Cisco Network Assistant スタートアップ ガイド Version 4.0
Network Assistant の概要
Network Assistant の概要
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 365KB) | フィードバック

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Network Assistant の概要

Network Assistant の概要

Network Assistant は、スタンドアロンのデバイスやデバイス グループ(コミュニティおよびクラスタ)をイントラネット上の任意の場所から管理できるアプリケーションです。Network Assistant が備えている GUI により、Command-line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使用することなく、さまざまな設定タスクを実行できます。VLAN、Quality of Service(QoS)、インベントリと統計情報のレポート、リンクとデバイスのモニタリング、ソフトウェアのアップグレード、およびその他の多くのネットワーキング機能に関する操作を複数のデバイスやポートに対して同時に適用できます。

Network Assistant では、デバイス グループを次の 2 つの方法でグラフィカルに表示できます。

Topology View:コミュニティやクラスタに存在するデバイス、またはコミュニティやクラスタに追加するのに適格なデバイス、デバイス間のリンク情報、および接続されているその他のクラスタを表示します。

Front Panel View:デバイスのステータスをリアルタイムにモニタし、さまざまな設定タスクを実行できます。このビューでのデバイスおよびポート LED は、実際のデバイスやポート LED と外観が似ています。

コミュニティとは、最大 20 の接続されたネットワーク デバイスを含むデバイス グループです。Network Assistant では、Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)による自動検出機能を使用して、適切なネットワーク デバイスを検出し、コミュニティに追加できます。コミュニティに追加されたネットワーク デバイスは、「メンバ デバイス」になります。Network Assistant では、各メンバを個別の基準で管理、設定、モニタすることができます。したがって、各メンバには IP アドレスが割り当てられている必要があります。

ルータ、スイッチ、アクセス ポイントなど、IP アドレスを持つ Cisco ネットワーク デバイスの大部分は、コミュニティに追加できます。コミュニティに追加可能なネットワーク デバイスの具体的なリストについては、リリース ノートを参照してください。コミュニティに関する制限については、「コミュニティに関する制限」を参照してください。

コミュニティを作成する主な理由は、コミュニティでは、Cisco のクラスタ対応デバイスだけでなくクラスタ非対応デバイスを、同じ論理グループで管理できるというところにあります。この場合、デバイスの物理的位置およびデバイスにインストールされているソフトウェアからは影響を受けません。Network Assistant では、複数のコミュニティの作成、変更、削除、および管理をサポートしています。

クラスタとは、最大 16 の接続されたネットワーク デバイスを含むデバイス グループです。ただし、これらのデバイスはクラスタ対応の Catalyst デバイスである必要があります。各デバイスが属するのは 1 つのクラスタのみで、他のクラスタには参加しません。「コマンド デバイス」になるデバイスには、IP アドレスを割り当てます。コマンド デバイスの IP アドレスは、当該コマンド デバイスおよびその「メンバ デバイス」の設定、管理、モニタのために Network Assistant で使用する単一アクセス ポイントになります。

コミュニティには、クラスタと比較して、次のような利点があります。

コミュニティはルータ、アクセス ポイント、およびスイッチを管理できます。クラスタが管理できるのはスイッチだけです。

コミュニティに含めることのできるデバイスの最大数は 20 ですが、クラスタでの最大数は 16 です。

Network Assistant では、コミュニティ内のすべてのメンバと安全に通信できます。クラスタでは、Network Assistant はコマンド デバイスを介してメンバ デバイスと通信できますが、通信のセキュリティが確保されるのは Network Assistant とコマンド デバイスの間のみです。コマンド デバイスからメンバ デバイスへの通信のセキュリティは確保されません。

あるコミュニティ メンバに障害が発生しても、Network Assistant は他のメンバを引き続き管理できます。一方、クラスタ コマンド デバイスに障害が発生した場合、Network Assistant は、クラスタ スタンバイ デバイスが設定されていない限り、クラスタの他のメンバを管理できません。

メンバの位置、およびメンバの相互接続の方法について、コミュニティにはクラスタほど制約事項がありません。クラスタ メンバに関する制約事項の詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。

候補デバイスで CDP が有効になっていない場合でも、コミュニティを作成し、デバイスを手動で追加することができます。クラスタは、すべての候補デバイスで CDP が有効になっていない限り、作成できません。

Network Assistant は、デバイス グループについて Front Panel View および Topology View の機能を提供します。詳細については、 第2章「Network Assistant の機能」 を参照してください。

コミュニティの設定については、 第4章「コミュニティの計画と作成」 を参照してください。

デバイス クラスタの設定については、『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』version 1.0 の第 4 章「Planning and Creating Clusters」を参照してください。