Cisco Secure Access Control Server View インストレーション セットアップ ガイド Release 4.0
ACS View アプライアンスの設置
ACS View アプライアンスの設置
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

ACS View アプライアンスの設置

ラックマウント構成に関する注意事項

2 ポスト ラックマウント ハードウェア キット

2 ポスト ラックへの ACS View アプライアンスの設置

2 ポスト ラックへのミッドマウント

フロント ベゼルおよびアプライアンス ハンドルの取り外し

アプライアンスへのラックマウント ブラケットの取り付け

センター ポストへの L 字金具の取り付け

ラックへのアプライアンスの設置

2 ポスト ラックへのフロントマウント

フロント ベゼルおよびアプライアンス ハンドルの取り外し

アプライアンスへのラックマウント ブラケットの取り付け

ラック ポストへの L 字金具の取り付け

ラックへのアプライアンスの設置

4 ポスト ラックへの ACS View アプライアンスの設置

4 ポスト ラックマウント ハードウェア キット

角穴のラックへのスライド レールの設置

ラック タイプに応じたマルチピン アダプタのセット

ラックへのスライド レールの設置および固定

丸穴のラックへのスライド レールの設置

スライド レールへのアプライアンスの設置

ケーブルの接続

AC 電源への接続

ネットワーク インターフェイスの接続

コンソールの接続

ケーブル管理

ACS View アプライアンスへの電源投入

電源投入に関するチェックリスト

電源投入の手順

LED の確認

ACS View アプライアンスの取り外しまたは交換

ACS View アプライアンスの設置

この章では、ACS View アプライアンスの設置方法と、アプライアンスをネットワークに接続する方法について説明します。

この章は、次の項で構成されています。

「ラックマウント構成に関する注意事項」

「2 ポスト ラックへの ACS View アプライアンスの設置」

「4 ポスト ラックへの ACS View アプライアンスの設置」

「ケーブルの接続」

「ACS View アプライアンスへの電源投入」

「ACS View アプライアンスの取り外しまたは交換」

設置を始める前に、『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Application Deployment Engine (ADE) 1010 and 2120 Series Appliance 』を参照してください。


警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030



警告 この装置は、立ち入り制限区域内に設置することが前提となっています。立ち入り制限区域とは、鍵などの特殊な保安手段を使用して出入りできる場所です。 ステートメント 1017


ラックマウント構成に関する注意事項

各 ACS View アプライアンスには、一組のラック ハンドルが付いています(出荷時に設置されています)。このハンドルは、後でアプライアンスを 4 ポスト ラックに設置するときに使用する必要があります。アプライアンスは、2 および 4 ポスト ラック仕様に準拠する 19 インチ(48.3 cm)装置ラック(ラックの内側の幅は 17.5 インチ(44.45 cm))に、フロント(フラッシュ)マウントまたはミッドマウントできます。「アプライアンスへのラックマウント ブラケットの取り付け」の説明に従って、アプライアンスをブラケットに取り付けます。アプライアンスをラックに設置する場合は、縦方向の取り付けスペースとして EIA 1.75 インチ(4.4 cm)または 1 Rack Unit(RU; ラック単位)が必要です(「2 ポスト ラックへの ACS View アプライアンスの設置」を参照)。


注意 冷却用空気が前面から吸い込まれ、アプライアンス内を循環して、背面から排出されるようにするため、ACS View アプライアンスの前面および背面にクリアランスを確保する必要があります。

「ラックを設置する場合の注意」および次の情報は、装置ラックの構成を計画する場合に役立ちます。

アプライアンスを装置ラックに設置する場合は、ラックを床にボルトで確実に固定してください。

複数のアプライアンスをラックに設置する可能性があるため、設置したアプライアンスすべての重量によってラックが不安定にならないようにしてください。


注意 ラック内の装置の重量を考慮し、必要であれば、装置ラックを天井用ブラケットにも固定してください。アプライアンスの設置に使用するラックは、建物の構造に確実に固定してください。

「エアーフローに関する注意事項」で説明したように、適切な吸気と排気を実現するため、アプライアンスの前面および背面に 6 インチ(15.2 cm)のクリアランスを確保してください。

ラックの内部が過密状態になっている場合は、アプライアンスを設置しないでください。ラック内の他のアプライアンスにおける吸排気の流れによって、アプライアンスにおける冷却用空気の通常の流れが妨げられることがあります。その結果、アプライアンス内が過熱状態になる可能性が高まります(過熱状態の詳細については、「過熱保護」を参照してください)。

アプライアンスの保守のために、ラックの前面および背面に少なくとも 24 インチ(61 cm)のクリアランスを確保してください。


注意 アプライアンスの過熱を防ぐため、空気の循環や空調が不十分な閉鎖型ラックまたは室内にはアプライアンスを設置しないでください。

ケーブルの管理については、現地の慣行に従ってください。アプライアンスに接続されているケーブルによって、装置の保守やアップグレード作業が妨げられないようにしてください。

2 ポスト ラックマウント ハードウェア キット

図4-1に、ACS View アプライアンスを 2 ポスト ラックに設置するためのブラケットを示します。表4-1に、ラックマウント ハードウェア キット
(シスコ部品番号 CADE-1U-BRACKETS)の内容を示します。

図4-1 ラックマウント ブラケット

 

 

1

アプライアンス ブラケット(2)

2

L 字金具(2)


) 上記の品目のほか、ラックマウント キットには、背面ブラケット(2)と止め金具パックも含まれています(図4-2および表4-1を参照)。


図4-2 止め金具パック

 

 

表4-1 止め金具パック

品目番号
説明
数量
1

ラック ネジ(No.10-32 × 1/2 インチ(1.27 cm))

8

2

六角ネジ

4

3

ネジ(No.10-32 × 7/8 インチ(2.22 cm))

2

4

ハンドル スペーサ

2

5

ナット バー

4

6

アプライアンス ディスク

2

2 ポスト ラックへの ACS View アプライアンスの設置


警告 アプライアンスをラックに設置し、スライド レールに沿って完全に引き出すと、ラックが不安定になって転倒し、大けがを引き起こす可能性があります。レールの引き延ばしや地震によってラックが不安定になる危険性を排除するため、ラックは床に固定してください。


通常、ACS View アプライアンスは、アプライアンスの前面に取り付けられたラックマウント ブラケットを使用して、19 インチ(48.3 cm)の 2 ポスト装置ラックに設置されます。2 本のポストまたは取り付け板(左と右)の内側の間隔は、少なくとも 17.5 インチ(44.45 cm)である必要があります。装置ラックについては、「製品の概要」を参照してください。

冷却用空気の吸気口と排気口はそれぞれアプライアンスの前面と背面にありますが、ラック内に複数のアプライアンスを積み重ねる場合は、縦方向に少なくとも 1.5 インチ(3.81 cm)のクリアランスを確保することをお勧めします。

アプライアンスを装置ラックに固定するには、4 個の取り付けネジ(付属品)を両側に取り付けるか、現地の慣行に従ってアプライアンスを装置ラックに設置する必要があります。ラックマウント ブラケットがしっかり固定されていることを確認してください。詳細については、「アプライアンスへのラックマウント ブラケットの取り付け」を参照してください。

次に、アプライアンスを装置ラックに設置する作業の概要を示します。


注意 けがを防ぐため、アプライアンスを装置ラックに設置する前に、「安全に関する推奨事項」および 「ラックマウント構成に関する注意事項」を参照してください。


ステップ 1 アプライアンスを設置する装置ラック内の位置を特定します。

ステップ 2 障害物がないこと、および装置が安定していることを確認します。

ステップ 3 アプライアンスのブラケットの穴とラックの穴の位置が合うように、アプライアンスを装置ラックに配置し、4 個の No.10-32 × 1/2 インチのラック ネジで固定します(両側)。アプライアンスをラックに設置するには 2 人必要です。1 人がアプライアンスを保持し、もう 1 人がラックに固定します。


) 装置ラックの縦方向の間隔は最低 1.75 インチ(4.44 cm)で、取り付け穴の間隔は 1.5 インチ(3.81 cm)です。


ステップ 4 No.2 プラス ドライバを使用してネジを締めます(両側)。


 

フロント ベゼルおよびアプライアンス ハンドルの取り外し


) 次の手順では、ACS View アプライアンスの出荷時にフロント ベゼルとハンドルが設置されていることを前提としています。


DVD-ROM および電源ボタンにアクセスするには、フロント ベゼルを取り外す必要があります。ベゼルはロックされていません。


ステップ 1 ベゼルを取り外すには、ベゼルをアプライアンスから引き抜きます(図4-3を参照)。

図4-3 アプライアンスからのフロント ベゼルの取り外し

 

ステップ 2 ベゼルを元に戻す場合は、ベゼルのセンター ノッチとアプライアンス ハンドルのセンター ガイドの位置を合せて、ベゼルをアプライアンスの前面に押し込みます(カチッと鳴って止まります)。

ステップ 3 各アプライアンス ハンドルから 2 つのネジ(図4-4を参照)を取り外して、ハンドルを取り外します。

図4-4 アプライアンスからのハンドルの取り外し

 

ステップ 4 ベゼルをアプライアンスに取り付けておく場合は、ネジを元に戻します。


 

設置を続行するには、次の「 アプライアンスへのラックマウント ブラケットの取り付け 」の項に進みます。

アプライアンスへのラックマウント ブラケットの取り付け

始める前に、止め金具パックに含まれている No.10-32 × 1/2 インチ ネジ(図4-2を参照)を調べ、サイズがラックに適合しているかどうかを確認してください。適合していない場合は、適合するネジを入手し、「ラック ネジ」が必要な手順で使用してください。

ブラケットをアプライアンスに取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 マウント ブラケット(図4-5の位置 1 を参照)を、アプライアンスの片側のミッドマウント位置に配置します。

図4-5 ブラケットの取り付け

 

 

1

マウント ブラケット

3

アプライアンスのタブ

2

マウント ブラケットの穴

4

六角ネジ

ステップ 2 ブラケットの穴(図4-5の位置 2 を参照)とアプライアンスのタブ(図4-5の位置 3 を参照)の位置を合せて、ブラケットをアプライアンスに押し付けます。

ステップ 3 ブラケットをアプライアンスの前面方向へ可能な限りスライドさせます。

ステップ 4 六角ネジ(図4-5の位置 4 を参照)を差し込み、No.2 プラス ドライバを使用してブラケットをアプライアンスに固定します。

ステップ 5 残りのラックマウント ブラケットについて、ステップ 2 4 を繰り返します。

ステップ 6 これで、アプライアンスを 2 ポスト ラックに設置する準備が整いました。


 

設置を続行するには、次の「 センター ポストへの L 字金具の取り付け 」の項に進みます。

センター ポストへの L 字金具の取り付け

L 字金具をセンター ポストに取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 L 字金具(図4-6の位置 1 を参照)をセンター ポスト(図4-6の位置 3 を参照)の前面側に配置します。

図4-6 センター ポストへの L 字金具の取り付け

 

 

1

L 字金具

3

右側のセンター ポストの前面側

2

ラック ネジ

ステップ 2 ラック ネジ(図4-6の位置 2 を参照)を使用して L 字金具をセンター ポストに取り付けます。この時点では、ネジをきつく締めないでください。

ステップ 3 残りの L 字金具について、ステップ 1 および 2 を繰り返します。


 

設置を続行するには、次の「 ラックへのアプライアンスの設置 」の項に進みます。

ラックへのアプライアンスの設置


注意 アプライアンスを持ち上げてラックに取り付ける作業は、2 人で行ってください。必要であれば、適切な吊り上げ装置を使用してください。完全装備の ACS View アプライアンスの重量は、約 33 ポンド(14.96 kg)です。

アプライアンスをラックに設置するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 1 人がラックの前面に立ち、もう 1 人がラックの背面に立ちます。

ステップ 2 L 字金具(図4-7の位置 1 を参照)がアプライアンスのマウント ブラケット(図4-7の位置 2 を参照)に差し込まれるように、アプライアンスを配置します。

図4-7 アプライアンスのマウント ブラケットに差し込まれた L 字金具(正面図)

 

 

1

L 字金具

3

L 字金具の調節

2

アプライアンスのマウント ブラケット

ステップ 3 1 人がアプライアンスの重量を支えている間に、もう 1 人が L 字金具を調節してアプライアンス ブラケットに密着させる必要があります(図4-7の位置 3 を参照)。

ステップ 4 アプライアンスをラックの前面方向へスライドさせ、アプライアンスのマウント ブラケットの前面がセンター ポストの背面に当たったところで止めます。

ステップ 5 ラック ネジを使用して、マウント ブラケットの前面をセンター ポストの前面に固定します(図4-8を参照)。

図4-8 ラックへのアプライアンスの設置

 

 

1

ミッドマウント位置のアプライアンス マウント ブラケット

2

ラック ネジ

ステップ 6 すべてのネジを締めます。


 

2 ポスト ラックへのフロントマウント


警告 ACS View アプライアンスのラックマウント キットには、システムを 2 ポストのフロントマウント専用構成に設置するためのオプションが用意されています。ただし、このオプションの使用は、ほとんどのラック システムではお勧めできません。フロントマウント専用構成を使用する場合は、ラック ベンダーに問い合せて、該当のラックがこのマウント構成で受ける過度の重量およびストレスに耐えるように設計されていることを確認することを強くお勧めします。ラックがこのような負荷に耐えるように設計されていない場合は、ラックに構造上の障害が発生することがあります。可能であれば、2 ポストのミッドマウント構成または 4 ポスト構成を使用する必要があります。


この項では、次のトピックについて取り上げます。

「フロント ベゼルおよびアプライアンス ハンドルの取り外し」

「アプライアンスへのラックマウント ブラケットの取り付け」

「ラック ポストへの L 字金具の取り付け」

「ラックへのアプライアンスの設置」

フロント ベゼルおよびアプライアンス ハンドルの取り外し


) 次の手順では、ACS View アプライアンスの出荷時にフロント ベゼルとハンドルが設置されていることを前提としています。


DVD-ROM および電源ボタンにアクセスするには、フロント ベゼルを取り外す必要があります。ベゼルはロックされていません。


ステップ 1 ベゼルを取り外すには、ベゼルをアプライアンスから引き抜きます(図4-9を参照)。

図4-9 アプライアンスからのフロント ベゼルの取り外し

 

ステップ 2 ベゼルを元に戻す場合は、ベゼルのセンター ノッチとアプライアンス ハンドルのセンター ガイドの位置を合せて、ベゼルをアプライアンスの前面に押し込みます(カチッと鳴って止まります)。

ステップ 3 各アプライアンス ハンドルから 2 つのネジ(図4-10を参照)を取り外して、ハンドルを取り外します。

図4-10 アプライアンスからのハンドルの取り外し

 

ステップ 4 ベゼルをアプライアンスに取り付けておく場合は、ネジを元に戻します。


 

設置を続行するには、次の「 アプライアンスへのラックマウント ブラケットの取り付け 」の項に進みます。

アプライアンスへのラックマウント ブラケットの取り付け

始める前に、止め金具パックに含まれている No.10-32 × 1/2 インチ ネジ(図4-2を参照)を調べ、サイズがラックに適合しているかどうかを確認してください。適合していない場合は、適合するネジを入手し、「ラック ネジ」が必要な手順で使用してください。

ブラケットをアプライアンスに取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 マウント ブラケット(図4-11の位置 1 を参照)を、アプライアンスの片側のフロントマウント位置に配置します。

図4-11 ブラケットの取り付け

 

 

1

フロントマウント位置のアプライアンス マウント ブラケット

3

アプライアンスのタブ

2

ブラケットの穴

4

六角ネジ

ステップ 2 ブラケットの穴(図4-11の位置 2 を参照)とアプライアンスのタブ(図4-11の位置 3 を参照)の位置を合せて、ブラケットをアプライアンスに押し付けます。

ステップ 3 ブラケットをアプライアンスの前面方向へスライドさせ、ブラケットの一番前の穴をアプライアンスの 2 番目の穴に合せます(アプライアンスの一番前の穴を使用すると、ブラケットの穴とは位置が合いません)。

ステップ 4 六角ネジ(図4-11の位置 4 を参照)を使用してブラケットをアプライアンスに取り付け、No.2 プラス ドライバを使用してブラケットをアプライアンスに固定します。

ステップ 5 残りのラックマウント ブラケットについて、ステップ 2 4 を繰り返します。

ステップ 6 これで、アプライアンスを 2 ポスト ラックに設置する準備が整いました。


 

設置を続行するには、次の「 ラック ポストへの L 字金具の取り付け 」の項に進みます。

ラック ポストへの L 字金具の取り付け

L 字金具をセンター ポストに取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 L 字金具(図4-12の位置 1 を参照)を片側のポスト(図4-12の位置 3 を参照)の背面側に配置します。

ステップ 2 ラック ネジ(図4-12の位置 2 を参照)を使用して L 字金具をセンター ポストに取り付けます。この時点では、ネジをきつく締めないでください。

ステップ 3 残りの L 字金具について、ステップ 1 および 2 を繰り返します。


 

図4-12 センター ポストへの L 字金具の取り付け

 

 

1

L 字金具

3

右側のセンター ポストの前面側

2

ラック ネジ

設置を続行するには、次の「 ラックへのアプライアンスの設置 」の項に進みます。

ラックへのアプライアンスの設置


注意 アプライアンスを持ち上げてラックに取り付ける作業は、2 人で行ってください。必要であれば、適切な吊り上げ装置を使用してください。完全装備の ACS View アプライアンスの重量は、約 33 ポンド(14.96 kg)です。

アプライアンスをラックに設置するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 1 人がラックの前面に立ち、もう 1 人がラックの背面に立ちます。

ステップ 2 L 字金具(図4-13の位置 1 を参照)がアプライアンスのマウント ブラケット(図4-13の位置 2 を参照)に差し込まれるように、アプライアンスを配置します。

図4-13 シャーシのマウント ブラケットに差し込まれた L 字金具

 

 

1

L 字金具

3

L 字金具の調節

2

アプライアンスのマウント ブラケット

ステップ 3 背面にいる 1 人がアプライアンスの重量を支えている間に、もう 1 人が L 字金具を調節してアプライアンス ブラケットに密着させる必要があります(図4-13の位置 3 を参照)。

ステップ 4 アプライアンスをラックの背面方向へスライドさせ、アプライアンス ブラケットの前面がセンター ポストの前面に当たったところで止めます。

ステップ 5 ラック ネジを使用して、マウント ブラケットの前面をセンター ポストの前面に固定します(図4-14を参照)。

図4-14 ラックへのアプライアンスの設置

 

ステップ 6 すべてのネジを締めます。


 

4 ポスト ラックへの ACS View アプライアンスの設置


警告 アプライアンスをラックに設置し、スライド レールに沿って完全に引き出すと、ラックが不安定になって転倒し、大けがを引き起こす可能性があります。レールの引き延ばしや地震によってラックが不安定になる危険性を排除するため、ラックは床に固定してください。


この項では、次のトピックについて取り上げます。

「ラック タイプに応じたマルチピン アダプタのセット」

「ラックへのスライド レールの設置および固定」

「丸穴のラックへのスライド レールの設置」

「スライド レールへのアプライアンスの設置」

4 ポスト ラックマウント ハードウェア キット

図4-15に、ACS View アプライアンスを 4 ポスト ラックに設置するためのレールを示します。表4-2に、ラックマウント ハードウェア キット(シスコ部品番号 CADE-1U-RAILS)の内容を示します。

図4-15 スライド レール ハードウェアのリリース レバー

 

 

1

スライド リリース レバー

2

コンポーネント リリース レバー

 

表4-2 ラックマウント ハードウェア キット

品目
数量

スライド レール

2

マルチピン アダプタ

4

止めネジ

4

ラックの穴のタイプによっては、次に示すように、別のハードウェアを使用してアプライアンスをラックに取り付けます。

角穴のラックの場合は、マルチピン アダプタを使用してアプライアンスをラックに取り付けます。設置キットには、マルチピン アダプタをラックに設置した後で固定するための止めネジが 4 個含まれています(表4-2を参照)。

丸穴のラックの場合は、マルチピン アダプタではなくラック ネジを使用します。ラック ネジは設置キットに含まれています。


) 各レールは、レールを完全に引き延ばすときにスライドする 3 つの部品で構成されています。最も内側の部品を構成するリリース レバーなどの要素(図4-15を参照)にアクセスするには、最も内側の部品の端をつかんで、外側の部品の中から強く引き出します。


設置を続行するには、次の「 角穴のラックへのスライド レールの設置 」の項に進みます。

角穴のラックへのスライド レールの設置

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「ラック タイプに応じたマルチピン アダプタのセット」

「ラックへのスライド レールの設置および固定」

ラック タイプに応じたマルチピン アダプタのセット

マルチピン アダプタを使用すると、角形または丸形の取り付け穴のラックで、スライド レールを使用することができます。

ラック タイプに応じてアダプタをセットするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 各スライド レールにおいて、必要に応じて、取り付け穴のタイプと一致するようにマルチピン アダプタの位置を逆にします。マルチピン アダプタを取り外すには、スイベル ロックを上に回し、取り付けピンを両側から押さえながら、アダプタをマルチピン ブラケットから引き抜きます。

ステップ 2 マルチピン アダプタを設置するには、ピンを両側から押さえながら、アダプタをブラケットに差し込みます。マルチピン アダプタは、ブラケットに完全にロックされる必要があります。マルチピン アダプタの両方の取り付けピンがマルチピン ブラケットに完全に固定されたことを確認したら、スイベル ロックを使用してマルチピンを所定の位置にロックします。

ステップ 3 各スライド レールの両端について、ステップ 1 および 2 を繰り返します。

ステップ 4 アダプタを所定の位置にロックするには、次の手順を実行します。

a. スイベル ロックを「上」に回します(図4-16の左側の図を参照)。ピンを両側から押さえながら、マルチピン アダプタのラック接合端をブラケット内の対応する穴に差し込みます(図のように、スロット ピンが「上」になるようにして、アダプタをブラケットに差し込みます)。

図4-16 アダプタの所定の位置へのロック

 

b. マルチピン アダプタがブラケットに完全に固定されたら、スイベル ロックを閉めます(図4-16の右側の図を参照)。

c. アダプタが正しく固定されていれば、スイベル ロックは容易に回転して、完全にロックします(閉まります)。


 

設置を続行するには、次の「 ラックへのスライド レールの設置および固定 」の項に進みます。

ラックへのスライド レールの設置および固定


注意 前後の高さが合っていない穴にスライド レールを設置すると、スライド レールが破損したり、設置状態が不安定になったりすることがあります。

スライド レールをラックに設置するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ラックの 4 本の支柱すべてにおいて、スライド レールを設置するラック内の縦方向の位置を特定します。特定のラック単位(RU)の取り付け位置に対応する一番上の取り付け穴には、通常、マークが付いているか、穴が空いています(図4-17を参照)。

図4-17 ラックの取り付け位置のマーク

 

ステップ 2 ステップ 1 で特定した穴に着目しながら、左側のスライド レールと取り付け穴の位置を合せます。

ステップ 3 スライド レールを目的のラックマウント位置で保持します。スライド レールの背面において、マルチピン アダプタの取り付けピンを両側から押さえながら(図4-18の位置 1 を参照)、スライド レールをラック ポストに差し込みます(図4-18の位置 2 を参照)。

図4-18 取り付け穴へのアダプタ ピンの差し込み

 

次の表に、アダプタ ピンをラックに差し込む場合の正しい方法と誤った方法の例を示します(図4-19を参照)。

 

1

マルチピン アダプタのピンが、ラック穴に完全に固定されています。また、一番上のピンが差し込まれたラック穴と、RU の丸穴の位置が合っています。

2

マルチピン アダプタのピンが、ラック穴に完全には固定されていないことに注意してください。

3

一番上のピンが差し込まれたラック穴と、RU の穴の位置が合っていません。

図4-19 アダプタ ピンの差し込みに関する正しい例と誤った例

 

ステップ 4 ラックの支柱の取り付け穴が正しく選択されていることを確認し、スライド レールのフロントマウント位置で、ステップ 2 を繰り返します。スライド レールが水平になっていることを確認します。

ステップ 5 スライド レールをいっぱいに引き出して、完全に延ばします(ロックされます)。スライド エクステンション リリース レバーを押して、ロックをリリースします。スライド レールを可動範囲全体にわたって前後に動かし、正常に動くことを確認します。

正常に動かない場合は、取り付け位置を再確認してください。

ステップ 6 右側のスライド レールについて、ステップ 2 5 を繰り返し、左側のスライド レールに対して平行および水平になっていることを確認します。


 

設置を続行するには、「 丸穴のラックへのスライド レールの設置 に進みます。

丸穴のラックへのスライド レールの設置

丸穴のラックにスライド レールを設置するには、ラック ネジが必要です(ラックマウント設置キットには含まれていません)。設置を始める前に、適切なラック ネジを入手してください。


注意 前後の高さが合っていない穴にスライド レールを設置すると、スライド レールが破損したり、設置状態が不安定になったりすることがあります。


) 丸穴のラックにレール ハードウェアを設置する場合は、ブラケットが外を向くようにして、レールをラックの内側に配置する必要があります。この配置にすると、アプライアンスをスライドさせるポスト間のスペースが狭くなります。アプライアンスをラックにスライドさせるスペースが十分にあることを確認してください。

必要なクリアランスは、約 17.4 インチ(44.2 cm)です。


 

丸穴のラックにスライド レールを設置する場合、マルチピン アダプタは必要ありません。マルチピン アダプタがすでにスライド レールに設置されている場合、アダプタを取り外すには、スイベル ロックを上に回し、取り付けピンを両側から押さえながら、アダプタをマルチピン ブラケットから引き抜きます(図4-16を参照)。

スライド レールをラックに設置するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ラックの 4 本の支柱すべてにおいて、スライド レールを設置するラック内の縦方向の位置を特定します。特定のラック単位(RU)の取り付け位置に対応する一番上の取り付け穴には、通常、マークが付いているか、穴が空いています。

ステップ 2 ステップ 1 で特定した穴に着目しながら、左側のスライド レールと取り付け穴の位置を合せます。

ステップ 3 スライド レールを目的のラックマウント位置で保持します。この場合、ブラケットが外を向くようにして、レールをラックの内側に配置します。スライド レールの背面において、背面ブラケットをラックのリア ポストに押し付け、ラック ネジを使用してブラケットをラックに固定します。

ステップ 4 フロント レール ポストで適切な取り付け穴を選択したこと(レールが水平になっていること)を確認し、前面ブラケットをフロント ポストに押し付け、ラック ネジを使用してブラケットをラックに固定します。

ステップ 5 スライド レールをいっぱいに引き出して、完全に延ばします(ロックされます)。スライド エクステンション リリース レバーを押して、ロックをリリースします。スライド レールを可動範囲全体にわたって前後に動かし、正常に動くことを確認します。

正常に動かない場合は、取り付け位置を再確認してください。

ステップ 6 右側のスライド レールについて、ステップ 2 5 を繰り返し、左側のスライド レールに対して平行および水平になっていることを確認します。


 

設置を続行するには、次の「 スライド レールへのアプライアンスの設置 」の項に進みます。

スライド レールへのアプライアンスの設置

ACS View アプライアンスをスライド レールに設置するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 両側のスライド レールをいっぱいに引き出して、完全に延ばします(ロックされます)。

ステップ 2 取り付け用突起と、スライド レールの取り付けチャネルの位置を合せます(図4-20を参照)。

図4-20 スライド レールと取り付け用突起の位置合せ

 

ステップ 3 コンポーネントの取り付け用突起を、スライド レールの取り付けチャネルに慎重に差し込みます。コンポーネントの取り付け用突起が、取り付けチャネルに完全に固定されるようにします。

(各スライド レールの)コンポーネント リリース レバーは、突起が取り付けチャネルに完全に固定されると回転してロックし、リリースを押すと回転して突起をリリースします。コンポーネント リリース レバーがロックされていることを確認します。

ステップ 4 左側と右側のスライド エクステンション リリース レバーを押したまま、コンポーネントとスライド レールをゆっくりとスライドさせて、完全に収納します。


 

ケーブルの接続

この項では、ACS View アプライアンスをネットワークおよびアプライアンス コンソールに接続する方法について説明します。次のトピックについて取り上げます。

「ネットワーク インターフェイスの接続」

「コンソールの接続」

「ケーブル管理」

図4-21 ACS View アプライアンスの背面図

 

 

1

AC 電源コンセント

7

NIC 2 ポート LED(アクティビティ)

2

PS/2 コネクタ(マウス)

8

NIC 2 ポート LED(リンク)

3

PS/2 コネクタ(キーボード)

9

2 つの USB ポート(2.0)

4

シリアル(EIA/TIA-232)コンソール ポート

10

NIC 1 ポート(10/100/1000 Mb/s)またはイーサネット 0

5

ビデオ(VGA)ポート

11

PCI アダプタ カード スロット(拡張)

6

NIC 2 ポート(10/100/1000 Mb/s)またはイーサネット 1

AC 電源への接続

図4-21は、ACS View アプライアンスの背面パネルと、各種のケーブル接続を示しています。AC 電源コードを背面パネルの左側のコンセント(番号 1)に接続します。電源コードの反対側を AC 電源に接続します。

ネットワーク インターフェイスの接続


警告 雷が発生しているときは、システムに手を加えたり、ケーブルの接続または取り外しを行ったりしないでください。ステートメント 1001


この項では、ACS View アプライアンスのネットワーク インターフェイス コネクタ(NIC)ポートに接続する方法について説明します。

RJ-45 ポートでは、標準のストレート型およびクロス型のカテゴリ 5 シールドなしツイストペア(UTP)ケーブルがサポートされています。シスコでは、カテゴリ 5 UTP ケーブルを提供していません。市販のケーブルを購入してください。

ケーブルをアプライアンスのネットワーク インターフェイス コネクタ(NIC)ポートに接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 アプライアンスの電源がオフになっていることを確認します。

ステップ 2 ケーブルの一端をアプライアンスの NIC ポートに接続します。ケーブルのピン配置については、「イーサネット ポート コネクタ」を参照してください。

ステップ 3 ケーブルの反対側をネットワークのハブまたはスイッチに接続します。


 

コンソールの接続


警告 雷が発生しているときは、システムに手を加えたり、ケーブルの接続または取り外しを行ったりしないでください。ステートメント 1001


ACS View アプライアンスには、アプライアンスにコンソール端末を接続するための DCE モード コンソール ポートが搭載されています。

アプライアンスのコンソール ポートには、DB-9 シリアル コネクタが使用されています(詳細については、「シリアル(コンソール)ポート」を参照してください)。

端末またはターミナル エミュレーション ソフトウェアを実行する PC を ACS View アプライアンスのコンソール ポートに接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ヌルモデム ケーブルを使用して、端末をコンソール ポートに接続します。ケーブルのピン配置については、「シリアル(コンソール)ポート コネクタ」を参照してください。

ステップ 2 端末またはターミナル エミュレーション ソフトウェアを、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット、およびハードウェア フロー制御なしに設定します。


 

ケーブル管理

ケーブル管理は、アプライアンスのセットアップにおける最も視覚的な作業です。ただし、ケーブル管理は時間がかかることがあるため、見過ごされがちです。

装置ラックおよびキャビネットに収納される装置の数は、年々増加しつつあります。この増加により、ラックの内側と外側の両方で系統的にケーブル管理を行う必要性が高まっています。ケーブル管理が適切でない場合、ケーブルが破損したり、ケーブルの追加や変更に時間がかかったりするだけでなく、重要なエアーフローやアクセスが妨げられることもあります。このような問題が発生すると、装置のパフォーマンスの効率が悪くなるだけでなく、ダウンタイムにつながることもあります。

ケーブル管理向けのソリューションは多数存在します。単純なケーブル管理用のリングから、縦型または横型の収納具、あるいはトラフやラダーまで多岐にわたっています。

ACS View アプライアンスのケーブルはすべて、相互に干渉したり、装置の他の部品と干渉したりすることのないように、適切に整理する必要があります。現地の慣行に従って、アプライアンスに接続されたケーブルを適切に整理してください。

設置を続行するには、次の「 ACS View アプライアンスへの電源投入 」の項に進みます。

ACS View アプライアンスへの電源投入


警告 電源コードが接続されているときは、電源に触れないでください。システムに電源スイッチが付いている場合、電源スイッチがオフでも、電源コードが接続されていれば、電源内に入力電圧が存在します。システムに電源スイッチが付いていない場合、電源コードが接続されているときは、電源内に入力電圧が存在します。ステートメント 4



警告 この装置は、アースすることが前提となっています。通常の運用時は、必ずホストをアースに接続しておいてください。ステートメント 39


電源投入に関するチェックリスト

次の手順が完了している場合は、ACS View アプライアンスに電源を投入できます。

アプライアンスを確実に設置する。

電源コード、ネットワーク ケーブル、およびインターフェイス ケーブルを正しく接続する。

電源投入の手順

ACS View アプライアンスに電源を投入して、初期化とセルフテストを確認するには、次の手順を実行します。この手順が終了すると、アプライアンスを設定できる状態になります。


ステップ 1 「安全に関する推奨事項」を参照してください。

ステップ 2 AC 電源コードをアプライアンスの背面の電源コード コンセントに差し込みます(図4-21の位置 1 を参照)。

ステップ 3 電源コードの反対側を設置場所の電源に接続します。

ステップ 4 アプライアンスの前面の電源ボタンを押します(図4-22の位置 2 を参照)。

アプライアンスがブートし始めます。オペレーティング システムがブートしたら、基本ソフトウェアの設定を初期化できる状態になります(適切な設定手順については、アプライアンスに付属のソフトウェア インストレーション ガイドまたはユーザ ガイドを参照してください)。

図4-22 ACS View アプライアンスの正面図

 

 

1

USB ポート

4

ハードディスク ドライブのアクティビティ LED

2

電源ボタン

5

NIC 1 LED

3

アプライアンスの電源 LED

6

NIC 2 LED

LED の確認

ACS View アプライアンスが稼働状態になったら、前面パネルの LED を確認します。次の各 LED は、電源、アクティビティ、およびステータスに関する情報を示します。

ACS View アプライアンスの前面パネルの LED

アプライアンスの電源(緑色):

電源がオンのときに点灯します。

電源がオフのとき、または動作電圧のエラー状態が検出されたときは消灯します。

ハードディスクのアクティビティ(緑色):

アプライアンスのソフトウェアがブートして稼働状態になったときに点灯します。

アプライアンスがまだブートしていないとき、またはブート プロセスでエラー状態が検出されたときは消灯します。

NIC 1 または NIC 2(緑色):

パケットが転送されているときに点灯します。

パケットが転送されていないときは消灯します。

LED の詳細については、 第 7 章「トラブルシューティング」 を参照してください。

ACS View アプライアンスの取り外しまたは交換


警告 取り扱うシステムにオン/オフ スイッチが付いている場合は、事前に電源をオフにし、電源コードを取り外してください。ステートメント 1



警告 この製品を廃棄するときは、各国の法律および規制に従って処理してください。ステートメント 1040


ACS View アプライアンスをネットワークから取り外すには、電源を切り、電源コードとネットワーク ケーブルを取り外し、アプライアンスをラックから物理的に取り外します。

アプライアンスはネットワーク上で定期的に通信します。そのため、ネットワークは、アプライアンスが応答しなくなったことを検出すると、アプライアンスへの要求の送信を停止します。ユーザはこの変更には気付きません。他のアプライアンスがネットワークに接続された場合、ネットワークはこの新しいアプライアンスに要求を送信し続けるようになります。

アプライアンスを交換するには、アプライアンスをネットワークから取り外します。次に、新しいアプライアンスを設置し、取り外したアプライアンスと同じ設定パラメータを使用して設定します。