Cisco Router and Security Device Manager (SDM) バージョン 2.1ユーザーズ ガイド
ルーティング
ルーティング
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

ルーティング

IP スタティック ルートの追加/編集

RIP ルートの設定

OSPF ルートの設定

EIGRP ルートの設定

ルーティング

[ルーティング]ウィンドウには、設定済みのスタティック ルートと、ルーティング インターネット プロトコル(RIP)、Open Shortest Path First(OSPF)、および拡張インテリア ゲートウェイ ルーティング プロトコル(EIGRP)の設定済みのルートが表示されます。このウィンドウでルートの表示、新しいルートの追加、既存のルートの編集、およびルートの削除を行うことができます。


) このウィンドウには、GRE over IPSec トンネル用に設定されたスタティック ルートとダイナミック ルートが表示されます。GRE over IPSec トンネリングに使用されているルーティング エントリをこのウィンドウで削除すると、そのルートはトンネルに使用できなくなります。


スタティック ルーティング

宛先ネットワーク

スタティック ルートはこのネットワークへのパスを提供します。

転送先

パケットが宛先ネットワークに到達するまでに経由する必要があるインターフェイスまたは IP アドレス です。

オプション

このエリアには、ディスタンス メトリックが入力されているかどうか、そしてルートが永続ルートとして指定されているかどうかが表示されます。

実行する操作

 

目的
手順

スタティック ルートを追加する。

[追加] をクリックし、[スタティック ルートの追加]ウィンドウでスタティック ルートを作成する。

スタティック ルートを編集する。

スタティック ルートを選択して[ 編集] をクリックする。[IP スタティック ルートの編集]ウィンドウでルート情報を編集する。

設定されているルートが SDM でサポートされていない場合、[編集]ボタンは無効になる。

スタティック ルートを削除する。

スタティック ルートを選択して[ 削除] をクリックする。[警告]ウィンドウで削除を確認する。

すべてのスタティック ルートを削除する。

[すべて削除] をクリックする。[警告]ウィンドウで削除を確認する。


) • 以前に設定したスタティック ルート エントリでネクスト ホップ インターフェイスが「ヌル」インターフェイスになっている場合、そのスタティック ルート エントリは読み取り専用になります。

以前に設定したスタティック ルート エントリで「tag」または「name」オプションが使用されている場合、そのエントリは読み取り専用になります。

Cisco 7000 ルータを設定する場合は、ネクスト ホップに使用するインターフェイスがサポートされていなければ、そのルートは読み取り専用になります。

読み取り専用のエントリは、SDM で編集または削除できません。


 

ダイナミック ルーティング

ウィンドウのこの部分では、RIP、OSPF、および EIGRP のダイナミック ルートを設定できます。

項目名

ダイナミック ルートが設定されていない場合は、このカラムに[RIP、OSPF、および EIGRP]というテキストが表示されます。1 つ以上のダイナミック ルートが設定されている場合は、そのルーティング タイプのパラメータ名がこのカラムに表示されます。

 

ルーティング プロトコル
設定パラメータ

RIP

RIP バージョン、ネットワーク、パッシブ インターフェイス

OSPF

プロセス ID

EIGRP

AS 番号

項目値

ルーティング タイプが設定されている場合は、「有効」というテキストと設定値がこのカラムに表示されます。ルーティング プロトコルが設定されていない場合は、[無効]というテキストが表示されます。

実行する操作

 

目的
手順

RIP ルートを設定する。

[RIP]タブを選択して[ 編集] をクリックする。[RIP ダイナミック ルート]ウィンドウでルートを設定する。

OSPF ルートを設定する。

[OSPF]タブを選択して[ 編集] をクリックする。表示されたウィンドウでルートを設定する。

EIGRP ルートを設定する。

[EIGRP]タブを選択して[ 編集] をクリックする。表示されたウィンドウでルートを設定する。

IP スタティック ルートの追加/編集

このウィンドウでは、スタティック ルートを追加または編集します。

宛先ネットワーク

次のフィールドに、宛先ネットワークのアドレス情報を入力します。

プリフィックス

宛先ネットワークの IP アドレスを入力します。詳細については、「 使用可能なインターフェイス設定」を参照してください。

プリフィックス マスク

宛先アドレスのサブネット マスクを入力します。

このルートをデフォルト ルートにする

このルートをこのルータのデフォルト ルートにする場合に選択します。デフォルト ルートは宛先不明のアウトバウンド パケットをすべてこのルートで転送します。

転送先

データを宛先ネットワークに転送する方法を指定します。

インターフェイス

パケットをリモート ネットワークに転送するルータの インターフェイス を選択する場合にクリックします。

IP アドレス

パケットを受信してリモート ネットワークに転送するネクスト ホップ ルータの IP アドレス を入力する場合にクリックします。

オプション

必要に応じて、このルートのディスタンス メトリックを指定したり、このルートを永続ルートとして指定することができます。

このルートのディスタンス メトリック

ルーティング テーブルに格納するディスタンス メトリック値を入力します。有効な値の範囲は 1 ~ 255 です。

永続ルート

このスタティック ルートを永続ルートにする場合に選択します。永続ルートは、インターフェイスがシャットダウンされても、ルータが次のルータと通信できなくなっても削除されません。

RIP ルートの設定

このウィンドウでは、RIP(ルーティング インターネット プロトコル)ルートを追加または編集します。

RIP バージョン

値は、RIP バージョン 1、RIP バージョン 2、デフォルトのいずれかになります。ルータで実行されている Cisco IOS イメージがサポートするバージョンを選択します。[バージョン 1]を選択すると、ルータはバージョン 1 の RIP パケットを送受信できます。[バージョン 2]を選択すると、ルータはバージョン 2 の RIP パケットを送受信できます。[デフォルト]を選択すると、ルータはバージョン 1 の RIP パケットを送信したりバージョン 1 と 2 の RIP パケットを受信することができます。

IP ネットワーク リスト

RIP を有効にするネットワークを入力します。ネットワークを追加するには[ 追加] をクリックします。リストからネットワークを削除するには[ 削除] をクリックします。

使用可能なインターフェイスのリスト

このリストには、使用可能なインターフェイスが表示されます。

インターフェイスをパッシブにする

インターフェイスからネイバーに更新を送信しない場合は、そのインターフェイスの横にあるチェック ボックスを選択します。ただし、インターフェイスによるルーティング更新の受信は可能です。

OSPF ルートの設定

このウィンドウでは、Open Shortest Path First(OSPF)ルートを追加または編集します。

OSPF プロセス ID

このフィールドは、OSPF を初めて有効にする場合に編集できます。OSPF ルーティングを一度有効にすると、編集できなくなります。プロセス ID によって、このルータの OSPF ルーティング プロセスを他のルータのプロセスと識別できます。

IP ネットワーク リスト

ルートを作成するネットワークを入力します。ネットワークを追加するには[ 追加] をクリックします。リストからネットワークを削除するには[ 削除] をクリックします。

ネットワーク

このルータの宛先ネットワークの IP アドレスです。詳細については、「 使用可能なインターフェイス設定」を参照してください。

マスク

指定したネットワークに対して使用するサブネット マスクです。

エリア

指定したネットワークの OSPF エリア番号です。特定の OSPF エリア内の各ルータは、そのエリアのトポロジ データベースを保持しています。


) 以前に設定した OSPF ルーティングに「area」コマンドが含まれている場合、その IP ネットワーク リスト テーブルは読み取り専用となるため、編集できません。


使用可能なインターフェイスのリスト

このリストには、使用可能なインターフェイスが表示されます。

インターフェイスをパッシブにする

インターフェイスからネイバーに更新を送信しない場合は、そのインターフェイスの横にあるチェック ボックスを選択します。ただし、インターフェイスによるルーティング更新の受信は可能です。

追加

このボタンをクリックすると、[IP アドレス]ウィンドウで IP アドレス、ネットワーク マスク、およびエリア番号を指定できます。

編集

このボタンをクリックすると、[IP アドレス]ウィンドウで IP アドレス、ネットワーク マスク、またはエリア番号を編集できます。

EIGRP ルートの設定

このウィンドウでは、拡張 IGRP(EIGRP)ルートを追加または削除します。

AS 番号

AS 番号は、ルータの EIGRP ルーティング プロセスを他のルータのプロセスと識別するために使用されます。

IP ネットワーク リスト

ルートを作成するネットワークを入力します。ネットワークを追加するには[ 追加] をクリックします。リストからネットワークを削除するには[ 削除] をクリックします。

使用可能なインターフェイスのリスト

このリストには、使用可能なインターフェイスが表示されます。

インターフェイスをパッシブにする

インターフェイスからネイバーに更新を送信しない場合は、そのインターフェイスの横にあるチェック ボックスを選択します。これにより、インターフェイスはルーティング更新を送受信できなくなります。


注意 インターフェイスをパッシブにすると、ルータ間の hello パケットの交換が EIGRP によって抑制されるため、ルータのネイバー関係が失われます。これにより、ルーティング更新の送信だけでなく受信も停止されます。

追加

ネットワーク リストに宛先ネットワークの IP アドレスを 追加 する場合にクリックします。

削除

ネットワーク リストから IP アドレスを削除する場合は、IP アドレスを選択してこのボタンをクリックします。