Internetwork Performance Monitor インストレーション ガイド Software Release 2.6
IPM の Solaris へのインストー ル
IPM の Solaris へのインストール
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 767KB) | フィードバック

目次

IPM の Solaris へのインストール

Solaris でのクイック スタート

ハードウェア要件およびソフトウェア要件

ハードウェア要件

ソフトウェア要件

Solaris パッチの要件

Sun Java Plug-in 1.4.2_06 の使用

root ユーザ権限の作成

Solaris での CD-ROM ドライブのマウントとアンマウント

ローカル CD-ROM のマウント

NFS エクスポート CD-ROM ドライブのマウント

リモート システムでの操作手順

ローカル システムでの操作手順

CD-ROM ドライブのアンマウント

ローカル CD-ROM ドライブのアンマウント

リモート CD-ROM ドライブのアンマウント

IPM の Solaris へのインストール

IPM の Solaris へのインストールの概要

Solaris でのセットアップ プログラムの実行

Express Install の実行

IPM を別のディレクトリにインストール

代替ポートの指定

ポートの使用状況の確認

IPM の再インストール

CiscoWorks ホームページから IPM クライアントを Solaris にインストール

IPM の Solaris へのインストールの確認

エラー メッセージのチェック

IPM サーバおよび IPM クライアントのパッケージ情報の表示

インストール ディレクトリの確認

IPM の起動

IPM の Solaris からのアンインストール

IPM の Solaris からのアンインストールの概要

Solaris でのアンインストール プログラムの実行

IPM の Solaris へのインストール

この章では、IPM のサーバ ソフトウェアおよびクライアント ソフトウェアを Sun Solaris システムにインストールする方法について説明します。また、Solaris での IPM のインストールの確認およびアンインストールについても説明します。

取り上げる項目は次のとおりです。

「Solaris でのクイック スタート」

「ハードウェア要件およびソフトウェア要件」

「root ユーザ権限の作成」

「Solaris での CD-ROM ドライブのマウントとアンマウント」

「IPM の Solaris へのインストール」

「CiscoWorks ホームページから IPM クライアントを Solaris にインストール」

「IPM の Solaris へのインストールの確認」

「IPM の Solaris からのアンインストール」

Solaris でのクイック スタート

ここでは、Solaris システムに IPM をインストールする基本的な手順を示します。

IPM ソフトウェアを Sun Solaris システムにインストールするには、次の手順を実行してください。


ステップ 1 インストールを開始する前に

Solaris システムが 「ハードウェア要件およびソフトウェア要件」に示す要件を満たしているかどうか確認します。

Netscape Communicator の実行ファイルの場所を確認します。インストール中に、プロンプトでこのファイルのフル パスを入力するように要求されます。デフォルトのパスは、 /opt/netscape/netscape です。

ステップ 2 root ユーザとしてログインします。

ステップ 3 IPM CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入し、必要に応じて、CD-ROM ドライブをマウントします。

ステップ 4 コマンド プロンプトに対して、次を入力して、インストール スクリプトを開始します。

# ./setup.sh
 

ステップ 5 IPM セットアップ プログラム メニューが表示されたら、次のいずれかを実行します。

Readme ファイル内の IPM に関する最新情報を読むには、 1 を入力し、 Enter キーを押します。Readme ファイルには、IPM に関して、製品マニュアルに記載されていない最新情報が収められています。

IPM のサーバ ソフトウェアとクライアント ソフトウェアの両方をシステムにインストールするには、 2 を入力し、 Enter キーを押します。

IPM クライアントのみをシステムにインストールするには、 3 を入力し、 Enter キーを押します。

次のメッセージが表示されます。

Enter full Netscape browser executable pathname: ? [/opt/netscape/netscape]
 

Netscape Communicator がデフォルトの場所にインストールされていることを IPM インストール プログラムが確認した場合は、このステップはスキップします。

プロンプトで Netscape Communicator の実行ファイルの場所を指定するように要求された場合、デフォルトのパスで良ければ Enter キーを押します。

Netscape Communicator の実行ファイルがデフォルト以外のディレクトリにある場合は、実行ファイルが格納されている場所のフル パス(ファイル名を含む)を入力します。

IPM インストール プログラムは動作を続け、システムが IPM を実行するためのハードウェア要件およびソフトウェア要件を満たしているかどうか判定します。


) IPM サーバまたは IPM サーバと IPM クライアントをインストールする場合は、IPM からプロンプトでデータベース パスワードと管理パスワードの入力が要求されます。


システムが IPM に対する要件を満たしている場合は、次のプロンプトが表示されます。

New password:
 

ステップ 6 新しいデータベース パスワードを入力します。

パスワードでは、大文字小文字は区別され、アルファベットで始まる必要があります。最大 15 文字の英数字だけを入力できます。

ステップ 7 管理パスワードを入力します。確認のため、パスワードを再入力します。

パスワードでは、大文字小文字は区別され、アルファベットで始まる必要があります。最大 15 文字の英数字だけを入力できます。IPM によって次のプロンプトが表示されます。

Do you want the Express Install (y/n)? [Y]
 

ステップ 8 次のいずれかを選択します。

Express Install(設定がすべてデフォルトの状態で IPM がインストールされる)を選択する場合は、 y を入力するか、 Enter キーを押します。

標準インストールを選択する場合は、 n を入力します。この場合、プロンプトで、ポート番号、プロダクト パス、ファイル名など追加情報の入力が要求されます。

システムが IPM の要件を完全には満たしていない場合、インストール プログラムは標準インストールに進みます。プロンプトで、ポート番号や Netscape の実行可能パスなどの情報の入力が要求されます。

ステップ 9 インストールの最後に表示されるメッセージ、およびインストール ログを調べて、インストールが正常に完了したことを確認します。インストール ログのパスは、インストールの最後に指定されています。

IPM のインストールが正常に終了すると、次に示す IPM スタートアップ メニューが表示されます。

**********************************************************************
* Cisco Systems *
* + + + + *
* | | Internetwork | | *
* +|+ +|+ Performance Monitor +|+ +|+ *
* +|||||+ +|||||+ +|||||+ +|||||+ *
* ++|||||||++++|||||||++ Startup Options ++|||||||++++|||||||++*
* Empowering The =============== Internet Generation*
**********************************************************************
1) Start IPM Server and Client
2) Start IPM Server Only
3) Exit Setup
 
Please choose an option ->

ステップ 10 1 または 2 を入力し、 Enter キーを押して、IPM を起動します。


 

ハードウェア要件およびソフトウェア要件

ここでは、Solaris システムで IPM を実行するためのハードウェア要件およびソフトウェア要件について説明します。取り上げる項目は次のとおりです。

「ハードウェア要件」

「ソフトウェア要件」

「Solaris パッチの要件」


) ハードウェアおよびソフトウェアのバージョン情報は、製品の機能拡張に基づいて変更されます。最新のバージョン情報については、Cisco.com で提供されている『Internetwork Performance Monitor 2.6 documentation』を参照してください。


ハードウェア要件

システムが IPM を実行するために満たす必要のあるハードウェア要件は次のとおりです。

システム ハードウェア:Sun Ultra I 以降。ソフトウェアをインストールするには CD-ROM ドライブがサーバ上、または Network File System(NFS)でアクセスできるリモート ホスト システム上に必要。

メモリ:512 MB 以上の RAM(512 を推奨)。1 GB 以上のスワップ スペース。

ハード ディスクの空き容量:サーバのみまたはサーバとクライアント ソフトウェアの場合は 2 GB。

カラー モニタ:IPM クライアントをホスト システム上で実行する場合に必要。

プリンタ:PostScript 対応プリンタ。グラフや図を印刷するために使用。

ソフトウェア要件

システムが IPM を実行するために満たす必要のあるソフトウェア要件は次のとおりです。

システム ソフトウェア:Sun Solaris 2.8 または Solaris 2.9。Sun Microsystems, Inc. からの最新の推奨パッチと IPM 用に必要なパッチを適用。IPM に必要なパッチのリストは、「Solaris パッチの要件」を参照してください。

Common Services:Common Services バージョン 3.0。

Web ブラウザ ソフトウェア:Netscape Navigator 7.1 または 7.0(Solaris 2.8 および Solaris 2.9 では Netscape Navigator 7.0)、および Mozilla 1.7。

Java:IPM クライアント ソフトウェアをアプレットとして Web ブラウザから実行するには、Java Plug-in 1.4.2_04 が必要です。

OpenWindows Version 3.5.1 および CDE。

サーバ プロトコル:IPM サーバは、DHCP クライアントとして実行しないでください。IPM サーバには静的な IP アドレスが必要です。また、IPM サーバには IP アドレスと一致する有効な DNS アドレスも必要です。

IPM インストール プログラムは、オペレーティング システムのバージョンを自動的に確認し、必要なレベルの Solaris パッチが適用されているかどうかチェックします。

Solaris パッチの要件

ここでは、IPM をインストールするのに必要な Solaris パッチのリストをバージョン別に示します。このパッチは個別にインストールすることも、Sun Microsystems, Inc. から提供される 1 つのジャンボ パッチとしてインストールすることもできます。

Solaris システムにインストールされているパッチを確認するには、 showrev -p コマンドを実行します。

パッチを入手するには、Sun Microsystems の代理店に連絡するか、または Sun の Web サイトからダウンロードします。

http://sunsolve.sun.com

表 4-1 に、Solaris 2.8 および 2.9 で必須のパッチと推奨するパッチを示します。

 

表 4-1 Solaris のパッチ

オペレーティング
システムのバージョン
必須
推奨

Solaris 2.9 のパッチ

112808

112970

113575

112964

113713

112998

113326

112785

113244

114006

112661

112771

112233

112839

113580

114224

112811

112300

Solaris 2.8 のパッチ

111626

111327

111085

110951

110945

110934

110898

110700

110670

110662

110615

110286

109326

109324

108993

108652

108528

110951

110662

110615

110286

109324

111085


注意 必要なパッチがインストールされていない場合、インストールを続行することはできますが、IPM が正常に動作しない可能性があります。

Sun Java Plug-in 1.4.2_06 の使用

Java Plug-in 1.4.2_04 の脆弱性により、Java コードを呼び出す JavaScript を介して、信頼できないアプレットが権限を拡大できる場合があります。たとえば、アプレットを実行しているユーザの権限でファイルの読み取りや書き込みを行う可能性があります。詳細については、Sun Alert ID: 57591 を参照してください。この問題は、Java plugin 1.4.2_06 で解決しています。

この脆弱性により、CiscoWorks が不正利用されたり、影響を受けたりすることはありません。CiscoWorks で提供される Sun Java Plug-in 1.4.2_04 ではなく、Sun Java Plug-in 1.4.2_06 を使用する場合は、プラグインを手動で選択できます。

CiscoWorks の設定を変更して Sun Java Plug-in 1.4.2_06 を使用するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 IPM サーバで、Java Plug-in のプロパティ ファイル

%NMSROOT% /lib/classpath/javaplugin.properties を探し、javaplugin.properties ファイルで次のエントリを変更します。

WIN_IE_VERSION=clsid:CAFEEFAC-0014-0002-0006-ABCDEFFEDCBA
WIN_NS_VERSION=application/x-java-applet;jpi-version=1.4.2_06
SOL_VERSION=application/x-java-applet;jpi-version=1.4.2_06
 

ステップ 2 変更した javaplugin.properties ファイルを保存します。

ステップ 3 各 Solaris クライアントを次のようにアップデートします。

a. Sun のサイトから Solaris 用の Java Plug-in 1.4.2_06 をダウンロードします。

b. クライアントに Java Plug-in をインストールします。

c. クライアントで jpi.profile ファイルおよび jpi.cshrc ファイルを探し、MOZ_PLUGIN_PATH を変更して Java Plug-in 1.4.2_06 のパスを指定します。

たとえば、1.4.2_04 を /opt/jre14204 にインストールし、1.4.2_06 を /opt/jre14206 にインストールした場合は、次のように変更します。

変更前

MOZ_PLUGIN_PATH=/opt/jre14204/j2re1.4.2_04/plugin/sparc/ns610
 

変更後

MOZ_PLUGIN_PATH=/opt/jre14206/j2re1.4.2_06/plugin/sparc/ns610
 

ステップ 4 Netscape 7.0 または Mozilla を使用して、各 Solaris クライアントを次のようにアップデートします。

a. 次のように、ポイントへのリンクを Java Plug-in 1.4.2_06 のリンクに変更します。

変更前

NS7_HOME/plugins/libjavaplugin_oji.so
 

変更後

JPI1.4.2_06_HOME/plugin/sparc/ns610/libjavaplugin_oji.so
 

b. /jpi.cshrc を読み込むか、または /jpi.profile を実行します。

c. 実行中のブラウザ インスタンスをすべて閉じてから、もう一度開きます。


 

root ユーザ権限の作成

IPM をインストールして設定するには、root ユーザとして IPM をインストールするシステムにログインする必要があります。


注意 root ユーザとなった場合は、使用するコマンドの影響をよく理解していないと、動作環境に悪影響を与えることがあります。UNIX ユーザとしての経験が比較的浅い場合は、root ユーザとして、このマニュアルに記述された以外の作業は行わないでください。

まだログインしていない場合は、次のように入力して root ユーザとしてログインします。

> login: root
> Password: rootpassword
 

すでにログインしているが、root ユーザとしてログインしていない場合は、su コマンドを使用して、ログインを root に変更します。

# su
# Password: rootpassword

Solaris での CD-ROM ドライブのマウントとアンマウント

IPM のサーバ ソフトウェアまたはクライアント ソフトウェアは、ローカル システムに接続されている CD-ROM ドライブ、またはリモート システムに接続されている CD-ROM ドライブからインストールできます。どちらの場合も、最初に CD-ROM ドライブをマウントする必要があります。デバイスをマウントすることによって、ローカル ファイル システムで使用できるようになります。

ローカル CD-ROM のマウント

ローカル CD-ROM をマウントするには、次の手順を実行してください。


ステップ 1 IPM CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します。

ステップ 2 「root ユーザ権限の作成」で説明したように、root ユーザとしてログインします。コマンド プロンプトがシャープ記号(#)に変わります。

/cdrom ディレクトリがない場合は、mkdir コマンドを使用して作成します。

# mkdir /cdrom
 

ステップ 3 CD-ROM ドライブをマウントします。


vold プロセスが CD-ROM デバイスの管理およびマウントを実行します。CD-ROM は、自動的に /cdrom/cdrom0 ディレクトリにマウントされます。


ファイル マネージャを実行している場合は、別のファイル マネージャ ウィンドウに CD-ROM の内容が表示されます。

CD-ROM がマウントされていないために /cdrom/cdrom0 ディレクトリが空である場合、またはファイル マネージャで CD-ROM の内容を示すウィンドウが開かれていない場合は、次のコマンドを入力して、vold デーモンが動作しているかどうか確認します。

# ps -e | grep vold | grep -v grep
 

次のいずれかを実行します。

vold が動作している場合、vold のプロセス ID 番号が表示されます。何も表示されない場合は、次のコマンドを入力してこのデーモンを再起動します。

# /usr/sbin/vold &
 

vold デーモンが動作しているが、CD-ROM がマウントされていない場合は、 kill コマンドを使用して vold デーモン プロセスを停止してから、デーモンを再起動します。

# kill -9 process_ID_number
# /usr/sbin/vold &

vold プロセスを停止するには、プロセス ID 番号を知っている必要があります。プロセス ID 番号がわからない場合は、ps コマンドを実行します。


vold デーモンで問題が発生した場合は、次の mount コマンドを使用して CD-ROM を直接マウントします。

# mount -F hsfs -r ro /dev/dsk/device_filename /cdrom/cdrom0
 

ここで、

-F は、ファイル システムの種類(ISO 9660 標準の場合は hsfs )を示します。

-r ro は、CD-ROM を読み取り専用モードでマウントします。

device_filename はデバイス名、たとえば、 /dev/dsk/cxtyd0sz です。ここで、 x は CD-ROM ドライブ コントローラ番号、 y は CD-ROM ドライブの SCSI ID 番号、 z は CD-ROM が配置されるスライス パーティションです。


 

NFS エクスポート CD-ROM ドライブのマウント

リモート システム上のデバイスから IPM をインストールする場合、リモート システム上にディスク領域は必要ありません。ソフトウェアは、ネットワークを通してローカル システムにコピーされます。


注意 ローカル システム上に NFS エクスポート CD-ROM ドライブをマウントするこの手順は、同種のシステム向けの手順です。
たとえば、この手順は、CD-ROM ファイル システムを Solaris システムからエクスポートし、インストール用に別の Solaris システムにマウントする場合には使用できますが、異種プラットフォーム間の操作には使用できません。
異種プラットフォーム間の操作については、システム管理者に問い合せてください。

マウント手順は、次の事項で説明します。

リモート システムでの操作手順

ローカル システムでの操作手順

リモート システムでの操作手順

リモート システムにおいて


ステップ 1 「root ユーザ権限の作成」で説明したように、root ユーザとしてログインします。コマンド プロンプトがシャープ記号(#)に変わります。

/cdrom ディレクトリがない場合は、mkdir コマンドを使用して作成します。

# mkdir /cdrom
 

ステップ 2 CD-ROM ドライブをマウントします。


) vold プロセスが CD-ROM デバイスの管理およびマウントを実行します。CD-ROM は、自動的に /cdrom/cdrom0 ディレクトリにマウントされます。


ファイル マネージャを実行している場合は、別のファイル マネージャ ウィンドウに CD-ROM の内容が表示されます。

CD-ROM がマウントされていないために /cdrom/cdrom0 ディレクトリが空である場合、またはファイル マネージャで CD-ROM の内容を示すウィンドウが開かれていない場合は、次のコマンドを入力して、vold デーモンが動作していることを確認します。

# ps -e | grep vold | grep -v grep
 

次のいずれかを実行します。

vold が動作している場合、vold のプロセス ID 番号が表示されます。何も表示されない場合は、次のように入力してこのデーモンを再起動します。

# /usr/sbin/vold &
 

vold デーモンが動作しているが、CD-ROM がマウントされていない場合は、 kill コマンドを使用して vold デーモン プロセスを停止してから、デーモンを再起動します。

# kill -9 process_ID_number
# /usr/sbin/vold &

) vold プロセスを停止するには、プロセス ID 番号を知っている必要があります。プロセス ID 番号がわからない場合は、ps コマンドを実行します。


vold デーモンで問題が発生した場合は、次の mount コマンドを使用して CD-ROM をマウントします。

# mount -F hsfs -r ro /dev/dsk/device_filename /cdrom/cdrom0
 

ここで、

-F は、ファイル システムの種類(ISO 9660 標準の場合は hsfs )を示します。

-r ro は、CD-ROM を読み取り専用モードでマウントします。

device_filename はデバイス名、たとえば、 /dev/dsk/cxtyd0sz です。ここで、 x は CD-ROM ドライブ コントローラ番号、 y は CD-ROM ドライブの SCSI ID 番号、 z は CD-ROM が配置されるスライス パーティションです。

ステップ 3 /etc/dfs/dfstab ファイルを編集または作成して、次の行を含め、NFS アトリビュートを読み取り専用に設定します。

share -F nfs -o ro -d /cdrom/cdrom0
 

ここで、

-F は、ファイル システムの共有の種類を指定します。

-o は、ファイル システムのエクスポート オプションの開始を指定します。

-ro は、読み取り専用のファイル システムのエクスポート オプションを指定します。

-d は、ディレクトリを共有する場合に指定します。

/cdrom/cdrom0 は、共有するディレクトリの名前です。

ステップ 4 次のように入力して、リモート マシンが NFS サーバとしてイネーブルになっているかどうか確認します。

# ps -ef | grep nfs | grep -v grep
 

/usr/lib/nfs/nfsd デーモンおよび /usr/lib/nfs/mountd デーモンが動作中であるかどうか確認します。

確認したデーモンが動作していない場合は、次のように入力してマシンを NFS サーバとしてイネーブルにします。

# /etc/init.d/nfs.server start
 

ステップ 5 マシンを NFS サーバとしてイネーブルにしたら、次のコマンドのいずれかを実行します。

# share
# shareall


 

ローカル システムでの操作手順

ローカル システムで次の操作を行います。


ステップ 1 IPM をインストールするマシンを起動します。

ステップ 2 「root ユーザ権限の作成」で説明したように、root ユーザとしてログインします。

/cdrom ディレクトリがない場合は、mkdir コマンドを使用して作成します。

# mkdir -p /cdrom/ipm
 

ステップ 3 リモート システムからエクスポートされたファイル システムをマウントするには、次に示す mount コマンドを使用します。

# /usr/sbin/mount -r remote_hostname:/cdrom/cdrom0 /cdrom/ipm
 

リモート CD-ROM がマウントされ、ソフトウェアをローカル システムにインストールする準備が整いました。


 

CD-ROM ドライブのアンマウント

IPM のインストールが終了したら、次の項の説明に従って CD-ROM ドライブをアンマウントする必要があります。

ローカル CD-ROM ドライブのアンマウント

リモート CD-ROM ドライブのアンマウント

ローカル CD-ROM ドライブのアンマウント

ローカル CD-ROM ドライブをアンマウントするには、次の手順を実行してください。


ステップ 1 「root ユーザ権限の作成」で説明したように、root ユーザとしてログインします。コマンド プロンプトがシャープ記号(#)に変わります。

ステップ 2 次のコマンドを実行します。

# cd
# umount /cdrom/cdrom0
 

ステップ 3 CD-ROM を取り出して、安全な場所に保管します。


 

リモート CD-ROM ドライブのアンマウント

リモート CD-ROM ドライブをアンマウントするには、次の手順を実行してください。


ステップ 1 root ユーザとしてローカル マシンにログインし、次のコマンドを実行します。

# umount /cdrom/ipm
 

ステップ 2 root ユーザとしてリモート マシンにログインし、次のコマンドを実行します。

# umount /cdrom/cdrom0
 

ステップ 3 CD-ROM を取り出して、安全な場所に保管します。


 

IPM の Solaris へのインストール

IPM クライアント ソフトウェアは、IPM サーバと同じシステムに常駐させることも、IPM サーバと同じネットワーク上にある別のシステムにインストールすることもできます。さらに、Solaris 上の IPM サーバには、Windows 2000 Professional、Windows XP Professional、または Windows 2000 Server システム上で動作している IPM クライアントからもアクセスできます。

IPM の Solaris へのインストールの概要

セットアップ プログラムに用意されている次のメニュー オプションを使用して、IPM のサーバ ソフトウェアおよびクライアント ソフトウェアを Solaris システムにインストールできます。

Install IPM Server and Client:IPM のサーバ ソフトウェアとクライアント ソフトウェアを同一の Solaris システムに常駐させる場合に使用します。

Install IPM Client Only:IPM クライアント ソフトウェアだけをシステムにインストールする場合、または IPM クライアント ソフトウェアをサーバ ソフトウェアとは別にインストールする必要がある場合に使用します。

IPM ソフトウェアは、次のパッケージで構成されています。

共通サービス(CSCOcwbS)

IPM サーバ(CSCOipm-s)

IPM クライアント(CSCOipm-c)

IPM のサーバ ソフトウェアとクライアント ソフトウェアを同一のシステムにインストールする場合は、上記のパッケージ コンポーネントすべてが正常にインストールされることが必要です。IPM クライアントだけをインストールする場合は、クライアント コンポーネント(CSCOipm-c)だけが正常にインストールされることが必要です。


) IPM ソフトウェアに用意されている setup.sh プログラムを使用して、IPM を Solaris システムにインストールします。


Solaris でのセットアップ プログラムの実行

Solaris でセットアップ プログラムを実行する前に

Netscape ブラウザの実行ファイルの場所を確認します。IPM セットアップ プログラムは、インストール中にこのファイルのフル パスを入力するように要求します。

Netscape Communicator がデフォルトのディレクトリ( /opt/netscape/netscape )にインストールされていることを IPM インストール プログラムが確認した場合は、そのディレクトリが使用されます。

必要に応じて、Netscape Communicator の場所は、IPM のインストール後でも ipm browserpath コマンドを使用して変更できます。

Solaris クライアントから IPM にアクセスする場合は、Netscape が必要です。

各プロンプトのデフォルト値は角カッコ内の値です。デフォルト値をそのまま採用する場合は、Enter キーを押します。インストール スクリプトを途中で停止する場合は、Break キーまたは Ctrl-C キーを押します。

IPM ソフトウェアを Solaris にインストールするには、次の手順を実行してください。


ステップ 1 「root ユーザ権限の作成」で説明したように、root ユーザとしてログインします。

ステップ 2 「Solaris での CD-ROM ドライブのマウントとアンマウント」で説明したように、CD-ROM ドライブをマウントします。

ステップ 3 cd コマンドを使用して、マウント先のディレクトリに移ります。

# cd /cdrom/cdrom0
 

ステップ 4 次のコマンドを入力して、インストール スクリプトを開始します。

# ./setup.sh
 

次の IPM セットアップ プログラム メニューが表示されます。

**********************************************************************
* *
* Cisco Systems *
* + + + + *
* | | Internetwork | | *
* +|+ +|+ Performance Monitor +|+ +|+ *
* +|||||+ +|||||+ +|||||+ +|||||+ *
* ++|||||||++++|||||||++ Setup Program ++|||||||++++|||||||++*
* Empowering The ============== Internet Generation*
* *
**********************************************************************
1) Review README File First (Recommended)
2) Install IPM Server and Client
3) Install IPM Client Only
4) Exit Setup
 
Please choose an option ->
 

ステップ 5 選択するインストール オプションの番号を入力して、 Enter キーを押します。IPM セットアップ プログラムは、ソフトウェアをインストールするためのシステム環境を確認します。

次のメッセージが表示されます。

Enter full Netscape browser executable pathname: ? [/opt/netscape/netscape]
 

ステップ 6 Netscape Communicator のデフォルトのパスをそのまま使用するには、 Enter キーを押します。Netscape Communicator の実行ファイルがデフォルトと異なるディレクトリにある場合は、実行ファイルが格納されている場所のフル パス(ファイル名を含む)を入力します。

IPM インストール プログラムは、システムが IPM を実行するためのハードウェア要件およびソフトウェア要件を満たしているかどうか判定します。

システムが IPM に対する要件を満たしている場合は、次のプロンプトが表示されます。

New Password ->
 

) IPM サーバまたは IPM サーバと IPM クライアントをインストールする場合は、IPM からプロンプトでデータベース パスワードと管理パスワードの入力が要求されます。


ステップ 7 新しいデータベース パスワードを入力します。

パスワードでは、大文字小文字は区別され、アルファベットで始まる必要があります。最大 15 文字の英数字だけを入力できます。

ステップ 8 管理パスワードを入力します。

パスワードでは、大文字小文字は区別され、アルファベットで始まる必要があります。最大 15 文字の英数字だけを入力できます。

IPM によって次のプロンプトが表示されます。

Do you want the Express Install (y/n)? [Y]
 

ステップ 9 次のどちらかを選択します。

Express Install(設定がすべてデフォルトの状態で IPM がインストールされる)を選択する場合は、 y を入力するか、 Enter キーを押します。

標準インストールを選択する場合は、 n を入力します。この場合、プロンプトで、ポート番号、プロダクト パス、ファイル名など追加情報の入力が要求されます。

システムが IPM に関する要件を完全に満たしていない場合、インストール プログラムは標準インストールに進みます。プロンプトで情報、たとえば、ポート番号、プロダクト パス、ファイル名の入力が要求されます。

ステップ 10 インストールの最後に表示されるメッセージ、およびインストール ログを調べて、インストールが正常に完了したことを確認します。インストール ログのパスは、インストール スクリプトの最後に指定されています。

インストールが正常に行われた場合の例を次に示します。

Installation of <CSCOipm-s> was successful.
 
INFO: Checking Installation.
INFO: Package CSCOcwbS installed OK. Verifying... OK.
INFO: Package CSCOipm-s installed OK. Verifying... OK.
Creating IPM Client Web Download Image...
Finished creating IPM Client Web Download Image...
 
Integrating IPM server with CiscoWorks Common Services...
 
To use this product, set your path to:
/opt/CSCOipm/bin:$PATH
 
Check the documentation for supported browsers and versions.
 
============================- Error Summary -=========================
No Errors were encountered during installation.
======================================================================
 
Started : Tue Aug 4 06:30:38 Asia/Calcutta 2004
Finished: Tue Aug 4 06:51:02 Asia/Calcutta 2004
 
======================================================================
===================- IPM Server Install Tool Completed -==============
======================================================================
 

ステップ 11 選択したインストール オプションによっては、ソフトウェアの起動またはセットアップの終了というオプションを選択するメニューが表示されます。インストールが正常に終了した場合は、ソフトウェアを起動するオプションを選択します。

IPM のサーバ ソフトウェアとクライアント ソフトウェアを両方インストールした場合は、次のメニューが表示されます。

**********************************************************************
* Cisco Systems *
* | | Internetwork | | *
* +|+ +|+ Performance Monitor +|+ +|+ *
* +|||||+ +|||||+ +|||||+ +|||||+ *
* ++|||||||++++|||||||++ Startup Options ++|||||||++++|||||||++*
* Empowering The =============== Internet Generation*
**********************************************************************
1) Start IPM Server and Client
2) Start IPM Server Only
3) Exit Setup
Please choose an option ->
 

IPM クライアント ソフトウェアだけをインストールした場合は、次のメニューが表示されます。

**********************************************************************
* Cisco Systems *
* | | Internetwork | | *
* +|+ +|+ Performance Monitor +|+ +|+ *
* +|||||+ +|||||+ +|||||+ +|||||+ *
* ++|||||||++++|||||||++ Startup Options ++|||||||++++|||||||++*
* Empowering The =============== Internet Generation*
**********************************************************************
1) Start IPM Client and Connect to Default Remote Server - cwb-sun4
2) Start IPM Client and Connect to Alternate Remote Server
3) Exit Setup
 
Please choose an option ->


 

IPM サーバおよび IPM クライアントを後でコマンドラインから起動するには、次を入力します。

# cd /opt/CSCOipm/bin
# ./ipm
 

IPM サーバのみを後でコマンドラインから起動するには、次を入力します。

# cd /opt/CSCOipm/bin
# ./ipm start
 

IPM コマンド全体のリストは、『 User Guide for Internetwork Performance Monitor 』の付録「IPM Command Reference」を参照してください。

Express Install の実行

IPM ソフトウェアを Express Install 方式でインストールすると、デフォルト設定をすべてそのまま採用することになるため、システム プロンプトに応答するのが最小限で済みます。

インストール プログラムは、自動的にシステムをチェックし、Express Install を実行できるかどうか確認します。さらに、IPM が使用するデフォルト TCP/IP ポートが使用可能であるかどうか、およびデフォルトのインストール ディレクトリ( /opt )に十分な空き領域があるかどうか確認します。

システムがこの要件を満たしている場合、インストール プログラムは Express Install を実行するオプションを表示します。


) Express Install オプションは、IPM サーバ ソフトウェアと IPM クライアント ソフトウェアを同時にインストールする場合に限り選択できます。


IPM クライアント ソフトウェアの Express Install オプションを次に示します。

**********************************************************************
* *
* Cisco Systems *
* + + + + *
* | | Internetwork | | *
* +|+ +|+ Performance Monitor +|+ +|+ *
* +|||||+ +|||||+ +|||||+ +|||||+ *
* ++|||||||++++|||||||++ Setup Program ++|||||||++++|||||||++*
* Empowering The ============== Internet Generation*
* *
**********************************************************************
1) Review README File First (Recommended)
2) Install IPM Server and Client
3) Install IPM Client Only
4) Exit Setup
 
Please choose an option -> 3
======================================================================
=================- IPM Client Install Tool Started -==================
Started : Tue Aug 4 17:14:59 PDT 2004
Host : SunOS ipm01-u10 5.8 Generic_108528-13 sun4u sparc SUNW,Ultra-5_10
Version : 2.6.0.0
======================================================================
=========================================================================================- System Requirements Check -======================
======================================================================INFO: Checking UID... root, OK.
INFO: Checking Install Image... OK.
INFO: Checking Host Operating System... SunOS, OK.
INFO: Checking Operating System Version... 5.8, OK.
INFO: Checking Solaris patches [108528-13]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [108652-35]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [108827-15]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [109324-02]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [109326-05]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [110286-02]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [110615-01]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [110662-02]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [110670-01]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [110700-01]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [110898-02]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [110934-01]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [110945-01]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [110951-01]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [111085-02]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [111327-02]...OK.
INFO: Checking Solaris patches [111626-01]...OK.
INFO: This product requires:
RAM 131072 K
SWAP 262144 K
INFO: Checking Ram... OK.
INFO: Checking Swap... OK.
 
INFO : Checking the - "casusers" group ... OK
INFO : Checking the - "casuser" account ... OK
 
INFO: Checking your release... All components present.
 
INFO: Checking for existing product tree... None.
 
============================================================
================- Disk Space Usage check -==================
============================================================
INFO: For this product the default disk space requirements are:
/opt 64000 K
/var/sadm 1000 K
/var/tmp 1000 K
/tmp 1000 K
 
INFO: Checking default disk space requirements... OK.
============================================================
 
============================================================
===================- IPM Client Summary -===================
============================================================
INFO: The following ports will be used:
 
INFO: [ 2] Naming Server: 44342/udp
 
The Express Install takes all defaults and places the product
in /opt. No more questions will be asked.
 
Do you want the Express Install (y/n)? [Y] y
 

ポートが使用可能でないことが検出された場合、またはデフォルトのインストール ディレクトリの空き領域が不十分な場合は、Express Install はディセーブルになります。標準インストールを実行して、ポートを指定するか、または別のインストール ディレクトリを選択します。

IPM サーバ ソフトウェアの Express Install オプションがディセーブルになった場合の出力例は、「IPM を別のディレクトリにインストール」に示します。

IPM を別のディレクトリにインストール

IPM ソフトウェアをデフォルトの /opt ディレクトリ以外のディレクトリにインストールする場合は、Express Install 方式は使用しないでください。標準インストール方式を使用すると、IPM ソフトウェアをインストールする新しい場所を指定できます。

セットアップ プログラムは、デフォルト ディレクトリ /opt に十分な空き領域がないことを検出した場合は、Express Install を実行できないため、代わりのディレクトリを探します。

デフォルトのインストール ディレクトリに十分な空き領域がなかった場合の例を次に示します。メッセージ「 Where should the product be installed? 」の後に、IPM をインストールする十分な空き領域があると判断した代替ディレクトリ /usr2/CSCOipm が示唆されているのを見てください。

ここに提示されているディレクトリを採用する場合は、 Enter キーを押します。別のディレクトリを使用する場合は、その名前を指定して Enter キーを押します。

============================================================
================- Disk Space Usage check -==================
============================================================
INFO: For this product the default disk space requirements are:
/opt 700000 K
/var/adm 5000 K
/var/tmp 1000 K
INFO: Checking default disk space requirements...
INFO: /opt has insufficient space for installation.
INFO: Express Install has been disabled.
============================================================
INFO: Local disks on this machine with enough space to install:
Filesystem kbytes used avail capacity Mounted on
/dev/dsk/c0t4d0s6 1925720 288623 1444527 17% /usr2
Where should the product be installed ? [/usr2/CSCOipm]
 

代替ポートの指定

IPM サーバ ソフトウェアは、次のデフォルト ポートを使用します。

オープン サーバ ゲートウェイ:44341/tcp

ネーミング サーバ:44342/udp

IPM クライアント ソフトウェアは、IPM サーバが使用しているポートを知っている必要があります。デフォルトでは、クライアントは次のポートを使用します。

ネーミング サーバ:44342/udp

IPM サーバをインストールする場合、または IPM サーバと IPM クライアントの両方をインストールする場合、IPM インストール プログラムは、このポートが使用可能であるかどうかを確認します(IPM クライアントだけをインストールする場合は、この確認は行いません)。

ポートが競合した場合は、代替ポート番号を指定するオプションが表示されます。

たとえば、ポート 44342/udp がすでにネーミング サーバ用に使用されている場合、IPM は代替ポートを指定するよう求めます。

IPM のクライアント ソフトウェアとサーバ ソフトウェアは、同じポートで通信するように設定する必要があります。IPM クライアントを IPM サーバと同一マシンにインストールする場合は、インストール プログラムによって自動的に処理されます。

IPM クライアントをサーバとは別のシステムにインストールする場合は、クライアントのインストール時に指定するポートが IPM サーバ用のポートと一致していることを確認する必要があります。ほとんどの場合、IPM クライアントと IPM サーバの両方でデフォルトのポートが使用できます。

ポートの使用状況の確認

IPM は、使用するポートを全部 /etc/services ファイルに登録します。現在システムが使用しているポートを調べるには、ポートの種類(tcp または udp)に応じて次の netstat コマンドを実行します。

# netstat -a -n -f inet -P {tcp|udp}
 

注意 代替ポートを指定する場合、ポート 1 ~ 1023 はシステム プロセス用に予約されているので使用できません。

IPM の再インストール

IPM 2.6 と Common Services 3.0 をすでにインストールしている場合、Common Services を再インストールすると、IPM 2.6 は動作を停止します。Common Services を再インストールする前と同じ状態で IPM が動作を継続できるようにするには、次のコマンドを実行します。

ipm cw2ksetup install

Common Services を再インストールした後に、このコマンドを実行することにより、IPM は確実に Common Services と統合されます。

CiscoWorks ホームページから IPM クライアントを Solaris にインストール

IPM クライアント インストール ソフトウェアは、CiscoWorks ホームページからダウンロード アクセスすることができます。CD-ROM がない場合、またはソフトウェアをダウンロードする場合に便利です。

IPM クライアント インストール ソフトウェアをシステムにダウンロードしたら、 setupCli.sh コマンドを実行して、このソフトウェアをローカル システムにインストールする必要があります。

Solaris システム上で IPM クライアント ソフトウェアをダウンロード、解凍、および抽出してインストールする手順を次に示します。

Web インターフェイスを使用して IPM クライアントを Solaris にインストールするには、次の手順を実行してください。


ステップ 1 一時ディレクトリを作成します。作成場所は、IPM クライアント ソフトウェアをインストールするシステム上で、64 MB 以上の空き容量があるディスク パーティション内です。

ステップ 2 ブラウザで、CiscoWorks ホームページの URL に移動します。

CiscoWorks ホームページが表示されます(図 4-1)。

図 4-1 CiscoWorks ホームページ

 


) この IPM サーバのアドレスが分からない場合は、IPM サーバ ソフトウェアをインストールしたシステム管理者に問い合わせてください。


ステップ 3 CiscoWorks ホームページで Admin > Download Client をクリックします。

IPM Client for Solaris ページ(図 4-2)が表示されます。

図 4-2 IPM Client for Solaris ページ

 

ステップ 4 Solaris Client をクリックして、クライアント インストール ファイルをダウンロードします。

ステップ 5 ユーザ名とパスワードを入力します。

ステップ 6 プロンプトが表示されたら、インストール ファイルのダウンロード先のディレクトリ(たとえば、 /temp-directory )を指定します。

ステップ 7 Solaris のコマンドラインを使って、インストール ソフトウェアをダウンロードしたディレクトリに移り、次のように入力してファイルを解凍します。

# uncompress CSCOipmClient.tar.Z
 

ステップ 8 ファイルを解凍したディレクトリで、次のように入力して IPM クライアント インストール ファイルを CDImage ディレクトリに抽出します。

# /usr/bin/tar -xvf CSCOipmClient.tar
 

ステップ 9 CDImage ディレクトリに移り、次を入力して IPM クライアント ソフトウェア インストール プログラムを実行します。

# ./setupCli.sh
 

ステップ 10 IPM クライアント ソフトウェアが正常にインストールされたことを確認した後で、次のように入力して、一時ディレクトリにあるインストール ファイルをすべて削除します。

# rm -rf temp_directory
 

ここで、 temp_directory はダウンロードしたファイルを格納した一時ディレクトリです。


 

IPM の Solaris へのインストールの確認

IPM のサーバ ソフトウェアおよびクライアント ソフトウェアが正常にインストールされたかどうかは、次の手順で確認できます。

「エラー メッセージのチェック」

「IPM サーバおよび IPM クライアントのパッケージ情報の表示」

「インストール ディレクトリの確認」

「IPM の起動」

エラー メッセージのチェック

インストール中のメッセージはログ ファイルに記録され、発生した問題に関する診断情報として利用できます。インストール ログ ファイルの場所は、IPM インストール スクリプトの最後に示されています。

インストールのエラー メッセージをチェックするには、次の手順を実行してください。


ステップ 1 次のコマンドを使用して、ログ ファイルを調べます。

# more install_directory/install/cisco_ipmsvr_install.log
 

ここで、 install_directory は IPM がインストールされているディレクトリです。IPM のデフォルトのインストール ディレクトリは /opt/CSCOipm です。

ステップ 2 Space バーを押して、一度に 1 画面ずつ表示をスクロールします。


 

IPM サーバおよび IPM クライアントのパッケージ情報の表示

pkginfo コマンドを使用して、IPM サーバ ソフトウェア パッケージ(CSCOipm-s および CSCOcwbS)および IPM クライアント ソフトウェア パッケージ(CSCOipm-c)がシステムにインストールされているかどうか確認できます。

IPM サーバおよび IPM クライアントのパッケージ情報を表示するには、次の手順を実行してください。


ステップ 1 pkginfo コマンドを次の例に示すように実行します。

# pkginfo -l CSCOipm-s
# pkginfo -l CSCOcwbS
# pkginfo -l CSCOipm-c
 

ステップ 2 pkginfo コマンドでクエリした各コンポーネントに対して、次に示すような画面が出力されることを確認します。

PKGINST: CSCOipm-s
NAME: Cisco IPM Server
CATEGORY: application
ARCH: sparc
VERSION: 2.6
BASEDIR: /opt/CSCOipm
VENDOR: Cisco Systems, Inc
DESC: Cisco IPM Server
PSTAMP: rme33-u10m02110619
INSTDATE: Apr 02 2002 14:48
HOTLINE: 1-800-553-2447
EMAIL: tac@cisco.com
STATUS: completely installed
FILES: 532 installed pathnames
20 directories
491 executables
217258 blocks used (approx)
 

pkginfo コマンドを実行した結果、次の例のようにパッケージが見つからなかったことが示された場合は、ソフトウェアがインストールされていません。

ERROR: information for "CSCOipm-s" was not found
 

CiscoWorks ホームページから、IPM サーバおよび IPM クライアントがシステムにインストールされていることを確認できます。

インストールを確認するには、CiscoWorks ホームページで Common Services > Software Center > Software Update を選択します。パッケージとともにインストールされたアプリケーションとインストール日付の一覧が Software Updates ページに表示されます。


 

インストール ディレクトリの確認

IPM をインストールした後に、 ls コマンドを使用して、IPM ソフトウェアが入った新しいディレクトリ構造ができているかどうか確認します。

デフォルトのディレクトリは、IPM サーバ用は /opt/CSCOipm で、IPM の共通サービス用は /opt/CSCOcwbS です。

IPM クライアント用のデフォルトのディレクトリは、 /opt/CSCOipmClient です。

IPM の起動

IPM のサーバ ソフトウェアおよびクライアント ソフトウェアをインストールした後に、IPM ソフトウェアを起動できるかどうか確認します。セットアップ プログラムが完了した後で、スタートアップ メニューで対応するオプションを選択することで、IPM ソフトウェアを起動できます。

次を入力して、IPM サーバおよび IPM クライアントを起動することもできます。

# cd /opt/CSCOipm/bin
# ./ipm
 

IPM サーバと IPM クライアントを別のシステムにインストールした場合は、次のコマンドを使用して IPM を起動します。

IPM サーバを起動するには、次を入力します。

# cd /opt/CSCOipm/bin
# ./ipm start
 

IPM クライアントを起動するには、次のように入力します。

# cd /opt/CSCOipmClient/bin
# ./ipm start client server_name

IPM サーバおよび IPM クライアントが正常にインストールされている場合は、IPM メイン ウィンドウが開きます(図 4-3)。

図 4-3 IPM メイン ウィンドウ

 

IPM の Solaris からのアンインストール

アンインストール プログラムは、インストールの場合と同じようなメニューを表示します。IPM のクライアント ソフトウェアとサーバ ソフトウェアは、両方アンインストールすること(たとえば、インストールに失敗した場合)も、各コンポーネントを別々にアンインストールすることもできます。

IPM ソフトウェアは、次のパッケージで構成されています。

共通サービス(CSCOcwbS)

IPM サーバ(CSCOipm-s)

IPM クライアント(CSCOipm-c)

同一のシステムにインストールされている IPM サーバ ソフトウェアと IPM クライアント ソフトウェアを両方ともアンインストールする場合は、上記のパッケージ コンポーネントをすべて正常にアンインストールする必要があります。

IPM サーバだけをアンインストールする場合は、IPM サーバ ソフトウェアの 2 つのコンポーネント(CSCOcwbS および CSCOipm-s)を正常にアンインストールする必要があります。IPM クライアントだけをアンインストールする場合は、クライアント コンポーネント(CSCOipm-c)だけを正常にアンインストールする必要があります。


) IPM サーバと IPM クライアントの両方のソフトウェアが同一の Solaris システムにインストールされている場合は、先に IPM サーバ コンポーネントを正常にアンインストールしない限り、クライアント コンポーネントだけをアンインストールすることはできません。


Solaris 上での IPM をアンインストールする方法は、次の項目で説明します。

「IPM の Solaris からのアンインストールの概要」

「Solaris でのアンインストール プログラムの実行」

IPM の Solaris からのアンインストールの概要

Solaris システム上での IPM サーバ ソフトウェアと IPM クライアント ソフトウェアのアンインストールは、同時に行うことも、別々に行うこともできます。アンインストールには、アンインストール プログラムによって表示される次のメニュー オプションを使用してください。

1. Uninstall IPM Server and Client:IPM のサーバ ソフトウェアとクライアント ソフトウェアが同一の Solaris システム上にあり、そのシステム上の IPM ソフトウェアをすべて削除する場合に使用します。このオプションを選択すると、IPM パッケージがシステムから全部削除されます。

2. Uninstall IPM Server Only:システムから IPM サーバ ソフトウェアだけを削除する場合に使用します。このオプションを選択すると、共通サービス パッケージ(CSCOcwbS)および IPM サーバ パッケージ(CSCOipm-s)が削除されます。


) IPM サーバをアンインストールすると、IPM クライアントもディセーブルになります。IPM サーバをアンインストールする場合は、オプション 1 を選択して IPM サーバと IPM クライアントの両方をアンインストールすることを強く推奨します。


3. Uninstall IPM Client Only:システムから IPM クライアント ソフトウェアだけを削除する場合に使用します。このオプションを選択すると、IPM クライアント パッケージ(CSCOipm-c)が削除されます。IPM サーバと IPM クライアントの両方のソフトウェアが同一の Solaris システムにインストールされている場合は、先に IPM サーバ コンポーネントを正常にアンインストールしない限り、クライアント コンポーネントだけをアンインストールすることはできません。


注意 サーバ ソフトウェアとクライアント ソフトウェアがインストールされているマシンからクライアント ソフトウェアを削除すると、Web クライアントは動作しなくなります。

Solaris でのアンインストール プログラムの実行

Solaris 上で IPM ソフトウェアをアンインストールするには、次の手順を実行してください。


) アンインストール プロセスを途中で停止する場合は、Break キーまたは Ctrl-C キーを押してください。



ステップ 1 「root ユーザ権限の作成」で説明したように、root ユーザとしてログインします。

IPM クライアントをローカルで実行している場合は、IPM メイン ウィンドウで File > Exit を選択して、クライアントを停止します。

ステップ 2 次のコマンドを実行して、IPM サーバを停止します。

# cd /opt/CSCOipm/bin
# ./ipm stop
 

データベース内の IPM サーバ データが失われないようにする場合は、次のコマンドを実行してディレクトリを変更し、データベースを一時ディレクトリにコピーします。

# cd /opt/CSCOcwbS/db/CSCOipm
# cp IPMDB.db /tmp
# cp .dbpassword /tmp
 

ステップ 3 アンインストール スクリプトを開始するには、次のコマンドを実行します。

# cd /opt/CSCOipm/install
# ./uninstall.sh
 

次のメニューが表示されます。

**********************************************************************
* Cisco Systems *
* + + + + *
* | | Internetwork | | *
* +|+ +|+ Performance Monitor +|+ +|+ *
* +|||||+ +|||||+ +|||||+ +|||||+ *
* ++|||||||++++|||||||++ Uninstall Program ++|||||||++++|||||||++*
* Empowering The ================== Internet Generation*
**********************************************************************
1) Uninstall IPM Server and Client
2) Uninstall IPM Server Only
3) Exit
Please choose an option ->
 

ステップ 4 実行するオプションの番号を入力して、 Enter キーを押します。

ステップ 5 パッケージ コンポーネントのアンインストールを続ける場合は、確認メッセージに応答して、サーバ パッケージ(CSCOcwbS および CSCOipm-s)またはクライアント パッケージ(CSCOipm-c)を削除することを確認します。

ステップ 6 アンインストールが完了したら、削除を指定したパッケージに対応するメッセージが表示されていることを確認します。

次の例に、IPM サーバ パッケージのアンインストール中に表示されるメッセージを示します。アンインストールを指定した対象に応じて、共通サービス パッケージ(CSCOipm-s)およびクライアント パッケージ(CSCOipm-c)に対しても同様な一連のメッセージが表示されます。

Removal of <CSCOcwbS> was successful.
INFO: The following Cisco IPM
INFO: packages have been successfully deleted from the system:
CSCOipm-s CSCOcwbS
Please review /var/tmp/cisco_ipmsvr_uninstall.log for detailed results
 

ステップ 7 IPM サーバと関連サービスがアンインストールされたことを、さらに詳しく確認するには、次の pkginfo コマンドを実行します。

# pkginfo -l CSCOcwbS
# pkginfo -l CSCOipm-s
# pkginfo -l CSCOipm-c
 

ステップ 8 アンインストールした各パッケージに対して、次の例のように、パッケージが見つからないことを示すメッセージが表示されるかどうか確認します。

ERROR: information for "CSCOipm-s" was not found.