Cisco VPN Solutions Center: MPLS Solution プロビジョニング ガイド
Cisco シリーズ DSL スイッチでの MPLS VPN のプロビジョニング
Cisco シリーズ DSL スイッチでの MPLS VPN のプロビジョニング
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco シリーズ DSL スイッチでの MPLS VPN のプロビジョニング

Cisco DSL スイッチ

DSL スイッチ展開の考慮事項

IP DSL スイッチ構成の概要

VPN Solutions Center を使用した、MPLS VPN 用 IP DSL デバイスのプロビジョニング

VPNSC での IP DSL 設定作業

RFC-1483 routed テンプレート用サービス要求の作成

ネットワークへのサービス要求の展開

Routed Bridged Encapsulation テンプレート用のサービス要求の作成

Point-to-Point Protocol over ATM テンプレート用のサービス要求の作成

Point-to-Point Protocol over Ethernet テンプレート用のサービス要求の作成

テンプレートによって生成された文をコンフィギュレーション ファイルから削除

IP DSL スイッチ用 VPNSC テンプレート

RFC 1483 Routed テンプレート

Cisco IOS コマンド

Route Bridged Encapsulation(RBE-RFC 1483)テンプレート

Cisco IOS コマンド

Point-to-Point Protocol over ATM(PPPoA)テンプレート

Cisco IOS コマンド

pppoa_vt_append テンプレートの内容

pppoa_snap_prepend テンプレートの内容

pppoa_mux_append テンプレートの内容

pppoa_mux_prepend テンプレートの内容

Point-to-Point Protocol over Ethernet(PPPoE)テンプレート

pppoe_vt_append テンプレートの内容

pppoe_snap_prepend テンプレートの内容

Cisco IOS コマンド

Cisco シリーズ DSL スイッチでの MPLS VPN のプロビジョニング

Cisco DSL スイッチ

Cisco シリーズ DSL スイッチ製品ラインは、IP と ATM の両方の機能をサポートする、最も新しい世代の Digital Subscriber Line Access Multiplexer(DSLAM; デジタル加入者回線アクセス マルチプレクサ)です。Cisco Series DSL スイッチ製品ファミリーには、Cisco 6015、6160、および NI-2 コントローラ カード付きの 6260 があります。

この製品ラインは、高性能な非ブロック ATM スイッチ ファブリックをベースとし、IP レイヤ 3 サービスも組み込まれています。ATM スイッチ ファブリックは、CBR、VBR、VBR-nrt、UBR、ABR、および ATM トラフィック管理とシェーピング機能を含む、すべての ATM サービス クラスをサポートします。IP レイヤ 3 サービスには、MPLS、Layer 2 Tunneling Protocol(L2TP)、および加入者終端(RFC-1483 routed)、Routed Bridged Encapsulation(RBE)または RFC 1483 bridged、Point-to-Point Protocol over ATM、および Point-to-Point Protocol over Ethernet(PPPoE)があります。

DSL スイッチ展開の考慮事項

ここでは、Cisco シリーズ DSL スイッチ用 Cisco VPN Solutions Center を展開する上での、現時点のサポートの制限事項および限定を要約します。

VPN Solutions Center は、PE と CE の間のリンク設定にサブインターフェイスを必要とします。

IP DSL スイッチは、 PVP コマンドを介して、ATM インターフェイスおよび DSL モデム ポート上のサブインターフェイスをサポートします。DSL モデム ポートでは、通常、サブインターフェイスの設定は必要なく、したがって、DSL インターフェイスごとにその他のコマンドを設定する必要はありません。

番号未指定 IP インターフェイスは、DSL コンフィギュレーションの重要な機能です。VPNSC がサポートする番号未指定 IP 機能には、次の制限事項があります。

VPNSC はループバック インターフェイス経由の番号未指定 IP だけをサポートします。

VPNSC はループバック インターフェイス値と IP アドレスを管理する必要があります。

オペレータは、バーチャル テンプレート インターフェイス、加入者 ATM インターフェイス、VRF 定義などの番号未指定 IP インターフェイスに、どのループバック値が割り当てられるかを制御できません。オペレータは Point-to-Point Protocol over ATM(PPPoA)テンプレート データ ファイルを作成するとき、VPNSC が割り当てるループバック インターフェイスがわからなくても、インターフェイス値を消去法で推測する必要があります。

今後のリリースの VPNSC では、オペレータが、番号未指定 IP インターフェイスにどのループバック インターフェイスが割り当てられるかを参照することが可能になります。

VPN Solutions Center は、PE および CE ネットワーク間の IP アドレス管理だけをサポートします。

VPNSC は、PE および CE ネットワーク間のルーティング プロセスに自動的に IP アドレスを割り当てて管理できます。VPNSC が割り当てる IP アドレスは、オペレータが割り当てたプールから採用されます。通常このアドレス プールは、RADIUS および IOS IP ローカル プールで使用するものと同じです。

AAA RADIUS--VPN Solutions Center は、RADIUS 認証、IP アドレス割り当て、および PPPoX to MPLS VPN 環境での VRF 定義をサポートしません。

VPNSC は加入者認証を必要とし、VRF 定義ルックアップは IP DSL スイッチにローカライズされる必要があり、VPNSC は IP アドレス割り当てとルーティング プロセスを管理する必要があります。

IP DSL スイッチ構成の概要

ここでは、MPLS VPN 環境で IP DSL スイッチが果す役割を要約し、DSLAM デバイスに MPLS VPN を構成する手順について説明します。IP DSL スイッチは、MPLS ネットワークでは PE または ラベル エッジ ルータ(LER)としてだけ機能します。ラベル スイッチ ルータ(LSR)としては機能しません。DSLAM 用の現在の IOS リリースでは、タグ スイッチング プロトコルだけをサポートします。ラベル配布プロトコルはサポートしていません。DSLAM デバイスは CE セッションを終端し、トラフィックを MPLS VPN に伝播します。IP DSL スイッチが使用する、CE トラフィックを MPLS VPN にルーティングするためのさまざまなプロセスには、RFC1483 routed、Routed Bridged Encapsulation、Point-to-Point Protocol over ATM、および Point-to-Point Protocol over Ethernet があります。

IP DSL スイッチが MPLS ネットワークの一部となるように構成するには、次の手順を実行する必要があります。

1. IP DSL スイッチを PE ルータとして設定します。

a. Cisco Express Forwarding(CEF)スイッチングをイネーブルにします。

b. タグ スイッチ プロトコルをセットアップします。

c. PE ルータと P ルータの間に IGP ルーティング(OSPF または IS-IS)をセットアップします。

d. PE 間に BGP ルーティングをセットアップします。

2. MPLS VPN 用に VRF を定義します。

3. カスタマー サイトに DSL モデム インターフェイスを設定します。

a. DSL プロファイルを加入者 ATM インターフェイスに割り当てます。

b. CE インターフェイスおよび PE インターフェイスに IP アドレスを割り当てるか、番号未指定 インターフェイスを使用します。

c. CE インターフェイスおよび PE ATM インターフェイスに PVC を割り当てます。

d. CE インターフェイスおよび PE ATM インターフェイスにアクセス プロトコルとカプセル化方式を設定します。

4. VRF 名にD SL インターフェイスを関連付けます。

5. PE-CE ルーティング プロセスを設定します。

VPN Solutions Center を使用した、MPLS VPN 用 IP DSL デバイスのプロビジョニング

前項で説明したように、IP DSL スイッチをセットアップする最初のステップは、IP DSL スイッチが MPLS ネットワークに参加するように構成することです。設定では、CEF スイッチをイネーブルにし、タグ スイッチングをセットアップし、BGP 近隣ルータと VPNv4 BGP 近隣ルータを含む PE ルータと P ルータ間に IGP ルーティングおよび BGP ルーティングをセットアップします。

IP DSL スイッチの初期セットアップの後、追加の DSL 設定が必要です。追加の DSL 設定に関する詳細は、CCO を通じて利用可能なドキュメントを参照してください。初期セットアップは、通常は 1 回限りのプロセスであり、IOS CLI を介して、または要素マネージャーを利用して実行できます。初期セットアップで設定された構成情報は VPNSC にロードされ、MPLS VPN 構成のベースとして使用されます。

「IP DSL スイッチ構成の概要」 のステップ 2 ~ 5 では、VPN Solutions Center が MPLS VPN ネットワークにサイトを追加する方法を説明しています。VPN Solutions Center の詳細については、次の URL にアクセスして CCO の製品ドキュメントを参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/rtrmgmt/vpnsc/index.htm

VPNSC での IP DSL 設定作業

VPN Solutions Center ソフトウェアで IP DSL を設定する作業は、次のとおりです。

1. ターゲット(PE ルータおよび CE ルータ)のコンフィギュレーション ファイルを VPNSC にインポートします。

a. すべてのターゲットのユーザ名およびパスワード情報をセットアップまたは確認します。

b. すべてのターゲットの SNMP コミュニティ情報をセットアップまたは確認します。

2. 新しい PAD をセットアップします。

PAD は、MPLS/VPN ネットワークの IBGP コアです。

a. プロバイダー管理ドメインを定義します。

b. RT と RD の開始値を設定します。

c. リージョンを定義し、PE と CE リンクで使用する IP アドレス プールを割り当てます。

3. 新しいカスタマーおよびカスタマー サイトをセットアップします。

a. カスタマー名とカスタマー サイト(複数)を定義します。

b. DSL CPE または CE をサイトに関連付けます。

c. CE/CPE デバイスを管理対象外デバイスとして定義します。

4. MPLS VPN 用の VRF 名を定義します。

5. 前のステップで定義した、VRF に関連付けられた PE および CE を設定します。

a. 管理対象外 DSL CPE を選択します。

b. 対応する IP DSL スイッチ(PE ルータ)を選択します。

PE および CE リンクのプロビジョニングでは、VPNSC コンフィグレットとテンプレート ファイルの両方を使用します。テンプレートには、さまざまな DSL アクセス プロトコルとカプセル化タイプについての設定コマンドが含まれます。

次の項目では、DSL で使用される各種アクセス プロトコルおよびカプセル化についてテンプレートを検証します。

オペレータは、ステップ 3、4、および 5(カスタマー用の VPN サービスを設定する場合)の操作を繰り返します。

RFC-1483 routed テンプレート用サービス要求の作成

RFC-1483 routed セッションの MPLS VPN マッピングの設定方法は、その他の Cisco MPLS プラットフォームでの MPLS VPN の設定方法と似ています。一般の MPLS VPN コンフィギュレーション タスク、例、およびコマンド リファレンスについては、『 MPLS Virtual Private Networks and MPLS Virtual Private Network Enhancements 』の機能モジュールを参照してください。

PE-CE リンク用のサービス要求を追加する手順の詳細については、「PE-CE リンクに対するサービスの追加」を参照してください。

サービス要求の展開に関する詳細は、「サービス要求の展開」を参照してください。

RFC 1483 Routed CE を MPLS VPN に追加するためのサービス要求を設定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 「VPNSC での IP DSL 設定作業」の説明に従って、ステップ 1 ~ 4 を実行します。

ステップ 2 VPN Solutions Center を MPLS モードで起動します(「VPN Solutions Center ソフトウェアの起動」を参照)。

ステップ 3 VPN コンソールから、 Provisioning > Add VPN Service to CE を選択します。

MPLS Service Request Editor が表示されます(図 13-1 を参照)。

図 13-1 MPLS Service Request Editor

 

ステップ 4 VPNSC 2.1 サービス要求ウィザードに切り替えるには、Service Request ウィザード アイコンをクリックします。

最初の画面(情報のみ)が表示されます。

ステップ 5 Next をクリックします。

Select CE ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 6 Select CE ダイアログボックスから、このリンクの CE を選択します。

ステップ 7 Select PE ダイアログボックスから、このリンクの PE を選択します。

ステップ 8 Select VPN: CERC Memberships ダイアログボックスで、該当する VPN をリストから選択し、VPN トポロジを指定します。

ステップ 9 Select Routing Policy ダイアログボックスで、 Static オプション ボタンを選択してスタティック ルートを指定します。

Routing Policy ウィザードでの作業が完了したら Next をクリックします。Redistribution ダイアログボックスが表示されます。

このリンクでプロトコル再配布しない場合は、 Next をクリックします。

図 13-2 に示すダイアログボックスが表示されます。

図 13-2 Select PE-CE Interfaces ダイアログボックス

 

ステップ 10 PE と CE のインターフェイスを定義します。

a. PE-CE リンクのインターフェイスのタイプ( WAN または LAN )を指定します。

b. PE インターフェイスとそのカプセル化方式を、ドロップダウン リストから選択します。

PE と CE に、 ATM (AAL5SNAP) カプセル化方式を選択します。

c. CE の DSL インターフェイスとそのプロトコル カプセル化をドロップダウン リストから指定し、 Next をクリックします。

ステップ 11 IP DSL スイッチ(PE)インターフェイスおよび DSL CPE(CE)インターフェイスについて ATM PVC を入力します。

ほとんどの場合、PE と CE の両方に subinterface 1 VPI 1 、および VCI 32 を使用します。


ヒント サブインターフェイスと VPI 値は同じである必要があります。VPN Solutions Center はこの値をリポジトリからフェッチし、VPI 値を DSLAM テンプレートで変数として使用します。


次のダイアログボックス(図 13-3 を参照)では、この PE-CE リンクに適切な IP アドレッシング方式を定義できます。

図 13-3 IP Addressing Scheme ダイアログボックス

 

ステップ 12 PE と CE の両方に、 IP 番号未指定 IP アドレッシング方式を選択します。

加入者 ATM インターフェイスは、ループバック インターフェイスに対して IP 番号未指定です。

IP unnumbered を選択すると、VPN Solutions Center によりループバック インターフェイスが自動的に作成されます(適切なアトリビュートのループバック インターフェイスが存在しない場合)。

ステップ 13 次の 2 つのダイアログボックス、 Select VRF Parameters Class of Service Profiles は、それぞれ Next をクリックしてスキップします。

サービス要求ウィザードの次のパートでは、RFC-1483R 環境での PE および CE 用の VPN Solutions Center コンフィグレットにテンプレートを統合することができます。VPN Solutions Center テンプレートの作成と使用に関する詳細は、「VPN Solutions Center Template Manager によるプロビジョニング」を参照してください。

ステップ 14 Next を 2 回クリックして、CE テンプレートのセットアップ用ダイアログボックスをスキップします。

コンフィギュレーションのこの部分は、コマンド ライン インターフェイスを使用して設定する必要があります。

Select PE Data Files ダイアログボックスが表示されます(図 13-4 を参照)。

図 13-4 テンプレート データ ファイル選択後の PE Data Files ダイアログボックス

 

ダイアログボックスの Action カラムを使用すると、テンプレート コンフィギュレーション ファイルの VPN Solutions Center コンフィグレット内の位置、つまりアペンドかプリペンドを指定できます。

Active カラムを使用すると、テンプレート コンフィギュレーション ファイルを VPN Solutions Center コンフィグレットにマージし、ターゲット デバイスにダウンロードするかどうかを決定できます。

ステップ 15 プリペンド テンプレート ファイル( rfc1483_routed_prepend )を指定します。

PE はテンプレートを 1 つ使用します。プリペンド テンプレート ファイル( rfc1483_routed_prepend は、 PVP コマンドを使用して DSL モデム インターフェイス上にサブインターフェイスを作成するためのコマンドを指定します。このテンプレートの詳細については、「RFC 1483 Routed テンプレート」を参照してください。

ウィザードの最後の画面には、この VPN について定義されたすべてのサービス設定の要約が表示されます。これには、CE および PE のテンプレート プロビジョニングに関する情報も含まれます。

ステップ 16 サービス要求の詳細を確認し、ウィザードを閉じます。


 

ネットワークへのサービス要求の展開

サービス要求を展開するには、次を実行します。


ステップ 1 VPN コンソールのメニューから Provisioning > List All Service Requests を選択します。

All VPN Service Requests Report が表示されます。

ステップ 2 前の項目で作成したサービス要求をチェックして、Requested 状態にあることを確認します。

ステップ 3 All VPN Service Requests Report で、画面の下部にある Provisioning ボタンをクリックします。

Provisioning メニューが表示されます。

ステップ 4 Provisioning メニューから、 Deploy VPN Service を選択します。

VPN 展開ステータスを見て、VPNSC ワークステーションの Web ブラウザからエラーが通知されていないかどうかをチェックできます。

ステップ 5 VPN コンソール メニューから、 Provisioning > View Deployment Log を選択します。

Netscape Web ブラウザが起動し、(まだログインしていない場合には)ログインを要求します。

a. 管理ユーザ名とパスワードを入力し、 OK をクリックします。

デフォルトの管理ユーザ名とパスワードは、どちらも admin です。

Task Logs ページが表示されます。タスク ログは、1 ページに 10 ログずつ表示されます。タスク ログの次のページに進むには、 Next リンク(タスク ログ テーブルの左上にある)をクリックします。

タスクはタスクの開始時刻順にリストアップされます。開始時刻が一番遅いタスクがリストの最初に表示され、開始時刻が一番早いタスクがリストの最後に表示されます。 Status カラムには、タスクが正しく完了したかどうかが表示されます。

Logs カラムに、リストされている各タスクに対する Log リンクがあることに注目してください。

b. Log リンクをクリックして、各タスクに関する詳細を表示します。

Status カラムに表示される情報は、タスクが正常に完了したかどうかを示しています。

c. Actions フレーム(左下の四分円)で、 DeployServiceRequest リンクをクリックします。

d. 右側のフレームにある Stdout/Stderr | Errors で、展開の詳細情報と、ルータにダウンロードされた IOS コマンドを確認します。

e. エラーがあった場合は、それを修正してこの項目(「ネットワークへのサービス要求の展開」)の手順を繰り返します。ほとんどのエラーは、展開ログに明確に示されます。


 

Routed Bridged Encapsulation テンプレート用のサービス要求の作成

ATM Routed Bridged Encapsulation(RBE)は ATM half-bridging とも呼ばれ、integrated routing and bridging(IRB)を使用しないで bridged LAN からのトラフィックをルーティングするプロセスです。RBE は、ブロードキャスト ストームやセキュリティなど、RFC1483 ブリッジングの既知の問題に焦点をあてて開発されています。ATM を介して排他的に動作することを除けば、RBE 機能は half-bridging と同じ動作をします。xDSL 加入者の一意性を利用して、スケーラビリティ、パフォーマンス、およびセキュリティが実現されています。

Routed Bridged Encapsulation CE を MPLS VPN に追加するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 「VPNSC での IP DSL 設定作業」の説明に従って、ステップ 1 ~ 4 を実行します。

ステップ 2 VPN Solutions Center を MPLS モードで起動します(「VPN Solutions Center ソフトウェアの起動」を参照)。

ステップ 3 VPN コンソールから、 Provisioning > Add VPN Service to CE を選択します。

MPLS Service Request Editor が表示されます(図 13-5 を参照)。

図 13-5 MPLS Service Request Editor

 

ステップ 4 VPNSC 2.1 サービス要求ウィザードに切り替えるには、Service Request ウィザード アイコンをクリックします。

最初の画面(情報のみ)が表示されます。

ステップ 5 Next をクリックします。

Select CE ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 6 Select CE ダイアログボックスから、このリンクのカスタマー エッジ ルータを選択します。

ステップ 7 Select PE ダイアログボックスから、このリンクのプロバイダー エッジ ルータを選択します。

ステップ 8 Select VPN: CERC Memberships ダイアログボックスで、該当の VPN をリストから選択し、VPN トポロジを指定します。

ステップ 9 Select Routing Policy ダイアログボックスで、 None を指定します(RBE がブリッジされるため)。

ただし、CE のイーサネット インターフェイスに接続されたホストに到達するためのルートが必要です。VPNSC は CE リンクへのスタティック ルートを自動的に追加します。

Routing Policy ウィザードでの作業が完了したら Next をクリックします。Redistribution ダイアログボックスが表示されます。

このリンクでプロトコル再配布しない場合は、 Next をクリックします。

ステップ 10 PE と CE のインターフェイスを定義します。

a. PE インターフェイスとそのカプセル化方式を、ドロップダウン リストから選択します。

PE と CE に、 ATM (AAL5SNAP) カプセル化方式を選択します。

b. CE の DSL インターフェイスとそのプロトコル カプセル化をドロップダウン リストから指定し、 Next をクリックします。

ステップ 11 IP DSL スイッチ(PE)インターフェイスと DSL CPE(CE)インターフェイスについて ATM PVC を入力します。

ほとんどの場合、PE と CE の両方に subinterface 1 VPI 1 、および VCI 32 を使用します。


ヒント サブインターフェイスと VPI 値は同じである必要があります。VPN Solutions Center はこの値をリポジトリからフェッチし、VPI 値を DSLAM テンプレートで変数として使用します。


次のダイアログボックスでは、この PE-CE リンクに適切な IP アドレッシング方式を定義できます。

ステップ 12 PE と CE の両方に、 IP 番号未指定 IP アドレッシング方式を選択します。

加入者 ATM インターフェイスは、ループバック インターフェイスに対して IP 番号未指定です。

RBE については、CE ルータは IP アドレスを必要としません。したがって、VPNSC が CE ATM インターフェイスに割り当てる IP アドレスは、PC ホスト イーサネット インターフェイスで使用できます。PC デフォルト ゲートウェイは、PE 加入者 ATM インターフェイスまたはループバック IP アドレスに設定されます。

IP unnumbered を選択すると、VPN Solutions Center によりループバック インターフェイスが自動的に作成されます(適切なアトリビュートのループバック インターフェイスが存在しない場合)。

ステップ 13 次の 2 つのダイアログボックス、 Select VRF Parameters Class of Service Profiles は、それぞれ Next をクリックしてスキップします。

サービス要求ウィザードの次のパートでは、RFC-1483 Bridged(RBE)環境での PE および CE 用の VPN Solutions Center コンフィグレットにテンプレートを統合できます。VPN Solutions Center テンプレートの作成と使用に関する詳細は、「VPN Solutions Center Template Manager によるプロビジョニング」を参照してください。

ステップ 14 Next を 2 回クリックして、CE テンプレートのセットアップ用ダイアログボックスをスキップします(コンフィギュレーションのこの部分は、CLI を使用して設定します)。

Select PE Data Files ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 15 プリペンド テンプレート ファイル( RBE_1483Br_prepend )を指定します。

PE はテンプレートを 1 つ使用します。プリペンド テンプレート ファイル( RBE_1483Br_prepend は、 PVP コマンドおよび RFC 1483 ブリッジ モードを使用して DSL モデム インターフェイス上にサブインターフェイスを作成するためのコマンドを指定します。

ウィザードの最後の画面には、この VPN について定義されたすべてのサービス設定の要約が表示されます。これには、CE および PE のテンプレート プロビジョニングに関する情報も含まれます。

ステップ 16 サービス要求の詳細を確認し、ウィザードを閉じます。

ステップ 17 「ネットワークへのサービス要求の展開」の説明に従って、サービス要求を展開します。


 

Point-to-Point Protocol over ATM テンプレート用のサービス要求の作成

PPPoA 対 MPLS VPN 環境では、IP DSL スイッチは、特定の VRF にマップするバーチャル アクセス インターフェイスを作成します。それぞれの DSL 加入者について物理バーチャル アクセス インターフェイスが 1 つずつ作成されます。PPP セッションは IP 接続で終端します。PPPoA セッションの MPLS VPN マッピングをイネーブルにするためのコンフィギュレーション タスクは、ダイヤル アクセス環境に似ています。

PE ルータは 2 つのテンプレートを使用します。「 アペンド テンプレート ファイル」 は、DSL インターフェイス上にサブインターフェイスを作成するためのコマンドを指定します。「 プリペンド テンプレート ファイル」 は、PPPoA バーチャル テンプレートを作成するためのコマンドを指定します。

Point-to-Point Protocol over ATM CE を VPN に追加するサービス要求を設定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 「VPNSC での IP DSL 設定作業」の説明に従って、ステップ 1 ~ 4 を実行します。

ステップ 2 VPN Solutions Center を MPLS モードで起動します(「VPN Solutions Center ソフトウェアの起動」を参照)。

ステップ 3 VPN コンソールから、 Provisioning > Add VPN Service to CE を選択します。

MPLS Service Request Editor が表示されます(図 13-6 を参照)。

図 13-6 MPLS Service Request Editor

 

ステップ 4 VPNSC 2.1 サービス要求ウィザードに切り替えるには、Service Request ウィザード アイコンをクリックします。

最初の画面(情報のみ)が表示されます。

ステップ 5 Next をクリックします。

Select CE ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 6 Select CE ダイアログボックスから、このリンクのカスタマー エッジ ルータを選択します。

ステップ 7 Select PE ダイアログボックスから、このリンクのプロバイダー エッジ ルータを選択します。

ステップ 8 Select VPN: CERC Memberships ダイアログボックスで、該当する VPN をリストから選択し、VPN トポロジを指定します。

ステップ 9 Select Routing Policy ダイアログボックスで、 Static オプション ボタンを選択してスタティック ルートを指定します。

Routing Policy ウィザードでの作業が完了したら Next をクリックします。Redistribution ダイアログボックスが表示されます。

このリンクでプロトコル再配布しない場合は、 Next をクリックします。

ステップ 10 PE と CE のインターフェイスを定義します。

a. PE インターフェイスとそのカプセル化方式を、ドロップダウン リストから選択します。

PE と CE に、 ATM (AAL5SNAP) カプセル化方式を選択します。

b. CE の DSL インターフェイスとそのプロトコル カプセル化をドロップダウン リストから指定し、 Next をクリックします。

ステップ 11 IP DSL スイッチ(PE)インターフェイスと DSL CPE(CE)インターフェイスについて ATM PVC を入力します。

ほとんどの場合、PE と CE の両方に subinterface 1 VPI 1 、および VCI 32 を使用します。


ヒント サブインターフェイスと VPI 値は同一である必要があります。VPN Solutions Center はこの値をリポジトリからフェッチし、VPI 値を DSLAM テンプレートで変数として使用します。


次のダイアログボックスでは、この PE-CE リンクに適切な IP アドレッシング方式を定義できます。

ステップ 12 PE と CE の両方に、 IP 番号未指定 IP アドレッシング方式を選択します。

加入者 ATM インターフェイスは、ループバック インターフェイスに対して IP 番号未指定です。

IP unnumbered を選択すると、VPN Solutions Center によりループバック インターフェイスが自動的に作成されます(適切なアトリビュートのループバック インターフェイスが存在しない場合)。

ステップ 13 次の 2 つのダイアログボックス、 Select VRF Parameters Class of Service Profiles は、それぞれ Next をクリックしてスキップします。

サービス要求ウィザードの次のパートでは、ATM(PPPoA)環境での PE および CE 用の VPN Solutions Center コンフィグレットにテンプレートを統合することができます。VPN Solutions Center テンプレートの作成と使用に関する詳細は、「VPN Solutions Center Template Manager によるプロビジョニング」を参照してください。

ステップ 14 Next を 2 回クリックして、CE テンプレートのセットアップ用ダイアログボックスをスキップします(コンフィギュレーションのこの部分は、CLI を使用して設定します)。

Select PE Data Files ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 15 該当のテンプレート ファイルを指定します。

PE ルータは 2 つのテンプレートを使用します。「 プリペンド テンプレート ファイル」 は、DSL インターフェイス上にサブインターフェイスを作成するためのコマンドを指定します。「 アペンド テンプレート ファイル」 は、PPPoA バーチャル テンプレートを作成するためのコマンドを指定します。

PPPoA MUX を設定する場合、次のテンプレートを指定します。

pppoa_mux_append

pppoa_mux_prepend

PPPoA SNAP を設定する場合、次のテンプレートを指定します。

pppoa_vt_append

pppoa_snap_prepend

ウィザードの最後の画面には、この VPN について定義されたすべてのサービス設定の要約が表示されます。これには、CE および PE のテンプレート プロビジョニングに関する情報も含まれます。

ステップ 16 サービス要求の詳細を確認し、ウィザードを閉じます。

ステップ 17 「ネットワークへのサービス要求の展開」の説明に従って、サービス要求を展開します。


 

Point-to-Point Protocol over Ethernet テンプレート用のサービス要求の作成

Point-to-Point Protocol over Ethernet(PPPoE)対 MPLS VPN 環境では、IP DSL スイッチは、特定の VRF にマップするバーチャル アクセス インターフェイスを作成します。それぞれの DSL 加入者について物理バーチャル アクセス インターフェイスが 1 つずつ作成されます。PPP セッションは IP 接続で終端します。PPPoE セッションの MPLS VPN マッピングをイネーブルにするためのコンフィギュレーション タスクは、ダイヤル アクセス環境に似ています。

Point-to-Point Protocol over Ethernet CE を VPN に追加するサービス要求を設定するには、次の手順に従います。


ステップ 1 「VPNSC での IP DSL 設定作業」の説明に従って、ステップ 1 ~ 4 を実行します。

ステップ 2 VPN Solutions Center を MPLS モードで起動します(「VPN Solutions Center ソフトウェアの起動」を参照)。

ステップ 3 VPN コンソールから、 Provisioning > Add VPN Service to CE を選択します。

MPLS Service Request Editor が表示されます(図 13-7 を参照)。

図 13-7 MPLS Service Request Editor

 

ステップ 4 VPNSC 2.1 サービス要求ウィザードに切り替えるには、Service Request ウィザード アイコンをクリックします。

最初の画面(情報のみ)が表示されます。

ステップ 5 Next をクリックします。

Select CE ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 6 Select CE ダイアログボックスから、このリンクのカスタマー エッジ ルータを選択します。

ステップ 7 Select PE ダイアログボックスから、このリンクのプロバイダー エッジ ルータを選択します。

ステップ 8 Select VPN: CERC Memberships ダイアログボックスで、該当する VPN をリストから選択し、VPN トポロジを指定します。

ステップ 9 Select Routing Policy ダイアログボックスで、 Static オプション ボタンを選択してスタティック ルートを指定します。

Routing Policy ウィザードでの作業が完了したら Next をクリックします。Redistribution ダイアログボックスが表示されます。

このリンクでプロトコル再配布しない場合は、 Next をクリックします。

ステップ 10 PE と CE のインターフェイスを定義します。

a. PE インターフェイスとそのカプセル化方式を、ドロップダウン リストから選択します。

PE と CE に、 ATM (AAL5SNAP) カプセル化方式を選択します。

b. CE の DSL インターフェイスとそのプロトコル カプセル化をドロップダウン リストから指定し、 Next をクリックします。

ステップ 11 IP DSL スイッチ(PE)インターフェイスと DSL CPE(CE)インターフェイスについて ATM PVC を入力します。


ヒント サブインターフェイスと VPI 値は同じである必要があります。VPN Solutions Center はこの値をリポジトリからフェッチし、VPI 値を DSLAM テンプレートで変数として使用します。


次のダイアログボックスでは、この PE-CE リンクに適切な IP アドレッシング方式を定義できます。

ステップ 12 PE と CE の両方に、 IP 番号未指定 IP アドレッシング方式を選択します。

加入者 ATM インターフェイスは、ループバック インターフェイスに対して IP 番号未指定です。

IP unnumbered を選択すると、VPN Solutions Center によりループバック インターフェイスが自動的に作成されます(適切なアトリビュートのループバック インターフェイスが存在しない場合)。

ステップ 13 次の 2 つのダイアログボックス、 Select VRF Parameters Class of Service Profiles は、それぞれ Next をクリックしてスキップします。

サービス要求ウィザードの次のパートでは、PPPoE 環境での PE および CE 用の VPN Solutions Center コンフィグレットにテンプレートを統合することができます。VPN Solutions Center テンプレートの作成と使用の詳細は、「VPN Solutions Center Template Manager によるプロビジョニング」を参照してください。

ステップ 14 Next を 2 回クリックして、CE テンプレートのセットアップ用ダイアログボックスをスキップします

(コンフィギュレーションのこの部分は、コマンド ライン インターフェイスを使用して設定する必要があります)。

Select PE Data Files ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 15 該当のテンプレート ファイルを指定します。

PE ルータは次の 2 つのテンプレートを使用します。

アペンド テンプレート ファイル ( pppoe_vt_append )は、PPPoE バーチャル テンプレートを作成するためのコマンドを指定します。

プリペンド テンプレート ファイル ( pppoe_snap_prepend )は、DSL インターフェイス上にサブインターフェイスを作成するためのコマンドを指定します。

ウィザードの最後の画面には、この VPN について定義されたすべてのサービス設定の要約が表示されます。これには、CE および PE のテンプレート プロビジョニングに関する情報も含まれます。

ステップ 16 サービス要求の詳細を確認し、ウィザードを閉じます。

ステップ 17 「ネットワークへのサービス要求の展開」の説明に従って、サービス要求を展開します。


 

テンプレートによって生成された文をコンフィギュレーション ファイルから削除

サービス要求を稼動中止にした場合、Template Manager を通じてコンフィギュレーション ファイルに追加された文は、自動的には削除されません。削除するには、テンプレート コンフィギュレーション文を削除するためのテンプレートを作成します。このタイプのテンプレートは、 negate テンプレートと呼ばれます。

negate テンプレートは、コンフィギュレーション文の削除を、次の 2 つの方法のいずれかで処理します。

PE ルータコンフィギュレーション ファイルに文を生成するテンプレートから、IOS 文を削除する。

手動で PE ルータにログインし、テンプレートによって追加された文を削除する。


ヒント PPoE または PPoA テンプレートを使用して DSLAM プロバイダー エッジ ルータ上にバーチャル テンプレート インターフェイスを作成した場合は、サービス要求を削除する negate テンプレートを展開する前に、バーチャル テンプレート コンフィギュレーションを削除する必要があります。削除しない場合は、VPN Solutions Center は VRF コマンドとループバック インターフェイスを完全には削除しません(VPNSC は VRF がバーチャル インターフェイスに適用されているとみなし、VRFを修正しないため)。


IP DSL スイッチ用 VPNSC テンプレート

ここでは、MPLS VPN 向け IP DSL の構成に使用する、さまざまなテンプレートについて説明します。VPN Solutions Center Template Manager は、「 テンプレート ファイル」 「テンプレート データ ファイル」 、および「 テンプレート コンフィギュレーション ファイル」 から構成されます。

「テンプレート ファイル」 は、Template Manager によって作成されるファイルで、VPN Solutions Center のテンプレート定義が格納されています。

「テンプレート データ ファイル」 は、テキスト ファイル(XML 形式)で、テンプレート ファイルを生成するための変数値が格納されています。

「テンプレート コンフィギュレーション ファイル」は、IOS コンフィギュレーション ファイルであり、Template Manager により作成された Cisco IOS コマンドを格納しています。

テンプレート ファイルとデータ ファイルがマージされてテンプレート コンフィギュレーション ファイルとなります。IP DSL スイッチは、各種タイプの DSL インターフェイスおよびカプセル化についてテンプレート ファイルとテンプレート データ ファイルを使用します。VPN Solutions Center が、初期 VPNSC コンフィグレットを作成します。VPNSC コンフィグレットは、MPLS VPN を構成するための IOS コマンドのセットです。VPNSC はコンフィグレットとテンプレート データ ファイルの両方をダウンロードして、ルータ(PE)の設定に使用するコマンドのセットを形成します。

VPNSC コンフィグレットよりも前にテンプレート データ ファイルがダウンロードされた場合、そのテンプレート データ ファイルは「プリペンド」とみなされます。一方、VPNSC コンフィグレットの後にテンプレート データ ファイルがダウンロードされた場合は、そのテンプレート データ ファイルは「アペンド」とみなされます。IOS コマンドのなかには、他の IOS コマンドよりも前、あるいは後に発行しなければならないものがあるため、「プリペンド」と「アペンド」の違いは重要です。DSL の場合、さまざまなタイプのアクセス プロトコルとカプセル化を、VPNS コンフィグレットの前または後にダウンロードする必要があります。

DSL テンプレートは、XML 形式のファイルです。VPN Solutions Center Template Manager はこれらのファイルを作成して、フラット ファイルとして VPNSC リポジトリに格納します。VPNSC インストール ユーティリティは、デフォルト時はこのファイルを /opt/vpnadm/Repository/Templates/ROOTDIR/ に置きます。

RFC 1483 Routed テンプレート

RFC 1483 routed 用テンプレートは、DSL モデム インターフェイスまたは加入者 ATM インターフェイス上に ATM サブインターフェイスを作成するためのコマンドを発行します。これは、VPNSC サービス要求にプリペンドされます。RFC 1483 テンプレートの内容は、次のとおりです。

 

<Template>
<VarDeclaration>
<String VarName="interface_to_modem" />
<String VarName="subinterface_number" />
</VarDeclaration>
 
<SubTemplateDeclaration>
</SubTemplateDeclaration>
 
<MainTemplateDef>
interface #system.substringToDelim ($interface_to_modem, ".", 0)
atm pvp $subinterface_number
</MainTemplateDef>
</Template>

各テンプレート ファイルは、テンプレート データ ファイルを含む必要があります。RFC 1483 routed 用のテンプレート データ ファイルには、加入者 ATM インターフェイスおよび DSL モデム サブインターフェイスの値が格納されます。

表 13-1 に、テンプレート変数と説明を要約します。

 

表 13-1 RFC 1483 Routed テンプレート変数

変数名
説明

$interface_to_modem

DSL モデム サブインターフェイスを参照します。この値は、ATM DSL モデム インターフェイスの VPI 値と同じです。

$subinterface_number

VP トンネル値を格納します。VP トンネルは、DSLAM デバイスの DSL モデム インターフェイスまたは ATM インターフェイス上にサブインターフェイスを作成するために必要となります。

Cisco IOS コマンド

Cisco IOS コマンドは、次のとおりです。

C6260-2 (config)# interface ATM 1/2 ! DSL modem interface
C6260-2 (config-it)#atm pvp 1 ! ATM VP 1

Route Bridged Encapsulation(RBE-RFC 1483)テンプレート

RBE-RFC 1483 half-bridged 用のテンプレートは、ATM サブインターフェイスを作成するためのコマンドを発行し、DSL モデム インターフェイス上の RFC 1483 bridged を指定します。これは、VPNSC サービス要求にプリペンドされます。

RBE-RFC 1483 テンプレートの内容は、次のとおりです。

 

<Template>
<VarDeclaration>
<String VarName="dsl_modem_interface" />
<String VarName="vci" />
<String VarName="vpi" />
<String VarName="subinterface_number" />
<String VarName="slash" />
<String VarName="dsl_modem_subinterface" />
</VarDeclaration>
<SubTemplateDeclaration>
</SubTemplateDeclaration>
<MainTemplateDef>
interface #system.substringToDelim ($dsl_modem_interface, ".", 0)
atm pvp $subinterface_number
interface $dsl_modem_subinterface
atm route-bridged ip
pvc $vpi+$slash+$vci
</MainTemplateDef>
</Template>

Cisco IOS コマンド

RBE-RFC 1483 テンプレート用の IOS コマンドは、次のとおりです。

 

interface ATM1/1
no ip address
atm clock INTERNAL
no atm ilmi-keepalive
atm pvp 1
!
interface ATM1/1.1 point-to-point
description ATM1/1.1 atm pvc vpi=1 vci=32 : Provisioned By VPNSC: Service
Request Id# = 71
ip vrf forwarding V19:CISCO
ip unnumbered Loopback1
atm route-bridged ip
no atm ilmi-keepalive
pvc 1/32
encapsulation aal5snap

表 13-2 では、RBE-RFC 1483 テンプレートで使用される変数を説明します。

 

表 13-2 RBE 加入者 ATM インターフェイスの変数

変数名
説明

$dsl_modem_interface

DSL モデム サブインターフェイスを参照します。この値は、ATM DSL モデム インターフェイスの VPI 値と同じです。

$dsl_modem_subinterface

DSL モデム サブインターフェイスを参照します。この値は、ATM DSL モデム インターフェイスの VPI 値と同じです。

$subinterface_number

VP トンネル値を格納します。VP トンネルは、DSLAM デバイスの DSL モデム インターフェイスまたは ATM インターフェイス上にサブインターフェイスを作成するために必要となります。

$vpi

加入者 ATM インターフェイスの ATM PVI 値を格納します。

$vci

加入者 ATM インターフェイスの ATM VCI 値を格納します。

$slash

ATM slot#/port# コマンドで使用される「/」文字を保持します。

Point-to-Point Protocol over ATM(PPPoA)テンプレート

PPPoA 用のテンプレートは、バーチャル テンプレート インターフェイス、ATM サブインターフェイスを作成するためのコマンドを発行します。またこのテンプレートは、DSL モデム インターフェイス上の AAL5SNAP または AAL5MUX カプセル化を指定します。PPP over ATM テンプレートは、次のとおりです。

pppoa_vt_append

pppoa_snap_prepend

ppoa_mux_append

pppoa_mux_prepend

pppoa_vt_append テンプレートおよび ppoa_mux_append テンプレートは、展開時に VPN サービス要求にアペンドされます。これは、オペレータが PPPoA 加入者または CE ルータのプロビジョニングを初期設定するときに、1 度だけ必要になります。同じ VPN に接続するこれ以降の PPPoA CE はすべて、同じバーチャル テンプレートを共有します。

pppoa_snap_prepend テンプレートと pppoa_mux_prepend テンプレートはともに、展開時に VPNSC サービス要求にプリペンドされます。

Cisco IOS コマンド

これらのテンプレートに関連する IOS コマンドは、次のとおりです。

 

c6260-2#sh run | begin interface Virtual-Template1
interface Virtual-Template1 !pppoa_vt_append template
ip vrf forwarding V17:ford
ip unnumbered Loopback3
no peer default ip address
ppp authentication pap chap
c6260-2#sh run | begin interface ATM1/2
interface ATM1/2 !pppoa_snap_prepend template
no ip address
atm clock INTERNAL
no atm ilmi-keepalive
atm pvp 1
!
interface ATM1/2.1 point-to-point
description ATM1/2.1 atm pvc vpi=1 vci=32 : Provisioned By VPNSC: Service
Request Id# = 66
ip vrf forwarding V17:ford
ip unnumbered Loopback3
no atm ilmi-keepalive
pvc 1/32
encapsulation aal5snap
protocol ppp Virtual-Template1

pppoa_vt_append テンプレートの内容

pppoa_vt_append テンプレートの内容は、次のとおりです。

 

<Template>
<VarDeclaration>
<String VarName="loopback_int" />
<String VarName="Virtual_template" />
<String VarName="vrf_name" />
</VarDeclaration>
 
<SubTemplateDeclaration>
</SubTemplateDeclaration>
 
<MainTemplateDef>
interface $Virtual_template
ip vrf forwarding $vrf_name
ip unnumbered $loopback_int
no peer default ip address
ppp authentication pap chap
</MainTemplateDef>
</Template>

表 13-3 では、pppoa_vt_append テンプレートで使用される変数を説明します。

 

表 13-3 pppoa_vt_append テンプレート変数

変数名
説明

$loopback_int

PPPoA バーチャル テンプレートで使用されるループバック インターフェイスを格納します。この値は、番号未指定構成で使用される VPNSC CE ルータまたは加入者 ATM インターフェイスと一致する必要があります。

$Virtual_template

PPPoA バーチャル テンプレート インターフェイス値を格納します。

$vrf_name

加入者 ATM インターフェイスに関連付けられた VRF 名の値を格納します。この値は、VPNSC 内部変数である $MPLSvrfName への参照です。

Variables Names Description

pppoa_snap_prepend テンプレートの内容

pppoa_vt_prepend テンプレートの内容は、次のとおりです。

 

<Template>
<VarDeclaration>
<String VarName="interface_to_modem" />
<String VarName="vci" default="32" />
<String VarName="vpi" default="1" />
<String VarName="subinterface_number" />
<String VarName="Virtual_template" />
<String VarName="slash" default="/" />
<String VarName="interface_subscriber_port" />
</VarDeclaration>
<SubTemplateDeclaration>
</SubTemplateDeclaration>
<MainTemplateDef>
interface #system.substringToDelim ($interface_to_modem, ".", 0)
atm pvp $subinterface_number
interface $interface_subscriber_port
pvc $vpi+$slash+$vci
encapsulation aal5snap
protocol ppp $Virtual_template
</MainTemplateDef>
</Template>

表 13-4 では、pppoa_snap_prepend テンプレートの変数を説明します。

 

表 13-4 ppoa_snap_prepend テンプレート変数

変数名
説明

$interface_subscriber_port

MPLS PE のインターフェイス名。

$interface_to_modem

DSL モデム サブインターフェイスを参照します。この値は、ATM DSL モデム インターフェイスの VPI 値と同じです。

$slash

ATM slot#/port# コマンドで使用される「/」文字を保持します。

$subinterface_number

VP トンネル値を格納します。VP トンネルは、DSLAM デバイスの DSL モデム インターフェイスまたは ATM インターフェイス上にサブインターフェイスを作成するために必要となります。

Virtual_template

PPPoA バーチャル テンプレート インターフェイス値を格納します。

$vpi

加入者 ATM インターフェイスの ATM PVI 値を格納します。

$vci

加入者 ATM インターフェイスの ATM VCI 値を格納します。

pppoa_mux_append テンプレートの内容

pppoa_mux_append テンプレートの内容は、次のとおりです。

 

<Template>
<VarDeclaration>
<String VarName="interface_subscriber_port" />
<String VarName="vrf_name" />
<String VarName="slash" />
<String VarName="vci" />
<String VarName="loopback_int" />
<String VarName="vpi" />
<String VarName="Virtual_template" />
</VarDeclaration>
 
<SubTemplateDeclaration>
</SubTemplateDeclaration>
 
<MainTemplateDef>
interface $interface_subscriber_port
pvc $vpi+$slash+$vci
encapsulation aal5mux ppp $Virtual_template
 
interface $Virtual_template
ip vrf forwarding $vrf_name
ip unnumbered $loopback_int
no peer default ip address
ppp authentication pap chap
</MainTemplateDef>
</Template>

表 13-5 では、pppoa_mux_append テンプレートの変数を説明します。

 

表 13-5 ppoa_mux_append テンプレート変数

変数名
説明

$interface_subscriber_port

MPLS PE のインターフェイス名。

$loopback_int

PPPoA バーチャル テンプレートで使用されるループバック インターフェイスを格納します。この値は、番号未指定構成で使用される VPNSC CE ルータまたは加入者 ATM インターフェイスと一致する必要があります。

$slash

ATM slot#/port# コマンドで使用される「/」文字を保持します。

$vci

加入者 ATM インターフェイスの ATM VCI 値を格納します。

$Virtual_template

PPPoA バーチャル テンプレート インターフェイス値を格納します。

$vpi

加入者 ATM インターフェイスの ATM PVI 値を格納します。

$vrf_name

加入者 ATM インターフェイスに関連付けられた VRF 名の値を格納します。vrf_name 値は、VPNSC 内部変数である $MPLSvrfName を参照します。

pppoa_mux_prepend テンプレートの内容

pppoa_mux_prepend テンプレートの内容は、次のとおりです。

 

<Template>
<VarDeclaration>
<String VarName="interface_to_modem" />
<String VarName="vci" default="32" />
<String VarName="vpi" default="1" />
<String VarName="subinterface_number" />
<String VarName="Virtual_template" />
<String VarName="slash" default="/" />
<String VarName="interface_subscriber_port" />
</VarDeclaration>
<SubTemplateDeclaration>
</SubTemplateDeclaration>
<MainTemplateDef>
interface #system.substringToDelim ($interface_to_modem, ".", 0)
atm pvp $subinterface_number
interface $interface_subscriber_port
pvc $vpi+$slash+$vci
encapsulation aal5mux ppp $Virtual_template
</MainTemplateDef>
</Template>

表 13-6 では、pppoa_mux_prepend テンプレートの変数を説明します。

 

表 13-6 pppoa_mux_prepend テンプレート変数

変数名
説明

$interface_subscriber_port

MPLS PE のインターフェイス名。

$interface_to_modem

DSL モデム サブインターフェイスを参照します。この値は、ATM DSL モデム インターフェイスの VPI 値と同じです。

$slash

ATM slot#/port# コマンドで使用される「/」文字を保持します。

$subinterface_number

VP トンネル値を格納します。VP トンネルは、DSLAM デバイスの DSL モデム インターフェイスまたは ATM インターフェイス上にサブインターフェイスを作成するために必要となります。

$vci

加入者 ATM インターフェイスの ATM VCI 値を格納します。

$vpi

加入者 ATM インターフェイスの ATM PVI 値を格納します。

Point-to-Point Protocol over Ethernet(PPPoE)テンプレート

PPP over Ethernet 用のテンプレートは、VPDN、バーチャル テンプレート、および ATM サブインターフェイスをイネーブルにするためのコマンドを発行し、DSL モデム インターフェイス上の AAL5SNAP カプセル化を指定します。PPP over Ethernet テンプレートは、次のとおりです。

pppoe_vt_append

pppoe_snap_prepend

pppoe_vt_append テンプレートは、VPNSC コンフィグレットにアペンドされます。これは、オペレータが PPPoE 加入者または CE ルータのプロビジョニングを初期設定するときに、1 度だけ必要となります。同じ VRF に接続するこれ以降の PPPoE CE ルータはすべて、同じバーチャル テンプレートを共有します。

pppoe_snap_prepend は、構成時に VPNSC MPLS コンフィグレットにプリペンドされます。オペレータが最初に PPPoE 加入者を設定する場合は、pppoe_snap_prepend テンプレートを pppoe_vt_append と併せて使用する必要があります。

PPP over Ethernet 用のテンプレート変数は、PPP over ATM の変数と同じです。

pppoe_vt_append テンプレートの内容

pppoe_vt_append テンプレートは、VPNSC コンフィグレットにアペンドされます。これは、オペレータが PPP over Ethernet 加入者または CE ルータのプロビジョニングを初期設定するときに、1 度だけ必要となります。同じ VRF に接続するこれ以降の PPPoE CE ルータはすべて、同じバーチャル テンプレートを共有します。

pppoe_vt_append テンプレートの内容は、次のとおりです。

 

<Template>
<VarDeclaration>
<String VarName="loopback_int" />
<String VarName="Virtual_template" />
<String VarName="vrf_name" />
</VarDeclaration>
<SubTemplateDeclaration>
</SubTemplateDeclaration>
<MainTemplateDef>
vpdn enable
vpdn-group 1
accept-dialin
protocol pppoe
$Virtual_template
pppoe limit per-mac 101
pppoe limit per-vc 102
interface $Virtual_template
ip vrf forwarding $vrf_name
ip mtu 1492
ip unnumbered $loopback_int
no ip directed-broadcast
ip mroute-cache
no peer default ip address
ppp authentication pap chap
</MainTemplateDef>
</Template>

表 13-7 では、pppoe_vt_append テンプレートの変数を説明します。

 

表 13-7 pppoe_vt_append テンプレート変数

変数名
説明

$loopback_int

PPPoE バーチャル テンプレートで使用されるループバック インターフェイスを格納します。この値は、番号未指定構成で使用される VPNSC CE ルータまたは加入者 ATM インターフェイスと一致する必要があります。

$Virtual_template

PPPoE バーチャル テンプレート インターフェイス値を格納します。

$vrf_name

加入者 ATM インターフェイスに関連付けられた VRF 名の値を格納します。この値は、VPNSC 内部変数である $MPLSvrfName への参照です。

pppoe_snap_prepend テンプレートの内容

pppoe_snap_prepend テンプレートは、構成時に VPNSC MPLS コンフィグレットにプリペンドされます。操作員が最初に PPPoE 加入者を設定する場合は、このテンプレートを pppoe_vt_append テンプレートと併せて使用する必要があります。

pppoe_snap_prepend テンプレートの内容は、次のとおりです。

 

<Template>
<VarDeclaration>
<String VarName="interface_to_modem" />
<String VarName="vci" default="32" />
<String VarName="vpi" default="1" />
<String VarName="subinterface_number" />
<String VarName="slash" default="/" />
<String VarName="interface_subscriber_port" />
</VarDeclaration>
<SubTemplateDeclaration>
</SubTemplateDeclaration>
<MainTemplateDef>
interface #system.substringToDelim ($interface_to_modem, ".", 0)
atm pvp $subinterface_number
interface $interface_subscriber_port
pvc $vpi+$slash+$vci
encapsulation aal5snap
protocol pppoe
</MainTemplateDef>
</Template>

表 13-8 では、pppoe_snap_prepend テンプレートの変数を説明します。

 

表 13-8 ppoe_snap_prepend テンプレート変数

変数名
説明

$interface_subscriber_port

MPLS PE のインターフェイス名。

$interface_to_modem

DSL モデム サブインターフェイスを参照します。この値は、ATM DSL モデム インターフェイスの VPI 値と同じです。

$slash

ATM slot#/port# コマンドで使用される「/」文字を保持します。

$subinterface_number

VP トンネル値を格納します。VP トンネルは、DSLAM デバイスの DSL モデム インターフェイスまたは ATM インターフェイス上にサブインターフェイスを作成するために必要となります。

$vci

加入者 ATM インターフェイスの ATM VCI 値を格納します。

$vpi

加入者 ATM インターフェイスの ATM PVI 値を格納します。

Cisco IOS コマンド

pppoe_vt_append テンプレートと pppoe_snap_prepend テンプレート用の Cisco IOS コマンドは、次のとおりです。

 

c6260-2#sh run | begin vpdn
vpdn enable
!
vpdn-group 1
accept-dialin
protocol pppoe
virtual-template 2
pppoe limit per-mac 101
pppoe limit per-vc 102
!
interface ATM1/1
no ip address
atm clock INTERNAL
no atm ilmi-keepalive
atm pvp 1
!
interface ATM1/1.1 point-to-point
description ATM1/1.1 atm pvc vpi=1 vci=32 : Provisioned By VPNSC: Service
Request Id# = 68
ip vrf forwarding V17:ford
ip unnumbered Loopback3
no atm ilmi-keepalive
pvc 1/32
encapsulation aal5snap
protocol pppoe
!
c6260-2#sh run | begin interface Virtual-Template2
interface Virtual-Template2
ip vrf forwarding V17:ford
ip unnumbered Loopback3
ip mtu 1492
ip mroute-cache
no peer default ip address
ppp authentication pap chap