Internetwork Performance Monitor ユーザ ガイド
IPM の FAQ
IPM の FAQ
発行日;2012/01/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

IPM の FAQ

IPM の FAQ

この付録では、IPM に関して問い合せの多い質問(FAQ)を紹介します。

IPM とは何ですか。

IPM でネットワーク パフォーマンス統計を測定およびモニタリングするには専用のハードウェア プローブが必要ですか。

IPM アプリケーションによる測定は管理ワークステーションの視点からのものですか。

IPM を実行するにはどの種類のワークステーションとネットワーク デバイスが必要ですか。

Web ブラウザから IPM クライアントをアプレットとして実行します。どのようにして Java プラグインがすでにインストールされているかどうかを確かめるのですか。

Solaris で IPM クライアントをアプレットとして実行すると、なぜハングアップするのですか。

IPM クライアントのインストール方法を教えてください。

SA Agent と IPM を使用するために、ルータにインストールが必要なソフトウェアはありますか。

SA Agent ターゲット、および NNTP、POP3、または SMTP オペレーションを使用するコレクタを設定できますか。

Cisco IOS ソフトウェアの SA Agent 機能はどのシスコ ハードウェア プラットフォームでサポートされますか。

IPM は Cisco IOS ソフトウェアの SA Agent 機能とどのように相互対話するのですか。

IPM が使用する MIB の名前は何ですか。

ターゲット デバイスは SA Agent をサポートするルータである必要がありますか。

IPM は、どのネットワーク プロトコルをサポートしていますか。

バックボーン ルータに IPM のルータ コンポーネントをインストールすることで、すべてのパスを遮断する必要がありますか。

ホップバイホップのパフォーマンス統計を得るには、SA Agent 機能を持つ Cisco IOS ソフトウェア リリースをすべてのルータで実行する必要がありますか。

IPM は SNA 環境のルータ間でどのようにレイテンシを測定するのですか。

IPM サーバを リリース 2.5 にアップグレードしましたが、IPM が動作しません。なぜですか。

SA Agent でコレクタが消費するルータのメモリ容量はどの程度ですか。

IPM コンポーネントを変更するとき、次の自動ポーリングを待たずに、今すぐ IPM にその変更を検出させるにはどうすればよいですか。

ネットワーク パフォーマンスはどのくらいの頻度で測定されるのですか。

IPM が SNMP を使用して SA Agent からデータを収集するとき、このデータは何らかの形で平均化または要約化されますか。

IPM 2.5 ではどのデータ コレクタを使用できますか。

TCP Connect オペレーションで IPM をサポートしているのはどのポート番号ですか。

IPM は TCP Connect と DNS オペレーションで指定したタイムアウト値をなぜ受け付けないのでしょうか。

UDP オペレーションで IPM をサポートしているのはどのポート番号ですか。

IPM はデフォルトの HTTP オペレーションを提供していますか。

IPM は最大いくつのデータ コレクタをサポートしますか。

IPM データベース スキーマは発行されていますか。

IPM でルータを設定したとき、そのコンフィギュレーションは実行コンフィギュレーションであって、保存されないように見えます。ルータをリブートするとどうなりますか。

サーバへの接続を失うとどうなりますか。

Web ブラウザで IPM を実行しているとき、時々 IPM がロックアップすることがあるのはなぜですか。

IPM でターゲットの 1 つを削除できないのはなぜですか。

グラフにエラーが表示される場合、どのような問題がありますか。

IPM はデータのエクスポートをサポートしていますか。

IPM サーバの IP アドレスやホスト名はどのように変更するのですか。

Source Properties ウィンドウで、システム活動時間を最後にリブートしてからの時間より長くするには、どうすればよいですか。

ホスト名を新しい IP アドレスとして使用すると、エラー メッセージが表示されるのはなぜですか。

ソース ルータの全メモリ残量を使用するコレクタを誤って作成するとどうなりますか。

IPM 2.5 で、一部のコマンドを発行できるのが root だけで、ほかのコマンドは casusers グループのメンバーだけが発行できるようになっているのはなぜですか。

マルチホーム マシンを使用しています。IPM を動作させるためには、どうすればよいですか。

メッセージ ログ サーバを使用して、さまざまな IPM サーバのデバッグ レベルを設定するには、どのようにしますか。

DefaultVoice オペレーションは、ジッタの計測に RTP プロトコルを使用しますか。

IPM サーバとクライアント間の通信に NAT/PAT を使用できますか。

データベースに直接アクセスするには、どうしたらよいですか。

IPM が使用するポート番号は何ですか。

SA Agent Responder からの応答がありません。この問題を解決するには、どうすればよいですか。

DHCP IP アドレス リースが枯渇した場合は、どうすればよいですか。

IP Path Echo のディスカバリによって IP アドレス変更ができない場合は、どうすればよいですか。

URL 内の Localhost によって発生する問題を解決するには、どうすればよいですか。

デバイス データベースのインポート中にタイムアウトが発生した場合は、どうすればよいですか。

FTP セッションのアクティブ モードとパッシブ モードの違いは何ですか。

IPM はトラップを受信しますか。

Write コミュニティ ストリングを参照するように SNMP を設定するには、どうしたらよいですか。

別のマシン上にある RME からデバイスをインポートできますか。

1 時間未満の履歴統計を取得できますか。

Target Configuration ウィンドウにある「Responder On」フィールドには、どういう意味がありますか。

ログに「Unable to get version.」というメッセージがありました。これは何を意味するのですか。

URL 内の Localhost によって発生する問題を解決するには、どうすればよいですか。

Web クライアントを起動することができず、Java コンソールに「Reason = hostname is not DNS resolvable.」というエラー メッセージが表示されました。どうすればよいですか。

Q. IPM とは何ですか。

A. IPM とは、ネットワーク レイテンシ、ジッタ、アベイラビリティ、パケット損失、エラーなどのネットワーク パフォーマンス統計を測定およびモニタリングするためのアプリケーションです。これらの統計は、リアルタイムで表示するか、履歴を分析するために IPM データベースに保存できます。また、IPM を使用して、ネットワーク ベースラインの確立やしきい値のモニタリングもできます。

Q. IPM でネットワーク パフォーマンス統計を測定およびモニタリングするには専用のハードウェア プローブが必要ですか。

A. いいえ。IPM は、Cisco IOS ソフトウェアに組み込まれている Service Assurance (SA) Agent ソフトウェア機能を利用します。

Q. IPM アプリケーションによる測定は管理ワークステーションの視点からのものですか。

A. いいえ。IPM は、Cisco IOS ソフトウェアに組み込まれている SA Agent 機能を設定して測定を行います。測定は、管理ワークステーションからではなく、ネットワーク内部で行われます。

Q. IPM を実行するにはどの種類のワークステーションとネットワーク デバイスが必要ですか。

A. IPM は、数種類の異なる機能で構成されています。

IPM サーバ アプリケーションは、Solaris 2.7、Solaris 2.8、および Windows 2000 Server と Windows 2000 Professional 上で動作します。

ユーザ インターフェイスを含む IPM クライアント アプリケーションは、Solaris 2.7、Solaris 2.8、Windows 98、Windows NT、Windows 2000 Server、および Windows 2000 Professional 上で動作します。Solaris および Windows では、IPM クライアントは、IPM サーバと同じシステム、または別のシステム上で動作できます。

Cisco IOS ソフトウェアのバージョン 12.1 以降を使用することを強く推奨します。

IPM アプリケーションでネットワーク パフォーマンスを測定するソースには、SA Agent と呼ばれる、Cisco IOS ソフトウェア組み込みのソフトウェア エージェントが必要です。SA Agent をサポートする Cisco IOS ソフトウェア リリースを実行しているルータが、少なくとも 1 つ必要です。

IPM を使用して SNA のレイテンシをモニタリングするには、メインフレーム アプリケーションの NSPECHO を、MVS システムにインストールする必要があります。NSPECHO は、IPM ソフトウェアとともに提供されます。

IPM には、Web ブラウザを通じて履歴レポート情報にアクセスする機能も用意されています。この情報を表示するには、Netscape Navigator や Microsoft Internet Explorer などの Web ブラウザをインストールしておく必要があります。

Q. Web ブラウザから IPM クライアントをアプレットとして実行します。どのようにして Java プラグインがすでにインストールされているかどうかを確かめるのですか。

A. IPM メイン ウィンドウから、 View > Server Home Page を選択します。Web サーバ ホームページが表示されたら、ネットワーク管理者の場合は Launch Secure Web Client を、管理者でない場合は Launch Web Client をクリックします。

Java プラグインがインストールされている場合は、Java アプレットがロードされ、Web クライアントが起動します。

Java プラグインをインストールしていない場合は、IPM クライアントのメイン ウィンドウに 1 つのウィンドウが表示され、 Click here to get the plug-in というプロンプトが表示されます。プロンプトをクリックすると、プラグインのインストールが開始されます。このインストール方法については、『 Installation Guide for Internetwork Performance Monitor 』の「Installing IPM on Windows」の章の説明を参照してください。

Q. Solaris で IPM クライアントをアプレットとして実行すると、なぜハングアップするのですか。

A. CLASSPATH 環境変数に問題がある可能性があります。

CLASSPATH は、システム上での Java クラス ライブラリへのパスを指定します。しかし、Web ブラウザを起動する環境で CLASSPATH が設定されていると、Java プラグインが正常に機能せず、IPM クライアントをアプレットとして実行できません。

この問題を防ぐには、次の手順を使用して Web ブラウザを起動する環境で CLASSPATH を設定しないでください。


ステップ 1 コマンドラインで、 env コマンドを入力します。

環境設定のリストが表示されます。

ステップ 2 リストから CLASSPATH を検索します。

ステップ 3 CLASSPATH がヌルに設定されていない(キャラクタなし)場合は、ヌルに設定します。

csh または tcsh の場合は、次のように入力します。

setenv CLASSPATH
 

ksh の場合は、次のように入力します。

export CLASSPATH=
 

CLASSPATH がヌルに設定され、IPM クライアントをアプレットとして実行できるようになります。また、環境変数の NPX_PLUGIN_PATH および NPX_JRE_PATH が正しい値に設定されていることも確認してください。

たとえば ksh では、次のように入力します。

export NPX_PLUGIN_PATH=/opt/NSCPcom/j2re1_3_1/plugin/sparc
export NPX_JRE_PATH=/opt/NSCPcom/j2re1_3_1
 

設定する環境変数の詳細情報および最新情報については、Netscape のインストール マニュアルを参照してください。


 

Q. IPM クライアントのインストール方法を教えてください。

A. IPM クライアントは、IPM とともに提供される CD からインストールするか、または Web ブラウザを使用して IPM サーバから IPM クライアントをダウンロードすることによってインストールできます。

Q. SA Agent と IPM を使用するために、ルータにインストールが必要なソフトウェアはありますか。

A. SA Agent は Cisco IOS ソフトウェアのフィーチャ セットの多くに組み込まれていますが、すべてに組み込まれているわけではありません。IPM がネットワーク パフォーマンスの測定のソースとして使用するデバイスに、SA Agent をサポートするCisco IOS ソフトウェア リリースをインストールする必要があります。

次の表に、SA Agent をサポートする Cisco IOS ソフトウェアのリリース番号をまとめ、コレクタの最大数を示します。

 

Cisco IOS
リリース1
Cisco IOS
フィーチャ セット
SA Agent2/IPM のサポート
コレクタの最大数

11.2(18) 以降

IP Plus
Desktop Plus
IBM Enterprise

あり

2003

IP Only
IP/IPX Desktop

なし

-

11.3(6) 以降

IP Plus
Desktop Plus
IBM Enterprise

あり

200 3

IP Only
IP/IPX Desktop

なし

-

12.0(5) 以降

すべて

あり

500 3

12.0(5)T 以降4

すべて

あり

500 3

12.1(1) 以降

すべて

あり

500 3

12.1(2) T 以降

すべて

あり

500 3

12.2(1) 以降

すべて

あり

不定5

12.2(2)T 以降

すべて

あり

不定 5

1.Cisco IOS ソフトウェアのバージョン 12.1 以降を使用することを強く推奨します。

2.ご使用になっている Cisco IOS ソフトウェア上で、SA Agent が動作していることを確認してください。Cisco IOS ソフトウェア上で SA Agent が動作しているかどうかを検証する方法については、「SA Agent のバージョン確認」を参照してください。

3.サポートされるコレクタの最大数は、200 個未満または 500 個未満です。この数は、ルータ構成バッファ サイズ、ルータにインストールされている DRAM の容量、および IPM で設定されているコレクタのタイプなどの要素によって異なります。

4.IP Path Echo コレクタは、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0(x)T が実行されているルータではサポートされません。IP Path Echo コレクタを作成するには、ソース ルータとして定義されているルータを Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1(1) 以降にアップグレードする必要があります。

5.コレクタの最大数は、ルータ上の使用可能なメモリ容量に依存します。


) コレクタとは、IPM で使用する用語で、特定のソース ルータとターゲット デバイスの間で特定の測定を実行するエンティティを指します。


Q. SA Agent ターゲット、および NNTP、POP3、または SMTP オペレーションを使用するコレクタを設定できますか。

A. 設定できません。SA Agent ターゲットはルータです。ルータでは、NNTP、POP3、または SMTP サービスを実行できません。

SA Agent ターゲット、および NNTP、POP3、または SMTP TCP Connect オペレーション(DefaultNNTP、DefaultPOP3、DefaultSMTP など)を使用するコレクタを設定すると、"No Connection"というエラー メッセージが表示され、データは収集されません。

Q. Cisco IOS ソフトウェアの SA Agent 機能はどのシスコ ハードウェア プラットフォームでサポートされますか。

A. IPM 2.5 リリース時は、次のルータを除いて Cisco IOS ソフトウェアをサポートしているすべてのプラットフォームは SA Agent もサポートしています。

Cisco 1000 シリーズ ルータ

Cisco 800 シリーズ ルータ

Cisco 700 シリーズ ルータ

Cisco 90 シリーズ ルータ

新しいプラットフォームがリリースされたら、使用中のデバイスで SA Agent が動作するかどうかを確認する必要があります。
Cisco IOS ソフトウェア上で SA Agent が動作しているかどうかを検証する方法については、「SA Agent のバージョン確認」を参照してください。

Q. IPM は Cisco IOS ソフトウェアの SA Agent 機能とどのように相互対話するのですか。

A. IPM は、SNMP を使用して、Cisco IOS ソフトウェアで SA Agent を設定し、ネットワークのパフォーマンス統計を測定します。次に IPM は SNMP を使用して SA Agent から統計を収集し、その情報をデータベースに格納して、あとで提示、分析できるようにします。

Cisco IOS ソフトウェア上で SA Agent が動作しているかどうかを検証する方法については、「SA Agent のバージョン確認」を参照してください。

Q. IPM が使用する MIB の名前は何ですか。

A. IPM は、CISCO-RTTMON-MIB を頻繁に使用します。これは、Cisco IOS ソフトウェアの SA Agent 機能の一部です。RTTMON-MIB 内のほとんどすべてのテーブルが、IPM によるクエリーの対象になります。IMAGE-MIB-CISCO、MEMORY-MIB-CISCO、および SYSTEM-MIB は、あまり使用されません。

Q. ターゲット デバイスは SA Agent をサポートするルータである必要がありますか。

A. いいえ、その必要はありません。IPM は、IP を通じて到達可能なターゲットであればサポートします。ターゲットは、Web サーバ、PC、プリンタ、ルータ、スイッチ、その他のネットワーク デバイス、あるいは IP アドレスを持つほかのどのデバイスでも構いません。IPM は、IPM とともに提供される NSPECHO アプリケーションを実行している SNA ターゲットもサポートします。

ただし、Voice over IP や VPN モニタリングなどのアプリケーションについて、UDP、Enhanced UDP、またはジッタ統計を測定する場合は、ターゲットは、SA Agent Responder 機能をサポートするリリースの Cisco IOS ソフトウェア(Cisco IOS バージョン12.1(2)T 以降。ただし、バージョン 12.1 以降を強く推奨)を実行するシスコ ルータとする必要があります。

Q. IPM は、どのネットワーク プロトコルをサポートしていますか。

A. IPM は、IP と SNA モニタリングの両方をサポートします。さらに、DHCP、DLSw、DNS、HTTP、FTP、TCP、および UDP などの上位レベルの IP プロトコルもサポートします。

Q. バックボーン ルータに IPM のルータ コンポーネントをインストールすることで、すべてのパスを遮断する必要がありますか。

A. 同時に使用するコレクタの数によって、対応は異なります。コレクタとは、パフォーマンス データを収集するために IPM がルータ上に作成するエンティティです。IPM のルータ コンポーネントはメモリと CPU サイクルを消費するので、ルータ コンポーネントは複数の エッジ ルータで実行することをお勧めします。このように設定すると、負荷が複数のルータに分散され、一般的なネットワーク トラフィック パターンをよりよくシミュレートできます。

Q. ホップバイホップのパフォーマンス統計を得るには、SA Agent 機能を持つ Cisco IOS ソフトウェア リリースをすべてのルータで実行する必要がありますか。

A. いいえ。その必要はありません。SA Agent 機能を実行する必要があるのは、実際にネットワーク パフォーマンス測定を参照するルータ、または Enhanced UDP およびジッタ測定用のターゲットとして定義されたルータのみです。

Q. IPM は SNA 環境のルータ間でどのようにレイテンシを測定するのですか。

A. SNA 環境では、IPM は SNA PING を使用します。IPM アプリケーションには、メインフレームで動作するコンポーネントが含まれています。IPM のルータ コンポーネントはデータ ブロック(要求)をメインフレーム コンポーネントに送信し、メインフレーム コンポーネントはデータ ブロック(応答)で応答します。ユーザは要求サイズと応答サイズの両方をカスタマイズできるので、さまざまなアプリケーションのトラフィック フローをモデル化できます。IPM は、従属の論理ユニット(LU)セッションによる「SNA PING」をサポートします。

IPM は、システム サービス制御点(SSCP)-LU セッションを介しての、ルータからメインフレームへの SNA レイテンシも測定します。これらのタイプのセッションでは、IPM のメインフレーム コンポーネントは必要ありません。この場合、IPM は SNA ECHOTEST を使用して、SSCP-LU セッションでメインフレームからの SNA REQECHO を要求します。

Q. IPM サーバを リリース 2.5 にアップグレードしましたが、IPM が動作しません。なぜですか。

A. IPM サーバおよびクライアントをアップグレードする際は、これらを両方ともリリース 2.5など、同じレベルのバージョンおよびリリースにアップグレードする必要があります。

Q. SA Agent でコレクタが消費するルータのメモリ容量はどの程度ですか。

A. Echo コレクタが使用するルータのメモリ容量は、ルータで実行している Cisco IOS ソフトウェアのリリースによって異なります。

ルータで Cisco IOS Release 11.2~11.3 または 12.0 を実行している場合、各 Echo コレクタは、ルータのメモリを 40 KB 使用します。

ルータで Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0(5)T 以降を実行している場合、各 Echo コレクタは、ルータのメモリを 18 KB 使用します。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(2)T を実行しているルータの場合、それぞれの UDP Echo コレクタは 13K、ジッタ(UDP に加えて)コレクタは 17K、ICMP Echo コレクタは 11K を消費します。

Path Echo コレクタが消費するルータのメモリ容量は、各コレクタに対する、パス数とパス上のホップ数によって異なります。Path Echo オペレーションは、ソース ルータのメモリ容量をかなり消費する可能性があります。

Q. IPM コンポーネントを変更するとき、次の自動ポーリングを待たずに、今すぐ IPM にその変更を検出させるにはどうすればよいですか。

A. 通常、IPM はソース ルータを 1 時間ごとにポーリングします。したがって、最後のポーリングを実行した時間によって、1 ~ 59 分以内にコンポーネントの変更を検出します(ソース ルータのリブートの検出と、その関連コレクタの再設定を行う場合、IPMでは最大2時間かかることがあります)。

ただし、次のいずれかの手順を使用すると、変更を IPM にすぐに検出させることができます。

IPM メイン ウィンドウから、 View > Properties を選択し、 Last Update Time フィールドの下にあるタイムスタンプをクリックします。この操作により、IPM データベースにあるソース ルータのプロパティが更新されます。

IPM メイン ウィンドウから、 Edit>Configuration を選択します。この操作により、IPM データベースにあるソース ルータのプロパティが更新されます。

ipm restart コマンドを発行し、IPM にすべてのソース ルータを同期させます。このコマンドにより、すべての IPM サーバと、ローカル ホストの管理プロセスが再起動します。


ipm restartコマンドを使用するのは、ネットワークを再構成してルータをリブートしても、IPM が再構成を検出しない場合、およびリブートをしていないが、それ以外は正常に動作している場合に限定してください。


Q. ネットワーク パフォーマンスはどのくらいの頻度で測定されるのですか。

A. SA Agent は、数種類の測定を 1 時間ごとに生成します。そのため、IPM はルータに対して 1 時間おきにポーリングを行い、1 時間単位のサマリー統計を収集します。SA Agent のサンプリング間隔は最高で 10 秒ごとの頻度に設定できますが、パフォーマンスの最適化を図るために、サンプリング間隔は少なくとも 60 秒(1 分)はとるようにしてください。これがデフォルト値です。

SA Agent がコレクタからデータを収集するに従って、最新のリアルタイム統計を Real Time Statistics ウィンドウで表示できます。ただし、IPM はリアルタイム データを IPM データベースに格納しません。IPM が IPM データベースに格納するのは、1 時間ごとのサマリー データだけです。

Q. IPM が SNMP を使用して SA Agent からデータを収集するとき、このデータは何らかの形で平均化または要約化されますか。

A. データは、さまざまな形式で要約および平均化できます。IPM は、Historical Statistics ウィンドウに、時間ごと、日ごと、週ごと、月ごとの増分でデータを表示します。IPM はまた、モニタリング期間にわたるデータの平均、最小、および最大を計算して表示します。さらに、IPM には、古いデータの要約およびエージングのための自動エージング機能もあります。

Q. IPM 2.5 ではどのデータ コレクタを使用できますか。

A. IPM Release 2.5 では、次のタイプのオペレーションをサポートします。

DHCP Echo

DLSw Echo

DNS Echo

ジッタ モニタリングを含むEnhanced UDP

HTTP Connect

ICMP Echo

ICMP Path Echo

SNA Echo

TCP Connect

UDP Echo

FTP

このリリースでは、Loose Source Routing と QOS もサポートします。

Q. TCP Connect オペレーションで IPM をサポートしているのはどのポート番号ですか。

A. ターゲットでそのポートを使用して受信しているユーザがいる限り(シスコ製であってもなくても)、どの IP ホストでも(well known ポートであってもなくても)、任意のポート番号に TCP 接続できます。

SA Agent デバイスをターゲットとして指定している場合には、Target Configuration ウィンドウで Cisco SAA Responder ターゲットとして設定したかを確認してください。ターゲットを IP ターゲットとして誤って指定し、well known ではないターゲット ポートを指定すると(つまり、1024 より大きいポート番号を指定すると)、IPM はそのターゲットを SA Agent デバイス以外の IP デバイスと見なし、SA Agent Control プロトコルをイネーブルにしません。その結果、コレクタはターゲットに接続できず、データは収集されません。

Q. IPM は TCP Connect と DNS オペレーションで指定したタイムアウト値をなぜ受け付けないのでしょうか。

A. Cisco IOSでインターオペラビリティを確保するには、TCP 接続および DNS オペレーションのタイムアウト値をそれぞれ 60000 ミリ秒と 9000 ミリ秒に固定します。それ以外の値を入力した場合には、IPM が入力された値をデフォルト値に変更します。

Q. UDP オペレーションで IPM をサポートしているのはどのポート番号ですか。

A. UDP 接続で有効なポート番号は、7 および 1025 ~ 65535 です。

ターゲット デバイスが Cisco IOS ソフトウェアのバージョン 12.1 以上が動作している シスコ ルータの場合は、ターゲットの該当するポートで受信している人がいる限り、well known ではない任意のポートを指定して(つまり、1024より大きいポート番号を指定して)、SA Agent Responder と通信できます。well known ポートは、UDP ポート 7 だけです。

ターゲットが Cisco IOS ソフトウェアのバージョン 12.1 以上を実行していない場合には、シスコの IP ホストであってもなくても、ターゲット ポートとして UDP ポート 7 を指定する必要があります。

Q. IPM はデフォルトの HTTP オペレーションを提供していますか。

A. 提供していません。独自の HTTP オペレーションを作成する必要があります。新しい HTTP オペレーションの作成方法については、「HTTP のネットワーク パフォーマンスの測定」を参照してください。

Q. IPM はデフォルトの FTP オペレーションを提供していますか。

A. 提供していません。独自の FTP オペレーションを作成する必要があります。新しい FTP オペレーションの作成方法については、「FTP のネットワーク パフォーマンスの測定」を参照してください。

Q. IPM は最大いくつのデータ コレクタをサポートしますか。

A. IPM がサポートできるコレクタ数には、機能的な制限はありません。ただし、IPM サーバごとのコレクタの最大数を 1000 に制限することを推奨します。1000 を超えるコレクタをサポートする場合は、複数の IPM サーバを配置します。多数のユーザが、そのネットワーク上の各エリアで IPM サーバを配置します。

Q. IPM データベース スキーマは発行されていますか。

A. はい。IPM データベース スキーマは、IPM プロダクト CD の docs ディレクトリにあります。

Q. IPM でルータを設定したとき、そのコンフィギュレーションは実行コンフィギュレーションであって、保存されないように見えます。ルータをリブートするとどうなりますか。

A. IPM は、実行コンフィギュレーションを使用して、ソース ルータの設定を処理します。リブート後、IPM は自動的にルータを再設定します。リブート後、ルータのコマンドラインからの作業は特にありません。IPM は、手動で生成したコレクタと相互作用することも破壊することもありません。RTR 設定の詳細については、「NVRAM の設定」を参照してください。

Q. サーバへの接続を失うとどうなりますか。

A. クライアントがコンフィギュレーション サーバ、リアルタイム ポーラ、データ表示サーバ、またはデータ コレクタへの接続を失うと、IPM は、次のように自動的に接続の回復を試みます。

1. 次のメッセージが表示されます。

Connection to server Lost. Will try to reconnect.
 

server には、接続が失われたサーバ名が入ります。

2. IPM はそのサーバへの再接続を試みます。

3. 再接続が成功すると、IPM は次のメッセージを表示します。

Reconnection Successful.
 

4. IPM は、IPM メイン ウィンドウ以外のウィンドウをすべて閉じます。

5. IPM は、サーバに問い合せて、コレクタ リストで取得されなかったメッセージがないか確認します。

通常どおりに IPM を継続して使用できます。

サーバへの再接続が失敗したときには、IPM は次のメッセージを表示します。

Reconnection to the server Failed. Please shutdown this client or restart the server.
 

回復するには、クライアントをシャットダウンし、ブラウザ ウィンドウを閉じます。クライアントを再始動した後でもこの状態が継続する場合は、IPM サーバを再始動する必要があります。

Q. Web ブラウザで IPM を実行しているとき、時々 IPM がロックアップすることがあるのはなぜですか。

A. IPM がロックアップしていない場合があります。メッセージがブラウザの背後に隠れていて、ほかのウィンドウとやり取りできない状態になっている可能性があります。Web ブラウザで IPM を実行していて、ディスプレイがロックアップしているように思われる場合は、何かほかのアクションをとる前に、背後に IPM のメッセージが隠れていないか調べてください。

この問題は、Seed File ウィンドウや Statistics Data Filter ウィンドウを起動している場合にも起きることがあります。

Q. IPM でターゲットの 1 つを削除できないのはなぜですか。

A. ターゲットを削除しようとして、IPM から Could not delete the target とうエラー メッセージが発行される場合は、次のうちのいずれかの理由が考えられます。

該当するターゲットが、1 つまたは複数のコレクタの最終ターゲットとして使用されている。

該当するターゲットが、1 つまたは複数の Path Echo コレクタの中間ホップとして使用されている。

この問題の解決方法の詳細については、「ターゲットの削除」を参照してください。

Q. グラフにエラーが表示される場合、どのような問題がありますか。

A. Real Time または Historical グラフを表示して、No Connection などのエラーが表示される場合、探して修正する必要がある共通の問題がいくつか存在します。

「アクティブでない PU でコレクタを作成しましたか。」

「LU が使用できないときに、コレクタを作成しましたか。」

「認証が必要な HTTP コレクタを作成しましたか。」

「指定したターゲットの PU 名に誤りはありませんか。」

「指定した IP アドレスに誤りはありませんか。」

「大きなメインフレーム RU サイズを指定しましたか。」

Q. アクティブでない PU でコレクタを作成しましたか。

A. アクティブでない物理ユニット(PU)でコレクタを作成すると、Real Time または Historical グラフのデータは収集されません。Real Time グラフに、最後のデータ ポイントについて"No Connection"と表示されます。

この問題を防ぐには、PU でコレクタを作成する前に、PU をアクティブにしてください。ルータから PU のステータスを表示するには、 show sna IOS コマンドまたは show dspu IOS コマンド(下流物理ユニット用)を使用します。

Q. LU が使用できないときに、コレクタを作成しましたか。

A. 個々のコレクタが、メインフレームへの論理ユニット(LU)接続を作成します。そのため、すべての LU が使用されているときにコレクタを作成すると、そのコレクタでは Real Time または Historical グラフのデータを収集しません。たとえば、20 個の LU がホスト(メインフレーム)によってアクティブにされ、20 個の LU が 20 個のコレクタで使用された場合、21 番目に作成されたコレクタは統計にデータを記録しません。Real Time グラフに、最後のデータ ポイントについて"No Connection"と表示されます。

この問題が発生しないようにするには、作成するコレクタ数をメインフレームで定義された LU 数と同じかそれ以下にしてください。メインフレームで定義された LU で、まだ使用できる数を表示するには、 show sna IOS コマンドを使用します。

Q. 認証が必要な HTTP コレクタを作成しましたか。

A. 認証(つまり、ユーザ名とパスワード)を必要とする URL Lookup String を使って HTTP コレクタを作成すると、統計は収集されません。HTTP General Error または HTTP Timeout Error ウィンドウが表示されます。

同様に、HTTP コレクタを作成し、その中でファイアウォールによってソース ルータから分離される URL Lookup String を指定した場合も、統計は収集されません。Real Time グラフには、"TCP Timeout" というエラー メッセージが表示されます。URL Lookup String について DNS テーブルにエントリがない場合には、DNS エラー メッセージも表示されることがあります。また、現在のバージョンの IPM は、プロキシ環境をサポートしていません。

Q. 指定したターゲットの PU 名に誤りはありませんか。

A. SNA コレクタを実行するときは、ソース ルータについて定義した PU をターゲット PU 名として使用します。サービス ポイントの PU を使用するときは、ルータで設定したサービス ポイントの PU 名をターゲット PU 名として使用します。

次の例では、ソース ルータが cwb-ipm-2500a で、ターゲットの PU 名は IPM2500A である必要があります。

sna host IPM2500A xid-snd 05ddd025 rmac 4001.7200.d022 rsap 4 lsap 4 focalpoint
cwb-ipm-2500a#

Q. 指定した IP アドレスに誤りはありませんか。

A. DLSW コレクタを作成すると Real Time グラフから No Connection というエラーを受け取る場合は、DLSW ソースの IP アドレスとターゲットの IP アドレスの両方が正しいか確認してください。View > Properties メニュー オプションを使用して、これらの IP アドレスを表示します。アドレスが指定されていない場合、または間違っている場合は、正しいアドレスを追加し、その正しいアドレスを使ってコレクタを作成し直してください。

Q. 大きなメインフレーム RU サイズを指定しましたか。

A. (RU-応答/要求ユニット)の要求ペイロード サイズと応答ペイロード サイズを修正するときは、定義されているメインフレーム RU サイズを超えないでください。定義されているサイズを超える値を指定すると、Real Time グラフで "Data Verification Error" というエラーが表示されます。要求ペイロードと応答ペイロードのパラメータを小さい値になるよう修正する必要がある場合は、 Edit > Configuration > Operations > Echo > Packet Settings for SNA LU0 and SNA LU2 メニューから修正できます。

Q. IPM はデータのエクスポートをサポートしていますか。

A. はい。IPM は、カンマ区切り値ファイルと HTML ファイルへのエクスポートをサポートしています。

Q. IPM サーバの IP アドレスやホスト名はどのように変更するのですか。

A. IPM が実行されているサーバの IP アドレスやホスト名を変更する必要がある場合は、次の考慮事項に注意してください。

IPM サーバの IP アドレスを変更し、サーバのホスト名を変更しない場合は、IPM には影響はありません。/etc/hosts、ホスト、DNS、Network Information Services (NIS)、ネットマスクなどで新しい IP アドレスがすべて正しく設定されていれば、システムのリブート後、IPM サーバとクライアントは正常に動作します。

(Solaris のみ)IPM システムのホスト名を変更すると、IPM は正常に起動または動作しなくなります。この問題を解決するには、 ipm hostname コマンドを発行してから、システムをリブートしてください。

(Windows のみ)IPM システムのホスト名を変更する場合は、IPMROOT\Server\htdocs\webclient ディレクトリ下にある IPM_ConfigMain.properties の hostname エントリを正しい IP アドレス/ホスト名に修正する必要があります。また、IPMROOT\Server\Apache\httpd.conf ディレクトリ下にある httdp.conf ファイルの ServerName ディレクティブも新しい IP ホスト名に変更する必要があります。

Q. Source Properties ウィンドウで、システム活動時間を最後にリブートしてからの時間より長くするには、どうすればよいですか。

A. ソース ルータに到達できない、またはリブート処理中である場合、Source Properties ウィンドウに、そのルータの不正確なバックレベルのシステム活動時間が表示されることがあります。システム活動時間が最後にリブートしてからの時間より長い場合は、数秒待ってから画面を更新して、正しいシステム活動時間を表示してください。

Q. ホスト名を新しい IP アドレスとして使用すると、エラー メッセージが表示されるのはなぜですか。

A. ホスト名を新しい IP アドレスとして使用すると、Host not found というエラーが表示される場合は、実際の IP アドレスを新しい IP アドレスとして入力する必要があります。

一般的には、Change IP Address ウィンドウのNew IP Address フィールドには、ホスト名を使用すべきではありません。そのデバイスの DNS エントリが 1 つだけ存在する場合、およびドメイン名がデータベースのドメイン名と確実に一致する場合のみ、このフィールドにホスト名を入力できます。

Q. ソース ルータの全メモリ残量を使用するコレクタを誤って作成するとどうなりますか。

A. IOS 12.1 以降の SA Agent には、コレクタがソース ルータの全メモリを使用しないようにする下限識別機能が備わっています。 rtr low-memory コマンドの詳細については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』を参照してください。

Q. IPM 2.5 で、一部のコマンドを発行できるのが root だけで、ほかのコマンドは casusers グループのメンバーだけが発行できるようになっているのはなぜですか。

A. casusers グループには、すべてのコマンドを実行する権限は与えられていません。IPM ですべてのコマンドを実行できるのは、管理特権が与えられているユーザだけです。IPM コマンドを実行するには、 casusers グループのメンバーである必要があります。

Q. マルチホーム マシンを使用しています。IPM を動作させるためには、どうすればよいですか。

A. マルチホーム マシンとは、それぞれ異なる IP アドレスが設定された複数の NIC カードが装着されたマシンのことです。マルチホーム マシンで IPM を実行するには、次の 2 つの要件を満たす必要があります。

すべての IP アドレスが DNS で設定されている必要があります。

CORBA の制限により、クライアント/ブラウザがサーバにアクセスするときに使用する IP アドレスは 1 つに限られます。外部アドレスとして IP アドレスを 1 つ選択し、このアドレスを使用してクライアントは IPM サーバにアクセスします。

IP アドレスを選択するには、 IPMInstallDir/CSCOcwbS/etc(Solaris)、または
IPMInstallDir/server/etc(Windows)
ディレクトリにあるゲートキーパー ファイル ipmgk.props を修正します。

external-IP-address の各インスタンスを、選択した外部 IP アドレスに置き換え、次のインスタンスから "#" の文字を削除します。

#vbroker.gatekeeper.backcompat.callback.host=<external-IP-address>
#vbroker.se.exterior.host=<external-IP-address>
#vbroker.se.iiop_tp.host=<external-IP-address>
#vbroker.se.interior.host=<external-IP-address>

Q. メッセージ ログ サーバを使用して、さまざまな IPM サーバのデバッグ レベルを設定するには、どのようにしますか。

A. コマンド プロンプトで、 run ipm debug コマンドを入力します。IPM によって、メッセージ ログ サーバが起動します。

Message Log ウィンドウから使用可能な各種のオプションの詳細については、「Message Log ウィンドウの操作」を参照してください。

Q. DefaultVoice オペレーションは、ジッタの計測に RTP プロトコルを使用しますか。

A. いいえ。UDP(User Datagram Protocol; ユーザ データグラム プロトコル)を使用します。

Q. IPM サーバとクライアント間の通信に NAT/PAT を使用できますか。

A. いいえ。IPM は、クライアントとサーバ間の通信におけるネットワーク アドレス変換およびポート アドレス変換はサポートしていません。

Q. IPM サーバとクライアントとの間にファイアウォールは使用できますか。

A. はい、IPM サーバとクライアントとの間にファイアウォールを使用できます。

ファイアウォール経由で IPM を使用する場合は、次のポートを開いておく必要があります。

TCP 1741

TCP 1744

TCP 9088

TCP 1783

TCP 1784

また、ファイアウォール経由でスタンドアロンの IPM クライアントを使用するには、 {IPM クライアントのインストール ディレクトリ
}\classes\IPM_ConfigMain.properties
ファイルの UseGKStandalone プロパティを Yes に設定する必要があります。

Q. IPM オペレーションの要求サイズとは何ですか。

A. 要求パケットを送信するときのペイロードとして使用されるバイト数です。ヘッダー サイズは、RTR/SAA プローブのタイプによって異なります。

層ごとのオーバーヘッドは、次のとおりです。

TCP 層 - 20 バイト

UDP 層 - 8 バイト

IP 層 - 20 ~ 60 バイト

ICMP 層 - 8 バイト

RTR/SAA - 8 バイト

Q. データベースに直接アクセスするには、どうしたらよいですか。

A. 使用しているマシン上で、次の手順を実行してください。

Windows マシンの場合

cd install dir/Server/bin
setIPMEnv
isql -UDBA -P dbpassword
 

Solaris マシンの場合

csh
cd installDir/CSCOipm/bin
Source setIPMEnv
isql -UDBA -P dbpassword
 

installDir は、IPM がインストールされているディレクトリです。

Q. IPM が使用するポート番号は何ですか。

A. IPM が使用するポートは、次のとおりです。

ポート 44342 は osagent が使用します。

ポート 44341 は、データベース接続に使用されます。

ポート 9088 は、Visibroker ゲートキーパー接続に使用されます。

ポート 9192、1783、9191、9193、9194、および 1784 は、クライアントとサーバ間の通信に使用されます。

Q. SA Agent Responder からの応答がありません。この問題を解決するには、どうすればよいですか。

A. Enhanced UDP のジッタ コレクタがターゲット ルータ上で SA Agent Responder からの応答を受信できない場合は、Responder がディセーブルになっているか、または制御メッセージ エラーが発生しています。

Responder がディセーブルになっているかどうかを判別するには、ターゲット ルータに対して次のコマンドを入力します。

sh rtr resp
 

次のメッセージが表示される場合は、Responder がディセーブルになっています。

RTR Responder is: Disabled.
 

Responder はイネーブルになっているが、制御メッセージ エラーが発生している場合は、つぎのメッセージが表示されます。

Number of Errors:
Recent Error Sources:
 

このいずれかの問題を解決するには、Responder をいったんディセーブルにしてからイネーブルにします。

Q. DHCP IP アドレス リースが枯渇した場合は、どうすればよいですか。

A. 特定の DHCP サーバで DHCP オペレーションを使用している場合、サーバの DHCP IP アドレス リースが枯渇することがあります。このような問題が発生する可能性を低減するには、次のような対策を講じます。

DHCP サーバの IP アドレス リース タイムを短くします。リース タイムを長く設定すると、このような問題が発生しやすくなります。

DHCP オペレーションの頻度を、デフォルトの 60 秒から 5 分に変更します。

同一サブネット上(同じ DHCP サーバを使用している)で、多数の DHCP オペレーションを設定しないでください。

Q. IP Path Echo のディスカバリによって IP アドレス変更ができない場合は、どうすればよいですか。

A. 通常、IP Path Echo コレクタが別のコレクタのソースまたはターゲットを中間ホップとして使用することは許可しません。しかし、この設定を使用した場合は、次の一連のイベントが発生して、Change IP Address ユーティリティーは失敗します。

1. IP Path Echo コレクタは、別のコレクタのソースまたはターゲットを中間ホップとして使用します。

2. ソースまたはターゲットの IP アドレスが変わります。

3. IP Path Echo オペレーションは、アドレスが変わったことを自動的に検出し、IPM データベース内部にある自身のデータ構造に新しいアドレスを追加します。

4. ここで Change IP Address ユーティリティーが実行されます。

5. IPM は、新しいアドレスが IP Path Echo データ構造内にすでに存在していることを検出します。IP アドレスをデータベース内の既存のアドレスに変更できないため、IPM は変更を許可しません。これにより、Change IP Address ユーティリティーは失敗します。

現在の設定でこの状況が発生した場合は、データベースから古いターゲットまたはソースを削除し、古いターゲットまたはソースを中間ホップとして使用している IP Path Echo コレクタも削除します。次にコレクタを再度設定に追加します。

Q. URL 内の Localhost によって発生する問題を解決するには、どうすればよいですか。

A. IPM の Web クライアントにアクセスするときに、URL で http://localhost:(IPM Web ポート)を使用すると、Java プラグインがアプレットをロードせず、Java のセキュリティ例外が発生します。明らかにされている Java プラグインのバグによるものです(Bug Id 4203626)。

URL には、常に実際のホスト名を使用してください。

Q. デバイス データベースのインポート中にタイムアウトが発生した場合は、どうすればよいですか。

A. Resource Manager Essentials から IPM にデバイス データベースをインポートしているときに、ブラウザが Web サーバのタイムアウトを通知することがあります。これは、データベースに多数のデバイスが存在する場合に発生します。スクリプト ipmimportbackend.pl の実行にさらに時間がかかり、Web サーバのタイムアウトが発生することがあります。

Windows マシンまたは Solaris マシンで、次の手順を実行します。

デバイス データベースを Windows マシンにインポートする

デバイス データベースを UNIX マシンにインポートする

デバイス データベースを Windows マシンにインポートする

httpd.conf の Directive Timeout 値を長くするか、または内部コマンドを使用してソース デバイスおよびターゲット デバイスをインポートすることで、タイムアウトを防ぐことができます。

Directive Timeout 値を長く設定するには、次のようにします。


ステップ 1 IPM 2.5 の root ディレクトリのサブ ディレクトリ Server\Apache\conf に移動します。

ステップ 2 デフォルト値の 300 を 1800 に変更します。

ステップ 3 ipm stop web と入力して、Web サーバを停止します。

ステップ 4 ipm start web と入力して、Web サーバを起動します。


 

ソース ファイルをインポートするには、次のようにします。


ステップ 1 IPM 2.5 がインストールされているディレクトリに移動します。

ステップ 2 cd Server\cgi-bin と入力します。

ステップ 3 コマンド プロンプトで perl ipmsourceexport.pl に続けて IPM installation directory\Serverとしてインストール場所を入力します。


 

コマンドが成功した場合の出力はありません。

この結果は、IPM Installation directory\Server \ etc\source のファイル IPMsourceexport.dat および IPMsourceexport.dat.out で確認できます。

ターゲット ファイルをインポートするには、次のようにします。


ステップ 1 IPM 2.5 がインストールされているディレクトリに移動します。

ステップ 2 cdServer\cgi-bin と入力します。

ステップ 3 コマンド プロンプトで perl ipmtargetexport.pl に続けて IPM installation directory\Serverとしてインストール場所を入力します。


 

コマンドが成功した場合の出力はありません。

この結果は、IPM Installation directory\Server\etc\target のファイル IPMtargetexport.dat および IPMtargetexport.dat.out で確認できます。

デバイス データベースを UNIX マシンにインポートする

httpd.conf の Directive Timeout 値を長くするか、または内部コマンドを使用してソース デバイスおよびターゲット デバイスをインポートすることで、タイムアウトを防ぐことができます。

Directive Timeout 値を長く設定するには、次のようにします。


ステップ 1 IPM 2.5 の root ディレクトリのサブ ディレクトリ CSCO\Apache\etc に移動します。

ステップ 2 デフォルト値の 300 を 1800 に変更します。

ステップ 3 ipm stop web と入力して、Web サーバを停止します。

ステップ 4 ipm start web と入力して、Web サーバを起動します。


 

ソース ファイルをインポートするには、次のようにします。


ステップ 1 IPM 2.5 の root ディレクトリのサブ ディレクトリ CSCOipm/cgi-bin に移動します。

ステップ 2 コマンド プロンプトで、CiscoWorks のインストール ディレクトリの場所に続けて、次のように入力します。 /CSCOpx/bin/perl ipmsourceexport.pl
pkgparam CSCOipm -s BASEDIR


 

コマンドが成功した場合の出力はありません。

この結果は、IPM の root ディレクトリにあるファイル /CSCOipm/etc/source/IPMsourceexport.dat および IPMsourceexport.dat.out で確認できます。

ターゲット ファイルをインポートするには、次のようにします。


ステップ 1 IPM 2.5 の root ディレクトリのサブ ディレクトリ CSCOipm/cgi-bin に移動します。

ステップ 2 コマンド プロンプトで、CiscoWorks のインストール ディレクトリの場所に続けて、次のように入力します。 /CSCOpx/bin/perl ipmtargetexport.pl
pkgparam CSCOipm-s BASEDIR


 

コマンドが成功した場合の出力はありません。

この結果は、IPM の root ディレクトリにあるファイル /CSCOipm/etc/source/IPMtargetexport.dat および IPMtargetexport.dat.out で確認できます。

Q. FTP セッションのアクティブ モードとパッシブ モードの違いは何ですか。

A. ファイル転送プロトコルには、オペレーションに影響を与える複数のモードがあり、これらを選択することでネットワークのセキュリティも影響を受けます。オペレーションのモードを選択することで、サーバからクライアントへの情報送信時に使用する TCP 接続を FTP サーバから開始するか、FTP クライアントから開始するかが決定されます。FTP プロトコルは、次の 2 つのモードのオペレーションをサポートしています。

アクティブ モード

パッシブ モード

アクティブ モード

アクティブ FTP では、クライアントがポート 21 でサーバへの制御接続を開始し、クライアントがサーバにデータを要求するたびに、サーバはポート 20 で TCP セッションを開始します。

アクティブ モードのオペレーションは、パッシブ モードに比べて安全性が低くなります。このモードでオペレーションを行うと、ファイアウォールの構築が複雑になります。これは、FTP サーバからクライアント プログラムに対して返される接続を、あらかじめファイアウォールが予期しておく必要があるからです。

アクティブ モードは、次のようなステップで処理されます。

1. クライアントは、サーバに対して制御チャネル(ポート 21)を開き、応答に使用するポート番号を指定します。このポート番号には、1023 より大きい番号のポートがランダムに決定されます。

2. サーバは、この情報を受け取り、"OK" (ack)という受信応答をクライアントに送信します。クライアントとサーバは、この制御接続によりコマンドを交換します。

3. ユーザがディレクトリのリスティングを要求するか、あるいはファイルの送信または受信を開始すると、クライアント ソフトウェアはクライアントがサーバに対してデータ接続用に指定したポート番号> 1023 が含まれた「PORT」コマンドを送信します。

4. これにより、サーバはクライアントが「PORT」コマンドで指定したクライアントのポート番号に対して、ポート 20 からデータ接続を開始します。

パッシブ モード

パッシブ FTP では、クライアントはサーバから提供されたポート番号を使用してデータ セッションを開始します。このモードのオペレーションは、すべての接続がクライアントから開始されることにより、接続の信頼性が低下する可能性が少ないため、比較的安全であるとされています。パッシブと呼ばれる理由は、サーバが「パッシブ(受動的)に接続開始」するからです。

パッシブ モードは、次のようなステップで処理されます。

1. パッシブ FTP では、クライアントはサーバに対して制御接続をポート 21 で開始し、次に "PASV" コマンドを使用してパッシブ モードを要求します。

2. このモードを承諾したサーバは、ランダムにポート番号(>1023)を選択します。選択したポート番号は、データ転送用としてクライアントに提供します。

3. この情報を受け取ると、クライアントはサーバが割り当てたポートに対するデータ チャネルを開きます。

Q. IPM はトラップを受信しますか。

A. いいえ。IPM はトラップを受信しません。しきい値超過/タイムアウトが発生した場合は、トラップを受信するように IPM を設定できます。ただし、トラップの受信および処理については、個別に NMS を設定する必要があります。

Q. Write コミュニティ ストリングを参照するように SNMP を設定するには、どうしたらよいですか。

A. Write コミュニティ ストリングを参照するように SNMP を設定するには、デバイスで次の設定を実行します。

snmp-server view <view-name> system included
snmp-server view <view-name> ciscoRttMonMIB included
snmp-server community <comm-string> view <view-name> RW
exit
write term
<view-name> can be any character string.
<comm-string> should be provided as the write community string in the source GUI of IPM.
 

Q. 別のマシン上にある RME からデバイスをインポートできますか。

A. いいえ。RME インベントリからデバイスをインポートできるのは、同一のマシンからだけです。

Q. 1 時間未満の履歴統計を取得できますか。

A. いいえ。1 時間未満の履歴統計は取得できません。

Q. Target Configuration ウィンドウにある「Responder On」フィールドには、どういう意味がありますか。

A. Rtr Responder 機能をデバイス上でイネーブルにすると、ジッタ統計を取り込むことができます。

この機能をイネーブルにするには、ルータから次のコマンドを実行します。

rtr responder
 

Rtr Responder は SAA バージョン 2.1.1 から導入されました。SAA 2.1.1 では、このステータスを提供するための MIB 変数がないため、IPM はステータスを「Unknown」として取り込みます。SAA バージョン 2.2.0 から MIB 変数が使用可能になったため、このステータスは Responder のステータスに応じて Yes または No として表示されます。

ターゲットのタイプが「RTR responder」ではない場合、このフィールドには「N/A」と表示されます。

Q. ログに「Unable to get version.」というメッセージがありました。これは何を意味するのですか。

A. 次のいずれかの理由によります。

その時にルータがダウンした、または到達不能だった。

コミュニティ ストリングが変更されたため、IPM データベースが更新されなかった。

IP アドレスが変更されたため、IPM データベースが更新されなかった。

このエラー メッセージは、ソースに関するものか、またはターゲットから受信した可能性がある。

Q. URL 内の Localhost によって発生する問題を解決するには、どうすればよいですか。

A. IPM の Web クライアントにアクセスするときに、URL で http://localhost:(IPM Web ポート)を使用すると、Java プラグインがアプレットをロードせず、Java のセキュリティ例外が発生します。明らかにされている Java プラグインのバグによるものです(Bug Id 4203626)。

URL には、常に実際のホスト名を使用してください。

Q. Web クライアントを起動することができず、Java コンソールに「Reason = hostname is not DNS resolvable.」というエラー メッセージが表示されました。どうすればよいですか。

A. これは、 IPM_ConfigMain.properties 内の DNS 名をクライアント側で解決できないことに起因します。これを修正するには、次の変更を行ってください。

hostName=hostname
 
to
 
hostName=IP Address