Cisco IP Solution Center API プログラマ ガイド 6.0
共通 API
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発行日;2012/02/04 | 英語版ドキュメント(2009/12/18 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

共通 API

インベントリ

デバイス

リソース プール

トポロジ

グループ化

セッション

タスク

タスクの表示

証明書登録監査

収集

サービス解放

コンフィギュレーション監査

サービス展開

MPLS 機能監査

SLA 収集

汎用 API

API リクエストの日付/時刻フォーマット

共通 API

この章では、すべての Cisco IP Solution Center(ISC)に共通な操作に対する ISC の API について説明します。これらの操作には、ISC リポジトリでのインベントリの作成、セッション ログイン、監査、展開および収集タスク、データベース イベント通知、汎用 XML 要求などがあります。

この章の内容は、次のとおりです。

「インベントリ」

「デバイス」

「セッション」

「タスク」

「汎用 API」

「API リクエストの日付/時刻フォーマット」

インベントリ

ISC リポジトリ内のインベントリ オブジェクトの作成、変更、削除、または表示を行うことができます。次の API 操作を使用して、以下の操作を実行します。

オブジェクトの作成:createInstance

オブジェクトの変更:modifyInstance(リソース プールは、変更操作をサポートしていません)。

オブジェクトの削除:deleteInstance

オブジェクトの表示:enumerateInstances


) オブジェクトに対して表示要求(enumerateInstances)を送った場合は、作成日と変更日の情報が返されます。


インベントリ API は、次のカテゴリに分けられます。

デバイス:ネットワーク内の物理デバイス

リソース プール:IP アドレス プール、VLAN プール、ルート ターゲット、ルート識別子

トポロジ:CE Routing Community(CERC; CE ルーティング コミュニティ)、Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)、および Named Physical Circuit(NPC)

グループ化:アクセス ドメイン、デバイス グループ、収集ゾーン


) すべての API に対する XML のサンプルは、http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/ip_solution_center/6.0/developer/reference/ xmlapi.zip にあります。


デバイス

デバイスのインベントリ API によって、ISC リポジトリで物理デバイスを定義できます。ISC によって管理されるすべてのネットワーク要素は、システムでデバイスとして定義する必要があります。要素とは、ISC がコンフィギュレーション情報を収集できるデバイスです。

表 3-1 に、インベントリ オブジェクトとして利用できるデバイスを示します。

 

表 3-1 インベントリ オブジェクト:デバイス

className
必須パラメータ
XML の例

AAAServer

Number of Retries

Address

AuthServerType=

RADIUS

NTDOMAIN

SDI

TACACS+

Role=

AUTHENTICATION

ACCOUNTING

BOTH

CreateAAServer.xml

CreateAAServerNTDOMAIN.xml

CreateAAServerRADIUS.xml

CreateAAServerSDI.xml

CreateAAServerTACACS.xml

CatOs

(Cat OS オペレーティング システム)

次のいずれか 1 つまたは複数:

ManagementIPAddress

HostName

DomainName

CreateCat.xml

CatIOS

(Cisco IOS オペレーティング システム)

次のいずれか 1 つまたは複数:

ManagementIPAddress

HostName

DomainName

CreateCatIOS.xml

CiscoRouter

次のいずれか 1 つまたは複数:

ManagementIPAddress

HostName

DomainName

CreateCiscoRouter.xml

Cpe

Site

Device

Name

CreateCpe.xml

PE

Device

Region

CreatePE.xml

PIX

次のいずれか 1 つまたは複数:

ManagementIPAddress

HostName

DomainName

CreatePIX.xml

TerminalServer

次のいずれか 1 つまたは複数:

ManagementIPAddress

HostName

DomainName

CreateTerminalServer.xml

VPNServicesModule

Parent

SlotNumber

CreateVPNSM.xml

IE2100

次のいずれか 1 つまたは複数:

IPAddress

HostName

DomainName

CreateIE2100.xml

NonCiscoDevice

次のいずれか 1 つまたは複数:

ManagementIPAddress

HostName

DomainName

CreateNonCiscoDevice.xml

リソース プール

リソース プールによって、さまざまなプール タイプを管理し、ISC リポジトリ内のサービス モデル オブジェクトにプールを関連付けることができます。プールは、サービスの展開を自動化するために役立ちます。

ISC は、次のリソース プールをサポートしています。

IP アドレス プール:定義され、リージョンに割り当てられます。

マルチキャスト プール:マルチキャスト MPLS VPN に使用します。

Route Distinguisher(RD; ルート識別子)プール:CPE デバイスによって PE デバイスにアドバタイズされる IP サブネットには、64 ビットのプレフィクスが追加されます。これは、ルート識別子です。

Route Target(RT; ルート ターゲット)プール:適切な VPN Routing and Forwarding table(VRF; VPN ルーティング/転送テーブル)に挿入するルートを PE に通知する MPLS のメカニズム。すべての VPN ルートには、VRF からエクスポートされ、他の VRF に提供される場合に、1 つ以上のルート ターゲットのタグが付けられます。

site-of-origin プール:site-of-origin アトリビュートに対する値のプール。site-of-origin アトリビュートによって、サイトに MPLS VPN バックボーンに対する複数の接続がある場合に、ルーティング ループを防止します。

VLAN ID プール:VLAN ID プールは、アクセス ドメインに適用されます。ISC でエンドツーエンドのワイヤ リンクに対して VLAN を自動的に割り当てるには(L2VPN プロビジョニングのため)、AutoPickVlanId オプションを指定できます。

VC ID プール:2 つの PE 間で共有される 32 ビットの識別子。VC ID はグローバルに一意な値です。


) 修正操作は、リソース プールではサポートされていません。


表 3-2 に、インベントリ オブジェクトとして利用できるリソース プールを示します。

 

表 3-2 インベントリ オブジェクト:リソース プール

className
必須パラメータ
XML の例

IPAddressPool

IPAddressPool

SubnetMask

AssocClassType=

Region

VPN

CreateIPAddressPool.xml

MulticastAddrPool

MulticastAddress

CreateMulticastAddrPool.xml

RouteDistinguisher

Start

Size

AssocClassType=Provider

AssocClassId

CreateRouteDistinguisher.xml

RouteTarget

Start

Size

AssocClassType=Provider

AssocClassId

CreateRouteTarget.xml

SiteOfOrigin

Start

Size

AssocClassType=Provider

AssocClassId

CreateSiteOfOrigin.xml

VcIdPool

Start

Size

CreateVcIdPool.xml

VlanIdPool

Start

Size

AssocClassType=Provider

AssocClassId

CreateVlanIdPool.xml

トポロジ

複雑なトポロジでは、CE Routing Community(CERC; CE ルーティング コミュニティ)、Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)、および Named Physical Circuits(NPC)のように、CE デバイスと PE デバイス間の接続をさらにグループとして定義する必要が生じることがあります。


ヒント CERC メンバーシップと生成される VPN をチェックするには、GUI のトポロジ ツールを使用します。


表 3-3 に、ISC インベントリ オブジェクトとして利用できるトポロジ要素を示します。

 

表 3-3 インベントリ オブジェクト:トポロジ

className
必須パラメータ
XML の例

CERC

Provider

CreateCERC.xml

(注) CERC が同じ名前ですでに存在する場合、CreateCERC.xml によって、ルート ターゲット値が追加されます。CERC 名の一意性を確認するには、ViewCERC.xml を使用して、同じ名前の CERC が存在しないことを検証します。

CreateVPN_DefaultCERC.xml

VPN

Name

Organization

CreateVPN.xml

NamedPhysicalCircuit

PhysicalLink

SrcDevice

DestDevice

SrcIfName

DestIfName

CreateNamedPhysicalCircuit.xml

NamedPhysicalCircutRing

LocatorId

CreateNamedPhysicalCircuitRing.xml

CreateNamed PhysicalCircuitRingExisting.xml


ヒント VRF ルーティング テーブルを表示するには、ViewVRF.xml を使用します。


グループ化

ISC は、その分散アーキテクチャを通じて多数のデバイスをプロビジョニングするように設計されています。グループ化は、管理または地理的な理由のために、またはスケーラビリティのために、デバイスの管理タスクを容易にすることを目的として提供されています。

アクセス ドメイン:アクセス ドメイン オブジェクトは、Provider Access Domain(PAD)に関連付けられます。各 PE-POP は、アクセス ドメインに割り当てられます。

デバイス グループ:収集と管理の目的のために編成されるデバイス。

組織(顧客):Internet Service Provider(ISP; インターネット サービス プロバイダー)からの VPN サービスの要求。

サイト:VPN を使用せずに、相互間に複数の IP 接続がある IP システムのセット。

プロバイダー:顧客に対してインターネット サービスを提供する企業。

リージョン:単一の Border Gateway Protocol Autonomous System(BGP AS; ボーダー ゲートウェイ プロトコル自律システム)内の PE デバイスのグループ。

収集ゾーン:ネットワーク内のデバイスの数が増加した場合、収集サーバを使用して、マスター サーバの負荷を軽減します。ネットワーク デバイスは、収集ゾーンを使用して収集サーバに関連付けられます。

表 3-4 に、インベントリ オブジェクトとしてのグループ化を示します。

 

表 3-4 インベントリ オブジェクト:グループ化

className
必須パラメータ
XML の例

AccessDomain

Provider

ReservedVlanPool

Start

Size

Managed

CreateAccessDomain.xml

DeviceGroup

Name

Devices

CreateDeviceGroup.xml

Organization

Name

ContactInfo

SiteOfOrigin=enabled
(MPLS バックボーンへの複数の接続に対して使用)

CreateOrganization.xml

Site

Name

Customer

CreateSite.xml

Provider

Name

AsNumber

CreateProvider.xml

Region

Name

Provider

CreateRegion.xml

CollectionZone

Name

VPNSCHost

CreateCollectionZone.xml

NetworkObject

Name

Type=

STRING

NETWORK

HOST

Values

ContainerId

FQCN(コンテナ タイプ)

Global

Customer

Site

Cpe

CreateNetworkObject.xml

セッション

セッションとは、特化された API 操作です。ISC は、次のセッション操作をサポートしています。

createSession:ログイン

deleteSession:ログアウト

クライアントによって送信される最初の XML 要求は、ログイン要求です。ログイン要求によって、セッション ID が生成されます。これは、ユーザがシステムにアクセスするたびに使用されます。セッション ID は、設定された期間有効です。この期間中に、認証のためにそのセッション ID を使用して、サーバに対して無制限の回数の呼び出しを行うことができます。サーバを呼び出すたびに、time-to-live(ttl; 存続可能時間)は、元の時間に戻ります。デフォルトのセッション時間は 20 分です。

API ライセンスは、インストール環境に対してグローバルであり、各セッションの開始時にチェックされます。API ライセンスが存在しない場合、セッションは付与されません。セッション中に、ユーザがライセンスされていないサービスをプロビジョニングしようとした場合は、エラーが返されます。

 

表 3-5 ユーザ ログイン

className
必須パラメータ
XML の例

Session

LoginName

LoginPassword

Login.xml($ISC_HOME/resources/nbi/xml/examples/Session/Login.xml)

次の例は、ログイン要求に対する XML 応答を示しています。SessionId は、太字で示します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<soapenv:Envelope xmlns:soapenv="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/" xmlns:soapenc="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/" xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns:ns0="http://www.cisco.com/cim-cx/2.0" xmlns:ns1="urn:CIM">
<soapenv:Header>
<ns0:message id="87855" timestamp="2003-10-10T19:43:16.380Z" sessiontoken="93E0A400406693604270C6B6A07731A4" />
</soapenv:Header>
<soapenv:Body>
<ns1:createSessionResponse>
<returns xsi:type="ns1:CIMPropertyList" soapenc:arrayType="ns1:CIMProperty[]">
<item xsi:type="ns1:CIMProperty">
<name xsi:type="xsd:string">SessionId</name>
<value xsi:type="xsd:string">93E0A400406693604270C6B6A07731A4</value>
</item>
</returns>
</ns1:createSessionResponse>
</soapenv:Body>
</soapenv:Envelope>

タスク

タスク API は、監査、展開、および収集アクティビティに使用します。タスクは、他の ISC サービスと同じサービス オーダー/サービス リクエスト構造に従います。サービス リクエストは、サービス オーダーの一部として実行されます。

デバイス関連のタスク(収集および SLA 収集)では、デバイスまたはデバイス グループを入力する必要があります。

サービス リクエストに関連するタスク(証明書登録監査、コンフィギュレーション監査、サービスの展開、および MPLS 機能監査)では、サービス リクエスト ロケータ ID を入力する必要があります。

タスクは、サービス リクエストまたはサービス オーダーの [DesiredDueDate] フィールドを使用してスケジュール設定します。[DesiredDueDate] が過去または現在時刻から 5 分以内のタスクは、ただちに実行されます。実行期日が将来のタスクは、スケジュール設定されます。

ISC では、[DesiredDueDate] に対して次のガイドラインが使用されます。

サービス リクエストに実行期日がない場合は、タスクはサービス オーダーの実行期日を使用する。

サービス リクエストに実行期日がある場合は、特定のタスクに対して、サービス リクエストの実行期日は、サービス オーダーの実行期日よりも優先される。

サービス オーダーまたはサービス リクエストで実行期日が指定されていない場合、サービスは展開されない。

API を使用してタスクを作成、削除、および表示できます。ただし、タスクの [DesiredDueDate] フィールドだけを変更できます。

すべてのタスクは、Type=Task でサービス リクエストを指定するサービス オーダーを使用して展開されます。

タスクの表示

タスクのサービス リクエストに関する情報を取得するには、TaskLocatorId を使用して、タスクの表示(ViewTask.xml)を実行します。

TaskLocatorId を取得するには、次のプロセスを使用します。


ステップ 1 XML 応答で返されるサービス オーダーの LocatorId を記録します。

タスクに対してサービス オーダーの XML 要求を送信した場合、ISC は、XML 応答で LocatorId を返します。このロケータ ID は、サービス オーダーまたはサービス リクエストの Name に関連付けられます。

ステップ 2 ViewServiceOrder.xml、およびステップ 1 で取得した LocatorId を使用して、サービス オーダーの表示を実行します。

ステップ 3 XML 応答で返される TaskLocatorId を記録します。

ステップ 4 ViewTask.xml を使用して、タスクの表示を実行します。className=PersistentTask を指定し、ステップ 3 で取得した TaskLocatorId を使用します。


 

API では、次のタスクがサポートされています。

証明書登録監査

収集

サービス解放

コンフィギュレーション監査

サービス展開

MPLS 機能監査

SLA 収集

証明書登録監査

証明書登録監査は、Certificate Authority(CA; 認証局)によって発行された証明書を検証するために、デバイス上で実行されます。

証明書登録監査では、次の操作が実行されます。

デバイスまたはデバイス グループに対して CA により発行された証明書を検証する。

指定したトラストポイントの証明書チェーンに対して、ルート証明書とデバイス証明書の存在を確認する。

監査対象デバイスに関して証明書登録ステータスと有効期間ステータスを示すサマリーを返す。

 

表 3-6 証明書登録タスク

className
必須パラメータ
XML の例

ServiceRequestDetails

SubType=
CERT_ENROLLMENTAUDIT

Device(または DeviceGroup)

TrustedPort

IncludeRootCert

CreateTaskServiceOrderCertAudit.xml

収集

収集操作によって、ネットワーク デバイスからコンフィギュレーション情報が収集されます。これは次の目的のために役立ちます。

デバイスに対して、多数のコンフィギュレーション セルに入力されている現在のコンフィギュレーション情報をロードする。

コンフィギュレーション ファイルを収集するデバイスの到達可能性とパスワードを検証する。

 

表 3-7 収集タスク

className
必須パラメータ
XML の例

ServiceRequestDetails

SubType=COLLECTION

Device(または DeviceGroup)

(注) 1 つ以上のデバイスまたはデバイス グループを選択する必要があります。

RetreiveVersion=true

RetreiveDeviceInterface=true

Create
TaskServiceOrderCollection.xml


ヒント 個々のデバイス情報を手動で入力するよりも、ネットワーク上でデバイス収集を実行する方が正確かつ効率的です。


サービス解放

サービス リクエストの解放によって、サービス リクエストに関連付けられたすべてのデバイスからサービスが削除されます。


) テンプレートを含むサービス リクエストを解放するには、あらかじめデバイス上のテンプレート情報を無効にしておく必要があります。詳細については、「テンプレート コンフィギュレーションの削除」を参照してください。


解放プロセス中に、ISC は、必要な削除コンフィギュレーションを作成して、各デバイスからサービスを削除し、サービスがすべて削除されたことを確認するために、コンフィギュレーションを自動的に監査します。監査後に、サービス リクエストは Closed 状態に変化します。

 

表 3-8 解放タスク

className
必須パラメータ
XML の例

ServiceRequestDetails

SubType=DECOMMISSION

LocatorId

(注) 解放するサービス リクエストの LocatorId です。

CreateTask
ServiceOrderDecommission.xml

コンフィギュレーション監査を実行しない場合は、Audit パラメータの値を変更します。Audit パラメータでは、次の値がサポートされています。

Audit:これがデフォルトです。このフラグを変更しない限り、正常に展開された解放サービス リクエストは、自動的に監査されます。

NoAudit:解放サービス リクエストが展開されたときに、コンフィギュレーション監査を実行しません。

ForceAudit:解放サービス リクエストの展開が成功しなかった場合でも、コンフィギュレーション監査を実行します。

コンフィギュレーション監査

コンフィギュレーション監査は、サービス リクエストの展開の一部として実行されます。コンフィギュレーション監査中に、ISC によって、すべての Cisco IOS コマンドが存在し、その構文が正しいことが検証されます。コンフィギュレーション監査では、サービスの展開中にエラーが生じなかったことも検証されます。

 

表 3-9 コンフィギュレーション監査タスク

className
必須パラメータ
XML の例

ServiceRequestDetails

SubType=CONFIG_AUDIT

LocatorId

(注) コンフィグレットを展開するために使用するサービス リクエストの LocatorId です。

CreateTask
ServiceOrderConfigAudit.xml

サービス展開

サービス展開では、サービス オーダーに対して作成された ISC 生成コンフィグレットが、デバイス コンフィギュレーション ファイルにダウンロードされます。

サービス展開に対して次のオプションを指定できます。

ForceDeploy:すでに Deployed 状態にあるサービス リクエストのコンフィグレットを取得し、ネットワーク デバイスにダウンロードします。デバイス コンフィギュレーションが失われた場合、または装置を交換または変更した場合は、ForceDeploy を使用します。

 

表 3-10 展開タスク

className
必須パラメータ
XML の例

ServiceRequestDetails

SubType=DEPLOYMENT

Provision

LocatorId

(注) コンフィグレットを展開するために使用するサービス リクエストの LocatorId です。

Create
TaskServiceOrderDeployment.xml

MPLS 機能監査

MPLS 機能監査によって、サービス リクエストまたは VPN のリンクが正常に動作していることが検証されます。この監査では、PE デバイスの VRF ルート テーブルで、リモート CPE デバイスに対するルートをチェックします。

 

表 3-11 MPLS 機能監査タスク

className
必須パラメータ
XML の例

ServiceRequestDetails

SubType=
MPLS_FUNCTIONALAUDIT

LocatorId

(注) コンフィグレットを展開するために使用するサービス リクエストの LocatorId です。

VPN

MPLSMirrorPing

CreateTask
ServiceOrderMPLSFuncAudit.xml

SLA 収集

ISC は Cisco SA Agent MIB を使用して Service Level Agreement(SLA; サービス レベル契約)メトリックをモニタします。SLA は、応答時間、ジッタ、接続時間、スループット、およびパケット損失を測定することによって、ネットワーク パフォーマンスをモニタします。SA エージェントによって、パフォーマンス測定のためにプローブを設定し、SNMP を通じたアクセスのために Router Monitor(RTRMON)MIB を使用できます。MIB では、SNMP 通知もサポートされています。

SLA 収集タスクでは、SLA 対応デバイスからすべての SLA データが収集されます。ISC によって、関連パフォーマンス データが収集され、データベース内に永続的に保存されます。データを表示するには、データを集約するタスクと SLA レポートを実行する必要があります。


) デバイスから SLA データを収集するには、そのデバイスで SA エージェントと SNMP が有効にされ、SNMP パラメータがすでに設定されている必要があります。


SLA 収集には、ジッタ(音声ジッタ)および次のプロトコルに関するパフォーマンス データが含まれます。

Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)

Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)

File Transfer Protocol(FTP; ファイル転送プロトコル)

Internet Control Message Protocol Echo(ICMP Echo)

Transmission Control Protocol Connect(TCP Connect)

User Datagram Protocol Echo(UDP Echo)

Hypertext Transfer Protocol(HTTP; ハイパーテキスト転送プロトコル)

 

表 3-12 SLA 収集タスク

className
必須パラメータ
XML の例

ServiceRequestDetails

SubType=SLA_COLLECTION

Device(または DeviceGroup)

(注) 1 つ以上のデバイスまたはデバイス グループを選択する必要があります。

CreateTask
ServiceOrderSLACollection.xml

汎用 API

ISC には、次の汎用 API XML のサンプルが付属しています。

CreateConfigServiceOrderDownload:サービス オーダーを作成して、インライン コンフィギュレーションをデバイスにダウンロードします。

Create Inventory:サンプル インベントリをデータベースに入力するために使用することができ、一般に、テストまたはデモに使用されます。サービス オーダーでは、各インベントリ要素の 1 つのタイプがリポジトリに追加され、各デバイスのホスト名、ドメイン名、管理 IP アドレス、ログインおよびパスワードが入力されます。

CreateNPCInventory:ネットワーク内に複数の物理リンクを作成します。これには、発信元デバイスおよび送信先デバイスと関連インターフェイスが含まれます。

CreateExecCommandServiceOrder:サービス オーダーを作成して、デバイスまたはデバイス グループでコマンドを実行します。デバイス コンソールによって許可される任意のコマンドを実行できます。

CreateServiceOrderResponse:サービス オーダーに対して次の値を返します。

ServiceName(サービス オーダー用)

ServiceRequestName

LocatorId(サービス リクエスト用)

CreateSLAInventory:サンプル インベントリをデータベースに入力するために使用でき、一般に、テストに使用されます。サービス オーダーによって、デバイス グループ内のデバイスに、ホスト名、ドメイン名、および SLA データが追加されます。

CreateResourceLock_Device、CreateResourceLock_Device_Batch、CreateResourceUnlock_Device、ViewResourceLock_Device:「デバイスのロック」を参照してください。

DeleteServiceOrder:サービス オーダーを削除します。

DeleteServiceOrder_purge:ロケータ ID と Force=true を設定して、指定したサブタイプ(Type = L2VPN, Mpls)のサービス リクエストを削除します。

ViewConfiglet:指定したサービス リクエストの ISC 生成コンフィグレットを表示します。ViewConfigletResponse を返します。

ViewConfigletResponse:次の値を返します。

ConfigletClob

LocatorId

Device

ConfigletText:コンフィグレットが格納されます。

ViewConfiguration:指定したデバイスのコンフィギュレーションを表示します。ViewConfigurationResponse を返します。

ViewConfigurationResponse:次の値を返します。

LocatorId

Device

DeviceConfig:デバイス コンフィギュレーションが格納されます。

ViewCpe_propList_level:プロパティ リストと使用レベルのサンプルを提供します。ViewCpe_propList_level_Response を返します。

ViewCpe_propList_level_Response:次の値を返します。

LocatorId

Site

Device

ViewMPLSServiceRequest_propList_level:プロパティ リストと使用レベルのサンプルを提供します。ViewMPLSServiceRequest_propList_level_Response を返します。

ViewMPLSServiceRequest_propList_level_Response:次の値を返します。

OpType(操作タイプ、ADD または DELETE)

LocatorId

MplsVpnLink(およびリンク アトリビュート)

CERCMembership

ViewServiceOrder:サービス オーダー名またはロケータ ID を指定して、サービス オーダーのステータスを表示します。サービス オーダーがタスクを採用する場合は、タスク ロケータ ID が返されます。TaskLocatorId は、タスク サービス オーダーを表示するために必要です(ViewTask)。

API リクエストの日付/時刻フォーマット

日付と時刻を指定する必要があるすべての API リクエストでは、Zulu 書式を使用します。Zulu は「グリニッジ標準時」を表す軍隊用語です。

2008-07-17T15:05:38.885Z というフォーマットを使用します。

現地時刻は指定できません。したがって、英国以外では時差を考慮に入れる必要があります。

現在のフォーマットでは、希望する実行期日の末尾に「Z」を付ける必要があり、そのタスクが指定した日付の 1 時間後に実行されることになります。

したがって、たとえば 10 月に英国で時計が 1 時間戻されると、Zulu 時間は英国時間と等しくなります。