACS 5.2 の評価

評価版の ACS 5.2 は、VMware Server 2.x 仮想マシンまたは VMware ESX 仮想マシンにインストールできます。ACS 5.2 を評価する際に、仮想マシンにあまり多くのディスク領域を設定する必要はありませんが、少なくとも 60 GB のディスク領域は必要です。

ACS 5.2 ソフトウェアをダウンロードするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次のリンクに移動します。

http://cisco.com/go/acs

ステップ 2 [Download Software] をクリックします。

このリンクにアクセスするには、有効な Cisco.com ログイン クレデンシャルが必要です。


 

90 日間の評価ライセンスをダウンロードするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次のリンクに移動します。

https://tools.cisco.com/SWIFT/Licensing/PrivateRegistrationServlet?DemoKeys=Y

ステップ 2 [Licenses Not Requiring a PAK] セクションで、使用できるリンクをクリックします。

このリンクにアクセスするには、有効な Cisco.com ログイン クレデンシャルが必要です。


 

VMware Server のインストールは、実稼動環境ではサポートされません。実稼動環境では、使用するディスク領域が 500 GB 未満のインストールもサポートされません。

評価システムから完全にライセンスされた実稼動システムに ACS 設定を移行するには、評価版の設定をバックアップして、実稼動システムに復元します。バックアップと復元の詳細については、 第 7 章「Cisco Secure Access Control システムのアップグレード」 を参照してください。

ESX 3.5 または 4.0 サーバの設定

ACS サーバをインストールするには、最小のディスク スペースである 500 GB が VM に必要です。ここでは、必要な最小のディスク スペースを VM で設定する方法について説明します。

VM のディスク領域のサイズを変更するには、ESX Server にログインします。ログイン後は、次の項目を確認できます。

ディスク領域のサイズを確認するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Configuration] > [Storage] を選択し、[Properties] をクリックします。

メモリ サイズが 256 GB の場合は、512 GB に変更する必要があります。

ステップ 2 メモリ サイズを 512 GB に変更するには、[Configuration] > [Storage] を選択します。


 

デフォルト設定を削除するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Remove] をクリックします。

確認ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Yes] をクリックします。

デフォルト設定は削除されます。


 

新しい仮想ファイル サイズを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Configuration] > [Storage] > [Add Storage Wizard] を選択します。

[Add Storage] ウィザードは [Configuration] ウィンドウの右上隅にがあります。

図 6-1 [Configuration] ウィンドウ

 

ステップ 2 [Storage Type] ドロップダウン リストから、[Disk/LUN] を選択して、[Next] をクリックします。

ステップ 3 [512 GB, 2 MB] ブロック サイズを選択して、[Next] をクリックします。

512 GB が、VMware を ACS とともにインストールするために必要な最小のブロック サイズです。ただし、VM で余分なスペースを割り当てた場合でも、ACS は 500 GB だけを使用します。

ステップ 4 [Finish] をクリックします。

512 GB のメモリと 2 MB のブロック サイズのある新しい VM が正常に作成されます。


 

新しいファイル サイズを確認するには、[Configuration] > [Storage] を選択して、[Properties] をクリックします。

図 6-2 に、ds1 という名前で作成されるディスク スペースのプロパティを示します。

図 6-2 [Disk Space Properties] ウィンドウ

 


 

VM の設定

ここでは、VMware Infrastructure Client を使用した VM 設定プロセスについて説明します。

始める前に

ACS サーバのインストール前に、VM に最小で 500 GB のディスク スペースがあることを確認します。詳細については、「ESX 3.5 または 4.0 サーバの設定」を参照してください。

VM を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ESX サーバにログインします。

ステップ 2 VMware Infrastructure Client の左側のペインで、ホスト コンテナを右クリックして、[New Virtual Machine] を選択します。

[New Virtual Machine] ウィザードが表示されます。

ステップ 3 [Configuration Type] ダイアログボックスで、図 6-3 に示すように VM 設定として [Typical] を選択して、[Next] をクリックします。

図 6-3 [Virtual Machine Configuration] ダイアログボックス

 

[Name and Location] ダイアログボックスが表示されます。(図 6-4

ステップ 4 VM を参照するために使用する名前を入力して、[Next] をクリックします。

図 6-4 [Name and Location] ダイアログボックス

 


ヒント VM ホストに使用するホスト名を使用します。


[Datastore] ダイアログボックスが表示されます。(図 6-5

ステップ 5 最小で 500 GB の空きスペースが使用可能なデータストアを選択して、[Next] をクリックします。

図 6-5 [Datastore] ダイアログボックス

 

[Guest Operating System] ダイアログボックスが表示されます。(図 6-6

ステップ 6 [Linux] オプション ボタンをクリックして、[Version] ドロップダウン リストから [Other Linux (32-bit)] を選択します。

図 6-6 [Guest Operating System] ダイアログボックス

 

[Number of Virtual Processors] ダイアログボックスが表示されます。(図 6-7

ステップ 7 [Number of virtual processors] ドロップダウン リストから、[2](2 つ使用可能な場合)を選択します。または、選択して [Next] をクリックすることもできます。

図 6-7 [Number of Virtual Processors] ダイアログボックス

 

[Memory Configuration] ダイアログボックスが表示されます。(図 6-8

ステップ 8 4096 MB と入力して、[Next] をクリックします。

図 6-8 [Memory Configuration] ダイアログボックス

 

[NIC Configuration] ダイアログボックスが表示されます。(図 6-9

ステップ 9 [1 NIC] を選択して、[Next] をクリックします。

図 6-9 [NIC Configuration] ダイアログボックス

 

[Virtual Disk Capacity] ダイアログボックスが表示されます。(図 6-10

ステップ 10 [Disk Size] フィールドに 500 GB と入力して、[Next] をクリックします。

図 6-10 [Virtual Disk Capacity] ダイアログボックス

 

[Ready to Complete New Virtual Machine] ダイアログボックスが表示されます。(図 6-11

ステップ 11 新規作成された VM の [Name]、[Guest OS]、[Virtual CPU]、[Memory]、および [Virtual Disk Size] など、設定の詳細を確認します。

図 6-11 [Ready to Complete] ダイアログボックス

 

ステップ 12 [Finish] をクリックします。

VM がインストールされます。


 

新たに作成した VM をアクティブにするには、左側のペインで VM を右クリックして、[Power On] を選択します。

ACS サーバをインストールするための VM の準備

VM を設定したら、ACS サーバをインストールできます。ACS インストール ディスクから ACS サーバをインストールするには、ACS インストール ディスクから起動するよう VM を設定する必要があります。

VM は、ACS 5.2 DVD をブートオフするよう仮想 DVD ドライブを使用して設定する必要があります。

これは、ご使用の環境に応じて異なる方法を使用して実行できます。

VMware ESX サーバ ホストの DVD ドライブを使用して VM を設定するには、「DVD ドライブを使用した VM の設定」を参照してください。

DVD ドライブを使用した VM の設定

ここでは、VMware ESX サーバ ホストの DVD ドライブを使用して ACS インストール ディスクから起動するよう VM を設定する方法について説明します。

DVD ドライブを使用して VM を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 VMware Infrastructure Client で、新たに作成した VM を強調表示して、[Edit Virtual Machine Settings] を選択します。

[Virtual Machine Properties] ウィンドウが表示されます。図 6-12に、ACS 5.2 という名前で作成される VM のプロパティを示します。

図 6-12 [Virtual Machine Properties] ダイアログボックス

 

ステップ 2 [Virtual Machine Properties] ダイアログボックスで、[CD/DVD Drive 1] を選択します。

[CD/DVD Drive1 properties] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 3 [Host Device] オプションを選択して、ドロップダウン リストからご使用の DVD ホスト デバイスを選択します。

ステップ 4 [Connect at Power On] オプションを選択して、[OK] をクリックして設定を保存します。

これで、VMware ESX サーバの DVD ドライブを使用して、ACS サーバをインストールできるようになりました。


 

設定が完了したら、[Console] タブをクリックして、左側のペインから VM を右クリックして、[Send Ctrl+Alt+Del] を選択して VM を再起動します。

ACS サーバのインストール

ここでは、VMware ESX 3.5 または 4.0 での ACS サーバのインストール プロセスについて説明します。

ACS サーバをインストールするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 VMware Infrastructure Client にログインします。

ステップ 2 ACS 5.2 インストール ディスクを VMware ESX ホストの CD/DVD ドライブに挿入して、VM の電源をオンにします。

次の URL の Cisco Software Download サイトから、ACS 5.2 ソフトウェアをダウンロードすることもできます。
http://www.cisco.com/public/sw-center/index.shtml

インストール後に永続ライセンスをインストールしないと、ACS によって自動的に 90 日間評価ライセンスがインストールされます。

ACS 5.2 インストール ディスクが起動したら、コンソールに次のように表示されます。

Welcome to Cisco Secure ACS 5.2 Recovery

To boot from the hard disk press <Enter>

Available boot options:

[1] Cisco Secure ACS 5.2 Installation (Monitor/Keyboard)

[2] Cisco Secure ACS 5.2 Installation (Serial Console)

[3] Reset Administrator Password (Keyboard/Monitor)

[4] Reset Administrator Password (Serial Console)

<Enter> Boot from hard disk

Please enter boot option and press <Enter>.

boot: 1

初期セットアップを実行するには、モニタとキーボード ポートまたはコンソール ポートのいずれかを選択できます。

ステップ 3 システム プロンプトで、 1 を入力してモニタとキーボード ポートを選択するか、 2 と入力してコンソール ポートを選択して、Enter を押します。

これによって、VM で ACS サーバのインストールが開始します。


) インストール プロセスが完了するまで、20 分かかります。


インストール プロセスが終了すると、VM は自動的に再起動します。

VM の再起動時に、コンソールに次のように表示されます。

Type 'setup' to configure your appliance

localhost:

ステップ 4 システム プロンプトで、 setup と入力して、Enter を押します。

[Setup Wizard] が表示され、ウィザードに従って初期設定を実行します。セットアップ プロセスの詳細については、「セットアップ プログラムの実行」を参照してください。


 

VMWare 強化の要件

VMware サーバと、VMware が実行されているオペレーティング システムの両方を、VMware とオペレーティング システムのベンダーによって指定されたガイドラインに従って強化する必要があります。

詳細については、VMware サポート Web サイトを参照してください。