Cisco Prime Fulfillment ユーザ ガイド 6.1
WatchDog コマンド
WatchDog コマンド
発行日;2012/05/09 | 英語版ドキュメント(2011/11/16 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 18MB) | フィードバック

目次

WatchDog コマンド

startdb コマンド

説明

構文

startns コマンド

説明

構文

startwd コマンド

説明

構文

stopall コマンド

説明

構文

stopdb コマンド

説明

構文

stopns コマンド

説明

構文

stopwd コマンド

説明

構文

wdclient コマンド

wdclient disk サブコマンド

説明

構文

WatchDog コマンド

WatchDog は、Cisco Prime Fulfillment のブートストラップと、必要なサーバ プロセスの起動を行います。また、WatchDog は、各サーバの稼動状態とパフォーマンスをモニタし、各サーバが適切に機能していることを確認します。ソフトウェア エラーが発生してサーバが障害になった場合、WatchDog は障害になったサーバを自動的に再起動します。

WatchDog は、Prime Fulfillment のインストール手順の一部として自動的にインストールされるバックグラウンド デーモン プロセスです。インストール手順が完了すると、WatchDog は自動的に起動されます。インストール後に startwd コマンドを実行して WatchDog を実行できます。WatchDog は、コンピュータをリブートするたびに自動的に起動するように設定できます。

この章で説明するコマンドに加えて、製品で [Administration] > [Control Center] > [Hosts] の順に選択し、そこから個々の Prime Fulfillment サーバの起動、停止、再起動、ログ ファイルの表示を行うことができます。

この章では、次の WatchDog コマンドの説明、構文、引数(アルファベット順)を示します。

「startdb コマンド」

「startns コマンド」

「startwd コマンド」

「stopall コマンド」

「stopdb コマンド」

「stopns コマンド」

「stopwd コマンド」

「wdclient コマンド」

startdb コマンド

ここでは、 startdb コマンドの説明と構文を示します。

説明

startdb コマンドはデータベースを起動します。

構文

startdb

startdb コマンドには引数がなく、データベースを開始します。

startdb の場所は、 <ISC Directory> /bin です。


startdb をバックグラウンドで実行しないでください。startdb & を実行しないでください。


startns コマンド

ここでは、 startns コマンドの説明と構文を示します。

説明

startns コマンドはネーム サーバを起動します。 orbd プロセスはネーム サーバ機能を提供します。 orbd (JDK より)が必要ですが、動作していない場合は startwd によって起動されます。 startns コマンドと stopns コマンドは orbd を扱います。

構文

startns

startns コマンドには引数がなく、ネーム サーバを起動します。

startns の場所は <ISC Directory> /bin です。

startwd コマンド

ここでは、 startwd コマンドの説明と構文を示します。

説明

startwd コマンドは WatchDog とすべての Prime Fulfillment プロセスを起動します。 startwd コマンドには、 startdb「startdb コマンド」を参照)と startns「startns コマンド」を参照)の機能が含まれています。このコマンドの実行は必須の手順であり、インストールの一部として自動的に実行されます。 stopwd コマンドを実行した後で WatchDog を再起動するには、この startwd コマンドを使用します。

何らかの理由(意図せずまたは stopwd コマンドを実行することにより)で Prime Fulfillment ホストが停止している場合、 startwd コマンドを使用して起動できます。

構文

startwd

startwd コマンドには引数がなく、コマンドを実行したマシンのみで WatchDog を起動します。

startwd の場所は <ISC Directory> /bin です。


startwd をバックグラウンドで実行しないでください。startwd & を実行しないでください。


stopall コマンド

ここでは、 stopall コマンドの説明と構文を示します。

説明

stopall コマンドは、コマンドを実行したコンピュータ上でデータベース、ネーム サーバ、および WatchDog を停止します。 stopall コマンドには、 stopdb -y「stopdb コマンド」を参照)、 stopns -y「stopns コマンド」を参照)、および stopwd -y「stopwd コマンド」を参照)の機能が含まれています。通常は、新しいバージョンの Prime Fulfillment をインストールする前にのみ必要です。

構文

stopall


注意 -y パラメータはありません。そのため、キャンセルする余地なく、すべてが停止されます。

stopall の場所は <ISC Directory> /bin です。

stopdb コマンド

ここでは、 stopdb コマンドの説明と構文を示します。

説明

stopdb コマンドはデータベースを停止します。

構文

stopdb [ -y ]

それぞれの説明は次のとおりです。

-y は、シャットダウン前にプロンプトを表示しないことを示します。 -y が指定されていない場合、「Are you absolutely sure you want to stop the database?」というメッセージが表示され、 yes または no で答えるよう求められます。

stopdb の場所は <ISC Directory> /bin です。

stopns コマンド

ここでは、 stopns コマンドの説明と構文を示します。

説明

stopns コマンドはネーム サーバを停止します。 startns コマンドと stopns コマンドは orbd を扱います。

構文

stopns [ -y ]

それぞれの説明は次のとおりです。

-y は、シャットダウン前にプロンプトを表示しないことを示します。 -y が指定されていない場合、「Are you absolutely sure you want to stop the nameserver?」というメッセージが表示され、 yes または no で答えるよう求められます。

stopns の場所は <ISC Directory> /bin です。

stopwd コマンド

ここでは、 stopwd コマンドの説明と構文を示します。

説明

stopwd コマンドは、WatchDog と、ネーム サーバおよびデータベースを除くすべての Prime Fulfillment プロセスを停止します。

構文

stopwd [ -y ]

それぞれの説明は次のとおりです。

-y は、シャットダウン前にプロンプトを表示しないことを示します。 -y を指定しない場合、「Are you absolutely sure you want to stop the watchdog and all of its servers? Other users may be using this system as well. No activity (for example: collections, performance monitoring, provisioning) occurs until the system is restarted.」というメッセージが表示され、 yes または no で答えるよう求められます。

stopwd の場所は <ISC Directory> /bin です。

wdclient コマンド

ここでは、 wdclient サブコマンドの説明、構文、オプション(アルファベット順)を示します。これらのサブコマンドは診断ツールです。ここでは、各サブコマンドの出力の列形式についても説明します。


wdclient の場所は <ISC Directory>/bin です。


wdclient のサブコマンドには次のものがあります。

「wdclient disk サブコマンド」

「wdclient group <group_name> サブコマンド」

「wdclient groups サブコマンド」

「wdclient health サブコマンド」

「wdclient restart サブコマンド」

「wdclient start サブコマンド」

「wdclient status サブコマンド」

「生成される情報:[Name] 列」

「生成される情報:[State] 列」

「生成される情報:[Gen] 列」

「生成される情報:[Exec Time] 列」

「生成される情報:[PID] 列」

「生成される情報:[Success] 列」

「生成される情報:[Missed] 列」

「wdclient stop サブコマンド」


wdclient -help を入力すると、wdclient のすべてのサブコマンドの一覧が表示されます。


wdclient disk サブコマンド

ここでは、 wdclient disk サブコマンドの説明と構文を示します。

説明

wdclient disk サブコマンドは、Prime Fulfillment がインストールされているディレクトリのディスク領域の統計情報を表示します。

構文

wdclient disk

wdclient group <group_name> サブコマンド

ここでは、 wdclient group <group_name> サブコマンドの説明と構文を示します。

説明

wdclient group <group_name> サブコマンドは、指定したサーバ グループ内のサーバの一覧を表示します。サーバ グループを使用すると、複数のサーバを 1 回のコマンドで起動または停止できるので便利です。

構文

wdclient group <group_name>

それぞれの説明は次のとおりです。

<group_name> は、 wdclient groups コマンドで表示されるリストから選択したサーバ グループの名前です。

wdclient groups サブコマンド

ここでは、 wdclient groups サブコマンドの説明と構文を示します。

説明

wdclient groups サブコマンドは、すべてのアクティブなサーバ グループを表示します。

構文

wdclient groups

wdclient health サブコマンド

ここでは、 wdclient health サブコマンドの説明と構文を示します。

説明

wdclient health サブコマンドは、すべてのサーバが安定しているかどうかを表示します。

構文

wdclient health

wdclient restart サブコマンド

ここでは、 wdclient restart サブコマンドの説明と構文を示します。

説明

wdclient restart サブコマンドは 1 つ以上のサーバを再起動します。従属するすべてのサーバも再起動されます。


) 適切に動作しているシステムでサーバを再起動する必要はありません。wdclient restart コマンドは、シスコのサポートから指示があった場合にのみ実行します。


構文

wdclient restart [ all | <server_name> | group <group_name> ]

ここで、次のいずれかの引数を選択できます。

all はすべてのサーバを示します。引数を指定しない場合、これがデフォルトになります。

<server_name> は、 wdclient status コマンドで表示されるリストから選択したサーバの名前です。サーバの説明については、 表 C-1 「サーバとその機能」 を参照してください。

group <group_name> 。ここで <group_name> は、 wdclient groups コマンドで表示されるリストから選択したサーバ グループの名前です。

wdclient start サブコマンド

ここでは、 wdclient start サブコマンドの説明と構文を示します。

説明

wdclient start サブコマンドは、1 つ以上のサーバを起動します。指定したサーバに依存する他のサーバも起動されることがあります。


) 適切に動作しているシステムでサーバを停止および起動する必要はありません。wdclient start コマンドは、シスコのサポートから指示があった場合にのみ実行します。


構文

wdclient start [ all | <server_name> | group <group_name> ]

ここで、次のいずれかの引数を選択できます。

all はすべてのサーバを示します。引数を指定しない場合、これがデフォルトになります。

<server_name> は、 wdclient status コマンドで表示されるリストから選択したサーバの名前です。サーバの説明については、 表 C-1 「サーバとその機能」 を参照してください。

group <group_name> 。ここで <group_name> は、 wdclient groups コマンドで表示されるリストから選択したサーバ グループの名前です。

wdclient status サブコマンド

ここでは、 wdclient status サブコマンドの説明、構文、生成される情報を示します。

説明

wdclient status サブコマンドは、すべてのサーバとその状態を表示します。サーバの説明については、表 C-1 「サーバとその機能」 を参照してください。すべての状態の一覧については、表 C-2 「有効な状態」 を参照してください。

構文

wdclient [ -poll <seconds> ] status

それぞれの説明は次のとおりです。

-poll <seconds> はオプションのパラメータです。 <seconds> は秒数です。ゼロ以外の数値は、新しいステータス データが利用可能になった場合に <seconds> 秒ごとに表示されることを示します。ここで <seconds> は、指定した秒数です。デフォルトの -poll 値はゼロ(0)であり、ステータスが一度だけ表示されます。

生成される情報:[Name] 列

[Name] 列には、各サーバの名前が表示されます。 表 C-1 に、サーバと各サーバが提供する機能の説明の一覧を示します。

 

表 C-1 サーバとその機能

サーバ
機能

cnsserver

Cisco Configuration Engine サーバからの TIBCO メッセージを処理し、適切なアクションを実行します。

dbpoller

データベース サーバをモニタします。

discovery

Devices and Service Discovery Engine。

dispatcher

ワーカーを管理します。他のホスト(存在する場合)に作業を分配します。

httpd

Web サーバ。

lockmanager

デバイスのロックを処理し、ルータのコンフィギュレーションが複数のサービス要求によって同時に変更されないようにします。

nspoller

ネーム サービスをモニタします。

rgserver

トンネル修復など、さまざまな Prime Fulfillment トラフィック エンジニアリング計算を実行します。

scheduler

タスクを、すぐにまたは後で、1 回または繰り返し実行するようにスケジュールできます。

worker

プロビジョニングなど、Prime Fulfillment のさまざまなタスクまたはジョブを実行します。

生成される情報:[State] 列

[State] 列には、サーバの現在の状態が表示されます。 表 C-2 に、各状態の説明を通常の進行順序で示します。

 

表 C-2 有効な状態

状態
説明

start_depends

このサーバは起動するよう要求されましたが、自身が依存しているサーバが起動するのを待っています。依存しているすべてのサーバが起動された後、このサーバは starting 状態に遷移します。

starting

このサーバは現在起動中です。ハートビートが正常に実行された後、このサーバは started 状態に遷移します。

started

このサーバは現在起動され動作中です。

stop_depends

このサーバは停止すると想定されますが、まず依存しているサーバが停止するのを待っています。

stopping_gently

このサーバは、正常な停止処理中です。つまり、サーバが停止することが通知されました。

stopping_hard

このサーバは、正常に停止する方法がないか、正常停止に時間がかかりすぎたため、強制終了中です。

stopped

このサーバは停止しています。WatchDog によって再度起動されるか、これまで頻繁に異常終了している場合はディセーブルにされます。

disabled_dependent

このサーバは、依存している 1 つ以上のサーバがディセーブルであるため、ディセーブルにされています。依存しているすべてのサーバが起動されると、このサーバは自動的に起動されます。

disabled

このサーバはディセーブルにされ、手動で再起動する必要があります。

restart_delay

このサーバは再起動前に待機しています。サーバが停止されてから再起動されるまでには短い遅延があります。

生成される情報:[Gen] 列

[Gen] 列には、サーバの世代が表示されます。サーバが起動されるたびに世代が 1 だけ増えます。

生成される情報:[Exec Time] 列

[Exec Time] 列には、サーバを最後に起動した日時が表示されます。

生成される情報:[PID] 列

[PID] 列には、dbpoller と nspoller 以外の各サーバの UNIX プロセス ID が表示されます。

生成される情報:[Success] 列

[Success] 列には、サーバを最後に起動してから成功したハートビートの数が表示されます。ハートビートは、サーバが正しく動作していることを確認するために使用されます。

生成される情報:[Missed] 列

[Missed] 列には、サーバを最後に起動してから失敗したハートビートの数が表示されます。

数回のハートビートの失敗は、単にシステムがビジーであることを示していることがあります。しかし、ハートビートの失敗が 1 日あたり数回を超える場合は、問題を示している可能性があります。ログで理由を診断してください。

デフォルトでは、3 回連続でハートビートに失敗するとサーバが再起動されます。

wdclient stop サブコマンド

ここでは、 wdclient stop サブコマンドの説明と構文を示します。

説明

wdclient stop サブコマンドは、1 つ以上のサーバを停止します。指定したサーバに依存する他のサーバも停止します。


) 適切に動作しているシステムでサーバを停止する必要はありません。wdclient stop コマンドは、シスコのサポートから指示があった場合にのみ実行します。


構文

wdclient stop [ all | <server_name> | group <group_name> ]

ここで、次のいずれかの引数を選択できます。

all はすべてのサーバを示します。引数を指定しない場合、これがデフォルトになります。

<server_name> は、 wdclient status コマンドで表示されるリストから選択したサーバの名前です。サーバの説明については、 表 C-1 「サーバとその機能」 を参照してください。

group <group_name> は、 wdclient groups コマンドで表示されるリストから選択したサーバ グループの名前です。