Cisco Prime Fulfillment ユーザ ガイド 6.1
ケーブル サービスのプロビジョニング
ケーブル サービスのプロビジョニング
発行日;2012/05/08 | 英語版ドキュメント(2011/11/16 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 18MB) | フィードバック

目次

ケーブル サービスのプロビジョニング

ケーブル MPLS VPN の利点

ケーブル MPLS VPN ネットワーク

ケーブル ネットワーク内の管理 VPN

ケーブル VPN 設定の概要

ケーブル VPN インターフェイスとサブインターフェイス

でのケーブル サービスのプロビジョニング

サービス要求の作成

ケーブル サブインターフェイス サービス要求の作成

ケーブル リンク サービス要求の作成

ケーブル サービスのプロビジョニング

MPLS VPN 技術を使用すると、サービス プロバイダーは、共有 Hybrid Fiber Coaxial(HFC; 光ファイバ/同軸ハイブリッド)ネットワークと Internet Protocol(IP; インターネット プロトコル)インフラストラクチャを使用して、スケーラブルで効率的なプライベート ネットワークを構築できます。ケーブル MPLS VPN ネットワークは、次の主な要素で構成されています。

物理インフラストラクチャを所有し、Internet Service Provider(ISP; インターネット サービス プロバイダー)向けに VPN を構築し、ケーブルと IP バックボーンを通じてトラフィックを伝送する、Multiple Service Operator(MSO; マルチプル サービス オペレータ)またはケーブル会社。

HFC ネットワークおよび IP インフラストラクチャを使用して、インターネット サービスをケーブル カスタマーに提供する ISP。

ケーブル MPLS VPN の利点

MPLS VPN によるケーブル サービスのプロビジョニングには、次のような利点があります。

MPLS VPN を使用することにより、ケーブル MSO と ISP は、ケーブル設備への複数アクセスのサポートを管理できる手法が得られます。

サービス プロバイダーは、ネットワークのコア上にスケーラブルで効率的な VPN を構築できます。MPLS VPN は、ケーブル転送インフラストラクチャおよび管理についてシステムのサポート スケーラビリティを提供します。

各 ISP は、加入者の PC から MSO の物理ケーブル設備を経由して ISP のネットワークに至るインターネット アクセス サービスをサポートできます。

MPLS VPN を使用すると、MSO は ISP を通じて付加価値サービスを提供でき、幅広い潜在顧客に接続を提供できるようになります。

MSO は、ISP と提携して複数の ISP から複数のサービスを提供し、VPN 技術を使用して MSO の独自ネットワークの価値を高めることができます。

加入者はさまざまなサービス プロバイダーからのサービスを組み合わせて選択できます。

Cisco IOS MPLS VPN ケーブル フィーチャ セットは、Cable Modem Termination Server(CMTS)および DOCSIS 1.0 拡張に基づいており、サービスがケーブル設備を通じて高い信頼性と最適な方法で提供されることを保証します。

MPLS VPN は、システム サポートのドメイン選択、加入者ごとの認証、QoS の選択、ポリシーベース ルーティング、および QoS と課金のためにケーブル モデムの背後にある加入者エンド デバイスに到達する機能を提供し、同時にセッション スプーフィングを防止しています。

MPLS VPN 技術は、共有ケーブル インフラストラクチャ上のセキュアなアクセスおよびサービスの整合性の両方を保証します。

ケーブル MPLS VPN ネットワーク

図 29-1 に示すように、各 ISP は、加入者の PC で送受信されるトラフィックを、MSO の物理ネットワーク インフラストラクチャを経由して ISP のネットワークに伝送します。MPLS VPN は、レイヤ 3 で作成され、VPN のルートの振り分けをそのネットワークに属するルータだけに制限することで、プライバシーとセキュリティを提供します。このようにして、各 ISP の VPN は、同じ MSO インフラストラクチャを使用する他の ISP から分離されています。

MPLS ベースのケーブル方式において、VPN は、共有ケーブル設備と MPLS コア バックボーン上に構築されたプライベート ネットワークです。パブリック ネットワークは、共有ケーブル設備またはバックボーン接続ポイントです。ケーブル設備は、インターネット アクセス サービスをサポートし、MSO とその加入者のトラフィック、および複数の Internet Service Provider(ISP; インターネット サービス プロバイダー)とその加入者のトラフィックを伝送します。

MPLS VPN は、固有の VPN Routing/Forwarding(VRF; VPN ルーティング/転送)インスタンスを各 VPN に割り当てます。VRF インスタンスは、IP ルーティング テーブル、取得された転送テーブル、その転送テーブルを使用する一連のインターフェイス、転送テーブルの内容を決定する一連のルールおよびルーティング プロトコルで構成されています。

各 PE ルータは 1 つ以上の VRF テーブルを保持しています。パケットが特定の VRF に関連付けられたインターフェイスを通じて直接到着した場合、PE はパケットの送信先 IP アドレスを適切な VRF テーブルで検索します。MPLS VPN は BGP と IP アドレス解決の組み合わせを使用してセキュリティを保証します。

ケーブル ネットワーク内のルータは次のとおりです。

Provider(P; プロバイダー)ルータ:サービス プロバイダー ネットワークの MPLS コア内のルータ。P ルータは MPLS スイッチングを実行し、ルーティングされるパケットに VPN ラベル(PE ルータによって割り当てられた、各ルート内の MPLS ラベル)を付加しません。VPN ラベルは、データ パケットを正しい出力ルータに向けて送ります。

Provider Edge(PE; プロバイダー エッジ)ルータ:着信パケットが受信されるインターフェイスまたはサブインターフェイスに基づいて、着信パケットに VPN ラベルを付加するルータ。PE ルータは、CE ルータに直接接続します。MPLS-VPN という手法では、各 Cisco uBR72xx シリーズ ルータが PE ルータとして機能します。

Customer(C; カスタマー)ルータ:ISP または企業ネットワークのルータ。

Customer Edge(CE; カスタマー エッジ)ルータ:MSO のネットワーク上の PE ルータに接続する ISP ネットワーク上のエッジ ルータ。CE ルータには、PE ルータとインターフェイスする必要があります。

Management CE(MCE; 管理 CE)ルータ:MCE は Customer Edge(CE; カスタマー エッジ)ルータのロールをエミュレートしますが、MCE はプロバイダー空間内にあり、ネットワーク オペレーション センター ゲートウェイ ルータとして機能します。ネットワーク管理サブネットは、Management CE(MCE; 管理 CE)に接続されています。MCE は、Prime Fulfillment で定義されているように、管理サイトの一部です。

Management PE(MPE; 管理 PE)ルータ:MPE は、プロバイダー コア ネットワーク内で PE のロールをエミュレートします。MPE では、MCE をプロバイダー コア ネットワークに接続します。単一の MPE は、PE と MPE の両方のロールを兼ねることができます。

共有ケーブル設備は、ISP A からその加入者へのインターネット接続および ISP B からその加入者へのインターネット接続をサポートします。

図 29-1 MPLS VPN ケーブル ネットワークの例

 

ケーブル ネットワーク内の管理 VPN

MPLS ネットワークには固有の VPN があり、この VPN は排他的に MSO デバイスを管理するため、管理 VPN と呼ばれます。管理 VPN には、他の VPN がアクセスできるサーバとデバイスが含まれています。管理 VPN は、Management CE(MCE; 管理 CE)ルータと管理サブネットを MSO PE ルータ(uBr72xx ルータまたは相当品)に接続します。Prime Fulfillment および管理サーバ、たとえば Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)、Cisco Network Registrar(CNR)Time of Day(ToD)は、管理サブネットの一部で、ISP 接続用の管理 VPN 内にあります。管理 VPN の説明については、「管理 VPN のプロビジョニング」を参照してください。

図 29-1 に示すように、管理 VPN は、ネットワーク管理サブネット(Prime Fulfillment のワークステーションが常駐している)で構成されています。このサブネットは Management CE(MCE; 管理 CE)に直接接続されています。管理 VPN は MCE とケーブル VPN ゲートウェイとの間にある特別な VPN です。一般的にケーブル VPN ゲートウェイは Cisco uBR 72xx ルータで、通常の PE および管理 PE として機能します。MCE と MPE の間には、パラレル IPv4 リンクもあることに注目してください。

ケーブル VPN 設定の概要

ケーブル VPN 設定には、次のものがあります。

各エンタープライズ ネットワーク(Prime Fulfillment)への直接ピア接続リンクを必要とし、一般加入者および法人加入者用のサーバをプロビジョニングし、さらに法人加入者用のダイナミック DNS をプロビジョニングする、MSO ドメイン。MSO は、ケーブル インターフェイス IP アドレッシング、Data Over Cable Service Interface Specifications(DOCSIS; データオーバーケーブル サービス インターフェイス仕様)のプロビジョニング、ケーブル モデムのホスト名、ルーティングの修正、特権レベル、およびユーザ名とパスワードを管理します。

加入者または在宅勤務者のホスト デバイス用の DHCP サーバ、MSO アドレス空間内のエンタープライズ ゲートウェイ、および在宅勤務者のサブネットに戻るスタティック ルートがある、ISP またはエンタープライズ ドメイン。


) シスコでは、MSO がすべてのアドレスをエンド ユーザ デバイスとゲートウェイ インターフェイスに割り当てることを推奨しています。MSO は、分割管理によって ISP にトンネルとセキュリティを設定することもできます。


ケーブル サービス用に MPLS VPN を構成するには、MSO が次の設定を行う必要があります。

Cable Modem Termination System(CMTS)。一般的に CMTS は Cisco uBR72xx シリーズ ルータです。MSO は ISP 用に動作する Cisco uBR72xx シリーズ ルータを設定する必要があります。

PE ルータ。MSO は、ISP に接続する PE ルータを、VPN 内の PE として設定する必要があります。


ヒント ケーブル サービス用に MPLS VPN を設定する場合、PE 上にケーブル メンテナンス サブインターフェイスを設定する必要があります。ケーブル メンテナンス インターフェイスは、ケーブル デバイスが自 IP アドレスを取得するための手段です。このため、メンテナンス サブインターフェイスを設定してから、ケーブル サービスのプロビジョニングを行う必要があります。


CE ルータ。

P ルータ。

ISP あたり 1 つの VPN。

ケーブル モデム カスタマー全員に対する DOCSIS サーバ MSO は、DOCSIS サーバを管理 VPN に接続し、ネットワークに対して可視化する必要があります。

MSO は、 プライマリ IP アドレス範囲 を決める必要があります。プライマリ IP アドレスは、ISP 加入者の所有するケーブル モデムすべてに対する MSO のアドレス範囲です。

ISP は セカンダリ IP アドレス範囲 を決める必要があります。セカンダリ IP アドレスは、ISP 加入者の PC に対する ISP のアドレス範囲です。

セキュリティ違反を減らし、DHCP 要求と VPN または特定の ISP 管理でのケーブル モデムを区別するために、MSO は、Cisco IOS ソフトウェアで cable helper-address コマンドを使用できます。MSO は ISP の VPN だけでアクセスできるホスト IP アドレスを指定できます。これによって、ISP は DHCP サーバを使用して IP アドレスを割り当てることができます。ケーブル モデム IP アドレスは、管理 VPN からアクセスできることが必要です。

Prime Fulfillment で、メンテナンス ヘルパー アドレス、ホスト ヘルパー アドレス、およびケーブル サブインターフェイス用のセカンダリ アドレスを指定します。

ケーブル VPN インターフェイスとサブインターフェイス

ケーブル加入者環境では、数千人の加入者が単一の物理インターフェイスを共有しています。複数の論理サブインターフェイスを備える設定は、ケーブルによる MPLS VPN ネットワークに欠かせません。複数のサブインターフェイスを構成し、それぞれのサブインターフェイスに特定の VRF を関連付けることができます。単一の物理インターフェイス(ケーブル設備)を複数のサブインターフェイスに分割することができ、各サブインターフェイスは特定の VRF に関連付けられます。各 ISP は、物理インターフェイス上でアクセスすることが必要で、各自のサブインターフェイスが与えられます。MSO の管理者は、ケーブル物理インターフェイス上にサブインターフェイスを定義し、レイヤ 3 設定を各サブインターフェイスに割り当てます。

個々の ISP またはカスタマーに対して VPN を構築する MPLS VPN 方式では、サブインターフェイスをケーブル インターフェイスに上に設定する必要があります。各 ISP には 1 つのサブインターフェイスが必要です。サブインターフェイスは、それぞれの ISP の VPN Routing/Forwarding(VRF; VPN ルーティング/転送)テーブルに結合されています。

ケーブル インターフェイス上にメンテナンス サブインターフェイスを作成して、管理 VPN に結合する必要があります。メンテナンス インターフェイスは、ISP が、VPN 接続に使用し、ISP と管理 VPN の間のエクストラネットを利用した管理 VPN にも使用します。

Prime Fulfillment では、VRF に基づいて自動的にサブインターフェイス番号が選択されます。現在の VRF に関連付けられているサブインターフェイスが存在しない場合、Prime Fulfillment がサブインターフェイスを作成してこれを適切な VRF に割り当てます。サブインターフェイス番号には、選択したケーブル インターフェイスに現在割り当てられている最大のサブインターフェイス番号よりも 1 つ大きい番号が割り当てられます。

ネットワーク管理サブネット(CNR、ToD、および Prime Fulfillment を含む)はケーブル モデムに応答できます。これは、管理 VPN では、ISP の VPN から Management CE(MCE; 管理 CE)までフィルタリングされた 1 つのルートで接続することが可能だからです。同様に、管理要求(CNR への DHCP の更新)を転送するために、ISP VPN は 1 本のルートを管理 VPN 内の MCE にインポートする必要があります。

Cisco uBR7200 シリーズ ソフトウェアは、物理ケーブル インターフェイス上に論理ネットワーク レイヤ インターフェイスを定義することをサポートしています。物理ケーブル インターフェイスでのサブインターフェイスの作成もサポートしています。

サブインターフェイスを使用すると、1 つの物理インターフェイス上でトラフィックを区別し、複数の VPN に関連付けることができます。各 ISP は、物理インターフェイス上でアクセスすることが必要で、各自のサブインターフェイスが与えられます。特定の VPN(したがって、ISP)に関連付けられた各サブインターフェイスを使用して、加入者は論理サブインターフェイスに接続します。この論理サブインターフェイスは、加入者向けサービスを提供する ISP を表しています。正しく設定すると、加入者のトラフィックは適切なサブインターフェイスと VPN に送られます。

Prime Fulfillment でのケーブル サービスのプロビジョニング

Prime Fulfillment でケーブル サービスのプロビジョニングを行うために実行する必要のあるタスクは次のとおりです。

ケーブル インターフェイスを備えた PE を適切なリージョンに追加します。

ケーブル メンテナンス インターフェイスのプロビジョニングを行うサービス要求を PE で生成します。

MPLS ベースのケーブル サービスのプロビジョニングを行うために別のサービス要求を生成します。このケーブル サービス要求は各 VPN に対して生成する必要があります。

Prime Fulfillment を使用してケーブル サービスのプロビジョニングを行う場合、標準の MPLS VPN でのプロビジョニングのときと同じ意味の CE はありません。したがって、PE だけのポリシーを使用するか、CE のないケーブル ポリシーを作成する必要があります。

サービス要求の作成

ここでは、次の内容について説明します。

「ケーブル サブインターフェイス サービス要求の作成」

「ケーブル リンク サービス要求の作成」

ケーブル サブインターフェイス サービス要求の作成

PE 上のケーブル メンテナンス サブインターフェイスは、ケーブル デバイスが自身の IP アドレスを取得するための手段です。このため、メンテナンス サブインターフェイスを設定してから、ケーブル サービスのプロビジョニングを行う必要があります。ケーブル サブインターフェイス サービス要求を作成するには、次のステップを行います。


ステップ 1 [Operate] > [Service Requests] > [MPLS] を選択します。

[MPLS Policy Selection] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスには Prime Fulfillment で定義されたすべての MPLS サービス ポリシーのリストが表示されます。

ステップ 2 PE だけのポリシー(上記の例の場合 cable )を選択して、[OK] をクリックします。

[MPLS Service Request Editor] が表示されます。

ステップ 3 [Add Link] をクリックします。

これで、[MPLS Service Request Editor] に一連のフィールドが表示されるようになりました。[Select PE] フィールドがイネーブルであることを確認します。このサービスのリンクを定義するために必要な最初のタスクは、リンク用の PE を指定することです。

ステップ 4 [PE]:[Select PE] をクリックします。

[Select PE Device] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 5 [Select] 列で、MPLS リンクの PE の名前を選択して、[Select] をクリックします。

[Service Request Editor] ウィンドウに戻ります。選択した PE の名前が [PE] 列に表示されています。

ステップ 6 [PE Interface]:ドロップダウン リストから PE インターフェイスを選択します。

主要なインターフェイス名だけがリストに表示され選択できるようになっています。Prime Fulfillment は、各 VPN に対して適切なサブインターフェイス番号を割り当てます。

[Link Attribute] の [Add] オプションがイネーブルになっていることを確認します。

ステップ 7 [Link Attribute] 列で [Add] をクリックします。

[MPLS Link Attribute Editor] が表示され、図 29-2 で示すように、インターフェイス パラメータのフィールドが表示されます。

図 29-2 MPLS リンク インターフェイス属性の指定

 

ステップ 8 [Interface Description] フィールドにサブインターフェイス名を入力します。

ステップ 9 [Cable Maintenance Interface] のチェックボックスをオンにして、[Edit beside Cable Helper Addresses] をクリックします。

[Cable Helper Addresses] ウィンドウが表示されます。

ステップ 10 [Add] をクリックします。

[Cable Helper Addresses] ウィンドウが表示されます。

ステップ 11 [IP Address] フィールドに IP アドレス を入力して、[IP Type] には [Both] を選択します。

ケーブル モデムとこれに接続されている CPE デバイス(ホスト)は、DHCP パケットを宛先 IP アドレスにブロードキャストし、この宛先 IP アドレスが設定されたケーブル ヘルパー アドレスになります。したがって、設定されたケーブル ヘルパー アドレスから、接続された CPE(ホスト)が(CM および CPE)IP アドレスを受信します。

[IP Type] には次の値があります。

[Host]:選択した場合、ホスト(CPE デバイス)からの UDP ブロードキャストだけが特定の宛先 IP アドレスに転送されます(たとえば、ホストだけが当該ヘルパー アドレスからの IP アドレスを受信します)。

[Modem]:選択した場合、ケーブル モデムからの UDP ブロードキャストだけが特定の宛先 IP アドレスに転送されます(たとえば、ケーブル モデムだけが当該ヘルパー アドレスからの IP アドレスを受信します)。

[Both]:選択した場合、ホスト(CPE デバイス)およびケーブル モデムからの UDP ブロードキャストがその特定の宛先 IP アドレスに転送されます(たとえば、ケーブル モデムとホストの両方が当該ヘルパー アドレスからの IP アドレスを受信します)。

ステップ 12 [OK] をクリックします。

[MPLS Link Attribute Editor] が再表示されます。

ステップ 13 [Next] をクリックします。

[MPLS Link Attribute Editor - IP Address Scheme] が表示されます。

ステップ 14 この特定のリンク用に変更する必要のある IP アドレス スキーム値があれば編集し、[Next] をクリックします。[MPLS Link Attribute Editor for Routing Information] が表示されます。

次のルーティング プロトコル オプションがサポートされています。

STATIC

RIP

OSPF

EIGRP

None

このサービスに使用されているサービス ポリシーによってルーティング プロトコルが編集可能と指定されているため、必要に応じてこのサービス要求のルーティング プロトコルを変更できます。

ステップ 15 この特定リンクに対して変更する必要のあるルーティング プロトコル値があれば編集して、[Next] をクリックします。


) プロトコル タイプについては、「サービスのルーティング プロトコルの指定」を参照してください。


[MPLS Link Attribute Editor] で VRF 属性および VPN 属性が表示されます。このダイアログボックスに表示されるフィールド値には、このサービスに関連付けられたサービス ポリシーで指定された値が反映されます。


) 以前に定義された VRF オブジェクトから VRF および VPN の属性を設定する場合は、[Use VRF Object] チェックボックスをオンにします。この機能の詳細については、「独立 VRF の管理」を参照してください。この章では、MPLS VPN サービス ポリシーとサービス要求で独立 VRF オブジェクトを使用する方法について説明します。



) MPLS VPN サービス要求での VRF および VPN 属性の設定に関する詳細については、「MPLS サービス要求への VRF と VPN 属性の定義」を参照してください。


ステップ 16 [Join the Management VPN] のチェックボックスをオンにします。

ステップ 17 この特定リンクに対して変更する必要のある VRF および VPN の値があれば編集します。

ステップ 18 テンプレートまたはデータ ファイルをサービス要求に関連付けるには、[Next] ボタンをクリックします。


) このステップでは、サービス要求の元になっているポリシーでテンプレートの関連付けがイネーブルになっていることを前提としています。なっていない場合は、GUI に [Next] ボタンは表示されません。その場合は、[Finish] をクリックして [MPLS Service Request Editor] ウィンドウに戻り、この後のステップ 34 に進みます。


[MPLS Link Attribute Editor - Template Association] ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、デバイスの [Template/Data File] 列で [Add] ボタンをクリックして、テンプレートとデータ ファイルをデバイスに関連付けることができます。[Add] ボタンをクリックすると、[Add/Remove Templates] ウィンドウが表示されます。サービス要求へのテンプレートの関連付け方法、およびこのウィンドウでの機能の使用方法については、「ポリシーおよびサービス要求でのテンプレートおよびデータ ファイルの使用」 を参照してください。

ステップ 19 デバイスのテンプレートとデータ ファイルの設定が完了したら、[Template Association] ウィンドウで [Finish] をクリックしてこのウィンドウを閉じ、[MPLS Service Request Editor] ウィンドウに戻ります。


) このサービス要求に複数のリンクを定義できます。


ステップ 20 このサービス要求に対する作業を保存するには、[Save] をクリックします。

[MPLS Service Requests] ウィンドウが再表示され、サービス要求が [Requested] 状態になり展開可能になっていることを示します。


 

ケーブル リンク サービス要求の作成

ケーブル リンク サービス要求を作成するには、次のステップを行います。


ステップ 1 [Operate] > [Service Requests] > [MPLS] を選択します。

[MPLS Policy Selection] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスには Prime Fulfillment で定義されたすべての MPLS サービス ポリシーのリストが表示されます。

ステップ 2 目的のポリシーを選択して、[OK] をクリックします。

[MPLS Service Request Editor] が表示されます。

ステップ 3 [Add Link] をクリックします。

これで、[MPLS Service Request Editor] に一連のフィールドが表示されるようになりました。[PE] 列で [Select PE] オプションがイネーブルになっていることを確認します。

ステップ 4 [PE]:[Select PE] をクリックします。

[Select PE Device] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 5 [Select] 列で、MPLS リンクの PE の名前を選択して、[Select] をクリックします。

[Service Request Editor] ウィンドウに戻ります。選択した PE の名前が [PE] 列に表示されています。

ステップ 6 [PE Interface]:ドロップダウン リストから PE インターフェイスを選択します。

[Link Attribute] の [Add] オプションがイネーブルになっていることを確認します。

ステップ 7 [Link Attribute] 列で [Add] をクリックします。

[MPLS Link Attribute Editor] が表示され、インターフェイス パラメータのフィールドが表示されます。


) [Cable Maintenance Interface] のチェックボックスをオンにしないでください。


ステップ 8 この特定リンクに対して変更する必要のあるインターフェイス値を編集して、[Cable Helper Addresses] の隣にある [Edit] をクリックします。

[Cable Helper Addresses] ウィンドウが表示されます。

ステップ 9 [Add] をクリックします。

[Cable Helper Addresses] ウィンドウが表示されます。

ステップ 10 [IP Address] フィールドに IP アドレス を入力して、[IP Type] について、[Both]、[Modem]、または [Host] を選択します。

ケーブル モデムとこれに接続されている CPE デバイス(ホスト)は、DHCP パケットを宛先 IP アドレスにブロードキャストし、この宛先 IP アドレスが設定されたケーブル ヘルパー アドレスになります。したがって、設定されたケーブル ヘルパー アドレスから、接続された CPE(ホスト)が(CM および CPE)IP アドレスを受信します。

[IP Type] には次の値があります。

[Host]:選択した場合、ホスト(CPE デバイス)からの UDP ブロードキャストだけが特定の宛先 IP アドレスに転送されます(たとえば、ホストだけが当該ヘルパー アドレスからの IP アドレスを受信します)。

[Modem]:選択した場合、ケーブル モデムからの UDP ブロードキャストだけが特定の宛先 IP アドレスに転送されます(たとえば、ケーブル モデムだけが当該ヘルパー アドレスからの IP アドレスを受信します)。

[Both]:選択した場合、ホスト(CPE デバイス)およびケーブル モデムからの UDP ブロードキャストがその特定の宛先 IP アドレスに転送されます(たとえば、ケーブル モデムとホストの両方が当該ヘルパー アドレスからの IP アドレスを受信します)。

ステップ 11 [OK] をクリックします。

[MPLS Link Attribute Editor] が再表示されます。

ステップ 12 [Secondary Addresses] の隣にある [Edit] をクリックします。

[Cable Secondary Addresses] ウィンドウが表示されます。セカンダリ IP アドレスにより、ケーブル モデムに接続されている CPE デバイス(ホスト)が CMTS と対話できるようになります(PC がインターネットにアクセスできるようにするために、通常これはパブリック IP アドレスです)。

ステップ 13 [IP address/Mask] フィールドに IP アドレスを入力して [OK] をクリックします。

[MPLS Link Attribute Editor] が再表示されます。

ステップ 14 [Next] をクリックします。

ステップ 15 [MPLS Link Attribute Editor] で [IP Address Scheme] が表示されます。

ステップ 16 この特定のリンク用に変更する必要のある IP アドレス スキーム値があれば編集し、[Next] をクリックします。

[MPLS Link Attribute Editor for Routing Information] が表示されます。


) プロトコル タイプについては、「サービスのルーティング プロトコルの指定」を参照してください。


ステップ 17 この特定リンクに対して変更する必要のあるルーティング プロトコル値があれば編集して、[Next] をクリックします。

[MPLS Link Attribute Editor] で VRF 属性および VPN 属性が表示されます。このダイアログボックスに表示されるフィールド値には、このサービスに関連付けられたサービス ポリシーで指定された値が反映されます。


) 以前に定義された VRF オブジェクトから VRF および VPN の属性を設定する場合は、[Use VRF Object] チェックボックスをオンにします。この機能の詳細については、「独立 VRF の管理」を参照してください。この章では、MPLS VPN サービス ポリシーとサービス要求で独立 VRF オブジェクトを使用する方法について説明します。



) MPLS VPN サービス要求での VRF および VPN 属性の設定に関する詳細については、「MPLS サービス要求への VRF と VPN 属性の定義」を参照してください。


ステップ 18 [Join the Management VPN] のチェックボックスをオンにします。

ステップ 19 この特定リンクに対して変更する必要のある VRF または VPN 値を編集して、[Add] をクリックします。

[Select CERCs/VPN] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 20 カスタマー名と VPN を選択します。

ステップ 21 [Join as Spoke] をクリックして、[Done] をクリックします。

[MPLS Link Attribute Editor] で VRF 属性および VPN 属性が表示されます。

ステップ 22 この特定リンクに対して変更する必要のある VRF および VPN の値があれば編集します。

ステップ 23 テンプレートまたはデータ ファイルをサービス要求に関連付けるには、[Next] ボタンをクリックします。


) このステップでは、サービス要求の元になっているポリシーでテンプレートの関連付けがイネーブルになっていることを前提としています。なっていない場合は、GUI に [Next] ボタンは表示されません。その場合は、[Finish] をクリックして [MPLS Service Request Editor] ウィンドウに戻り、この後のステップ 27 に進みます。


[MPLS Link Attribute Editor - Template Association] ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、デバイスの [Template/Data File] 列で [Add] ボタンをクリックして、テンプレートとデータ ファイルをデバイスに関連付けることができます。[Add] ボタンをクリックすると、[Add/Remove Templates] ウィンドウが表示されます。サービス要求へのテンプレートの関連付け方法、およびこのウィンドウでの機能の使用方法については、「ポリシーおよびサービス要求でのテンプレートおよびデータ ファイルの使用」 を参照してください。

ステップ 24 デバイスのテンプレートとデータ ファイルの設定が完了したら、[Template Association] ウィンドウで [Finish] をクリックしてこのウィンドウを閉じ、[MPLS Service Request Editor] ウィンドウに戻ります。


) このサービス要求に複数のリンクを定義できます。


ステップ 25 このサービス要求に対する作業を保存するには、[Save] をクリックします。

[MPLS Service Requests] ウィンドウが再表示され、サービス要求が [Requested] 状態になり展開可能になっていることを示します。