CiscoWorks LAN Management Solution 4.0 のインストールと移行
前提条件
前提条件
発行日;2012/04/12 | 英語版ドキュメント(2012/03/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

前提条件

サーバおよびクライアントでのシステムとブラウザの要件

ディスク容量の要件

オペレーティング システムの要件

ストレージ エリア ネットワークのサポート

Solaris システムのサーバ要件

Windows システムのサーバ要件

Unified Computing System(UCS)のサポート

仮想化システムのサーバ要件

クライアント システムのシステム要件

Windows Server でのターミナル サーバのサポート

Solaris パッチ

必須および推奨する Solaris パッチ

クラスタ パッチ

LMS 4.0 でのポートの使用

LMS 機能での必須デバイス クレデンシャル

前提条件

この章では、LMS 4.0 を Windows システムおよび Solaris システムにインストールするときに、あらかじめ検討しておく必要のある要素について説明します。

LMS 4.0 ソフトウェアは単独でインストールすることができ、インストールに関して旧バージョンの LMS に依存しません。

LMS 4.0 をインストールする前に、次のことを確認します。

サーバ システムとクライアント システムがハードウェアおよびソフトウェアの推奨要件を満たしている。

Windows オペレーティング システムのターミナル サービスをアプリケーション モードでディセーブルにしている。

ターミナル サーバをアプリケーション モードでイネーブルにしている場合は、ターミナル サーバをディセーブルにし、システムをリブートしてから、インストールを再開します。

ただし、ターミナル サービスをリモート管理モードでイネーブルにすることもできます。

別のサーバ上で Remote Syslog Collector(RSC)を設定している場合は、RSC を RSC 5.0 にアップグレードする必要があります。詳細については、「」を参照してください。

この章は、次の項で構成されています。

サーバおよびクライアントでのシステムとブラウザの要件

Windows Server でのターミナル サーバのサポート

Solaris パッチ

LMS 4.0 でのポートの使用

LMS 機能での必須デバイス クレデンシャル

サーバおよびクライアントでのシステムとブラウザの要件

LMS ソフトウェアをインストールするときは、推奨前提条件をシステムが満たしているかどうかについて、あらかじめ確認しておく必要があります。

LMS 4.0 のサーバおよびクライアントの推奨前提条件は、どちらのオペレーティング システムの場合も、シングルサーバ構成またはマルチサーバ構成で使用するライセンスに応じて決まります。

この項では次の内容について説明します。

ディスク容量の要件

オペレーティング システムの要件

Solaris システムのサーバ要件

Windows システムのサーバ要件

仮想化システムのサーバ要件

クライアント システムのシステム要件

ディスク容量の要件

Solaris または Windows 上に LMS 4.0 をインストールする場合、必要なディスク容量は次のとおりです。

CiscoWorks インストール ディレクトリに LMS 4.0 のアプリケーションおよびデータのための 60 GB の空き領域:LMS 50(Windows のみ)、LMS 100(Windows のみ)、LMS 300、LMS 750、LMS 1,500、および LMS 2,500 デバイス ライセンス タイプの場合

CiscoWorks インストール ディレクトリに LMS 4.0 のアプリケーションおよびデータのための 120 GB の空き領域:LMS 5,000 および LMS 10,000 デバイス ライセンス タイプの場合

ハードウェアの要件は、使用するデバイス制限付きライセンスのタイプによって異なります。

表 2-2 に、Solaris システムで LMS 4,0 をインストールするためのサーバ ハードウェア要件を示します。

表 2-3 に、Windows システムで LMS 4,0 をインストールするためのサーバ ハードウェア要件を示します。

表 2-4 に、すべてのプラットフォームでのクライアントのシステム要件を示します。

他のシスコ製アプリケーションやサードパーティ製のアプリケーションをサーバで実行する場合、要件がさらに厳しくなります。


) LMS 4.0 は、Windows 2000 サーバ、Solaris 8 サーバ、および Solaris 9 サーバではサポートされません。


オペレーティング システムの要件

表 2-1 に、オペレーティング システムの要件を示します。

表 2-1 オペレーティング システムの要件

オペレーティング システム
要件

Solaris

LMS 4.0 は、次の Solaris 10 リリースをサポートします。

Solaris 10、10/09 リリース

Solaris 10、05/09 リリース

Solaris 10、10/08 リリース

Solaris 10、05/08 リリース

Solaris 10、08/07 リリース

Solaris 10、11/06 リリース

Solaris Zones(Solaris 10 からサポート)は ORACLE の仮想化テクノロジーです( www.oracle.com )。これにより、ゾーンと呼ばれる分離された安全な環境を作成し、そこでアプリケーションを実行することができます。

LMS 4.0 は、デフォルトでは Solaris 10 オペレーティング システムのグローバル ゾーンにインストールされます。

また、LMS 4.0 はノングローバル ゾーンの完全ルート ゾーンへの LMS のインストールをサポートします。

疎ルート ゾーンはサポートされません。

ゾーンのサポートについて、特定のハードウェアまたはソフトウェアの要件はありません。LMS はノングローバル ゾーンで、グローバル ゾーンで動作するのと同じ方法で動作します。

LMS 4.0 は、論理ドメイン(LDoms)および ZFS ファイル システムもサポートします。

これらのオペレーティング システムにインストールする必要のある Solaris パッチの詳細については、「 Solaris パッチ」を参照してください。

Windows

LMS 4.0 は、次の Windows システムをサポートします。

Windows 2003 Standard Edition(SP2)

Windows 2003 Enterprise Edition (SP2)

Windows 2003 Standard Edition R2 (SP2)

Windows 2003 Enterprise Edition R2 (SP2)

Windows 2008 Server Standard Edition Release 1(SP1 および SP2)

Windows 2008 Enterprise Edition Release 1(SP1 および SP2)

(注) これらのバージョンでは、32 ビットと 64 ビットのオペレーティング システムの両方がサポートされています。

(注) Windows 2008 Server Standard および Enterprise Edition Release 2 はサポートされていません。

(注) CiscoWorks LAN Management Solution 4.1 は次のロケールのみサポートします。

US-English

日本語

LMS 4.0 は、次の仮想化システムをサポートします。

VMware ESX Server 3.0.x

VMware ESX Server 3.5.x

VMWare ESX 4.x

VMWare ESXi 4.x

Hyper V Virtualization


) LMS 10000 デバイス ライセンスでは、VMWare および Hyper V 仮想化システムはサポートされません。


ストレージ エリア ネットワークのサポート

LMS は、ファイバ チャネルによってホスト サーバと接続された Storage Area Network(SAN; ストレージ エリア ネットワーク)で動作します。SAN 環境でのサーバ要件は Windows および Solaris システムでのサーバ要件と同じです。推奨されるサーバのハードウェア要件については、「 Solaris システムのサーバ要件」および「 Windows システムのサーバ要件」を参照してください。

Solaris システムのサーバ要件

表 2-2 に、Solaris システムで LMS 4,0 をインストールするためのサーバ要件を示します。

LMS 4.0 の LMS 10,000 デバイスを管理するには、複数のサーバをセットアップする必要があります。


) LMS 50 および LMS 100 デバイス制限付きライセンス タイプは、Solaris システムではサポートされません。


表 2-2 Solaris システムの推奨サーバ ハードウェア要件

コンポーネント
推奨されるサーバ システム要件

LMS 300

1 つのデュアル コア CPU または 2 つのシングル コア CPU、4 GB のメモリと 8 GB のスワップ領域、32/64 デュアル スタック OS

LMS 750

2 つのデュアル コア CPU または 4 つのシングル コア CPU、8 GB のメモリと 16 GB のスワップ領域、32/64 デュアル スタック OS

LMS 1,500

2 つのデュアル コア CPU または 4 つのシングル コア CPU、8 GB のメモリと 16 GB のスワップ領域、32/64 デュアル スタック OS

LMS 2,500

2 つのクアッド コア CPU または 4 つのデュアル コア CPU、16 GB のメモリと 32 GB のスワップ領域、32/64 デュアル スタック OS

LMS 5,000

(注) 1 台以上のサーバを使用して、最大 5000 台のデバイスを管理できます。

2 つの 8 コア CPU または 4 つのクアッド コア CPU、16 GB のメモリと 32 GB のスワップ領域、32/64 デュアル スタック OS

LMS 10,000

ネットワーク上で最大 10,000 台のデバイスを管理し、すべての機能を使用するためには、複数のサーバを使用する必要があります。

次の機能を管理する必要があります。

別のサーバ上にある最大 5,000 台のデバイスの Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking、Fault Management、IPSLA Performance Management、および Device Performance Management 機能

1 台のサーバ上にある最大 10,000 台のデバイスの Configuration Management および Image Management 機能

(注) その他の機能は、最大 10,000 台のデバイスを管理するコンフィギュレーション サーバでディセーブルにする必要があります。

最大 10,000 台のデバイスの設定機能を管理する LMS サーバのみ:

2 つの 8 コア CPU または 4 つのクアッド コア CPU、16 GB のメモリと 32 GB のスワップ領域、32/64 デュアル スタック OS

最大 5,000 台のデバイスのその他の機能(Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking、Fault Management、IPSLA Performance Management、および Device Performance Management 機能)を管理する LMS サーバ:

2 つの 8 コア CPU または 4 つのクアッド コア CPU、16 GB のメモリと 32 GB のスワップ領域、32/64 デュアル スタック OS

Solaris システムでは、次のプロセッサがサポートされます。

UltraSPARC IIIi プロセッサ

UltraSPARC IV プロセッサ

UltraSPARC IV 以上のプロセッサ

UltraSPARC T1 プロセッサ

UltraSPARC T2 プロセッサ

UltraSPARC T2 以上のプロセッサ

SPARC64 VI プロセッサ

SPARC64 VII プロセッサ


) 最小プロセッサ速度は 1.35 GHz 以上です。


Solaris システムでの必須サーバ パッチおよび推奨サーバ パッチについては、「 Solaris パッチ」を参照してください。

Windows システムのサーバ要件

表 2-3 に、Windows システムで LMS 4,0 をインストールするためのサーバ要件を示します。

LMS 4.0 の LMS 10,000 デバイスを管理するには、複数のサーバをセットアップする必要があります。

Windows HotFix パッチの一覧については、「」を参照してください。

 

表 2-3 Windows システムの推奨サーバ ハードウェア要件

コンポーネント
推奨されるサーバ システム要件

LMS 50

1 つのデュアル コア CPU または 2 つのシングル コア CPU、4 GB のメモリと 8 GB のスワップ領域、32/64 ビット OS

LMS 100

1 つのデュアル コア CPU または 2 つのシングル コア CPU、4 GB のメモリと 8 GB のスワップ領域、32/64 ビット OS

LMS 300

1 つのデュアル コア CPU または 2 つのシングル コア CPU、4 GB のメモリと 8 GB のスワップ領域、32/64 ビット OS

LMS 750

2 つのデュアル コア CPU または 4 つのシングル コア CPU、8 GB のメモリと 16 GB のスワップ領域、32/64 ビット OS

LMS 1,500

2 つのデュアル コア CPU または 4 つのシングル コア CPU、8 GB のメモリと 16 GB のスワップ領域、64 ビット OS

LMS 2500

2 つのクアッド コア CPU または 4 つのデュアル コア CPU、16 GB のメモリと 32 GB のスワップ領域、64 ビット OS

LMS 5,000

(注) 1 台以上のサーバを使用して、最大 5000 台のデバイスを管理できます。

2 つの 8 コア CPU または 4 つのクアッド コア CPU、16 GB のメモリと 32 GB のスワップ領域、64 ビット OS

LMS 10,000

ネットワーク上で最大 10,000 台のデバイスを管理し、すべての機能を使用するためには、複数のサーバを使用する必要があります。

次の機能を管理する必要があります。

別のサーバ上にある最大 5,000 台のデバイスの Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking、Fault Management、IPSLA Performance Management、および Device Performance Management 機能

1 台のサーバ上にある最大 10,000 台のデバイスの Configuration Management および Image Management 機能

(注) その他の機能は、最大 10,000 台のデバイスを管理するコンフィギュレーション サーバでディセーブルにする必要があります。

最大 10,000 台のデバイスの設定機能を管理する LMS サーバのみ:

2 つの 8 コア CPU または 4 つのクアッド コア CPU、16 GB のメモリと 32 GB のスワップ領域、64 ビット OS

最大 5,000 台のデバイスのその他の機能を管理する LMS サーバ:

2 つの 8 コア CPU または 4 つのクアッド コア CPU、16 GB のメモリと 32 GB のスワップ領域、64 ビット OS


) 32 ビット Windows マシンで 4 GB を超えるスワップ領域を設定する場合は、複数のパーティションを作成し、各ドライブにスワップ領域を分割します。たとえば、8 GB のスワップ領域を設定するには、C:¥ に 4 GB を設定し、D:¥ に残りの 4 GB を設定します。


Windows システムでは、次のプロセッサがサポートされます。

Intel プロセッサ

Intel Xeon プロセッサ

Intel Core Duo プロセッサ T2600 ~ T2300

Intel Itanium プロセッサ(32 ビット OS のみ、1.7 GHz 以上の CPU)

Intel-VT プロセッサ(VMware 用に最適化されたハードウェア)

Intel Xeon プロセッサ 5400 シリーズ

Intel Xeon プロセッサ 5300 シリーズ

Intel Xeon プロセッサ 7300 シリーズ

Intel Xeon プロセッサ 5500 シリーズ

Intel Xeon プロセッサ 5600 シリーズ

AMD プロセッサ

AMD Opteron プロセッサ

AMD Athlon 64 FX プロセッサ

AMD Athlon 64 X2

AMD -V


) 最小プロセッサ速度は 2.33 GHz 以上です。


Unified Computing System(UCS)のサポート

LMS 4.0 は UCS B シリーズ ブレード サーバ(B200-M1/M2 および B250-M1/M2)および C シリーズ ラックマウント サーバ(C200-M1/M2、C210-M1/M2、および C250-M1/M2)で動作します。UCS ブレード サーバおよびラックマウント サーバでのサーバ要件は、Windows システムでのサーバ要件と同じです。Windows システムで推奨されるサーバのハードウェア要件は、 表 2-3 を参照してください。

UCS B シリーズ ブレード サーバでサポートされるプロセッサは Intel Xeon 5500/5600 シリーズ プロセッサです。詳細については、 http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/ps10265/ps10280/data_sheet_c78-524797_ps10279_Products_Data_Sheet.html を参照してください。

UCS C シリーズ ラックマウント サーバでサポートされるプロセッサは、Intel Xeon 5500/5600 シリーズ プロセッサです。これらの選択オプションは、明確に示されています。詳細については、次のリンク先を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_data_sheets_list.html

仮想化システムのサーバ要件

LMS 4.0 は VMware システムで動作します。サポートされる仮想化システムの一覧については、「 オペレーティング システムの要件」を参照してください。

VMware サーバのサーバ要件は、Windows システムのサーバ要件と同じです。

ただし、次のハードウェアは仮想化環境での動作に合わせて最適化されます。

Intel-VT プロセッサ

Intel® vProTM プロセッサ テクノロジー

Intel® Xeon® プロセッサ 5000 シーケンス

Intel Xeon プロセッサ 7000 シーケンス

Intel Xeon processor 3000 シーケンス

Intel® Itanium® プロセッサ 9000 シーケンス(32 ビット版のみがサポートされます)

AMD-V

クライアント システムのシステム要件

次の表に、すべてのプラットフォームでのクライアントのシステム要件を示します。

表 2-4 クライアントのハードウェアおよびソフトウェアの推奨要件

コンポーネント
推奨されるクライアント システム要件

ディスク容量

Windows:4 GB の仮想メモリ

メモリ要件

2 GB のメモリ

ハードウェアおよびソフトウェア

2.4 GHz 以上の CPU を 1 つ以上搭載し、次のオペレーティング システムのいずれかがインストールされたシステム:

Windows 2003 Standard Edition および Enterprise Edition Service Pack 2(32/64 ビット)

Windows 2003 Standard R2 Edition および Enterprise R2 Edition Service Pack 2(32/64 ビット)

Windows XP Service Pack 3

Windows 2008 Standard/Enterprise Service Pack 1 および Service Pack 2(32/64 ビット)

Windows 7(32/64 ビット)

ブラウザ要件

Internet Explorer 7.x(Windows 7 を除く)

Internet Explorer 8.x

Firefox 3.6.x(Windows 用)

(注) ブラウザは、32 ビットの IE および FF のみがサポートされています。

Java Virtual Machine(JVM; Java 仮想マシン)の要件

Java Plug-in バージョン 1.6.0_19 以降のアップデート バージョンのみ

Windows Server でのターミナル サーバのサポート

ターミナル サービスがリモート管理モードでイネーブルになっているシステムに LMS 4.0 ソフトウェアをインストールできます。ターミナル サービスがアプリケーション モードでイネーブルになっているシステムには、インストールできません。

ターミナル サーバをアプリケーション モードでイネーブルにしている場合は、ターミナル サーバをディセーブルにし、システムをリブートしてから、インストールを再開する必要があります。

表 2-5 に、Windows Server のターミナル サービス機能の概要を示します。

.

表 2-5 Windows Server のターミナル サービス

Windows 2003 および 2008 サーバ
機能

ターミナル サーバ

リモート アクセスおよび仮想システム。各クライアントが、それぞれ独自に仮想 OS 環境を維持します。

リモート デスクトップ管理

リモート アクセスのみ。すべてのクライアントが同じ(単一の)OS を使用します。

Windows 2003 Server 上でのターミナル サービスのイネーブル化とディセーブル化

ターミナル サーバをイネーブルまたはディセーブルにするには、[Manage Your Server] > [Add or Remove a Role] >[Terminal Server] にアクセスします。

リモート デスクトップをイネーブルまたはディセーブルにするには、[Control Panel] > [System] > [Remote] にアクセスします。

Windows 2008 Server 上でのターミナル サービスのイネーブル化とディセーブル化

ターミナル サーバをイネーブルまたはディセーブルにするには、ターミナル サービス管理ツールを使用します。

リモート デスクトップをイネーブルまたはディセーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Control Panel] > [System] に移動します。

ステップ 2 [Remote Settings under Tasks] > [Remote] をクリックします。

ステップ 3 [Allow connections from computer running any version if Remote Desktop] を選択します。


 

Windows 2003 および Windows 2008 サーバ上での FIPS のイネーブル化とディセーブル化

Windows サーバのグループ セキュリティ ポリシーで、Federal Information Processing Standard(FIPS; 連邦情報処理標準)準拠の暗号化アルゴリズムがイネーブルになっていることがあります。

FIPS への準拠がオンになっている場合は、CiscoWorks サーバで SSL 認証に失敗する可能性があります。CiscoWorks を正常に運用するには、FIPS への準拠をディセーブルにする必要があります。

Windows 2003 および Windows 2008 サーバ上で FIPS をイネーブルまたはディセーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Start] > [Settings] > [Control Panel] > [Administrative tools] > [Local Security Policy] にアクセスします

[Local Security Policy] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Local Polices] > [Security Options] をクリックします

ステップ 3 [System cryptography: Use FIPS compliant algorithms for encryption, hashing, and signing] を選択します。

ステップ 4 選択したポリシーを右クリックし、[Properties] をクリックします。

ステップ 5 [Enabled] または [Disabled] を選択して、FIPS 準拠のアルゴリズムをイネーブルまたはディセーブルにします。

ステップ 6 [Apply] をクリックします。

変更した内容を有効にするには、サーバをリブートする必要があります。


 

Solaris パッチ

LMS 4.0 は、デフォルトでは Solaris 10 オペレーティング システムのグローバル ゾーンにインストールされます。Solaris 10 では、完全ルート ノングローバル ゾーンへの LMS 4.0 のインストールがサポートされています。

Solaris システムの場合は、サーバに次のパッチをインストールする必要があります。

必須および推奨する Solaris パッチ

クラスタ パッチ

必須および推奨する Solaris パッチ

表 2-6 に、必須および推奨する Solaris 10 のパッチを示します。

必須パッチは、すべての LMS 機能で正常な動作に必要です。必須パッチがシステムにインストールされていない場合、一部の LMS 機能が動作しない可能性があります。

詳細については、 www.oracle.com を参照してください。

表 2-6 Solaris パッチ

オペレーティング システム
必須および推奨する Solaris パッチ
Solaris 10

必要なサーバ パッチは 122032-05 および 127127-11 です。

最小システム レベルは、11/06 リリース以降です。

オペレーティング システムの現在のレベルを確認するには、次のコマンドを入力します。

# more /etc/release

次のような情報が表示されます。

Solaris 10 11/06 s10s_u2wos_09a SPARC

Copyright 2006 Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved.

Use is subject to license terms.

Assembled 11 November 2006

これらのパッチが適用されているかどうかを確認するには、 showrev -p コマンドを使用します。


) LMS は、これらのパッチでのみテストされています。これらのパッチの新しいバージョンは、LMS をテストした時点でリリースされていなかったため、テストされていません。


推奨および必須の Solaris パッチをシステムにインストールしていない場合に、インストール中に表示されるメッセージの一覧を次の表に示します。

インストールしていないパッチ
メッセージ

必須サーバ パッチ

エラー メッセージが表示され、インストールを継続または終了するためのプロンプトが表示されます。

This system does not have the following required Server patches

Installation can proceed without the required Server patches.However, you must install the required patches listed above before running CiscoWorks.

Do you want to continue the installation? (y/n) [y]:

必須クライアント パッチ

エラー メッセージが表示され、インストールを継続または終了するためのプロンプトが表示されます。

This system does not have the following required Client patches.

These patches are required if only this system is used as a CiscoWorks client.

LMS 4.0 を実行する前に、最新の必須パッチおよび推奨パッチを www.oracle.com からダウンロードし、インストールしておくことをお勧めします。

クラスタ パッチ

Solaris 10 サーバに、ORACLE が推奨するクラスタ パッチもインストールする必要があります。

クラスタ パッチは、 www.oracle.com からダウンロードできます。クラスタ パッチのインストール手順については、同 Web サイトを参照してください。

Solaris システムで推奨される最小クラスタ パッチ レベルは、Solaris 10 の Apr/17/07 および Sep/16/09 にリリースされたクラスタ パッチです。

クラスタ パッチを Solaris 10 システムにインストールしていない場合は、次の警告メッセージが表示され、Solaris 10 の必須クラスタ パッチを確実にインストールするように求められます。

WARNING: Ensure that you have installed the recommended Solaris 10 cluster patches released on Apr/17/07, in this server.

WARNING: If these cluster patches are not installed, please download and install them from http://www.sun.com/.

WARNING: Otherwise, some features of the CiscoWorks applications will not function properly.
Do you want to continue the installation ? (y/n) [y]:

LMS 4.0 でのポートの使用

表 2-7 に、さまざまな LMS コンポーネントが使用するポートの一覧を示します。

CiscoWorks Server でファイアウォールをイネーブルにした場合、次のポートをオープンまたは開放する必要があります。

HTTP または HTTPS ポート

表 2-7 に記載されているポートのうち、確立される接続方向が「クライアントからサーバへ」であるすべてのポート

これにより、サーバ間またはサーバとクライアント間の通信のみが行われます。

表 2-7 LMS 4.0 でのポートの使用

プロトコル
ポート番号
サービス名
機能
(確立される)接続方向

TCP

49

TACACS+ および ACS

Common Services

Configuration Management および Image Management

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

Fault Management

サーバから ACS へ

TCP

25

Simple Mail Transfer Protocol(SMTP; 簡易メール転送プロトコル)

Common Services(PSU)

Inventory、Configuration および Image Management

サーバから SMTP サーバへ

TCP

22

Secure Shell(SSH)

Common Services、

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

Inventory、Configuration および Image Management

サーバからデバイスへ

TCP

23

Telnet

Common Services

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

Inventory、Configuration および Image Management

サーバからデバイスへ

UDP

69

Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)

Common Services

Inventory、Configuration および Image Management

サーバからデバイスへ

デバイスからサーバへ

UDP

161

Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)

Common Services

CiscoView

Inventory、Configuration および Image Management

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

Fault Management

IPSLA Performance Management

Device Performance Management

サーバからデバイスへ

デバイスからサーバへ

TCP

514

リモート コピー プロトコル

Common Services

サーバからデバイスへ

UDP

162

SNMP トラップ(標準ポート)

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

Fault Management

デバイスからサーバへ

UDP

514

Syslog

Common Services

Inventory、Configuration および Image Management

デバイスからサーバへ

UDP

1431

MAC 通知トラップのトラップ リスナー

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

デバイスからサーバへ

UDP

9000

トラップ受信(ポート 162 が使用中の場合)

Fault Management

デバイスからサーバへ

UDP

16236

UT ホストの獲得

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

エンド ホストからサーバへ

TCP

443

SSL モードの CiscoWorks HTTP サーバ

Common Services

クライアントからサーバへ

サーバ内部

TCP

1741

CiscoWorks HTTP Protocol

Common Services

CiscoView

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

Inventory、Configuration および Image Management

Fault Management

IPSLA Performance Management

クライアントからサーバへ

TCP

42342

OSAGENT

Common Services

クライアントからサーバへ

TCP

42352

ESS HTTP
(代替ポートは 44352/tcp)

Common Services

クライアントからサーバへ

TCP

1099

ESS(Java Management Extensions に使用)

Common Services

サーバ内部

TCP

8898

Log サーバ

Fault Management

サーバ内部

TCP

9002

DynamID 認証(DFM Broker)

Fault Management

サーバ内部

TCP

9007

Tomcat シャットダウン

Common Services

サーバ内部

TCP

9009

Tomcat が使用する Ajp13 コネクタ

Common Services

サーバ内部

UDP

9020

トラップ受信

Fault Management

サーバ内部

UDP

14004

チェック時の ANI Server シングレット用ロック ポート

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

サーバ内部

TCP

15000

Log サーバ

Fault Management

サーバ内部

TCP

40050 ~
40070

Grouping Services や Device and Credential Repository(DCR)など、CS アプリケーションによって使用される CSTM ポート

Common Services

サーバ内部

TCP

40401

LicenseServer

Common Services

サーバ内部

TCP

43242

ANIServer

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

クライアントからサーバへ

TCP

42340

CiscoWorks Daemon Manager:サーバ プロセス用ツール

Common Services

サーバ内部

TCP

42344

ANI HTTP Server

Common Services

サーバ内部

UDP

42350

Event Services Software(ESS)
(代替ポートは 44350/udp)

Common Services

サーバ内部

TCP

42351

Event Services Software(ESS)受信
(代替ポートは 44351/tcp)

Common Services

サーバ内部

TCP

42353

ESS ルーティング
(代替ポートは 44352/tcp)

Common Services

サーバ内部

TCP

43441

Common Services データベース

Common Services

サーバ内部

TCP

43455

Inventory、Configuration および Image Management データベース

Inventory、Configuration および Image Management

サーバ内部

TCP

43443

ANIDbEngine

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

サーバ内部

TCP

43445

Fault History データベース

Fault Management

サーバ内部

TCP

43446

Inventory Service データベース

Fault Management

サーバ内部

TCP

43800

Device Performance Management データベース

Device Performance Management

サーバ内部

TCP

43820

IPSLA Performance Management データベース

IPSLA Performance Management

サーバ内部

TCP

43447

Event Promulgation Module データベース

Fault Management

サーバ内部

TCP

44400 ~
44420

CSTM ポート

Fault Management

Device Performance Management

サーバ内部

TCP

47010 ~
47040

CSTM ポート

Inventory、Configuration および Image Management

サーバ内部

TCP

49000 ~ 49040

CSTM ポート

Inventory、Configuration および Image Management

サーバ内部

TCP

50001

SOAPMonitor

Inventory、Configuration および Image Management

サーバ内部

TCP

55000 ~
55020

CSTM ポート

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

サーバ内部

TCP

56000 ~
56040

CSTM ポート

VRF Lite

サーバ内部

LMS 機能での必須デバイス クレデンシャル

LMS 経由で管理および監視されるすべてのシスコ デバイス上で、一部の重要なデバイス クレデンシャルを正しく設定する必要があります。また、Device and Credential Repository([Inventory] > [Device Administration] > [Add/Import/Manage Devices])で、正しいデバイス クレデンシャルを入力する必要もあります。

表 2-8 に、必要な機能およびデバイス クレデンシャルの一覧を示します。

.

表 2-8 LMS 機能およびデバイス クレデンシャル

機能
Telnet または SSH パスワード
イネーブル パスワード
SNMP 読み取り専用
SNMP リード/ライト(read/write)

Common Services

不要

不要

必須

必須

Network Topology、Layer 2 Services および User Tracking

不要

不要

必須

必須

CiscoView

不要

不要

必須

必須

Fault Management

不要

不要

必須

不要

IPSLA Performance Management

不要

不要

必須

必須

Device Performance Management

不要

不要

必須

不要

Inventory

不要

不要

必須

不要

Configuration Management(Telnet)

必須

必須

必須

不要

Configuration Management 1 (TFTP) 2

不要

不要

必須

必須

NetConfig

必須

必須

必須

必須

Config Editor

必須

必須

必須

必須

NetShow

必須

必須

必須

不要

Software Management

必須 3

必須 3

必須

必須

Port and Module Configuration

必須

必須

必須

必須

EnergyWise

必須

必須

必須

必須

Identity Services

必須

必須

必須

必須

Auto SmartPort

必須

必須

必須

必須

Smart Install

必須

必須

必須

必須

1.コンフィギュレーションのダウンロードでも、TFTP を使用します。よって、SNMP リード/ライト(read/write)資格情報が必要です。

2.Telnet パスワードおよびイネーブル パスワードが入力された場合に限り、ファイル vlan.dat を取得できます。

3.PIX デバイス、Cisco 2950 シリーズ スイッチなど一部のデバイスの場合は必須です。