Cisco IP Solution Center L2VPN および Carrier Ethernet ユーザ ガイド 6.0
L2VPN サービス リクエストの管理
L2VPN サービス リクエストの管理
発行日;2012/02/05 | 英語版ドキュメント(2010/09/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

L2VPN サービス リクエストの管理

L2VPN サービス リクエストの概要

L2VPN サービス リクエストの作成

CE を使用した ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー L2VPN サービス リクエストの作成

CE を使用した EWS(EPL)L2VPN サービス リクエストの作成

CE を使用しない ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー L2VPN サービス リクエストの作成

CE を使用しない EWS(EPL)L2VPN サービス リクエストの作成

L2VPN サービス リクエストの変更

L2VPN サービス リクエストの保存

L2VPN サービス リクエストの管理

この章では、ERS(EVPL)、EWS(EPL)、ATM、フレーム リレー L2VPN サービスのプロビジョニングの基本手順について説明します。次の事項について説明します。

「L2VPN サービス リクエストの概要」

「L2VPN サービス リクエストの作成」

「CE を使用した ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー L2VPN サービス リクエストの作成」

「CE を使用した EWS(EPL)L2VPN サービス リクエストの作成」

「CE を使用しない ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー L2VPN サービス リクエストの作成」

「CE を使用しない EWS(EPL)L2VPN サービス リクエストの作成」

「L2VPN サービス リクエストの変更」

「L2VPN サービス リクエストの保存」

L2VPN サービス リクエストの概要

L2VPN サービス リクエストは、1 つ以上のエンドツーエンド配線からなり、ポイントツーポイント トポロジでさまざまなサイトを接続します。サービス リクエストを作成するときは、CE および PE ルータ上のインターフェイス指定を含め、いくつかのパラメータを設定します。Cisco IP Solution Center(ISC)テンプレートおよびデータ ファイルをサービス リクエストと関連付けることもできます。サービス リクエストでのテンプレートおよびデータ ファイルの使用について詳しくは、 付録 B「テンプレートおよびデータ ファイルの使用」 を参照してください。

サービス リクエストを作成するには、「L2VPN ポリシーの作成」で説明されているように、サービス ポリシーが定義されている必要があります。

オペレータは定義済み L2VPN ポリシーに基づいて、L2VPN ポリシーへの変更とともに(または変更なしで)L2VPN サービス リクエストを作成し、サービスを導入します。サービスの作成と導入は、通常、ネットワーク プロビジョニングの日常業務のため、正規のネットワーク技術者によって実行されます。


) L2VPN ポリシー内で定義される属性のすべてがサービス リクエストで利用できるわけではありません。詳しくは、「L2VPN ポリシーの作成」にある、L2VPN ポリシー属性の説明を参照してください。


カスタマー サイト間のレイヤ 2 接続のサービス リクエスト作成には、次の手順が関係します。

ERS(EVPL)/フレーム リレー/ATM サービスに CE トポロジを選択します。

接続する必要があるエンドポイント(CE と PE)を選択します。ISC は、それぞれのエンドツーエンド レイヤ 2 接続について、サービス リクエストのリポジトリ内にエンドツーエンド配線オブジェクトを作成します。

CE または PE インターフェイスを選択します。

CE または PE に Named Physical Circuit(NPC)を選択します。

エンドツーエンド接続を編集します。

リンク属性を編集します。

(オプション)テンプレートおよびデータ ファイルをサービス リクエスト内でデバイスに関連付けます。

L2VPN サービス リクエストの作成

L2VPN サービス リクエストを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Service Inventory] > [Inventory and Connection Manager] > [Service Requests] を選択します。

[Service Requests] ウィンドウが表示されます。

 

ステップ 2 [Create] をクリックします。

ステップ 3 ドロップダウン リストから [L2VPN] を選択します。

L2VPN サービス リクエストは、L2VPN ポリシーと関連付ける必要があります。ポリシーの中から、前の手順で作成した L2VPN ポリシーを選択します(「L2VPN ポリシーの作成」を参照してください)。

ステップ 4 選択肢の [L2VPN policy] を選択します。

複数の L2VPN ポリシーが存在する場合、L2VPN ポリシーのリストが表示されます。

ステップ 5 選択したら、[OK] をクリックします。

選択するとすぐ、新しいサービス リクエストは、すべての編集可能/不能機能および設定œみパラメータを含め、L2VPN ポリシーのプロパティをすべて継承します。

L2VPN サービス リクエストの作成を続けるには、次の項のいずれかに進みます。

「CE を使用した ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー L2VPN サービス リクエストの作成」

「CE を使用した EWS(EPL)L2VPN サービス リクエストの作成」

「CE を使用しない ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー L2VPN サービス リクエストの作成」

「CE を使用しない EWS(EPL)L2VPN サービス リクエストの作成」


 

CE を使用した ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー L2VPN サービス リクエストの作成

この項では、CE が存在する場合に ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー ポリシーへの L2VPN サービス リクエストを作成する手順の詳細について説明します。EWS(EPL)ポリシーへの L2VPN サービス リクエストを作成する場合、「CE を使用した EWS(EPL)L2VPN サービス リクエストの作成」へ進みます。

L2VPN ポリシーを選択すると、[L2VPN Service Request Editor] ウィンドウが表示されます(図 8-1を参照)。

図 8-1 [L2VPN Service Request Editor]

 

次の手順を実行します。


ステップ 1 ドロップダウン リストから [Topology] を選択します。[Full Mesh] を選択した場合、各 CE が他の CE それぞれへの直接接続を持つことになります。

[Hub and Spoke] を選択した場合、ハブ CE だけが各スポーク CE を持ち、スポーク CE どうしは直接接続されません。


) フル メッシュ トポロジとハブ & スポーク トポロジとの相違が生じるのは、3 つ以上のエンドポイントを選択した場合だけです。たとえば、エンドポイントが 4 つあるとき、フル メッシュ トポロジでは ISC は 6 つのリンクを自動的に作成します。それに対し、ハブ & スポーク トポロジでは ISC が作成するリンクは 3 つだけです。


ステップ 2 [Add Link] をクリックします。

[Attachment Tunnel Editor] を使用して、CE エンドポイントを指定します。図 8-2 にあるようなウィンドウから、1 つ以上の CE を作成できます。

図 8-2 CE の選択

 


) ポイントツーポイント接続を導入するサービスはすべて(ERS/EVPL、EWS/EPL、ATMoMPLS、FRoMPLS)、最低 2 つの CE を指定する必要があります。


ステップ 3 [CE] 列の [Select CE] をクリックします。

[CPE for Attachment Circuit] ウィンドウが表示されます(図 8-3 を参照してください)。このウィンドウに、現在定義済みの CE のリストが表示されます。

a. [Show CPEs with] ドロップダウン リストから、CE をカスタマー名別、サイト別、デバイス名別に表示できます。

b. [Find] ボタンを使用して、特定の CE を検索したり、表示をリフレッシュしたりできます。

c. [Rows per page] で、ページあたりの行数を [5]、[10]、[20]、[30]、[40]、[All] に設定できます。

図 8-3 CPE デバイスの選択

 

ステップ 4 [Select] 列で、L2VPN リンクの CE を選択します。

ステップ 5 [Select] をクリックします。

[Service Request Editor] ウィンドウが開き、[CE] 列に選択された CE の名前が表示されます。

ステップ 6 ドロップダウン リストから CE インターフェイスを選択します(図 8-4を参照)。

図 8-4 CE インターフェイスの選択

 


) L2VPN ERS(EVPL)サービスをプロビジョニングする場合、あるデバイスに UNI を選択すると、同じ UNI を使用する他のサービスが存在するかどうかを ISC が判定します。存在する場合、警告メッセージが表示されます。メッセージを無視してサービス リクエストを保存すると、同じ UNI に依存している内在サービス リクエストすべてが、編集された最新のサービス リクエストの共有属性と同期されます。さらに、既存のサービス リクエストの状態が Requested 状態に変更されます。



) ISC は、基礎となるインターフェイス、そのインターフェイスを使用する可能性がある既存のサービス リクエスト、およびそのサービス リクエストに関連付けられたカスタマーのコンフィギュレーションに基づいて、そのサービスで使用可能なインターフェイスだけを表示します。[Details] ボタンをクリックすると、使用可能なインターフェイスについての情報(インターフェイス名、カスタマー名、VPN 名とサービス リクエスト ID、サービス リクエスト タイプ、VLAN 変換タイプ、VLAN ID 情報など)が表示されたポップアップ ウィンドウを表示できます。


ステップ 7 選択された CE および CE インターフェイスに NPC が 1 つしか存在しない場合、[Circuit Selection] 列には自動的にその NPC が入力されるため、明示的に選択する必要はありません。複数の NPC が使用可能な場合、[Circuit Selection] 列にある [Select one circuit] をクリックします。

[NPC] ウィンドウが表示され、適切な NPC を選択できます。

ステップ 8 [OK] をクリックします。

CE とそのインターフェイスを選択するごとに、[Circuit Selection] にはその CE とインターフェイスからすでに作成された NPC が自動的に表示されます(図 8-5 を参照してください)。つまり、リンクを完成させるためにさらに PE を指定する必要はありません。

図 8-5 作成された NPC

 

その NPC の詳細を確認する場合、[Circuit Details] 列の [Circuit Details] をクリックします。[NPC Details] ウィンドウに、その NPC の回線の詳細のリストが表示されます。

ステップ 9 前述の手順と同様に、追加の CE を指定します。

選択されたトポロジに基づいて、ISC が CE 間のリンクを作成します。

ステップ 10 図 8-6 の [OK] をクリックします。

図 8-6 作成された NPC

 

ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレーの場合、[End-to-End Wire Editor] ウィンドウが表示されます(図 8-7を参照)。

図 8-7 [End-to-End Wire Editor]

 

ステップ 11 このサービス リクエストの VPN が [VPN] フィールドに表示されます。

複数の VPN が存在する場合、[Select VPN] をクリックして VPN を選択します。[VPN for L2VPN service request] ウィンドウが表示されます。

ステップ 12 [VPN Name] を選択し、[Select] をクリックします。

[L2VPN Service Request Editor] ウィンドウに、VPN 名が表示されます。

ステップ 13 必要な場合、[Attachment Circuit AC2] 列の [Add AC] をクリックし、AC2 についてステップ 3 から 10 を繰り返します。

[End-to-End Wire Editor] ウィンドウに、エンドツーエンド配線全体が表示されます(図 8-8を参照)。

図 8-8 作成されたエンドツーエンド配線

 

ステップ 14 コンフィギュレーションの必要に応じて、[End-to-End-Wire Editor] ウィンドウの残りの項目を指定します。

ブルー で強調表示された値を選択して、エンドツーエンド配線を編集できます。

[AC link] 属性を編集して、デフォルト ポリシー設定を変更できます。これらのフィールドを編集すると、 ブルー のリンクが [Default] から [Changed] に変わります。詳細については、「L2VPN サービス リクエストの変更」の項を参照してください。

最初の [Description] フィールドには、サービス リクエストの説明を入力できます。説明はこのウィンドウに表示され、[Service Requests] ウィンドウの [Description] 列にも表示されます。このフィールドの長さは最大 256 文字です。

エンドツーエンド配線それぞれに準備されている [Description] フィールドには、各配線の説明を入力できます。この説明が表示されるのは、このウィンドウだけです。このフィールドのデータは、デバイスにプッシュされません。このフィールドの長さは最大 256 文字です。

[ID] は、システムが生成した、回線の ID 番号です。

[Circuit ID] はサービスに基づいて、自動的に作成されます。たとえば、イーサネットでは VLAN 番号、フレーム リレーでは DLCI、ATM では VPI/VCI に基づきます。

[VC ID] を手動で定義するポリシーに設定されている場合、空の [VC ID] フィールドに入力します。ポリシーが [VC ID] を「自動選択」するよう設定されている場合、[VC ID] は ISC によって決定され、このフィールドは編集不能になります。[VC ID] を手動で入力する場合、入力した値がプロバイダーの範囲内であれば、ISC が入力値が使用可能か割り当て済みかを確認します。入力された値がすでに割り当て済みの場合、ISC はエラー メッセージを生成して入力された値が使用できないことを知らせ、値を再入力するよう促します。入力された値がプロバイダーの範囲内にあり、かつ使用可能な場合、割り当てが実行され、値は VC ID プールから削除されます。入力された値がプロバイダーの範囲外にある場合、ISC は警告を表示し、値が使用可能か割り当て済みかの確認が実行できないことを知らせます。

[Add Link] をクリックして、エンドツーエンド配線を追加することも可能です。

エンドツーエンド配線を削除するには、[Delete Link] をクリックします。

ステップ 15 エンドツーエンド配線の編集が終了したら、[Save] をクリックします。

サービス リクエストが作成され、ISC に保存されます。


 

CE を使用した EWS(EPL)L2VPN サービス リクエストの作成

この項では、CE が存在する場合に EWS(EPL)への L2VPN サービス リクエストを作成する手順の詳細について説明します。ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー ポリシーに L2VPN サービス リクエストを作成する場合、「CE を使用した ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー L2VPN サービス リクエストの作成」に進みます。

次の手順を実行します。


ステップ 1 CE を使用して EWS(EPL)の L2VPN サービス リクエストを作成します。

[L2VPN Service Request Editor] ウィンドウが表示されます(図 8-9を参照)。

図 8-9 EWS(EPL)サービス リクエスト エディタ

 

ステップ 2 [Select VPN] をクリックして、この CE で使用する VPN を選択します。

[Select VPN] ウィンドウに、システム内に定義されている VPN が表示されます。

ステップ 3 [Select] 列から [VPN Name] を選択します。

ステップ 4 [Select] をクリックします。

[L2VPN Service Request Editor] ウィンドウに、VPN 名が表示されます。

ステップ 5 [Add Link] をクリックします(図 8-10を参照)。

図 8-10 [End-to-End Wire Editor]

 

最初の [Description] フィールドには、サービス リクエストの説明を入力できます。説明はこのウィンドウに表示され、[Service Requests] ウィンドウの [Description] 列にも表示されます。このフィールドの長さは最大 256 文字です。

エンドツーエンド配線それぞれに準備されている [Description] フィールドには、各配線の説明を入力できます。この説明が表示されるのは、このウィンドウだけです。このフィールドのデータは、デバイスにプッシュされません。このフィールドの長さは最大 256 文字です。

[ID] は、システムが生成した、回線の ID 番号です。

[Circuit ID] はサービスに基づいて、自動的に作成されます。たとえば、イーサネットでは VLAN 番号、フレーム リレーでは DLCI、ATM では VPI/VCI に基づきます。

ステップ 6 [Attachment Circuit (A1)] 列の [Add AC] をクリックします。

[Attachment Tunnel Editor] が表示されます(図 8-11を参照)。

図 8-11 アタッチメント回線の CE 選択

 

ステップ 7 [Select CE] をクリックします。

[Select CPE] ウィンドウが表示されます(図 8-12を参照)。

図 8-12 アタッチメント回線の CPE

 

このウィンドウには、現在定義されている CE のリストが表示されます。

a. [Show CPEs with] ドロップダウン リストから、CE をカスタマー名別、サイト別、デバイス名別に表示できます。

b. [Find] ボタンを使用して、特定の CE を検索したり、表示をリフレッシュしたりできます。

c. [Rows per page] で、ページあたりの行数を [5]、[10]、[20]、[30]、[40]、[All] に設定できます。

ステップ 8 [Select] 列で、L2VPN リンクの CE を選択します。

ステップ 9 [Select] をクリックします。

ステップ 10 [Attachment Tunnel Editor] ウィンドウのドロップダウン リストから CE インターフェイスを選択します。

ステップ 11 選択された CE および CE インターフェイスに NPC が 1 つしか存在しない場合、[Circuit Selection] 列には自動的にその NPC が入力されるため、明示的に選択する必要はありません。

複数の NPC が使用可能な場合、[Circuit Selection] 列にある [Select one circuit] をクリックします。[NPC] ウィンドウが表示され、適切な NPC を選択できます。CE とそのインターフェイスを選択するごとに、[Circuit Selection] にはその CE とインターフェイスからすでに作成された NPC が自動的に表示されます。つまり、リンクを完成させるためにさらに PE を指定する必要はありません。

ステップ 12 [OK] をクリックします。

[EndToEndWire Editor] ウィンドウが開き、[AC1] 列に選択された CE の名前が表示されます(図 8-13を参照)。

図 8-13 作成された NPC

 

ステップ 13 必要に応じ、[AC1] リンク属性をクリックして属性を編集します。

詳細については、「L2VPN サービス リクエストの変更」の項を参照してください。

ステップ 14 [OK] をクリックします。

ステップ 15 [AC2] についてステップ 6 から 14 を繰り返します。

ステップ 16 [OK] をクリックします。

図 8-14 のようなウィンドウが表示されます。

図 8-14 選択されたアタッチメント回線

 

ステップ 17 [Save] をクリックします。

EWS(EPL)サービス リクエストが作成され、ISC に保存されました。


 

CE を使用しない ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー L2VPN サービス リクエストの作成

この項では、CE が存在しない場合に ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー ポリシーへの L2VPN サービス リクエストを作成する手順の詳細について説明します。EWS(EPL)ポリシーへの L2VPN サービス リクエストを作成する場合、「CE を使用しない EWS(EPL)L2VPN サービス リクエストの作成」へ進みます。

次の手順を実行します。


ステップ 1 CE なしで ERS(EVPL)の L2VPN サービス リクエストを作成します。

[L2VPN Service Request Editor] ウィンドウが表示されます(図 8-15を参照)。

図 8-15 [L2VPN Service Request Editor]

 

ステップ 2 ドロップダウン リストから [Topology] を選択します。

[Full Mesh] を選択した場合、各 CE が他の CE それぞれへの直接接続を持つことになります。[Hub and Spoke] を選択した場合、ハブ CE だけが各スポーク CE を持ち、スポーク CE どうしは直接接続されません。


) フル メッシュ トポロジとハブ & スポーク トポロジとの相違が生じるのは、3 つ以上のエンドポイントを選択した場合だけです。たとえば、エンドポイントが 4 つあるとき、フル メッシュ トポロジでは ISC は 6 つのリンクを自動的に作成します。それに対し、ハブ & スポーク トポロジでは ISC が作成するリンクは 3 つだけです。


ステップ 3 [Add Link] をクリックします。

[Attachment Tunnel Editor] ウィンドウが表示されます(図 8-16を参照)。

図 8-16 U-PE/PE-AGG/N-PE の選択

 

ステップ 4 次の手順で説明するとおり、[Attachment Tunnel Editor] を使用して N-PE/PE-AGG/U-PE エンドポイントを指定します。

ステップ 5 [U-PE/PE-AGG/N-PE] 列で、[Select U-PE/PE-AGG/N-PE] をクリックします。

[PE for Attachment Circuit] ウィンドウが表示されます(図 8-17 を参照)。

図 8-17 PE デバイスの選択

 

このウィンドウには、現在定義されている PE のリストが表示されます。

a. [Show PEs with] ドロップダウン リストに、PE がカスタマー名別、サイト別、またはデバイス名別で表示されます。

b. [Find] ボタンを使用して、指定した PE を検索したり、ウィンドウをリフレッシュしたりできます。

c. [Rows per page] ドロップダウン リストを使用して、ページに一度に表示するエントリの数を [5]、[10]、[20]、[30]、[40]、[All] に設定できます。

ステップ 6 [Select] 列で、L2VPN リンクの PE デバイス名を選択します。

ステップ 7 [Select] をクリックします。

[Service Request Editor] ウィンドウが開き、[PE] 列に選択された PE の名前が表示されます(図 8-18を参照)。

図 8-18 UNI インターフェイスの選択

 

ステップ 8 ドロップダウン リストから UNI インターフェイスを選択します。


) L2VPN ERS(EVPL)サービスをプロビジョニングする場合、あるデバイスに UNI を選択すると、同じ UNI を使用する他のサービスが存在するかどうかを ISC が判定します。存在する場合、警告メッセージが表示されます。メッセージを無視してサービス リクエストを保存すると、同じ UNI に依存している内在サービス リクエストすべてが、編集された最新のサービス リクエストの共有属性と同期されます。さらに、既存のサービス リクエストの状態が Requested 状態に変更されます。



) ISC は、基礎となるインターフェイス、そのインターフェイスを使用する可能性がある既存のサービス リクエスト、およびそのサービス リクエストに関連付けられたカスタマーのコンフィギュレーションに基づいて、そのサービスで使用可能なインターフェイスだけを表示します。[Details] ボタンをクリックすると、使用可能なインターフェイスについての情報(インターフェイス名、カスタマー名、VPN 名とサービス リクエスト ID、サービス リクエスト タイプ、VLAN 変換タイプ、VLAN ID 情報など)が表示されたポップアップ ウィンドウを表示できます。


ステップ 9 PE ロール タイプが U-PE の場合、[Circuit Selection] 列で [Select one circuit] をクリックします。

[NPC] ウィンドウが表示されます(図 8-19を参照)。

図 8-19 NPC の選択

 

選択された PE および PE インターフェイスに NPC が 1 つしか存在しない場合、[Circuit Selection] 列には自動的にその NPC が入力されるため、明示的に選択する必要はありません。


) PE ロール タイプが N-PE の場合、[Circuit Selection] 列と [Circuit Details] はディセーブルになります。


ステップ 10 [Select] 列から、NPC の名前を選択します。

ステップ 11 [OK] をクリックします。

PE とそのインターフェイスを選択するごとに、[Circuit Selection] にはその PE とインターフェイスから作成済みの NPC が自動的に表示されます(図 8-20 を参照してください)。つまり、リンクを完成させるためにさらに PE を指定する必要はありません。

図 8-20 作成された NPC

 

ステップ 12 その NPC の詳細を確認する場合、[Circuit Details] 列の [Circuit Details] をクリックします。

[NPC Details] ウィンドウに、その NPC の回線の詳細のリストが表示されます。

ステップ 13 PE をすべて指定した後、選択されたトポロジに基づいて ISC が PE 間のリンクを作成します。

ステップ 14 [OK] をクリックします。

ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレーの場合、[End-to-End-Wire Editor] ウィンドウが表示されます(図 8-21を参照)。

図 8-21 [End-to-End Wire Editor]

 

ステップ 15 このサービス リクエストの VPN が [Select VPN] フィールドに表示されます。

複数の VPN が存在する場合、[Select VPN] をクリックして VPN を選択します。

ステップ 16 コンフィギュレーションの必要に応じて、[End-to-End-Wire Editor] ウィンドウの残りの項目を指定します。

ブルー で強調表示された値を選択して、エンドツーエンド配線を編集できます。

[AC link] 属性を編集して、デフォルト ポリシー設定を変更できます。これらのフィールドを編集すると、 ブルー のリンクが [Default] から [Changed] に変わります。詳細については、「L2VPN サービス リクエストの変更」の項を参照してください。

[Add Link] をクリックして、エンドツーエンド配線を追加することも可能です。

エンドツーエンド配線を削除するには、[Delete Link] をクリックします。


) テンプレートが追加されたサービス リクエストを稼動中止する場合、正しい手順については「サービス リクエストのモニタリング」を参照してください。


最初の [Description] フィールドには、サービス リクエストの説明を入力できます。説明はこのウィンドウに表示され、[Service Requests] ウィンドウの [Description] 列にも表示されます。このフィールドの長さは最大 256 文字です。

エンドツーエンド配線それぞれに準備されている [Description] フィールドには、各配線の説明を入力できます。この説明が表示されるのは、このウィンドウだけです。このフィールドのデータは、デバイスにプッシュされません。このフィールドの長さは最大 256 文字です。

[ID] は、システムが生成した、回線の ID 番号です。

[Circuit ID] はサービスに基づいて、自動的に作成されます。たとえば、イーサネットでは VLAN 番号、フレーム リレーでは DLCI、ATM では VPI/VCI に基づきます。

ステップ 17 エンドツーエンド配線の編集が終了したら、[Save] をクリックします。

サービス リクエストが作成され、ISC に保存されます。


 

CE を使用しない EWS(EPL)L2VPN サービス リクエストの作成

この項では、CE が存在しない場合に EWS(EPL)への L2VPN サービス リクエストを作成する手順の詳細について説明します。ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー ポリシーに L2VPN サービス リクエストを作成する場合、「CE を使用しない ERS(EVPL)、ATM、フレーム リレー L2VPN サービス リクエストの作成」を参照してください。


ステップ 1 CE なしで EWS(EPL)の L2VPN サービス リクエストを作成します。

[L2VPN Service Request Editor] ウィンドウが表示されます(図 8-22を参照)。

図 8-22 EWS(EPL)サービス リクエスト エディタ

 

ステップ 2 [Select VPN] をクリックして、この PE で使用する VPN を選択します。

[Select a VPN] ウィンドウに、システム内に定義されている VPN が表示されます。

ステップ 3 [Select] 列から [VPN Name] を選択します。

ステップ 4 [Select] をクリックします。

[End-To-End Wire Editor] ウィンドウに、VPN 名が表示されます(図 8-23を参照)。

図 8-23 [End-to-End Wire Editor]

 

ステップ 5 [Attachment Circuit (AC1)] 列の [Add AC] をクリックします。

[Attachment Tunnel Editor] ウィンドウが表示されます(図 8-24を参照)。

図 8-24 アタッチメント回線の PE 選択

 

ステップ 6 [Select N-PE/PE-AGG/U-PE] をクリックします。

[Select PE Device] ウィンドウが表示されます(図 8-25を参照)。

図 8-25 アタッチメント回線の PE

 

このウィンドウには、現在定義されている PE のリストが表示されます。

a. [Show PEs with] ドロップダウン リストから、PE をカスタマー名別、サイト別、デバイス名別に表示できます。

b. [Find] ボタンを使用して、特定の PE を検索したり、表示をリフレッシュしたりできます。

c. [Rows per page] で、ページあたりの行数を [5]、[10]、[20]、[30]、[40]、[All] に設定できます。

ステップ 7 [Select] 列で、L2VPN リンクの PE を選択します。

ステップ 8 [Select] をクリックします。

[Attachment Tunnel Editor] ウィンドウが表示されます(図 8-26を参照)。

図 8-26 PE Interface

 

ステップ 9 ドロップダウン リストから PE インターフェイスを選択します。


) ISC は、基礎となるインターフェイス、そのインターフェイスを使用する可能性がある既存のサービス リクエスト、およびそのサービス リクエストに関連付けられたカスタマーのコンフィギュレーションに基づいて、そのサービスで使用可能なインターフェイスだけを表示します。[Details] ボタンをクリックすると、使用可能なインターフェイスについての情報(インターフェイス名、カスタマー名、VPN 名とサービス リクエスト ID、サービス リクエスト タイプ、VLAN 変換タイプ、VLAN ID 情報など)が表示されたポップアップ ウィンドウを表示できます。


ステップ 10 PE ロール タイプが N-PE の場合、[Circuit Selection] 列と [Circuit Details] はディセーブルになります。この場合、ステップ 13 に進みます。

ステップ 11 PE ロール タイプが U-PE の場合、[Circuit Selection] 列で [Select one circuit] をクリックします。

[Select NPC] ウィンドウが表示されます(図 8-27を参照)。

図 8-27 NPC の選択

 


) 選択された PE および PE インターフェイスに NPC が 1 つしか存在しない場合、[Circuit Selection] 列には自動的にその NPC が入力されるため、明示的に選択する必要はありません。


ステップ 12 該当する場合、[Select] 列から NPC の名前を選択します。

ステップ 13 [OK] をクリックします。

[Attachment Tunnel Editor] が表示されます(図 8-28を参照)。

図 8-28 作成された NPC

 


) PE とそのインターフェイスを選択するごとに、[Circuit Selection] にはその PE とインターフェイスから作成済みの NPC が自動的に表示されます(図 8-28 を参照してください)。つまり、リンクを完成させるためにさらに PE を指定する必要はありません。


ステップ 14 [OK] をクリックします。

[Service Request Editor] ウィンドウが開き、[AC1] 列に選択された PE の名前が表示されます(図 8-29を参照)。

図 8-29 選択されたアタッチメント回線

 

ステップ 15 必要に応じ、[AC1] リンク属性をクリックして属性を編集します。

詳細については、「L2VPN サービス リクエストの変更」の項を参照してください。

ステップ 16 [AC2] についてステップ 5 から 14 を繰り返します。

ステップ 17 コンフィギュレーションの必要に応じて、[End-to-End-Wire Editor] ウィンドウの残りの項目を指定します。

最初の [Description] フィールドには、サービス リクエストの説明を入力できます。説明はこのウィンドウに表示され、[Service Requests] ウィンドウの [Description] 列にも表示されます。このフィールドの長さは最大 256 文字です。

エンドツーエンド配線それぞれに準備されている [Description] フィールドには、各配線の説明を入力できます。この説明が表示されるのは、このウィンドウだけです。このフィールドのデータは、デバイスにプッシュされません。このフィールドの長さは最大 256 文字です。

[ID] は、システムが生成した、回線の ID 番号です。

[Circuit ID] はサービスに基づいて、自動的に作成されます。たとえば、イーサネットでは VLAN 番号、フレーム リレーでは DLCI、ATM では VPI/VCI に基づきます。

ステップ 18 [Save] をクリックします。

EWS(EPL)サービス リクエストが作成され、ISC に保存されました。


 

L2VPN サービス リクエストの変更

この項では、L2VPN サービス リクエスト属性を編集する方法について説明します。テンプレートおよびデータファイルの AC の一部であるデバイスとの関連付けも、ここで行います。

次の手順を実行します。


ステップ 1 [Service Inventory] > [Inventory and Connection Manager] > [Service Requests] を選択します(図 8-30を参照)。

図 8-30 L2VPN サービス アクティベーション

 

ステップ 2 サービス リクエストのチェックボックスをオンにします。

ステップ 3 [Edit] をクリックします。

[End-to-End-Wire Editor] ウィンドウが表示されます(図 8-31を参照)。

図 8-31 [End-to-End Wire Editor]

 

ステップ 4 必要に応じて、属性を変更します。

このサービス リクエストの VPN が [Select VPN] フィールドに表示されます。リクエストに複数の VPN が存在する場合、[Select VPN] をクリックして VPN を選択します。

ブルー で強調表示された値を選択して、エンドツーエンド配線を編集できます。

[AC link] 属性を編集して、デフォルト ポリシー設定を変更できます。これらのフィールドを編集すると、 ブルー のリンクが [Default] から [Changed] に変わります。

最初の [Description] フィールドには、サービス リクエストの説明を入力できます。説明はこのウィンドウに表示され、[Service Requests] ウィンドウの [Description] 列にも表示されます。このフィールドの長さは最大 256 文字です。

エンドツーエンド配線それぞれに準備されている [Description] フィールドには、各配線の説明を入力できます。この説明が表示されるのは、このウィンドウだけです。このフィールドのデータは、デバイスにプッシュされません。このフィールドの長さは最大 256 文字です。

[Circuit ID] は、回線の VLAN データに基づいて自動作成されます。

[VC ID] を手動で定義するポリシーに設定されている場合、空の [VC ID] フィールドに入力します。ポリシーが [VC ID] を「自動選択」するよう設定されている場合、[VC ID] は ISC によって決定され、このフィールドは編集不能になります。[VC ID] を手動で入力する場合、入力した値がプロバイダーの範囲内であれば、ISC が入力値が使用可能か割り当て済みかを確認します。入力された値がすでに割り当て済みの場合、ISC はエラー メッセージを生成して入力された値が使用できないことを知らせ、値を再入力するよう促します。入力された値がプロバイダーの範囲内にあり、かつ使用可能な場合、割り当てが実行され、値は VC ID プールから削除されます。入力された値がプロバイダーの範囲外にある場合、ISC は警告を表示し、値が使用可能か割り当て済みかの確認が実行できないことを知らせます。

[Add Link] をクリックして、エンドツーエンド配線を追加することも可能です。

エンドツーエンド配線を削除するには、[Delete Link] をクリックします。


) テンプレートが追加されたサービス リクエストを稼動中止する場合、正しい手順については「サービス リクエストのモニタリング」を参照してください。


[ID] は、システムが生成した、回線の ID 番号です。

[Circuit ID] はサービスに基づいて、自動的に作成されます。たとえば、イーサネットでは VLAN 番号、フレーム リレーでは DLCI、ATM では VPI/VCI に基づきます。

ステップ 5 AC 属性を編集するには、[Default] ボタンをクリックします。

[Link Attributes] ウィンドウが表示されます(図 8-32を参照)。

図 8-32 [Link Attributes] ウィンドウ

 

ステップ 6 必要に応じて、リンク属性を編集します。

ステップ 7 アタッチメント回線にテンプレートおよびデータ ファイルを追加するには、[Device Name] を選択し、[Templates] の下の [Add] をクリックします。

[Add/Remove Templates] ウィンドウが表示されます(図 8-33を参照)。


) アタッチメント回線にテンプレートを追加するには、作成済みのテンプレートが必要です。テンプレートの作成手順について詳しくは、『Cisco IP Solution Center Infrastructure Reference, 6.0』を参照してください。サービス リクエスト内でのテンプレートおよびデータ ファイルの使用方法について詳しくは、付録 B「テンプレートおよびデータ ファイルの使用」を参照してください。


図 8-33 [Add/Remove Templates]

 

ステップ 8 [Add] をクリックします。

[Template Data File Chooser] ウィンドウが表示されます(図 8-34を参照)。

図 8-34 [Template Datafile Chooser]

 

ステップ 9 左のペインをナビゲートして、テンプレートを選択します。

関連付けられたデータ ファイルは、図 8-34 のようにメイン ウィンドウの各行にリストされます。

ステップ 10 追加するデータ ファイルのチェックをオンにして、[Accept] をクリックします。

[Add/Remove Templates] ウィンドウにテンプレートが表示されます(図 8-35を参照)。

図 8-35 テンプレートを表示した [Add/Remove Templates]

 

ステップ 11 テンプレート名を選択します。

ステップ 12 [Action] のドロップダウン リストを使用して、[APPEND] または [PREPEND] を選択します。

[APPEND] を選択すると、ISC はテンプレートによって生成される CLI を通常の ISC(非テンプレート)CLI 末尾に追加します。[PREPEND] を選択すると、それとは逆になります。テンプレートを ISC CLI 末尾には追加しません。

ステップ 13 このサービス リクエストにこのテンプレートを使用するには、[Active] を選択します。

[Active] を選択しないと、テンプレートは使用されません。

ステップ 14 [OK] をクリックします。

追加されたテンプレートが [Link Attributes] に表示されます(図 8-36を参照)。

図 8-36 テンプレートが追加された [Link Attributes]

 


) サービス リクエストでのテンプレートおよびデータ ファイルの使用について詳しくは、付録 B「テンプレートおよびデータ ファイルの使用」を参照してください。


ステップ 15 [OK] をクリックします。

[AC1] のデフォルトが変更された状態で、[Service Request Editor] ウィンドウが表示されます(図 8-37を参照)。

図 8-37 リンク属性が変更された [Service Request Editor]

 

ステップ 16 エンドツーエンド配線の編集が終了したら、[Save] をクリックします。


 

L2VPN サービス リクエストの保存

L2VPN サービス リクエストを保存するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 アタッチメント回線すべてのリンク属性の作業が終了したら、[Save] をクリックして L2VPN サービス リクエスト作成を終了します。L2VPN サービス リクエストの作成に成功していれば、サービス リクエストのリストがウィンドウに表示されます(図 8-38を参照してください)。新規作成された L2VPN サービス リクエストは、図に示すとおり REQUESTED 状態で追加されます。

図 8-38 作成された L2VPN サービス リクエスト

 

ステップ 2 しかし、何かの原因で L2VPN サービス リクエストの作成に失敗した場合(範囲外の値が選択された場合など)、エラー メッセージによって警告が表示されます。このような場合は、エラーを修正し、再度サービス リクエストを保存する必要があります。


 

L2VPN サービス リクエストの導入については、「サービス リクエストの導入」を参照してください。