Internetwork Performance Monitor ユーザ ガイド
IPM について
IPM について
発行日;2012/01/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

IPM について

IPM の起動

Solaris での IPM の起動

Windows での IPM の起動

Windows での IPM サーバの起動

Windows での IPM クライアントの起動

Web ブラウザでの IPM クライアントの起動

クライアント セキュリティの実装

Solaris での IPM パスワードのイネーブル化

Solaris での IPM パスワードのディセーブル化

Windows での IPM パスワードのイネーブル化

Windows での IPM パスワードのディセーブル化

IPM セッションの同時実行

IPM コンポーネントのコンフィギュレーション

ソース ルータの定義

ターゲットの定義

コレクタの定義

ネットワーク パフォーマンス統計の表示

ネットワーク パフォーマンス統計のリアルタイム表示

ネットワーク パフォーマンス統計履歴の表示

Next Range について

Previous Range について

IPM 統計情報の印刷

IPM クライアントの終了

IPM について

この章では、IPM アプリケーションを起動し、レイテンシ データを収集するようにコレクタを設定するための情報を提供しています。次の項目について取り上げます。

「IPM の起動」

「クライアント セキュリティの実装」

「IPM コンポーネントのコンフィギュレーション」

「ネットワーク パフォーマンス統計の表示」

「IPM 統計情報の印刷」

「IPM クライアントの終了」

IPM の起動

IPM アプリケーションはサーバ コンポーネントとクライアント コンポーネントで構成されているため、このアプリケーションを実行するには両方のコンポーネントを起動する必要があります。IPM サーバとクライアントを同一のシステム上にインストールしている場合は、1 つのコマンドで IPM サーバとクライアントを起動できます。また、IPM サーバおよびクライアントを別々に起動することもできます。

次の各項目では、IPM サーバおよびクライアントの起動に関する詳細を説明します。

「Solaris での IPM の起動」

「Windows での IPM の起動」

「Web ブラウザでの IPM クライアントの起動」

Solaris での IPM の起動

Solaris システム上で IPM サーバおよびクライアントを起動するには、次を入力します。

# cd /opt/CSCOipm/bin
# ./ipm

) IPM をインストールするデフォルトのディレクトリは、/opt です。別のディレクトリに IPM をインストールした場合は、/opt の代わりに、そのディレクトリを指定してください。


Solaris システム上で IPM サーバだけを起動するには、次を入力します。

# cd /opt/CSCOipm/bin
# ./ipm start

ipm start コマンドを入力するには、root ユーザとしてログインするか、ログインするアカウントに管理者特権が設定されている必要があります。


Solaris システム上で IPM クライアントだけを起動するには、次を入力します。

# cd /opt/CSCOipm/bin
# ./ipm start client
 

IPM クライアントと IPM サーバを別の Solaris システム上にインストールした場合は、 /opt/CSCOipmClient/bin ディレクトリから ipm start コマンドを入力する必要があります。

# cd /opt/CSCOipmClient/bin
# ./ipm start client
 

IPM クライアントを起動してデフォルト サーバ以外の IPM サーバに接続するには、次を入力します。

# cd /opt/CSCOipmClient/bin
# ./ipm start client server_name
 

server_name には、IPM サーバが動作している Solaris または Windows システムのシステム名をタイプします。


) デバイスの認定証を保護するため、管理パスワードのディセーブル化はできません。クライアントの起動時に、パスワードの入力が要求されます。クライアント セキュリティについては、「クライアント セキュリティの実装」を参照してください。


IPM クライアントが起動すると、IPM メイン ウィンドウ(図 2-1)が表示されます。IPM メイン ウィンドウのタイトルバーには、IPM サーバが動作しているシステムの名前が表示されます。

図 2-1 IPM メイン ウィンドウ

 

初めて IPM を起動したときは、IPM メイン ウィンドウにコレクタは表示されません。コレクタを設定すると、このウィンドウに表示されるようになります。各コレクタは、設定されたソース、ターゲット、およびオペレーションの組み合せです。各コレクタに、統計の収集およびスケジューリング用のパラメータを指定できます。

Windows での IPM の起動

ここでは、Windows での IPM サーバの起動方法と、Windows XP Professional、Windows 2000 Professional、または Windows 2000 Server (SP3) での IPM クライアントの起動方法について説明します。次の項目について取り上げます。

「Windows での IPM サーバの起動」

「Windows での IPM クライアントの起動」

Windows での IPM サーバの起動

Windows システム上で IPM サーバおよびクライアントを起動するには、次を入力します。

cd c:\Program Files\Internetwork Performance Monitor\Server\bin
ipm

) IPM をインストールするデフォルトのディレクトリは、
C:\Program Files\Internetwork Performance Monitor\です。別のディレクトリに IPM をインストールした場合は、C:\Program Files\Internetwork Performance Monitor\の代わりに、そのディレクトリを指定してください。


Windows システム上で IPM サーバだけを起動するには、次を入力します。

cd c:\Program Files\Internetwork Performance Monitor\Server\bin
ipm start

ipm start コマンドを入力するには、管理者としてログインするか、ログインするアカウントに管理者特権が設定されている必要があります。


Windows システム上で IPM クライアントだけを起動するには、次を入力します。

cd c:\Program Files\Internetwork Performance Monitor\Server\bin
ipm start client
 

IPM クライアントと IPM サーバを別の Windows システム上にインストールした場合は、c:\Program Files\Internetwork Performance Monitor\client\bin ディレクトリから ipm start コマンドを入力する必要があります。

cd c:\Program Files\Internetwork Performance Monitor\client\bin
ipm start client
 

IPM クライアントを起動してデフォルト サーバ以外の IPM サーバに接続するには、次を入力します。

cd c:\Program Files\Internetwork Performance Monitor\client\bin
ipm start client server_name
 

server_name には、IPM サーバが動作している Solaris または Windows システムのシステム名をタイプします。


) IPM デバイスの認定証を保護するため、管理パスワードのディセーブル化はできません。クライアントの起動時に、パスワードの入力が要求されます。クライアント セキュリティについては、「クライアント セキュリティの実装」を参照してください。


IPM クライアントを起動すると、IPM メイン ウィンドウ(図 2-1)が表示されます。IPM メイン ウィンドウのタイトルバーには、IPM サーバが動作しているシステムの名前が表示されます。

初めて IPM を起動したときは、IPM メイン ウィンドウにコレクタは表示されません。コレクタを設定した段階で、ウィンドウに表示されるようになります。各コレクタは、設定されたソース、ターゲット、およびオペレーションの組み合せです。各コレクタに、統計の収集およびスケジューリング用のパラメータを指定できます。

Windows での IPM クライアントの起動

Windows XP Professional、Windows 2000 Server、または Windows 2000 Professional システム上に IPM クライアントをインストールすると、インストール プログラムによって、2 つのアイコンがデスクトップに追加されます。1 つはインストール中に指定した IPM サーバへの接続用で、もう 1 つは任意の IPM サーバへの接続用です。

Windows システム上で IPM クライアントを起動し、「デフォルト」の IPM サーバに接続するには、次の手順に従います。


ステップ 1 接続する IPM サーバが現在動作していることを確認します。

ステップ 2 デスクトップの IPM クライアント アイコンをダブルクリックします。

IPM クライアントが起動し、IPM メイン ウィンドウ(図 2-1)が表示されます。


 

Windows システム上で IPM クライアントを起動し、任意の IPM サーバに接続するには、次の手順に従います。


ステップ 1 接続する IPM サーバが現在動作していることを確認します。

ステップ 2 デスクトップの IPM Any Server アイコンをダブルクリックします。

プロンプトが表示され、接続するターゲット IPM サーバの名前を指定するように求められます。

ステップ 3 IPM サーバの名前を入力し、 OK をクリックします。

IPM クライアントが起動し、IPM メイン ウィンドウ(図 2-1)が表示されます。


 

Web ブラウザでの IPM クライアントの起動

次の場合、Web ブラウザ(Internet Explorer または Netscape Navigator)から、IPM クライアントをアプレットとして実行できます。

Solaris 2.7、Solaris 2.8、Windows XP Professional、Windows 2000 Professional、または Windows 2000 Server (SP3) を実行している。

Java プラグイン 1.3.1 がインストールされている(Java プラグインのインストールについては、『 Installation Guide for Internetwork Performance Monitor 』の「Installing IPM on Windows」の章を参照してください)。

Web ブラウザでアプレットとして IPM クライアントを起動するには、次の手順に従います。


ステップ 1 接続する IPM サーバが現在動作していることを確認します。

ステップ 2 使用しているブラウザから、IPM Web サーバの URL(たとえば、http:// youripmserver :1744)に移動します。

IPM クライアント ソフトウェアの Web サーバ ホームページが表示されます(図 2-2)。

図 2-2 IPM サーバ ホームページ

 


) このURLが見当たらない場合は、IPMサーバ ソフトウェアをインストールしたシステム管理者に問い合せてください。


ステップ 3 Launch Secure Web Client または Launch Web Client をクリックします。

Java アプレットがロードされ、Web クライアントが起動します。


) IPM デバイスの認定証を保護するため、管理パスワードのディセーブル化はできません。クライアントの起動時に、スタンドアロン クライアントおよび保護された Web クライアントの両方にパスワードの入力が要求されます。クライアント セキュリティについては、「クライアント セキュリティの実装」を参照してください。



 

クライアント セキュリティの実装

IPM デバイスの認定証を保護するため、IPM にはユーザが IPM の管理パスワードを定義できるクライアント セキュリティ機能が備わっています。したがって、保護されたクライアント機能にアクセスするには、次を入力します。

 

クライアント機能
要求される入力事項

ipm tshoot トラブルシューティング コマンドを使用する。

ユーザ名 ipm および管理パスワード

シード ファイルを開く。

ユーザ名 ipm および管理パスワード

IPM サーバ ホームページから IPM クライアント ソフトウェアをダウンロードする。

ユーザ名 ipm および管理パスワード

IPM サーバ ホームページから保護された Web クライアントを起動する。

管理パスワード


) 保護された Web クライアントでは、Edit メニューのオプションがイネーブルになり、IPM の機能がすべて使用可能になります。この機能には、ソース ルータ、ターゲット、オペレーション、コレクタの追加、削除、編集、およびコレクタの開始、停止があります。
保護されていない Web クライアントでは、統計グラフを表示できますが、IPM リソースの修正、開始、および停止はできません。


Web ブラウザのセッション中に、IPM からユーザ名と管理パスワードの入力が 1 回だけ要求されます。その後は、ユーザ名とパスワードを再入力しなくても、クライアントのダウンロード、Web からのシード ファイルの表示、 ipm tshoot コマンドの使用が可能です。

ただし、Web ブラウザを閉じて再度開いた場合には、次のクライアントのダウンロード、Web からのシード ファイルの表示、または ipm tshoot コマンドの使用の際に、ユーザ名と管理パスワードの入力が要求されます。

すべてのセッションを閉じてから Web ブラウザを再度開いた場合には、次に保護された Web クライアントを起動する際に、管理パスワードの入力が要求されます。

ipm start client コマンドを入力すると、クライアントの起動前にこのパスワードの入力が要求されます。

IPM のパスワードを変更する場合はいつでも、Web ブラウザのキャッシュを消去し、Web ブラウザを再度起動してください。IPM パスワードの管理はネットワーク管理者の責任となります。


) CiscoWorks デスクトップから保護された Web クライアントを起動する場合、管理パスワードを入力する必要はありません。


次に、IPM クライアント セキュリティの設定方法について取り上げます。

「Solaris での IPM パスワードのイネーブル化」

「Solaris での IPM パスワードのディセーブル化」

「Windows での IPM パスワードのイネーブル化」

「Windows での IPM パスワードのディセーブル化」

Solaris での IPM パスワードのイネーブル化

Solaris で IPM パスワードをイネーブルにするには、次の手順に従います。


ステップ 1 root ユーザとしてログインします。

ステップ 2 次を入力します。

# cd /opt/CSCOipm/bin
# ./ipm password
 

) IPM をインストールするデフォルトのディレクトリは、/opt です。別のディレクトリに IPM をインストールした場合は、/opt の代わりに、そのディレクトリを指定してください。


パスワードの入力を要求されます。

ステップ 3 パスワードを入力し、 Enter キーを押します。

パスワードの大文字と小文字は区別されます。また、英字で始める必要があります。入力できる最大文字数は 15 文字で、英数字のみ入力可能です。

パスワードを確認するように要求されます。

ステップ 4 再度パスワードを入力し、 Enter キーを押します。

次のように表示されます。

IPM Administrative Password is Changed.
 
Use IPM Administrative Password and 'ipm' username to access Trouble Shooting, downloading Clients and viewing Seed Files via web. Use Administrative password only to access Secure IPM Client via web and standalone IPM Client and CLI commands.
 

ipm tshoot コマンドのユーザ名( ipm )とパスワード(管理)、および Web を介したシード ファイルの表示がイネーブルになります。管理パスワードは、保護された Web クライアントおよびスタンドアロン クライアントを起動する際に必要となります。


 

Solaris での IPM パスワードのディセーブル化

IPM デバイスの認定証を保護するため、IPM の最新バージョン(バージョン 2.5)では、管理パスワードのディセーブル化はできません。IPM のインストール中に、管理パスワードの入力が要求されます。管理パスワードの設定は重要です。

Windows での IPM パスワードのイネーブル化

Windows で IPM パスワードをイネーブルにするには、次の手順に従います。


ステップ 1 管理者としてログインします。

ステップ 2 次を入力します。

cd c:\Program Files\Internetwork Performance Monitor\Server\bin
ipm password

) IPM をインストールするデフォルトのディレクトリは、c:\Program Files\Internetwork Performance Monitor です。別のディレクトリに IPM をインストールした場合は、c:\Program Files\Internetwork Performance Monitor の代わりに、そのディレクトリを指定してください。


パスワードの入力を要求されます。

ステップ 3 パスワードを入力し、 Enter キーを押します。

パスワードの大文字と小文字は区別されます。また、英字で始める必要があります。入力できる最大文字数は 15 文字で、英数字のみ入力可能です。

パスワードを確認するように要求されます。

ステップ 4 再度パスワードを入力し、 Enter キーを押します。

次のように表示されます。

IPM Administrative Password is Changed.
 
Use IPM Administrative Password and 'ipm' username to access Trouble Shooting, downloading Clients and viewing Seed Files via web. Use Administrative password only to access Secure IPM Client via web and standalone IPM Client and CLI commands.
 

ipm tshoot コマンドのユーザ名( ipm )とパスワード、および Web を介したシード ファイルの表示がイネーブルになります。管理パスワードは、保護された Web クライアントおよびスタンドアロン クライアントを起動する際に必要となります。


 

Windows での IPM パスワードのディセーブル化

IPM デバイスの認定証を保護するため、IPM の最新バージョン(バージョン 2.5)では、管理パスワードのディセーブル化はできません。IPM のインストール中に、管理パスワードの入力が要求されます。管理パスワードの設定は重要です。

IPM セッションの同時実行

IPM で使用しているクライアント サーバ アーキテクチャでは、複数の IPM クライアント セッションを同時に実行できます。複数の IPM クライアントと通信する IPM サーバには、中央サービス機能とデータベース機能が提供されています。IPM クライアント ソフトウェアは、IPM サーバと同じシステムにインストールすることも、IPM サーバと同一のネットワーク上の別のシステムにインストールすることもできます。


) 同じワークステーション上で複数の IPM クライアントを実行すると、ワークステーションのパフォーマンスが低下することがあります。


IPM コンポーネントのコンフィギュレーション

IPM を使用してネットワーク パフォーマンス メトリックを収集するには、ソース ルータでコレクタを定義する必要があります。コレクタは、ソース ルータ、ターゲット デバイス、オペレーション、コレクタ スケジュールの定義です。

コレクタを定義するには、次の作業を行います。

「ソース ルータの定義」

「ターゲットの定義」

「コレクタの定義」

ソース ルータの定義

IPM ソース ルータは、ネットワークのレイテンシ、ジッタ、アベイラビリティ、パケット損失、エラーなどの統計データを測定および保存するためのパケットのソース ルータです。各ソース ルータには、Cisco IOS ソフトウェアの SA Agent 機能が必要です。

使用できるオペレーションのタイプは、ソース ルータで動作している Cisco IOS ソフトウェアのバージョンによって決まります。IPM はルータ上の Cisco IOS ソフトウェアのバージョンを自動的にチェックし、ソース ルータでサポートされないオペレーションを作成できないように制限します。IPM で使用する Cisco IOS ソフトウェアの推奨バージョンについては、『 Installation Guide for Internetwork Performance Monitor 』の「Cisco IOS Software Requirements」を参照してください。

新しいソース ルータを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 ルータ上で、SNMP 読み取りコミュニティ ストリングおよび書き込みコミュニティ ストリングが適切に設定されていることを確認します。

ネットワーク管理システム(NMS)でトラップを受信する場合は、SA Agent 生成トラップを NMS に送信するようにルータが設定されていることを確認してください。

ソース ルータでの SNMP 設定については、『 Installation Guide for Internetwork Performance Monitor 』の「Preparing to Install」の章の、「Configuring Your Routers to Send SA Agent-Related Traps」の項を参照してください。

ステップ 2 IPM メイン ウィンドウ(図 2-1)から、 Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウ(図 2-3)が表示されます。デフォルトでは、ナビゲーション ペインで Sources が選択され、Configuration ウィンドウ内に Source Configuration ウィンドウが表示されます。

図 2-3 Configuration ウィンドウ:Source Configuration

 

ステップ 3 Hostname or IP Address フィールドに、ネットワーク パフォーマンス測定のソースとして使用するルータのホスト名または IP アドレスを入力します。このホスト名の長さは、1 ~ 64 文字です。

ステップ 4 Read Community フィールドに、ソース ルータの SNMP エージェントが保持している情報へ、読み取りアクセスを行うための SNMP コミュニティ名を入力します。この値の長さは、1 ~ 255 文字です。

ステップ 5 Write Community フィールドに、ソース ルータの SNMP エージェントが保持しれている情報へ、書き込みアクセスを行うための SNMP コミュニティ名を入力します。この値の長さは、1 ~ 255 文字です。

ステップ 6 Name フィールドに、ソース ルータに割り当てる名前を入力します。デフォルトでは、このフィールドは Hostname or IP Address フィールドと同じですが、名前を変更できます(たとえば、エイリアスとして使用する場合)。Description フィールドに、ソース ルータの簡単な説明を入力できます。

ステップ 7 Add をクリックします。

IPM はルータの検索を試み、そのルータで正しいコミュニティ ストリングを使用して SNMP がイネーブルになっているかどうかを判別します。ルータが検出されると、IPM はそのルータを IPM データベースに追加します。IPM がルータを検出できない場合、IPM はエラー メッセージを表示します。


) ホスト名ではなく IP アドレスを指定した場合、その IP アドレスが通常のアドレス解決方法で解決できないと、IPM はその IP アドレスを有効であるとみなし、ホスト名への解決は行いません。


ステップ 8 OK をクリックし、Configuration ウィンドウを閉じて IPM メイン ウィンドウに戻ります。


 

IPM に多数のソース ルータを追加する必要がある場合、Source Configuration ウィンドウで 1 つずつ追加することもできますが、シード ファイルを使用すると効率的です。シード ファイルを使用してソース ルータを IPM に追加する方法については、「シード ファイルの使用によるコンポーネントの追加」を参照してください。ソース ルータの表示および削除については、「ソース ルータの操作」を参照してください。


) RTR コンフィギュレーションの設定については、「NVRAM の設定」を参照してください。


ターゲットの定義

IPM ターゲットは、データを収集する終点のデバイスです。IP アドレス指定可能な任意のデバイス、SA Agent Responder、または SNA ホストをターゲットにできます。

デバイスをターゲットとして指定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウ(図 2-1)から、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウ(図 2-3)が表示されます。

ステップ 2 Targets をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に、Target Configuration ウィンドウ(図 2-4)が表示されます。

図 2-4 Target Configuration ウィンドウ

 

ステップ 3 Target Type フィールドで、このターゲットで使用するプロトコルのタイプを選択します。指定可能な値は次のとおりです。

IP:IP/ICMP Echo。IP アドレス指定可能な任意のデバイスです。宛先 IP アドレスまたはホスト名が必要です。

Cisco SAA Responder :Cisco IOS ソフトウェアのバージョン 12.1 以降が動作する、ターゲットのシスコ ルータに組み込まれたコンポーネント。SA Agent ソフトウェアを実行しているソース ルータからの SA Agent 要求パケットに応答します。ジッタを測定する Enhanced UDP オペレーションの場合、または(接続で起こり得る問題を回避するために)ターゲットが SA Agent を使用する場合には、このターゲット タイプが必要になります。

ルータで rtr responder コンフィギュレーション コマンドを使用して、SA Agent Responder をイネーブルにする必要があります。

SNA :シスコの NSPECHO メインフレーム ホスト アプリケーションへの SNA LU タイプ 0 またはタイプ 2 接続、または SNA SCCP-LU Native Echo。VTAM への SNA PU 接続について定義された PU 名が必要です。

ターゲットとして使用する VTAM メインフレーム上に、NSPECHO をインストールする必要があります。NSPECHO アプリケーションは、IPM プロダクト CD で提供されます。NSPECHO のインストール方法については、『 Installation Guide for Internetwork Performance Monitor 』の「Installing NSPECHO to Measure SNA Response Times」の章を参照してください。

ステップ 4 選択したプロトコル タイプに応じて、次のいずれかの操作を行います。

ターゲット タイプが IP の場合は、Host Name or IP Address フィールドにターゲット デバイスのホスト名または IP アドレスを入力します。

ターゲット タイプが Cisco SAA Responder の場合は、Host Name or IP Address フィールドにターゲット デバイスのホスト名または IP アドレスを入力します。Read Community フィールドに、ターゲット デバイスの SNMP エージェントが保持している情報へ、読み取りアクセスを行うための SNMP コミュニティ名を入力します。

ターゲット タイプが SNA の場合は、PU Name フィールドにターゲット デバイスの SNA ホスト名を入力します。

ステップ 5 Name フィールドに、ターゲットに割り当てる名前を入力します。デフォルトでは、このフィールドは Hostname、IP Address、または PU Name フィールドと同じですが、名前を変更できます(たとえば、エイリアスとして使用する場合)。Description フィールドに、ターゲットの簡単な説明を入力できます。

ステップ 6 Add をクリックします。

新しく定義したターゲットが、IPM によって IPM データベースに追加されます。


) ホスト名ではなく IP アドレスを指定した場合、その IP アドレスが通常のアドレス解決方法で解決できないと、IPM はその IP アドレスを有効であるとみなし、ホスト名への解決は行いません。


ステップ 7 OK をクリックし、Configuration ウィンドウを閉じて IPM メイン ウィンドウに戻ります。


 

IPM に多数のソース ルータを追加する必要がある場合、Target Configuration ウィンドウで 1 つずつ追加することもできますが、シード ファイルを使用した方が効率的です。シード ファイルを使用してターゲットを IPM に追加する方法については、「シード ファイルの使用によるコンポーネントの追加」を参照してください。ターゲットの表示および削除については、「ターゲット デバイスの操作」を参照してください。

コレクタの定義

コレクタの定義では、ソース ルータ、ターゲット、オペレーション、コレクタ スケジュールの選択を行います。

新しいコレクタを定義するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウ(図 2-1)から、Edit > Configuration を選択します。

Configuration ウィンドウ(図 2-3)が表示されます。

ステップ 2 Collectors をクリックします。

Configuration ウィンドウ内に、Collector Configuration ウィンドウ(図 2-5)が表示されます。

図 2-5 Collector Configuration ウィンドウ

 

ステップ 3 Name フィールドに、コレクタに割り当てる名前を入力します。コレクタ名の一般的な形式は、NewYorkToSanJoseIp です。Description フィールドに、コレクタの簡単な説明を入力できます。

ステップ 4 Collector Type フィールドで、次のいずれかを選択します。

Statistical を選択すると、今後の分析用にデータを収集して IPM データベースに保存します。これはデフォルトの設定です。

Monitored を選択すると、リアルタイムにしきい値違反をモニタリングしたり、データを表示したりできますが、ネットワーク パフォーマンス データは IPM データベースに保存されません。

ステップ 5 コレクタのスケジュールを定義するには、次のうち 1 つを行います。

コレクタを後で設定および起動するには、 On Demand オプションをイネーブルにしてステップ 10 に進みます。

コレクタの起動時間を指定するには、 Set Date をクリックします。Set Date Range ウィンドウが表示されます(図 2-6)。デフォルトでは、コレクタのスケジュールは、ただちに開始して、永続的に実行するように設定されています。

図 2-6 Set Date Range ウィンドウ

 

ステップ 6 コレクタの開始日を指定します。次のオプションがあります。

Now :設定後、ただちにコレクタを起動します。これはデフォルトの設定です。

On Date :指定した日時にコレクタを起動します。このオプションを選択する場合は、24 時間形式で時間、YYYY 形式で年を指定し、リストから月を選択し、カレンダーから日付を選択します。 On Date のデフォルトの設定は、コレクタが定義されている現在の日付と時間です。


) 選択した日付までは、IPM メイン ウィンドウでのコレクタのステータスは、Schedule Pending となります。開始時間になった段階で、IPM はルータでコレクタを設定し、そのステータスが IPM メイン ウィンドウに反映されます。


ステップ 7 コレクタの終了日を指定します。次のオプションがあります。

Forever :IPM メイン メニューから Edit > Stop を選択して停止するまで、コレクタを継続して実行します。

Duration :指定した期間が経過した後、コレクタを停止します。期間は、日数、時間数、分数の任意の組み合せで指定できます。

On Date :指定した日付および時間にコレクタを停止します。このオプションを選択する場合は、24 時間形式で時間、YYYY 形式で年を指定し、リストから月を選択し、カレンダーから日付を選択します。デフォルトの終了日は、現在の日付および時間からちょうど 1 日後です。

ステップ 8 OK をクリックします。

指定した開始時間および終了時間が、コレクタに対して定義されます。

ステップ 9 Sources リストから、テスト パケットを開始するためのソース ルータとして指定するルータを選択します。ルータの名前がわかっている場合は、 Search フィールドでその名前の入力を開始します。

Sources リスト内の一致するルータにカーソルが移動します。

ステップ 10 Targets リストから、ターゲットとして指定するデバイスを選択します。ターゲットの名前がわかっている場合は、 Search フィールドでその名前の入力を開始します。

Targets リスト内の一致するターゲットにカーソルが移動します。


) DNS、DHCP、または HTTP オペレーションを選択した場合は、これらのオペレーションではターゲットを使用しないため、Targets リストは使用できないようになっています。


ステップ 11 Operations リストから、このコレクタで使用するオペレーションを選択します。オペレーションの名前がわかっている場合は、 Search フィールドでその名前の入力を開始します。

Operations リスト内の一致するオペレーションにカーソルが移動します。

IPM をインストールすると、定義済みのオペレーションのグループが利用できます。定義済みのオペレーションについては、 表 2-1 で説明します。

 

表 2-1 定義済みのオペレーション

オペレーション
説明

DefaultDHCP

新しいDHCP リースを取得するためのエンドツーエンドのレイテンシを測定します。

DefaultDLSw

DLSw を使用して IP ネットワークを介した SNA トラフィックの経路を指定するネットワークで、エンドツーエンドのレイテンシを測定します。要求サイズおよび応答ペイロードはいずれも 64 に設定されます。

DefaultDNS

DNS ルックアップのエンドツーエンドのレイテンシを測定します。DNS ネーム サーバは、IPM サーバが動作しているシステム上で設定された DNS サーバの IP アドレスに設定されます。DNS ルックアップ名は、DNS 要求をルックアップするホスト名に設定されます。

デフォルト以外のオペレーションを作成する場合は、DNS ネーム サーバを指定する必要があります。

DefaultIpEcho

IP ネットワークでのエンドツーエンドのレイテンシを測定します。プロトコルは IP、パケット優先順位は 0(優先順位なし)、要求ペイロードは 64 バイトに設定されます。

DefaultIpPathEcho

IP ネットワークでのホップごとのレイテンシを測定します。パケット優先順位は 0(優先順位なし)、要求ペイロードは 64 バイト、最大パス数は 5、最大ホップ数は 15、サンプリング間隔は 180 秒に設定されます。

DefaultNNTP

標準 Network News Transport Protocol(NNTP)ポート 119 上で選択したターゲットに向けた、TCP 接続オペレーションの実行にかかる時間を測定します。パケット優先順位は 0(優先順位なし)、ターゲット ポートは 119 に設定されます。

DefaultPOP3

標準 Post Office Protocol v.3(POP3)ポート 110 上で選択したターゲットに向けた、TCP 接続オペレーションの実行にかかる時間を測定します。パケット優先順位は 0(優先順位なし)、ターゲット ポートは 110 に設定されます。

DefaultSMTP

標準 Simple Mail Transfer Protocol(SMTP)ポート 25 上で選択したターゲットに向けた、TCP 接続オペレーションの実行にかかる時間を測定します。パケット優先順位は 0(優先順位なし)、ターゲット ポートは 25 に設定されます。

DefaultSnaLu0Echo

LU0 を使用した SNA ネットワークでのエンドツーエンドのレイテンシを測定します。プロトコルは SNA LU0、モード名は INTERACT、応答ペイロードは 64 バイトに設定されます。

DefaultSnaLu2Echo

LU2 を使用した SNA ネットワークでのエンドツーエンドのレイテンシを測定します。プロトコルは SNA LU2、モード名は D4A32782、応答ペイロードは 64 バイトに設定されます。

DefaultSnaSSCPEcho

SSCP プロトコルを使用した SNA ネットワークでのエンドツーエンドのレイテンシを測定します。プロトコルは SNA SSCP に設定されます。

DefaultTelnet

標準 Telnet ポート 23 上で選択したターゲットに向けた、TCP 接続オペレーションの実行にかかる時間を測定します。パケット優先順位は 0(優先順位なし)、ターゲット ポートは 23 に設定されます。

DefaultUDPEcho

UDP データグラムのエンドツーエンドのレイテンシを測定します。パケット優先順位は 0(先順位なし)要求ペイロードは 64 バイト、ターゲット ポートは 7 に設定されます。

DefaultVideo

ビデオ トラフィックのレイテンシおよびジッタを測定します。パケット優先順位は 0(優先 順位なし)、要求ペイロードは 1024 バイト、パケット間隔は 20 ミリ秒、パケット数は 20、ジッタしきい値は 250、ターゲット ポートは 50505 に設定されます。

DefaultVPN

VPN トラフィックのレイテンシおよびジッタを測定します。パケット優先順位は 0(優先 順位なし)、要求ペイロードは 1024 バイト、パケット間隔は 20 ミリ秒、パケット数は 20、ジッタしきい値は 250、ターゲット ポートは 2000 に設定されます。

Default160ByteVoice

Voice over IP トラフィックのレイテンシおよびジッタを測定します。パケット優先順位は 5、要求ペイロードは 160 バイト、パケット間隔は 20 ミリ秒、パケット数は 10、ジッタしきい値は 250、ターゲット ポートは 16400 に設定されます。

Default60ByteVoice

Voice over IP トラフィックのレイテンシおよびジッタを測定します。パケット優先順位は 5、要求ペイロードは 60 バイト、パケット間隔は 20 ミリ秒、パケット数は 10、ジッタしきい値は 250、ターゲット ポートは 16400 に設定されます。

必要に応じて、新しいオペレーションを 1 つ以上定義できます。オペレーションの定義、修正、削除については、「オペレーションの操作」を参照してください。


) デフォルトのオペレーションの修正はできませんが、独自のオペレーションを作成するテンプレートとしては使用できます。


IPM では、定義済みの HTTP または FTP オペレーションは提供していません。したがって、最初に HTTP または FTP オペレーションを作成してから、それぞれ HTTP または FTP コレクタを作成する必要があります。詳細については、「新規オペレーションの追加」を参照してください。

ステップ 12 Add をクリックします。

新しく定義したコレクタが、IPM データベースに追加されます。DNS オペレーションを選択した場合は、Extra DNS Settings ウィンドウ(図 2-7)が表示されます。

ステップ 13 DNS ルックアップ名(DNS 要求をルックアップするホストの名前)を入力し、 OK をクリックします。

図 2-7 Extra DNS Settingsウィンドウ

 

ステップ 14 Close をクリックし、Configuration ウィンドウを閉じて IPM メイン ウィンドウに戻ります。

新しく定義したコレクタが、IPM メイン ウィンドウのコレクタのリストに追加されています。


 

IPM に多数のコレクタを追加する必要がある場合、Collector Configuration ウィンドウで 1 つずつ追加することもできますが、シード ファイルを使用すると、さらに効率的です。シード ファイルを使用してコレクタを IPM に追加する方法については、「シード ファイルの使用によるコンポーネントの追加」を参照してください。コレクタの表示または削除については、「コレクタの操作」を参照してください。

ネットワーク パフォーマンス統計の表示

コレクタがネットワーク パフォーマンス統計の収集と IPM データベースへの情報格納を開始すると、その結果のデータを表示できます。

IPM には、ネットワーク パフォーマンス統計を表示するための方法が2つあります。

「ネットワーク パフォーマンス統計のリアルタイム表示」

「ネットワーク パフォーマンス統計履歴の表示」

ネットワーク パフォーマンス統計のリアルタイム表示

Real Time Statistics ウィンドウでは、データが収集されるに従って、アクティブなコレクタに関する統計を見ることができます。このデータは即時的に表示されるだけで、IPM データベースには保存されません。

1000 ポイントまでのデータが Real Time Statistics ウィンドウに表示されます。表示されるのは、常に最新の 1000 ポイントのデータです。つまり、リアルタイム グラフでデータが 1000 ポイントに達すると、最新のポイントがグラフの右側に追加され、最も古いデータが左側から消えていきます。グラフの右端にある最新のデータ ポイントを見ると、サンプリング間隔の最後でそのポイントが変化することがわかります。

たとえば、サンプリング間隔が 60 秒ごとに 1 回の場合は、1 日足らずでリアルタイム グラフは 1000 ポイントのデータに達します。その後、グラフの右端にある最新のデータ ポイントが 60 秒ごとに変化するのを見ることができます。

統計をリアルタイムに表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウ(図 2-1)から、表示するコレクタを選択します。

ステップ 2 View > Real Time を選択します。

Real Time Statistics ウィンドウ(図 2-8または図 2-9のどちらか)が表示されます。

図 2-8 Real Time Statistics ウィンドウ

 

図 2-9 ジッタの Real Time Statistics ウィンドウ

 

測定頻度の間隔が経過すると、ただちに統計が表示されます。選択したコレクタについて統計が測定される間隔ごとに、データ ポイントがグラフに追加されます。


 

表 2-2 に、Real Time Statistics ウィンドウで実行できるアクションについて説明します。

 

表 2-2 Real Time Statistics ウィンドウのオプション

アクション
キーの組み合せ

グラフの特定の点にズームインする

Shift を押しながらグラフ上の点をクリックします。

グラフ上の特定領域にズームインする

Shift を押しながら、グラフ上の領域をドラッグおよびクリックします。マウスのボタンを離すと、選択した領域にグラフがズームインします。

グラフの元の表示にズームアウトする

グラフ上の任意の場所をクリックします。

グラフの x 軸または y 軸をシフトする

Ctrl を押しながらグラフ上の一点をクリックし、左右にドラッグして前進または後退します。または、上下にドラッグしてグラフの x 軸をシフトします。

ネットワーク パフォーマンス統計履歴の表示

あるモニタリング履歴期間に関する統計を表示するには、次の手順に従います。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウ(図 2-1)から、表示する 1 つ以上のコレクタ(10 個まで)を選択します。

ステップ 2 View > Statistics を選択します。

Statistics Data Filter ウィンドウ(図 2-10)が表示されます。

図 2-10 Statistics Data Filter ウィンドウ

 

ステップ 3 このウィンドウで、統計を表示する期間を指定します。

データが収集された期間全体にわたる統計、またはその統計の一部を表示できます。現在定義されている開始日と終了日がウィンドウに表示されます。

ステップ 4 この日付範囲を変更するには、 Calendar アイコンをクリックします。

Set Date Range ウィンドウが表示されます(図 2-6)。

ステップ 5 新しい開始日か終了日、またはその両方を指定し、 OK をクリックします。

コレクタの統計を見る期間に指定した開始時間と終了時間が表示されます。

日付範囲の変更方法の詳細については、「コレクタの定義」を参照してください。

グラフを読みやすくするために、IPM ではオプションのポップアップ ラベルが履歴グラフに用意されています(ポップアップ ラベルは、リアルタイム グラフの場合は常に表示されます)。

グラフのポップアップ ラベルの表示をオンにすると、カーソルをグラフ上の収集ポイントに合せ、正確なレイテンシ値など、そのポイントについての主要情報が表示されるポップアップ ラベルを見ることができます。

グラフのポップアップ ラベルをオンにするには、 Show Popup Labels チェックボックスをオンにします。ポップアップ ラベルをオフにするには、このチェックボックスをオフにします。

ステップ 6 Statistics Format フィールドで、統計グラフを表示するための、データを取る頻度について、最初にデータを取る時点を指定します。次の Hourly Daily Weekly Monthly の中から 1 つを選択します。


) Weekly の統計グラフでは、開始時間は常に週の始め(日曜日)となります。

Monthly の統計グラフでは、開始時間は常に月の始めとなります。

あるコレクタが 2002 年 1 月 15 日に開始したとします。このコレクタの Monthly の統計グラフでは 2002 年 1 月 1 日(開始する月の朔日)、Weekly の統計グラフでは 2002 年 1 月 13 日(開始する週の始めの日)にタイムプロットがあります。


デフォルトでは、選択したコレクタについて現在 IPM データベースに保存されているデータ量に応じて、最適なオプションを IPM が選択します。IPM が時間、日、週、月ごとのデータを収集して計算する方法については、「IPM データベース プリファレンスの設定」を参照してください。

ステップ 7 OK をクリックします。

Historical Statistics ウィンドウ(図 2-11図 2-12、または図 2-13)が表示されます。

図 2-11 Historical Statistics ウィンドウ:IP Echo コレクタ

 

図 2-12 Historical Statistics ウィンドウ:IP Path Echo コレクタ

 

図 2-13 Historical Statistics ウィンドウ:Enhanced UDP コレクタ

 


) 2 つ以上のコレクタを選択した場合、統計は Historical Statistics:Multi-Collector Graph ウィンドウ(図 2-14)で 1 つのグラフに表示されます。Enhanced UDP、HTTP、または Path Echo コレクタでは、マルチコレクタ グラフ作成機能は使用できません。


図 2-14 Historical Statistics ウィンドウ:Multi-Collector Graph

 


 

表 2-3 で、Historical Statistics ウィンドウで実行できるタスクについて説明します。

 

表 2-3 Historical Statistics ウィンドウのオプション

目的
アクション

グラフの特定の点にズームインする。

Shift を押しながらグラフ上の点をクリックします。

グラフ上の特定領域にズームインする。

Shift を押しながら、グラフ上の領域をドラッグおよびクリックします。マウスのボタンを離すと、選択した領域にグラフがズームインします。

グラフの元の表示にズームアウトする。

グラフ上の任意の場所をクリックします。

グラフの x 軸または y 軸をシフトする。

Ctrl を押しながらグラフ上の一点をクリックし、左右にドラッグして前進または後退します。または、上下にドラッグしてグラフの x 軸をシフトします。

グラフを印刷または保存する。

File > Print を選択して、グラフを印刷または保存します。

詳細については、「IPM 統計情報の印刷」を参照してください。

統計の即時ポーリングを要求する(単一コレクタ グラフのみ)。

View > Demand Poll を選択します。通常、IPM は 1 時間に 1 回、コレクタをポーリングします。ポーリングの実行の間で、次のポーリング期間まで待たない場合には、Demand Poll 機能を使用してコレクタの即時ポーリングを要求できます。グラフは、新しい統計を使用して更新されます。

何らかの理由によりポーリングが失敗して新しい統計が収集されない場合は、次のエラー メッセージが表示されます。

Demand Poll Failed, make sure router is available.

Statistics Data Filter ウィンドウの設定を変更する。

View > Filter Data を選択して、グラフの期間とデータを取る頻度を変更します。

次の期間の統計を表示する。

View > Next Range を選択します。グラフが更新され、新しい範囲が反映されます。

詳細については、「Next Range について」を参照してください。

前の期間の統計を表示する。

View > Prev Range を選択します。グラフが更新され、新しい範囲が反映されます。

詳細については、「Previous Range について」を参照してください。

各グラフの下部にある凡例バーを非表示にする。

View > Hide Legend を選択します。

各グラフの下部に凡例バーを表示する。

View > Show Legend を選択します。

パス リストのすべてのパス、または選択したパスのすべてのホップについて、統合された統計を 1 つのグラフに表示する(Path Echo コレクタのみ)。

Path List または特定のパスを選択してから、
View > Show Combined を選択します。パス リストのすべてのパス(最大 128 個のパス)、または選択したパスのホップ リストのすべてのホップ(最大25個のホップ)について、結合された統計が 1 つのグラフに表示されます。結合されたグラフには、平均の統計のみが表示されます。

パスに使用可能なデータがない場合は、そのパスについてウィンドウの右側に (No Data) と表示されます。

パスがターゲットに達していない場合、そのパスは無効であり、ウィンドウの右側に (No Target) であると表示されます。

パス リストのすべてのパス、または選択したパスのすべてのホップについて、1 つまたは複数のグラフに別個の統計を表示する(Path Echo コレクタのみ)。

Path List または特定のパスを選択してから、View > Show Separate を選択します。複数のグラフが表示され、パス リストのパスごとに 1 つ、または選択したパスのホップ リストのホップごとに 1 つのグラフが表示されます。各グラフには、最小、最大、平均の統計が表示されます。

パスに使用可能なデータがない場合は、グラフが表示される代わりに、そのパスが No Data Available と表示されます。

Next Range について

View > Next Range を選択するときは、次の点に注意してください。

新しい開始時間は現在の終了時間です。新しい終了時間は、現在の終了時間に現在の期間を加えた時間です。

たとえば、現在の開始時間が 4 月 11 日午前 0 時で、現在の終了時間が 4 月 12 日午前 0 時とすると、期間は 24 時間です。その場合、新しい開始時間は 4 月 12 日午前 0 時になり、新しい終了時間は 4 月 13 日午前 0 時になります。

履歴統計を表示している場合でも、新しい終了時間が実際の現在の時刻より後になる場合があります。

View > Next Range がグレー表示されている場合は、新しい範囲がコレクタの終了後になっていることを意味します。

View > Next Range を選択すると、次のエラー メッセージが表示されます。

Could not get operation stats from the server for the given time range, chart will be empty.
 

これは、次の期間について使用できる統計データがなかったことを意味します。IPM サーバまたはソース ルータがその期間ダウンしていた可能性があり、統計データが収集されませんでした。 OK をクリックすると、次の期間の空白のグラフが表示されます。

Path Echo コレクタについて View > Next Range を選択すると、次のエラー メッセージが表示されます。

No Path List could be found. Forcing a demand poll. Wait a few minutes and try again.
 

これは、次の期間について使用できる統計データがなかったことを意味します。IPM サーバまたはソース ルータがその期間ダウンしていた可能性があり、統計データが収集されませんでした。 OK をクリックすると、現在の期間のグラフがそのまま表示されます。

Previous Range について

View > Prev Range を選択するときは、次の点に注意してください。

新しい開始時間は、現在の開始時間から現在の期間を引いた時間です。新しい終了時間は、現在の開始時間です。

たとえば、現在の開始時間が 4 月 11 日午前 0 時で、現在の終了時間が 4 月 12 日午前 0 時とすると、期間は 24 時間です。その場合、新しい開始時間は 4 月 10 日午前 0 時になり、新しい終了時間は 4 月 11 日午前 0 時になります。

View > Prev Range がグレー表示されている場合は、新しい範囲がコレクタの開始前になっていることを意味します。

View > Prev Range を選択すると、次のエラー メッセージが表示されます。

Could not get operation stats from the server for the given time range, chart will be empty.
 

これは、前の期間について使用できる統計データがなかったことを意味します。IPM サーバまたはソース ルータがその期間ダウンしていた可能性があり、統計データが収集されませんでした。 OK をクリックすると、前の期間の空白のグラフが表示されます。

IPM 統計情報の印刷

IPM では、Real Time Statistics ウィンドウと Historical Statistics ウィンドウで、次の印刷オプションを提供しています。

印刷用オプションの指定

現在表示されている統計グラフの印刷

印刷オプションを使用するには、次の手順に従います。


ステップ 1 印刷するデータを含むウィンドウ(特定のコレクタに関する Real Time Statistics ウィンドウまたは Historical Statistics ウィンドウのどちらか)を表示します。

ステップ 2 Print ボタン(Real Time Statistics ウィンドウからの場合)をクリックするか、 File > Print (Historical Statistics ウィンドウからの場合)を選択します。


) 印刷オプションを使用するには、システムでプリンタを定義しておく必要があります。Print ボタンをクリック、または File > Print メニュー オプションを選択しても、Print Dialog ウィンドウが表示されない場合は、システムでプリンタを定義してあるか確認してください。


ステップ 3 Print Dialog ウィンドウで、必要なデータを入力します。

ステップ 4 Print をクリックします。

指定したプリンタまたはファイルに出力結果が送信されます。


 

IPM クライアントの終了

ネットワーク パフォーマンス統計のモニタリングが終了したら、次の手順に従って IPM クライアントを終了します。


ステップ 1 IPM メイン ウィンドウ(図 2-1)から、File > Exit を選択します。

IPM の終了を確認するウィンドウが表示されます。

アプレットとして IPM を実行している場合、Web ブラウザを終了するかアクティブなウィンドウを閉じると、IPM は終了しますが確認ウィンドウは表示されません。

ステップ 2 Yes をクリックして、IPM クライアント アプリケーションを終了します。

IPM クライアントの終了時にまだ動作していたコレクタは、コレクタのコンフィギュレーションで指定した終了日になるまで動作と統計の収集を継続します。永続的に実行するように定義したコレクタについては、手動で停止されるまで動作と統計の収集を継続します。

IPM サーバを完全にシャットダウンするには、 ipm stop コマンドを使用します。統計の収集を停止するには、IPM クライアントの終了前にコレクタを停止します。コレクタを停止しても、そのコレクタについて収集したデータは、その後も表示できます。

次のいずれかの操作を行うまで、コレクタは IPM データベースに存在しています。

IPM サーバからコレクタを削除する

ipm rmcoll コマンドを使用してソース ルータからコレクタを削除する