Cisco IP Solution Center インスト レーション ガイド 6.0
ISC リポジトリおよびスタンバイ システムの バックアップと復元
ISC リポジトリおよびスタンバイ システムのバックアップと復元
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2011/01/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

ISC リポジトリおよびスタンバイ システムのバックアップと復元

ISC リポジトリのバックアップと復元

バックアップおよびリカバリに含まれるデータ項目

注意事項

Sybase のバックアップ プロセスおよび復元プロセスの概要

バックアップと復元の手順の概要

バックアップと復元の手順の計画

バックアップと復元ツールのインストール

バックアップと復元の手順の設定

バックアップ プロセスのフローについて

復元プロセスのフローについて

Sybase データベースのバックアップと復元

Sybase のバックアップと復元ツールのインストール

インストール プロンプトとユーザの応答の例

インストール後のステータス

Sybase のバックアップと復元ツールの設定

設定後のステータス

バックアップ スクリプトの使用方法

バックアップ プロセスの動作

バックアップからのデータベースの復元

Oracle データベースのバックアップと復元

RMAN カタログ データベースの作成

RMAN ユーザの作成

RMAN カタログの作成

RMAN カタログを使用した ISC データベースの登録

ISC データベースの初期パラメータ ファイルの変更

バックアップ データベース

非データベース ファイルのバックアップ

データベースのリカバリ

ISC のスタンバイ システム(セカンダリ システム)

Sybase スタンバイ システムのプロセスの概要

ライブ バックアップからの復元

Sybase スタンバイ システムの設定

ISC データベースのライブ バックアップの実行

ライブ バックアップからのデータベースの復元

Oracle スタンバイ システムの設定

ISC リポジトリおよびスタンバイ システムのバックアップと復元

この章では、使用している Sybase データベースおよび Oracle データベースのバックアップと復元の方法と、スタンバイ システムの設定方法について、説明します。

「ISC リポジトリのバックアップと復元」

「ISC のスタンバイ システム(セカンダリ システム)」

ISC リポジトリのバックアップと復元

これらの手順に使用するスクリプトの CCO の場所は、次のとおりです。

http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/isc


) ISC の以前のリリースからアップグレードすると、既存のバックアップ スクリプトは動作しなくなります。新しいバックアップ スクリプトをダウンロードし、インストールしてください。


次の項目について、説明します。

「バックアップおよびリカバリに含まれるデータ項目」

「注意事項」

「Sybase のバックアップ プロセスおよび復元プロセスの概要」

「Sybase データベースのバックアップと復元」

「Oracle データベースのバックアップと復元」

バックアップおよびリカバリに含まれるデータ項目

ISC 関連のデータ項目のほとんどは、リレーショナル データベースにあるリポジトリに保存され、残りは、オペレーティング システム レベルのファイル システムに保存されます。クラッシュ後の再起動時に ISC を完全に機能させるには、説明されているバックアップとリカバリの機能に、さまざまな ISC 関連のデータ項目全体が含まれるようにする必要があります。バックアップおよびリカバリの手順に含まれる作業は、これらのデータ項目の持続性により、異なります。ただし、これらの手順は、すべてのデータ項目で同様に、シームレスかつ透過的に動作します。

次のデータ要素が、ISC のバックアップとリカバリの計画に含まれます。

1. メイン リポジトリ:このリポジトリは、顧客や組織、VPN、ポリシー、デバイス、およびインターフェイスなどのデータ項目で、構成されます。このデータは、組み込み Sybase ASA データベースまたはお客様の Oracle データベースのいずれかの、RDBMS に保存されます。

2. SLA リポジトリ:このリポジトリは、Service Level Agreement(SLA; サービス レベル契約)およびプローブに関連するデータ項目で構成されます。このリポジトリは、Sybase ASA データベースに保存されます。

3. その他 :さまざまな ISC インストール ディレクトリの OS レベルのファイル システムに保存されるいくつかのデータ項目があり、これらも、バックアップとリカバリの計画の一部になります。

注意事項

ここでは、ISC でサポートされるバックアップ方法の使用方法について説明します。

バックアップとリカバリの計画を効率的に動作させるには、次の注意事項に留意する必要があります。


ステップ 1 次のタイプのサポート対象バックアップに対するサポートがあります。

a. フル バックアップ は、ISC リポジトリ、ISC リポジトリのトランザクション ログ、およびファイル システムに保存されるその他の ISC データ ファイルの、完全なバックアップです。デフォルト設定の週ごとのフル バックアップを推奨します。これは、必要に応じて、ユーザが再設定することができます。

b. 差分バックアップ は、最後のフル バックアップまたは差分バックアップの時点から、この差分バックアップまでの、すべてのデータのバックアップです。フル バックアップは、デフォルト設定の毎日の差分バックアップを、数回行うごとに実行することを、推奨します。

c. アーカイブ バックアップ は、該当するアーカイブ ファイル(通常はテープ ドライブ)にあるすべての ISC データの完全なバックアップです。テープに直接バックアップする場合には、このバックアップを使用します。

d. ライブ バックアップ では、Relational Database Management System(RDBMS; リレーショナル データベース管理システム)に保存されている ISC リポジトリを復元するために、トランザクション ログの重複コピーが作成され、また、メイン サーバ マシンのファイル システムに保存されているその他の ISC データの重複コピーが作成されます。これらの重複コピーは、通常、プライマリ サーバ マシンが使用不能になった場合に、ISC を再起動するために、セカンダリ マシンに設定されます。

ステップ 2 デフォルトの計画スケジュールでは、すべての ISC データ項目の毎日のオンライン差分バックアップと組み合わせて、週ごとのフル オンライン(システムが実行中の間の)バックアップが必要です。アーカイブ フル バックアップは、可能な限りテープ上で、月ごとに実行することを推奨します。このアーカイブ バックアップは、主なサーバの設置場所での万が一の物理的な障害の場合に、バックアップの損失を防ぐために、異なる場所に保存する必要があります。

ステップ 3 バックアップ コピーの偶発的な損失を防ぐために、複数のバックアップを保存することが重要です。

ステップ 4 テープ デバイスでアーカイブ バックアップ コピーを作成します。

ステップ 5 使用可能なハードウェア、データベース ファイルのサイズ、リカバリ メディア、ディスク領域、想定外のエラーなどの外的要因により、リカバリに要する時間に影響が及ぼされる場合があります。計画の実行時には、リカバリ コマンドの入力や、テープの取り出し、ロード、整理などの、実行する必要があるその他の作業の時間も、リカバリ時間に加える必要があります。


 

Sybase のバックアップ プロセスおよび復元プロセスの概要

ここでは、ISC 環境で、Sybase ASA をバックアップし、復元する方法について説明します。次の項について説明します。

「バックアップと復元の手順の概要」

「バックアップと復元の手順の計画」

「バックアップと復元ツールのインストール」

「バックアップと復元の手順の設定」

「バックアップ プロセスのフローについて」

「復元プロセスのフローについて」

バックアップと復元の手順の概要

図 D-1 に、Sybase ASA のバックアップと復元の手順を示します。

図 D-1 Sybase ASA のバックアップと復元の概要

 

バックアップと復元の手順の計画

使用している Sybase 環境をバックアップし、復元する前に、まず、計画を立案する必要があります。計画を立案する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 フル バックアップの頻度を決定します。

ステップ 2 差分バックアップの頻度を決定します。

ステップ 3 バックアップの保存場所を決定します。


) ファイル システムは、プライマリ ISC 実稼動マシンおよびセカンダリ マシンからアクセスできる必要があります(セカンダリ システムから復元プロセスを実行する場合、または、ライブ バックアップを実行する場合)。


ステップ 4 ステップ 1ステップ 3 の情報を文書化します。

ステップ 5 使用するバックアップと復元の手順に応じて、適切なブックキーピングを設定します。


 

バックアップと復元ツールのインストール

図 D-2 に、バックアップと復元ツールをインストールするプロセスのフローを示します。

図 D-2 バックアップと復元ツールのインストール

 

バックアップと復元の手順の設定

図 D-3 に、一度行うだけのバックアップと復元の設定プロセスを示します。

図 D-3 一度だけの設定プロセスのフロー

 

バックアップ プロセスのフローについて

次の項について説明します。

「前提条件」

「機能」

「フル バックアップ スキーム」

「差分バックアップ スキーム」

「通常のバックアップ ディレクトリ構造」

前提条件

使用している Sybase 環境をバックアップする前に、次の前提条件について調べる必要があります。

1. バックアップ作業は、ISC データベース サーバの動作中に実行する必要があります。

2. 設定時に指定するバックアップ ディレクトリ パスは、Network File System(NFS; ネットワーク ファイル システム)ドライブにある必要があります。

3. バックアップと復元ツールは、プライマリ システムとセカンダリ システムの両方にインストールし、両方からアクセスできる必要があります。

4. バックアップと復元の作業は、ISC プライマリ マシンから実行する必要があります。ただし、ライブ バックアップと復元は、セカンダリ システムから行われます。

5. 設定後は、バックアップ ディレクトリ構造の変更、名前変更、または移動を行うことはできません。

機能

1. バックアップは、週ごとのスキームに従います。

2. バックアップ週は、毎日曜日に開始されます。

3. フル バックアップは、バックアップ週に実行されるバックアップの最初に自動的に実行されます。

4. フル バックアップ後の週の残りの期間には、差分バックアップのみが実行されます。

5. バックアップ スクリプトの実行前に設定を fullBackup=1 に変更することによって、その週の間にフル バックアップを強制的に実行することができます。

6. 設定中に指定されたバックアップ ディレクトリの下に、新しいサブディレクトリがバックアップ週ごとに作成されます。名前は mm-dd-yyyy の形式で、日付は現在のバックアップ週の日曜日の日付になります。

7. バックアップ週に作成されるフル バックアップごとに、新しいサブディレクトリが作成されます。関連するすべての差分バックアップ コピーも、このディレクトリの下に保存されます。同じバックアップ週にフル バックアップが強制実行された場合、そのフル バックアップと後続の関連差分バックアップのために、新しいサブディレクトリが作成されます。


) バックアップ ツールによって作成されたディレクトリ構造については、変更、名前の変更、または移動は、行わないでください。


8. データベースとトランザクション ログの両方が、フル バックアップ時にバックアップされます。

9. トランザクション ログのみが、差分バックアップ時にバックアップされます。

10. トランザクション ログは、フルまたは差分の各バックアップ後に毎回廃棄されます。つまり、トランザクション ログは、各バックアップ後に新たに開始されます。

11. 各バックアップ後のログの名前は、yymmddnn.log の形式になります。yy は、バックアップが行われた年、mm はバックアップが行われた月、dd はバックアップが行われた日です。nn は、その日に行われたこのバックアップのシリアル番号です。

フル バックアップ スキーム

図 D-4 に、フル バックアップ スキームを示します。

図 D-4 フル バックアップ スキーム

 

差分バックアップ スキーム

図 D-5 に、差分バックアップ スキームを示します。

図 D-5 差分バックアップ スキーム

 

通常のバックアップ ディレクトリ構造

NFS ドライブにバックアップ ディレクトリ構造を作成するには、次の手順を使用します。

バックアップ週が 2010 年 3 月 14 日~ 2010 年 3 月 20 日で、設定中に指定されたバックアップ ディレクトリは /auto/iscBackups(NFS ドライブ)とします。システムによって、ユーザ指定のバックアップ ディレクトリに、2 つのサブディレクトリ(ISCMain および SLA)が作成されます。

1. 最初のバックアップは、デフォルトのフル バックアップで、2010 年 3 月 15 日の月曜日に実行されます。ISCMain ディレクトリおよび SLA ディレクトリの下に、サブディレクトリ /03-14-2010/full_01.dir が作成されます。

2. 2 回目のバックアップは、デフォルトの差分バックアップで、同じ日の 2010 年 3 月 15 日に実行されます。

3. 3 回目のバックアップは、デフォルトの差分バックアップで、2010 年 3 月 17 日に実行されます。

4. 4 回目のバックアップは、(コンフィギュレーション ファイルの設定 fullBackup を 1 に変更後に)強制実行のフル バックアップで、2010 年 3 月 18 日に実行されます。ISCMain ディレクトリおよび SLA ディレクトリの下に、新しいサブディレクトリ /03-14-2010/full_02.dir が作成されます。


) フル バックアップの設定が 0 にリセットされます。


5. 5 回目のバックアップは、デフォルトの差分バックアップで、2010 年 3 月 19 日に実行されます。

6. 6 回目のバックアップは、デフォルトの差分バックアップで、2010 年 3 月 20 日に実行されます。


) バックアップ週は、2010 年 3 月 20 日に終わります。


図 D-6 に、NFS ドライブの通常のバックアップ ディレクトリ構造を示します。

図 D-6 通常のバックアップ ディレクトリ構造

 

復元プロセスのフローについて

次の項について説明します。

「前提条件」

「機能」

「メディア障害からの復元」

「必要な時点への復元」

前提条件

使用している Sybase 環境を復元する前に、次の前提条件について調べる必要があります。

1. 復元作業中には、ISC データベース サーバを停止する必要があります。

2. 設定時に指定するバックアップ ディレクトリ パスは、Network File System(NFS; ネットワーク ファイル システム)ドライブにある必要があります。

3. バックアップと復元ツールは、プライマリ システムとセカンダリ システムの両方にインストールし、両方からアクセスできる必要があります。

4. バックアップと復元の作業は、ISC プライマリ マシンから実行する必要があります。ただし、ライブ バックアップと復元は、セカンダリ システムから行われます。

5. 復元スクリプトを実行するユーザには、$REPOSITORY_HOME ディレクトリに書き込み権限が必要です。

6. リポジトリ ファイルには、復元を実行するユーザに対する書き込み権限が必要です。

7. 設定後は、バックアップ ディレクトリ構造の変更、名前変更、または移動を行わないでください。

8. リポジトリ ファイルのバックアップ コピーは、変更、名前変更、または移動を行わないでください。

9. $REPOSITORY_HOME の下にある実稼動リポジトリ ファイルについては、変更、名前の変更、または移動を行わないでください。

機能

1. 既存のフル バックアップ コピーおよび差分バックアップ コピーから、リポジトリを復元します。

2. リポジトリを復元するには、少なくとも 1 つのフル バックアップ コピーが使用可能である必要があります。

3. リポジトリは、使用可能なバックアップ コピーを使用して、必要な時点に復元できます。

4. データベース ファイル repository.db と sla.db のいずれか一方または両方にメディア障害が発生した場合、復元プロセスによって、リポジトリをリカバリできます。

5. トランザクション ログ ファイルにメディア障害が発生した場合には、復元プロセスでは、リポジトリはリカバリできません。この場合、次のいずれか 1 つを実行し、最新のチェックポイントまでデータベースをリカバリする必要があります(部分リカバリのみ)。

a. 使用可能なバックアップ コピーを使用して、必要な時点までリポジトリを復元できます。これを行うには、ISC 復元スクリプトを使用します。

b. データベース ファイルの余分なバックアップ コピーをただちに作成します。トランザクション ログが損失した場合、最後のバックアップと最新のチェックポイントとの間の変更の唯一の記録は、データベース ファイルにあります。トランザクション ログ ファイルを削除するか、ファイルの名前を変更します。-f スイッチを使用してデータベースを再起動します。

たとえば、$SYBASE_HOME/bin/dbsrv8 $REPOSITORY_HOME/repository.db -f と実行します。


) 詳細については、Sybase ASA の資料を参照してください。



) このオプションは、権限を持つデータベース管理者のみが実行する必要があります。


メディア障害からの復元

図 D-7 に、データベース ファイル(.db)でのメディア障害から復元するプロセスのフローを示します。

図 D-7 データベース ファイル(.db)でのメディア障害からの復元

 

必要な時点への復元

図 D-8 に、必要な時点から復元するプロセスのフローを示します。

図 D-8 必要な時点へのデータベースの復元

 

Sybase データベースのバックアップと復元

適切に定義されたバックアップとリカバリの計画によって、ISC 関連のすべてのデータを保護することが重要です。データの損失は、次のような原因で発生する可能性があります。ISC のバックアップとリカバリの計画の目的は、これらの理由が原因のデータの損失リスクを最小限に抑制することです。

メディアの障害

データベース ファイルやその他のデータ ファイルが保存されているディスク ドライブが使用不能になります。

データベース ファイルやその他のデータ ファイルは、ハードウェアまたはソフトウェアの問題が原因で破損します。

システムの障害

部分的に完了したトランザクションがある場合に、コンピュータまたはオペレーティング システムがダウンします。

Sybase のバックアップと復元ツールでは、組み込み Sybase データベースをバックアップし復元するためのオプションをいくつか使用したスクリプト一式が提供されます。

この現在のバックアップ週について、フル バックアップが必要かどうかが、バックアップ スクリプトによって自動的に検出されます。この現在のバックアップ週について、フル バックアップがすでに存在する場合、このスクリプトによって、差分バックアップが自動的に行われます。ただし、ユーザは、設定を変更することによって、フル バックアップでこのデフォルト動作を強制的に上書きできます。

Sybase のバックアップと復元ツールのインストール


ステップ 1 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/isc から、tar ファイル iscBRToolASA.tar.gz をダウンロードし、次のようにこのファイルを圧縮解除します。

mkdir -p $ISC_HOME/backup/Sybase

gzip -d < iscBRToolASA.tar.gz | tar xf -

ステップ 2 chmod +x install

tar ファイルが展開された場所から、インストールを実行します。インストール スクリプトには、コマンドライン引数が使用されます。 install もシステム コマンドのため、システム コマンドとこのインストール スクリプトを区別するには、次のようにスクリプトを実行します。

./install -t <BACKUP_INSTALL_DIR>
 

< BACKUP_INSTALL_DIR > については、プライマリ システムとセカンダリ システムの両方から NFS にアクセスできる必要があります。

インストール スクリプトのヘルプを参照するには、コマンドライン引数として -h(elp) を使用します。


 

インストール プロンプトとユーザの応答の例

次に、インストール セッションの例を示します。

#./install -t /users/yourname/iscBRToolInstall

指定されたターゲット インストール ディレクトリがすでに存在する場合に、インストール スクリプトが前述のとおりに起動されると、ユーザに対し、次のようにプロンプトが表示されます。

Looks like the installation already exists
Do you want to continue installation - it might remove the existing contents [y,n,?]
removing the previous installation
Enter the Sybase User Name: DBA (user input)
Enter the Sybase User Password: SQL (user input)
Enter the Primary ISC Host Name: yourname-u10 (user input, the host name of the machine running ISC)
Enter Primary ISC user/owner name: yourname (user input, the user/owner name of ISC on the above host)

インストール後のステータス

インストールによって、< BACKUP_INSTALL_DIR > /BackupRestore/config ディレクトリに env.sh スクリプトが作成されます。

env.sh スクリプトの編集は、推奨しません。この env.sh スクリプトによって、ISC のバックアップと復元のスクリプトの実行に必要な環境変数が設定されます。

Sybase のバックアップと復元ツールの設定


ステップ 1 最初のバックアップが実行される前に、一度だけ行う設定処理が必要です。asa_configs.sh スクリプトを起動し、バックアップと復元のプロセスを設定します。次のように、ディレクトリ < BACKUP_INSTALL_DIR> /BackupRestore/scripts からこのスクリプトを実行します。

# ./asa_configs.sh

次に、LHS の設定プロンプトと、そのプロンプトの RHS でのユーザの応答例の、設定セッション例を示します。

 
Starting backup Configuration for Main ISC database
DB server Name...yourname_yourname-u10
 
ISC Backup script invoked with the following parameters:
-----------------------------------------------------------------------
Backup directory: /users/yourname/iscBRToolInstall/BackupRestore/Backups
Number of weeks to keep: 2
Backups archived to tape (0=no, 1=yes): 0
Tape device: /dev/rmt/0
Fail backup if there is not enough space for a full backup (0=no, 1=yes): 1
Delete old backups if not archived to tape (0=no, 1=yes): 0
Run validation routines on backup files (0=no, 1=yes): 0
Force full backup (0=no, 1=yes): 0
-----------------------------------------------------------------------
The ISC backup configuration file is nonexistent ... creating new file
Modifying ISC backup configuration settings ...
Enter new ISC backup directory path (a subdirectory ISC will be added
automatically) [/users/yourname/iscBRToolInstall/BackupRestore/Backups] [?] /users/yourname/iscBackup
Backup directory for ISC specified is "/users/yourname/iscBackup/ISCMain".
Is this correct? [y] [y,n,?] y
Enter the number of weeks to keep [2] [?] 3
Number of weeks specified is "3".
Is this correct? [y] [y,n,?] y
Old backups archived to tape (0=no, 1=yes) [0] [?]
Archive to tape option specified is "0".
Is this correct? [y] [y,n,?] y
Enter tape device [/dev/rmt/0] [?]
Tape device specified is "/dev/rmt/0".
Is this correct? [y] [y,n,?] y
Fail backup if there is not enough space for a full backup (0=no,1=yes) [1] [?]
Fail backup if not enough space specified is "1".
Is this correct? [y] [y,n,?] y
Delete old backups if not archived to tape (0=no, 1=yes) [0] [?]
Delete old backups specified is "0".
Is this correct? [y] [y,n,?] y
Run validation routines on backup files (0=no, 1=yes) [0] [?] 1
Run validation routines specified is "1".
Is this correct? [y] [y,n,?]
Force full backup (0=no, 1=yes) [0] [?] 0
Force full backup specified is "0".
Is this correct? [y] [y,n,?] y
ISC Backup configuration settings have been modified ...
If you wish to verify the values or modify them again then re-run the script asa_configs.sh again
The ISC backup engine is now exiting without backing up the database.You must run the asa_backup.sh script for the backup to take place.
ISC Backup Configuration Successfully completed
ISC Backup Configuration script ending.
Starting backup Configuration for SLA database
DB server Name...rpokalor_rpokalor-u10
SLA Backup script invoked with the following parameters:
-------------------------------------------------------------------------------
Backup directory: /users/yourname/iscBRToolInstall/BackupRestore/Backups
Number of weeks to keep: 2
Backups archived to tape (0=no, 1=yes): 0
Tape device: /dev/rmt/0
Fail backup if there is not enough space for a full backup (0=no, 1=yes): 1
Delete old backups if not archived to tape (0=no, 1=yes): 0
Run validation routines on backup files (0=no, 1=yes): 0
Force full backup (0=no, 1=yes): 0
-------------------------------------------------------------------------------
The SLA backup configuration file is nonexistent ... creating new file
Modifying SLA backup configuration settings ...
Enter new SLA backup directory path (a subdirectory SLA will be added
automatically) [/users/yourname/iscBRToolInstall/BackupRestore/Backups] [?] /users/yourname/iscBackup
Backup directory for SLA specified is "/users/yourname/iscBackup/SLA".
Is this correct? [y] [y,n,?] y
Enter the number of weeks to keep [2] [?] 3
Number of weeks specified is "3".
s this correct? [y] [y,n,?] y
Old backups archived to tape (0=no, 1=yes) [0] [?]
Archive to tape option specified is "0".
Is this correct? [y] [y,n,?] y
Enter tape device [/dev/rmt/0] [?]
Tape device specified is "/dev/rmt/0".
s this correct? [y] [y,n,?] y
Fail backup if there is not enough space for a full backup (0=no,1=yes) [1] [?]
Fail backup if not enough space specified is "1".
Is this correct? [y] [y,n,?] y
Delete old backups if not archived to tape (0=no, 1=yes) [0] [?]
Delete old backups specified is "0".
Is this correct? [y] [y,n,?] y
Run validation routines on backup files (0=no, 1=yes) [0] [?]
Run validation routines specified is "0".
Is this correct? [y] [y,n,?]
Force full backup (0=no, 1=yes) [0] [?]
Force full backup specified is "0".
Is this correct? [y] [y,n,?]
LA Backup configuration settings have been modified ...
If you wish to verify the values or modify them again then re-run the script asa_configs.sh again
The SLA backup engine is now exiting without backing up the database. You must run the asa_backup.sh script for the backup to take place.
SLA Backup Configuration Successfully completed
SLA Backup Configuration script ending.


 

設定後のステータス

------------------------------------------------------------------------
The configuration creates backupISC.config and backupSLA.config files under <BACKUP_INSTALL_DIR>/BackupRestore/config directory.
 
To modify the initial configuration settings, users can either re-run the asa_configs.sh script or simply modify the contents of these .config files. For example, if the user wants to suppress the validation of the database after each backup, the config file setting validateDB property to 0 instead of 1. Similarly, if the user wants to force full backup, set the property fullBackup=1.

バックアップ スクリプトの使用方法


ステップ 1 < BACKUP_INSTALL_DIR> /BackupRestore/script/asa_backup.sh スクリプトを実行し、バックアップ作業を開始します。

a. バックアップは、ISC データベース サーバの実行中に、行う必要があります。データベースをバックアップする場合に、ISC を停止する必要はありません。

b. 設定プロセス中に指定されるバックアップ ディレクトリ パスは、NFS デバイスにある 必要があります

メイン ISC システムがクラッシュした場合にバックアップ コピーを保護するため、バックアップ コピーは外部ストレージ デバイスに保存することが重要です。

c. バックアップと復元ツールをインストールし、プライマリ ISC ホスト マシンから定期的にバックアップ作業を実行します。ただし、バックアップ作業は、次の条件が満たされる場合に、セカンダリ システムから実行できます。

主な ISC リポジトリ ファイルと SLA リポジトリ ファイルは、プライマリ ISC ホスト システムとセカンダリ ISC ホスト システムからアクセス可能な NFS デバイスに置く必要があります。

セカンダリ システムのハードウェアとソフトウェアの構成は、ISC プライマリ ホスト システムと同じである必要があります。

プライマリ システムとセカンダリ システムの両方に、同じバージョンの ISC をインストールする必要があります。

バックアップと復元ツールは、セカンダリ ISC システムにインストールする必要があります。

ステップ 2 必要に応じて設定スクリプトを再実行し、初期設定を変更します。


 

バックアップ プロセスの動作


ステップ 1 バックアップ スクリプトは、週ごとのバックアップ スキームに従います。バックアップ週は、日曜日に開始されます。

ステップ 2 フル バックアップ(.db ファイルと .log ファイルの両方)は、バックアップ週中に最初にバックアップ スクリプトが実行されるときに行われます。差分バックアップのみ(.log ファイルのみ)が、現在のバックアップ週の残りの期間に実行されます。

ステップ 3 asa_backup.sh スクリプトを実行する前に、backupISC.config ファイルおよび backupSLA.config ファイルで fullBackup プロパティを 1 に設定することによって、自動差分バックアップの代わりにフル バックアップを強制的に実行することができます。

ステップ 4 各バックアップ週について、新しいサブディレクトリが(ユーザが指定したバックアップ ディレクトリの下に)作成されます。このディレクトリの名前は MM-DD-YYYY になります。MM は月、DD はこのバックアップ週の日曜日の日付、YYYY は年です。

ステップ 5 各フル バックアップと関連するすべての差分バックアップについて、前述の週ごとのディレクトリの下にサブディレクトリが作成されます。現在のバックアップ週でフル バックアップが強制的に実行されるたびに、このフル バックアップとそれに関連する差分バックアップを含めるために、新しいサブディレクトリが作成されます。現在のバックアップ週のフル バックアップ ディレクトリの名前は、full_0 n .dir になります。 n は、1、2 ~ 9 です。


 

バックアップからのデータベースの復元

asa_restore.sh スクリプトでは、次のタイプのデータベースの復元がサポートされます。

1. 前のフル バックアップまたは差分バックアップの復元。

2. データベース ファイルでのメディア障害からのリカバリ。


) 主な ISC リポジトリは、repository.db ファイルと repository.log ファイルで構成され、SLA は、sla.db ファイルと sla.log ファイルで構成されます。ISC では、.db ファイルと .log ファイルを別の場所に置くことは、サポートされていません。したがって、.db ファイルにメディア障害が発生した場合、関連する .log ファイルも使用不能になり、このオプションが使用できなくなる場合があります。



ステップ 1 次の前提条件が満たされていることを確認した後で、< BACKUP_INSTALL_DIR> /BackupRestore/script/asa_restore.sh スクリプトを実行し、復元作業を開始します。

a. ISC のデータベース サーバが実行されていないこと。データベース サーバの停止に失敗すると、復元後に、整合性のないデータベースになります。

b. スクリプトの実行中に、その指示とプロンプトに従って注意深く操作すること。

c. $REPOSITORY_HOME の下にあるリポジトリ ファイルについては、変更、名前の変更、または移動をしないこと。


 

Oracle データベースのバックアップと復元

http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/isc から、tar ファイル iscBRToolORA.tar.gz をダウンロードし、次のようにこのファイルを圧縮解除します。

mkdir -p $ISC_HOME/backup/Oracle

gzip -d < iscBRToolORA.tar.gz | tar xf -

Oracle データベースには、バックアップと復元の Recovery Manager(RMAN)ツールがあります。オンライン バックアップでこのツールを使用するには、Oracle データベースは ARCHIVELOG モードである必要があります(「RMAN カタログ データベースの作成」を参照)。RMAN では、バックアップ ファイルおよび復元ファイルのブックキーピングがインテリジェントに管理され、ブロック レベルでバックアップが実行されます。したがって、RMAN では、差分バックアップを使用することによって、バックアップの速度を飛躍的に向上させ、サーバの負荷を抑制することができます。

図 D-9 に、Oracle データベース バックアップの流れ図を示します。

図 D-9 Oracle データベースのバックアップ

 

Oracle 10g の RMAN は、Oracle の Web サイトにあるクイック スタート ガイドおよびリファレンス マニュアルで説明されています。

RMAN は、使用するのに便利です。ただし、コマンドライン インターフェイスのみが提供されています。リカバリが必要なときには、データベース分析の知識が必要です。

バックアップ データと RMAN カタログは、Oracle データベース(データ ファイル、REDO ログ、制御ファイル)がある場所とは異なるディスクに置いてください。両方は、同じ ISC データベース サーバに置くことができます。

Oracle Enterprise Manager(GUI)を使用すると、RMAN を設定できます。

また、RMAN の設定は、次の部分でも説明されており、順番に実行する必要があります。


ステップ 1 「RMAN カタログ データベースの作成」

ステップ 2 「RMAN ユーザの作成」

ステップ 3 「RMAN カタログの作成」

ステップ 4 「RMAN カタログを使用した ISC データベースの登録」

ステップ 5 「ISC データベースの初期パラメータ ファイルの変更」

ステップ 6 「バックアップ データベース」

ステップ 7 「データベースのリカバリ」


 

RMAN カタログ データベースの作成

カタログ データベースには、リカバリ カタログが保存されます。このデータベースは、通常、サーバに登録されているすべてのデータベースとは、異なるサーバに設定されます。このデータベースが、ISC データベースと同じデータベース サーバに設定した場合でも、動作します。

カタログ データベースを作成するには、Oracle ユーティリティ dbassist を使用します (これは、ISC データベースの作成と同じですが、RMAN グローバル名 rcat を付ける必要があり、SID rcat という名前を付ける必要があります)。

RMAN ユーザの作成

RMAN ユーザを作成することは、 rcat データベースに ISC ユーザを作成することと同じです。RMAN ユーザ ID rmanuser という名前を付け、 rmanpassword というパスワードを設定します。 rmanuser には、適切な権限を設定する必要があります。次の例を参考にしてください。

SQL> grant connect, resource, recovery_catalog_owner to rmanuser;

RMAN カタログの作成

RMAN コマンド プロンプトから、カタログを作成します。

RMAN> connect catalog rmanuser/rmanpassword@rcat

RMAN> create catalog;

RMAN カタログを使用した ISC データベースの登録

ORACLE_SID 環境変数 = isc に設定します。

%rman

RMAN > connect catalog rmanuser/rmanpassword@rcat

RMAN > connect target sys/ change_on_install

RMAN > register database

RMAN> configure controlfile autobackup on;

Oracle のインストール後の Oracle SYS アカウントのデフォルト パスワードは change_on_install です。この SYS アカウントのパスワードを、ISC データベースの正しい SYS アカウントのパスワードで置き換えます。

ISC データベースの初期パラメータ ファイルの変更

ISC データベースの初期パラメータ ファイルを変更するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 データベースをアーカイブ ログ モードに設定するため、次のように入力します。

SQL> alter system set log_archive_dest_1 = "location= </var/tmp/oradata/arch> " SCOPE=BOTH;

SQL> alter system archive log start;

</var/tmp/oradata/arch> は、アーカイブの宛先の場所です。

ステップ 2 ARCHIVELOG をオンに設定した状態で、ISC データベース サーバを再起動します。

startup mount

alter database archivelog;

alter database open

ステップ 3 次のように、アーカイブ ログ モードをチェックします。

SQL> archive log list;


 

バックアップ データベース

データベースをバックアップするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次の場所から、バックアップと復元に使用するソフトウェアをダウンロードします。

http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/isc

ステップ 2 バックアップ スクリプトを実行する前に、ファイル $ISC_HOME/backup/Oracle/backupenv.properties をアップデートします。

テキスト エディタを使用してこのファイルを開き、各プロパティのアップデート方法についての説明を読みます。


) ファイル $ISC_HOME/backup/Oracle/backupenv.properties には、BACKUP_DEST が含まれています。これは、Oracle データベースのオーナーによって書き込み可能なディレクトリを指す必要があります。これを行うには、chmod atw <file_defined_by_BACKUP_DEST> と指定します。


ステップ 3 フル データベース バックアップを実行するには、次のように実行します。

$ISC_HOME/backup/Oracle/oracle_backup.sh -f

ステップ 4 少なくとも 1 回のフル バックアップ後に、差分バックアップを実行できます。差分バックアップを実行するには、次のように実行します。

$ISC_HOME/backup/Oracle/oracle_backup.sh -i


) これらのバックアップ スクリプトは、cron ジョブとして実行するか、または、ISC タスク マネージャによってスケジュールすることができます。



 

非データベース ファイルのバックアップ

ISC サーバ マシンで、タスク ログまたは ISC システム プロパティなどの非データベース関連のファイルをバックアップするには、スクリプト non_db_backup.sh を実行します。

データベースのリカバリ

データベースをリカバリするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 データベースをリカバリする前に、次のように、ISC ウォッチドッグを停止します。

stopall

ステップ 2 データベースをリカバリするには、$ISC_HOME/backup/Oracle/oracle_recover.sh の場所から次のように実行できます。

% oracle_recover.sh [ " <date_time> " ]

" <date_time> " はオプションです。形式は " mmm dd yyyy hh : mm : ss " です。最初の mmm は月で、次のように、先頭が大文字のアルファベット文字である必要があります。

"Mar 09 2010 15:25:00"

<date_time> を指定しない場合、スクリプトによって、フル データベース リカバリが実行されます。


) 復元中は、Oracle リスナーを停止しないでください。



 

ISC のスタンバイ システム(セカンダリ システム)

ここでは、ISC で Sybase スタンバイ システムと Oracle スタンバイ システムを設定する方法について説明します。

次の項目について、説明します。

「Sybase スタンバイ システムのプロセスの概要」

「Sybase スタンバイ システムの設定」

「Oracle スタンバイ システムの設定」

Sybase スタンバイ システムのプロセスの概要

図 D-10 に、ライブ バックアップ スキームを示します。

図 D-10 ライブ バックアップ スキーム

 

ライブ バックアップからの復元

図 D-11 に、ライブ バックアップから復元するプロセスのフローを示します。

図 D-11 ライブ バックアップからの復元

 

Sybase スタンバイ システムの設定

Sybase スタンバイ システムの設定方法は、次に説明します。

「ISC データベースのライブ バックアップの実行」

「ライブ バックアップからのデータベースの復元」

ISC データベースのライブ バックアップの実行

次の前提条件が満たされていることを確認した後で、ISC セカンダリ システムから < BACKUP_INSTALL_DIR> /BackupRestore/scripts/asa_liveBackup.sh を実行し、ライブ バックアップを開始します。


ステップ 1 スタンバイ ISC システムを設定します。

ステップ 2 スタンバイ システムは、ハードウェアおよびソフトウェア構成の点でプライマリ ISC ホスト システムと類似している必要があります。

ステップ 3 ISC プライマリ システムおよびスタンバイ システムは、同じ LAN 上にある必要があります。

ステップ 4 ISC ソフトウェアは、セカンダリ システムにインストールする必要があり、プライマリ システムとスタンバイ システムの ISC のバージョンは、同じである必要があります。

ステップ 5 バックアップと復元ツールは、プライマリ システムとセカンダリ システムにインストールする必要があります。

ステップ 6 ライブ バックアップは、セカンダリ システムからのみ開始する必要があります。ライブ バックアップは、ISC プライマリ システムから実行しないでください。

ステップ 7 定期的なバックアップ コピーが置かれているストレージ デバイスは、スタンバイ システムからアクセスできる必要があります。

ステップ 8 1 回目のライブ バックアップを開始する前に、< BACKUP_INSTALL_DIR > /BackupRestore/scripts/asa_liveBackupConfig.sh を実行し、スタンバイ システムにライブ バックアップを設定 する必要があります

ステップ 9 スタンバイ システムでライブ バックアップを開始する前に、ISC データベース サーバがプライマリ ISC ホストで実行されている必要があります。

ステップ 10 ISC データベース サーバが停止すると、ライブ バックアップが停止し、ISC の再起動後にライブ バックアップを再開する必要があります。

ステップ 11 ライブ バックアップを開始する前に、少なくとも 1 回のフル バックアップを実行する必要があります。

ステップ 12 ライブ バックアップがセカンダリ システムで実行されている場合でも、定期的なフル バックアップと差分バックアップを実行する必要があります。

ステップ 13 同時に複数のライブ バックアップは実行しないでください。


 

ライブ バックアップからのデータベースの復元

プライマリ ISC ホストに障害が発生した場合、使用可能な最新のフル バックアップ、最新の差分バックアップ、およびライブ バックアップから、スタンバイ システムによってデータベースが復元されます。

次の前提条件が満たされていることを確認した後で、スタンバイ システムで <BACKUP_INSTALL_DIR> /BackupRestore/script/asa_restoreFromLiveBackup.sh スクリプトを実行し、データベースを復元します。


ステップ 1 データベースを復元するには、少なくとも 1 つのフル バックアップ コピーが使用可能である必要があります。

ステップ 2 複数のバックアップ コピーが使用可能な場合、最新のフル バックアップおよび関連する最新の差分バックアップのみを使用します。

ステップ 3 スタンバイ マシンから復元を実行します。


 

Oracle スタンバイ システムの設定

ISC 6.0 では、Oracle 10g Data Guard で、物理スタンバイおよび論理スタンバイの両方がサポートされます。Oracle 10g スタンバイの概念および設定の詳細については、『 Oracle Data Guard Concept and Administration 10g Release 1 (10.1) 』(Part No. B10823-01)を参照してください。この資料は、Oracle の Web サイトにあります。

スタンバイ データベースの起動時に、次のコマンドを使用して、ISC で新しいデータベース サーバを指します。

stopall -y

update $ISC_HOME/etc/install.cfg and replace <old_db_server> with <new_db_server> .

execute applycfg.sh

initdb.sh

startwd

このコマンドで

<old_db_server> は、古いデータベース サーバの名前です。

<new_db_server> は、新しいデータベース サーバの名前です。