Internetwork Performance Monitor ユーザ ガイド
IPM の使用によるネットワーク パフォーマンスの測定
IPM の使用によるネットワーク パフォーマンスの測定
発行日;2012/01/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

IPM の使用によるネットワーク パフォーマンスの測定

DHCP のネットワーク パフォーマンスの測定

DHCP オペレーションの定義

DHCP の統計の表示

DLSw のネットワーク パフォーマンスの測定

DLSw オペレーションの定義

DLSw の統計の表示

DNS のネットワーク パフォーマンスの測定

DNS オペレーションの定義

DNS の統計の表示

HTTP のネットワーク パフォーマンスの測定

HTTP オペレーションの定義

HTTP の統計の表示

FTP のネットワーク パフォーマンスの測定

FTP オペレーションの定義

FTP の統計の表示

IP のネットワーク パフォーマンスの測定

IP のエンドツーエンドでのパフォーマンスの測定

IP Echo オペレーションの定義

IP のエンドツーエンド統計の表示

IP のホップバイホップのパフォーマンス測定

IP Path Echo オペレーションの定義

IP のホップバイホップ統計の表示

SNA のネットワーク パフォーマンスの測定

SNA Echo オペレーションの定義

SNA の統計の表示

TCP のネットワーク パフォーマンスの測定

TCP オペレーションの定義

TCP の統計の表示

UDP のネットワーク パフォーマンスの測定

UDP オペレーションの定義

UDP の統計の表示

Voice over IP のネットワーク パフォーマンスの測定

Enhanced UDP オペレーションの定義

Enhanced UDP の統計の表示

IPM の使用によるネットワーク パフォーマンスの測定

この章では、IPM を使用してレイテンシ、ジッタ、アベイラビリティ、パケット損失、およびエラーを測定する方法について詳細に説明します。次の項目について取り上げます。

「DHCP のネットワーク パフォーマンスの測定」

「DLSw のネットワーク パフォーマンスの測定」

「DNS のネットワーク パフォーマンスの測定」

「HTTP のネットワーク パフォーマンスの測定」

「FTP のネットワーク パフォーマンスの測定」

「IP のネットワーク パフォーマンスの測定」

「SNA のネットワーク パフォーマンスの測定」

「TCP のネットワーク パフォーマンスの測定」

「UDP のネットワーク パフォーマンスの測定」

「Voice over IP のネットワーク パフォーマンスの測定」


) どのグラフについても、拡大するグラフ上の領域をクリックおよびドラッグすることでズームインできます。通常の表示に戻すには、グラフ外側の任意の箇所をクリックしてください。


IPM オペレーションの場合、IPM 要求サイズには、それぞれの層で追加されたヘッダーのサイズは含まれていません。ヘッダーのサイズは RTR プローブのタイプによって異なります。それぞれの層で追加されるオーバーヘッドは次のとおりです。

TCP 層 - 20 バイト
UDP 層 - 8 バイト
IP 層 - 20 ~ 60 バイト
ICMP 層 - 8 バイト
RTR/SAA - 8 バイト

DHCP のネットワーク パフォーマンスの測定

DHCP オペレーションは、DHCP サーバの検出と、DHCP サーバからリースを得るために必要なラウンドトリップ レイテンシを測定します。IP アドレスの取得後、SA Agent はサーバからリースした IP アドレスを解放します。デフォルト設定では、DHCP オペレーションは、ソース ルータで使用可能な IP インターフェイスごとにディスカバリ パケットを送信します。

しかし、ルータで特定の DHCP サーバが設定されている場合は、ディスカバリ パケットはその DHCP サーバにだけ送信されます。また DHCP オペレーションは、DHCP サービスのアベイラビリティとエラーも測定します。

DHCP のエンドツーエンド パフォーマンスを測定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 パフォーマンス測定の起点となるソース ルータとして、ルータを定義します。ソース ルータの定義方法については、「ソース ルータの定義」を参照してください。

ステップ 2 統計の収集方法を制御するには、DefaultDHCP オペレーションを使用するか、または独自の DHCP オペレーションを定義します。DHCP オペレーションの定義方法については、「DHCP オペレーションの定義」を参照してください。

ステップ 3 ソース ルータと DHCP サーバの間のパフォーマンスを測定するためのコレクタを定義します。コレクタの定義方法については、「コレクタの定義」を参照してください。コレクタのスケジュールを On Demand に設定した場合は、必要な時点でコレクタを起動します。

ステップ 4 DHCP Historical Statistics ウィンドウに、統計を表示します。DHCP の統計表示の詳細については、「DHCP の統計の表示」を参照してください。


 

DHCP オペレーションの定義

IPM には、IP アドレスを DHCP サーバからリースするパフォーマンスの測定に対応する、デフォルトの DHCP オペレーションがあります。さらに、DHCP の Operation Configuration ウィンドウから独自の DHCP オペレーションを作成、修正、または削除するオプションも用意されています。

DHCP オペレーションを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Operation をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に Operation Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 DHCP をクリックします。

DHCP の Operation Configuration ウィンドウ(図 3-1)が表示されます。

図 3-1 DHCP の Operation Configuration ウィンドウ

 

ステップ 4 Name フィールドに、オペレーションに割り当てる説明的な名前を入力します。
Description フィールドに、オペレーションに関する簡単な説明(用途など)を入力できます。

ステップ 5 Enable DHCP Server をオンにして、DHCP オペレーションで使用するサーバ名またはアドレスを指定できるようにします。次に、DHCP サーバの名前またはアドレスを入力します。

DHCP オペレーションを設定したコレクタについて、指定したサーバが使用されます。

Enable DHCP Server をオフにしている場合は、ルータでブロードキャストが実行され、ネットワーク上で設定されている任意の DHCP サーバが選択されます。

ステップ 6 Add をクリックします。

新しく定義したオペレーションが、IPM によって IPM データベースに追加されます。

ステップ 7 Close をクリックして、Configuration ウィンドウを閉じます。


 

DHCP の Operation Configuration ウィンドウで使用できるオプションの詳細については、オンライン ヘルプのトピック「DHCP Operation Configuration Window」を参照してください。

DHCP の統計の表示

DHCP Historical Statistics ウィンドウには、選択した DHCP コレクタについて、モニタリング期間に収集された統計情報およびグラフィック情報が表示されます。

DHCP のエンドツーエンド統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、1 つ以上の DHCP コレクタを選択します(最大 10 個)。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

DHCP Historical Statistics ウィンドウ(図 3-2)が表示されます。

図 3-2 DHCP Historical Statistics ウィンドウ

 

2 つ以上のコレクタを選択した場合、統計は Historical Statistics:Multi-Collector Graph ウィンドウで 1 つのグラフに表示されます(グラフの例については、図 2-14を参照)。


 

DHCP Historical Statistics ウィンドウに表示される統計の詳細については、オンライン ヘルプのトピック「DHCP Historical Statistics Window」を参照してください。

DLSw のネットワーク パフォーマンスの測定

DLSw+ は、RFC 1795 をシスコが拡張したものです。DLSw+ は、TCP を介して IP バックボーン上で SNA トラフィックのトンネリングを行います。TCP/IP への SNA トラフィックのトンネリングを行うルータを、DLSw ピアと呼びます。

DLSw オペレーションは、DLSw+ プロトコル スタックと、DLSw ピア間のラウンドトリップ レイテンシを測定します。通常、DLSw ピアは、TCP ポート 2065 を介して通信します。

DLSw オペレーションを正しく実行する前提条件は、ソースとターゲットのシスコ デバイス間に DLSw+ ピアが接続されていることです。ソース DLSw+ デバイスでは、DLSw+ パートナー ピアのオペレーションを定義できます。また DLSw オペレーションは、DLSw サービスのアベイラビリティとエラーも測定します。


) 2 つの DLSw ピア間のラウンドトリップ レイテンシを測定するには、ソース ルータとして定義する IP アドレスが DLSw ピアの 1 つであり、ターゲット ルータとして定義する IP アドレスがソース ルータに対する DLSw ピアとして設定されている必要があります。


DLSw のエンドツーエンドでのパフォーマンスを測定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 パフォーマンス測定の起点となるソース ルータとして、ルータを定義します。ソース ルータの定義方法については、「ソース ルータの定義」を参照してください。

ステップ 2 ソース ルータからの DLSw 要求のターゲットとして、デバイスを定義します。ターゲットの定義方法については、「ターゲットの定義」を参照してください。

ステップ 3 統計の収集方法を制御するには、DefaultDLSw オペレーションを使用するか、または独自の DLSw オペレーションを定義します。DLSw オペレーションの定義方法については、「DLSw オペレーションの定義」を参照してください。

ステップ 4 定義済みのソース ルータとターゲットの間のパフォーマンスを測定するコレクタを定義します。コレクタの定義方法については、「コレクタの定義」を参照してください。コレクタのスケジュールを On Demand に設定した場合は、必要に応じてコレクタを起動します。

ステップ 5 DLSw Historical Statistics ウィンドウに、統計を表示します。DLSw のエンドツーエンド統計の表示については、「DLSw の統計の表示」を参照してください。


 

DLSw オペレーションの定義

IPM には、ソースとターゲットの間のパフォーマンスを測定するための、デフォルトの DLSw オペレーションがあります。さらに、DLSw の Operation Configuration ウィンドウから独自の DLSw オペレーションを作成、修正、または削除するオプションも用意されています。

DLSw オペレーションを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Operation をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に Operation Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 DLSw をクリックします。

DLSw の Operation Configuration ウィンドウ(図 3-3)が表示されます。

図 3-3 DLSw の Operation Configuration ウィンドウ

 

ステップ 4 Name フィールドに、オペレーションに割り当てる分かりやすい名前を入力します。Description フィールドに、オペレーションに関する簡単な説明(用途など)を入力できます。

ステップ 5 Request Size フィールドに、要求パケットのペイロードのサイズに使用するバイト数を入力します。デフォルト設定は 64 バイトです。

ステップ 6 Response Size フィールドに、応答パケットのペイロードのサイズに使用するバイト数を入力します。デフォルト設定は 64 バイトです。

ステップ 7 Add をクリックします。

新しく定義したオペレーションが、IPM によって IPM データベースに追加されます。

ステップ 8 Close をクリックして、Configuration ウィンドウを閉じます。


 

DLSw の Operation Configuration ウィンドウで使用できるオプションの詳細については、オンライン ヘルプのトピック「DLSw Operation Configuration Window」を参照してください。

DLSw の統計の表示

DLSw Historical Statistics ウィンドウには、選択した DLSw コレクタについて、モニタリング期間に収集された統計情報およびグラフィック情報が表示されます。

DLSw のエンドツーエンド統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、1 つ以上の DLSw コレクタを選択します(最大 10 個)。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

DLSw Historical Statistics ウィンドウ(図 3-4)が表示されます。

図 3-4 DLSw Historical Statistics ウィンドウ

 

2 つ以上のコレクタを選択した場合、統計は Historical Statistics:Multi-Collector Graph ウィンドウで 1 つのグラフに表示されます(グラフの例については、図 2-14を参照)。


 

DLSw Historical Statistics ウィンドウに表示される統計の詳細については、オンライン ヘルプのトピック「DLSw Historical Statistics Window」を参照してください。

DNS のネットワーク パフォーマンスの測定

DNS オペレーションのレイテンシは、DNS 要求を送信してから応答を受信するまでにかかった時間を測定することで計算されます。このオペレーションでは、ホスト名を指定した場合は IP アドレスを、IP アドレスを指定した場合はホスト名を問い合せます。また DNS オペレーションは、DNS サービスのアベイラビリティとエラーも測定します。

DNS のエンドツーエンドでのパフォーマンスを測定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 パフォーマンス測定の起点となるソース ルータとして、ルータを定義します。ソース ルータの定義方法については、「ソース ルータの定義」を参照してください。

ステップ 2 統計の収集方法を制御するには、DefaultDNS オペレーションを使用するか、または独自の DNS オペレーションを定義します。DNS オペレーションの定義方法については、「DNS オペレーションの定義」を参照してください。

ステップ 3 ソース ルータと DNS サーバの間のパフォーマンスを測定するためのコレクタを定義します。コレクタの定義方法については、「コレクタの定義」を参照してください。コレクタのスケジュールを On Demand に設定した場合は、希望する時点でコレクタを起動します。

ステップ 4 DNS Historical Statistics ウィンドウに、統計を表示します。DNS のエンドツーエンド統計の表示については、「DNS の統計の表示」を参照してください。


 

DNS オペレーションの定義

IPM には、ソースと DNS サーバの間のパフォーマンスを測定するための、デフォルトの DNS オペレーションがあります。さらに、DNS の Operation Configuration ウィンドウから独自の DNS オペレーションを作成、修正、または削除するオプションも用意されています。

DNS オペレーションを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Operation をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に Operation Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 DNS をクリックします。

DNS の Operation Configuration ウィンドウ(図 3-5)が表示されます。

図 3-5 DNS の Operation Configuration ウィンドウ

 

ステップ 4 Name フィールドに、オペレーションに割り当てる分かりやすい名前を入力します。Description フィールドに、オペレーションに関する簡単な説明(用途など)を入力できます。

ステップ 5 DNS Name Server フィールドに、DNS ネーム サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。

システム ファイル resolve.conf に基づいて、IPM は始動時に自動的にDefaultDNS オペレーションを作成します。

ステップ 6 DNS Lookup Name フィールドに、指定した DNS ネーム サーバで検索する DNS ホスト名を入力します。

ステップ 7 Add をクリックします。

新しく定義したオペレーションが、IPM によって IPM データベースに追加されます。

ステップ 8 Close をクリックして、Configuration ウィンドウを閉じます。


 

DNS の Operation Configuration ウィンドウで使用できるオプションについては、オンライン ヘルプのトピック「DNS Operation Configuration Window」を参照してください。

DNS の統計の表示

DNS Historical Statistics ウィンドウには、選択した DNS コレクタについて、モニタリング期間に収集された統計情報およびグラフィック情報が表示されます。

DNS のエンドツーエンド統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、1 つ以上の DNS コレクタを選択します(最大 10 個)。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

DNS Historical Statistics ウィンドウ(図 3-6)が表示されます。

図 3-6 DNS Historical Statistics ウィンドウ

 

2 つ以上のコレクタを選択した場合、統計は Historical Statistics:Multi-Collector Graph ウィンドウで 1 つのグラフに表示されます(グラフの例は図 2-14を参照)。


 

DNS Historical Statistics ウィンドウに表示される統計の詳細については、オンライン ヘルプの「DNS Historical Statistics Window」を参照してください。

HTTP のネットワーク パフォーマンスの測定

HTTP オペレーションは、HTTP サーバに接続し、そこからデータへのアクセスに要するラウンドトリップ レイテンシを測定します。3 種類の HTTP サーバ応答時間の測定が行われます。

DNS ルックアップ:ドメイン名を検索するときのラウンドトリップ レイテンシ。

TCP 接続:HTTP サーバに TCP 接続するときのラウンドトリップ レイテンシ。

HTTP トランザクション タイム:HTTP サーバへ要求を送信してから応答を受け取るまでのラウンドトリップ レイテンシ(プローブはベースの HTML ページのみを取得する)。

HTTP オペレーションは、HTTP サービスのアベイラビリティとエラーも測定します。

HTTP のエンドツーエンドでのパフォーマンスを測定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 パフォーマンス測定の起点となるソース ルータとして、ルータを定義します。ソース ルータの定義方法については、「ソース ルータの定義」を参照してください。

ステップ 2 統計の収集方法を制御するには、独自の HTTP オペレーションを定義します。HTTP オペレーションの定義方法については、「HTTP オペレーションの定義」を参照してください。

ステップ 3 ソース ルータと HTTP サーバの間のパフォーマンスを測定するためのコレクタを定義します。コレクタの定義方法については、「コレクタの定義」を参照してください。コレクタのスケジュールを On Demand に設定した場合は、必要な時点でコレクタを起動します。

ステップ 4 HTTP Historical Statistics ウィンドウに、統計を表示します。HTTP の統計表示については、「HTTP の統計の表示」を参照してください。


 

HTTP オペレーションの定義

HTTP の Operation Configuration ウィンドウを使用して、HTTP サーバに接続してそこからデータへアクセスするパフォーマンスの測定に使用する、独自の HTTP オペレーションを作成、修正、または削除します。IPM では、デフォルトの HTTP オペレーションは提供されていません。

HTTP オペレーションを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Operation をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に Operation Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 HTTP をクリックします。

HTTP の Operation Configuration ウィンドウ(図 3-7)が表示されます。

図 3-7 HTTP の Operation Configuration ウィンドウ

 

ステップ 4 Name フィールドに、オペレーションに割り当てる分かりやすい名前を入力します。Description フィールドに、オペレーションに関する簡単な説明(用途など)を入力できます。

ステップ 5 Packet Priority フィールドで、HTTP 要求パケットに設定する優先順位を選択します。デフォルト設定は、0(優先順位なし)です。このオプションを使用すると、IP パケットの TOS ビットがセットされます。

ステップ 6 URL Lookup String フィールドに、HTTP 要求に使用する Web サイトの URL を入力します。

URL Lookup String フィールドに入力した HTTP 文字列の形式は、IPM によって検証されます。


) URL は、http://host[:port][/path[?searchpart]] という形式で入力する必要があります。
ホスト名には、英数字、「.」および「-」のみ使用できます。
ポート番号は、1 ~ 65535 の範囲で指定する必要があります。
URL Lookup String フィールドでパスを指定する場合、「%」に続く 2 文字は 16 進数にする必要があります。URL Lookup String フィールドには、最大で 255 文字入力できます。
URL Lookup String フィールドに入力した変数が誤っている場合は、適切なエラー メッセージが表示されます。


ルータから HTTP 要求の Web サイトを問い合せる場合は、 Download URL from Cache チェックボックスをオフにします。Web サイトのキャッシュを検索し、キャッシュが検出された場合は Web サイトに問い合せずにダウンロードするようにルータを設定するには、チェックボックスをオンにします。このチェックボックスのデフォルトの設定はオフです(Webサイトに問い合せます)。

ステップ 7 IPM でプロキシ サーバを使用できるように設定するには、Use HTTP Proxy Server をオンにし、プロキシ サーバの名前またはアドレスを入力します。

HTTP オペレーションを設定したコレクタについて、指定したプロキシ サーバが使用されます。


) デフォルトでは、HTTP プロキシ サーバのポート番号は 80 になり、プロキシ サーバのタイプは HTTP になります。プロキシ サーバの設定は、IOS バージョン 12.1(9a) 以降で可能です。


ステップ 8 Add をクリックします。

新しく定義したオペレーションが、IPM によって IPM データベースに追加されます。

ステップ 9 Close をクリックして、Configuration ウィンドウを閉じます。


 

HTTP の Operation Configuration ウィンドウで使用できるオプションについては、オンライン ヘルプのトピック「HTTP Operation Configuration Window」を参照してください。

HTTP の統計の表示

HTTP Historical Statistics ウィンドウには、選択した HTTP コレクタについて、モニタリング期間に収集された統計情報およびグラフィック情報が表示されます。

HTTP のエンドツーエンド統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、HTTP コレクタを選択します(HTTP コレクタは 2 つ以上選択しないでください。マルチコレクタ グラフには複数の HTTP コレクタを含めることはできません)。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

HTTP Historical Statistics ウィンドウ(図 3-8)が表示されます。

図 3-8 HTTP Historical Statistics ウィンドウ

 


 

HTTP Historical Statistics ウィンドウに表示される統計については、オンライン ヘルプのトピック「HTTP Historical Statistics Window」を参照してください。

FTP のネットワーク パフォーマンスの測定

FTP オペレーションは、FTP サーバに接続し、そこからデータへのアクセスに必要なラウンドトリップ レイテンシを測定します。FTP トランザクションのサーバ応答時間は、FTP サーバへの要求の送信や、FTP サーバからのファイルのダウンロードにおけるラウンドトリップ レイテンシを示します。

また FTP オペレーションは、FTP サービスのアベイラビリティとエラーも測定します。

FTP のエンドツーエンドでのパフォーマンスを測定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 パフォーマンス測定の起点となるソース ルータとして、ルータを定義します。ソース ルータの定義方法については、「ソース ルータの定義」を参照してください。

統計の収集方法を制御するには、独自の FTP オペレーションを定義します。FTP オペレーションの定義方法については、「FTP オペレーションの定義」を参照してください。

ステップ 2 ソース ルータと FTP サーバの間のパフォーマンスを測定するためのコレクタを定義します。

コレクタの定義方法については、「コレクタの定義」を参照してください。コレクタのスケジュールを On Demand に設定した場合は、必要な時点でコレクタを起動します。

ステップ 3 FTP Historical Statistics ウィンドウに、統計を表示します。

FTP の統計表示については、「FTP の統計の表示」を参照してください。


 

FTP オペレーションの定義

FTP の Operation Configuration ウィンドウを使用して、FTP サーバに接続してそこからデータへアクセスするパフォーマンスを測定するための、独自の FTP オペレーションを作成、修正、または削除します。IPM では、デフォルトの FTP オペレーションは提供されていません。

FTP オペレーションを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Operation をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に Operation Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 FTP をクリックします。

FTP の Operation Configuration ウィンドウ(図 3-9)が表示されます。

図 3-9 FTP Configuration ウィンドウ

 

ステップ 4 Name フィールドに、オペレーションに割り当てる分かりやすい名前を入力します。Description フィールドに、オペレーションに関する簡単な説明(用途など)を入力できます。

ステップ 5 Packet Priority フィールドで、FTP 要求パケットに設定する優先順位を選択します。デフォルト設定は、0(優先順位なし)です。このオプションを使用すると、IP パケットの TOS ビットがセットされます。

ステップ 6 FTP サーバからダウンロードするファイルの URL を入力します。URL は、ftp://user:passwd@servername/dir/file の形式で入力する必要があります。

anonymous FTP サーバの場合は、ftp://servername/dir/file の形式を使用します。


注意 FTP オペレーションを定義する際に、FTP サーバのホスト名または IP アドレスを指定する必要があります。DNS 解決可能なホスト名を指定する必要があります。DNS 解決可能なホスト名を使用せずに FTP オペレーションを実行した場合、FTP コレクタが設定されているすべてのルータがリブートします。

FTP URL Lookup String フィールドに入力した FTP 文字列の形式は、IPM によって検証されます。入力した変数に誤りがある場合は、適切なエラー メッセージが表示されます。

IPM では、シンタックスのチェックとともに、次の条件を満たしているかどうかが検証されます。

userinfo(指定した場合)が user:pwd の形式になっている。

サーバ名に、英数字、「.」および「-」だけが使用されている。

ユーザ名に、英数字、safe character(「$」、「-」、「_」、「.」、「+」)、および extra character(「!」、「*」、「,」、0x27、0x28、0x29)だけが使用されている。

パスワードに、英数字、safe character、extra character、および「%」だけが使用されている。

パス(ディレクトリ/ファイル)に、英数字、safe character、extra character、予約文字(「?」、「@」、「&」、「=」、「/」)、「 」、および「%」だけが使用されている。

ステップ 7 FTP セッションのモードを選択します。

Active FTP を選択すると、クライアントはサーバに対する制御のための接続をポート 21 で開きます。サーバはクライアントがデータを要求するたびに、ポート 20 で TCP セッションを開きます。

Passive FTP を選択した場合、クライアントはサーバから供給されたポート番号を使用してデータ セッションを開きます。


) アクティブおよびパッシブな FTP 転送モードの詳細については、付録 A の「IPM の FAQ」を参照してください。


ステップ 8 Add をクリックします。

新しく定義したオペレーションが、IPM によって IPM データベースに追加されます。

ステップ 9 Close をクリックして、Configuration ウィンドウを閉じます。


 

FTP の Operation Configuration ウィンドウで使用できるオプションの詳細については、オンライン ヘルプのトピック「FTP Operation Configuration Window」を参照してください。

FTP の統計の表示

FTP Historical Statistics ウィンドウには、選択した FTP コレクタについて、モニタリング期間に収集された統計情報およびグラフィック情報が表示されます。

FTP のエンドツーエンド統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、1 つ以上の FTP コレクタを選択します。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

FTP Historical Statistics ウィンドウ(図 3-10)が表示されます。


 

図 3-10 FTP Historical Statistics ウィンドウ

 

FTP Historical Statistics ウィンドウに表示される統計の詳細については、オンライン ヘルプの項目「FTP Historical Statistics Window」を参照してください。

IP のネットワーク パフォーマンスの測定

IP ネットワークに対しては、2 つのタイプの測定を実行できます。

IP Echo :ソース ルータからターゲット デバイスへのラウンドトリップ レイテンシの合計を測定します。ソース ルータの SA Agent 機能は、Internet Control Message Protocol(ICMP)ping をターゲット デバイスに対して発行し、その応答からレイテンシ データを抽出します。

詳細については、「IP のエンドツーエンドでのパフォーマンスの測定」を参照してください。

IP Path Echo :ラウンドトリップ レイテンシの合計とともに、ソース ルータとターゲット デバイス間のすべてのパスでの各ホップについて、レイテンシの増分を測定します。Path Echo は、IP プロトコルでのみ使用できます。SA Agent 機能は最初に traceroute コマンドを発行して、指定のソース ルータからネットワークを通して指定のターゲット デバイスへ到達するまでのパスを判別します。

traceroute コマンドから返されるデータには、パス上の各ルータのホスト名または IP アドレスが含まれます。次に SA Agent は、traceroute データにリストされた各ルータに対して、ICMP ping を発行します。ICMP ping は、指定のソースと各ルータの間のレイテンシ、アベイラビリティ、エラーに関する統計を返します。

詳細については、「IP のホップバイホップのパフォーマンス測定」を参照してください。

IP のエンドツーエンドでのパフォーマンスの測定

IPM の Echo オペレーションでは、シスコ ルータと IP アドレス指定可能な任意のデバイスとの間のエンドツーエンドのパフォーマンスを測定します。レイテンシは、ICMP echo 要求メッセージを送信してから ICMP echo リプライを受信するまでにかかった時間を測定することで計算されます。また IP Echo オペレーションは、IP サービスのアベイラビリティとエラーも測定します。

IP Echo オペレーションでは、Loose Source Routing オプションを使用することによって、特定のパスでのパフォーマンスを判別できます。また IPM には、IP パケットにタイプ オブ サービス(ToS)ビットをセットすることで、エンド ポイント間のクオリティ オブ サービス(QoS)を測定するオプションもあります。

IP のエンドツーエンドでのパフォーマンスを測定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 パフォーマンス測定の起点となるソース ルータとして、ルータを定義します。
ソース ルータの定義方法については、「ソース ルータの定義」を参照してください。

ステップ 2 ソース ルータからの ICMP echo 要求のターゲットとして、デバイスを定義します。ターゲットの定義方法については、「ターゲットの定義」を参照してください。

ステップ 3 統計の収集方法を制御するには、DefaultIPEcho オペレーションを使用するか、または独自の IP Echo オペレーションを定義します。IP Echo オペレーションの定義方法については、「IP Echo オペレーションの定義」を参照してください。

ステップ 4 定義済みのソース ルータとターゲットの間のパフォーマンスを測定するためのコレクタを定義します。コレクタの定義方法については、「コレクタの定義」を参照してください。コレクタのスケジュールを On Demand に設定した場合は、必要な時点でコレクタを起動します。

ステップ 5 Echo Historical Statistics ウィンドウに、統計を表示します。IP のエンドツーエンド統計の表示については、「IP のエンドツーエンド統計の表示」を参照してください。


 

IP Echo オペレーションの定義

IPM には、ソースとターゲットの間のパフォーマンスを測定するための、デフォルトの IP Echo オペレーションがあります。さらに、Echo の Operation Configuration ウィンドウから独自の IP Echo オペレーションを作成、修正、または削除するオプションも用意されています。

IP Echo オペレーションを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Operation をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に Operation Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Echo をクリックします。

Echo の Operation Configuration ウィンドウ(図 3-11)が表示されます。

図 3-11 IP Echo の Operation Configuration ウィンドウ

 

ステップ 4 Name フィールドに、オペレーションに割り当てる分かりやすい名前を入力します。Description フィールドに、オペレーションに関する簡単な説明(用途など)を入力できます。

ステップ 5 Protocol フィールドで、 IP を選択します。

ステップ 6 Packet Priority フィールドで、ICMP echo 要求パケットに設定する優先順位を選択します。デフォルト設定は、0(優先順位なし)です。このオプションを使用すると、IP パケットの TOS ビットがセットされます。

ステップ 7 Request Size フィールドに、ICMP echo 要求パケットのペイロードのサイズに使用するバイト数を入力します。デフォルト設定は 64 バイトです。

特定のパスについてパフォーマンスを測定するには、 Loose Source Routing オプションをイネーブルにし、使用するオペレーションに対するホップを追加します。

ステップ 8 Add をクリックします。

新しく定義したオペレーションが、IPM によって IPM データベースに追加されます。

ステップ 9 Close をクリックして、Configuration ウィンドウを閉じます。


 

Echo の Operation Configuration ウィンドウで使用できるオプションの詳細については、オンライン ヘルプのトピック「Echo Operation Configuration Window」を参照してください。

IP のエンドツーエンド統計の表示

IP Echo Historical Statistics ウィンドウには、選択した Echo コレクタについて、モニタリング期間に収集された統計情報およびグラフィック情報が表示されます。

IP のエンドツーエンド統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、1 つ以上の IP Echo コレクタを選択します(最大 10 個)。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

IP Echo Historical Statistics ウィンドウ(図 3-12)が表示されます。

図 3-12 IP Echo Historical Statistics ウィンドウ

 

2 つ以上のコレクタを選択した場合、統計は Historical Statistics:Multi-Collector Graph ウィンドウで、1 つのグラフに表示されます(グラフの例は図 2-14を参照)。


 

Echo Historical Statistics ウィンドウに表示される統計の詳細については、オンライン ヘルプのトピック「Echo Historical Statistics Window」を参照してください。

IP のホップバイホップのパフォーマンス測定

IPM の IP Path Echo オペレーションでは、パスを検出することにより、シスコ ルータとネットワーク上の任意の IP デバイスとの間のホップごとのパフォーマンスを判別します。このオペレーションでは、トレースルートを使用して、ソース ルータとパス上の各断続ホップとの間のパフォーマンスを測定します。

ソース ルータとターゲットの間に同コストのルートが複数ある場合は、Loose Source Routing オプションが中間ホップ デバイスでイネーブルであれば、このオプションを使用することによって、Path Echo オペレーションは正しいパスを識別できます。

この機能によって、SA Agent では通常のトレースルートよりもさらに正確なパスの検出が可能です。また IP Path Echo オペレーションは、IP サービスのアベイラビリティとエラーも測定します。

IP のホップごとのパフォーマンスを測定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 パフォーマンス測定の起点となるソース ルータとして、ルータを定義します。ソース ルータの定義方法については、「ソース ルータの定義」を参照してください。

ステップ 2 ソース ルータからの ICMP echo 要求のターゲットとして、デバイスを定義します。ターゲットの定義方法については、「ターゲットの定義」を参照してください。

統計の収集方法を制御するには、DefaultIpPathEcho オペレーションを使用するか、または独自の IP Path Echo オペレーションを定義します。IP Path Echo オペレーションの定義方法については、「IP Path Echo オペレーションの定義」を参照してください。

ステップ 3 定義済みのソース ルータとターゲットの間のパフォーマンスを測定するためのコレクタを定義します。コレクタの定義方法の詳細については、「コレクタの定義」を参照してください。コレクタのスケジュールを On Demand に設定した場合は、必要な時点でコレクタを起動します。

ステップ 4 Path Echo Historical Statistics ウィンドウに、統計を表示します。IP のホップごとの統計を表示する方法については、「IP のホップバイホップ統計の表示」を参照してください。


 

IP Path Echo オペレーションの定義

IPM には、ソースとターゲットの間のパフォーマンスを測定するための、デフォルトの IP Path Echo オペレーションがあります。さらに、Path Echo の Operation Configuration ウィンドウから独自の IP Path Echo オペレーションを作成、修正、または削除するオプションも用意されています。

IP Path Echo オペレーションを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Operation をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に Operation Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Path Echo をクリックします。

Path Echo の Operation Configuration ウィンドウ(図 3-13)が表示されます。

図 3-13 IP Path Echo の Operation Configuration ウィンドウ

 

ステップ 4 Name フィールドに、オペレーションに割り当てる分かりやすい名前を入力します。Description フィールドに、オペレーションに関する簡単な説明(用途など)を入力できます。

ステップ 5 Packet Priority フィールドで、ICMP echo 要求パケットに設定する優先順位を選択します。デフォルト設定は、0(優先順位なし)です。このオプションを使用すると、IP パケットの TOS ビットがセットされます。

ステップ 6 Request Payload フィールドに、ICMP echo 要求パケットのペイロードのサイズに使用するバイト数を入力します。デフォルト設定は 64 バイトです。

ステップ 7 検出対象のパスの最大数を指定するには、値を Maximum Paths フィールドに入力します。パス数の有効範囲は 1 ~ 128 です。デフォルト設定は 5 です。関連するパスについての統計収集が失敗しないために、想定されるパス数よりも大きめの値を設定してください。

ステップ 8 検出対象のホップの最大数を指定するには、値を Maximum Hops フィールドに入力します。ホップ数の有効範囲は 1 ~ 25 です。デフォルト設定は 25 です。関連するホップについての統計収集が失敗しないために、想定されるホップ数よりも大きめの値を設定してください。

ステップ 9 Add をクリックします。

新しく定義したオペレーションが、IPM によって IPM データベースに追加されます。

ステップ 10 Close をクリックして、Configuration ウィンドウを閉じます。


) サンプル間隔は、タイムアウト値にホップ数を乗じた値よりも大きくしてください。



 

Path Echo の Operation Configuration ウィンドウで使用できるオプションの詳細については、オンライン ヘルプのトピック「Path Echo Operation Configuration Window」を参照してください。

IP のホップバイホップ統計の表示

IP Path Echo Historical Statistics ウィンドウには、選択した IP Path Echo コレクタについて、モニタリング期間に収集された統計情報およびグラフィック情報が表示されます。

IP のホップバイホップ統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Path Echo コレクタを選択します。(Path Echo コレクタは 2 つ以上選択しないでください。マルチコレクタ グラフには複数の Path Echo コレクタを含めることはできません)。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

すべてのパスについて、Path Echo Historical Statistics ウィンドウ(図 3-14)が表示されます。

図 3-14 IP Path Echo Historical Statistics ウィンドウ:すべてのパス

 

デフォルトでは、IPM はパス リストにあるすべてのパスのグラフを表示します。1 つのパスのホップ リストを表示するには、パス フォルダをクリックします。1 つのパスにあるすべてのホップについて、Path Echo Historical Statistics ウィンドウが表示されます(図 3-15)。

図 3-15 IP Path Echo Historical Statistics ウィンドウ:1 つのパスにあるすべてのホップ

 

特定のホップのグラフを表示するには、そのホップをクリックします。1 つのホップについて、Path Echo Historical Statistics ウィンドウ(図 3-16)が表示されます。

図 3-16 IP Path Echo Historical Statistics ウィンドウ:1 つのホップ

 

ステップ 3 デフォルトでは、IPM はパス リストのパスごと、または指定されたパスのホップごとに、1 つのグラフを表示します。ただし、複数のパスやホップについて結合した統計を 1 つのグラフに表示するように選択することもできます。

このグラフを表示するには、Path Echo Historical Statistics ウィンドウで、パス リストまたは特定のパスを選択してから、 View > Show Combined を選択します。Combined Path List ウィンドウまたは Combined Hop List ウィンドウが表示されます。

図 3-17に、Combined Path List ウィンドウの例を示します。

図 3-17 IP Path Echo の Combined Path List ウィンドウ

 

図 3-18に、Combined Hop List ウィンドウの例を示します。

図 3-18 IP Path Echo の Combined Hop List ウィンドウ

 

統計を結合して表示すると、さまざまなパスとホップを比較しやすくなります。

パスまたはホップごとの個別グラフに戻るには、 View > Show Separate を選択します。


 

Path Echo Historical Statistics ウィンドウに表示される統計の詳細については、オンライン ヘルプのトピック「Path Echo Historical Statistics Window」を参照してください。

SNA のネットワーク パフォーマンスの測定

SNA 環境では、IPM は次の SNA セッションを使用して、MVS メインフレームへのラウンドトリップ レイテンシを測定できます。

システム サービス制御点論理ユニット(SSCP-LU)

LU 0

LU 2

SNA はコネクション型プロトコルであるため、要求できる測定タイプは Echo だけです。

SNA メインフレームに対するレイテンシを測定するとき、IPM はソース ルータと SNA メインフレームにあるエコー応答プログラムとの間のラウンドトリップ レイテンシを測定します。

IPM で提供されるプログラム、NSPECHO を MVS メインフレーム上にインストールすると、ルータにエコー バックを行うことができます。

要求ペイロード サイズと応答ペイロード サイズの両方をカスタマイズして、さまざまなアプリケーションにトラフィック フローをモデル化できます。また SNA オペレーションは、SNA サービスのアベイラビリティとエラーも測定します。

SNA のエンドツーエンドでのパフォーマンスを測定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 パフォーマンス測定の起点となるソース ルータとして、ルータを定義します。ソース ルータの定義方法については、「ソース ルータの定義」を参照してください。

ステップ 2 ソース ルータからの SNA echo 要求のターゲットとして、デバイスを定義します。ターゲットの定義方法については、「ターゲットの定義」を参照してください。

統計の収集方法を制御するには、デフォルトの SNA オペレーションの 1 つを使用するか、または独自の SNA Echo オペレーションを定義します。SNA Echo オペレーションの定義方法については、「SNA Echo オペレーションの定義」を参照してください。

ステップ 3 定義済みのソース ルータとターゲットの間のパフォーマンスを測定するためのコレクタを定義します。コレクタの定義方法については、「コレクタの定義」を参照してください。コレクタのスケジュールを On Demand に設定した場合は、希望する時点でコレクタを起動します。

ステップ 4 Echo Historical Statistics ウィンドウに、統計を表示します。SNA のエンドツーエンド統計の表示については、「SNA の統計の表示」を参照してください。


 

SNA Echo オペレーションの定義

SNA Echo の Operation Configuration ウィンドウでは、SNA Echo オペレーションを作成、修正、または削除できます。

SNA Echo オペレーションを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Operation をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に Operation Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Echo をクリックします。

Echo の Operation Configuration ウィンドウ(図 3-11)が表示されます。

ステップ 4 Name フィールドに、オペレーションに割り当てる分かりやすい名前を入力します。Description フィールドに、オペレーションに関する簡単な説明(用途など)を入力できます。

ステップ 5 Protocol フィールドで、次のプロトコルのうち 1 つを選択します。

SNA LU 0

SNA LU 2

SNA SSCP

ステップ 6 Request Size フィールドに、要求パケットのペイロードのサイズに使用するバイト数を入力します。デフォルト設定は 64 バイトです。

ステップ 7 Response Size フィールドに、応答パケットのペイロードのサイズに使用するバイト数を入力します。デフォルト設定は 64 バイトです。

コネクション切断をチェックするには、 Enable Connection Lost Action をクリックします。

応答に予期しないデータが含まれている場合に Verify Data カウンタの値を増やすには、 Enable Data Verification をクリックします。

ステップ 8 Add をクリックします。

新しく定義したオペレーションが、IPM によって IPM データベースに追加されます。

ステップ 9 Close をクリックして、Configuration ウィンドウを閉じます。


 

Echo の Operation Configuration ウィンドウで使用できるオプションの詳細については、オンライン ヘルプのトピック「Echo Operation Configuration Window」を参照してください。

SNA の統計の表示

SNA Echo Historical Statistics ウィンドウには、選択した Echo コレクタについて、モニタリング期間に収集された統計情報およびグラフィック情報が表示されます。

SNA のエンドツーエンド統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、1 つ以上の SNA コレクタを選択します(最大 10 個)。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

SNA Historical Statistics ウィンドウ(図 3-19)が表示されます。

図 3-19 SNA Echo Historical Statistics ウィンドウ

 

2 つ以上のコレクタを選択した場合、統計は Historical Statistics:Multi-Collector Graph ウィンドウで、1 つのグラフに表示されます(グラフの例は図 2-14を参照)。


 

Echo Historical Statistics ウィンドウに表示される統計の詳細については、オンライン ヘルプのトピック「Echo Historical Statistics Window」を参照してください。

TCP のネットワーク パフォーマンスの測定

IPM の TCP Connect オペレーションは、シスコ ルータと、TCP サービスを実行している IP アドレス指定可能な任意のデバイスとの間の、ラウンドトリップ レイテンシを測定します。レイテンシは、ソースがターゲット デバイスに対して TCP Connect オペレーションの実行に必要な時間を測定することによって求められます。Telnet または HTTP のコネクション タイムをシミュレートする場合は、このオペレーションが役立ちます。また TCP オペレーションは、TCP サービスのアベイラビリティとエラーも測定します。

ターゲット上のそのポートで受信している人がいる限り(シスコ製でも非シスコ製でも)、well known であるかないかにかかわらず、任意の IP ホストで任意のポート番号を指定できます。well known ポート番号は、1024 以下の番号です(たとえば、FTP 用は 21、Telnet 用は 23、HTTP 用は80)。また IPM では、これらの共通 TCP サービスのいくつかに対応するデフォルトの TCP Connection オペレーションを用意しています。

TCP のエンドツーエンドのレイテンシを測定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 パフォーマンス測定の起点となるソース ルータとして、ルータを定義します。ソース ルータの定義方法については、「ソース ルータの定義」を参照してください。

ステップ 2 ソース ルータからの接続要求のターゲットとして、デバイスを定義します。ターゲットの定義方法については、「ターゲットの定義」を参照してください。

統計の収集方法を制御するには、TCP 用のデフォルト オペレーションの 1 つを使用するか、または独自の TCP オペレーションを定義します。TCP オペレーションの定義方法については、「TCP オペレーションの定義」を参照してください。

ステップ 3 定義済みのソース ルータとターゲットの間のパフォーマンスを測定するためのコレクタを定義します。コレクタの定義方法については、「コレクタの定義」を参照してください。コレクタのスケジュールを On Demand に設定した場合は、必要な時点でコレクタを起動します。

ステップ 4 TCP Historical Statistics ウィンドウに、統計を表示します。TCP のエンドツーエンド統計の表示の詳細については、「TCP の統計の表示」を参照してください。


 

TCP オペレーションの定義

IPM には、ソースとターゲットの間のパフォーマンスを測定するための、デフォルトの TCP オペレーションが複数あります。さらに、TCP の Operation Configuration ウィンドウから独自の TCP オペレーションを作成、修正、または削除するオプションも用意されています。

TCP オペレーションを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Operation をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に Operation Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 TCP をクリックします。

TCP の Operation Configuration ウィンドウ(図 3-20)が表示されます。

図 3-20 TCP の Operation Configuration ウィンドウ

 

ステップ 4 Name フィールドに、オペレーションに割り当てる分かりやすい名前を入力します。Description フィールドに、オペレーションに関する簡単な説明(用途など)を入力できます。

ステップ 5 Packet Priority フィールドで、TCP 接続要求に設定する優先順位を選択します。デフォルト設定は、0(優先順位なし)です。このオプションを使用すると、IP パケットの TOS ビットがセットされます。

ステップ 6 Target Port フィールドに、接続要求に応答するときに使用するターゲット デバイス用の TCP ポート番号を入力します。有効な値は 1 ~ 65535 です。デフォルト設定は 3000 です。

ターゲット上のそのポートで受信している人がいる限り(シスコ製でも非シスコ製でも)、well known であるかないかにかかわらず、任意の IP ホストで任意のポート番号を指定できます。

このターゲットが SA Agent を使用している場合には、Target Configuration ウィンドウで Cisco SAA Responder ターゲットとして設定したかどうかを確認してください。

このターゲットを誤って IP ターゲットとして設定していた場合、well-nown ではないターゲット ポートを指定すると(つまり、1024 以上のポート番号を指定すると)、IPM は、ターゲットを SA Agent デバイスではなく IP デバイスと見なします。このような場合、SA Agent Control プロトコルはイネーブルになりません。その結果、コレクタはターゲットに接続できず、データは収集されません。

ステップ 7 Add をクリックします。

新しく定義したオペレーションが、IPM によって IPM データベースに追加されます。

ステップ 8 Close をクリックして、Configuration ウィンドウを閉じます。


 

TCP の Operation Configuration ウィンドウで使用できるオプションの詳細については、オンライン ヘルプのトピック「TCP Operation Configuration Window」を参照してください。

TCP の統計の表示

TCP Historical Statistics ウィンドウには、選択した TCP コレクタについて、モニタリング期間に収集された統計情報およびグラフィック情報が表示されます。

TCP のエンドツーエンド統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、1 つ以上の TCP Connect コレクタを選択します (最大 10 個)。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

TCP Historical Statistics ウィンドウ(図 3-21)が表示されます。

図 3-21 TCP Historical Statistics ウィンドウ

 

2 つ以上のコレクタを選択した場合、統計は Historical Statistics:Multi-Collector Graph ウィンドウで 1 つのグラフに表示されます(グラフの例は図 2-14を参照)。


 

TCP Historical Statistics ウィンドウに表示される統計の詳細については、オンライン ヘルプのトピック「TCP Historical Statistics Window」を参照してください。

UDP のネットワーク パフォーマンスの測定

IPM の UDP オペレーションは、シスコ ルータと、UDP サービスを実行している IP アドレス指定可能な任意のデバイス間の、ラウンドトリップ レイテンシを測定します。レイテンシは、データグラムを送信してターゲット デバイスからの応答を受信するのに要する時間を測定することで求められます。また UDP オペレーションは、UDP サービスのアベイラビリティとエラーも測定します。

UDP のエンドツーエンドでのパフォーマンスを測定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 パフォーマンス測定の起点となるソース ルータとして、ルータを定義します。ソース ルータの定義方法については、「ソース ルータの定義」を参照してください。

ステップ 2 ソース ルータからの接続要求のターゲットとして、デバイスを定義します。ターゲットの定義方法については、「ターゲットの定義」を参照してください。

統計の収集方法を制御するには、DefaultUDP オペレーションを使用するか、または独自の UDP オペレーションを定義します。UDP オペレーションの定義方法については、「UDP オペレーションの定義」を参照してください。

ステップ 3 定義済みのソース ルータとターゲットの間のパフォーマンスを測定するためのコレクタを定義します。コレクタの定義方法については、「コレクタの定義」を参照してください。コレクタのスケジュールを On Demand に設定した場合は、希望する時点でコレクタを起動します。

ステップ 4 UDP Historical Statistics ウィンドウに、統計を表示します。UDP のエンドツーエンド統計の表示の詳細については、「UDP の統計の表示」を参照してください。


 

UDP オペレーションの定義

IPM には、ソースとターゲットの間のパフォーマンスを測定するための、デフォルトの UDP オペレーションがあります。さらに、UDP の Operation Configuration ウィンドウから独自の UDP オペレーションを作成、修正、または削除するオプションも用意されています。

UDP オペレーションを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Operation をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に Operation Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 UDP をクリックします。

UDP の Operation Configuration ウィンドウ(図 3-22)が表示されます。

図 3-22 UDP の Operation Configuration ウィンドウ

 

ステップ 4 Name フィールドに、オペレーションに割り当てる分かりやすい名前を入力します。Description フィールドに、オペレーションに関する簡単な説明(用途など)を入力できます。

ステップ 5 Packet Priority フィールドで、UDP 要求パケットに設定する優先順位を選択します。デフォルト設定は、0(優先順位なし)です。

ステップ 6 Request Payload(バイト)フィールドに、要求パケットのペイロードのサイズに使用するバイト数を入力します。デフォルト設定は 64 バイトです。

ステップ 7 Verify Data チェックボックスをオンまたはオフにして、データ検証をイネーブルまたはディセーブルにします。

このオプションがイネーブルの場合には、応答に予想外のデータが含まれているたびに、Verify Data カウンタがインクリメントされます。このオプションを使用して、データが破損していないかモニタリングできます。このチェックボックスのデフォルト設定はオフです(データは検証されません)。

ステップ 8 Target Port フィールドに、応答パケットを送信するときに使用するターゲット デバイス用の UDP ポート番号を入力します。有効な値は 7 および 1025 ~ 65535 です。デフォルト設定は 7 です。

ターゲット デバイスが Cisco IOS ソフトウェアのバージョン 12.1 以降が動作しているシスコ ルータである場合は、ターゲットのそのポートで受信している人がいる限り、well known ではない任意のポートを指定して(つまり、1024 より大きいポート番号を指定して)、SA Agent Responder と通信できます。well known ポートは、UDP ポート 7 のみです。

ターゲットが Cisco IOS ソフトウェアのバージョン 12.1 以降を実行していない場合には、Cisco の IP ホストであるかないかにかかわらず、ターゲット ポートとして UDP ポート 7 を指定する必要があります。

ステップ 9 Add をクリックします。

新しく定義したオペレーションが、IPM によって IPM データベースに追加されます。

ステップ 10 Close をクリックして、Configuration ウィンドウを閉じます。


 

UDP の Operation Configuration ウィンドウで使用できるオプションの詳細については、オンライン ヘルプのトピック「UDP Operation Configuration Window」を参照してください。

UDP の統計の表示

UDP Historical Statistics ウィンドウには、選択した UDP コレクタについて、モニタリング期間に収集された統計情報およびグラフィック情報が表示されます。

UDP のエンドツーエンド統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、1 つ以上の UDP コレクタを選択します(最大 10 個)。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

UDP Historical Statistics ウィンドウ(図 3-23)が表示されます。

図 3-23 UDP Historical Statistics ウィンドウ

 

2 つ以上のコレクタを選択した場合、統計は Historical Statistics:Multi-Collector Graph ウィンドウで、1 つのグラフに表示されます(グラフの例は図 2-14を参照)。


 

UDP Historical Statistics ウィンドウに表示される統計の詳細については、オンライン ヘルプのトピック「UDP Historical Statistics Window」を参照してください。

Voice over IP のネットワーク パフォーマンスの測定

Voice over IP 用の Enhanced UDP オペレーションは、統合 UDP トラフィックを生成することによって、IP ネットワークでのラウンドトリップ レイテンシ、パケット損失、およびジッタを測定します。Enhanced UDP オペレーションは、ソース ルータからターゲット ルータへ、定義されたサイズのパケットを定義された数、定義されたパケット間遅延で送信します。ソース ルータおよびターゲットの両方で Cisco IOS ソフトウェアのバージョン 12.1 以降を実行し、SA Agent Responder がターゲットでイネーブルになっている必要があります。

ターゲットで SA Agent Responder をイネーブルにするには、IOS コンフィギュレーション コマンドの rtr responder を使用します。ジッタの測定用に送出されたパケットには、パケット シーケンス情報と、ソースおよび Responder からの送信および受信タイムスタンプが含まれます。


) Enhanced UDP オペレーションでは、UDP データ トラフィックだけが送信され、音声パケットは送信されません。


Enhanced UDP オペレーションは、次のネットワーク パフォーマンス統計を測定します。

ラウンドトリップ ネットワーク レイテンシ

方向ごとのパケット損失

方向ごとのパケット間の遅延変動(ジッタ)

ネットワークのアベイラビリティおよびエラー

Enhanced UDP のエンドツーエンドでのパフォーマンスを測定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 パフォーマンス測定の起点となるソース ルータとして、ルータを定義します。ソース ルータの定義方法については、「ソース ルータの定義」を参照してください。

ステップ 2 ソース ルータからのディスカバリ要求のターゲットとして、デバイスを定義します。ターゲットの定義方法については、「ターゲットの定義」を参照してください。

統計の収集方法を制御するには、デフォルトの Enhanced UDP オペレーションの 1 つを使用するか、または独自の Enhanced UDP オペレーションを定義します。Enhanced UDP オペレーションの定義方法については、「Enhanced UDP オペレーションの定義」を参照してください。

ステップ 3 定義済みのソース ルータとターゲットの間のパフォーマンスを測定するためのコレクタを定義します。コレクタの定義方法については、「コレクタの定義」を参照してください。コレクタのスケジュールを On Demand に設定した場合は、必要な時点でコレクタを起動します。

ステップ 4 Enhanced UDP Historical Statistics ウィンドウに、統計を表示します。Enhanced UDP のエンドツーエンド統計の表示については、「Enhanced UDP の統計の表示」を参照してください。


 

Enhanced UDP オペレーションの定義

IPM には、ソースとターゲットの間のパフォーマンスを測定するための、デフォルトの Enhanced UDP オペレーションが複数あります。さらに、Enhanced UDP の Operation Configuration ウィンドウから独自の Enhanced UDP オペレーションを作成、修正、または削除するオプションも用意されています。

Enhanced UDP オペレーションを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Operations をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に Operation Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Enhanced UDP をクリックします。

UDP の Operation Configuration ウィンドウ(図 3-24)が表示されます。

図 3-24 Enhanced UDP の Operation Configuration ウィンドウ

 

ステップ 4 Name フィールドに、オペレーションに割り当てる分かりやすい名前を入力します。Description フィールドに、オペレーションに関する簡単な説明(用途など)を入力できます。

ステップ 5 Packet Priority フィールドで、UDP 要求パケットに設定する優先順位を選択します。デフォルト設定は、0(優先順位なし)です。Default60ByteVoice および Default160ByteVoice オペレーションでは、パケット優先順位のデフォルト設定は 5 です。

ステップ 6 Request Size フィールドに、UDP 要求パケットのペイロードのサイズに使用するバイト数を入力します。デフォルト設定は、次の値のいずれかです。

Default60ByteVoice オペレーションでは 60 バイト

Default160ByteVoice オペレーションでは 160 バイト

DefaultVPN および DefaultVideo オペレーションでは 1024 バイト

ステップ 7 Packet Interval フィールドに、ソース ルータからターゲット ルータに送信されるパケット間でのパケット間遅延に使用する時間をミリ秒単位で入力します。デフォルト設定は 20 ミリ秒です。

ステップ 8 Number of Packets フィールドに、レイテンシを測定するためにターゲットに送信するパケットの数を入力します。デフォルト設定は 10 パケットです。

ステップ 9 Jitter Threshold フィールドに、1 ~ 99999 ミリ秒の値を入力します。

Source-Destination Jitter グラフと Destination-Source Jitter グラフでは、入力したジッタしきい値が赤の実線で表示されます。ジッタしきい値はアクションをトリガーせず、単に視覚的なインディケータとして使用されます。デフォルト設定は 250 ミリ秒で、これは Voice、Video、およびその他の Enhanced UDP オペレーションに適した値です。

ステップ 10 Target Port フィールドに、応答パケットを送信するときに使用するターゲット デバイス用の UDP ポート番号を入力します。有効な値は 0 ~ 65535 です。Voice でのデフォルト設定は 16400、その他のトラフィックでのデフォルト設定は 2000 です。

ステップ 11 Add をクリックします。

新しく定義したオペレーションが、IPM によって IPM データベースに追加されます。

ステップ 12 Close をクリックして、Configuration ウィンドウを閉じます。


 

Enhanced UDP の Operation Configuration ウィンドウで使用できるオプションの詳細については、オンライン ヘルプのトピック「Enhanced UDP Operation Configuration Window」を参照してください。

Enhanced UDP の統計の表示

Enhanced UDP Historical Statistics ウィンドウには、選択した Enhanced UDP コレクタについて、モニタリング期間に収集された統計情報およびグラフィック情報が表示されます。

Enhanced UDP の統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウから、コレクタを選択します。

Enhanced UDP コレクタは 2 つ以上選択しないでください。マルチコレクタ グラフに複数の Enhanced UDP コレクタを含めることはできません。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

Enhanced UDP Historical Statistics ウィンドウ(図 3-25 および図 3-26)が表示されます。

図 3-25 Enhanced UDP Historical Statistics ウィンドウ:Part 1

 

図 3-26 Enhanced UDP Historical Statistics ウィンドウ:Part 2

 


 

Enhanced UDP Historical Statistics ウィンドウに表示される統計の詳細については、オンライン ヘルプのトピック「Enhanced UDP Historical Statistics Window」を参照してください。