Cisco IP Solution Center インスト レーション ガイド 6.0
ISC のインストールと ISC へのログイン
ISC のインストールと ISC へのログイン
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2011/01/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

ISC のインストールと ISC へのログイン

ISC に付属するパッケージ

初期設定:ISC オーナーの作成

ISC のインストール

グラフィカル ユーザ インターフェイスを使用した ISC のインストール

コマンドライン インストーラを使用した ISC のインストール

既存インストールの ISC 6.0 へのアップグレード

アップグレード マトリックス

ISC 5.1、5.2、および 6.0 アップグレード ツールの場所

リポジトリ アップグレード ツールの使用

Sybase リポジトリの新しいサーバへの復元

HTTPS の設定

最初のログイン

ライセンス キーのインストール

トポロジ ツールの起動

ISC のアンインストール

ISC のインストールと ISC へのログイン

この章で説明する内容は、次の順序で使用してください。


) ISC をインストールする前に、第 1 章「推奨システム」を参照してください。


「ISC に付属するパッケージ」

「初期設定:ISC オーナーの作成」

「ISC のインストール」

「グラフィカル ユーザ インターフェイスを使用した ISC のインストール」

「コマンドライン インストーラを使用した ISC のインストール」

「既存インストールの ISC 6.0 へのアップグレード」

「アップグレード マトリックス」

「ISC 5.1、5.2、および 6.0 アップグレード ツールの場所」

「リポジトリ アップグレード ツールの使用」

「Sybase リポジトリの新しいサーバへの復元」

「HTTPS の設定」

「最初のログイン」

「ライセンス キーのインストール」

「トポロジ ツールの起動」

「ISC のアンインストール」

ISC に付属するパッケージ

ISC インストーラには、次のサードパーティ製ソフトウェアが含まれています。

ADCi® World Map Version 3.1

AdventNet® SNMP Version 4.0

Apache® Tomcat Version 5.5

ILOG® CPLEX Version 7.5

JCraft® JSch Version 0.1.30

Macrovision® FlexLM Version 7.2e

SourceForge® Ehcache Version 1.2.4

Sun Microsystems® Java JRE Version 1.6.0_07

Sybase® Adaptive Server Anywhere (ASA) Version 11.0.1

TIBCO® Rendezvous Version 7.1.15

初期設定:ISC オーナーの作成


Oracle データベースを使用することを計画している場合、ISC 6.0 は Oracle Database 10g Enterprise Edition Release 10.2.0.1.0 - 64 ビット製品でテストされているということを知っておいてください。他のバージョンの Oracle 10g を使用したい場合は、Oracle の互換性情報を参照してください。ISC をアップグレードしようとしていて、10g 以外のバージョンの Oracle を使用していた場合は、リポジトリを Oracle 10g に転送する必要があります。これは、Oracle のインポート/エクスポート ユーティリティまたはその他の方法を使用して行えます。ISC のインストールを続ける前に、付録 A「ISC 用の Oracle の設定」に進んでください。Oracle のセットアップを終えたら、ここに戻ってください。


初めて ISC をインストールする場合は、このソフトウェアを所有する UNIX ユーザを作成します。このユーザは、ISC にログインするときのデフォルトのユーザ名となります。Solaris コマンドまたは Solaris Admintool を使用して、ユーザとグループを作成してください。このユーザは、有効なグループ ID と、 インストール ディレクトリへの読み取り/書き込みアクセス権を持っている必要があります。

標準の Solaris コマンドを使用してサーバにユーザを追加するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Solaris プロンプトで、 root としてログインします。

ステップ 2 ユーザを作成するには、次のように入力します。

useradd -d /users/<username> -m -s /bin/<shell_type> <username>
passwd <username>
 

このコマンドで

-m を指定すると、-d に指定したディレクトリが作成されます。

<shell_type> には、Bourne シェルの場合は sh と指定します。Bourne シェルが、サポートされている唯一のシェルです。

<username> には、 iscadm を推奨します。

ステップ 3 プロンプトで、パスワードを入力します。


 

ISC のインストール

ISC をインストールする前に、ホスト名を IP アドレスに変換できるようにサーバを設定します。Domain Naming System(DNS; ドメイン ネーム システム)または代替手法が設定されていることを確認してください。

ISC は、そのデータベースにアクセスするのに、サーバのホスト名に基づいた接続を使用します。ホストにそのホスト名で到達できることを確認してください。たとえば、ホスト名が「pollux」だとすると、「ping pollux」と入力した場合にエラー応答が帰ってこないようなホスト名解決をセットアップします。

ISC をシステムに追加するには、新しい ISC カスタマーとしてか、既存の ISC リリースからアップグレードするカスタマーとしてかのいずれの場合でも、インストールに次の 2 通りの方法のいずれかを選択できます。

「グラフィカル ユーザ インターフェイスを使用した ISC のインストール」

「コマンドライン インストーラを使用した ISC のインストール」


) ISC をインストールすると、<ISC_ROOT>/tmp にインストール ログが保存されます。この <ISC_ROOT> は、ISC のインストール先として指定されたディレクトリです(ステップ 10 を参照してください)。したがって、たとえば、/opt/isc-6.0 にインストールした場合なら、インストール ログは /opt/isc-6.0/tmp/install.<HOSTNAME>.log にあります。この場合の <HOSTNAME> は、ISC のインストール先サーバの UNIX ワークステーション名(または IP アドレス)です。



) コマンドライン インストーラを使用して、Oracle データベースで使用するように ISC をインストールすることはできません。このため、Oracle を使用する場合は、「グラフィカル ユーザ インターフェイスを使用した ISC のインストール」 で説明する GUI でのインストール方法を使用してください。


シスコでは、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)インストーラを使用して ISC をインストールすることを推奨しています。この方法には、より多くの設定オプションが用意されています。

インストーラは、次の 2 種類のディスク領域をチェックします。

インストール先とする場所に、バイナリのための 1.2 GB の空き領域と、ログ ファイルが大きくなったときのため、および Cisco Configuration Engine ソフトウェアのインストールのためにさらに 250 MB が必要です。

データベース ディレクトリに、1 GB の空き領域が必要です。大規模なシステムでは、4 ~ 5 GB の領域を確保してください。ディレクトリの空き領域が 1.2 GB 未満の場合でも ISC をインストールできますが、領域不足が発生するおそれがあります。

ディスク領域とディスク計画の詳細については、 第 1 章「推奨システム」 を参照してください。

ISC ソフトウェアを完全にインストールするには、1.2 GB の空きディスクが必要です。

グラフィカル ユーザ インターフェイスを使用した ISC のインストール

ここでは、すべてのアップグレード パスに当てはまる一般的なインストール手順と、個々のアップグレード パスに固有の詳細事項の両方について説明します。

「ISC のインストール」の情報を読むと、次の手順に従って、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を使用して ISC ソフトウェアをインストールできるようになります。


) 既存の ISC インストールが実行中の場合は、stopall コマンドを入力します。WatchDog コマンドについては、『Cisco IP Solution Center Infrastructure Reference, 6.0』を参照してください。



ステップ 1 ISC インストール CD-ROM を挿入します。


注意 CD-ROM を挿入すると、ファイル マネージャが自動的に起動されます。ファイル マネージャを使用して ISC 製品をインストールすることは、しないでください。ターミナル ウィンドウからインストール スクリプトを実行します。


) ワイドエリア ネットワークを介してリモートからインストールすることにした場合は、入力内容を変更する各フィールドの末尾に空白文字を 2 つ追加する必要があります。これは、自分のいる場所とインストール マシンの場所の間に 2 つ以上の SSH トンネルがある場合に発生する可能性のある問題を回避するためのものです。



) インストールは、root としてか、または ISC オーナーとして指名する予定のユーザとして行えます。サーバをリブートしたときに ISC が自動的に再起動されるようにしたい場合は、root としてインストールすることを推奨します。そうしないと、サーバをリブートしたときに ISC を手動で再起動しなければならなくなります。


ステップ 2 ターミナル ウィンドウを開き、識別される UNIX ユーザとしてログインします。

ステップ 3 CD ROM ディレクトリに移動します。

$ cd /cdrom/cdrom0

ステップ 4 データベースを持つ既存 ISC インストールがある場合は、現在のデータベースをバックアップ する必要があります 。ISC リポジトリのバックアップと復元またはスタンバイ システムの作成の手順については、 付録 D「ISC リポジトリおよびスタンバイ システムのバックアップと復元」 を参照してください。

ステップ 5 ISC 製品のインストール スクリプトを実行します。

cdrom> ./install.sh
 

ISC ソフトウェアは、デフォルトで /opt/isc-6.0 ディレクトリにインストールされるか、または次の手順でセットアップしたディレクトリにインストールされます。

ISC を既存バージョンからアップグレードする場合は、既存の ISC が完全にシャットダウンされていることを確認してください。次の いずれか を実行します。

a. 次の手順で、既存 ISC 製品と同じディレクトリ名で同じディレクトリに ISC 6.0 をインストールします。

アンインストールが必要になった場合に備えて、次の手順で ISC インストールを保存します。

tar cvf <directory_name>.tar /opt/<directory_name>

このディレクトリ名をステップ 8図 2-3ディレクトリの場所の指定で選択します。

または

b. ISC 6.0 を新しい名前で同じディレクトリに保存します。

たとえば、ISC 5.2 から ISC 6.0 にアップグレードしていて、ISC インストールがディレクトリ /opt/isc-5.2 の下にある場合は、次のような手順で、ISC 6.0 を同じディレクトリにインストールし、それを /opt/isc-6.0 に名前変更します。

アンインストールが必要になった場合に備えて、次の手順で ISC 5.2 インストールを保存します。

tar cvf isc-5.2.tar /opt/isc-5.2

次の手順で、ディレクトリを名前変更します。

mv /opt/isc-5.2 /opt/isc-6.0

ディレクトリ /opt/isc-6.0ステップ 8図 2-3ディレクトリの場所の指定で選択します。

または

c. ISC 6.0 を別のディレクトリにインストールします。

たとえば、ISC 5.2 から ISC 6.0 にアップグレードしていて、ISC 5.2 インストールがディレクトリ /opt/isc-5.2 の下にある場合なら、次のような手順で、ISC 6.0 を新しいディレクトリ /opt/isc-6.0 にインストールします。

次の手順で、新しい ISC 6.0 ディレクトリを作成します。

mkdir /opt/isc-6.0

次の手順で、リポジトリを ISC 5.2 ディレクトリから新しい ISC 6.0 ディレクトリにコピーします。

cp -r /opt/isc-5.2/Repository /opt/isc-6.0

ディレクトリ /opt/isc-6.0ステップ 8図 2-3ディレクトリの場所の指定で選択します。

ステップ 6 次のウィンドウで、図 2-1インストール タイプの選択に示すように、デフォルトの [express] オプションまたは [custom] オプションを選択し、[Next] をクリックします。

[express] をクリックした場合は、最低限の項目しか選択しなくてよくなります。[custom] をクリックした場合は、各種ポートおよび場所を指定でき、使用可能なディスク領域のウォーターマーク レベルを変更できます。

図 2-1 インストール タイプの選択

 

ステップ 7 次のウィンドウで図 2-2ISC オーナーの選択に示すように、「初期設定:ISC オーナーの作成」ステップ 2 で作成したユーザ名を入力します。


) このフィールドは、ISC オーナーではない UNIX ユーザとしてインストールを行っている場合にだけ使用されます。


図 2-2 ISC オーナーの選択

 


無効な名前を入力すると、名前が無効であることを知らせるメッセージが表示されます。


ステップ 8 図 2-3ディレクトリの場所の指定に示すように、インストール先にするディレクトリの場所を指定してから、[Next] をクリックします。[Browse] をクリックして、適切なディレクトリを探すこともできます。


root としてインストールを行っていない場合は、このディレクトリへの書き込みアクセス権を持っている必要があります。



) インストール先とする場所に、バイナリのための 1.2 GB の空き領域と、ログ ファイルが大きくなったときのため、および Cisco Configuration Engine ソフトウェアのインストールのためにさらに 250 MB が必要です。

データベース ディレクトリには、1 GB の空き領域が必要です。大規模なシステムでは、4 ~ 5 GB の領域を確保してください。ディレクトリの空き領域が 1.2 GB 未満の場合でも ISC をインストールできますが、領域不足が発生するおそれがあります。


図 2-3 ディレクトリの場所の指定

 

ステップ 9 ステップ 8 ですでに存在するディレクトリを選択した場合は、次の手順を実行します。これから作成する新しいディレクトリを選択した場合は、ステップ 10 に進みます。

選択したディレクトリがすでに存在していて、図 2-4ディレクトリ削除の確認でデフォルトのオプション ボタン [Disapprove] を選択しなければならない場合は、先に進めません。[Back] をクリックして、ステップ 8 に戻る必要があります。

十分 注意してください。オプション ボタン [Approve] をクリックすると、既存ディレクトリの内容が上書きされます。[Next] をクリックします。

図 2-4 ディレクトリ削除の確認

 

ステップ 10 ステップ 6 で [express] を選択した場合は、ステップ 29 に進みます。[custom] を選択した場合は、図 2-5一時ファイル用のディレクトリの選択に示すように、一時ファイルを保存する場所を入力する必要があります。


) インストール先とする場所に、バイナリのための 1.2 GB の空き領域と、ログ ファイルが大きくなったときのため、および Cisco Configuration Engine ソフトウェアのインストールのためにさらに 250 MB が必要です。

データベース ディレクトリには、1 GB の空き領域が必要です。大規模なシステムでは、4 ~ 5 GB の領域を確保してください。ディレクトリの空き領域が 1.2 GB 未満の場合でも ISC をインストールできますが、領域不足が発生するおそれがあります。


図 2-5 一時ファイル用のディレクトリの選択

 

ステップ 11 図 2-6データベース ファイルの保存場所に示すように、データベース ファイルを保存する場所のディレクトリ名を指定してから、[Next] をクリックします。

図 2-6 データベース ファイルの保存場所

 

ステップ 12 ステップ 11 ですでにリポジトリを含んでいるディレクトリを選択した場合は、図 2-7リポジトリの選択に示すように、[Keep existing ISC repository]、[Overwrite existing ISC repository]、[Upgrade existing ISC repository] の 3 つのオプションが表示されます。[Next] をクリックして続行します。または、ステップ 13 に進みます。

[Keep existing ISC repository] をクリックした場合は、ステップ 13 に進みます。

[Overwrite existing ISC repository] をクリックした場合は、 ステップ 14 に進みます。

[Upgrade existing ISC repository] をクリックした場合は、ステップ 15 に進みます。

図 2-7 リポジトリの選択

 

ステップ 13 図 2-7リポジトリの選択で [Keep existing ISC repository] を選択した後は、図 2-8既存の ISC リポジトリを保持することの確認で [Disapprove] (デフォルト)を選択することができます。[Approve] を選択すると、既存の ISC リポジトリが保持されます。これは、このバージョンの ISC とは互換性がない可能性があります。


インストールを完了した後、ISC を使用してリポジトリをアップグレードする前に、「既存インストールの ISC 6.0 へのアップグレード」および「リポジトリ アップグレード ツールの使用」の手順を実行する必要があります


[Next] をクリックして、ステップ 18 に進みます。

図 2-8 既存の ISC リポジトリを保持することの確認

 

ステップ 14 図 2-7リポジトリの選択で [Overwrite existing ISC repository] を選択した後は、図 2-9既存 ISC リポジトリを上書きすることの確認 [Disapprove](デフォルト)を選択することができます。[Approve] を選択すると、既存リポジトリが空のリポジトリで上書きされ、既存リポジトリは $ISC_HOME/Repository.save. <timestamp> として保存されます。

[Next] をクリックして、ステップ 18 に進みます。

図 2-9 既存 ISC リポジトリを上書きすることの確認

 

ステップ 15 図 2-7リポジトリの選択で [Upgrade existing ISC repository] を選択した後は、図 2-10インストール後に ISC リポジトリをアップグレードすることの確認 [Disapprove](デフォルト)を選択することができます。[Approve] を選択すると、既存リポジトリが空のリポジトリで上書きされ、既存リポジトリは $ISC_HOME/Repository.save. <timestamp> として保存されます。その後、インストールは新しい空のリポジトリで進められます

[Next] をクリックして、ステップ 18 に進みます。

図 2-10 インストール後に ISC リポジトリをアップグレードすることの確認

 

ステップ 16 既存リポジトリをアップグレードすることを承認した後は、図 2-11アップグレード ツールの場所に示すように、アップグレード ツールの場所を入力します。

図 2-11 アップグレード ツールの場所

 

ステップ 17 アップグレード ツールの場所を正しく入力しなかった場合、図 2-12アップグレード ツールの無効な場所に示すようなメッセージが表示され、ステップ 16に戻って正しいアップグレード ツールの場所を入力しなければならなくなります。

図 2-12 アップグレード ツールの無効な場所

 

ステップ 18 図 2-13データベースの選択に示すように、使用するデータベースを選択します。ドロップダウン メニューから [Embedded Sybase] (Sybase ASA, 11.0.1 は組み込みです)または [External Oracle] を選択します (ISC 6.0 のテストは、Oracle Database 10g Enterprise Edition Release 10.2.0.1.0 - 64 ビット製品で行われています。他のバージョンの Oracle 10g を使用したい場合は、Oracle の互換性情報を参照してください)。次に、[Next] をクリックします。


) ISC 6.0 よりも前のバージョンの ISC からアップグレードしている場合は、「初期設定:ISC オーナーの作成」に示すように、ISC リポジトリを Oracle Database 10g Enterprise Edition Release 10.2.0.1.0 - 64 ビット製品にインポート済みであることを確認してください。



) Oracle をデータベースとして使用しているかどうかに関係なく、組み込み Sybase データベースがサービス レベル契約(SLA)に使用されます。


図 2-13 データベースの選択

 

ステップ 19 ステップ 18

[Embedded Sybase] を選択した場合は、図 2-14データベースの選択:Sybaseに示すように、データベース サーバの名前を入力します。 データベース ポート 番号は、自動的に更新されます。データベース ポート番号を変更することにした場合は、選択した内容を [Database Port] フィールドに入力します。[Next] をクリックして、直接ステップ 22 に進みます。

(注) 現在インストールしているこの新しいサーバで元のサーバからの同じ Sybase リポジトリを使用する場合は、「Sybase リポジトリの新しいサーバへの復元」を参照してください。

ステップ 18 で [External Oracle] を選択した場合は、ステップ 20 に進みます。

図 2-14 データベースの選択:Sybase

 

ステップ 20 ステップ 18 で [External Oracle] を選択した場合は、図 2-15データベースの選択:Oracleに示すように、データベース サーバ名、データベース ポート番号、および Oracle サーバ インターフェイス ID( SID) を入力する必要があります。それ以外の場合は、直接ステップ 22 に進みます。


) ISC 6.0 よりも前のバージョンの ISC からアップグレードしている場合は、「初期設定:ISC オーナーの作成」に示すように、ISC リポジトリを Oracle Database 10g Enterprise Edition Release 10.2.0.1.0 - 64 ビット製品にインポート済みであることを確認してください。


図 2-15 データベースの選択:Oracle

 

ステップ 21 ステップ 18 [External Oracle] を選択しているため、図 2-16データベース クレデンシャルの指定に示すように、Oracle データベースのユーザとパスワードの値を入力する必要があります。

図 2-16 データベース クレデンシャルの指定

 

ステップ 22 図 2-17ネーミング サーバによって使用されるポートの指定に示すようにネーミング サーバに使用されるポートを指定してから、[Next] をクリックします。


) 1024 より小さいネーミング ポート値を入力する場合は、インストールのオーナーが root でなければなりません。インストールのオーナーとは、図 2-2で指定したユーザです。


図 2-17 ネーミング サーバによって使用されるポートの指定

 

ステップ 23 図 2-18HTTP ポートの選択に示すように、HTTP サーバに使用されるポートを指定してから、[Next] をクリックします。


) 1024 より小さい HTTP ポート値を入力する場合は、インストールのオーナーが root でなければなりません。インストールのオーナーとは、図 2-2で指定したユーザです。


図 2-18 HTTP ポートの選択

 

ステップ 24 図 2-19HTTPS ポートの選択に示すように、HTTP Over Secure Socket Layer(SSL)(HTTPS)サーバに使用されるポートを指定してから、[Next] をクリックします。


) 1024 より小さい HTTPS ポート値を入力する場合は、インストールのオーナーが root でなければなりません。インストールのオーナーとは、図 2-2で指定したユーザです。



) ISC への Web アクセスを設定する場合は、ステップ 35「HTTPS の設定」で説明したとおりに HTTPS ポートを設定する必要があります。


図 2-19 HTTPS ポートの選択

 

ステップ 25 Rendezvous™ Agent(RVA)に使用されるポートを指定します。相互に通信するために ISC プロセスに使用される TIBCO™ バス ポート、RVA HTTP ポート サーバを指定する必要があります。図 2-20RVA ポートの選択に示すように、RVA クライアント ポートも指定する必要があります。その後、[Next] をクリックします。


) 1024 より小さい RVA HTTP ポートまたは RVA クライアント ポート番号を入力する場合は、インストールのオーナーが root でなければなりません。インストールのオーナーとは、図 2-2で指定したユーザです。


図 2-20 RVA ポートの選択

 

ステップ 26 図 2-21TIBCO ポートの選択に示すように TIBCO に使用されるポートを指定してから、[Next] をクリックします。


) 1024 より小さい TIBCO ポート値を入力する場合は、ISC を図 2-2 での指定root として実行する必要があります


図 2-21 TIBCO ポートの選択

 

ステップ 27 [Next] をクリックすると、入力したポートに重複したポート番号がないかがチェックされます。重複したポート番号が見つかった場合は、入力が重複している 2 つのポートを示すエラー メッセージが表示されます。

ステップ 28 図 2-22使用可能なディスク領域のウォーターマークの設定に示すように、使用可能なディスク領域の高ウォーターマークと低ウォーターマークをリセットできます。デフォルトは、高が 20%、低が 10% です。必ず高ウォーターマークの方が低ウォーターマークより大きくなるようにしてください。高ウォーターマークおよび低ウォーターマークに達すると、それを示す電子メールが ステップ 29 での電子メール アドレスの正しい設定に基づいて送信されます。

図 2-22 使用可能なディスク領域のウォーターマークの設定

 

ステップ 29 電子メールを受け取るには、図 2-23ウォーターマーク情報を受け取る電子メール アドレスの設定で、次の項目を指定する必要があります。

最初のテキスト フィールドに、Simple Mail Transfer Protocol(SMTP; 簡易メール転送プロトコル)のホスト名を指定します。

2 番目のテキスト フィールドに、「From」フィールドに表示されるユーザ名を指定します。

3 番目のテキスト フィールドに、高および低ウォーターマークに達したときに通知を受け取る電子メール アドレスを指定します。これは、指定されたディスク領域の使用可能状況に達したことを示します。

4 番目のテキスト フィールドに、ISC サーバが再起動したときに通知を受け取る電子メール アドレスを指定します。

[Next] をクリックします。

図 2-23 ウォーターマーク情報を受け取る電子メール アドレスの設定

 

ステップ 30 インストールが続行され、ファイルがインストールされます。インストール プロセスのリストが表示されます。

ステップ 31 インストールに失敗した場合は、失敗を知らせるメッセージが送られます。

ログ メッセージを確認するには、[Back] をクリックします。

データが切り詰められた場合は、再インストールを実行して、入力内容を変更した各フィールドの末尾に空白文字を 2 つ追加してください。

ステップ 32 インストールが正常に完了した場合は、Install Complete メッセージが送られます。インストールが正常に完了した場合でも、[Back] をクリックすれば、ログを表示して例外や失敗が発生していないことを確認できます。データが切り詰められた場合は、再インストールを実行して、入力内容を変更した各フィールドの末尾に空白文字を 2 つ追加してください。

ステップ 33 インストールが正常に完了したら、ISC サーバが自動的に起動されます。

ステップ 34 次の手順に従って、ISC が正常にインストールされていることを確認します。

a. $ISC_HOME/bin ディレクトリ内の ISC 環境ファイルをスクリプトとして読み込みます。

Bourne シェルまたは K シェルの場合: .$ISC_HOME/bin/vpnenv.sh

C シェルの場合: source $ISC_HOME/bin/vpnenv.csh

b. ログインする前に、サーバが started モードになるまで次のコマンドを繰り返します。 disabled として報告されるサーバがあった場合、ISC がインストールされていないか正しく設定されていません。

wdclient status

WatchDog コマンドの詳細については、『 Cisco IP Solution Center Infrastructure Reference, 6.0 』を参照してください。

ステップ 35 HTTPS を使用した安全な Web アクセスを設定したい場合は、「HTTPS の設定」を参照してください。次に、ステップ 36 に進みます。

ステップ 36 初めてログインした場合は、「最初のログイン」に進みます。次に、ステップ 37 に進みます。

ステップ 37 ライセンスされているどのサーバを使用するよりも前に、「ライセンス キーのインストール」に進みます。次に、ステップ 38 に進みます。

ステップ 38 ISC リポジトリがある場合は、「既存インストールの ISC 6.0 へのアップグレード」で説明するように、リポジトリにアクセスできるようにリポジトリをアップグレード する必要があります


) ISC 5.2 よりも前の既存リポジトリがある場合は、「ISC のインストール」でお使いのバージョンのアップグレード手順を参照してください。


ステップ 39 最終的に Inventory Manager または Topology Tool を使用したい場合は、クライアント マシンが正常に設定されている 必要があります「トポロジ ツールの起動」に進みます。ここでは、何が起こるかについて説明し、『 Cisco IP Solution Center Infrastructure Reference, 6.0 』の起動説明の箇所を示します。次に、ステップ 40 に進みます。

ステップ 40 ISC をアンインストールするには、「ISC のアンインストール」に進みます。


) サーバが正しくインストールされているかどうかを調べるには、『Cisco IP Solution Center Infrastructure Reference, 6.0に説明のある WatchDog コマンドを使用します。



 

コマンドライン インストーラを使用した ISC のインストール


) コマンドライン インストーラを使用して、Oracle データベースで使用するように ISC をインストールすることはできません。このため、Oracle を使用する場合は、「グラフィカル ユーザ インターフェイスを使用した ISC のインストール」 で説明する GUI でのインストール方法を使用してください。


「ISC のインストール」の情報を確認した後、次の手順に従って、コマンドライン インストーラを使用して ISC ソフトウェアをインストールできます。


) コマンドライン インストーラでは、インストール ディレクトリと ISC オーナーしか設定できません。その他の設定オプションには、すべてデフォルト値が使用されます。その他の設定オプションについては、「グラフィカル ユーザ インターフェイスを使用した ISC のインストール」で説明したとおり、GUI インストーラを使用してください。



ステップ 1 ISC 製品 CD-ROM を挿入します。


) CD-ROM を挿入すると、ファイル マネージャが自動的に起動されます。ファイル マネージャを使用して ISC 製品をインストールすることは、しないでください。ターミナル ウィンドウからインストール スクリプトを実行します。



) ワイドエリア ネットワークを介してリモートからインストールすることにした場合は、入力内容を変更する各フィールドの末尾に空白文字を 2 つ追加する必要があります。これは、自分のいる場所とインストール マシンの場所の間に 2 つ以上の SSH トンネルがある場合に発生する可能性のある問題を回避するためのものです。


ステップ 2 ターミナル ウィンドウを開き、識別される UNIX ユーザとしてログインします。

ステップ 3 次のコマンドで、CD-ROM ディレクトリに移動します。

$ cd /cdrom/cdrom0

ステップ 4 ISC を既存のバージョンからアップグレードしようとしている場合は、 stopall コマンドを使用して、既存 ISC が完全にシャットダウンされていることを確認します。すべての WatchDog コマンドの詳細については、『 Cisco IP Solution Center Infrastructure Reference, 6.0 』を参照してください。

ステップ 5 データベースを持つ既存 ISC インストールがある場合は、現在のデータベースをバックアップ する必要があります 。ISC リポジトリのバックアップと復元またはスタンバイ システムの作成の手順については、 付録 D「ISC リポジトリおよびスタンバイ システムのバックアップと復元」 を参照してください。


注意 コマンドライン インストーラを使用して ISC を ISC の既存インストールが含まれているディレクトリにインストールすると、インストーラによって既存リポジトリが新しい空のリポジトリに置き換えられます。この操作を行ってよいかの確認は求められず、代替オプションも示されません。既存リポジトリを含んでいたディレクトリは、Repository.save.<timestamp> に名前変更されます。

ステップ 6 次のようにして、ISC 製品インストール スクリプトを実行します。

cdrom> ./install.sh <target_dir> <owner>

このコマンドで

<target_dir> には、ISC のインストール先にするディレクトリの場所を指定します。既存 ISC インストールをアップグレードする場合は、この手順でのオプションを参照してください。

<owner> には、「初期設定:ISC オーナーの作成」ステップ 2で作成したユーザ名を入力します。

既存の ISC インストールをアップグレードする場合は、次のオプションの いずれか を使用して、ターゲット ディレクトリを指定します。

a. このバージョンの ISC を既存 ISC 製品と同じディレクトリにインストールします。

たとえば、ISC 5.2 から ISC 6.0 にアップグレードしようとしており、既存の ISC 5.2 インストールがディレクトリ /opt/isc-5.2 の下にある場合は、次のような手順で、ISC 6.0 を同じディレクトリにインストールしてください。

アンインストールが必要になった場合に備えて、次の手順で ISC インストールを保存します。

tar cvf isc-5.2 .tar /opt/ isc-5.2

<target_dir> に既存の ISC ディレクトリ前意を指定して、ISC 製品インストール スクリプトを実行します。

cdrom> ./install.sh /opt/isc-5.2 <owner>

または

b. 既存の ISC ディレクトリを名前変更してから、この新しいバージョンの ISC をこのディレクトリにインストールします。

たとえば、ISC 5.2 から ISC 6.0 にアップグレード使用としており、既存の ISC 5.2 インストールがディレクトリ /opt/isc-5.2 の下にある場合は、次のような手順で、このディレクトリを /opt/isc-6.0 に名前変更してから、ISC 6.0 を同じディレクトリにインストールします。

アンインストールが必要になった場合に備えて、次の手順で ISC 5.2 インストールを保存します。

tar cvf isc-5.2.tar /opt/isc-5.2

次の手順で、ディレクトリを名前変更します。

mv /opt/isc-5.2 /opt/isc-6.0

ISC インストール スクリプトを実行し、名前変更したディレクトリ名を <target_dir> に指定します。

cdrom> ./install.sh /opt/isc-6.0 <owner>

または

c. ISC を新しいディレクトリにインストールします。

たとえば、ISC 5.2 から ISC 6.0 にアップグレードしていて、既存の ISC 5.2 インストールがディレクトリ /opt/isc-5.2 の下にある場合なら、次のような手順で、ISC 6.0 を新しいディレクトリ /opt/isc-6.0 にインストールします。

アンインストールが必要になった場合に備えて、次の手順で ISC 5.2 インストールを保存します。

tar cvf isc-5.2.tar /opt/isc-5.2

/opt/isc-6.0 などの新しいディレクトリを <target_dir> に指定します。

cdrom> ./install.sh /opt/isc-6.0 <owner>

ステップ 7 既存の ISC インストールからアップグレードする場合で、そのインストールからのデータベースを保持したい場合は、データベース ディレクトリを手動で新しいインストールにコピーしてから、アップグレード ツールを実行します。

a. このリリースをインストールしたディレクトリに Repository という名前の空のリポジトリを含むディレクトリが含まれます。このディレクトリを一時的に名前変更してから、古いリポジトリをコピーします。たとえば、このディレクトリを Repository.empty に名前変更する場合なら、次のようにします。

mv $ISC_HOME/Repository $ISC_HOME/Repository.empty

b. ステップ 6a. または b. のオプションに従って、ISC を既存バージョンの ISC が含まれているディレクトリにインストールした場合は、既存リポジトリが $ISC_HOME/Repository.save. <timestamp> に名前変更されます。元のデータベースを復元するには、次のように入力します。

mv $ISC_HOME/Repository.save. <timestamp> $ISC_HOME.Repository

c. ISC を新しいディレクトリにインストールした場合は、ステップ 6 のオプション c. に説明したとおり、Repository ディレクトリとその内容を古い ISC インストール ディレクトリから新しい ISC インストール ディレクトリにコピーします。たとえば、ISC 5.2 から ISC 6.0 にアップグレードしようとしており、古いインストール ディレクトリが /opt/isc-5.2 になっていて、新しいインストール ディレクトリが /opt/isc-5.2 の場合は、次のように入力します。

cp -R /opt/isc-5.2/Repository /opt/isc-6.0/Repository

ステップ 8 以前の ISC インストールをアップグレードし終えており、このインストールからのデータベースを保持したい場合は、アップグレード ツールを実行 する必要があります「既存インストールの ISC 6.0 へのアップグレード」 で説明したとおりにアップグレード ツールを実行します。


 

既存インストールの ISC 6.0 へのアップグレード

既存インストールから ISC 6.0 に移行しようとしている場合、アップグレード パスはどのリリースからアップグレードしようとしているのかに応じて異なります。このプロセスについて、以降で説明します。

この項では次の内容について説明します。

「アップグレード マトリックス」

「ISC 5.1、5.2、および 6.0 アップグレード ツールの場所」

「リポジトリ アップグレード ツールの使用」

アップグレード マトリックス

考えられるさまざまなアップグレード パスを 表 2-1 で説明します。

 

表 2-1 ISC 6.0 へのアップグレード パス

手順

ISC の現在のバージョン
ISC 6.0 にアップグレードするための手順
(ここに示すとおりの順序で)
サポートされる Oracle データベース
 
サポートされる OS
 

--

4.2.5 よりも前

アップグレードの操作手順については、 isc-mktg@cisco.com まで電子メールにてお問い合わせください。

--

--

直接

4.2.5

ISC60_UpgradeTool.tar.gz

Enterprise Oracle 10G 10.2.0.1.0

Sol.8 および Sol. 10

1 ホップ

5.0

1. ISC5.0.1_UpgradeTool.tar.gz

2. ISC60_UpgradeTool.tar.gz

Enterprise Oracle 10G 10.2.0.1.0

Sol. 10

直接

5.0.1

ISC60_UpgradeTool.tar.gz

Enterprise Oracle 10G 10.2.0.1.0

Sol. 10

1 ホップ

5.0.2

1. ISC51_UpgradeTool.tar.gz

2. ISC60_UpgradeTool.tar.gz

Enterprise Oracle 10G 10.2.0.1.0

Sol. 10

1 ホップ

5.0.3

1. ISC51_UpgradeTool.tar.gz

2. ISC60_UpgradeTool.tar.gz

Enterprise Oracle 10G 10.2.0.1.0

Sol. 10

直接

5.0.4(非 GA)

ISC60_UpgradeTool.tar.gz

Enterprise Oracle 10G 10.2.0.1.0

Sol. 10

直接

5.1

ISC60_UpgradeTool.tar.gz

Enterprise Oracle 10G 10.2.0.1.0

Sol. 10

直接

5.1.1

ISC60_UpgradeTool.tar.gz

Enterprise Oracle 10G 10.2.0.1.0

Sol. 10

直接

5.2

ISC60_UpgradeTool.tar.gz

Enterprise Oracle 10G 10.2.0.1.0

Sol. 10

直接

5.2.1

ISC60_UpgradeTool.tar.gz

Enterprise Oracle 10G 10.2.0.1.0

Sol. 10

直接

5.2.2

ISC60_UpgradeTool.tar.gz

Enterprise Oracle 10G 10.2.0.1.0

Sol. 10

既存の ISC リポジトリを持っている場合、それを ISC 6.0 で使用できるようになるには、 表 2-1 で示したようにアップグレード ツールを使用して、それをアップグレード する必要があります


) アップグレードできる Sybase のバージョンは、組み込み Sybase ASA, 11.0.1 だけです。また、ISC 6.0 の Oracle テストは、Oracle Database 10g Enterprise Edition Release 10.2.0.1.0 - 64 ビット製品でしか行っていません。他のバージョンの Oracle 10g を使用したい場合は、Oracle の互換性情報を参照してください。


ISC 5.1、5.2、および 6.0 アップグレード ツールの場所

ISC 5.1、5.2、および 6.0 のアップグレード ツールは、以前の ISC リリースのマニュアルからは変更されています。これらのツールには、それぞれの CD-ROM から次のようにしてアクセスする必要があります(ここでは、ISC 6.0 アップグレード ツールを例に使用します)。

/cdrom/cdrom0/ISC60_UpgradeTool.tar.gz

リポジトリ アップグレード ツールの使用

現在のリポジトリが Sybase リポジトリか Oracle リポジトリかに関係なく、同じアップグレード手順を使用できます。


) リポジトリをアップグレードする前に、「ISC のインストール」の手順に従って作業しておく必要がありますステップ 4 の説明に従ってデータベースをバックアップしておく必要があります。また、ステップ 38 からここまでのすべての手順を実行しておく必要があります。リポジトリのアップグレードは、1 度しか実行できません。アップグレード中に問題が発生した場合は、以降のアップグレードを試みるために、バックアップ済みのリポジトリの新しいコピーが必要になります。



) リポジトリをアップグレードする前に、付録 D「ISC リポジトリおよびスタンバイ システムのバックアップと復元」を参照してください。


次のようにしてリポジトリをアップグレードします(ここでは、ISC 6.0 アップグレード ツールを例に使用します)。


ステップ 1 アップグレード パッケージ ISC60_UpgradeTool.tar.gz を CD-ROM から取り出します。
/cdrom/cdrom0/ISC60_UpgradeTool.tar.gz
次に、これを ISC マスター マシン上の ISC 環境にアクセスできるディレクトリに置きます。

ステップ 2 アップグレード ツールの tar ファイルを圧縮解除します。
gzip -d < ISC60_UpgradeTool.tar.gz | tar xvf -

ステップ 3 ISC 環境ファイルをスクリプトとして読み込みます。
Bourne シェルの場合: .$ISC_HOME/bin/vpnenv.sh
If C シェルまたは K シェルの場合:source $ISC_HOME/bin/vpnenv.csh

ステップ 4 ISC を停止します。
stopall

ステップ 5 アップグレード スクリプトを実行します。
cd ISC60_UpgradeTool
./upgradeISCSchema.sh
<ISC home>
<ISC home> には、ISC ホーム ディレクトリの完全なパス名を指定します。

ステップ 6 正常に処理されたことを知らせるメッセージが表示さたか、エラー メッセージが表示されたかをチェックします。


) 異なる ISC バージョン間でアップグレードした後は、ISC クライアント ブラウザのキャッシュがクリアされているか、またはブラウザがキャッシュを使用していないことを確認してください。これにより、確実に最新の ISC イメージと ISC ページが返されます。


ステップ 7 「グラフィカル ユーザ インターフェイスを使用した ISC のインストール」ステップ 39 に進みます。


 

Sybase リポジトリの新しいサーバへの復元

Sybase リポジトリを元のサーバから新しいサーバへ復元する場合は、まず次の手順を実行する必要があります。


ステップ 1 新しいサーバで ISC が実行中の場合、そのサーバにおいて ISC ユーザ アカウントで、ISC 環境ファイルをスクリプトとして読み込みます。
Bourne シェルの場合: . $ISC_HOME /bin/vpnenv.sh
C シェルの場合:source $ISC_HOME/bin/vpnenv.csh

ステップ 2 ISC コマンド stopall を実行します。

ステップ 3 cd /var/tmp を実行し、このディレクトリ以下のすべてのファイルを削除(または必要であれば保存)します。

ステップ 4 次のコマンドを使用して、新しいサーバ上の $ISC_HOME/Repository をバックアップします。
mv Repository Repository.bkp

ステップ 5 元のサーバにおいて、ISC ユーザ アカウントで、ISC 環境ファイルをスクリプトとして読み込みます。
Bourne シェルと Korn シェルの場合: .$ISC_HOME/bin/vpnenv.sh
C シェルの場合:source $ISC_HOME/bin/vpnenv.csh

ステップ 6 ISC コマンド stopall を実行します。

ステップ 7 cd $ISC_HOME/Repository

ステップ 8 Repository ディレクトリを元のサーバから新しいサーバ上の ISC リポジトリにコピーします。完全な Repository ディレクトリを tar で圧縮し、新しいサーバ上の同じ場所に untar で圧縮解除できます。

ステップ 9 新しいサーバ上で、ISC コマンド startdb を ISC インストール オーナーとして実行します。

ステップ 10 ISC コマンド initdb.sh を ISC インストール オーナーとして実行します。

ステップ 11 ISC コマンド startwd を ISC インストール オーナーとして実行します。


 

HTTPS の設定

ISC への安全な Web アクセスを設定するには、次のようにして、Hypertext Transfer Protocol(HTTP)Over Secure Socket Layer(SSL)(HTTPS)ポートを設定します。


) HTTPS を設定しても、HTTP がディセーブルになることはありません。HTTPS だけを許可したい場合は、HTTP(デフォルト ポート:8030)をファイアウォールでブロックしてください。



ステップ 1 次のように、環境ファイルをスクリプトとして読み込みます。

K シェルの場合: .$ISC_HOME/bin/vpnenv.sh

C シェルの場合: source $ISC_HOME/bin/vpnenv.csh

ステップ 2 次のコマンドを実行します。 configSecurePort.sh <isc_home> <https_port> <hostname>

このコマンドで

<isc_home> には、ISC のホーム ディレクトリを指定します(例: /opt/isc-6.0 )。

<https_port> には、使用するセキュア HTTPS ポートを指定します(例: 8443 )。

<hostname> には、ISC がインストールされているマシンの名前を指定します(例: machinename.cisco.com )。

ステップ 3 証明書 server.cer を $ISC_HOME からすべてのクライアント ISC マシンにコピーします。この証明書を信頼できる証明書として保存するように、クライアント上のブラウザを設定します。これを行う方法については、ご使用のブラウザのマニュアルを参照してください。


) ホスト名ではなく IP アドレスを指定した場合は、すべての HTTPS セッションにその IP アドレスを使用する必要があります。IP アドレスで設定しておいてホスト名を使用しようとすると、ISC の使用中にホスト名が一致しないという警告が発生し、予期しない動作が発生する可能性があります。



ステップ 3 を正しく実行していなかった場合、ISC サーバのセキュリティが確認できないかまたは信頼できないことを知らせる警告がブラウザで発生する可能性があります。ISC のデジタル証明書の許可を求められた場合は、常に許可してください。ブラウザでその他のセキュリティ予防措置が発生する場合もありますが、ISC のパフォーマンスには影響ありません。



 

最初のログイン

ISC に初めてログインする際には、次の手順を実行します。


ステップ 1 ブラウザで、次の URL を入力します。

http://server:port/isc/

) HTTP を使用している場合は、server:port のデフォルトは <HOSTNAME>:8030 です。

セキュア HTTPS アクセスを使用している場合は、「HTTPS の設定」の説明のとおり、https://server:port/isc/ と入力します。この場合の server:port のデフォルトは、<HOSTNAME>:8443 です。

上記のどちらの場合でも、<HOSTNAME> は、ISC がインストールされているサーバの UNIX ワークステーション名(または IP アドレス)です。


インストール ログの詳細については、「ISC のインストール」を参照してください。

ステップ 2 デフォルトの管理ログイン名、 admin とパスワード、 cisco を入力し、[Login] をクリックします。

このデフォルト ユーザで、ISC に管理アクセスできます。このユーザを削除することはできません。

ステップ 3 admin のパスワードは、 cisco から何かもっと安全なパスワードに変更することを推奨します。これを行うには、[Administration] タブをクリックし、[Security] をクリックしてから、[Users] をクリックします。[admin] チェックボックスをオンにし、[Edit] をクリックします。

図 2-24 「セキュリティ上の理由でのパスワードの変更」 に示すようなウィンドウが表示されます。

図 2-24 セキュリティ上の理由でのパスワードの変更

 

ステップ 4 [Security] および [Personal Information] を入力し、[Save] をクリックします。


 

ライセンス キーのインストール

ライセンス キーをインストールするには、次の手順を実行します。


) 詳しい操作手順については、『Cisco IP Solution Center Infrastructure Reference, 6.0』の「Licensing」を参照してください。



ステップ 1 インストール済みの ISC 製品の [Home] ページから、[Administration] > [Control Center] とナビゲートし、[TOC] から [Licensing] をクリックします。

ステップ 2 [Installed Licenses] テーブルで [Install] をクリックします。

ステップ 3 表示されたウィンドウで、[License Key] に、製品付属の『 Right to Use 』ドキュメントに記載されているライセンス キーを入力します。

ステップ 4 [Save] をクリックします。新しくインストールしたライセンスが、更新された [Installed Licenses] 表に表示されます。

ステップ 5 製品付属の各『 Right to Use 』ドキュメントについて、ステップ 2ステップ 3、および ステップ 4 を繰り返します。


 

トポロジ ツールの起動

ISC では、トポロジ ツールを起動したときに、各種オペレーティング システム用のダウンロード可能なバージョンの Version 1.6.0_07 of Java Runtime Environment(JRE)が用意されています。クライアント マシンが Java アプリケーションとアプレットの起動にこのバージョンの JRE を使用するように設定されていることを確認してください。これは、Java のコントロール パネルから行えます。

トポロジ ツールを起動する具体的な操作手順については、『 Cisco IP Solution Center Infrastructure Reference, 6.0 』を参照してください。

ISC のアンインストール


) アンインストールには、ISC のインストールを実行したのと同じユーザを使用することを推奨します。

root が ISC オーナーではないのに root で ISC をアンインストールしようとすると、stopall コマンドを使用してすべての ISC プロセスを停止しようとしたときに、プロセスが実行されたままになります。root でインストールを実行していない場合は、次の手順を実行する前に stopall コマンドを使用しますが、必ず ISC オーナーとしてだけ stopall を実行するようにしてください。

root でインストールを実行すると、サーバをリブートしたときに自動的に ISC を再起動するためのファイルが作成されます。これらのファイルを削除するには、ISC を root でアンインストールします。


次に、次の手順でサーバをアンインストールします。


ステップ 1 サーバにログインします。

ステップ 2 Solaris プロンプトで、識別される UNIX ユーザとしてログインします。

ステップ 3 ISC のインストール ディレクトリに移動します。

ステップ 4 次のように、環境ファイルをスクリプトとして読み込みます。

Bourne シェルまたは K シェルの場合:
. bin/vpnenv.sh

C シェルの場合:
source bin/vpnenv.csh

ステップ 5 <ISC_HOME directory> 以外の場所から次のコマンドを入力して、ISC を削除します。

<ISC_HOME directory>/bin/uninstall.sh
 

このコマンドは、インストール ディレクトリからすべてのファイルを削除します。このコマンドは、データベースとその内容も削除します。データベースのバックアップは、インストール ディレクトリとは異なるディレクトリに保存されていれば、削除されません。